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SS48



榛名「榛名恋愛相談所」


1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:10:48.81 ID:rGlVaFBl0
艦これのssです。
読む方は以下の点にご注意ください。

・キャラ崩壊必至

・オリジナル設定&独自解釈あり

・ここの提督がモテ過ぎている。しかも鈍感

上記のことを守って、雑談ありありでまったりと進めていきたいと思います



3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 00:15:14.92 ID:rGlVaFBl0
最近新設された新たな鎮守府、岩川。そこでは夜な夜な、恋する艦娘たちが意中の殿方(というか提督)のハートを射止めるため、とある部屋を訪れる。

その部屋の名は「榛名恋愛相談事務所」。若くて可愛くて気遣いのできる素晴らしい艦(本人談)が、悩める艦娘たちを導く場である。

そして今日もまた一人、この部屋を訪れる。



4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 00:21:09.60 ID:rGlVaFBl0
榛名「さて、今日の秘書艦としての業務は終了しましたし、榛名もそろそろ寝るとしましょうか」

コンコン

榛名「……このタイミングでお客様ですか。今日いったい誰が来たのやら」ガチャッ

大和「こ、こんばんわ……」

榛名「……」

榛名(大物がきたあああああああああああ!!!!!!!!!!)

榛名「や、大和さん?ど、どうしたんですこんな夜更けに」

大和「そ、その、榛名が提督について色々教えてくれるって他の子たちから聞いて……そ、相談に」///

榛名「そ、そうですか……。わかりました、不肖この榛名、全力で大和さんの恋のお悩みをお聞きします!」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 00:30:48.66 ID:rGlVaFBl0
榛名「で、具体的に大和さんは提督のどこが好きなんですか?顔ですか?性格ですか?」

大和「それは、その……ぜ、全部……」///

榛名(提督ってばモテてますねー。榛名が勝手を許している間にここまで攻略するとは……まあ、本人は無自覚なんでしょうけど)

榛名「大和さんが提督のことが大好きなのはわかりました。では、今日相談しに来た悩みを教えてください」

大和「実は今日の出撃で資材をたくさん消費してしまったんだけど、提督と話していた時に溜め息を吐かれて……やっぱり、この大食いは直した方がいいかな?」

榛名「提督はそんなことで誰かを嫌いになったりしないはずですし、溜め息なんて吐くとは思えないんですが……」

大和「でも、実際吐かれたし……や、やっぱり私、提督に嫌われてっ」

榛名「や、大和さん落ち着いてください。まだ嫌われたと決まったわけじゃありませんから!」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 00:36:49.22 ID:rGlVaFBl0
榛名「と、とりあえず、榛名は大和さんは今のままでも充分に素敵だと思いますよ!提督もきっと大和さんのことが好きなはずです!」

大和「そ、そうかな……?」

榛名「ええもう間違いありません!提督の秘書官である榛名が言うんだから大丈夫です!」

大和「えへへ……そっか、提督も私のこと好きなんだ……」

榛名(ちょろい)

榛名「とりあえず当面は様子を見ましょう。榛名も明日さり気なく大和さんのことを聞いてみますから」

大和「うん。ありがとね、榛名」

榛名「いえいえ。これも榛名が好きでやってることですので」

大和「それじゃあ私は部屋に戻るね。おやすみ、榛名」

榛名「はい、おやすみなさい大和さん」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 00:49:56.77 ID:rGlVaFBl0
翌日

榛名「提督」

提督「ん?どうした、榛名」

榛名「提督って、大和さんのことどう思ってるんですか?」

提督「大和のこと?綺麗な人だと思ってるよ?じっと見てたら思わずため息吐くくらい」

榛名(それが昨日の大和さんの勘違いの原因ですか)

榛名「でも、大和さんって資材と食料を大量に消費するじゃないですか。そういうところは直してほしいとか思わないんですか?」

提督「そういうところも含めて大和だと俺は思うし、別に直してもらおうとは思わないな。大和が美味そうに飯食ってるの見ると元気でてくるし」

榛名「そうですか」

提督「そうだよ。つーか話はいいから手を動かせ。この書類明日までに上に出さなきゃいけないんだから」

榛名「榛名は話しながらでも提督の倍の効率で作業してますよ?」

提督「俺が出来ないんだよ!」

榛名「それは提督が頑張ってください」

その夜

大和「ふっふーん♪」

電「大和さん、今日はなんだかご機嫌なのです。何かいいことでもあったのです?」

大和「うん!」

大和(提督に嫌われてなくてよかった……しかもたくさん食べるところも好きだなんて……きゃー♪)

提督「何か大和の飯の量がいつもの1.5倍くらいなんだが……?」

この日を境に大和がもっと食べるようになった理由を知る者は少ない

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 12:54:32.39 ID:rGlVaFBl0
提督「鈴谷ー、今日の昼飯って何?」

鈴谷「カレー」

提督「……なんで?今日は日曜だよ?金曜じゃないんだよ?」

鈴谷「金曜じゃなくてもカレーなんだよ!艦娘の数だけカレーがあるんだよ!」

提督「お前は何を言ってるんだ!?」

鈴谷「とにかく、今日のお昼ご飯はカレーなの!これは決まったことだから!」

熊野「提督、今の鈴谷には何を言っても無駄ですわ。もう作り始めてしまっていますし、今日の昼はカレーで我慢してくださいな」

提督「む、熊野がそう言うなら仕方がないか。わかったよ、今日の昼飯はカレーでいい。ただし鈴谷、この前みたいに俺のカレーに細工するなよ。いいか、絶対するなよ!」

鈴谷「大丈夫大丈夫。この鈴谷ちゃんがそんなことするはずないでしょ」

熊野「わたくしもしっかり見張っておくのでご安心ください」

提督「それじゃ、昼飯が出来たら呼んでくれ」

鈴谷「はいはーい」

熊野「了解いたしましたわ」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 13:25:17.43 ID:rGlVaFBl0
昼食時

艦娘たち+提督「いただきます」

提督「とりあえず見た感じでは何の問題もなさそうな普通のカレーだが……前回はそう思って食べたら死ぬほど辛かったからな。今回ももしかしたら……」

鈴谷「大丈夫だよ。今回は何もしてないってば」

提督「お前の大丈夫って榛名の大丈夫と同じくらい信用できないんだが」

榛名「提督、それはどういう意味ですか?榛名は大丈夫ですよ?」

提督「お前が大丈夫であったことが過去にあったか?いやない(反語)
   まあ、このままずっと食べずにいるわけにもいかないし……ええい、こうなったら男らしく覚悟決めてやるぜ!」カレーヲタベル

提督「もぐもぐ……あれ?特に変わったところはないな?普通に美味いあ」

鈴谷「だから大丈夫だって言ったじゃん。提督ってば疑り深いんだから」

鈴谷「私、ちょっと傷ついたよ?」

提督「す、すまん。今度からはお前の言うことを疑ったりはしないって誓う」

鈴谷「うむ。ならばよし……ところで提督、私フルーツジュース作ってみたんだけど飲む?」

提督「飲む飲む……って何だこの色。ものっそい赤いんだが」

鈴谷「ただのザクロジュースだよ」

提督「本当か?」

鈴谷「本当だよ。それとも提督はさっき言ったことを忘れちゃったの?また私のこと疑うの?」ウルウル

提督「そ、そんなことあるわけないだろ。大丈夫、俺は鈴谷を信じるよ」ジュースグビッ

提督「うん、これも美味い……って辛っ!何このジュース!?めがっさ辛いんだけど!」

鈴谷「やーいやーい!引っかかった―!それ、本当はザクロジュースじゃなくてタバスコだよ?」

提督「す、鈴谷てめえ!なんてことしやがる!」

鈴谷「騙される方が悪いんだよー!」

提督「絶対に許さねえ!その飛行甲板、叩き折ってくれるわ―!」バッ

鈴谷「ハッ、やれるものならやってみなさいよ!航空巡洋艦の力見せてあげる!」ガッ

提督鈴谷「うぎぎぎぎ」ググググッ

熊野「提督!鈴谷の作ったジュースは絶対に飲んではダメですわよ!……って、もう遅かったようですわね」

榛名「はい、完全に手遅れですね。榛名は大丈夫です」

熊野「鈴谷が先ほど怪しいことをしていたから調べてみれば……案の定でしたわ」

提督「沈めビッチ!」シュッ

鈴谷「それはこっちの台詞だよアホ提督!」バキッ

榛名「……」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 21:05:43.48 ID:rGlVaFBl0


榛名(そろそろ来る頃合いですね)

コンコン

榛名「はい。鍵は開いてますので、入ってきていただいて大丈夫ですよ」

「う、うん」ガチャッ

鈴谷「こ、こんばんわ」

榛名「来ると思ってましたよ、鈴谷さん。お昼の時のことでしょう?」

鈴谷「うん。ねえ榛名、提督と仲直りするのにはどうしたらいいと思う?」

榛名「そうですね……アドバイスの前に一つ、言わせてもらっていいですか?」ニコッ

鈴谷「な、何かな?」

榛名「榛名は鈴谷さんが相談に来るたび言ってますよね?悪戯を控えて、少し素直になればいいだけだって」

鈴谷「そ、そうだっけ……?あ、あはは……」

榛名「……」チャキッ

鈴谷「ちょ、それは流石に洒落にならないって榛名!ひゃ、ひゃめへ、ひゅほうへふひふひひはひへ(や、やめて、主砲でグリグリしないで)」

榛名「……まあ、確かに榛名のアドバイスにも至らない点はあったかもしれませんが、それにしたってひどすぎるでしょう。なんでああも毎回毎回、提督と喧嘩するんですか?」

鈴谷「それはその……好きな人はいじめたくなる、みたいな?」

榛名「あなたは(年齢的な意味で)駆逐艦ですか。そんなことばかりしてたら、いつか本当に提督に嫌われますよ?」

鈴谷「え……?て、提督に、嫌われる……?」ジワッ

榛名(あ、やっちゃったかも)

鈴谷「そ、そうだよね。提督も、こんな悪戯好きの航巡なんて嫌いになるよね。私、いつも提督にひどいことばっかりしてるもんね……」ウジウジ

榛名(鈴谷さんネガティブモード突入ー!この人はいつもおちゃらけてるくせに何でこんなにメンタルが弱いんですか!)

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 22:00:25.47 ID:rGlVaFBl0
鈴谷「ひぐっ、えぐっ、は、榛名ぁ……私、て、提督に嫌われちゃうかなぁ」

榛名「大丈夫です!大丈夫ですよ!提督はそんなことでは鈴谷さんを嫌いになったりはしませんから!」

鈴谷「……本当に?」

榛名「ええもちろん!」

榛名(昨日の大和さんといい、今日の鈴谷さんといい、皆さん情緒不安定過ぎません?どんだけメンタル弱いんですか。それに……)

鈴谷「えへへ……そっかぁ。榛名がそういうなら安心だねっ!」

榛名(それに皆さんちょろ過ぎますよ……うっ、適当なこと言った罪悪感で胃が……)

鈴谷「でも、提督にもっと好きになってもらうにはどうしたらいいんだろう?」

榛名「それはまあ、いつも言ってるとおり、悪戯を控えてもうちょっと素直になればいいんじゃないですか?」

鈴谷「でも、それじゃあ今までと変わらないし……」

榛名「それもそうですね。では、そうですね……プレゼントなんてどうでしょう?提督の好きそうなものをプレゼントすれば、好感度も鰻登りのはずです」

鈴谷「プレゼント、かぁ……うん、考えてみる」

榛名「どうせ明日仲直りに行くんですよね?だったらその時に渡せば、提督のハートもスキトキメキトキスな感じになりますよ!ファイトですよ、鈴谷さん!」

鈴谷「うん!今日もありがとね、榛名!」

榛名「はい、どういたしまして。折角の榛名のアドバイス、無駄にしないでくださいね?」

鈴谷「大丈夫だよっ!私を信じなさい!おやすみ!」

榛名「おやすみなさい、鈴谷さん」

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 22:40:21.25 ID:rGlVaFBl0
翌日

提督「榛名ーおはー」

榛名「おはー、じゃないですよ提督。勤務開始時間から三十分は過ぎてます。いったいどこをほっつき歩いてたんですか」

提督「い、いや、その、あれだよあれ」

榛名「あれってなんですかあれって……ん?提督、そのブローチ……」

提督「ぶ、ブローチ!?何のことかな!?ほ、ほら、そんなことよりも早く仕事仕事!」アセアセ

榛名(はっはーん、さては仕事に遅れた理由は鈴谷さんですね?大方、待ち伏せしてた鈴谷さんに捕まって仲直りしたんでしょう。で、あのブローチは昨日言っていたプレゼントですね。鈴谷さん、朝食の時ふらふらしてましたし、徹夜で作ったんでしょう)

提督「榛名、何にやにやしてるんだ?さっさと仕事手伝えよ」

榛名「はいはーい、今日も張り切ってお仕事しましょう!」

榛名(よりよって薔薇のブローチだなんて!鈴谷さんったら大胆なんですから!もう、これだから他人の恋を応援するのはやめられませんね!)

榛名「提督は、鈴谷さんのことって好きですか?」ピッ

提督「どうしたよ、急に」

榛名「だって提督と鈴谷さんっていつも喧嘩してるじゃないですか」

提督「喧嘩するほど仲がいい、ってな。確かにあいつとはよく喧嘩するけど、俺はあいつのことが好きだぞ?あいつの方はどうか知らんが」

榛名「そうですか」ピッ

榛名(今録音した音声は、また鈴谷さんが泣き出した時にでも使わせてもらいましょう)

提督「ほら、いいから仕事しろ仕事。今日は資材管理についての書類をまとめなきゃならないんだから」

榛名「わかりましたよー。榛名!いざ、仕事します!」

榛名(赤薔薇の花言葉は『あなたを愛している』。こんなストレートに思いを伝えられても気づかないなんて、提督は本当に鈍感ですね)

赤銅で作られた薔薇のブローチを眺めて、榛名はそう思ったのでした

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 18:39:45.07 ID:e83e10mC0
とある日の昼下がり

金剛「ヘーイ!提督ぅー!午後のティータイムにするネー!」

提督「金剛か。わかった、すぐに仕事を片付けるから用意しておいてくれ」

金剛「わかったネ!すぐに来てくれなきゃ、No!なんだからね?」ムギュ

提督「すぐ行くから!離れろって!む、胸が、胸が当たってる!」///

金剛「あ、当ててるんダヨ!お、女の子にこんなこと言わせるなんて、提督にはデリカシーが足りないネ!」///

提督「わかった謝るからとにかくさっさと離れてくれ!」///

榛名(まだ仕事終わってないのに、もうお姉さまとラブコメですか……いいですね、もっとやってください!)


37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 19:14:05.73 ID:e83e10mC0
提督「おーい金剛ー。仕事終わったぞー」

金剛「提督ぅー!待ってたデース!お茶の準備は完璧デス!」ダキッ

提督「うんわかった。お茶の準備をしてくれたのはすごくありがたいし、いつも金剛には感謝してる。だからさっさと離れてくれ!胸が当たってるから!」

金剛「当ててるんデスヨ?」

提督「その流れさっきやったから!ほら、折角金剛が淹れてくれた紅茶が冷めちゃったら困るし、さっさとティータイムにしようぜ!」

金剛「はあ、分かったデース。抱き着くのはお茶を飲んでからにシマース」

提督「そうしてくれ……」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 20:03:08.23 ID:e83e10mC0
金剛「提督、今日の紅茶はどうデスカ?」

提督「ああ、美味いよ。でも、なんだかいつもと違う味のような……」

金剛「今日は提督のそのブローチにちなんでローズティーにしたネ!」

提督「ブフォッ!」

金剛「……提督?どうしたデスカ?」

提督「な、なななな何でもない!何でもないぞ!」

金剛「フーン、そうデスカ……ところで提督、そのブローチはいったい誰にもらったんデスカ?」

提督「え!?い、いや、ジブンデカッタモノダケド?」

金剛「……私、何だか急に46cm三連装砲の試し撃ちがしたくなってきましタ」

提督「今朝鈴谷に貰いました!」

金剛「なろほど、鈴谷に貰ったデスカ……で?何でそれを誤魔化そうとしたのデス?」

提督(お前がそういう風に怒ると思ったからだよ!)

提督(この鎮守府の艦娘たちは、何故か他の艦娘が俺と親しくしてるとキレる。具体的に言うと、俺が何か貰ったり誰かと出かけたりするとキレる。しかも標的は基本的に俺)

提督(そんな中でも榛名だけはキレないんだが……悲しいかな、その特徴は姉妹艦である金剛には搭載されていない)

提督(だから俺はこのブローチのことを誤魔化そうとしたわけだが……それが失敗した今、この状況を打破できる可能性はただ一つ!)

提督「助けて!榛えもん!」

榛名「誰が榛えもんですか。そんな呼び方は榛名が許しませんよ?」

金剛「……提督、何で私との会話中に榛名を呼ぶのデスカ?そんなに他の女がいいんデスカ……?」ブツブツ

提督「金剛がヤバいんだよ。いいからさっさと助けてくれ!」※小声です

榛名「えー、どうしましょう?榛名は日々提督のために身を粉にして働いているので、疲れ切ってそんな気力はありませんよ?」※小声ですよ

提督「……助けてくれたら一週間の休暇申請を出しといてやるが?」※小声なんですってば

榛名「愛する提督を助けずして何が秘書官ですか!榛名!いざ、救助します!」※小声と言ったら小声なんです

榛名「お姉さますみません!提督は急な仕事が入ってしまったので連れて行きます!ダッ

金剛「ふぇ!?ちょ、ちょっと榛名!それは困るデース!提督ぅー!?提督ぅぅぅぅううううう!」

提督「悪いな金剛!この埋め合わせはまた今度するから!」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 21:25:31.22 ID:e83e10mC0
夜だゾ☆

金剛「はぁるなああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ドガバキンッ

榛名「うわああああああああああああああああ榛名のお部屋のドアがあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

金剛「榛名ぁ!どうしたらいいデス!?このままでは他の娘たちに先を越されてしまいマス!」バンバン

榛名「金剛姉さま落ち着いて!榛名の素敵テーブルをバンバンしないでください壊れちゃいます!」

金剛「だって提督が!提督がぁ!」バンバンバンミシッ

榛名「今ミシッていいました!金剛姉さま本当にやめてください!今テーブルから聞こえちゃいけない音がしたんです!」

キャーギャーワーワー

数分後

榛名「……少しは落ち着いてくれましたか?金剛姉さま」

金剛「うん……部屋を荒らして済まなかったネ、榛名。壊した家具とかはちゃんと弁償するヨ」

榛名「いや、家具のことは後でいいんですけど。今日はいったいどうしたんですか?登場が派手というレベルをはるかに超越してますよ?」

金剛「ううー、姉として恥ずかしいところを見せてしまったデース……実は、いつも通り提督ともっと仲良くなるにはどうしたらいいのかを相談に来たんデスガ……」

金剛「来る途中に、今日のティータイムの時のことを思い出してしまったのデス」

榛名(ああ~、なるほど。あの時のことを思い出したらいてもたってもいられなくなって、榛名の部屋に突撃みたいな感じで入ってきたと。も~、金剛姉さまってば乙女なんですから~♪)

金剛「あまり急ぎ過ぎても提督に嫌がられるのはわかってるデス。でも、急がないと他の娘たちにとられてしまいマース。ただでさえ提督はにぶいので、もっと積極的にアピールしていきたいんデース……」グスッ

榛名「はうあっ!」

榛名(金剛姉さま可愛すぎます!これは比叡姉さまでなくても悶絶するレベルです!この金剛姉さまの泣き顔を見たら、提督も一発で落ちるんじゃないでしょうか!?)

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 21:47:54.94 ID:e83e10mC0
金剛「榛名?どうしたデスカ?顔が赤いようデスケド……」

榛名「な、ななななな何でもありませんよ!?榛名は大丈夫です!」

金剛「そうデスカ?それならいいデスガ」

榛名(ほっ)

金剛「それより、榛名。いつものように提督に好かれるためのアドバイスをクダサーイ!」

榛名「そうですね……金剛姉さまはいつも元気いっぱいに提督にアタックしていますから、たまにはしおらしい一面を見せてみるというのはどうでしょう?」

金剛「具体的にハ?」メモノヨウイッ

榛名「全体的に『!』を無くしたり、過剰なスキンシップを控えるとか、笑顔を微笑みっぽくしてみるとか……」

金剛「フムフム」カキカキ

榛名「あとは……エプロン姿で起こしてあげて、朝食でも作ってあげてみてはいかがでしょう?」

金剛「朝食?でも、私は洋食しか作れないネ。提督は朝は和食派だったような気がするのデスガ……」

榛名「金剛姉さまが作ってくれた朝食なら、和食だろうが洋食だろうが喜んで食べますよ、あの提督は」

金剛「そうデスカ……?うん、榛名が言うならきっとそうに違いないネ!Thank you!榛名!さっそく明日試してみマース!」ダッ

榛名「はい、頑張ってくださいね。金剛姉さま」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 22:25:00.75 ID:e83e10mC0
翌朝デース!

金剛「提督?起きてくださいネ」

提督「うう……あと五分……」

金剛「もう、そんなこと言って……早く起きないと、朝ご飯が冷めてしまうデスヨ?」

提督「ねむ……ねむ……」

金剛「こうなったら最終手段デス。榛名から教わった起こしかたで……」ヨイショヨイショ

提督「んんっ……」ムニュ

提督「ん……?」ムニュムニュ

金剛「あっ、ん、て、提督、触るのはいいけど、時間と場所をわきまえて……」///

提督「ん?……ってうおわ!?な、何で金剛が俺の布団の中にいるんだ!?」バサッ

金剛「は、榛名が『目を開けたらすぐ横に金剛姉さまの顔があれば、あの寝坊助の提督でも一発で目を覚ましますよ』って言ってたので、実践したデース……」///

提督(あのアホ秘書官はああああああああああああ!!!!!!!!!金剛になんてこと教えてんだ!)

金剛「て、提督は嫌だったデスカ……?」ウルウル

提督「い、いや!そんなことはないぞ!?ただちょっと驚いただけで!」アセアセ

金剛「そうデスカ……良かったデス、提督に喜んでもらえて」ニコッ

提督「んがっ……!」///

提督(な、何だこの金剛の可愛さは!?いつもパワフルな金剛が貞淑な感じで微笑むと、ギャップで破壊力が凄まじいことになるんだが!?そう、名づけるならば『良妻系金剛』。新婦さんもビックリの新婦っぷりだぜ……って、俺はいったい何を長々と考えてるんだ!?)

金剛(ふふふ……提督、いつもと違う私にドキドキしてますネ?やはり榛名のアドバイスは当てになるデース。この調子でもっとギャップ萌えを狙っていけバ……うふふふふふふふ)

金剛「さあ、提督?朝食にするデース」

提督「あ、ああ……」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 22:39:37.32 ID:e83e10mC0
金剛「提督?美味しいデスカ?」

提督「ああ、美味い。金剛は料理も得意だったんだな」

金剛「て、提督のためだからデース……他の人に作るときにはこんなに上手くできまセン……」テレテレ

提督「……」※提督は脳内で吐血付きで悶えています

金剛「ほら、提督。こっちのポーチドエッグも食べるデース」

提督「お、おう(金剛が可愛すぎてそれどころじゃないだが!?)」

金剛「もう、仕方ないデスネ……はい、提督」

提督「……これは?」

金剛「あーん、デス。日本の伝統的な食事法だと榛名に聞きマシタ」

提督「それはひどく限定的な食事法だからな!?つーか、あの秘書官もどきは実の姉に何教えてんだ!?」

☆☆☆

一方、食堂で食事中の榛名は……

榛名「くしゅんっ……提督が榛名の噂でもしているんでしょうか?」

☆☆☆

金剛「提督、口を開けるデース」

提督「ちょ、ま、こ、心の準備が……」アセアセ

金剛「ダーメ、デス。早く食べないと折角の料理が冷めてしまいマース」

提督「うっ」

金剛「ほら、提督?あーん」

提督「……あーん」

提督「もぐもぐ……美味いが、それより恥ずかしい気持ちの方がデカいから味がよくわからん」///

金剛「わ、私も流石にちょっと恥ずかしかったデース……次からは普通に食べてくださいネ?」

提督「あいあいさー」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 22:48:45.11 ID:e83e10mC0
~朝食後、廊下にて~

金剛「あ、榛名!ちょうどいいところに来てくれたデース!」

榛名「金剛姉さま!どうでした、提督の反応は?」

金剛「バッチリだったネ!私のしおらしさに、提督もいっぱいドキドキしてたデース!」

榛名「そうですか……それはよかったです」

榛名(後で部屋に仕掛けておいた監視カメラの映像をチェックしなければ……提督と金剛姉さまのラブコメは一度たりとも見逃せませんからね)

金剛「榛名のアドバイスのおかげで、もっと提督に近づけてような気がシマース!本当に感謝ネ!」

榛名「いえいえ、これも榛名の趣味ですから。そういえば金剛姉さま、もう一つアドバイスがあったのを忘れてました」

金剛「もう一つアドバイス?」

榛名「あんまりお淑やかモードを続け過ぎてはダメですよ、ということです。あれは一種のギャップ萌えですので、連続して使い続けると効果が薄れます」

金剛「わかったネ!これからしばらくは元気いっぱい、パワフルに提督にアピールするネ!」

榛名「はい、それがよろしいかと。でも、たまにはお淑やかさ全開で攻めるのも忘れないようにですよ?」

金剛「No probrem!ちゃんとわかってるネ!」

榛名「それじゃあ、榛名はこのあと書類整理の仕事がありますので失礼いたします」

金剛「Oh、お仕事頑張るデスヨ?榛名」

榛名「はい、金剛姉さま」

68: ◆ATK1PCranA 2014/10/21(火) 16:49:45.68 ID:6ykCFwWt0
ある日の鎮守府

バンッ

雷「司令官!手伝いに来たわよ!」

提督「おお雷か!ナイスタイミングだ!」

雷「ふっふーん、そうでしょそうでしょ!榛名がお休みだから司令官が大変だっていうから、急いできたのよ!」ドヤッ

提督「ありがとう!雷、愛してるぜ!」ダキッ

雷「ふぇっ!?し、司令官!?嬉しいけど、今はそういうのは!?」///

榛名「じー」ジトー

榛名(いいです!もっとやってください!)

雷「ほ、ほら、榛名も見てるし!」///

提督「あんなアホ戦艦のことなんざ無視してしまえ!休暇のくせに執務室でだらだらしやがって!そのせいで仕事が一向に進まないんだよ!」

榛名「榛名が一人でメルブラやってたら乱入してきたのは提督の方ですよ。挙句、榛名の琥珀さんにボコボコにされて傷ついたとか言っていじけてたのは、どう考えても提督が悪いと思います」

提督「うわーん!榛名なんか大っ嫌いだあ!」ヒシッ

雷「だから司令官!人が見てるところで抱き着かないでってば!」///

提督「だって榛名がぁ~」

雷「あ、頭撫でてあげるから!だから、ね?お仕事しよっ?私も手伝うから」ナデナデ

提督「……」ホワー

提督(雷、なんていい奴なんだ……やっぱり駆逐艦は最高だぜ!)※この提督はロリコンではありません

雷「それじゃ、お仕事しよっか?」

提督「よっしゃあ!やってやるぜ!」

72: ◆ATK1PCranA 2014/10/21(火) 17:41:03.79 ID:6ykCFwWt0
提督「雷、この書類頼む」サッ

雷「わかったわ……これは、装備の開発状況についてね。工廠のファイルに入れておけばいいのよね?」

提督「ああ、それで大丈夫だ……次、これ」

雷「遠征のスケジュール……コピーしてくるわ」タタッ

提督「よろしく頼む」

榛名(提督も雷ちゃんも息ぴったりですね。まるで熟年の夫婦のよう……うへへ、こういう関係も見てて楽しいですね)

~そのまましばらく仕事が続きました~

提督「これでラスト」ホイッ

雷「何々、『ケッコンカッコカリシステム』の運用について?司令官!ケッコンカッコカリって何のこと?」

提督「あー?ケッコンカッコカリ?あー、それは、あれだー」ノビー

雷「もう!司令官!ちゃんと答えてよ!」プンスカ

提督「悪い悪い……で、ケッコンカッコカリについてだったか?でも、実は俺もよく分かってないんだよ。おい、榛名!お前から雷に説明してやってくれ!俺はちょっとトイレ行ってくるから」ガチャッ

榛名「わかりました。それではこの榛名、出来の悪いダメ提督に代わり説明させていただきます」

雷「よろしくお願いするわ」

榛名「ケッコンカッコカリというのは、簡単に言うと提督と艦娘が結婚できるシステムのことです」

雷「け、結婚!?」カアッ///

榛名「はい。まあ、一般的な結婚とは少し意味合いが違いますが……正確に言うと、擬似結婚ですね。提督ととても深い信頼関係にある艦娘との間にリンクをつなげ、その能力を大幅に上昇させるシステムです。
   何でケッコンカッコカリなんて名前にしたのかは知りませんが、大方お偉いさんがふざけて名づけたんでしょう。もしかしたらリンクをつなげるときに必要なアイテムが指輪だからかもしれません」

雷「て、司令官と結婚……指輪……」///

榛名「……」

榛名(雷ちゃんは榛名の見立てでもかなり上位の提督Love勢ですからね。この話が何か二人の仲を近づけるのに役立てばいいんですが……)ニヤニヤ

雷「あ。あの、榛名!?そのケッコンカッコカリってどうすれば――――」

バンッ

提督「ただまー!……って、あれ?何この空気。何で雷と榛名は俺のこと睨んでんの?プレッシャーがぱないんだけど」ガクブル

雷「司令官、空気読んで」

榛名「ほんっとうに肝心なところで邪魔してきますね、ゴm……提督は」

提督「お前ら辛辣すぎんだろ!榛名に至っては俺のことゴミって呼ぼうとしたよな!?」

雷「榛名、後でさっきのこともっと詳しく聞かせてね」ヒソヒソ

榛名「ええ、わかりました」ヒソヒソ

提督「おーい二人ともー?俺のこと無視しないでくれるかなー?」

85: ◆ATK1PCranA 2014/10/21(火) 22:16:34.97 ID:6ykCFwWt0
夜、英語で言うとNight

コンコン

雷「榛名ー来たわよー」

榛名「鍵は開いてるので入ってきていいですよー」

ガチャッ

雷「お邪魔しまーす」

榛名「いらっしゃい、雷ちゃん」

雷「初めて来たけど、榛名の部屋ってシンプルなのね。家具とか全然無いし」キョロキョロ

榛名「え、ええまあ。ちょっと色々事情がありまして……」メソラシ

榛名(言えない……昨日来た金剛姉さまが家具を壊していったなんて言えない……)

雷「どうしたの、榛名?顔色悪いわよ?」キョトン

榛名「だ、大丈夫です!ええはい!榛名はいつだって大丈夫です!」

雷「そう?それならいいけど」

榛名(ほっ)

雷「で、榛名。お昼の話の続きを聞かせて欲しいんだけど」

榛名「はい、どうしたらケッコンカッコカリができるか、でしたよね?」

雷「うん」コクコク

榛名「端的言えば、提督と仲良くなればいいんですよ」

雷「?それだけでいいの?」クビカシゲ

榛名(可愛い)

榛名「はい、他にも色々やらなければいけないことはありますが、基本的にはこれが一番大切です」

榛名「ケッコンカッコカリは艦娘側から申請できません。必ず提督が相手の艦娘を決めて申請しなければならないのです。それにそもそも、心の通った二人でないとリンクがつながりませんし」

榛名「だから、選んでもらえるように提督と仲良くなることが大切なんですよ」ニコッ

雷「へぇ~……じゃあ他にはないの?私にできること」

榛名「他にできること……ですか?そうですね、あえて挙げるなら強くなること、ですかね?」

雷「強くなきゃケッコンカッコカリできないの?」

榛名「確かそうだったはずですよ。今まで実験としてケッコンカッコカリした艦娘たちは、全員第一線で活躍する高レベル艦だったらしいですし」

雷「なるほど」

雷「じゃあ榛名。司令官と仲良くなる方法を教えて?あと、強くなる方法も!」

榛名「提督と仲良くなる方法は、今まで通りに接するだけでいいと思いますよ?」

雷「今まで通りでいいの?」

榛名「はい。今まで通りにやって徐々に仲良くなるのが一番だと榛名は思います」

榛名(というか既に提督は雷ちゃんの魅力にメロメロですしね。妹的な意味では)

雷「うーん……まあ、榛名がそう言うならそうなんだと思うわ!」

榛名「そう、全面的に信頼されるとプレッシャーがかかるのですが」

雷「でも、榛名はいいの?」

榛名「はい?何がですか?」

雷「いや、だって……榛名も司令官のことが好きなんでしょ?」ウワメヅカイ

榛名「……は?」ポカーン

86: ◆ATK1PCranA 2014/10/21(火) 22:17:39.05 ID:6ykCFwWt0

榛名「いやいやいやいや、ないですから。榛名が、あの提督のことを好きだなんて、比叡姉さまが金剛姉さまを嫌いになってもありませんから」

雷「でも、榛名っていつも司令官と一緒にいるし……」

榛名「そりゃまあ、一応これでも秘書艦ですからね。榛名のお仕事は提督のサポートですし」

雷「そ、それに、今日だってお休みなのに司令官の部屋にいたし!」

榛名「この鎮守府にPS2置いてあるのあの部屋だけですし」

雷「で、でも!」

榛名「……いいですか、雷ちゃん。確かに榛名は提督のことを信頼してますし、好意的に思っていますが、それはあくまで上司と部下……は言い過ぎにしても、戦友・仲間としての好意です。男性的にはぶっちゃけあの提督は榛名の好みじゃありません」

雷「……本当にそうなの?」ウワメヅカイパート2

榛名「はい。だから雷ちゃんは思う存分、提督をメロメロにしちゃってください!」

榛名(そっちの方が榛名的には大助かりですし。提督×雷はもはや定番です)

雷「うん、わかったわ!私、頑張って司令官をメロメロにして見せるわ!」

榛名「その意気ですよ、雷ちゃん」

雷「今日はありがと!それじゃ、私は部屋に戻るわね。おやすみ、榛名」

榛名「おやすみなさい、雷ちゃん」

ガチャッ

雷「……あ、そういえば結局、強くなるための方法は何なの?」

榛名「ああ、それではですね――――」



榛名「好きな人のために頑張ることです」ニコッ

96: ◆ATK1PCranA 2014/10/22(水) 18:10:54.28 ID:Bpzxnb9Z0
ある日の鎮守府in工廠

提督「夕張!いるか!?」

夕張「はーい!いますよー!……提督?今日はどうしたんですか?」

提督「新装備の開発の進捗を視察しに来た」

夕張「ああ、それならいくつか試作品が出来てます。ついてきてください」スタスタ

~装備開発室~

夕張「これが妖精さんと私とその他色々な方たちが協力して作り上げた試作品。その名も……ドラム缶型五連装(酸素)魚雷です!」ドヤッ

提督「……なあ夕張。一つだけ言わせてもらっていいか?」

夕張「?はい、何でしょう」

提督「お前は何作ってんだあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」スパーン

夕張「あ痛っ!……な、何ですか提督。乙女の頭を叩くなんて酷いですよ!」グスッ

提督「そりゃ叩きもするわバカ!何だよドラム缶型五連装(酸素)魚雷って!?ただのドラム缶の形した魚雷だろうが!」

夕張「その通りですが、何か問題が?」キョトン

提督「問題大有りだよ!むしろ問題しかないよ!魚雷をわざわざドラム缶型にする必要がわかんないし、何より装備の性能的には既存のものとなんら変わりないだろうが!いったいどこに新装備の『新』の要素があるんだよこの装備!」

夕張「べ、別にいいじゃないですかドラム缶だって!ドラム缶型の魚雷なんて世界中どこを探してもここにしかありませんよ!立派な新装備じゃないですか!」

提督「『新』の要素が必要なのは見た目じゃなくて性能だからな!?見た目だけ変えて中身いっしょとかただの詐欺だろ!」

夕張「何ですか聞いてればさっきから文句ばっかり言って!私だって頑張ったんですよ!?」

提督「方向性を間違えたらその頑張りは無意味なんだよ!」

夕張「……」

提督(あ、あれ?夕張が黙っちゃったんだけど……?さ、流石にちょっと言い過ぎたか?いやでも、軍の費用使ってこんな物作ったんだから、悪いのは夕張の方だろ)

提督「ゆ、夕張?」

夕張「提督の……」グスッ

提督「はい?」

夕張「提督の、バカああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バキッ

提督「おうふ!?」グハッ

夕張「提督なんてもう知らないんだからああああああああああああ!!!!!!!!!」ダッ

提督「お、おい夕張!?」

100: ◆ATK1PCranA 2014/10/22(水) 21:56:42.63 ID:Bpzxnb9Z0
Y☆O☆R☆U

タッタッタッタッ

榛名「……来ましたね」キュピーン

ガチャ

夕張「はぁるなー!提督がバカでクズでどうしようもないよお!」ウワーン

榛名「こんばんわ、夕張さん。この度はうちのバカでクズでアホで無能で役に立たなくてどうしようもない提督がお世話をおかけしたようで、榛名からも謝罪させていただきます」フカブカー

夕張「え?え?何?これどういうこと?何で榛名の部屋に来たら榛名が土下座してるの?」キョトン

榛名「いえ、何でも今日のお昼の視察の時に、うちのバカでクズでアホで無能でカスで存在価値0で役に立たないどうしようもないゴミ提督が夕張さんを泣かせたと風のうわさに聞いたもので。無能な上司の失敗は有能な部下の失敗。あのゴミの秘書艦として、榛名も頭を下げねばなるまいと思ったのです」

夕張「うん、なんとなく事情はわかったけど一旦落ち着こう?キャラが崩壊というか、ある意味で素が出ちゃってるから。提督への罵倒がいつもの倍になってるよ?」

榛名「?」

夕張(ダメだ自覚がない)

榛名「それで夕張さん。榛名はいったいどうすればいいんでしょう?とりあえずあのゴミの×××を切り落としてきましょうか?」

夕張「や、やめてあげて!それは本当にやめてあげて!か、可哀想とかいう次元じゃないから!」///

榛名「そうですか……チッ」

夕張「舌打ちした!?ねえ今舌打ちした!?今日の榛名いつもより提督に対して辛辣じゃない!?」

榛名「何のことでしょうか、榛名は大丈夫です」

夕張「絶対に大丈夫じゃないよ!?どう考えてもやばいって!だって目が据わってるもん!」

榛名「まあ、夕張さんがいいと言うのなら榛名からはゴミを掃除したりはしません……それで、夕張さんはどうしてここに?」

夕張「えっと……じ、実は、提督と仲直りしたいんだけど……」

榛名「なるほど。つまりありとあらゆる手段を使ってでも、あのゴミを泣きながら夕張さんに謝らせればいいんですね。榛名にお任せください」

夕張「そんなこと言ってないよ!?」

101: ◆ATK1PCranA 2014/10/22(水) 22:27:17.63 ID:Bpzxnb9Z0
夕張「いや、確かに提督には謝ってほしいけど……でも、私も悪かったから、二人で謝りあって仲直りしたいの」

榛名(こんないい娘を泣かせるなんて、やはり切り落とすべきでしょうか)

夕張「で、榛名にはその手伝いをしてほしいっていうか……榛名?聞いてる?」

榛名「は、はい!もちろん聞いてますよ!提督と仲直りするための手伝いをすればいいんですよね?」

夕張「うん」コクリ

榛名「ですが、仲直りの手伝いと言っても、具体的には何をすればいいんですか?」

夕張「具体的には……提督を私のところに連れてきてほしいかな?ほら、私が行くとたぶん逃げちゃうし」

榛名「それはそうですね」

榛名(提督はへたれですから。泣かせてしまった女の子と翌日すぐに会ったら一目散に逃げ出すでしょう」

榛名「わかりました。では明日、提督を連れて工廠に伺います」

夕張「うん。よろしく」

102: ◆ATK1PCranA 2014/10/22(水) 22:56:30.78 ID:Bpzxnb9Z0
翌朝

提督「なあ榛名。俺はいったいいつまでこの目隠し状態で歩けばいいんだ?」フラフラ

榛名「榛名がいいと言うまでです。途中で目隠しを取ったり、逃げ出そうとした場合は容赦なく全砲門を解放するので肝に銘じておいてください」

提督「い、いえっさ~」

~しばらく歩きましたとさ~

榛名「はい、もう目隠しを取ってもいいですよ」

提督「やっとか……って、眩しっ!目があ!目があ!」

榛名「何一人でバルスごっこやってるんですか。いいからさっさと入ってください」ガチャッ

提督「ああ……あれ?なんかこの部屋の内装、つい最近見たような……」

ガチャッ ※提督が入ってきたのとは別のドアです

夕張「お、おはようございます?」テヲフリフリ

提督「……」

ダッ ガッ グイッ

榛名「ダメですよ提督、女の子の挨拶を無視して走り出したりしちゃあ」ニコォ

提督「後生だ榛名!見逃してくれ!昨日の今日で夕張と顔を合わせる勇気は俺にはない!」バタバタ

榛名「往生際が悪いですよ、提督?大人しく夕張さんと向かい合って話をしなさい!じゃないと……ふふふ」

提督「おはよう夕張!一刻も早くお前に会いたくてこんな朝っぱらから仕事を放りだして来てしまったよ!」ガクブル

夕張(提督、膝が震えてる)

提督「……で、何で俺を呼び出したんだ?」ブスッ

夕張「ええと、その……」

提督「……用がないなら戻るぞ?」

榛名「ちぇいさー!」ゲシッ

提督「もろんぼ!?」グハッ

榛名「せっかく夕張さんが勇気を出して仲直りの場を作ったのに、何ですかその態度は!へたれで自分からは謝りにいけないんだから、機会を作ってもらった時くらいちゃんと謝ってください!」プンスカ

提督「それを言葉で伝える前に蹴りで伝えたお前に言われると、説得力が薄いなあ……」

103: ◆ATK1PCranA 2014/10/22(水) 23:07:28.05 ID:Bpzxnb9Z0
榛名「私のことはいいんです!いいからほら!早く夕張さんに謝りなさい!」ブンブン

提督「うっ……わかった。わかったよ。確かに、これはちょうどいい機会だった」

提督「夕張。昨日は酷いことを言ってしまって悪かった。お前が頑張って作ってくれた装備を頭ごなしに否定して、本当に済まなかったと思ってる」ペコリ

夕張「い、いえこちらこそすみませんでした!大切な予算を大切に使わなくて……」シュン

提督「夕張……」

夕張「提督……」

榛名(な、何でしょうこの空気は。もしかしなくても榛名、お邪魔ですか?仕方ありません、ここはとりあえずこの部屋に仕掛けてある隠しカメラの電源をONにしたら退場するとしましょう)

この後、提督と夕張は無事仲直りをし新装備の開発が再び始まることになるのだが、次回もまた一波乱起こるとは、この時はまだ誰も知らなかった。

夕張(次はドラム缶で出来た合体ロボとか作ってみましょう!)

109: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 16:39:17.04 ID:v326Ke510
今昨日の分を見直してきたんですけど、酷いですねこれ……

意識が朦朧としている中でssを書くとヤバいっていうのが身に染みました。眠気って怖い

ですので、昨日の分の補足をいくつかしておきます

まず>>105に対する返答は『夕張を泣かせた時点で提督が悪い』です。どんな時でも女の子を泣かせてはいけません。榛名が怒るから。

次に榛名の心境ですが、提督の扱いの酷さは、自分が怒って夕張をなだめ役に回し怒りをうやむやにするのが30%、紛れもない本音が20%です。残りの50%は――――

ガチャッスタスタバキッ

うわバカ何をするやめr(レスはここで途切れている……)

113: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 19:25:00.88 ID:v326Ke510
ある日の鎮守府の風呂(入渠部屋じゃないよ!)

龍驤「はあ~今日も疲れたわ~」ガラガラ

赤城「龍驤ちゃんお疲れ様。今日は大活躍だったもの、疲れて当然だわ」チャポン

加賀「赤城さん、あなたはもうちょっと真面目に働いてください」カポーン

赤城「わ、私だって調子の悪い時くらいありますよ!」ムッ

加賀「出撃に合わせてコンディションを整えておくのは、一航戦として当然の義務ですよ」ヤレヤレ

赤城「むう~」プクー

祥鳳「ま、まあ二人とも落ち着いて。こちらに被害はなかったんだからいいじゃない」

龍驤「さすが祥鳳は大人やな。ええな、瑞鳳は。あんな出来た姉ちゃんがおって」

瑞鳳「そうね。私の自慢の姉よ!」



赤城「大体加賀さんこそ今日は調子が悪かったんじゃないですか?一人だけ彩雲積んでたくせに、敵艦を見つけたのは瑞鳳ちゃんだったじゃないですか!」

加賀「あ、あれは色々と事情があったんですよ。私は後ろからの攻撃を警戒して、彩雲を後方に飛ばしてましたし」

赤城「攻撃来たのは後ろでしたよ?」ジトー

加賀「そ、そんなことはありません!あれはどう考えても左側でした!」アセアセ

祥鳳「お、落ち着いて!二人ともお風呂で暴れないでください!」



龍驤「それに比べてあの一航戦二人は何やっとんねん」ハア

瑞鳳「正規空母としての自覚が足りないわね」ハァ



~しばらくお風呂でまったりする空母たち(赤城、加賀は除く)~



龍驤「そういえば、あれってどうなっとるんやろうな?」

瑞鳳「あれって?」

龍驤「うちらの胸部装甲の基準」

瑞鳳「ぶふっ!」ゲホゲホ

瑞鳳「い、いきなり何言い出してるの!?」

龍驤「いや、ふと疑問に思ったんやけどな?赤城や加賀たちがでかいのはわかんねん。なんせ正規空母やからな。でも、
何で祥鳳もあんなにでかいんや?同じ軽空母なのに、うちらと全然違うやん……」ドンヨリ

瑞鳳「ちょっと待って!今『うちら』って言った!?あなたと私を一緒にしないでくれる!?」

龍驤「何言っとるん。あんたもうちど同じくらいの大きさやないか」モミモミ

瑞鳳「ちょ、や、やめっ、んっ、やんっ」///

龍驤「……エロいなー瑞鳳。胸は完全にお子ちゃまやけど」

瑞鳳「うるさいわね!人が気にしてるんだからそっとしておきなさい!」ハアハア

龍驤「でもな、瑞鳳。男はみんなでかい胸が好きなんやで?」

瑞鳳「な、なななななに言ってるの?べ、べべべべべべ別に関係ないじゃない」

龍驤「……提督も、でかい胸が好きなんかなあ」ションボリ

瑞鳳「……っ!」ピキーン

瑞鳳「そ、そんなこともないんじゃない?ほら、提督ってよく駆逐艦の子と一緒に遊んでるし」

龍驤「子供は好きなみたいやけどな。でも、それってたぶん妹とかそんな感じの扱いで、恋愛対象としては見てへんと思うで」


114: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 19:31:57.61 ID:v326Ke510
龍驤「それに、秘書艦は榛名やで?あいつもそこそこ巨乳や」

瑞鳳「……」プシュー

龍驤「いったいどうやったら胸をおっきくできるんやろう?なあ、瑞鳳。瑞鳳?」

瑞鳳「……」プシュー

龍驤「あかん!完全にのぼせとるわ!早く祥鳳呼んでこな!赤城と加賀は……は別にええか」


121: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 21:45:50.31 ID:v326Ke510
~瑞鳳がのぼせて数時間後です~

榛名「折角の休日だというのに急な任務で総動員だなんて……今日はなんて日なんでしょう」ハア

榛名(それもこれも全部提督のせいです。『榛名がいなきゃこの鎮守府は回らないんだよ!』なんて言葉で榛名を持ち上げて仕事させるなんて。まったく、酷い提督もいたものです)

榛名「はあ……これ以上嘆いていても仕方がないですし、寝ますか」

コンコン

榛名「来客ですか?はーい!鍵は開いてますよー!」

ガチャッ

瑞鳳「……こんばんわ、榛名」

榛名「瑞鳳ちゃん?どうしたんですか?瑞鳳ちゃんが何の連絡も無しに来るなんて」

瑞鳳「うん、今日はちょっと……相談があってきたの」

榛名「いや、この時間帯に榛名の部屋に来るということはそうなんでしょうけど。で、今日はいったいどういう相談なんですか?」

瑞鳳「それが……その……ねを」ボソボソ

榛名「はい?」

瑞鳳「胸を、大きくする方法を聞きにきたの……」

榛名「……はい?今なんて?」ファードゥン?

瑞鳳「だ、だから、胸を大きくする方法を聞きに来たの!」///

榛名「え、ええ!?ど、どうして急にそんなことを……?」

瑞鳳「今日お風呂で龍驤が、男の人はみんな大きな胸が好きだ、って言ってたから」モジモジ

榛名「はいはい」フムフム

瑞鳳「それで、もしかしたら提督も大きな胸が好きなんじゃないか、って」

榛名「なるほど」

榛名(大好きな提督のためにその慎ましやかな胸を大きくしたいだなんて……瑞鳳ちゃんは本当に提督のことが大好きなんですね♪この話だけでご飯十杯はいける気がしてきました)ハアハア

122: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 22:13:26.76 ID:v326Ke510
瑞鳳「それで榛名。胸を大きくするにはどうすればいいの?」

榛名「そうですね……とりあえず改二になればいいんじゃないですか?榛名も改二になってから、僅かですけど大きくなりましたし」

瑞鳳「それじゃ意味ないことは龍驤で既に証明されているわ。それに私はまだ改二実装されてないの」グスッ

榛名「……早く来るといいですね」

瑞鳳「……心からそう願ってるわ」

榛名「……話が脱線してしまいましたね。閑話休題です。改二以外で胸を大きくする方法だと、牛乳を飲むとかでしょうか」

瑞鳳「それは前からやってるわ。でも、全然効果が出ないの」ハア

榛名「他には、よく食べよく動きよく寝るとか」

瑞鳳「この鎮守府でそれが出来てない子はごく僅かだと思うわよ?」

榛名「それもそうですね。青葉さんとか大井さんくらいじゃないでしょうか?」

瑞鳳「あの人たちは盗撮したり夜這いしたりしてそうだものね」

榛名「鎮守府内の風紀を乱されるのは榛名をとしても困るんですけどね。ただでさえこの鎮守府は出来たばかりで仕事が多いというのに」ハア

瑞鳳「……あなたも苦労してるわね。同情するわ」

榛名「……ありがとうございます」

榛名「また話が逸れてしまいましたね。ですが、どうしましょう?改二もダメ、牛乳もダメ、健康的な生活でもダメとなると……」

瑞鳳「……やっぱり、私の胸を大きくするなんて無理なのかな?」ウルウル

榛名「そ、そんなことないです!大丈夫です、きっと何か方法が――――あ」ピカーン

瑞鳳「?どうしたの?」

榛名「ありました、一つだけ。超とっておきの方法が」

瑞鳳「何々!?教えて!」

榛名「それはですね……」ゴニョゴニョ

~説☆明☆中~

瑞鳳「ええ!?そんなことするの!?」

榛名「はい」

瑞鳳「で、でもそんなの恥ずかしいし」モジモジ

榛名「もう他に方法がないんです。それにこの方法なら成功率は100%ですよ。何故なら榛名は実際に成功者を見たことがあるからです」

瑞鳳「ほ、本当!?」

榛名「ええ、ですから思い切って挑戦する価値はあると思います」コクリ

瑞鳳「うう……わかったわ。明日の朝、やってみる」

123: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 22:48:10.75 ID:v326Ke510
翌朝

提督「んん……むにゃ……ん、んん!?」

提督(朝、目が覚めると隣で瑞鳳が寝ていた。何を言ってるかわからねえと思うが俺にもよくわからない)

提督「と、とりあえず、起こさないようにそーっと抜け出せば……!」

瑞鳳「むにゃ……あふ、てーとく?」ボンヤリ

提督(終わった……俺の人生終わった……)

瑞鳳「あれ?何でてーとくが私のベッドに……?」ポケー

提督「ち、ちちちちち違う違う!ここ、俺、布団!」

瑞鳳「ああ、そっかあ。私、提督を起こしに来たら、そのまま寝ちゃって……」

瑞鳳「って、提督!?起きたの!?」

提督「反応遅っ!」

瑞鳳「あ、あわわわわわ……どうしよう、提督起きちゃったよ。うう、本当にあんなことやらなきゃダメなのかな……で、でも、これも胸を大きくして提督に好きになってもらうためだし」ブツブツ

提督(瑞鳳が赤くなって何かブツブツ言い出した……何だろう、俺の中の危険察知用センサーが早く逃げろと訴えてる気がする)

瑞鳳「て、提督!」

提督「は、はい!何でしょう!」ビシッ

瑞鳳「そ、その、変なお願いだっていうのはわかってるんだけど……」

瑞鳳「提督が嫌じゃなかったら、私の胸、揉んでくれないかな?」

124: ◆ATK1PCranA 2014/10/23(木) 23:15:58.42 ID:v326Ke510
提督(俺の人生の中で、これほどまでに逃げたいと思うことはあっただろうか……?あったかもしれないが、少なくとも今の俺からするとこの時ほど逃げたいと思ったことはないんじゃないだろうかと思う)

提督(瑞鳳の頼みを聞く→榛名に処刑される→憲兵さんのお世話に)

提督(やばい。地獄絵図しか見えない)

提督(では瑞鳳の頼みを断る?Noだ)

瑞鳳「……」プルプル

提督(顔を赤くして震えてる女の子にそんなこと言えるほど、俺のメンタルは強くないから断れない)

提督(結論、瑞鳳の頼みを聞いて潔く死のう)

瑞鳳「て、提督?やっぱり嫌だった?そうだよね、私の小さい胸なんて……」

提督「わかった」

瑞鳳「揉みたくないよね……って、え?いいの?」パチクリ

提督「ああ」

瑞鳳「そ、そう……じゃあ、お願いしてもいいかな?」///

瑞鳳「さ、流石に服を脱ぐのは恥ずかしいから、服の上からやって」///

提督「了解」モミモミ

瑞鳳「んっ、やんっ、はっ、んはっ、あんっ」///

提督(無心だ。無心でやるんだ。素数を数えろ)

瑞鳳「やっ、はんっ、ああんっ、て、提督、上手いんだねっ、んんっ」///

提督(2,3,5,7,11,13……って無心でやるなんて無理に決まってんだろ!)

提督(何だよこの生き物。エロ可愛すぎんだろ……やばい、このままじゃ理性が消し飛ぶ)

提督「も、もういいか?」

瑞鳳「だ、ダメ!あと、ちょっとだけでいいから、お願い……んあっ!」///

提督(やばいやばいやばいやばい)

提督「すまない瑞鳳!もう限界だ!」バッ

瑞鳳「あっ……」

提督(危なかった……あのままだと確実にやばかった)

瑞鳳「あ、そ、その、ありがとう、提督」///

提督「い、いやいやなんの」///

提督「そ、そういえば、何で急にこんなこと頼みに来たんだ?」

瑞鳳「え、えっと、胸を大きくしたいって榛名に相談に行ったら、『男の人に胸を揉まれると大きくなるらしい』って言われたから……」

提督(あの腐れ秘書艦は……休暇の延長は却下だなこれは)

提督「そんなこと教えた榛名も榛名だが、これは瑞鳳もあれだな」

瑞鳳「え?やっぱり嫌だった?」ウルウル

提督「いや、そういうわけじゃないが……胸が大きくなんかなくったって、瑞鳳はそのままでいいと思うのになーって思ってさ」

瑞鳳「え?で、でも、男の人はみんな大きな胸が好きなんじゃ……」

提督「そんなこともないぞ?胸が大きかろうと小さかろうと、そいつの中身がいいなら俺は何の問題もないと思う」

瑞鳳「そ、そう……」///

提督「まあ、あくまで俺の個人的な意見だけどな」

瑞鳳「い、いえ、とても参考になったわ。朝から色々とありがとう、提督。それじゃ私は部屋にも戻るわ」///

提督「ああ、今日も頑張れよ」

瑞鳳「う、うん……」ドキドキ

130: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 19:13:05.59 ID:kWRE5vcY0
~ある日の鎮守府(執務室)~

提督「仕事終了!ひゃっほう!これで今週はもう働かなくていいぜ!」

榛名「お疲れ様です提督。今週はいつも以上に解放感に溢れた表情をしてますね」ダラダラ

提督「ああ、今週はいつもより仕事が多かったからな。何故だろうな?」

榛名「何故でしょう?」ピコピコ

提督「てめえが働かなかったからだよ!このぐうたら秘書艦!」

榛名「何ですか?榛名が悪いって言うんですか?一週間の休暇をくれるって言ったのは提督じゃないですか」グダグダ

提督「確かに言ったよ?言ったともさ!でもさ、何も言った次の日から休暇に入ることはねえだろ!」

榛名「休暇申請出したのは提督ですよ?」パチパチ

提督「お前が『今日中に休暇申請出してくれないなら憲兵さんに、あることないこと吹き込んだボイスレコーダーを匿名で提出します』とか恐ろしいこと言うからだろうが!」

榛名「記憶にございません」パリパリ

提督「ぶっ飛ばすぞアホ戦艦」

131: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 20:12:11.75 ID:kWRE5vcY0
榛名「そんなに怒らなくてもいいじゃないですか。昨日の任務の時は休日返上して働いたんですよ?」モキュモキュ

提督「初めはやる気なかったくせに、ボーナスの話で喰いついてきたくせによく言うぜ」ケッ

榛名「……ボーナスでやる気が出たわけではないんですけどね」ボソッ

提督「あ?何か言ったか?」

榛名「いえいえ何も。それより提督、いいんですか?今日は仕事が終わったら来るように呼ばれてるんでしょう?」

提督「あ、やべ。すっかり忘れてた!悪い榛名!片付け頼む!」アセアセ

榛名「わかりましたから、早く行ってあげてください」

提督「すまん頼んだ!」ダッ

榛名「いってらっしゃい、提督」

136: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 21:38:27.77 ID:kWRE5vcY0
~鎮守府内・遊戯室~

提督「はあ、はあ……やっと着いた……何だってこの鎮守府はこんなに広いんだ……?」グッタリ

提督「さて、と。とりあえずあいつは……いない。まだ来てないのか?それとも……まさか俺が来るのが遅かったから帰ったのか?」

提督(だとしたら最悪だ。あいつは確実に明日……いや、今日中に『俺に約束をすっぽかされた』と鎮守府中に言いふらすだろう。その後の俺については……考えたくもない)

提督「こうなったら今からでも土下座しに行くか……?いや、実はまだ来てないだけかもしれない。そうするとすれ違いになって、わざわざ自分で自分の首を絞めることになりかねない……」ブツブツ

こそーっ

提督「メールしてどこにいるか聞いてみるか?いやダメだ、あいつ携帯持ってない」ブツブツ

???「わっ!」ダキッ

提督「おおう!?」

137: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 22:02:54.43 ID:kWRE5vcY0
提督「何だ、いたのか……漣」

漣「はい、ご主人様が気づかなかっただけで、ちゃんといました」

提督「俺が悪いみたいに言うのはやめてもらおうか。お前が隠れてたら見つけられるわけないだろ、ちっこいんだから」

漣「ムカっ。漣はちっこくありません!これでも先月より0.2センチ伸びました!成長期なんです!」プンプン

提督「嘘つけ。書類にはきっちり『変化なし』って書かれてたぞ」

漣「ご主人様の見間違いです!漣はちびっこじゃないんです!」ブンブン

提督「はいはいそうだね、漣はちびっこじゃないね(棒)」

漣「むぅ~!漣、怒りました!激おこぷんぷん丸です!」

提督「全然怒ってないように聞こえる不思議!」

漣「むぅぅ~!」ポカポカ

提督「お、おい、やめろ、駆逐艦とはいえ艦娘の力で殴られたら流石にやば……ちょ、何でどんどん強くなってんの!?」

漣「むぅぅぅぅぅうううううううううう!!!!!!!!!」ボカボカ

提督「ぎゃあああああああ!!!!!!内臓が!内臓がやばい感じなった気がする!」

138: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 22:37:49.03 ID:kWRE5vcY0
~数分後~

提督「……」ムシノイキ

漣「ご、ご主人様?大丈夫ですか?」アセアセ

提督「……これが大丈夫に、見える、か?」グハッ

漣「すみません……つい、感情的になってしまいまして。これでは、ご主人様のメイド失格ですね」シュン

提督「お前は別に俺のメイドじゃないだろ……でもまあ、だいたい回復は終了してきてるっぽいから、もうちょっとだけ待ってくれ」

漣「はい……」

~提督 が 回復 しました~

提督「よし、もう大丈夫みたいだ……」

漣「本当にすみません……漣が子供なばっかりに、ご主人様に怪我を負わせてしまって」シュン

提督「あー、もう気にしなくていいよ。俺がからかい過ぎたのもいけなかったんだし」ポリポリ

漣「でもっ!」

提督「それに、結果どうもならなかったんだからいいだろ?ほら、この通り俺はぴんぴんしてる」

漣「それは、ご主人様が特別だからです。もしも他の、普通の人間だったら確実に……」

提督「そんな『もしも』はあり得ないし、今回だって相手は俺だったんだ。街中で一般人相手にやったとかならともかく、俺にやるのには問題ないさ。そのために俺がここに派遣されたんだし」

漣「……」

提督「ほら漣、暗い顔すんな。俺は笑顔のお前の方が好きだぞ?」

漣「……も、もう、そんな調子のいいこと言って」///

漣「……本当に、そう思ってます?」ウワメヅカイ

提督「もちろん。俺はお前の笑顔が大好きだ。だから、俺のために笑ってくれ」

漣「そ、そうですか。それなら、漣も暗い顔ばかりしていられませんね。なんてったって、ご主人様の頼みなんですから」テレテレ

提督「ああ、ありがとな」

139: ◆ATK1PCranA 2014/10/24(金) 22:40:54.25 ID:kWRE5vcY0
この後、提督と漣は遊戯室で朝まで遊び(何をしていたのかは言わない)ましたとさ。

榛名「あれ!?榛名の出番は!?」

榛名恋愛相談所、今回はカット!

169: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 18:34:27.68 ID:2Li2XIOP0
~ある日の鎮守府のもーにんぐっ!~

榛名「提督、いい加減起きてください」ユサユサ

提督「やだ。まだ寝る。だって今日仕事ないし、休みだし。昼まで寝てても問題ない」

榛名「仕事が無くても早く起きるようにしてくださいって、榛名が初めて提督を起こした時から言ってるはずなんですが……昼まで寝てるなんて不健康ですよ。起きてください」ハア

提督「やだー寝るー」

榛名「もう……いったいどうしたものやら」

バタンッ

鈴谷「提督ー!一緒にお出かけしよー!」

鈴谷「……って、あれ?榛名だけ?提督は?」キョトン

榛名「提督ならこの布団の中で引きこもってます」ユビサシ

提督「俺は絶対に昼までここから出ない」

榛名「……こんなこと言って出てこないんですよ。どうしたらいいと思います?」

鈴谷「うーん……そうだ!」

提督(何を思いついたかは知らないが、俺は絶対にこの布団から出な――――)

鈴谷「えへへ」ムギュー

提督「……アノ、スズヤサン?アナタハナニヲシテラッシャルノデショウカ」ギギギ

鈴谷「提督と一緒に鈴谷もお昼まで寝てようかなーって」ギュー

提督「……ナゼオレノフトンニハイッテダキシメテルノカナ?」ギギギ

鈴谷「鈴谷、抱き枕ないと寝れないんだよねー。今日は朝から熊野が張り切って家事をこなしたから、いつも使ってるの洗濯中」ギュー

170: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 19:34:12.08 ID:2Li2XIOP0
提督「だからって何も俺の布団に入ってくることないだろ!」

鈴谷「あるよーありまくりだよー。どうせ寝るならあったかい布団で寝たいじゃん?人が入ってる布団ってあったかいじゃん?こんな時間まで寝てるのなんて提督だけだよ?」

提督「あったかい布団で寝たいというその気持ちは分からなくもないが、頼むから離してくれ!」ジタバタ

鈴谷「やーっだ、よ!えへへー……提督、あったかい」

提督(うおおおおおおおおお!!!!!!!!!やばいやばいやばい!あ、当たってる!鈴谷の柔らかい二つのものが俺の背中に当たってる!)

提督「鈴谷当たってる!当たってるから!」

鈴谷「んー?鈴谷は別に気にしないよー?」

提督「俺が気にする!理性が!理性が崩壊する前に早く離れるんだ!」

鈴谷「聞こえなーい」ギュッ

提督(うああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!)

提督「榛名!榛名助けてくれ!」

榛名「……!」パシャパシャッ

提督「何でこの状況でお前はそんな熱心に撮影してんの!?」

榛名「提督、話しかけないでください。榛名は今、レイテ沖海戦と同じくらいに集中しているんです」パシャパシャッ

提督「ちっきしょー!この部屋には俺の(理性の)敵しかいないのか!」


171: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 19:52:16.52 ID:2Li2XIOP0
鈴谷「ほら、提督……?観念して大人しく鈴谷と一緒に寝よっ?」

提督「寝よっ?じゃねえよ!こちとら理性が限界なんだって言ってんだろ!?」

鈴谷(だからこそ、なんだけどな……)

榛名(だからこそ、なんだと思いますけど……)

提督「はっ!そ、そうだ鈴谷!さっき俺の部屋に来たとき、一緒に出掛けようって言ってたよな!?」

鈴谷「ふぇ?う、うん。言ったけど……」

提督「なら出掛けよう!早く出掛けよう!今すぐにでも出掛けよう!」バッ

鈴谷「え?」

榛名「え?」

提督「そうと決まったら俺は着替える!だから二人とも出てけ!」グイグイ

鈴谷「え?え?え?」

榛名「え?え?え?」

ガチャッポーイガチャッ

提督「三十分後に駅前で待ち合わせな!」

鈴谷「え?え?え?」

榛名「え?え?え?」

175: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 21:26:30.33 ID:2Li2XIOP0
~駅前だよっ!~

提督(やっちまったああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!)

提督(いくらさっさとあの状況を何とかしたかったとはいえ、鈴谷と出掛けようだなんて考えたのは失敗だった!)

提督(殺される。確実に殺される。先週榛名と会議行ってきただけなのに第一艦隊から第四艦隊、控えの奴らまで総出で追っかけてきやがったもん)

提督(そんな奴らに鈴谷と出掛けたなんて知られたら……グロ画像化は避けられないだろうな)

提督(はあ~、やっちまったもんはしょうがないとはいえ、流石に少し気分が落ち込むわ。三十分前の俺を殴りてえ)

提督(そういや鈴谷はまだ来ないのか?もう約束の三十分は過ぎてるんだが……)

鈴谷「ごめ~ん提督!待った?」タタッ

提督「遅いぞ鈴谷。いったい何してたん、だ……」ポカーン

鈴谷「ごめんごめん。あの後榛名と服選んでてさ。ちょっと時間かかっちゃった」テヘヘ

提督「……」

提督(なん、だ……?この鈴谷の可愛さは?)

提督(白のインナーに茶色のジャケット、赤と白のチェックのスカート。それに鈴谷の照れるようなはにかみ顔が絶妙にマッチしていて……)

鈴谷「で、どうかな?提督。一応、頑張っておめかししてきてみたんだけど」

提督「……可愛い」

鈴谷「ふぇ!?」///

提督「あ……ち、ちちちちち違うんだ鈴谷!その、つい本音がポロッと出てしまっただけであってだな!け、決してセクハラとかそういうことじゃないんだ!」

鈴谷「ほ、本音……なんだ」///

提督(ああああああああああああああしまったああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!)

鈴谷「そっか、提督は可愛いと思ったんだ……えへへ」///


177: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 21:33:35.46 ID:2Li2XIOP0
鈴谷「それじゃあ、頑張ってきた甲斐があったかな?」ニヘラ

提督「うっ……」

提督(だから何でさっきからこいつはこんなに可愛いんだ!?あれか!?そういう日のなのか今日は!?)※その通りです

提督「ほ、ほら!服のことはもういいから、さっさと行こう!」///

提督(何でもいいから早くこの空気を何とかしたい)

鈴谷「う、うん……ねえ、提督」

提督「な、何だ?」

鈴谷「手、つないでもいい?」

提督「んなっ!?な、何言ってるんだ!?」アワアワ

鈴谷「ダメ、かな?」ウワメヅカイ

提督(そんな顔されたら断れるわけねえだろうがあああああああああああああ!!!!!!!!)

提督「わかった」テヲサシダシ

鈴谷「あ、ありがと」ギュッ

179: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 21:40:37.72 ID:2Li2XIOP0
~場所は変わってショッピングモール~

提督「で?今日は何しに来たんだ?」

鈴谷「パフェを食べようと思ってるんだけど、いいかな?」

提督「別にいいが……カレーじゃなくていいのか?」

鈴谷「鈴谷も女の子だからね。甘~いスイーツを食べたくなる時もあるんだよっ♪」ウインク

提督「そ、そうなのか。わかった、じゃあとりあえずその店まで行こう」///

鈴谷「うん!」

180: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 22:05:07.47 ID:2Li2XIOP0
~パフェを食べに行く道中~

鈴谷「あっ!提督!ゲームコーナーがあるよ!」ユビサシ

提督「そうだな……どうする?寄ってくか?」

鈴谷「うん!太鼓やろ太鼓!」

ソレゾレガ スーキナ コ ト デ ガンバレールナラー

センボンザクラー ヨルニマギレ キミノコエモー トドカナイヨ

キーミーガー イタ ナーツーハー トオイー ユーメーノ ナカー アー

フルコンボダドン!

ノルマクリアセイコウ!

提督「ふっ。俺にかかればざっとこんなものよ」ドヤッ

鈴谷「く、悔しい……なんで提督ってこんなにゲーム強いの!?」

提督「ゲーマーだからさ」キリッ

鈴谷「格好つけて言っても大して格好良くないからね、そのセリフ」

提督「……鈴谷は辛辣だな」

鈴谷「そんなことないよっ?ほら、早く次のヤツやろっ!鈴谷、次はUFOキャッチャーがいい!」グイグイ

提督「わーったよ」

提督(ま、鈴谷が楽しそうならそれでいいか)

181: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 22:31:38.27 ID:2Li2XIOP0
~ゲームコーナーを出てパフェ食べにきました~

鈴谷「ここだよ!」

提督「ほう……これは、何とも……」タラリ

提督(中を見る限り、カップル御用達みたいな店だな……俺は別にそういう目で見られても気にしないが、鈴谷は大丈夫なんだろうか……)

鈴谷「どうしたの、提督?早く入ろっ?」

提督「あ、ああ……」

提督(まあ、鈴谷が嫌そうになったら出ればいいか)

カラーンコローン

店員「いらっしゃいませー。お二人様でよろしいですか?」

鈴谷「はい」

店員「それではお席へご案内します」

~席へ案内されました~

店員「注文がお決まりになりましたらお呼びください」ササッ

鈴谷「提督、何にする?」

提督「ん?俺は別にパフェが食べたいわけじゃないからな。無難にコーヒーとかでいいよ」

鈴谷「そう?じゃ、鈴谷は食べるの決まってるから注文しちゃうね?」

提督「ああ」

ピンポーン ササッ

店員「ご注文をどうぞ」

鈴谷「ウルトラスーパーデラックス苺パフェください」

提督(何だそのピンクの悪魔が出てきそうな名前のパフェは)

提督「ブラックコーヒー1つ」

店員「かしこまりました。ウルトラスーパーデラックス苺パフェがお一つ、ブラックコーヒーがお一つですね?他にご注文はありませんか?」

鈴谷「ないです」

提督「ありません」

店員「かしこまりました。それではしばらくお待ちください」

182: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 22:52:39.40 ID:2Li2XIOP0
~しばらく経って~

店員「お待たせいたしました。ウルトラスーパーデラックス苺パフェとブラックコーヒーでございます」ササッ

提督「こ、これは……」

鈴谷「……おっきいね」

提督「大きいとかいう次元じゃねえよ……どうすんだ?食べきれんのこれ?」

鈴谷「ま、まあ、自分で頼んだものだし……頑張るっ!」

提督(めっちゃ顔青いんですが)

提督「ったく、しょうがねえなあ」ヒョイパクッ

鈴谷「え?提督?」

提督「どう考えて一人で食べきれる量じゃねえだろ?さっさと二人で食べちまおう。ほら」アーン

鈴谷「あ、あむっ」///

鈴谷(提督にあーんされた!しかもこのスプーンってさっき提督が口つけたやつ……か、間接キス!?)///

提督「何でそんな必死にスプーン咥えてんだおまえ」

鈴谷「ぷはっ……て、提督!そのスプーン貸して!次は鈴谷が提督に食べさせてあげるからっ!」

提督「?別に自分で食べられるが?」

鈴谷「いいから!……はい」///

提督「んむ……味は普通に美味いのが救いだなこのパフェ」

鈴谷(間接キス二回目間接キス二回目間接キス二回目っっっ!!!!)

提督(何で鈴谷は顔を赤くしてるんだろう)パクパク

183: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 23:06:29.07 ID:2Li2XIOP0
~食べ終わったよ!~

提督「や、やっと出れた……結局どんだけ店内にいたんだ……?」グッタリ

鈴谷「に、二時間くらいじゃないかな?」グッタリ

提督「しばらくは甘いものは見たくもない」オエップ

鈴谷「はげしく同意だよ……ごめんね、提督。鈴谷が頼んだのに、結局ほとんど提督が食べることになっちゃって」シュン

提督「気にすんな。男の方が胃袋がデカいんだし」

鈴谷「でも……」

提督「でももだってもないよ。折角の外出なんだ、笑顔でいこうぜ笑顔で」

鈴谷「うん……そうだねっ!」

提督「おう!それでいい!で、次はどこに行くんだ?」

鈴谷「もう時間も時間だし、そろそろ帰ろっかなって思ってるけど」

提督「じゃ、そうすっか」

~帰り道~

鈴谷「今日はありがとね、提督」

提督「別にいいさ、このくらい。俺も楽しかったしな」

鈴谷「そっか……」

鈴谷「……」

提督「……」

~そのまましばらく歩いて~

鈴谷「あ、公園だ。こんなところに公園なんてあったんだね」

提督「そうだな。俺も今日初めて知った」

鈴谷「……ねえ、ちょっと寄ってかない?」

提督「?別にいいぞ?」

186: ◆ATK1PCranA 2014/10/25(土) 23:58:25.06 ID:2Li2XIOP0
~夕暮れの公園~

鈴谷「夕暮れの公園ってさ、何だか寂しい気持ちになるよね」

提督「そうだな……」

鈴谷「そういえば提督、ちゃんとそのブローチ着けてきてくれたんだね」

提督「まあ、な。もらってからは基本的にずっと着けてるよ」

鈴谷「そっか、ずっと着けててくれてるんだ……嬉しいな」ニコリ

提督「……っ!」///

鈴谷「ねえ提督。今日は楽しかった?」

提督「ああ、さっきも言ったが、楽しかったよ」

鈴谷「そっか。鈴谷も、楽しかったよ。提督が可愛いって褒めてくれて、提督と一緒にゲームして、提督と一緒にパフェを食べて、とっても楽しかった」

鈴谷「だから、いいよね?最後にもう一回くらい、楽しい思いで作ったってさ」

提督「鈴谷?」

187: ◆ATK1PCranA 2014/10/26(日) 00:04:51.31 ID:tJarY4OZ0
後ろをついてきていたはずの鈴谷の足音が急に止まったのを不審に思い、提督は後ろを振り返る。

すると、

鈴谷「ん……」チュッ



―夕暮れの公園で

――鈴谷と提督、二人きり

―――恋する乙女は勇気を出して

――――愛しい彼にキスをした



―夕暮れの公園に

――二つの影が重なって

―――甘い甘い、蜜のような時間は動きを止め

――――ただ、二つの影を祝福する



鈴谷「大好きだよ、提督」

188: ◆ATK1PCranA 2014/10/26(日) 00:09:28.72 ID:tJarY4OZ0
提督「……っ!」///

鈴谷「あ、あはは……さ、先に帰ってるね!」///

鈴谷(ど、どどどどどどうしよ!い、言っちゃった!しかもき、キスまでしちゃった!)

恋する乙女の内心は、コミケ前のサークル並みに荒れていて――――

提督(な、何だったんだろうさっきのは……あれか?今日のお礼のキスとかか!?大好きってのは100%『Love』じゃなくて『Like』の方だろうし……)

――――想いを告げられた男の方は、その鈍感っぷりを全力で発揮していた

190: ◆ATK1PCranA 2014/10/26(日) 00:15:22.84 ID:tJarY4OZ0
それと、明日はお休みします

これからは

月~金 >>1が適当に思いついた艦娘の個別イベント(同じ艦娘が二回以上登場する場合もあります)

土 多数決で決めた艦娘と提督のデート

日 休み。でもたまに書くかも

以上のような予定で進めていきます

213: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 18:39:02.61 ID:5hzL4W3h0
~ある日の鎮守府だよっ!~

扶桑「提督、今日もお疲れ様です」

提督「ん?ああ、扶桑か。そっちこそお疲れ。どうだ、改二の力には慣れたか?」

扶桑「はい、多少は……まだ、火力や武装に振り回されてる部分はありますけど」

提督「そうか。まあ、これから少しずつ慣れていけばいいさ」

扶桑「そうですよね。まだまだ時間はありますし」

提督「なんせ最近深海凄艦がほとんど出ないからな」

扶桑「そうですね、この前の任務の時はそこそこ多く出てましたけど。基本的に平和ですものね」

提督「平和が一番だから別にいいっちゃいいんだけどな。税金泥棒してるみたいで心苦しいところを除けば」

扶桑「ふふ、そうですね」

???「扶桑姉様!」

214: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 18:50:17.77 ID:5hzL4W3h0
扶桑「あれ?どうしたの、山城」

山城「どうしたもこうしたもありません!今すぐに提督から離れてください!」

扶桑「どうして?」

山城「男はみんな狼なんです!きっと提督も、扶桑姉さまの美しいお体を見て欲情して襲い掛かるに違いありません!」ビシッ

提督「おいコラ。誰が狼だとコラ。俺と扶桑は戦友だ。俺は戦友に欲情したりしない」

山城「さあ?それはどうだか……?」ジトー

扶桑「え?欲情しないんですか……?」ガーン

提督「はい?」

山城「はい?」

扶桑「え?あ、ああ!?な、何でもありません!何でもありません!何も言ってませんから!」

215: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 19:09:31.68 ID:5hzL4W3h0
扶桑「そ、それより早く食堂に行かなくちゃ!皆を待たせてしまうわ」アセアセ

山城「むぅ……まあいいです。と に か く!扶桑姉さまはもうちょっと提督に対して警戒心を持ってください!あと提督は沈んでください」

提督「お前何なの?俺を罵倒しなきゃ喋れないの?」

山城「は?何言ってるんですか?山城が扶桑姉さま以外に、ましてや提督なんかによって言動を制限されるわけないじゃないですか。自意識過剰すぎて気持ち悪いです」オエッ

提督「皮肉も通じないとかお前マジで無敵だな!」

山城「うるさいです。私と扶桑姉さまの半径五キロメートル以内で喋らないでください。むしろ呼吸しないでください」

扶桑「山城、提督に対してそんな失礼なことを言ってはダメ」メッ

山城「はうっ!怒ってるお姉さまも素敵です!」ビクンビクン

提督「……ダメだこいつ。もうどうにもならねえ」

ワイワイイガヤガヤ

榛名(結局誰も榛名に話を振りませんでしたね……いえ、気配を消して撮影していた榛名も悪いんですけど。青葉さん直伝の隠密撮影は高性能すぎるのが欠点ですね)

218: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 20:29:51.16 ID:5hzL4W3h0
~夜なのです~

榛名「ふっふ~ん♪」ランラン

榛名(早く来ないかなあ!早く来ないかなあ!扶桑さん早く来ないかなあ!)

榛名(今日の様子を見る限り80%くらいの確率で来るはず!扶桑さんは☆☆☆☆クラスの提督好き!これほど楽しい観察対象はそうはいません!)ジュルリ

コンコン

榛名(きいいいいいたああああああああああああああああ!!!!!!!!)

榛名「はいどうぞ!鍵は開いてます!」

???「し、失礼するわ」

ガチャッ

219: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 20:35:20.23 ID:5hzL4W3h0
山城「こ、こんばんわ……」///

榛名「……」

榛名(あっれええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!???????????)

榛名(な、ななななななななななな何で山城さんが!?提督のことは思いっきり毛嫌いしてるはずなのに!)

榛名(はっ!さてはあれですね!扶桑さんとのことについての相談ですね!ですが残念なことに榛名は百合はサポート外です!)

山城「そ、その、この時間帯に来れば、榛名が恋愛相談に乗ってくれるって聞いて来たんだけど……」

榛名「わざわざ来てくださったのに申し訳ないんですが、百合はサポート外でして……」

山城「百合?何のこと?」キョトン

榛名「え?扶桑さんとのことを相談しに来たんじゃないんですか?」キョトン

山城「えっと、一応、提督とのことについて相談に来たの」///

榛名「……」

220: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 20:48:03.11 ID:5hzL4W3h0
榛名(ふっ、榛名の目も衰えてきたということですか……)遠い目

山城「えっと……大丈夫、榛名?何だか遠い目をしてるけど」

榛名「何の問題もありません。榛名は大丈夫です」

山城「そ、そう。ならいいけど」

榛名「それで、今日の相談内容は何ですか?」

山城「そうね、単刀直入に言わせてもらうと……」



山城「提督に酷いこと言わないようにするにはどうしたらいいと思う!?」

榛名「それ気にしてたんですか!?」



山城「提督のことは好きなの。大好きなの。愛してるといっても過言ではないわ」キリッ

榛名「は、はあ……」

榛名(榛名の中の印象が提督嫌いのシスコンから、ヤンデレ予備軍の重たい女に一気に変わる発言ですね)

山城「ただね、扶桑姉さまのことも大好きなの」

榛名(あ、やっぱりシスコンはシスコンでした)

山城「だからね、扶桑姉さまと提督が一緒にいると……」

榛名「ヤキモチ妬いて提督に当たると……子供ですか貴女は」ハア

山城「言わないで。自分でもそう思ってるんだから」


221: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 20:53:01.11 ID:5hzL4W3h0
榛名「で、提督を罵倒した後に自己嫌悪で死にそうになると」

山城「……そういうこと。本当はもっと提督に甘えたいんだけど……」

榛名「扶桑さんに見られたら傷つけますね」

山城「それに扶桑姉さまは優しいから、私に気を遣って提督のことを諦めてしまうんじゃないかと……」ハア

榛名「……完全に手詰まりじゃないですか」ハア

山城「だから榛名に相談しに来たの!」

222: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 21:03:57.33 ID:5hzL4W3h0
山城「ねえ榛名、どうしたらいいと思う?扶桑姉さまを傷つけず、なおかつ提督に素直に甘えるには」

榛名「無理じゃないですか?どう考えても手詰まりでしょうこれ」

山城「そこをなんとか!」グイ

榛名「そう言われましても……提督のため、山城さんのため、扶桑さんのため、(あと自分の趣味のため)何とかしたいとは思いますけど……」

山城「お願い!榛名しか頼れる人がいないの!」

榛名「そうですねえ……あ、そうだ。扶桑さんがいない隙を狙って提督に甘えればいいのでは?」

山城「それで何とかなるなら既にそうしてるわ。何でか知らないけど、私が提督と二人きりでいると扶桑姉さまが必ず現れるの。しかも故意にじゃなくて偶然に」

榛名「ある意味、雪風ちゃんもビックリの運のよさですね」


223: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 21:14:41.46 ID:5hzL4W3h0
榛名「なら……扶桑さんが物理的に現れないときに甘えれば……出撃とか遠征とか」

山城「提督が気を利かせて私と扶桑姉さまは常に一緒に出撃や遠征、演習に訓練まで行ってるわ」

榛名「無駄なとこで気が利きますね、あの提督は……もう諦めるしかないんじゃないですか?」

山城「そ、そんな……」ジワ

榛名「いや、そんな捨てられそうな子犬みたいな目で見られたら困るんですが……だって無理でしょうこれ」

山城「そうだけど!そうだけど……」

山城「私だってたまには、提督に甘えたいの……」

榛名「……」

榛名(扶桑さんのいない時を狙うのはほぼ100%不可能。でも、扶桑さんを傷つけるから目の前でラブコメるのもアウト。これっていったいどうすれば……)

榛名「……あれ?そもそも、扶桑さんの性格からして提督に甘えたところで傷ついたりしなくありません?むしろ喜ぶような気がするんですが」

山城「ど、どういうこと?」キョトン

榛名「だって、今日も扶桑さん言ってましたよね?『提督に失礼なことを言ってはダメ』って」

榛名「つまり山城さんの提督への態度が軟化したところで喜びこそすれ、傷つくことはないと思うんですけど……」

山城「……」ポカーン

224: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 21:22:45.83 ID:5hzL4W3h0
榛名「まあ、流石に加減は必要だと思いますけど。あんまり好意全開で甘えると扶桑さんに提督Loveなこと気づかれちゃいますし」

山城「……」ポカーン

榛名「でも、きちんと加減さえすれば、今に比べればかなり甘えられると思いますよ?」

山城「は、榛名ってもしかして天才なんじゃないかしら……?」

榛名「よく言われます」

山城「ありがとう榛名!明日さっそくやってみるわ!」バッ ダッ ガチャ バタン

榛名「はい、頑張ってくださいね……って、もう言っちゃいましたか」

榛名(さて、それじゃあ榛名も明日のためにカメラの整備をやっておきましょうか……ウヘヘ、明日はいい日になりそうです)

225: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 21:34:19.87 ID:5hzL4W3h0
~そして迎えた翌日~

山城「提督!」ギュッ

提督「グハッ!な、何だ!?何が起こった!?何故急に腰がヤバい感じになって背中に柔らかいものを感じるようになったんだ!?」

山城「えへへー……提督、てーとくぅ」ギュウッ

提督「その声は山城!いや違う!俺の知ってる山城はこんなんじゃない!もっと俺に冷たい!まさか貴様偽物か!?」

山城「違いますよー、私は正真正銘、あなたの山城ですよ?てーとく」ギュー

提督「違う!絶対に違うって!」

山城「もう、信じてくれないなら……こうです!」

山城は 一度 離れて 再び 提督に 抱き着いた!

山城「はい、これで私だと信じてくれますね?てーとく?」ゴロゴロ

提督「OKわかった!だからすぐに離れよう!そして医務室へ行こう!きっとお前は幻覚性のあるキノコか何かを食べたんだそうに違いない!」

提督(うわああああああああああ!柔らかい!そしていい匂い!やばいやばいやばい! り せ い が し ぬ )

226: ◆ATK1PCranA 2014/10/27(月) 21:45:42.13 ID:5hzL4W3h0
山城「ぶー……嫌です!離れません!」イヤイヤ

提督(ぎゃあああああああああああああ!胸が!山城の胸が俺の胸のあたりこねまわされてる!)

榛名(楽しそうですね、二人とも。まあ榛名も十分に楽しんでますが!)パシャッパシャッ ハアハア

扶桑「提督ー?山城を見ませんでしたか?って、あら?」

提督「扶桑!いいところに来てくれた!早く山城を引きはがして医務室へ――――山城「扶桑姉さま!姉さまも一緒に提督に抱き着きましょう!」――――連れて行ってくれ!」

扶桑「あらあら、これはいったい……?」

榛名「山城さんが日頃の提督への態度を反省して、提督に甘えてるんです」シレッ

扶桑「まあ、そうなの?そっかあ、それは良かったわ。私も山城の提督への態度はちょっと問題かなって思ってたし、山城が提督を好きになってくれたなら私も嬉しい」

提督「扶桑ー!そこの役に立たないアホ秘書艦と雑談なんてしてないで早く助けてくれ!」

山城「姉さま早く!一緒に提督に甘えましょう!」

扶桑「ふふ、そうね。たまには、甘えてみるのもいいかもね……今行くわ!」

ウワー キャー ギャー パシャッパシャッ ハアハア オイヤメロソコハシャレニナラナイ!

こうしてこの日以来、山城は一気に提督にデレたそうです

238: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 21:39:14.28 ID:yKgUqwlu0
~ある日の鎮守府なんだよ!なんだよ!~

赤城「加賀さん加賀さん」チョイチョイ

加賀「……何ですか赤城さん」

赤城「提督がさっき加賀さんのこと探してましたよ?」

加賀「提督が?いったい何の用なんでしょう?あの提督はたいした用事ではなくても私を呼びますからね」ヤレヤレ

赤城(もし加賀さんがわんちゃんだったら、今は尻尾が凄い勢いで振られてるんでしょうね)

加賀「まあ、それでももしかしたら大切な用かもしれませんしね。ちょっと行ってきます」ダッ

赤城「はいはーい、いってらっしゃいです……さて、加賀さんのおやつのクッキー、いくつまでなら食べてもバレないでしょうか?」

239: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 21:51:25.91 ID:yKgUqwlu0
~提督の部屋兼執務室~

バンッ

加賀「提督!呼びましたか!」

提督「加賀GJ!ナイスタイミングで来てくれた!」グッ

榛名「提督、さっやけにトイレが長いと思ってたら、加賀さん呼びに行ってたんですか!?」

提督「ああそうだよ!悪いか!?」アアンッ!?

榛名「悪いですよ!自分が勝てないからって加賀さんを呼ぶだなんて!」グギギ

加賀「……あの提督?これはいったいどういう……?」

提督「ああ、それがな。仕事の休憩がてらスマブラやってたら榛名が『十本先取の勝負で負けた方が勝った方の言うことを何でもきくってルールでやりましょう』とか言い出しやがってな?」

榛名「榛名が八勝した辺りで提督がやけに長いトイレに行きまして」

加賀「……その時に赤城さんが私を探してる提督を見て先ほど私にそれを伝え、今に至るというわけですか」ハア

加賀「あなたたち、仮にもこの鎮守府の提督と秘書艦なんですから、もうちょっとマジメに働いてください」

240: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 22:01:57.55 ID:yKgUqwlu0
提督・榛名「うっ」ビクッ

加賀「はあ……で、結局私はどうすればいいんですか?」

提督「俺の代わりに榛名と戦ってボコボコにしたってください」orz

加賀「提督の頼みなら、引き受けるのはやぶさかではありませんが……」チラッ

榛名「……」ブンブン

加賀「無言で首を横に振っている仲間と戦うのは躊躇われますし……」

榛名「な、なら三人でやればいいんじゃないですかね!?誰かが十勝に達した時点で一番勝ち数の少ない人が、勝った人の言うことを聞くってことで!」

提督「なっ!?榛名てめえ何言って……っ!」

加賀「早く始めましょう。時間が惜しいです」ジュンビ カンリョウ!

提督「なんでお前急にそんなやる気満々なの!?」

榛名(助かった……これで榛名は敗北を免れ、加賀さんは提督に言うことをきかせられる。これぞ、二人ともにお得なWin-Winというやつですね)

241: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 22:04:23.06 ID:yKgUqwlu0
加賀「私のメタナイトの力、思い知ってください」

榛名「ピット君こそが最強です」

提督「ちっきしょー!やるよ!やりゃあいいんだろ!?俺のカービィの真の力、見せてやるぜ!」

243: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 22:08:44.35 ID:yKgUqwlu0
~勝負が終了しました~

提督「……」マッシロ

加賀「ゲームで私に勝てると、一瞬でも思いましたか?」フフン

榛名「うわあ、えげつない……」

榛名(結果は加賀さんの圧勝。加賀さんが十勝した時点で私は一勝、提督は勝ち無しですから……)

加賀「約束通り、私の言うことを何でも聞いてもらいますよ?」

提督「……わかった。俺も男だ。約束は守ろう」キリッ

榛名(きゃー提督かっこいー。微妙に震えているのがなければ素直にそう言えたんですけどね……)

244: ◆ATK1PCranA 2014/10/28(火) 22:16:25.64 ID:yKgUqwlu0
提督「で、加賀の要求は何だ?」

加賀「そうですね……」ウーン



加賀「では、今日は私と一緒に寝てください」



提督・榛名「……」

提督・榛名「はい!?」ブフォッ

提督「ちょ、加賀お前今なんて言った!?」

加賀「今夜は私と一緒に寝てくださいと言いました」

榛名「本気ですか!?本気ですよね!?本気じゃなかったら泣きますよ!?」

加賀「本気です」

榛名「添い寝イベントきたああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ムハー!

提督「ちょっと待て!一緒に寝るのは流石に色々まずいだろう!?」

加賀「大丈夫です。何の問題もありません」

提督「いや、問題あるから!問題だらけの問題パニックだから!」アワアワ

榛名「何言ってるんですか提督!艦娘とコミュニケーションを取るのも提督の務めでしょう!」

提督「寝てたらコミュニケーションの取りようなんざねえだろうが!」



249: ◆ATK1PCranA 2014/10/29(水) 21:47:30.51 ID:Uu9ok5om0
~夜だよっ!榛名の部屋だよっ!~

榛名「はあ~今頃は提督の部屋であんなことやこんなことが起きて……るはずはありませんが、それでもきっと甘々なトークくらいは行われてるんでしょうねぇ。明日の朝一でカメラをチェックせねば」キリッ

コンコン

榛名「はーい、開いてますよー?」

榛名(いったい誰でしょう?今日来るフラグが立っている方はいらっしゃらないはずなのですが)

ガチャッ

加賀「……お邪魔するわ」

榛名「……」

榛名「何で加賀さんがここに!?提督の部屋にいたんじゃなかったんですか!?」

加賀「ちょっと、相談があって。提督にはトイレに行ってくると言ってきたわ」

榛名「言い訳が提督レベルですね!?いや、あの提督のことだからあっさり信じてるんでしょうけど、あまり長いと嘘なのバレますよ!?」

加賀「ええそうね。だから早く相談して早く帰りたいの」ハア

榛名「そんな嫌そうな顔するくらいなら来ないでくださいよ!」ガビーン

250: ◆ATK1PCranA 2014/10/29(水) 22:03:44.13 ID:Uu9ok5om0
榛名「……それで?結局何しに来たんですか?」

加賀「だから相談に来たとさっきから言っているでしょう」

榛名「その相談内容を聞いてるんですよ!」ウガー

加賀「ああ、そういうこと。それならそうときちんと言ってほしいわ」

榛名「今の話の流れから汲み取れない方が悪いでしょう今のは!」

加賀「それで、肝心の相談内容なんだけど」

榛名「榛名のツッコミはガン無視ですかそうですか」



加賀「正直、いざ提督と寝るとなると恥ずかしくて緊張してしまって……」

榛名「だったら何で要求したんですか!?」



加賀「いや、昼に言ったときはいけると思ってたのよ。顔がにやけるくらいテンションが上がってたの」

榛名「そうだったんですか!?加賀さんって表情が変わらないから全然わかりませんでしたよ!?」

251: ◆ATK1PCranA 2014/10/29(水) 22:25:36.63 ID:Uu9ok5om0
加賀「そう……榛名もそう思ってたのね……」ズーン

榛名(あ、これ面倒くさいヤツだ。鈴谷さんと同じ感じがする)

加賀「私ってそんなに無表情かしら。自分では割と表情豊かな方だと思うのだけれど」

榛名「えっ!?あ、あーそうです……ね?」

加賀「……疑問形な時点で本音はバレバレよ、榛名。はあ、もしかして提督にも無表情で無愛想な奴だって思われてるのかしら、私」ドヨーン

榛名(泣き出さないだけ鈴谷よりマシかと思ったら、ちょろくないからやっぱり同じくらい面倒くさいです!)

加賀「はあ……」

榛名「だ、大丈夫ですよ!加賀さんの最大の魅力はたま~に出る微かな笑顔ですから!ギャップ萌えってやつです!」

加賀「……暗にそれ以外の魅力が無いって言われてるような気がするわ」

榛名「そうやってネガティブに捉えるのやめてもらえません!?」

加賀「冗談よ……ありがとう、榛名。おかげで少しは立ち直ってきた」

榛名「加賀さん……」

加賀「榛名のボケのおかげで程よく緊張もほぐれたし」

榛名「あれ!?今回榛名がボケキャラ扱いですか!?どっちかっていうと加賀さんの方がボケてた気がするんですけど!?」

加賀「一航戦の私がボケたりするはずないでしょう」ヤレヤレ

榛名「一航戦とボケキャラ否定の間に何の関係性も見いだせないのですが。榛名がおかしいんですか?」

加賀「それじゃ、私は提督を待たせてるから戻るわ」

榛名「……そうですよね、それでこそ加賀さんですよね」グスン

ガチャッ バタン!

榛名「……頑張ってくださいね、加賀さん。榛名の趣味のためにも!」


253: ◆ATK1PCranA 2014/10/29(水) 22:43:12.25 ID:Uu9ok5om0
~提督の部屋~

提督「加賀の奴遅いな……やっぱり様子を見に行って――――」ソワソワ

ガチャッ

加賀「すみません、遅くなりました」

提督「加賀!よかった……もしかしたら何かあったのかと心配したんだぞ?」

加賀「……そうですか。心配、してくれたんですか」///

提督「当たり前だろ。ほら、さっさと寝るぞ。俺はもう眠気が限界なんだ」アクビー

加賀「そうですね。私も少し眠たいです」

~ベッドIN!~

加賀「……提督。一つ、質問をしてもいいですか?」トントン

提督「何だ?背を向けたままでいいなら答えるぞ?」

加賀「提督は、私のことをどう思っていますか?」

提督「どう思っているか?何でそんなこと聞くんだ?」キョトン

加賀「私って、どうやら感情があまり表に出ていないらしいんです」

提督(『らしい』ってことは自覚無かったのか)

加賀「だから、無愛想な奴だと思われてるのではないかと……」

提督「……確かに、加賀はあまり表情が変わらないから何考えてるかわかりづらいし、出会って最初の頃は無愛想な奴だと思ってた」

加賀「……そう、ですか」

提督「でも今は無愛想だなんて思ってない」クルリ

加賀「え?て、提督?」

提督「加賀はいつも一生懸命で、いい奴だ。楽しい時も、嬉しい時も、悲しい時も、辛い時も、本当は誰より心の中でそう思ってると俺は勝手に信じてる」

加賀「てい、とく……」

提督「俺にとっての加賀は、信頼と親愛に値する大切な仲間だよ」

加賀「あ、ありがとう、ございます……」

254: ◆ATK1PCranA 2014/10/29(水) 22:48:58.37 ID:Uu9ok5om0
提督「質問に対する答えはこんなもんでいいか?」

加賀「は、はい……」///

提督「んじゃ、そろそろ本格的に寝るか。おやすみ、加賀」

加賀「お、おやすみなさい、提督」///

~数分後~

加賀「……提督?もう寝てしまいましたか?」

提督「くー……すー……」

加賀「ふふ、可愛い寝顔ですね」

加賀「提督。先ほどの言葉、とても心に響きました」

加賀「あなたが私の提督で、本当に良かったと思います」

加賀「だから、そんなあなたに見合う働きが出来るように……ちょっとだけ、補給させてもらいますね」///

チュッ

加賀「…して…す。提督」ニコッ

260: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 20:09:17.75 ID:PDoxj6430
~あ る 日 の 鎮 守 府~

コンコン ガチャッ

不知火「失礼します」

提督「ん?不知火、どうした?俺に何か用か?」グギギ

不知火「はい。司令宛の手紙を届けに来たのですが……司令はいったい何をやってるんですか?」

提督「左手で文字書く練習」ウギギ

不知火「……何故そのようなことをしているか聞いても?」

提督「両利きって格好いいよな、って思ったから」フヌヌ

不知火「……はあ」ガックリ

261: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 20:18:28.56 ID:PDoxj6430
提督「何だ不知火。何か文句でもあるのか?両利き格好いいだろ」

不知火「文句はありませんが……何でこんな人が不知火の上司なのだろうとは思いました」

提督「それを文句というのだと俺は思うんだが」

不知火「そうですか?」

提督「そうだよ」

不知火「そうですか」

提督「そうだよ」

榛名「二人で漫才やってないで働いてください」

提督「おいよく見ろよく聞けアホ戦艦。今のやり取りのどこが漫才だ。漫才と言えるほど面白いとこあったか?」ヤレヤレ

不知火「まったくです。不知火は榛名のことを高く評価していたのですが、どうやら見込み違いだったようですね」ヤレヤレ

榛名「何故でしょう。久方ぶりにマジメっぽいこと言ったらすごい非難されたんですが」

262: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 20:54:07.93 ID:PDoxj6430
提督「まあ、冗談はこのくらいにして。手紙プリーズ、不知火」テ ヲ サシダシ

不知火「はい」テガミ ヲ テワタシ

榛名「誰からですか?」

提督「えーっと……げ、天龍からだ」

榛名「天龍さんからですか……て、手紙には何と?」

提督「近々遊びに行くから準備しておけ、だって」

榛名「……」ガクブル

榛名「提督、逃げましょう。この鎮守府は危険です」ガクブル

提督「もう遅いだろ。あいつのことだ、逃げたら喜んで追っかけてくるぞ」

榛名「……そうでした。天龍さんはそういう人でした」ズーン

不知火「あの、司令。先ほどから話題に出てる天龍とは……?」

提督「ああ、不知火はこの鎮守府で建造されたから知らないんだっけか。天龍ってのは前の鎮守府で一緒に戦った俺の部下で、榛名の同僚でもある艦娘だ」

不知火「どういう人なんですか?」

提督「一言で言えば戦闘狂。滅茶苦茶強い上に訓練好きだったから、よく榛名が相手させられててな」トオイメ

榛名「すみませんすみません榛名が悪かったですだから雷撃はもうやめてください雷撃だけは本当に勘弁してください天龍様」ブツブツ

不知火「だから榛名があんな風に壊れているのですか」

263: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 21:01:05.98 ID:PDoxj6430
提督「そういうこった。でも面倒見は割といい奴だったから、駆逐艦の奴らには好かれてたんだよなあ、あいつ」ククッ

不知火「……」ズキン

提督「出撃したら無敵の強さを誇ってたし、今でも俺の中の最強の座はあいつだよ」

不知火「……っ!」

不知火「……司令、不知火は用事を思い出したのでこれで失礼いたします」

提督「ん?ああ、手紙ありがとな。不知火」

ガチャッ バタン

榛名(あー、あれはマズイですね。どうやら今日の相談者は不知火さんになりそうです。榛名、あの人苦手だからなるべく二人きりになるのは避けたいんですが、仕方がありませんか)

264: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 21:17:38.61 ID:PDoxj6430
~名状しがたい夜のようなもの~

コンコン ガチャッ

不知火「お邪魔するわ」

榛名「いらっしゃいませ、不知火さん」ニコッ

榛名「それで?今日はいったいどんな相談なんですか?」

不知火「……強くなりたい」

榛名「何故ですか?」

不知火「……」

榛名「……提督のため、ですね」

不知火「……ええ、そうよ」コクン

榛名「別にあの人は強さで私たちを見たりをしませんよ?」

不知火「それでも、強くなりたいの。不知火が、司令の――――」

榛名「――――提督の『最強』になるためですか?」

榛名「榛名は無理だと思いますけどね、あの天龍さんを超えることなんて。あの人は一種のバグ、例外みたいなものですし」

不知火「それでもっ!」

榛名「それでもやってみなくちゃわからない、とでも?わかりますよ、榛名だって同じことを思ってダメだったんですから」ハア

不知火「……え?」

榛名「今でこそ鎮守府内最強なんてことになっていますが、前の――――横須賀の鎮守府に戻れば榛名なんて精々五番目くらいです。もちろん、一番は天龍さんですが」

榛名「そんな榛名よりも弱い不知火さんが、本当に天龍さんより強くなれると思うんですか?」

265: ◆ATK1PCranA 2014/10/30(木) 21:41:05.44 ID:PDoxj6430
不知火「……でも、そうじゃなきゃ、司令の、最強じゃなきゃ」ウルッ



不知火「不知火はきっと、いらない子になるっ!」



不知火「本当は怖いの。いつか不知火がいらなくなって解体されるかもしれないって。司令がそんなことしないのはわかってる。でも、艦娘としての本能が、知識が、『弱い艦娘に生きる資格はない』って囁く!」

不知火「だから不知火は強くなきゃいけない!誰よりも!誰よりも誰よりも誰よりも!強く、なきゃいけないのに……そうしなきゃ、司令と……」

不知火・榛名「司令(提督)と、一緒にいられない」

不知火「……」

榛名「……榛名も、その気持ちはよくわかります。榛名だって一年前は同じことを思ってたんですから」

榛名「でも、強くなろうと思えば思うほど、世の中上手くいかないものです。それを榛名は一年前に知りました」

榛名「強くなろうとするその気持ちは尊いものですが、あまりに強すぎると身を滅ぼします」

不知火「榛名……」

榛名「不安なら聞けばいいんです。きっと提督はその不安を取り除いてくれます。『弱い艦娘に生きる資格はない』なんて嘘だって教えてくれます」

榛名「それに、今の提督に必要なのは強い艦娘ではありません。純粋すぎるまでに提督のことを想う、恋する乙女です」

不知火「恋する、乙女……」

榛名「不知火さんは提督のこと、嫌いですか?」

不知火「そ、そんなわけない!」

榛名「では、好きですか?」

不知火「そ、それは……そうよ」///

榛名「それは、恋愛感情ですか?それともただの親愛ですか?」

不知火「それは、わからないけど……でも、司令とずっと一緒にいたいって、そう思うわ」

榛名「なら、それでいいんですよ。不知火さんはそのままで大丈夫です。今求めるべきは戦闘的な強さではなく、提督を惚れさせるための魅力です」

不知火「ほ、惚れっ!?」///

榛名「これからも榛名は相談に乗りますから、一緒に提督を落としてしまいましょう!」

不知火「……」///

榛名「返事っ!」

不知火「は、はい!」

榛名「よろしいです、では、今日の相談はもう大丈夫ですね?」

不知火「え、ええ……色々とありがとう、榛名。その、これからもよろしく」///

榛名「はい、よろしくお願いします、不知火さん」

不知火「それじゃあ、今日はこれで失礼するわ。おやすみなさい」

榛名「おやすみなさい」

ガチャッ バタン

榛名「……これで不知火さんは大丈夫でしょう。不知火さんは、一年前の榛名がわからなかった気持ちを、きちんと理解して向き合えたのですから」

榛名「一年前のような惨劇を経験するのは、榛名だけで充分です」ポロリ

榛名「……ねえ、提督。あのとき榛名が間違えなければ、今頃榛名はあなたの隣で笑えていたのでしょうか?」ポロポロ

榛名「『大好きです、愛してます。私の提督』」ポロポロポロポロポロ

275: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 19:42:03.68 ID:cpxNhmCK0
~ある日の鎮守府かと思ったか?その通りだ!ドヤッ~

電「とっりくおあとりーと!なのです!」

夕立「司令官さん!お菓子頂戴!」

提督「ほれ、チョコ・アメ・マシュマロ・クッキー。好きなの選んでいいぞ」ドサッ

文月「あたしましゅまろにする~!」

雪風「雪風はチョコにします!」

提督「もってけもってけー」

漣「すみませんご主人様。お仕事中にお邪魔してしまって……」シュン

提督「気にすんなって。お前らの笑顔を見てると俺も元気になってくるしな」

漣「……ご主人様って、ロリコンなんですか?」

提督「違うわ!」チョップ

280: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 21:36:56.29 ID:cpxNhmCK0
漣「あいたっ!」

提督「ったく、隙あらば人をロリコンってことにしようとするのは昔から悪い癖だぞ」

漣「うう……猛省します」グスン

赤城「提督提督!トリックオアトリートです!お菓子をください!」ダダダッ

提督「やらん」

赤城「何でですか!?」ガーン

提督「お前はむしろあげる側だろうが!第一お前に渡してたら他の奴らの分が無くなるわ!」

赤城「そ、そんな……」

加賀「残念でしたね赤城さん。提督、トリックオアトリートです」

提督「いや、お前にもやらんからな?加賀」

加賀「……」ガーン

提督「そんな絶望した顔されても困るんだが!?」

榛名「加賀さん、逆に考えるんです。お菓子をくれないということは提督は加賀さんに悪戯されたがっているのだと」ボソボソ

加賀「……っ!」ハッ

281: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 21:44:47.39 ID:cpxNhmCK0
加賀「て、提督!い、悪戯しちゃいま――――電「加賀お姉ちゃんもお菓子食べるです?」――――ありがとう電ちゃん。頂くわ」

赤城「あ、加賀さんだけずるいです!」

文月「あかぎおねえちゃんも。たべる~?」

赤城「文月ちゃんありがとう!愛してる!」ギュー

文月「ふ、ふみ~!」モガモガ

提督「……やっぱり俺もあいつらにお菓子あげて――――」

漣「ご主人様?」ジトー

提督「――――くる気はないな!だってもう電とか文月に貰ってるもんな!」アセアセ

榛名(ちっ、提督×加賀と提督×赤城は見逃しましたか……でもまあ嫉妬する漣さんが見れたのでよしとしましょう!)ホクホク

282: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 21:56:41.15 ID:cpxNhmCK0
北上「提督ートリックオアトリート。お菓子頂戴?」スタスタ

大井「キルオアトリート。お菓子をくれなきゃ殺害するわ」スタスタ

提督「北上と大井か。お前らは対象だから好きなの持ってっていいぞ」

北上「やったね。どれにしよっかなあ~?」

大井「私の発言に対するツッコミが無いことに酷くムカつくわ」

提督「大井だからいいかな、と。お前の物騒な発言はいつものことだし」

大井「それはつまり、私になら殺されてもいいと?変態ね」

提督「どうしてそうなる……」ハア

北上「大井っちはチョコでいいんだよね」

大井「ええ、問題ないわ。北上さんは何にしたの?」

北上「クッキーだよ~。提督の手作りなん――――大井「き、北上さんがそっちを選んだなら仕方がないわね!私もそれにするわ!」――――大井っち、提督の手作りだって聞いた瞬間目の色変わり過ぎ……」

283: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 22:36:50.04 ID:cpxNhmCK0
大井「なっ!そ、そんなことないわ北上さん!誰が提督の手作りクッキーなんて喜んで食べるもんですか!わ、私はただ単に北上さんがこれを選んだから私もこれにしただけで……」アワアワ

北上「はいはいそうだねー」スルー

大井「もうっ!北上さん、ちゃんと聞いて!」

提督「人生楽しそうだな、お前らは本当に……」

榛名「そうですね」

榛名「ところで提督。今年は榛名には無いんですか?お菓子」

提督「あるぞ?ほら」サシダシ

榛名「あむっ、もぐもぐ……美味しいです。また腕をあげましたね、提督」

提督「この前の天龍からの手紙に入ってたレシピ見て作ったからな」

榛名「ああ、だからですか……あの人、なんやかんやで何でも出来る完璧超人でしたからね……」トオイメ

提督「そうだな。流石に一人で満漢全席作ったときはビビったわ……」トオイメ

漣「掃除当番のたびに三時間で鎮守府内を新築同然にするのにもビックリしましたよね……」トオイメ

提督・榛名・漣「天龍(天龍さん)って、本当に凄かったよな(ですよね)……」ボー

~その頃の横須賀鎮守府~

天龍「ぶえっくしっ!何だ?提督たちがオレの噂でもしてやがんのか……?」

島風「天龍、風邪?大丈夫?」フアンゲ

天龍「大丈夫だよ、心配すんなって」ナデナデ

島風「んっ……そりゃ心配するよ。だって……」



ビスマルク「きゃー!卵が!卵が爆発したわ!天龍ー!Um mir zu helfen(私を助けて)!」ガラガッシャン!

磯風「な、何だ!?お湯が!お湯がどんどん無くなっていくぞ!?どうなっているんだ!?」グツグツグツ

叢雲「な、何よ!何でお魚がこんな真っ黒になるのよ!絶対におかしいわ!」ボワンッ クロコゲー



島風「このままじゃ、お夕飯が無くなりそうなんだもん……」

天龍「……頭痛え」

愛宕「て、天龍助けてっ!あの子たちをキッチンから出して!」

286: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 23:33:18.13 ID:cpxNhmCK0
~ハロウィーンナイト(ようするに夜)~

コンコン ガチャッ

大井「榛名ー?いるー?」

榛名「いらっしゃいませ、大井さん。紅茶いります?」

大井「ええ、ありがとう。頂くわ」

榛名「はい、どうぞ……それで、今日はいったいどんな相談なんですか?」

大井「その……今日も、いつもと同じ相談なんだけど」オドオド

榛名「……北上さんに対する嫉妬、ですか」

大井「北上さんのこと、大好きなのに。それなのに、提督と会話したりしているところを見てると、どうしても……」グッ

榛名「大井さんは本当に提督のことが大好きですねえ……」ニヤニヤ

大井「べ、別に提督のことなんてっ」アセアセ

榛名「ほら、そういうところがいけないんですよ。常日頃から提督に素直に好意的に接していれば、北上さんが提督と話してるだけで嫉妬することなんてありません」

大井「そ、それは……私と提督が仲良くし過ぎると北上さんが傷ついて……」

榛名「……はあ。まったく、山城さんと同じかそれ以上に酷いですよ。山城さんは本気で扶桑さんのことを考えていた分まだマシですが、大井さん。あなたのそれはただの逃げ、言い訳でしょう」ハア

大井「言い訳なんかじゃないわっ!」

榛名「言い訳でしょう。あなたが恐れているのは北上さんが傷つくことではなく、自分が北上さんに嫌われることでしょう」

大井「……っ!」

287: ◆ATK1PCranA 2014/10/31(金) 23:51:17.84 ID:cpxNhmCK0
榛名「まったく、情けないったらありゃしません。親友に嫌われるのが嫌だから、その親友と好きな人が一緒にいるのを見てるだけで自分は素直に想いを伝えたりもしない。さらにその親友に嫉妬して自己嫌悪って」

大井「うう……」

榛名「大井さんはもう少し北上さんを信じてみるべきだと榛名は思いますよ?」

大井「北上さんを、信じてみる……?もう充分すぎるほどに信じてると思うんだけど……」

榛名「全然足りてません。北上さんは、大井さんと提督がイチャイチャした程度では大井さんのことを嫌いになったりしませんよ。まあ、大井さんみたく嫉妬するかもしれませんが」

大井「そう、なのかな……」

榛名「はい。この恋愛マスターたる榛名が言うのだから間違いありません!榛名は大丈夫です!」

大井「わかったわ、北上さんを信じてみる……」グッ

榛名(ちょろい)

榛名「それでは榛名はそろそろ寝たいので、お部屋にお帰りください」

大井「わ、わかったわ……榛名、ありがとね」ニコッ

榛名「いえいえ、これも榛名の趣味ですから」

大井「それでもよ。いつもありがとう、おやすみ」

榛名「おやすみなさい」

ガチャッ バタン

榛名「もう出てきても大丈夫ですよ」チョイチョイ

288: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 00:04:59.36 ID:9sXNpui10
北上「……」

榛名「で、どうでした?大井さんの気持ちを聞いてみた感想は」

北上「大井っちも、あたしと同じこと思ってたんだね……」

榛名「だからさっき榛名もそう言ったじゃないですか。あなたたちはお互いがお互いを大好きなくせに、今一つお互いを信頼できてないんです」

榛名「だからお互いに遠慮して、結局嫉妬して自己嫌悪。バカとしか言いようのない悪循環ですね」

北上「面目ない……」シュン

榛名「ま、いいですけどね。そのおかげで、こうして榛名の趣味が捗るわけですし」

榛名「ほら、北上さんももういいでしょう?これ以上はあなたたちの問題です。榛名はもう寝ますから、早く部屋に帰って大井さんと色々話して来てください」

北上「う……わかったよ。大井っちと、ちゃんと話してみる」

榛名「それでよろしい」エッヘン

北上「それじゃ、おやすみ。榛名」

榛名「おやすみなさい、北上さん」

ガチャッ バタン

榛名「はあ、ダメですね。ここ最近寝不足のせいか、言い方がきつくなって仕方がありません」

榛名「これもまた、『私』に課された罰ということなんでしょうかね。天龍さん、漣さん」

289: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 00:07:15.86 ID:9sXNpui10
――――目の前に写るのは、どこまでも鮮やかな赤色と。

――――愛しいあなたの、顔でした。

――――『大好きです、愛してます。私の提督』


386: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 18:16:14.53 ID:9sXNpui10
~ある日の鎮守府~

山城「ふふふ~♪てーとくー♪」ゴロゴロ

提督「……あの、山城さん?そろそろ降りていただけませんでしょうか?起きてから二時間くらいこれなんですけど」

山城「ダーメーですっ!今日は折角のお休みなんですから、提督は私と一緒にゴロゴロするんです♪」スリスリ

提督「いやマジで勘弁してください!さっき朝食に呼びに来た加賀の視線の冷たさがやばかったんです!殺される!俺これ絶対後で殺される!」

山城「……提督、いい匂いです」クンカクンカ

提督「だからそういうのをやめろって言ってんだよ!?」

山城「ぶー……提督は私のこと嫌いなんですか?」ウルウル

提督「いや、嫌いとかそういう問題じゃなくてだな……」ワタワタ

山城「じゃあ好きですか?」

提督「えっ!?あ、そ、それは……」///

山城「……やっぱり嫌いなんですね。提督に嫌われるなんて、不幸だわ」ヨヨヨ

提督「お前絶対に楽しんでるだろ!」

山城「バレちゃいましたか」テヘ

388: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 18:25:55.48 ID:9sXNpui10
提督「というかそろそろ本気でどいてくれ。腹減ったし」グゥ

山城「わかりました。その代り、朝ご飯は私に作らせてくださいね?」

提督「わかったわかった。もういいよ何でも。お前が降りてくれて腹を満たせるなら、もう他のことはどうだっていいよ」

山城「本当ですか?それじゃあ、朝ご飯食べ終わったら私とお出かけしてください」

提督「あーはいはいお出かけね。わかったわかった……って、は?お出かけ?」

山城「本当ですね!?私、本気にしましたからね!今更取り消そうだなんて無理ですからね!」キャッキャッ

山城「それでは山城。愛する提督のために朝ご飯作ってきます!すぐ戻るので待っててくださいね!」ダッ

提督「おい山城!ちょ、まっ……行ってしまった」

提督(やばい終わった。俺の人生完璧に終わった。先週の鈴谷との一件で安易な発言を自粛すると決めたのにこの体たらく。俺はバカなのか?)

提督「……とりあえず、山城が戻ってくるまで遺言状でも書いて待ってよう」

389: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 18:39:21.06 ID:9sXNpui10
~時間が経過したよ~

提督「……俺の死んだあとには羅針盤の交換と、妖怪猫吊るしの捜索をよろしくお願いします。っと、こんな感じでいいか」

コンコン

山城「提督。朝ご飯作ってきましたよ?」ガチャッ

提督「サンキュー、山城」

山城「提督の好きな甘めの卵焼きを作ってみました……はい、あーん」

提督「別に自分で食べられるが?」

山城「作ってるところから食べさせて片付けるところまでが料理なんだそうですよ?青葉から聞いた話によれば」ニコッ

提督「それは確実にガセネタだから真に受けるな。まあ、別にいいけどな……」※前に金剛や鈴谷とやったため慣れたため

提督「んむ……美味い。本気で美味い」

山城「えへへ……そうですか?美味しいですか」ニヘラー

山城「次はこのおひたしを……」アーン

提督「もぐもぐ……これも美味いな」

山城「提督への愛をこめて作りましたから!」ドヤッ

提督「へー」

山城「あれ!?思ったより反応が薄い!?」

391: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 19:01:09.18 ID:9sXNpui10
~食べ終わりました~

提督「ご馳走様」

山城「お粗末さまでした」

提督「ふー美味かった……しかし意外だったな、山城が料理上手だったなんて」

山城「一応、家事全般は扶桑姉さまに教わってますから」

提督「なるほど、扶桑は家事得意そうだもんな」

山城「はいっ!姉さまは私の自慢の姉さまです!」

提督「そうか。姉妹仲がよろしくて結構なことだ」ナデナデ

山城「ふぁっ!?て、提督!急に撫でるのは反則です!」///

提督「嫌だったか?」

山城「嫌じゃ……ないですけど」///

392: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 19:23:13.40 ID:9sXNpui10
提督「それで、今日はどこに行くか決めたのか?」

山城「は、はい!?あ、えーとですね。漠然と映画でも見に行こうかなあーと思ってたりします!」アワアワ

提督「じゃ、映画でいいか。山城も色々と準備とかあるだろうし、三十分後に鎮守府前……じゃバレて蜂の巣だな。駅前でいいか?」

山城「は、はい!ふ、扶桑型戦艦山城!頑張ります!」

提督「何を頑張るんだ……?」

397: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 21:19:31.42 ID:9sXNpui10
~三十分後・駅前~

提督(もう二週目だ。先週のようなネガティブシンキングは捨てた)

提督(どうせ死ぬならいっそ最後に思いきり楽しんでしまおう)

タタッ

山城「て、提督、待ちましたか?」ゼーゼー

提督「いや、俺も今来たところだ、ぞ――――」

山城「?どうしました?提督」キョトン

提督(1、10、100、1000、10000……バカな!まだ可愛さが上がるだとっ!)パリーン

提督(白いふんわりとしたワンピースに頭に着けた白いリボンと全体的に白が多いが、その効果で山城の綺麗な黒髪がよく映えている)

提督(それに山城の純粋無垢そうな表情が白い服装と相まって可愛く見える。って、俺は誰に語っているんだ?)

398: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 21:30:08.97 ID:9sXNpui10
山城「提督、もしかしてどこか具合でも悪いんですか?」フアンゲ

提督「い、いやそんなことはないぞ!?俺、元気!超元気!心配、必要、皆無!」オタオタ

山城「そうですか?なら、良かったです。提督が体調を崩すと姉さまが悲しみますから。もちろん、私も」ニコッ

提督「ぷもぶらっ!」グハッ

提督(『山城が可愛すぎて生きるのがつらい』ってタイトルでスレ建てようかと思うほど可愛い山城)

山城「それじゃあ映画館に向かいましょう、提督」

提督「あ、ああ、そうだな」ギクシャク

山城「提督、映画館はこっちですよ?もう、おっちょこちょいなんですから」ギュム

提督「はうあ!……ヤ、ヤマシロサン?アナタハイッタイナニヲヤリヤガッテルンデスカ?」

山城「そ、その、提督とはぐれないように腕を組もうかと……この人ごみですし……」///

提督「腕を組むだけなら胸を当てる必要はないだろ!?」///

山城「す、少しでも提督を感じていたくて……お嫌、でしたか?」

提督「そ、そんなことはないが……」///

山城「では問題ない、ですね。は、早く行きましょう」///

提督「お、おう」///

400: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 21:54:16.12 ID:9sXNpui10
~映画館に着きました~

提督「何見る?山城」

山城「そうですね……この恋愛ものとかどうでしょう?」

提督「何々……『全米が泣いた!究極のラブストーリー』?胡散臭いにもほどがあるな、このキャッチフレーズは。どう考えてもアメリカで放映されてないし」

山城「でもこれ、面白そうですよ?ほら、特にこの『鈍感な上司と一途な部下の純愛』ってところが素敵です!」

提督「今時B級映画にさえならなさそうな内容っぽいが……まあいいか。山城がそれを見たいって言うなら俺は別にいいぞ?」

山城「本当ですか!?それじゃあチケット買いに行きましょう!」グイグイ

提督「お、おい!引っ張るなって!」

401: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 22:16:11.26 ID:9sXNpui10
~チケット売り場~

提督「この映画のチケット二枚ください」

店員「はい、チケット二枚ですね。ただいまカップル様限定で、チケット料の割引と映画で使用されたものと同じデザインの指輪をお配りしているのですが、お客さま方はお付き合いなされていますか?」

山城「か、カップル……指輪……!?」カアア

提督(チケット料の割引!?)

山城「あ、あの、私たち別にカップルって訳じゃ……」///

提督「はい、俺たちは紛れもなくカップルです!それはもう、一部の隙もなくカップルです!」

山城「て、提督!?」///

提督(許せ山城……これもチケット料の割引のためなんだ!)

店員「そうですか。では、チケット料の割引と……はい、こちらの指輪です」

提督「ありがとうございます」

提督「ほら、山城後ろつっかえてるから行くぞ」グイグイ

山城「か、カップル……私と提督が、カップル……」プシュー

402: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 22:27:35.42 ID:9sXNpui10
提督「さて、この指輪どうしたものか」

山城「……」プシュー

提督(俺が持ってても使い道にないしな。オークションにかけても売れる気がしないし)

提督「あ、そうだ。山城、これいるか?」

山城「は、はい!子供は男の子一人と女の子二人がいいですね、あなた!」

提督「お前はいきなり何を言い出してるんだ」

山城「あ、あれ?ここは……映画館?夢のマイホームは?」キョロキョロ

提督「何寝ぼけてんだお前」

山城「あ……」

山城「ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」カアアアアア

山城「わ、忘れてください色々と!」バキッ

提督「ひむぬは!?」ゴハッ

~~~~~

提督「はっ!出版順に並べると時系列が合わなくなるが、時系列順に並べるより見栄えがいい?」

山城「目を覚ましてそうそう何言ってるんですか提督」

提督「山城?ああ、何か変な夢を見てたようだ……」

山城「大丈夫ですか?提督は こ ろ ん で 強く頭を打っていましたから」

提督「転んだ?そうだっけ……?」

山城「はい」シレッ

403: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 23:05:26.46 ID:9sXNpui10
提督「まあお前がそう言うならそうなんだろ……で、ここはどこだ?」

山城「シアターの私たちの席です。提督が こ ろ ん で 倒れた後、倒れた提督を背負って飲み物とポップコーンを買って、ここまで運んできたんです」

提督「すまん、ありがとな」

山城「い、いえ!この程度のことどうってことありませんから!……責任は私にある訳ですし」ボソッ

提督「ん?何か言ったか?」

山城「な、何でもありません!」アセアセ

提督「ならいいが……そうだ。さっき貰ったこの指輪。お前いるか?」

山城「ほぇ?ゆ、指輪ですか!?提督が、私に!?」

提督「ああ、いらないなら別にいいんだが」

山城「い、いります!欲しいです!」

提督「お、おう。そんなに欲しいかこれ……?ほら」テワタシ

山城「……」ジー

提督「ど、どうした山城?」

提督(何故か俺式危険偵察機が反応しているが、きっと気のせいだ!そう信じるんだ俺!信じる者は救われるって偉い人も言ってた!)

山城「……あの、この指輪、提督につけてもらいたいです。ダメ、ですか?」

提督「?別にいいぞ?それくらい」ユビワ ウケトル

提督(サイズ的に……薬指かな?利き手じゃない方が何かと便利だし、左手だな)

提督「ほら」ヤマシロノ ヒダリテノ クスリユビニ ツケル

山城「て、提督!?」///

404: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 23:14:29.57 ID:9sXNpui10
提督「ん?どうした山城」

山城「い、いえ!何でもないですです!」///

提督「本当にどうした!?」

山城「な、何でもありませんってば!……ほ、ほら、映画始まっちゃいますよ?」///

提督「お、おう……」

~映画が始まってしばらくして~

提督「くー……すー……くー……むにゃ……」クカー

山城(提督寝ちゃってる……やっぱり提督の寝顔はいつ見ても可愛いわ)

山城「ふふっ……」

405: ◆ATK1PCranA 2014/11/01(土) 23:26:43.90 ID:9sXNpui10
山城「ねえ、提督。あなたは私の気持ちに気付いてるんですか?」

暗闇のシアターの中で、少女は囁く。

山城「いっつもいっつも私のこと惑わせて……本当は気付いているんじゃないですか?」

返事はない。でも、それでいいのだ。これは、返事を貰うための問いではないのだから。

山城「今日だって、いきなり指輪を渡して来て、しかも左手の薬指に嵌めるなんて……狙ってやってるとしか思えません」プンプン

山城「でも、やっぱりあなたは気付いてないんでしょうね。私は、こんなにこんなにこーんなに、あなたのことを想っているというのに」

山城「それでも、最近はそれでいい気もしてきました。私はあなたに告白する勇気もない欠陥戦艦ですから、このままでいいんじゃないかって。このまま、あなたの優しさに包まれていればいいんじゃないかって」

山城「いつかあなたが誰かと想いを通じ合わせたとしても、少しだけ、ほんの少しだけでも、あなたの心に私の居場所があるなら」

山城「私は、それで満足です」ニコッ

――――雫が、こぼれる。

山城「だけど、今日だけ。今日だけなら、あなたを、私が独占してもいいですよね……?」

――――想いが、こぼれた。

山城「……ん」チュッ

――――世界が、恋する少女と、彼女の想い人を祝福する。

山城「えへへ……私のファーストキス、なんですよ?」///

暗闇の中、少女は笑う。

山城「大好きです、提督」ニコッ

411: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 17:44:16.48 ID:vEJmAX4k0
~ある日の鎮守府~

提督「ついに来たか……この日が」

青葉「どうしたんですか司令官。そんな悟ったような顔をして」クビカシゲ

提督「何でもないさ。とりあえず、鎮守府内の全スピーカーの電源をONにしてくれ」

青葉「?はい、わかりました」ポチッ

提督「よし、それじゃやるか」

提督『岩川鎮守府勤務の総員に告ぐ!今日、この鎮守府に世界最強の生命体がやってくる!全員、刺激することのないように過ごせ!』

提督『そして万が一榛名が外に出ようとしていたら問答無用でこれを捕縛し、執務室まで連行するように!以上!』

青葉「……あの、司令官?世界最強の生命体ってなんなんですか?」

提督「ああ、それはな――――」

漣『ご主人様!先方がお見えになられました!』

提督「くっ、もう来たか……すまん青葉!説明は後だ!俺は玄関に向かう!」ダッ

412: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 17:52:17.70 ID:vEJmAX4k0
~鎮守府入口~

???「ほう、ここが提督や榛名たちが勤務してる鎮守府か……」

提督「そうだ。ようこそ、岩川鎮守府へ……久しぶりだな、天龍」

天龍「よう提督。久しぶり」ニイッ

漣「久しぶりね、天龍」

天龍「おお漣!元気だったか?」ギュッ

漣「げ、元気!元気だったから!降ろして!」ジタバタ

天龍「お前は相変わらず抱っこされるの嫌がるんだな……島風だったら喜ぶのに」チェッ

天龍「あれ?そういや榛名はどうしたんだ?」

提督「ああ、あいつならきっと――――」

榛名『ぎにゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!お願いです見逃してください!今日だけは!今日だけはこの鎮守府にいられないんです!一刻も早く逃げないと天龍さんが来ちゃうんです!』

提督「どうやらちょうど捕まったみたいだな。会いに行くか?」

天龍「もちろん」

413: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 17:59:07.48 ID:vEJmAX4k0
~鎮守府裏口~

榛名「……」グスッ

不知火「大人しくすればこんなことにはならなかったものを……」

加賀「無駄な抵抗を試みるから縛られたりするんですよ」

榛名「不知火さんと加賀さんの鬼!悪魔!人でなし!天龍さん!」

天龍「おい、今の流れでオレの名前が入ったことについて詳しい話を聞かせてもらおうじゃねえか」

榛名「て、ててててて天龍さん!?何故ここに!?」

提督「お前が捕まった声がしたからな。連れてきてみた」ニヤッ

榛名「て、提督……あなたはなんてことをしてくれたんですか!」

414: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 18:10:14.74 ID:vEJmAX4k0
天龍「それで?何でオレが鬼や悪魔と同列に語られたのか、教えてもらおうか」ゴゴゴゴゴ

榛名「ひいっ!すみませんすみません榛名が悪かったです!ちょっと昔のトラウマからポロっと本音が飛び出しちゃっただ
けなんです!反省してますからどうか!どうかご容赦願えませんでしょうか!」ドゲザッ

天龍「……はあ。まあいいけどな。オレがお前に怖がられてんのはいつものことだし」

天龍「それより、この二人は?ここの艦娘か?」

不知火「は、はい。岩川鎮守府勤務、第二艦隊所属の陽炎型駆逐艦二番艦の不知火です」

加賀「同じく岩川鎮守府勤務、第一艦隊所属の加賀型航空母艦の加賀です」

天龍「おう、不知火に加賀だな。俺は横須賀鎮守府勤務、横須賀鎮守府の提督代行にして第一艦隊旗艦の、天龍型軽巡洋艦一番艦の天龍だ。よろしくな」ニカッ

不知火(この人が天龍……イメージと少し違う)

415: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 18:17:41.73 ID:vEJmAX4k0
提督「今日はわざわざ横須賀からここまで来てくれたんだ。歓迎してやってくれ」

天龍「まあ、わざわざって言うほどの距離でもなかったけどな。海上走ったら一時間くらいで着いたぞ」

加賀「い、一時間……?」

提督「それはお前の性能がぶっ飛んでるからだろうが。普通はもっとかかるんだよ」

天龍「そういうもんかねえ……まあいいや。提督、早速で悪いんだが演習室とここの第一艦隊を貸してくれ」

提督「……来て早々に演習か。ちょっと休憩したらどうだ?」

天龍「冗談にしちゃ笑えねえぜ提督。大人しく休んでるくらいだったら訓練するのがオレ流だ。知ってるだろ?」

提督「知ってる……はあ、わかったよ。加賀!悪いが残りの第一艦隊の奴らを呼んできてくれ!」

加賀「は、はい!わかりました」タタッ

417: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 18:29:56.60 ID:vEJmAX4k0
~演習室~

金剛「ヘーイ!提督!お呼びですカ!?」

鈴谷「どしたの?鈴谷に何か用?」

赤城「ご飯ですか!?ご馳走ですか!?」

加賀「提督、連れてきました」

提督「うむ、ご苦労。今連れてきた三人に加賀・榛名・漣をプラスした六人がうちの第一艦隊だ」

天龍「ふーん……戦艦二隻に正規空母二隻、重巡と駆逐艦が一隻づつか。潜水艦はいねえのか?」

提督「潜水艦は元々数が少ないからな。うちの鎮守府にも伊58ってのがいるが、生憎今は遠征中だ」

天龍「そうか。イムヤの奴が呉の方に行っちまったから久々に潜水艦と戦えるかと期待してたんだが……まあいいか」

榛名「言っておきますが、榛名は嫌ですからね。天龍さんと演習なんて。いくら妖精さんの謎システムに保護されてて轟沈は無いといっても、絶対に嫌です」

漣「漣もパスでお願い。まだ死にたくない」

天龍「何だよ、つまんねえな……じゃ、不知火と、そこに隠れてるお前。代わりに入ってくれ」

???「っ!?」ガタッ

大井「気づいてたの?」スタスタ

天龍「気配でなんとなくな」

418: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 18:35:38.69 ID:vEJmAX4k0
天龍「それで、オレと戦ってくれる気はあるか?」

不知火「はい。不知火も是非お手合わせしたいと思っていたところです」

大井「私もOKよ。提督に世界最強とまで言われた艦娘ですもの。倒せばきっと北上さんも……くふふ」

天龍「あんたらもいいか?」

金剛「よく分かりませんが、あなたと演習すればいいのですカ?私は別に構いませんヨ?」

鈴谷「鈴谷もいいよー。航空巡洋艦の力、見せてあげる」

赤城「倒せばご馳走ですか?それならお相手します」

加賀「私も別に構いません」

天龍「そうか。それじゃあ早速始めよう」

420: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 18:51:57.69 ID:vEJmAX4k0
~演習開始~

加賀「まずは索敵。赤城さん、鈴谷、やりますよ」

赤城「彩雲、全機発艦!」※赤城さんにも搭載されました

鈴谷「紫雲、全機発艦!」

『敵艦発見!』

赤城「見つけた!北北東の方から高速で接近中!第一次攻撃隊、発艦!」

ドゴン バゴン ドガン

赤城「嘘!?第一次攻撃隊、全滅!」

加賀「くっ、ここは譲れません!第一次攻撃隊、発艦!」

天龍「遅い」バンッ×46

加賀「なっ!?」

加賀(46機あった烈風(六○一空)が一瞬で!?いや、それ以前にいつの間にこんな近くに!?)

大井「甲標的 甲、発射!」

天龍「ふっ!」サッ

大井「全部避けた!?」

天龍「そろそろこっちから行くぜ!」バンッ バンッ

加賀「飛行甲板に直撃。そんな……馬鹿な」グハッ

金剛「加賀っ!?よくも加賀をやってくれたネ!全砲門、Fire!」ドンッ

鈴谷「うりゃーっ!」

421: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 19:04:07.64 ID:vEJmAX4k0
天龍「ちっ」シュッ

鈴谷「はっ!?金剛と鈴谷の砲弾を、素手で防いだ!?」

金剛「き、規格外にも程があるネ……」

天龍「おら、お返しだっ!」バンッ バンッ

鈴谷「きゃあっ!」ドガンッ

金剛「Shit!提督に貰った装備が……っ!」バギンッ

天龍「どうした?これで終わりか?」

赤城「まだ!第二次攻撃隊、第三次攻撃隊、全機発艦!」

天龍「数が多けりゃいいってもんじゃねえだろ!」バンッ   ドガアアアアアアアン!!!!!

天龍「はっ!」バンッ

赤城「くっ、一航戦の誇り……こんなところで失うわけには……」ガハッ

天龍「あとはあの雷巡と、不知火だけか」

不知火「はあっ!」シュッ ※不知火さんは現在近接武器的なものを装備しています

天龍「!?」ガキンッ ※刀です

不知火「ちっ……不意打ちは失敗しましたか」

天龍「いいや、お前は誇っていいぜ。このオレにまったく気配を気づかせないなんて。大したもんだ」

不知火「お褒めに与り光、栄、ですっ!」シュッ シュッ シュッ

天龍「よっ、ほっ、とっ」キンッ キンッ キンッ

422: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 19:16:36.43 ID:vEJmAX4k0
天龍「さて、そろそろ決めないとな。いくぜ!」

不知火(やばっ――――)

天龍「飛天御剣りゅ――――」

提督『おいバカやめろ!』 ※無線とかそんな感じです

天龍「んだよ、っるせえなあ。わかったよ、オリジナルの技でやるよ」

不知火「せあっ!」斬っ!

天龍「ほいっ!」カキンッ クルンッ

不知火(体勢が崩された!?)

天龍「じゃ、改めて。天龍式剣術、壱の技」

天龍「『斬龍』!」ザッ

不知火「くはっ!」バタンッ

天龍「残りはあの雷巡ただ一人」

大井「61五連装(酸素)魚雷、全発射!」

天龍「はあっ!」キンッ

大井「魚雷斬るとかどんな強度してるのよその刀!」

天龍「触れなば斬れん――――ってな。これで、チェックメイトだっ!魚雷発射!」

大井「きゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」バゴンッ

天龍「敵艦全大破。終わりだな」フッ

提督『そこまで!勝者、天龍!』

426: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 21:35:43.99 ID:vEJmAX4k0
~食堂でお昼ご飯~

天龍「飯できたぞー!」スタスタ

赤城「待ってましたぁ!」

鈴谷「うわー!うわー!うちの誰が作った料理よりも美味しそうだよ!食べていい!?」

天龍「もちろん」

赤城「いただきまふ!」モグモグ

加賀「赤城さん。せめて言い終わってから食べてくだふぁひ」モグモグ

不知火「あなたが言えることじゃないでしょう」

鈴谷「いっただっきまーす!」

金剛「いただきますネー!」

不知火「いただきます」

ガツガツムシャムシャモグモグワタシノハンバーグトッタノダレデスカシラヌイノパンモヒトツタリマセン

天龍「みんないい食いっぷりだな。ほら!まだまだあるからどんどん食え!」

榛名「相変わらず天龍さんのご飯は美味しいですね」モグモグ

漣「というか、前より美味しくなってる気がする」モグモグ

提督「腕を上げたか?」モグモグ

天龍「まあな。なんせ今の横須賀で料理が出来るのは俺を含めて二人。残り四人のうち三人は台所を地獄に変えるのような奴らだからな」ハハハ

提督・榛名・漣(あの天龍(さん)が死んだ目をするなんて、いったいどれほどの地獄なんだ(なんでしょう)……?)ガクブル

427: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 21:45:31.67 ID:vEJmAX4k0
※言い忘れてましたが、大井っちは北上さんのところに行きました

~食事終了~

赤城「美味しかったです」

天龍「そう言ってもらえりゃ、こっちも作った甲斐があるってもんだ」

加賀「凄いですね。あの圧倒的な戦闘力に、料理の腕も完璧なんて」

榛名「料理だけじゃなくて、掃除・洗濯・裁縫もすべて一流ですからね。天龍さんは」

漣「しかも事務仕事の能力も一級品。本当に何でも出来る超人です」

鈴谷「ふへー。すっごいんだねー」

金剛「羨ましい限りデース」

天龍「ま、それほどでもあるけどな」フフン

不知火「でも、何故あなたはそんなに何でもできるのですか?」

天龍「どういう意味だ?」

不知火「軽巡洋艦にしては破格の強さ。それに、『天龍』という艦娘は代々家事と事務は苦手な戦闘マニアだったという話を聞いたことがあります」

天龍「あー、それはなんつーか、色々あるとしか言いようがないんだよな」

428: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 22:01:06.68 ID:vEJmAX4k0
不知火「色々とは?」

天龍「別にオレは言っちまってもいいんだが……」チラ

提督「お前の化け物っぷりに関することなら話してもいいぞ」コクン

加賀「提督も知っているのですか?」

提督「ああ。こいつを建造したのは俺だからな」

天龍「提督からも許可が出たし、ちょっとだけなら語ってやるか」

天龍「まず、艦娘の建造の仕方は知ってるな?」

鈴谷「えっと、使う資材の量を決めて妖精さんに頼んだら、その資材の量に応じて艦娘が作られるんだよね」

天龍「だいたいそんなところだ。で、肝心のオレが建造されたときのことなんだが……」



天龍「提督が全資材MAXで発注したら、妖精さんが寝ぼけて色々な謎技術とか駆使して出来上がったのがオレなんだよ」



一同(提督・榛名・漣を除いて)「……」ポカーン

天龍「あ?どうした?」

430: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 22:16:12.53 ID:vEJmAX4k0
鈴谷「いやいやいやいや!どうした?じゃないでしょ!?」

金剛「一番肝心なところがぼやけすぎデース!」

加賀「謎技術ってなんなんですか!?」

天龍「いや、そう言われてもな……オレだって妖精さんとか提督に聞いただけだし」タジタジ

不知火「それにしてももうちょっとこう、何かないんですか!?」

天龍「え?え、えーっと、オレを作るときに資材使い過ぎて鎮守府が壊滅寸前になったとか?」

赤城「そういうことじゃないですよ!?」

431: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 22:28:54.16 ID:vEJmAX4k0
>>429 妖精さんが寝ぼけて謎技術使ってくれないと無理なんでやめておいた方がいいと思いますよ?奇跡的に成功したらフラレ級とか来てもワンパンでしょうけど

ギャーギャーワーワー

天龍「と、と に か く !これでオレが完全無欠な理由が分かっただろ!?」

加賀「何だか色々納得できませんが……」

鈴谷「まあ、これ以上聞いても意味なさそうだしね」

不知火「この辺にしておきましょう」

提督「……楽しそうに話してるから言い忘れてたが、お前ら訓練に行かなくていいのか?他の奴ら待ってるぞ?」

一同(天龍と提督以外)「あ……」

榛名「榛名と金剛さんは戦艦組(比叡、扶桑、山城)の訓練があったのでした!」ダッ

金剛「行ってくるネー!」ダッ

赤城「わ、私たちも他の空母の子たちと訓練する約束が!」アワアワ

加賀「行きますよ赤城さん!」ギュンッ

鈴谷「鈴谷も熊野と一緒に艦載機飛ばす練習するんだった!」タタッ

漣「電や文月たちに砲雷撃戦の指導をしてこなくては!不知火も早く!」グイッ

不知火「は、はい!」ササッ

432: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 22:41:55.83 ID:vEJmAX4k0
天龍「慌ただしい奴らだな……」カカッ

提督「まったくだ。でも、そのおかげで退屈しないけどな」ククッ

天龍「……提督。ちょっとマジメな話がある」

提督「何だ?」

天龍「まずは――――」トントン

天龍「――――『その身体』に異常はないか?」

提督「そもそもこの身体は最初から異常だろうが」

天龍「そういうことを言ってるんじゃない。いいか、今のお前の身体はいつ崩壊したっておかしくないんだぞ?」ギロッ

提督「……大丈夫だよ。日常生活に支障が出るような異常はない。回復力も問題なく機能してる」

天龍「そうか……それならいい」

提督「で、本題は?わざわざ身体の調子を聞きに来たわけじゃないだろう?」

天龍「実は――――」



天龍「――――『エラー娘』を目撃したって情報が流れてきた」



提督「っ!?」

提督「それは、本当なのか……?」

天龍「ああ。翔鶴の奴が、舞鶴で見たらしい」

提督「そう、か……」

433: ◆ATK1PCranA 2014/11/02(日) 22:47:52.48 ID:vEJmAX4k0
天龍「で、どうするんだ?一度目撃されたんだから、もう一度見つけるのは不可能じゃないはずだぞ?もしかしたらまだ舞鶴周辺にいるかもしれない」

提督「いや……今はまだいい。いつ深海凄艦が出るのかもわからないのに、俺の我儘だけでここを空けるのはマズイ」

天龍「お前がそういうならいいが……本当にいいのか?」

提督「ああ」

天龍「そうか。それならいい」クルッ

提督「もう帰るのか?」

天龍「いいや、ちょっとここの訓練を見て回るだけさ。しばらくはここに滞在するつもりだしな」

提督「……指導するつもりなら手加減してやれよ?」

天龍「前向きに検討するとだけ言っておこう」スタスタ

437: ◆ATK1PCranA 2014/11/03(月) 11:24:05.53 ID:FzH8qD2O0
~ある日の鎮守府Morning~

☆榛名の夢の中☆

榛名(だるっ)グダー

榛名(ああそうですかまたですか。またこの夢ですか。何度見ればいいんですかこの夢)ハア

榛名「でもまあ、どうせなるようにしかなりませんか」

榛名「願わくば、最後の部分だけはカットされんことを……無理だと思いますけど」

438: ◆ATK1PCranA 2014/11/03(月) 11:36:16.40 ID:FzH8qD2O0
~榛名の夢の中(一年前)~

榛名が最初に見たのは、提督の顔でした。

提督「……出来た出来た。なるほど、これが艦娘か」ジロジロ

漣「いや何初めて艦娘を見た的な雰囲気出してんですかご主人様。数時間前から漣と一緒にいたじゃないですか」

提督「お前、艦娘、何か、違う」

漣「何ですか。何か漣のぱーふぇくとぼでぃに文句でもあるんですか?よろしいならば戦争だ」グッ

提督「冗談だよ冗談!ってかこの子が話についてこれてないから一回黙っててくれ!」

榛名「あ、あの……」オロオロ

提督「悪い悪い。まだ着任したばっかりで色々勉強不足なんだ……それで、キミは何ていう艦娘なんだ?」

榛名「こ、高速戦艦榛名です。あ、あなたが提督ですか?よろしくお願いします」ペコリ

提督「榛名、か。よし……覚えた。これからよろしくな」

榛名「は、はい!」

439: ◆ATK1PCranA 2014/11/03(月) 11:53:00.24 ID:FzH8qD2O0
あの頃はまだ漣さんと榛名しかいなかったので、出撃はせずに訓練ばかりしていました

榛名「主砲!砲撃開始!」ドーンッ

漣「そこなのねっ!」バシュッ

提督『そこまで!今日の訓練はこれで終了!』

~~~~~

提督「今日もお疲れさま。ほい、スポドリ」

榛名「ありがとうございます」ゴクゴク

漣「ドクペは無いんですか?」

提督「無い。これで我慢しろ」つゲータレード

漣「ひゃっほう!最近あんまり見ないから心配してたんですよ!やっぱスポドリはこれに限ります!」ゴキュゴキュ

440: ◆ATK1PCranA 2014/11/03(月) 12:03:21.45 ID:FzH8qD2O0
三人目の艦娘が建造されました。この頃榛名はちょびっとだけ人見知りだったので緊張しましたが、後輩が出来ると思うと嬉しかったです

伊168「伊168よ。何よ、言いにくいの?じゃ、イムヤでいいわ……よろしくねっ!」

提督「うむ、よろしく。俺がここの提督だ。何かあったら言ってくれたまえよ」ムンッ

漣「実質何一つ仕事できてないクセに何言ってんですかご主人様は……どうも、この鎮守府の第一艦隊旗艦を務めている漣です。よろです」

榛名「お、同じく第一艦隊所属の榛名です!よろしくお願いします!」

伊168「よろしくね、漣、榛名。……あと提督」

提督「俺がおまけ扱いって酷くねっ!?」ガーン

441: ◆ATK1PCranA 2014/11/03(月) 12:17:51.53 ID:FzH8qD2O0
艦娘が三人になったので、簡単な海域になら出撃していいと言われました。榛名にとっての初陣……気合が入りました

イ級「……っ」ドンッ

漣「はうっ!」小破

榛名「漣さん!?大丈夫ですか!?」

漣「だ、大丈夫大丈夫。もーまんたいだよ。それより、早く決めちゃって」

榛名「はい!主砲!砲撃開始!」ドーンッ

イ級「……」撃沈

伊168「むにゃ……あれ?終わったの?イムヤの出番無し?」

漣「戦闘中に寝る方が悪い」

榛名「す、すみません!榛名が倒しちゃったせいで!」ペコペコ

伊168「いや、そんなに謝られても困るんだけど……」

提督『漣が小破したみたいだな。被害が拡大しても困るし一度帰投しろ』

漣・榛名・伊168「「「了解!」」」

469: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 17:20:17.36 ID:DCFG5kdw0
榛名(何故でしょう。この一週間の記憶がすっぽり抜け落ちています)

榛名(月曜の朝に嫌な夢見て目を覚ましていつも通り仕事して――――みたいな一週間を過ごしたはずなのに記憶がありません。しかも今日の夢は先週の夢の続きみたいです)

榛名(えっと……何でしたっけ?ああ、そうそう。初陣が終わったところでしたっけ)

榛名(ということはあの日の夜のところからですかね……正直あれ見ると赤面してバタバタしたくなるんですが)

470: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 17:34:27.22 ID:DCFG5kdw0
初陣の日の夜、榛名は提督の部屋を訪れました

コンコン

榛名「……提督、起きてますか?」

提督「起きてるぞ」ガチャッ

提督「どうしたんだ榛名。こんな時間に」

榛名「ご、ご迷惑でしたか?」シュン

提督「いや、まだ寝る気はなかったから別にいいけど」

提督「とりあえず、中に入れ。寒い」ブルッ

471: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 18:04:42.78 ID:DCFG5kdw0
提督「紅茶でいいか?」

榛名「は、はい。大丈夫です」

提督「ん」カチャカチャ

榛名「……」

提督「……」トポトポ

榛名「……」

提督「……ほい」サッ

榛名「ありがとうございます」

472: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 18:49:54.87 ID:DCFG5kdw0
提督「で、何の用なんだ?」

榛名「……」

提督「要件無いなら追い出すぞ」

榛名「じ、実はですね。そ、その……」ウルウル

提督「……はあ」スタスタ

榛名「え、て、提督?」

提督「……」ポン

提督「……怖かったんだろ?初めて敵と戦って」ナデナデ

473: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 20:00:31.08 ID:DCFG5kdw0
榛名「にゃっ……!?」///

提督「ったく、震えてるの隠してたつもりなのかもしれんが、バレバレだったからな?」

榛名「そ、そうだったんですか……?」

提督「ああ」

榛名「も、もしかして出撃までに涙目になってたのも……?」オソルオソル

提督「モチのロン」

榛名「やっぱりですかあああああああ!!!!!」グスン

474: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 20:37:50.93 ID:DCFG5kdw0
榛名「……幻滅、しましたか?」

提督「は?何で?」

榛名「だって、榛名は戦うために作られたのに、戦うのが怖いなんて」

榛名「そんなの、おかしいじゃないですか!」ダンッ

提督「……」

榛名「本当に、おかしいんです。この体は戦うために出来てるのに。この心は戦うためにあるはずなのに」

榛名「体は殺すことの重圧に震えて、心は死ぬことの恐怖に震えるなんて」

榛名「どう考えたって、おかしいじゃないですか!」

476: ◆ATK1PCranA 2014/11/09(日) 20:49:13.88 ID:DCFG5kdw0
提督「……俺は、そうは思わない」

榛名「何故?」

提督「殺すことにも死ぬことにも何も感じない。そんなことの方がよっぽどおかしい」

榛名「でも、榛名は戦うために作られたっ!」

提督「そんなことはない。お前は、戦うためじゃない。生きるために作られた」

提督「その体は自分の願いを叶えるためにあって、その心は望みを生み出すためにある」

榛名「そんな……ことは……っ!」

提督「戦いを恐れない奴なんていないさ。たとえそれが艦娘でも、戦いを恐れちゃいけないなんてことは絶対にない」

榛名「……本当にいいんですか。榛名が怖がっていたら、提督にまでご迷惑がかかるかもしれないんですよ?」

提督「はっ!今更一つや二つ迷惑が増えたところでどうってことないさ。お前ら艦娘と関わるようになってから睡眠時間とか一時間半がデフォなんだぞこちとら」

提督「だから、お前はそのままでいい。怖くなったら、いつでも俺が支えてやる」

榛名「てい、とく」ボロボロ

提督「ほら、もう泣くなよ榛名。可愛い顔が台無しだぞ?」

榛名「か、可愛っ!?」カアアッ

提督「ん?どした?」

榛名「い、いえ!今日はありがとうございました!榛名は明日の訓練に備えてもう寝ますのでさようならおやすみなさいです!」ダダッ

提督「あ、おい!榛名!走ると危な――――」

榛名『きゃああああああああああああああああああああああ』ドガバキグシャ

提督「……言わんこっちゃない」ヤレヤレ

483: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 19:03:17.41 ID:YMOAEOGo0
~ある日の武道館だよっ!~

那珂「みーんなー!今日はありがとー!寂しいけど、今日はこれでお別れだよー!」

名状しがたいファンのようなもの達『うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!那珂ちゃああああああああああああん!』

那珂「次のライブも、また見に来てねー!」

名状しがたいry『もちろんだよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!』

485: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 19:28:06.79 ID:YMOAEOGo0
~ライブ終了後・舞台裏~

那珂「ふぅ、今日もいっぱい歌ったよぉ……」グテー

那珂「飲み物欲し~い。P――――じゃなかったT、お茶とって~」

榛名「はい、今日もお疲れ様でした」サシダシ

那珂「あれ?榛名?何で?提督は?」ウケトリ

榛名「提督は今日仕事が忙しくて途中で帰りましたよ?ライブはちゃんと見てから行ったみたいですけど」

那珂「そ、そうなんだ……今日の夜は久しぶりのオフだから、一緒にご飯でも食べようと思ってたのになぁ……」シュン


489: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 20:06:38.07 ID:YMOAEOGo0
~夜。そう、それは榛名の部屋~

那珂「はふー。相変わらず榛名の淹れてくれた紅茶は美味しいね」

榛名「提督と天龍さんに散々仕込まれましたからね。大抵の家事スキルはマスターしてます」ドヤッ

那珂「……はあ。やっぱり那珂ちゃんも秘書艦目指せばよかったかなあ」

榛名「どうしたんです?急にそんなこと言いだして」キョトン

那珂「だってアイドルやってたら提督と一緒にいられる時間少ないし、那珂ちゃん家事も書類仕事も出来ないから提督のこと手伝えないし」

那珂「いっつも提督といられて、家事とか事務とかで提督の役に立てる、秘書艦を目指せばよかったかなあって」

榛名「……」

那珂「ま、流石にそれは冗談だけどさ。那珂ちゃんが秘書艦になろうとしたところで榛名に勝てるわけないし」

那珂「それでも、ちょっとだけ考えちゃうよ。もしも那珂ちゃんがアイドルにならなかったら、ってさ」ハハッ

490: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 20:14:43.54 ID:YMOAEOGo0
榛名「……でも、本当にそう決断してたら、あなたは幸せになれましたか?」

那珂「ふみゅ?」キョトン

榛名「あなたは何でアイドルになりたかったんですか?提督のためですか?」

那珂「そ、それは……もちろん、那珂ちゃんの歌を褒めてくれた提督に、アイドルになってもっと褒めてもらおうって気持ちもあったけど……」

榛名「あったけど?」

那珂「やっぱり、那珂ちゃんは歌うのが好きだからだよ。おっきなステージで、たくさんのファンのみんなと大好きな提督を、歌とダンスで元気にしたいって思ったからだよ」

榛名「なら、アイドルになったことを、本気で後悔してますか?その時の気持ちを、否定するんですか?」

那珂「そんなことはないよ。那珂ちゃんは今も変わらず、歌うのが好きだし、誰かのために歌いたいって思う」

491: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 20:21:24.77 ID:YMOAEOGo0
榛名「でしたら、アイドルをやめる気はないんですね?提督との時間が少なくなっても」

那珂「うん。これは那珂ちゃんが自分で決めたことだからね。アイドルやめて秘書艦になるってのも憧れるけど、それはやっぱり想像の中だけでいいかな?那珂ちゃんだけに」クスッ

榛名「それならいいです。あなたがそれでいいと思う道を往くべきだと榛名は思いますから」

那珂「うん、ありがと榛名。那珂ちゃん、久しぶりに初心に戻れた気がするよ!」

榛名「艦娘の相談に乗るのが榛名の趣味ですから」

那珂「……榛名のそれって、恋愛相談だけじゃなかった?」

榛名「……それを言わないでください。だ、大丈夫ですよ!今回は提督orアイドルみたいな話でしたから!」

那珂「無理矢理感が凄いよ……でもいっか!榛名がそれでいいって言うなら!」

榛名「はい!榛名は大丈夫です!」

492: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 20:29:56.96 ID:YMOAEOGo0
那珂「あー!何だか那珂ちゃん歌いたくなってきた!ねえ榛名、今から遊戯室行ってカラオケしない!?」

榛名「いいですね!お供します!」

那珂「それじゃ、夜の遊戯室へレッツg――――」

ガチャッ

提督「榛名ー仕事終わったから紅茶淹れてくれー……って、那珂?帰ってたのか?」

那珂「な、て、提督!?帰ってたのか、じゃないよ!何で那珂ちゃんのスケジュール確認してないの!?今日の夜はオフなんだよ!」プンプン

提督「は?マジで?うわ、やっちまった……てっきり来週だと思ってたわ」

那珂「もう!今日は一緒にご飯食べに行こうと思ってたのに!那珂ちゃん怒ってるんだからね!」

提督「すまん。俺も久しぶりにお前とどこか出掛けようと思って予定空けといたんだが……」

那珂「え?そうなの?」キョトン

提督「ああ。最近、全然お前と話してなかったからな。少し、何だ、その……」

榛名「寂しかったんですよね?提督」

提督「ちょ、榛名おまっ!」

那珂「そうなの?提督、那珂ちゃんと話せなくて寂しかったの?そっか、そっか……うん!ならば今夜は存分に那珂ちゃんとお話ししていいよ!」キラーン

提督「そ、そんなこと言ってないだろ!俺はただ単に、最近の調子とかを聞こうと思ってただけで……」

榛名「またまたー」ニヤニヤ

那珂「またまたー」ニヤニヤ

493: ◆ATK1PCranA 2014/11/10(月) 20:34:20.33 ID:YMOAEOGo0
提督「何なんだよお前らのその無駄な一体感は!」ウガー

榛名「そんな細かいことは気にしても仕方がありませんよ、提督」

那珂「そうだよ。那珂ちゃんたちこれからカラオケするけど、提督のも来る?」

提督「いや、俺は明日の朝も早くから仕事が――――」

榛名「返事は必要としてません!」

那珂「強制連行だー!」

提督「はっ!?じゃあ何で聞いたし!?って、お前らやめっ!どさくさに紛れてどこ触ってやがる!」

那珂「ふふっ。今夜も那珂ちゃんは元気に歌っちゃうよー!」

その後、結局ほぼ徹夜で歌い倒した三人は寝坊し、危うく仕事に遅れるところだったのはまた別のお話

498: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 21:48:45.40 ID:VuQBjM3S0
~ある日の鎮守府のお昼ですわ~

提督「ご馳走様でした」

熊野「はい、お粗末さまでした」

提督「悪いな、熊野。俺一人のために作らせちゃって」

熊野「いいえ、これくらい何ともありませんわ。それに提督はお仕事で昼食に遅れたのですから、謝る必要はありません」

提督「そうか。でも、本当にありがとな?美味しかったよ」ニコッ

熊野「そ、そう思って頂けたなら作った甲斐がありましたわ。食事当番として誇らしいです」///

提督「それにしても熊野って女子力高いよな。料理・洗濯・掃除・裁縫、全部できるもんな」

熊野「べ、別にその程度どうってことありませんわ。天龍様や榛名に比べたらまだまだですし……」

提督「あのバグとその弟子と比較しても仕方がないと思うけどな……それに、熊野は家事が出来るだけじゃなくて、何だろう?いいお嫁さんになりそうな感じがするっていうか」ウーン

熊野「お、お嫁さん!?」///

499: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 21:57:22.26 ID:VuQBjM3S0
提督「そうそう。女子力っつうか嫁力が高いんだよ熊野は。可愛いし」

熊野「か、可愛っ!?て、提督!そのようなことを気軽に言ってはいけませんわ!」///

提督「ん?何で?」

熊野「何でもですわ!とにかく、そういうことをペラペラとレディーに言うのはダメなのですわ!特に不意打ちは!わかりましたか!?」///

提督「お、おう……わかった」コクコク

熊野「そ、それならよろしい。私は用がありますのでこれで失礼いたしますわ」スタスタ

提督「……何だったんだ、今の」

熊野(きゃーきゃー!て、提督にいいお嫁さんになるって!可愛いって言われてしまいましたわ!)///

榛名「……今日の相談者、確定ですね」ニヤリ

500: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:02:18.00 ID:VuQBjM3S0
~その日の夜~

コンコン

榛名「はーい、どうぞー」

ガチャッ

熊野「失礼いたしますわ」

榛名「こんばんわ熊野さん」

熊野「こんばんわ榛名」

榛名「で、今日はいったいどんな相談で?」

熊野「提督と結婚するにはどうすればいいんでしょう?」

榛名「……」

榛名(予想外にド直球な相談がきたあああああああ!!!!!!!)

熊野「榛名?どうかしましたか?」

榛名「い、いえ!ちょっとアレがアレして聞き逃してしまいました!もう一度今日の用件を言って頂けますか?」

501: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:07:28.17 ID:VuQBjM3S0
熊野「提督のお嫁さんになって、毎日三食作って身の回りの世話をして、夜に提督を抱き枕にしながら眠るにはどうしたらいいのでしょう?」

榛名(何かさっきより具体的になったああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!)

榛名「あ、あの?熊野さん?結婚ってあれですよね?manとwomanがkissしてFU☆U☆FUになるやつですよね?」

熊野「それですわ」

榛名「カッコカリじゃない方ですよね?」

熊野「カッコカリじゃない方ですわ」

榛名「え?マジなんですか?」

熊野「マジですわ」

502: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:12:45.99 ID:VuQBjM3S0
榛名「……あの、どうして急に?」

熊野「今日のお昼に、提督にいいお嫁さんになるって、可愛いって言われたんですの……はあ」ウットリ

榛名(ダメですこの人。早く何とかしないと)

熊野「それに、ここ最近鈴谷が……」

榛名「鈴谷さんが?……って、ああ。あれですか。提督に告白したら保留にはなったけどフラれはしなかったっていう」

熊野「そうなんですの。それを最近は毎日のように聞かされ、提督のここが好きだとか提督はこの食べ物が好きだとか……ぶっちゃけウザいんですの」

榛名「一応あなたたち姉妹艦で親友ですよね?」

熊野「いくら親友相手でも許せないことはありますわ。『提督はオムライスが好きなんだよ!』とか、そんなの私だって知ってますわ!」

榛名「というかそれ鎮守府の全員が知ってますよ」

503: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:18:21.65 ID:VuQBjM3S0
熊野「いい加減その提督好きアピール&フラれなかった自慢がウザったくなってきたところに、今日の提督からの愛の告白……」※愛の告白ではありません

熊野「これはもう、提督と結婚しろという神の啓示!いえ、むしろ提督からの結婚しようという遠回しなメッセージなのですわ!」

榛名「だから何であそこからここまで思考をファウル出来るんですか」

熊野「それで榛名。提督と結婚するにはどうしたらいいんですの?」

榛名(私の話をきちんと聞いてくれる艦娘ってこの鎮守府に何人いるんでしょう)ハア

榛名「そうですね、現時点では提督と結婚するのは無理だと思いますよ?」

熊野「何故ですの?」キョトン

504: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:47:56.13 ID:VuQBjM3S0
榛名「あの超がいくつ付いても足りない鈍感提督が、熊野さんの想いに気付くと思います?」

熊野「本人にきちんと告白すればいいのでは?」

榛名「無理ですね。提督が告白された程度で乙女の恋心に気付けるわけがありません」

熊野「で、でも、鈴谷は告白して保留になったって……」

榛名「恐らく提督はよくわからないまま、ただ何となく話を合わせてただけでしょう」

熊野「……」

榛名「というわけで、現状提督と結婚するのはほぼ不可能だと思いますよ?」

熊野「だ、だとしても……」ジワッ

榛名「……」

熊野「私は、絶対に諦めませんわ!」

榛名「……はあ」

熊野「な、何ですのその目と溜め息は!何か文句でもあるんですの!?」

505: ◆ATK1PCranA 2014/11/12(水) 22:53:55.63 ID:VuQBjM3S0
榛名「いえ、何でも。ただちょっと、眩しかっただけですから」

熊野「?」

榛名「まあ、諦めないのは別に悪いことじゃないですし。恋する乙女を応援するのが趣味ですから、榛名も出来る限りのサポートはしますよ」

熊野「本当ですの!?」

榛名「でも、本当に出来る限りですからね?」

熊野「それでも充分ですわ!ありがとう、榛名」

榛名「いえいえ、これも趣味ですから……それでは熊野さんも今日はお帰りください。明日の朝に提督を起こすのは熊野さんに任せます。早く起きて朝食でも作ってあげたらどうですか?」

熊野「い、いいんですの!?わ、わかりましたわ!私、頑張ります!」

榛名「はい。その意気です」

熊野「それでは榛名。おやすみさないですわ!」ダッ ガチャッ バタンッ ドタドタ

榛名「……嵐にようでしたね、今日の熊野さんは」ハア



榛名「『恋愛感情を向けられ続ければ、あるいは』ですか」

榛名「どうやら、その『あるいは』は近いうちに起きそうですよ、先生」

514: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 14:24:07.42 ID:0HblpS6k0
艦隊に四人目の仲間が増えました。榛名にとって二人目の後輩です。初めて後輩が出来るイムヤさんと一緒に喜びました

響「響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ。まあ、私は今さっき生まれたばかりだから活躍なんてしてないんだけどね」

提督「よろしく響。不死鳥の通り名に恥じない活躍を期待しているよ」

響「うん。その期待に応えられるように精いっぱい頑張るよ、司令官」ニコッ

伊168「あ、あたしは伊168よ。呼びずらかったらイムヤでいいわ。あなたの次に新入りなの」

響「私は暁型駆逐艦2番館の響だ。よろしくね、イムヤ先輩」

伊168「……っ!」

伊168「せん……ぱい……?」

響「あ、あれ?嫌だったかな?だったら呼び方を変えるけど……」

伊168「う、ううん!全っ然嫌じゃないわ!」ブンブンブン

響「そうか。それなら良かった」ニコッ

515: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 14:35:09.93 ID:0HblpS6k0
遂に艦隊の人数も四人になり、戦闘時にも様々な陣形を試せることになりました

漣「ご主人様。敵艦隊の反応を探知しました。これより戦闘に入ります。ご指示を」キリッ

伊168(漣が真面目にやっているなんて……今日は魚雷でも降るのかしら?)

榛名(漣さんが真面目にやってる……榛名も頑張らなくては!)

提督『あー、資料によるとその海域には潜水艦が出るらしい。単横陣で戦ってくれ』

艦娘「「「「了解!」」」」

~戦闘中~

漣「これでっ!」ドオン

響「チェックメイト、だね」ドオン

カ級・ヨ級「……」

伊168「……はっ!あれ?またイムヤの出番無し?」

榛名「今回は榛名も出番がありませんでした……うう」グスン

提督『二人とも落ち込んでないで進めー』

516: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 14:57:13.91 ID:0HblpS6k0
榛名たち四人は時に笑い、時に泣き、海域での任務や訓練に励みました。

榛名たちの艦隊の人数が六人に増え、徐々に出撃できる海域も増え始めた頃には、榛名は提督の秘書艦となっていました

榛名「提督、お茶をどうぞ」サッ

提督「ん、サンキュー」ゴクゴク

漣「ご主人様ー!衣笠さんが掃除当番ほったらかして街に遊びに行きました!」

提督「はあ!?……はあ。すまない榛名。翔鶴と一緒にあのバカを連れ戻して来てくれ」

榛名「ふふっ……了解しました。恐らくいつものゲームセンターですよね?」

提督「十中八九あそこだろうな……まったく、一度連れて行ってやったらドハマりしやがって。連れ戻す方の身にもなれっての」

榛名「いつも連れ戻しているのは提督ではなく私と翔鶴さんですけれどね」クスクス

提督「茶化すな茶化すな」

榛名「はいはい。では、行ってきますね」タタッ

提督「いってらっしゃい」

漣「ご主人様。榛名がいない間のサポートはお任せください!キリッ」

提督「とうとう自分でキリッとか言い出しちゃったよこの子」



伊168「ちょ、ちょっと待って!やめて!そこは!そこだけは!」アワアワ

響「ふふっ。私は容赦はしない主義なんだ」ポチッ

伊168「ぎゃあああああ!私の、私の鹿児島がああああああああ!!!!!!!」ガーン

響「ダメだよ、イムヤ先輩。狙っているところがあるなら早くとらないと」ニヤニヤ



提督「あいつら楽しそうだなあ……」

漣「SFC版の桃鉄は子供心をくすぐりますからねえ……」

519: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 20:08:49.06 ID:0HblpS6k0
しばらくそんな、何でもないような日常が続きました。しかしある日、その日常は崩れました。

事の発端は、提督が新しい艦娘を建造したことでした

天龍「オレの名は天龍。フフフ、怖いか?」

提督「……」

榛名「……」

漣「……」

伊168「……」

響「……」

翔鶴「……」

衣笠「……」

天龍「お、おい?何で全員ノーリアクションなんだ?や、やめろよ。無言とか一番精神的にくるからやめろよ」

520: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 20:30:55.54 ID:0HblpS6k0
提督「……えっと、天龍だったか?」

天龍「ああ。天龍型軽巡洋艦一番艦の天龍だ」

提督「……お前が、さっき『やり遂げた……』って顔して出てきた妖精さんが作った、新しい艦娘なんだよな?」

天龍「そうだが?」

提督「……」

衣笠「……ハズレ?」ボソッ

衣笠「……って、あ」バッ

榛名「っ!?」

漣「ちょっ!?」

翔鶴「衣笠ちゃん!」

伊168「あんた本人の目の前で何てことを……」

響「……」バタンキュー

伊168「ああ!響がこの場の空気に耐えられずに気絶した!」

提督「おい衣笠!そういうのは――――」

衣笠「あ、悪意があったわけじゃないの!ちょっと本音がポロっと出ちゃっただけっていうか」アセアセ

提督「本音ならなおさら悪いわ!ほら!早く天龍に謝れ!」

衣笠「ご、ごめんなさ――――」ドサッ

提督・榛名・漣・伊168・響・翔鶴「――――っ!?」

提督(い、いつの間に衣笠の後ろに回り込んだんだ?全然気づかなかった)

天龍「ふう。まあ、今回はこれで勘弁してやるよ。『天龍』が旧型で他の奴らより性能が低いのは事実だし、ハズレと言われても仕方がない。でも――――」



天龍「『オレ』はアタリだぜ?なにせ、世界最強だからな」



こうして我らが横須賀鎮守府に、新たに世界最強の艦娘が加わりました。

それと衣笠さんは気絶していただけで、目を覚ました後榛名たちの説明を聞いて『天龍さん……かっこいい……』と言って、天龍さんに弟子入りしようとしたりとかなり懐きました。

521: ◆ATK1PCranA 2014/11/16(日) 20:52:16.61 ID:0HblpS6k0
破滅の時がやってくる

チクタクチクタク。針は進む

???「恋する乙女の恋心は、思いも寄らない悲劇をもたらしました」

審判の時がやってくる

カチコチカチコチ。針は進む

???「恋と愛を知っていた男は、恋を忘れて愛が欠けました」

――――赤。赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤


真っ赤な××。恋のシルシ。

散った××。愛のアカシ。

あなたの×は――――

――――『私』の、あなたへの恋愛の、証めいだカラ。

クスクスクスクス。『私』は笑う。

???「やがて悲劇は記憶へと変わり、乙女の恋愛は親愛に変わり、男の忘却は無知へと変わりました」

榛名?「『私』が絶対ぜぇーったいに思い出させてあげます。そしてあなたを愛します。世界中の誰よりも、漣さんよりも伊168さんよりも響さんよりも翔鶴さんよりも衣笠さんよりも岩川のみんなよりも、天龍さんよりも深く、ずっとずっと」

榛名?「あなたを愛し続けます。愛しい提督」ニコッ



榛名『大好きです。愛してます。『私』の提督』



クスクスクスクス。影は笑う。

まるで少女の醒めない悪夢を、消えない罪を嘲笑うかのように。

クスクスと、笑い続ける。

537: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 18:20:48.93 ID:OzWcYmJ80
~ある日の鎮守府・夕飯時~

雷「司令官!司令官!今日の私凄かったでしょ!」ドヤッ

提督「ああ、凄かった。よくやったぞ雷」ナデナデ

雷「ふぁ……司令官のなでなで気持ちいい……」

提督「そんで?ネ級eliteを撃沈させるどころか1ダメージも与えずに、ずっと随伴艦ばっか狙ってた連合艦隊旗艦さん?何か言いたいことはあるかい?」ジトッ

榛名「……」サッ

提督「目を逸らすなバカ戦艦」

榛名「ず、随伴艦を先に沈めた方が後で旗艦を集中砲火出来るじゃないですか」

提督「ああ確かにそうだなその通りだよ。随伴艦を先に攻撃するメリットは俺も認めよう。だが」

榛名「だ、だが……?」ビクビク

提督「問題はお前が狙うだけ狙って一隻も沈められなかったことにあるんだよ!」

538: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 18:35:54.27 ID:OzWcYmJ80
提督「何?お前バカなの死ぬの?何でリ級とかイ級とかばっか狙った挙句外してんの?いや、ねえよ。流石に一回も当てれねえのはねえよ」

榛名「ひ、久しぶりの実戦で勘が鈍っていたというかですね……」

提督「ここんとこ毎日天龍と演習してただろうが。あいつとの演習に比べれば深海棲艦との戦闘なんて休憩してるようなもんだって言ったのはお前だぞ?」

榛名「うっ」

提督「あと、バレてないと思ってたのかもしれないが、お前が夜遅くまで自作の恋愛小説書いてたことも知ってるからな?どうせそのせいで寝不足でふらついて外したとかそんなところだろ?」

榛名「なっ!?な、なななななな何でこういう時だけ無駄に勘が良いんですか提督は!というか榛名の秘密の創作活動をなぜ知っているのですか!?誰にも言ってないのに!」

539: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 18:46:36.32 ID:OzWcYmJ80
提督「親切なパパラッチが教えてくれた」

榛名「青葉さんですか!まったくあの人はもう!プライバシーの侵害でいい加減訴えたいです!」プンプン

提督「それには俺も大いに同意だが、あいつあんなんでも優秀だから揉み消されるぞ。それと、説教はまだ終わってない。話を逸らそうとしても無駄だ」

榛名「バレましたか」チッ

提督「……お前は本当に性格がねじ曲がったな。出会ったあの頃の大人しくて素直で可愛らしい榛名はどこに行ったのやら」ヤレヤレ

榛名「あの横須賀鎮守府で半年も過ごせば、そりゃ少しは性格も捻じれますよ。主に天龍さんのせいで」

天龍「ん?呼んだか?」ヒョイッ

榛名「て、天龍さん!?い、いえ!別に呼んでませんが?」アワアワ

天龍「そうか?じゃあ気のせいだったのかな……」テクテク

541: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 18:55:16.54 ID:OzWcYmJ80
金剛「提督ぅー!そろそろご飯ですからその辺で許してあげてクダサーイ!」ダキッ

提督「いちいち抱き着かないと俺と話せないのかお前は!」グイグイ

金剛「ああん!提督、激しいデス!」ギュー

提督「変な言い方すんな!さっさと離れろ!」グイグイ

榛名「でも本音では?」

提督「もっと抱き着いてください。柔らかいものがいい感じに当たってるので」

金剛「イエース!提督の頼みなら仕方ないネー!」ギュウギュウ

提督「しまったあああああああああああ!!!!!!!!!!!墓穴掘ったあああああああああああああ!!!!!!!!!」

榛名「提督は変態ですね」クスクス

提督「お前が変なこと言うからだろうが!」

雷「むぅ~。私だって数年すればおっきくなるもん……」グス

提督「変な対抗心燃やすな!」

金剛「提督、大好きデス!」ギュー

提督「どさくさに紛れて何言ってんだ!?」

542: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 19:20:56.47 ID:OzWcYmJ80
>>540

まあ、少なくともE-2は今日か明日には突破できるっぽいんで頑張ります。いつも使ってる第一艦隊のメンバーは全員温存しておきましたし



金剛「ほらほら~どうデスカ?嬉しいデスカ?」ムギュ

榛名「やーいやーい提督の変態ー!見目麗しい秘書艦をグチグチ責めるからそういうことになるんですよーだ!」

雷「牛乳!牛乳はどこ!私も早くボインボインになーるーのー!」ブンブン

提督「……何だこのカオスな状況。酒飲んだわけでもねえのに……」

???「金剛姉さま!?何やってるんですか!?」タタッ

金剛「比叡デスカ。見ればわかる通り、提督に抱き着いてるんデース!」

比叡「抱き着いてるんデース!じゃないですよ姉さま!は、早く離れてください!」

金剛「何でデスカ?」キョトン

榛名「何でですか?」パシャパシャ

比叡「何で……って、は、破廉恥だからに決まってるじゃないですか!女神の如く美しい姉さまが、提督と触れ合って穢れたらどうするおつもりですか!あと榛名は撮影しない!」プンプン

金剛「比叡、あなた改二になったから提督にデレたんじゃないんデスカ?」

比叡「それはケッコンカッコカリした後の話です!それと私たちは厳密に言うとあれとは少し違うので関係ありません!」

提督「……なあ榛名。あいつら何言ってんの?比叡が言ったあれって何?」

榛名「提督、世の中に気にしなくてもいいこと、気にしてはいけないこともあるんですよ?」

提督「そっか……」

543: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 19:26:51.38 ID:OzWcYmJ80
比叡「と・に・か・く!晩御飯も出来たので姉さまは提督から離れて、運ぶのを手伝ってください!」

金剛「ちぇっ。仕方ありませんネ。提督、私ちょっと行ってくるデース」ノロノロ

比叡「ほら早く早く!」グイグイ

金剛「そんなに引っ張らないでクダサーイ。服が伸びちゃいマース」ズルズル

提督「……やっと解放された」

榛名「役得でしたね提督」

提督「……お前今日からしばらくアイス無しな」

榛名「ちょっ!?罰にしては重すぎませんかそれ!?」

549: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 22:09:59.67 ID:OzWcYmJ80
~小ネタ・戦艦大和、波動砲は撃てません!~

大和(どうも皆さんこんばんわ。艦隊決戦用に開発された日本海軍の切り札、戦艦大和です)

大和(最近大和見ねえなあ、と思っていた方もいらっしゃるでしょう。それもそのはず。何故なら私は今、呉鎮守府に来ているからです)

大和(ここに来ている理由は、視察とか研修とか色々あります。私は岩川鎮守府の工廠で生まれましたが、私の原型である戦時中の戦艦大和はこの呉の工廠で建造されました。私にとってここは第二の故郷と言ってもいいのかもしれません)

大和(まあ、だから今はある意味里帰り中みたいなもので、しばらくは平和な毎日が続いていました)

大和(ところで私はいったい誰に話しかけているのでしょう。頭がおかしくなってしまったのでしょうか)

大和(でも、それはそれで仕方がないと思います。だって――――)

大和「――――こんな惨状を見れば、誰だって現実逃避したくもなりますよ」ハア

大和(私が今いる大部屋には、数人の艦娘の身体が転がっています)

550: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 22:25:28.85 ID:OzWcYmJ80
大和(まず一人目。ドアから一番近くに転がっているのは時雨ちゃん。三つ編みを微妙にほどけさせて腕にクマのぬいぐるみを抱いたまま就寝。可愛いです)

大和(次に二人目。時雨ちゃんの隣で寝ている阿武隈ちゃん。北上さんにいじられる夢でも見てるのか、うなされています。可愛いです)

大和(三人目は春雨ちゃん。何だか光の加減で髪が白く見えるけど、安らかな寝息を立てているるので大丈夫のはずです。可愛いです)

大和(さて、とりあえずこの三人まではいいんです。可愛いですし)

大和(しかしここからの三人は酷い。これは本当に酷いです。この部屋を惨状足らしめている原因の100%はこの三人にあります)

551: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 22:32:41.78 ID:OzWcYmJ80
大和(四人目。陸奥さん。服のせいもあるんでしょうが、お腹を出したまま熟睡。腕の中には酒瓶)

大和(五人目。イムヤさん。この鎮守府の現最高権力者でもあります。完全にポニーテールをほどけさせた妙に色っぽい姿で寝ています。腕の中にはスマホと酒瓶)

大和(そして最後にして最悪の艦娘は――――)

長門「ぐー……ぐー……」

大和(この人、長門さんです)

大和(完全に泥酔した状態で眠っています。いびきとお酒の匂いでこの部屋の惨状度にかなり貢献しています。というか50%くらいはこの人のせいです)

552: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 22:56:22.01 ID:OzWcYmJ80
大和(宴会の途中で私が提督との連絡のために外に出ていた数十分の間に、このような惨状は出来上がっていました)

大和「元々イムヤさんと陸奥さんと長門さんはお酒が入っていましたし、時雨ちゃん阿武隈ちゃん春雨ちゃんは眠たそうでしたけど。それでもこの部屋のぐちゃぐちゃさはいったい……」

大和「まあ、考えていても仕方ないです。私も早く部屋に戻って寝なくちゃ――――」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!

大和「何!?今の音!?」

大和(砲撃……?いや、今のはどちらかというと――――)

伊168「今のは雷撃の音ね。しかも私たち艦娘が使っているのとは別の、深海棲艦が使っているものだわ」

大和「イムヤさん!?起きたんですか?」

伊168「そりゃあんだけでかい音が鳴れば起きるわよ。他の子たちはなぜか起きてこないけど」ヤレヤレ

大和「……どうします?」

伊168「もちろん行くわよ。あんな音が鳴り続けてたら安眠できないもの」ダッ

大和「ふふっ……そうですね」ダッ

伊168「何?何がおかしいの?」タタタッ

大和「いえ、ちょっと……今の言葉、提督も言いそうだなって思いまして」タタタッ

伊168「それはそうでしょうね。なんせ私は、あの提督の元で半年間過ごした第二次第一世代の一人だもの」タタタタ

大和「第二次第一世代……約百年ぶりにまた現れた深海棲艦に対抗するために再び作られた艦娘たちの中でも最初期に作られた艦娘たち。最強の艦娘たち、でしたっけ」タタタタ

伊168「そうよ。世界最強の生命体である天龍を筆頭とした最強の艦娘たち、その一人が私なの……って、話してる間に着いたわね」

553: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 23:15:24.43 ID:OzWcYmJ80
大和「あれは……まさか」

伊168「チッ……厄介なのが来てるわね」

レ級「……」

大和「戦艦レ級……最悪の深海棲艦じゃないですか」

伊168「砲撃から雷撃までこなすオールラウンドな戦艦。しかも何と言っても一番厄介なのは……」

レ級「……っ」ダンッ

伊168「その攻撃性と」バッ

レ級「……」ギュンッ

伊168「一度当てると決めた獲物は攻撃を当てるまで逃がさないっていう、異常なまでのハンター根性ね」ギュギュンッ

大和「イムヤさん!大丈夫ですか!?」

伊168「大丈夫大丈夫。eliteでもないただのレ級くらいならどうとでもなるわ。それより、早く被害者を探しなさい」バッ

大和「は、はい!」

大和「えーと、いるとしたらたぶんこの辺だと思うんだけど……」

???「うう……」

大和「いた!大丈夫ですか!?」

???「だ、大丈夫……じゃない、です」

大和「ですよね!い、今運びますからじっとしててください!」

???「あ、ありがとう。あなた、艦娘……?というかその顔、もしかして……大和?」

大和「?はい、そうです。私は大和型一番艦の艦娘、大和ですけど……」

???「ああ、そっか。あなたは、私の知ってる大和とは別の大和なのね……」

大和「ど、どういうことですか?あなたはいったい……」

???「私の、私の名前は――――」

554: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 23:23:04.88 ID:OzWcYmJ80
伊168「あれー?大和ー?どこ行ったのー?」

大和「あ、イムヤさーん!こっちです!こっち!」

伊168「ああ、こんなところにいたのね。それで?その子がレ級に襲われてた不幸な艦娘?」

大和「ええ、まあそういうことになるのではと……それで、結局あなたのお名前は何なんですか?」

???「もう、ちゃんと聞いて。いい?私の名前は――――」

浜風「陽炎型駆逐艦13番艦、浜風よ。久しぶり、そして初めまして、大和。そしてもう一人のあなたは……伊168、かしら?」

大和「え?陽炎型駆逐艦13番艦の浜風ってもしかして……」

伊168「……ドロップオンリー。今はもう失われた技術で建造された、第一次の艦娘」

555: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 23:32:12.92 ID:OzWcYmJ80
~翌日~

伊168「というわけで、今日からこの鎮守府に新しい仲間が増えるわ」

浜風「駆逐艦、浜風です。これより貴艦隊所属になります。よろしくお願いします」ペコリ

一同「おおー!」パチパチ

伊168「えー、浜風は第一次の艦娘なので、あなたたちより全然戦闘経験が豊富です。しっかり見習って学んで強くなって私に楽をさせてください。以上で挨拶終了!さあみんな!浜風の就任祝いに好きなだけ騒ぎなさい!」

一同「ひゃっほー!」ドンチャンドンチャン

伊168「私は浜風就任の書類書いて提出してくるから、後はよろしくね大和、浜風」

大和「え、私ですか!?」

浜風「就任したばかりの私にどうしろと?」

伊168「最低限、長門と陸奥が砲撃戦を始めないように見張ってるだけでいいわ。あんたたちも自由に飲んで食べて騒ぎなさい」

556: ◆ATK1PCranA 2014/11/21(金) 23:47:16.16 ID:OzWcYmJ80
大和「でも、浜風はこれでよかったの?艦娘としての役目を終えて、自由に生きることもできたはずなのに、また戦いに身を投じるようなことになっちゃって」

浜風「別にいいんですよ。私は、沈んだ仲間たちとの約束をまだ果たせてませんし」

大和「約束?」

浜風「武蔵とは次の武蔵とあなた……大和を守ることを。金剛とは提督を守ることを約束しました」

大和「そうなんだ……でも、この鎮守府には武蔵も提督もいないよ?私も本来の所属は岩川だし」

浜風「まあ、その辺のことは後々考えます。今はとりあえず、イムヤさんに恩を返したいですから」

大和「そっか。あなたがきちんと決めたなら、私はもう何も言わないよ。一緒にいられる時間はあと少ししかないけど、お互い頑張ろうね、浜風」

浜風「ええ、頑張りましょう。大和」

大和「よおーし!今日は久しぶりに私もいっぱい食べるわ!」タタッ

浜風「ふふっ……あんまり食べ過ぎて太っても知りませんよ」タタッ

浜風(大和。実はあなたには話さなかったけど、私がここで戦うことを決めたのにはもう一つ理由があるの)

浜風(この約百年間。ずっと海の底で眠ってた私を守っててくれた、彼女を守るため)

浜風(誰にもあなたの眠りは邪魔させないわ、大和)

562: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 10:36:40.54 ID:0ATO9Xgp0
~夕食~

提督「……なあ榛名。今俺たちの目の前にあるこの黒い物体はいったいなんだと思う?」ギギギ

榛名「主よ、何故私を見捨てたもうた」サッサッサッ

金剛「うう……失敗したネ。まさか私がいない間に比叡が料理するトハ……」ガックリ

比叡「な、何ですかみんなして!確かにちょこーっとだけ失敗してしまったので見た目は悪いかもしれませんが、味は大丈夫なはずです!」

提督「じゃあ聞くけどさ、お前これちゃんと味見した?」

比叡「いえ。私だけ先に食べるのもどうかと思ったので……」

金剛「私が作ったものは誰よりも先に食べるのに、どうしてこういう時だけ真面目なのデスカ……」

比叡「姉さまの作ったものは倫理より優先されますから!」キリッ

榛名「我が姉ながら恐ろしいまでのシスコンぶりですね」ハア

564: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 11:04:27.08 ID:0ATO9Xgp0
さっき気づいたけど比叡って『提督』じゃなくて『司令』って呼んでたわ。今回から直します

提督「まあ、どちらにせよ食べるしかないだろ。腹減ったし」

金剛「そ、それもそうデスネ。ならばここは姉として私が最初に食べマス!」

提督&榛名「おおー」パチパチ

比叡「……私の料理を爆弾みたいな扱いするのやめてもらえませんか?」

金剛「それでは……いただきマス」モグモグ

提督「ど、どうだ?体が急に爆発しそうになったりしないか?」

榛名「姉さま私は榛名ですよ?わかりますか?」

比叡「……もう泣いていいですか?」グス

金剛「あれ?別にどこかおかしいところはないデスネ?味もまともデス――――」バタン

提督&榛名「金剛(姉さま)-!」

565: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 11:30:08.07 ID:0ATO9Xgp0
金剛「……」チーン

提督「……金剛DEAD」

比叡「いや、流石に死んではいませんって!」

榛名「金剛姉さま……あなたに教わったこと、榛名はきっとずっと忘れません」

比叡「榛名も悪ノリしない!」

提督「じゃ、ふざけるのはこんくらいにして……次は榛名だな。頑張れ!」

榛名「何言ってるですか提督。次は提督の番でしょう?」

提督「いやいや、ここはどう考えてもお前が食べる流れだろう。妹だろ?姉の作った料理を他人より後に食べるなんてことはないよな?」

榛名「いえいえ、その理論で言うならやはり提督でしょう。上司として、部下が心を込めて作った料理は早く食べなくては。榛名は所詮ただの妹なので後でいいですよ?」

567: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 12:24:56.43 ID:0ATO9Xgp0
提督「いいからさっさと食え!」ガッ

榛名「むぐっ……ごくん」

提督「死ぬがいいバカ戦艦」

比叡「私の料理では死人は出ませんってば」

榛名「……あれ?意外と何ともありませんね?変な味もしませんし。代わりにまともな味もしませんけど」

提督「マジで?じゃあ金剛が倒れたのはいったい……」

比叡「ほらあ、やっぱり私の料理はまともだったんですよ」

榛名「ええ。これなら普通に食べられますよ。はい、提督もあーん」サッ

提督「……あの、榛名さん?俺はこっちですよ?」

榛名「ふふふ、美味しいですか?そうですか。よかったですね比叡姉さま。提督も美味しいって言ってくれましたよ」フフフ

比叡「榛名……?私はこっちだけど……」

榛名「ああ今度は提督が食べさせてくれるんですか?ありがとうございます」ニコッ

提督&比叡「……」

榛名「はむっ……段々美味しくなってきましたこのカレー。比叡姉さまは料理上手だったんですね」ニコニコ

提督「幻覚作用……か」フウ

比叡「は、ははははははは榛名!戻って!戻ってきて!」アワアワ

568: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 15:12:43.40 ID:0ATO9Xgp0
金剛「……」チーン

榛名「うふふ~」ニコニコ

提督「残ったのは俺だけ、か」

比叡「……やっぱり私の料理は美味しくないのかなあ」

提督「いや、美味い美味くない以前の問題だろこれは」

比叡「うう……」

比叡「仕方ありません。捨てましょうか、これ」

提督「は?何で?」

比叡「だって、これ以上被害者を増やすわけにもいきませんし」

比叡「そもそも、料理下手な私が料理をしようと思ったのが間違いだったんですよ。姉さまや榛名たちに喜んでもらおうと思って作ったのに、逆に色々危害を加えてしまいましたし」ハハハ

比叡「安心してください。私はもう料理はしませんし、このカレーも捨てますから」ポロポロ

提督「比叡……」

比叡「はい。何ですか?」

提督「てやっ!」チョップ

比叡「あ痛っ!」

提督「よっ……モグモグ」シュッ モグモグ

比叡「し、司令!?何やってるんですか!?」

提督「むぐむぐ……ごくん。見りゃわかんだろ、食事だ食事っ!?」カハッ

比叡「え!?吐血!?そんなに酷いんですか私の料理!」

569: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 15:24:09.64 ID:0ATO9Xgp0
提督「ああ、酷い。味は……悪くないっつーかそもそもしない。が、何かわからんが最悪だ」ゼエゼエ モグモグ

比叡「じゃあ何でまだ食べてるんですか……マズイってわかってるのに」

提督「どんなに不味くても、艦娘が作った料理は食べることにしてるんだよ」モグモグ カハッ

比叡「……さっきまであんなに嫌がってたくせに何言ってるんですか」

提督「いや、流石にこれは俺もちょっと覚悟を決める時間が必要だったというか……」モグモグ

比叡「……」

提督「……」モグモグ カハッ モグモグ カハッ

比叡「……」

提督「……完、食だな」バタッ

比叡「し、司令!?大丈夫ですか!?」

提督「あんまり大丈夫じゃない……」

比叡「そりゃそうですよね!ま、待っててください!すぐに医務室に!」ダッ

提督「ちょ、ちょっと待て……まだ、言ってない」

比叡「言ってないって……何をですか?」ピタ

提督「作ってくれてありがとな、ご馳走様」ニコッ

比叡「司令……」

提督「確かに死ぬほど不味かったけど、作ってくれたのは嬉しかったよ」

比叡「べ、別に司令のために作ったわけじゃ……」///

提督「それでも、だ……あ、やばい。意識が――――」

比叡「し、司令ー!」



その後提督と金剛と榛名は一晩中眠り、翌日には回復しましたとさ

比叡「司令って割といい人なのかな……?ってダメダメ!私には金剛姉さんというものが!」ブンブン

ついでにその日から比叡の部屋では時折バタバタという音が聞こえるようになりました

583: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 19:18:09.30 ID:0ATO9Xgp0
~ある日の鎮守府~

瑞鳳「よいしょっと……あれ?」

龍驤「ん?どうしたん瑞鳳?なんかあったんか?」

瑞鳳「いや、何かブラがきついような気がして……」

龍驤「……気のせいやな。アホなこと言っとらんでさっさと着替えんかい」

瑞鳳「気のせいじゃないわよ!本当にきついの!」

龍驤「……ホンマに?」

瑞鳳「うん」

龍驤「……」スタスタ

瑞鳳「え?龍驤何で近づいて……ひゃんっ」ビクン

龍驤「……」モミモミ

瑞鳳「やっ、んっ、りゅ、龍驤、やめっ、あんっ」

龍驤「ホンマや。ホンマに、ちょっとだけ大きなっとる……」ガーン

586: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 20:24:14.47 ID:0ATO9Xgp0
瑞鳳「ね?だから言ったでしょ?」

龍驤「む~瑞鳳の裏切り者!うち、あんただけは絶対に裏切らんって信じとったのに!」

瑞鳳「何だかすっごく失礼なことを言われたような気がする」

瑞鳳「でも、実際どうしよう。他のブラも同じサイズだし、新しいの買ってこようかな」

祥鳳「それなら提督と一緒に買いに行けばいいんじゃない?」ヒョコッ

瑞鳳「お姉ちゃん!?いつの間に後ろに!?てゆーか今何て言った!?」

587: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 20:52:09.40 ID:0ATO9Xgp0
祥鳳「今日はお休みなんだし、提督と一緒にお買い物に行って来ればいいじゃない。ついでに下着も提督に選んでもらってきなさい」

瑞鳳「いやいやいや!流石にそれは無理だよ!買い物くらいならともかく、提督にブラ選んでもらうなんて……」///

祥鳳「でも、それで提督の好みがどんなのわかる上にすぐに対応できるのよ?更に素敵なハプニングを起きて提督ともっと親密になれるかも……」

瑞鳳「提督の好み……すぐに対応……素敵なハプニング……」

龍驤「あの提督が出かけることを了解するとは思えへんけど……むぐっ」

祥鳳「龍驤ちゃん、ちょおおっと黙ってようか?」ニコッ

龍驤「むぐう!むぐううう!(わかった!わかったから!」

瑞鳳「……うん。決めた!私ちょっと提督のところ行ってくる!」ダタッ

祥鳳「いってらっしゃ~い」

龍驤(い、息が……死ぬ……)

588: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 21:58:09.81 ID:0ATO9Xgp0
~提督の部屋~

瑞鳳「提督!ってあれ?何してんの?」バンッ

提督「何って見ればわかる通り、出掛ける準備してるんだが?」

瑞鳳「え!?だ、誰と出掛けるの?」

提督「誰って……お前とに決まってるだろ」

瑞鳳「ほぇ?」

提督「さっき榛名の奴が『瑞鳳ちゃんが提督と出掛けたいそうですよ?』って言ってきてな。何か買いたいものがあるんだろ?」

瑞鳳「え?え?は、榛名?」キョトン

榛名「すみません。先ほど瑞鳳ちゃんたちの部屋を通りかかったときに偶然聞こえてしまいまして」クスクス

瑞鳳「ど、どこから聞こえててどこまで聞いてた……?」

榛名「それはもちろん……」スタスタ

榛名「瑞鳳ちゃんの胸が大きくなったのでブラがきつくなったってところから、この際だから提督好みのものを選んでもらってそれを買おうってところまで、ばっちり聞いてましたよ」ボソボソ

瑞鳳「やっぱりいいいいいいい!!!!!!!!」

589: ◆ATK1PCranA 2014/11/22(土) 22:29:16.91 ID:0ATO9Xgp0
瑞鳳「うう……恥ずかしい。でも、聞かれたのが榛名でよかった。青葉とかだったら確実に今頃鎮守府中に広まってただろうし」

榛名「それもそうですね」

提督「おい、何二人してこそこそと話してるんだ?もう準備終わったぞ?」

瑞鳳「あ、ちょ、ちょっと待ってて!私もすぐに準備してくるから!」ダタッ

榛名「榛名も手伝ってきますね」タタッ

提督「……それにしても、瑞鳳の買いたいものって何なんだ?榛名には行けばわかるって言われたが……」

提督「まあ考えても仕方ないか。瑞鳳が来るまで大人しく待ってよう」

595: ◆ATK1PCranA 2014/11/23(日) 22:05:11.65 ID:WsQgQXeI0
~瑞鳳の 準備が 完了 したよ~

榛名「提督ー?開けますよー?」

提督「おー」

ガチャッ

榛名「準備完了しましたよ」

提督「あれ?瑞鳳は?お前だけ来ても意味ないじゃん」

榛名「先に外で待ってますよ。何だか緊張しちゃったらしくて、なるべく提督と会うのを遅らせたいようです」

提督「なんじゃそりゃ」

596: ◆ATK1PCranA 2014/11/23(日) 22:27:20.42 ID:WsQgQXeI0
榛名「女の子には色々あるんですよ。ほら、いいからさっさと行ってあげてください」グイグイ

提督「お、おい!押すなって!行ける!一人で行けるから!」

榛名「ちゃんと紳士的にエスコートしてあげるんですよ?アドバイスを求められたら必ず答える、荷物はさり気なく全部持つ、絶対に途中で文句や弱音を言わない。いいですね?」

提督「わかってるよ。そんじゃ行ってくる」

スタスタスタ ガチャッ ワルイマタセタカ? ウ、ウウン!ゼンゼンマッテナイヨ! ソッカ。ジャアイコウゼ ウン!

祥鳳「……行きましたか?」

榛名「……行きました」

祥鳳「それじゃもちろん……」

榛名「榛名たちも行きましょう!」

祥鳳「わかったわ!ほら、龍驤ちゃんも行くわよ!」グイグイ

龍驤「何でうちまで行かなあかんねん……」

597: ◆ATK1PCranA 2014/11/23(日) 23:33:04.95 ID:WsQgQXeI0
~ショッピングモール~

提督「で、結局何を買いに来たんだ?」

瑞鳳「え!?え、ええと、それは後で買う時に教えるから!さ、先に色々見て回ろうよ!」

提督「ん?そうか?まあ、お前がそうするって言うなら俺は別にいいが」

瑞鳳「ほ、ほら!喫茶店に入ろ?まだ朝ご飯食べてなかったし!」グイグイ

提督「わかった!わかったから!引っ張るなって!……さっきは榛名に押され、今度は瑞鳳に引っ張られ。今日は何なんだろうな?ホント」ズルズル



榛名「どうやら提督たちは喫茶店で朝食を取るようですね」

祥鳳「追うわよね?」

榛名「もちろん!」

龍驤「うち、もうさ帰りたいんやけど……」

598: ◆ATK1PCranA 2014/11/23(日) 23:59:46.21 ID:WsQgQXeI0
~喫茶店~

店員「いらっしゃいませー。お二人様でよろしいですか?」

提督「はい……って、何!?」

瑞鳳「ど、どうしたの提督!」

店員「私の顔に何か付いてますか?」

提督「あ、あの、あなたってこの建物にある別のカフェで働いていませんでした?パフェが美味いことで評判の」

店員「いえ、私はここでしか働いたことはありませんが……」

提督「そうですか。でも、絶対に同じ顔なんだけどなあ」

店員「ああ、もしかしたらそれ私の姉妹かもしれませんね」

提督「姉妹?」

店員「ええ。私って姉妹がたくさんいるんですけど、みんな同じ顔なんですよ。だからきっとその人も私の姉妹です」

提督「そ、そうなんですか……突然変なこと聞いてすみませんでした」ペコリ

店員「いえいえ。それでは、席へご案内しますね?」

提督「はい、よろしくお願いします」

601: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 01:03:29.47 ID:4tXDMZcw0
~朝食後~

提督「美味かった……喫茶店にしてはあのカルボナーラのクオリティはかなり高かったぞ」

瑞鳳「サンドイッチも美味しかったよ。また今度来たいね?」ニコッ

提督「ああ、そうだな」



榛名「ああ!提督たちが行ってしまいました!て、店員さん!これお会計です!」

祥鳳「龍驤ちゃん!早く食べて!」

龍驤「ちょ、ま、むぐっ……ごくん。まだ残っとるし、うちはここで待ってるから先に行って――――」

榛名「さあ追いましょう!」ダッ

祥鳳「龍驤ちゃん行くわよ!」ダキカカエテ ダッシュ

龍驤「あ、待って!い、嫌や!まだオムライスもナポリタンも残っとるのにいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」ダキカカエラレ

店員「ありがとうございましたー。またのご来店をお待ちしております」

602: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 01:17:16.44 ID:4tXDMZcw0
提督「次はどこに行くんだ?」

瑞鳳「うーん……あ、ちょっと本屋さんに行ってもいい?」

提督「別にいいぞ」

瑞鳳「じゃあ行こっか。本屋さんは確か……三階だったかな?」



榛名「二人はエスカレーターに向かっています。どうやら別の階へ移動するようです」

祥鳳「鉢合わせないように、私たちも後ろからついていきましょう」

龍驤「うう……うちの、うちのオムライスとナポリタン……」

榛名「それまだ言ってたんですか!?いいからさっさと行きますよ!」

603: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 01:37:38.21 ID:4tXDMZcw0
~本屋~

瑞鳳「……」キョロキョロ

瑞鳳「周囲に提督はいない……よし」

『現役艦娘が教える恋愛必勝術!~気になるあの人のハートを轟沈させましょう!~』

瑞鳳「ごくり……」ペラッ

瑞鳳「……」ペラペラ

???「あれ?瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「っ!?」ビクッ

???「やっぱり!こんなところで何やってるの?」

瑞鳳「あ、赤城さんですか……ビックリさせないでください……」

赤城「む~普通に話しかけただけなのに~」プクー

瑞鳳(可愛い)

赤城「まあいいわ。それで?瑞鳳ちゃんは何してたの?」

604: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 01:56:24.28 ID:4tXDMZcw0
瑞鳳「え!?えーっと、ですね……」

加賀「何々……『現役艦娘が教える恋愛必勝術!~気になるあの人のハートを轟沈させましょう!~』?いったい何を読んでるんですかあなたは」ヤレヤレ

瑞鳳「か、加賀さん!?」

赤城「あら加賀さん。お目当てのものは買えたの?」

加賀「ええ、首尾よく手に入れることが出来たわ」

瑞鳳「赤城さん、加賀さんと一緒に来てたならそう言ってくれればよかったのに」

赤城「言う前に合流しちゃったんだもの」

加賀「それで瑞鳳。あなたはこんなところまで来て何をやってるんですか。よりにもよって恋愛を本に頼るなど……しかも何ですかあのセンスのかけらもないタイトルは」

瑞鳳「う、確かにこの本のタイトルはかなりアレですけど。考えた人の頭を疑うレベルですけど!」



榛名「くしゅんっ……うう、誰かが噂してるんでしょうか」

祥鳳「榛名、なるべく静かにしないとダメよ?」

龍驤「む、胸を大きくする方法が載ってる本はどこにあるんや……」

605: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 02:12:27.02 ID:4tXDMZcw0
提督「おーい瑞鳳ー!買いたい本とかあったかー?って、赤城と加賀じゃないか」

赤城「提督も来てたんですか」

加賀「……瑞鳳と二人でデートですか?軍人の分際で?」

提督「加賀、お前はちょっと世界中の軍人に謝れ。分際とか言うな」

瑞鳳「で、でででででででででででデートというわけでは無いデスなのですよ!?」アワアワ

赤城「落ち着いて瑞鳳ちゃん。何だか色々混ざってるわ」

提督「そうだぞ、俺は単なる荷物持ち。例えるなら鞄みたいなもんだ」

加賀「そうですか……じゃあ私も今度その鞄を利用させてもらおうかしら」ボソッ

提督「何か言ったか?」

加賀「いえ、別に……」

赤城「あー!加賀さん加賀さん!大変です!もうそろそろ四階のレストランのビュッフェ始まっちゃいますよ!?」

加賀「……っ!提督、瑞鳳。私と赤城さんは急がなければならないのでもう行きます。それと提督。瑞鳳に変な気を起こしていやらしいことをしたら爆撃しますからね?主に下半身を」

提督「い、いえっさー……」

赤城「加賀さん早く!それじゃあ提督、瑞鳳ちゃん。また鎮守府で!」タタッ

加賀「……」タタッ

提督「……」

瑞鳳「……」

提督「……さて、そろそろ移動するか」

瑞鳳「……そうだね」

606: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 02:26:23.20 ID:4tXDMZcw0
提督「で、次はどこに行くんだ?」

瑞鳳「え、えっと、そろそろ目的のお店へ行こうかなあ~なんて」

提督「そうか。それは何階にあるんだ?」

瑞鳳「に、二階……」

提督「二階か……二階は服とか売ってるフロアだったか?」

瑞鳳「そうだよ」

提督「じゃ、お前が買いたい物って服だったのか。センスがない俺でも、似合ってるか似合っていないかくらいの判別は出来るしな」

瑞鳳「ま、まあそうだね。あはは……」

瑞鳳(い、言えないよお……服は服でも肌着、というか下着を買いに行くなんて)

提督「それじゃあ行くか。先導よろしく」

瑞鳳「りょ、了解」



榛名「目的のランジェリーショップへ向かうみたいです!追いますよ!」

祥鳳「ええ!」

龍驤「胸を大きくする本なかったんやけど……」ショボン

607: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 02:39:16.72 ID:4tXDMZcw0
~で、着きました~

提督「こ、ここは……」

瑞鳳「えっと、はい。つまりそういうこと何だけど……」

提督「……すまん瑞鳳。ここでは俺は力になれそうにない。というかそもそも出撃できない。何故なら出撃条件(要:女性)を満たしていないから」

提督「俺は適当にそこら辺ぶらついてるから、終わったら携帯に連絡してくれ。じゃ」クルリ

瑞鳳「ちょ、ちょっと待って!」

提督「……ナンデショウカズイホウサン」ギギギ

瑞鳳「そ、その……私は、提督に選んでほしいかなーて、思っちゃったりして……」

提督「いや本当無理です勘弁してください」

瑞鳳「て、提督が選んでくれたやつならどんなものでも構わないから!お願い!」

提督「……どんなものでも構わない、だと」

提督「……」※エロい妄想中

提督「よし!行こう瑞鳳!輝かしい未来が俺たちを待っている!」キリッ

瑞鳳「きゅ、急にやる気になった……何があったんだろう」

608: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 02:56:25.53 ID:4tXDMZcw0
~提督が選んだものに着替え中~

瑞鳳『て、提督。絶対に開けないでね?』

提督「開けねえよ開けるわけないだろ。そんなことしたら店員→加賀→憲兵→地獄→榛名のコンボを喰らうことは目に見えてるからな」

瑞鳳「地獄の後に榛名が来るって……どんだけ榛名のことが怖いの」

提督「本気で怒ったときのあいつは天龍より戦いたくない」

瑞鳳「ああ、そのレベルなんだ……」

~一方その頃~

榛名「何やってるんですかあの駄提督は!そこはよろけて試着室に乱入するパターンでしょうに!」

祥鳳「瑞鳳の下着姿が見たくないのかしら。だとしたら信じられないわね」

龍驤(こいつらもうあかんちゃうかな……)

榛名「ええいまどろっこしい!こうなったら榛名がやります!」

祥鳳「おお!原因が無いなら作ればいいじゃないの精神ね!」

榛名「こんなこともあろうかと、ウィッグとカラコンを用意しておいて正解でした」

龍驤(こんなんが第一艦隊の旗艦だなんて、世も末やなあ……)

~榛名☆変装☆完了~

榛名「それでは行ってきます!」

祥鳳「頑張って!」

スタスタスタスタ

榛名「おっとすいませんつい肩がー(棒)」ドン

提督「おわっ!?」ヨロッ

瑞鳳「え?提督?……きゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

提督「す、すまん瑞鳳!わざとじゃないんだ!」

榛名・祥鳳(上手くいった……!)

龍驤(真剣に移籍したいわあ……)

609: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 03:27:13.84 ID:4tXDMZcw0
~その後もなんやかんやあったが省略~

瑞鳳「いっぱい買い物したあ~」キラキラ

提督「ほ、本当にたくさん買ったな……目的の物より衝動買いした物の方が多いっぽいが」

瑞鳳「提督、大丈夫?重くない?半分持つよ?」

提督「い、いやこれくらい大丈夫だよ」

瑞鳳「そう……?ならいいけど」

提督(本当はかなりきついけど、重いなんて言ったら後ろから尾けてきている榛名に後で何て言われるか……)

瑞鳳「えへへ……提督と一緒に出掛けるもの久しぶりだったから、今日はとっても楽しかったよ」

提督「そうか。それならよかった」

瑞鳳「提督の好みも知れたしね。うふふ、まさか提督にあんな性癖が……」

提督「おいやめろ。ありもしない事実をでっち上げるな。俺はノーマルだ」

瑞鳳「ふふ、提督がそう言うならそういうことにしといてあげる」クスクス

提督「何だよその含みのある言い方は」ウガー

瑞鳳「きゃー♪」ヒョイッ

提督「……にしてもあれだな。一応戦時中だってのにも関わらず、平和だなあ」

瑞鳳「まあ、百年前の第一次に比べて深海棲艦の攻撃も激しくないしね。出てきたしても私たちが倒してるし」

提督「そりゃそうなんだけどさ。こんだけ平和だとなんかなあ」

瑞鳳「平和なのが嫌なの?」

提督「そういうわけじゃないけどさ。こうやって買い物して、鎮守府で暮らしてって全部、労働の対価として国民の税金で賄われてるわけじゃん?それなのにこんだけ平和だと税金泥棒してるみたいで嫌だな、と」

瑞鳳「でも、さっきも言ったみたいにたまに深海棲艦が出たときはちゃんと撃退してるよ?」

提督「頻度が足りないんだよなあ。労働と報酬の釣り合いがとれてなさすぎるというかなんというか」

瑞鳳「ふーん」

610: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 03:40:34.52 ID:4tXDMZcw0
夕日に照らされる道の真ん中で、男の少し先を行く少女は振り返って言った。

瑞鳳「でも、私は好きだよ。この平和が」

仮にも戦争のために作られた兵器である少女がそんなことを言うのはおかしなことだ。何故なら、兵器は戦うことが存在意義なのだから。

きっと他の人間に聞かれたら、問答無用で不良品扱いされて解体だろう。だが、今聞いてるのは他の誰でもない。少女が心の底から恋している、優しくて甘い男だ。

男はいつものように、少しいたずらっぽい顔で尋ねる。

提督「その心は?」

男の問いに、少女は笑みを浮かべて答える。

瑞鳳「だって、大好きなみんなと一緒に楽しく過ごせるから」

瑞鳳「優しくて綺麗なお姉ちゃんと、ちょっとうるさいルームメイトと、天然で大食いな先輩と少し怖いけど本当は優しい大食いな先輩と、いつも相談に乗ってくれる友達と――――」

そこで一旦区切り、少女は男の方に向かって歩いていく。

そして、二人の距離が限界まで近づいたところで少女は言う。

満面の笑みを浮かべて。

瑞鳳「――――大好きな提督と、楽しい日々を送れるから」

提督「……」

少女の花の咲いたような笑みは一転し、決意を込めた表情になる。

瑞鳳「だから私はこの平和が大好きだし、全身全霊を懸けて守るよ。必ず」

提督「そうか」

提督「なら俺も、大切な部下が守りたいものを守れるよう、全力を尽くすとするかな」

ここで少女と男の想いは一つとなった。

615: ◆ATK1PCranA 2014/11/24(月) 18:17:21.76 ID:4tXDMZcw0
過去編の続きからです



天龍さんが加わってから初めての出撃。場所は沖ノ島海域。未だに榛名たちが一度も突破できていなかった海域です。そして榛名たちはそこで、信じられないような光景を見たのでした。

天龍「オラアッ!」ドーン

ヲ級flagship「……」プスプス

天龍「ふう……これで全部か?」

提督『あ、ああ……』

天龍「意外と弱かったな……まあ、オレが一番強いんだから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどな」

榛名・伊168・響・翔鶴「……」ポカーン

衣笠「流石です天龍さん!」キラキラ

622: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 19:32:20.21 ID:Vc8kr2zR0
~ある日の鎮守府の朝~

伊58「てーとく、艦隊が戻ったよ。疲れたぁ~」

提督「お疲れゴーヤ。成果はどうだった?」

伊58「燃料が320と弾薬が270、家具箱(小)が一個でち!」

提督「おお!家具箱取ってきたのか!グッジョブだぜゴーヤ!」

伊58「えへへ~……この前てーとくが『そろそろ冬用家具が入荷する頃か……』って言ってたから……」テレテレ

提督「ご、ゴーヤ……お前ってやつは」ホロリ

提督「よおしゴーヤ!今日はお前もう休みでいい!補給受けたら好きに過ごせ!」

伊58「え!お休み?本当にいいの!?」

提督「ああ!俺が許す!」

623: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 19:52:47.74 ID:Vc8kr2zR0
伊58「やったあ!じゃあゴーヤ、補給受けに行ってくるね!」タタッ

提督「ゆっくり休めよ~」

提督「さて、俺も早く仕事に……」

榛名「提督」

提督「うお!は、榛名?いつからそこに?」

榛名「割とさっきからいました」

提督「マジで?全然気づかなった」

榛名「……まあ、そんなことはどうでもいいんです。突然ですが提督、今日の午前のお仕事はなくなりました」

提督「は?何言ってんだお前。一昨日の夜に第二次渾作戦が終わったから、これからしばらくはその後処理と第三次渾作戦の指揮で忙しいって言ったのはお前だろうが」

榛名「後処理の書類仕事は榛名一人でも出来ますし、作戦の開始は午後からですから、提督の午前のお仕事はありません」

提督「いや、お前ひとりに書類仕事やらせるわけにもいかないだろ」

榛名「いえいえ、提督は普段お仕事ばかりでお疲れなんですから休んでください。そう、例えば今日お休みの艦娘と親睦を深めるなどして」

624: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 19:58:43.22 ID:Vc8kr2zR0
提督「んー……折角だし、ゴーヤと遊んでくるかな。他の奴らはみんな仕事だからあいつも暇だろうし」

榛名「はい、それがいいと思いますよ?」

提督「じゃ、ちょっくら行ってくるわ。書類仕事もいいけど、午後の出撃の準備もしておけよ?」

榛名「了解です」

提督「……さて、ゴーヤはまだ補給室にいるかな」スタスタ

榛名「……」

榛名(イベント発生成功)ニヤリ

625: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 20:42:33.81 ID:Vc8kr2zR0
~補給室前~

伊58「お休み貰ったはいいけど、何しようかな~。みんなは普通にお仕事だろうし」

提督「おーいゴーヤ!」タタッ

伊58「てーとく?お仕事は?」

提督「榛名に休みを言い渡された。だからお前と遊ぼうと思ってな」

伊58「そうなの!?ゴーヤ、嬉しいでち!」ピョンピョン

提督「喜んでもらえて何よりだ。それで、何する?」

伊58「うーん……はっ!そうだ!ゴーヤ、提督と行きたいところがあったでち!」

提督「ん?どこだ?」

伊58「ついて来ればわかるでち!」タタッ

626: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 21:11:21.35 ID:Vc8kr2zR0
~海~

提督「で、海に連れてこられたわけだが。これからどうするんだ?いくらここが温暖な九州だからといって、流石にこの季節に泳ぐのは無理だと思うぞ?」

伊58「ゴーヤたちは艦娘だから大丈夫なんだけどね……でも大丈夫!今日は泳ぐわけじゃないから!」

提督「じゃあ何すんだ?潮干狩り?」

伊58「ううん!潜るんでち!」

提督「あー、そっか潜るのかあ……はあ!?潜る!?」

伊58「そうでち!」

提督「いやいやいや!無理だから!普通に息できなくて死ぬから!」ブンブン

伊58「大丈夫でち!夕張が作った、この何だかよく分からないドラム缶型の潜水艦を使えばいけるでち!」グッ

提督「あいつはまた変な物作りやがって!っていうかよく分からないものを使おうとするなよお前も!」

627: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 21:16:00.58 ID:Vc8kr2zR0
伊58「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと乗り込むでち!」グイグイ

提督「わっ!おいやめろ!せめて安全確認を……」バタン

提督「……!……!」ダンダン

伊58「何をしようと何を言おうと無駄でち。それはまがりなりにも夕張が作ったものだよ?って聞こえるわけないか」

提督「……!……!」ダンダン

伊58「それじゃ、ゴーヤとてーとくの深海ツアー、早速行くでち!」ザブン

提督「……!……!」ザブン

628: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 21:27:48.71 ID:Vc8kr2zR0
~深海、でもそこまで深くない~

伊58「とうちゃ~く!それじゃ、このヘッドフォンを着けて……てーとく、そのマイクのマークのボタンを押すでち」ジェスチャー

提督「……?……けたが、これで何の意味が?」

伊58「てーとくー?聞こえるでちかー?」

提督「ご、ゴーヤ!?このスピーカーから聞こえてるのか?」トントン

伊58「そんなことよりほら!これがゴーヤがてーとくをここまで連れてきた理由でち!」

提督「ん……?ほう……」

伊58「綺麗でしょ?」

提督「ああ……魚の鱗に光が反射して……綺麗だな」

伊58「えへへー。ここ、ゴーヤのお気に入りの場所なんだ。とっても綺麗だから、提督にも見て欲しかったんでち!」

提督「そうなのか……ありがとな、ゴーヤ」

伊58「喜んでもらえてゴーヤも嬉しいでち!」

629: ◆ATK1PCranA 2014/11/27(木) 21:31:09.16 ID:Vc8kr2zR0
~しばらく経って~

伊58「そろそろ戻ろっか」

提督「俺は別にいいが、ゴーヤはもういいのか?」

伊58「うん!ゴーヤはいっつも見てるしね!今日はてーとくと一緒に来れただけで満足でち!」

提督「そうか。それじゃあ戻るか」フジョウ

伊58「うん!」フジョウ

提督「あ、そうだゴーヤ」

伊58「なあに?」

提督「……また連れてきてくれよな、ここ」

伊58「……」

伊58「了解でち!」ニコッ

636: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 22:13:56.12 ID:QmfMo5I60
~ある日の鎮守府の昼~

第三次渾作戦中

ヲ級flagship(新型艦載機)「……」ブウン ドオン

金剛「Shit!提督に貰った大切な装備が!」大破

榛名「姉さま!?ちっ……主砲!砲撃開始!」ドゴオン

ヌ級flagship「……」轟沈

リ級flagship「……」ドン ドン

赤城「くっ……一航戦の誇り……こんなところで失うわけには……」大破

榛名「赤城さんまで……!」

漣「どうする榛名!?相手はまだ三体残ってるし、こっちはもう漣たち二人だよ!」シュバッ

鈴谷「うう……」大破

加賀「……油断しました」中破

榛名「第二艦隊の被害状況は!?」

不知火「不知火が中破、それ以外は全員大破です……」中破

榛名「……撤退、ですね」シュッ ドン

漣「相手がそれを許してくれれば、ね」シュッ

637: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 22:20:55.38 ID:QmfMo5I60
榛名(こちらの残りの戦力は無傷の榛名と小破の漣さん。それと中破状態の不知火さんだけ)

榛名(対してあちらは制圧力の高いヲ級flagship、高火力のリ級flagship、普通の駆逐艦より遥かに厄介なハ級後期型)

榛名(勝利は元より撤退も難しそうですね)

提督『……い!おい!榛名!聞こえてるか!』

榛名「提督?何ですか?」

提督『何ですかじゃねえ!今すぐ撤退しろ!』

榛名「今その方法を考えてたところなんです、が!」シュバッ

提督『……くそっ!被害がデカすぎで撤退もままならねえのか……わかった!今から天龍連れてそっちに向かうから、もう少しだけ持ちこたえてくれ!』

榛名「了解、しました」

638: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 22:32:45.60 ID:QmfMo5I60
漣「うっっくぅ~、なんもいえねぇ~…」大破

榛名「漣さん!?大丈夫ですか!?」

漣「全然大丈夫じゃないZe☆かなりきっつい……」

不知火「すみません……不知火も、もう」大破

榛名「不知火さんまで!?」

榛名(どうしましょうどうしましょうどうしましょう)

榛名(せめて天龍さんが来るまで持ちこたえられれば……!)

639: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 22:36:34.53 ID:QmfMo5I60
ヲ級flagship(新型艦載機)「……」ブウウン

リ級flagship「……」チャキッ

ハ級後期型「……」ジャキッ

榛名「あ、やばいこれ詰みました」

榛名(最悪、天龍さんが来てくれるまで的になり続けましょう。他の皆さんを助けるためにも)

???「ふわあぁ~……何だか騒がしいっぽい?」

榛名「!?」クルッ

645: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 23:12:27.86 ID:QmfMo5I60
???「折角気持ちよくお昼寝してたのに、邪魔したのは誰っぽい?」

榛名「あ、あなたは、もしかして……」

???「んー?あなたは……もしかして榛名っぽい!?わー!久しぶりっぽい!」

榛名(間違いない。あの金髪、赤い目、そしてあの語尾。彼女は――――)

榛名「あなたは、白露型駆逐艦4番艦の……夕立さん、ですよね?」

夕立「うん!そうっぽい!そういうあなたは今代の榛名だよね?」

榛名「は、はい」

夕立「そっかそっか。で、あっちのは……ヲ級、リ級、ハ級っぽい?」

夕立「ふむふむ……ということは、あなたとそこで気絶(大破)してる人たちはあいつらに襲われて、かなりピンチっぽい?」

榛名「ええ。被害が大きすぎて、撤退もままならない程で……あと少ししたら援軍が来るはずなのですが……」

648: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 23:21:39.14 ID:QmfMo5I60
夕立「じゃ、これも何かの縁ってことで!夕立、助太刀するっぽい!」

榛名「え?で、でもそんな……悪いですよ。正式に軍に所属してるわけでもない方を戦わせるのは……」

夕立「そんなこと気にしちゃいけないっぽい。うかうかしてたら全滅するよ?」

榛名「うっ」

夕立「大丈夫大丈夫!このお礼は新鮮な果物とかでしてくれればいいっぽい!」

榛名「そう、ですか。では、お願いいたします」

榛名(この方が助太刀してくだされば、おそらくはいけるはずですし)

夕立「ん。承ったっぽい!それじゃあ――――」



夕立「『ソロモンの悪夢』駆逐艦、夕立。出撃するっぽい!素敵な悪夢を見せてあげる!」



榛名(第一次深海棲艦戦争の後期に活躍した駆逐艦夕立は、ある特徴を持っていたと言います)

夕立「せい、やあ!」ドゴオオオオオン

榛名(それは、榛名の尊敬するあの軽巡の方と同じ特徴)ドン

夕立「ふっ……はあ!」シュッ ヒョイッ バンッ

榛名(それは――――)ダン

夕立「これで――――ラストっぽい!」ドッカアアアアアアアアアアアアアアン

榛名(――――無敵。常勝無敗の最強の艦娘。ソロモンの悪夢、夕立)

夕立「ふぅ、終わったっぽい!意外と弱かったっぽい?」

榛名「あなたが強すぎるだけだと思いますが……」

650: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 23:32:06.06 ID:QmfMo5I60
夕立「あはは、そんなことは無いっぽい。これでも100年前に比べたら腕は落ちてるっぽい」パタパタ

榛名「落ちてそれとか……100年前の深海棲艦が可哀想になってきました」

夕立「それより何か食べるものないっぽい?いい加減に深海s……お魚は飽きたっぽい」

榛名「そろそろ榛名の提督が船に乗ってやってくるので、それに恐らく何か食料があるかと……と、噂をすれば」

提督「おーい!榛名ー!無事かー!」ブンブン

榛名「てーんりゅーさーん!榛名は無事でーす!」ブンブン

天龍「え?この流れでオレに振るのかお前」

提督「おいコラ榛名てめえ!何で俺を無視するんだよ!」

榛名「ああすみません。榛名にとっては提督より天龍さんの方が大事だったもので」シレッ


651: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 23:43:52.85 ID:QmfMo5I60
提督「お、お前ってやつは……」

榛名「冗談ですよ提督。援軍に来ていただきありがとうございます。まあ、戦闘自体はもう終わってしまいましたが」

提督「おおそうだよそうだよ。折角天龍連れて急いで来たのに敵全滅してんじゃん。どったん?」

榛名「ああ、それは――――」

夕立「提督さん?」

提督「ん?」

榛名「え?夕立さん?」

夕立「提督さん、っぽい?」

提督「えっと、榛名?誰こいつ」コソコソ

榛名「榛名たちを助けて、敵を倒しまくった夕立さんです。第一次最強で、ソロモンの悪夢って呼ばれた」コソコソ

提督「マジで?何でそんな大物がここに……」コソコソ

夕立「提督さん……やっぱり絶対に提督さんっぽい!てーとーくさーん!」ダッ

提督「うおうっ!?何か来たぞ!?」

榛名「きっと彼女の提督とあなたが似ていて、勘違いしているんでしょう」

夕立「てーとくさん!……沈めっぽい!」ラリアット!

提督「ぐえっ!」

652: ◆ATK1PCranA 2014/11/28(金) 23:49:37.39 ID:QmfMo5I60
榛名・天龍「「て、提督!?」」

提督「げほっ!ごほっ!」

夕立「人のこと沈めておいてよくもまあ、のこのこと顔を出せたっぽい!絶対に許さないっぽい!」プンプン

榛名「ああ……そういえば夕立さんの行方不明理由って……」

天龍「アホな提督が間違って大破進軍させたら敵の攻撃喰らって気絶して、しばらく轟沈扱いされてたからだっけか」

提督「お、お前ら、納得してないで早く説、明を……」ガクッ

夕立「夕立の苛立ちとかその他諸々を知って反省するっぽい!」

榛名「ゆ、夕立さん違うんです!この人は――――」

653: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:07:12.52 ID:yrzvQB/M0
~事情説明中~

榛名「――――というわけなんです」

夕立「えーっと、つまり、この人は夕立の知ってる提督じゃないっぽい?」

榛名「そういうことです」

夕立「……」

夕立「ご、ごめんなさいっぽいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!」

夕立「あまりにも似てたんでつい勘違いしちゃったぽい!本当にごめんなさいっぽい!」

提督「い、いやもういいけどさ。そんなに似てた?俺とその提督」

夕立「超似てるっぽい!パッと見区別がつかないっぽい!」

提督「そんなにか」

天龍「もしかしたら提督の親族なんじゃねーの?」

提督「そういえば俺の爺さんも昔は提督だったらしい」

榛名「絶対その人ですよ」

654: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:17:25.99 ID:yrzvQB/M0
提督「やっぱそうかなあ……だとしたらすまん夕立。俺の爺さんが迷惑をかけたかもしれん」

夕立「んー?いいっぽい?」

提督「え?そんなあっさり?」

夕立「だって実際のところそんなに怒ってないっぽい。そりゃ大破進軍させられた挙句に轟沈扱いされてそのままだったのは悲しいけど、そういうミスをする人だってこともそれで悲しんでくれた人だってことも夕立はわかってたっぽい」

提督「じゃあ何でさっきはあんな強烈なラリアットを?」

夕立「あれは100年間暇だったことに対する半ば八つ当たりみたいなものっぽい」

提督「八つ当たりで殺されかけたのか俺は」

天龍「気にすんな。そんなのいつものことだろ?」

榛名「その通りです」

提督「それがいつも通りって、俺って考えてみると割と不幸だな。山城とか陸奥のこと笑えねえわ」

夕立「まあ、だからとりあえず今回のことは水に流してほしいっぽい。夕立も100年前のことは忘れるから」

提督「まあ、お前がそれでいいっていうならいいが」

655: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:21:17.72 ID:yrzvQB/M0
夕立「やったっぽい!それじゃ、とりあえず約束の果物が欲しいっぽい!」

榛名「ああ、そういえばそんな話もありましたね。提督、食糧庫に果物あります?」

提督「林檎と梨なら」

榛名「じゃ、それを渡しちゃいましょう。妖精さん」

妖精さん『呼びましたか?』カキカキ サッ

榛名「食糧庫にある林檎と梨を持ってきてください。出来るだけ早く」

妖精さん『ラジャー』カキカキ サッ タタッ

656: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:32:39.07 ID:yrzvQB/M0
~持ってきた~

妖精さん『持ってきました』カキカキ サッ ビシッ

榛名「はい。ご苦労様です」

夕立「わあー!林檎と梨がいっぱいっぽい!久しぶりの陸地の食べ物っぽい!」

榛名「そんなに嬉しいんですか?」

夕立「そりゃ嬉しいっぽい!100年ぶりの果物っぽい!食べていいっぽい?」

榛名「どうぞ」

夕立「いっただっきまーす!」バクバクムシャムシャ

榛名「……」

夕立「……♪」バクバクムシャムシャ

榛名「……夕立さん」

夕立「……ん、ごくん。何っぽい?」

榛名「いっそ、榛名たちの鎮守府に来ませんか?」

夕立「?よく話が読めないっぽい」

榛名「だって、そんなに陸地の食べ物に飢えるほどなんですよね?それに海の上は暇だって」

夕立「確かにそうだけど……」

榛名「なら、私たちの鎮守府で働きませんか?別に出撃班じゃなくてもいいんです。うちの鎮守府には年がら年中工廠にこもって変なもの作ってる人もいますし」

夕立「うーん」

榛名「提督もいいって言うはずです。ですよね?」

提督「……」コクリ

657: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:37:37.09 ID:yrzvQB/M0
榛名「だから、来ませんか?岩川鎮守府へ。きっと皆さん歓迎してくれますし、夕立さんも気に入るはずです」

夕立「……」

榛名「夕立さん」

夕立「そのお誘いはすっごくありがたいけど……それはできないっぽい」

榛名「何故ですか?」

夕立「夕立にとっての鎮守府は、やっぱりあの提督と過ごした場所だけだから」ニコッ

榛名「そう、ですか」

夕立「そうっぽい!それに、会おうと思えばいつでも会える距離っぽい!お腹が減ったら遊びに行くっぽい!」

榛名「そうですか。ではその時を、楽しみにしてますね」

夕立「そうして欲しいっぽい!」

658: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:44:37.15 ID:yrzvQB/M0
~帰り道~

榛名「……」

提督「榛名?」

榛名「……」

天龍「榛名?」

榛名「……」

提督・天龍「榛名!」

榛名「は、はい!どうかしましたか!?」ビクウ

提督「いや、何かおまえが考え込んでるみたいだったから」

天龍「大方、さっきの夕立のことでも考えてたんだろ?」

榛名「うう……流石にお二人にはバレますか」

提督「当たり前だろ。これでもお前の上司だぞ?」

天龍「元同僚の考えてることくらいわかるさ」

659: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 00:53:33.19 ID:yrzvQB/M0
榛名「ははは……天龍さんはともかく提督がこんなところで鋭さを発揮したのは意外でした」

提督「どういう意味だそれは」

榛名「そのままの意味ですよ?」フフッ

天龍「それで?何でお前はさっきあんなに夕立を勧誘したんだ?」

榛名「それが、ですね。何だか懐かしい感じがしたんですよ、あの人にあった時」

提督「懐かしい感じ?」

榛名「ええ。何だか昔あったことあるような、そんな気がして。まあ、実際には会ったことなんてないんですけどね」

天龍「そいつはつまり……」

榛名「ええ。今の榛名個人の記憶ではなく、先代のいづれかの榛名。『榛名』という艦娘に引き継がれてきた記憶でしょう」

榛名「基本的に同じ艦娘の記憶は共有されたりはしませんが、それでもごく一部強い思いと共に残された記憶はうっすらとだけ引き継がれます。だから、何でしょうね。榛名があの人に執着したのは。まあ、見事に断られちゃいましたけど」

提督「榛名……」

提督「……もう一回」

榛名「へ?」

提督「今度、もう一回行ってみようぜ。あいつをスカウトしに、正式に任務として」

榛名「え?」

天龍「一度ダメだった程度で諦めるのは、オレはどうかと思うぜ?榛名」

榛名「え?え?」

提督「もう一回、また今度俺とお前と天龍と、みんなと行こうぜ」

榛名「……」

榛名「はいっ!」

665: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 19:02:46.90 ID:yrzvQB/M0
天龍さんが加わった後の私たちは、破竹の勢いで深海棲艦を撃滅していきました

天龍「今日の作戦は終了だな。ったく、楽勝過ぎてつまんねえ」

伊168「それを言うならイムヤ達なんてもっと暇よ」

響「なんせ何もやることが無いからね」

漣「少しは敵を回してくれたっていいと思うですしおすし」

天龍「悪い悪い。だがお前らに出番はやらん。何故ならオレが戦いたいからな!」キリッ

衣笠「その戦闘狂っぷりも流石です師匠!」キラキラ

天龍「誰が師匠だ」

翔鶴「うふふ。ほら、早く帰りましょう?提督と榛名が待っていますよ」

667: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 19:17:39.47 ID:yrzvQB/M0
~横須賀鎮守府~

漣「ただまー!」

響「ただいま」

伊168「ただいま」

衣笠「ただいま」

翔鶴「ただいま帰りました」

天龍「帰ったぜー」

提督「おう、おかえり」

漣「ご主人様!漣は疲れたのでお風呂入ってきます!」ダダダッ

伊168「私も行ってくるわ。響も行きましょ?」タタッ

響「わかったよ、イムヤ先輩」タタッ

翔鶴「私はお夕飯の用意してきますね?」

669: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 19:27:10.90 ID:yrzvQB/M0
天龍「じゃ、オレは適当に訓練でも……」

提督「あ、天龍はこのまま執務室へ来てくれ」

天龍「……また書類仕事か?オレたちが出撃してる間に榛名とやってたんじゃねえのかよ」

提督「今日はちょっと多めでな……頼む!」ペコリ

天龍「……」

天龍「はぁ~ったく、仕方ねえな。手伝ってやんよ」

提督「サンキュー天龍!」

天龍「その代り、今日の夕飯少し寄越せよ?」ニヤッ

提督「……りょ、了解なのです」

天龍「暁型駆逐艦、提督!ってか?笑えねえよ」カカッ

提督「笑ってんじゃねえかよ!」

672: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 19:46:06.67 ID:yrzvQB/M0
~執務室~

提督「戻ったぞー」

榛名「あ、提督……と、天龍さん?」ガリガリガリガリッ

天龍「よう榛名、とりあえず一回その手を止めたらどうだ?ペンが折れそうで見てて怖い」

榛名「いや、そんな余裕ありませんよ。これ全部明朝までに提出しなくちゃいけませんので」

提督「今日は多いって言ったろ?」ガリガリ

天龍「ここまで修羅場ってるとは思わなかったぜ。ま、乗りかかった船だしきっちりやるが」

榛名「え?天龍さんもやるんですか?」

天龍「ああ、提督に泣いて頼みこまれてな」

提督「嘘吹き込んでんじゃねーよバカ」

榛名「へえ……そうですか。提督は、榛名じゃ頼りないと……」ボソッ

提督・天龍「「ん?何か言ったか榛名」」

提督・天龍「「って、真似すんな!」」

榛名「……」ギリッ

榛名「いえ、お気になさらず。ほらほら、早くやらないと終わりませんよ?」

673: >>671もうちょっとでオイゲンGet!野分は無理っぽい ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 19:49:31.30 ID:yrzvQB/M0
天龍「ほい、これハンコ頼む」

提督「あいよ、次これな」

天龍「了解……あ、これとこれはファイリングしておくな?」

提督「ん、頼む」

榛名「あ、こっちもハンコお願いします」

提督「あいあい」

天龍「提督、これとこれとこれもよろしく」

提督「お前早すぎんだろ」

674: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 21:08:01.71 ID:yrzvQB/M0
天龍「……」カリカリカリカリ

榛名「……」カリカリカリカリ

提督「……」ペタコンペタコン

天龍「ん」パサッ

提督「ん」ペタコン

榛名「あ、提督これもお願いします」パサッ

提督「あいよ」ペタコン

天龍「……」カリカリカリカリ パサッ

提督「……」ペタコン

675: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 21:47:51.17 ID:yrzvQB/M0
~数時間後~

提督「やっと終わった……」グテー

榛名「お疲れ様です提督……」グター

天龍「途中夕食挟んだから結構かかったな」ケロッ

提督「それでも予定よりだいぶ早かったんだがな……お前のおかげだよ、天龍」

天龍「はっ!いいってことよ。またいつでも頼ってくれていいんだぜ?夕飯を献上するならな」

提督「……今度からは響辺りに頼もう」

榛名「あ、あの!提督!」

提督「ん?何だ?」

榛名「そ、その……は、榛名も頑張りましたよね!」

提督「あ、ああ。そうだな、榛名も頑張ったな?」

榛名「で、ですよね!あ、あの、でしたら、その……」

提督「……?」

榛名「は、榛名の頭を撫でt――――」

衣笠「しぃぃぃぃいいいいいいいいいいいしょおおおおおおおおおおおおおお!」バタン

天龍「うお!何だ!?敵襲か!?って、衣笠か。まったく人騒がせな」

衣笠「てへぺろっ」ペロリン☆

天龍「……はあ、で?何の用なんだ?」

衣笠「一緒にアイス買いに行きましょう!」

天龍「何で?」

衣笠「さっきみんなでじゃんけんしたら私が負けました」

天龍「そうか。だったらお前ひとりで行ってこい。あ、オレはパピコな?林檎のやつ」

衣笠「そんな冷たいこと言わないでくださいよー。寂しいんですよー」グイグイ

天龍「鬱陶しい!」

衣笠「お願いしますよー」ベタベタ

676: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 21:54:22.75 ID:yrzvQB/M0
天龍「があああああああ!!!!!!!わかった!一緒に行ってやるからさっさと離れろ!」

衣笠「本当ですか!やったね!衣笠ちゃん大勝利ー!」

天龍「お前の声でそのセリフは違和感しかねえよ……そんじゃ提督、榛名。ちょっくら行ってくるわ」

提督「おう。俺には爽買ってきてくれ。バニラ味の」

天龍「了解。榛名はどうする?」

榛名「え?あ、は、榛名は何でもいいです」

天龍「ん、わかった。じゃあ何か適当に買ってくるわ」

ガチャッ バタン

提督「衣笠ってあんな感じのキャラだったか……何か天龍が来てから性格変わった気が」

榛名「そうですね」

提督「そういえばさっき言いかけてたのって結局なんだったんだ?」

榛名「いえ、何でもないです。榛名は少し疲れましたので部屋に戻りますね」スタスタ

提督「?わかった、ゆっくり休めよ?」

榛名「はい」

ガチャッ バタン

榛名「……」

榛名「……やっぱり、榛名なんていらないんでしょうか」

681: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 22:37:55.91 ID:yrzvQB/M0
~その日の夜~

提督「ん……んん……?」

???「提督、提督」スリスリ

提督(何だろう、胸の辺りに何か、柔らかいものが……)

???「提督、大好きです、提督……」スリスリ

提督(そう、まるで女の子のほっぺたのような感触が……)

提督「……ん?」

???「え?」

提督「は、榛名?何やってんだお前」

榛名「え、えーっと……」ダラダラ

提督「俺の布団に潜り込んで俺の胸板に頬を擦り付けていたように見えたんだが……気のせいか?」

榛名「……気のせいじゃ、ありません」カアア

682: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 22:39:40.17 ID:yrzvQB/M0
提督「……」

榛名「……」///

提督「……で?」

榛名「……」///

提督「何でそんなことしてたんだ?」

榛名「そ、それはですね……」///

提督「ああ」

683: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 22:45:33.29 ID:yrzvQB/M0
僅かに開いたカーテンの隙間から漏れる月明かり。照らされるあなたの顔は、やっぱりどこまでも愛おしくて。

言ってしまう。伝えてしまう。引いてしまう。

大好きなあなたに。愛しいあなたに。

「榛名は――――いえ、『私』は――――」

あなたに恋する『私』は、もう止まれない。



「あなたが大好きなんです、提督。私はあなたを一人の男性として、愛しています」



言ってしまった。私のあなたへの気持ちを。

伝えてしまった。私があなたに抱いてる想いを。

引いてしまった。これが――――

――――これが、悲劇への引き金だとも知らずに。

685: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 22:59:26.90 ID:yrzvQB/M0
数日後。私はある海域にいました。

その海域の名は南方海域全面。新たに解放された海域です。

今日は私と提督だけがここに来ています。何故なら他の方が来られないからです。

漣さんは先日鎮守府の施設を一つ破壊してしまったため謹慎。

イムヤさんと響さんはお二人ともお休み。どこかへ出かけていきました。

翔鶴さんは近々開設される予定の呉鎮守府の視察。衣笠さんは武者修行の旅に出ると言ってここ数日いません。

天龍さんは――――

~~~~~

天龍「くっ、オレとしたことが……風邪をひくとは」ゴホゴホッ

~~~~~

風邪をひいて、現在は鎮守府のベッドで眠っているはずです

686: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 23:07:55.19 ID:yrzvQB/M0
そういうわけで榛名以外誰も出撃できない状態だったのですが、実戦訓練と偵察を兼ねて私と提督が二人で来ているのです。

提督「榛名、おそらくそろそろ敵が来る頃合いだ。気を引き締めておけよ?」

榛名「わかってますよ。私は大丈夫です!」

そんな会話を交わしていると、敵がやってきました。

提督「来たぞ!いいか榛名。今回はあくまで偵察が主目的だ。無理に倒そうとする必要はない」

榛名「でも、倒してしまっても構わないのでしょう?」

提督「それはまあ、そうだが」

榛名「大丈夫ですよ提督。あなたの秘書艦は、あの程度の敵には負けません」

提督「ああ、そうだな」ニコッ

榛名「はい!それでは行って参ります!」タッ

提督「気をつけろよ!異変を感じたらすぐに戻ってこい!」

こうして『私』と提督が一緒に出撃した戦いは始まりました。

それが、最後の共に過ごせた時間になるとも知らずに。

687: E-3道中で舞風ドロップ ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 23:28:03.81 ID:yrzvQB/M0
榛名「はああああああああ!!!!!!!!!!!!」ドオン ドゴオン バゴオン

タ級flagship「……」撃沈

ヘ級flagship「……」撃沈

チ級elite「……」撃沈

榛名「やあああああああああ!!!!!!!!!!!」バーン ドーン

チ級elite「……」轟沈

ロ級flagship「……」轟沈

688: ◆ATK1PCranA 2014/11/29(土) 23:40:16.55 ID:yrzvQB/M0
榛名「ふう……とりあえず、これで終わりですかね。周りに敵影もありませんし」キョロキョロ

榛名「それでは、提督のところに戻りましょう♪」

榛名(敵が五体しかいなかったのは少しおかしい気もしますが……きっとこの海域はこんな感じなんでしょう)

692: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 18:12:19.70 ID:Od3mCAlP0
私が非自律船に戻ると、提督が甲板で迎えてくれました。

榛名「提督!私、勝ちましたよ!」ダキッ

提督「わぷっ!?おい、榛名離れろ!」ジタバタ

榛名「ふふふ、嫌です♪提督が私をいっぱい褒めてくれるまで離しませんっ!」

提督「褒める!褒めるから!」

榛名「じゃあ頭を撫でてください!」

提督「撫でようにも、抱き着かれたままだと腕が動かせないから離れろ!」

榛名「ぶ~、仕方ありません。一旦離れます」

提督「ふう……」

榛名「さあ提督!早く撫でてください!」ワクワク

提督「あーはいはい。わかったわかった……」

693: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 18:35:20.93 ID:Od3mCAlP0
提督が私に近づいて、その手をそっと私の頭に乗せようと――――

バシュッ

提督「っ!?」ドン

――――すると、何故か提督は私を突き飛ばしました。

榛名「痛っ!て、提督?何するんですか――――」



――――目の前に写るのは、どこまでも鮮やかな赤色と。

――――愛しいあなたの、顔でした。



榛名「て、提督!?提督!」タタッ

飛び散る血液で汚れたことにも気づかずに、私は提督へ駆け寄ります。

提督「……」

榛名「提、督」

提督の胸の辺りには大きな穴があいていて、そこから血がどんどん流れていきます。

確かめるまでもありません。提督は既に、死亡していました。

榛名「……っ!」

私が周囲を見回すと、そこには一体の深海棲艦がいました。

カ級elite。潜水艦です。

開幕魚雷が無かったのでてっきりいないと思っていたのですが、どうやら開幕雷撃はしなかっただけのようです。

――――榛名が油断した隙をついて、一発で仕留めるために。


694: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 18:41:00.34 ID:Od3mCAlP0
カ級elite「……」シュバッ

敵はもう一度魚雷を撃ってきましたが、目視さえできていればこんなものはどうってことありません。

榛名「……」

私の心は、激しい怒りと喪失感、そして絶望でいっぱいでした。

提督。提督。提督提督提督。

提督を、失った。

榛名「う、う」

榛名「うあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

私は41cm連装砲を構え、撃ちます。

榛名「沈め!沈め!沈めぇ!」ドン ドン ドン

通常、戦艦の砲撃では潜水艦を捉えられません。ですが、今回は相手が水面に顔を出していたので当てられました。

カ級elite「……」撃沈

695: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 18:45:31.87 ID:Od3mCAlP0
敵を倒した後の私に残ったのは、喪失感と絶望感だけでした。

榛名「あ、ああ……」フラフラ

私はおぼつかない足取りで提督の傍に寄ります。

榛名「提督……提督」ユサユサ

揺さぶっても、彼は起きません。             ――――何故?

声をかけても、彼は目覚めません。            ――――どうして?



私/榛名のせいだ。



私が油断したから。きちんと敵の殲滅を確認しなかったから。私が。私が。私が。

――――私が、提督を殺したんだ。

696: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 19:35:40.38 ID:Od3mCAlP0
しかし、ここで一つの奇跡が起きました。

絶望に染まり、返事のない提督に呼びかける私の前に、ある存在が現れました。

???『その男を助けたいのか?』カキカキ

榛名「だれ、ですか……?」

???『私か?私は――――』カキカキ

第一次深海棲艦戦争の時にも何度か目撃された。最高の妖精にして最悪の災害。

エラー娘『私の名前は、エラー娘だ』カキカキ

彼の妖怪は手に持った不思議なマジックペンで猫の腹に文字を書き、私に伝えてきます。

エラー娘『望むなら、私がその男を救ってやろう』カキカキ

榛名「そんなことが、出来るんですか……?」

エラー娘『もちろん。私に出来ないことは無い』カキカキ ドヤッ

榛名「本当に、提督を助けてくれるんですか?生き返らせてくれるんですか?」

エラー娘『ああ』カキカキ

701: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 20:31:55.88 ID:Od3mCAlP0
エラー娘はそれだけ言うと、提督の身体に近づきその上に猫をかざしました。

エラー娘「通信エラーが発生しました。お手数ですが、掲示板TOPからSSの再開をお願いします」ニャー

エラー娘がそう言うと、提督の胸があった辺りに『Error』という文字が出現しました。

最初はたった一つだけだったそれは、凄まじい速さで数を増やしていき、提督の身体を覆い尽くしました。

数十秒そのままでしたが、やがて徐々にエラーは消えていき、すべて無くなりました。そして、

榛名「これ、は……」

提督の身体にあった傷も、すべて消えていました。

エラー娘『これでこの男はもう大丈夫だ』カキカキ

704: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 20:42:15.45 ID:Od3mCAlP0
榛名「ありがとうございます!本当に、ありがとうございます!」

私の胸は感謝の気持ちでいっぱいでした。だって、提督が生き返ったんです。私のせいで死んでしまった、提督が。

精一杯感謝の気持ちを伝える私を見て、しかしエラー娘は言い(書き?)ました。

エラー娘『気にすることはない。この行為は後々面白いことになりそうだからな。それに、誰もタダでやるとは言ってない』カキカキ

榛名「え?」

エラー娘『悪いが、代償は取りたてさせてもらうぞ?こっちもボランティアじゃないんでな』カキカキ

そしてエラー娘は提督にやったのと同じように、私の前に猫をかざしました。

エラー娘「通信エラーが発生しました。お手数ですが、掲示板TOPからSSの再開をお願いします」ニャー

その言葉を聞いた途端、私の視界がぐにゃりと歪んで横倒しになりました。

榛名「あ、うあ、あ……」

エラー娘『ほう、これがお前の一番大事なものか。くくっ、そうかそうか。いつの時代も、それだけは変わらないということか――――』カキカキ

目の前に映る猫に書かれた文字の記憶を最後に。

何か大切なものがなくなっていく感覚と共に。

『榛名』の意識は途切れました。

706: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 20:57:48.80 ID:Od3mCAlP0
その後のことは、まるで現実感のない夢のようなものでした。

目を覚ました榛名は提督の胸が上下していることに安堵してから、船を動かして鎮守府へ戻りました。

鎮守府へ戻った後も色々ありましたが、説明すると長くなるので一場面だけ紹介しましょう。




漣「あなたの慢心で、一度ご主人様が――――提督が死んだ。これに間違いはない?」

榛名「……はい、ありません」

漣「そう」

ッパーン!

榛名「……っ」

漣「……」

衣笠「ちょっ、漣?」

漣「衣笠さんは黙っててください。漣は、この人だけは許せません」

衣笠「で、でも」

天龍「やめろ。衣笠」バッ

衣笠「師匠……」

榛名「……」

漣「榛名、あなたがしたこと、やってしまったこと。それを他の誰が許したとしても、漣だけは絶対に許さない」

榛名「は、い……」

漣「それだけわかってくれたらもういい。それじゃ」スタスタ

衣笠「ど、どこに行くの漣」

漣「訓練場です。天龍さん、付き合ってもらえます?」

天龍「別にいいが……何するつもりだ?」

漣「そうですね……とりあえず、地獄を見ようと思います。漣は榛名と同じくらい、肝心な時に主を守れなかった駄目イドも絶対に許さないので」

天龍「そうか……わかった」スタスタ

707: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 21:37:13.08 ID:Od3mCAlP0
医務室へ運び込まれた提督はしばらく眠ったままでしたが、数日後には目を覚ましたました。

そして、その日の夜。

コンコン

提督「どうぞー」

榛名「……失礼します」

提督「おお榛名か。昼にみんな来たときには来てなかったから、もしかして来ないんじゃないかとビビってた」

榛名「……」

提督「おいおい黙るなよ。俺のガラスのハートが砕けちゃうぞ?」

榛名「……」

提督「……」

榛名「……」

提督「……はあ」

708: ◆ATK1PCranA 2014/11/30(日) 22:00:42.17 ID:Od3mCAlP0
提督「なあ榛名」

榛名「何ですか、提督」

提督「別に俺は怒っちゃいねえし恨んでもねえよ?」

榛名「……」

提督「むしろ感謝してる。俺が無様に死んだ後、ちゃんと生き延びてくれたこと。それと、俺が死んで悲しんでくれたこともな」

榛名「提、督」

提督「ありがとう榛名。生きててくれて。俺の死を悲しんでくれて」

榛名「提督……榛名は、榛名は!」ダキッ

719: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 20:34:45.57 ID:zJO264RP0
小ネタ・提督マジおこ☆

~この話は本編と何の関係もありません。出てくるキャラ、設定、その他諸々、一切合財関係ありません~



提督「……」ゴゴゴ

白露「……」ビクビク

皐月「……」ビクビク

長門「……」ビクビク

那珂「……」ブルブル

球磨「……」ブルブル

鈴谷「……」ブルブル

金剛「……あの、提督?」オソルオソル

提督「ん?何だ?金剛」ニッコリ

金剛「ひっ……あ、あの、て、提督は何で怒っていらっしゃるのデスカ?」ビクビク

提督「んー?俺は別に怒ってなんてないぞ?金 剛」ニッコリ

金剛「で、でも、あの、そのデスネ……」ガクガク

提督「まあでも、それでも俺が怒ってるように見えるっていうなら、それはきっと……」

提督「わざわざ弾薬パックを買ってまで補給してやったのに何もせずに資源だけ消費してきた支援艦隊と」

提督「最後の最後で攻撃を外しやがったどこぞの高速戦艦のせいじゃないかな?なあ、白露、皐月、長門、那珂、球磨、鈴谷、金剛」ニッコリ

艦娘たち「す、すみませんでしたああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

提督「いやね、俺も悪かったと思うよ?いくら資源と時間が無いからって、キラ付けはするべきだっただろうさ」

提督「資源と時間が無くなったのだって、俺の指揮が悪かったせいでE-1とE-2の突破が遅れたからだし」

提督「だから、お前らにすべての責任があると言わないよ?俺だって悪かったし、お前ら以外にもダメなやつらはいっぱいいた」

艦娘たち「……」

提督「でもな?お前らが肝心なところで重大なミスをやらかしたのには違いが無いんだよ。わかるな?」

艦娘たち「い、イエス……」

提督「だからな、俺はお前らに正当な処罰を下さなくちゃならんのだよ。じゃなきゃ、他の奴らに示しがつかない」

艦娘「……」ガクブル

提督「というわけで、解 体 処 分 かな?」ニッコリ

720: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 20:48:50.90 ID:zJO264RP0
艦娘たち「それだけは本当にマジで勘弁してください!」

金剛「て、提督!他の子たちはともかく私はこの鎮守府の中でも高レベルで主力ネ!私を解体してまた同じくらいまで他の子を育てるのは面倒くさいヨ!?」

那珂「な、那珂ちゃんはE-2で艦隊を率いて、駆逐棲姫の撃破に貢献したよ!?E-1でも頑張ったし!」

球磨「く、球磨だって那珂と同じくらい頑張ったクマー!」

鈴谷「す、鈴谷はもう少しで航巡になるよ?また一から育てなおすのきっついよ?」

白露「あ、あたしは今まで遠征で資源をいーっぱい持って帰ってきてたよ!?」

皐月「ぼ、僕だって遠征は頑張ってきたよ!?」

長門「わ、私はレア艦だぞ?世界のビックセブンだぞ?また建造かドロップで手に入るのはいつになるかわからないぞ?」

提督「うん、一回黙れお前ら。言い訳は見苦しいぞ?」

艦娘たち「……」

提督「まあ、俺も鬼じゃないさ。今までお前ら(長門以外)がいかに頑張ってきたのかも知ってる。だからまあ、チャンスをやろうじゃないか」

艦娘たち「ちゃ、チャンス……?」ゴクリ

提督「冬イベ、死ぬ気で頑張れ。また同じような失態を晒したら即解体だからな?」

艦娘たち「い、イエッサー!」

提督「よろしい」

729: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:11:23.00 ID:zJO264RP0
榛名「……」グスッ

提督「……もう大丈夫か?」

榛名「……はい。お見苦しいところをお見せしてしまい、申し訳ありませんでした」

提督「別にいいさ。美少女の涙はむしろご褒美だ」

榛名「もう、提督ったら……そんなことばかり言っていると、本当に大切な時に大切な人に信じてもらえませんよ?」クスクス

提督「おっと、こいつは手厳しい。でもま、大切な秘書艦からの折角の忠告だからな。肝に銘じておくよ」ハハッ

榛名「……それじゃあ、榛名はそろそろ帰りますね。提督の無事も確認できましたし」スタスタ

提督「そうか、見舞いありがとな」

榛名「いえ、部下として、当事者として当然のことをしただけですよ」ガチャッ

提督「そうか……そういえば、榛名」

榛名「はい?」クルッ

提督「一人称、『榛名』に戻したんだな」

榛名「……ええ。何だか、そうした方がいい気がしまして」

提督「電波か?」ククッ

榛名「どちらかというと神のお告げです」フフッ

榛名「それでは提督。失礼します」バタン



榛名「……提督への恋愛感情がなくなった榛名が、『私』を名乗る資格はありませんから」ギュッ

730: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:18:32.52 ID:zJO264RP0
榛名が提督のお見舞いに行った翌日、榛名は提督の主治医である先生に呼び出されました。

榛名「それで?何の用です?提督が休んでる分の仕事をやらなくてはいけないのでさっさと帰りたいのですが」

先生「かっかっか。そんなこと言って、あの坊主の身に何かあったんじゃないかって心配なのが丸見えだぜ?戦艦ちゃん」

榛名「……帰りますね」

先生「こんなことくらいで怒らない怒らない。人間、もうちょっと余裕持って生きた方が得だぜ?」カカッ

榛名「……榛名は人間ではなく艦娘です」プイッ

先生「いやいやキミは人間だろう。だからこそ、あの坊主は体を張ってキミを救ったんだから」

榛名「……」

735: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:29:37.15 ID:zJO264RP0
榛名は正直に言ってこの人が苦手でした。いつもいつも人を小ばかにした態度で煙に巻くところが特に。あとやたら巨乳なのも。

先生「ま、おふざけはこのくらいにして……実際、あの坊主の身体のことはキミには教えておいた方がいいと思ってね」

榛名「提督に何かあったんですか!?」

先生「どうどう。落ち着けよ戦艦ちゃん。別にいますぐ命に関わるようなことじゃあない」

榛名「……」

先生「まあ、あのエラー娘に何とかしてもらったって時点で色々おかしなことが起きるのは想像の範囲内だったんだけどね。現状判明してるだけで、あの坊主の身体には二つの異変がある」

榛名「二つの異変、ですか?」

先生「ああ、一つ目は異常なまでの回復能力だね。これを見てくれ」ピッ

榛名「これは……提督ですね」

先生「そうだ。失礼ながら、あの坊主が寝ている間に撮影させてもらったよ」

榛名「当然、提督の許可は……」

先生「取っていないに決まってるだろう?」

榛名「ですよね……」ハア

736: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:42:04.29 ID:zJO264RP0
先生「まあそんなことは今は些細なことだ。ほら、ここからが大切なところだ」

榛名「……これは」

先生「ちょいとメスで切ったんだがね。けっこう深く傷つけたんだが、見ての通りさ」

榛名「『Error』……」

先生「傷を負った瞬間にその文字が傷を覆い、数瞬後には元通り。なかなかにぶっ飛んだ能力だ」

榛名「これは、あの時と同じです」

先生「そうだろうね。状況を鑑みるに、エラー娘は『治療』ではなく『改造』を行ったんだろう。傷そのもの治す、またはなかったことにするのではなく、体を改造・改竄してどんな傷でもたちまち治せるようにした」

先生「まったく、出る結果は同じでも過程が違い過ぎたらそれは別物だと私は思うんだがね」

738: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:47:05.06 ID:zJO264RP0
榛名「……それで、これが一つ目だっていうなら二つ目はいったい何なんですか?」

先生「ん?二つ目?ああ、こっちは別に大したことじゃないさ」



先生「ただちょっと、脳の一部がぶっ壊れてるだけの話だよ」カカッ



榛名「……」

先生「……」

榛名「……それって」

先生「それって?」

榛名「それって、すっごくやばいことじゃないですかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

先生「……すぐ近くで大声出して叫ぶのはやめてくれ。耳がキーンとした」キーン

榛名「え?脳?脳ってあれですよね?頭ですよね?」

先生「うん、頭蓋骨の中にあるあの脳さ」

榛名「それが一部ぶっ壊れてるってどういうことですか!?」

739: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 21:54:28.53 ID:zJO264RP0
榛名「いや、ちょっと待ってください。そもそも提督はどんな傷でも回復できる体になってるんですよね?じゃあ何で脳が壊れてるんですか?」

先生「さあ?それは私に聞かれても困るよ」

榛名「それを調べるのがあなたの仕事じゃないんですか!?」

先生「それはどっちかっていうと科学者・研究者の領分な気もするけどねえ……でも、一つ推測は立ってるよ」

榛名「……どんな推測ですか?」

先生「そもそもこれはエラー娘の生態に関わる推測なんだけどね……どうやら彼の妖怪は、人の複雑怪奇な感情というものをほとんど理解しているが、ただ一つ恋愛感情だけは理解できていないらしい」

榛名「恋愛感情を……?」

先生「ああ。だからなのかもしれないね。あの坊主の脳の一部――――感情を司る部分の中でも更に恋愛に関してのところだけが綺麗に壊れてる」

先生「ま、言っちまえば、誰に恋することも誰を愛することもなく、誰に恋されてるのかにも気づけず誰の愛も理解できない」

先生「そう言うふうになっちまったってことさ」

740: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 22:00:28.60 ID:zJO264RP0
榛名「……」

先生「ああちなみに言っておくが、壊れてるのは恋愛に関する部分だけだから、親愛は普通に芽生えるし、可愛い女の子に欲情もする。彼女欲しいとも思うだろうね」

榛名「……それらは、直せる方法はないんですか?」

先生「うん?今言った二つの異常についてかい?」

榛名「はい」

先生「それは私としては何とも言えないんだが……あえて言うなら、前者は無理。後者は限りなく低いが可能性はある、かな?」

先生「まず前者は現時点では本当にどうしようもない。唯一解決できる手段があるとすれば、再びエラー娘に頼ることだけだ」

先生「次に後者だが、これは可能性だけはある。0.01%以下だろうけどね」

榛名「教えてください。その方法を」

741: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 22:05:51.46 ID:zJO264RP0
先生「まず大前提として、今のあの坊主の回復能力でもそれは回復できない。その理由はさっき説明したとおりだ」

先生「だが、人間の脳には面白い機能が付いていてね。自分の知らないものを学習しようとするんだよ」

先生「だから恋愛感情を向けられ続ければ、あるいは」

先生「脳がその必要性を認めて、それを受けいれるだけの分の部分を拡張するかもしれない」

榛名「……」

先生「私に言えるのはそのくらいだよ。そしてこれで私の話も終わりだ」

榛名「そうですか」

先生「何だい冷たいなあ。まあいいや。ほら、さっさと出て行ってくれたまえ。私にはまだまだ仕事が山積みだし、キミの仕事があるんだろう?」

742: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 22:28:36.06 ID:zJO264RP0
~それから数か月後~

提督「見ろよ榛名!漣!これが今日から俺たちが暮らすことになる岩川鎮守府だ!」

漣「新しい住居兼仕事場に着いただけでテンションあげないでくださいご主人様。ぶっちゃけうざいです」

提督「お前俺に辛辣すぎじゃね?泣くよ?」

提督「なあ榛えもん。漣がいじめてくるんだけど」

榛名「誰が榛えもんですか。変なあだ名をつけないでください」

提督「じゃあ何がいいんだ?コロ助か!?」

漣「どっちかって言うと、ドラえもんに対応するのはキテレツの方だと思いますよ?」

榛名「いやそれはどっちでもいいです心底」

743: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 22:57:50.51 ID:zJO264RP0
天龍「おいおい、わざわざ引っ越しの手伝いに来てやったってのに、ずいぶん余裕そうじゃねえか」

提督「て、天龍?あれ?お前何でここにいんの?」

天龍「引っ越しの手伝いに来たって言ってんだろうが」

提督「そういうことじゃなくて、どうやってここに来たのかって意味だったんだが」

天龍「ああそういう意味か。簡単な話だ、海の上走ってきた」

提督「……いつも通りの規格外っぷりだな」

745: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 23:18:04.53 ID:zJO264RP0
漣「ご主人様。早くしないと漣が一番最初に入っちゃいますよー!」

提督「何だと!?待て漣!一番最初に入るのは俺だ!」ダッ

天龍「あ、おい!ちょっと待てって……って、遅かったか。あの落ち着きのなさはいい加減何とかすべきじゃねえか?」

榛名「榛名もそれには同意です」

天龍「まあ、ちょうどいいっちゃいいか。なあ榛名」

榛名「はい?何ですか?」

天龍「お前これからどうすんだ?」

榛名「どうする、とは?」

746: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 23:46:11.08 ID:zJO264RP0
天龍「そのまんまの意味だよ。あいつの体、治すんだろ?」

榛名「そうですね……とりあえず、恋愛相談所でも始めようかと思ってます」

天龍「恋愛相談所?」

榛名「はい。提督に恋する女の子の相談に乗ってあげたり、一緒に悩んだりする」

榛名「そんな恋愛相談所を、始めようかと」ニコッ

天龍「そうか。頑張れよ」

榛名「はい、榛名頑張ります!」

天龍「オレの方でも、エラー娘に関する情報を探してみる」

榛名「よろしくお願いします」

天龍「ああ、任せとけ」グッ

提督『おーい!二人共何やってんだー!荷解き始めるぞー!』

天龍・榛名「「……」」

天龍「やれやれ。何をやるにしてもまずは」

榛名「引っ越しを完了させなきゃいけないというわけですか」



こうして榛名と提督の出会いから始まった物語はプロローグを終えました。

747: ◆ATK1PCranA 2014/12/01(月) 23:56:45.55 ID:zJO264RP0
暗い海にただ一人、その少女は立っていた。

長い黒髪を風にたなびかせ、巫女風の衣装が濡れることもいとわずに。

少女はただ立ち続け、誰かを探していた。

そしてある一点を見つめると、綺麗に整った顔を歪め笑った。

???「見ぃつけたぁ♪」ニコッ

それは、とても邪悪な笑みだった。

782: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 17:43:08.38 ID:g5a2QjwL0
~横須賀鎮守府~

天龍「ただいまー」ズルズル

島風「あ、おかえり天龍。遅かったね」オッソーイ!

天龍「本当は一週間くらいで帰るはずだったんだけどな……どこかの誰かがちょいちょい書くのサボってたから約一ヵ月も滞在しちまったぜ」

島風「ごめんちょっと何言ってるかわからない」

愛宕「あら?天龍帰ってきたの?」パンパカパーン

天龍「ああ。オレがいない間は色々苦労を掛けたな、愛宕」

愛宕「そう思うならもうちょっと早く帰ってきてほしかったけどね……それより、その人はどうしたの?」

提督「……」チーン

天龍「久しぶりに横須賀を見たいって言うから一緒に連れてきたんだが、海上を走ってる途中で失神した」

愛宕「え?その状態で海を渡ってきたの?」

天龍「まあな。速度出してたから海面にはぶつかってないはずだ」フフン

島風「さすが天龍、速いのね!」ハッヤーイ!

愛宕(だから失神したのねこの人)

783: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 17:56:05.92 ID:g5a2QjwL0
天龍「とりあえずこいつは医務室のベッドにでも寝かせてこようと思うんだが……」

愛宕「いいんじゃない?」

島風「一昨日掃除したばっかりだから綺麗だよ!」

天龍「じゃ、ちょっと置いてくるわ。その後夕飯作るから――――」

愛宕「あ、今日の夕飯は作らなくていいわよ?」

天龍「?何でだ?お前だって毎日作ってたんだから、休んでいいんだぞ?」

愛宕「そうじゃなくて今日は――――」

ビスマルク「愛宕!お野菜ちゃんと切れたわよー!」タタッ

天龍「び、ビスマルク?お前今キッチンから……」

ビスマルク「あら、天龍じゃない。帰ってたの?」ヒラリ

天龍「……なあ愛宕、島風。何でビスマルクはエプロンなんて着けてんだ?コスプレか?」

愛宕「あはは、嫌ね天龍」ガシッ

島風「エプロンを着ける理由なんて一つに決まってるでしょ?」ガシッ

天龍「おい、何で二人ともオレの腕を掴むんだ?離せ!何か嫌な予感がするんだ!」ジタバタ

愛宕「恨むなら拘束術を教えた自分を恨みなさい」

島風「男らしく腹を括ろうよ天龍」

天龍「オレは女だ!」

784: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 18:07:49.17 ID:g5a2QjwL0
磯風「騒がしいな……何かあったのか?」ヒョイッ

叢雲「料理中なんだから静かにしなさいよ」ヒョイッ

天龍「……」

愛宕「今日はあの子たちが作ってくれるからゆっくり待ってましょう?」

島風「私はもう遺品整理済ませたよ?」

天龍「何であいつらに作らせてんだよ……」

愛宕・島風「「だって気が付いたら睡眠薬で眠らされて部屋の隅に寝かされてたし」」

天龍「……」orz

790: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 21:30:03.05 ID:g5a2QjwL0
~数十分後~

提督「ん……」ガバッ

提督「んー……んー?」キョロキョロ

提督「見覚えがあるような気がするけどここどこだ?」

ガチャッ

磯風「失礼する……何だ、起きていたのか」

提督「え?誰?」

磯風「ん?ああ、自己紹介がまだだったな。横須賀鎮守府第一艦隊所属、陽炎型駆逐艦12番艦の磯風だ。よろしく頼む」

提督「あ、親切にどうも……俺は岩川鎮守府勤務の提督です。よろしく」

磯風「知ってるよ。天龍からいつも聞いてるからな」ククッ

提督「天龍から……って、そうだ。俺あいつと一緒に横須賀に……」

793: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 21:44:37.50 ID:g5a2QjwL0
提督「そういやこの部屋も……」

磯風「ここは医務室だ。横須賀鎮守府のな」

提督「ああ!そうだそうだ思い出した!どっかで見たことあるような気がしたんだよ!」

天龍『おい磯風ー!まだ起こせないのかー!?』

磯風「おっと。懐かしむのも結構だが、早く食堂に行かないか?このままでは磯風が怒られてしまう」

提督「ん、わかった。でも何で食堂?」ヨイショ

磯風「『どうせ今日はもう帰れないだろうから泊まらせる』と言われたのでな、貴方の分も作ったのだ」スタスタ ガチャッ スタスタ

提督「そりゃどうも……って、ん?駆逐艦磯風?夕飯?料理?何故だろう、俺式危険探知機が猛烈に反応してる気が――――」スタスタ

795: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 21:53:27.90 ID:g5a2QjwL0
~食堂(と書いて戦場、もしくは死地)~

天龍「……」ダラダラ

愛宕「……」ダラダラ

島風「……」ダラダラ

ビスマルク「……~♪」ワクワク

叢雲「……」イライラ

磯風「待たせたな」スタスタ

提督「ばんわー」スタスタ

天龍「よ、よく来たな提督。まあとりあえず座ってくれ。磯風もな」

磯風「うむ、わかった」

提督「俺はどこに座れば?」

天龍「前と同じで」

提督「おっけー」

796: ◆ATK1PCranA 2014/12/03(水) 23:03:26.32 ID:g5a2QjwL0
提督「美味そうな料理だな。来る途中で磯風に『今日の料理はマズイかもしれない。いやたぶんマズイ』って言われたんだが、全然そんなことなさそうだぞ?」

天龍(見た目はな)

愛宕(あの3人の作る料理って、そもそも完成しないか、出来ても見た目が悪い上にマズイか)

島風(もしくは見た目は美味しそうなのに、見た目が悪い時よりマズイか)

天龍(どれだったとしてもマトモなもんが喰えねえ)

800: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 18:50:50.11 ID:rkDTonJV0
ビスマルク「ねえ!もう食べていいのよね!?いいのよね!?」

天龍(こいつは味覚がアレだから料理下手)

叢雲「何で塩と砂糖って色が同じなのよ。間違えやすいじゃない……」

愛宕(この子は不器用なうえにうっかりさんだから料理下手)

磯風「はあ……せめて少しくらい料理の腕が上達してもいいのではないだろうか……」

島風(磯風ちゃんは味覚もセーフ、不器用でもないしうっかりさんでもないんだけど……)

磯風「艦娘の特性とはいえ……流石に落ち込む」ズーン

天龍・愛宕・島風(元になる艦と歴代の同型艦がメシマズだからなあ……)

801: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 19:44:25.25 ID:rkDTonJV0
提督(さっきから天龍含める三人がやたら静かなうえに、磯風と……あれは叢雲か?がぶつぶつ言ってんだが)

提督(というか空気が尋常じゃない。戦場もビックリの緊張感が漂ってる)

ビスマルク「Mahlzeit!(いただきます)!」

天龍「お前は一回落ち着け」

愛宕「と、とりあえず食べる前に自己紹介を済ませておかない?ほら、親しさは食事に大切だと思うし!」

島風(愛宕さんが露骨な時間稼ぎに出た)

天龍「そ、それはいいな!よし、じゃあまずは愛宕から頼むな!」

島風(そして天龍が乗っかるという)

803: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 20:11:22.92 ID:rkDTonJV0
愛宕「私は高雄型重巡洋艦、二番艦の愛宕よ。よろしくね♪」

島風「じゃ、次は私で。島風型駆逐艦の一番艦、島風だよ。一番艦って言ってるけど、島風型は私しかいないからあんまり意味が無い気がするんだよね」

天龍「磯風はもうしたんだよな……じゃあ次は叢雲で」

叢雲「え!?私!?仕方ないわね……吹雪型駆逐艦5番艦の叢雲。よろしくしなくていいわ」

天龍「お前はもうちょっと愛想良く出来ねえのか……まあいいや。じゃ、ビスマルク」

ビスマルク「わかったわ。Freut mich(はじめまして)、ドイツが誇るビスマルク級超弩級戦艦のネームシップ、ビスマルクよ。ちなみに将来の夢は天龍のお嫁さんになることなの」

提督「……」

天龍「……まあ、こういう奴なんだ。あまり気にしないでくれ」

提督「わ、わかった」

804: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 20:21:08.72 ID:rkDTonJV0
天龍「それじゃ、最後は提督だな」

提督「おう。岩川鎮守府勤務の提督だ。よろしくな」

艦娘たち「「「「よろしく~」」」」

ビスマルク「さて、自己紹介は終わったんだし、もう食べていいわよね!」

天龍「……なあビスマルク。お前オレの分まで食べねえか?」

愛宕・島風「「!?」」

天龍「オレはあまり腹減ってねえし、食べたいならやるよ」

愛宕(天龍の裏切り者!あのビスマルクがあなたに何か貰えるってなれば……)

島風(……絶対に貰おうとするに決まってるじゃん!)

天龍「なあ、どうだ?」

ビスマルク「いいえ、いらないわ。それはあなたが食べて?」

天龍・愛宕・島風「「「!?」」」

天龍(あのビスマルクが)

愛宕(天龍の誘いを)

島風(断った!?)

ビスマルク「だって今日のは自信作なんですもの。あなたに食べてもらって、美味しいって言ってもらいたいじゃない?」


805: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 20:43:48.37 ID:rkDTonJV0
天龍「お、おう……」ヒクヒク

ビスマルク「天龍、あーん」

天龍「何でそうなった!?」

ビスマルク「こうでもしないと食べてくれないでしょ?」

天龍「それは否定しない」

806: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 21:02:42.56 ID:rkDTonJV0
~結局天龍は食べさせられました~

天龍「……」チーン

ビスマルク「あら?どうしたの天龍。美味しすぎて気絶してしまったのかしら」モグモグ

提督「……」

愛宕「……」

島風「……」

叢雲「……」

磯風「……」

艦娘たち(ビスマルク除く)+提督(((((あれはやばい)))))

提督(見た目は普通に美味そうな料理だったというのに……あの天龍が気絶はかなりやばいぞ!?)

807: ◆ATK1PCranA 2014/12/04(木) 21:18:03.45 ID:rkDTonJV0
愛宕「あ、私ちょっと用事があったの思い出したわ」ガタッ

島風「私も手伝うよ」ガタッ

叢雲「ちょっ!?あんたたち!?」

愛宕・島風「……っ!」タタッ

叢雲「待ちなさい!逃げんじゃないわよ!」ガタッ

磯風「……」ガシッ

叢雲「……ねえ磯風。私の肩を掴んでるその手を離してもらえないかしら。あの二人を連れ戻してこなきゃいけないの」

磯風「これ以上の逃亡者は流石に危険なのでな。悪いがその要求は受け入れることはできなさそうだ」

816: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 17:01:10.94 ID:ZiBloSVh0
叢雲「……いいから離しなさいよ。大丈夫、私はちゃんとあの二人を連れて戻ってくるわ」グググ

磯風「……残念ながらその言葉を信用できる根拠が無いんだ。諦めてくれ」グググ

叢雲・磯風「……」バチバチ

提督「あれ?意外と普通に食える?」

叢雲・磯風「!?」クルッ

提督「こっちの煮物も、その味噌汁も、普通に食えるな」

叢雲「煮物……美味しかったの?」

提督「ああ」

磯風「味噌汁も?」

提督「うむ」

817: 何気なく空母レシピ回したら瑞鳳きてビビった ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 17:06:19.31 ID:ZiBloSVh0
叢雲「こ、こっちのおひたしは!?」

提督「もぐもぐ……うん、美味い」

磯風「この卵焼きはどうだ!?」

提督「……ごくん。すごい美味い」

叢雲・磯風「……」

叢雲・磯風「「やったああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

叢雲「つ、ついに美味しい料理を作ることが出来たわ!」

磯風「食べても気絶しない料理が作れた!」

叢雲「こ、これでもう島風に残念なものを見る目で見られなくて済む……」

磯風「メシマズ艦なんて言われずに済む……」

提督「お、おーい?お前らー?」

叢雲・磯風「ハッ」

818: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 17:25:33.89 ID:ZiBloSVh0
磯風「す、すまない。つい舞い上がってしまった……」シュン

提督「いや、それは別にいいんだけどさ。何、お前らメシマズ艦呼ばわりされてたの?」

叢雲「ま、まあ……実際、私たちの料理を食べて『美味しい』って言われたのは今日が初めてよ」

提督「そうなのか?幻覚作用ないし、口に入れても爆発しないし……」

磯風「それはもう料理じゃなくて兵器だろう……」

提督「いるんだよ、そういう料理を作る奴が……まあ、そんなわけでそいつのに比べればお前らの料理はプロ並みの美味さだ」

821: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 18:11:55.17 ID:ZiBloSVh0
叢雲「ほ、褒め過ぎよ……えへへ」ニヘラ

叢雲(こ、今度もう一回作って島風に持っていこうかな……い、いや!別にあの子のためなんかじゃないけど!そ、そうでもしないとあの子が私の凄さを理解できないだろうし!)///

提督「何か叢雲が突然、にやけたり不機嫌そうな顔になったり赤面したりし始めたんだが……?」

磯風「気にするな。どうせ島風のことでも考えているんだろう」

提督「この鎮守府は本当に百合が多いな」ハア

磯風「言っておくが磯風はノンケだ」

提督「そりゃ良かった。磯風は好きな男とかいんの?」

磯風「いや、今は特にいないが……戦時中だしな」

提督「そうなのか?もったいない、お前可愛いんだから彼氏なんて作ろうと思えばすぐに作れるんだろうに」

磯風「か、可愛っ!?」カアアア

磯風「い、いきなり何を言っているんだ貴方は!」///

822: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 18:30:54.81 ID:ZiBloSVh0
提督「?」

磯風「い、磯風は艦娘で、戦うために作られて……か、可愛いとかそういうのは……!」///

提督「いやでも実際に可愛いし」

磯風「だ、だからそういうことを……うう……」///

磯風「うあああああ!!!!!!!!」ダッ

提督「ちょっ!?磯風!?」ダッ

磯風(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!!)タタタ

提督「は、速い……」ゼエゼエ

823: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 18:36:15.60 ID:ZiBloSVh0
~その頃食堂では~

叢雲「……で、でもあなたがそこまで言うならまた作ってあげても……はっ」

叢雲「あ、あれ?磯風たちはどこに行ったのかしら?」クビカシゲ

ビスマルク「ひらふぁい(知らない)」モグモグ

叢雲「食べながら喋るのはやめなさい行儀が悪いから……まあいいわ。私も早く食べちゃいましょ」パクッ

叢雲「うっ……」バタンキュー

叢雲(な、何このハンバーグ……ま、マズイ……)バタッ

ビスマルク「もぐもぐ……あら?いつの間にか私が作った料理しか残ってないわね?他のは食べられちゃったのね」

叢雲、DEAD!

826: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:14:41.89 ID:ZiBloSVh0
~廊下とかそんな感じのところにて~

磯風「こ、ここまでくれば……」ゼエゼエ

提督「逃げ切れると、思ったか?」

磯風「はうっ!?」ビクン

磯風「な、何故ここに……!?」

提督「舐めんな。昔作っておいた秘密通路を駆使して先回りしたんだよ」

提督「で?何で急に逃げ出したんだ?」

磯風「い、言わなければいけないか?」

提督「もちろん」

磯風「な、何故?」

提督「俺が気になるから」

磯風「暴君だー!」

827: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:29:51.20 ID:ZiBloSVh0
提督「ほら、さっさと言っちまえよ。言った方が楽になれるぜ?」グヘヘ

磯風「何だか顔が悪役っぽいぞ。しかも三流の」

提督「だが言ってるセリフは取り調べ中の刑事さん」

磯風「……ふふっ」

磯風「貴方は面白い人だな」

提督「え?今ので笑うの?面白かったか?何、俺のセンスがおかしいの?」

磯風「恥ずかしかったんだ」

提督「はい?」

磯風「だから、恥ずかしかったんだ」

提督「何が?いつ?そもそも何のこと?」

磯風「何のことって……貴方が聞いたのだろう。磯風が先ほど逃げ出した理由だ」

提督「ああ、それ」ポン

828: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:36:16.20 ID:ZiBloSVh0
磯風「磯風は今まで、その……女の子として扱われたことがあまり無くてな。鎮守府のみんなは仲間とは思ってても、やはり女ばかりだからなのだろうな。あまり意識されないんだ。お偉いさんには会ったこともないし、敵に至ってはそもそも喋らないからな」

磯風「でも、貴方は磯風を、ちゃんと女の子として扱ってくれた。可愛いと言ってくれた。それが嬉しくて、そして恥ずかしかったんだ」///

提督「……なるほど」

磯風「ほらどうだ。ちゃんと言ったぞ?折角だから聞いた感想を言ってみろ」

提督「え?えーっと、その、なんだ。やっぱお前、可愛いな」ポスッ ナデナデ

磯風「にゅっ!?きゅ、急に頭を撫でるな!お、驚くだろう!」///

提督「いやー、何だかこうしたくなって」ナデナデ

磯風「むー……そういえば、何で貴方はそんなに磯風が逃げ出した理由を聞きたかったのだ?」

提督「あ?言わないとダメ?」

磯風「もちろんだ」

提督「何故に?」

磯風「磯風が気になるからだ」

829: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:41:41.59 ID:ZiBloSVh0
提督「……なら、仕方ないな」ククッ

磯風「うむ、仕方ないからさっさと言うのだ」

提督「……謝らなきゃと、思ってさ」

磯風「謝る?」

提督「もし俺がお前を傷つくてしまって、それでお前が逃げたんだしたら、謝らなきゃいけないと思ったんだよ」

磯風「……」

提督「何だ。笑いたければ笑えばいいさ。どうせ俺の勝手な加害妄想だよ」プイッ

磯風「……ははっ」

磯風「あははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

提督「おい、笑いたければ笑えとは言ったが、そこまで笑うなよ泣くぞ畜生」

磯風「あはっ!は、腹が痛い……やっぱり貴方は面白い人だな」

提督「いい加減ぶっ飛ばすぞメシマズ駆逐艦」

磯風「でも、磯風の料理は不味くなかったのだろう?」

提督「まあな」

830: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:47:13.31 ID:ZiBloSVh0
磯風「……司令、磯風の頭をもう一度撫でてくれ」

提督「別にいいが……何?気に入ったのか?」ニヤニヤ

磯風「ああ」

提督「……っ」カアアア

提督「そ、そうか」///

磯風「ん?どうしたのだ司令。顔が赤いぞ?」ニヤニヤ

提督「こ、この……お前なんてこうしてやる!」ワシャワシャ

磯風「もっと優しく撫でろー!」

提督「これで充分だ」

磯風「……貴方はいじわるだな、司令」

提督「先にからかってきたのはお前だろうが」

提督「それと、何でさっきから司令って呼ぶんだよ。俺はお前の上官じゃないぞ?『提督』でいいって」

磯風「いいんだよ、これで。磯風の気分の問題だ」

提督「何じゃそりゃ……」

磯風「いいから休まずに撫でろ司令」

提督「はいはい……」ナデナデ

831: ◆ATK1PCranA 2014/12/06(土) 19:52:51.87 ID:ZiBloSVh0
磯風「ふみゅ~」トローン

磯風(ふふっ、さっきのは冗談でもからかいでもなく、磯風の本音なのだがな。司令のなでなでは気持ちいい)

提督「なあ磯風、まだ撫でなきゃダメか?手が疲れてきたんだが」

磯風「ダメだ。磯風がいいと言うまで撫でろ」

提督「面倒くせー駆逐艦だな、お前」

磯風「そんな磯風が可愛いのだろう?」

提督「否定はしない。肯定もしないけどな」

磯風(いつか貴方を、『提督』と。名前で呼べるようになるまで)

磯風(貴方は磯風にとって『司令』だ。だから早く、磯風に貴方の名前を呼ばせろよ?)

磯風(でもまあ、今はまだ……)

磯風「おい、肯定もしないというのはどういう意味だ」

提督「そのままの意味さ」

磯風「ふんっ!」ドスッ

提督「ぐはっ……み、鳩尾に、ジャストミート……」

磯風(この関係を、楽しもう……)

846: ◆ATK1PCranA 2014/12/09(火) 16:41:33.52 ID:0pe21pR90
~ある日の鎮守府~

提督「ビバップな浮遊感♪」

提督「夜が次第に乱反射して♪」

提督「ツービートで光って♪」

提督「たまには愚痴っちゃっていいかな♪」

提督(よく晴れた今日。俺は昼間から仕事もせずに一人でカゲプロメドレーやりながら釣りをしていた)

提督(何故かというと――――)

~~~~~

榛名『この前の大規模作戦の影響でやることないので適当にどっか行っててください。掃除の邪魔です』

提督『あっはい』

~~~~~

提督(――――こんなことがあったからだ)

847: ◆ATK1PCranA 2014/12/09(火) 16:52:13.78 ID:0pe21pR90
提督「……にしても釣れねえなあ。メドレってるのが悪いのか?うるさくて魚が寄ってこないのか?」

提督「仕方ない……次は普通にアニソンメドレーを――――」クイッ

提督「っ!?」グイグイ

提督「きたあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

提督(――――釣りにおいて最も大切なこと。それは体重移動だ)

提督「それさえ出来りゃあ、釣れねえものはねえ!(たぶん)」グイッ

提督「っしゃああああああああああおらあああああああああ!!!!!!!!!」ザッバア

ヲ級「……」

提督「……」

ヲ級「……ヲッ!」

提督「……何がどうした」orz

848: ◆ATK1PCranA 2014/12/09(火) 17:03:37.94 ID:0pe21pR90
~執務室前~

榛名(執務室のお掃除をしに来たら部屋の中から音が聞こえてきた)

榛名「提督!掃除の邪魔だからどっか行っててくださいって――――」バタン

提督「そう、そこだ。そこでメラゾーマを――――」

ヲ級「神様、強イ……」ピコピコ

榛名「……」

提督「……」ダラダラ

ヲ級「テートク?ドウシタノ?」

榛名「提督、これはどういうことですか?」

提督「違うんです。聞いてください」

榛名「……」チャキ

提督「マジすんませんでした!でも友好的だし可愛いしいいかなって……やめて!無言で主砲の照準合わせんのはマジ勘弁してください!」

857: ◆ATK1PCranA 2014/12/11(木) 17:59:51.69 ID:bynqzIAu0
榛名「じゃあまずはこのヲ級をどこで拾ってきたのかを聞きましょうか」

提督「はい……海で釣りしてたら釣れました」セイザ

ヲ級(何デ私モ正座サセラテルンダロウ……?)セイザ

榛名「釣れたって……いったいどんな餌付けてたらこんなの釣れるんですか」

提督「えっと、確か……林檎だったかな?」

榛名「それで魚を釣ろうとしていたあなたの思考回路に驚きです」

ヲ級「林檎、美味シカッタ……」ホワーン

榛名「……夕立さんといい、このヲ級といい、海で生活していると果物に異常な執着を示すようになるんでしょうか」ハア

858: ◆ATK1PCranA 2014/12/11(木) 18:15:46.45 ID:bynqzIAu0
榛名「まあ、ヲ級が釣れてしまったこと自体は狙ってやったわけではないようなので許しましょう。ですが、何故その後すぐに海に帰さずに連れて帰ってきたんですか?」

提督「いや、勝手について来たんだよ」アセアセ

榛名「ほう……ヲ級ちゃん、本当はどうなんですか?」ニコッ

ヲ級「……ホント、ダヨ。私ガ勝手ニツイテキタ」プイッ

榛名「……」

提督「ほらな?」

榛名「……ヲ級ちゃん?正直に答えたらこの三ツ矢サイダーの飴をあげましょう。ピーチ味です」

ヲ級「テートクニ抱キカカエラレテ連レテコラレマシタ」ビシッ

提督「なっ!?ヲ級てめえ裏切りやがっ――――」

榛名「提督?覚悟は、出来てますね?」ニコオ

提督「ま、待て榛名!話せばわか――――ぎゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

ヲ級(飴美味シイ……モウ一個、イヤ二五個クライ……」

859: ◆ATK1PCranA 2014/12/11(木) 18:23:24.13 ID:bynqzIAu0
~提督?知らないなあ……おや、こんなところに生ゴミが~

提督「……」ミンチ? ミンチ!

榛名「……ふう、仕置きはこんなところでしょうか」ゲシゲシ

ヲ級(ト言イツツ死体蹴リシテル……)

榛名「さて、とりあえずあなたはこのまま海にお帰りなさい。このままじゃいつここの子たちに襲われるかわからないですよ?」

ヲ級「デモ、マダ神様ニ勝ッテナイ……」ショボン

榛名「……防水加工して持っていっていいですから。PS2ごと」ハア

ヲ級「ホント?」キラキラ

榛名「ええ。ついでに果物もいくつか持っていっていいですよ」

ヲ級「アリガトウ!榛名大好キ!テートクノ次ニ!」ギュッ

榛名「はうっ!」

榛名(か、可愛い!敵とはいえこの可愛さはすべてを許してあげたくなってしまいます!ああもう可愛いなあ!抱きしめようかなあ!prprしちゃおうかなあ!)

860: ◆ATK1PCranA 2014/12/11(木) 18:34:24.75 ID:bynqzIAu0
榛名「って、あなた提督のこと好きなんですか?」

ヲ級「ウン。テートクハ、私ヲ見テモ悲鳴ヲ上ゲナカッタカラ」ニコッ

榛名「……」

榛名(考えてみれば、この子たちもちゃんと心を持っているんですよね……感情もあるし、言葉も話す――――)

榛名(あれ?話す?でも深海棲艦は普通言葉を話さない筈なんじゃ……)

榛名「痛っ!?」ズキン

ヲ級「榛名?大丈夫?」

榛名「え、ええ。大丈夫です……」

榛名(い、今の頭痛は何だったのでしょう。執筆で夜更かししたからでしょうか……?)

榛名(で、えーと何でしたっけ?そうそう、深海棲艦も心があるんだから、拒絶されたり畏怖されれば傷つきもするってことを考えていたんでした)

ヲ級「榛名?本当ニ大丈夫?オ薬飲ム?」

榛名「いえ、平気ですからお気にせず。それとヲ級ちゃん。今日はもう帰らないとダメですが、またたまにならここに来ていもいいですよ?」

ヲ級「ワカッタ!アリガトウ!」ニコニコ

榛名「でも、誰にも気づかれちゃダメですからね?」クスッ

ヲ級「ウン!」タタッ

861: ◆ATK1PCranA 2014/12/11(木) 18:50:28.02 ID:bynqzIAu0
榛名「行きましたか……敵でも、少しでも一緒に過ごしてみれば可愛く見えるものですね」

榛名「敵とはいえ……敵とはいえ?」

榛名(何でしょう。榛名の頭の奥の片隅の引き出しの左下辺りが妙に刺激されるような――――)

ヲきゅ?『?名。私?ア?タハ、?ツデモ?緒???ネ……』ニコッ

榛?『はい、?????名は??ま?も、????ッ?一??す』ニコッ

榛名(この記憶は……?)

???『おっと、それ以上はいけない。一日に二度もセーフティを発動させるなんて、そんなことしたら脳みそがイカれるからな』

榛名(誰っ!?いや、この声は――――)

???『今はまだすべて忘れたまま眠るがいいさ』ニャー

榛名(ダメ、今、意識を失ったらまた忘れて――――)バタン



金剛「提督ー?榛名ー?夕飯の時間ですヨー?」ガチャッ

提督「ん?ああ、金剛か。丁度いいところに来た。このバカを運ぶの手伝ってくれ」ヨイショ

金剛「榛名、寝てるんですカ?珍しいですね、こんな時間かラ」

提督「さっき目が覚めたら床で寝てやがったんだよ。やれやれ、世話の焼ける秘書艦だぜ」

金剛「その割に顔が穏やかですよ、提督」フフッ

提督「……お前の目が節穴なだけだろ」プイッ

金剛「そうですネ。そういうことにしておきまショウ」クスッ

榛名「んん……高雄さん……瑞鶴さん……陸奥さん……春雨さん……ヲ級ちゃん……」

榛名「――――勇者、さん――――」

896: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 20:46:37.74 ID:un33q1On0
~ある日の鎮守府~

夕立「夕立さんが遊び来たっぽいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」ダダダダダ

榛名「へ?夕立さ――――わぷっ」ギュウッ

夕立「榛名!こんにちわっぽい!」ギュッ

榛名「こ、こんにちわ」

夕立「約束通り遊びに来たっぽい!」

榛名「は、はい。ありがとうございま……す?」

提督「何で最後が疑問形なんだよ」スタスタ

897: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 20:53:05.17 ID:un33q1On0
夕立「あ、提督さん!こんにちわっぽい!」

提督「おう、こんにちわ」

榛名「それで、今日はどうします?来て頂いたのに外出というのもどうかと思いますし、室内で遊びます?」

提督「それがいいんじゃないか?なんせこの鎮守府、遊ぶための施設ならいくらでもあるからな」

榛名「……ここって本当に鎮守府なんですよね?」

提督「……気にしたら負けってことだろ、たぶん」

夕立「私、久しぶりにボーリングとかやってみたいっぽい!」

提督「じゃあ遊戯室に行くか」

榛名・夕立「「おー!」」

899: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 20:56:50.00 ID:un33q1On0
夕立「提督さん、美味しいっぽい!」モグモグ

榛名「提督は無限に回復するから食べ放題ですね!」モグモグ

こうですかわかりません

900: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:08:17.29 ID:un33q1On0
~遊戯室~

提督「いやあ楽しかったなあボーリング!」

榛名「ええそうですね!とても楽しい白熱した勝負でしたね!」

夕立「あれ?遊んだ記憶が……」

提督「何言ってるんだ夕立!俺達は今の今まで楽しくボーリングをしていたじゃないか!」

夕立「でも何だか一気に時間が飛んだような……」

榛名「気のせいです気のせいです!ほら見てください!もう十二時です!夕立さんが来たのは十時前!」

夕立「うーん……ま、気にしても仕方ないっぽい!それより私はお腹がすいてきたっぽい!」

榛名「提督でも食べます?」

提督「ごめんお前が何言ってるかちょっとわからない」

夕立「今はお肉の気分じゃないから遠慮するっぽい!パン食べたい!」

提督「肉の気分だったら食う気だったのか」

榛名「じゃあ普通に食堂に行きましょうか」

901: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:14:43.23 ID:un33q1On0
~食堂~

熊野「あら提督?お昼ですの?」

提督「お、今日の食事当番は熊野か。ラッキーだぞ夕立。熊野の嫁力は魔人ブウ編におけるベジータの戦闘力に匹敵する」

夕立「それはすごいっぽい!もしかして提督さんのお嫁さんっぽい?」

熊野「お、お嫁っ!?ち、違いますわよ!?」///

提督「はっはっはそうだぞ夕立。俺が熊野みたいな可愛い女子と結婚できる、わけが、ない、じゃないか……」ズーン

榛名「自分で言って落ち込むのやめてください面倒くさいんで」

熊野「か、可愛っ!て、提督ったらもう……」///

夕立「なんとなくだけど、この鎮守府における艦娘と提督さんの関係がわかったっぽい」

902: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:25:37.38 ID:un33q1On0
夕立「とりあえずもう何でもいいから食べたいっぽい!このままだと提督さんの骨がなくなるっぽい!」

提督「それが肉を食った後に骨も食うって意味なのか骨だけ食うって意味なのかによって対応が……不思議と変わらない。何故だ」

榛名「どちらにしても食べられるからじゃないですか?」

夕立「そこの提督さんにべた惚れのお嬢様っぽい重巡さん!今日のお昼ご飯はなあに?」

熊野「熊野特製サンドイッチですわ。あと提督にべた惚れなんかじゃありませんから」

夕立「提督さんと熊野はお似合いっぽい!」

熊野「べた惚れなんかじゃないのでそんな言葉では喜びませんから」ニヘラ

夕立(すっごいわかりやすいっぽい……こんなにわかりやすいのは百年前に別の鎮守府にいた響くらいのものっぽい)


903: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:31:46.04 ID:un33q1On0
~昼食後~

夕立「熊野のサンドイッチ美味しかった!」

榛名「おお、夕立さんが『っぽい』とつけなかったってことは、これは本気でもの凄く美味しかったってことですよ」

提督「俺達は今歴史的瞬間に立ち会っているな」

夕立「二人ともアホなこと言ってないで早く次になにするか決めるっぽい!」

榛名「と言いましても……夕立さんは何かしたいものあります?」

夕立「いたストスペシャル」

提督「今PS2ねえんだよなあ……」

榛名「他には?」

夕立「バスケしたいっぽい!」

提督「バスケコートへレッツゴー」

榛名「何でバスケコートなんてあるんですかこの鎮守府……」

提督「半年くらい遅い発言だな」

榛名「ぶっちゃけ広すぎて未だに全体を把握できてません」

提督「俺もだ」

904: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:38:01.49 ID:un33q1On0
~バスケコート~

雷「あれ?提督じゃない。どうしたの?」

提督「お前らこそ何やってんの?」

漣「見ればわかる通りバスケです」

文月「すくーぷしゅーと~!」

電「全然出来てないのです……」

雪風「雪風はダブルクラッチに挑戦です!」

榛名「それは流石に無理じゃないですか……?」

夕立「ふむ……そうだ!じゃあ今から試合をするっぽい!」

雷「試合?」

夕立「そっちはその5人、こっちは提督さんと榛名と私の3人っぽい!」

漣「へえ、5対3ですか……いいんですか?」

夕立「これくらいハンデないと面白くないっぽい!」

漣「……潰す」ゴゴゴ

雷「岩川ロウキューぶの力見せてあげるわ」ゴゴゴ

905: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:42:23.61 ID:un33q1On0
~試合後~

漣「……」チーン

雷「負けた……わ」ガフッ

電「お姉ちゃん!?」ガビーン

文月「だいじょうぶだよ電ちゃん。これはかまってちゃんのおーばーりあくしょんだから」

雷「ぐはっ!」チーン

電「お姉ちゃーん!?」

雪風「悪意のない罵倒って怖いです……」

906: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:46:52.61 ID:un33q1On0
夕立「意外と粘られたっぽい!」

提督「お前一人でほぼ圧勝だったけどな」

榛名「……」チーン

提督「そしてその動きに無理に付き合った榛名も燃え尽きたか」

夕立「ねえねえ!次は何するっぽい!?」

提督「そうだなあ……榛名は身体を使った遊びがいいって――――」

榛名「何言おうとしてくれてんですか!?」ガバッ

提督「あ、起きた」

夕立「って、いけない!もうこんな時間っぽい!」

提督「ん?何?何か用事でもあんの?」

夕立「ログホラが始まるっぽい!」

提督「迅速に動け。人間に不可能はない」ダッ

榛名「速さが足りません速さが」ダッ

夕立「急がなきゃっぽい!」ダッ

907: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:55:12.04 ID:un33q1On0
~視聴後~

提督「やはりレイドはいいな……」

榛名「デミグラスさんの株も上がりましたね……」

夕立「艦娘じゃなくて付与術師になりたかったぽい……」

提督「お前はむしろ暗殺者」

榛名「じゃあ提督が付与術師ですね」

夕立「榛名は神祇官っぽい」

908: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 21:58:58.95 ID:un33q1On0
提督「で、どうする?夕飯食ってく?」

夕立「そうするっぽい。今から住処に戻っても何も獲れないし」

榛名「……あの」

夕立「ん?なあに?」

榛名「やっぱり、この鎮守府に来てもらうわけにはいかないんでしょうか」

提督「っ!?」

提督(このタイミングでいくか……!)

夕立「その言葉に対する返事は前に会った時にしたっぽい」

榛名「時間が過ぎれば人の考えは変わります」

夕立「そうかもしれない。でも、私の返答は変わらないっぽい」

榛名「どうしても、ダメなんですか?ここならいつでもすぐに遊べる、テレビも一緒に見れる、ご飯も一緒に食べられます」

夕立「そういうことじゃ、ないっぽい」

909: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 22:07:15.56 ID:un33q1On0
榛名「……ここが、あなたの鎮守府ではないからですか」

夕立「そう。私にとっての『私の鎮守府』は、あの提督さんがいて、他の子たちがいたあの場所でしかあり得ない」

榛名「……なら、新しく作り直せばいいじゃないですか。ここがあなたの鎮守府だって言えるような、そんな風にしていけば――――」

夕立「それは認められないっぽい」

榛名「どうして!」

夕立「私が、あの頃のことを忘れたくないから」ニコッ

榛名「――――っ!」

夕立「確かにこの鎮守府で新しい居場所を作るのも悪くないっぽい。でも、それをすればきっと、私はあの頃のことを『思い出』にして、いつか忘れてしまうっぽい」

夕立「私の心は、想いは、『楽しい時』を『楽しかった時』にしても忘れないほど、強くはないっぽい」

榛名「夕立、さん」

夕立「だからやっぱりここに住むのは無理――――」

提督「別にいいじゃねえか。忘れちまっても」

910: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 22:13:54.70 ID:un33q1On0
夕立「!」

提督「忘れたくない時間を忘れないために。立派な理由だ。人によっては過去にしがみつくなとか、後ろを向き続けても仕方がないとか言うかもしれないが、少なくとも俺はその心を立派だと思う」

夕立「なら!」

提督「でもな、それでもやっぱり今回のお前は間違ってるよ。楽しい時間を過ごしたら、楽しかった時間を忘れてしまう?しかもその理由がお前の心が強くないからだと?」

夕立「……」

提督「ふざけんな。俺の大切な部下たちを助けてくれたお前が、強くないわけないだろうが」

夕立「提督さん……」

提督「それでも忘れてしまうとしたら、それは忘れるべき記憶で、忘れたい記憶なんだよ」

提督「だから、忘れることを怖がって前に進むのをやめるんじゃねえ」

夕立「提督、さん……」ポロポロ

提督「後ろ向きで過去を見つめたまま、バックで歩いて前へ進めよ夕立」

夕立「でも、でも!」

提督「それでもまだ文句があるって言うなら……そうだな」

提督「忘れちまう記憶と引き換えてもお釣りがくるくらい、楽しい時間を過ごせばいいんじゃね?」

911: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 22:18:53.17 ID:un33q1On0
提督「それくらいなら俺でも手伝ってやれるだろうしな?」ニコッ

夕立「……!」キュン

榛名「もちろん、榛名もお手伝いしますよ?なんてったって夕立さんは命の恩人ですからね?」

夕立「……あはは」

夕立「ここまで徹底的に逃げ道を塞がれたら、もう進むしかないっぽい」

榛名「じゃあ!」

夕立「うん。私はこれから、この岩川鎮守府に所属するっぽい」

榛名「夕立さん!」ギュッ

夕立「わにゃっ……榛名!嬉しいけど、息が、息が……」ジタバタ

提督「百合百合しいなお前ら」

夕立「じょ、冗談言ってないで助けて欲しいっぽい!」

提督「それも『楽しい時間』の一つだろ?よかったな、記憶の風化がまた一歩進んだぞ?」

夕立「それ全然よくないっぽい!」

912: ◆ATK1PCranA 2014/12/13(土) 22:24:38.04 ID:un33q1On0
提督「はははそうか。悪い悪い」

夕立「も~!後で覚えてるっぽい!」

提督「いや待て何する気だお前!」

夕立「意地悪な人に対するお仕置き!」

提督「それたぶん死刑だ!」

ギャーギャーワーワー

夕立(ふふふっ♪ここのみんなが何で提督さんに惚れてるのか、わかっちゃったっぽい)

夕立「……でも、私は誰にも譲る気はないっぽい?」

夕立(だって――――)

夕立(私は、過去も現在も楽しもうとしてる我儘な子っぽい!)

夕立「提督さん!少しでいいから齧らせるっぽい!」

提督「させるか!って、速っ!ちっ、目で追えなっ!」ワタワタ

夕立「隙あり!」

提督「のわあああああああああ!!!!!!!!!!!」チュッ

提督「え?」

夕立「ふっふっふ……ほっぺにキス、しちゃったっぽい」///

提督「……」プスプス

榛名「あ、これは無言でショートしてますね。オーバーヒートでしょうか」

922: ◆ATK1PCranA 2014/12/16(火) 22:41:12.90 ID:GAQD/SA70
~ある日の鎮守府~

提督「……そうだ京都行こう」トオイメ

榛名「いきなり何を言い出してるんですか」

提督「だって仕事が終わらねえんだもん。どう考えても無理だってこの量。何?死ねと?」

榛名「自分で取ってきた仕事のくせに何ナメたこと言ってるんですか。ぶっ飛ばしますよ?」

提督「いや、まさか那珂の出演するアニメの打ち合わせが今日になるとは思いもしなくてさ」ハハハ

榛名「なんてタイトルでしたっけ?」

提督「確か……艦隊、なんちゃら?だった気がする。一月からだってさ」

榛名「一月から始まるアニメの打ち合わせを今日やるとかアウトですよね?」

提督「気にすんな」

923: ◆ATK1PCranA 2014/12/16(火) 22:44:24.64 ID:GAQD/SA70
提督「というわけで仕事が終わらないので手伝ってくれたまえ羽黒くん」

羽黒「え?え?」オドオド

榛名「急に席を立ったと思ったら何やってるんですか提督」

提督「応援を呼んできた」

羽黒「お、応援すればいいんですか?ふ、フレー!フレー!し・れ・い・か・ん・さん!」

提督「……羽黒。可愛いけどそっちの応援じゃないから。仕事を手伝ってくれって意味だよ」

羽黒「あ、そ、そっちの方でしたか……すみません」シュン

924: ◆ATK1PCranA 2014/12/16(火) 22:48:18.44 ID:GAQD/SA70
~仕事中~

提督「……」カキカキ

羽黒「……」カキカキ

榛名「……」カキカキ

榛名(し、静かすぎる……)ズーン

榛名(静かすぎて怖いくらいなんですけどこの部屋。普通、提督が艦娘と仕事したらキャッキャウフフなイベントが起きるはずなのに、今回はその兆しさえないんですけど)

榛名(こ、ここは榛名の軽いトークで場をなごませて、なんとかフラグを建てなければ――――!)

925: ◆ATK1PCranA 2014/12/16(火) 22:54:38.72 ID:GAQD/SA70
榛名「そ、そういえば提督。今日のお夕飯は何でしょうね!?」

提督「……」カキカキ

榛名(無・反・応!ですがこれはまだ予想の範囲内。提督がダメなら、羽黒さんに振るだけ――――!)

榛名「は、羽黒さんは何だと思います!?」

羽黒「……」

榛名(知ってました……どうせこんなことだろうと分かってましたよ……)ズーン

榛名(はあ、諦めて仕事しよ……)カキカキ

提督「……」カキカキ

羽黒「……」カキカキ

榛名「……」カキカキ

提督(さっき榛名が何か言ってたが……結局なんだったんだ?)カキカキ

羽黒(さ、さっきは反応してあげられなくて悪いことしちゃったな……次は頑張ろう)カキカキ


926: ◆ATK1PCranA 2014/12/16(火) 23:03:24.29 ID:GAQD/SA70
~仕事終了~

提督「……よし、これで終了」

榛名「やっと終わりましたか……」

羽黒「お、お疲れ様でした……」

提督「おう、お疲れ。悪いな二人とも。夜中まで付き合せちゃって」

榛名「いえ、榛名は秘書艦なので業務内ですから」

羽黒「わ、私も司令官さんのお役にたてたのならそれで……」

提督「そうか。じゃ、お礼に渡そうと思っていたこの二枚の間宮アイス無料券は無しの方向で」

榛名「業務内とはいえ、残業代くらいは欲しいですね」

羽黒「あ、アイス……」

提督「冗談だよ冗談。ほら、他の奴らには内緒だぞ?」

榛名「当然の権利ですからお礼は言いません」プイッ

羽黒「あ、ありがとうございます」ペコリ

933: ◆ATK1PCranA 2014/12/19(金) 21:32:03.99 ID:yHOz4dB40
~ある日の鎮守府~

提督「は?武蔵が風邪引いた?」キョトン

榛名「ええ。熱も結構あるようで、今日は休ませるべきかと」

提督「そうか、あの武蔵が……って、よく考えたらあいついつも上半身ほぼサラシだけだしな」

榛名「提督、折角ですしお見舞いに行ってみてはどうですか?どうせ暇ですし」

提督「それもそうだな。よし、行くか!」

榛名「いってらっしゃいませー」

提督「え?お前は来ないの?」

榛名「はい。ちょっと横須賀に呼ばれまして。泊まりで出かけてきます」

提督「その話初耳なんだけど」

榛名「今初めて言いましたからね」

提督「休暇申請は?」

榛名「休暇取らなくても仕事無くて暇ですし」

934: ◆ATK1PCranA 2014/12/19(金) 21:40:49.27 ID:yHOz4dB40
提督「……はあ。分かった、行ってこい。最低でも明後日までには帰ってこいよ?」

榛名「はい。提督こそ、私がいない間は気を付けてくださいね。最近、色々妙な噂が流れてますので」

提督「通り魔事件だったか?でも、あれって実害は無いんだろ?」

榛名「確かに今までの被害者は全員何もされなかったようですが、提督が襲われた時もそうとは限りません」

提督「了解。肝に銘じておくよ」

榛名「それと、艦娘にエロエロなことして憲兵さんにご迷惑を掛けないように」

提督「誰がするか」

榛名「プラトニックな行為なら何も言いませんから」

提督「だからしないって」

榛名「それでは行ってきます」

提督「いってらー」

935: ◆ATK1PCranA 2014/12/19(金) 22:02:17.28 ID:yHOz4dB40
提督「さて、そんじゃ俺も武蔵の部屋に行きますか」

不知火「それでは不知火も」ニュッ

鈴谷「じゃ、私も」ニュッ

提督「お前らどっから出てきた」

不知火「司令あるところに不知火ありです」

鈴谷「榛名に頼まれたんだよ。『榛名がいない間、提督のことをよろしくお願いします』って」

提督「……あのバカ。余計な心配だっつーの」クスッ

936: ◆ATK1PCranA 2014/12/19(金) 22:13:42.59 ID:yHOz4dB40
~武蔵の部屋~

コンコン

提督「入るぞー」ガチャッ

不知火「失礼します」

鈴谷「やっほー」

武蔵「……」スゥスゥ

提督「……寝てるな」

不知火「……寝てますね」

鈴谷「……寝てるね」

提督「……俺、おかゆ作ってくるから。不知火は濡れタオル、鈴谷は身体拭いてやれ」

不知火「……了解」ビシッ

鈴谷「……ラジャー」ビシッ

939: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 19:30:35.94 ID:1UR220n20
~数十分後~

武蔵「んん……」ガバッ

提督「起きたか。おはよう、武蔵」

武蔵「……」ポケー

不知火「寝ぼけているようですね」

武蔵「……」キョロキョロ

鈴谷「はい、メガネ」サッ

武蔵「……」スチャッ

武蔵「……ッ!?」

武蔵「な、何でお前たちがここにいるんだ!?」

提督「看病に」

不知火「同上」

鈴谷「右に同じ」

940: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 19:36:05.16 ID:1UR220n20
提督「つーか熱あんだろ?安静にしろよ」

武蔵「あ、安静にしてなどいられるか!へ、変な寝癖とかついてないよな!?」

提督「大丈夫だよ……たぶん」

武蔵「今たぶんって言ったよな!?言ったな!?」

提督「どうどうどう、落ち着け武蔵。クールにクールに」

武蔵「む、むう……」

不知火「体調は大丈夫なのですか?」

武蔵「うむ、寝る前に比べれば大分良くなった」

鈴谷「お腹減ってない?」

武蔵「減っている」グウー

提督「じゃ、おかゆ持ってくるな」

武蔵「提督が作ったのか?」

提督「ああ。嫌だったか?」

武蔵「そ、そんなことはない」///

941: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 19:47:20.74 ID:1UR220n20
提督「ほい、卵粥」

武蔵「か、感謝する」///

鈴谷「いいなー。鈴谷も提督の手作りご飯食べたい」

不知火「し、不知火は別に司令の手作りの料理が特別食べたいわけではありませんがお腹が減りました」

提督「……何か作ってこいと?」

鈴谷・不知火「……」グッ

提督「……」スタスタ

942: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 19:55:17.57 ID:1UR220n20
~~~~~

鈴谷「卵粥美味っ!」モグモグ

不知火「おいひいへふ」モグモグ

提督「それは良かった」

武蔵「て、提督」

提督「ん?何だ?」

武蔵「……おかわり」サッ

提督「……」スタスタ

~食べ終わったよ~

不知火「ご馳走様でした」

鈴谷「ごっさま!」

提督「てゆーか武蔵の看病しに来たんじゃねえのお前ら。何で飯食ってのんびりしてんだよ」

武蔵「いや、食事は大勢で取った方が楽しいからな。充分元気になったよ」

提督「まあ、お前がそう言うならいいが」

鈴谷「デザート無い?」

不知火「ケーキでいいです」

提督「やっぱお前ら出てけ」

943: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:08:07.59 ID:1UR220n20
PiPiPi

鈴谷「ん?誰からだろ」ピッ

熊野『すずやああああああああああ!!!!!!!!!』

鈴谷「うわっ!うるさっ!」

熊野『「うるさっ!」じゃありませんわよ!あなた私に掃除を押し付けてどこほっつき歩いてるんですの!?』

鈴谷「あ、忘れてた」

熊野『いいからさっさと戻ってきなさい!大晦日にゆっくりしたいから早めに掃除しよう、って言い出したのはあなたでしょう!?』

鈴谷「わかった!わかったからそんなに怒らないでよ!」ブチッ

鈴谷「……というわけで私はもう戻るね」

提督「……お前もうちょっと熊野を労わってやれよ」

鈴谷「努力はしてるよ~」スタスタ

944: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:18:43.56 ID:1UR220n20
PiPiPi

不知火「今度は不知火ですか」ピッ

雷『あ、不知火?今から駆逐艦全員でケーキバイキング行くんだけど行く?』

不知火「ケーキバイキングですか……」

雷『うん、って、ちょっ、電やめなさい!』

電『費用は経費で落とせるのでタダなのです!』

提督「おい待て」

雷『……ふう、ようやく取り返せた。それで、どうする?』

不知火「行きます」

提督「経費では落とさせないからな!?」

不知火「経費では落とせないので、司令のポケットマネーから出してくれるそうです」

提督「何言ってるんだ!?」

雷『え?本当?でも、それはちょっと悪いような……』

電『司令官さんの使い道のないムダ金でパーティなのです!』

提督「これだからぷらずまは!」

雷『だから携帯奪うのやめなさい!……ごめんね不知火。それじゃ、今から玄関に集合で』

不知火「わかりました」

提督「……」プイッ

不知火「……司令」

提督「わかったよ!金だろ!?カード持ってけ!」

不知火「ありがとうございます」スタスタ

945: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:40:12.69 ID:1UR220n20
提督「……ったく、騒がしい奴らだぜ。大丈夫か?武蔵」

武蔵「ああ、大丈夫だ……ふふっ」

提督「どうした?」

武蔵「いや、上官である貴様が部下である艦娘たちに振り回されているのが少し、面白くてな」ククッ

提督「いいんだよ、俺とお前らは『仲間』なんだから」

武蔵「そうか、仲間か」

提督「ああ。頼りたいときは限度を考えて頼ればいいし、振り回したいときは加減して振り回せばいい」

武蔵「無制限に、ではないのだな」ククッ

提督「俺にだって限界はあるからな」

946: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:49:36.54 ID:1UR220n20
武蔵「それじゃ、限度を考えた上での頼みがあるのだが」

提督「何だ?」

武蔵「着替えるのを、手伝ってくれないか?」

提督「無理です捕まるんで憲兵さんに」

武蔵「まあそう言うな。私は通報したりしない」

提督「監視カメラとパパラッチ」

武蔵「青葉は出掛けているんじゃなかったか?」

提督「そういやそうだった」

武蔵「起きたのにいつまでも寝巻のままというのもどうかと思ってな。頼む」

提督「……はあ。わかった、やる」

武蔵「感謝する」フッ

947: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:53:43.49 ID:1UR220n20
提督「じゃ、やるぞ」メカクシ

武蔵「うむ、頼んだ。私もせめて座り続けることは努力しよう」

提督「座り続けるのにも努力が必要とか、体調良くなったっての絶対ウソだろ」シュッ

武蔵「寝る前に比べれば、と言っただろう」

提督「元はどんだけ酷かったんだよ……」サッ

948: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 20:56:34.70 ID:1UR220n20
提督「流石に下着は自分でやれよ?」

武蔵「下着?」

提督「……え?」

武蔵「?」

提督「お前もしかして、着けてないの?」

武蔵「上はな」

提督「え?マジで?」

武蔵「サラシを着けていたんだから見ればわかるだろう」

提督「それはそうだけど。下は?」

武蔵「そっちは履いてる」ドヤッ

提督「ドヤ顔で言うことじゃねえよ」

949: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 21:02:39.02 ID:1UR220n20
提督「それじゃ、とりあえずもっかい寝ろ」

武蔵「わざわざ着替えたのにか?」

提督「どう考えても起きていていい体調じゃないからな。上官命令だ、寝ろ」

武蔵「了解したよ、提督」フッ

提督「ならばよし」

武蔵「……」

提督「……」

武蔵「……」

提督「……」

武蔵「……すぅすぅ」

提督「寝たか。そんじゃ今のうちに色々と――――」ギュッ

提督「ん?袖に何か……」

武蔵「……」ギュッ

提督「……ったく」

950: ◆ATK1PCranA 2014/12/20(土) 21:13:17.88 ID:1UR220n20
~数時間後~

武蔵「ん、んう……」ガバッ

武蔵「……」キョロキョロ

武蔵「……っ!?」

提督「……」スゥスゥ

武蔵「そう、か。ずっと傍にいてくれたんだな」

提督「……」スゥスゥ

武蔵「……今日はありがとう。相棒」コツン

提督「……」スゥスゥ

958: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 20:20:45.06 ID:TJpu3lxc0
~ある日の鎮守府~

コンコン

鈴谷「しっつれいしまーす!」ガチャッ

榛名「おや鈴谷さん。どうしたんですか?」

鈴谷「んー、ちょっと提督に用事があって来たんだけど……」

鈴谷「……何あれ?」

提督「緋弾のアリアAAアニメ化ご決定おめでとうございます!」バンザーイ

榛名「……昨日の夜にニュース記事見つけてから頭がバグってるようなんです。直します?」

鈴谷「お願い」

榛名「あいあいさー」スタスタ

榛名「せいやっ!」バシッ

提督「ぐはっ!」

提督「はっ!俺は今までいったい何を!?」

榛名「直りました」

鈴谷「ぐっじょぶ!」グッ

959: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 20:24:55.21 ID:TJpu3lxc0
提督「あれ?鈴谷?何しに来たんだ?」

鈴谷「今日のお風呂掃除の当番、提督と鈴谷なんだよ」

提督「……ああ~」ポンッ

鈴谷「とゆーわけで連行」グイッ

提督「俺まだ仕事残ってんですけど」

鈴谷「徹夜ガンバ!」スタスタ

提督「ですよねー」ズルズル

榛名「いってらっしゃいませー」

960: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 20:30:23.00 ID:TJpu3lxc0
~大浴場~

提督「じゃ、やりますか」

鈴谷「はい、ブラシ」

提督「あざーっす」

鈴谷「……」ゴシゴシ

提督「……」ゴシゴシ

鈴谷「……」ゴシゴシ

提督「……」ゴシゴシ

鈴谷(あ、あれ?よく考えたら提督と二人きりになったのって、告白の返事が返ってきたとき以来じゃ――――)

提督「どうした鈴谷。手が止まってるぞ?」

鈴谷「ふぁ、ふぁにゃっ!?」ビクン

963: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 20:37:11.51 ID:TJpu3lxc0
提督「そんなビックリするか……地味に傷つくぞ」

鈴谷「提督がいきなり声掛けるからじゃん!誰だってビックリするよ!」

提督「それもそう……か?」

鈴谷「そうなの!」

~~~~~

鈴谷「まったくもう、提督のバカ……」カタン

鈴谷「カタン?」ズルッ

鈴谷「わにゃっ!?」ビターン

提督「鈴谷!?大丈夫か!?」タタッ

鈴谷「うう、いったあ……って、なんかヌメヌメするぅ!」

提督「シャンプー倒しちゃったみたいだな。まったく、鈴谷は本当に馬鹿だなあ」

鈴谷「馬鹿言うな!」

提督「ほれ、手を貸してやるから立ち上がれよ」サッ

鈴谷「……」ギュッ

提督「それじゃ引っ張るぞ――――」

鈴谷「てやっ!」グイッ

提督「のわ!?」ビターン

964: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 20:55:38.30 ID:TJpu3lxc0
提督「何すんだアホ!」

鈴谷「人のこと馬鹿とか言った罰だよ!」

鈴谷「それっ!ヌメヌメ攻撃!」ヌメヌメ

提督「や、やめろっ!マジで気持ち悪い!」

鈴谷「それそれ~」

提督「やめろっつってんだろが!こうなったら……うらあ!」ヌメヌメ

鈴谷「うわ!気持ち悪っ!」

提督「『一発やられたら百発やり返せ』。俺の知り合いに教わった言葉だ」

鈴谷「その人最低だね!?」

965: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 21:06:08.89 ID:TJpu3lxc0
提督「ふははは。我がヌメヌメ攻撃の前にひれ伏すがいい……!」ヌメヌメー

鈴谷「負ける!わけには!いかないんだから!」ヌメヌメー

二人「「あははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」ヌメヌメ!

???「二人とも、何やってるんですの?」ガラガラ

二人「「へ?」」クルリ

二人「「げっ!」」

熊野「お夕飯が出来たから呼びに来て差し上げましたのに、お二人はお風呂掃除中に仲良く何をやってらしたんですの?」ニッコリ

提督「ち、違うんだ熊野!元はといえば鈴谷の馬鹿が――――」

鈴谷「ちょっ!責任押し付けないでよ!提督がビックリさせるから――――」

熊野「だまらっしゃい。言い訳は見苦しいですわよ?」ニコニコ

966: ◆ATK1PCranA 2014/12/22(月) 21:15:44.33 ID:TJpu3lxc0
熊野「さて、二人とも。覚悟は出来てますわね?」カチャッ

提督「出来てないかもしれないなーって」

鈴谷「思っちゃったりもして」

熊野「……」ガシャン

熊野「――――少し反省してくださいな?」ドーンッ

~その頃食堂では~

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

榛名「は~お茶が美味しいですね。ユニゾンの悲鳴がまたいい味出してますねぇ」ホッコリ

電「悲鳴最高なのです!」

漣「メシウマ!」

夕立「この鎮守府ある意味ブラックっぽい」

続きます。


榛名「榛名恋愛相談所」 天龍「2件目だぜ!」
2 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/22(月) 21:42:31.85 ID:TJpu3lxc0
登場人物紹介

~岩川鎮守府~

提督…本作主人公(仮)
   やたらモテまくる、理由はあるような内容なだけどとにかくモテる。
   脳に欠陥&怪物級の回復能力あり。好きなものは卵料理とNI☆JI☆GE☆N

榛名…本作主人公(真)
   提督の秘書艦。他人の恋路を見て楽しむという趣味を持つ。
   その趣味が理由で艦娘たちの恋愛相談に乗っている。最近は他の鎮守府(主に横須賀、あと横須賀、さらに横須賀)に呼ばれているらしい

漣…メイドもどきの駆逐艦
  何気にこの鎮守府で二番目に強い(一番は榛名)。提督ラブだが基本的に提督への態度は厳しい。
  他人の不幸で「メシウマ!」など、腹黒い一面が見えるとか見えないとか
3 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/22(月) 21:48:17.51 ID:TJpu3lxc0
鈴谷…豆腐メンタルの航空巡洋艦
   提督ラブだが素直になれないお年頃。頑張って告白したが、告られた本人はよく理解してない

山城…扶桑姉さま大好きな航空戦艦
   提督に厳しい態度を取っていたが、今やその頃の見る影もなくデレデレ。扶桑と提督が大好き

夕立…S(すげえ)T(つよい)K(くちくかん)
   この世界で現在二番目に強い艦娘。海上暮らしが長かったため、林檎などの果物に対する欲求は凄まじい
4 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/22(月) 21:59:44.84 ID:TJpu3lxc0
~横須賀鎮守府~

天龍…世界最強の軽巡洋艦
   趣味は訓練。特技は戦闘の戦闘狂。でも家事とか超得意。何でも出来る完璧超人
   世界で一番強い艦娘。敵はワンパンがデフォ
   『カリスマ A??』持ち

ビスマルク…味覚音痴の戦艦
      ドイツ生まれの超弩級戦艦。味覚がジ・エンドしてるため料理の腕は壊滅的。
      将来の夢は天龍のお嫁さんらしい

愛宕…(どことは言わないが)大きい重巡洋艦
   横須賀で最もマトモな精神をお持ちな常識人枠。その性格ゆえに気苦労が絶えな……い?

島風…はっやーい!駆逐艦
   速い。凄い速い。冬は寒そう。愛宕に次いで横鎮で常識がある。
   叢雲に好意を持たれてるが本人はまったく気づいていない。
   『カリスマ A』持ち

叢雲…ツンデレ百合駆逐艦
   島風LOVEな(元)メシマズ艦。以前は持ち前の不器用さとおっちょこちょいのせいでメシマズだったが、最近は普通の料理も作れるようになった。

磯風…軍人気質な駆逐艦
   横鎮で唯一、提督Loveな艦娘。その想いは距離をも超える(かもしれない)
   女の子扱いされることにあまり慣れてない
5 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/22(月) 22:09:47.82 ID:TJpu3lxc0
~その他~

伊168…呉鎮守府の提督代行の潜水艦
   レ級を無傷で単騎撃破できる程度には強い。酒好き。
   後輩の響を異常に可愛がってる

響…現在ロシアに出向中の駆逐艦
  イムヤの後輩。先輩であるイムヤのことはとても尊敬している。
  最近は変な男にナンパされまくるのが悩みらしい

翔鶴…舞鶴鎮守府の提督代行の航空母艦
   母性溢れる良き代行らしい。エラー娘を見かけた

衣笠…大湊警備府の提督代行の重巡洋艦
   どこをどう間違ったのか、やたら天龍を尊敬している。ちょっとアホ
   天龍に出会うまではゲーセンに行ったりしてマジメに仕事や訓練に取り組まなかったが、現在は真剣に取り組んでいるとのこと

エラー娘…ラスボス感あふれる妖精さん
     裏で色々と画策する系ラスボス。良いこともするが悪いこともする。常に猫を引っ提げている。
     快楽主義であるらしく、『面白そうだから』という理由で他人の人生を引っ掻き回す。誰かの指示(むしろ依頼?)で動いているらしいが……
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/22(月) 23:27:32.06 ID:a+PKkhTeo
立て乙です
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/23(火) 15:23:50.02 ID:Wo/mxZf7o
ついに2スレ目かー
立て乙です
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/23(火) 15:55:00.66 ID:czSe+7MS0
乙です
このSSでは鈴谷が一番好き。
9 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/23(火) 23:12:20.99 ID:duB1cGSu0
~ある日の鎮守府~

秋月「あれ?皆さん何してるんですか?」スタスタ

雷「サンタさんへお手紙を書いてるのよ!」

雪風「雪風はぬいぐるみをお願いします!」

文月「あたしは『しんじゃ』かな~」フミィ

秋月「へぇ……」

夕立「ふっふっふ、まだまだみんな甘いっぽい」

電「夕立さんは何にしたのです?」

夕立「夕立はこれにしたっぽい!」つ『フレンチクル○ーラーが欲しいっぽい!』

秋月「……」

雷「ドヤ顔で見せてきた割りには、文月と同じようなものじゃない」

夕立「ちっちっち。フレンチクルーラーをあまり舐めない方がいいっぽい」

夕立「フレンチクルーラーは、金髪ロリババア吸血鬼を召喚するのにも使えるっぽい!」

提督・榛名「「金髪ロリババア吸血鬼がなんだって(なんですって)!?」」ザッ

秋月「うわっ!?どこから出てきたんですか二人とも!?」
10 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/23(火) 23:16:40.99 ID:duB1cGSu0
訂正

雷「ドヤ顔で見せてきた割りには、文月と同じようなものじゃない」→雷「ドヤ顔で見せてきた割りには、あなたも子供っぽいものじゃない」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/23(火) 23:20:07.52 ID:ymJX9epCO
フミィ…
12 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 00:00:38.88 ID:iCCtgAij0
雷「とゆーかそれって、フレンチクルーラーがすごいんじゃなくて、ミスドがすごいだけじゃない?」

夕立「そ、そんなことはないっぽい!」

雷「ぶっちゃけポン・デ・リングの方が美味しいし」

夕立「死にさらしゃあ!っぽい!」ビシュッ

雷「危なっ!?」

夕立「あなたは今、一番言っちゃいけないことを言ってしまったっぽい」

雷「あら?図星を突かれて怒っちゃったのかしら」

夕立「おk泣かす」グッ

雷「やれるものならやってみなさいよ。バスケの借り、利子つけて返してあげるわ」ダンッ

二人「「……」」ゴゴゴ

夕立「二重の極み!っぽい!」ダダンッ

雷「桜花!」バンッ



ぷらずま「いいぞ!もっとやれ!なのです!」

文月「あたしはえんぜるくりーむざいいなあ~」

雪風「雪風はDポップです!」



秋月「カオス過ぎて私にはもうツッコミきれません……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 00:06:47.96 ID:AfbJTf9DO
やはりドーナツはパないのう
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 00:43:49.31 ID:eSNEvQdTo
乙です
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 00:55:02.44 ID:Xk57ZktYo
ところで前スレが24時間経っても埋め立てられてないけどどうすんの
16 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 07:35:22.91 ID:iCCtgAij0
提督「ところで秋月は書かなくていいのか?」

秋月「あ、いえ私は……」

榛名「どうしてです?特に欲しいものが無いとか?」

秋月「ち、違うんです。だって、その――――」



秋月「サンタさんって、お金持ちの家の子にしかくれないんですよね?」



提督・榛名「「……」」ブワッ

秋月「だから私みたいな赤貧娘がお願いしていいものなのかと――――って、二人ともどうしたんですか!?お腹痛いんですか!?」オロオロ

提督「いや、腹よりむしろ……」

榛名「心が痛いです……」

秋月「?」キョトン
17 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 07:39:54.88 ID:iCCtgAij0
提督「大丈夫だ秋月。何の心配もしなくていい。お前が赤貧娘だろうが、サンタさんは来てくれる」ポンポン

榛名「そうです。この区域の担当サンタさんは心優しい方ですから、ちゃんとくれますよ」ポンポン

秋月「何で二人して泣きながら私の肩を叩くんですか!?」

提督「だから秋月」

榛名「我慢なんてせずに」

提督・榛名「「欲しいものをお願いしなさい」」

秋月「……」

18 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 07:45:30.50 ID:iCCtgAij0
秋月「えっと、じゃあ……」カキカキ

秋月「私はこれが欲しいです!」つ『はんばーぐ?が食べたいです』

提督・榛名「「……」」ブワッ

秋月「噂に聞いてから、一度でいいから食べてみたかったんです♪」ニコニコ

提督「秋月。今日はファミレス行くぞ。好きなものを好きなだけ頼んでいい」

秋月「ほ、本当ですか!?」

榛名「だからサンタさんへのお願いは別のものにしましょうね?」
19 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 07:48:25.15 ID:iCCtgAij0
秋月の話はここまで

今日の夜の分の内容をコンマで決めます

0~30 A

31~99 h

直下コンマ↓の下二桁
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 07:51:56.32 ID:2Xfbymi0O
ほい
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 07:52:22.90 ID:l6Je9L6uO
HはエッチのHかな
22 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 07:57:11.44 ID:iCCtgAij0
すげえギリギリで後者になりました

hの意味は……何でしょうね☆
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 10:58:08.36 ID:eSNEvQdTo
乙です
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 16:27:50.82 ID:0YXkgVmwo


アンペア(A)とアワー(h)かな?(意味不明
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 17:36:03.07 ID:sNsZbA4EO
A秋月かH榛名の違いじゃねーの
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 23:02:09.94 ID:AfbJTf9DO
今日来ないということは、やはり>>1はリア充ということか…
27 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 23:42:14.24 ID:iCCtgAij0
人類に!不可能は!ない!

というわけで、遅くなりましたが超特急で書きます
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 23:43:37.24 ID:h7HFXHAaO
なんで遅くなったんですかねえ
妹とデートかな?
29 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/24(水) 23:48:32.45 ID:iCCtgAij0
鈴谷「メリー!」

熊野「クリスマース!」

提督「イブ!」

全員『いえー!』

提督「お前ら!今日は年内有数の狩りの日……じゃない。無礼講な日だ!好きなだけ騒げ!」

艦娘たち『やっはー!』

ドンチャンドンチャン♪
30 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 00:01:29.52 ID:lsfKnUb80
>>28

デンキ街の本屋さんをまとめて見てました



武蔵「で、何でお前はまだそっちにいるんだ?」

大和『色々と事情が重なって……もうしばらく戻れそうにないの』

武蔵「そうか。ではお前が帰ってきたときに、相棒が私の『人生の相棒』になってても文句は言うなよ?」

大和『ちょっ!?武蔵!?ダメ!絶対にそんなのダメなんだからね!』

武蔵「止めたかったら早く戻ってこい」

大和『むうう~……やっぱり私もそっちに……ああやめて!スカートを引っ張らないで浜風!冗談!冗談だから!』

武蔵「そろそろ切るぞ」

大和『あっ!ちょっと待ってよ武s……』

武蔵「……やれやれ。一体いつまで待たなければならないのか」フフッ
31 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 00:10:59.02 ID:lsfKnUb80
金剛「今日はとことん騒ぐデース!」

比叡「気合い!入れて!いきます!」グビクビ

金剛「おおー!比叡、いい飲みっぷりデース!それじゃ私も……」グビクビ

金剛「ぷはー!おりゃあ!しゃけらしゃけりゃ!ろんろんもっれこーい!」

比叡「はい!お姉さまの仰せのままに!」ダッ
32 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 00:17:17.87 ID:lsfKnUb80
扶桑「ふふっ、たまにはこういう大騒ぎもいいものね」

山城「そうですね!お姉さま!」

扶桑「あ、山城。私あれが食べたいわ」ユビサシ

山城「今取ってきます!」ダッ

扶桑「あんまり急いじゃダメよ……って、もう行っちゃった……」

キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

扶桑「……ほら、だから言ったのに」
33 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 00:44:04.65 ID:lsfKnUb80
鈴谷「へっへー!チキンゲットー!」

熊野「あなたって人は、まったく……そんなにいっぱい食べたら太りますわよ?」

鈴谷「にゃっ!?」

熊野「この後にケーキもあるんですのよ?」

鈴谷「うにー……」

熊野「食事はバランスと量に気をつけてお食べなさいな」

鈴谷「私のお母さんか!」ビシッ
34 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 03:12:22.73 ID:lsfKnUb80
雷「今日こそ決着つけてあげるわ!」

夕立「望むところっぽい!」

雷・夕立「「うぎぎぎ」」

秋月「あのお二人は何をしているんですか……?」

不知火「気にしない方が精神衛生上良いかと。チキン食べます?」

秋月「あ、ありがとうございます」オズオズ

漣「飲み物取ってくるよー」

電「電は林檎ジュースなのです!」

文月「あたしいちごみるく~」フミィ

雪風「雪風はオレンジジュースにします!」

漣「はいはーい。ちょっと待っててねー……ご主人様ー?飲み物何が……って、いない?」キョロキョロ
35 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 03:17:32.84 ID:lsfKnUb80
~外~

提督「ふぅ……」

榛名「こんなところで何黄昏てるんですか?」スタスタ

提督「……榛名か」

榛名「はい。いつもニコニコあなたの後ろに這い寄る混沌、戦艦榛名です」

提督「名状しがたい感じのキャッチフレーズだな」
36 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 03:24:19.56 ID:lsfKnUb80
榛名「で、何でこんなところにいるんですか。お祭り好きの提督のことですから、調子に乗って一気飲みして急性アルコール中毒で死ぬものだとばかり……」

提督「いい加減泣くぞてめえ」

榛名「冗談です」フフッ

提督「……やれやれ」

提督「……」

榛名「……」

提督「……なあ、榛名」

榛名「何ですか?提督」
37 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 03:43:23.72 ID:lsfKnUb80
提督「また来年もこうして笑ってられるといいな」

提督「みんなでバカ騒ぎして、後始末して」

提督「笑いながら話せるような明日が、ずっと続くといいな」

榛名「……そうですね。でも----」



榛名「----二人きりの静かな夜も、それはそれで良いものでしょう?」チュッ



提督「なっ!?榛名、お前、今、何して」カアアア

榛名「ほっぺならセーフですから」///

提督「いやアウトだろ!」///

榛名「ま、まあ、そんなことはどうでもいいじゃないですか。ほら、そろそろ皆さんのところへ戻りましょう?」///

提督「……それもそうだな」クスッ
38 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 03:45:04.19 ID:lsfKnUb80
クリスマス・イブ特別編終わり

おやすみなさい
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 03:47:21.45 ID:4hqbrzdHO
遅くまでおつおつ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 03:48:59.42 ID:4hqbrzdHO
もしかしてコンマのAが秋月でhがハッピークリスマスのhだったのかな
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 08:31:18.60 ID:Wf3536+DO

デンキ街見てましたか、中々面白かったなあれ、つもりんが可愛かった
今期は大ヒットはなかったが小粒だが面白いのが多かったねえ、個人的にはクロスアンジュが予想外によかった
来期はついにDOG三期や!
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 09:20:13.60 ID:QET0vmoko
乙です
43 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:26:03.94 ID:lsfKnUb80
今日の投下、始めます
44 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:30:24.23 ID:lsfKnUb80
~ある日の鎮守府~

提督「あークリスマスさいこー」ダラダラ

漣「お仕事お休みですからねー」ダラダラ

提督「いつも何かとうるさい榛名も今日は出掛けたし」ゴロゴロ

漣「一日中ダラダラしてられますねー」ゴロゴロ

提督「……」

漣「……ご主人様?」グダグダ

提督「漣!?何でここに!?」

漣「今まで気付いてなかったんですか!?」ガビーン
45 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:35:58.60 ID:lsfKnUb80
提督「え?何しに来たの?仕事休みなんだよ?他の駆逐艦と遊んで来いよ」

漣「雷と夕立さんはまだ寝てますし、不知火&秋月のコンビはどっか行きました」

提督「残りのは?」

漣「まどマギ見てます。一話から新編まで」

提督「また電がぷらずまになっちゃうじゃないか」

漣「というわけで暇なんです。構ってください」

提督「それは別にいいが……何する?」

漣「そうですねえ……ケーキでも食べます?」

提督「昨日の分も今日の分も、昨日のパーティでAとKが全部食ったぞ」

漣「今日の分も食べたんですかあの人たち」

提督「正規空母だからな」
46 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:39:07.04 ID:lsfKnUb80
漣「ですがご安心を。さっき漣が作ったのがあります」

提督「お前ケーキとか作れたの?」

漣「天龍印のレシピ本見たので余裕でした」

提督「お前も凄いけど天龍も凄いなそれ」

漣「で、どうします?」

提督「食べる」

漣「じゃ、取ってきますね」トテテテ

提督「……漣の作ったケーキか。ドキがムネムネするな」
47 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:42:47.65 ID:lsfKnUb80
~数分後~

漣「お待たせしましたー」ガチャッ

提督「待ってましたー……って、何だその恰好」

漣「クリスマスにちなんでメイド服サンタバージョンです。似合いませんか?」

提督「いや、すげえ似合ってる。可愛いよ」

漣「そ、そうですか。ま、まあ漣に似合わないメイド服なんてありませんけど!」///

提督「で、その手に持ってるのがケーキか。案外普通だな」

漣「やっぱりケーキといったら、スタンダードな苺と生クリームのものかと思いまして。嫌でしたか?」

提督「全然」

漣「なら良しです」
48 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:51:10.69 ID:lsfKnUb80
提督「もぐもぐ……うむ、大変美味である」

漣「それは良かったです」

提督「お前も食べろよ。ほら」

漣「にゃっ!?」

提督「?」

漣「ご、ごごごごご主人さまが食べさせてくれるんですか!?そのスプーンで!?」

提督「ああ、そうだが……ダメなのか?」

漣「い、いいえ!何もダメじゃないです!ノープロブレムです!」

漣(ご主人様と間接キスご主人様と間接キス!しかもアーン!キタコレ!)

提督「?変な奴だな。早く食べろよ」

漣「は、はい!駆逐艦漣、出るっ!」パクッ

提督「な?美味いだろ?」

漣「そ、そうですね!」///

漣(ご主人様にアーンしてもらった上に間接キスだったので味なんて全然分かりませんでした!……なんて言えない!)///

提督「ケーキうまうま」パクパク

漣(漣はもうお腹いっぱいです。ご主人様……)



この後もケーキのように甘い一日を過ごしたそうです
49 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/25(木) 22:57:10.72 ID:lsfKnUb80
今日はこれで終わり

明日はおそらく軽巡です
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 22:58:46.24 ID:QET0vmoko
乙です
51 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 00:35:41.07 ID:K/N22P/C0
すみません、色々あって今日(つーかもう昨日)は更新できません

デートの多数決だけ取ります。選択肢は以下

①羽黒とデート

②武蔵とデート

③鈴谷とデート

④秋月とデート

⑤天s……漣とデート

⑥那珂ちゃんとデートだよっ☆

⑦ゴーヤとデートでち

範囲は↓10まで
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:37:06.84 ID:xgao95Xto

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:37:20.78 ID:lTFdgOMtO
4一択
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:38:18.05 ID:aTL10KKYo
7でち
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:44:18.51 ID:GeGZdtfqo
3
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:44:47.93 ID:9+/U2ikDO
7しかありえないでちな
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:48:01.54 ID:b9tN2OX+O
2
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:52:02.95 ID:g73EYBZRo
4
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:53:37.67 ID:bzWedIuK0
6で
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:53:54.44 ID:EymKrko4O
4
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 00:56:51.42 ID:62SNxLuB0
4
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 01:03:40.34 ID:BYZXL5dyo
1
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 07:41:26.00 ID:ubNdhSwa0
4
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/27(土) 11:50:01.90 ID:zagGIF3T0
3
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 12:59:58.85 ID:hLDxTT0z0
4
お腹いっぱい食べた時の満足顔が見たい
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/27(土) 13:32:40.56 ID:EsDbpHpB0

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/27(土) 13:33:20.36 ID:EsDbpHpB0

68 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 13:58:00.72 ID:K/N22P/C0
投票の結果、一位が秋月、二位がゴーヤでちた

今日のデートは夜にやりますので、それまでお待ちください
69 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 20:34:05.53 ID:K/N22P/C0
投下開始
70 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 20:39:46.14 ID:K/N22P/C0
~ある日の鎮守府~

提督「秋月、出掛けるぞ」ガチャッ

秋月「いきなり部屋に入ってきて何言ってるんですか」

提督「嫌なのか?」

秋月「いえ、嫌じゃ……ないですけど」プイッ

提督「じゃあ問題ないな」

秋月「いやいやいや、せめて理由くらい教えてください」

提督「お前が一番新入りだから」

秋月「はい?」

提督「ここに来たばかりでお互いのことをまだあんまり知らないだろ?」

秋月「司令の頭がちょっとアレなのは知ってます」

提督「だからもっと仲良くなるために出掛けようというわけなのだよ」

秋月「私のツッコミはスルーですかそうですか」
71 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 20:48:29.43 ID:K/N22P/C0
秋月「というか、その条件なら夕立さんも対象になるのでは?」

提督「あいつは最初から親しさが限界突破してるから大丈夫」

秋月「仲良くなるためなら、鎮守府全員で交流会でも開けばいいのでは?」

提督「榛名に『二人きりで仲を深めるのも時には大切なことですよ?』って言われた」

秋月(あの人の差し金ですか……)ハア

提督「で、どうする?本当に嫌なら別にいいが」

秋月「あ、い、いえ。行きます」

提督「おk。じゃ、また後でな」バタンッ

秋月「……司令とお出かけ、かあ」

秋月「……」ポワポワー



提督『可愛いよ、秋月』キラーン

秋月『も、もう、司令ったら……』デレデレ

提督『好きだ、俺と結婚してくれ』

秋月『……は、はい』



秋月「……えへへー」ポワポワー

秋月「……ハッ!」

秋月「わ、私ったらいったい何をっ」ワタワタ

秋月「と、とにかく急いで準備しないと!」///
72 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:03:48.64 ID:K/N22P/C0
~で、いつものショッピングモール~

提督「このショッピングモールの便利性マジパねえな」

秋月「急にどうしたんですか?」

提督「いや、何でもない。ただの独り言だ」

秋月「そうですか」

提督「そんじゃ、どこ行く?」

秋月「そうですね……」グゥー

秋月「……っ!」///

提督「メシ食うか。確か四階がレストラン街だったような……」

秋月「うう……何かすみません」
73 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:08:35.59 ID:K/N22P/C0
~レストラン~

提督「ここにしよう」

秋月「ここ、ですか?何でしょう、ビュッフェ?って書いてありますけど」

提督「入れば分かるさ」

秋月「それもそうですね」

店員「お客様お待たせいたしました。二名様でよろしいですか?」ヒョコッ

提督「……もう驚かない」

秋月「?どうかしたんですか、司令?」

提督「気にすんな」

提督「はい、二人です」

店員「わかりました。それでは、席へご案内しますね」スタスタ

提督(しっかし、あの人の姉妹って全員ここで働いてたりするんだろうか……?)スタスタ
74 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:17:02.15 ID:K/N22P/C0
店員「それではごゆっくり」スタスタ

提督「顔どころか歩き方や仕草までそっくりだったな。若干口調とかが違った気もするが……」

秋月「し、司令っ」クイクイ

提督「ん?どうした秋月」

秋月「あ、あの、皆さん勝手にお皿からお料理を取っているのですが、どういうことですか?」

提督「ああ、ビュッフェっていうのは食べ放題ってことでな……まあ、つまり好きなものを好きなように好きなだけ食べていいんだよ」

秋月「す、好きなものを好きなように好きなだけっ!?」
75 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:24:45.79 ID:K/N22P/C0
提督「さ、俺達も取りに行こうか」

秋月「す、好きなものを好きなように好きなだけ……好きなものを好きなように好きなだけ……」

提督「……大丈夫か?」

秋月「だ、大丈夫でしゅっ!」

提督「……少し落ち着いてから行くか」

秋月「……すみません」
76 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:35:03.80 ID:K/N22P/C0
~で、食事後なわけですよ~

提督「はあ~食った食った」スタスタ

秋月「……」

提督「秋月ー次はどこに――――」

秋月「……」グスッ

提督「ど、どうしたんだ秋月っ!」アセアセ

秋月「ごめん、なさい……」ウルウル

提督「え?な、なんで謝るんだ?」

秋月「だ、だって――――」



秋月「――――折角ビュッフェに連れて行ってもらったのに、あんまり食べれなかったんですもん!」ウワーン



提督「は!?そんなことで落ち込んでたのか!?」

秋月「だって、だってえ……」グスグス

提督「……はあ」
77 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:48:28.62 ID:K/N22P/C0
提督「別にいいだろ?好きなものを好きなように『好きなだけ』食べるのが目的なんだから」

提督「無理して多く食う必要はねえんだよ」ポンポン

秋月「うう……」グスッ

提督「それに無理して多く食って太っても嫌だろ?」

秋月「それはそうですけど……」

提督「だからもう気にすんな。なっ?」ナデナデ

秋月「……はい」

提督「よしっ!そんじゃ次はどこに行くかな」ナデナデ

秋月「……んにゅ」

秋月(司令に頭撫でられるの、気持ちいいです……)///
78 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:55:53.98 ID:K/N22P/C0
提督「服屋、おもちゃ屋、小物屋……ここまで何でもあると逆に困るな」

秋月「あ、あの、司令っ」

提督「なんだ?」

秋月「少し、あのお店を見てきてもいいでしょうか」

提督「……アクセサリショップか。いいぞ、行ってこい」

秋月「はい!」タタッ

提督「何かあったら連絡しろよー」

提督「……さて、俺はどうしようか――――っ」

提督「あれは……」
79 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 21:58:43.53 ID:K/N22P/C0
~十数分後~

秋月「可愛いものがいっぱいだったけど、お金が……」スタスタ

提督「ま、仕方ないさ。アクセサリなんてそんなもんだ」

秋月「……それもそうですね!うん、気にしない気にしない!」

提督「それでこの後はどうする?もう結構日が暮れてるが」

秋月「そうですね……帰りましょうか?」ニコッ

提督「了解!」

80 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:02:57.16 ID:K/N22P/C0
~帰り道~

秋月「……」スタスタ

提督「……」スタスタ

秋月「……」スタスタ

提督「……」スタスタ

秋月(な、何でしょう。ずっと無言で、空気が――――!)

秋月(な、何か話題を振った方がいいんでしょうか!?でもこういう時って何を話せば――――)

提督「……あ、そうだ秋月」ピタッ

秋月「……はい?」ピタッ

提督「ほい、これ」

秋月「何ですか?これ」

提督「お前へのプレゼント」

秋月「!!??」
81 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:07:48.24 ID:K/N22P/C0
秋月「え!?ど、どうして!?」

提督「いや、なんとなく贈りたいなーと思ったから」

秋月「いつ買ったんですか!?」

提督「さっき別行動してた時」

秋月「……今、開けても大丈夫ですか?」

提督「もちろん」

ビリッビリビリッ

秋月「こ、これは……!」

提督「いやあ、絶対にお前にピッタリだよなあって思ってさ」

秋月「……」

提督「どうだ、気に入ってくれたか?その――――」



提督「――――その、ハリセン」



秋月「司令の、司令の……」プルプル

秋月「バカああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」スパーン

提督「げぬあっ!?」
82 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:11:25.99 ID:K/N22P/C0
秋月「どうしてよりにもよってハリセンなんですか!女の子にプレゼントするものじゃありませんよこれ!」

提督「だってピッタリだと思ったし」

秋月「確かに役柄的にピッタリですけど!凄いいい感じにツッコめそうですけど!」

秋月「もうちょっとロマンチックなものをプレゼントしてくれたって、いいじゃないですか……」

提督「……」

秋月「ほら、早く帰りますよ。遅いと置いていきますからね」スタスタ

提督「……秋月」

秋月「……」スタスタ

提督「……秋月!」

秋月「……」ピタッ

秋月「もう、何ですか――――」ポンッ
83 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:23:42.58 ID:K/N22P/C0
振り返った少女の胸に飛び込んできたのは、一つのうさぎのぬいぐるみ

秋月「司令?これは――――」

提督「まあ、何だ、その……」///

提督「ハリセン買うついでに買っておいたっつーか、お前が喜ぶかなって思ってだな……」ブツブツ

顔を赤らめて呟く男に、思わず少女は吹き出す

秋月「ぷっ……ぷあははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!」

提督「な、何だよ!そんな笑うなよ!」///

それでも少女は笑う。笑って笑って笑って、涙が出てくる程笑って

少女は、笑顔で言う

秋月「――――ありがとうございます、司令。今まで生きてきた中で、一番嬉しいです」ニコッ

少女のその笑顔は、夕焼けに照らされて輝いていて

提督「……」

男は思わず見惚れてから――――

提督「……そうか」クスッ

――――同じように、笑うのだった
84 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:27:38.58 ID:K/N22P/C0
秋月「あ、でもハリセンのことは許しませんからね!」

提督「え、マジで?」

秋月「当たり前です!まったく、先にこっちを渡してくれれば良かったのに……」

提督「いや、ハリセンが先の方が面白い反応が見れるかと」

秋月「ご期待に添えて私も嬉しいです!」スパーン

提督「言いつつ何で叩くんだよ!」

秋月「知りません知りません!司令なんて知りません!」タタッ

提督「おい!ちょっと待てよ秋月!」タタッ

秋月「ふんっ!」

秋月「……司令のことなんて知りません!でも――――」ボソッ



秋月「――――大好きです、私の素敵な司令」ニコッ

少女の呟きは、男に届く前に虚空に溶けた
85 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 22:30:17.23 ID:K/N22P/C0
しゅーりょーです

秋月たん可愛いよ秋月たんハアハアマジ天使だよ秋月たん

……流石に冗談ですよ?5厘くらいは

次回こそは昨日出来なかった軽巡だぴゅー!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 22:38:44.39 ID:uue+GmY2O
あぁ^~秋月ちゃん可愛いんじゃぁ^~
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 22:57:09.36 ID:BYZXL5dyo
乙です
88 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:27:19.14 ID:K/N22P/C0
レーベ旗艦にして大型回して五時間出て狂喜したら……

長門でした♪

マジでながもんふざけんなよビス子かと思ったじゃねえか

あまりに悲しいので小ネタやります
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 23:28:53.40 ID:uue+GmY2O
ながもんいいじゃん
大型回してもむっちゃんしか出ない提督も居るんですよ(血涙)
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 23:30:36.33 ID:mS+Q+APSO
ビス子は三回目で出たなぁ…
大和?知ら艦
91 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:33:14.15 ID:K/N22P/C0
~小ネタ・横須賀のクリスマス~

天龍「時期過ぎた感ハンパねえがクリスマスパーティーだ!騒げお前ら!」

艦娘たち『やっほー!』

ビスマルク「でも何で今日なの?二十四日か二十五日にやればよかったじゃない」キョトン

天龍「仕事が終わらなかったんだから仕方ないだろ」

島風「サンタさんが来たから島風は文句ないよ?」

愛宕「島風ちゃんは何を貰ったんだっけ?」

島風「じゃじゃーん!ろけっとぶーすたー!」

愛宕「……どこで買ってきたのあんなの」ボソボソ

天龍「……岩川にいるメカニックに頼んだんだよ」ボソボソ

愛宕「……ああ、だからこの前榛名さんが来てたのね」ボソボソ

天龍「……それだけじゃなかったみたいだけどな」ボソボソ

島風「ねえ二人とも!何ボソボソ話してるの!」

ビスマルク「そうよ愛宕離れなさい!天龍に近づき過ぎよ!」グイグイ
92 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:38:26.72 ID:K/N22P/C0
ながもんとか大分前にドロップで出したわ!むっちゃんより早かったわ!伊勢の方がまだ後だったわ!むっちゃんはこの前ようやく来た……大型五時間で



島風「えへへーいいでしょー。機能も凄いけどねーやっぱデザインだよねー」

天龍「えっと、それは何のデザインなんだ?」

島風「ドラム缶!」

天龍「そっかあ……ドラム缶かあ……」

島風「ここの模様とか超可愛いよね!」

愛宕「えっ!?そ、そうね!」

叢雲「……全然可愛いと思わない私が異常なのかしら。そうねそうよねそうに決まってる。だって島風は可愛いって言ってるもの」

磯風「お、落ち着け叢雲!何だか黒いオーラが出てるぞ!」アセアセ
93 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:42:41.82 ID:K/N22P/C0
ビスマルク「もう、天龍ってば!もっと私に構いなさい!」グイグイ

天龍「あーはいはいわかったわかった」

ビスマルク「もっと私にちゃんと接してよ!」

天龍「……うぜえ」

ビスマルク「ほら、このチキン私が調理したのよ?」

艦娘たち『――――ッ!』

天龍(たった)

愛宕(今から)

島風(このパーティーは)

叢雲(戦場と)

磯風(化したッ!)

ビスマルク「?」キョトン
94 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:47:08.97 ID:K/N22P/C0
天龍「まずは愛宕から食えよお前肉好きだろ?そんな胸してんだし」

愛宕「あはは天龍も冗談が上手いのね。私のこれは建造された時からよ?それより成長期の島風ちゃんが食べるべきじゃないかしら」

島風「嫌だなー愛宕さん。私なんかにはビスマルクさんの料理は勿体ないよ。叢雲どう?」

叢雲「べ、別に私はお腹がすいてなんていないし!磯風が食べなさいよ!」

磯風「待てみんな。これはビスマルクが愛を込めて作った料理だ。ここはビスマルクの恋人である天龍が最初に食べるべきではないか?」

艦娘たち(((((くっ!こいつらどうあろうとも他の奴らに押し付けようとしてやがる!)))))

ビスマルク「……」ジー
95 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:50:31.98 ID:K/N22P/C0
天龍(まず最初に食べるのは論外。どうあがいたって死ぬ)

愛宕(次に誰かが食べた後に食べるのもあり得ない。順番に関係なく死んじゃうもの)

島風(となると食べないのがベスト。でもそれだといつまでたってもこの状況は終わらない)

叢雲(ならせめて最後に食べるのが最良?最後に残った少ない量なら死は免れるかもしれない)

磯風(いやダメだ。みんなそれを見越してわざと多く残してくる。となると最初に少し食べて他の人に回すか?)

ビスマルク「……」ツンツン
96 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:53:32.13 ID:K/N22P/C0
天龍(それもノーだ。一口食べたら後はなし崩し的に全部食べさせられる)

愛宕(じゃあ用事が出来たと言って逃げ出す?)

島風(たぶんそれも通じない。この状況下でそれを許すほどここのみんなは平和ボケしてない)

叢雲(一口食べて気絶すればあるいは)

磯風(無理矢理口に詰め込まれるのがオチだろうな)

ビスマルク「……」パクッ
97 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:56:38.59 ID:K/N22P/C0
天龍(くそっ!どうすりゃいいんだ!)

愛宕(こんなの八方ふさがりじゃない!)

島風(敗北確定の上に賭け金が命なんて最悪だよ!)

叢雲(こうなったらもう、誰でもいい)

磯風(誰か、誰か――――っ!)

艦娘たち(((((誰か、この状況を何とかしてくれ――――ッ!)))))

ビスマルク「……ごくん」ハッ
98 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/27(土) 23:59:18.04 ID:K/N22P/C0
ビスマルク「あ、あのー……」オズオズ

天龍「ん?どうしたんだビスマルク」クルッ

ビスマルク「あ、あのね?悪気はなかったの。決して元からそうしようと思ってたわけじゃないの」

天龍「だからどうしたんだよ」

ビスマルク「……チキン、全部食べちゃった」テヘッ

艦娘たち『……』

ビスマルク「う、うう、やっぱりみんな怒るわよね。ごめんなさ――――」

艦娘たち『そんなことない!』

ビスマルク「え?」
99 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/28(日) 00:01:30.32 ID:NmiZ4iFK0
天龍「何言ってんだビスマルク!オレ達がそんなこと程度で大事なお前を怒るはずがないだろ!?」

愛宕「そうよ!悪気が無かったんだし問題ないわ!」

島風「それにビスマルクさんはいつも頑張ってくれてたんだもん!」

叢雲「それくらいのことは許されてしかるべきだわ!」

磯風「だから謝る必要は全然ないんだぞ!」

ビスマルク「み、みんな……」ウルッ
100 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/28(日) 00:05:13.94 ID:NmiZ4iFK0
艦娘たち(((((危機は、去ったッ!)))))

ビスマルク「みん、な、あり、がとう……」ヒック

天龍「え?び、ビスマルク?」

愛宕「ど、どうしたの?お腹痛いの?」

島風「お薬!お薬取ってこなきゃ!」

叢雲「バカその前に冷やすものよ!」

磯風「は、ハンカチ使うか?」

ビスマルク「う、ううん。違うの」フリフリ
101 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/28(日) 00:12:02.72 ID:NmiZ4iFK0
ビスマルク「私、勝手に一人でチキンを全部食べちゃったのに、みんなが怒らないで許してくれて……」

ビスマルク「すっごくすっごく嬉しかったの!こんなに優しくて素敵な仲間に出会えて、本当に良かったわ!」

ビスマルク「私と出会ってくれてありがとう。Dankeschon、私の素敵な仲間たち」ニコッ

艦娘たち『……』

艦娘たち(((((どうしよう、すごい罪悪感が……)))))

ビスマルク「ほら、みんなも固まってないで早く食べましょ?チキンは無くなっちゃったけど、他のお料理はまだあるわ!」

天龍「あ、ああ、そうだな」

愛宕「た、食べましょうか」

島風「わ、私飲み物注ぐね」

叢雲「わ、私も手伝うわ」

磯風「い、磯風は料理を取り分けよう」

艦娘たち(((((今度、何かビスマルクにプレゼントしてあげよう……)))))

ビスマルク「さあみんな!盛り上がっていくわよ!」
102 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/28(日) 00:13:01.47 ID:NmiZ4iFK0
小ネタ終了

ビス子マジ天使。むしろ女神

だから早く来てくださいお願いします!
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:22:38.76 ID:njR2Cdo90
ビス子、大和は一発ツモだよ
大鳳?武蔵?401?知らない娘ですね…
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:23:29.26 ID:CNUWkHowO
今まで20回以上回してるけど大型建造限定艦なんて出てこないな
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:24:29.17 ID:Y7tPYMdDo
ビス子はデイリーついでに大型最低値回しまくってたら普通に出た
他にもマックス阿賀野矢矧長門も出たが、大和型と空母は対象外の模様
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:25:24.10 ID:Y7tPYMdDo
マックスはちげーわ、間違えた
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:31:36.63 ID:lDxkAmFLo
乙です
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 00:37:05.33 ID:lmHytBoSO
乙乙
マジで大和さん早く来てくれ…あと貴女だけなんだ…
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 12:23:33.06 ID:lhJxVAqHo

やはりイベゲットが大正義だよ
110 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 19:54:34.36 ID:1qm8ODHK0
今日から本気出す。でも明日からは手を抜くッ!
111 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 20:00:46.66 ID:1qm8ODHK0
~ある日の鎮守府~

コンコン

榛名「はいはーい、どうぞー」

ガチャッ

酒匂「こんにちわ~」

榛名「おや酒匂さんいらっしゃい。今日は何の御用で?」

酒匂「司令がいない間に相談したいことがあって来ました!教官!」ビシッ

榛名「誰が教官ですか誰が」

酒匂「ちょっと軍属っぽいことしてみたくて……」エヘヘ

榛名「あなたが言うと割と洒落にならないのでやめましょうねその台詞?」

酒匂「は~い」
112 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 20:23:27.03 ID:1qm8ODHK0
榛名「で、肝心の相談内容は何ですか?」

酒匂「ふっふっふ、それはね……」

酒匂「司令にちゃんと『ありがとう』って伝える方法を聞きに来たのだよ!」ドヤッ

榛名「……」

榛名(案外まともな相談内容で驚いたなんて言えない……)

酒匂「酒匂、いつも司令に『ぴゅううううう』とか『ぴゃああああああ』とか言っちゃって『ありがとう』って言えないから、どうしたらいいのか聞きに来たの」

榛名「ケッコン(仮)した時みたいな話ですね……」
113 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 20:39:47.30 ID:1qm8ODHK0
酒匂「榛名はどうしたらいいと思う?」

榛名「いや、どうするもこうするもないでしょう。提督に向かって『ありがとう』って言えばいいだけの話じゃないですか」

酒匂「それが出来ないから困ってるの!」プンプン

榛名「どうしてですか?」

酒匂「そ、その、緊張しちゃって……」

榛名「ああ~。なるほど」ポンッ

榛名「いいですか、酒匂さん。そういう時は掌に『人』という文字を書いて飲むフリをすると――――」

酒匂「そういうおばあちゃんの知恵みたいなのを聞きに来たんじゃないの!」

榛名「おばあちゃんの、知恵……」ガーン
114 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 20:49:46.83 ID:1qm8ODHK0
酒匂「他の方法は?」

榛名「諦めればいいんじゃないですかねー」ダラー

酒匂「ぴゃあ!?諦めちゃダメだよ!?根本的な解決になってないじゃん!」

榛名「でもー、所詮榛名が知ってる知識は時代遅れな『おばあちゃんの知恵』ですしー?ぶっちゃけもうお役にたてないんじゃないですかねー」イジイジ

酒匂「面倒くさい戦艦だぴゃあ!」

酒匂「は、榛名~、謝るから機嫌なおしてよう!」

榛名「べっつに~?機嫌なんて悪くないですし」プクー

酒匂「榛名素敵!すっごい美少女!時代の最先端を行く有能戦艦!」

酒匂「だからお願い、ね?相談に乗ってほしいなあ♪」

榛名「……まあ、そこまで言われたら仕方ありませんね。なんてたって榛名は、素敵に美少女な有能戦艦ですからねっ!」

酒匂(ぴゅう♪ちょろいちょろい♪)
115 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 20:54:46.77 ID:1qm8ODHK0
榛名「パターン1!お手紙!」

酒匂「書こうとして失敗した」

榛名「パターン2!伝言!」

酒匂「それじゃあ意味ないような……」

榛名「パターン3!死ぬ気でやる!」

酒匂「ぴゃあ!?一気に雑になったよ!?」

榛名「……」シクシク

酒匂「え、もう終わりなの?」

榛名「……」コクコク
116 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:01:05.98 ID:1qm8ODHK0
榛名「すみません、榛名ではもうお力になれそうにありません……」

酒匂「……」シュン

榛名「すみませんすみません!後日また来てください!それまでには何とか考えておきますから!」ペコペコ

酒匂「……ううん。榛名は一生懸命にやってくれたよ」

榛名「酒匂さん……」

酒匂「悪いのは榛名に過剰な期待をしちゃった酒匂だよ」

榛名「ごっぱあ!」

酒匂「じゃ、酒匂をもう戻るね!しーゆーあげいん!」タタッ

榛名「……」ピクピク

▼ へんじ が ない ただ の しかばね の ようだ ▼
117 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:01:54.78 ID:1qm8ODHK0
いったん休憩

酒匂難しいです。誰だよ安価取るなんて言い出した奴……←こいつです
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 21:29:25.20 ID:M1j1SF690

もう手料理でいいんじゃないかな~(適当
119 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:31:03.00 ID:1qm8ODHK0
ヴェルと結婚したい(直球)

再開します
120 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:35:01.56 ID:1qm8ODHK0
~夜だお☆~

提督「コミケから帰ってきた戦士に休息も無しに働けとか、これだからドS戦艦は」カキカキ

榛名「朝いきなり『じゃ、行ってくるわ!』とか、爽やかな笑顔でふざけたこと言って出ていくからですよ。行くなら行くでもっと前に伝えてください」カキカキ

提督「それくらい察しようぜ?」カキカキ

榛名「あんまりナメたことばっかり言ってるとFire!しますよ?」カキカキ

提督「ごめんちゃい」カキカキ

榛名「……」カチャ

提督「ジョーク!海軍ジョーク!だから艤装解除して!」
121 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:39:59.50 ID:1qm8ODHK0
コンコン

提督「おおっと、誰か来たようだ!ほら早く開けてやれよ!ゴーゴー榛名!」

榛名「……チッ。分かりました、開けてきます」スタスタ

ガチャッ

榛名「お入りくださーい」

酒匂「こんばんわ~」トテトテ

提督「酒匂か。どした?」

酒匂「間宮さんからの差し入れを届けに来たんだよ♪」

提督「アイス?」

酒匂「アイス」

122 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 21:56:04.69 ID:1qm8ODHK0
提督「2つあるけど、お前も食うか?」

酒匂「ぴゃあ!?」

榛名「何さらっと榛名の分を無くそうとしてるんですか」

榛名(いや、もしかしたらこの流れなら……)

酒匂「で、でもそれってやっぱり榛名に悪いと思うしっ」

榛名「いえ、いいですよ酒匂さん。榛名はちょっと用事を思い出したので席を外します」

酒匂「え、でも……」

榛名「二人きりの方が、言いやすいでしょう?」ボソッ

酒匂「……っ!?」///

榛名「頑張ってくださいね、酒匂さん」ボソボソ

榛名「それではー」スタスタ
123 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:00:35.48 ID:1qm8ODHK0
提督「……うむ。やはり間宮さんのアイスは格別だな」

酒匂「そ、そうだね」///

提督「……♪」

酒匂「……」///

提督「……♪」

酒匂「ね、ねえ司令っ!」

提督「ん?何だ酒匂」

酒匂「あ、あのねっ。酒匂はね、ず、ずっとね……」///

提督「?」

酒匂「……ぴゃあ」///

提督「どうした?」
124 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:04:04.29 ID:1qm8ODHK0
酒匂(だ、ダメだよぉ。やっぱり緊張して……)

提督「?」

酒匂(うう……言いたい、言いたいのに……)

提督「……頑張れ」

酒匂「っ!?」

提督「何か、俺に言いたいことがあるんだろ?俺は待ってるから、頑張れ」

酒匂「……」

提督「……」

酒匂「……さ、酒匂は。酒匂はっ」

提督「うん」



酒匂「酒匂は……司令にありがとうって思ってるの!」
125 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:09:11.99 ID:1qm8ODHK0
酒匂「海でずっと眠ってた酒匂を拾ってくれて、ここに連れてきてくれてっ」

酒匂「ずっとずっと戦えなかった酒匂を、みんなと一緒に出撃させてくれてっ」

酒匂「頑張ったら優しくて褒めてくれて、酒匂を輸送艦や的としてじゃなくて軽巡洋艦として扱ってくれたっ」

酒匂「そんな司令にいっつもありがとうって思ってたのっ!」

提督「……」

酒匂「……」

提督「……」ナデナデ

酒匂「ぴゃあ!?」
126 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:13:27.35 ID:1qm8ODHK0
酒匂「きゅ、急に何!?」///

提督「いや、何か撫でたくなったから……」

酒匂「も、もうっ……」///

提督「ありがとう、酒匂」

酒匂「……へ?」

提督「こんな俺と出会ってくれて、俺を信じてついてきてくれて」

提督「危ない戦闘に文句の一つも言わず向かってくれて、いつも頑張ってくれて」

提督「俺に『ありがとう』って言ってくれて、ありがとう」ニコッ

酒匂「……」///

酒匂「……司令は、ずるいね」ボソッ

提督「ん?何か言ったか?」

酒匂「なんでもないよっ!ほら、アイス溶けちゃうよ!喋ってないで食べる食べる!」

提督「お前から話を始めたのに何で俺が怒られにゃならんのだ……?」
127 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:21:56.20 ID:1qm8ODHK0
酒匂「……酒匂を応援してくれて、酒匂に『ありがとう』って言ってくれて」ボソッ

酒匂「……ありがとう。大好きだよ、司令」ニコッ



~部屋の外~

榛名「どうやら酒匂さんはちゃんと言えたみたいですね」

榛名(自分の気持ちを素直に伝えられるなんて、まったく羨ましい限りです)フフッ

ズキンッ

榛名「……っ!」

榛名(何でしょう今の頭痛は……この前ヲ級ちゃんと会った日のとは、似てるようでどこかが違う……)

『返してください、「そこ」は私のものです』

榛名(何!?今の声は……?)

『「榛名」がいるから私は提督の××になれないんです。ですから、返してください』

榛名(どこかで聞いたことがあるような……でも、どこで?誰から?)

『好き好き大好き愛してる。絶対にあなたのところに戻ってきますからね、提督』

榛名「あ……ああっ!」

榛名(そうだ、考えてみれば簡単だ。あり得ないあり得ない、でもあり得る。だって、だってこの声は……)

『みーっつけた』

榛名(紛れもなく、『私』の声だ……!)
128 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:23:29.70 ID:1qm8ODHK0
今日の分終了!酒匂可愛いね!持ってないけど!

次回は駆逐艦、かな?もしくは戦艦です
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 22:24:51.56 ID:v/bee9x/o
清霜ですねわかります
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 22:27:48.06 ID:2Eb/Diffo
乙です
131 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/29(月) 22:34:02.50 ID:1qm8ODHK0
もしかしたら意味があるかもしれないアンケート!

皆様の回答次第によっては明日の内容が変わるかもしれません! ※ぶっちゃけ艦これに関するものじゃないけど、怒らないでくださいね♪

それでは質問内容、ドン!

Q.今年一番、心がぴょんぴょんしたアニメは?

回答は任意ですので答えなくても問題ありません!SSの感想のついでとかにやってください!ちなみに私はもちろんpupaです!
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 22:36:30.68 ID:0MX7D1m4O
Fate staynight
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 22:39:06.52 ID:wGtq7HsDO
>>1はグロ好きだったのか
自分はごちうさかなぁ
今期ならクロアンだが
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 22:48:35.14 ID:YEcm4MggO
ごちうさとアルドノアと野崎くんと甘ブリかなぁ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 23:22:28.61 ID:SzOfiWEAo
ごちうさ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 00:20:33.22 ID:323e75AqO
Selector
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 02:39:42.99 ID:O4l4kkwjo
>>136
ナカーマ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 11:17:21.08 ID:j9ckJR3co
ごちうさや野崎くんもいいけどあえてのSHIROBAKO
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 12:37:12.26 ID:PV+Y/+CLo
みでし……もOKだっけ?
あと11話までのゆゆゆ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/30(火) 12:43:28.01 ID:B9NHQ+BA0
ズヴィズダーか甘ブリかなぁ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 14:22:48.34 ID:xY+WO9HK0
A/Z
ネタ性といい音楽といい良いアニメだった
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 16:54:38.04 ID:0lpnOd0SO
上の方にも同じ意見の人がいるけどWIXOSSかなぁ
143 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 18:44:33.04 ID:eLi2ICa/0
なんやかんやでごちうさが一番多いようですね!いやーまさかこうなるとはなー全然予想してなかったなー(棒)

え?selectorも同じ数いるって?気にすんな

じゃあ今日の投下、始めます

ちなみに私は>>131において嘘を吐きました。今年一番心がぴょんぴょんしたのは桜Trickです。あとトリニティセブンです
144 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 18:53:27.60 ID:eLi2ICa/0
~ある日の鎮守府~

榛名「言い訳を聞きましょう」

提督「違うんです。俺のせいじゃないんです」



那珂「那珂ちゃんだよ♪」

雷「このうさぎ可愛い!」

瑞鳳「何で私が……」

間宮「えっと……?」

金剛「提督ぅー!この格好可愛いですカー!?」



榛名「ごちうさコスプレとか何考えてんですか」

提督「急に思いついたんでちょっと」
145 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 18:59:51.30 ID:eLi2ICa/0
榛名「まあ、百歩譲ってコスプレは許しましょう。ですが、この人選はいったいどういう基準ですか?」

提督「それにも色々事情がありまして」

榛名「まず一人目。ココアさん役。選抜基準は?」

提督「声が似ていたから那珂にしました」

榛名「ふむ、確かにそれは榛名もそう思います。いいでしょう」

榛名「では次、チノちゃん役。これは?」



雷「雷よ!電じゃないわ!」モフモフ



榛名「容姿も声もまったく似てませんが」

提督「いや、本当は響とかが良かったんだよ。でもあいつ今ロシアじゃん?」

提督「だから姉妹艦の雷に頼みました」

榛名「電ちゃんでもいいじゃないですか」

提督「ぷらずま化するからダメ」
146 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:04:03.65 ID:eLi2ICa/0
榛名「はあ、仕方ありません。じゃあ次、リゼさん役」

提督「声の似ている羽黒には逃げられ、同じく声の似ている祥鳳にはやんわり断られたから」

提督「姉妹艦の瑞鳳に以下略」

榛名「そこまで来たらもう略す必要ないのでは?」

榛名「色々言いたいことはありますガ、まあいいです。千夜さん役は……ああ」

提督「和装、和菓子」

榛名「だから間宮さんですか。わからなくはありません」
147 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:09:26.46 ID:eLi2ICa/0
榛名「じゃあラスト。シャロさん役。弁明は?」

提督「えーっと……」チラ



金剛「紅茶が飲みたいネー!」



提督「紅茶好きってところと、独特な喋り方で決めました」

榛名「ほぼ完全にフィーリングじゃないですか。埋めますよ?」
148 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:12:48.02 ID:eLi2ICa/0
提督「というわけで、ごちうさのロールプレイングをやろうと思う」ボロッ

艦娘たち『わあー』パチパチ

提督「朝のうちに既に、空き部屋を使ってラビットハウスの中は再現してある。まずはそこに移動しよう」

榛名「朝っぱらから何してるんですか」

提督「画面の向こうの皆様に艦娘たちの晴れ姿をお届けできないのが残念だ」

榛名「誰に言ってるんですか提督」

提督「誰か描いてくれないかなー」

榛名「だから誰に向けて言ってるんですか」
149 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:15:40.79 ID:eLi2ICa/0
~再現版・ラビットハウス~

提督「じゃ、俺のことは空気だとでも思ってやってくれ」

那珂「この台本通りにやればいいのー?」

提督「ああ。ただし、なるべく台本を持たずにやってほしい」

雷「どうして?」

提督「リアリティがなくなるから」

瑞鳳「わかるような、わからないような」

提督「細かいことはいいから。それじゃあ、始め!」パンッ
150 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:26:26.23 ID:eLi2ICa/0
ココア(那珂)「チーノちゃーん!もふもふー!」モフモフ

チノ(雷)「や、やめてくださいココアさんっ。仕事中ですよ!」グイグイ

ココア「もうっ、チノちゃんったら照れ屋さんなんだから!『ココアお姉ちゃん』って呼んでもいいんだよ?」

チノ「絶対に嫌です」

リゼ(瑞鳳)「こらこら。その辺にしとけよココア」

チノ「リゼさん!」タタッ

リゼ「ほらチノも私の後ろに隠れてないで仕事に戻れ」



提督「驚くほど違和感ないな」

榛名「文章にするとそうかもしれませんねー」
151 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:31:00.09 ID:eLi2ICa/0
カランカラン

千夜(間宮)「やっほー♪遊びに来ちゃった」

シャロ(金剛)「わ、私は別に来たくて来たわけじゃないんだかラ。千夜が無理矢理……」

ココア「シャロちゃーん!」ダキッ

シャロ「わぷっ。こ、ココアっ!離れなさいヨっ」

ココア「だってチノちゃんが構ってくれないんだもん。シャロちゃん構ってー」モフモフ

シャロ「いいから離れなサイっ」グイグイ



提督「シャロが微妙にでかいことを除けばほぼ完璧だな」

榛名「どう考えても、金剛姉さまの身長じゃシャロちゃん役は無理がありましたね」
152 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:34:24.22 ID:eLi2ICa/0
リゼ「いらっしゃい。千夜、シャロ」

シャロ「り、りりりりりりリゼ先輩っ!こ、こんにちわっ!」

千夜「こんにちわ~」

チノ「何か飲みますか?」

千夜「ブレンドもらえるかしら~?」

シャロ「私はいいわ」

チノ「わかりました」トテテ



提督「画像がないからイメージしづらいな」

榛名「何の話ですか」
153 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:37:55.10 ID:eLi2ICa/0
千夜「……」

シャロ「?どうしたの千夜」

千夜「シャロちゃん、ちょっと口を開けてくれるかしら?」

シャロ「?」アーン

千夜「せいやっ!」

シャロ「!?」

リゼ「ち、千夜!?何してるんだ!?」

チノ「シャロさんにコーヒーを飲ませたら……!」

千夜「うふふ~」



提督「人の口にホットコーヒーを容赦なく注ぐ。流石の鬼畜和菓子クオリティ」

榛名「姉さまが悶絶してるんですが大丈夫なんですか?」
154 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:42:26.08 ID:eLi2ICa/0
~数分後~

シャロ「ココア~!もっとモフモフしなさ~い!」

ココア「シャロちゃんがそう言うなら!えいっ!もふもふ~!」モフモフ

シャロ「えへへ~」

リゼ「完全に酔っぱらってるな」

千夜「たまにはああして発散させないと、ね?」

リゼ「それにしてはやり方が乱暴だった気がするが……」

チノ「……」プクー



提督「身長差があるから違和感すげえ」

榛名「今更な発言ですね」
155 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:45:19.31 ID:eLi2ICa/0
ココア「もふもふ~もふもふ~」

シャロ「私からも、もふもふ~!」

ココア・シャロ「「えへへ~」」

チノ「……むー」プクー

リゼ「どうしたチノ?」

チノ「……何でもありません」プクー

千夜「あらあら~」



提督「駆逐艦がヤキモチ妬いてむくれる姿……うむ」

榛名「うむ、じゃないですよロリコン」
156 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 19:54:23.89 ID:eLi2ICa/0
チノ「……ココアさん、そろそろ仕事に戻ってください」

ココア「え~、もうちょっと~」

チノ「ダメです。ほら、早く」グイグイ

ココア「わわっ!」

チノ「……ココアさんはもふもふ出来るんなら誰でもいいんですね。お姉ちゃんのバカ」ボソッ

ココア「……!?」

ココア「チノちゃーん!もふもふ~!」

チノ「や、やめてくださいココアさんっ!」///

リゼ「あいつらは本当に仲がいいな」ヤレヤレ

千夜「そうね~」

シャロ「くー……くー……」



提督「はいカット!お疲れ!」
157 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 20:00:19.69 ID:eLi2ICa/0
艦娘たち『お疲れ様でしたー!』

那珂「結構楽しかったね!」

雷「そうね!またたまにならやってあげてもいいわ!」

瑞鳳「口調に気を付けるのが疲れたよ~」

間宮「私も楽しかったです」

金剛「ヘーイ!提督ぅー!私の演技どうでしター!?」

提督「そうだな、色々言いたいことはあるが、みんなよく演技できてたぞ!それと――――」

艦娘たち『それと?』

提督「俺にももふもふさせろ雷!」

雷「わっ!」
158 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 20:04:58.04 ID:eLi2ICa/0
那珂「あー!提督がセクハラしてる!」

雷「し、司令官!嬉しいけど、そういうのは二人っきりの時に!」

瑞鳳「だ、ダメダメダメー!そういうのはダメ!」

間宮「あらあら」

金剛「ヘーイ提督!私にもしていいですヨー?」

榛名「スキンシップ写真スキンシップ写真スキンシップ写真」パシャパシャッ



今日も鎮守府は騒がしいです
159 : ◆ATK1PCranA [saga]:2014/12/30(火) 20:06:52.16 ID:eLi2ICa/0
以上で、特別編『艦娘たちがごちうさ演じてみた』という誰得な謎企画は終了です。別に今日やる話が思いつかなかったからやったわけじゃありませんからね?

ではまた次回。おそらく明日か明後日になると思います
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 20:45:48.53 ID:LD+z758co
乙です
161 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/01(木) 00:15:22.51 ID:+y3fL+LA0
~年越した~

提督「あけたなー」

榛名「あけましたねー」

提督「あけちゃったなー」

榛名「あけちゃいましたねー」

鈴谷「ちょっ、二人とも何でそんなテンション低いの!?」

秋月「おめでたいことなんじゃないんですか、年越しって!?」
162 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/01(木) 00:24:43.13 ID:+y3fL+LA0
提督「いや、何か2014年ももう終わっちまったんだなと思うと寂しくなってな……」

榛名「今年……いえ、もう去年ですか。早いもんでしたね……」

鈴谷「色々あったからね」

秋月「色々ありましたからね」

鈴谷(提督に告白とか)

秋月(司令からプレゼントとか)

鈴谷・秋月「「……っ!」」///

提督「急に赤面してどうしたお前ら」
163 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/01(木) 00:26:55.86 ID:+y3fL+LA0
提督「まあ、何だ。今年も一年よろしくな?」

榛名「はい、よろしくお願いします」

鈴谷「よっろしく~!」

秋月「よろしくお願いいたします」

金剛「よろしくネー!」

漣「よろしくお願いします、ご主人様」

山城「よろしくお願いしますね、提督」

瑞鳳「よ、よろしくお願いしましゅ!」

夕立「よろしくっぽい!」

提督「おい待て後半どっから出てきた」
164 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/01(木) 00:27:52.85 ID:+y3fL+LA0
あけましておめでとうございます

今年もこのスレをよろしくお願いします。今年中が終わるよりは早く終わる気がしますけど
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 00:29:27.44 ID:m5MMVI7jo
あけおめ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 00:29:33.01 ID:sOd2BoKSO
あけおめです
そんな事言わずに来年まで続けましょうぜ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 00:30:15.99 ID:GE8YfYKHo

168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 01:19:49.11 ID:xTFkJlXYo
乙ー
そしてあけおめことよろ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 01:36:38.46 ID:celaBC/8o
乙です あけましておめでとうございます
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 17:41:45.88 ID:G+nTNtbXo
あけおめ。

特に終わりを設けず、だらだら続いてくれてもいいのよ?
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/03(土) 20:50:02.25 ID:BBt1eioDO
さすがに三が日はこないか
172 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 18:46:03.64 ID:cEB6d3vc0
艦これの画像の整理してたら、七駆と金剛、川内の画像が突出して多くてビビりました。自分の趣味・傾向が分かって微妙にダメージです

それでは投下始めます
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 19:01:35.29 ID:CDwi5gmSO
吹雪の画像しかない人もここにいるから問題無いです
待機ー
174 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:02:24.74 ID:cEB6d3vc0
~ある日の鎮守府~

榛名「金剛姉さまー」ガチャッ

金剛「榛名?どうしましタ?」

榛名「姉さまにお届け物です。横須賀から」

金剛「横須賀カラ?天龍からでしょうカ?」

榛名「さあ?姉さま何か頼んだんですか?」

金剛「いえ、特に何も頼んでませんガ……」

榛名「まあ、少なくとも危ないものではないでしょうし、後で天龍さんに連絡して聞いてみてください。それでは榛名は祇ごとに戻りますので」スタスタ

金剛「……なんだか最近の榛名は冷たいですネ。気怠そうというか、タンパクというカ……」

金剛「けどまあ何かあったら言ってくるでしょうし、今はこっちを優先しまショウ」

びりびり

金剛「これは――――」



金剛「――――Diary?」
175 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:06:42.65 ID:cEB6d3vc0
~翌日~

提督「働きたくないでござるー」ダラー

榛名「バカなこと言ってないで手を動かしてください」ゲシゲシ

提督「あっ、ちょっ、やめっ。痛い、痛いから!ごふっ!わ、わき腹が……」

榛名「早く床から起き上がって机に向かってください。蹴りますよ?」

提督「その忠告は数秒遅かったかなあ……」

バアーン!

金剛「失礼しマース!」ドタドタ

榛名「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!扉があああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

提督「おーう、どうした金剛ー」

榛名「うう……また余計な出費が……赤城さんと加賀さんのオヤツ代を削らなければ…」
176 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:10:47.90 ID:cEB6d3vc0
金剛「……あれを見習ってやれば、きっと私と提督モ……ウェヘヘ……」ニヤニヤ

提督「……おい、榛名。金剛の様子がおかしいんだが」

榛名「いつものことでしょう。この鎮守府の榛名以外の人の頭がおかしいのなんて」

提督「黙れ変人筆頭」

榛名「あ?」カチャッ

提督「すんません冗談です。艤装しまってください」

榛名「次はありませんよ?」

提督「あざっす」

金剛「そこ!何、二人でコソコソ話してるんですカ!」ビシッ
177 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:13:21.68 ID:cEB6d3vc0
金剛「人の話もマトモに聞けないんですか?これだからダメ提督は……」ヤレヤレ

提督「……大変だ榛名。本格的に金剛がおかしい」

榛名「……提督がダメだと気付くなんて、姉さまはどうしてしまったのでしょう?」

提督「……さらっと人をダメ呼ばわりしやがったなてめえ」

榛名「……事実ですから」シレッ
178 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:19:32.90 ID:cEB6d3vc0
金剛(あれ?おかしいですネ。こう言えば私と提督のLove storyが始まるはずデハ?)

金剛(まだ足りないのでしょうカ?)

金剛「今さっき私が言ったことを、もう忘れたんですカ?まあ、無能な提督なら仕方ないのかもしれませんネ」ハッ

提督「……」ズーン

榛名(あ、本気で傷ついてる……)

金剛「聞いてるんですか、ダメでクズな提督サン?」

提督「う」

金剛・榛名「「う?」」

提督「うあああああああああ!!!!!!!もう仕事なんて知ったことかああああああああ!!!!!!!!!」ダッ

金剛・榛名「「て、提督!?」」

榛名(あの提督が、この程度で凹んで逃げ出すはずがないのですが……)チラッ

提督「うわあああああああああああああああああんんんんん!!!!!!!」ダダダダダ ニヤッ

榛名(傷ついて逃げ出したと思わせて、ただ単に仕事が嫌で出て行っただけですねあれは……)
179 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:22:50.52 ID:cEB6d3vc0
榛名(まあ、今回は多めに見ましょう。榛名もちょうど、やらなければならないことが出来たばかりですし……)チラッ

金剛「……」ポカーン

榛名「まったく、今回はいったい何に踊らされたのか……」ハア

榛名「姉さまー金剛姉さまー」

金剛「……」

榛名「反応は無し、と」

榛名(じゃあ、次は手段を選ばずに――――)

榛名「そいやあっ!」ガコン!

金剛「What!?」

榛名「お帰りなさいませー金剛姉さま」

金剛「は、榛名?そ、そうダ!提督は!?提督ぅー!」ダッ

榛名「ストップ」ガシッ
180 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:24:55.42 ID:cEB6d3vc0
榛名「提督のところに行く前に聞かせてください。何があったんですか?」

金剛「は、榛名……」

榛名「金剛姉さまが、意味もなく提督を罵倒するはず有りませんからね。何かあったんですね?」

金剛「は、榛名あ……」

榛名「はい、榛名は大丈夫です。ですから聞かせてくださいな?」ニコッ

金剛「榛名あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ダキッ

榛名「ぐおっふ!み、鳩尾が……」
181 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 19:25:41.85 ID:cEB6d3vc0
一旦ここまで

艦これアニメ放送日まで、あと少し
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 19:33:58.59 ID:8rhufRLyo
一旦乙です
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 19:48:28.82 ID:CDwi5gmSO
乙です
184 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:25:09.02 ID:cEB6d3vc0
~落ち着け。餅つけ~

榛名「落ち着きましたか?」ペッタンコー

金剛「はい、もう大丈夫デス」ペッタンコー ※胸のことじゃないよ

榛名「そですか。じゃあ、説明よろしくお願いします」ペッタンコー

金剛「実は、かくかくしかじかデ」ペッタンコー ※だから胸のことじゃないってば

榛名「まるまるうしうしというわけなんですね」ペッタンコー

モチ「ワカルカ!」

榛名「……どこかの誰かからツッコミが入った気がしたので、すみませんが『かくしか』なしでお願いします」ペッタンコー

金剛「日記を、読んだんデス」ペッタンコー ※胸の話はするなよ?

榛名「日記?(棒)」ペッタンコー

榛名(あ、今何で棒読みなんだって思いましたね?思ったでしょう?思いましたよね?思ったよな?)ペッタンコー

榛名(ふふん、何故なら榛名はもうそれを知っているからです。先程の『かくしか』で通じていたのです)ペッタンコー

榛名(だから榛名は棒読みだったのです。なのです。というか、ぺったんこぺったんこ、うるさいんですけど)ペッタンコー!
185 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:30:11.20 ID:cEB6d3vc0
金剛「その日記は、先代の金剛の物デシタ」ペッタンコー ※胸じゃない

金剛「先代の金剛はどうやら自分の提督と結婚できたらしいんデス」ペッタンコー ※餅だ

金剛「だから私も、その金剛と同じようにすれバ……」ペッタンコー ※特に思いつかなかった

榛名「提督と結ばれるかも、と思ったわけですね」ペッタンコー

金剛「ハイ……」ペッタンコー

榛名「……はあ」ペッタンコー

榛名「すみません、その日記見せてもらえますか?」ペッタンコー

金剛「どうぞ、デス……」ペッタンコー ※金剛はぺったんこじゃない

榛名「ふむふむ……」ペッタンコー
186 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:34:19.95 ID:cEB6d3vc0
パタン

榛名「……」ペッタンコー

金剛「……」ペッタンコー ※ペッタンコーの神様がやれって言うから……

榛名「……ぶっちゃけ、この人よく結婚まで行けましたね」ペッタンコー

榛名「こんだけ罵倒されても好きになれる方が凄いのか、こんだけ罵倒しても好きにさせる方が凄いのか……」ペッタンコー

榛名「どちらにせよ、この方法は姉さまと提督には合いませんよ」ペッタンコー

金剛「うう……いい作戦だと思ったのですガ……」ペッタンコー ※節子、それ胸ちゃう。餅や

榛名「完全にマイナス方向に全力疾走してましたね」ペッタンコー
187 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:41:15.48 ID:cEB6d3vc0
金剛「どうしまショウ、どうしまショウっ。て、提督を傷つけてしまいまシタ!」アワアワ

榛名「落ち着いてくださいお姉様。お餅食べます?」モニュー

金剛「食べマス」

榛名「……」ムニュー

金剛「……」ニュー

榛名「お餅美味しかったですね」

金剛「イエス!って、ゆっくりお餅食べてる場合じゃないんデス!」
188 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:48:02.66 ID:cEB6d3vc0
金剛「提督に嫌われてたらどうするんですカ!」ウワーン

榛名「自業自得じゃないですか……」

金剛「榛名ぁ~何かいいアイデア出してくだサ~イ」

榛名「榛えもん扱いやめてもらえません?」

金剛「うわーん!」

榛名(面倒くさいんですけどこの姉)

榛名「あ、あー、あれじゃないですか?アイスでも奢れば許してくれるんじゃないんですか?」

金剛「間宮に行ってくるデス!」ダッ

榛名「いや、先に提督探してからでしょう……」
189 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:52:39.97 ID:cEB6d3vc0
~食堂。またの名を食事処『間宮』~

金剛「間宮ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!!!!!!」

間宮「いらっしゃいませ~」

金剛「アイス!アイスくだサイ!」

間宮「フレーバーはどうします~?」

金剛「ええっと……」チラッ

バニラ ストロベリー チョコ ミルク 抹茶 オレンジ 芋けんぴ 白桃 抹茶 グレープ ティラミス レモン 抹茶 抹茶……etc

金剛「なんでここのアイスはこんなに種類が多いんですカ!?あと抹茶だけ何回も入ってるシ!」

間宮「早く選んでくださいね~」

金剛「くっ、これだから鬼畜和菓子ハ……!」

間宮「はい?何か言いましたか~?」

金剛「No!何も言ってないネー!」ガクブル
190 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:55:46.43 ID:cEB6d3vc0
提督「あれ?金剛じゃないか。どしたん?」

金剛「提督!?何やってるんですカ!?」

提督「見ての通り飯食ってる」

金剛「そうじゃなくて、私に言われたことがショックで落ち込んでたんジャ……」

提督「……あ」

提督「う、うわあああああああああんんん(棒)」

金剛「……提督」ニッコリ

提督「いや、さっきのはぶっちゃけ仕事から逃げたかっただけっていうかね?まさか本気にされるとは思ってなかった感じでね?」

金剛「ダメ提督には、お仕置きデース!」ドーン

提督「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

間宮「お掃除が大変そうですね~」
191 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 20:58:47.75 ID:cEB6d3vc0
提督「……サーッセンした」プスプス

金剛「もう!次やったら本気で怒りますからネ!」プンスカ

提督(さっきの砲撃は本気じゃなかったのか……)

金剛「提督に嫌われたのかもしれないって思って、すごく不安だったんですカラ……」グスッ

提督「……悪い」

金剛「……本当に悪いと思ってるなら、アイス奢ってくだサイ」

提督「あいよ。何がいい?」

金剛「……紅茶デ」

提督「つーわけでよろしく」

間宮「ご注文承りました~」
192 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 21:02:02.41 ID:cEB6d3vc0
提督「……金剛」

金剛「ハイ?何ですか提督」

提督「たとえ何があっても、俺はお前のことを嫌いになったりしないよ」ナデナデ

金剛「うにゅ……ふぁい」トローン

金剛「私は、提督を信じてるデス……」

間宮「甘々ですね~」

提督「……相変わらず神速だな。どんだけアイスを作り慣れてるんだ」

間宮「給糧艦『間宮』ですから~」ニコニコ

提督「……ほら金剛。アイス来たぞ」ポンポン
193 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 21:03:55.29 ID:cEB6d3vc0
~その夜~

金剛「――――というわけで、頭を撫でてもらってアイスを奢ってもらいまシタ!」

榛名「謝りに行ったんじゃなかったんですか。何で逆にアイス奢ってもらってるんですか」

金剛「成り行き?」

榛名「……まったく、提督は艦娘に甘すぎです」ヤレヤレ

榛名(今も昔も変わらず、ですけどね)クスッ
194 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/05(月) 21:07:06.61 ID:cEB6d3vc0
今日の分終了!どこぞのニート戦艦の日記を金剛が見つけて大暴走☆してませんね、はい。むしろ暴走してたのは>>184から>>186の私ですね。誰だよペッタンコーの神様って

そろそろまた特別編に入りそうな兆しが見えますが、入るとしても日曜からです。今週は普通にやります
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 21:07:49.45 ID:P+s9fsWTo
乙でした
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 21:39:41.83 ID:CDwi5gmSO
乙でち
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 22:58:39.24 ID:8rhufRLyo
乙です
198 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:39:00.50 ID:o15MJZr90
~ある日の鎮守府~

提督「……」

榛名「……」

提督「……動いてたな」

榛名「……動いてましたね」

提督「……喋ってたな」

榛名「……喋ってましたね」

提督「戦闘シーンがシュールだったんだが」

榛名「というか私たちと全然違うんですけど。何ですかあの装備、あの設備」
199 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:42:38.29 ID:o15MJZr90
提督「赤城が『ご飯まだですか!?』って言ってなかったことに驚きを隠せない」

榛名「加賀さんがキレてるようにしか見えませんでした」

提督「那珂はうちと同じ感じだったな」

榛名「北上さんと大井さんもそうでしたね」

提督「金剛のちょっとアレな日本語も演出されてたし」

榛名「比叡姉さまがシスコンっぷりを発揮してないのが残念です」

提督「俺、てゆーか提督が出てこないのはあれなの?アニメ版アイマス一話と同じなの?これからも出ないの?」

榛名「出ないに間宮アイス賭けます」
200 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:46:27.53 ID:o15MJZr90
提督「……まあ、色々言ったしまだまだ言いたいことはあるが…………」

榛名「それより何より、あれですね」

提督・榛名「「なんで一番最初に喋った艦娘が榛名なんだ(なんですか)!?」」

提督「え?何?お前なんか根回しとかした?」

榛名「してませんよ!というか榛名が出ること自体見て初めて知りましたよ!」

提督「全っ然お前に似てなかったな。見た目以外」

榛名「それはどういう意味ですか」

提督「俺の知ってる榛名があんなにマトモそうなわけがな――――がふっ!」バキン

榛名「何か言いましたか?」

提督「何でもないです……」ピクピク
201 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:51:58.86 ID:o15MJZr90
提督「艤装ってあんな風な形してて、あんな風に着けるんだな」

榛名「出撃もちゃんとそれっぽいところからしてましたね」

提督「……お前らの艤装ってどんなだっけ?」

榛名「大体全部、アニメの吹雪ちゃんが持ってた奴みたいな、手で持つタイプです。もしくはあれが腕に着く感じです」

提督「アニメの那珂たち、何か腕にびっしりと砲門がついてるようなのあったけど、それは?」

榛名「ないです」

提督「……どういう風に着けるんだ?艤装って」

榛名「球状の『展開キー』のボタンを押したら、魔法少女みたいな演出で着きます」

提督「……お前ら出撃ってどっからしてる?」

榛名「そこら辺の海に面してるところからですね。港から飛び降りる感じで」

提督「……俺達って、曖昧でふわふわしてる上に、原始的だな」

榛名「……言わないでください。比較してちょっとショック受けてるんです」ションボリ
202 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:53:12.41 ID:o15MJZr90
今更ですが、まだアニメ見てないのことすっかり忘れてた

やべえ、ネタバレとかいう次元じゃねえよ
203 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:55:19.06 ID:o15MJZr90
アニメまだ見てなくて、楽しみにしてるのでネタバレは勘弁という方は上のは見ない方がいいです。ええ、絶対に

アニメネタやるのが困難になったので、今日の話は別のに変えて夜やります
204 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 15:57:31.35 ID:o15MJZr90
>>202

訂正 まだアニメ見てないのこと→まだアニメ見てない人のこと
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 16:05:56.20 ID:+PxJRIVmo
乙です
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 16:06:59.87 ID:/Z7jnvESO
乙です
榛名はCMも貰ったし大勝利やな
207 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 20:28:40.73 ID:o15MJZr90
~ある日の鎮守府~

那珂「那珂ちゃんだよー!」バタンッ

提督「ドアを勢いよく開けるのはやめてもらおうか。この前金剛が来て破壊していって、ようやく修理が済んだばかりなんだ。隣で榛名が『誰も来なければ壊れない……誰もいなければ壊れない……ふふふ』って、ちょっと待て榛名それ以上はマズい」

榛名「ふふふ……」ブツブツ

那珂「……那珂ちゃんだよー!」キランッ

提督「勝手にテイク2を行うな」

那珂「そんなことより!そんなことよりだよ提督!」

提督「何?」

那珂「アニメ見た!?那珂ちゃん可愛――――」

提督「せいやあっ!」ラリアット!

那珂「きゃんっ」ドガッ

提督「アニメネタはノーセンキューだっつたろうが!」

那珂「那珂ちゃんそれ聞いてないし!」ガビーン
208 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 20:38:00.29 ID:o15MJZr90
提督「とにかく、アニメ関連の話はしばらく禁止だ。ネタバレ、ダメ絶対」

那珂「……上のを見る限り、アウトに限りなく近いアウトって感じなんだけど」

提督「何言ってるんだ?今日の投下は>>207が最初だぞ?」ニコッ

那珂「う、うん!そうだったね!」ビクビク

提督「……こほん。それで何しに来たんだ?仕事は?」

那珂「早く終わったから、今日の夜は久しぶりにオフなんだよ!」

提督「へー。そんじゃなんかするか?」

那珂「何する?」

提督「俺に聞かれてもなあ……お前のやりたいことでいいよ」

那珂「うーん、そうだなー……あ、そうだ。じゃああれやろうよ!」

提督「?」

那珂「ギャンブル!」
209 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 20:42:29.02 ID:o15MJZr90
~遊戯室~

提督「でも何でまた急にギャンブルなんて……」シャッシャッ

那珂「バラエティとかで必要になるかもしんないじゃん!」

提督「絶対にないと思うぞ……ほい、シャッフル終わったぞ」

那珂「じゃあ次は那珂ちゃんがやるね」シャッシャッ

那珂「はい、終わったよ」

提督「じゃあやるか。何賭ける?」

那珂「間宮アイスとかでいいんじゃない?」

提督「おk。それじゃ……」スッ

那珂「……」スッ

提督・那珂「「盟約に誓って……アッシェンテ!」」
210 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 20:49:57.18 ID:o15MJZr90
~ポーカー~

提督「五枚のスリーチェンジな?」

那珂「おっけー!ふふん、川内ちゃん相手に連勝した那珂ちゃんの実力、見せてあげるっ!」

提督「あいつバカだからな」

那珂の手札……?4 ?6 ?J ?6 ?3

提督の手札……? ? ? ? ?

那珂「チェンジ那珂ちゃんからでいい?」

提督「どうぞー」

那珂(スペード三枚あるからフラッシュ狙いで……いや、でも6でワンペアできてるし……ここは様子見で)

那珂「一枚チェンジ」パサッ

那珂「提督は?」

提督「ノーチェンジ」

那珂「……随分自信があるんだね」

提督「そんなことないぞ?もしかしたらブタかもしれない」ククッ
211 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:13:34.43 ID:o15MJZr90
那珂「……」スッ ピラッ

那珂(来たっ!スペード……!)ニヤッ

那珂「ハッ!」

那珂(いけないいけない!ポーカーフェイスポーカーフェイス……)ブンブン

提督「どうした?もうチェンジしないのか?」

那珂「ちょ、ちょっと待って!」

那珂の手札……?4 ?6 ?J ?6 ?K

那珂(迷う余地はない、?6を捨ててフラッシュ狙いで……!)

那珂「一枚チェンジ」パサッ

提督「また一枚か。消極的なのか手札がいいのか……」

那珂「ノーチェンジの提督に言われたくないよ」

提督「それもそうか」ククッ
212 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:21:44.17 ID:o15MJZr90
那珂「……」スッ ペラッ

那珂(ダイヤの10……もう一回)

那珂「一枚チェンジ」パサッ

提督「ほいほい」

那珂「……」スッ ペラッ

那珂(ハートのキング……ワンペアかぁ……)

提督「レイズ」

那珂「……」

那珂(提督は自信満々にノーチェンジだったし、相当強い役なんだろうなぁ……)

那珂「ドロップしたらどうするの?チップ制じゃないけど」

提督「そのゲームはお流れ。実際はドローみたいなものだな」

提督「ただしゲームを変更。ポーカーでリベンジは出来なくなる」

那珂「……」

提督「Halleyup」

那珂「……ドロップ」ガクリ

提督「了解」
213 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:25:43.77 ID:o15MJZr90
提督「じゃ、お互いの手札公開してみっか」

那珂「……」パサッ

提督「ほいっと」パサッ

那珂「……っ!?」

那珂「ちょ、何この手札!」

提督「見ての通りだが?」

那珂「これブタじゃん!なんで自信満々にノーチェンジとか言ってたの!?」

那珂の手札……?4 ?6 ?J ?K ?K

提督の手札……?A ?8 ?2 ?7 ?Q

提督「もちろんブラフ」
214 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:28:30.28 ID:o15MJZr90
提督「お前の表情から、いい役を狙えそうなのは分かってたからな。運任せじゃ不安だから、ブラフでドロップするように誘導した」

那珂「じゃあ、ドロップしたらドロー扱いっていうのも……」

提督「そうすりゃ簡単に降りてくれるかなって」

那珂「にゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!」ガンガン

提督「落ち着け。テーブルを叩くな」

那珂「だ、騙された……」

提督「姉に負けず劣らずお前もアホだよな」

那珂「うわああああああああんん!!!!!!!提督にアホって言われたー!提督に!」
215 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:33:42.58 ID:o15MJZr90
提督「さて、次は何にする?」

那珂「サイコロにしよっ!」

提督「ゲームは?」

那珂「数比べ!」

提督「サイコロの数」

那珂「二つ!同時に振ること!」

提督「あいあいさー」
216 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:36:13.40 ID:o15MJZr90
~数比べ~

提督「何回勝負にする?」

那珂「五回でいいんじゃない?」

提督「オッケー。順番は?」

那珂「じゃんけん」

提督「最初はグー」

那珂「じゃんけん」

提督・那珂「「ぽんっ」」グー パー

那珂「やったあ!」

提督「なるほど。頭がパーだからパーを……」

那珂「じゃんけん一つでバカにするのやめよう!?」
217 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:41:16.76 ID:o15MJZr90
那珂「やあっ!」コロコロッ

4 2

那珂「合計は6かあ……微妙?」

提督「次は俺だな」スッ

那珂「あれ?同じの使わないの?」

提督「別々の使った方がやりやすいだろ」

那珂「そっか。そだね♪」

提督(やっぱアホだ)

提督「……」コロコロッ

6 5

提督「合計11か」

那珂「提督運良すぎ!」



1回目 提督勝利
218 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:46:00.46 ID:o15MJZr90
那珂「次こそは……てやあっ!」コロコロッ

6 3

那珂「合計9。やったねっ!これはもう勝ったも同然だよ!」

提督「……」コロコロッ

6 6

提督「合計12」

那珂「なんで!?」

提督「運」(嘘だけどな)

那珂「むむむ、提督って運いいんだね……」

提督「カットイン率100%」(夜戦に出たら普通に死ぬがな)
219 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:48:45.46 ID:o15MJZr90
~その後~

那珂「ぜ、全敗……」

提督「これが運の差という奴だよ」

那珂「ううー……アイスか……」

提督「どうする?ここらでやめておくか?」

那珂「ううん!まだまだ……って、あれ?ちょっと待って!」ガサゴソ

那珂「……」

提督「どうした?」

那珂「……おサイフ」

提督「サイフ?」

那珂「おサイフ、失くした……」

提督「……え、マジで?」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 21:49:13.93 ID:/Z7jnvESO
うーんこのグラ賽
221 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:51:51.32 ID:o15MJZr90
那珂「ど、どどどどどどどどうしよう!銀行ももう閉まってるよ!」

提督「コンビニのATMは?」

那珂「そ、そうだね!ちょっと行ってくる!」

~~~~~

ガチャッ

那珂「……」トボトボ

提督「お、早かったな」

那珂「……雨降ってた」

提督「……は?」

那珂「土砂降り。しかも風が強いから傘も意味ない」

提督「……どんまい?」

那珂「うわーん!」
222 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 21:54:26.70 ID:o15MJZr90
那珂「ごめんね、提督。アイスも無理だよ……」

提督「いや、それは今度でいいんだけどさ。どうすんの?ここの飯タダじゃないんだよ?」

那珂「あはは、大丈夫大丈夫。明日のお昼はロケ弁あるからそれまで我慢すれば――――」グゥ

那珂「……」カアアア

提督「我慢できそうもないな」

那珂「提督のバカ!」///

提督「俺なんかした!?」
223 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:01:22.78 ID:o15MJZr90
提督「……はぁ。しゃあない。奢ってやるから食堂行こうぜ」

那珂「あ、ありがとう……」

提督「気にすんな。部下の失態は上司の責任だからな」

那珂「……提督」クイクイ

提督「あ?なん――――」ダキッ

提督「!?」

那珂「那珂ちゃんアイス奢る約束も守れなかったのに、ご飯まで奢ってくれるって、ちょっと優しすぎだよ……」ギュッ

提督「いや、アイスは今後きちんとっ!」

那珂「だからね、那珂ちゃん今からお礼するね?」シュルッ

提督「ちょっと待った!なんでお前急に脱ぎ始めてんの!?お礼って何!?何するの!?」///

那珂「……女の子にそういうこと言わせちゃいけないんだぞ?」パサッ

提督「ストップ!ストオオオオオオオオオオオオオップ!流石にそれ以上はヤバい!」

那珂「大丈夫、これはただのお礼だから……」シュルシュルッ

提督「おい!やめろって――――」ドン ゴロゴロ バッ

提督「……」

那珂「……」///
224 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:05:16.41 ID:o15MJZr90
※アニメとかでよくあるあの体勢。そう、押し倒したようにしか見えないアレです

提督「わ、悪い!すぐどくから!」///

那珂「別に、いいよ……?」ギュッ

提督「ファッ!?」

那珂「元から、そのつもりだったし……これはお礼だから」///

提督「……」ポー

提督(いやいやいや何見惚れてんの!?何ちょっとときめいちゃってんの!?相手はあの那珂だぞ!?元気印のアイドルバカだぞ!?色気よりアイドルのアホの娘だぞ!?)

提督(でもちょっと――――)

提督「――――綺麗だな」

那珂「ふぇ!?」///

提督「え?」

提督(しまったあああああああああああああ!!!!!!!クレイモア踏み抜いたああああああああああああ!!!!!)
225 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:11:35.56 ID:o15MJZr90
那珂「う、嬉しいな……」/// ニコッ

提督「……」

提督(理性がログアウト寸前。やばい、死ぬ)

提督(え?つーかこれ誰?那珂?いや違うって。これ絶対那珂ちゃんじゃないって。那珂ちゃんはもっとアホっぽくてアホなんだよ?)

提督(こんなに綺麗で可愛いい奴じゃないんだって。いやいつもの那珂たんも可愛いけど)

那珂「提督……」ウルッ

提督(違う違う違う!こんな潤んだ目で誘惑してくるような奴は那珂タソじゃない。別の誰かだ。ただの綺麗で可愛らしい女の子だ。待てよ、じゃあ別にやっちゃってもいいんじゃね?これ大人の階段登ってもいいんじゃね?)

提督「……」スッ

那珂「あ、うん。いいよ……」

提督(そして今まさに触れようかというところで――――)

バンッ

榛名「おサイフ落ちてたので届けに来ましたよ――――」

提督「あ」

那珂「い」

榛名「……う」
226 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:14:25.46 ID:o15MJZr90
提督「いや待て違うんだ榛名聞いてくれ!」

那珂「これには色々と深い事情が!」

榛名「え?何ですか?どうぞ榛名に気を遣わず続きをどうぞ」サッ

提督「なんでカメラを取り出すんだ!?何する気だてめえ!」

那珂「しかもいつもの一眼レフじゃなくてビデオカメラだし!」

榛名「撮影するので気にせずどうぞ」

提督・那珂「「気にするわ(よ)!」」

榛名「チッ……なんでこのタイミングで来てしまったのでしょうか。数分前の自分を殴りたいです」
227 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:17:56.91 ID:o15MJZr90
那珂「あ、そういえばおサイフ届けに来てくれたんだよね!?」アセアセ

榛名「ああ、そうでした。はい、これです」

那珂「わあ!ありがとう榛名!でもどこに落ちてたの?執務室?」

榛名「廊下に」

那珂「廊下かぁ。歩いてる時に落としちゃったんだね」

提督「何はともあれサイフが戻ってきて良かったな」ナデナデ

那珂「うん!これでご飯も食べられるし、アイスも買える!」

提督「うんうんそうだな。これで奢らなくて済むし、『お礼』も……あ」

那珂「……」///

提督「……」///

榛名「何ですかこのラブコメの波動満ち溢れる部屋は。天国ですか?」
228 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:20:44.80 ID:o15MJZr90
那珂「あ、あの提督。さっきのは……」///

提督「俺は何も覚えてない。綺麗さっぱり消え去った」

那珂「そ、そう?」

提督「ああ、もちろん」

那珂「……そっか。うん、そうだね!」

那珂「那珂ちゃんはーアイドルだからースキャンダルとかダメ絶対なんだから!」

提督「そうだそうだ!」

那珂「……それに、初めてはやっぱり結婚式の夜がいいし」ボソッ

提督「ん?」

那珂「な、何でもないよ!?」ワタワタ

榛名(榛名の高性能な耳はしっかり聞き取りましたけどね)ニヤリ
229 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:28:36.60 ID:o15MJZr90
那珂「そ、それより早く食堂に行こう?那珂ちゃんお腹減ってペコペコだよ!」

提督「そうだな。俺も今のうちにアイスのフレーバー何にするか考えとこう」

榛名「あ、榛名もお夕飯まだなんで一緒に行きますっ!」

那珂「じゃあ食堂に向けてしゅっぱあーつ!」ガチャッ

提督「あ、ちょっと待て那珂!お前!服!」

那珂「え?」チラリ

那珂「……っ!?」///

榛名「ちなみに提督はずっと見てましたね」

提督「おい榛名!余計なこと――――」

那珂「提督の……」

提督「……オチが見えた」

那珂「変態!」バキッ

提督「ですよねー」

榛名「『こうして提督の意識はブラックアウトしたのであった』」

榛名「『今日もこの鎮守府は騒がしいです』」

提督「勝手にナレーションすんな!」ガバッ

那珂「起き上がるの早っ」

おわり

榛名「あれ?恋愛相談は?スレタイはどこへ行ったのでしょうか」

気にすんな
230 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/08(木) 22:30:09.90 ID:o15MJZr90
今日の分終わり。那珂ちゃん可愛い!那珂ちゃんが可愛すぎるので那珂ちゃんのファンやめて那珂ちゃんと結婚したいです!

明日は空母の予定。五航戦の子なんかと一緒にしないで)キリッ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 23:20:07.62 ID:Sx9ZDxyMo
乙です
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 23:36:44.90 ID:/Z7jnvESO
乙です
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/09(金) 04:33:20.97 ID:3udvIwb7o
だいぶマシになってきたな。提督
234 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/09(金) 22:12:32.40 ID:NAuklye50
すみません今日は無理でした

明日!明日こそは頑張ります!選択肢が少ないので明日はデートじゃなくて普通の話やります。たぶん、出来たら
235 :sage :2015/01/10(土) 00:14:33.45 ID:N+L+gqeA0
待ってます・・
236 :sage :2015/01/10(土) 00:15:03.40 ID:N+L+gqeA0
待ってます!!
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/10(土) 00:36:25.90 ID:BVIHauSLo
那珂チャンカワイイヤッター!
238 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 17:18:08.47 ID:7pMT+G+30
~ある日の鎮守府~

加賀「赤城さん!」

赤城「ひうっ!な、何ですか?」

加賀「また私のおやつを勝手に食べましたね」

赤城「な、何のことやら」

加賀「……赤城さん?」ギロッ

赤城「はい食べましたすみません!」

加賀「まったく……」ハア
239 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 17:20:38.27 ID:7pMT+G+30
加賀「そんなにいつも食べてばかりだと、太りますよ?」

赤城「私は食べても太らない体質なので大丈夫です」ドヤッ

加賀「……そうですか。では確かめてみましょう」イラッ

赤城「へ?」

加賀「青葉、例の物を」

青葉「いえっさー!」タタッ

赤城「天井から出てきた青葉へのツッコミはないんですか?」

加賀「知ってましたから」
240 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 17:25:51.99 ID:7pMT+G+30
~青葉が帰投したよ~

青葉「ただいま戻りました!」バタンッ

加賀「ご苦労様」

赤城「それは……体重計?」

加賀「はい。これで体重を量ってみてください」

赤城「別にいいですよ。どうせ変わってませんから」

加賀「……その慢心、すぐに後悔することにならないといいですね」ボソッ

青葉「青葉は用があるのでもう行きますね。体重計は医務室に戻しておいてください」スタスタ

加賀「わかったわ」
241 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 17:46:40.96 ID:7pMT+G+30
~量り終えて~

赤城「……」

加賀「どうでした?」

赤城「……ちょっと、横須賀に行ってきます」

加賀「?」キョトン

赤城「天龍さんのところで訓練すれば、少しは落とせるはず……っ!」

加賀「増えてたんですね」

赤城「ぐはあっ!」

加賀「具体的にどのくらい増えてたんです?」

赤城「教えませんよ!」
242 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 17:54:02.61 ID:7pMT+G+30
赤城「というわけで行ってきます。しばらく帰ってこれないと提督に伝えておいてください」

加賀「わかりました。いってらっしゃい」

赤城「行ってきます!」ダダダッ

加賀「……さて、体重計を医務室に戻してきましょうか」

加賀「……」

加賀「私も、量ってみましょうか」

加賀「まあ私は赤城さんと違って少食ですし(※本人がそう思ってるだけ)運動も結構してるので、むしろ減ってることすらあり得ますが」

加賀「でも減り過ぎてたらそれはそれで困りますし、やっぱり量るべきですね。うん」

加賀「……」ガシャン

加賀「……き」

加賀「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

~~~~~

夕立「悲鳴っぽい?」

雪風「木霊してますね」

漣「木霊でしょうか」

電「いいえ、誰でも。なのです」

漣・電「「いえーい!」」

雷「懐かしいネタで遊んでるんじゃないわよ」
243 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 19:47:17.41 ID:7pMT+G+30
~榛名の部屋~

加賀「というわけで、やせたいの」

榛名「いつの間に入って来たんですか」

加賀「どうしたらやせられるのかしら」

榛名「相変わらず榛名の話を聞いてくれませんねこの人」

加賀「ちゃんと聞いてるわ」

榛名「ナヌぃ!?」
244 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:00:12.10 ID:7pMT+G+30
榛名「そもそもここはお悩み相談所じゃなくて、恋愛相談所なんですけど。ダイエットしたいなら、雑誌でも買って読めばいいじゃないですか」

加賀「本屋に行くのが面倒臭いわ」

榛名「ああ、そうですか……」ガックリ

加賀「それに、その、提督もあまり太っている女の子は嫌でしょうし……」/// ゴニョゴニョ

榛名「だからこれは恋愛相談のうちだと?」

加賀「ええ」

榛名「まあ、そういうことならいいですけど。でも加賀さん、一つ言わせてもらっていいですか?」

加賀「どうぞ」

榛名「加賀さんって少女って見た目でもな――――」バキッ

榛名「~~~~~!」プルプル

加賀「私はれっきとした『少女』です」
245 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:04:29.18 ID:7pMT+G+30
榛名「とりあえず、間食を控えるのと運動量の増加、炭水化物の摂取の制限くらいでいいんじゃないでしょうか」

加賀「ふぉうへ(そうね)」モキュモキュ

榛名「そいやっ!」パシッ

加賀「ああ!私の菓子パンが……」

榛名「間食を控える、って言いましたよね。今」

加賀「でも赤城さんに食べられちゃったから、まだ今日のおやつ食べてないの」

榛名「おやつも間食ですから禁止です」

加賀「!?」

榛名「やせたいなら頑張ってください」
246 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:27:58.82 ID:7pMT+G+30
~そこから加賀は~

電「加賀お姉ちゃん、今日はご飯お代わりしないのです?」

加賀「ええ。ちょっと色々あってね」

~努力を続け~

雪風「デザート食べないんですか?」

加賀「ええ。ちょっとry」

~ついに~

加賀「はっはっはっは」タタッ

夕立「息切れてるけど大丈夫っぽい?」ダダダッ

雷「ダメなら休んでもいいのよ?」タタタッ

加賀「いえ、大丈夫。というかあなたたちは何でそんなに余裕なの?」

夕立「元が高性能だからっぽい」

雷「毎日その子についていこうと頑張ってたら慣れたわ」

~倒れたお☆~

加賀「も、もう無理……」ゼエハア グギュルー

榛名「まだ丸一日も経ってませんが」

加賀「お腹が空いて動けない……」
247 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:38:38.71 ID:7pMT+G+30
榛名「もう少し頑張りましょうよ……一航戦の誇りはどこへ行ったんですか」ハア

加賀「横須賀に行ったわ」

榛名「?」キョトン

加賀「いえ、分からないならいいのだけれど」

榛名「……何かローカロリーなもの作ってもらって持ってきますから、それまで大人しくしててくださいね」スタスタ

加賀「あ、ありがとう……」バタンキュー
248 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:45:41.94 ID:7pMT+G+30
加賀(お腹減った……)

加賀(おなかへった……)

加賀(おなカへッた……)

加賀(オなカへッタ……)

提督「おわっ!深海棲艦!?」

加賀「てイ……トク……?」

提督「って、加賀か。何やってんだこんなところで」

加賀「倒れテ、マす……」

提督「なんで倒れてるのかって意味だったんだが」

加賀「……」グゥー

提督「……腹減ったのか」

加賀「……」///
249 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 20:54:42.12 ID:7pMT+G+30
提督「あー」ガサゴソ

加賀「?」

提督「メロンパン食うか?本当は仕事しながら食おうと思ってたんだが」

加賀「いイん、デすか……?」

提督「お前をそのまま倒れさせとくわけにはいかないからな」

加賀「……いただきます」

提督「おう、いただけ」

加賀「……」パクッ

加賀「……っ」パクパクッ

提督「慌てず食えよ?」
250 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 21:04:24.65 ID:7pMT+G+30
加賀「……ごちそうさまでした」

提督「もう大丈夫そうか?」

加賀「はい」

提督「そか。じゃあ、事情を聞かせてもらおうか」

加賀「……」プイッ

提督「話したくないか」

加賀「……」コク

提督「なるほど。なら聞かないけど。加賀もそんな子供っぽい仕草するんだな」ククッ

加賀「……」///
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/10(土) 23:03:05.48 ID:etICt2B2o
乙です
252 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 23:20:22.56 ID:7pMT+G+30
提督「昔に比べて感情も表に出てくることが多くなったし」

加賀「そう、ですか……?」

提督「ああ。いい傾向だ」

加賀「……」///

提督「んじゃ、俺はもう行くわ」

加賀「あ、はい」

提督「……」スタスタ

加賀「……」

提督「あ、そうそう。一つ言い忘れてた」クルリ

加賀「?」

提督「増えた体重は成長した胸の分だってさ」

加賀「!?」

提督「じゃあなー」スタスタ

加賀「……デリカシーが無さすぎです」///
253 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 23:25:44.42 ID:7pMT+G+30
榛名「おでん貰ってきましたよー。こんにゃくと大根だけですけど」

加賀「おかえり」

榛名「あれ?復活してる?」

加賀「ええ。それと、私もうダイエットやめるわ」

榛名「何でですか?」

加賀「心配が杞憂に過ぎなかったから、かしらね」

榛名「そうですか。おでん食べます?」

加賀「ありがとう」ハフハフ

榛名「……」チラッ

青葉「……」スッ

榛名「……」グッ

青葉「……」ビシッ

~~~~~

提督「にしても、なんだって青葉はあんなことを賭けの罰ゲームにしたのか」

提督「ま、金品を要求されるよりはマシか」

提督「……加賀の胸って、まだ成長してたんだな」
254 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/10(土) 23:27:30.93 ID:7pMT+G+30
今日の分終わり

そういえば昨日、ついにわたs吹雪さんが改二になってましたね。改装レベルは70……99という私の予想は外れました。ちなみにうちの吹雪ちゃんは確か15Lv
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/10(土) 23:33:54.85 ID:nb+VFOiSO
乙です

吹雪かわいいよ吹雪(昨日ケッコンした)
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/10(土) 23:36:33.90 ID:etICt2B2o
乙です
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/11(日) 06:33:11.79 ID:ajFKxLw70
乙旗を掲げよ。
258 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 19:42:55.85 ID:KUp5butu0
榛名「帰りたい」

鈴谷「んー?急にどしたん?」

榛名「いや、何だか寒気と頭痛と腹痛と五月病に襲われまして。すごく帰りたくなってきました」

鈴谷「そう言ってもねぇ。正式に依頼として届いちゃったんだから仕方ないよ」

榛名「……約一ヵ月間もいるなんて、どんだけ暇なんでようね通り魔って」

加賀「むしろ一ヵ月間も行動していたのに、捕まるどころか姿をはっきり見せたことすらないのが異常ね」

榛名「加賀さんはどう思います?巷では人型の深海棲艦の仕業だって噂が立ってますけど」

加賀「そうね……」

瑞鳳「あ、あの……」

榛名「どうしました?瑞鳳さん」
259 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 19:51:16.98 ID:KUp5butu0
瑞鳳「わ、私は、その……」

榛名「?」

加賀「ああ、そういえば瑞鳳の勘はよく当たるわね」

榛名「そうなんですか?」

加賀「ええ。索敵機にも反応しなかった敵を、直感を頼みに出した爆撃機で沈めるのは日常茶飯事よ」

榛名「へえ。じゃあ瑞鳳ちゃんはどう思うか聞かせてもらえますか?」

瑞鳳「う、うん。私の勘だけど、通り魔の正体は――――」



瑞鳳「――――深海棲艦よりもっと、私たちの近いものな気がする」

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンンンンンンンン!
260 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 19:55:45.60 ID:KUp5butu0
艦娘たち『!?』

加賀「瑞鳳!彩雲に反応は!?」

瑞鳳「あ、ありませんでした!」

加賀「……彩雲でも見つけられなかったってことね」

金剛「水飛沫で前が見えないネー!」

漣「これが噂の通り魔なの?」

鈴谷「それはまだ分からないけど……って、榛名!?大丈夫!?」

榛名「……皆さん、今すぐに撤退してください」ゼエゼエ

鈴谷「な、何言ってんの!?」

榛名「お願いです。何だかすごく、嫌な予感が――――」

???「ああ、ああ。やあっと、会えました。なかなか外に出てこなかったので、もしかしたら場所を間違えてしまったのかと思いました」

鈴谷「っ!だ、誰!?」

加賀「姿を見せなさい!」

漣「ちょ、ちょっと待って。この声ってもしかして……」

金剛「私に少し似ているけど、どこか違う感じがするネ」

瑞鳳「これ、聞き覚えがある」

榛名「……ああ。そういうことだったんですか。どうりで通り魔が捕まらないわけです。しかもここ最近の榛名の体調不良と、先日のあの声は予兆と警告だったわけですね」
261 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 19:56:48.94 ID:KUp5butu0
榛名「――――お久しぶりですね、『私』」

榛名「――――久しぶりです、『榛名』」
262 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 20:02:50.22 ID:KUp5butu0
鈴谷「榛名が二人!?」

加賀「どういう、ことなの……?」

金剛「頭がこんがらがってきたデース……」

瑞鳳「……」ギュッ

漣「……対価」

鈴谷「へ?」

漣「約一年半前、死にかけたご主人様を助ける代わりに、エラー娘が榛名の『一番大切なもの』を奪っていったらしいの」

加賀「それが、あの榛名とどういう関係が?」

漣「たぶん、あれは――――」

榛名『あなたもお久しぶりですね。漣さん』

漣「……久しぶり、といっても、あなたはあの時から変わっていないようだから、あんまりそう感じないけど」

榛名『そんなことありませんよ?私だってこの一年半で色々変わりました』

榛名『――――なにせ最初は、「提督が好き」という気持ちしかありませんでしたから」ニコッ

鈴谷・加賀・金剛・瑞鳳「「「「!!!!????」」」」ゾクッ
263 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 20:11:02.49 ID:KUp5butu0
榛名「あなたとしては、それだけでも充分だったはずですが?」

榛名『そうですね。確かに最初はそれだけで充分でした。でも、もっともっと色々欲しくなってしまったんですよ』

榛名「……」

榛名『「私」が持っていなくて「榛名」が持っているもの、「私」手に入れるはずで「榛名」が手に入れてしまったもの』

榛名『仲間、持ち物、感情、記憶、立場、そして――――提督』

榛名『すべて、私に返してもらいます』ニコッ

榛名「……やはり、それが目的ですか」ギリッ

榛名『はい』

榛名「いいでしょう。取り返せるものなら取り返してみせなさい」

榛名『言われなくても』

榛名「榛名。いざ、出撃します……沈みなさい、『私』」

榛名「榛名、全力で参ります……消えてください、『榛名』」
264 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 20:11:55.62 ID:KUp5butu0
ちょいと休憩

久しぶりのシリアスで心が疲れましたorz
265 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 21:08:56.66 ID:KUp5butu0
再開します
266 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 21:18:49.80 ID:KUp5butu0
榛名「主砲、砲撃開始」ドーン!

榛名『全砲門、斉射!』ドドーン!

戦いの火蓋は、超高火力の砲撃により落とされる

榛名「……っ!」ダッ

榛名『……♪』ダッ

砲撃によって上がった飛沫が晴れぬまま、距離を詰めるべく走る二人。

通常、艦娘は中~遠距離からの砲撃・雷撃で攻撃する。しかし、中には近接攻撃を得意とする艦娘も歴史上何人かいた。

例えば、今代の天龍がまさにそれに当たる。(正確に言うと、あれは近接『も』できるオールレンジなのだが)

そんな者の元にいた二人は、当然の如く近接戦の心得もある。

榛名「……沈め!」ダダダンッ

榛名『それはこっちのセリフですっ』ダダダンッ

比較的反動の少ない副砲で牽制しつつ、急速に接近する二人。
267 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 21:22:56.31 ID:KUp5butu0
ついに二人の距離が、限界まで縮まる。

榛名「シッ!」ガシャン

榛名『ふふっ♪』ガシャン

副砲を下げ、主砲を構える。砲撃をするなら接近する必要はなかったのではないか、と思うかもしれないが、そんなことはない。

何故なら

榛名「っ!」ドンッ

榛名『んっ』ドンッ

バツンッ

榛名「け、ほっ」

榛名『くっ!』

零距離で撃てば、回避するのはほぼ不可能だからだ。

こうなれば後は撃ち続け、先に倒れた方が負け。実にシンプルな短期決戦。
268 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 21:25:40.64 ID:KUp5butu0
そして二人の榛名が接近戦を選んだのにはもう一つ理由がある

鈴谷「あんな近くにいたら撃てないよ!」

瑞鳳「爆撃も、榛名を巻き込んじゃう……」

加賀「……っ!」

金剛「榛名……」

漣「……」

第三者に手出しをされないように、である

二人とも、この戦いは自分たちだけで決着を着けることを望んでいるのだ
269 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 21:35:51.58 ID:KUp5butu0
榛名「はあっ!」ドドンッ

榛名『せあっ!』ドドンッ

血を流し、艤装を壊されても、なお戦い続ける

殴るように相手の身体に狙いを定め、撃ち放つ

数分後には既に二人は満身創痍だった

榛名「はあっ、いい加減に、沈んでくださいっ」

榛名『まだまだっ!そっちこそ、早く私にすべて返せっ!』

そして、終幕の二撃が繰り出される

榛名・榛名「『これで、終われっ!』ドンッドンッ
270 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:01:31.72 ID:KUp5butu0
鳴り響く轟音の中、立っていたのは――――

榛名「榛名は、大丈夫です」

『榛名』だった

鈴谷「榛名っ!」

加賀「早く手当をっ!」

瑞鳳「妖精さんお願い!」

駆け寄ってくる仲間に微笑み、榛名は『榛名』を見つめる

榛名「榛名の勝ちです。何か文句はありますか?」

榛名『……ないわけないじゃないですか。でも、今日はこの辺にしておいてあげます』プイッ

榛名「そうですか」クスッ

榛名『はい。「私」はお利口さんですから』ニコッ

笑いあう榛名たち。これで榛名と榛名の戦いは終わり――――

???「なわけないだろう?」

榛名・榛名「『!?』」

???「通信エラーが発生しました。お手数ですが、掲示板TOPよりSSの再開をお願いします」ニャー
271 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:12:27.80 ID:KUp5butu0
榛名「エラー娘!」

榛名は周囲を窺うが、エラー娘の姿は見つけられなかった。

そしてもう片方の『榛名』は――――

榛名『う、ぐ、あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!』

榛名「『私』!?」

艶やかな黒髪は、白くなり

紅白の袴をかたどった装束は、どこまでも吸い込まれてしまいそうな漆黒と、血のように鮮やかな深紅へ

榛名『あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

最早それは榛名でも、艦娘でもなく

榛名「深海、棲艦?」

榛名『違います』

榛名『私はイレギュラー。本来この世界の「キャラクター」として設定されていないもの』

艦娘でも深海棲艦でも、人間でもない

バケモノが語る

榛名『――――ただの、愛しか知らないバケモノです』
272 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:19:49.25 ID:KUp5butu0
榛名『ああ。色々なことが一気にわかりました。だから「私」はあの時――――』

榛名「あなたは何を言って……?」

榛名『でも、それらを整理するのは後にしましょう。今は早く』

榛名『「榛名」を殺さなきゃ』

榛名「っ!」ゾクッ

鈴谷「榛名!」

加賀「第一次攻撃隊、全機発艦!」

瑞鳳「行って!」

金剛「Fire!」

榛名「皆さん!ダメ!」

榛名『うるさいですよ、皆さん』パチンッ

鈴谷「……え?」ガフッ

榛名「鈴谷さん!」

加賀「何が……?」

榛名「加賀さん!」

瑞鳳「飛行甲板が……」

榛名「瑞鳳ちゃん!」

金剛「I can't understand……」

榛名「金剛姉さま!」
273 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:25:06.65 ID:KUp5butu0
榛名『うん、静かになりました。『榛名』を殺した後は、私と提督が二人で静かにイチャイチャするんですから、騒がしいものは壊さないと♪』

榛名「……」

榛名『さて、それじゃあ――――』

榛名『――――死んでください「榛名」』パチンッ

漣「やっと、見つけた……ッ!」シュッ

榛名『!?』

漣「待ってた、この時をずっと待ってた……」

榛名『……ああ、そういえばあなたがまだ残っていましたね。漣さん』

漣「ご主人様を傷つけた、あの時の『榛名』」

漣「ようやく、殺せる――――ッ!」ニイッ

榛名『どうやら私は恨まれてるみたいですね。静かにしてくれるなら殺さなくても問題ないんですが、降りかかる火の粉は払いましょう』
274 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:33:18.37 ID:KUp5butu0
榛名『♪』パチンッ

漣「フルバースト」バンッ シュッ

『榛名』の放つ見えない砲撃と、漣の全砲門・全魚雷の一斉攻撃

それは同時に敵を捉えた

榛名『……痛い』

漣「……けふッ」

しかし、いかんせん戦艦と駆逐艦では威力に違いがあり過ぎる

倒れたのは、漣一人だった

榛名『トドメ、刺しますね?』

漣「……」

榛名『まあ、最初から答えは求めてませんけど』

榛名(このままでは漣さんが……でも、榛名も、もう限界が……)

榛名(誰か、助けて……)

榛名(提、督……)

???「ライ、ダー……キイイイイイイイィィィィィィィィィィィィィィック!!!!!!!!!!!!!」
275 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:39:37.88 ID:KUp5butu0
榛名『ふぇ?』ゴンッ

???「あ、やべぇ着地点間違った。つーかちょっと待って。沈む、沈んじゃう。溺れぼがっ」

榛名「提、督……?」

提督「よう榛名。遅いから迎えに来たぞ」

漣「ご主人様……」

提督「漣!?なんでお前そんな瀕死なの!?ポケモンだったら戦えないぞ!?」

漣「ご主人様、KY乙……がふっ」

榛名「周りをもうちょっと見てください……」

提督「へ?」

鈴谷「……」

加賀「……」

瑞鳳「……」

金剛「……」

提督「うわっ!俺の『こんな感じいいよねっ♪』ってノリで決めた精鋭艦娘たちが重傷負って浮かんでる!?軽くホラーだよこれ!」
276 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:43:25.66 ID:KUp5butu0
榛名「右……右……」

提督「右?」チラッ

榛名『……』プカプカ

提督「なんか榛名っぽいのが浮いてる!?」

榛名「その子は……あ、ダメですもう無理」クタッ

提督「榛名!?お前説明途中で放り出して気絶すんなよ!」

提督「よーせーさーん!ヘルプ!船こっちまで持ってきて!」
277 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:51:36.60 ID:KUp5butu0
~鎮守府・医務室~

榛名「う、ううん……」ガバッ

提督「おは~」

榛名「おはようございます……って」キョロキョロ

榛名「榛名、海上にいたはずなんですけど」

提督「俺と妖精さんが頑張って回収した」

榛名「他の人たちは?」

提督「全員無事。漣だけ、今後一ヵ月間は出撃禁止。お前は出血の割に傷は浅かった……つーか、ほぼ治りかけみたいな感じだったらしい」

榛名「……高速回復は提督の能力じゃありませんでした?」

提督「俺に言われても。妖精さんの診断だし」
278 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 22:55:18.30 ID:KUp5butu0
榛名「『私』は?」

提督「……」

榛名「……まさか死んでませんよね?」

提督「生きてることには生きてる、んだが……」

榛名「歯切れが悪いですね。さっさと言ってください」

提督「……逃げられた」

榛名「はい?」

提督「ローソンに黄金チキン買いに言ってる間に、逃げられた」

榛名「……」

榛名「提督はバカです」

提督「英文の和訳みたいな言い方だな」
279 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:00:10.75 ID:KUp5butu0
榛名「いや、本当に何やってるんですか。バカなんですか?死ぬんですか?」

提督「だって電が食べたいって!」

榛名「これだからロリコンは」ヤレヤレ

提督「……書置きあったけど見る?」

榛名「それもうちょっと早く言いましょうよ」

『世界で一番愛しい私の提督へ

              大好きです。愛してます。

              また今度会いに来ますので、その時は[ピー]したり[ピー]したりしましょうね(はあと)

                                                     あなたの妻の榛名より』

榛名「……」ビリッ

提督「ああ!なんてことしやがるこのバカ戦艦!」
280 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:05:39.27 ID:KUp5butu0
榛名「え?さっきまでシリアスだったのに、こんなgdgdな感じで締めるんですか?本当に?」

提督「何を言ってるかまったくわからねえが少し黙れ。集中が途切れる」

榛名「いい加減その頭の悪そうな書き置きの修復は諦めてください」

提督「嫌だい嫌だい!こんなエッチな――――もとい愛のこもった手紙を貰ったのは初めてなんだよ!大切にとっておいて家宝にするんだ!」

榛名「そんなことしてる男の家はその代で終了しますね確実に」

提督「……マジで?」

榛名「少なくとも榛名はそんな気持ち悪い人とは結婚しません」

提督「よく分からない美少女からの手紙より、大切な部下の体調の方が大事に決まってる。どこか痛いところとかはないか?榛名」

榛名「わーお。この清々しいまでも手のひら返しぶり。感動すら覚えますね」

提督「よくわかんないけど褒められた?」

榛名「皮肉に決まってるじゃないですか」
281 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:12:40.48 ID:KUp5butu0
榛名「はあ、結局何だったんでしょうか今回の話は」ハア

榛名『あーあーあーもしもし?聞こえてますかー?』

榛名「何一つ解決しないまま伏線と謎設定だけ出して終わる三流小説より酷いです」

榛名『あれ?聞こえてないんでしょうか?もしもーし』

榛名「さっきからうるさいんですけど!」勝手に人の脳内で喋らないでもらえません!?」

提督「急にどうした!?」

榛名「あ、いえ、こっちの話ですから気にしないでください」

榛名「……で、なんですか」ボソボソッ

榛名『書き置きに書き忘れがあったことを思い出しまして』

榛名「普通に会話が成立してるってことは、さっきのバーサーカーモードはもう解けたんですか?」ボソボソ

榛名『ええ、私の愛しい提督の愛のこもったキスですっかり』

榛名「ライダーキックをキスに置き換えられるなんて、高性能な脳ですね」ボソッ

榛名『そんなに褒められると照れます』///

榛名「褒めてませんから」ボソボソ
282 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:16:28.93 ID:KUp5butu0
榛名「で?書き忘れとは?」ボソボソ

榛名『提督への愛を込めた詩を五百作ほど』

榛名「寝ていいですか?」ボソボソ

榛名『夢に出てきて言うだけだから別にいいですけど』

榛名「……提督本人に伝えればいいじゃないですか」

榛名『これ、あなたにしか繋げられないんです』

榛名「でしょうねー」
283 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:20:06.99 ID:KUp5butu0
榛名『まあ、それはいいです。今度会った時に提督に口頭で伝えますから』

榛名「せめて書いて持ってきてあげてください」ボソボソ

榛名『用件はもう一つあるんですよ』

榛名「はい?何ですか?次は自作のラブソングですか?」ボソボソ

榛名『……それもいいですね』

榛名「しまった地雷踏みました」ボソボソ

榛名『でもそれも今度にします。それに用件は提督にじゃなくてあなたへのメッセージですから』

榛名「……一応言っておきますけど、殺害予告とか襲撃予告はお断りですからね?」ボソッ

榛名『するなら予告なしでするので大丈夫です』

榛名「……」
284 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:27:21.36 ID:KUp5butu0
榛名『一度しか言わないのでよく聞いてくださいね?』

榛名「……はい」ボソボソ

榛名『いいですか――――』

――――次に会った時に『私』があの状態になったら、即座に殺してください

榛名「……っ!」

榛名『「私」は提督を傷つける可能性が高いものを許容しません。それがたとえ自分自身であろうとも』

榛名「……わかりました」ボソボソ

榛名「その時は、責任を持って榛名があなたを殺します」

榛名『はい。よろしくお願いしますね』

榛名『ああ、それともう一つ』

榛名「何ですか?」ボソボソ

榛名『漣さんに、気をつけてください』

榛名「!?」

榛名『用件はこれで全部です。それでは~』

榛名「ちょ、待って!」

提督「さっきから急に大声出してどうしたんだ!?」
285 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/11(日) 23:30:47.57 ID:KUp5butu0
これで終わり

読後感がすっきりしない上に、意味不明な感じに書きましたがいかがでしょうか

答えがすべて出揃うのは、このシリーズが終わるときです

次は駆逐艦です。次回は榛名にほとんど出番ないよ☆
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/11(日) 23:39:35.27 ID:qnuB9mY/o
乙です
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/12(月) 01:47:11.33 ID:+ao+Wsgu0
乙です
いい感じに伏線出してきたな
288 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/12(月) 19:47:03.39 ID:2E/SHPjR0
提督「さあ川内、夜戦行くぞ!」 川内「やだやだ夜戦やーだー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421059172/
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/12(月) 20:27:28.43 ID:muZLNgaco
新スレ乙です
290 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/15(木) 22:15:13.52 ID:jBcD5QK80
~ある日の横須賀~

ル級「……」轟沈

タ級「……」轟沈

天龍「つまんねえなあ」ボソッ

天龍「ったく、愛宕の奴。何が『邪魔だからどこかで時間つぶしてて?』だ。人を邪魔者扱いしやがって」ブツブツ

天龍「時間をつぶすつったって、こうも雑魚ばっかりしか出ないんじゃ面白くない」

ドンッ バーン

天龍「ん?この音は――――」
291 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/15(木) 22:21:10.63 ID:jBcD5QK80
???「はあっ……はあっ……」

レ級「……」ドンッ

???「くっ」シュンッ

天龍「あれは……レ級と、駆逐艦か?誰かはわかんねえけど」

レ級「……」バンッ

???「きゃっ!?」小破

天龍「……まあ、どうせ暇だし助けるか」ダンッ

???(ここで、終わりなんでしょうか……)

天龍「フフ怖!」ザンッ

???「え?」

レ級「……」DEAD

天龍「チッ、やっぱノーマルのレ級じゃダメだな。せめてエリートじゃないと」

???「嘘……あのレ級を一撃で……」
292 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/15(木) 22:26:41.59 ID:jBcD5QK80
天龍「無事だったか?無事だったな?じゃ、そうゆうことで」ザッ

???「ま、待ってください!」

天龍「……何?」

???「あ、あの、助けてもらったお礼を――――!」

天龍「あー、そういうのいいから。お礼とかもらっても困るだけだし」

???「ですがっ!」

天龍「いや本当にいいから!物とかもらってもかさばるだけだし、気持ちだけで充分だから!」

???「そうですか……」

天龍「やっとわかってくれたか……」

???「では、かさばらないものならいいんですね?」

天龍「え?」

???「私をもらってください!」

天龍「今朝ビスマルクにも同じこと言われたの思い出したわ」
293 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/15(木) 22:56:33.63 ID:jBcD5QK80
愛宕「で、連れて帰ってきちゃったわけね」

天龍「勝手についてくんだから仕方ないだろ」

島風「天龍って甘いよねー」

天龍「甘くないし。フフ怖だし」

業雲「とりあえず紹介してくれない?いつまでもこのままだと……」



ビスマルク・???「「……」」バチバチ

磯風「ふ、二人とも落ち着け!それ以上割り箸を割るな!」



業雲「……ストレスで磯風が死ぬわよ?あと、島風が地道に集めてた割り箸コレクションが全滅するわ」

島風「ちょっとあの二人シメてくる」ガタッ

業雲「仕方ないから手伝ってあげるわ」ガタッ

愛宕「……磯風ちゃんの死亡が確定したわね」

天龍「いや止めてやれよ」
294 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/15(木) 23:05:56.67 ID:jBcD5QK80
初霜「初春型駆逐艦、初霜です。よろしくお願いします」ペコリ

愛宕「よろしくね~」

島風「おうっ!初霜は第一次の艦娘なの?」

初霜「はい、そうですよ」

業雲「じゃ、戦闘経験は豊富なのね」

初霜「そんなことないですよ」

磯風「そうなのか?」

初霜「ええ、私は主に救助や看護をしていましたから」

ビスマルク「つまり戦闘では何の役にも立たない役立たずってことね」ニコッ

初霜「死んでください」ニコッ

天龍「……どうしてこうなった」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 00:12:06.19 ID:vhaCb+Xs0
なんやワザクモって
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 00:17:21.65 ID:VCmx+caSo
乙ー
297 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 00:21:10.49 ID:+tge+5sr0
3DSで書くのなんて大嫌いだ!

書きづら過ぎて死にたいので、また明日頑張る
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 00:45:56.86 ID:BooR3DLSO
アレでここまで書けるのか(驚愕)

乙です
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 03:07:34.66 ID:fmdaNgFm0
あのブラウザで書けるだけですげえや
300 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 20:07:18.18 ID:+tge+5sr0
ビスマルク「あらごめんなさい。本当のこととはいえ、あなたを傷つけてしまったわね。行きずりで拾われただけの人には余裕が無いんだから、もう少し配慮するべきだったわ」

初霜「あはは、面白いこと言いますね。ずっと一緒にいるくせに、一向に相手に振り向いてもらえない滑稽なピエロさんは流石ですね」

ビスマルク「……」

初霜「……」

天龍「……お前らいい加減にしろよ。空気が重い」

愛宕(原因を作った本人が言えるセリフじゃないけどね)

島風(たぶんなんでこんな状況になってるのか分かってないんだろうなあ)

叢雲(呆れた表情の島風も可愛いわね)

磯風(胃が……胃が……)
301 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 20:10:27.92 ID:+tge+5sr0
天龍「つーか何でさっきからお互いを邪険にするんだよ。仲良くしようぜ?」

ビスマルク「無理」

初霜「不可能です」

天龍「即答かよ!」

ビスマルク「……ねぇ天龍。今からでも遅くないわ。このちっこいのを海に捨ててきましょう」

天龍「それはダメだ。助けちまった以上、最低限の面倒は見てやらなくちゃならない」

初霜「天龍さん……」ウルッ



愛宕「……最初の方、思いっきり置いてこうとしてたって話じゃなかった?」

島風「気にしたら負けなんだよ」
302 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 20:48:18.87 ID:+tge+5sr0
愛宕「はいは~い、天龍(バカ)に任せてたらいつまで経っても話がまとまりそうにないから、後は私達で何とかするわ~」

天龍「え?」

島風「そうだね。バk天龍はお夕飯の準備でもしてきて」

天龍「え?え?」

叢雲「ほら、さっさと行く」

磯風「料理が終わっても、誰かが呼びに来るまでこの部屋に来るなよ?」

バタン

天龍「え?オレだけ除け者?」
303 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 20:52:54.37 ID:+tge+5sr0
愛宕「さてと、とりあえず話し合いましょうか」

ビスマルク「何を?」

島風「これからどうするのかを、だよ」

叢雲「あ、言っておくけど初霜がこの鎮守府で引き取るのは決定だから」

磯風「それは覆されないからな」

ビスマルク「……ぶー」ムスッ

愛宕「そんな顔してもダ~メ!」

島風「これでも一応、この鎮守府の提督代行の決定だからね」

叢雲「所詮、私たち程度じゃどうしようもないわよ」

磯風「文句があるなら天龍に言うんだな」
304 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 21:07:29.60 ID:+tge+5sr0
愛宕「さて、次はこっちね」

初霜「?」

愛宕「単刀直入に聞くわね?あなた天龍のどこがそんなに気に入ったの?」

初霜「全部です」

島風「即答かー。具体的に言うと?」

初霜「勇ましくも可愛らしい容姿も、私を助けてくれる優しい性格も、レ級を一撃で沈められる強さも、全部大好きです」ニコッ

叢雲「それでも何かこう、一番の理由とかないの?」

初霜「そうですね……強いて挙げるなら、瞳、でしょうか」

磯風「瞳?」

初霜「はい。あの危ういほどに純粋な瞳を見ていると、この人は私が支えてあげなきゃ、って思って」

愛宕「なるほどね。瞳、かあ……どうするの、ビスマルク」

ビスマルク「……」プイッ

島風「拗ねちゃった」ヤレヤレ

初霜「?」キョトン

叢雲「……同じこと言ったのよ、あいつも」

磯風「ビスマルクがこの鎮守府に来てすぐの頃に、天龍に惚れた理由を聞いたら――――」

ビスマルク『眼……かしら。凄く純粋で、だからこそ危なっかしい感じのする眼を見たら、この人は私が守ってあげなきゃいけない、って思ったの』

磯風「――――と言っていたんだ」
305 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 21:21:07.08 ID:+tge+5sr0
初霜「……」

愛宕「で、ビスマルク。どうする?あなたが本当に嫌なら、天龍だって考えてくれるかもしれないわよ?」

ビスマルク「……はあ」

ビスマルク「私が、そんなことしないって分かってて言ってるわよね、それ」

島風「ビスマルクが天龍に嫌な思いさせてまで、自分の我儘を優先させるはずないからね。基本的には」

ビスマルク「わかった!わかったわよ!」

叢雲「つまり……」

ビスマルク「……別に私だって、本気で反対してたわけじゃないわよ。50%くらいは」

磯風「半分は嫌だったんだな」
306 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 21:29:01.67 ID:+tge+5sr0
初霜「ということは――――」

ビスマルク「ええ、横須賀鎮守府所属の艦娘として、あなたを歓迎するわ。よろしくね、初霜」サッ

初霜「……はい、よろしくお願いします。ビスマルクさん」ギュッ

愛宕「ま、これで一応何とかなったわね」

島風「これにて一件落着!」

叢雲「素直じゃないドイツ艦のせいで疲れたわ」

磯風「叢雲にだけは素直じゃないなんて言われたくないと思うぞ」

愛宕「……ちょっと待って。何だか様子が――――」

ビスマルク「……」ギリギリ

初霜「……」ギリギリ

島風「二人とも何で笑顔でお互いの手を握りつぶそうとしてるの!?」

ビスマルク「この鎮守府で働くことは認めるけど、天龍は渡さないわ」ギリギリ

初霜「その言葉、そっくりそのままお返しします」ギリギリ

叢雲「……やれやれ」

磯風「まだまだ前途多難なようだな……」



天龍「誰も呼びに来ねえなあ……」ションボリ
307 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/16(金) 21:34:36.72 ID:+tge+5sr0
終了

引き続きイベントの選択。以下の選択肢からお選びください

①酒匂イベント

②金剛イベント

③那珂ちゃんイベント

④加賀イベント

⑤ゴーヤイベントでち

……おかしい。選択肢が少ないから持ち越しにしたはずなのに、先週とまったく数が変わってない ※別スレ建てて書いてたからです

範囲は↓10まで
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 21:41:51.98 ID:CUFEdi6MO

309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 21:44:13.78 ID:BooR3DLSO

310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 21:57:03.89 ID:JBXmdDh10
3
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:00:22.74 ID:lHsisZWJO
4
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:00:27.90 ID:kjYF0mNu0
5
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:05:11.48 ID:aFf5HQ2Po
4
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:06:55.86 ID:MOetPeCwo
4
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:07:41.76 ID:eOW7tvUIO
4
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:41:06.17 ID:ewoy/7WHO
4
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 22:54:21.98 ID:ERZz9BQDO
5でち
318 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:11:13.33 ID:E1T3vXFo0
加賀さんが圧倒的人気で一位。二位は那珂ちゃんとゴーヤで同率です。またお前ら二位か

ケーキ食いたいけど書きます。何故なら家にケーキがないから
319 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:14:17.36 ID:E1T3vXFo0
~ある日の鎮守府~

提督「ケーキ食いたい」

榛名「食べればいいじゃないですか」

提督「いっぱい食べたい」

榛名「食べればいいじゃry」

提督「『間宮』でたくさん注文すると金がバカみたいにかかるんだよ!」

榛名「ケーキバイキングでも行って来ればいいんじゃないですか?」

提督「そんなものが都合よくこの近くにあるわけないだろうが……」

榛名「……」ピッ

提督「?」

榛名「あ、いつもの行ってる例のショッピングモールにありますね」

提督「マジで!?」
320 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:31:27.84 ID:E1T3vXFo0
提督「あそこ本当に何なんだ……?ショッピングモールにしては規模も店舗もおかしいだろ……」

榛名「気にしたら負けですよ」

提督「まあ、それは今どうでもいいか。榛名、行こうぜ」

榛名「は?嫌ですよ。榛名はやることありますし」

提督「えー。一人で行くの嫌なんだけど」

榛名「駆逐艦の子たちでも連れて行けばいいじゃないですか」

提督「朝から全員で出掛けてったよ」

榛名「どこへ?」

提督「北海道まで」

榛名「……何でですか」

提督「雪まつり見にだってさ」

榛名「なるほど」
321 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:34:26.39 ID:E1T3vXFo0
提督「というわけで誰を連れて行こうか」スタスタ

???「提督?」

提督「ん?ああ、加賀か」

加賀「どうしたんですか?まるで不審者のようにキョロキョロして……すみません、提督が不審者みたいなのはいつものことでした」

提督「お前いつも俺のことそんな風に思ってたの!?」

加賀「冗談です」

提督「……お前の場合、真顔だから冗談なのか本気なのかが分かりづれえんだよ」

加賀「誰が無愛想な能面女ですか」

提督「そんなこと言ってねえよ!」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 18:34:53.60 ID:0sUChylDO
まだ雪祭り始まってませんが、作品内はもう二月なん?
これみたらケーキ食べたくなったが吹雪が凄くて買いに行けない
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 18:36:36.16 ID:1Shj5RVqO
吹雪が凄い(意味深)
324 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:41:41.58 ID:E1T3vXFo0
加賀「で、本当にどうしたですか?今日はいつもより挙動不審です」

提督「……なんか含みのある言い方が気になったがスルーしてやろう。実はケーキバイキングに行くから一緒に言ってくれる奴を――――」

加賀「ケーキバイキング!?」

提督「ああ」

加賀「……」

加賀(提督とケーキバイキング……ケーキバイキング……)

加賀(って、ダメです。あまり食べ過ぎるとロクなことにならないって先日学んだはず。横須賀から帰ってきた赤城さんが死にかけていたことからも、食べ過ぎてダイエットする羽目になるのはゴメンです)

加賀(で、でもこの前のは杞憂でしたし、少しくらいなら……)

加賀「……うー」

提督(加賀が凄い真剣な表情で悩んでいるように見える)

提督「あ、そうだ。加賀、お前行くか?」

加賀「!?」

提督「どうせなら戦艦とか空母みたいな大量に食う奴の方が、誘いがいもあるしな。どうだ?」

加賀「い」

提督「い?」

加賀「……行きます」
325 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 18:43:48.38 ID:E1T3vXFo0
一旦ここまで

>>322

うおおおおおおお!!!!!しばらく行ってないから雪まつりの日程間違った……というわけで現実で雪まつりが始まって少し経つまで駆逐艦に出番は来ません
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 18:48:56.77 ID:0sUChylDO
(しまった余計なことを言ってしまった、ここは……)
すまん私の間違い、雪祭り絶賛開催中、まど★マギとミクのコラボショップや艦コレの雪像も大盛況だよ
だから駆逐艦さん達に出番をプリーズなんだよ
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 18:58:47.88 ID:6cctluoBo
乙です
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 20:37:32.78 ID:H/h9tGuDo
>>322
吹雪が凄いとか……。
のろけか? のろけなのかこの野郎!!
329 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 21:03:23.55 ID:E1T3vXFo0
再開するぜ

駆逐艦の件はネタに困ったら出てくるかもだぜ
330 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 21:11:57.80 ID:E1T3vXFo0
~ショッピングモール~

店員「いらっしゃいませ~」

提督「やっぱりか!」

加賀「どうしたんですか提督。急に叫んだりして」

提督「いや、何でもないんだ……つーかこの人たちは何人姉妹がいるんだよ」ブツブツ

加賀「?」

店員「って、あれ?お客様もしかして一階にあるカフェに来ませんでした?三ヵ月くらい前に、可愛い女の子を連れて」

提督「え?行きましたけど……」

店員「やっぱり、あの時のお客様だったんですね!すごく可愛い娘と一緒だったから覚えてました!」

提督「……何でここで働いてるんですか?」

店員「掛け持ちしてるんです。お客様こそ、今日は違う女の子を連れてるんですね」クスッ

提督「あ、い、いや、これは……」

加賀「これは、何ですか?」

提督「ひいっ!」

店員「あはは、相変わらず女たらしなところは変わってないんですね~」

提督「そういうあなたは自分と性格が変わりましたね!前はもっと大人しい店員さんだったはずだ!」

店員「あの頃は一回こっきりのモブキャラでしたから」
331 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 21:17:40.31 ID:E1T3vXFo0
~店内~

加賀「で、他の子とデートしていたという話について詳しく聞かせてもらえますね?」

提督「あれはデートとかそういうんじゃなくてだな……」

加賀「じゃあ何ですか」

提督「……そんなことより、折角ケーキを食べに来たんだから早く食べようぜ?」

加賀「話を逸らそうとしても無駄です」

提督「さっきの店員さんが、サービスで特別な限定ケーキをくれるって言ってたが」

加賀「早く行きましょう。好意を無下にするのは失礼ですから」スタスタ

提督「うーんこの手のひらクルー」
332 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 21:37:55.81 ID:E1T3vXFo0
加賀「はむっ……ふみゅう」ウットリ

提督「……」モグモグ

加賀「美味しいですね提督……」

提督「ああ、そうだな」

加賀「?なんでずっと下を向いてるんです?」

提督「諸事情により」

加賀「そうですか……はむっ」

加賀「うにゃあ~」トローン

提督「……」モグモグ

提督(ケーキ食べてる加賀がエロ過ぎて直視できないなんて言えない)
333 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 22:01:48.33 ID:E1T3vXFo0
提督(しかし悲しいかな。ダメだとは分かっていつつもやっぱり見てしまう。それが男の性なのさ)チラッチラッ

加賀「……♪」ニコニコ

提督(加賀の鉄面皮さんが海外旅行に行ってしまいました。カムバアアアック無表情!)チラチラ

加賀「?」

提督(やばい気付かれたってばよ!)プイッ

加賀「……」ポクポクポク

加賀「!」チーン

加賀「提督」

提督「?」

加賀「はい、どうぞ」

提督「What?」

加賀「私の食べているケーキが食べたかったから見てたんでしょう?」

提督「え、あ、そ、そう!そうそう!ありがとう!」パクッ
334 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 22:11:21.63 ID:E1T3vXFo0
加賀(あれ?これってよく考えると間接キスでは――――?)///

提督「うまっ!何これうまっ!これ一つで店作れるレベルだって!天龍の作ったケーキより美味いよ!つまり世界最高クラスの美味さだよ!」モグモグ

加賀「……」

加賀「……まったく、この人は」ハア

提督「おいちょっと待て。なんでそんな残念な奴を見る目で俺を見るんだ」

加賀「なんでもありません」

提督「気になるから言えって」

加賀「ここは譲れません」

提督「頑固な奴だなー」パクッ

提督「あ、やべえこっちのも美味い。ベリー系をふんだんに使ったソースがこれまた絶品……」キラキラ

加賀「……ふふっ」

加賀(この人はいつも誰よりも気を張っていて、誰よりも優しくて気が利く)

加賀(それなのにそんなことは微塵も感じさせないように、ふざけたり理不尽なことをする)

加賀(でも、一番奥のところはこんなに純粋で子供っぽい)

加賀「そんなあなたが、大好きですよ。提督」ニコッ

提督「?何か言ったか?」

加賀「いえ、何も。私、次の分取ってきますね」

提督「おっけー。じゃ、これとこれと……あとこれもついで取ってきて」

加賀「はいはい」クスッ
335 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 22:13:08.03 ID:E1T3vXFo0
終わり

加賀さんのキャラが崩壊してた気がしますが、それは私のせいではなくクールキャラ先輩が有給とって海外旅行に行ったからです。私は悪くないのだー

次回は駆逐艦以外の何かです!おそらく!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 22:32:22.67 ID:pRDgWSdTo
乙です
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 22:50:52.75 ID:09LJJX4wO

そろそろお前恋愛感情抱けないって嘘だろって言いたくなるあれ
338 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/17(土) 23:02:26.60 ID:E1T3vXFo0
>>337

欲情はする興奮もする。好きだと言うし、好きだと思ってる。いろんな人に好かれてる自覚はある

だけど恋愛的な意味ではありません☆
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/18(日) 01:50:27.84 ID:qeS8eEZ7o

好意や性欲と恋愛感情は別ってことか。
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/19(月) 08:50:26.50 ID:6Z9te9k4O
人間としての本能はあるけど恋愛感情が欠落している感じかな?
341 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:09:29.16 ID:EwkLP1B+0
~横須賀~

ビスマルク「天龍!一緒にお昼にしましょう!――――って」



初霜「天龍さん、何か食べたいものはありますか?」

天龍「和食が食べたいな。料理できるのか?」

初霜「はい、一応。天龍さんほど上手くは作れませんが」

天龍「別にいいよ。それじゃ、よろしく頼む」

初霜「はい!」



ビスマルク「……」イライラ

島風「またビスマルクさんが廊下を破壊してる」

叢雲「愛宕に怒られるのに反省しないわねーあいつも」

磯風「勝手に料理して厨房を破壊していた磯風たちが言えることでもないがな」
342 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:14:00.41 ID:EwkLP1B+0
~夜~

ビスマルク「というわけであの泥棒猫から天龍を取り戻すにはどうしたらいいのかしら」

榛名「知りませんよそんなこと」

榛名「前にも言いましたけど、榛名は百合は管轄外なんです。そういうことは愛宕さん辺りにでも相談してください」

ビスマルク「天龍は女の子かどうかギリギリだから問題ないわ!」

榛名「本人に聞かれたらぶん殴られそうなこと言ってますよ、このわんこ系戦艦は」

ビスマルク「天龍ったら、私の料理は食べてくれないくせにあの子の料理は食べるのよ!?酷くないかしら!?」

榛名「賢明な判断だと思いますけど」
343 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:35:44.62 ID:EwkLP1B+0
ビスマルク「うう、天龍って私のこと嫌いなのかしら」

榛名「そんなことはないんじゃないですかねー」

ビスマルク「だってあの子のことばっかり構ってるし……ふふふ、私はもういらない子なのね」

榛名(うわ面倒くさい)

榛名(鈴谷さんとかと同じ方向の面倒臭さですけど、何でしょう。提督がらみじゃないからか、そこまでフォローしようという気が……)

ビスマルク「うわああああああああああああんん!!!!!!」

榛名「だああああああああああ面倒くさい!何で週末にこんなことせにゃならんのですか!」

榛名「ほら!行きますよ!」グイッ

ビスマルク「ふぇ?」

榛名「……!」グイグイ

ビスマルク「え、ちょ、せめてスカートを掴むのはやめてええええええええ!!!!!!」ズルズル
344 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:45:19.21 ID:EwkLP1B+0
~執務室~

榛名「失礼します」バタンッ

天龍「おいドアを蹴り開けるのはやめてもらおうか。最近老朽化が激しいんだよ」

榛名「あなたなら一日でビフォーアフター出来るでしょう。それより、これ」ドサッ

ビスマルク「ううー……」

天龍「……え?どうしろと?」

榛名「ぶっちゃけ、天龍さんはビスマルクさんのことをどう思ってるのかを聞きに来ました」

ビスマルク「は、榛名!?」

榛名「シャラップ。ぬるい言い草を聞く気はありません。それで、どうなんですか天龍さん」

天龍「……まあ、なんだ。嫌いじゃ、ないぜ?」

榛名「好きか嫌いかで答えてください」

天龍「……好きだよ」

榛名「もっと大きな声で、名前付きで!」

天龍「調子乗んのもいい加減にしろよてめえ」

榛名「すみませんでした」
345 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:53:50.00 ID:EwkLP1B+0
ビスマルク「……天龍」

天龍「ん?」

ビスマルク「もう一回だけ、言って?あと一回だけでいいから」

天龍「お前まで何を――――っ!」

ビスマルク「……」プルプル

天龍「……はあ」

天龍「好きだよ、ビスマルク」

ビスマルク「~~~!」///

天龍「LoveじゃなくてLikeの方だけどな」ニヤッ

ビスマルク「天龍!」ダキッ

天龍「おわっ!?」

ビスマルク「好き、好き、大好き」ギュー

天龍「ったく、しゃあねえなあ」クスッ

天龍「悪かったな、不安にさせて」ナデナデ

ビスマルク「……ん」



榛名「さて、超絶百合空間が形成されたので榛名はもう帰るとしますか」スタスタ

榛名「ん?あれは……」

初霜「……むー」ジー

榛名「……」スタスタ

榛名「うかうかしてると、決着が着いてしまいますよ?」ボソッ

初霜「っ!?」

榛名「……」スタスタ

榛名「……全力で飛ばせば明け方までには着きますかね」

榛名「明日も提督を起こしてあげなければならないですし、早く帰りましょう」タタッ
346 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/23(金) 23:54:40.90 ID:EwkLP1B+0
本日の分終了

あと2Lvでヴェルとケッコンできるぜやっほう!
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 23:56:23.56 ID:neMEPCONO
榛名が嫁じゃないんですかヤダー
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 23:57:04.03 ID:hrzN0EALo
乙です
349 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:12:57.77 ID:YrbdJ1Z70
~ある日の鎮守府~

提督「暇だー」

榛名「なら仕事してください」

提督「その仕事が無いから暇なんだろー?」

榛名「まあ、確かに最近めっきり平和になって仕事もなくなりましたけど」

提督「だろー?あー誰か昔の知り合いとか訪ねてこねえかなー。思い出話に花を咲かせたいなー」

榛名「そんな都合良く誰か来るわけ……」ピンポーン

提督「……」

榛名「……」

提督「……通販で何か頼んだりしたっけ?」

榛名「榛名が知る限り誰も何も注文してない筈ですけど。青葉さんとかなら無断で発注したりするかもしれませんが」

提督「行ってくる!」ダッ

榛名「あ、待ってください!榛名も行きます!」ダッ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 22:18:02.87 ID:fX1VciNg0
きたか
351 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:21:39.56 ID:YrbdJ1Z70
~玄関~

提督「はいはーい!どちら様ですかー……」ガチャッ

大和「ど、どうも。ただいま帰りました」

提督「……」

大和「……」

提督「……ああ!そうだ忘れてた!呉に研修に行ったっきりしばらく帰ってきてなかったんだよな大和!」

大和「忘れてたんですか!」クイクイ

提督「あれ?その後ろにいる奴は?」

大和「ああ、この人は――――」

浜風「呉鎮守府所属、陽炎型駆逐艦の浜風です。以後お見知りおきを」ペコリ

提督「こりゃ丁寧にどうも。岩川鎮守府勤務の提督だ。よろしく」

浜風「……」ジー

提督「えっと……何?」

浜風「いえ、大和がよく貴方のことを話していたので、イメージとの比較を――――」

大和「わー!わー!わー!は、浜風!」ガバッ

浜風「む、むぐむぐ……」

提督「なんつーか、大和に仲のいい友達が出来たみたいで嬉しい限りだよ」
352 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:26:21.69 ID:YrbdJ1Z70
提督「で?大和はいいとして、浜風はどうしてここに来たんだ?」

浜風「はい。大和の護衛と、実はもう一人――――」

???「私の護衛よ。なんだかんだで最近物騒だからね。護衛を付けろって散々言われて」

提督「ん?この声は……」

伊168「ハーイ提督。元気だったかしら」

提督「イムヤ!うっわ久しぶりだなあ!って酒臭っ!」

伊168「失敬ね。昨日ちょっと飲みすぎちゃっただけじゃない」

提督「いや一日ちょっとはしゃいだくらいじゃこんなんにはならねえよ。つーか何だその不機嫌そうな顔。昔のお前はもう少し愛想があったぞ」

伊168「会うなり随分な言いぐさね。雷撃するわよ?」

提督「榛名へるぷ!」

榛名「お久しぶりですイムヤさん」ペコリ

提督「あれ!?スルー!?」
353 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:29:25.83 ID:YrbdJ1Z70
伊168「久しぶり、榛名。元気にしてた?」

榛名「ええ一応。イムヤさんこそ大丈夫ですか?」

伊168「何が?」

榛名「えっと随分二日酔いが酷そうなので。だから不機嫌そうな顔してるんですよね?」

伊168「……まあ、間違っては無いわね」

榛名「理由はやっぱり……」

伊168「お察しの通りよ」



大和「あの、提督。榛名とイムヤさんが何の話をしているのかさっぱりなんですけど」

提督「大丈夫。俺にも理解できてないから」

354 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:35:44.80 ID:YrbdJ1Z70
提督「まあ立ち話もなんだし。とりあえず上がれよ。どうせ泊まってくんだろ?」

伊168「ええ。私と浜風は同じ部屋でいいから客間を用意してもらえると助かるわ」

提督「気にすんな。ちゃんと二部屋用意してやんよ」

伊168「そう?悪いわね」

提督(だってさっきからイムヤの後ろで――――)

浜風「……」ブンブン

提督(――――浜風がすげえ勢いで首を横に振ってるんだもんなあ。イムヤの奴、よっぽど酒癖が悪いのか)

大和「あ、私は部屋に荷物を置いてきますね」

提督「ああ。武蔵は今出掛けてるけど、鍵は大丈夫か」

大和「はい。ちゃんと持ってます」

提督「それなら良かった。榛名、手伝ってやってくれ」

榛名「了解しました。ついでに鎮守府にいる人たちに声を掛けて、客間の準備をしておきますね」

提督「ん、悪い。じゃあ俺たちは食堂で時間つぶしてるか。昼飯食ったか?」

浜風「いえ、まだです」

提督「じゃあ俺が奢ってやるよ」

浜風「そ、そんな流石に……」

伊168「ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうわ」

浜風「イムヤさん!?」

提督「お前は相変わらず貰えるものは貰う主義だな……浜風も遠慮しなくていいからな?」

浜風「はい。それではお言葉に甘えさせていただきます」ペコリ
355 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/27(火) 22:39:09.66 ID:YrbdJ1Z70
ごめん今日はここが限界

お詫び代わりに明日の展開は安価で決めます

・イムヤのイベント

・浜風にフラグ構築

・大和のイベント

好きなのを選んでください

安価↓3
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 22:39:28.39 ID:nDmdjFtdO
イムヤ
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 22:39:34.26 ID:+Xj1Xg5aO
踏み台
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 22:39:40.19 ID:KJ5oazTXO
大和
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 23:33:28.56 ID:LLiv9DGSo
乙です
360 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 19:00:26.79 ID:d8zASqf30
最近、毎日投下していた初期の自分が結構凄かったんじゃないかと思うようになりました

投下開始
361 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 19:15:01.75 ID:d8zASqf30
~大和・武蔵の部屋~

榛名「大和さん、これはここでいいですか?」

大和「ええ。手伝ってくれてありがとね、榛名」

榛名「いえいえ。これくらい当然です」

大和「……ねぇ、私がいない間って何かあった?」

榛名「そうですね……色々ありましたよ」

大和「た、例えば?」

榛名「新しい仲間が加わったり……」

大和「へ、へぇ……」

榛名「榛名が死にかけたり……」

大和「ええ!?だ、大丈夫だったの!?」

榛名「はい、榛名は大丈夫でした。後はそうですね――――」

大和「そ、その、提督は?」

榛名「提督はいつも通り、むやみやたらにフラグを建築していましたよ」

大和「やっぱり……」ショボン
362 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 19:30:45.87 ID:d8zASqf30
大和「提督は私がいないこと忘れちゃうし……私いらない子なのかな?」

榛名(久しぶりの大和式ネガティブタイム。ああ面倒くさい)

大和「でも、あんまり落ち込んでばかりもいられないわね!片付けも終わったし、私も食堂に行ってくるわ!」ダッ

榛名「あ、ちょっと待ってください榛名も行きます!」ダッ

榛名(大和さんが自力で立ち直るなんて……研修の成果は大きかったようですね)

363 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 19:39:44.29 ID:d8zASqf30
~食堂~

大和「提督!片付け終わったので私も一緒に食事――――」バタン

提督「え?」

大和「え?」

※仰向けのイムヤ、覆いかぶさっている提督。手はもちろん装甲に

提督「いや、ちょっと待て。違うんだ。これには深い事情が――――」

大和「て、提督の……」

大和「変態スケベ変質者ああああああああああああああ!!!!!!!憲兵さんに報告してやるうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!」ダダダッ

提督「それは洒落にならないからやめてくれえええええええええ!!!!!!!」ダッ

榛名「……」

伊168「不幸な事故よ」

榛名「ですよねー」

浜風「このアイス中々……!!」パクパク
364 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 19:59:47.71 ID:d8zASqf30
大和「うう……グスッ……ひっく……」

提督「――――というわけで、決してやましいことがあったんじゃないんだ。わかってくれたか?」

大和「……はい」

提督「そうか。よかった」ホッ

大和「でも」

提督「ん?」

大和「でも、本当に悲しかったんです」プクー

大和「折角帰って来たのに、提督は私がいないこと忘れてるし」

提督「うっ」グサッ

大和「私のことほったらかしでイムヤさんや浜風と話しこんじゃうし」

提督「うわっ」グサグサッ

大和「挙句の果てにあんな光景見せられて」

提督「ぐはあっ」グサグサグサッ

大和「私っていらない子なのかなあ、って落ち込んだりしたんですよ?」

提督「す、すまん……」
365 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 20:02:30.72 ID:d8zASqf30
大和「ふふっ。いいですよ。もう怒ってません」

提督「……」

大和「さ、早く食堂に戻りましょう。久しぶりの間宮さんのお菓子、楽しみだなー」スタスタ

提督「大和」

大和「はい?何ですか?」クルッ

提督「おかえり」

大和「……!」

大和「はい、ただいまです。提督」ニコッ
366 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/29(木) 20:03:03.71 ID:d8zASqf30
おわり

次回は空母の予定
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 22:11:21.96 ID:CfPKYNDno
乙です
368 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:13:15.17 ID:NZ6RVnzu0
艦これのヤンデレ(強)ssを読んだり、wikiの暁と初霜のページのコメントを見て和んでる私は正常です
369 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:16:46.63 ID:NZ6RVnzu0
~ある日の鎮守府~

提督「死ぬ」

榛名「なんですか藪から棒に」

提督「久しぶりにアレが来た」

榛名「アレ?」

伊168「ああ、アレね。まだ治ってなかったの?」

榛名「え、イムヤさん何かわかるんですか?」

伊168「榛名も知ってるわよ。ほら、定期的に発症する……」

榛名「……アレですか」
370 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:22:56.83 ID:NZ6RVnzu0
提督「鬱だ死のう」ドヨーン

榛名「鬱病ですね」

伊168「正確には、精神性気力消失及び精神不安定症(ネガティブシンドローム)ね」

榛名「その名前、確か先生が名付けたんでしたっけ」

伊168「そうだったかしら」

提督「うあー何もしたくねー。いや、何かしたいし、しなきゃならないこともあるんだけどやる気が起きねー」

榛名「ここ数か月は大丈夫だったんですけど……」

伊168「中規模作戦前で疲れてるんじゃない?」

榛名「秋の時は大丈夫でしたよ……というかそんな大事な時期に何してるんですかあなたは」

伊168「私がいなくてもあの鎮守府は回るからいいのよ。ここで日がな一日中酒盛りしてる方が楽でいい」

榛名「また二日酔いでダウンしますよ」

伊168「二日酔いなんてもう慣れたわ」
371 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:28:11.28 ID:NZ6RVnzu0
※病名はぶっちゃけ適当に作りました

榛名「しかし困りましたね。提督がこれだと色々支障が――――」

伊168「斜め四十五度の角度で殴れば治るんじゃない?」

榛名「そんなテレビの直し方みたいなのじゃ無理ですって流石に……」

提督「……」クビククリ

榛名「提督!早まるのはやめてください!」

提督「やだいやだい!僕だって自由の身になりたいんだい!」バタバタ

榛名「ああ!幼児化が始まってしまいました!」

伊168「今回はかなりやばいみたいね」

バタン!

???「提督ー!」
372 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:35:36.68 ID:NZ6RVnzu0
瑞鳳「一緒にご飯食べよ?――――って、あれ?」

榛名「瑞鳳さんこんにちわ」

瑞鳳「こ、こんにちわ……何してるの?」

榛名「自殺衝動に駆られた提督を絞め落としてます」

瑞鳳「どういう状況なの!?」

伊168「私は部屋に戻って飲んでくるわね」スタスタ

榛名「せめて片付けて行ってもらえると助かるんですが」

伊168「後で浜風を派遣するわ」スタスタ

榛名「艦娘使いの荒い艦娘ですね、まったく」

瑞鳳「え、今の誰?」
373 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 21:57:17.40 ID:NZ6RVnzu0
榛名「それで瑞鳳さんは何のご用で?」

瑞鳳「え!?あ、あー、提督とご飯食べようと思って誘いに来たんだけど……」

榛名「なるほど。ではちょっと待っててくださいね――――」

ガコンッ!

提督「はっ!私はどこ!?ここは誰!?」

榛名「おはようございます提督」

提督「おはよう榛名。それと瑞鳳」キリッ

瑞鳳(部下が上官に理不尽な暴力を振るうのって普通なのかな)
374 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 22:07:24.97 ID:NZ6RVnzu0
瑞鳳「えっと、提督と一緒にご飯食べようと思ってたんだけど、今大丈夫?」

提督「超余裕。死にたい」

瑞鳳「発言の前半と後半で温度差が全然違う!?」

榛名「ちょっと今壊れてますけど気にしないでください」

瑞鳳「わ、わかった。それじゃ連れてくね?」

榛名「はいどうぞー」

ガチャッ バタンッ

榛名「さてと、食堂と瑞鳳ちゃんの私室の監視カメラは何番と何番でしたっけ……」
375 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 22:16:44.90 ID:NZ6RVnzu0
~食堂~

提督「何食べよっかな。毒キノコとか置いてないかな」

瑞鳳「あ、提督の分はもう決まってるから大丈夫」

提督「マジで?何だろう楽しみだなー。フグの踊り食いとかがいいな」

瑞鳳「それ色んな意味で死んじゃうから……ふふん、なんと今日は私が作ったのです!」

提督「お前料理できたの?」

瑞鳳「今までも何回か作ったことあるよ!?」

提督「……もちろん冗談に決まってるだろ?」

瑞鳳「……」ジトー

提督「嘘ですごめんなさい死んで詫びます」ドゲザ!

瑞鳳「そ、そこまでしなくてもいいから!」アセアセ
376 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 22:22:28.69 ID:NZ6RVnzu0
瑞鳳「はい、瑞鳳特製の卵焼き」コトッ

提督「せんきう。いただきます」パクッ

提督「うまっ!軽く死にたいけどうまっ!」

瑞鳳「一部不穏当な個所があったよ!?」

提督「もう一つください」

瑞鳳「仕方ないわね……瑞鳳の卵焼き、食べりゅ?」

提督「食べりゅううううううううううう!!!!!!!!」

瑞鳳「はい、あーん」

提督「あーん……うまうまっ!」

瑞鳳「まだまだあるよ?」

提督「鬱治ったー!」



榛名「甘過ぎ……ぐはっ!」

その後、自室で倒れている榛名が発見されました
377 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/30(金) 22:25:53.42 ID:NZ6RVnzu0
最近キレが落ちてきてるのが自覚できる……少し休んだ方がいいんですかね?

明日のイベント多数決

①大和のイベント

②瑞鳳のイベント

③ゴーヤのイベント

④那珂ちゃんのイベント

⑤浜風フラグ構築

⑥???

以上のものからお選びください範囲は↓10まで
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:26:22.73 ID:cfxyWwexO
6一択
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:26:55.18 ID:C1wmJR4jO

380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:28:27.13 ID:g3r6la1SO
あえて4を推す
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:28:47.91 ID:4/mU/Rp50
5浜風
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:30:51.37 ID:/DYFuvLgo
5
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:32:48.65 ID:ZjSh26NDO
3でち
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:32:52.72 ID:tjmw58kEO
6
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:33:05.80 ID:AHGYO0R/o
3
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:33:15.26 ID:bQRW6hPrO
6だな
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 22:33:52.87 ID:ugaHzYXxO
4
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 23:01:49.46 ID:X7qxrvay0
5
389 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 13:20:53.72 ID:C58+PlfP0
集計の結果、???さんが四票でトップ、二位はゴーヤ、那珂ちゃん、浜風が二票で同率でした。見事に団子

???さんとは誰なのか?予想しながらお待ちください
390 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 19:43:10.00 ID:C58+PlfP0
冬イベはトラック泊地で防戦だそうですね。フラレ級とか出てこないかな
391 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 19:45:09.87 ID:C58+PlfP0
~ある日の鎮守府~

榛名「ふわ……あぁ……」

榛名「今日も一日、頑張りましょ――――」ピキッ

13:00

榛名「――――ヒトサンマルマル?」

榛名「……」

榛名「盛大に寝坊してしまいましたあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
392 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 19:48:14.80 ID:C58+PlfP0
~執務室~

榛名「提督!遅れて申し訳ありません!榛名ただいま到着――――」

提督「ん?おはー榛名」

榛名「……」

榛名『提督、こっちの書類にサインお願いします』

提督「あいよ」サラサラ

榛名「……なんでここにいるんですか」

提督「え?ここって一応俺の仕事部屋兼住居……」

榛名「提督じゃなくて!そっちのです!そっちの!」

榛名『来ちゃいました』テヘッ

榛名「来ちゃいました、じゃありませんよ!」
393 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 19:57:03.79 ID:C58+PlfP0
榛名『でも私、ちゃんと書き置きにまた来るって書いておきましたし』

榛名「早いんですよ!一ヵ月や二ヵ月くらい期間空けましょうよ!」

榛名『愛しの提督とそんなに長い間会えないなんて死にます』

榛名「流石に嘘でしょう!?昔の榛名だってそこまで酷くなかったはずです!」

提督「い、愛しのなんて……なんか照れるな……」///

榛名「そこ!気持ち悪いから照れないでください!」

提督「 (´・ω・`)」

榛名『落ち込んでる提督も愛らしいです!』ガバッ

榛名「榛名と同じ見た目で過剰なスキンシップは控えてください!」

提督「胸が!柔らかなダブルマウンテンが!」
394 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 20:00:45.99 ID:C58+PlfP0
提督「でもさ、寝坊したお前の代わりに仕事手伝ってくれたんだぜ?そう怒るのもどうかと思わないか?」

榛名「うっ」

榛名『私、頑張りました!』

提督「よしよしいい子だ頭撫でてやろう」ナデナデ

榛名『ふみゅう』トローン

榛名「すみません榛名の姿でイチャつかれると本格的に吐き気がするのでやめてくださいお願いします」

提督「そこまで!?」ガビーン

榛名「……まあ、仕事を代わりにやってくれたみたいですし、今日一日ここにいるのは許しますよ」

榛名『泊まります』

榛名「やっぱり出て行ってください」
395 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 20:07:18.31 ID:C58+PlfP0
提督「とりあえず確認したいんだけど、お前らどっちも榛名なんだよな?」

榛名「ええ、まあ」

榛名『より提督を好きなのは私の方ですけどね!』

榛名「その通りです」

提督「そこはもうちょっと張り合おうぜ榛名!」

榛名「はい」 榛名『はい?』

提督「ああ、そうか。榛名って呼ぶとどっちも反応しちゃうのか……ありがちなパターンだな」

榛名『提督!提督!紛らわしないように私に名前を付けてください!「俺の嫁」とか「マイハニー」とかでもいいですよ!』

榛名「えっと、憲兵さんの連絡先は……」

提督「俺まだ何もしてねえよ!?つーか他の艦娘と絡むのはむしろ推奨してくるくせに、なんで榛名だけはダメなんだ!どっちの榛名と触れ合おうとしても怒られるんだけど!」

榛名「榛名が提督とラブラブしてるというのが生理的に無理です」

提督「泣くぞバカ!昔の礼儀正しくて俺に懐いていた榛名はどこへ行ったんだ!」

榛名『あなたの目の前にいます♪』
396 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 20:10:57.26 ID:C58+PlfP0
提督「……まあいい。とりあえず今は名前を考えよう」

榛名『わくわく』

榛名「心境を口に出すとかあざといんですよ」チッ

提督「……よし、決めた」

榛名『どんなのですか!「ラブリーマイエンジェル」ですか?「メインヒロイン」ですか!?』

榛名「それもう名前じゃないでしょう」

提督「ヤミナ……ってのはどうだろう?」

榛名『ヤミナ?』

提督「ああ」

榛名『……』

提督「ダメか?」

ヤミナ『いえ、すっごくいいです!私、嬉しいです!』

提督「そうか。喜んでもらえたようでなによりだ」
397 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 20:28:29.19 ID:C58+PlfP0
榛名「……」パチパチ

提督(榛名がすごいウインクしてくる……あれはマバタキ信号か?えー、何々?)

榛名(由来 求ム)

提督(名前の理由を教えろってことか)パチパチ

榛名(えっと……)

提督(病ンデル 榛名 略シテ ヤミナ)

榛名「……」

ヤミナ「どうしたんです?突然そんな哀れなものを見るような目で見てきて」

榛名「……強く生きてください」

ヤミナ「?」キョトン



※ヤミナさんを漢字表記すると『病名』になります。ビョウメイと読んだらダメ絶対
398 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 20:28:55.60 ID:C58+PlfP0
ちょっと休憩

夕飯食べてきます
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 20:29:09.19 ID:ZnQdqQc80
ビョウメイちゃんかわいいなあ
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 20:33:28.78 ID:ktcE4a+fo
乙です
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 20:52:14.37 ID:58zkPP0d0
こればれたら漣ちゃんがサザ病みちゃんになってしまうぞ
402 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:09:17.89 ID:C58+PlfP0
かゆいところ掻いてたら、実はかゆみの原因は出血でしたとかよくあることですよね?この質問と私の指から血が出ていることは何も関係ないのであしからず

再開するのね!
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 21:12:08.62 ID:28F9tHQiO
頭かな
404 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:13:17.92 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「こんな素敵な名前をくれるなんて提督はやっぱり私の子と大好きなんですね名前だけじゃなくて指輪と種子もくれていいんですよ?」

提督「名前通りの言動だな」

ヤミナ「そんなに褒められたら照れますっ!」///

提督「褒めてないが照れてる姿が可愛いので良しとしよう。榛名、カメラだ」

榛名「勝手に撮影会でも何でもしててください。榛名はお腹が空いたので『間宮』に行ってきます」スタスタ

ヤミナ「じゃあ私も行きます」トコトコ

提督「俺も行くわ」スタスタ

榛名「……提督の奢りで暴食してやります」

提督「何故に!?」
405 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:20:05.33 ID:C58+PlfP0
~食事処『間宮』~

間宮「いらっしゃいませ~」

提督「食堂と分離して新しくなった間宮に来たぞー」

榛名「説明乙です」

ヤミナ「些細なことでも私に説明してくれる提督、素敵です!」

榛名「ダメですこの人。遅すぎたんです」

提督「卵焼きと目玉焼きとゆで卵とオムライスとオムレツと天津飯ください」

ヤミナ「私は抹茶アイスをお願いします」

榛名「榛名は日替わり定食で」

間宮「かしこまりました」トコトコ

榛名「……榛名が二人いる状況にツッコまない間宮さん流石です」

提督「珍しく額に汗かいてたけどな」

ヤミナ「提督、あの方のことよく見てるんですね」ニッコリ

提督「大変!ヤミナのハイライトちゃんが息してないの!」

榛名「そのくらいのヤンデレは自力で何とかしてください」

提督「榛名の薄情者!」
406 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:22:35.58 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「提督?なんで榛名と話してるんですか?ちゃんと私を見て私とお話ししないダメじゃないですか」

提督「ひ、ヒエー!」ガクブル

比叡「呼びました!?」ニョキッ

提督「どっから出てきた!」

榛名「生えてきましたね」

比叡「比叡ちゃんの特殊技能の一つです!」テヘッ

ヤミナ「……ハラショー」

提督「それお前のセリフじゃないから」
407 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:26:23.91 ID:C58+PlfP0
金剛「比叡ーどこ行ったですカー」

比叡「お姉さまここですここ!見てください榛名が二人いるんですよ!」

金剛「榛名が二人?何をおかしなことを言って――――」

榛名・ヤミナ「「……」」

金剛「……」

間宮「卵焼きとオムレツと目玉焼きお待たせしました」コトッ

提督「ありがとうございます」

間宮「残りはもうちょっとお待ちくださいね~」

提督「いえいえお気になさらず」

比叡「あ、私にカレー持ってきてもらえますか?」

間宮「わかりました、カレーですね」

比叡「お会計は提督でお願いします!」

提督「おいコラ」
408 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 21:31:50.42 ID:C58+PlfP0
金剛「っ!」カチャッ

榛名「お姉さま待ってください!この人は――――」

ヤミナ(流石は榛名。なんだかんだ言って私のことを庇ってくれるんですね!)

榛名「――――この人は榛名の獲物です!」

ヤミナ「提督ー!金剛姉さまと榛名が私をいじめますー!」ダキッ

提督「至福」

金剛「問答無用で死刑確定」

比叡「流石に今のは私もちょっとイラッと来ました。い、いや、別に提督のことが好きだから妬いてるとかじゃないですから!金剛姉さまを不快にさせた罪です!」

榛名「殺」

間宮「日替わり定食とオムライスと天津飯とゆで卵お待たせいたしました~」

提督「なんだこのカオスな状況」
409 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 22:02:10.91 ID:C58+PlfP0
加賀「流石に気分が高揚します」

大和「大和、砲雷撃戦、はじめます!」

瑞鳳「インレンジ、決めます!」

山城「主砲、よく狙って……」

鈴谷「さてさて、突撃いたしましょう」

熊野「一捻りで黙らせてやりますわ!」

提督「お前らどっから湧いた!?」
410 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 22:11:43.66 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「提督と私の甘い恋を邪魔するというのなら容赦はしません」

提督「……執務室に帰りたい。料理持った間宮と一緒に部屋の隅っこで待機してたい」

榛名「第一抵抗しない提督にも責任があります死」

提督「ちょっと待て語尾がヤバい感じ聞こえぐぼらっ!」ドガッ

伊168「邪魔」

提督「だからといってニードロップはやめろよ!」

伊168「浜風、ここは騒がしいからあっちで食べましょ」

浜風「そうですね。でもお酒はダメですよ」

伊168「……」ゲシッ

提督「なんで!?」

伊168「八つ当たりよ。悪い?」

提督「悪いよ!開き直るなよ!」

ヤミナ「提督?あまり私から目を離さないでくださいね?」グイッ

提督「首が!首が曲がっちゃいけない方向に!」

金剛「さっさと提督を離すネー」ガシャン

ギャーギャーワーワー

間宮「お店は壊さないでくださいねー……」
411 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 22:16:49.43 ID:C58+PlfP0
~鎮守府・裏口~

ヤミナ「……」

榛名「もう帰るんですか?」

ヤミナ「!」ビクン

榛名「あなたが撒いた火種で『間宮』は戦場と化してますが」

ヤミナ「修繕費は経費で落としておいてください」

榛名「落とせるわけないでしょう」

ヤミナ「……」

榛名「……」

ヤミナ「……」

榛名「……聞いて、いいですか?」

ヤミナ「何をです?」

榛名「あの日、あなたが知ったこと全部」
412 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 22:52:54.81 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「……」

榛名「教えてください。あなたがあの日、あの時に何を知ったのか」

ヤミナ「……それを聞いてどうするつもりなんですか?」

榛名「それはまだわかりません。ですがきっと――――」


榛名「――――その情報は、エラー娘に繋がっているはずです」


ヤミナ「……」

榛名「あの時、姿は見えませんでしたがエラー娘の声が聞こえました。つまり、あの時のあなたの暴走はエラー娘に引き起こされたのでしょう?」

ヤミナ「……その勘の良さは、いつか身を滅ぼしますよ」

榛名「御託は結構。早く話してください」

ヤミナ「残念ながら、それは無理です」

榛名「無理?」
413 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 23:03:01.13 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「私個人の意思としては話すことはやぶさかではありません。ですが、出来ないのです」

榛名「何故?」

ヤミナ「セーフティ、でしょうね。あのエラー娘が何の制限もなく情報を渡すはずありませんから」

榛名「……」

ヤミナ「ですが、この程度はおそらく大丈夫でしょう。ダメだとしたらセーフティが掛かりますし」

榛名「?」

ヤミナ「あるところに、一つの世界がありました」

ヤミナ「その世界では艦娘と呼ばれる少女たちが、深海棲艦という恐ろしい敵と戦っていました」

ヤミナ「艦娘を率いるのは提督と呼ばれる人間。彼と艦娘たちは鎮守府で時に笑い、時に泣きました」

ヤミナ「最初は一つだった鎮守府は、二つに。一人だった提督は、二人に」

ヤミナ「まったく同じ容姿・感情を持つ艦娘もまた、二人になりました」

榛名「……」

ヤミナ「それからも同じことが続き、ある日」

ヤミナ「その世界は新たな世界を生み出し始めました」

榛名「……」
414 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 23:12:04.09 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「太陽のように明るい艦娘と、仲間の個性的な艦娘たちが努力と友情で戦い続ける世界」

ヤミナ「学校のような鎮守府で、ふんわりまったりと様々な艦娘たちが過ごしている世界」

ヤミナ「人類が制海権を失い、艦娘たちが命懸けで深海棲艦と戦う世界」

ヤミナ「色んな世界が生まれました」

榛名「……この世界もその一つだと?」

ヤミナ「さあ、どうでしょう?」

榛名「ふざけないでちゃんと――――!」

ヤミナ「この世界は他の世界とはかなり異なります」

榛名「!?」

ヤミナ「『原作』である元の世界から乖離している。イレギュラーが、多すぎるんです」

榛名「イレ、ギュラー?」

ヤミナ「『救世主』、『捕食者』、そして『代替品』である私」

ヤミナ「今はまだその性質が現れていないだけで、イレギュラーは他にもあなたと提督の傍にいます」

榛名「……」

ヤミナ「世界は観測者が望み、創造者が紡ぐ――――」

榛名「意味が、わかりません」

ヤミナ「今はまだそれでいいんです。本来なら、これを伝えるのは私の役目ではなかったのですから」
415 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 23:15:17.39 ID:C58+PlfP0
ヤミナ「それでは私はもう行きます。あまり長く留まっていても仕方がないですからね」スタスタ

榛名「待ってください!まだあなたには聞きたいことがたくさん――――」

ヤミナ「これ以上話せることはありませんよ。自分で考えて自分で行動して――――」



――――二度と、提督をあのような目を合わせないように。



ヤミナ「武運長久を祈ってますよ。あなたではなく提督の」

榛名「……」
416 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 23:20:15.06 ID:C58+PlfP0
~執務室~

榛名「……」ガチャッ

提督「あれ?あいつは?帰ったの?」

榛名「……」スタスタ

提督「おい、榛名?なんで近づいて――――」ポスッ

榛名「……」

提督「ちょ、おま、どうした!?」

榛名「今だけで、いいんです」

提督「?」

榛名「榛名の頭の中が、整理できるまで」

榛名「安心させて、ください」

提督「……」

提督「……了解」ナデナデ

榛名「……」ギュッ

榛名(あの人が言っていたこと……この世界は一つの世界から派生したものの一つ。イレギュラーという本来あり得るはずのない存在。そしてエラー娘)

榛名(望まれているストーリー……それは、いったい……)

提督「あの、榛名さん?いい加減腕が疲れたんですが」

榛名「もう少し頑張ってください」
417 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/01/31(土) 23:22:57.48 ID:C58+PlfP0
おわり。ヤミナメイン回のはずだったのに最後は榛名が持っていった。誰の責任だ!

次回は駆逐艦……だといいですね

数日前に「陽炎、抜錨します!」と「吹雪、頑張ります!」を全巻購入しました。面白かったです
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 23:33:26.03 ID:H1VOFWgfo
乙です
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 23:39:37.48 ID:wVQfJOAEo
(かわいい)
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 00:34:03.47 ID:OhCBtGtq0
天津飯をあまつめしと読んだのは俺だけじゃないはず
おつ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 02:13:20.95 ID:z85opLNVo
ここまでの卵好きとは・・・
予想以上だったわ
422 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 18:35:30.00 ID:1BZEFis00
明日は節分。でも現在この鎮守府には駆逐艦がいません

orz
423 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 18:43:47.88 ID:1BZEFis00
~ある日の横鎮~

愛宕「この鎮守府に秘書艦がいない理由?」

初霜「ええ」

愛宕「そうねえ……まず一つ目の理由は、まともに事務仕事が出来る子が少ないのよね」

初霜「そうなの?……ドイツ犬はともかく、愛宕や磯風は出来そうだけど」

愛宕「出来なくはないけど、天龍の処理速度に追いつけないの。それが二つ目の理由」

愛宕「それにこの鎮守府は少人数だから、つけなくても大丈夫ならつけなくていい、ってことになったの」

初霜「なるほど……」

愛宕「こんな感じでいいかしら?」

初霜「ええ、ありがとう」

愛宕「それじゃあ私はそろそろ出撃してくるわ。ほら、ビスマルク、磯風、叢雲……あれ?島風は?」

磯風「輸送任務を頼まれたとかで出掛けて行った」

愛宕「そう。だから叢雲がそんなんなのね」

叢雲「……あぁ~」グテー

磯風「いつまでも潰れてないで行くぞ」ズルズル

ビスマルク「天龍にいってきますのキスをしに行ってくるわね!」ダッ

初霜「ていっ」サッ

ビスマルク「ぎゃんっ」ビターン
424 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 18:48:33.75 ID:1BZEFis00
~執務室~

天龍「……」

コンコン

天龍「入っていいぞー」

初霜「失礼します」

天龍「初霜か。どうした?」

初霜「お仕事を少しでも手伝えれば、と思って」

天龍「マジか。じゃ、これとこれとこれ頼む」

初霜「わかったわ」

天龍「……」サラサラサラ

初霜「……」カキカキ

初霜(こうして見ると、確かに早さが……)
425 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 18:54:12.27 ID:1BZEFis00
~数十分後~

天龍「ふう。とりあえず一旦ここまでにしとくか」

初霜「……」グッタリ

天龍「お疲れ初霜。何か飲むか?」

初霜「こ、コーヒーを……」

天龍「了解」コポコポ

天龍「ほい」コトッ

初霜「ありがとう――――熱っ」

天龍「おいおい大丈夫か?」

初霜「ひゃ、ひゃい」

天龍「ちょっと待ってろ。氷持ってくるから」タタッ
426 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 19:00:42.34 ID:1BZEFis00
初霜「もう大丈夫」

天龍「そうか。コーヒーもいい感じに冷めただろうし、もう少し休んどけ」

初霜「天龍は?」

天龍「仕事するさ」

初霜「て、手伝うわ!」

天龍「いいって。初霜が手伝ってくれたお陰で結構早く終わりそうだからな」

初霜「で、でも……」

天龍「ほら、これでも食べて大人しくしてろって」

初霜「むぐっ……もぐもぐ」
427 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 19:11:10.44 ID:1BZEFis00
天龍「……」カリカリ

初霜「……ねぇ天龍」

天龍「なんだー?」カリカリ

初霜「大変じゃない?」

天龍「すげえ大変。こんなのをやりながらオレや衣笠、漣を制御してた提督には頭が下がるぜまったく」

初霜「秘書艦、欲しい?」

天龍「出来ることなら欲しいけどな……なかなか適材の奴が――――」

初霜「私じゃ、ダメかしら」

天龍「あ?」

初霜「私だってこれでも事務仕事には自信があるの。さっきだってぎりぎり天龍に合わせられたわ」

天龍「そりゃそうだが……いいのか?」

初霜「ええ。私がやりたいの」

天龍「……」
428 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 19:15:03.34 ID:1BZEFis00
天龍「……そんじゃ、まずはこの書類から頼む。秘書艦さん?」

初霜「……!」

初霜「ええ!」

~~~~~

天龍「じゃあ次はこれとこれとこれと……あとこれもな」

初霜「あ、あの……天龍さん?」

天龍「敬語は使わなくていいぞ?」

初霜「えっと、そうじゃなくて……」

天龍「ん?」

初霜「……やっちゃいます!」ガリガリガリッ

天龍「さて、あとダンボール二箱分の書類。二時間で終わらせるぜ!」カリカリ

初霜(ま、まだ……倒れたり……しないわ)
429 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/02(月) 19:17:00.04 ID:1BZEFis00
おわり。書くの難しいはつしもふもふ!

次回は軽巡!そろそろネタ切れが深刻になってきたので安価取ろうかな?明日
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/02(月) 20:39:26.54 ID:thXii+flo
乙です
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/02(月) 22:34:38.82 ID:1R/Wxa4W0
乙ー
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/02(月) 22:39:49.07 ID:TxsZ9EOTO
ドイツ犬とは
433 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 16:23:00.30 ID:RUzs1bo10
三日後にはイベント開始なのに備蓄もレべリングが全然終わってない提督、はい私です

夕張の技術力は妖精さんレベルです
434 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 16:30:13.77 ID:RUzs1bo10
~節分の鎮守府~

提督「今日は節分だ」

榛名「そうですね」

提督「だが今この鎮守府には駆逐艦がいない。よって今年は恵方巻きのみだ」

榛名「今年の恵方ってどっちなんですか?」

提督「西南西って聞いたような……」

榛名「西南西てどっちなんですか?」

提督「さあ?まあ後で調べればいいだろそんなの」

ドタドタドタ!

提督「ん?」

バタンッ!

夕張「提督!」

提督「夕張。どうした?お前が工廠から出てくるなんて珍しいな」

榛名「また、またドアが……」

夕張「ちょっとここに用事があるの」

提督「用事?」

夕張「ええ――――っと、来たわ」

ガシャン

提督「……」

夕張「どうやら正常に機能してたみたいね」

提督「……今、どっから出てきたこのドラム缶」
435 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 16:39:04.87 ID:RUzs1bo10
夕張「細かいことは気にしないの!それより、来るよ!」

提督「来るって……何が?」

夕張「みんなが!」

提督「みんな?」

ガタガタガタッ

ポポポポーン!

不知火「しらにゅいにおちどは――――ひゃあ!」ドサッ

秋月「え?これどうなって――――きゅぷ」ドサッ

電「なのです!」ドサッ

雪風「ゆ、雪風は沈みま――――せええええええええええええん!?」ドサッ

文月「わわわっ!?」フミィ

雷「じゃーん!」スタッ

夕立「ぽいぽいぽいぽいっぽい!」スタッ

漣「いつもニコニコあなたの後ろに這い寄るメイド、漣です!」スタッ

提督「おいちょっと待てどうなってんだこのドラム缶」
436 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 16:48:31.42 ID:RUzs1bo10
夕張「ふっふっふ……これぞ私が一月分の予算をすべてつぎ込んで作ったドラム缶――――ドラム缶型簡易式空間歪曲転移ゲート発生装置、通称『どこでもドラム缶』!」

提督「語呂悪い上にパクリじゃねえか!」

夕張「せめてオマージュって言ってよ!」

榛名「それにしてもよく作れましたねこんなもの……」

夕張「私の技術力は世界一だからね……ともかく、これでみんなで節分を楽しめるでしょ」

提督「まく豆用意してないんだけど」

夕張「ちゃんと用意してあるよ!」ガサッ

提督「……なんで落花生?」

夕張「北海道は落花生でやるから!」

提督「ああ、そう……」
437 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 16:56:46.51 ID:RUzs1bo10
一旦ここまで。夜にまた頑張る

>>432
ビス○ク「わふっ?」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 18:47:21.17 ID:Uyq+m/l2o
一旦乙です
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 19:53:04.08 ID:UA1/RZsjo


>>437
おい、隠せてねぇぞ!wwwwww
440 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:27:25.09 ID:RUzs1bo10
人間が人間である理由、それはどんな過酷な状況でもやる気さえあれば何でも出来ることにある

再開します
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 21:30:44.81 ID:xzVkm5VDO
どんな苛酷な状況なんだ?
豆を股間にぶつけられたとかか?
442 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:34:33.44 ID:RUzs1bo10
~豆まき~

榛名「お、おにー!」タタッ

提督「第一隊は砲撃!第二、第三隊は進路を予測して先回りしろ!第四隊以降は他の鬼を探せ!」

榛名「うう……なんで榛名が鬼役を……」

電「なのですなのですなのです!」

文月「これでもくらえ~!」

雪風「雪風は負けません!」

榛名「榛名!逃げ切ってみせます!」
443 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:39:00.93 ID:RUzs1bo10
赤城「逃げ切ればご馳走逃げ切ればご馳走逃げ切ればご馳走……!」タタッ

加賀「流石に気分が高揚します」

瑞鳳「九九艦爆の力、見せてあげるっ!」

祥鳳(瑞鳳可愛い……)

龍驤「乳や!あの乳を狙うんや!」

秋月「艦隊の防空は任せてください!」

不知火「不知火に落ち度はありません」
444 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:42:00.81 ID:RUzs1bo10
金剛「やられるわけにはいかないネー!」タタッ

扶桑「金剛には負けたくないの……!」タタッ

比叡・山城「「ダメ!姉さまを撃つなんて私たちにはできない!」」

鈴谷「二人とも邪魔!」

熊野「どいてくださいな!」

羽黒「が、頑張ります……!」

酒匂「今度こそきちんと戦うんだから!」
445 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:45:04.97 ID:RUzs1bo10
伊168「節分ねぇ……ま、やるからには負けないわ」ダンッ

大和「あ、当てれる気がしないわ……」

武蔵「右に同じだ……」

浜風「あの人本当に潜水艦なんですか……?」

川内「くー……すー……」

神通「姉さん!通路の真ん中で寝ないでください!」

夕張「全艤装展開!物量作戦で行くわ!」

※那珂ちゃんは節分ライブでいません
446 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:49:07.18 ID:RUzs1bo10
漣「当てられるわけないでしょjk」タタッ

夕立「夕立さんをあまり舐めない方がいいっぽい!」

雷「逃がさないんだから!」

北上「まあ適当に頑張ろっか、大井っちー」

大井「海の藻屑となりなさいな!……ごめんなさい、北上さん何か言った?」

北上「……なんでもない。頑張ろ?」
447 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 21:56:20.97 ID:RUzs1bo10
~豆まき終了~

提督「で、結局全員当てられたわけか」

榛名「榛名も頑張ったんですよ……」

赤城「ご馳走……」

金剛「燃え尽きたネー……」

扶桑「身体が……!身体が……!」

伊168「適度に手を抜いてあげるのも上の人間の務めよ」

漣「何も……言えねぇ……」

提督「それじゃあ節分の鬼役への豪華景品は無しの方向で――――」

青葉「青葉、捕まってませんけどね」

提督「……お前いたの?」

青葉「ずっといましたよ?天井裏とかに」

提督「でも鬼を決めるくじ引きは……」

青葉「ちゃんと引きましたよ?」サッ『鬼』

提督「……ちなみに何が欲しい?」

青葉「最新式のカメラが欲しいですね」

提督「バカ!そんなの買えるわけ―――― 青葉「ここにあるのは司令官の秘密のコレクションの写真ですが」 ――――よし!カメラだな!?買ってやろう!」

青葉「わーい!司令官大好きです!」ギュッ

艦娘(一部を除く)「あ?」

提督「今すぐ離れろ青葉死ぬぞ俺が!」
448 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:04:34.83 ID:RUzs1bo10
~恵方巻きタイム~

間宮「全員に行き渡りましたか~?」

艦娘『はーい!』

間宮「それでは皆さん、いただきます」

艦娘『いただきます!』

~執務室~

提督「急に入る仕事なんて大っ嫌いだ……」

提督(今頃みんな楽しく……いや、無言だからただ太巻き食ってるだけだろうけど。それでもいいなぁ。俺も一緒に食べたかったなぁ……)

コンコン ガチャッ

漣「三河屋でーす」

提督「どうした?何か問題でも起きたのか?」

漣「いえいえ、一人寂しく仕事をしているご主人様を嘲笑いながら恵方巻きを食べるために来ただけです」

提督「お前俺に敬意とか一切払ってないよな!」

漣「冗談ですよ。舞鶴式漣ちゃんジョークです」

提督「お前舞鶴に住んでたことないだろうが……」

漣「あれ?それもそうですね。あれー?」

提督「はあ。とにかく、俺は仕事するから邪魔するなら――――」ギュムッ

提督「!?」

漣「あ、喋ったら効果なくなりますので喋らないでくださいね。大人しく食べてください」

提督「……」モグモグ
449 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:16:02.70 ID:RUzs1bo10
漣「それでは漣も失礼して――――はむっ」

提督「◎△$♪×¥●&%#?!」

漣(だから喋らないでくださいってば!)※指信号です

提督「……」モグモグ

漣「……」モグモグ

提督(こ、これはどこまで続けるんだ?最後までいっちゃうのか?いやでも、漣のことだからどうせぎりぎりのところで切り上げるだろう。それまでは耐えねば――――!)

漣(い、勢いで始めちゃったけど、ここからどうしよう!?き、き、キスまでいっちゃったり!?いやいや、へたれなご主人様がそんなこと出来るわけない!ご主人様が口を離すまではこっちも――――)

提督「……」モグモグ

漣「……」モグモグ

提督(あっれー?もう漣の顔が目と鼻の先だぞ!?おい、離せよ!早く口を離せ漣!)

漣(ご、ごごごごごごごごっご主人様!?なんで食べるのやめないのバカなの死ぬの!?こ、このままじゃ――――)

ちゅっ

提督「……」

漣「……」

提督「……」

漣「……!」カアアッ

提督「……!」///

漣「ご」///

提督「ご、ご?」///

漣「ご主人様のバカあああああああああああああああ!!!!!!!!!!なんで食べるのやめないんですかあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

提督「お前が言うなああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!そっちこそ口離せばよかっただろ!!!!!!!?????????????」
450 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:21:27.84 ID:RUzs1bo10
漣「さ、漣のファーストキスだったのに!」///

提督「俺だって――――いや、冷静に考えたらそんなことはなかったわ」

漣「変態!スケベ!性犯罪者!」ポカポカ

提督「つーか元はと言えばお前から始めたんだろうが!俺は悪くない!」

漣「青葉にあることないこと言ってやる!」///

提督「すんませんでした!それだけは勘弁してください!」

漣「……ヤダ」プイッ

提督「何でも島風!じゃなかった、何でもするから!」

漣「……なんでも?」

提督「何でも何でも」

漣「ほんとうに?」

提督「本当本当」

漣「さざなみのことすき?」

提督「好き好き大好き愛してる」

提督(なんでこいつ幼児退行してるんだろう……)

漣「……じゃあ、もっかいチューして」

提督「ファッ!?」
451 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:32:14.70 ID:RUzs1bo10
漣「もっかい、さざなみとちゅーしたらゆるしてあげる」

提督「いやそれは色々倫理的に問題があると言いますか……」

漣「なんでもするっていったのに。うそつき」プイッ

提督「ぐはあっ!い、いや、俺は別にいいんだけどね?お前が後で傷つくだろうから配慮してるんだようん」

漣「……漣は、ご主人様にならされてもいいです」

提督「……漣?」

漣「さっきのだって、なんだか成り行きでしちゃった、みたいなのが嫌だっただけで、キス自体は嬉しかったんです」///

提督「え?……え?」

漣「だからご主人様、キス、してください……」///

提督(俺のメイドが頬を赤らめて目を瞑って準備万端な件。ちょっと待て準備万端って何がだ)

提督(どうすればいいの!?いやこれも本当にどうすればいいの!?これはいったいどういうシチュエーションなの!?)

提督(いやいやいや!俺は騙されないぞ!どうせここからキスしようとしたら冗談でしたーとか言われるんだろ!そうに決まってる!)

ドクン

提督(でも、もし本当だったら?)

提督(だとしたらこのまま何もしなかったら、漣を傷つけてしまんじゃないか!?)

提督(さっきの顔も嘘を言ってるようには見えなかった。今だって顔を真っ赤にして震えてる)

提督(こんな娘にここまでされて、放っておけるのか?俺)

漣「ご主人、様……」///

提督(……こうなったら、仕方ない!)

提督(後のことは、後で考える!)

提督「漣、いくぞ」

漣「……」///

提督「……」

チュッ
452 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:35:43.70 ID:RUzs1bo10
漣「……!」///

提督「……これで、いいだろ?」///

漣「……」

提督「……」

漣「……」

提督「あ、あー!俺ちょっと用事あったんだった出掛けてくる!」ダッ

漣「……」

漣「……ご主人様とキス、しちゃった。しかも二回も…………」

漣「……えへへ」

漣「なんで今日だけは思いが通じたのかはわからないけど」

――――漣は、幸せだああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
453 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:37:55.09 ID:RUzs1bo10
~提督の脳の一部が、拡張されました~



対象:漣

恋愛度:☆1

状態:気づかない程度の想い



――――奇跡は、起こり始めた
454 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:41:58.07 ID:RUzs1bo10
今日はここまで。クリスマスは榛名だったので節分は漣に任せました。いつも通りノリと勢い100%です。後悔はしてる

>>1のネタがそろそろガチで底を尽きかけてるので、安価でネタを募集します

未登場の艦娘(朧、曙、潮、瑞鶴を除く)は↓1

既出の艦娘(天龍、翔鶴、衣笠、伊168を除く)+↓1で決まった艦娘は↓3~5
455 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/03(火) 22:43:19.00 ID:RUzs1bo10
書き忘れ

既出の艦娘の方は出来れば状況指定もあった方が嬉しいです

安価は下から
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:43:20.11 ID:JTZobNvdO
朝潮
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:44:28.99 ID:rWHYkJz9O
ksk
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:44:45.69 ID:Fqd42VRrO
病名とデート
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:44:56.67 ID:CWxuj6TGo
金剛
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:51:03.79 ID:owk6ck/mO
春雨
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:53:10.20 ID:xzVkm5VDO
58とパロネタ
ローマな感じで
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 22:54:05.17 ID:tWwK7WZJO
秋月と一緒にご飯
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/04(水) 00:15:32.16 ID:cvqI0nwt0
榛名ヤミナとダブルデート
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/04(水) 01:42:34.69 ID:/6aeW7BOo
乙です
465 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 20:35:00.47 ID:2zKNwohG0
とりあえずE-1は突破しました。そして捕鯨しにいったわけじゃないのに大鯨が来ました
466 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 20:40:40.49 ID:2zKNwohG0
~想いを力に~

提督「さて、編成はどうするかな」

榛名「中規模作戦の件ですか」

提督「ああ。どうも最初は潜水艦が攻めてきてるらしい。となると軽巡と駆逐で水雷戦隊――――」

コンコン

提督「入っていいぞー」

那珂「失礼します」

提督「那珂?どうしたんだ?仕事は?」

那珂「お仕事は全部延期させてもらった。それより提督、お願いがあるんだけど」

提督「ん?言ってみ?」

那珂「今回の作戦、那珂ちゃんを旗艦にして」

提督「別にいいが……珍しいな。お前が積極的に戦闘に出ようとするなんて」

那珂「……今回の作戦名、もう一回見てみて?」

提督「……そういうことか」
467 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 20:46:31.29 ID:2zKNwohG0
那珂「那珂ちゃんにとって、今度こそは負けられない戦いなの」

提督「分かった。それじゃ旗艦は那珂で、他は――――」

文月「もちろん、私も出るよ~?」

提督「うわっ!?ビックリした!いつから机の下にいたんだよ文月」

文月「朝ご飯食べてすぐにかな~?」

提督「……で、お前も出るのか?今回の作戦」

文月「もっちろん~。私だって、この作戦だけは自分で決着をつけないといけないから」

提督「分かった。それじゃ那珂と文月は決定な」

提督「でも、これだけは約束しろ。絶対に無茶はするな」

那珂「わかってるよ!那珂ちゃんが怪我しちゃったらファンの皆が悲しむもんね!きゃはっ☆」

文月「大丈夫だよ~!夕立ちゃんにきたえられて、だいぶ強くなったんだから~!」
468 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 20:50:31.37 ID:2zKNwohG0
~大広間~

提督「それではこれより中規模作戦、トラック泊地防衛及び敵深海棲艦迎撃作戦を開始する!お前ら、やるぞ!」

艦娘『おおー!』

榛名「ところでイムヤさんは帰らなくていいんですか?」

伊168「私たちは今回の作戦は不参加なのよ。どっかのバカ二人が資源をバカスカ使うから」

~~~~~

長門「へっくしゅ!」

陸奥「あら長門、風邪?ダメよ?ちゃんと対策しなきゃ――――はくしゅん!」
469 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 20:52:22.63 ID:2zKNwohG0
ついに冬イベ開幕。この作戦如何によっては某鎮守府の長門以下数名と提督のクビが飛びます。今のところは大丈夫みたいですが

今日はもう一本やりますが、いったん休憩
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 21:01:07.32 ID:axs2Wbmto
一旦乙です
471 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:02:19.66 ID:2zKNwohG0
~小ネタ・春雨の一日~

春雨の一日は、明るい日差しに包まれた部屋での爽やかな目覚めから始まります

春雨「ん……んー……ふぁあ」ノビー

春雨「うん!今日もいい目覚めです」

春雨「時雨ちゃんも、起きてー」ユサユサ

時雨「う、うーん……」

春雨「起きてー」ユサユサ

時雨「くぅ……すぅ……」

春雨「……」

春雨「……スリガオ海峡夜戦……」ボソッ

時雨「っ!?」ガバッ

春雨「おはよう、時雨ちゃん」

時雨「お、おはよう春雨……なんだか、凄く嫌な感じがしたんだけど……」

春雨「気のせい気のせい」ニコッ
472 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:12:12.44 ID:2zKNwohG0
朝の準備を一通り終えると、次は朝食です

阿武隈「今日はトーストとハムエッグ、それにサラダとスープだよー」

鬼怒「鬼怒の朝ご飯はマジパナイからね!」

白露「知ってる知ってる」

時雨「毎回聞いてるからね」

村雨「長門さんと陸奥さんは?」

春雨「風邪気味みたいだから、お薬飲んでから来るって」

阿武隈「はい、みんな手を合わせて……いただきます」

艦娘『いただきます!』
473 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:32:50.37 ID:2zKNwohG0
朝食の後は訓練。今日は基礎訓練のようです

春雨「うー……痛っ!痛いよ時雨ちゃん!」

時雨「我慢してね?柔軟はちゃんとやらなきゃ」

春雨「だからってそこまでやらなくてもいいんじゃ――――」

時雨「よっと」グッ

春雨「きゃ、きゃあああああああああああああああああ!!!!!!!」
474 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:38:41.34 ID:2zKNwohG0
訓練が終わって、お昼ご飯を食べた後は自由時間。春雨は浜辺に来ました

春雨「……」

穏やかな海面に手をつける春雨

春雨「……『ウェイブ』」

春雨がそう呟くと、ささやかですが周りとは違った波が起こりました

春雨「……」

春雨(これは、私がだけが使える不思議な力。出来ることはとても小さなことばかりだけど、他の誰も使えない私の――――)

『×が×××守×よ、春×』

春雨「っ!」

春雨(また、この声……)

春雨「何なんだろう、いったい……」
475 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:46:36.63 ID:2zKNwohG0
やがて夜になり、夕飯を食べ風呂に入り、歯を磨いて着替えたら、もう寝る時間

時雨「おやすみ、春雨」

春雨「うん、おやすみ。時雨ちゃん」

春雨(明日もまた、こんな平和な時間が続きますように)

春雨は顔を声も知らない誰かにそう願い、ゆっくりと眠りに入っていった

~???~

????「モット……食ベタイ……」

???「……」フリフリ

????「……ユウシャ、キライ」プクー

???「……!」ガーン

????「ウソ。本当ハ大好キ」

???「……僕モ」

黒騎士「僕モ、キミガ大好きダヨ。姫」

駆逐棲姫「……」///

黒騎士「ダカラ、モシキミヲ傷ツケヨウトスル奴ガ来タラ――――」

駆逐棲姫「来タラ?」

黒騎士「――――僕ガキミヲ守ルヨ、姫」



運命はまだ、交わらない
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 22:47:12.54 ID:XgQwUGjBO
勇者と春雨は染まっちゃったか
477 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/07(土) 22:51:21.58 ID:2zKNwohG0
今日はこれで終わり。司令レベルがいくつになったら甲に挑戦できるんでしょう。せめてE-5までには上げねば……!

一日遅れですがイベントアンケート取ります。選択肢は以下

①那珂ちゃんのイベント ※冬イベの間は必ず選択肢に出ます

②ゴーヤのイベント

③浜風にフラグ構築

④文月にフラグ構築 ※冬イベの間は必ず選択肢に出ます

範囲は↓10まで
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 22:55:39.81 ID:SXMqof3AO
しれえ80から甲だった気がする
3で
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 22:57:03.65 ID:KwADuGgDO
2でち
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 22:58:36.94 ID:v3XSDrySO
そろそろ那珂ちゃんイベント見たい


481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 23:01:29.58 ID:3YvPMgaHo
2
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 23:45:52.98 ID:e4GVOTNE0
1かな、那珂ちゃん毎週見たい

ところでそろそろヴェルとケッコンできたのかな?
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 00:18:03.77 ID:eNW0FalIo
1
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 00:18:29.48 ID:4tt7nToc0
3
勇者たちの暗黒部分的な?
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 00:26:16.85 ID:NsqGTyDS0
3
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 01:30:36.93 ID:5dFTqr+NO
3
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 01:30:46.31 ID:nm3BGN3qO
3
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 09:56:05.42 ID:CU4KRsiDO
222222222222
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 10:29:24.20 ID:xDZGdFC+O
3
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 15:52:31.39 ID:Va5NS7wYo
>>465
俺だ
491 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/09(月) 21:16:36.76 ID:/QjUDEz20
E-2も突破。でもレア艦はドロップせず。戦艦とかもういらないでち。それよりレア駆逐寄越すでち

浜風のお話を考えるのにもう少し時間がかかりそうなので待っててください
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/09(月) 21:37:50.14 ID:ReFRUg7s0
乙でち。
頑張ってくだち。
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/09(月) 22:52:52.95 ID:yL12bNNZo
了解
494 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 21:47:22.46 ID:1BOPrryr0
反航戦で夜戦開始時に敵が残り四体で、もう無理かなと思ったら島風がカットインでぷにぷに棲鬼を倒してくれました。なお、S勝利でドロップは高雄だった模様。こんちくしょう

開始します
495 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 21:52:45.71 ID:1BOPrryr0
~ある日の鎮守府~

提督「たっまご~♪たっまご~♪」スタスタ

提督「間宮!卵ぷりーず!」ガチャッ

浜風「いらっしゃいませ」ペコリ

提督「……何やってんの浜風」

浜風「アルバイトです」

提督「なんで?」

浜風「そ、それは、その……」タジタジ

提督「まあいいか。深くは聞かねえよ」

浜風「あ、ありがとうございます。それで、ご注文は?」

提督「卵」

浜風「……?」

提督「間宮にそう言えば通るから」

浜風「?……わかりました」トコトコ
496 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 21:58:49.51 ID:1BOPrryr0
~数分後~

浜風「お待たせしました」コトッ

提督「さんきゅー。そうそう、これこれ!」

浜風「あの、これ何ですか?」

提督「何って……卵だけど?」

浜風「オムレツに卵焼きとゆで卵がついているんですが」

提督「いつもは他にもあるんだけどな。卵の在庫が切れたか」

浜風「……いえ、もういいです。なんでもありませんでした」

提督「そっか」

浜風「それでは仕事に戻りますので。伝票はここに」

提督「あいよ。ああ、ちょっと待て浜風」

浜風「はい?」

提督「微かにカカオとミルク、砂糖の匂いがする。内緒にしておきたいんなら匂いにももうちょっと気をつけろよ?」

浜風「!?」
497 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 22:06:09.24 ID:1BOPrryr0
浜風「な、な……!?」

提督「俺の知る限りのお前の交友関係からすると、イムヤと大和、武蔵に対する友チョコってところか?」

浜風「……」

提督「ま、軍人たる者これくらいは、な?」

浜風「……内緒に、してくださいね?サプライズであげたいので」

提督「わぁーってるよ。わざわざバラす理由が無いからな」

浜風「……ありがとうございます」

提督「それともう一つ、これは忠告じゃなくて純粋な感想なんだが――――」

提督「――――エプロン似合ってるな、お前。可愛いよ」ニコッ

浜風「……!」キュン

浜風(え?い、今のは何だったのでしょう。胸が、キュンッって……)///

提督「おい、大丈夫か?顔赤いぞ?食品を扱うんだったらそういうのはきちんと管理しないと……」ピトッ

浜風「~~~!!??」///

提督「あれ?熱は無いみたいだな。でも一応医務室で薬飲んだ方がいい」

浜風「だ、だだだだだだだ大丈夫ですから!そ、それでは仕事に戻りますので!」タタッ

提督「……?」キョトン
498 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 22:10:56.36 ID:1BOPrryr0
浜風「はあっ……はあっ……」///

浜風(ま、まだ顔の火照りが治まらない。ど、どうしてしまったんでしょうか私は)

浜風「もしかして、これが噂に聞く……鯉?」

浜風(い、いえ確かに私は池の鯉を眺めるのは嫌いではありませんが――――って、ではなくて!)

浜風「恋……なのでしょうか」

間宮「どうしたの?」

浜風「ひゃあ!」

浜風「ま、間宮さん!?」

間宮「ごめんなさい、驚かせてしまったかしら」

浜風「だ、大丈夫です!そ、それで御用は?」

間宮「ああ、うん、えっとね?提督さんから、浜風ちゃん風邪引いちゃったかもしれないから医務室に行くように言い聞かせてくれって」

浜風「て、提督が……」
499 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 22:19:56.75 ID:1BOPrryr0
浜風(提督が私のことを心配してくれて……って、何嬉しがってるんですか私!心配させてしまって申し訳なく思うべきなのに……!)

間宮「うーん、でもどうやら風邪じゃあないみたいね。うふふ」

浜風「……」///

間宮「とりあえず、提督にはホワイトチョコかガトーショコラがいいと思うわよ?あの人、それ以外のチョコってあんまり好きじゃないみたいだから」

浜風「な、何の話でしゅか!?」

間宮「何の話か分からないならそれでもいいけど……」

浜風「……教えてください」

間宮「あら?何を?イムヤさんと大和さんと武蔵さんに渡す分の生チョコとチョコケーキの作り方はもう教えたはずだけど?」ニコニコ

浜風「ホワイトチョコレートでのガトーショコラの作り方を、教えてください」///

間宮「あらあら~」

浜風「こ、これは先程心配してもらったことなどを含めた日頃の感謝を伝えるためで、決してそれ以上の意味はありませんから!別にそういう意味ではないので!」///

間宮「そうね~今はそういうことにしておきましょうか」ニコニコ

浜風(バレンタイン当日にチョコレートを渡して、この気持ちが何なのか、はっきりと見極めよう)

提督『チョコも美味いけど……俺はお前の方が食べたいかな?好きだよ、浜風』キランッ

浜風「~~~!!!!」///
500 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/10(火) 22:21:59.62 ID:1BOPrryr0
おわり。どうせならということでバレンタインネタを交えて仕上げてみました。バレンタインの時に誰がメインヒロインをやるかはまだ決めてません

次回は戦艦になるかと思います。イベント中は更新頻度が下がりますが、ご容赦ください。新しい艦娘が手に入れば本編に登場する確率も上がるので
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 22:24:29.64 ID:FN2e6KPzo
乙です
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/11(水) 10:43:00.40 ID:Ia9W024D0
浜風のエプロン姿は可愛い
503 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/11(水) 15:13:48.27 ID:15XTAq0V0
ようやくE-3突破……ラストダンスで資源とバケツがかなり減ったのでこれから備蓄モードに入ります

S勝利取っても戦艦しか出ないとか呪われてるんじゃないかと思うようになりました
504 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/12(木) 21:40:55.59 ID:xUIOi1mJ0
開始します
505 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/12(木) 21:43:00.58 ID:xUIOi1mJ0
~ある日の鎮守府~

PiPiPiPiPi

山城「うーん……」パシッ

山城「ふわぁあ……ねむい」

山城「とりあえず、きがえて……え?」パチクリ

山城「ええええええええええええ!!!!!!???????」ニャー
506 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/12(木) 21:49:36.05 ID:xUIOi1mJ0
~執務室~

ドタドタドタ!バタンッ!

提督「敵襲!?」

山城「違います!私です!山城です!」

提督「なんだ山城か……驚かせるなよまったく」ハア

山城「そそそそっそそそそそそそ、そんなことより大変なんです提督!」

提督「どうしたんだ?室内なのに帽子被ってそんなに慌てて。ネコ耳でも生えたか?」

山城「なんでわかったんですか!?」

提督「え!?マジで!?軽い冗談のつもりだったんだけど!?」

山城「うう……恥ずかしいけど、見せないわけにはいきませんよね……」パサリ ニャーン

提督「本当だ……紛うことなきネコ耳だ……」

山城「朝、目を覚ましたら生えていて……とりあえず妖精さんに聞いてみたんですが何も分からないと」

提督「そうか……」サワサワ

山城「……あの、提督?なんでネコ耳を触ってるんですか?くすぐったいんですが」

提督「いや、目の前にネコ耳があったからつい」サワサワ
507 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/12(木) 22:31:56.82 ID:xUIOi1mJ0
山城「それで、これどうしたらいいと思いますか?」

提督「そのままでいいんじゃないかな」ナデナデ

山城「そ、そういうわけにもいきませんっ!」

提督「えーなんでー?可愛いからいいだろ」

山城「可愛っ!?そ、それでもダメです!このままじゃ恥ずかしくて外を歩けません!」///

提督「しょうがないな……じゃあそういうのに詳しそうな知り合いがいるから聞いてみるか」ピッ

提督「もしもーし」

先生『よぉ坊主。そっちから連絡してくるなんて珍しいな。何の用だ?』

提督「いや、ちょっと聞きたいことが」

~説明中~

先生『ふむ、なるほど。つまりある艦娘が目を覚ましたらネコ耳が生えていてその姿があまりにも可愛すぎて襲ってしまいそうです先生のその大人のボディで僕の荒ぶる感情を受け止めてください、とそういうことだね?』

提督「後半は言ってねえよ冗談言うにしても年齢を考えろさっさとくたばれクソババア」

先生『近々お前の親御さんのところに行く予定なんだが、聞かれたことには素直に答えることにする』

提督「すんませんでした勘弁してください」

先生『最初からそう素直にしてれば良いものを。とりあえず、その症例には心当たりがある』

提督「本当か?」

先生『ああ。それは恐らくウイルス性ネコミミックシンドロームだろう』

提督「……なんだその胡乱な病名は」

先生『詳しいことは後でメールで資料を送ってやるからそれを見ろ。私はもう忙しいから切るぞ』ガチャッ

ツーツーツー
508 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/12(木) 22:33:02.82 ID:xUIOi1mJ0
今日はここまで。頻度も量も落ちてすみません。イベント終わって二週間くらい経ったら元に戻せると思います
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/12(木) 22:36:03.67 ID:8axCfbe90
乙でち
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/12(木) 22:37:07.68 ID:ZH5D902e0
乙です
イベント中は仕方ないっすよ、自分も(資材の問題で)吐きそうだし
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 00:07:44.89 ID:KPs0rcmVo
乙です
512 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 19:20:31.57 ID:qlNLf/660
E-4の攻略始めるかなと思ったら第二から第四まで全部遠征に出してて支援艦隊出せないことに気付いたときの何とも言えない倦怠感

投下開始
513 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 19:26:56.99 ID:qlNLf/660
ピロリン♪

提督「お、きたか」ピッ

提督「何々……『ウイルス性ネコミミックシンドロームは百年前の第一次深海棲艦戦争のときから存在しており、猫っぽい艦娘を媒介として感染するものである。またその主な症例は――――』だとよ」

山城「猫っぽい艦娘って何なんでしょうか?」

提督「さあ?でも資料によると軽巡の多摩って艦娘がそれに当てはまるらしい」

多摩「多摩は猫じゃないにゃ」

山城「でもこの鎮守府にそんな人……人?猫?はいませんよ。私も会ったことないですし」

多摩「だから多摩は猫じゃないにゃ」

提督「そうだよなぁ。どっから感染したのやら」
514 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 19:36:02.64 ID:qlNLf/660
山城「まぁ感染経路は後々調べましょう。それより早く私のを治してくださいにゃん」

提督「にゃん?」

山城「っ!?」///

山城「こ、これはどういうことなんですかにゃん!?語尾が『にゃん』になるにゃん!」

提督「どうやらそれもウイルスのせいみたいだな。ここに書いてある」

山城「れ、冷静に説明してなくていいですから早くなんとかしてくださいにゃん……!」///

提督(可愛い)

提督「えっと治し方は……っと、あった。これだ」

『適当にキスでもすれば治るんじゃないっすかね(適当)』

提督「なんで一番肝心なところが適当なんだよこの資料……」

山城「き、キス!?クルージング!?」

提督「おいバカやめろ。3-2は駆逐艦以外出撃させたことないから。ゴーヤにはオリョクルもキスクルもバシクルもカレクルもやらせてないホワイト提督なんだぞ俺」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 19:38:27.74 ID:hIZHVwFbo
3-2レベリングやらないのか
516 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 19:43:30.47 ID:qlNLf/660
提督「で、キスらしいが」

山城「そんな適当な資料当てになるはずありません!」

提督「でもこんなんでも一応あのクソババアが送ってきた資料だからなぁ。性格と見た目と存在はともかく、医療に関してだけは信用できるんだよあのクソババア」

山城「で、でも、そんな、キスだなんて……」///

提督「医療行為だし別にいいんじゃないか?」

山城「……提督は、いいんですか?」

提督「え?俺がやるの?」

山城「当たり前じゃないですか!他の人にはこんなこと頼めませんよ……しかもこんな恥ずかしい姿を晒す無理です……」

提督「それもそうか。俺は別にいいぞ。後はお前次第だ」

山城「……す」

提督「ん?」

山城「……お願いします」///
517 :E-4の夜戦マスでカットインされると凹む ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 19:58:31.55 ID:qlNLf/660
提督「おっけー。じゃあするぞ」グイッ

山城(て、提督の顔が近づいて……お姉さますみません。山城はお姉さまより先に提督と口づけをする姉不幸ものです…ああ、キスの時は目を瞑るんでしたっけ!?)ギュッ

チュッ

山城「え?」

提督「よし、これで完了」

山城「あの、提督……?」

提督「ん?どした?」

山城「キスってその……唇じゃ、ないんですか?」

提督「は?そんなわけないだろ?これは医療行為なんだぞ?するのはもちろん――――」



提督「――――患部のネコ耳に決まってんだろ」



山城「で、でもこれじゃあ治らないんじゃ……」

提督「いや、そんなことはないみたいだぞ?頭触ってみろよ」

山城「……」サワサワ
518 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 20:02:24.86 ID:qlNLf/660
山城「無くなってる……」

提督「な?」

山城「うう~!でも~!でもお!」

提督「そういうのは将来好きになった男にやってもらえ」

山城「……だからして欲しかったんですけど」ボソッ

提督「何か言ったか?小さくて聞き取れんかった」

山城「何でもありません!私、仕事あるのでもう行きますね!」スタスタ

提督「あ、おいちょっと待てよ!何怒ってるんだよ山城!」

山城「失礼します!」バタンッ

提督「何だったんだいったい……?」
519 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 20:10:36.86 ID:qlNLf/660
山城「もうっ!提督ったら期待させるだけさせといて……」

山城「でもまぁ、これで良かったのかもしれないわね」

山城「やっぱりするなら、ちゃんとそういう目的でしなきゃいけないもの、ね?」

山城「さあってと!お仕事頑張ろう!」

~後日~

山城「~~~~~!!!」///

山城『まぁ感染経路は後々調べましょう。それより早く私のを治してくださいにゃん』

扶桑「ネコ耳の山城、とっても可愛いわ」

金剛「キュートネー!」

漣「ホント、似合ってますよ……ぷふっ」

山城「あ~~お~~ば~~!!!」

青葉「ひいっ!?違います違います!今回のは青葉じゃありません!青葉は無実です!」

山城「嘘吐きなさい!あなた以外にこんなこと誰がするのよ!」ガシャンッ

青葉「きゃー!死ぬ!マジ死んじゃいますって山城さん!それは洒落になりません!平和的に話し合いましょう!」

山城「問答無用!」ドーン



榛名「また壁が……修繕費が……」

提督「そうなった原因はお前にもあるだろうが。どうせお前だろ?録画してた山城のネコ耳姿をDVDに焼いて配り歩いたのは」

榛名「……提督も一枚いります?」

提督「もらっとく」
520 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/13(金) 20:20:23.53 ID:qlNLf/660
おわり。ネコ耳姿の山城を想像したら可愛すぎて死にました

明日の展開をコンマで決めます。お気に入りの子がいる人は頑張ってください

Su…1

Yama…2

Yu…3

Z…4

A…5

K…6

Ham…7

N…8

O…9

Another…0

Sa…88

Yami…99

Har…00

上から十番目までは下一桁のコンマ、残り三つはゾロ目です

それでは↓3
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 20:21:13.70 ID:HpXAcQerO
踏み台
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 20:21:31.65 ID:79ijz1/bO
どういう意味?
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 20:21:41.72 ID:w5hOrgzYO
病名こい
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 21:52:39.96 ID:7ubrt6DPo
乙です
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 22:23:09.42 ID:gFLm3q300
yama…
山城かな?
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 16:18:48.84 ID:G9rklzb8o
山雲じゃね?
527 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:14:33.91 ID:3bdxCCze0
色々目を疑うようなハプニングもありましたが、北上様のハイパーカットインで空母棲姫を沈めてE-4突破。E-5も乙で行くべきか丙で妥協するべきか悩んでます

それと今日ヴェルとケッコンしました。練度的には三日くらい前から可能でしたが、折角なのでバレンタインに合わせてケッコンしてみました
528 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:17:47.50 ID:3bdxCCze0
~バレンタインの鎮守府~

コンコン

提督「開いてるから入っていいぞー」

ガチャッ

山城「失礼します」

提督「山城か。どうした?」

山城「いえ、少し提督に用事が……」

提督「用事?」

山城「提督は、今日が何の日か知ってますか?」

提督「ビスマルクと伊良湖の誕生(進水)日」

山城「そうじゃなくて!もっとこう、一般的な!」

提督「……ああ、バレン何とかデーか」ケッ

山城「なんでそんなにやさぐれてるんですか……?」
529 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:24:53.92 ID:3bdxCCze0
提督「聖バレンタインの冥福を祈る日に男女がイチャコラしている事実に腹が立って仕方がない。ついでに俺にチョコが渡されないという事実が許せない」

山城「ようするにやっかみですか」

提督「いいんだよ!俺別にチョコとか好きじゃないし!」

山城「そうなんですか?じゃあこのチョコレートは自分で処分しないと――――」

提督「ください」ドゲザ

山城「いっそ清々しいくらいの手のひらがえしですね」

提督「いや、チョコが嫌いなのは本当だけど、今日はいける気がするんだよ!つーか山城のチョコだからいける気がするんだよ!」

山城「そ、そうですか……私のチョコだから……」///
530 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:39:35.91 ID:3bdxCCze0
山城「ま、まあ元々提督のために作ったチョコですからあげますよ」

提督「ありがとう山城!愛してる!」

山城「い、いいから早く目を瞑って口を開けてください!恥ずかしいんです!」///

提督「恥ずかしいって何が?つーか口を開けても手元にチョコが無かったら食べれないんだけど」

山城「た、食べさせてあげますから!」

提督「あ、マジでさんきゅー」アーン

提督(一時期に比べべったり甘えてこなくはなったけど、やっぱり俺に対する山城の態度が軟化してるよなぁ……何かあったのか?)

山城「そ、それじゃ行きますよ……」モグモグ

提督(あれ?何でだろう?目の前でチョコを食べてるような音が――――)

山城「ふぇいっ」チュッ

提督「!!??」

山城「んっ……んん……」

提督(や、山城の口から温かい液体が……この味は、チョコ?)

提督(これってもしかして、いや、もしかしなくても……)

山城「……ぷはっ」///

提督「……」ポー

山城「ど、どうでした?美味しかったですか?」///
531 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:48:36.90 ID:3bdxCCze0
提督「……口移し?」

山城「こ、声に出して言わないでください!恥ずかしいんですってば!」///

提督「や、山城、お前何やって……!」///

山城「だ、だって……その……えっと……」///

提督「たかが義理チョコのためだけにそこまでしなくても良かったってのに……」

山城「義理じゃありません!」

提督「へ?」

山城「あ」

提督「ぎ、義理じゃないってそれどういう――――」

山城「あー!私買い出し頼まれてるんでした!それでは失礼しますね!行ってきます!」

提督「あ、おい!ちょっと待て――――行っちまったか」

提督「義理じゃないって……つまりその、あれだよな?」

提督「いや、ないって!流石にそんなわけない!山城が俺にそんなの……」

提督「……ない、よな?冗談に決まってる、よな?」

提督「だああああああああああああああ!!!!!!!!!わっかんねぇ~!誰でもいいから女心について詳しく説明してくれえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
532 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:50:57.12 ID:3bdxCCze0
~一方、山城は~

山城「や、やっちゃった……」

山城(提督とキスしたのは初めてじゃないけど、前の時は提督寝てたし!しかも今回は口移しでチョコを――――)ボンッ

山城「ど、どどどどどどどうしよ!?流石に提督にバレちゃったかもしれない!」

山城「でも提督のことだし気付いてない可能性も……」

山城「ああもう!上手くいったはずなのにこんなに悩むなんて……不幸だわ」
533 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 22:52:28.70 ID:3bdxCCze0
~提督の脳の一部が、拡張されました~



対象:山城

恋愛度:☆1

状態:気づかない程度の想い



※このシステムに特に深い意味はありません。精々個別エンディングが豪華になるくらいです。今のところは
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 22:53:12.91 ID:cafPC7CiO
個別エンディングって結局このスレ終わっちゃうの?
ずっと続いて欲しいなあ
535 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 23:00:41.33 ID:3bdxCCze0
おわり。勢いで一気に書き上げました。やれるだけのことの半分くらいはやった

ちなみに選択肢の意味は上から鈴谷、山城、夕立、瑞鳳、秋月、加賀、浜風、那珂、オムニバス(微妙に使い方が間違ってるけど、ようするに主だったヒロイン全員分)、他鎮守府のバレンタイン、漣、ヤミナ、榛名です

他のヒロインのも、希望してくださる方がいらっしゃったらやりたいと思います。↑2のシステムは発動しませんが
536 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/14(土) 23:01:54.82 ID:3bdxCCze0
>>534
終わり方は一応考えてあるのでいつかは終わらせますが、まだ当分続きます。というかネタさえ尽かなきゃたぶんずっと続けられますこのスレ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 23:04:15.79 ID:6ou1NEzMO

秋月ちゃんを是非お願いします
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 23:15:28.39 ID:LKJLBsmDO
58エンドがないのはどういうことでちか?
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 23:20:57.32 ID:m0DowcGiO
づほと浜風と病名、榛名は見たかったな
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 23:33:02.31 ID:p2biiDk4o
乙です
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 00:07:37.73 ID:6kHRQSi50
金剛姉様の選択肢はどうしたデスか!?

それはそれとして乙です、そして!
ヴェルとケッコンおめでとう!!!!
542 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/16(月) 20:54:02.71 ID:6+r4rxXn0
時は金なり→時=金→金=時

お金払うんで時間をください(錯乱)

とりあえず秋月の分から遅ればせながらバレンタインネタを投下します
543 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/16(月) 20:58:00.82 ID:6+r4rxXn0
~鎮守府のバレンタインpart2~

秋月「司令!」バンッ

提督「どうしたんだね秋月くん。そんなに慌てて」

秋月「……そのキャラはツッコミ待ちなんでしょうが今はそんな場合ではありません。大変なんです!」

提督「何があったん?」

秋月「チョコレートが、チョコレートが無いんです!」バンッ

提督「……は?」
544 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/16(月) 21:10:27.24 ID:6+r4rxXn0
提督「――――つまり、今日がバレンタインデーであることと、バレンタインにはチョコを渡す風習があることを今日知って、今更ながらにチョコを用意しようとしたらどの店でもチョコが売り切れていた。と、そういうことか」

秋月「はい……どのお店に行っても、チョコはもう売り切れた、と」

提督「へぇ」

秋月「すみません。日頃お世話になっている分こういう時くらいはちゃんとしたかったんですけど……」シュン

提督「……」ポンポン

秋月「え?」

提督「別に気にしなくていいさ。お前の気持ちは充分、伝わってるからな」ナデナデ

秋月「ふぇっ!?あ、あの……」///
545 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/16(月) 21:41:10.35 ID:6+r4rxXn0
秋月「あ、あの!」///

提督「ん?」ナデナデ

秋月「来年……来年こそは、ちゃんと渡しますから!下手くそかもしれないけれど、一生懸命に作りますから!」

秋月「そうしたら、受け取ってもらえますか……?」

提督「……」

提督「ああ、もちろん」

秋月「……それじゃあ秋月は仕事に戻りますね。失礼しました」バタン

提督「……ふぅ」

提督「また来年も、チョコが売り切れてますように」



※提督はチョコが苦手です
546 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/16(月) 21:43:22.56 ID:6+r4rxXn0
うちの嫁ことヴェルからチョコを貰えなかったショックが長引いて調子が出ないので今日はここまで。ごめんちゃい

こうしてまたどんどんとメインストーリーを進めるのが遅れていくという……
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/16(月) 21:48:08.30 ID:x1d7pAnL0
乙です。
第六駆逐は今回もないんだなあ…
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/16(月) 22:01:55.86 ID:zoK1cJqno
乙です
549 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/17(火) 23:45:29.50 ID:2adtG+WE0
E-5道中固すぎだよふざけんな。バケツが半分になってもゲージが一割すら削れないってどういうことだってばよ。もう諦めて丙に下げるしかないのかな……

というわけでE-5攻略に全力を出すのでイベント終了まで更新できないかもしれません。出来るだけ頑張る気ではいますが。早く更新しろよバカ野郎という方はアドバイスください(土下座)
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/17(火) 23:56:16.47 ID:Dnq/LbIY0
俺も丙に変えたし第一第二艦隊ともに80近い練度だけど空母おばさんが辛いとしか言えない
一週間てboss到達三回bossは弱いからましだが
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 00:57:13.28 ID:uXYrH34A0
空母おばさんきっついんですよねえ
削りきれないほどじゃないがダイソン地味に硬いし
ただ道中大破がな…
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 06:37:49.78 ID:z1V/OQscO
同じくE-5の削りでつまった提督だったけど無事クリアできたから諦めるな
余計なお世話かもしれないけど続きがみたいので教訓メモを置いておきますね
長くなりそうなのでみなさまのお目汚し申し訳ない……

・削りは機動部隊1択
第2艦隊から砲撃戦が始まるので微妙かもしれないけど実は危険な場所は初戦の那珂野くんとツ級のみ
初戦さえ抜ければ空母おばさんマスで制空優勢を取れるので艦隊司令部も合わせればかなりの確率でボス到達が可能

・明石香取固定はかなり有効
レベルが低くても第1艦隊旗艦なら以外と大破しない
編成にいれると渦潮がよけれるのでかなり楽になる
逆に潜水艦固定は火力不足に感じた

・空母おばさんマスは右上の陣形(名前忘れた)
空母おばさんは右上の陣形にすると中破で抜けさせてくれることが多かった
火力も十分足りており、戦闘隊形よりも安定して突破できた(ただし、運が良かっただけの可能性もあり)

・支援艦隊に資材と人材を惜しむな
砲雷撃戦前の支援砲撃でどれだけ敵のかずを減らせるかで戦況が変わるので、しっかりフィット装備とコンデション値を維持すること
最後は結局運なので火力がある艦を支援砲撃に回した方がわりとうまくいく(私は長門陸奥を支援に回して本隊は扶桑山城金剛榛名で行きました)

後は回数こなすことと運ですね
私は後から~~してないからだと言われたくなかったので、ALLキラなどやれることはすべてやってたのですが、知人はキラづけなど特にはしてなかったみたいです
特にラストダンスは火力的に水上部隊固定になってしまうので空母おばさんが暴れ狂います
静かに神に祈りましょう

最後に自分の編成ですが
削り時
加古 120(203(3号)×2観測艦隊司令)
扶桑山城 90(ダズル砲試作41砲整備員瑞雲12型)

赤城加賀大鳳 95(烈風こんもり、余ったスロに戦爆と彩雲と艦攻)

時雨 99(魚雷カットイン、探照灯)
ビスコ 99(38改×2観測32電探)
潮 90(対空カットイン装備)
大淀 85(203(3号)、152、夜偵、照明弾)
北上大井 99(203(3号)、155副砲、甲標的)

ラストは第1艦隊の加古を明石(44)に缶ガン積み、加賀に烈風と彩雲、金剛榛名(95)にフィット装備と観測と電探で挑みました

何度も言いますがE-5甲は回数こなすことと運なので禿げてもやり続けるしかありません……
主がE-5をクリアできることを心からお祈りいたします
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 19:25:55.58 ID:jMlaFVX1o
司令部施設があれば・・・司令部施設があれば空母おばさんなんて怖くないのに・・・!!
夏秋に大淀を取り損ね、E5丙ラストダンスに丸一日24回の出撃を強いられた無能提督の言い訳でした
丙ですらコレですから装備、戦力に不安があり無理かなと思ったら
余力があるうちに難易度下げを決断した方が賢明かと思われます

ちなみにうちの編成は
羽黒(88)、山城(96)、扶桑(87)、赤城(78)、大和(50)、武蔵(44)
でち公(70)、BEP(82)、電(97)、時雨(78)、夕立(77)、矢矧(63)
でした
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 19:29:52.11 ID:jMlaFVX1o
すいません、>>553第二の編成は電と夕立外してハイパーズ入れてましたわwwレベルはどちらも95
555 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 00:01:26.27 ID:8NRsPN1S0
バケツが尽きた弾と油は残り四桁。ボスのゲージはあと半分

天城さんの出演予定はキャンセルの方向かもわからんね
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/19(木) 02:13:57.47 ID:0pwkouKlO
甲で資源切らして丙に落とした俺提督がいますよっと

天城逃すのが一番まずい
557 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 22:27:50.36 ID:8NRsPN1S0
T字有利、それは敵の攻撃はクリティカルとなり味方の攻撃は外れる悪魔の状態

ちょっとだけ更新します
558 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 22:40:19.07 ID:8NRsPN1S0
キラ付けするとT字有利だろうと支援艦隊が攻撃を当てなくなるのって仕様なんですかね(怒)



~鎮守府のバレンタインpart3~

瑞鳳「てーとくー!」バタン!

提督「どうした瑞鳳」

瑞鳳「チョコあげる!はい!」

提督「お、おう。ありがとう」

瑞鳳「……!」キラキラ

提督(どうしよう。こんないい笑顔で見つめられたらチョコが苦手なんて言い出せない)
559 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 22:47:56.22 ID:8NRsPN1S0
瑞鳳「ほら、早く開けてみて!」

提督「わ、わかった、わかったから!……これは」

瑞鳳「ふっふーん!どう、このオリジナリティ溢れるチョコは!」

提督「いや、これチョコって言うより――――卵焼きじゃね?」

瑞鳳「そんなことないでしょ!ちゃんと卵と卵の間にチョコが挟まってる!」

提督「八割方たまごじゃん!なんで海苔入れるのと同じ要領でチョコ入れてんの!?バカなの!?」

瑞鳳「だ、だって提督卵焼き好きでしょ?だからこうしたら美味しく食べれるかなって!」

提督「うん、限度というものを考えようか」

瑞鳳「食べてみなきゃ美味しいかどうかわかんないでしょ!」

提督「お前味見は?」

瑞鳳「……してない」

提督「俺ちょっとお腹痛いからトイレに――――」

瑞鳳「だ、大丈夫だって!きっと絶対美味しいからたぶん!」

提督「ところどころに不穏な単語が……がふっ」モグモグ

提督(瑞鳳の奴無理矢理口の中に捻じ込みやがった……)
560 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 22:52:17.65 ID:8NRsPN1S0
瑞鳳「どう?」

提督「どうも何もこんなもん――――あれ?美味い?」

瑞鳳「本当!?」

提督「ああ、普通に食える」

瑞鳳「よ、良かったぁ~」

提督「チョコさえも美味に変えてしまうとか卵マジパないな」

瑞鳳「チョコさえも?」

提督「こっちの話だ気にすんな」

瑞鳳「わ、わかった」

提督「とにかく、これありがとうな。嬉しかった」

瑞鳳「うん!それじゃ、来月は期待してるからね!」

提督「あいよ。きっちり三倍にして返してやるよ」
561 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 22:52:54.33 ID:8NRsPN1S0
こっから本編に戻ります
562 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 23:00:41.66 ID:8NRsPN1S0
~ある日の鎮守府~

伊168「浜風、準備は出来た?忘れ物は無い?」

浜風「はい、元々そんなに持ってきていなかったので」

提督「お前らもう帰るのかよ。もう少しいればいいのに」

伊168「そういうわけにもいかないの。今回の作戦で消耗した提督たちの代わりに、しばらくは私たちが前線で戦わなきゃいけないから」

提督「それはそうだが……」

伊168「ま、暇になったらまた来てあげるわよ。浜風も連れて、ね」チラッ

浜風「い、イムヤさんっ!」///

提督「大和に武蔵、金剛。あいつらも浜風が来たら喜ぶだろうからな。是非また来てくれ」

伊168「そっちじゃないわよ、そっちじゃ……」ハア

提督「え?何か間違った?」

浜風「……提督も、嬉しいですか?」

提督「ん?何が?」

浜風「私がまた来たら、嬉しいですか?」

提督「そりゃ嬉しいさ。当たり前だろ?」

浜風「そう、ですか……」

浜風「えへへ」ニヤニヤ

伊168「おっとそれ以上は放送コードに引っかかるからアウトよ!」バッ

提督「な、何が何だかよく分からんが……とにかく、元気でな」

伊168「提督もね。あなたに不死鳥の加護があらんことを」

提督「それが欲しいのはお前だろうが」

伊168「私はいいのよ。帰ってきたらいっぱい側にいてもらうから」

提督「さいですか」
563 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 23:01:59.08 ID:8NRsPN1S0
提督「それじゃ、またな」

伊168「バイバイ、提督」フリフリ

浜風「お世話になりました」ペコリ



~イムヤと浜風が呉に帰りました~
564 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 23:13:20.59 ID:8NRsPN1S0
~一方、某北の大地~

男「え~!もう帰っちゃうのかいマイスイートハニー」

???「研修はもう終わったからね。あとあまりふざけたこと言ってると弾くよ?」

男「おーけーおーけー謝るんで展開した艤装戻してください」ドゲザ

???「まったく、ただでさえこれから長距離の移動で疲れるんだから、無駄な体力を使わせないでくれ」

男「ごめんごめん。それじゃ、日本に帰っても元気にやりなよ?俺はいつだって、キミの安全を祈ってるからさ」

???「……私も、一応キミの健康を祈っておいてあげるよ」

男「マジで!?ついに来たかデレ期!」

???「やっぱり気が変わった今すぐ死んでくれ」

男「デレ期終了早いよ!そんなところも可愛いんだけどさ!」

???「死ね」

男「悪かったよ、今度こそこれで最後だ。さようなら、響ちゃん。いや、ヴェールヌイちゃんか」

ヴェル「どっちでもいいさ。どちらも私の大切な名前だからね」

ヴェル「до свидания。さようなら、ナンパ男さん」

~~~~~

ヴェル「さて、日本に帰ったらまず何をしようか。とりあえず大本営には顔を出さなきゃいけないし、提督や天龍のところにも行こうか。それと着任予定の佐世保の鎮守府も見に行くかな。でも、何より先に――――」

ヴェル「――――イムヤに会いに行こう」
565 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/19(木) 23:16:45.69 ID:8NRsPN1S0
今日はここまで。また新たなキャラを増やしていくスタイル。このままだといつか制御不可能になる気がします

卵焼き+チョコレートの組み合わせを試すときは自己責任でお願いします
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/19(木) 23:33:02.99 ID:3CfbsX39o
乙です
567 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/20(金) 23:00:59.43 ID:LpRn4L6n0
しばらく金剛を旗艦にするのやめようと思います。何故なら煽られてる気分になるから(ヘイテイトクー

とりあえず浜風の分のバレンタインネタを投下します
568 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/20(金) 23:06:45.50 ID:LpRn4L6n0
~バレンタインの鎮守府part3~

提督「大きな声でピリカピリララ♪」

提督「はしゃいーで騒いで歌っちゃーえ♪」

浜風「……廊下で何をしてるんですか貴方は」

提督「ん?浜風?俺はただ単に見回りを――――」

浜風「どこの世界に見回りしながら大声で歌う人がいるんですか」

提督「ここにいるが?」

浜風「……」ハア

提督「なんで溜め息吐かれてんの!?」
569 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/20(金) 23:28:59.65 ID:LpRn4L6n0
浜風「まぁいいです。おかげでちょうどいいタイミングで会えました」

提督「俺に何か用でもあったのか?」

浜風「はい、これを」サッ

提督「……?」

浜風「 た ま た ま 材料が余ったので作っただけですから。特に深い意味はありません」

提督「もしかして……チョコ?」

浜風「はい、一応」

提督「あ、あー……うん、アリガトウ。ウレシイヨ」

浜風「……そんな顔しなくても、材料はホワイトチョコレートで作ったのはガトーショコラですから安心していいですよ」

提督「え、マジで!?そっか、良かったぁ」
570 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/20(金) 23:32:03.74 ID:LpRn4L6n0
浜風「それでは浜風はこれで」

提督「おう、ありがとな」

浜風「いえ」スタスタ

提督「……義理だろうけど、嬉しいものは嬉しいな」

提督「って、そういえば俺あいつにチョコ苦手だって言ったっけ?何で知ってたんだ?」



浜風(緊張した緊張した緊張した緊張した緊張した緊張した)///
571 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/20(金) 23:46:09.77 ID:LpRn4L6n0
バレンタインネタはこれで終わり。ヤミナは隠しヒロインなので本番でコンマ取らないと無理です。榛名なんて攻略ヒロインですらありません

本当は本編も進めるつもりだったんですが今日はもう無理っぽいです。眠気が限界です

また明日頑張ります
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 23:56:25.10 ID:2G+tcURao
乙です おやすみー
573 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/02/21(土) 23:02:38.21 ID:+1A2s0i30
すみません

書こうと思ったら何書けばいいのか全然思いつかなかったので今日も無理です。ついでにしばらく忙しくなるので更新できなくなりそうです
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/22(日) 01:31:14.12 ID:2p0prWmVo
>>552

>>1ではないけどあなたに感謝の言葉を送らずにはいられない
おかげ様でE5いけました
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/22(日) 01:36:40.44 ID:2p0prWmVo
嬉しさのあまり最新レスすら見ずに書いてしまいました、すいません
リアル乙です、お待ちしております
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/27(金) 14:25:25.92 ID:U5DtbPZDO
忙しいのかな
577 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 20:21:16.05 ID:LKM5AyoD0
レベルソートにして一ページ目に五人以上駆逐艦がいたらロリコンとかいう風潮

まあ私は四人しかいないんで関係ないんですがね(なおそのうち二人はトップ5に入る模様)

開始します
578 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 20:33:03.42 ID:LKM5AyoD0
~ある日の呉~

ピンポーン

時雨「あれ?お客さんかな?」

白露「今日誰か来るって言われてたっけ?」

村雨「言われてないよー」

阿武隈「じゃあ宅配便?」

鬼怒「誰か何か頼んだ?」

フルフル

阿武隈「長門さんたちはどうですか?」

長門「私は別に何も買っていないが……」

陸奥「私も心当たりは無いわね」

時雨「となると残るは――――」

春雨「イムヤさん、ですね」

時雨「そうなるね。じゃあ誰が呼びに……というか起こしに行く?」

シーン

白露「あ、あたしいっちばーん!に抜けるね!」タタッ

村雨「村雨もそういう趣味は無いからやめておくねー!」タタッ

阿武隈「へ、部屋に戻ってお守り作らなきゃ。交通安全の」タタッ

鬼怒「パナイ島が呼んでる気がするから無理!」タタッ

長門「たまには哨戒任務に当たらねばな」ダッ

陸奥「駆逐艦や軽巡の子達に怪我させるわけにはいかないもんね?」ダッ

時雨「……見事にみんな逃げて行ったね」

春雨「そうだね……」

時雨「じゃ、あとは春雨よろしく。ボクは日課のジョギングに行かなきゃいけないから」タッ

春雨「時雨ちゃんにそんな日課無いよね?」グイッ

時雨「今日から出来たんだよ!」ジタバタ

春雨「嘘吐いてまで私に押し付けて逃げようなんて、時雨ちゃんは悪い子だね?」グリグリ

時雨「痛たたた!痛い!痛いよ春雨!」
579 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 20:39:27.26 ID:LKM5AyoD0
春雨「嘘吐いた罰として、このままイムヤさんの部屋まで連行して放り込んじゃおっかな」

時雨「ちょっ!?それはシャレにならないってば!」

ガチャッ

浜風「おはようございます」

春雨「あれ?浜風ちゃん?今起きてきたの?」

浜風「はい。うっかり寝過ごしてしまいまして」

時雨「そういえばさっきからいなかったね。すっかり忘れてた」

春雨「そうだ時雨ちゃん。浜風ちゃんに頼めばいいんじゃない?」

時雨「ああ、そうだね。それがいい」

浜風「何の話ですか?」

時雨「実は寝てるイムヤさんを起こしてここまで連れてきて 浜風「無理です」 即答かあ……」

浜風「絶対に無理です。それだったら単騎で沖の島まで行った方がマシです」

時雨「だよねえ……」

春雨「いっそ三人で起こしに行く?そうすれば運が良ければ一人くらいは助かるかも……」

時雨「そうだね。そうしよっか」

浜風「では、誰が助かっても恨みっこなしということで」

春雨「じゃあ早く行きま――――」

伊168「食堂のドアの前で何してるの?」ガチャリ
580 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 20:44:40.35 ID:LKM5AyoD0
時雨「イムヤさん!ちょうどいいところっ」バンッ

時雨「~~~~~!!!!!」プルプル

伊168「耳元で大きな声出さないで。頭に響く」

浜風「また二日酔いですか?」

伊168「ええ。昨日うっかり深酒しちゃって」

春雨「昨日だけじゃなくていつもじゃ……」ボソッ

伊168「何か言った?」

春雨「いえ、何でもないです!」ビシッ

伊168「そう。それで、何の話をしていたの?」

時雨「そうそう。イムヤさん、何か通販で頼んだりした?お酒とか」

伊168「特に頼んだ覚えはないわね」

時雨「そっか。イムヤさんも違うのか」

春雨「浜風ちゃんは?」

浜風「私も、特には」
581 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 20:48:55.39 ID:LKM5AyoD0
伊168「何?何か来たの?」

時雨「うん。五分くらい前にインターホンが」

伊168「いやさっさと出なさいよそれ。帰っちゃったらどうするのよ」

春雨「強盗かもしれませんし」

伊168「わざわざインターホン鳴らしてから鎮守府を襲撃する強盗なんているわけないでしょ」

浜風「帰られても困りますし、とりあえず玄関まで行ってみましょうか」
582 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 21:04:16.42 ID:LKM5AyoD0
~玄関~

伊168「で、ここまで来たわけだけど」

春雨「まだいる?」

時雨「電探ニ感アリ。うん、いるよ」

浜風「それでは、開けますね」

ガチャッ

ヴェル「ひびきーぬいだよ。このまま忘れ去られるんじゃないかと心配したんだ」ヤホー

伊168「……」アゼン

時雨「誰?」

春雨「知らない人だね?」

浜風「どうやら艦娘のようですが……」

ヴェル「そこの三人は初めましてだね。私はそこのイムヤの後輩の――――」

伊168「ひ」

一同『ひ?』

伊168「響いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!会いたかったわあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ガバッ

ヴェル「えっ?ちょ、いきなり抱き着かれるのは流石にっ!というかこの展開、何か既視感がっ」

伊168「おかえり響ロシアはどうだった?寂しくなかった?ちゃんと眠れた?私はもう響がいなくて寂しすぎて夜も眠れなかったわ!」ギュウ

ヴェル「いや、あのイムヤ?久しぶりの再会でテンションが上がるのは分かるけど、締まってる。締まってるから。あと酒臭い」
583 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 21:08:07.59 ID:LKM5AyoD0
伊168「響!」プクー

ヴェル「ああ、やっと解放された……何?」

伊168「なんで呼び捨てなのよ!前みたいに『イムヤ先輩』って呼んでくれなきゃやだー!」ジタバタ

ヴェル「いやだって別にもう同じ鎮守府じゃないし、別にいいかなと。あと、後ろの子達がドン引きしてるから少し落ち着こうか」

時雨「あのイムヤが……」

春雨「二日酔いで二十四時間三百六十五日不機嫌そうなイムヤさんが……」

浜風「笑顔を見せたり駄々っ子したり……」

ヴェル「イムヤが普段どんな風に生活してたのかが気になるんだけど」
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 21:12:06.55 ID:RPdaRgwbO
来たか
585 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 21:16:22.21 ID:LKM5AyoD0
伊168「随分帰ってくるのが遅かったわね!一年もかかって!」

ヴェル「本当はあと十日は早く帰ってこれるはずだったんだけどね。飛行機が故障したり、野良艦を拾ったりしてたら遅くなっちゃった」テヘペロ

伊168「まったくもう……」

ヴェル「まあまあ。そうだ、これお土産」

伊168「?」

ヴェル「ウォッカだよ。本当は天龍辺りにあげるつもりだったけど、この一年でイムヤは酒豪になったみたいだからね。あげる」

伊168「ありがとう!大切に飲むわね!」ギュー

ヴェル「どうでもいいけど抱き着くのやめてもらっていいかな。酒臭い。酔いそう」

伊168「響はどこの鎮守府に入るの?ここ?」

ヴェル「佐世保に席が用意されてるよ。提督代行、って肩書付きでね」

伊168「そう。じゃあ一緒の艦隊にはなれないのね」

ヴェル「まあね。でも、また遊びに来るよ。今日はもうこれから佐世保に向かわなきゃいけないけど」

伊168「うん、わかった。明日を楽しみにしてるわね」

ヴェル「ちょっと待って。明日来るとは一言も言ってない」
586 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 21:19:11.10 ID:LKM5AyoD0
伊168「冗談よ。それじゃあ響。またね」

ヴェル「うん。ああ、そうそう。一つ言い忘れてた」

伊168「?」キョトン



ヴェル「『響』じゃなくて『Верный』だよ。今度会うからはそう呼んでくれ、イムヤ先輩」
587 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/02(月) 21:26:37.09 ID:LKM5AyoD0
今日はこれにて終了。久しぶりに書くので書き方の確認を含めたお話でした

とりま明日の雛祭りイベントのコンマ判定を行います。メインヒロインの座を握るのは誰か。それを決めるのは画面の前のあなただっ!

①鈴谷、夕立、瑞鳳、秋月、加賀、浜風、他鎮守府(横須賀、呉)

②山城、漣、ヤミナ、榛名

以上の艦娘たちから好きな子を選んでください。①の子達はコンマ奇数、山城・漣・ヤミナは00以外のゾロ目、榛名は00でコンマ判定成功

コンマ判定失敗の場合は安価↓にズレてまたコンマ判定。これを十回繰り返すまでに決まらなかったら、前回と同じ方法を取ります

それでは安価スタート
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 21:28:30.62 ID:+7dkH81So
づほ
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 21:55:38.81 ID:ofivt2SX0
ヤミナ
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 22:18:26.88 ID:zDW53UsfO
ヤミナ
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 22:55:27.25 ID:uGw2avn/o
榛名
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 00:25:05.26 ID:jTUWcEjWo
加賀
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 01:10:33.63 ID:+gP3M7wHO

594 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 18:36:30.17 ID:T8EPxVZ/0
ぶっちゃけゾロ目組は無理だろうなと慢心してました

全速力で話考えるんで時間をください。ついでに今回の選択肢の中で話を考えるとしたら一番難しいだろうなと思っていたのがヤミナ。おのれコンマ神め
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 19:00:41.96 ID:ZaxE6XSTO
秋月
596 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 21:54:03.80 ID:T8EPxVZ/0
22時過ぎたら始めます
597 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:06:34.19 ID:T8EPxVZ/0
~雛祭りの鎮守府~

提督(いきなりで悪いが俺の話を聞いてくれ。今、俺はとても大変な状況に陥っているんだ)

提督(状況をしっかり伝えたいのはやまやまなんだが、生憎俺にも何が何だかさっぱり分からねえ。まるでスタンドでも使われたような気分だぜ)

提督(だが僅かなりとも俺が分かっていることもある。それは――――)

鈴谷「提督」

夕立「大人しく」

瑞鳳「迅速に」

秋月「誰か選んでください」

加賀「提督は」

山城「誰と」

漣「一緒になりたいんですか?」

提督(――――命の危機に晒されているということだ!)
598 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:12:07.67 ID:T8EPxVZ/0
~十分前~

デキター!

提督「ありがとう妖精さん。ご苦労様」ナデナデ

エヘヘー

榛名「提督?何ですかこれ」

提督「雛壇だよ雛壇。今日は雛祭りだろ?」

榛名「正確には桃の節句というんですけどね」

提督「こまけぇこたあいいんだよ。で、折角だから用意してもらった」

榛名「提督にしては珍しく気が利きますね。ですがこれ……」

ドーン ←巨大な雛壇

榛名「……大き過ぎません?」

提督「まあな。これは普通の雛壇みたいに人形を飾るんじゃなくて、人が乗るタイプの奴だから」

榛名「ああ、四コマからパクったんですね」

提督「せめてパロディと言え」
599 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:17:53.80 ID:T8EPxVZ/0
榛名「で、誰がどの役をやるんです?」

提督「それはまだ決めてない。全員集めてから話し合おうかと思って」

榛名「そうですか。でも、そうすると少し荒れそうですね」

提督「え?なんで?」

榛名「だって男性は提督一人なんですからお内裏様は提督に決定。じゃあ残るお雛様を誰がやるか――――」

鈴谷「あたしがやるっ!」シュバッ

提督「おわっ!鈴谷!?どっから出てきた!?」

鈴谷「細かいことは気にしない!それより、提督がお内裏様やるならあたしがお雛様やる!いいでしょ!?」

提督「俺は別にいいが……」

鈴谷「ホントっ!?じゃあ早速――――」

???『ちょっと待ったあ!』バンッ
600 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:25:29.02 ID:T8EPxVZ/0
夕立「話は聞かせてもらったっぽい!」

瑞鳳「私だってお雛様やりたい!」

秋月「あ、あの秋月は別にその……あの……」///

加賀「ここは譲れません」

山城「提督がお内裏様、私がお雛様。つまり二人は夫婦……!ふふ、幸せだわ」

漣「ここはやはりご主人様の初期艦でメイドの漣がやるべきでしょう」

提督「え、いや、全員交代でやればいいんじゃないの?」

榛名「じゃあ誰が一番最初にやるかは提督が決めてくださいね?」

提督「ファッ!?」

榛名「いやー、誰が選ばれんでしょうね。一番最初ということはそれすなわち一番一緒にやりたい人。ひいては一番提督に好かれてる人ということにもなるかもしれませんねー」ニヤニヤ

艦娘たち『!』ガタッ

提督「殺気!?」

提督(こうして冒頭に至るのであった)
601 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:32:40.93 ID:T8EPxVZ/0
榛名「で、提督は誰を選ぶんですか?」

艦娘たち『!』ジー

提督「え、えーっと……」

提督(どうする!?どうすればいい!?考えるんだ!考えるんだ俺!)

提督(この場における最適解。すべてを解決するたった一つの冴えたやり方は――――)

提督「これだああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

鈴谷「あ、逃げた!」

夕立「逃がさないっぽーい!」

加賀「艦載機、全機発艦!」

提督「妖精さん!間宮のアイス一週間分で足止め頼んだ!」

タノマレタ!

ガンバルー

シャッシャッシャッドーン

榛名「あーこれは逃げられましたねー」

漣「追えー!追うんだー!隠れてるようなら草の根分けてでも探し出せ!」

瑞鳳「彩雲、行って!」

秋月「長10cm砲ちゃん!行こう!」

山城「逃げられるなんて不幸なことにはさせないわ!」
602 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:45:50.00 ID:T8EPxVZ/0
~街中~

提督「こ、ここまで来れば流石にもう大丈夫だろう……」

提督(なんていうかもう疲れた……なるべくトラブルに関わらないように適当にブラついて、落ち着いた頃合いを見計らって帰ろう……)

提督「さて何か暇を潰せそうなものは、と……」キョロキョロ

ヤミナ「はむはむ」モグモグ

提督「……」

提督(どうしよう。すごく見なかったことにしたい)

提督(どうしてこう、トラブルを避けて通ろうとすると更なる厄介ごとに巻き込まれるのか。何なの?主人公体質なの?その割にはちっともモテねーぞこら)

提督「気づかれないうちに通り過ぎよう」スタスタ

ヤミナ「あ、提督じゃないですか!どうしたんですか!もしかしなくても私に会いに来てくれたんですか!やーん感激です!」ブンブン

提督(目聡過ぎいいいいいいいいいい!!!!!!!!さっきまで一心不乱にクレープかっ込んでたくせに、なんで後ろを通り過ぎようとしたら見つけるんだよバカ!)
603 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 22:57:11.87 ID:T8EPxVZ/0
提督「よ、ようヤミナ、奇遇だな」

ヤミナ「はいそうですね!今日のこの出会いはまさに運命!提督と私は早く結婚するようにという神のお告げに違いありません!」

提督「じゃ、そういうことで」サッ

提督(これ以上関わったらアウトだ。いいな?)

ガシッ

提督「へ?」

ヤミナ「折角会ったんですからデートしましょう!そうしましょう!いざ私達の思い出の一ページを紡ぎにレッツゴー!」ダダッ

提督「ノリが意味不明な上に走る速度速すぎて酔うから今すぐ離せええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
604 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:00:26.55 ID:T8EPxVZ/0
デートシーンスキップ →今日中に終わる

ふざけんなバカちゃんとやれ →今日中に終わらないかもしれない

安価↓1
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:00:48.20 ID:GI2OBhQeo
ちゃんとやれ
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:03:38.74 ID:qq2dmKPCo
デートシーンスキップ
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:04:18.47 ID:QHdVxyewO
ちゃんとやるんだよあくしろよ
608 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:05:19.03 ID:T8EPxVZ/0
デスヨネー

でもちょっと待って。デートって言ったっていったい何をやればいいのさ日向
609 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:09:23.27 ID:T8EPxVZ/0
ヤミナ「提督!見てください!菱餅ですよ菱餅!」

提督「そうだねー菱餅だねー(棒)」

ヤミナ「美味しいです!」モグモグ

提督「赤城か!」

ヤミナ「提督?私とデートしてるのに他の女の名前を出すんですか……?」

提督「すみませんでしたッ!」

ヤミナ「はい、反省しているなら良しです。ほら提督、あーん」

提督「むぐっ!?もぐもぐ……餅だな」

ヤミナ「菱餅ですから♪」ニコニコ
610 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:14:27.86 ID:T8EPxVZ/0
ヤミナ「ひなあられもあります!」

提督「……食わないのか?」

ヤミナ「食べたいですけど……お金が、ちょっと」

提督「そう言えばお前って金どうしてんの?」

ヤミナ「色々ですよ。頼みごとを聞いたお礼に頂いたり、取った魚やキノコ、鳥などを売ったり……」

提督(それって条例違反じゃ……)

ヤミナ「うう~でもやっぱり食べたいです~」グムム

提督「……はあ」

提督「すみません、これ一袋ください」

店員「はーい。毎度ありー」チャリーン

提督「ほら」

ヤミナ「え?」

提督「食いたかったんだろ?」

ヤミナ「で、でも」

提督「さっきの菱餅の礼だから気にすんな」

ヤミナ「……ありがとうごさいます!」

提督(というかやっぱり店員はあの姉妹か……マジで何人いるんだあの人の姉妹って)
611 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:23:25.68 ID:T8EPxVZ/0
ヤミナ「あ、白酒もありますよ!ほら!」グイグイ

提督「あんま引っ張るなって……つーかさっきから食い物とか飲み物ばっかだな」

ヤミナ「お祭りですから!」

提督「飲み過ぎて酔っぱらうなよ?お前は着任したての時期に飲み過ぎて大暴走したんだから」

ヤミナ「今なら酔っても提督を襲うか提督に襲われるかの二択なのでむしろ積極的に酔っていきます!」

提督「襲わせねえし襲わねえよ!?」

ヤミナ「ぷはー。もう一杯!」

提督「既に飲んでる!?わんこそばみたいなノリで飲むんじゃありません!」

ヤミナ「てーとくー。私、なんだか体が熱くなってきちゃいました。そこのホテルで休みましょう?」

提督「ラブホとか絶対に無理だから!」

ヤミナ「ぶー。いいもん、ここで脱いじゃうもん」ヌギヌギ

提督「やめい!」

ヤミナ「やだー暑いー」ヌギヌギ

提督「にしたってこんな観衆目線の中で……ええい!」グイッ



提督「俺以外にお前の身体を見せんなつってんだよ」ボソッ

ヤミナ「!」キュン



ヤミナ「て、提督……」ドキドキ

提督「分かったらさっさと服直せ。先行くぞ」

ヤミナ「あ、は、はい!」///
612 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:29:07.94 ID:T8EPxVZ/0
ヤミナ「やっぱり雛祭りと言ったらこれですよね!雛人形!」

提督「これには今日だけで既に嫌な思い出が出来たよ……」

ヤミナ「?」

提督「いや、こっちの話」

ヤミナ「それにしても綺麗ですよねー……」

提督「そうだな……ん、あれは」

ヤミナ「どうかしましたか?」

提督「何でもない。ちょっとトイレ行ってくる」

ヤミナ「?はい、いってらっしゃいませ」
613 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:38:06.79 ID:T8EPxVZ/0
~そして夜~

ヤミナ「今日は楽しかったですね!」

提督「まあ、そうだな」

ヤミナ「いっぱい色んなことして遊びましたし!」

提督「トイレから戻ってきたらお前が雛人形作ってたのが一番印象的だったよ」ククッ

ヤミナ「あはは、じっと見てたら声を掛けられて……作ったと言っても、小型のストラップのですし」

提督「それでも充分に凄いさ」

ヤミナ「……照れます」///

提督「ん?」

ヤミナ「な、何でもありませんよ!それより、何でしょうあれ!」

提督「あれは……雛流しだな」

ヤミナ「雛流し?」

提督「祓い人形って人形を流して身を清める、っていう一種の禊みたいなもんだ」

ヤミナ「禊……」

提督「興味あるのか?」

ヤミナ「少しだけ」

提督「そっか、まあそんな巫女みたいな格好してるわけだしな。やってみるか?」

ヤミナ「はいっ!」
614 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:43:58.73 ID:T8EPxVZ/0
ヤミナ「わあっ、いっぱい流れてますね」

提督「この光景は圧巻だな。mooi」

ヤミナ「綺麗です……」

提督「ほら、お前も早く流せよ」

ヤミナ「そうですね」ナガシナガシ

ヤミナ「……」

提督「……」

ヤミナ「……提督」

提督「何だ?」

ヤミナ「今日は、ありがとうございました」

提督「どうした急に」

ヤミナ「無理矢理付き合せたのに、最後まで付き合ってくれて」

提督「無理矢理って自覚はあったんかい」

ヤミナ「これは、そのお礼です」カラン

提督「これは……さっきのストラップ」

ヤミナ「はい。私手作りの雛人形ストラップです。大切にしてくださいね?」
615 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:52:08.70 ID:T8EPxVZ/0
提督「……実は、俺からもお前に渡すものがある」

ヤミナ「へ?」

提督「俺に付き従ってくれてありがとう。未熟だった俺を支えてくれてありがとう」

提督「俺を守ろうとしてくれてありがとう。俺が死にそうになったとき、涙をこぼして悲しんでくれてありがとう」

提督「こんな俺を好きになって、好きでい続けてくれて」



――――本当に、ありがとう



ヤミナ「提、督」

提督「やっぱちょっと恥ずかしいな、こういうの」ポリポリ

 愛しい人から差し出された、一輪の桃の花は

暗い夜の中でもなお、月の光を受けて光り輝き

 少女の心を

甘く、甘くときめかせる

ヤミナ「……私こそ、今までずっと、ありがとうございました」

ヤミナ「そしてこれからもずっと、よろしくお願いします」ペコリ

提督「……!」キュン

提督「おうっ!」ニコッ



 桃の花の花言葉。それは――――

ヤミナ(――――『わたしはあなたのとりこ』。でも、今の提督はそんなこと考えないで渡したんでしょう)

 でも

ヤミナ「いつか絶対、本当にあなたをとりこにしてみせますからね、提督」

提督「何か言ったか?」

ヤミナ「いいえ、なーんにもっ!」ニコッ
616 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:54:03.12 ID:T8EPxVZ/0
~提督の脳の一部が拡張されました~

対象:ヤミナ

恋愛度:☆2

状態:忘れかけていた想い
617 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/03(火) 23:56:10.80 ID:T8EPxVZ/0
今日はこれにて終了!久しぶりにまっとうな恋愛描写書いた気がする!鈴谷の時以来だな!

次回はたぶん佐世保(ヴェルのとこ)の話やって、金剛の小ネタやります。たぶん

話の感想だけでなく、安価やコンマの取り方についても何か意見ありましたら遠慮なく挙げてください
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 00:03:23.24 ID:L7uD1Lnv0
乙です
ヤミナを幸せにしてあげたい…

コンマの取り方ですか、幅広くとるならいっそ、安価範囲決めて、その中でコンマ値を足し算した結果とか?
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 00:20:55.83 ID:2tzlahVno
乙です
620 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:03:52.92 ID:LYFUwq7I0
最近まったく恋愛相談をやっていないことに気づきました。スレタイって何なんでしょうね
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 22:04:59.19 ID:f8GFmLBTo
原点回帰すればいいじゃないか
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 22:07:02.69 ID:pGs0o5w6o
気にしたら負けかと…
623 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:08:25.41 ID:LYFUwq7I0
~佐世保~

ヴェル「ここが佐世保鎮守府か」

ワーワー

ヴェル「初めまして、妖精さん達。執務室はどっちかな?」

アッチー

アンナイスルー

カニカマー

ヴェル「Спасибо。それじゃ、お言葉に甘えるとしよう」トコトコ
624 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:11:58.96 ID:LYFUwq7I0
正直このシリーズを始めて一週間くらいで思った。恋愛相談なんてそんな数多くないし、すぐネタは尽きるだろうなと



~執務室~

ヴェル「ここが執務室か……家具は最初から結構いいものを支給してくれたみたいだね」

ガンバッター

コダワッター

カニカマー

ヴェル「ふふ、流石は妖精さんと言ったところかな。それで、他に艦娘はいないのかい?」

イナイー

ヴェル「一人も?」

ヒトリモー

ヴェル「そうか。自分で建造しろってことかな?」

カニカマー

ヴェル「何はともあれ、工廠に行ってみよう。また案内を頼めるかい?」

ワカッター

リョウカイ!

カニカマー
625 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:16:34.72 ID:LYFUwq7I0
~工廠~

ヴェル「さて、工廠にやってきてみたわけだけど」

工廠妖精『初めまして!何か用です?』カキカキ

ヴェル「初めまして。実は建造に来たんだけど……」

工廠妖精『建造は……無理ぽ?』カキカキ

ヴェル「ど、どうして!?」

工廠妖精『これ』カキカキ ピラッ

ヴェル「大本営からの手紙……何々『家具とかにこだわったら資源なくなっちった。ごめーん』」

ヴェル「……」グシャッ

工廠妖精『というわけで、建造は無理っぽいです』カキカキ

ヴェル「駆逐艦一隻でどうしろって言うんだい……しかもロシアで改修を受けてから燃費が悪くなったって言うのに」ズーン

ゲンキダシテー

ファイトー

カニカマー
626 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:18:32.75 ID:LYFUwq7I0
ティン!

ヴェル「ん?」

ダレカキター

カンムス?

カニカマ?

ヴェル「誰だろう?とりあえず行ってみよう」タタッ
627 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:28:09.76 ID:LYFUwq7I0
~鎮守府入口~

ヴェル「えっと、客人はどこに……」キョロキョロ

???「ここ、ここ」ブンブン

ヴェル「ん、あれは……」

U-511「ドイツ海軍改め日本海軍所属、潜水艦U-511です。ゆーとお呼びください。少し遠出してきました。よろしくお願い致します……です」

ヴェル「キミは……この前私が助けた野良艦?」

U-511「その節はどうも……で、あってる?」

ヴェル「あってるあってる。それで、どうしてここに?確か大本営に引き渡したはずだけど」

U-511「んと、資源も無しに一人って言うのは流石に可哀想過ぎるから、ゆーが派遣されたの」

ヴェル「……そんな気遣いするくらいだったら素直に資源を残しておいてほしかったんだけど」
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 22:32:48.86 ID:f8GFmLBTo
でもやっぱ面白いからこのままでいいんじゃないかと
629 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:34:16.21 ID:LYFUwq7I0
ヴェル「はあ、とにかくこれからよろしく。ゆー」

U-511「よろしくお願いします、です」

ヨロシクー

ナカヨクー

カニカマー



~佐世保鎮守府にВерныйが着任しました~

~佐世保鎮守府にU-511が着任しました~
630 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 22:35:53.13 ID:LYFUwq7I0
とりあえず一旦ここまで。少し休憩したら金剛の小ネタに入ります

>>628
ありがとうございます。そう言ってくれる方、思ってくれる方がいる限りは頑張っていこうと思います
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 22:43:41.81 ID:pGs0o5w6o
一旦乙です
632 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:02:09.00 ID:LYFUwq7I0
このSSには金剛型が全員出てきてるんです。ええ、それはもう全員出てるんです。一人欠けてるとかそういうことは一切ありませんはい
633 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:10:30.70 ID:LYFUwq7I0
~小ネタ・Diamond days~

金剛「金剛型高速戦艦、一番艦金剛!」バッ

比叡「二番艦比叡!」ダッ

榛名「三番艦榛名!」ビシッ

提督「……で?」

金剛「どうですカ提督~!今度からはこのポーズを登場に使おうと思ってるんデース!」

提督「却下」

榛名「ですよね」

金剛「素っ気ない提督も素敵デース!バァァァァァァァニングゥゥゥゥゥゥゥラァァァァァァァァァァヴ!」

比叡「私もお姉さまにバァァァァァァァニングゥゥゥゥゥゥゥラァァァァァァァァァァヴ!です!」

榛名「お姉さま方は朝から元気ですねー」

金剛・比叡『じー』

榛名「な、何ですか。やりませんよ?榛名はやりませんからね?」

提督「まあ、榛名がやっても気持ち悪いだけだか――――」

榛名「バーニングデストローイ、ですよ?」

提督「ごめんなさい」ザッ

金剛「提督ゥ~今のは流石に提督がbadデース」
634 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:18:54.46 ID:LYFUwq7I0
金剛「ティータイムの時間ネー!」

熊野「あら、金剛さん。これからお茶ですか?」

金剛「Yes!熊野も一緒にどうデスカ?」

熊野「ご迷惑でなければ、ご一緒させていただきますわ」

夕立「紅茶のいい匂いに釣られて来たっぽい!」

金剛「お手製のスコーンもありマース!」

熊野「とっても美味しそうですわ」

夕立「夕立も手ぶらじゃ悪いからクッキー作って来たっぽい!」

金剛「これも美味しそうデース!」

熊野「わたくしだけ手ぶらですけどいいのかしら?」

金剛「ノープロブレムネー!」
635 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:26:29.56 ID:LYFUwq7I0
金剛「ふあぁ、もうそろそろ眠る時間ネー……」ゴシゴシ

比叡「お姉さま、ベッドの用意しておきましたよ」

金剛「Thank youネー比叡」

金剛「っとと、go to bedする前にdiaryをつけなくてはいけないんでシタ」

金剛「いつか、私の次の『金剛』が恋をした時の参考になるように、デスネ」

金剛「ふんふふ~ん♪」サラサラ

金剛「よし、書き終わったネー!」

金剛「それじゃあ、そろそろ、おやすみなさい、デース……」スゥスゥ



日記の文末『明日も明後日も、こんな幸せな日々が続きますように』



金剛にとっては、一日一日がダイアモンドのように輝いているのです
636 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:38:01.15 ID:LYFUwq7I0
今日はこれで終わり。来週こそはきちんと岩川の話を……!横須賀とか呉とか佐世保とかでお茶を濁すのも限界に来てますし

明日のイベント多数決を取ります。以下の選択肢からお選びください

①那珂ちゃんのイベント

②金剛のイベント

③浜に 何か うち上がって いる

④???

範囲は↓10まで。それでは④に関してはヤミナではないとだけ言っておきます
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:40:53.83 ID:pGs0o5w6o
乙です 3
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:41:02.67 ID:f8GFmLBTo
1
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:45:12.91 ID:hRI2NvWqo

640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:45:38.74 ID:AWg+NSzcO

641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:45:53.44 ID:SAGRb7AAO
4
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:46:25.88 ID:fDATob3to

643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:47:18.89 ID:xbHB0mg2o
4
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:47:21.10 ID:3OceQaS2o
3で
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:47:37.74 ID:6x5A1JIvO

646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/06(金) 23:48:00.37 ID:BX1oRh0vO

647 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/06(金) 23:53:04.99 ID:LYFUwq7I0
皆さん安価取るの早すぎませんか……?二つくらいは来てるかなと思って更新したらもう終わってたんですけど

結果は④が圧勝、次点で③ですね。みんなもうちょっとキャラが明言されてるやつ取ろうよ

それでは明日をお楽しみに
648 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/07(土) 22:32:25.73 ID:YXuTRngz0
最近、重巡の改二実装が多いですね。嬉しいことです

で、青葉の改二はいつなんだい?

始めます
649 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/07(土) 22:40:01.92 ID:YXuTRngz0
~ある日の鎮守府~

漣「メイド服の理由?」

提督「ああ。そう言えばお前っていつもメイド服着てるけど、何でなんだろうなって。あとそのメイドキャラも」

漣「そうですね、確かあれは……あれ?」

提督「どした?」

漣「いや、なんか記憶が曖昧で……まあ、そもそも艦娘の記憶は基本的に引き継がれないんで当たり前なんですけど……あれー?」

提督「思い出せないのか?」

漣「先々代くらいまでは普通のセーラー服を着てたような記憶があるんで、たぶん先代の時に何かあったんでしょうけど……ダメです、全っ然思い出せません」

提督「そっか。まあ、なんとなく思いついたから聞いてみただけだから別にいいんだけどな」

漣「すみませんご主人様。思い出したらきっとお教えしますから」

提督「うん、そうしてくれ」

漣(にしても、先代の記憶だけがすっぽりと抜け落ちてますね……まるで、誰かに記憶を消されたみたいな……)

漣(って、そんなことあるわけないですよね。きっと大したことがなかったから覚えてないだけでしょう。常識的に考えて)

漣「さーって、お仕事お仕事!漣、頑張っちゃいますよ!」

提督「やることないから待機なんだけどな」

漣「……ご主人様、つまんねーこと言わないでください」
650 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/07(土) 22:51:02.35 ID:YXuTRngz0
~ある日の鎮守府~

川内「夜戦!夜戦!夜戦夜戦夜戦だぁー!」

提督「川内うるさい落ち着け」スパーン

川内「痛っ、何するのさ提督!」

提督「お前がぎゃあぎゃあうるせえからだろうが。少し黙ってろ」

川内「むー、仕方ないなぁ。じゃ、モナカ頂戴」

提督「……何で?」

川内「モナカを食べてれば喋れないでしょ?」

提督「それはそうだが……お前モナカ好きだよなぁ」

川内「まーね。提督の卵好き程じゃないけど」

提督「あれにはそれ相応の事情があってだな……まあいいや。ほら、モナカ」つモナカ

川内「ありがと。いただきます。ごちそうさま。夜戦だぁー!」

提督「流れるような食事風景!?」

川内「たったモナカ一個でこの私を黙らせようなんて、甘い!甘すぎるよ提督!」

提督「赤城かてめーは!」

川内「というわけでもう一個頂戴」つ

提督「……お前の給料から引いとくからな」
651 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/07(土) 22:59:13.24 ID:YXuTRngz0
本当はもう一、二本やる気だったけどもう無理っぽい

明日!明日頑張るから許してほしいっぽい!
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/07(土) 23:02:16.10 ID:xwXOFRUTo
乙です
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/09(月) 15:22:12.33 ID:InhIpcT70
流れるように伏線を張っていくぅー!
654 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:05:05.46 ID:Sc/ZmifR0
シリアスが書きたいです(挨拶)

日曜頑張れなくてごめんなさい。土曜の続きは……まぁ、またいつかやりますよたぶん

それでは投下始めます
655 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:08:42.83 ID:Sc/ZmifR0
~ある日の鎮守府~

北上「提督ーみかん取ってー」ゴロゴロ

提督「自分で取れよー」ゴロゴロ

北上「やだー寒いー」ヌクヌク

提督「もう三月だぞー」ヌクヌク

北上「三月でも寒いものは寒いんだよー。はぁ~こたつ最高」

提督「まったくもって同感だ。みかんじゃなくて八朔ならあるけど食う?」

北上「剥いてー」

提督「めんどくさいからやだ」
656 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:12:58.15 ID:Sc/ZmifR0
北上「あ、そうそう。そういえばあれはどうなったの?」

提督「あれ?」

北上「この前『そろそろ新しく建造しようか……』って言ってたじゃん」

提督「ああ、あれか。一応申請書は出したけど、まだ許可が下りてない」

北上「ふーん。でもこの鎮守府も大所帯だし、別に新しい娘増やさなくてもいいんじゃない?」

提督「それはそうだが……そろそろ人事異動もありそうだしなぁ……」

北上「え、嘘。人事異動あるの?」

提督「たぶんな……しかもこの鎮守府から結構出てくだろうし」

北上「そっかー……出来ればあたしと大井っちは残してほしいかな」

提督「それは俺に言われても。辞令を出すのは俺じゃなくて大本営」

北上「そうだけどさー」
657 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:17:57.07 ID:Sc/ZmifR0
提督「まぁ、異動したら一生会えなくなるってわけでもないし。会おうと思えばいつでも会えるさ」

北上「そだねー」

提督「ところでいい加減大人しく八朔を剥いたらどうだ?」

北上「やだー提督がやりなよー」

提督「いやいやお前が食べるんだからお前がやるべきだろう」

北上「でもあたしが剥いたらいくつか食べる気でしょ?」

提督「そりゃこの八朔を用意したのは俺だからな」
658 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:29:07.71 ID:Sc/ZmifR0
北上「オーケー提督。ここは公平にじゃんけんで決めようじゃない」

提督「乗った」

北上・提督「「最初はグー、じゃんけん!」」

北上・提督「「ぽん!」」パー チョキ

北上「なっ!?」

提督「ふっ、これが運の差というやつだよ。頑張れ」ドヤッ

北上「無効!提督後出ししたから無効!」

提督「HAHAHA嫌だなどこにそんな証拠があるんだね」

北上「くぅ~!」

提督「諦めて八朔を剥いて俺に献上したまえ」

北上「……!」ゲシッ

提督「痛っ!?北上てめっ、こたつの中で足を蹴るのはマナー違反だろうが!」

北上「さあ?何のことやら」シレッ

提督「こんにゃろう……!」

北上「悔しかったら証拠を出してみなよ証拠をさ!」

提督「泣かす!ぜってーに泣かす!」

北上「そんなことしたら大井っち呼ぶからね」



今日も鎮守府は平和……?です
659 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:30:57.21 ID:Sc/ZmifR0
今日はこれで終わり。今の私にはこれが限界でした(ドゲザッ

そろそろ久しぶりに恋愛相談やらないとな……相談内容と艦娘リクエストしてくれてもいいんですよ?(チラッチラッ
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 21:33:10.79 ID:NbBoJh8do
乙です
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 21:47:43.14 ID:Pjn4HxAb0
瑞鶴
提督を爆撃して喧嘩する
662 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/10(火) 21:56:16.92 ID:Sc/ZmifR0
言い忘れ

岩川の子だけにしてね☆(浜風と磯風は許される模様)
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 22:05:45.16 ID:y89Ih8Lmo

誰がいたっけ・・・
陸奥いた?いたら陸奥
いなければ浜風でもっと会いたい
664 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:26:21.29 ID:WIgtUDDO0
~ある日の鎮守府~

榛名「ふ、わあぁ」

榛名「榛名、寝ます」ボフッ

榛名「……」

PiPiPi

榛名「……」

PiPiPiPiPiPi

榛名「……あー!わかりましたよ!出ればいいんでしょう出れば!」ガチャッ

榛名「はいもしもし!?」

浜風『も、もしもし。は、榛名?どうしたの?機嫌悪そうだけれど』

榛名「そりゃこんな時間に起こされたら期限も悪くなりますよ!ベッドに入ったのだって五分前ですよ五分前!」 AM 03:00

浜風『ご、ごめんなさい……』

榛名「それで?何の用なんですか?」
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 22:28:47.27 ID:jIuy6K9DO
にゃんぱす?
666 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:31:51.56 ID:WIgtUDDO0
浜風『え、えっと実は……』

榛名「なるほど。提督に会いたくて会いたくて仕方がないけれど、仕事が忙しい上に遠くてなかなか会いに来れないと」

浜風『私まだ何も言ってないんだけど!?』

榛名「それくらい分かりますよ。榛名をあまりナメないでください」

浜風『……で、どうすればいいと思う?』

榛名「休暇でも申請すればいいんじゃないんですか?」

浜風『それが、この前の作戦に不参加だった分仕事が忙しくて……』

榛名「そうですか……それじゃあ、研修なんてどうでしょう」

浜風『研修?』

榛名「はい。たぶん呉にもその話は回っているはずなので、イムヤさんに聞けば詳しいことが分かりますよ」

浜風『あー、実はイムヤさん今……』

榛名「?」

浜風「……風邪で倒れてて、入院中なの』

榛名「は、はあ!?」
667 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:38:55.11 ID:WIgtUDDO0
浜風『この前来たお客さんにウォッカを貰って、それで朝まで酒盛りしてたら風邪引いて……』

榛名「何やってるんですかあの人は……」

浜風『でもありがとう。イムヤさんが戻ってきたら相談してみるわ』

榛名「あ、はい」

浜風『睡眠を邪魔しちゃってごめんなさい。おやすみ、榛名』

榛名「いえいえ、イムヤさんによろしく伝えておいてください。おやすみなさい、浜風ちゃん」ピッ

榛名「ふう……それにしても、イムヤさんが風邪ですか。珍しいこともあったものですね」

榛名「そういえばお客さんって誰だったんでしょうか。ウォッカってことは……ロシア?」

榛名「ロシアに知り合いは、いたような、いないような……」



現在、ロシア艦一隻とドイツ艦一隻が岩川鎮守府に向かっています
668 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:42:08.49 ID:WIgtUDDO0
短いですけどもう一本
669 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:47:04.08 ID:WIgtUDDO0
~ある日の横須賀~

天龍「……」

初霜「……」

島風「……ねぇねぇ、あの二人どうしたの?」クイクイ

叢雲「さ、さあ?磯風は何か知らない?」

磯風「い、磯風も何も知らないぞ」

愛宕「ぱんぱかぱーん!」

島風・叢雲・磯風『!?』

島風「び、びっくりしたぁ!」

叢雲「急に大きな声を出さないでよ!」

磯風「せめて一声掛けてからにしてくれ!」

愛宕「ごめんね。それで、何の話をしていたの?」

島風「天龍と初霜は何で悩んでるんだろうなって話」

愛宕「ああ、そのこと」

叢雲「何か知ってるの?」

磯風「教えてくれ」

愛宕「えっと、実は――――」
670 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:54:59.91 ID:WIgtUDDO0
島風「資源が足りない?」

愛宕「そうなのよ。この前の作戦で大分資源を消費しちゃったから」

叢雲「ああ。天龍に良いところを見せようとビスマルクが張り切って、結果やたら被弾してきたアレね」

磯風「そのせいで修復剤と資源が減っていたのは知っていたが……そんなに酷かったのか」

愛宕「あと二、三回出撃したら破産するらしいわ」

島風「マジで?」

愛宕「マジで」
671 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 22:59:43.59 ID:WIgtUDDO0
島風「えー、どうするのそれ……」

叢雲「そうよね。まあ、だから天龍と初霜がうんうん唸ってるんだろうけど」

磯風「その辺りは任せるしかないからな」



天龍「どうするか……」

初霜「どうするの……」

天龍「一応、細々と資源は調達してるんだが……」

初霜「それでもまだ足りないのよね」

天龍「こうなったら、いっそあいつを連れてくるしかないか」

初霜「あいつ?」

天龍「ああ。じゃ、ちょっくら出掛けてくらぁ」

初霜「ま、待って!私も!」

天龍「ダーメだ。お前は書類整理が残ってんだろうが」

初霜「うっ」

天龍「すぐに帰ってくるから大丈夫だって」



島風「あ、天龍が動いた」

叢雲「出掛けるのかしら」
672 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 23:09:56.65 ID:WIgtUDDO0
~アイテム屋・本店~

明石「今日も開発♪明日も開発♪だけど明後日は販売業~♪」

天龍「うぅぅぅぅぅぁぁぁぁあああああああああああああかああああああああああああしいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!」

明石「ひゅわっ!?」

天龍「確保!」

明石「させるかぁっ!」ヒョイッ

天龍「チッ」

明石「何なんですか天龍さん……急に飛び掛からないでください心臓に悪いです……」

天龍「すまんすまん」

明石「それで?何の用なんですか?開発依頼?それともお買い物ですか?」

天龍「燃料と弾薬、鋼材」

明石「あいどうもまいどありー」

天龍「それとお前」

明石「はい、毎度どうもー……って、え?」

天龍「日本海軍物資販売店、通称『アイテム屋』所属工作艦『明石』。本日付けで貴艦には横須賀鎮守府への転属を命じる」

明石「え、えええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!????????????」
673 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 23:14:24.34 ID:WIgtUDDO0
明石「な、何故ですか!?」

天龍「色々事情があるんだよ。というわけでオレと一緒に来てもらおうか」

明石「お、横暴です!こんな辞令無効ですよ無効!」

天龍「ほい、大本営発行の正式な辞令」ピラッ

明石「……」

天龍「さっき貰ってきた」

明石「……アイテム屋はどうなるんですか?」

天龍「大丈夫大丈夫。代わりの奴を派遣するらしいから」

明石「私、戦えませんよ?」

天龍「お前に期待してるのは主に事務仕事だから気にすんな。これからよろしく、明石」グイグイ

明石「嫌だー!私はここで開発したりアイテム販売したりしてまったり過ごすんだあああああああああああああ!!!!!!!!!」ズルズル



横須賀鎮守府に新たな艦娘が着任しました
674 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/13(金) 23:20:47.42 ID:WIgtUDDO0
今日はこれで終わり。摩耶様を早く改二にせねば……

明日のイベントのアンケを取ります。以下の選択肢からお選びください

①北上様のイベント

②浜風のイベント

③浜に 何か うち上がって いる

④ある日の横須賀

⑤ある日の呉

⑥ある日の佐世保

⑦『私の、大切な思い出』 ※これは日曜日にやるお話の安価です。見たい人は上の選択肢とは別に『⑦見たい』と書いてください。6人以上いたらやります

それでは安価↓10まで
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:22:18.55 ID:jIuy6K9DO
取り合えず1
で58はどれにでますか?
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:27:50.52 ID:DgncvPPV0

677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:33:17.93 ID:BE6QZOFGo
5
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:36:15.71 ID:VcdnVuh0o

7見たい
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:44:56.56 ID:1n3bpkAco
2
7みたい
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:50:51.46 ID:xY7q2OiIO
2 7
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:57:04.86 ID:5SjpK3STO
27
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:57:38.79 ID:8cuVEG/FO
2
7見たい
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 01:18:35.67 ID:iEGTL7Vm0
2
7見たい
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 02:29:03.43 ID:EGinUxaPo
圧倒的27推し
俺も2と7で頼む
685 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 18:44:53.65 ID:WVG6/4Wo0
一位は②の浜風。二位は⑤の呉ですね

⑦は希望者が七人いたので明日やるずい
686 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 18:47:12.27 ID:WVG6/4Wo0
~ある日の呉~

浜風「うーん……」ノビー

浜風「むむむむ……」キガエキガエ

浜風「ぷはぁっ」ハヲミガイテ カオアラッテ

浜風「よし!今日も一日頑張っていこう!」ガチャッ
687 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 18:56:37.91 ID:WVG6/4Wo0
~食堂~

浜風「おはようございます」

時雨「ん、おはよう浜風」

春雨「朝ご飯用意出来てるよ」

浜風「ありがとうございます。他の方たちは?」

時雨「白露姉さんと村雨、鬼怒さん、阿武隈さんは遠征に行ったよ」

浜風「長門さんと陸奥さんは?」

春雨「お部屋で待機中じゃないかな」

浜風「そう……二人は何してるんですか?」

時雨「僕たちは出撃までの時間潰し」

春雨「ケーキを焼いたの、高速建造材(バーナー)で」

浜風「高速建造材で!?」

時雨「春雨、からかうのはやめてあげなよ……」

春雨「ご、ごめんねっ?まさか信じるとは思わなくて」
688 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 19:08:26.61 ID:WVG6/4Wo0
~朝食後~

時雨「そう言えば浜風は今日どうするの?」

浜風「イムヤさんのところにお見舞いに行こうかと思ってます」

時雨「お酒飲もうとしてたら全力で止めてね?」

浜風「いくらイムヤさんでも病院では……飲みそうですね」

時雨「あの人、本当はそんなに酒好きじゃないらしいんだけどね」

浜風「じゃあ何で飲むんですか?」

時雨「さあ?何か忘れたいことでもあるんじゃない?」

浜風「忘れたいこと……」

時雨「それと浜風!」

浜風「は、はい!?」

時雨「ボク、言ったよね?『そろそろ敬語やめよう?』って」

浜風「あ、あー」

時雨「次に敬語使ったらイムヤさんの晩酌に付き合わせるからね」

浜風「もう絶対に使わないから!」

時雨「うん、よろしい」

春雨「時雨ちゃーん!そろそろ出るよー!」

時雨「あ、うん分かったー!それじゃ、ボクはそろそろ行くよ。イムヤさんによろしくね」

浜風「うん、いってらっしゃい時雨」

時雨「いってきます」
689 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 19:13:38.41 ID:WVG6/4Wo0
~病院~

浜風「失礼します」コンコン

伊168「入っていいわよ」

ガチャッ

浜風「おはようございますイムヤさん」

伊168「おはよう浜風」ブスッ

浜風「……機嫌悪そうですね。ついこの間まではとても上機嫌だったのに」

伊168「今朝嫌な夢を見たのよ。ったく、これだから酒の飲めないところは……」

浜風「これを機に飲酒をやめてみてはどうですか?」

伊168「絶対に嫌」

浜風「そう言うと思ってました……」
690 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:09:37.66 ID:WVG6/4Wo0
浜風「これ、スーパーで買ったやつですけどどうぞ」

伊168「ありがと。林檎ある?」

浜風「ええ、ありますよ」

伊168「食べるから切り分けて」

浜風「はいはい」

~~~~~

浜風「はい、どうぞ」

伊168「ん」シャクシャク

浜風「他に何かありますか?」

伊168「酒」

浜風「ダメです」

伊168「そう言うと思った。そろそろ書類が溜まってる頃だろうから処理しといて」

浜風「分かりました。それじゃ、私はもう帰りますね」

伊168「気をつけて帰りなさいよー」シャクシャク
691 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:18:29.14 ID:WVG6/4Wo0
~執務室~

浜風「ふぅ。大体終わったかな」

パサッ

浜風「ん、これ……」 『艦娘の研修に関する書類』

浜風「さっき会った時に相談すればよかったかな……」

―最初は、ただの知り合いの知り合いで。少し邪魔くさく思っていた

浜風「提督は今頃何してるんだろう……」

――会ってみて、いい人だと思った。あったかい人で、色んな人に慕われているのもわかる気がした。

浜風「早く、会いたいな……」

―――可愛いと言ってくれた。大丈夫かと心配してくれた。その時、胸が高鳴った

浜風「……」

――――そして今は、特別で愛しく大切な――――

ピンポーン

浜風「~~~~~!!!!」ビクッ

「お届け物でーす」

浜風「は、はい!」タタッ
692 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:24:37.09 ID:WVG6/4Wo0
「ありがとうございましたー。これからも島風宅急便をよろしくお願いしまーす」

浜風「受け取ったはいいけど……何だろうこれ。宛て先は私みたいだけど……」

浜風「岩川鎮守府から……大和から?それとも武蔵?金剛?榛名?」ビリビリッ

浜風「っ!これ……」

『バレンタインのお返しに』

浜風「提督、から……」

浜風「……ありがとうございます、私の――――」

――――大好きな提督さん



――――ホワイトデーの日に少女に届いたクッキーには、笑顔になれる幸せの魔法がかけられたいた――――
693 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:25:43.72 ID:WVG6/4Wo0
今日のお話はこれで終わり。今朝方になってようやく今日がホワイトデーだということを思い出したので、ホワイトデーネタもまとめてやるスタイル
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 20:30:31.48 ID:cLitw4ADO
>>1はホワイトデーお返し大変だったんだろうなあ~
695 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:41:46.73 ID:WVG6/4Wo0
――――これは、かつてあったお話

「私は、幸運艦なんかじゃない」

――――異世界から来た勇敢な少年と、幸運と言われた鶴の少女のお話

「でも、僕はそのままでいいと思うけど」

――――この世界でただ一人、彼女だけが覚えているお話

「これをあげる。運が良くなるお守りなんだってさ」

「ゆ、指輪っ!?い、いらないわよこんなの。こういうのは好きな人にあげなさい」

「?僕、キミのこと好きだけど?」

「なっ!ば、バカ!」

「うわわっ!なんで艤装展開するの!?」

「うるさいうるさいうるさい!全機爆走、準備出来次第発艦!目標!目の前にいる天然女たらし!やっちゃって!」

――――この話は、メインストーリーじゃない。私は、メインヒロインじゃない。でも、これは――――



「私の、大切な思い出だから」



語られることのなかった一ヵ月間。その一端が、ついに語られる――――!

「未熟者の勇者くん?あなたのことは、私が守ってあげるわ」

「ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうよ、瑞鶴」

「任せなさい!瑞鶴には、幸運の女神がついていてくれるんだから!」



特別編:「私の、大切な思い出」。明日投稿!
696 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/14(土) 20:43:19.17 ID:WVG6/4Wo0
予告編というものを思いついたので書いてみた。明日はこんな感じのお話をやります

ちなみに>>1はバレンタインの前後一週間くらいチョコを口にしてません。いいんですよ!別にチョコなんか好きじゃないし!
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 03:58:45.50 ID:68boVj010
おつおつ
奇遇だな俺もだ
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 12:51:05.07 ID:Kb5SzhVHo
乙です
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/15(日) 13:59:42.56 ID:A0eIprABO

700 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:03:26.01 ID:ka6L50uX0
逃走中見てたら遅くなりました。あれだね、索敵や先制の大事さがよく分かる番組だね

開始します
701 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:08:29.64 ID:ka6L50uX0
初めて会った時は、特に何も思わなかった。一対一でお互いにお互いを意識した上での邂逅ではなかったし、あの頃の私は他人にあまり興味が無かった



勇者「えっと、今日からここでお世話になる勇者です。よ、よろしくお願いします」オロオロ



翔鶴「狼狽えてる……たくさんの人を目の前にして緊張しちゃってるのかしら」

瑞鶴「そうなんじゃない?」

翔鶴「瑞鶴はあまり興味が無さそうね」

瑞鶴「まあね。じゃ、私は先に出てるから。提督に何か言われたら適当に誤魔化しておいて」スタスタ

翔鶴「あ、瑞鶴!待ちなさい!――――もう、あの子はいつもああなんだから……」
702 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:24:14.68 ID:ka6L50uX0
私は強くなりたかった。誰よりも強くなって、誰をも守れるようになりたかった。

瑞鶴「せい、やっ!」

クリティカル!

瑞鶴「ふぅ……」

高雄「お疲れ様です。タオルどうぞ」つタオル

瑞鶴「ありがと」

高雄「流石は最新鋭空母の翔鶴型。五航戦の瑞鶴さんですね。相変わらず惚れ惚れするような爆撃です」

瑞鶴「私なんてまだまだよ」

高雄「そんなに謙遜しなくても……」

瑞鶴「謙遜なんかじゃないわ。本当に、まだまだ……!」

高雄「……」

仲間が沈んたという報告、自分の目の前で死んだ姉。数々の記憶が蘇ってくる。

瑞鶴「っ!」

それらを振り切るように、強く強く。何度も弓を引く。

高雄「……」

その姿を、高雄が慮るような視線で見つめていた。
703 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:30:00.78 ID:ka6L50uX0
そして、彼に出会った。

瑞鶴(しまった……少し、根を詰め過ぎたかも……)

その日はたまたま体調が悪かった。それなのに無理をして訓練をしたためか、足元がふらつく。

瑞鶴「大丈夫、まだ、大丈夫……」

そう言い聞かせながら歩くも、次第に眩暈は酷くなり、やがて――――

瑞鶴「あ」

真正面から倒れる。咄嗟に手を出して体を支えようとするが、まったく動く気配がしない。

瑞鶴(やばっ!ぶつかる……)

というところで

バフッ

瑞鶴「へ?」

勇者「だ、大丈夫?危ないよ?」
704 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:39:47.67 ID:ka6L50uX0
瑞鶴「だ、大丈夫よ」

勇者「でも……」ピタッ

瑞鶴「ひゃわっ!」

勇者「……うん、これはアウトだね。えっと、医務室はどこだっけ……?」

瑞鶴「な、何なの!」

勇者「キミ、熱があるじゃないか。こういう時はベッドで横になって安静にしてなきゃダメなんだよ」

瑞鶴「へ、平気よこれくらい!いいから離しなさい!」

勇者「ダーメ。それより医務室の場所を教えてくれない?春雨がいれば聞けたんだけど、今いないし」

瑞鶴「……行くなら私ひとりで行くからいいわよ」

勇者「そう言って行かないんだろ?ほら、いいから早く教えて」

瑞鶴「……」プイッ

勇者「……はあ。じゃあ仕方ない。誰か探して聞くしかないか」ヒョイッ

瑞鶴「ちょ、な、何してるの!?」

勇者「何って……こうしないと運べないじゃないか」 ※お姫様抱っこ中です

瑞鶴「バカ!いいから早く降ろしなさい!」

勇者「却下。さて、それじゃあ早速人を探そう」

瑞鶴「な、この状態で人に会うとか……!無理無理無理無理!絶対無理!恥ずかしすぎて死んじゃうってば!おーろーせー!」ジタバタ

勇者「あそこの部屋に人がいそうな……」

瑞鶴「ぎゃー!分かった!教えるわよ!教えるからなるべく人に会わないようにしなさーい!」



結局、私が大声を出したせいで部屋にいた陸奥に見つかってしまい、ニヤニヤされることになったのだったか。あれは恥ずかしかった
705 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/15(日) 22:47:00.94 ID:ka6L50uX0
ごめんなさい、体力が尽きました。そして想像以上に文章が(脳内で)膨らみすぎました。

続きはまた今度でお願いします。ああ、また榛名過去編の悪夢なのか……

ついでに私の艦隊の空母の練度トップは瑞鶴です。レベルは92
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 22:50:36.10 ID:n9hjLZpxo

榛名がヒロインとして復活すると信じてる
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 22:52:59.48 ID:R6RfiK4vo
乙です
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 22:53:11.06 ID:bo/Dce2l0
乙でち
おう、てっきり勇者瑞鶴は春雨ちゃんの時みたく別スレが立つと思ってましたぜ
709 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/18(水) 20:07:21.78 ID:uUekJSHX0
八時間に一回くらいのペースでスランプに陥る私です。なおスランプ一回の継続時間は七時間弱の模様

開始します
710 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/18(水) 20:18:32.21 ID:uUekJSHX0
私が倒れかけてから数日後。食堂にて彼を発見した

あの時のことを少し根に持っていた私は、後ろから近付いて驚かせてやろうとこっそり忍び寄った

瑞鶴「……」ソロリソロリ

勇者「もぐもぐ」

瑞鶴「……てやっ!」

勇者「うわっ!?」

勇者「……って、なんだキミか。もう具合はいいの?」

瑞鶴「なんだとは何よ。てゆーか落ち着くの早過ぎ。全っ然面白くない」

勇者「そんなこと言われても……とりあえず、ピーマン食べる?」

瑞鶴「この流れで嫌いな食べ物を他人に押し付けようとするの!?」

勇者「いや、別に嫌いじゃないよ。ただちょっと苦手なだけで」

瑞鶴「それを嫌いって言うんだと思うけど……まあ、貰ってあげるわよ。私の方が年上だしね」

勇者「ありがとう。えっと……」

瑞鶴「瑞鶴よ」

勇者「ありがとう、瑞鶴。はい」アーン

瑞鶴「えっ?い、いいわよ。私もどうせお昼食べるし、その時にこっちの皿に移しなさいよ」

勇者「それもそっか」

瑞鶴「じゃ、じゃあ取って来るわね」スタスタ

瑞鶴(なんでちょっと残念って思ってるんだろう、私)
711 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/18(水) 20:31:23.48 ID:uUekJSHX0
ダメだ、書けない。SAN値が足りない

今日はここまでです。1レスしか投下できなくてすみませんorz
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/18(水) 21:32:24.09 ID:evzFryjMo
乙です
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 21:29:20.99 ID:1u19JpkDO
続きはどうしたんかしら?
714 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/22(日) 20:48:52.89 ID:Im8nH42G0
「おっ、このマンガ懐かしい。これ読んでから更新しよっと」→「あれ……?朝の、四時半?」

昨日はやる気はあったんです
715 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/22(日) 20:59:54.84 ID:Im8nH42G0
ある日。私は出撃して怪我を負った

ドックで休んでいると、彼がやってきた

勇者「怪我は大丈夫?」

瑞鶴「……平気よ、これくらい。小破なんて怪我のうちに入らないわ」

勇者「小破だったんだ」

瑞鶴「ええ」

勇者「そっか。ラッキーだったね。そういえば瑞鶴は『幸運艦』って呼ばれてたんだっけ」

瑞鶴「っ!」

勇者「どうしたの?」

瑞鶴「……じゃない」

勇者「へ?」

瑞鶴「私は、幸運艦なんかじゃない」

言ってから自分の声の低さに驚いた。苛立ちが、抑えきれなかった。

瑞鶴「私はラッキーなんかじゃない。いつだって、私は誰かの不運を見てきた」

瑞鶴「私を狙った弾が偶然逸れて、他の誰かに当たる。私の上空だけが荒れて、敵の爆撃機が他の誰かに向かう」

瑞鶴「私はそんな誰かを、見続けてきた」

勇者「瑞鶴……」

瑞鶴「中破する子がいた。大破することがいた。航行不能になって雷撃処分される子もいた。もちろん……轟沈する子だっていた」

瑞鶴「親しい人たちがどんどんいなくなっていって、自分だけが残される。そんなことを、私は幸運だなんて思わない」

瑞鶴「『瑞鶴』は幸運艦なんかじゃない。ただの、呪われた船よ」
716 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/22(日) 21:10:28.76 ID:Im8nH42G0
これは紛れもない、私の本心だった。

誰かの不幸を代償にした幸運。それは最早ある種の呪いだ。

瑞鶴「『死神』なのよ、私は」

自分以外を犠牲にする『死神』。私は自分をそう定義づけていた

でも、だからこそ

瑞鶴「私は、強くなりたかった」

誰も犠牲にしなくていいような、誰かの不幸を遮れるような

そんな強さが欲しかった

瑞鶴「なのに、全然ダメなの」

瑞鶴「今日だって『私以外』は全員大破なの。私だけが『小破』だった」

勇者「それは……キミのせいじゃないだろう」

瑞鶴「直接的に私が関係しているかどうかは問題じゃない。問題は、私がみんなを守れなかったこと。私だけが、被害を負わなかったこと」

勇者「……」

瑞鶴「……あなたに話しても意味がないことだったわね。じゃ、もう行くから」

頭の中がぐちゃぐちゃで、どうすればいいのか分からなかった。だから逃げ出した。

――――もしかしたら、慰めて欲しかったのかもしれなかった
717 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/22(日) 21:42:21.56 ID:Im8nH42G0
誰だよ瑞鶴の特別編書こうとか思った奴。うん、私ですね

ごめんなさい。何でもしまかぜなので今日はこれで許してください
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/22(日) 22:23:20.36 ID:4W4p9w6t0
いつも楽しく読まさせていただいています。ありがとうございます。

ただ、正直、クロスさせている別時空の話が多いと嫌な人もいるかも知れません。

私は現に勇者が出てくる話に関してはあまり好きじゃないです。すみません。
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/22(日) 22:40:43.07 ID:5nXypNDPo
俺は大好きだよ
特に春雨ちゃんと勇者のSSが好きだった
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/22(日) 23:04:56.63 ID:VvuAzu880
>>714
良くあるやつ
いつの間にか外が明るくなってたりするんだよな
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 01:06:02.10 ID:TD9L1fxso
乙です
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 17:45:22.32 ID:May71Szjo
きっと瑞鶴の恋愛相談につながるんだよ
そうじゃなきゃ別スレでやってるさ
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 20:47:25.04 ID:xE0UtiPDO
このまま落ちるかな?
724 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/03/31(火) 22:14:07.45 ID:cHLaGkqT0
最近忙しくて更新できなくてすみませんでした!とりあえず落ち着いたのでしばらくは前みたいに更新できそうです

瑞鶴の特別編は一旦ここまでにしたいと思います。このままだと通常の話の進行に影響が出そうなので。きちんと最後まで書き終わったら、別スレを建てます。

明日のイベント安価を取ります。前回と同じ方式でコンマ判定していきます

①鈴谷、夕立、瑞鳳、秋月、加賀、浜風、他鎮守府(横須賀、呉)

②山城、漣、ヤミナ

以上の艦娘たちから好きな子を選んでください。①の子達はコンマ奇数、山城・漣は00以外のゾロ目、ヤミナは00でコンマ判定成功

コンマ判定失敗の場合は安価↓にズレてまたコンマ判定。これを十回繰り返すまでに決まらなかったら>>520と同じ方法でやります

それでは安価スタート
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/31(火) 22:15:27.39 ID:v6lo7kCc0
ヤミナ
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/31(火) 22:15:55.53 ID:QhL46uiTO
秋月
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/31(火) 23:52:23.52 ID:CGsPgp5Mo
加賀
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 02:31:29.12 ID:s48OmUgl0
鈴谷
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 03:47:53.91 ID:C6AQ5toI0

730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 07:37:27.21 ID:YZY0ogvio
づほ
731 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 20:53:28.95 ID:4OZKkWvi0
~ある日の鎮守府~

秋月「司令!」バンッ

提督「どうした秋月」

秋月「え、えっと、その……牛缶が空を飛んでいました!」

提督「……そうか」スタスタ

提督「うん、お前はよく頑張ったよ」ナデナデ

秋月「な、なんで頭を撫でるんですか!?」

提督「秋月、よく聞け。その程度の嘘じゃ、誰も騙せないぞ?」

秋月「え?」

提督「エイプリルフールの嘘なんだろ?」

秋月「……バレてたんですか」

提督「むしろ何故バレないと思ったのか」
732 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 20:56:21.92 ID:4OZKkWvi0
秋月「うう……朝から色々やってるのに、誰も騙されないんです……」

提督「そりゃそうだろうな。お前嘘下手すぎ」

秋月「じゃあそういう司令はどうなんですか?」

提督「俺?俺はアレだよ。超余裕で騙せるよ」

秋月「じゃあやってみてください」

提督「えー……仕方ないなあ」

提督「んじゃ、ちょっとついて来い」スタスタ
733 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 21:07:40.38 ID:4OZKkWvi0
提督「お、いたいた。漣ー」

漣「?どうしたんですかご主人様」

提督「なあ漣、実は俺……彼女が出来たんだ」

秋月「ええ!?」

漣「……ご主人様、寝言は寝てから言ってください。それともそれがエイプリルフール用の嘘なんですか?」

提督「なはは……バレちまったか」

漣「ったく、当たり前じゃないですか。でも、もしかしたら万が一にも奇跡的に信じてしまう人がいるかもしれないので、あまりそういう嘘は言わないほうがいいですよ。誤解を受けます」

提督「それもそうだな……それに、好きな人に誤解されても困るし」

漣「へ?」

提督「ああいや、それに関しては大丈夫か。騙されなかったし」

漣「え?え?そ、それって……」

提督「漣、実は俺……お前のことが好きなんだ」キリッ

漣「……」ボンッ

漣「あ、あのですね!漣としてもその気持ちは嬉しいんですがいきなり言われるとこ、心の準備ガですねっ!」///

提督「漣……」

漣「にゃ、にゃあ!?」

漣(こ、この流れはキスですか!?キスなんですか!?ど、どうしよ!とりあえず目を瞑った方がいいのかな!?)ギュッ

提督「……」

漣「……」

提督「なーんてな」ピンッ

漣「はにゃ!……へ?」

提督「まんまと騙されたな!今までのすべてエイプリルフールの嘘だ!」

漣「え?」
734 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 21:44:49.13 ID:4OZKkWvi0
提督「いやーこんなに簡単にひっかっかってくれるとは思わなかったぜ」

漣「え?」

提督「どうだ秋月。余裕だったろ?」

秋月「あ、はい。そうですね」

提督「さて、そんじゃ仕事に戻るかな」グイッ

提督「……あの、漣さん?どうして私の腕を掴んでいらっしゃるんでしょう」

漣「ご主人様、今日はエイプリルフールですからね。漣は別に怒ってないし、怒ってたとしても許します」

提督「いや、その割にはなんかドス黒いオーラが……ぎゃあああああああ!!!!腕が!腕が!」グリンッ

漣「――――もちろん、そんなの嘘ですけどね」ガシャンッ

提督「ちょっ、流石に艤装は洒落にならな――――」

ドカーン

秋月(司令、あなたの勇姿を、秋月は決して忘れません)
735 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 22:39:33.40 ID:4OZKkWvi0
提督「ひ、酷い目に遭った......」

秋月「あんな嘘を吐くからですよ」

提督「まさかあんなにあっさり信じられた挙げ句に、ここまで怒られるとは......」

秋月「まったく、司令は女心を分かってません!」プンスカ

提督「そんなことないさ。むしろ俺ほど女の子の心を分かっている人間はそういないね」

秋月「本当ですか?」ジトー

提督「もちろん」

秋月「じゃあ私が今から言おうとしてることは、分かりますか?」ポスッ

提督「へ?あ、秋月?」
736 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 22:59:59.22 ID:4OZKkWvi0
春の陽気を運ぶ陽の光に照らされる室内で、男は後ろから抱きついてきた少女に意識を向ける

秋月「司令」

そう呼ぶ少女の声はどこか熱っぽく、なんとも言えない色気を醸し出していた

秋月「私、実はずっと司令のことがーーーー」



秋月「ーーーー大好きでした。私は、あなたを、1人の男性として愛しています」



提督「......」

男は、何も言えない。自分が何を言われたのか、咄嗟に理解できなかった

そして数秒かけてようやく理解し、大いに慌てそうになったときーーーー

秋月「もちろん、嘘なんですけどね」

少女が悪戯っぽい顔で言った
737 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 23:15:04.54 ID:4OZKkWvi0
秋月「エイプリルフールの嘘です。司令のを真似してみたんですが......騙されました?」

提督「あ、ああ......見事に騙された」

秋月「どんなもんです。秋月だって頑張ればこのくらいできるんですよ」

提督「凄いと思うよ。一瞬本気で騙されかけた。役者になれるんじゃないか?」

秋月「騙されませんよ」

提督「いや、正直な感想なんだが」

秋月「ふふっ、そういうことにしておいてあげます。では、秋月は仕事に戻りますね」スタスタ

バタン

提督「ふぅ、まさか秋月にあんな才能があるとは」

提督「それにあのときの秋月......可愛かったな。すごく」
738 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 23:23:59.89 ID:4OZKkWvi0
秋月「やっぱり、まだ伝えるには早いですよね」

少女は一つ嘘を吐いた

秋月「今日は誤魔化しちゃったけど、次こそは――――」

ほんの些細な一つの嘘を

秋月「――――この気持ちを司令に」

『本当』を『嘘』だという、嘘を吐いた
739 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/01(水) 23:26:27.51 ID:4OZKkWvi0
今日はこれで終わり。久しぶりに頑張りました

しかしここで悲しいお知らせがあります。>>1の都合によりこのスレは今日で終わりになります。

大変残念なことですが、もしいつかまた私のスレを見かけたらそのときはよろしくお願いします

最後に

今日の日付を確認してからもう一度上記のお知らせを読みましょう☆
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 23:27:13.14 ID:7U2igG11o

エイプリルフールですね分かります
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 23:33:12.04 ID:plMBcTYDO
>>739
一瞬ビビった
…俺この人書くの思ってたより好きなのかもしれないww
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 05:08:11.30 ID:U+0aG8qho
乙です
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 08:01:22.17 ID:8bsOEcj9o

それにしても榛名が出ないwww
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 09:57:05.20 ID:uP2CExTNO
エイプリルフールは午前中だけってウワサ
745 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 20:45:47.10 ID:bJSKlNDj0
~ある日の鎮守府~

提督「異動の季節だ」

榛名「はい?」

提督「異動の、季節なんだ」

榛名「いや急に何を言い出すんですか」

提督「大本営から届いたんだよ。人事異動の通達が」

榛名「へぇー……へぇ……へ?」

榛名「ええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!????????????」



どうやら異動の季節がやってきたようです
746 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 20:49:20.90 ID:bJSKlNDj0
榛名「そ、そそそそそそれは本当ですか!?」

提督「ああ」

榛名「は、榛名は!?榛名は異動じゃありませんよね!?」

提督「大丈夫だ。そこは問題ない」

榛名「そ、そうですか。それで、うちから行くのはどなたなんですか?」

提督「いや、それはまだいい」

榛名「何故?」

提督「その前に、建造をやってしまおうと思う」

榛名「建造?」

提督「ああ。ずっと出していた要望がようやく通ってな。三隻建造することになった」

榛名「それとあれとに何の関係が?」

提督「建造で新しく増えた艦娘のことも考慮して微調整をするらしい」

榛名「はあ」

提督「だから今日は建造祭りだ!回したるぜー!」
747 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 20:52:56.96 ID:bJSKlNDj0
~工廠~

提督「やってまいりました工廠!」

工廠妖精『本日は何の御用で?』カキカキ

提督「建造を頼みたい」

工廠妖精「!」パアアッ

工廠妖精『任せて!頑張る!』カキカキ

提督「うむ、任せた。資材は……まずはこのくらいでいいか」

工廠妖精『了解しました。22分間お待ちください』カキカキ

提督「おう。さて、どんな艦娘が出てくることやら」
748 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 20:57:34.08 ID:bJSKlNDj0
~22分後~

朝潮「駆逐艦、朝潮です。勝負ならいつでも受けて立つ覚悟です」

提督「俺はこの鎮守府の提督だ。よろしく朝潮。俺はキミを歓迎する」

朝潮「ありがとうございます!」ビシッ
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 20:58:35.04 ID:0O7B9VReo
安価かなと待ち構えてたら安価関係なく朝潮が出てきて俺提督大歓喜
750 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 20:59:41.80 ID:bJSKlNDj0
提督「さあて次のも建造しちゃうか。資源の分配はどれくらいにしようかなー?」



安価↓1 通常建造で出る艦娘でまだ未登場、かつ(朧、曙、潮、暁)以外の艦娘
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 20:59:53.49 ID:NLXEkOlCO
五月雨
752 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 21:10:17.73 ID:bJSKlNDj0
提督「よし、こんなもんでいいだろう!」

工廠妖精『また22分後に来てください』カキカキ

提督「あいあいさー!」

~再び22分後~

五月雨「五月雨っていいます!よろしくお願いします!」

提督「あいよ、俺がこの鎮守府の提督だ。これからよろしくな、五月雨」

五月雨「はい!護衛任務はお任せください!」



提督「次でラストか……どうせならやっちまうか!」



安価↓3 大型建造で出る艦娘でまだ未登場の艦娘
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 21:12:49.05 ID:nXwOBfi1O
矢矧
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 21:13:01.51 ID:t1FXZy77O
ksk
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 21:13:03.12 ID:pkyF2B07o
大鳳
756 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 22:11:54.74 ID:bJSKlNDj0
提督「しゃあっ!やったるぜ!もうドバドバ入れちゃうぜ!」

工廠妖精『6時間40分後に来てくだち』カキカキ

提督「おk」

~6時間40分後~

大鳳「そう……私が大鳳。出迎え、ありがとうございます」ガチガチ

提督「あー、うん。俺は提督。よろしく大鳳。それと、そんな堅くならなくていいんだぞ?」

大鳳「い、いえっ!そういうわけには!」アタフタ

提督「いいっていいって。どうせここじゃ俺の威厳なんてあってないようなもんだし。もうちょっとフランクに接してくれるほうがやりやすい」

大鳳「わ、わかり……わかったわ。こんな感じでいい……かしら」

提督「うむ、それじゃ改めてよろしく、大鳳」

大鳳「ええ、提督……あなたと機動部隊に勝利を!」
757 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 22:13:33.35 ID:bJSKlNDj0
今日はこれで終わり。明日はイベントやります。いつものシリアスじゃなくてもうちょっとバカ騒ぎっぽい感じのを

異動する艦娘については追って描写いたします
758 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 22:15:54.62 ID:bJSKlNDj0
追伸

安価で朝潮が確定枠だったのは大分前に取った安価を消化するためです。そして安価で除外されている四人の艦娘にそれぞれ意味があります。その意味が分かれば……もしかしたら、あなたは結末へと近づけるかもしれません

それとエイプリルフールで秋月とのイベントをやったのにアレをやり忘れてたので今やっちゃいます
759 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/03(金) 22:17:29.15 ID:bJSKlNDj0
~提督の脳の一部が、拡張されました~

対象:秋月

恋愛度:☆1

状態:気づかない程度の想い
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/04(土) 11:20:57.93 ID:x9Mfh99fo
乙です
761 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/06(月) 19:53:09.88 ID:a1hzgxel0
~ある日の鎮守府~

どんちゃん♪どんちゃん♪

大鳳「えーっと……これは、いったいどういう状況なのかしら」

榛名「おや大鳳さん。こんな隅っこで何してるんですか?」

大鳳「榛名。その、なんでこんなことになってるのかを思い出そうとしてて」

榛名「なんでって……そりゃあ、鎮守府に新しい仲間が増えたから歓迎会を開いたに決まってるじゃないですか」



夕立「とりあえず飲むっぽい~!」

五月雨「え、ええ!?」

雷「こら!駆逐艦はお酒飲んじゃダメって司令官が言ってたでしょ!」

夕立「そうだったっぽい~?」



秋月「朝潮ちゃん、楽しんでますか?」

朝潮「は、はい!」

不知火「そんなに緊張しなくても大丈夫です」

朝潮「あ、あはは……」

不知火「?」

秋月「それを無表情で言われたら反応に困りますね、確かに」



榛名「ね?」

大鳳「いや、うんまあ、そうね。でも」

大鳳「異動があるのよね、そろそろ。だったら異動が全部終わってからまとめてやった方が効率的なんじゃ……」

榛名「……」ピシッ

大鳳「は、榛名?」

榛名「大鳳さん。人と人との友情に、効率なんて関係ないんですよ」ニコッ

大鳳「え、あ、うん」
762 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/06(月) 20:00:27.67 ID:a1hzgxel0
榛名「あ、あっちで面白そうなことやってますよ。見に行ってみましょう!」

大鳳「ちょ、あまり引っ張らないでぇ!」



漣「さあさ寄ってらっしゃい見てらっしゃい!突如始まった料理対決!我こそはと思う人は是非参加してみてください!あ、トトカルチョは電ちゃんの方でやってます!」

榛名「漣さん、料理対決って誰が出るんですか?」

漣「えっと、今のところは大和さんと加賀さん、熊野さんだったかな?」

榛名「その三人が出てるならもうこれ以上は参加者は増えなさそうですね」

大鳳「料理上手なの?その三人」

榛名「はい。うちの鎮守府ではトップクラスの人たちです。武蔵さんは出てないんですか?」

漣「『こういうときくらい気兼ねせずに飲んで騒ぎたい』だってさ」

榛名「なるほど」クスッ

漣「さて、そろそろ締め切りかな?他に出る人いませんかー?」

提督「はいはい」

漣「ご主人様。出るんですか?」

提督「おうとも」

漣「分かりました。そんじゃ、この腕章付けて奥に進んでくださいねー」
763 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/06(月) 20:09:33.92 ID:a1hzgxel0
大鳳「提督は?お料理できるの?」

榛名「さ、さあ?お菓子が作れるのは知ってますけど……料理当番のときは皿洗いばっかりやってますからねあの人」

大鳳「ふぅん」



漣「それじゃあそろそろ始めまーす!まずはとっても愉快で素敵な審査員の方達からご紹介しましょう!」

漣「まずはこの人!この鎮守府で『食』について語るなら避けては通れない!日本が誇る正規空母!一航戦の赤城さんです!」

赤城「美味しいご飯が食べられると聞いて」

漣「次はこの方!駆逐艦のくせに食事量だけは戦艦並み、たまにぶっ飛ばした深海棲艦すら食べてるのではないかと噂されている!ソロモンの悪夢こと夕立さんです!」

夕立「ぽいぽいっぽい!」

漣「そしてラスト!全国を巡りありとあらゆるグルメを堪能してきた、日本海軍が誇る広報担当!重巡洋艦の青葉さんです!」

青葉「どもっ!青葉です!」
764 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/06(月) 20:24:09.22 ID:a1hzgxel0
漣「続いて参加者達をご紹介しましょう!」

漣「その料理の腕前はホテル並み、今回の優勝候補筆頭の大和さん!」

大和「が、頑張ります!」

漣「自分で作って自分で食べる!自らの舌を満足させるために積み重ねてきた研鑽は審査員にも届くのか!?加賀さん!」

加賀「優勝は譲れません」

漣「家庭的な料理が上手で、鎮守府で最も嫁力が高いのではないかと専らの噂!神戸きってのお洒落な重巡、熊野さん!」

熊野「精一杯やらせて頂きますわ」

漣「お菓子作りはやたら上手いが料理の腕はぶっちゃけ未知数!この一年でほぼ皿洗いしかしてこなかった男!漣のご主人様こと提督!」

提督「……」

漣「以上の四人が参加者となります!なお、優勝者には食堂と間宮で使えるお食事券が進呈されます!参加者の皆さんは頑張ってください!」

漣「それでは今から十分後に調理を始めていただきます!制限時間は三十分!その間で作れるのなら何品作ってもらってもかまいません!ちなみに米は既に炊いてありますのでご安心を!」

漣「トトカルチョは調理終了と共に締め切りますので、それまでじっくりと予想しててください!」
765 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/06(月) 20:25:31.14 ID:a1hzgxel0
今日はここまで。料理対決は次回へ続く

DD3を一気に視聴しましたが、やはりノワが一番可愛かったので私は猫派です
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/06(月) 21:02:28.86 ID:D/r4n5hXo
乙です
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/06(月) 21:19:47.51 ID:dU0SF+mDO

DDの次はVIVIdだな
768 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 20:28:55.34 ID:uIamI+hA0
QBと契約した後にレイジングハートのエクセリオンモードを使えば穢れも溜まらないし反動で体がボロボロになっても治せるから便利じゃないかと思いました

始めます
769 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 20:56:39.09 ID:uIamI+hA0
漣「制限時間は三十分と言ったな?あれは嘘だ!というわけで調理終了です!参加者の皆様は手を止めてください!トトカルチョも締め切りです!電ちゃん戻ってきていいよ!」

ナノデスー!

漣「えー、現在手元に来た資料によりますと、トトカルチョの倍率はこんな感じになってます」


大和……1.4倍

加賀……3.2倍

熊野……2.6倍

提督……123.9倍


漣「やはり予想一位は大本命の大和さん!次いで熊野さん、加賀さんです!ご主人様は論外ですね!なんですか三桁って!」

提督「うっせーやい!」

漣「それでは気を取り直して審査に移っていきましょう!まずは優勝候補筆頭の大和さん!お願いします!」

大和「は、はい!大和、推して参ります!」ガラガラ

コトッ コトッ コトッ

漣「これは……フレンチですか?」

大和「はい。時間の都合でスープとメインとサラダしか出せませんでしたし、すべて一斉に出してしまいましたが」

漣「それはもうプログラムの都合なんでしゃーなしです!それでは審査員の皆さん、審査をどうぞ!」

赤城「いただきます。それではまずはポトフから」ハフッ

赤城「美味しいです……!時間が少なかったはずなのに良く煮込まれていて……野菜もお肉も口の中でホロリと崩れます。お肉は飛騨牛ですね」

夕立「じゃあ夕立はメインのお魚から行くっぽい!」ハムッ

夕立「はむはむ……うん、いい感じ!バターの香りが魚の風味を邪魔しない程度に彩って、とっても美味しいっぽい!」

青葉「じゃあ青葉はサラダを頂きますね!鴨のローストとレタスとトマト中心のサラダ。きちんとサラダと肉料理がセットになってるのは本場っぽいですね!グッドです!」モグモグ

青葉「味も文句なしです!全国を巡った青葉ですが、これほど美味しいフランス料理にはあんまり見たこと無いです!」

漣「審査員の評価はみんな高評価!流石ホテル大和!」

大和「ホテルじゃありません!」

漣「それでは点数発表と行きましょう!ちなみに一人十点の計三十点です!それではどうぞ!」


赤城つ8点

夕立つ10点

青葉つ9点


漣「8点!10点!9点!合計二十七点!いきなりの高得点です!これはもう優勝は決まったか!?」

大和「あ、ありがとうございます!」
770 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:11:44.78 ID:uIamI+hA0
漣「それでは次にいってみましょう!加賀さんお願いします!」

加賀「はい」ガラガラ

コトッ コトッ コトッ

漣「和食!圧倒的和食!加賀さんは和風美人っぽいイメージそのままに和食で勝負するようです!」

加賀「どうぞ、召し上がれ」

赤城「筍ご飯ですか。美味しそうです」モグモグ

赤城「うん、きっちり旬を押さえてるからか、筍の良い風味が鼻から抜けるようです」

夕立「こっちは肉じゃがっぽい!いただきます!」モグモグ

夕立「大和のポトフに負けず劣らず、こっちもよく煮込まれてるっぽい。ジャガイモもお肉も噛んだ瞬間にしっかりと美味しさを伝えてとろけるわ」

青葉「青葉、おひたし行きます!」モグモグ

青葉「美味しいです!春菊の触感を残しつつ、おひたしらしさを出していますね!」

漣「こちらもかなりの好評!さっそく発表に行ってみましょう!」


赤城つ9点

夕立つ9点

青葉つ8点


漣「9点9点8点!合計二十六点で惜しくも大和さんには届かず!残念でした!」

加賀「くっ」
771 :お腹減った ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:27:29.62 ID:uIamI+hA0
漣「それじゃあじゃんじゃん行きましょう!お次は熊野さん!どうぞ!」

熊野「承りましたわ」ガラガラ

コトッ コトッ コトッ

漣「おおっと!前の二人は審査員三人がコメントしやすいように三品用意していましたが、どうやら熊野さんは一品のようです!そしてあの皿の形状とこの匂いから考えるに……カレーですね!」

熊野「ご明察ですわ♪」

赤城「カレー、いいですね!カレー!」モグモグ

夕立「夕立カレー大好きっぽい!」モグモグ

青葉「青葉はカレーには少しうるさいですよ?」モグモグ

赤城・夕立・青葉「「「……!」」」

赤城・夕立・青葉「「「美味しい!(っぽい!)」」」

赤城「寝かせたわけでもないのに一日経ったときと同じコク……まるで魔法みたいです!」

夕立「じゃがいもも人参もたまねぎも、完全には溶けきらないようにほどよく煮込まれててとっても美味しいっぽい!」

青葉「そしてお肉は神戸牛ですよ!神戸牛!煮込み系に合うかどうかは知りませんが、このカレーに限って言えばバッチリ合ってます!」

漣「またもや高評価!ハイレベルな熱戦が繰り広げられています!」

漣「それでは発表に移りましょう!」


赤城つ10点

夕立つ9点

青葉つ10点


漣「こ、これは……!10点、9点、10点で合計二十九点!大和さんの二十七点を超え、熊野さんが一位に躍り出たぁ!」

熊野「やりましたわ!」
772 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:42:21.05 ID:uIamI+hA0
漣「えー、次はご主人様の番ですが……ぶっちゃけもう結果は見えてるくさいのでやっぱりやめません?」

提督「おいコラ」

漣「だってご主人様が優勝するには満点の三十点を取るしかないんですよ?分かってます?」

提督「分かってるよ。やってやるさ」

漣「そこまで言うなら仕方ありませんね。それでは運んできてどうぞ!」

提督「久しぶりの料理だから、少し張り切りすぎたな」ガラガラ

ズラーッ

漣「え?こ、これは……?」

提督「中華料理の王道、満漢全席だ」ニヤッ

漣「こ、これはこれは!まさかの事態です!もしかしたらもしかしてご主人様ってマジで料理出来たんですか!?」

提督「当たり前だろ」

赤城「はむっ!エビチリも焼売も美味しいです!」モグモグ

夕立「小龍包も美味しいっぽい!あ、こっちの餃子も美味しそう!」モグモグ

青葉「炒飯、拉麺、天津飯にあんかけ焼きそば……まさに至れり尽くせりとはこのことですね!」モグモグ

漣「高評価!恐らくこの場の誰も予想してなかったであろう光景が目の前にあります!高評価です!」

提督「ほら、早く点数」

漣「そ、そうですね!それではお願いします!」


赤城つ10点

夕立つ10点

青葉つ10点


漣「き、決まったあ!二十九点の熊野さんを抜き去り、満点で見事一位を取りましたッ!流石ご主人様!漣は最初から信じていました!」

提督「どう考えても、俺が一番ってことだな」

漣「それではこれより表彰と賞品授与に移りたいと思います!トトカルチョ参加者への配当は電ちゃんが渡します!」

!スデノナ
773 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:44:54.00 ID:uIamI+hA0
~~~~~

ヤンヤヤンヤ

提督「ふぅ」

榛名「お疲れ様です提督」

提督「おう、ありがとな」

榛名「いえいえ。こちらこそこんな美味しいお料理を提供してくださって感謝してます」

提督「久しぶりに作ったからな。加減が分からなくて作りすぎた」

榛名「よくあの短時間でこれだけの量を作れましたね」

提督「人類に不可能は無いってことだよ」

榛名「そうですか」
774 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:51:45.40 ID:uIamI+hA0
榛名「そういえば提督って誰に教わったんですか?こんなに上手なんですから、プロに教わったとか?」

提督「いや、母親にだよ。『一人前のジェントルマンになるにはお料理くらい完璧じゃないとね!』とか言われて徹底的に仕込まれた」

榛名「面白いお母様ですね」

提督「バケモノみたいな人だったよ」

榛名「何で今までお料理しなかったんですか?」

提督「俺以外にも作れる奴がいたし、強制されない環境に来れたからな。横須賀にいた時は俺以上のがいたし」

榛名「ああ、天龍さん」

提督「それに、料理はやっぱり作るより作ってもらう方が嬉しいよ。面倒が無いし」

榛名「最後の一言余計じゃないですか……?」

提督「気にしない気にしない。んじゃ、俺は適当にぶらついてくるわ」スタスタ

榛名「やれやれ、本当に自由な人ですね」

榛名(でもまあ、提督の新しい一面も知れたし、なにより――――)



その日、駆逐艦一名と戦艦一名の懐が急に暖かくなったそうな。
775 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:54:19.72 ID:uIamI+hA0
空腹時に何書いてんでしょう私……資料と称して画像見まくったから余計にお腹が……

次回は駆逐艦!の前に異動する艦娘の発表を行います!こうしてまた一人また一人とイベントが起きづらい艦娘が増えていく……
776 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/10(金) 21:55:09.78 ID:uIamI+hA0
追記:トトカルチョってサッカー賭博のことらしいですね。書き終わってから気づきました。脳内補完しておいてください
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/10(金) 22:50:08.95 ID:Fuv3gjrKo
乙です
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 13:23:10.76 ID:ImQVdTpDo
懐あったまった駆逐艦がわからん

779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 14:36:14.46 ID:3wfoRibaO
電じゃねぇの?
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/04/11(土) 15:06:42.99 ID:At30mC6k0
主催者の電でしょうな
781 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 19:15:05.32 ID:EwKkPGfk0
そろそろ軽巡の改二も増やして頂きたい今日この頃。球磨ちゃんとかどうクマ?

開始します
782 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 19:24:26.74 ID:EwKkPGfk0
~ある日の横須賀~

叢雲「はあぁぁぁぁぁ……」ドヨーン



明石「どうしたの?あれ」

磯風「ん?ああ、明石か。あれとは叢雲のことか?」

明石「ええ。いつも毅然としてる叢雲ちゃんがここ最近ずっとどんよりしてるから気になって」

磯風「島風が大本営からの任務で各地を巡っていてなかなか帰ってこないからな。そろそろ限界なんだろう」

明石「恋する乙女は大変なのねー」

磯風「そうだな」ズズー

明石「そういえば磯風ちゃんも愛しの提督さんとやらとは滅多に会えないんだっけ。難儀だねぇ」ズズー

磯風「ブフッ!」

明石「うわ汚っ!」

磯風「きゅ、急に何を言い出すんだ!」

明石「ごめんごめん。まさかそんなに慌てるとは思わなくて」

磯風「まったく……」ハムハム

明石「あ、それ私のお饅頭!」

磯風「人をからかった罰だ」ムグムグ

明石「そんなぁ……別にからかったわけじゃないのにぃ」
783 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 19:32:40.65 ID:EwKkPGfk0
オウッ!

磯風「ん?今、何か聞こえなかったか?」

明石「さあ?人のお饅頭を買ってに取ったから空耳でも聞こえたんじゃないかしら」ブスー

磯風「それはいったいどういう理屈だ……おっ、叢雲が凄い勢いで出て行ったぞ。ということは島風が帰ってきたのか」

明石「叢雲ちゃん、よく気づけたね」

磯風「この鎮守府の監視カメラの映像をリアルタイムで確認できるからな、叢雲は」

明石「えっ、それ本当?」

磯風「ああ」

明石「プライバシーの侵害ってレベルじゃないわねーそれ」

島風「たっだいまー!」バンッ

磯風「おかえり島風」

明石「おかえりなさーい……あれ?叢雲ちゃんは?」

島風「叢雲?見てないよー?」

叢雲「島風ー!」ダッ ギュッ

島風「おうっ!?」

明石「あ、来た」
784 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 19:45:48.22 ID:EwKkPGfk0
叢雲「やっと帰ってきたわね!遅いじゃない!」ギュー

島風「なんで私、怒られながら抱きしめられてるの!?」

磯風「自分で考えろ」

明石「叢雲ちゃんの貴重なデレ、ごちそうさまです。ありがたや、ありがたや」

島風「誰か助けようよ!」

叢雲「そんなことより島風!ほら、どう?」

島風「よ、ようやく開放された……で、え?何?」

叢雲「ほら、私の姿を見て何かないのかってことよ!」

島風「……ああ!」

叢雲「ふっ、気づいたようね。そう、私なんと改n――――」

島風「叢雲、太った?」

叢雲「iに、なっ……」ピシッ

明石「あ、固まった」
785 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 19:53:06.33 ID:EwKkPGfk0
叢雲「……」ブッスー

島風「叢雲ー?」

叢雲「……」

島風「おーい、叢雲さーん?」

叢雲「……」

島風「叢雲ー!ごめんってばー!」

叢雲「島風なんて、もう知らないんだから」プイッ

島風「うう……」



磯風「完全に拗ねてるな」

明石「そうだねぇ」ズズー
786 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 20:01:11.53 ID:EwKkPGfk0
ガチャッ

天龍「よっ」

明石「げっ、天龍さん」

天龍「そう露骨に嫌な顔をするなよ明石。そんなに仕事増やされたいのか?」

明石「ごめんなさい」ドゲザ

磯風「それで?天龍は何しに来たんだ?」

天龍「ちょっとお前らに伝えなきゃならんことがあってな……と、その前にあの二人はいったいどうしたんだ?」

明石「島風ちゃんが叢雲ちゃんを拗ねさせました」

天龍「なるほど。おい!そこの二人!特に叢雲!」

叢雲「……何?」

天龍「通達があるからこっちに集まれ。それと、改二になったのに褒められる前に『太った?』って聞かれたからってそんなに拗ねるな」

叢雲「なんでそんなに詳しく分かるのよ!」

天龍「さあな。ほら、いいから早く集まれ」
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/14(火) 20:04:26.26 ID:b+dy0zHIO
叢雲の改二になったのに褒められる前に『太った?』って顔は分かりやすいからなぁ
788 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 20:10:00.83 ID:EwKkPGfk0
天龍「通達ってのは他でもない、異動の件だ」

島風「おぅっ!私が色んなところに書類運んだヤツだよね!」

天龍「その通り。島風は今回の働きで臨時ボーナスが出たから、後で渡すからな」

島風「やったー!」

明石「臨時ボーナス、いいなぁ……」

叢雲(お詫び代わりにデートに連れてってもらおうかしら……い、いや!流石にそれは大胆すぎるわよね!うん!)

磯風「島風の臨時ボーナスはいいとして、初霜とビスマルクは伝えなくていいのか?」

天龍「あの二人にはさっき執務室で伝えたよ。まあ、いつもどおり喧嘩してる最中だったからちゃんと聞いてたかどうかは知らないがな」

明石「愛宕さんは?」

愛宕「ぱんぱかぱーん!呼んだかしらー?」

明石「ふわおっ!び、ビックリした」

天龍「愛宕はずっとドアの陰に隠れてたんだよ。そんじゃ、発表するぞ。うちから異動するのは――――」

島風(ボーナス何に使おうかな……)

叢雲(異動しませんように!異動するなら島風も一緒!逆もまた然り!)

磯風(なるようにしかならないだろうが……どうせ異動するなら岩川が……)

愛宕(どうなるのかしらー?)

明石(異動したいわー本気で。出来れば前の仕事に戻してほしいなぁ……)



天龍「――――愛宕と磯風。以上二名だ」

789 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 20:17:53.17 ID:EwKkPGfk0
愛宕「あらあらー」

磯風「ふむ、そうか」

島風「えー!二人とも違う場所に行っちゃうのー!?」

叢雲「私(と島風)が異動なしなのは良かったけど、二人がいなくなるのは寂しいわね」

明石「ああ、数少ないこの鎮守府の常識人枠が……」

天龍「こらこら、まだ連絡は終わってないんだぞ。二人の移動先はそれぞれ、愛宕が舞鶴、磯風が岩川だ」

愛宕「舞鶴ね。京都ってことは舞妓さんに会えるのかしらー?」

磯風「い、岩川か。そうか……ふふっ」

明石「磯風ちゃん良かったねー」

磯風「うむ……って、何の話だ!?」

明石「さあ?」

磯風「ぐぬぬ……」

天龍「連絡は以上だ。何か聞きたいことはあるか?」

叢雲「うちから出るのは分かったけど、逆にうちに来るのはどんなのなの?」

天龍「そうだな……岩川と大湊からと、後は大本営から新人が送られてくるみたいだ」

島風「具体的にはー?」

天龍「それは来てからのお楽しみってな。駆逐艦は増えるみたいだぞ」

島風「ほんとー?お友達が増えるね!」

叢雲「そうね」
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/14(火) 20:20:35.40 ID:52Fa/IDJo
連装砲ちゃんや長10㎝砲ちゃん関係で秋月かね
寂しくなるし移動して欲しくないな残念だ
791 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 20:25:17.36 ID:EwKkPGfk0
天龍「『異動は迅速に行うこと』って指令が来てるから、なるべく早く荷造りしてくれ」

愛宕「分かったわー」

磯風「了解した」

天龍「そんじゃ今日はお別れ会としていっちょ派手に宴会でもやるか。島風、材料買ってきてくれ」

島風「りょうかーい!」

叢雲「私も行くわ」

天龍「明石は執務室でドンパチやってるバカどもを止めてきてくれ」

明石「無理ですよ!……って言っても聞き入れてもらえませんよね……分かりました、いってきます」

愛宕「天龍はどうするの?」

天龍「俺は作れるものから料理してく。今晩は腕によりをかけるから期待してろよな?」

磯風「それは楽しみだな」



雪風「ええ!?横須賀に異動ですか!?」

提督「うむ」

雪風「そんなぁ」

提督「そう落ち込むな。大丈夫、お前ならやっていけるさ」

雪風「うう……分かりましたしれぇ!雪風、頑張ります!」

提督「おう!その意気だ!」
792 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/14(火) 20:29:22.79 ID:EwKkPGfk0
愛宕(横須賀→舞鶴)磯風(横須賀→岩川)雪風(岩川→横須賀)が確定。雪風が異動になったのは島風とのレア駆逐艦つながりの模様。なお秋月は好感度システムが発動しているため異動は絶対にしない(今のところ)

というわけで今日はここまでです!いい加減リアルタイムで書くのもきつくなってくたんで書き溜めしようかと悩んでいましたが、叢雲改二のイラスト見たらどうでもよくなりました。叢雲たんの髪をもふもふしたいお!
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/14(火) 20:30:18.74 ID:52Fa/IDJo

良かった良かった上げといて良かった好感度
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/14(火) 20:45:35.71 ID:CH1wDeGDO

そういえば最近人気キャラがでてない気がするんでちが?
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/14(火) 22:54:00.41 ID:Cq4qY98oo
乙です
796 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:05:44.45 ID:dusNkuK90
ぽいぽいはぽいぽいでぽいぽいっぽい?(洗脳済み)

始めます
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 19:06:13.13 ID:1M2RBhsjo
待ってた
798 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:27:36.69 ID:dusNkuK90
~某所~

伊168「全員揃った?」

伊58「揃ったよー!」

U-511「揃った、です」

伊168「そう。それじゃあ始めましょうか。私達、潜水艦の潜水艦による潜水艦のための会議――――『全日本潜水艦会議』を」



説明しようッ!全日本潜水艦会議とはッ!

古来より割りと辛い役目を押し付けられてきた潜水艦たち。彼女らは百年前の『第一次深海棲艦戦争』で行われた『オリョールクルージング』、通称オリョクルにより激烈な被害を受けた。
それにより全国の潜水艦娘たちから不満が爆発。事態を重く受け止めた当時の日本政府と軍上層部は彼女達に鬱憤晴らしの場を与えた。それが全日本潜水艦会議である。
大本営から支給される費用を盛大に使い、超高級ホテルのスイートルームを貸し切って行われるそれは、主に日頃の仕事の愚痴、提督や他の艦娘の文句、更には流行のファッションやお菓子の情報などといった年頃の少女らしい話や、深海棲艦の行動パターンや対潜装備の性能などの結構マジメな話まで、その話題は多岐に渡った。
百年前に戦争が終結し、艦娘が艦娘で無くなり、潜水艦娘が潜水艦娘で無くなった後も、この会議は(もちろん自費で)続けられた。
そして今。再び深海棲艦との戦争が始まり、潜水艦娘が誕生した。これにより全日本潜水艦会議も軍の金で開催されることとなったのである。
もちろん目的は百年前と変わらず、潜水艦娘たちの鬱憤晴らし。つまり――――



伊168「なんで私じゃなくてあなたが響と一緒の鎮守府なのよ!ったく、飲まなきゃやってられないわ!ゴーヤ、酒追加!」

伊58「は~い、でち」

U-511「でっち、これ食べる?って」つチャンプルー

伊58「食べるでち!もぐもぐ……ごちそうさまでち!美味しいチャンプルー、大好きです!」

U-511「……共食い?」

伊58「ゴーヤはゴーヤじゃないよぉ!」ガビーン

伊168「いいからさっさと酒持ってきなさい!」

伊58「なんかゴーヤだけ忙しいでちー!」



――――こんな感じである
799 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:37:34.52 ID:dusNkuK90
~三時間後~

伊168「だからね~?響は本当に可愛いのよ!もうね!もうね!どこが可愛いって全部が可愛いの!あははははははは!」

伊58「完全に酔っ払ってるでち……」

U-511「てゆーか、これだけ飲んでまだ潰れてないのが異常、って」

伊58「それもそうでちね……」

伊168「何よ二人とも~!私に内緒で二人だけで話すんじゃないわよー!イムヤは寂しいと死んじゃうんらぞー?」

伊58「寂しさで死ぬまでにどう考えてもアル中で死ぬでち。だからもうお酒はおしまい!」

伊168「ああ~!何するのよゴーヤ~」

伊58「こ、こら!無理やり取り返そうとしない!……ユー、パス!」

U-511「おっけー……」パシッ

伊168「む~!」
800 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:42:11.82 ID:dusNkuK90
伊168「ふんだ!そんなんだからゴーヤは提督との距離が一向に縮まないのよ!」

伊58「なっ」グサッ

伊168「どうせまだチューもしてないんでしょ!」

伊58「ぐはあっ、でち!」グサグサッ

U-511「そういうイムヤもしてない、って」

伊168「私はしたことあるわよー。しかも二回。そのうちの一回は響とだったわ」

U-511「!?」ガーン

伊168「しかもねー、なんとねー?残りの一回はぁ……提督となのー」 イクノクチグセトルンジャナイノー!

伊58「え、絵えええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!????????」

伊58「嘘!嘘でち!あの甲斐性なしのヘタレ提督にそんな度胸があるわけないでち!」

伊168「本当よー!まぁ、したのは私からだったけど」
801 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:43:15.26 ID:dusNkuK90
訂正

伊58「え、絵えええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!????????」→伊58「え、ええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!????????」
802 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:51:43.08 ID:dusNkuK90
伊168「私がまだ横須賀だった頃、夜に提督のベッドに忍び込んだのよ。それで、ちょっと悪戯心が湧いて提督にキスしたの」

伊58「そ、それで?」

伊168「そしたらなんと提督起きちゃってねー。幸いキスしたことには気づかなかったみたいだけど、もう恥ずかしくなって自棄でそのままヤっちゃおうかと思ったら……」

伊58「思ったら!?」

伊168「やんわりと止められたわ。こーんな美少女がスク水姿で迫ってきてるのにあのバカ提督は『やめとけ。自棄でそんなことしたらいつか絶対に後悔することになる』って言ったのよ」

伊58「そ、そう……」

伊58(よ、良かったぁ。何事も無くて。流石提督でち!)

伊168「ま、その後に一緒に寝たんだけどね。翌朝榛名に根掘り葉掘り聞かれて困ったわ」

伊58「添い寝……!なんて羨ましい!でち!」

伊168「ふわぁ。私もう眠くなったから寝るわねー。チェックアウトの時間までに起こして」スピー

伊58「……」
803 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 19:55:13.51 ID:dusNkuK90
~翌日の鎮守府~

伊58「てーとくー!」

提督「おかえりゴーヤ。どうしたんだ?そんなに勢いよく走って――――って、危なっ!?」シュバッ

伊58「チッ」

提督「チッじゃねえよバカ!何いきなり人に当身喰らわせようとしてんだ!」

伊58「いいからさっさと気絶するでち!もしくは寝るでち!そしてゴーヤにキスされた後に添い寝するんでちいいいいいいいいいい!!!!!!!」

提督「お前は何を言ってるんだあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」



榛名(ああ、今日も平和ですね……さて、提督の部屋の監視カメラを起動しなければ……)
804 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 20:02:02.35 ID:dusNkuK90
~おまけ~

伊168「あー、頭痛い……」

浜風「大丈夫ですかイムヤさん」

伊168「大丈夫よ、いつもの二日酔いだから。でも流石に昨日は飲みすぎたわ。酔っ払って途中から記憶が無い。なんかとんでもない昔話を暴露したような気もするんだけど――――」

浜風「昔話?」

伊168「いや、思い出せないし別にいいわ。思い出せないってことは大した話じゃないだろうし」

浜風「そうですか?とりあえず二日酔いの薬持ってきましょうか?」

伊168「それくらい自分でやるからいいわよ。それよりあなたは荷造りを進めなさい」

浜風「はぁ。と言っても、もう大体終わったんですが……」

伊168「あらそう?じゃあ今日は派手にパーティーでも開きましょうか。浜風とのお別れと、岩川での成功を祈って」

浜風「イムヤさん……」

伊168「もちろん、戦いだけじゃなくて恋の方の成功も、ね?」ニヤリ

浜風「なっ!?い、イムヤさん!?」///

伊168「あんまり耳元で大きな声出さないでよ。頭に響くでしょ」

浜風「出させたのはイムヤさんです!」///

伊168「それもそうねー」カラカラ
805 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 20:10:16.94 ID:dusNkuK90
U-511「ヨーロッパの一部では挨拶としてキスをする慣習がある。だからこれも挨拶」

ヴェル「……朝っぱらからいきなり何をしようとしてるんだねこのドイツ娘は」

U-511「ユーとキス、しよ?」

ヴェル「するわけないだろう!?私達は一応、女の子同士だよ!?」

U-511「でも、イムヤとはしたって」

ヴェル「あれはあの人が勝手にやってきたの!私にそっちの趣味はない!」

U-511「大丈夫。優しく、してあげるから……」

ヴェル「ちょ、待って!待ってってば!……ぎゃー!」ズドン!

U-511「発砲は、反、則……」

ヴェル「人の唇を無理やり奪おうとするからだよ!妖精さん、ユーをドックに運んどいて」

ワカッター

ガンバルー

カニカマー

ゾロゾロ ハコビハコビ カニカマー

ヴェル「はぁ。やれやれ。私には好きな人がちゃんといるっていうのに……」

ヴェル「……まあ、この恋は、もう実らなさそうというのも、分かってるけどね」



提督「へっくしゅ!うう……ゴーヤの奴、寝込ませるために海に突き落とすとか正気か?いつか絶対にやり返してやる……」ブツブツ
806 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/17(金) 20:14:33.91 ID:dusNkuK90
おわり。今日は潜水艦たちのお話でした。今回の異動で新たに増える潜水艦娘も交えて、またいつか潜水艦会議はやりたいな……でもネタが思いつかないんだろうな……

次回は戦艦!ヒエーな話を期待しててください!

そういえば結局来週の木曜に実装される改二って誰なんでしょうね?アニメの睦月・如月、武勲の皐月・文月。個人的には誰が来ても万事オッケーなんで今からグラに期待してます。でも出来ればうーちゃんがいいっぴょん!持ってないけどな!
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 20:17:52.86 ID:vq/FP2T0o
乙です
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 20:18:25.67 ID:1M2RBhsjo

809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/18(土) 23:07:27.81 ID:PSyUqUnDO
乙でち
褒美にオリョクル権利を与えるでち
810 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/21(火) 20:36:17.14 ID:ccxzXC2v0
睦月は想定内でした。問題は残りの一人。可能性的には如月が一番高いらしいですね

始めます
811 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/21(火) 20:47:30.95 ID:ccxzXC2v0
~ある日の鎮守府~

金剛「ヘーイ提督ゥー……」

提督「どうした金剛。元気無さそうだな」

金剛「どうシタ……?どうしたと聞いたデスか今!?」

金剛「元気が無い理由なんて一つに決まってるじゃないデスカ!私ガ!異動!するカラ!デス!ヨ!」ブンブン

提督「お、おい!やめろっ!腕を振り回すな!もし当たったら洒落にならな――――ぎゃああああああああ!!!!!!」

~~~~~

比叡「それで、医務室に来たんですか」

提督「自然回復に任せるしかないならそうするが、使えるものがあるなら使おうと思ってな。そういう比叡こそ何でここにいるんだ?」

比叡「厨房に入ろうとしたら榛名と漣ちゃんと夕立ちゃんに全力で止められまして。その時に少し怪我をしてしまったので」

提督「うちの最高戦力は何をやってるんだ……いや、ある意味最も命に関わる仕事か……?」

比叡「ひ、酷いです!私だって進歩してるんですよ!?」

提督「具体的には?」

比叡「動かない料理を作れるようになりました!」エヘン!

提督「……まあ、前は四回に一回はクリーチャーを生産していたことに比べりゃ確かにマシなったか」ハア

比叡「次は食べても気絶しない料理を目指します!」

提督「道は険しそうだが頑張れよー」
812 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/21(火) 21:03:46.52 ID:ccxzXC2v0
比叡「それにしても司令!どうしてお姉さまが異動なんですか!」プンスカ

提督「俺に聞かれてもな。決めたのは大本営」

比叡「そうですけどー。まさかお姉さまが異動になるなんて……」ヨヨヨ

提督「というか俺としてはお前の反応の方が意外だったんだが」

比叡「はい?」

提督「いや、お前ならもっと全力で反対すると思ってたんだが……それこそ、自分も一緒に異動するくらいのことは言い出しかねないと思ってたぞ」

比叡「へ?」ポカン

提督「そんなこと考え付きもしなかったって顔だな。ま、それもまた一つの成長か。姉離れは悪いことじゃないし、別に気にする必要はない」

比叡「……」

比叡(そういえば、なんでだろう……なんで私は、大好きなお姉さまと離れ離れになることに納得してしまっているんだろう)

比叡(最近、お姉さまと一緒にいる時間が少なくなってた気がする。いつもいつもお姉さまを追いかけてたはずなのに……)

比叡(異動の件だって、昔の私なら提督が言ったようにもっと反対してたはず。自分も一緒に異動するって考えくらい、すぐに思いつくはず)

比叡(なんでなんだろう……なんで――――)



提督『――――比叡』



比叡「!?」ボンッ

提督「おい比叡どうした!?急に顔を赤くして……熱っ!お前これ熱あるだろ!風邪じゃないのか!?」

比叡(そうだ、どうしてお姉さまとの時間が減ったのか。それは、それは……)



……ずっと、司令を追いかけていたから。



比叡(司令を見かけたら話しかけて、色んなお話をして)

比叡(そのまま一緒にご飯を食べたり、お仕事を手伝ったり)

比叡(考えてみれば今日だって、お料理をしようと思ったときに思い浮かんでいた人は――――)

提督「…ひ…えいっ!比叡ッ!」

比叡「ハッ!」パチクリ

提督「ようやく気づいたか。話しかけても全然反応が無いから焦ったぞ」ホッ
813 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/21(火) 21:16:52.84 ID:ccxzXC2v0
提督「お前本当に大丈夫か……?絶対風邪だってこれ」

比叡「し、しししししししし司令!?か、顔!顔が近いです!」

提督「ん、ああ、すまん」ヒョイッ

比叡「あっ……」

比叡(って、なんでちょっと残念だって思ってるんですか!?私にはお姉さまという心に決めた方がいるのに!でも最近は……ああああ!)ブンブン

提督「こ、今度は何だ!?突然頭を押さえて悶えだして!頭痛か!?頭が痛いのか!?」

比叡「だ、大丈夫です……お、お姉さまの荷造りのお手伝いをしないといけないので、私はこれで失礼します……」

提督「あ、ああ。っと、その前に、ほら」パサッ

比叡「えっ……?」 E:提督の上着

提督「風邪引いたかもしれないならなるべくあったかくしてなきゃダメだろ?風邪薬もポケットに入ってるから、部屋に戻る途中で食堂に寄って飲んで来い」

比叡「は、はい。ありがとうございます……」

提督「いんや、気にするな。お前が倒れたら困るからな」ニコッ

比叡「っ!」ボンッ

比叡「そ、それではまひゃ!」バタンッ!

比叡「~~~~~っ!!!!!!!!」///



提督「ほ、本当に大丈夫なのか……?」



比叡(わ、私はどうしちゃったんだろうッ!いや、もう本当に!色々な意味でえええええええ!!!!!!)ダダダダダッ!



金剛「ふんだ……提督の薄情者……もういいデス。精々佐世保で楽しくやってやりマース……」ブツブツ



榛名「ハッ!これはラブコメの波動……?それも超濃密な……」



榛名にはラブコメの波動を感じ取る特別なセンサーが備わっています
814 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/21(火) 21:18:54.11 ID:ccxzXC2v0
金剛(岩川→佐世保)が確定

今日はこれでおわり。一レスが長くなった代わりにレス数は減る。でもどう考えても釣り合いが取れてませんね。これ以上短くなりすぎないように気をつけます
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/21(火) 21:31:44.72 ID:s00QIa6fo

816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/21(火) 21:37:44.28 ID:N8TOGpjdo

817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/22(水) 00:21:35.86 ID:8KZt6m89O
乙です
818 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 21:00:28.60 ID:DFYCcfdx0
最近何故か遊戯王に復帰してゴーストリックデッキ組むためにカードを探し回っていたら更新できませんでした(言い訳)マジすんません

今回から新キャラ続々登場(予定)!

榛名「鎮守府に新たな仲間が着任しました!これより提督の攻略を始めます!」
819 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 21:04:36.14 ID:DFYCcfdx0
~ある日の鎮守府~

提督「明日から大規模作戦が開始か……気を引き締めていかないと。大切な仲間を、失うわけにはいかない」キリッ

榛名「まあ、今回の作戦はうちの鎮守府は支援がメインなのでそんなに危険はありませんけどね」

提督「……人が折角格好良く決めたのに台無しにするなよ榛名」

榛名「あら、御免あそばせ」

提督「全然似合ってないなそのセリフ」

榛名「自覚はしてました」
820 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 21:20:19.32 ID:DFYCcfdx0
榛名「それに気を引き締めていかないといけないのは確かですよ。先日の異動でだいぶ保有艦娘も変わりましたから」

提督「そうだよなぁ。特に金剛が抜けたのがデカイ。第一艦隊の編成を練り直さなきゃならん」

榛名「軽巡洋艦か重巡洋艦を入れてみてはどうですか?もしくは無難に戦艦とか」

提督「軽巡はともかく重巡は数がいないからなー。やっぱ戦艦か……?となると比叡か山城に……」

榛名「提督業は大変ですね」

提督「そう思うならもう少し手伝ってくれないかね秘書艦さん」

榛名「榛名は自分の仕事はきちんとやってますし。新人さんのフォローって結構大変なんですよ?」

提督「それは重々承知してるからせめて書類を切り崩すのくらいは……」

榛名「嫌ですよー。明日からの作戦に向けて全艦娘は今日一日休みにしていいって言ったのは提督です」

提督「そりゃあそうだが……」

榛名「応援だけはしてあげますよ。がんばれ、がんばれ」

提督「チアの衣装着てポンポン持って胸揺らしてくれないとやる気でない」

榛名「あんまりふざけたこと言ってると沈めますよ?」

提督「ごめんちゃいるど」

榛名「……」カチャッ

提督「この流れも久しぶりだけど落ち着け榛名!その右手に構えた主砲を今すぐ仕舞うんだ!」
821 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 21:32:17.30 ID:DFYCcfdx0
コンコン

提督「おおっと来客だ!ほら榛名!早くドアを開けてやれ!」

榛名「チッ……はーい、今開けまーす」ガチャッ

能代「失礼します」

提督「ん?能代か。どうした?」

能代「阿賀野姉ぇ……じゃなくて、阿賀野型軽巡洋艦一番艦、阿賀野がこちらに伺っていないかと思いまして」

提督「阿賀野……?俺は見てないし、ここには来ていないはずだが……榛名?」

榛名「榛名も見てません」

能代「そうですか」

提督「力になれなくて悪いな」

能代「いえ、こちらこそお手数をお掛けして申し訳ありません」

提督「これくらい別にいいさ。それと、あまり堅苦しくしなくていいんだぞ?というか頼むからもう少し崩してくれ。俺が限界だ」

能代「わかりました。ですが最低限敬語は使わせてもらいますね」

提督「ああ」

能代「それでは能代は引き続き阿賀野姉ぇを探しに行くので。失礼しました」スタスタ
822 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 21:48:25.83 ID:DFYCcfdx0
提督「能代も大変そうだな。ったく、阿賀野は後で叱っておかないと」

阿賀野「だって能代は『危ないから』って言って阿賀野に何もさせてくれないんだもん。阿賀野だって優秀なんだからねッ!」

提督「軽巡の一番艦で優秀ってのは他のクマーと被るし……って、ん?」

阿賀野「?提督さん、どうしたの?」

提督「……なぁ榛名。今、俺の横から聞こえるはずの無い声が聞こえた気がするんだが」

榛名「奇遇ですね。榛名もさっきから見えてはいけない者が見えています」

阿賀野「?」キョトン

提督「なんでお前がここにいるんだ阿賀野……」

阿賀野「提督さんとお話したいなーって思ったから来ちゃった!」

提督「そっかぁー、来ちゃったのかー」トオイメ

榛名「というかいつの間に入ってきてたんですか?全然気づかなかったんですが」

阿賀野「さっき能代が入ってきたときにこっそりと、ね?」

提督「探してる相手は自分の後ろにいる、か。そら能代が見つけられないわけだ」
823 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 22:01:56.36 ID:DFYCcfdx0
阿賀野「阿賀野が提督さんの所に来ようとしたら『危ないし迷惑をかけちゃ悪いからダメ』って言うから……撒いたの♪」フフン

提督「クッ、てっきりポンコツ姉枠かと思ったら意外とやるじゃないか阿賀野。本当に『意外に優秀な阿賀野ちゃん』だったな」

阿賀野「えっへん!」プルンッ

提督「揺れたッ!」

榛名「そんなに揺れる胸が見たいんだったら戦艦か空母の方のところにでも行ってください。ヒロイン以外とのイベントはお断りしてますので。せめて惚れさせてからやってください」

提督「ハッハッハ嫌だな榛名。そんな簡単に女の子を惚れさせられるんならこんなに虚しいことやってないだろいい加減にしろ」

榛名「……やっぱりそろそろ本格的に何とかしないとダメそうですね。このままだと近い内に刺されて死にそうです。絶対に、絶対にあり得ませんがこうなったら榛名で治療を……」ブツブツ

提督「おい榛名。さっきから嫌そうな顔とにやけ顔の中間みたいな表情で何ぶつぶつ呟いてんだ?刺されるとか死にそうとか不穏な単語が聞こえるんだが。おーい、もしもーし」

榛名「やっぱり逆レで……いえでも初めてなんですからもっとムードとかを意識して……」ブツブツ

提督「ダメだ、聞こえてない」

阿賀野「ねえねえ提督さん、阿賀野ともお話しようよー……きゃっ」パシャッ

提督「ああ!コツコツ書き上げた書類がインクでずぶ濡れにぃ!?」

阿賀野「うええーん!服が汚れちゃったぁー!濡れて張り付いて気持ち悪いよぉ」グスグス

能代「阿賀野姉ぇ!?提督失礼します!今こっちから阿賀野姉ぇの泣き声が……って、いた!しかも服を汚してる!?もう、阿賀野姉ぇ!早く服脱いでこっちに渡して!」

阿賀野「うう、能代ぉ……」ヌギヌギ

提督「なっ、阿賀野お前せめて部屋から出たりとか……」

能代「提督が後ろを向いててください!」

提督「了解しましたー!」ザッ!


ギャーギャーワーワー!




何人かメンバーが変わっても、相変わらずこの鎮守府は騒がしいようです
824 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/04/27(月) 22:08:38.70 ID:DFYCcfdx0
今日はこれで終わり。新たに阿賀野と能代が登場しました!他にも新しく入った艦娘はいるので次回からはその子達の紹介をしていきます!

※新キャラの艦娘は、ヒロイン化しないと土曜の投票イベント、行事などのコンマイベントに参戦できません

次回は駆逐艦、かな?二周年で大幅にイメチェンしたあの二人も登場する予定にゃしぃ!
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/27(月) 22:31:52.78 ID:NMZ1Zq3wO
乙です
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/27(月) 23:03:22.68 ID:DiLjaos00
満足堕天使かな?
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/27(月) 23:34:11.83 ID:hB0KN+YDO

しかしなぜ今更遊戯王
しかもゴーストリック?
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/29(水) 23:23:29.15 ID:ygs6rppE0
可愛い女の子が居るテーマでデッキを組む・・・
このぐらいの年頃の男とはそういうものだろう。ワシにも覚えがある
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/03(日) 23:50:42.68 ID:VmtxhKZDO
GWなのに現れないな………
830 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 20:28:57.46 ID:i5cR/XII0
E-3まで進んだ私提督、E-1・E-2・E-3共に甲で挑んでいるがあまりにも呆気なさ過ぎて拍子抜けしてる模様。なお、E-4からが地獄らしい

というわけで始めます
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 20:37:18.09 ID:w/+h6B9DO
ヒロイン枠は異動させないとか、なんて素敵な職場
それに引き換えうちの会社は容赦ねえ
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 20:39:55.42 ID:vizoAdz7o
>>831
君は会社のヒロインじゃなくて所詮モブ止まりだから異動させられても仕方ないね
833 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 20:45:56.63 ID:i5cR/XII0
~ある日の鎮守府~

提督「今日の昼は何を食べようか。オムライスに天津飯、親子丼もいいな」

榛名「ものの見事に全部卵料理ですね……卵は高カロリーなので摂り過ぎると太りますよ?」

提督「俺って太りづらいんだよね」

榛名「今、全国の女性を敵に回してことを自覚しましょうね?」

提督「毎日誰かしらに絡まれるから」

榛名「……全国の女性、特にこの鎮守府の艦娘を代表して謝ります。ごめんなさい」

提督「いや、別にいいけどね。でも流石に最近はちょっと疲れるんだよ。だって――――」

???「ぴょーんっ!司令官、これからお昼ぴょん?」

提督「出たな子兎……」

卯月「ぴょん?」

提督「何でもない。こんにちは、卯月」

榛名「こんにちは」

卯月「こんにちはだっぴょん!司令官と榛名にぃ~敬礼っ!」ビシッ
834 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 20:52:22.70 ID:i5cR/XII0
提督「で、卯月も今から昼飯なのか?」

卯月「うーちゃんはもう食べ終わったんだぴょん!」

提督「そっか」

卯月「でも、お姉ちゃん達はこれからだって言ってたぴょん!」

提督「お姉ちゃん、たち?ってことは、睦月と如月か」

卯月「そうだっぴょん!二人とも司令官ともっとお話してみたいって言ってたから、一緒に食べてあげてほしいなって」

提督「じゃ、今日はそうするか。となると睦月たちが食べ終わる前にさっさと行かないとな。行くぞ榛名」

榛名「あいあいさー」

卯月「それじゃ、うーちゃんは弥生の部屋にでも遊びに行こ~っと」ピョンピョン
835 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 21:34:54.57 ID:i5cR/XII0
~食堂~

提督「つー訳で一緒させてもらうぜ」

睦月「どういうことか全然分からないけど、歓迎するよっ」

榛名「ごめんなさい、うちのバカ提督が碌に説明もしないで」

如月「いいんですよ。ちょうど私達も司令官とお話したいって思ってもの」

提督「どうだ睦月、如月。もうここには慣れたか?」

睦月「もっちろん!みんな良い人たちで、睦月感激ぃ~!」

如月「如月も同感です。あとは強いて言うならぁ……司令官さんと、もっと距離を縮めたいかなぁ。なんてねっ♪」

提督「は、はっはっは。あんまり男をからかって遊ぶなよ?」

提督(危うく本気にするところだったぜ)

榛名「なんという小悪魔的魅力……ヒロイン化してもらえば結構な戦力に……」ブツブツ
836 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 21:45:24.48 ID:i5cR/XII0
睦月「ただ、他の姉妹と気軽に会えなくなっちゃったのはちょっと寂しいかな」

提督「そういや睦月型は駆逐艦の中でも特に数が多いんだっけか」

睦月「そうなの。今この鎮守府にいるのは睦月と如月ちゃん、弥生ちゃんとうーちゃんの四人だけだから」

如月「まあ、絶対に合えないって訳じゃないから。お休みを貰った時にでも舞鶴に帰ってみるわ」

提督「そうか。でも、無理だけはするなよ?寂しくなったら――――」ギュッ

睦月「へ?」

如月「あら」

提督「――――いつだって誰かが傍にいてやるから。もちろん、俺もな」

睦月「……うん!わかったのね!」

如月「それじゃあ早速、甘えさせてもらおうかしら♪」

提督「あ、ちょっと待って如月さん。出来れば首筋をちろちろ舐めるのはやめて頂けると……せめてR-18って警告しないと色々と……」

如月「ふふ、大丈夫……これは精々15禁だからっ♪」

睦月「如月ちゃん!ずるーい!睦月もやるにゃしぃ!」

提督「ぎゃあ!お前ら割とマジでやめ……にゃああああああああああ!!!!!!」

睦月(さっきの提督、結構格好良かったかもっ)

如月(て、照れ隠しでつい始めちゃったけど、どどどどうしよう!?いつやめればいいのぉ!?)
837 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/04(月) 21:49:11.74 ID:i5cR/XII0
睦月、如月、卯月が登場。そして出てはいないけど弥生も異動してきたことが判明。駆逐艦の中でも一際ロリっぽいのが増えたよっ!

微妙にヒロイン化したっぽい話になってますが、それはまだです。出来れば今週の土曜に久しぶりのアンケイベントをやるので、そこで選択してヒロイン化してください。(前回出てきた阿賀野、能代も同様)

次回もまた駆逐艦、かな?もしくは重巡です
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 21:57:15.72 ID:kDvUER6KO
乙です
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 20:59:50.53 ID:uyCIzUXJo
やっと最初から追いついた
なぜ金剛を異動させた言えっ!

840 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/06(水) 21:55:47.32 ID:1biIvwV/0
戦況報告

E-4まで突破。E-5夜戦マスで撤退させられて資源がヤバイ模様。高波は出した

PS.瑞鶴の話がそろそろ書き上がりそうなので、3スレ突入時にでも記念にスレ建てます
841 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/08(金) 23:09:51.48 ID:HLwEY2ks0
いったいいつぶりなのかというレベルで久しぶりなイベントアンケートの時間です!本日も張り切っていきましょー!

①ゴーヤのイベント

②比叡のイベント

③阿賀野のイベント

④能代のイベント

⑤睦月のイベント

⑥如月のイベント



それでは以上の選択肢から一つをお選びください。安価↓10まで

※阿賀野、能代、睦月、如月の未ヒロイン化の四人は結果に関わらず来週も登場しますが、一定期間を過ぎると選択肢に表示されなくなるためヒロイン化が困難になります
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:10:49.68 ID:4T0TCprDO
6
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:11:10.14 ID:q0BxdPYzo

844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:11:32.11 ID:i/xRc8JFo

845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:11:47.08 ID:p/s2hoHN0
5
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:11:47.73 ID:TJMHPb9OO

847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:12:17.35 ID:0bVfXwU3o

848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:12:21.10 ID:w7rc03MGO
6
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:13:51.54 ID:aNZo9b2go
6
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:17:11.49 ID:1784EU6pO

851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:33:06.71 ID:9AjtV/3No
6
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/05/09(土) 01:35:33.85 ID:I8h+VEDk0
圧倒的如月
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 04:31:14.76 ID:9AtxaszIo
なんかすごいな
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 19:12:53.63 ID:L/2wouMfo
いつもの単発でしょ
855 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 19:55:34.61 ID:DyIQ3tB20
こんなに如月の人気(というか認知度)が上がったのもアニメの影響が多少はあると嬉しい今日この頃。一位は如月、二位は睦月。圧倒的な票差

それでは始めます
856 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 20:06:00.79 ID:DyIQ3tB20
~キス島沖~

漣「徹底的に、やっちまうのねっ!」バンッ

夕立「ぽいぽいぽーい!」ドドンッ



S 勝利!



漣「まっ、ざっとこんなもんですかね」

夕立「夕立ったら、結構頑張ったっぽい?帰ったら提督に褒めてもらお~!」MVP

睦月「すっごおい……」ポカーン

如月「同じ駆逐艦とは思えないわ……」ポカーン

卯月「うーちゃん達だっていーっぱい戦えばああなるぴょん!」フンスッ

弥生「……うん、頑張ろう」コクコク

漣「それじゃ帰投するよー。はぐれないようにー、フォローミー!」

夕立「夕立に続くっぽーい!」
857 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 20:15:35.06 ID:DyIQ3tB20
~鎮守府~

漣「艦隊のお早いお帰りですよーっと」

提督「おかえり漣。戦果は?」

漣「3-2に沸いてきたのは一通り潰してきましたよ。しばらくは安定すると思いまっす!」

提督「ん、そうか。お疲れ様」

夕立「提督さーん!夕立頑張ったっぽいー!撫でて撫でてー!」

提督「あーはいはい。ほれ」ナデナデ

夕立「わふー!」ブンブカ

漣「ご主人様?漣のことも褒めてくれていいんですよ?」

提督「え?いや別に……」

漣「膝枕とかさせてあげてもいいです」

提督「……わぁーったよ。ここでするわけにもいかんから執務室でな」

漣「キタコレ!」

提督「睦月たちもご苦労さん。今日はもう休んでていいぞ。いつ何があるか分からんから、睦月と如月は入渠して傷を治してからな」

睦月「了解なのね!」

如月「了解しました♪」
858 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 20:33:19.41 ID:DyIQ3tB20
~船渠~

睦月「はぁ~生き返る~」

如月「睦月ちゃんったら。今のおじさんみたいよ?」

睦月「ええ~そんなことないよ~。だって本当に気持ちいいし~」

如月「もうっ」

睦月「ほら如月ちゃんも早く入りなよー」

如月「はいはい」チャポン

睦月「久しぶりだね、入渠するの」

如月「そうね。舞鶴では基本的にのんびりしてるか遠征してたし」

睦月「漣ちゃんと夕立ちゃん、凄かったよねー。睦月たちもあんな風になれるかなぁ」

如月「ふふっ。『なれるかな』じゃなくて『なろう』、でしょ?」ニコッ

睦月「……その通り!睦月、頑張っちゃうのね!」

如月「……」ニコニコ / (強く、なれるかな)

睦月「そうと決まったら上がったら早速訓練しよっ!燃えてきたぁ~!」

如月「あんまり張り切りすぎて怪我しないようにね?」クスッ / (強く、なりたい)

睦月「他人事みたいに言わないの!如月ちゃんもやるんだからねっ!」

如月「え、えー。如月、今日はちょっと……」タジタジ / (強く、ならなきゃ)

睦月「ダ~メ!これはお姉ちゃん命令なのです!」

如月「む~!」ニコニコ / (強く、なろう)

如月(大切なお姉ちゃんの笑顔を、可愛い妹たちの未来を守るために)
859 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 20:38:38.70 ID:DyIQ3tB20
~夕方~

如月「……」

提督「何してるんだ?」

如月「……司令官?」

提督「榛名から逃げ――――鎮守府内をパトロールしてたら後姿が見えてな。邪魔だったらどっかに消えるが?」

如月「いえ、大丈夫ですよ。折角司令官と二人っきりになれたんですもの。色々、しちゃおうかしら♪」

提督「なっ!」

如月「ふふっ、なーんちゃって」

提督「純粋な青少年の心を弄ぶなよ……」

如月「ごめんなさい、つい」

提督「全然反省してねえなぁおい……」
860 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 20:47:20.72 ID:DyIQ3tB20
提督「……」

如月「……」

如月(司令官、どうしたのかな?か、からかい過ぎて怒らせちゃった?そ、そうだったとしたらどうしようっ!)アワアワ

提督「なぁ、如月」

如月「ひゃ、ひゃい!?」

提督「へ?」

如月「なぁに?司令官。如月に聞きたいこと?ちなみにスリーサイズは……」

提督「今お前噛ん―――― 如月「何のことかしら?」 ――――何でもないっすはい」

如月(は、恥ずかしいよぅ!)///

提督「で、だ。如月。お前、なんか悩んでたりするか?」

如月「え?」

提督「どうだ?」

如月「……どうして、そんなことを?」

提督「いや、さっき見えた後姿が元気無さそうだったから。俺の気のせいならいいんだ」

如月「……気のせいですよ?悩みなんて……強いて言うなら、司令官との距離の縮め方とかになら悩んでますけど、ね?」ウインク

提督「…………おいおい、いい加減にしないとお兄さん本気になっちゃうぜ?狼さんだぜ?」

如月「きゃーこわーい♪」

提督「がおー!」
861 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 21:17:27.23 ID:DyIQ3tB20
榛名「てーとくー?いい加減に観念して出てきてくださーい。早くしないと実力行使で引きずり出しますよー」

提督「げっ、榛名。もうここまで来やがったのか。そんじゃな如月、また夕飯のときにでも」

如月「はーい。司令官も、頑張ってくださいね?」

提督「おう」

如月「榛名さんに捕まった後のお仕事を、ね♪」

提督「そっちかよ!ぜってぇ逃げ切ったらぁ!」タタッ

如月「ふふっ」

提督「っと、言い忘れるところだった。如月ー!」クルッ

如月「?はい」

提督「辛くなったら、苦しくなったら、悲しくなったら!真っ先に俺のところに来い!分け合うことも代わることも出来ないけど、笑顔にするくらいならしてやんよ!じゃ!」ダッ

如月「――――」

如月(辛いのは嫌だ。苦しいのは嫌だ。悲しいのは嫌だ。もう――――もう、沈むのは。みんなとお別れするのは、嫌だ)

如月「だから強くならなきゃ、いけないのに」

如月「頼っちゃダメなのに、縋っちゃダメなのに……」

如月(そんなこと言われたら、甘えたくなっちゃうじゃないですか……)

如月「もうっ!司令官のバカぁー!」

如月(でも)

如月(司令官の気持ちは、嬉しかったな)

如月「この前も思ったけど、やっぱり司令官って格好いい……って、わわっ!如月ったら、何言って……!」アワワアワワ

如月「は、早くお部屋に戻ってお姉ちゃ――――睦月ちゃん起こしてあげないと!うん、訓練の疲れもそろそろ取れたはずだしね!」タタッ

如月(お夕飯、司令官と一緒に食べられ……って、だからなんでさっきから司令官ことばっかりなのっ!?)



榛名「提督の声がしたから来てみれば……面白いものを見つけてしまいましたね」

榛名「とりあえず、如月ちゃんにさり気なく相談所の存在を伝えるところから始めましょうか」スタスタ
862 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/09(土) 21:20:20.54 ID:DyIQ3tB20
おめでとう!如月がヒロイン化したよ!(これで月~金の個別イベントに選ばれるようになりました)

腕が落ちてることを盛大に自覚しました。元々落ちるほどなかった腕が地面にめり込んでしまってます。時間かけてリハビリするしかないか

イベントはE-5まで突破!残るはE-6のみ!プリンレーダーと秋州島の獲得を目指して頑張ります!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 00:27:48.64 ID:lXhFl97Wo
乙頑張れ
俺もroma掘るからさ・・・掘れるのこれ・・・
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 00:33:23.23 ID:YUSIoLiAo
乙です
865 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/15(金) 22:16:39.00 ID:gVz79tNL0
①阿賀野

②能代

③睦月

④弥生

⑤卯月

以上の中から一つ選べ。範囲は↓10まで
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:17:15.87 ID:oeI8nM4no
1
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:18:20.63 ID:YfCUJttHO

868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:18:41.13 ID:T+DXJxu0o
4
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:18:44.24 ID:oY3wiNlWO
2
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:19:06.46 ID:4KM4U/Qco

871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:19:22.14 ID:Vl6PVlc/o

872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:20:10.58 ID:qtlr3PqEo
2
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:25:05.63 ID:4KM4U/Qco
能代と弥生見間違えてた
2と4チェンジで
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 22:48:13.00 ID:PD8eDAdLo
2
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 23:41:08.56 ID:AeBEXYzyO
4
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/16(土) 14:21:58.40 ID:1+k04laXo
1
877 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/17(日) 19:13:22.15 ID:7xi9LIQc0
E-6のラストダンスが終わらないので今日も更新出来なさそうです。謝罪
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 19:53:31.92 ID:pNlE4yVMO
了解
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 20:48:45.32 ID:okvYKN/co
>>877
E-7ファイト…
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/17(日) 20:52:39.29 ID:3j4OoyzDO
今イベってそんなむずいん?
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 22:12:15.18 ID:cLSgheKNO
頑張れ
自分も終わらない気がして泣きそう
882 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/19(火) 12:57:04.03 ID:4PATXk460
結局E-6は突破できず……秋津洲欲しかった……なんだよボス戦数十回中、反航戦以外が出たのが1回だけって

気を取り直してイベント書きます。アンケの結果は能代が一位、二位は弥生です

それでは始めます
883 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/19(火) 12:57:04.03 ID:4PATXk460
結局E-6は突破できず……秋津洲欲しかった……なんだよボス戦数十回中、反航戦以外が出たのが1回だけって

気を取り直してイベント書きます。アンケの結果は能代が一位、二位は弥生です

それでは始めます
884 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/19(火) 13:08:22.82 ID:4PATXk460
連投スマソ



~ある日の鎮守府~

提督「甘えたい」

榛名「は?」

提督「女の子に甘えて癒されたい」

榛名「急に何言い出すんですか。いいから早く書類片付けちゃってください」

提督「そう!そういうの!そういのだよ!」

榛名「はい?」

提督「俺提督なんだよ。偉いんだよ。なのにお前を始め艦娘たちと来たら全然敬ってくれないじゃん!ならせめて甘えさせてくれたっていいじゃん!」

榛名「提督が敬われないのはご自分の言動のせいでは?」

提督「シャラップ!そういう正論はいいんだよ!」

榛名「自覚してるなら直しましょうよ……」

提督「明日から頑張る。というわけで、今日1日だけでもいいので甘えさせてください」

榛名「土下座する程ですか……」
885 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/19(火) 16:43:08.31 ID:4PATXk460
榛名「と言っても榛名は事務仕事が山のようにありますし……提督のせいで」

提督「ドンマイ」

榛名「……」

提督「俺が悪かったから主砲は降ろして……違う!副砲なら良いって意味じゃないから!」

~~~~~

榛名「で、どうするんです?提督のお願いを聞いてくれそうな方は軒並み鎮守府を空けてますが」

提督「そうなんだよなぁ。どうするか……」

榛名「……あ」

提督「ん?どしたん?」

榛名「いましたよ、甘えるのに最適な人」

提督「?」

榛名「ちょっと、呼んできますね」
886 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/19(火) 16:43:53.48 ID:4PATXk460
いったんここまで

続きは夜に
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/19(火) 17:59:54.59 ID:XEEtHSsFo
乙です
888 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 20:27:10.92 ID:/+9mPLs80
ちょっと重要な用事を片付けていたので遅れましたすみません

では、前回の続きから
889 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 20:37:36.59 ID:/+9mPLs80
榛名「というわけで連れて来ました」

能代「あ、あの、これはいったいどういう……?」

榛名「実はですね、能代さんには提督を甘やかして頂きたいのです」

能代「はい?」

榛名「提督、説明どうぞ」

提督「かくかくしかじか」シカクイダストン

能代「なるほど。つまり、今日一日だけでも提督を日頃の重圧から解放して差し上げ、休養を取らせようということなのですね」

榛名「そうなんですか?」

提督「そうなんじゃない?」

能代「分かりました。不肖、この能代。精一杯提督の慰安任務に当たらせて頂きます!」

提督「おう、よろしく頼む」

提督(慰安って言葉にそこはかとなくエロさを感じたのは黙っておこう)

榛名「とりあえず仕事の邪魔なので別の場所に移動してくださいね?」

能代「了解です。それでは提督、よければ能代たちの部屋に行きましょう」

提督「わ、わかった」

榛名(能代さん達の部屋のカメラって何番でしたっけ……)
890 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 20:50:56.11 ID:/+9mPLs80
~阿賀野型の部屋~

能代「どうぞ。何もない所ですが」

提督「お、お邪魔しまーす」ガチガチ

能代「こちらが能代の自由に使える場所ですので、こちらに」

提督「そこら辺の区分けはきっちりしてるんだな」キョロキョロ

能代「ええ。と言っても、阿賀野姉ぇなんかはあんまり気にしていないので、しょっちゅう矢矧や酒匂に怒られていますが」ハァ

提督「その光景が目に浮かぶようだな。いっそ一人一部屋の個室制にしようか」

能代「いえ、このままでも大丈夫ですよ。部屋自体が大きいので特段不便はありませんし、何より阿賀野姉ぇのお世話がしやすいですから」

提督「そっか。ま、何故か知らんがこの鎮守府は見た目の割りに広いし未だに拡張もされてるから、他の艦娘たちの要望も聞いて決定するかな」

891 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 21:12:48.81 ID:/+9mPLs80
能代「それであの、提督?これから能代はいったい何をすれば……?」

提督「へ?うーん、そうだな……」

提督「……膝枕、とか?」

能代「膝枕ですか?」

提督「いや、流石にそんなことを無理強いするのは気が引けるし能代が嫌ならいいんだが……」

能代「別に構いませんよ」

提督「……え、マジで?」

能代「はい。その程度なら阿賀野姉ぇにもよくやってあげてますし」

提督「で、でも阿賀野は女で俺は男だよ?男はみんな狼さんになる可能性を秘めてるんだぞ」

能代「大丈夫です。能代は提督を信じてますから」ニコッ

提督「……」

提督(頑張って耐えてくれ俺の理性。この笑顔を失うわけにはいかないからな)
892 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 21:30:34.87 ID:/+9mPLs80
~~~~~

能代「どうですか提督。寝心地が悪かったりしませんか?」

提督「ゼンゼンダイジョウブダヨ。モンダイナイヨ」

能代「そうですか。なら良かったです」

提督(寝心地は悪くないけど心臓に悪い。すっげードキドキするぅ!お、女の子の太腿とはかくも柔らかいものだったのか……)

能代「次はどうしますか?子守唄でも――――」

提督「いや、それだと寝ちゃうだろ。もうちょっと能代と話してたいからそれはまた後で」

能代「そうですか……♪」

提督(落ち込んだような嬉しそうなような複雑な表情をしてらっしゃる)
893 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 21:57:52.94 ID:/+9mPLs80
提督「能代ってさ。なんでいつも阿賀野の世話焼いてんの?」

能代「どうしたんです?藪から棒に」

提督「少し気になっただけだよ。妹の能代が姉の阿賀野の世話を焼く理由は何なのかなってさ」

能代「そうですね……たくさんありますが、一番は寂しかったから、でしょうか」

提督「寂しかった?」

能代「はい。この『能代』という名前を持っていた艦は、阿賀野姉ぇ――――『阿賀野』とあまり一緒にいられませんでしたから」

提督「……」

能代「違う工廠で生まれて、配属された艦隊も別で。何より阿賀野姉ぇはすぐに、沈んじゃって」

能代「だから今度はもっと長く一緒にいられるように。阿賀野姉ぇは能代が守ってあげないと、って思ってるのかもしれません」

提督「……そうか」

能代「折角のお休み中なのに、暗い話をしてしまいましたね。すみません」

提督「いや、気にしなくていい。聞いたのは俺だしな」

能代「ふふっ。それもそうですね」

提督「なぁ、能代」

能代「?何ですか」

提督「大丈夫だよ。阿賀野は絶対に沈ませない。俺が何が何でも守りきってやる」

能代「ありがとうございます。それじゃ能代も頑張っ――――」

提督「それに」

能代「?」

提督「お前のことも、守るよ。俺は誰一人失わずにこの戦いを終わらせる。もちろん、直接戦うのはお前達で、実戦では全然役に立たないかもしれないけど。それでも最低限、お前らが笑って過ごせるように。お前らの居場所を、お前らの帰ってくるべき道を、照らすことくらいはしてみせるさ」

能代「提督……」

提督「っと、ヤバイ。徹夜明けでそろそろ眠気が限界に――――すまん能代、二時間後くらいに起こして……くぅ」

能代「……もう、寝るのが早すぎますよ提督。能代、まだ返事してないのに」

能代(この人はとても不思議な人だな。温かくて優しくて、まるで太陽みたいな――――)

能代「――――は、流石に言い過ぎかな。探照灯……うん、そのくらい。でもそうすると温かいのが表現し切れないような……」

能代「でも、何にせよ」

能代(きっとこの人となら、素敵な未来が歩める気がする)

能代「期待してますよ提督。あなたの言葉を、能代は信じてますから」ナデナデ

提督「くぅ……すぅ……」
894 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 22:01:09.97 ID:/+9mPLs80
阿賀野型軽巡洋艦2番艦、能代がヒロインになりました。これにより以下のシステムが発動します

1.通常イベントの発生

2.個別エンディングの発生
895 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/25(月) 22:13:36.27 ID:/+9mPLs80
これにて能代イベント終了。大幅に遅れて重ね重ね申し訳ありませんでした

次回は前々から言っていた駆逐艦のお話です。たぶん
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 22:27:25.21 ID:/dnk9sEDO
58でちね
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 22:28:47.34 ID:3r/puI2yO
>>896
おらオリョクル行ってこいよ
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 22:32:23.53 ID:BblO4ljMO
乙です
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:12:24.89 ID:YbLAeP8J0
>>895大幅が太股に見えた
900 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 20:54:45.64 ID:+oU98/Bw0
研修(二泊三日)に出てたせいでレべリングが終わらず、暁の改二に間に合いませんでした。クッ、レベルが足りない……!

始めます
901 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 21:02:08.38 ID:+oU98/Bw0
~ある日の鎮守府~

提督「探照灯」ピカー

榛名「懐中電灯で遊んでないで仕事してください」

提督「いや、なんかやらなきゃいけない気がして」

榛名「はぁ」

提督「でもこれ手に持ってると邪魔だな。こう、肩の辺りに固定して……うおっ!眩しっ!?」

榛名「提督って馬鹿ですよね。超弩級の。スーパードレッドノートクラスの」

提督「目がぁ!目がぁ!」ゴロゴロ

榛名「というか懐中電灯みたいに光が前に収束されていたら目に光はそんなに入らないでしょう……」

提督「それもそうだな」ケロッ
902 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 21:05:38.48 ID:+oU98/Bw0
提督「んじゃ、とりあえずこの懐中電灯返しに行って来るわ。夕張のところまで」

榛名「それ夕張さんのだったんですか」

提督「ああ。今の時間なら工廠にいるはずだよな?」

榛名「ええ。そのはずです」

提督「じゃ、留守は頼んだ。ついでに仕事を少しやっておいてくれてもいいんだぞ?」

榛名「いいからさっさと行ってさっさと帰ってきてください」

提督「善処はするぜー」ガチャッ スタスタ
903 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 21:33:11.14 ID:+oU98/Bw0
~廊下~

提督「で、お前は何やってるんだ?陽炎」

陽炎「!」ビクンッ

陽炎「って、なんだ司令かぁ……」

提督「なんだとはなんだ。不知火に突き出すぞ」

陽炎「それだけは勘弁してください!」

提督「……どうせそんなところだろうと思ってカマをかけてみたら案の定か。で、今回は何やったんだ?ん?」

陽炎「え、えーっと、ちょっと訓練から逃げ出――――」

不知火「訓練から逃げ出したのです。折角不知火が頭を捻って訓練メニューを考えたのに、です」

陽炎「……」パクパク

提督「なるほど。そりゃ陽炎が悪いな」

陽炎「そこじゃないでしょ!不知火!いつの間にどこから出てきたの!?」

不知火「普通に後ろから歩いてきたのですが。気づかないとはやはり訓練が足りないのでは?」

陽炎「いや、訓練してもたぶん気づけるようにはならないから!」
904 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 21:45:51.60 ID:+oU98/Bw0
不知火「それでは不知火はこれから陽炎を連れて訓練に戻らなければならないのでこれで」ペコリ

提督「おう、頑張れよ」ポンポン

不知火「……はい」///

陽炎「あれ?不知火、顔赤くなっ――――」ガシッ

不知火「ほら行きますよ陽炎。途中で投げ出した鎮守府外周50周に戻りましょう」ズルズル

陽炎「ちょっと待って!確か最初は10周だったはずじゃ……」

不知火「逃げ出した罰です……あと、余計なことを言いそうになった」

陽炎「後半よく聞こえなかったけど凄く私怨の混じった理不尽な理由だった気がする!」

不知火「外周が終わったら昼食にしましょうか。陽炎の分は磯風に作ってもらいましょう」

陽炎「きゃー!嫌ー!だったらずっと走ってるー!」

不知火「では外周の回数は100に……」

陽炎「不知火の鬼!悪魔!無愛想!」

不知火「……」ギロッ

陽炎「助けて司令ー!あたしこのままだと確実に死――――」

不知火「これ以上黒潮たちを待たせるのもなんですから、少し走りますね。 こ の ま ま で 」

陽炎「え?あの、あたし引きづられたまま……ぎゃあああああああああ!!!!!!」



提督「強く生きろ。陽炎」ビシッ ケイレイ ナンテ イラナイ カラ タスケテェェエエエ!!!
905 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/29(金) 21:51:10.39 ID:+oU98/Bw0
本日の分はこれにて終了。本当は黒潮とか浦風とか出したかったんですが、方言は難しいので先延ばすことにしました

それでは明日のイベントアンケートに入ります。以下の選択肢から一つお選びください

①不知火のイベント

②阿賀野のイベント

③睦月のイベント

④卯月のイベント

⑤弥生のイベント

⑥陽炎のイベント

範囲は↓10まで
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:52:16.84 ID:gViUfnhso

907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:52:26.69 ID:1SN0SRG9O
1
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:52:35.19 ID:HYEq34MwO

909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:53:14.58 ID:dK57+uwUo
1
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:53:20.45 ID:X5MOpnvRo
2
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:54:07.44 ID:gGeuNiGMo
1ぬいぬい!
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:54:27.42 ID:AHeToIooO

913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:59:15.75 ID:fa8Qm9viO

914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 22:07:03.47 ID:tX90OsUGO
5
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 22:07:47.16 ID:osNP16ikO

916 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 22:36:34.32 ID:iMORk5IA0
遅くなったけど始めます

今日はみんな大好きぬいぬいのイベント
917 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 22:43:24.34 ID:iMORk5IA0
~ある日の鎮守府~

提督「これはあっちに持っていけばいいのか?」

不知火「はい、そこの棚の二段目に置いておいてください」

提督「了解」

~~~~~

提督「よ、っと。これであらかた片付いたか」

不知火「お疲れ様です。そしてありがとうございました」ペコリ

提督「いや、別にこのくらいなら全然良いさ。女の子に重いものを運ばせるのもなんだしな」

不知火「艦娘の力は普通の人より遥かに強いのですが」

提督「そうだった……でも、絵面的にアウトだし」

不知火「はぁ……そういうものですか」

提督「そういうものだ」
918 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 22:52:33.38 ID:iMORk5IA0
提督「ま、そんなことはさておいて、だ。これからどうしようか」

不知火「?」

提督「久しぶりに仕事が終わってるから今日一日暇なんだよね、俺」

不知火「そういうことでしたら……夕張さんに頂いたこの券で甘味でも食べに行きませんか?」

提督「ん?ああ、近所に新しく出来た和菓子屋の……じゃ、そこに行くか」

不知火「はい」

提督「でも俺なんかと一緒でいいのか?陽炎とかと行った方がいいんじゃ……」

不知火「いえ、不知火は、その……司令と、行きたいのです」

提督「?そっか。まあ、お前が良いなら良いんだ。そんじゃ、一回解散して準備が終わったら再集合ってことで」

不知火「分かりました」
919 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 23:18:02.88 ID:iMORk5IA0
~で、おでかけなわけですよ~

不知火「司令」

提督「おっ、やっと来たか。随分遅か……った……な……?」

不知火「すみません。陽炎と黒潮が面白がって相手をするのに手間取りまして」

提督(そう語る不知火が身に纏うのは、黒を基調として白いフリルなどをあしらったドレス――――ようするにゴスロリ服だった。ご丁寧に頭の上には小さなシルクハットが付いたヘッドドレスまで着けてきている)

提督(不知火本人の無表情系キャラと合わせて破壊的な可愛さを演出としている。どこのアンティークドールだよ。ローゼンなメイデンかよ)

不知火「あの、司令?」

提督「な、なんだっ!?」

不知火「その、不知火の格好、どこかおかしかったでしょうか……?一応、陽炎と黒潮に手伝ってもらったのですが……」モジモジ

提督(不安がる不知火マジ可愛い)

提督「大丈夫、すげえ似合ってる。あまりにも可愛すぎて少し見蕩れてた」

不知火「可愛っ!?」///

提督(いやホント、陽炎と黒潮マジGJ)

提督「それじゃ行こうか、お嬢さん?」

不知火「……からかわないでください」プイッ

提督「カカッ、悪い悪い。ほら、はぐれないように」つ

不知火「……」ピトッ

提督(やばい本気で怒らせたかも。土下座しようか)

不知火(司令に女の子として扱ってもらうのは嬉しいけど、やっぱり恥ずかしい……)///
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 23:21:47.80 ID:L7wuavOWo
ぬいぬいまじ可愛い
921 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 23:38:55.56 ID:iMORk5IA0
~和菓子屋・雷電~

カラカラカラ

店員「いらっしゃいませー!」

提督「ぶっちゃけ知ってた」

店員「おやおやお客さん、どうされました?私の顔にそんな熱烈な視線を向けてきて。もしかして一目惚れってヤツですか?きゃー!私困っちゃいますー!」

不知火「司令?」ギロッ

提督「うわーいめんどくせぇ!」



~結局誤解は解けました~

店員「それではご注文がお決まりになりましたらお呼びください!」タタッ

提督「……元気っつーか疲れるテンションの人だな」

不知火「そうですね」

提督「ま、いいや……何頼もうか。タダ券あるからどれ頼んでもいいから、盛大に迷うぜ」

不知火「不知火はもう決めました」

提督「早っ!?んじゃ、俺もさっさと決めよ」ペラペラ

提督「う~む」ムムム

不知火(真剣に悩んでる司令の顔も――――)ジー

不知火(――――いいものね)ニヘラ

提督「どら焼?三色団子?苺大福も捨てがたい……」ムムム
922 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 23:51:50.28 ID:iMORk5IA0
~注文後~

店員Dさん(以後、『いなづま』)「お待たせしました。桜餅のお客様はどちらですか?」

提督「そちらです」

不知火「こちらです」

いなづま「ふふっ、とっても息ピッタリのいいカップルさんなのです」ニコッ

不知火「か、カップルでは……!」///

いなづま「では、彼氏さんの方が抹茶アイスなのです?」

提督「あ、はい」

いなづま「それでは伝票はここに置いておくので、お会計に時に持って行って下さい。それではごゆっくり、なのです」トコトコ

提督「……なんか、どっかで見たような気がする人だったな」キョトン

不知火「か、カップル……」プシュー
923 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/30(土) 23:57:25.69 ID:iMORk5IA0
提督「抹茶アイス美味いけど、和菓子屋にアイスってのもどうなんだろうな」

不知火「抹茶は和の要素が強いので大丈夫なのでは?」

提督「そういうもんなのか……?」

不知火「気にしても仕方ありませんよ」

提督「それもそうか……っと、不知火。口元」

不知火「?」キョトン

提督「あんこ、付いてるぞ」

不知火「っ!」フキフキ

提督「そっちじゃない。反対だ」

不知火「……!!」フキフキ

不知火「……取れましたか?」

提督「ああ」

提督「それにしても、不知火ってちょっと抜けてるところあるよな」ククッ

不知火「不知火に落ち度でも?」

提督「落ち度は落ち度だけど、可愛い落ち度だからいいんじゃないか?」

不知火「……可愛いと言えばなんでも誤魔化されるわけでは、ありませんから」プイッ

提督「ん?何か言ったか?」

不知火「なんでもありません!」///
924 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/31(日) 00:12:55.34 ID:2vum8iFU0
~食べ終わって~

提督「お会計お願いします」ピラッ

店員Rさん(以後、『いかづち』)「はーい!」

提督「会計はこの券で」

いかづち「あら?この券を持ってるってことは、もしかして近くの鎮守府の方なのかしら?」

提督「ええ、一応」

いかづち「そっか。これでも私と妹も昔は軍属だったのよ!だから、何か困ったことがあったら私を頼りなさい!どーんと頑張っちゃうわ!どーんとね!」

提督「は、はあ……」

いかづち「そっちのお嬢ちゃんも、ね?」

不知火「はい」

いかづち「それじゃ、またのご来店をお待ちしてまーす!」



提督「個性的な店員さんがいる店だったな」

不知火「そうですね。まさかこんな近くで元軍属の方が和菓子屋を始めるとは」

提督「世間ってのは狭いっつーことなのかね」



いなづま「行っちゃたのです?」

いかづち「ええ。久しぶりに甥っ子の顔が見れただけで充分に満足だったし」

いなづま「向こうはまったく気づいてくれなかったのです」

いかづち「仕方ないわよ。最後に会ったのってあの子が小さい頃だったし、私達もあの頃とだいぶ変わったもの」

いなづま「それはそうだけど……ちょっと寂しいのです」

いかづち「ま、いざとなったらバラしちゃえばいいし!そんなことよりお仕事お仕事!」

店員「てんちょーさーん!卵が爆発しましたー!」

いかづち「……の前に、バイトちゃんを助けてあげなきゃいけないようね」

いなづま「……なのです」
925 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/31(日) 00:19:05.42 ID:2vum8iFU0
~帰り道~

提督「今日はありがとな不知火。貴重なタダ券使わせてもらっちゃって」

不知火「いえ、こちらこそ」

提督「……」スタスタ

不知火「……」トコトコ

不知火「あの、司令」ピタッ

提督「んー?」クルッ

不知火「その、あの、ですね」

提督「うむ」

不知火「不知火は、司令に色々なものを頂きました」

不知火「戦うこと以外に自分を見つけられなかった不知火に、楽しい生活をくれました」
926 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/31(日) 00:34:36.78 ID:2vum8iFU0
春と夏の間の季節。その昼下がりに

不知火「ずっと言いたかったんです。司令に、伝えたかったんです」

一人の少女が、想いを伝える

不知火「不知火の毎日を変えてくれたのは司令です。不知火の世界に色をくれたのは司令です。だから――――」



不知火「――――ありがとうございます。不知火は貴方と出会えて、本当に幸せです」ニコッ



提督「――――」

あるいは、

不知火「どうか、しましたか?」

その笑顔は、

提督「――――いんや、何でもない。ただ不知火は本当に可愛いなと思ってさ」

季節外れの蜃気楼が見せた幻だったのかもしれない

不知火「……そういうことを気軽に言うところは、少し嫌いです」プクー

だけど、

提督「不知火に嫌われた……」ズーン

それでも、

不知火「なんて、冗談ですよ。大好きです、司令」

その輝きに、きっと偽りはなかった
927 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/05/31(日) 00:37:31.30 ID:2vum8iFU0
本日の分終わり。ぬいぬいマジぬいぬい

次回は重巡です!見ちゃいました!

今日(というかもう昨日)には大きな地震があったので、皆さんも安全に気をつけた生活を送りましょう。ちなみに私は酔って吐きそうになったこと以外は特段被害はありませんでした
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 00:52:07.91 ID:Gd/a9viiO
乙です
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 08:00:40.04 ID:JDoUrVA0o
加古ってんだーオネデス

930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/11(木) 00:01:04.81 ID:FnAeC5dDO
最近こないなう
931 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/13(土) 20:05:36.95 ID:1LIacE1Y0
久しぶりの投下ですごめんなさい。謝罪の言葉が東京タワーの敷地面積くらいありますが、何はともあれ投下します
932 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/13(土) 20:16:43.08 ID:1LIacE1Y0
~ある日の鎮守府~

青葉「どもっ!青葉です!早速ですが取材よろしいでしょうか!」



青葉「すみません!少しだけお時間頂いても大丈夫ですか?ええはい、すぐ済みますので!」



青葉「赤城さん!一緒にお食事でもどうですか?お金は青葉が出しますので出来ればちょっとだけお話も……」



青葉「というわけで、ここに配属されてから毎日大忙しです!」

提督「おう、俺の鎮守府で勝手に何やらかしとるんだパパラッチ」

青葉「失敬な!青葉はきちんと取材対象に許可を取ってからですね――――」

提督「ここにある苦情を見てもそんなことが言えるかな?」

青葉「げっ……」

提督「これによると『押し売りみたいな強引さで押し切られた』とか『詐欺紛いの手口で色々聞き出された』とか……『ご飯美味しかったです』ってこれは違うか」

青葉「い、いえ、これはですね。世に真実を伝えるための尊い犠牲というかなんというかですね」アセアセ

提督「とにかく、だ。取材や報道をするなとは言わないから、やるならきちんと許可を取れ。ちなみに許可には同意書と俺の判子が必要だからな?」

青葉「うう……分かりました」ショボン
933 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/13(土) 20:29:09.08 ID:1LIacE1Y0
提督「だいたい、お前はいったいどこの誰に報道してるんだ?まさかTVで全国のお茶の間に……ってわけじゃないだろうし」

青葉「軍が発刊してる雑誌とか、上が運営してるサイトとかですかね」

提督「この国は本当に大丈夫か?セキュリティって言葉知ってる?」

青葉「そんなこと言われましても……元帥の指示ですし」

提督「あんのジジイは……」ハァ

青葉「まあ一応、検閲は通してるので大丈夫ですよ。それに百年前の戦争の頃から艦娘や深海棲艦の情報なんて一般の方々に駄々漏れじゃないですか」

提督「その通りだけどさ。そもそもそれがおかしいんじゃないの?」

青葉「当時は『艦娘』という兵器への理解を求めるための苦肉の策だったらしいですけどね。それと深海棲艦については第一次はそれはもう攻勢が激しかった上にあっちこっちに出没してたようで、自衛と通報の必要性が高かったので流さざるを得なかったとか」

提督「いやそこまでになる前になんとかしろよ」

青葉「ですよねぇ」
934 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/13(土) 20:48:19.62 ID:1LIacE1Y0
提督「そういやお前っていまやこの鎮守府の所属だけどさ、なんでまだ諜報の仕事やってんの?」

青葉「人手不足なので。つい最近新人の子が入りましたけど、まだまだ経験不足なので青葉が現役で働かされてるというわけです」

提督「なるほどね。ま、じゃあしばらくはなるべくそっちの仕事を優先させられように編成組むとするか」

青葉「ありがとうございます!……ついでに取材の許可についても緩和を……」

提督「却下。元帥にもこっちから正式に書類出すから、強引な取材は服務規程違反になる」

青葉「……艦娘の方々のプライベートな情報をお売りしましょうか?料金は頂きませんよ?」

提督「悪いな。俺は紳士だからそういうのは遠慮させてもらう」

青葉「口元をむにむにさせながら言っても説得力ありませんよ?」ニヤニヤ

提督「細かいことに目が届くのも考えものだなぁ青葉」グリグリ

青葉「い、痛っ!痛いです!痛いですってば司令官!」

提督「まったく。いつかお前が鎮守府の奴らの信頼を勝ち取ったら考えてやるよ」

青葉「本当ですか!?」ガバッ

提督「ああ。だから清廉潔白に頑張れ」ポンポン

青葉「はいっ!青葉、頑張っちゃいます!ところで司令官。実は青葉、司令官のこともっと知りたいなって思ってたんですけど――――」グッ




青葉「どもっ!毎度ありがとうございました!……ふふ。この調子で皆さんに司令官の情報を流していけば信頼を勝ち取れる日もそう遠くは……ふふっ、ふふふふふふ」

榛名「……」ジー

翌日、謎の密告者から報告を受けた提督にこってり絞られましたとさ☆
935 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/13(土) 20:52:10.86 ID:1LIacE1Y0
ようやく異動してきた艦娘の説明が一通り終わりました。まぁ、まだ出してないのもいますけど。浦風とか

次は他の鎮守府のお話をします。最初に見たい鎮守府はどこですか?

①横須賀

②呉

③佐世保

安価↓1~3で多いもの。同数の場合は↓4の投票を採用します
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 20:53:04.36 ID:QY6eR0oYO

937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 20:53:12.23 ID:Lb7oHPI9O

938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 20:53:17.72 ID:+QJN+9IvO

安価は3で
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 20:53:58.04 ID:OTqiP1HlO

940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 23:16:03.47 ID:g0I+EUV9O
乙です
941 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 19:28:02.33 ID:+wVUoz2L0
もうちょっとでうちの睦月が改二になりそうです。

始めます
942 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 19:31:05.06 ID:+wVUoz2L0
~異動騒動 side横須賀~

天龍「つー訳で今日から新しい仲間が入ってくるわけだが……お前ら、喧嘩せずに仲良くしろよ?」

艦娘達『りょうかーい』

天龍「んじゃ、早速呼ぶか。おい!入ってきていいぞ!」
943 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 20:14:22.90 ID:+wVUoz2L0
~一人目『雪風』~

雪風「い、岩川鎮守府から来ました雪風です!よろしくお願いします!」ビシッ

島風「久しぶり雪風!北海道旅行のとき以来だよね!」

雪風「あのときは届けてくれてありがとうね、島風ちゃん」ニコニコ

島風「えへへ……」テレテレ

叢雲「……」イライラ

天龍「つ、次の奴!」



~二人目『初風』~

初風「大湊から異動してきた初風よ。よろしく」

雪風「初風ちゃん!」ガバッ

初風「おっと……あのね雪風。また一緒の駆逐隊だった私が一緒なのが嬉しいのは分かるけど、そういうのはさっきもうやったんだから離れなさい。あと首元に腕を巻きつけるのはやめて。本当にやめて」ガクガク
944 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 20:14:58.50 ID:+wVUoz2L0
~三人目『天津風』~

天津風「大本営から派遣されてきた陽炎型駆逐艦の天津風よ。久しぶり、島風」

島風「天津風!わぁー!本当に凄く久しぶりだね!」

天津風「ええ。『島風』と『天津風』が一緒の鎮守府になるのは一次の最初期以来じゃないかしら」

島風「うんうん!でもまた天津風と一緒になれて嬉しい!ほら、連装砲ちゃんも喜んでるし!」

天津風「ふふ、そうね。連装砲くんも喜んでるわ」



叢雲「がるる……!」

明石「落ち着いて叢雲ちゃん!天龍さんの目の前で騒動なんて起こしたら命に関わるから!」



~四人目『伊19』~

伊19「真打登場!海のスナイパー、イクさんなのね!」

初霜「あら、潜水艦ですか」

ビスマルク「今いる潜水艦って呉と岩川のと、あと佐世保にいるゆーだけじゃなかったの?」

伊19「ふっふーん!イクさんはついこの間、大本営で建造されたばかりなのね!」

初霜・ビスマルク「「つまりあまり役に立たない新人ってこと?」」

伊19「そういうことをはっきり言わないで欲しいのね!」ダバー
945 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 20:26:30.63 ID:+wVUoz2L0
天龍「今回の異動で横須賀に来たのはこれで全員だ。編成や当番については後日通達する。他に聞きたいことはあるかー?」

明石「大したことじゃありませんけど、何だか小型の艦が多くありません?ただでさえ大型艦がビスマルクさんしかいないのに、バランスが悪過ぎるような……」

天龍「それについては俺も上に言ったんだが『ぶっちゃけお前がいるだけで充分だろ』って言われたんだよなぁ……」

島風「まあ、確かにその通りだよね」

叢雲「その気になれば一海域まるまる一人で攻略できるものね」

ビスマルク「そもそも新しく戦艦なんて来たら私の出番が減っちゃうじゃない」

初霜「資源の管理もその分大変になりますし……」チラッ

明石「これ以上仕事が増えるのは勘弁してください」

天龍「ま、そういうことだ。それじゃ他に何か……よし、なさそうだな。そんじゃお待ちかね、新人が入ってきた記念の歓迎会だ!食って飲んで騒げ
お前ら!」

島風・叢雲・ビスマルク・初霜・明石「「「「「おー!」」」」」

雪風「お、おー!」

初風「やれやれ、ここも大湊と変わらず騒がしそうね……」

天津風「久しぶりね、みんなで騒ぐっていうのも。さあ、行くわよ連装砲くん!」

伊19「イク、行くのー!」



だいたいこんな感じのことがありました
946 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/15(月) 20:27:56.85 ID:+wVUoz2L0
本日の分終了、続いて次回のお話の投票です

①呉

②佐世保

安価↓3で多かった方になります。それでは安価スタート
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 20:28:23.00 ID:9bT5yRDPO

948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 20:28:27.13 ID:dz19GAyiO

949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 20:30:49.31 ID:1MtEztZs0
2
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 22:42:19.32 ID:5AD9usAkO
乙です
951 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/06/30(火) 20:01:50.02 ID:aZW/0ErT0
生存報告

今週末には更新できそうです。そしておそらくその時に次スレと新スレ(瑞鶴のヤツ)を建てます
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/30(火) 21:13:23.52 ID:07Yicey6O
報告乙です
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/01(水) 18:34:59.79 ID:JSN3s5KDO
最近更新ないから終わっちゃったかと思いました~
続きまってます
954 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 20:26:17.39 ID:CtzWPKCS0
葛城に設計図使ったその日に軽巡のif改装の予告。設計図は使わない方向でお願いします(土下座)

始めます
955 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 20:32:48.82 ID:CtzWPKCS0
~ある日の佐世保~

ヴェル「もうやだ……艦娘なんてやめてやる」グッタリ

U-511「大、丈夫?」

ヴェル「まったくもって大丈夫じゃない……資源は順調に溜まってきたとはいえ――――」



金剛「うう~。提督が恋しいデース……」

Littorio「ん、今日も美味しく出来たわね」



ヴェル「――――この前の異動で配属されたのが戦艦二隻だからね。うちに戦艦を恒常的に運用するほどの資源はないってのに」ハァ

U-511「どんまい?で、合ってる?」
956 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 20:44:32.47 ID:CtzWPKCS0
ヴェル「しかも片方は旧式の高速戦艦(笑)だし……」

金剛「私に何か文句があるなら聞いてやるDeathよ?改装したのに使いづらくなった駆逐艦サン?」ピキッ

ヴェル「いやいや、日本生まれの似非英国艦とはいえ戦艦様に文句なんてとてもとても」ピキッ

金剛「ちょっと表出るDeath。その生意気な口を二度と利けないようにしてあげマス」

ヴェル「よし分かったその喧嘩買った。雷撃処分してやるよ不良戦艦」



U-511「えっと、あの、喧嘩は良くない、よ……?」オロオロ

Littorio「いつものことだから放っておきなさい。それよりどうかしら?ドイツのシュトレーン?ってチーズを使ってあっさり目に作ってみたんだけど」
957 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 20:46:48.94 ID:CtzWPKCS0
元のメンバーも加わったメンバーも少ないので短くなりました。ヴェルと金剛の仲が悪いのは前世の因縁とかそんな感じのヤツです。

続けてもう一本、今度は横鎮です
958 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 20:56:45.55 ID:CtzWPKCS0
~ある日の横須賀~

天龍「ははははは!逃がさねえぞイク!」

伊19「ぎゃあああああ!!!!掠っただけでも沈みかねない威力の弾をぽんぽん撃ってくるんじゃないのね!」

迫り来る死神の猛攻を必死に避けながら潜水艦・伊19は思う。どうしてこうなったと。そしてすぐに思い当たる。

伊19『旧型の軽巡がトップなんて信じられないのね!イクを従わせたいんだったら実力を示してみるがいいの!』

どう考えても自分の迂闊なこの発言が原因だった。あれから毎日、暇さえあれば天龍の対潜訓練につき合わされているのだった。

天龍「ふぅ。ま、今日はこんなもんでいいだろ」

伊19「ぜ、ぜーぜー……」

息も絶え絶えになって天龍との訓練を終えた後は、

ビスマルク「さて、それじゃあ次は――――」

初霜「――――私達の訓練に付き合ってもらえるかしら?」

嫉妬に燃えた乙女達からの『訓練』という名の制裁が加えられるのだった。

伊19「え、あの、ちょっと休ませ――――」ガシッ

伊19「い、嫌!嫌なのねええええええええええ!!!!!」ジタバタ

そして今日も、哀れな潜水艦に絶叫が鎮守府内に木霊する。
959 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 21:08:03.09 ID:CtzWPKCS0
叢雲「まったく、初霜たちも容赦ないんだから」

島風「そう思うなら止めてあげればいいのに」

叢雲「口出しした瞬間に鉄屑にされるわよ」

天津風「そう言う島風は助けてあげないの?」

島風「うーん、イクの方から頼ってきたら助けてあげようと思ってるけど」

初風「自分から手を出す気はなし、と。優しいんだかドライなんだか」

雪風「?」

初風「あー、雪風には難し過ぎる話だったわね。アイスあるけど食べる?」

雪風「ありがとう初風ちゃん!」ムギュー

初風「はいはい。暑苦しいから離れなさい」グイグイ

叢雲「し、島風?あんたもアイス食べたい?」モジモジ

島風「ん?いや別にー?」

叢雲「そ、そう」ショボン

天津風「恋の風、吹いてるわねー」
960 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/05(日) 21:17:37.61 ID:CtzWPKCS0
明石出てないけどこれで今日の分は終了!書くの久しぶりすぎてあんまり書けませんでした

次スレ……は、まだいい気がするなぁ。40レス残ってるし

というわけでスレ建てはまた次回!次は呉の異動話です!
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 21:20:16.54 ID:0r1A60R6o

962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 21:39:56.03 ID:r2ZHHFMMo
乙です
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 22:06:35.59 ID:GDfFUX6go

964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 22:03:43.38 ID:3MxU2F9DO
音沙汰無しか…
おわたか?
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 22:37:53.74 ID:2rXaajW4O
たかが二週間で何言ってだ
966 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/24(金) 06:16:28.91 ID:eGvMzpyM0
やたら失踪する>>1が帰ってまいりました

徹夜明けなので半端なく眠いですが更新します

それもこれも千年○争ア○ギ○ってヤツのせいなんだ……
967 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/24(金) 06:33:01.71 ID:eGvMzpyM0
~ある日の呉鎮守府~

阿武隈「改二になったよ~」スタスタ

鬼怒「え?急に何?寝言は寝て言うから許され……ってうわっ!ホントだ!」

阿武隈「昨日の夜に改装するから工廠に篭るって言ったのに。信じてなかったの?」

鬼怒「うん、ぶっちゃけ冗談だと思ってた」

阿武隈「も~、ひどいな~。てゆーか鬼怒だけ?他のみんなは?」キョロキョロ

鬼怒「あー新人の訓練で近海に出てる」

阿武隈「イムヤさんも?」

鬼怒「そう」

阿武隈「へえ~。珍しいこともあるもんだね」

鬼怒「まったくだねー……っと、ちょうど帰ってきたみたいだね」 タダイマー!

白露「ああ~。疲れたぁ」グター

村雨「村雨さんもちょっと疲れちゃったわぁ」グテー

阿武隈「お疲れ様。戻ってきたのは白露型の皆だけなの?」

時雨「もう全員戻ってきてるよ。イムヤと新しく入った子達は執務室で」

春雨「長門さんと陸奥さんはお風呂です」

阿武隈「そっか。じゃ、あたしは執務室に行ってこようかな。イムヤさんに改装終了の報告しなきゃいけないし」

白露型&鬼怒『いってらっしゃ~い』フリフリ

阿武隈「みんなもちゃんとお風呂入らないと疲労抜けないよー?それと鬼怒はお昼ごはんの準備を早くすること」スタスタ
968 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/24(金) 06:52:50.14 ID:eGvMzpyM0
~執務室~

コンコン

伊168「入りなさい」

阿武隈「失礼します。長良型軽巡洋艦『阿武隈』第二次改装終了の報告に来ました」

伊168「ご苦労様。それで?改二になった感想はどう?」

阿武隈「身体の奥から力が溢れてくるような気がする。今なら北上さんにぶつかってもへっちゃら!……だったりしないかなぁ?」

伊168「感想がショボイ上に疑問系なのね……ま、何はともあれ報告は受けたわ。もう下がっていいわよ」

阿武隈「はーい……あ、そういえばイムヤさん。この子たち、どうだった?」ナデナデ

伊168「そうね。中々良かったわよ。流石、あのキスカ島撤退作戦を成功させた一水戦なだけあるわ」

若葉「褒められるのは嬉しいが……」チラッ

朝雲「三分もたなかったわよね」チラッ

夕雲「イムヤさんとってもお強いんですね」

阿武隈「……もしかしてイムヤさん相手の演習だったの?」

伊168「ええ。対潜は駆逐艦の大事な役割の一つだからね。早くから仕込んでおいて損はないと思って」

阿武隈「うわぁ。それは……よく生きて帰ってこれたね、あなたたち」

若葉「それくらいは当然だ」

朝雲「なにせ私達は一水戦だもの」

夕雲「阿武隈さんに恥じないように頑張りました」

阿武隈「……~~!!!もうっ!可愛いこと言ってくれるじゃない!」ギュウギュウ

伊168「こらこら。執務室はそういうことをする場所じゃないわよ。これから書類片付けるんだから余所でやりなさい。余所で」シッシッ

阿武隈「はーい!それじゃみんな、行こっ?第一水雷戦隊、抜錨!」

若葉&朝雲&夕雲「「「おー!」」」

ガヤガヤワーワー バタン

伊168「ふぅ。やれやれ、仲がいいのは結構なんだけど……騒がしくなりそうね」クスッ
969 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/07/24(金) 06:54:24.51 ID:eGvMzpyM0
終わり。レス数少ないけど1レスが多いからいいよね?ユルシテクダサイ(土下座)


榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」
2 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/06(木) 21:11:40.53 ID:kgghL3jm0
登場人物紹介

~岩川鎮守府~

提督…本作主人公(笑)
   多くの可愛い女の子に好意を寄せられているが、一身上の都合によりまったく気づけない恋愛不適合者。
   家事も一通りこなせるが面倒なのでやらない。常軌を逸した回復能力を持つ。

榛名…本作主人公(真)
   提督の秘書艦。「他人の恋路は蜜の味」をモットーとし様々な艦娘の恋愛相談を受けているが、最近は全然活動を描写されない。描写されないだけできちんとやってますから!
   趣味は自作の恋愛小説を書くこと。

漣…駆逐艦のようなメイド
  ネットスラングを多用する今時のにわかオタみたいな性格をしたメイド。あれ?駆逐艦だっけ?
  提督のことは大好きだが相手が鈍感過ぎるのでまったく気づかれない。最近の悩みは夜うなされて目が覚めること。

ヤミナ…本作のメインヒロイン(代理)
    ちょっと病んでる戦艦(?)その正体は一年前にエラー娘によって奪われた榛名の恋心。どんな障害も提督への愛で乗り越える一途な乙女(本人談)
    一度エラー娘に干渉されたために『この物語』のすべてを知った。が、掛けられたセーフティと本人の意思により断片的な情報しか榛名に教えていない。好きなものは提督
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 21:42:49.23 ID:3PMUbUZHo
立て乙
4 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/06(木) 21:45:30.02 ID:kgghL3jm0
瑞鳳…子供っぽい軽空母艦
   前スレで予定されていたのに>>1にキャラ紹介を忘れられた可哀想な子。アが、ンケートで一位を取った事もあるのに出番は少ない。
   子供っぽい自分の容姿を気にしている。貧乳同盟――――もとい軽空母仲間の龍嬢が異動したのでちょっぴり寂しいらしい。

秋月…貧乏性の駆逐艦
   艦隊防空のために設計・建造された秋月型の長女。初代の記憶が戦況が悪化していた頃のものなので節制を旨として生活している。
   提督に貰ったうさぎのぬいぐるみは彼女の部屋に大切に飾られている。ハリセンは携帯している。そろそろ妹たちと会えないかと思う今日この頃。

加賀…大食い一航戦
   言わずと知れた第一航空戦隊の空母……だが、この時代に建造されてからは相棒の赤城さんと割りとまったり過ごしている。
   自分のおやつを盗る赤城に食べすぎだと注意しているが、実際は自分の方がよく食べることにはまだ気づいていない。

浜風…立派な(胸部)装甲の駆逐艦
   元・呉所属、現・岩川所属の陽炎型の駆逐艦。恐らく初めて見た方たちの印象は共通しているだろう。鬼太郎
   提督が好きなので異動は嬉しかったが、まだイムヤに恩を返せたと思ってないので少し複雑な気持ち。気を紛らわす為にお菓子作りを始めた。

如月…小悪魔系駆逐艦
   魔法少女で言うと黄色ポジ。大技決めた直後に思わぬ反撃を食らって死にそうな子。
   姉妹たちを守る為に強くなりたいがどうすればいいのか分からず悩み中。舞鶴にいた頃は瑞鶴と仲が良かったらしい。

能代…世話焼きな軽巡洋艦
   新しく建造されて岩川に派遣されてきた軽巡。生活能力のない姉の阿賀野の世話を焼く毎日を送っている。
   提督のことは気になっているが『良い人』の域を出ない。

不知火…落ち度はない駆逐艦
    異動編で並み居る新キャラを押さえアンケ一位を取った人気者。愛称はぬいぬい
    目つきがキツイとよく言われるが、本人は普通にしてるつもり。先日、鏡の前で笑顔の練習をしているのを姉妹に見られた。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 22:00:11.61 ID:NRzDjX49O
> >>1>>3>>5>>7>>9>>11>>13>>15>>17>>19>>21 .┌───────────┐a.jp hb.jp c.jp
> >>2>>4>>6>>8>>10>>12>>14>>16>>18>>20>>22 │ 2ch新名所「orzタワー」 .│d.jp he.jp https://■■■■■
> >>2>>3>>5>>7>>11>>13>>17>>19>>23>>29>>31.├───────────┘a.jp ttps:// ttps://■■■■■
> >>1>>2>>4>>8>>16>>32>>64>>128>>256>>512 \●  目指せ容量落ち!!https:// ttps:// ttps:// ttps://
> >>1>>4>>9>>16>>25>>36>>49>>64>>81>>100   ■) b.jp ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps://■■■■■■■■■■
> >>1>>8>>27>>64>>125>>216>>343>>512    < \https:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps://■■■■■■■■■■
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6 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/06(木) 22:16:12.37 ID:kgghL3jm0
~その他のキャラクター(一部)~

天龍…世界水準軽く超えちゃった軽巡洋艦
   横須賀の提督代行。『チート』『生きるバグ』と様々な呼ばれ方をする最強キャラ。こいつの前では常識など無意味。
   戦闘だけではなく他の能力も恐ろしく高い。が、実は意外な弱点があったりなかったり……

伊168…酒好き潜水艦
    呉の提督代行。三度の飯より酒を好み、酒より後輩の響を好む。
    偶然見つけた浜風を拾うなど性格は善良なのだが、いつも二日酔いのため機嫌が悪い。

春風…魔法も使える駆逐艦
   どんな前世か因果か、魔法というファンタジーな力を持って生まれた特異な駆逐艦。自分の力について悩んでいる。
   同室の時雨を含め、同じ鎮守府所属の白露型の姉妹たちとはとても仲良し。

ヴェールヌイ(響)…ロシア帰りの駆逐艦
          佐世保の提督代行。一年間のロシアでの研修を経て日本に帰国した。
          この前の異動でやってきた金剛とは何故か相性が悪い。

瑞鶴…幸運の航空母艦
   舞鶴鎮守府所属の航空母艦。五航戦の子。
   百年前の第一次深海棲艦戦争の終盤にある任務で岩川から旅立った部隊の唯一の生き残り。

エラー娘…ラスボス感溢れる妖精さん
     自らの楽しみと誰かからの頼みで暗躍する謎の多い存在。一年前に提督に回復能力を与え、榛名から恋心を奪った張本人。
     最近は目立った行動を起こしていないが、そろそろ動き出すかも……
7 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/06(木) 22:17:36.29 ID:kgghL3jm0
キャラ紹介終わり。本格稼動はまた後日から
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 22:21:56.85 ID:bm1DZ8MQo
春雨を春風と書き間違えるとは罪深いな
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 22:27:00.98 ID:vfleB2ako
乙です
10 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 21:30:16.13 ID:mnLDotBT0
でっち!(挨拶)

新スレ一発目からすみませんが今日は小ネタ連発形式です
11 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 21:49:14.67 ID:mnLDotBT0
>>8

きっと新キャラなんだよ!……ごめんなさい間違えただけです



~小ネタ・漣のお部屋~

提督「邪魔するぞー」ガチャッ

漣「おやいらっしゃいませご主人様。どうしたんですレディーの部屋にアポも無しで入ってくるなんて」

提督「いやちょっと――――」

漣「はっ!もしかして真昼間からその溢れ出るパトォス!を押さえきれずに漣を襲いに来ちゃった感じですか!?」ktkr!

提督「違う。たまたま結構長い休憩が取れたからちょっと本でも読もうかと思って借りに来ただけだ」

漣「なぁーんだそうなんですか。それじゃ本棚にあるの適当に持ってっていいですよー」クルッ

提督「そうさせてもらうよ……にしても意外だな」

漣「何がですかー?」ダラダラ

提督「いや、てっきりお前のことだから持ってる本なんてラノベと攻略本くらいかと思ってたんだが……まさかこんなに童話だらけとは」

漣「あー、何かそれ読んでると落ち着くんですよねー。本屋で見かける度に買ってたら増えちゃいました」ゴロン

提督「ふーん……うわっ!こっちの本棚なんてほとんど童話か。あと何故か数冊実用書」

提督「何々、『誰でも出来る!ピッキング入門』『足音をたてない移動術』『捕縛のヒミツ』?おい、なんだこのラインナップ」

漣「大丈夫ですよ。読んだところで全然分かりませんでしたから」

提督「そういう問題じゃねーと思うんだが」

漣「そんなことよりさっさと持ってくの決めないと時間なくなっちゃいますよ?」

提督「っとと、そうだった。んじゃ、久しぶりにこれでも読んでみるか」つ『シンデレラ』

漣「あ、ご主人様。それは――――」



※童話を嗜む時は、原作なのか子供向けの改変版なのかをきちんと確かめてから読みましょう
12 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 21:58:21.44 ID:mnLDotBT0
~小ネタ・那珂ちゃんの楽屋裏~

那珂「みんなー!いっくよー!」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!



那珂「はぁ~。疲れたぁ~」グター

提督「ほい、お疲れさん」ついろはす

那珂「ありがと提督ー」ゴクゴク

那珂「ぷはぁ!いやー、生き返るねー」

提督「おっさん臭いぞそのセリフは」

那珂「なっ!?い、今をときめくアイドルの那珂ちゃんにおっさん臭いなんて提督ひどーい!」プンスカ

提督「だったら言われないようにすればいいのに」

那珂「だってぇー……那珂ちゃんアイドルだしー気を抜けるのって楽屋でくらいなんだもん。ちょっとくらいいいじゃん」

提督「うだうだ言ってないで着替えろー。そろそろ時間だぞ」

那珂「え?今日この後何かあったっけ?取材?撮影?」

提督「久しぶりのオフくらい美味いもの食わせてやろうと思って予約入れてんだよ。いいからさっさと準備しろ」

那珂「……」

那珂「ふふっ……提督、いっつもありがと!大好きだよ!」ダキッ

提督「ああーはいはい。ほら、もう本格的に時間がやばいからなー」グイグイ
13 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 22:08:00.65 ID:mnLDotBT0
~小ネタ・でっちフルスロットル~

伊58「ゴーヤの魚雷さんは、お利口さんなのでち!」

伊58「わぁ~。怖いのいっぱいみーつけちゃったぁ!」

伊58「魚雷さん、お願いします!」

伊58「でっちでっちでち、でっち!」



画面『K.O.!』

伊58「やったあ!ゴーヤの勝ちでち!」

提督「だぁ!負けたあ!」

伊58「ふっふーん、どんなもんでち!ゴーヤだってやれば出来るんだから!」

提督「ぐぬぬ……つーか対戦中に横ででかい声出すの反則だろ!」

伊58「そんなことないもーん。ゴーヤは気合を入れてただけでち」

提督「くっ、おのれ……かくなる上は最後の手段だ!構えろゴーヤぁ!」

伊58「ふんっ!何度だって返り討ちにしてやるでち!」

キャッキャキャッキャ



榛名(し、仕事に集中出来ません……)チラチラ
14 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 22:19:23.16 ID:mnLDotBT0
~小ネタ・川内の一日~

―マルロクマルマル

川内「くぅ……すぅ……」

―ヒトマルマルマル

神通「姉さん、そろそろ起きてください」ユサユサ

川内「う、うーん……」

―ヒトフタマルマル

那珂「おはよう川内ちゃん。また今日もお寝坊さんだったのー?もーダメだよしっかりしないとっ」

川内「わか……って……る……よ……」カクン

―ヒトゴーマルマル

榛名「川内さん?おやつですか?」

川内「ううん、お昼ご飯……」

榛名「また寝ちゃって昼食べ損ねたんですか……」ハァ

―フタマルマルマル

川内「よっしゃー!夜戦だー!」

夕張「川内うるさい!」ブンッ

川内「はうあっ!」ガコンッ

―マルマルマルマル

川内「う、うーん……ハッ!夜戦は!私の夜戦はどこに!?」

提督「もうとっくに出撃は終わってるよバカ」

川内「な、なんてこった……」ガックリ
15 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/09(日) 22:21:04.23 ID:mnLDotBT0
以上で今日の投下は終わりです

明日から夏イベ開始ですね!ま、私は明日から一週間弱いないので出来ませんけど!出来ませんけど!(血涙)

今回は時間足りなさそうだしオール丙かな……
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 22:25:32.96 ID:59WtzS+9o
乙です
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 22:34:28.88 ID:jDf1DDTUo

こういうアイドル那珂ちゃん見れると嬉しくなる
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 22:39:13.85 ID:v6/PQYBcO
おつ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/17(月) 22:50:55.15 ID:8uxiavXco
待ってる
20 : ◆ATK1PCranA [sage saga]:2015/08/23(日) 00:30:58.66 ID:okxddudo0
報告

E2まで突破しました。E3突破したらE4、E5では時間が出来そうなのでそれまで待っててください
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/23(日) 00:40:57.99 ID:F8IbhUfKO
そう…
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/24(月) 14:34:42.60 ID:yQZID5oDO
もう諦メロン
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/01(火) 21:43:26.51 ID:YJaK0jnDO
でち~
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 02:03:39.20 ID:jTxD3Amho
そろそろ戻ってきてもいいだろう
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 02:20:21.49 ID:ZLUecuktO
津波で流されたんじゃね?
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 08:21:28.24 ID:bxb+UzKDO
大雨でか…
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 10:03:41.29 ID:Y36e5+xDO
テクノブレイクしたらしい
28 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/09/23(水) 20:04:38.95 ID:3jN1inOO0
約一ヶ月ぶりの更新です。お久しぶりですごめんなさい

イベントで受けた心の傷の回復が思ったよりも時間掛かったので遅くなりました。ですがこれで今日からバリバリ更新できる……とでも思いましたか?

久しぶりの更新がこんなのですみませんが新スレへの誘導です

瑞鶴「勇者と鶴と幸運の指輪」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443006008/

前々から言っていた瑞鶴スレが出来たので建てました。とりあえず数日は瑞鶴の方に投下します
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/30(水) 23:07:43.18 ID:3XpER2qCo
本編おかえり
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 19:15:56.12 ID:KdI8TkLDO
だれもいな~い~
31 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:08:39.55 ID:yCgsWnyV0
久しぶりに艦これに復帰できたと思ったら秋刀魚を集める羽目になったり、イベントまで半月なのにバケツが20しか無かったりする提督が戻ってまいりました

更新します
32 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:15:46.50 ID:yCgsWnyV0
~ある日の鎮守府~

提督「ぐー……すー……」スヤスヤ

???「……チッ。なんで私がこんなことを……」コソコソ

提督「さ、秋刀魚……っ!秋刀魚が襲って……!」

???「どんな夢見てるのよこのバカ提督は……まあ、ここ最近疲れてたみたいだし?もう少し寝かせてあげても――――」ボソッ

提督「お、大井……?お前そんなに秋刀魚食ったら太――――」

???「――――いいわけないわね。ええ。というわけで」



大井「さっさと起きなさいこの[ピー]野郎!」ドガッ

提督「ゴハっ!?」
33 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:20:17.03 ID:yCgsWnyV0
~~~~~

提督「……ということがあったから始業に間に合わなかったんだ」

榛名「そうなんですか。死んでください」ニコッ

提督「何故っ!?」

榛名「まったく、提督にはデリカシーというものが足りません。寝言とはいえ女性に太るだなんて言ったらそりゃ怒られますよ」

提督「いやだってそういう夢を見ちゃったものは仕方なくないか?」

榛名「ないです」

提督「ないかー」
34 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:31:02.15 ID:yCgsWnyV0
コンコン

榛名「っとと。少し雑談し過ぎましたね。ほら提督、お仕事の時間です」

提督「あいよー。入っていいぞ!」

ガチャッ

大井「……失礼します」ムスッ

提督「お、大井……さん」

大井「本日の演習艦隊、12名。準備が完了しました」

提督「あ、ああ。じゃあ、いつも通りやってくれ。くれぐれも奇襲と不慮の事故には気をつけて」

大井「了解しました。それでは」

提督(ほっ。どうやらさっきのことはもう許してくれたみたいだな)

大井「……ああ、そういえば提督」クルッ

提督「ん?なんだ?」

大井「部屋で書類仕事ばかりしていないで、たまには運動でもしませんか?秋刀魚の食べ過ぎで 太 る かもしれませんし。よろしければ私は午後空いていますのでお付き合いいたしますよ?」ニコッ

提督「あ、いや、気持ちだけ受け取っておくよ」

大井「いたしますよ?」ニコニコ

提督「ハイ。オネガイシマス」

大井「それではまた後ほど。失礼します」ガチャッ

提督「……榛名」

榛名「今日の仕事はとっても少ないので午前中には終わりそうですね(訳:大人しく死んできてください)」ニコッ

提督「……ソウダナー」
35 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:42:36.07 ID:yCgsWnyV0
~夕方~

提督「……」チーン

榛名「提督ー?廊下で倒れられてると激しく邪魔なのでどいていただけませんか?」

提督「……やだ」

榛名「主砲」

提督「ごめんなさいすぐにどきます」バッ

榛名「それにしてもまたボロクソにやられましたね」

提督「艦娘相手にCQCはかなりキツかったです」ボロッ

榛名「地力が違いますからね」

提督「ま、怪我はすぐ直るし、なんだかんだでいい運動になったから良いけどな。大井には感謝の証として旗艦にしてやろう。北上と別の艦隊の」

榛名「凄い根に持ってるじゃないですか。復讐する気満々じゃないですか」

提督「流石に冗談だけどな。そんなことしたら海の藻屑になりかねないし」アッハッハ

榛名「自分を海の藻屑にしかねない部下がいるっていうのは鎮守府としてどうなんでしょう」ハア

提督「ん?別にいいんじゃないか?俺はあいつのこと結構気に入ってるし。それに、海に放り投げてもなんやかんやで助けてくれそうだしな大井は」

榛名「……そうですか。そういうのは本人の目の前で言ってあげればいいと思いますけど」

提督「はははバカだなぁ榛名。そんなことしたらキモがられて傷ついちゃうじゃないか」

榛名「……」ハア

榛名(バカは貴方の方だと思いますよ。提督)
36 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:48:56.25 ID:yCgsWnyV0
~夜~

大井「うう……私だって好きでキツく当たってるんじゃないのよー」グビグビ

榛名「大丈夫ですよ。提督もきっと大井さんが本気で嫌ってるんじゃないってことは分かってますから。ですから自棄になって榛名秘蔵の日本酒をがぶ飲みするのは勘弁してください」

大井「はあ、明日こそは提督と和やかに、いえせめて普通に会話を……」グビグビ

榛名「……聞いてませんね。仕方ありません。こうなったらとことん酔わせて提督へのあんな想いやこんな想いを語ってもらいましょう」グヘヘ



こうして本日の榛名恋愛相談所は酒と夜と共に進んでいくのだった
37 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/16(金) 21:51:02.92 ID:yCgsWnyV0
こんなんですみません。今日はここまでです

そろそろ一周年が近いことに気がついたのでしばらくは初期の頻度を見習おうと思います。気合!入れて!いきます!

明日は駆逐艦にしようかなと思ってます
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 21:56:05.10 ID:gqk0pipKO
乙です
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 22:07:01.11 ID:lkDzNJ+0o

40 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/17(土) 21:46:23.31 ID:Tvk2BcOk0
眠い。でもッ!これを更新するまでッ!寝たりはッ!しないッ!

秋刀魚は刺身派です
41 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/17(土) 21:53:10.13 ID:Tvk2BcOk0
~ある日の鎮守府~

提督「ふんふ~ん♪」←仕事をサボって散歩中

モワモワー

提督「ん?なんだかこっちの方からいい匂いが……」フラフラ

~~~~~

提督「磯風?何やってるんだこんなところで」

磯風「おお司令か。何やってるんだも何も、見ての通りだが」

提督「秋刀魚を焼いてるようにしか見えないんだけど」

磯風「その通り。秋刀魚を焼いてるんだ。運がよかったな、もうすぐ焼けるぞ」

提督「花も恥らう(見た目)十代の女の子が、なんで七輪持ち出して外で秋刀魚焼いてるんだよ。いや、ありがたくご相伴に預からせてもらうけどさ」

磯風「私は料理が苦手だからな。たまにこうやって練習してるんだ」

提督「……これが練習になるレベルかぁ」

磯風「それは言うな。これでも結構気にしてるんだ」グスッ
42 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/17(土) 22:12:05.20 ID:Tvk2BcOk0
提督「す、すまん。今のは俺の配慮が足りなかった」

磯風「……ふん」プイッ

提督「そう拗ねるなって。ほら、俺にも何か手伝えることがあったら手伝うからさ」

磯風「……そういえば、提督は料理が上手かったな。もしや自分より料理の上手いやつ以外は嫁に貰わないとかいう主義があったりするのか?」

提督「は?いや、そんな面倒な主義は掲げてないけど。お前、俺なんかが女の子を選んだりなんかしたら一生嫁どころか彼女も出来ないよ?」

磯風「そう、か。でも、出来れば上手いほうがいいんだろう?」

提督「そりゃ、まあ」

磯風「……ならば、やはり料理の練習は続けるべきだな」

提督「何か言ったか磯風?」キョトン

磯風「いいや、なんでもないさ。ところで提督、今度空いた時間があったら料理を教えてくれないだろうか」

提督「?別にいいけど」

磯風「約束だぞ」

提督「おう……って、磯風!秋刀魚!焦げてる焦げてる!」

磯風「ん?……うおわっ!」

ギャーギャーワーワー
43 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/17(土) 22:15:53.47 ID:Tvk2BcOk0
~夜~

磯風「~♪~♪」トントントン

榛名「いつにも増してやる気に満ち溢れてますね?何かあったんですか?」

磯風「提督に教わるまでには少しくらい上達しておきたいからな」

榛名「?」

磯風「気にしなくていい、こっちの話だ」フフッ

榛名「……何だかいい感じのイベントを見逃した気がします。あ、そろそろ火を弱めてください」

磯風「了解だ」



磯風の恋愛相談は九割方お料理教室になっています。
44 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/17(土) 22:18:40.94 ID:Tvk2BcOk0
今日はこれでおしまい。おやすみなさい

明日は空母。影の薄かった建造新入り組のあの娘です
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 22:32:21.75 ID:F1PYPsbuO
乙です
46 : ◆ATK1PCranA [saga]:2015/10/18(日) 23:11:31.11 ID:qP8iLqwD0
今日は空母回だと言ったな。あれは嘘だ。

というわけで今日は更新出来そうにないので明日の一周年記念の安価だけ取ります

①鈴谷、夕立、瑞鳳、加賀、浜風、如月、能代、不知火

②山城、漣、秋月

③ヤミナ

①の子達は奇数、②の子達は00以外のゾロ目、③は00です。

希望の子の名前をレスして、そのコンマで判定を行います。例:夕立を選択してコンマが57だった場合、奇数なので判定成功です

範囲は↓10まで。それまでに決まらなかった場合は更に↓5で①の子の中から多数決を取ります
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 23:14:39.30 ID:mfEdadfFO
秋月
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 23:16:07.26 ID:fmATZX8Do

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 23:20:48.01 ID:02o1ww5tO
づほ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 23:27:53.33 ID:xIe0p6X6o
ヤミ来い
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 23:31:57.93 ID:WjlaGRboO
不知火
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/19(月)