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SS52

提督「ブラック鎮守府バスターズ?」 前編

1: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 17:18:12.44 ID:JQebSzpU0
※人によっては気分を害する内容になる可能性があるのでご注意ください。


提督「なんだそれは?」

憲兵「ここ最近、小規模な鎮守府での悪質な指揮や艦娘の管理体制などが目立っていまして・・・」

長門「ふむ、それは由々しき事態だな・・・それで、我々のところに来た理由は?」

憲兵「あなた方に・・・それらの鎮守府を潰していただきたいのです」

提督「構わないが・・・こういうのは本来あなた方の仕事では?」

憲兵「そのはずなのですが・・・これが思った以上に深刻な問題となっていまして・・・」

憲兵「上層部で腐敗の疑いも見つかり、その調査に追われていまして・・・」

長門「なんだと・・・?」

憲兵「なので、我々の調査において不祥事の噂も一切なく、尚且つ最も正義感の強いあなた方に是非お願いしたいのです」

長門「フッ・・・そういうことならこの私に任せておけ!文字通り大船に乗ったつもりでいてもらおう!」

憲兵「おぉ・・・!ご協力感謝いたします!」

提督(ちょろい・・・正義とかそういう言葉好きそうだもんな・・・こいつ)

長門「提督も賛成だろう?仲間を自分の欲望のために使う悪党を放置しとくわけにはいかないだろう!?」

提督「わかったわかった・・・近いよ」

長門「よし!そう来てくれると思ってたぞ!」グッ!

提督「ま、大きな作戦も無いし、やれるだけのことをするよ。何をしたらいい?」

憲兵「まず、近場にこういう鎮守府があるのですが・・・>>」

>>2 でどういうブラック鎮守府かを
>>3->>4 で被害にあっている艦娘をお願いします。(複数可)

※明石、青葉を対ブラック鎮守府チームとして今後登場させていく予定なので、長門を含むこの三人以外の艦娘でお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521879492



引用元: ・提督「ブラック鎮守府バスターズ?」 





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5: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 18:04:09.54 ID:JQebSzpU0
憲兵「まず、近場に資材収集担当の鎮守府があるのですが・・・」

提督「ああ、知っているよ、ここもお世話になっている」

憲兵「どうやら、その資材集めのために艦娘を酷使しているようで・・・」

提督「具体的には?」

憲兵「二隻の潜水艦が所属しているのですが、資材の収集率が異常でして」

提督「二隻で大量の資材収集・・・その子たちは相当レベルが高いのか?」

憲兵「いえ、それが・・・全く高くないのです。むしろ低いくらいで・・・」

憲兵「伊26さんと伊58さんの姿がその鎮守府ではいつも確認できません」

提督「・・・」

長門「提督・・・いきなり胸糞悪くなってきたぞ・・・」

提督「よし、話は十分だ。今すぐ叩き潰してくるよ」

憲兵「あ、少しお待ちください」

提督「?」

憲兵「我々が度が過ぎたブラック鎮守府を攻撃するときには必ずこれを・・・」




7: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 18:35:43.23 ID:JQebSzpU0
......
....
..
.

資材担当鎮守府


伊58「てーとく、これ・・・今回の資材でち・・・」スッ...

黒提督「・・・・」

黒提督「・・・なぁ、なんで今回はこんなに少ないんだ?」

伊58「ごめんなさいでち・・・私が被弾しちゃって・・・撤退してきたでち・・・」

伊26「いや、被弾したのはあたしだから!気にしないでね?ねっ?ゴーヤっち!」

黒提督「お前らが気にしなくても俺が気にするんだ!!腐れただ飯食らいどもが!」

伊58「ヒッ・・・」ビクッ

伊26「ち、ちょっと提督!」

黒提督「なんだよ?また意見か?」

伊26「う・・・」

黒提督「お前らが何と言おうと、現状は変わらないってことがまだわからないのか?」

黒提督「だがまぁ、俺も鬼じゃないんだ・・・聞くだけ聞いてやろう」

伊26「ほ、ほんと・・・!」

伊58「な、なら・・・!少しだけでいいから休みを・・・」

ビーッ! ビーッ!


黒提督「おっと時間切れだ、また次回聞くよ。ほら、出撃時間のブザーだ。早く行ってこい」

伊58「うぅ・・・」

伊26「・・・」

黒提督「そんな顔をするな・・・好きでこんなことやってるんじゃない・・・」

黒提督「もっと資材を献上すれば、ここに新しい仲間がやってくる。君たちも楽になるんだよ」

黒提督「俺だって君達が苦しまないように・・・色々頑張っているんだよ?」

黒提督「新しい艦娘を欲しいといっても、成果がなくちゃくれやしない。だから・・・君たちの実力を見せてあげようじゃないか。なっ?」

黒提督「ほら、行ってくるんだ」





14: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 19:46:35.65 ID:JQebSzpU0

伊58「本当・・・?」

黒提督「ああ、本当だ!君たちの頑張りによって、上からの評価が上がれば新しい艦娘もくれば、設備も良くなるぞ」

伊26「そっか・・・!わかった!私達頑張るね!」

伊58「うん・・・それじゃぁ・・・行ってくるでち・・・」フラフラ...

黒提督「その意気だ!応援してるぞ!行ってらっしゃい!」


      ガチャンッ

黒提督「ハッ・・・間抜け共が・・・」

黒提督「さてさて・・・それじゃコーヒーでも飲みながら報告書を書くとするかね」







提督「ほぉ・・・何て書くつもりなんだ?」

黒提督「ッ!?だ、誰だお前は!」

提督「安心しろ、怪しい者ではない。話をしに来た」

黒提督「覆面に全身真っ黒な服着た奴が怪しくなく見えるか!強盗か!?ここがどこだかわかっているのか!?」

提督「話というのは・・・」スタスタ...


     ドゴッ


黒提督「グフッ・・・」ドサッ

提督「お前が落ち着いてから話そう」







18: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 22:36:22.42 ID:JQebSzpU0
......
....
..
.

黒提督「・・・?」

提督「目が覚めたか、クズ野郎」

黒提督(なんだこいつらは・・・覆面の男がもう一人・・・いや、あれは女か?)

黒提督(目的がわからん・・・金か?)

黒提督「お前が何者かは知らないが・・・この拘束は解いたほうが身のためだぞ」

黒提督「海軍の指揮官を椅子に縛りつけやがって・・・お前は捕まるぞ?」

提督「捕まるのはお前の方だ悪党。調べさせてもらったぞ」

黒提督「!」

黒提督「・・・なんのことかな?ここはただの資材収集のための小さな鎮守府だ」

長門「しらばっくれるな。お前は上にここを艦娘4人で運営してると嘘をついたな?」

黒提督「・・・」

長門「入ってこい」


   ガチャッ

伊58「てーとく・・・」

黒提督「・・・!」

伊26「話は全て聞いたよ・・・」

伊58「ずっとゴーヤたちの事・・・だましていたんでち?」

黒提督「助けてくれ!こいつらは強盗だ!艦娘のお前らなら、ただの強盗くらい一ひねりだろ!?」

伊26「もう・・・遅いよ・・・」










19: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 23:11:46.57 ID:JQebSzpU0

黒提督「俺よりそこの強盗を信じるのか!!」

伊26「彼らは強盗なんかじゃないよ。私たちを助けに来たヒーローだった」

伊58「そして・・・悪はテートクでち・・・」

黒提督「どういうことだよ・・・!」

提督「俺たちはお前らのような悪徳のクズどもを潰すためにいる」

提督「さて・・・ここからはお話の時間だ・・・お前はなんの為にここでこんなことをしている?」

黒提督「はっ・・・何かと思えば・・・ヒーロー気取りの偽善者どもか・・・」

黒提督「そういうのは痛い目を見るぞ?前にも立ち上がった奴がいたが・・・」

   
      ドゴッ


黒提督「ゲホォッ!」

伊58、伊26「ッ!」ビクッ

長門「聞きたいのは悪態じゃないぞ?質問に答えろ」

提督「おい、この子たちがビックリするだろ。過激すぎるぞ」

長門「先に気絶させてここに縛り付けたのはあなただろう」

黒提督「ハァッ・・・ハァッ・・・簡単だよ」

黒提督「短期間で、少人数で大量の資材を集めれば・・・俺への印象が良くなるだろ?」

黒提督「キャリアを積んで、給料も上がる。普通の考えだろ?」

黒提督「大変だったよ・・・彼女たちが死なないように調節しつつ最大限資材をかき集めるのは・・・ははは」ペッ

提督「クソ野郎が・・・!」

黒提督「で?これからどうする気だ?殴って蹴って楽しむか?」

提督「それを決めるのは・・・彼女たちだ」

提督「さて、ゴーヤくん、26くん・・・君は彼らをどうしたい・・・」

伊26、伊58「・・・・>>20」




この黒提督を許すか許さないか、どのような罰を与えるかを決めてください
許す場合は、彼はこのまま刑務所に叩き込まれます









20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 23:13:33.95 ID:VCCdUWAro
一応五体満足だし憲兵さんに突き出すだけでいい



22: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/24(土) 23:36:20.46 ID:JQebSzpU0
伊58「ゴーヤは・・・もう満足でち・・・」

伊26「あたしも・・・もういい・・・ここで提督に復讐したら・・・あなたと同じになる」

黒提督「・・・」

提督「よかったな?優しい子達で」

長門「ほら立った。憲兵のところへお前を連れていく」グイッ

伊26「あ、最後に・・・!」

長門「なんだ?」

黒提督「やっぱり許せない、いたぶるってか?ん?」

伊26「ちがうよ!・・・確かに提督は悪党だったかもしれない。目的はお金と昇進だったかもしれない」

伊26「怒ってないかといわれたら・・・もちろん怒ってる・・・でも・・・」

伊58「でも・・・そうならだまそうとせず・・・何か一言・・・行ってほしかったでち・・・」

伊58「提督が偉くなりたいって言ってくれたら・・・ゴーヤたちはもっと頑張ったでち・・・」

黒提督「くそ・・・なんでこんなことに・・・」

提督「君はもうこの仕事には就けない。でも、まともな人間になることならできる」

提督「次は・・・悔いのない選択をするようにな」


















23: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 00:02:50.45 ID:DiZPjX4r0
......
....
..
.

憲兵基地前


伊58「あの・・・本当にありがとうでち・・・おかげで助かったでち」

伊26「あたしからもお礼を!本当にありがとう!」

長門「気にしなくいい。当然のことをしたまでさ」フフン

伊26「うん、でも言いたかったの!長門さん!」

長門「・・・私の正体を?」

伊26「えっ・・・声と体格で普通に・・・あれっ・・・言わないほうがよかった・・・?」

伊58「うん・・・ゴーヤは空気よんだでち・・・」

伊26「・・・なんかごめんね?」

長門「いや・・・いいんだ・・・」

提督「思ったより君たちにダメージが無くてよかった。療養は必要そうだが」

提督「それで・・・これから君たちはどうする?俺は信頼できる鎮守府を知っている、事情を話して君たちをそこに配属させる予定だ」

伊58「他に行くあてもないし・・・ゴーヤはそこでまた新しくやり直すでち・・・」

伊26「あたしもそうする!あなたが言うなら信頼できそうだしね!」

提督「決まりだな。それじゃ、今から書くところに明日来てくれ」





24: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 00:25:59.00 ID:DiZPjX4r0
......
....
..
.

長門たちの鎮守府


明石「なるほど~・・・それであの子たちをここに・・・」

提督「空きはあるだろ?」

明石「ええ、大丈夫ですよ。にしても・・・・!」

明石「かなーり興味深いことになってますねぇ!」

明石「これってつまりアレでしょう!?昼は提督、夜はヒーローみたいなわけでしょう!?」

青葉「そうですよぉ!めっちゃ海外ドラマみたいなことになってるじゃないですか!」

提督「お前らに話したことを少し後悔し始めた」

青葉「あ、そこなんですけど、私たちに話に来たのってただの自慢なわけじゃないですよね?」

長門「そういうことだ、二人にはちゃんと用があってきた」

提督「明石には動きやすく、戦闘になっても大丈夫そうな服と変声機の開発を、青葉には俺たちが潜入するブラック鎮守府の事前情報を調べてもらいたい」

明石「まってましたぁあ!こんなのやってみたかったんです!早速取り掛かります!」

青葉「私はたくさんのモニターを見ながらパソコンカチャカチャして調べる役ですね!」

長門「・・・心配いらなさそうだな?」

提督「ごっこあそびなんかと勘違いされてる気がしてきたけどな・・・おいお前ら!これは絶対他言無用だ!いいな!?」

青葉・明石「アイアイサー!」


33: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 19:35:49.90 ID:DiZPjX4r0
長門「提督、この間の憲兵からブラックだと思われる鎮守府のリストが届ている。確認してみたらどうだ?」

提督「ああ、それじゃ早速」スッ...

青葉「おぉっと司令官、それは私の仕事ですよ?」サッ

提督「なら頼んだよ。頼りにしてるからな?これは遊びじゃないってことを忘れるなよ?」

青葉「分かっていますとも!どれ・・・ここの近場で怪しそうなのは・・・」

青葉「・・・」

長門「どうした?なにかみつけたか?」

青葉「こんなのが・・・」ピラッ

>>34 でどんなブラック鎮守府かを
>>35->>36 で被害にあっている艦娘をお願いします(複数可)


34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/25(日) 19:39:40.59 ID:xLS+Qj38O
ミッション遂行の為の捨て艦



35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/25(日) 19:44:40.92 ID:wfM7USiIo
睦月


36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/25(日) 19:45:28.05 ID:vSV8Ofza0
弥生


39: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 20:08:56.73 ID:DiZPjX4r0

青葉「し・・・司令官・・・これ・・・」

提督「この鎮守府は国家の主戦力の一角だ・・・!」

長門「どういう疑いが?」

青葉「ええっとですね・・・」

青葉「『非道な指揮の疑いアリ。この提督は非常に頭の切れる戦略家で、戦力として申し分がないが人命よりも効率を強く重視する傾向があるので注意されたし』・・・としか書かれてませんが、これってつまり・・・」

長門「艦娘を消耗品のように扱ってる可能性があるってことか・・・」

明石「おまけに尻尾を隠すのも上手いかもしれないですね」

提督「青葉、早速仕事だ」

青葉「はい!証拠を徹底的に調べておきます」

提督「俺たちは直接出向いて実態を探るぞ。長門、ついて来い」

長門「了解だ」

明石「あ、変声機はまだできていないので、うまく声を変えてくださいね!」

提督「分かった!」



41: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 20:37:09.60 ID:DiZPjX4r0
.....
....
..
.

〇〇鎮守府


弥生「あの・・・司令官・・・弥生の初任務って・・・なに?」

睦月「睦月たち、ここに来たばっかりで、わからないことだらけだけど、頑張りますね♪」

捨て艦提督「ああ、もちろん君たちには期待しているよ。任務というのはだね・・・この海域を偵察してほしいんだよ」

弥生「ん・・・わかりました。偵察ですね・・・」

捨て艦提督「この海域は安全でね。ちょうど君たちの練度を上げるためにピッタリなんだよ」

捨て艦提督「だから、ここへ行って基礎を学んでくるんだよ?」

睦月「はいっ!がんばります!期待にこたえますね!それじゃぁ、いってきます!!」

弥生「行ってきます。司令官」


   ガチャッ...



捨て艦提督「いってらっしゃい・・・」

     
      カチャッ... カタカタ...


捨て艦提督「平成30年〇月〇日、午後七時二十七分頃、偵察中の駆逐艦弥生、同じく駆逐艦の睦月ともに奇襲を受け轟沈。尊い犠牲を払った・・・」カタカタ...

捨て艦提督「うーむ、報告書の締めはこんな感じがいいだろうか?危険な海域に駆逐艦を二人で送ったことをうまく誤魔化すカバーストーリーが必要だな・・・」

捨て艦提督「よし、ウチのほかの艦隊にも、上層部にも、二名が別海域を偵察中の内に遭難、通信途絶。そしてこの危険海域に誤って侵入・・・これをベースにうまく話を組み立てていこうかね」





42: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 21:11:57.60 ID:DiZPjX4r0
.....
....
..
.


提督「こちら提督。〇〇鎮守府の近くに到着した・・・ん?誰かが出撃していくのが見えるな・・・あれは・・・睦月と弥生か?青葉、何か情報はあるか?」

青葉『え、今出撃した所・・・?司令官大変です!今その鎮守府の司令官のPCをハッキングして調べてる最中ですが、PCで保存されている報告書の下書きに書いてある海域と、彼女たちが今向かっている海域が全く違います!』

提督「なんだと?二人はどこに向かっている!?」

青葉『現在侵入厳禁とされている超危険海域です!』

青葉『あ!しかも彼のPCには、すでにその二人の轟沈記録と、その原因を写した報告書の下書きがどんどん保存されていっています!捨て駒にする気マンマンですよこれは!』

提督「長門!今すぐ彼女たちを追え!」

長門「了解した!」ダッ

提督「青葉、引き続き証拠の詮索を頼む!」

青葉『やってみます!司令官は!?』

提督「直接聞きに行く」


43: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 21:43:21.96 ID:DiZPjX4r0
......
....
..
.

提督侵入開始から数時間後...


捨て艦提督「さて・・・もうそろそろ二人は海域にたどりつくころだろうか?」

捨て艦提督「主戦力の艦隊を出す頃合いだな。収集をかけるか・・・」スッ...

ザザァー... ピピッ

睦月『提督!提督!こちら睦月!深海棲艦を奇襲を受けています!敵の偵察部隊の用です!』

弥生『敵はかなりの手練れみたい・・・ですっ!この海域は安全なはずなんじゃ・・・!』ズドォン...

捨て艦提督(あ、しまったな・・・彼女たちの回線を切るのを忘れてたか・・・まぁいい、艦種は何かくらいは聞いておこう。使えるかもしれない。このくらいわざわざ聞かなくてもしゃべってくれるだろう)

睦月『提督!今すぐ救助をお願いします!こ、このままじゃ・・・弥生ちゃんも私も死んじゃう!』ズガァ...

捨て艦提督「まぁ、落ち着いて。助けを送るよ、まず敵の艦種を教えてくれないかな?」

睦月『分かりません!あたりはもうすでに暗く、敵の姿も不明瞭です!』

捨て艦提督(まいったな・・・錯乱しててまともに艦種識別もできてないみたいだ)

睦月『提督!何か指示を!提督!私達、まだ死にたくないよぉ!』

弥生『睦月!後ろ!』

睦月『え・・・』


    ブツッ...


捨て艦提督(うーん、これは駄目そうだ)


弥生『司令官・・・!睦月が・・・!グスッ・・・睦月が・・・!お願い・・・!救助を・・・きゅ』



    ブチッ...



捨て艦提督「悪いね、どうやら無線機の不調みたいだ。君たちの犠牲は無駄にはしないよ」

捨て艦提督「さて、今度こそ館内放送で収集をかけるか・・・ついでに感動的で彼女たちが元気づくような話にでもしておこう」ピッ...





44: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 22:06:31.57 ID:DiZPjX4r0
.....
...
..
.

捨て艦提督の鎮守府内 倉庫


提督(くそ・・・思ったより警備が厳重だ・・・警戒してるのか?)

  
   ザザァー...


捨て艦提督『あー、こちら提督。全員聞こえているだろうか』

提督(館内放送・・・?侵入がバレたか?)

捨て艦提督『この鎮守府につい先日着任した睦月と弥生を・・・君たちはおぼえているだろうか?』

捨て艦提督『彼女たちが例の超危険海域に誤って足を踏み入れ、そこで消息を絶った』

提督(こいつ・・・何をいってるんだ・・・?)

捨て艦提督『そして・・・自分たちの居る所が危険海域であることを悟った二人が・・・その命と引き換えに我々に有利な状況を作ってくれた』

捨て艦提督『出来る限り敵の弾薬を消費させ、主力艦隊が少しでも戦いやすくするといった彼女たちの言葉を最後に・・・無線は途切れてしまった・・・』

捨て艦提督『我々は・・・このチャンスを決して無駄にしてはならない!彼女たちの想いを胸に・・・必ずあの海域を突破するんだ!』

捨て艦提督『今より危険海域突破の作戦を立案、決行する!主力艦隊は1時間後に会議室に集合せよ!』



   ブツッ...


45: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 22:29:13.87 ID:DiZPjX4r0
提督「青葉・・・今の聞いたか?」

青葉『えぇ・・・ばっちりと・・・もう許せませんね。黒も黒、真っ黒です』

明石『同じ人間とは思えない・・・!』

提督「奴の部屋に突入してやりたいが・・・警備が厳重で中々提督室にたどり着けない。何か手は?」

青葉『さっきまでは隙がありませんでしたが・・・今集合がかかったことによって鎮守府中の艦娘達が身支度の為各々の部屋に戻ったみたいです』

青葉『私が監視カメラの映像をループさせておきます。これで鎮守府内部を安全に動けるはずです。ですが、ループはおそらく2時間もすればバレます。今の内に移動を!』

提督「了解だ!」


47: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 22:55:35.10 ID:DiZPjX4r0
......
....
..
.


〇〇鎮守府の執務室


捨て艦提督「うん、演説はこんな感じでもいいかな。いまので士気が上がるはずだ」

捨て艦提督「報告書もこれなら----」

捨て艦提督「---!?なんだ?私が書いたはずの報告書が・・・謝罪文になっている・・・!?どういうことなんだ・・・?」













青葉『おきのどくですが、あくしつなほうこくしょはきえてしまいました』

捨て艦提督「!?」

捨て艦提督(この機械音声はなんだ・・・?ボイスチェンジャーだろうか?)

捨て艦提督「・・・君が何者かは知らないが・・・今やってる事はハッキング・・・つまりは犯罪行為だ。それもハッキングしているのは海軍の指揮官」

捨て艦提督「イタズラのつもりならやめておいたほうが良い。取り返しがつかないことになるぞ?」

青葉『取り返しのつかない事ならあなたのほうが良くしているのでは?捨て駒使いさん?』

捨て駒提督「何のことかな?君が今見ているその報告書に、私が捨て駒を使ったなんてものはないはずだが?」

青葉『えぇ・・・報告書だけではね・・・でも、もしあなたが捨て駒にしたはずの艦娘が生きていたとしたら・・・?』

青葉『睦月と弥生が証言台に立って、あなたの報告書との相違点を挙げていったとしたら・・・?』

捨て駒提督(これは・・・知っているみたいだな・・・)

捨て駒提督「何のことだかいまだに良くわからないが、君が恐喝しようとしているのは分かった。目的はなんだ?」

青葉『さぁ・・・これから来る人に聞いてみたらどうでしょう?』

捨て艦提督「これから・・・?君に協力者がいるのか?それは一体誰---」



        メキャァッ!



捨て艦提督「グッ!」ドシャァツ


提督「俺だ・・・!」



48: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/25(日) 23:31:17.11 ID:DiZPjX4r0
......
....
..
.

とある海域 少し前



弥生「そんな・・・!なんで無線が切れるの・・・!」

軽巡ヘ級「ハハハ...カアアッ..!」

弥生「こ・・・こないで・・・!」

弥生「睦月、お願いおきて・・・!逃げよう・・!ねぇっ・・・!」

弥生「誰か・・・!」

軽巡ヘ級「ガァァアアッ!」ジャキッ 

弥生「誰か・・・助けて・・・」ギュッ...

    
     ズドォンッ

軽巡ヘ級「ゲエァアアアッ!?」ドガァツ!

弥生「・・・?」

弥生「敵が・・・倒れた?」

長門「遅れてすまない、助けに来たぞ!」

弥生(暗くてよく見えない・・・誰なの?)

弥生「あ、あなたは・・・?」

長門「私の事は気にしなくていい、敵の援軍が来る前に逃げるぞ!立てるか!?」

弥生「弥生は大丈夫・・・でも、睦月が・・・!」

長門「その子は私が担ぐ!急げ!」グイッ!

弥生「は、はいっ!」



49: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 00:08:32.05 ID:wuyv9uUC0
.....
...
..
.

現在 〇〇鎮守府の執務室


長門『弥生と睦月を確保した!今からそちらに向かう!』

提督「よくやった。十分に警戒して戻れ」プツッ

捨て艦提督「そういうことか・・・君は・・・私が不正を行っていると疑ってた連中が送り込んだ刺客か」

捨て艦提督「あと30分もしないうちにここの子たちが異変に気が付くよ?この状況をみたら彼女達はどっちの味方をするだろうね?」

提督「それもお前の罪が暴かれるまでだ。あんたは頭が少しは切れるんだろう?だったら、この状況が積みであることがわかってるはずだ」

提督「全く・・・小規模の鎮守府だけかと思いきや・・・あんたみたいなところもこういう汚いことをやっていたとはな?なぜこんなことをした?」

捨て艦提督「なんでって・・・ただの効率だよ。いろんな策を考えた結果、あの海域を超えるには囮が必要だと考えた。それだけだ」

捨て艦提督「当然、これをすれば周りからは非難が来る。だから虚偽の報告書を作った。上層部だってきっと気付いているさ」

捨て駒提督「でも向こうからすりゃ深海棲艦にさえ勝てればいいんだ。戦争は効率がすべてだ。だからやった」

捨て駒提督「これが・・・勝利に最も早く近付く方法だからだ」


56: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 01:19:21.04 ID:wuyv9uUC0

提督「確かに、戦争できれいごとは抜かしてられない。使える手はなんでも使うべきだ」

提督「だが、あんたがやったことは紛れもない殺人だ。なにも知らない子を利用して殺し、さらにそれを効率という言葉で正当化しようとした」

捨て艦提督「いきなり表れていかにも真っ当そうな口を利く君は一体なんなんだ?何を目的としてここまで来たんだい?」

提督「俺の目的はお前らのような人でなし共から、何も知らずに犠牲になっている艦娘を助けることだ」

捨て艦提督「そりゃ大層な大儀だが・・・君や君の仲間がやっていることも正規の道とは言えないんじゃないかな?」

提督「・・・」

捨て艦提督「図星で何も言えないようだが、君は正しい。この世界で懸命に生きる唯一の方法は、ルールに縛られないで生きることだからね」

捨て艦提督「ルール抜きでの戦いに私は負けたんだ。私と同じ土俵に立ち、そして君は勝った。不正で不正を暴いたんだ」

捨て艦提督「私の事はすきにすればいいさ。だがこれを忘れるな。さっきも言った通り、君は私と同じ土俵に立った。つまり・・・」











捨て艦提督「こ っ ち 側 に 来 た と い う こ と を 」


提督「俺は・・・お前とは違う」

提督「話は終わりだ。お前は刑務所に叩き込まれるが・・・その前に罪の清算をしろ」

提督「俺の仲間が今頃睦月と弥生を助けて安全を確保し、事情を説明しているころだろう」

提督「準備はできているか?」

長門『ああ、もう大丈夫だ』

提督「ほら、お前が殺そうとした二人は・・・お前をどうするかな?」

弥生『司令官・・・?司令官が私たちを捨て駒にしようとしたのって・・・本当なの・・・?』

長門『・・・そこで聞いている悪党、聞こえているなら答えてもらおうか』

捨て艦提督「ああ、その通りだよ。君たちを犠牲にしてその海域突破の足掛かりにしようとした」

弥生『・・・!』

捨て艦提督「それで・・・?君は私が憎いかい?でもね、君らが犠牲になってくれれば・・・その危険で怖い海域は突破できたかもしれないんだよ」

捨て艦提督「君たちを犠牲にしようとしたのは事実だが・・・その海域を本気で突破しようとしてたのもまた事実さ・・・」

弥生『・・・』


>>57

捨て艦提督を許すか許さないかの選択、また、どんな罰で償わせるかをお願いします
※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください



57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/26(月) 01:19:42.49 ID:J+snUA8vO
辺りの外が見渡せる穴が空いてて、海で浮揚できるコンテナに黒提督を閉じ込め

そのコンテナを危険海域へ運び、経過視察

(以降、助けるか助けないか主さんの手腕に託す、もしくは安価)


61: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 01:43:21.65 ID:wuyv9uUC0
弥生『許せない・・・!だました挙句・・・殺してすべてなかったことにしようとして・・・!』

弥生『あなたをもう・・・司令官として・・・いや・・・人間としてみることが・・・できない・・・よ・・・』

弥生『あなたが反省するとも思えない・・・でも、あなたは・・・それ相応の罰を・・・受けるべきだと思う』

提督「・・・だそうだ」

捨て艦提督「ま、怒るだろうとは思っていたけど・・・おっとりとした彼女がここまで言うなんてね」

提督「こうしてしまったのはあんただ」グイッ

捨て艦提督「好きにしろとはいったけど・・・拷問は正直嫌だなぁ?」

提督「直接殴ったりはしないさ。だが、お前には同じ目にあってもらう」

捨て艦提督「・・・」

青葉『・・・本当にやるんですか?』

提督「ああ、この辺の海流を調べておいてくれ」


62: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 02:21:40.66 ID:wuyv9uUC0

翌日

とある海域


提督『乗り心地はどうだ?』

捨て艦提督「せめて本くらいは入れておいてほしかったかな?」

長門「私が手を離せば・・・あんたはこの海流に乗って例の危険海域までたどり着く・・・」

長門「そして・・ヤツ等はこのコンテナを引き裂いて中のお前をオヤツか何かのように食らうだろう」

捨て艦提督「ここまで運んできたってことは君も艦娘か。仲間の復讐を果たして気が晴れたかい?」

長門「・・・」

捨て艦提督「ほら、手を離したらどうなんだい?弥生のためにも、早く復讐を果たしたらどうなんだい?」

長門「・・・わかった」パッ



ギギィ...



捨て艦提督「はは・・・君もあの男も私と同じになり下がったな・・・ははは・・・」

捨て艦提督「さて、船酔いする前に寝るとするかな・・・」ゴロンッ




長門「・・・行ったか・・・」

長門「・・・提督、聞こえているか?」

提督『ああ・・・』

長門「彼を海に放り出す案を出したのはあなただし、それの実行はあたし自ら引き受けた。だが・・・これでよかったのか?」

長門「これが正しく・・・弥生と睦月のためになることだったのか?」

提督『・・・』

長門「このままでは・・・私たちも奴と同じになってしまうかもしれない。いや・・・もうなったのか?」

提督『いや・・・違うってことを証明しよう』


63: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 02:43:06.21 ID:wuyv9uUC0
......
....
..
.


数時間後


捨て艦提督「うーん・・・ついたのかな?だがおかしいな・・・静かすぎる・・・」

        
       ガチャッ


捨て艦提督「おやぁ・・・?弥生に・・・睦月?なんでここに?ここは危ないってよくわかってるだろう?」

弥生「ここは・・・あの海域じゃないです」

捨て艦提督「確かに私は海の上で捨てられて・・・君たちが運んだのか?」

睦月「運んだのは・・・あそこにいる船に乗った男性と・・・もう一人の女性です」

捨て艦提督「君たちは・・・」

提督「俺は・・・お前とは違うということを証明しにきた」

捨て艦提督「へぇ・・・海に流して殺されそうになった気分を味合わせてからの勝利宣言?」

捨て艦提督「復讐はする、でも同じにはなりたくないとは・・・中々欲張りだね」

提督「俺達とお前の違いを言ってやろう。それは、人間をやめていないことだ」

長門「私たちが始めたことは、ほめられたことじゃないかもしれない。だが、不正で戦ったとしても、手を血では染めないつもりだ」

捨て艦提督「・・・」

提督「こんどこそ終わりだ。あとはお前を憲兵の元へ送る」


65: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 02:57:00.65 ID:wuyv9uUC0
......
....
..
.

憲兵基地前


睦月「あの・・・今回は本当にありがとうございました・・・なんてお礼を言ったらいいのか・・・」

弥生「命を助けてくれて・・・あ、ありがとうございました」

提督「君たちが無事でよかった。本当に間一髪みたいだったからな」

睦月「これから睦月たちは・・・どうなるんですか?」

提督「もう一度・・・あの鎮守府に戻るか?次期新しい提督が配属される。前とは違う環境になるはずだ」

弥生「なら・・・そう、します。先輩方は・・・良い人達だったので・・・」

提督「分かった。事情を説明しておくよ。あとそれと・・・」ゴソッ...

提督「これを持って行け」

弥生「これは・・・腕時計・・・?」

睦月「かっこいい見た目してるね!弥生ちゃん!」

提督「もし次来た提督が酷い人だったり・・・何か助けが欲しいときは・・・その時計の右のボタンを三回押すんだ」

睦月「押したらどうなるんですか?」

提督「俺たちが駆けつける」


67: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 03:39:49.55 ID:wuyv9uUC0
.....
....
..
.

長門たちの基地


青葉「お疲れ様です、司令官」

提督「ありがとう。だが今回は・・・確かに疲れた」

提督「犠牲無くして勝利は無い。確かに奴の言うことにも一理はあった」

明石「でも・・・それは選択肢の一つでしょう?傷ついた仲間を治す私としては・・・“皆で勝ちたいです?誰一人欠けることなく」

青葉「そうですよ!青葉は誰かを犠牲にして勝ったとしても、勝った気はしません!」

長門「提督、あなたはこの仕事を受けたことを後悔しているか?彼女たちを助けたことを後悔しているか?」

提督「いや・・・していない。彼女たちを救えてよかったと、心から思っている」

長門「なら進もう。本当に正しい選択なんてものは無いんだ。だから・・・」

長門「正しい選択ではなく・・・後悔のない選択をしていこう。な?」

提督「・・・ありがとう。みんな」



83: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 23:41:52.04 ID:wuyv9uUC0
明石「さ、暗い話のあとは明るい話をしましょう!」

明石「長門さん用のコスチュームが完成しましたよ!」

提督「コスチュームって・・・」

明石「まだ未完成ですが、提督のスーツは凄いですよ!昔艦娘だけではなくて普通の人間も深海棲艦と戦おうとするための研究があったのをご存知ですよね?」

提督「ああ、でも深海棲艦は艦娘以外の攻撃を受け付けないことからとん挫したやつだろう?」

明石「えぇ・・・でも、あなたのコスチュームに使ったのは武器ではなく防具です。それも、前衛部隊用のサバイバルスーツです!」

提督「どういう効果があるんだ?」

明石「丈夫な二重織で衝撃に強く、ナイフも歯が立ちません。弾もまっすぐ以外ならはじきます。爆発にも強いです」

提督「おいおい・・・!」

明石「埃をかぶっていた試作品を新型艤装開発の参考にするって名目でもらってきちゃいました♪」コツンッ

提督「かわい子ぶってももらってきたものが凄すぎるんだが・・・少し過剰すぎやしないか?」

明石「用心にこしたことはないですよ。追い詰められた敵は何をするかわからないのですから」

明石「あ、ちょっと重いので気を付けて」

長門「で、この私のスーツの見た目は・・・」

明石「提督が以前見た悪夢に出てきたと言っていた、腕から猫を吊るした悪魔を参考に作りました」

提督「あまり見ていたくない」

長門「悪くないじゃないか・・・」

提督「俺のスーツの見た目は?」

明石「まだ設計中ですのでもう少し待っててください!あ、このサバイバルスーツは着てって大丈夫ですよ!」

提督「より見た目が怪しくなりそうだ・・・着替えてくる」



84: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/26(月) 23:54:13.93 ID:wuyv9uUC0
......
....
..
.


明石「おっ、着替えが終わったようですね。二人とも似合ってますよ?」

青葉「長門さんは確実にヒーローっぽい見た目になりましたね。司令官は・・・強盗から近未来特殊部隊って感じでしょうか?」

長門「コスプレして戦うのはどうかと思ったが・・・いざ着てみると勇気が湧くな」

提督「ま・・・悪くない進歩だろうか」

明石「威圧感は重要ですよ!」

青葉「さて・・・用意はできましたか?二人とも」

長門「ああ、いつでも大丈夫だ。気合も入った」

提督「いつでも行ける」

青葉「新スーツの相応しい初出撃としてふさわしそうなのを選んできましたよ!」


>>85 どんなブラック鎮守府かを
>>86-87 で被害にあっている艦娘をお願いします(複数化)



85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/26(月) 23:54:20.50 ID:DCAnCCOy0
嫌がる艦娘達に四六時中○○○○をする鎮守府がある


86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/26(月) 23:55:35.77 ID:iPiMhpE4o



87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/26(月) 23:55:41.06 ID:rLaBlqjIO
そうりゅう


93: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:19:53.36 ID:Va7SU1++0
青葉「じゃん!ブラックと言ったらこれ!○○○○司令官です!」

提督「・・・この前振りからの相手が・・・それか?」

長門「拍子抜けだ・・・」

青葉「ちょっ、青葉をそんな目で見ないでください!これにはちゃんと訳があるんですよ!」

提督「なんだ?」

青葉「コスチュームの性能を試すんですよ!この手頃な変態を使って!」

長門「手頃な変態とかいうワードのインパクトが凄いな・・・」

青葉「初めて使う装備を試しもせずに使うなんて自殺行為でしょう?」

明石「その通りです!まずはテストをしないと!」

長門「・・・一理あるな」

提督「言いたいことはわかった。だが○○○○くらいなら後回しでも・・・」




94: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:22:51.12 ID:Va7SU1++0


明石・青葉「「何を言うんですか!!」」

提督「!?」

明石「○○○○は女の敵ですよ!許しちゃいけない存在です!」

青葉「ええ!被害にあっている女性はとっても嫌な思いをしているはずです!」

明石「ほら、長門さんも何とか言ってやってくださいよ!」

長門「いや、私は・・・触れようものなら組み伏せられるし・・・」

明石「・・・」

青葉「・・・艤装無しで男を投げ飛ばせる長門さんを、か弱い青葉たちと同じ基準で考えるのが間違っていましたね・・・」

明石「はい・・・」

長門「私が何言われても傷つかない女だと思ってないか?」

提督「君たちがどれだけ○○○○を嫌っているかはもう十分にわかった。だからもう落ち着いてくれ・・・」

提督「青葉、そのブラック鎮守府の場所を教えてくれ。すぐに向かう」

青葉「了解です!」

提督「それとあと一つ・・・」

青葉「?」

提督「長門は甘いお酒しか飲めなかったり、小動物やぬいぐるみが好きだったりと意外と乙女チックだぞ」

長門「!?」



96: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:29:20.52 ID:Va7SU1++0
……
….
..
.

○○○○鎮守府 食堂


テレビ < OH...! YHEA...! ×××ッ! ××ッ!


蒼龍「・・・」

潮「・・・///」

○○○○提督「・・・」モグモグ

蒼龍「・・・あの」

○○○○提督「どうした?」

蒼龍「食堂で堂々と○○を見るのはやめてもらえますか?」

○○○○提督「なんで?やっぱり本物が欲しい?」スッ…

蒼龍「ちっがうよ!なんで年頃の女の子がいる中で平然と○○みてるのさ!?おかしいと思わないの!?あと脱ごうとしないで!!」バン!バン!

○○○○提督「机を叩くな。サイドテールが荒ぶっているぞ。俺のポニー♂テール♂で対抗しようか。だがコイツはポニーなんかじゃないぜ?」カチャカチャ…

蒼龍「だから脱ごうとしないでってばぁ!!!」

蒼龍「もう!ほら、行くよ潮!私の部屋でご飯を食べよう!」グイッ

潮「は、はい・・・!」ダッ


   タタタ…



○○○○提督「・・・へへへ、そういう反応でなくちゃぁ・・・」



97: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:31:29.17 ID:Va7SU1++0
......
....
..
.


○○○○鎮守府 裏庭



長門「こちら長門。明石、青葉、提督と共に目的地に着いたぞ。なにか情報は?」

青葉『えっとですねぇ・・・そこは、かなり小規模な鎮守府でどうやら蒼龍さんと潮さんしかいないみたいですね・・・』

青葉『小規模故に警備も手薄。監視カメラもほとんどないですね、中の様子は明石さんの新作で試しましょう』

長門「新作?」

明石『腰のベルトについてるバックルは小型ドローンになっています。取り外して真ん中のボタンを押してもらえますか?』

長門「ん。こうか?」カチャッ ポチッ

  チャキッ チキチキチキ… カチャンッ…
 フィィイイン…


長門「変形した・・・これはすごいな・・・」

明石『可愛いでしょう?それじゃ、青葉さん、よろしくお願いします』

青葉『はいはーい、任せてください!中の様子を見ていきますね。換気口からお邪魔しまーす』フィィィンッ



98: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:32:26.84 ID:Va7SU1++0
長門「なんか見えたか?」

青葉『んーこれは食堂ですかねぇ・・・誰もいませんが・・・テレビがつけっぱなしですね・・・って』

青葉『うわわわわ///!?食堂で何見てたんですかここの司令官は!?』

明石『どれど・・・きゃあああああっ///!?』

長門「・・・提督、騒がしくてかなわん。もう突撃していいか?」

提督「まだ待て・・・青葉、明石。状況を報告してくれ。何があったんだ?」

青葉『言わせる気ですか!?この変態!』

提督「は!?」

明石『○○動画ですよ!あの男、みんなでご飯を食べる食堂で堂々と○○動画見てるんですよ!』

提督「はぁ・・・」

長門「聞きしに勝るロクでもない男みたいだな」

提督「よし、その部屋はもういい。ほかの部屋を調べておいてくれ」

青葉『青葉、嫌な予感しかしないです・・・』



99: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:36:36.75 ID:Va7SU1++0
......
....
..
.



○○○○鎮守府 蒼龍の部屋


潮「○○○○・・・なくなってほしいです・・・」グスン…

蒼龍「もう仕方ないよ・・・あの人は・・・下手に逆らったら何されるかわかったもんじゃないし」

蒼龍「こっそり憲兵さんに手紙出しといたから・・・なにか対処してくれるといいんだけど・・・」

潮「その手紙・・・出してからどれくらいたっているんですか?」

蒼龍「・・・3か月・・・くらい?」

潮「・・・・・・グスッ・・・」ポロポロ…

蒼龍「あああ!泣かないでー!潮!きっと憲兵さんも忙しいんだよ!助は来るから!」


   ガチャッ



潮「ッ!」ビクッ



100: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:37:31.91 ID:Va7SU1++0

○○○○提督「その通り 涙は君に 似合わない」

○○○○提督「やぁかわい子たち。元気してた?」

潮「う・・・」ササッ

○○○○提督「そんな隠れるなって、まだ何もしてないだろ?」

蒼龍「何しに来たのさ・・・提督」

○○○○提督「・・・今までの事、謝りに来たんだよ」

蒼龍「・・・はい?」

○○○○提督「ほら、俺ってばちょっとアレなことしすぎただろ?」

○○○○提督「君たちが本気で嫌がってるってやっと気が付いたんだ・・・」

○○○○提督「だから・・・もうやめておこうかなってね・・・俺もいい年だしさ・・・」

潮(さっきの会話・・・聞かれてたのかな・・・?)

蒼龍(もうしないっていうなら・・・憲兵に出した被害届を取り下げてもいいんだけど・・・)

蒼龍「ほ、本当に・・・もう私たちに○○○○しない・・・?」

○○○○提督「しない。絶対にだ」



101: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:38:35.69 ID:Va7SU1++0
蒼龍「中破したままの状態で放置したりもしない?下着盗んだり、風呂覗いたり、部屋の鏡をこっそりマジックミラーに改造したりしない?」

○○○○提督「しない。金輪際もうやめだ」

蒼龍「・・・わかった。私たちも怒鳴ったりしてごめんなさい。仲直りしよっか」

潮「ご、ごめんなさい提督・・・」

○○○○提督「蒼○・・・!うしお(○○○)・・・!」

蒼龍「今何か聞こえたけど私の気のせいにしておくから・・・ほら、仲直りの握手」スッ…

蒼龍「ほら、潮も仲直りの握手しよ?」

潮「は、はい・・・」スッ…

○○○○提督「ああ・・・」スッ

   ズルッ

○○○○提督「おっと、手がすべったああああ!!」

     
       


蒼龍「」

潮「」

○○○○提督「すまない。手頃な手すりがあったもんでつい・・・」

蒼龍「あ・・・あんたって男はあああ!!」

○○○○提督「フゥッヘヘヘヘ!怒るなって。こんなのいつもに比べたら軽いスキンシップ程度だろ?」



102: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:39:25.67 ID:Va7SU1++0
蒼龍「もう!もう絶対に許せないんだからぁああ!!」スチャッ

○○○○提督「おっと、弓矢を取り出すんだったら・・・俺も武器を出して抵抗しなきゃな?」バッ

蒼龍「うわあああ!いきなり全裸にならないでよおおお!!」

潮「いやああああああっ!!!」

○○○○提督「どうした!!よく見ないと相手に当たらないぞ!」スタスタ…

蒼龍「こないでええええ!私が悪かったから!!なんでもありませんでしたって手紙書くからああああ!!」ビエエエ

○○○○提督「やっぱり届け出出してやがったか!!もうおせーよ○○○共!俺はお終いだ!こうなったらヤケだ!」

潮「うわあああん!いやだよおおおお!ごな゛い゛でえええええ!!」ボロボロ

○○○○提督「うるせーっ!大体なぁ、そんな体してたら○○○○しないほうが失礼なんだよ!」

○○○○提督「目の前にある芸術品を見ないのは作った人に失礼だろが!」

○○○○提督「出された最高級のステーキを食べもせず捨てるのも勿体なくて失礼だろ!?同じだ!わかるかァ!?」

○○○○提督「さぁ!目に焼き付けろ!」



103: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:40:12.56 ID:Va7SU1++0
蒼龍「そんなもの潰れちゃえばいいのにぃいいい!!」ガタガタ

○○○○提督「ほら、だったらその矢で射抜いてみろよ!ホラ!ほらほらほらほら!」スタスタ…

○○○○提督「潰してみやがれええ!!」

蒼龍・潮「だれかああああああ!!」



  「言ったな?言質はとったぞ」


   パリィインッ!


○○○○提督「!?」

長門「くらええええええ!!」グッ

    ドッゴォッ

○○○○提督「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

    ガシャーンッ!

○○○○提督「ぐえっ・・・」ドシャァ…

長門「間一髪だったな。大丈夫か?もう安心しろ。悪は滅びた」

蒼龍「あ、ありがとう・・・ございま・・・」

長門「おっと、二人とも目を開けるのも、こっちを見るのもまだやめておいた方がいい」

長門「T、聞こえているか?私も見たくないからあなたがやってくれ」

提督『俺もやりたくないがな・・・了解だ』



104: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 22:42:03.27 ID:Va7SU1++0
......
....
..
.



○○○○提督「うぐ・・・あ?なんで執務室に縛られてるんだ?」

○○○○提督「あぁっ!部屋中に貼ってあった極上ポスターが全部はがされてるじゃねぇか!どうなってる!」

提督「それらならすべて引っぺがして窓から捨てて燃やしたよ・・・!」

○○○○提督「は・・・はぁ!?だれだおめーは!?」

長門「ようこそド変態。ここはもう執務室ではない・・・」

長門「貴様の懺悔室だ・・・!」

○○○○提督「・・・ッ」ゴクリ

○○○○提督「お、お前は一体なんだ?なんなんだその姿は?威嚇の衣装か?」

長門「威嚇で済めばいいがな・・・」バキボキ…

○○○○提督(もう一人の男もすさまじく高圧的な見た目だし・・・一体なんなんだよ・・・?)

○○○○提督「触るのは好きだが触られるのはあんまり好きじゃなくてね?お手柔らかに・・・なっ?」

提督「それはお前のこれからの態度による。お前はなぜこんなすぐばれるようなことをした?しでかす前に頭で一度は考えなかったか?」

○○○○提督「>>105」



105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/27(火) 22:43:54.90 ID:mADCN7sKo
本能の前では理性など塵も同然よ


110: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 23:19:06.84 ID:Va7SU1++0
○○○○提督「ふっ簡単なことよ・・・」

○○○○提督「でもその前に言わなきゃならないことがあるんだ・・・このままじゃ体がやばい・・・」

提督「・・・なんだ?」

提督(縛り方をまちがえたか?)

○○○○提督「右の・・・右のタマの位置がよくないんだっ・・・さっき殴られた衝撃で上がり切っちまったのかも・・・責任取って、そこのマスクした良いスタイルのお嬢ちゃんに直してもらえねぇかな!?」

提督「オラァ!」ドゴッ

○○○○提督「ぐおおおおおっ!せめてあの女に殴らせろよぉ!!」

長門「正真正銘、史上最低の男だな。貴様・・・」

○○○○提督「ほらな!?ハハッ、こんな状況でも俺はこんな言葉が出てくる!!ハハハ!」

○○○○提督「本能さ!フフフヘヘヘッ、これが最も強い本能なんだよ!!本能の前では理性など塵も同然さ!ハハハ!!」

長門「今まで見てきたどんな深海棲艦よりも嫌悪感を感じる・・・!」

提督「吐き気がしてきた」

○○○○提督「ところで・・・俺のかわいいお肉ちゃんたちはどこに行ってしまったんだ?」

○○○○提督「おぉーーーい!!扉の前にいるのかぁ!?返事をしてくれよーーー!!」ガタッ ガタッ ガタガタッ

長門「暴れるな。あの二人なら・・・もうあんたに完全に愛想を尽くしたみたいだ。どうしてほしいかだけ答えて安全な場所に退避させた」

○○○○提督「最後に一突き・・・じゃねぇや、一目みときたかったのになぁ・・・」

○○○○提督「で・・・“どうぢてほしいか”ってなんの話だ?あのこたち自身の事?それとも・・・」

長門「察しがよくて助かるよ。あぁ、お前をどうするかだ」

○○○○提督「お・・・おいっ・・・マジで罰なんか与えるつもりなのか?」

>>111

○○○○提督を許すか許さないかの選択、また、どんな罰で償わせるかをお願いします
※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/27(火) 23:20:14.91 ID:XZkKFMzzo
ギルティ!


115: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/27(火) 23:37:54.97 ID:Va7SU1++0

長門「貴様はもう・・・何を言っても無駄だ・・・!死ぬほど後悔する目に合わせてやる」

○○○○提督「勘弁してくれよ!!ただの○○○○だろ!?なぁ!?」

提督「許しはお前が傷つけたあの二人に請え」

提督「冷たい牢獄の中で・・・貞操帯をガッチリと付けた状態でな!!」グイッ!

○○○○提督「離せぇええ!いやだ!冗談じゃないぞ!」ズルズル

○○○○提督「○○○に罪はねぇええ!!」ズルズル

提督「諸悪の根源だろうが!!」

○○○○提督「いやだああああ!やめてくれれぇええええええ!!」ズルズル...

○○○○提督「くそがぁああ!もっと早く手をだしときゃ----」

       

          バタン....



116: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 00:06:01.67 ID:UioAnjEB0
......
....
...
..
.

憲兵基地前



提督「最後の最後まで救いようのないやつだったな・・・」

長門「あの二人はどうする?」

提督「あんなことがあった後だったんだ。男の俺が出るべきじゃない、君が行ってくれ」

長門「ああ、了解だ」



    スタスタ...


潮「あっ・・・あの時の・・・」

長門「もう大丈夫か?」

蒼龍「おかげさまで・・・」

蒼龍「あの、この度は本当に・・・ありがとうございました」

長門「いいんだ。当然のことをしたまでだ。今までつらかっただろう?よく耐えたな」

潮「こわかったよぉお・・・」

長門「大丈夫だ・・・大丈夫・・・もう安心していいぞ」ポン

潮「えっと・・・あなたも・・・艦娘なんですか?」

長門「それは・・・すまないな。答えられない」

潮「ご、ごめんなさい・・・でも・・・艦娘でも、艦娘じゃなくても・・・」

潮「潮は・・・あなたみたいな・・・人の前に立って・・・守ることができる人になりたいです」

蒼龍「私も・・・いつかあなたみたいな人になりたいな」

長門「なれるさ・・・必ずな」




117: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 00:36:08.50 ID:UioAnjEB0
......
....
..
.

長門達の基地


青葉「はぁー・・・今回はある意味今までで一番最悪でした」

明石「そうですね・・・ドローンを執務室に侵入させるや否やその場で自爆させようかと思いましたよ」

提督「あれ全部はがしたのも、全裸で気絶するあいつに服着せたのも俺だったんだからな・・・?」

長門「その辺は・・・申し訳なかった。提督」

提督「困ったときはお互い様だ・・・」

明石「て・・・提督は・・・ああいうポスターとかに興味は無かったんですか?」

提督「・・・本能はちゃんとコントロールできる。心配しなくても、君たちにそんな目はむけないさ」

青葉(あ、無いわけではないんですね)

提督「今回はギリギリだったうえに、彼女たちの精神状態もひどかった。ただの○○○○だと見くびっていたよ」

提督「もう何が来ても、油断も侮りもしない」

長門「だな・・・次はなんだ?鬼でも蛇でもなんでもござれだ」

青葉「そうですね・・・危なそうなのは・・・」


↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数化)




118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/28(水) 00:38:01.74 ID:tXaAAYwho
提督が駆逐艦を子ども扱いして出撃させてくれない


122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/28(水) 00:39:50.93 ID:MIYuCVEzO
睦月水無月


129: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 22:37:15.26 ID:UioAnjEB0


ピピピッ ピピピッ ピピピッ


青葉「!」

提督「この音は・・・!」バッ

明石「睦月ちゃんからの救難信号ですね・・・!」

長門「あの腕時計型の奴か!」

青葉「そんな・・・!あそこには新しい司令官が配属されたばかりですよ・・・!」

提督「発信源は?」

明石「元捨て艦提督鎮守府の資材置き場です」

長門「そこに来てくれということか」

提督「よし、直ぐ向かおう。青葉はまた鎮守府の内部の調査を頼む」

青葉「うわぁ・・・またあそこの鎮守府を覗くことになるなんて・・・」カタカタ...



130: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 22:37:45.51 ID:UioAnjEB0
......
....
..
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長門達出動より数刻前・・・


元捨て艦鎮守府 会議室 




新提督「作戦会議は以上。各自解散してくれ」

   ワイワイ...
ゾロゾロ...


新提督「さて・・・作戦計画書をまとめるか・・・」

水無月「ちょっとまった司令官。あのさ、今・・・話できるかな?」

新提督「水無月か。どうした?」

水無月「どうしたもこうしたも、どうして水無月達・・・というか、駆逐艦全員になんの仕事もないの?」

島風「ふっまーん!わたし、ここしばらくずっと出撃してないんだけどー?」

新提督「ははは、君たち子供にはまだ戦場は早いよ。訓練しててくれ」

島風「もー!私たちだって戦えるのにー!子供扱いはやめてよー!」

睦月「そ、そうですよー!訓練ばかりじゃかえって鈍っちゃうにゃしぃ!」

水無月「せめて資材集めでもいいから何かさせてよ!」

新提督「駄目なものはだめだ。君たち駆逐艦は訓練!もう決定している。それじゃ俺は計画書をまとめるから、解散解散」

       スタスタ...

水無月「そ、そんなぁ・・・」

島風「つっまんなーい・・・」

睦月「なんかおかしいよ・・・こんなの・・・」


131: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 22:38:17.10 ID:UioAnjEB0
......
....
..
.



現在

元捨て艦鎮守府 倉庫



睦月「・・・」ソワソワ...

長門「我々を呼んだか?」

睦月「ひゃあああああ!?」ビクゥッ

提督「後ろから声をかけてすまないが、落ち着いてくれ。正面から入っていくわけにはいかなかったんだ」

提督「俺達を覚えているか?あの時君たちを助けた二人だ」

長門「少し・・・見た目が変わっているがな」

睦月「すいません、叫んじゃって・・・ビックリしちゃいました・・・」

提督「無理もないさ。それで・・・一体どんな目にあわされているんだ?」

睦月「えっと・・・その・・・」

睦月「新しい提督さんは・・・優しそうなのにゃ・・・でも・・・」

睦月「でも、睦月含めて・・・この鎮守府にいる駆逐艦全員を出撃させてくれにゃいんです・・・」

提督「それは・・・みんな何も言わないのか?」

睦月「いいました・・・でも駄目なんです。絶対に許してくれないのにゃ・・・理由も聞かせてくれにゃいし・・・」

長門「・・・謎だな」

提督「相手が悪党なのかどうかわからない以上、尋問するわけにもいかないな・・・」

提督「A、何か手はないか?」

青葉『それって青葉の事ですか?それとも明石さんの事ですか?』

提督(しまった・・・どっちも頭文字はAか)

提督「・・・デザイナーの方だ」

睦月「・・・?」

明石『私ですね!えーっと・・・長門さんのスーツの右腕には、自白剤が仕込んであるんですよ』

長門「なんでそんなものが・・・いや、今はいい。それで?」

明石『その自白剤、直接打っても飲ませても効くんです。なので、こっそりそれを飲ませるってのはどうでしょう?』

提督「なるほど・・・」

長門「あの鎮守府に潜入して中にいる提督に薬を飲ませるのは中々骨だぞ。どうする?」

提督「それなら・・・」

睦月「・・・?どうしたんですか?」

提督「睦月君、君に頼みたいことがあるんだが・・・」

睦月「・・・えっ?」



132: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 22:45:07.27 ID:UioAnjEB0
......
....
..
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元捨て艦鎮守府 執務室




  コンコン


新提督「はいってくれ」

睦月「失礼するにゃぁ、提督!」

新提督「お、睦月か。どうしたんだい?」

睦月「お、お茶とお菓子持ってきたから、食べないかにゃー?」

新提督「それは嬉しいな。是非もらうよ」

睦月「はい、どーぞ♪」コトッ

新提督「ありがとう」ズズッ...

新提督「・・・あれ・・・?なんか眠く・・・酔った・・・?」

睦月「き、聞こえますか・・・?飲ませましたよ?」

提督『上出来だ。よくやった』

睦月「えへへ・・・ありがとにゃぁ」

提督『さて、早速だがそこの提督にいくつか質問してくれ』

睦月「は、はい・・・て、提督!ちょっと答えてほしいことがあるんですけどっ・・・!」

新提督「うーん・・・?なんだい・・・?」

睦月「えっと・・・どうして睦月たち駆逐艦を・・・出撃させてくれないんですか?」

 
   新提督が出撃をさせない理由とは・・・?

↓3 の中で最もコンマの高いものを採用



135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/28(水) 22:49:03.39 ID:PebzFjIt0
自分の子供が戦争で亡くなったから


137: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/28(水) 23:28:32.58 ID:UioAnjEB0


心配性提督「ほらだって・・・君たちの見た目が子供だからさ・・・」

睦月「えっ・・・?」

心配性提督「戦わせるのに・・・どうしても抵抗があるんだよ・・・」

睦月「あの・・・それが・・・理由・・・なんですか?」

心配性提督「あぁ、そうだよ。ただ、君たちが戦うというのがどうにも・・・見てられないのさ。怖くて」

睦月「・・・」

長門『提督・・・これは・・・』

提督『ブラックではないが・・・提督として少し問題があるな・・・気持ちは分からなくもないが・・・』

提督『睦月君。彼はどうやら単純に君達が心配なだけのようだ。俺たちが出る幕はおそらくない』

睦月「安心したような・・・より困るような・・・不思議な気分にゃしい・・・」

提督『そういうときは・・・怒れ。全力でその提督にぶつかるんだ』

睦月「え・・・えぇぇえ!?そ、そんなことをしたら・・・」

提督『大丈夫だ。不満は強く遠慮なしに言ってやれ、でなきゃ何も変わらない。そこの男が目を覚ますこともない』

提督『信頼も友情も、時にはぶつかり合ってこそ強くなる。怒りというのは、自分の心の底をさらけ出してくれるからだ』

提督『そこに裏も表もない。そこの心配性の男だって、きっと真っ向からぶつかってくれるさ。そういう優しさを持っている男に・・・俺は思える』

提督『それでも駄目なら・・・俺たちがまた対処する・・・今回のような形ではなくな』

睦月「・・・わかりました。色々と・・・ありがとうございました」

提督『ああ、無事な様でよかった。君たちの検討を祈っているよ』

睦月「はい!」

心配性提督「睦月・・・?誰としゃべっているんだ・・・?」

睦月「なんでもないです!提督!あの、後で話があるんですが・・・!」


138: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 00:00:33.09 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
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長門達の基地 


明石「ブラックになってなくてよかったですねー!」

青葉「救難信号が来たときは何事かと・・・ま、青葉たちの出番がないっていうのは、きっと良い事なんでしょうねー♪」

長門「どちらかといと問題は、人選ミスした上層部だろう。失礼だがあの男は・・・あの鎮守府の後釜に座れる器には思えなかったぞ」

提督「大器晩成という言葉があるだろう。まずは信じてみようじゃないか」

長門「・・・で、あなたが言った“対処”というのは・・・なんなんだ?」

提督「コスチュームを着た男ではなくて・・・“提督”として話すことさ」

長門「なるほどな」

青葉「そろそろ・・・青葉たちにコードネームが必要じゃないですか?頭文字がかぶってるので・・・」

明石「私はさっき提督が言ってくれたデザイナーって名前、気に入ってますよ!私の事は今後デザイナーと呼んでください!」

青葉「いいなぁー・・・青葉もなにか名前が欲しい・・・」

提督「そのうちな・・・何か考えておくよ」

青葉「約束ですよ!」

青葉「さーて、それじゃ次の仕事に取り掛かりますかぁ!」


↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します。

 ブラック鎮守府がきまった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘をお願いします


120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/28(水) 00:38:45.29 ID:Zm+qF2CH0
提督が見ていないとこで、阿賀野型達からの過剰な虐め


142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/29(木) 00:03:37.21 ID:iMSZRyzHO
皐月


151: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:16:25.03 ID:ycVyKMqP0
青葉「司令官、なんだか他とは違った感じの文面のものが・・・」

提督「どういうことだ?」

青葉「どれもその鎮守府の司令官に対しての注意書きがあるのに・・・これには・・・」

明石「・・・まさか」

青葉「『演習中に艦娘同士の様子がおかしかったとの報告アリ。提督よりも艦娘同士の不仲による虐め等のトラブルの可能性を考慮されたし』・・・」

提督「なるほどな・・・そういうタイプか・・・」

長門「艦娘の方に原因がある鎮守府か、そこの指揮官は把握しているのだろうか?」

青葉「対処していないのであれば・・・おそらく把握していないでしょう。何はともあれ調べてみなきゃ・・・」

提督「よし、そうと決まれば青葉は情報収集を頼む」

青葉「まっかせてください!」

青葉「さーて、いじめっ子は誰かな?・・・」カタカタ...



152: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:20:17.48 ID:ycVyKMqP0
.......
....
..
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虐め鎮守府 会議室





皐月「・・・」

皐月(作戦会議をメモするためのメモ帳や筆記用具が全部なくなっている・・・鞄に入れといたのに・・・)

虐め鎮守府提督「どうしたの?皐月。ボーっとして。なにかあった?」

皐月「えっ・・・?いや、なんでもないよ!」

虐め鎮守府提督「しっかりしてよ?大事な会議中なんだから」

皐月「ご、ごめん・・・」

 クスクス...

皐月(また・・・か。しょうがない。スマホでこっそり録画しよう)スッ...


    ピンポーンッ!


皐月「ッ!?」ビクッ

虐め鎮守府提督「・・・皐月?今が本当に会議中だってわかってるの?」

皐月(な、なんでスマホの通知音がこんなにデカく!?サイレントにしてたはずなのに!)

阿賀野「皐月・・・駄目でしょ?スマホの電源は切っておかないと。ねぇ?提督さん??」クスクス...

皐月(阿賀野さんが鳴らしたくせに・・・!しかも・・・!)

虐め鎮守府提督「もう・・・一体だれがこの子にLINEを飛ばしたのよ」ヒョイッ

皐月「あっ!」


スマホの通知画面《睦月:元気にしてるかにゃぁ?》


虐め鎮守府提督「あら?別鎮守府の睦月から?・・・姉妹で連絡とるのはいいけど。せめて会議が終わってからにしてね?」

皐月(違う・・・!それは阿賀野さんのなりすましだよ・・・画像も名前も変えているんだよ・・・)

虐め鎮守府提督「皐月。聞こえてる?わかったの?」

皐月「・・・うん・・・わかった・・・気を付けるね・・・」

能代「フフッ・・・」クスクス...

皐月(どうせ言っても・・・信じてくれないよなぁ・・・阿賀野さん達は、司令官をよくお茶とかに誘って仲良さそうにしてるし・・・)

皐月(どうしてボクが・・・イジメられるんだろ・・・?)

加賀「・・・」


154: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:26:05.29 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
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虐め鎮守府 廊下



トボトボ...


皐月(結局・・・会議の内容頭に入ってこなかったなぁ・・・どうしよう・・・)トボトボ...


    ドンッ


皐月「痛っ!」ドシャッ

矢矧「・・・」スタスタ...

皐月「ち、ちょっと!痛かったんだけ・・・」

矢矧「・・・」ジロッ

皐月「うっ・・・ご、ごめん・・・」

矢矧「・・・雑魚ね」ボソッ

皐月「ッ!」

矢矧「・・・」スタスタ...

皐月(もういやだ・・・もう・・・いやだ・・・)ジワッ...


    ドンッ!


矢矧「ぐっ!?」ドシャッ



















加賀「あら、ごめんなさい。小さくて見えなかったわ」


155: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:28:00.76 ID:ycVyKMqP0

矢矧「なっ・・・?」

加賀「それじゃ」スタスタ

矢矧「待ちなさいよ!何か一言・・・!」

加賀「な に か し ら ?」ギロッ

矢矧「ッ!?」ゾッ

加賀「どうしたの?そんな顔で見られてもわからないわ。用が無いなら部屋に戻ったら?」

矢矧「くっ・・・」ジリ...


  ダッ
    タタタ...


加賀「・・・弱いわね」

皐月「・・・」ポカーン...

加賀「・・・そんなとこで座っていたら、スカートが汚れてしまうわ。ほら、立ちなさい」スッ...

皐月「あっ・・・ありがとう・・・」グイッ

加賀「・・・皐月さん、あなた・・・虐めを受けているのね?」

皐月「!」

皐月(受けてる、助けてって言いたいけど・・・でも・・・加賀さんに頼ってるのがバレたら・・・悪化するかもしれない・・・加賀さんにも迷惑がかかる・・・)



156: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:28:56.74 ID:ycVyKMqP0

皐月「いや・・・そんなことないさ!きっと矢矧さんもたまたまぶつかっちゃっただけなんだよ!大丈夫だから!」


      ガシッ


皐月「・・・・加賀・・・さん?肩がちょっと痛いよ?」

加賀「もう一度・・・私の目を見て大丈夫と言ってみなさい」

皐月「だ・・・大丈夫・・・」

      ポロッ...

皐月「あ、あれ・・・?」ポロポロ...

加賀「・・・本当に・・・大丈夫なの?」

皐月「うっ・・・うぅっ・・・」ボロボロ...


      ギュッ


皐月「・・・!」

加賀「きっと、あなたは今、迷惑かかるだろうとか、バレるのが怖いって考えたのでしょう?」

加賀「でも安心して。私は絶対に迷惑だなんて思わないし、バレたところで問題なんてないわ」

皐月「うあぁ・・・」ボロボロ...

加賀「あんな卑劣な真似は絶対に許さない。私があなたを守るから。だからもう・・・大丈夫よ」

皐月「うわああああああ!!」ガバッ

皐月「ボクっ・・・ボクずっと怖かったんだ!苦しかったんだ!でも・・・でも誰にも言えなくてっ・・・!言えばもっとひどくやられると思って・・・!」ボロボロ...

加賀「大丈夫よ、大丈夫・・・」ギュゥゥ...

皐月「ありがとう・・・ありがとおぉ・・・」



157: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:32:52.03 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
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翌日 虐め鎮守府 食堂






加賀「・・・」モグモグ

皐月「・・・」モグモグ

皐月(昨日の事、きっと姉妹全員に伝わってるはず・・・不安だなぁ・・・)

皐月(加賀さんに迷惑が掛からなければいいんだけど・・・)


    バシャッ


皐月「!」

加賀「・・・」ポタポタ...

能代「きゃあああ!ごめんなさい!お水かけちゃった!今拭きますから!本当にごめんなさい!?」スッ...

加賀「いえ結構です。自分でやるので」フキフキ...

加賀「あなた・・・演技上手いのね?」

能代「・・・?良くわからないけど、とりあえずごめんなさい?」

能代「あっ、皐月さんもちょっとかかっちゃったみたいね。今拭いてあげるから」スッ...

皐月「いや・・・全くかかっていないから・・・」














能代「あなたのせいで、加賀さんもひどい目に合うわ?あなたのせいよ?ひどい人ね?辛いからって他人も巻き込もうだなんて・・・?」ボソッ...

皐月「ッ!」

加賀「何しているのかしら?」

能代「本当に水がかかってないか確認しただけですよ?うん、大丈夫みたいですね?それでは、ご迷惑おかけしました」


      スタスタ...


皐月「・・・」

加賀「何て言われたの?」

皐月「えっ?」

加賀「今、なにか言われたのでしょう?さすがに分かるわ」

皐月「・・・うん、ボクのせいで加賀さんも嫌がらせにあう、他人を巻き込むなんてひどいって・・・」

加賀「成る程。そういう魂胆ですか・・・」

加賀「最低ね・・・許せないわ」スッ

皐月「か、加賀さん?どこに・・・」

加賀「そこで少し待っていなさい」スタスタ...


158: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:34:34.51 ID:ycVyKMqP0

      
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阿賀野「あ、来た来た。ごめんね能代、あれは痛い思いさせちゃいそう」

能代「気にしないで、阿賀野姉ぇ。酒匂、タイミングはよさそう?」

酒匂「ちゃんと呼んだよー!」

矢矧「ふふっ楽しみね」


加賀「・・・」スタスタ...

加賀「能代さん、ちょっと立ちなさい」

能代「はい、どうかしまし---」スッ


    バシンッ!


能代「ッ!!」ビリビリ...

阿賀野(うっわぁ、後で能代になんかおごったげなきゃ)

能代「か・・・加賀さん・・・?なんで・・・?」

加賀「演技しても無駄よ。人のせいにして、まるで自分は悪くないとでも・・・のたまうつもりですか。恥を知りなさい!」

加賀「金輪際、あの子に付きまとって陰湿な嫌がらせをするのをやめなさい。でなきゃ、次はもっと・・・」



      「加賀ッ!」



酒匂「・・・」ニヤ...

虐め鎮守府提督「加賀っ!あんた何やってるよ!?一体どうしちゃったの!?」

加賀「・・・提督、この姉妹艦たちは揃って皐月さんを虐めているのよ。あなたも何か言ってあげて頂戴」

虐め鎮守府提督「そんな・・・そんなはずないでしょ・・・この子たちがそんな・・・」

能代「・・・」ポロポロ...

虐め鎮守府提督「ちょっと能代、大丈夫?」

能代「いえ・・・ただちょっと、仲間に叩かれたのがショックだっただけで・・・能代がさっきお水をかけてしまったのがいけないんです・・・」

虐め鎮守府提督「お水をかけた・・・?」

酒匂「うん、さっき歩いてるときにね、つまづいて能代姉が加賀さんにお水かけちゃったの!」

阿賀野「能代はずっと謝って、ハンカチで拭こうとまでしたのに・・・」

虐め鎮守府提督「加賀あんた・・・そんな理由で能代をたたいたの?」

加賀「違・・・私は、皐月さんが・・・」

虐め鎮守府提督「あとで執務室に来なさい。話はそこで聞くわ」

加賀「・・・」


  クスクス...
クスクス... クスクス...
クスクス...


加賀(この子達・・・!)ゾッ



159: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:35:37.50 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
.


長門達の基地



青葉「あぁーっ!青葉みちゃいましたよ!」

提督「どうした?何があった?」

青葉「加賀さんが、能代さんをひっぱたいたんですよ!」

明石「あ、あの加賀さんが?」

長門「・・・録画はしてあるか?」

青葉「もちろんです」カタカタ...



モニター < ハイ、ドウカシマシ...  バシンッ



明石「き、強烈・・・」

提督「これは・・・。青葉、どんな些細なことでもいい、何か変わったことはあるか?」

青葉「特には無いんですが・・・昨日から加賀さんと皐月さんが一緒に行動していますね」

提督「長門、どう思う?加賀が水をかけられただけで暴力を振るうようなやつに見えるか?」

長門「あり得ないな。加賀とは昔あったが・・・態度は冷たくとも義に厚く、思ったことはハッキリと言う。陰湿な真似などからは最も遠いタイプだ」

明石「私も変だと思います。仮に加賀さんが陰湿ないじめを行っているとして、いきなりこんな行動に出るなんてのはおかしいです」

青葉「あ、ちょっと待ってください・・・能代さんがたたかれた辺りの映像をもっと拡大してみます・・・」

青葉「・・・司令官、画質が荒くてわかりにくいですが・・・他の姉妹艦たち・・・笑っていませんか?」

明石「ほ、ほんとだ・・・確かに、笑っているように見える・・・姉妹がたたかれてるのに・・・」

青葉「謎が深まりますね・・・」

提督「よし、加賀と皐月、阿賀野達に絞って良く観察してみよう。なにか分かるかもしれない」




160: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/29(木) 23:41:08.65 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
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虐め鎮守府 執務室前



  ガチャッ...


阿賀野「あっらー?加賀さん。奇遇ね」

加賀「阿賀野さん・・・どうしてここに?」

阿賀野「特に?たまたま通りすがっただけだよ♪」

加賀「・・・」

加賀「私の言うこと・・・何一つ信じてもらえなかったわ。あなた達、相当提督との信頼関係が厚いのね」

阿賀野「だって阿賀野実際何かした覚えないしぃ~?」

加賀「・・・いつか」

阿賀野「ん?」

加賀「いつか必ずあなた方に報いが来るわ。絶対に」

阿賀野「フフッ・・・何を言うかと思ったら・・・フフフ・・・」

阿賀野「わたしには何の証拠もないし、今の周囲があなたを見る目は大変だよ?これから生き辛くなるんじゃない?」

加賀「周りが私をどう思おうと構わないわ。でも、あの子を虐めていたあなた方だけは・・・絶対に許さないわ」

加賀「例え提督が許そうとも・・・ね」

阿賀野「わっかんないなー。なんでそんなにあの子をかばうの?恩でもあるわけ?」

加賀「それがわからない時点で、あなたは人として最低レベルよ。今ここにいるのも、私を嘲笑うためでしょう?」

加賀「あなたはもう落ちるところまで落ちてる。心の底まで醜い悪よ」

阿賀野「加賀さんこそ、状況も立場もわからない醜い馬鹿にしか見えないけどー?」

阿賀野「ま、いいわ。あなたが立ち上がっても何も変わらないもん。皐月がより傷つくだけ」

阿賀野「せいぜい頑張ってね?正義の一航戦さん?明日からは楽しい鎮守府生活が待ってると思うから♪」スタスタ...

加賀「・・・」



164: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 22:59:57.75 ID:/ct59TQz0


......
....
..
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長門達の鎮守府



青葉「司令官、ようやく見つけましたよ・・・!」

提督「何がわかった?」

青葉「阿賀野型です・・・彼女たちが元々皐月さんに対して悪質ないじめを行っていたそうです」

青葉「それを見かねた加賀さんが阿賀野型の姉妹たちに対して立ち上がったみたいですが・・・」

提督「食堂での事件か?」

青葉「ええ、でも・・・あろうことか、それを逆手にとって自分たちは被害者、はたから見たら加賀さんが悪者に見えるように仕立て上げたようです」

青葉「鎮守府の司令官とも相当仲がいいみたいで・・・監視カメラ越しに聞きましたが、執務室内部での加賀さんの講義に対しては、『ありえない』『そんな子ではない』と全く聞く耳を持っていませんでした」

提督「信頼関係すらも利用するか・・・」

明石「ひどい・・・」

長門「ここまでの外道もそうそういまい・・・!」

提督「こういう複数での虐めの場合は、必ず牛耳っている奴がいるものだ。誰だ?」

青葉「おそらく阿賀野さんだと思われます。声が小さくてあまり聞き取れませんでしたが、阿賀野さんがそれらしきことをしゃべっていました」

提督「分かった。すぐに向かおう、阿賀野を押さえれば止まるはずだ。良くやった、オーバーウォッチ」

青葉「それ・・・青葉の新しいコードネームですか?」

提督「不満か?」

青葉「司令官・・・帰ってきたら青葉と結婚しましょう」

提督「変なフラグを立てようとするな・・・長門、いそいで着替えるんだ」

長門「了解だ」


165: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:01:24.02 ID:/ct59TQz0
......
....
..
.


虐め鎮守府 皐月の部屋





皐月「・・・うぅ」グスッ...

皐月(ボクのせいで加賀さんが・・・!)

  ヴーッ ヴーッ

皐月「着信・・・?」

皐月「はい・・・だれ?」

阿賀野『キッラリ~ン☆阿賀野でーっす!元気?』

皐月「あ・・・阿賀野さん・・・?」

能代『能代達もいますよ~♪』

阿賀野『ビックリした?』

皐月「ど、どうして電話を・・・?」

阿賀野『今から面白いことが起こるから~それのお・し・ら・せ♪』

皐月「面白い事・・・?」

阿賀野『あなたの大親友である加賀さんがこの鎮守府から消える・・・なんて面白どう?』

皐月「そんな・・・!お願い!加賀さんには何もしないで!ボクが悪かったから!」

皐月「お願い・・・お願い・・・!」

阿賀野『そうだよねぇ~全部、全部全部全部君が悪いもんね?』

阿賀野『君が加賀さんに言いつけたおかげで、私の妹はたたかれるし・・・』

能代『痛かったなぁ~~~・・・』

阿賀野『私も、“絶対許さない”だなんてこわーい言葉を掛けられちゃったんだぁ・・・』

皐月「グスッ・・・ごめんなさい・・・」

矢矧『泣かれると困るわ・・・私達が悪いみたいじゃない』

酒匂『ねぇねぇ、皐月ちゃん、もしあなたが何も悪くないのに怒られたり、叩かれたりしたらどう思う?』

酒匂『しかもその人は自分じゃ何もせず、自分より強い人に泣きついてそういうことをやらせてるとしたら・・・どーおもう?』

皐月「・・・」グスッ...グスッ...

阿賀野『無視しないでよ!!』

皐月「ひっ・・・!卑怯だと・・・おもう・・・」

阿賀野『でしょ~?そういうことを、皐月はしてきたんだよ?』

阿賀野『周りからしたらどうだと思うかな?』

皐月「・・・ゆるせないとおも・・・う」

阿賀野『そんな許されない皐月が、一体どうやったら許されると思う?』

阿賀野『一体どうやったら・・・みんな満足するとお・も・う?』

皐月「き・・・消え・・・れば・・・」

阿賀野『お、気が付けたの?偉いねー!皐月えらいよー♪』

皐月「う・・・ぁ・・・」ポロポロ...


166: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:08:13.27 ID:/ct59TQz0







      ガチャッ



加賀「皐月さん、心配だから見に来たのだけれど・・・」

皐月「か、加賀さん・・・!」

加賀「酷い顔よ・・・?どうしたの?」

阿賀野『あっりゃぁ・・・大親友の加賀さんが来たの?』

皐月「な・・・なんでもないよ!携帯小説をみてたんだよ・・・!」

加賀「嘘は良くないわ・・・その携帯電話を渡しなさい」

阿賀野『いいんじゃない?渡してあげたら?』

皐月「・・・」スッ...

加賀「誰かは分かっているわ。卑劣艦達」

阿賀野『おぉっ、座布団一枚!』

加賀「・・・で何故電話してたのかしら?」

阿賀野『あ、それなんだけどねー、皐月さんはさっき自分で鎮守府から消えるって言ったんだよー♪』

加賀「・・・なんですって・・・?」

皐月「・・・」

阿賀野『偉いよねぇ~~?妹が殴られたのも、あなたに暴言吐かれてわたしの心が傷ついちゃったのも・・・』

阿賀野『全部自分が悪いって認めてくれたんだー?』

加賀「とことん下衆ね・・・!」

阿賀野『あーあ、また傷ついちゃったなぁー?か・が・さん?』

阿賀野『ほらほら~皐月が自分から消えるって言ったんだから、あなたもそれに習って---』

加賀「消えるのはあなたたちよ」ブチッ

加賀「皐月さん、そこで少し待っていて下さい」スタスタ...

皐月「加賀さん?・・・どこへいくの?」












加賀「ケリをつけてくるわ」



167: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:10:45.63 ID:/ct59TQz0
......
....
..
.


長門達の基地



青葉「司令官!非常にまずいです!!」

提督『どうした!?』

青葉「阿賀野さんの目的がわかりました!彼女は加賀さんを煽ってわざと復讐させ、その計画者と実行者として皐月さんと加賀さんをまとめて鎮守府から消すつもりです!」

提督『時間はまだありそうか!?』

青葉「加賀さんが弓矢を持って阿賀野型の部屋に向かっています!司令官!急いでください!」

提督『クソっ・・・間に合え・・・!』




168: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:12:45.21 ID:/ct59TQz0

.......
....
..
.


虐め鎮守府  阿賀野型の部屋



   

    バァンッ!


阿賀野「ドアはもっと静かに開けるべきだと思うなー?」

加賀「・・・」スッ

酒匂「ぴゃぁ?なにそれ、テープレコーダー?」

加賀「あなた方には・・・このテープレコーダーに罪の自供をしてもらいます」

加賀「どんなてを使ってでも・・・自供させるわ」

阿賀野「こっわぁ~~~い・・・」

能代「加賀さん。能代たちは何も悪い事してないんですよ?それなのに弓矢まで持ち込んじゃって・・・」

能代「丸腰の能代達をどうするつもりなんですかぁ・・・?」プルプル...


   ヒュンッ!
     ズドッ!


  「!!」

加賀「三文芝居はやめなさい」

加賀「次は・・・壁ではなくてあなたの耳を穿ちます・・・!」

加賀「さぁ、罪を認めて謝罪すると誓いなさい!そしたら・・・これを降ろすわ」ギリリ...

能代(ハッタリ・・・よね?)

阿賀野(テープレコーダーは・・・まだONになっていない・・・)



169: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:18:03.31 ID:/ct59TQz0

阿賀野「やればいいじゃないの。好きにしたら?」

加賀「・・・!」

阿賀野「射ればあなたは鎮守府から消えるよ?例え私たちが何かを言ってもね」

阿賀野「考え直したらどうなの?味方に矢を向けてる時点で取り返しがつかないってことわかってる?」

阿賀野「今すぐ引き返したら何も見なかったことにしてあげる。阿賀野は優しいからね♪」

阿賀野(ま、嘘だけど・・・☆それに、万が一阿賀野達を尋問して証拠を握ったとしても・・・提督は何とでも丸め込める・・・)

阿賀野「でも・・・明日からは皐月も、加賀さんもぉ・・・こわーい噂が立ってて変な目で見られるかもね?」

阿賀野「加賀さんは平気かもしれないけどぉ・・・皐月はどうかなぁ・・・?いなくなりたくなるんじゃないかなぁ・・・」

阿賀野「矢を射ればあなたは消える。ここから立ち去れば、この先皐月は耐えきれなくて消える・・・」

阿賀野「あれぇ・・・?あれあれぇ・・・?どっちにしても消えるしか・・・なくない!?」

加賀(よくも・・・よくも平気でこんなことが・・・!)

矢矧「弓を構えてかっこつけてるところ悪いんだけど~、あなたはもう完全に敗北しているんだよ?」

阿賀野「あ!!阿賀野良い事考えた!!」

阿賀野「加賀さんが『今まで阿賀野たちにしてきたことは全て勘違いでした、ごめんなさい』って精一杯謝ってくれたら・・・噂もなくなるかもしれないよ?」

酒匂「ぴゃぁ~~!阿賀野姉天才!」

阿賀野「ほら、そこに自前のテープレコーダーがあるじゃない?それで謝罪を録音してあげるから!ほらほら、謝る準備をしなよ!」

阿賀野「ほ ら は や く」

加賀「・・・あなたは怪物よ」

阿賀野「怪物ねぇ・・・?」

加賀「あなたの思い通りになるくらいなら・・・!」

加賀「私はあなた達を道連れに皐月を守る道を選ぶわ・・・!」

阿賀野(それがすでに思い通りってわかってないのかなー?)




   「加賀、君が犠牲になる必要はない」



170: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/30(金) 23:43:30.48 ID:/ct59TQz0

        

        フッ


酒匂「ぴゃああ!真っ暗!なになに!?」



        パッ



能代「明かりがつい・・・た?」

提督・長門「・・・」

阿賀野「!?」

矢矧「な・・・だ、誰なの!?」

長門「お前たちのような人の心を踏みにじり遊ぶクズに・・・罰を与えるものだ」

提督「加賀、君はもう下がってるんだ。あとは俺たちに任せてくれ」

提督「こいつらがした悪行は・・・全部知っている」

加賀「・・・全部?」

提督「皐月を虐めていたことも、君をけしかけて消そうとしたことも・・・すべてだ」

提督「君は良く勇敢に立ち向かった。もう大丈夫だ」

加賀「そう・・・なら・・・よかったわ・・・」スッ...

阿賀野(全部知ってる・・・?私達の考えも、やってきたこともすべて・・・?なんで・・・?)

長門「さて・・・阿賀野、能代、矢矧、酒匂・・・!何か申し開きはあるか?」

能代「あ、阿賀野姉・・・」

阿賀野「・・・」

阿賀野(第三者にすべて証拠を握られてるんじゃ・・・もうなに言ってもダメじゃん・・・)


  何故阿賀野はいじめを?

 
↓3の中で最も安価の高いものを採用

 今現在のストーリーの流れと完全に矛盾をしてしまうような安価はナシでお願いします




171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 23:45:08.71 ID:hZYDgCsn0
提督の一番のお気に入りになるため


175: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 00:41:02.93 ID:Z8gvQmDX0
......
....
..
.


   ガチャッ


加賀「連れてきました」

皐月「あ、阿賀野さんの部屋・・・?それに、知らない人が二人も・・・不思議な恰好で・・・」

加賀「事情は後で説明するわ。今は・・・阿賀野さんの話を聞きましょう。すべて話してくれるから」

皐月「全て・・・?」

阿賀野「・・・もう、話してもいいかな?この空気に耐えられないんですけど?」

長門「洗いざらいすべて話せ」

阿賀野「・・・阿賀野達はね・・・一番になりたかったの」

阿賀野「この鎮守府で一番提督に信頼される存在になりたかったの」

阿賀野「ウチの提督はいい人なんだよ?同じ女性で色々きがあって・・・。すこしだまされやすいけどね☆」

阿賀野「だから・・・努力した。演習や色々な任務をね。お茶に誘ったりもしたなぁ・・・」

阿賀野「今となってはとっても仲良くなったけど・・・でもね、それだけじゃ駄目だった」

阿賀野「阿賀野達以外に同率で一位になろうとするやつが許せなかった。阿賀野達が大好きな提督が同じく私達の事が好きって思えるのはね・・・とても優越感を感じることができたの」

阿賀野「それで・・・たまたま皐月が他の子より提督と仲良さげにしてたから・・・腹いせにやっただけだよ・・・」

阿賀野「皐月が提督に嫌われるように手回ししたつもりだし、うまくいったと思ったけれど・・・加賀さんが気付いて邪魔してきてね・・・」

阿賀野「ま、それからはあなた方が知ってるとおりよ?」

皐月「そんな理由で・・・ボクをいじめてたの・・・?」

皐月「ボクがずっと苦しんでいたのは・・・提督と仲良くなる為だったの・・・?」

皐月「なんで・・・たったそれだけであんな・・・・!」

加賀「呆れて物も言えない・・・!」

阿賀野「・・・そういうとおもった」

提督「さて・・・罪の清算の時間だ。阿賀野、能代、矢矧、酒匂。お前らは罪を償う必要がある」

阿賀野「え・・・?このまま提督に引き渡すなりで終わりじゃないの!?」

能代「どういうつもりですか!?」

提督「皐月、加賀・・・この四人に・・・何か仕返しをしたいか・・・?」


↓3 でこの四人を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください






177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 00:46:04.98 ID:Bagtu6Fc0
許さない、自分の提督に今までしてきたことを自分の口から伝えさせる


180: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 01:07:29.83 ID:Z8gvQmDX0

皐月「ボクは・・・ずっとずっと・・・苦しかったんだ」

皐月「悩んでいた・・・一体阿賀野さんたちに何をしてしまったんだろうって・・・」

皐月「聞いても舌打ちしかされなかったし、より虐めがひどくなるばかりだった・・・」

皐月「でも・・・こんなのって・・・いくら何でもひどすぎるよ・・・」

加賀「あなた方は・・・自分の犯した罪を理解する必要があるわ」

阿賀野「・・・」

提督「君たちは今から提督たちのところへ向かって・・・さっきと同じ言葉を一言一句違わず話せ」

阿賀野「・・・!」

阿賀野(ここまで積み上げてきたものを・・・自分で壊さなきゃならないなんて・・・)




181: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 01:36:53.44 ID:Z8gvQmDX0
......
....
..
.


虐め鎮守府 執務室



虐め鎮守府提督「そんな・・・!それは・・・本当なの・・・?」

提督「ああ、本当だ。証拠のテープも存在する」

虐め鎮守府提督「・・・」スタスタ...

阿賀野「提督?確かに言ったことは本当だよ?でも・・・提督の事が大好きなのもほん・・・」



    バシンッ!



阿賀野「ッ!?」

能代「阿賀野姉ぇ!?」


    バシンッ!


能代「った・・・!?」

虐め鎮守府提督「矢矧、酒匂・・・あなたたちも・・・仲間なのよね?」

矢矧「・・・ええ」

酒匂「うん・・・」

虐め鎮守府提督「なんで!」グアッ

    バシンッ!

矢矧「ぐっ・・・!」

虐め鎮守府提督「あなたたちは!」グァッ

    バシンッ!

酒匂「っ!」


虐め鎮守府提督「仲間を・・・私を・・・裏切ったの・・・?」

虐め鎮守府提督「私は・・・あなたたちのことが大好きだった・・・!一緒にいて楽しい・・・信頼できる仲間だった」

虐め鎮守府提督「それなのに・・・これだけの理由で・・・よくもここまで人間性を捨てれたものね・・・?」

虐め鎮守府提督「失望したわ。あなた方はここに仲間と過ごす資格なんてない」

阿賀野「提督・・・!」ジワッ...

虐め鎮守府提督「あなた方を受け入れてくれそうな鎮守府を探しておくわ。決めるまでに・・・荷造りをしておきなさい」

阿賀野「分かってた・・・こうなるとは思ってたけど・・・」

阿賀野「もっと・・・提督と仲良くしていたかった・・・」ボロボロ...

虐め鎮守府提督「この話の後で・・・謝罪でも反省でもなく、そんな言葉が出てくる時点で・・・あなたとは二度と・・・顔も合わせたくないわ・・・!」


182: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 01:57:22.75 ID:Z8gvQmDX0
......
....
..
.


虐め鎮守府提督「私・・・とんだ節穴な目をしていたわ・・・ごめんなさい」

皐月「ボクはもう大丈夫だから・・・」

加賀「気にしないで。提督」

虐め鎮守府提督「あの、あなた方のおかげで助かったと二人から聞いています・・・本当にありがとうございました」

提督「それは良かった。あと一歩遅かったら・・・危ないところだったな」

虐め鎮守府提督「ところで・・・あなた方は・・・一体何者なんですか?」

提督「正体は気にしなくていい・・・が、苦しんでいる艦娘を助けていくのが俺たちの仕事だ」

加賀「・・・私は・・・皐月さんを助けようと動きました・・・ですが、私だけでは・・・おそらく解決できなかったでしょう・・・少し、悔しかったわ」

提督「だが、君が行動を起こしたおかげで、俺たちも気が付くことができた。君の勇気で皐月は救われたんだ」

皐月「うん!加賀さんが味方してくれた時はすごくうれしかったし、とてもかっこよかったよ!」

加賀「ふふ・・・ありがとう。とても嬉しい言葉よ」





183: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 02:08:56.96 ID:Z8gvQmDX0
......
....
..
.

長門達の基地


青葉「まさか・・・艦娘同士でのいじめなんかがあったなんて・・・」

提督「ウチは皆仲がいいからな。どこも大体そうだが・・・」

長門「しかし・・・些細なことで人間はおかしくなってしまうんだな・・・」

明石「心のメンテも・・・できたらいいんですけどね」

提督「・・・だな」


184: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 02:12:10.31 ID:Z8gvQmDX0

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)


186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 02:12:53.97 ID:osLywHdi0

自信だけが取り柄の大淀が独自開発した極端な艤装を
艦娘達に装備させ出撃させてる。(しかし、成果は上げられず敗戦して負傷しながら帰ってくるのが度々続いている)
その上、提督は大淀の開発はいつか人知を超えた画期的な兵器が来ると信じて病まない。



191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 02:13:50.86 ID:+t8n/QmfO
秋津洲



193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 02:14:05.81 ID:JSeG6PuAo
武蔵


195: ◆Ua1M3q7gGI 2018/03/31(土) 02:24:22.56 ID:Z8gvQmDX0

ブラック鎮守府:自信だけが取り柄の大淀が独自開発した極端な艤装を
        艦娘達に装備させ出撃させてる。(しかし、成果は上げられず敗戦して負傷しながら帰ってくるのが度々続いている)
        その上、提督は大淀の開発はいつか人知を超えた画期的な兵器が来ると信じて病まない。



被害艦: 秋津洲 武蔵

了解しました。今回はこれでおしまいです。続きはまた明日ごろ投下していきます
阿賀野型は個人的に好き(特に阿賀野と矢矧)だったので書いててだいぶメンタルが・・・
許すか許さないかの反応を見る限り、今回はかなり悪逆非道に作れたようでよかったです
見てくれてありがとうございました。おやすみなさい


204: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 02:32:43.87 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.


魔改造鎮守府 工廠






大淀「提督、見てくださいよこれ・・・!」 

盲信提督「これは・・・前作っていた新型艤装の改良版かね?」

大淀「最高傑作ですよ!これで武蔵さんと秋津洲さんの機動力が大幅に上がるはずです!今度こそ・・・この星の歴史が変わります」

武蔵「おい・・・!この間も新しい艤装だとか言って私にバカでかい大砲を取り付けただろう!」

武蔵「私はあれのせいで、敵の目の前で鼻まで沈んだんだぞ!」

大淀「あれはちょっと威力面しか見てなくて重さの調整を間違ってしまいました!」

秋津洲「あたし、水上機母艦なのになんで46cm砲のせようとするの!?」

秋津洲「しかも砲自体が不安定だったかも!大艇ちゃんもろとも爆発四散して消えるところだったかも!!」

大淀「秋津洲さんの火力を向上させる必要があると思って・・・」

秋津洲「だからって極端すぎるかも!!」

武蔵「あんたがミスすれば私たちは死ぬかもしれないんだぞ!実際何度も死にかけてきた!」

盲信提督「まぁまぁ・・・大淀だって頑張っているんだ。少しは信じてあげたらどうなのかね?」

武蔵「信じてやりたいが・・・失敗が多すぎる。命を預ける身にもなってもらおうか」

盲信提督「なんでも挑み続ける大淀を見てみろ・・・どんな失敗にもめげずに挑んでいるだろう?」

盲信提督「あそこまで打ち込める大淀は・・・きっといつか成功するさ」

大淀「提督・・・!」

武蔵・秋津洲「・・・」


205: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 02:35:46.30 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.


長門達の基地



提督「青葉、憲兵から新たなブラック鎮守府の情報とかは届いているか?」

青葉「司令官~、青葉の事は今後オーバーウォッチって呼んでくださいよ~」

提督「それはあくまでコードネームだろ・・・正体を知られないためのものだ。ここで使う意味はない」

青葉「司令官のケチ・・・」

提督「ちゃんと任務の時は呼んでやるから・・・」

青葉「約束ですよ?」

青葉「んで、情報についてですが、そうですね・・・一つ異質なものが・・・」

提督「なんだ?」

青葉「なんでも、資材の要求値と開発に使われている資金の流れがおかしいらしくて・・・」

長門「横流しか?」

青葉「いえ・・・なにか違法な開発を行っているのではとの見立てが・・・」

明石「違法開発・・・?ほほぉ・・・?興味深いですね・・・」

提督「行ってくるよ。長門、準備はいいか?」

長門「ああ、着替えてくる」

明石「あ!待ってください提督!コスチュームが完成したので着てってください!」

提督「そうか。わざわざすまないな、助かるよ」

明石「良いんです。大事に着てやってください」

明石「違法開発者を私の発明品で倒す・・・!燃える展開ですね・・・!」


206: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 02:40:41.81 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.


魔改造鎮守府 工廠





秋津洲「やだあああ!ちょっとでも大淀を信じた秋津洲がバカだったかも!!

秋津洲「こっちこないでほしいかも!!いや、こないで!!」

大淀「まぁまぁ、せっかく作ったので・・・!」ジリジリ...

武蔵「やめろ!!そんなものを付けたら秋津洲が死ぬぞ!まずは自分で試してくれ!」

大淀「これらはあなた方専用に作ってあるんですよ。なので私ではテストできません。早くつけてください」

武蔵「提督もなんか言ってくれ!このままでは我々は本当に死んでしまう!」

盲信提督「迷ったら装備してみるべし!」

武蔵「イカれたのか!?迷ってるんじゃない!拒否しているんだ!」

大淀「喚かないでください。これは素晴らしい発明品なんですよ?」

大淀「足元の水と接する部分をホバーに変えて背部にロケットエンジンを付けるんですよ」

大淀「私の計算が間違っていなければ・・・まぁ、間違っていませんが。これによって、あなた方は海の上でマッハ2を超えることができますよ」

秋津洲「・・・欠点は?」

大淀「音速に耐えられる肉体でないと空中分解すること。そしてロケットの推進エネルギーは真っすぐにしか向かわないので、方向を変えたければあなた方で調節がいる事です」

秋津洲「空中分解って言葉が入ってる時点ですでにおかしいかも!!しかも音速の中で方向調節なんてできないよ!」

大淀「艤装を付けたあなた方の体なら大丈夫です。それに、何か不備があるとすればそれはあなた方の身体的不調や練度不足によるものなので、私の開発した装備が悪く言われるいわれはありません」

秋津洲「めちゃくちゃ過ぎるかも!」

武蔵「やってられるか!私は部屋に戻らせてもらう!」

大淀「逃げられませんよ?」ジャキッ! 


207: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 02:41:09.50 ID:hVAPUHtV0




   パシュゥゥッ
     ガシャンッ!


武蔵「!?」ドシャッ

武蔵(なんだこれは!?急に足かせが飛んできた・・・!?)

大淀「深海棲艦捕獲用に制作した捕縛装置の一種です。まさか味方に使うことになるとは・・・」

武蔵「なんの冗談だ・・・外し---」


     ギリリッ...


武蔵「ぐああっ?!なんだ!?足がっ・・・」メキメキ...

大淀「あぁー、忘れていました。それは確かに捕獲はできるんですが、なぜか足かせを締める力が強すぎて足が千切れるんですよ」

武蔵「まるで意味がないじゃないかっ・・・!いだだだ・・・!」メキメキ...

盲信提督「こんな発明もあったのか!すごいぞ大淀!」

大淀「フフッ、ありがとうございます。この装備に不備はありませんね。もう少し頑丈な深海棲艦がいれば使えると思うのでいずれまた使う機会が・・・」

武蔵「説明はもういい!今まさに味方の足が千切れそうだっ・・・!!」

大淀「おっと、すいません。外しますね」ポチッ


     カシャッ 
  
       カランッ...


武蔵「そこまでして装備させたいか・・・その殺人マシーンを・・・」スリスリ...

大淀「さて・・・秋津洲さんは逃げませんよね?」

秋津洲「に、逃げない・・・かも・・・」ガタガタ...

大淀「なら・・・着けてテストしましょう?」ガチャガチャ...

秋津洲「ひぃい・・・」

大淀「さぁ・・・楽しい実験の時間がやってまいりましたよ!」



208: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 02:47:26.22 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.


魔改造鎮守府 工廠付近


長門「ここか・・・」

 
  イヤアアアアッ!


長門「今のは秋津洲の悲鳴か!?」

提督「まさにイカれた実験中みたいだな!」

長門「ドローンを飛ばす!オーバーウォッチ!中の様子を確認してくれ!」ヒュッ チキチキチキ... カシャッ

青葉『りょーかいっ!』フィィイイン…

長門「何か見えるか!?」

青葉『少々お待ちを・・・警備は・・・工廠付近にはいませんね、わざと外させているようにも見えます』

明石『隠したいものがあるんでしょうね。ますますマッドサイエンティストじみてきてるわ!』

青葉『おっと・・・司令官、急いだほうがよさそうです!背中にロケットエンジンを積んだ秋津洲がいるという珍妙な光景が広がっていますよ!』

提督「警備を外しているのがアダとなったな!突入する!」



213: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 21:22:05.22 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.


魔改造鎮守府 工廠


武蔵「秋津洲を離せ!実験をするならまず私からにしろ!」

秋津洲「この足のホバー、すでに変な音出てるんですけど!」ボヒヒヒヒ...

大淀「大丈夫です。その音の正体は知りませんが大丈夫です」

武蔵「ふざけるなっ!仮にも発明を行うものがそれでいいのか!?」

大淀「今回は自信があるんですよ、こんなの誤差の範囲です」

盲信提督「その通りだ。君はいつか世界を変えると信じていたよ!これで深海棲艦など敵じゃなくなる!」

武蔵「その自信はどこから湧いてくるんだ!クソッ・・・!あの拘束具さえなければ・・・!」

大淀「さぁ・・・提督、世界が変わる瞬間を目撃しましょう・・・!」スッ

盲信提督「少年の時に戻ったような興奮を覚えるよ・・・!」ワクワク

大淀「一緒にスイッチ押しますか・・・?」スッ...

盲信提督「喜んでやらせてもらおう!」スッ...

大淀「ロケットブースター点火まで3...」

秋津洲「お願い外してええええ!!」

大淀「2...」

武蔵「よせええええ!」

大淀「1...」


214: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 21:38:01.27 ID:hVAPUHtV0





    「そこまでだ」


   ヒュン!
   
     ビシッ!


大淀「なっ・・・スイッチが・・・!」

盲信提督「あれは・・・ドローンが飛んできたのか・・・?一体どこから・・・」

秋津洲「・・・?」

提督「今すぐ実験を止めてもらおうか。マッドサイエンティスト共」

大淀「マッドに見えるのはあなたたちの方ですがね・・・!」ジャキッ

大淀「あの小型ドローンに・・・あなた方のその装備・・・」

大淀「ただの遊びでこんなことしてるわけじゃなさそうですが・・・」

大淀「まぁ、私の目から見ればごっこ遊びのおもちゃと大して変わりませんね」

明石『なんですって・・・?』

青葉『明石さん、おさえて!』

提督「うちの開発者は優秀だ。お前とは違ってな」

大淀「興味深い話ですが・・・今は私の実験の時間です。あなた方の出る幕は無い!」ジャキッ



215: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 21:39:15.40 ID:hVAPUHtV0



   パシュゥウウッ 

    
提督「!」


   ガシャンッ!
 
メキメキ...


提督「ぐあああ!?」メキメキ...

青葉『司令官!!』

大淀「足をもがれたくなかったら今すぐ帰ってください!実験の邪魔です!」

提督「ぐっ・・・デザイナー!何か手はないか!?」

明石『提督のスーツの腕はスタンガンになっています!拳を強く握ってください!それでその足かせをショートさせれば・・・』

提督「こうか!?」ヴァチチチッ! 

   バギンッ!
 
      シュゥウウ...

提督「はぁ・・・いきなりぶっ飛んだものを飛ばしてくれるな・・・」

大淀「うーん・・・改良の余地ありですね・・・もっとも、深海棲艦はスタンガンなんて使わないでしょうが・・・」

大淀「提督!もっと大型の捕獲装置を持ってきてください!次こそは・・・」

大淀「・・・提督?」

長門「コイツの事か?」ポイッ

盲信提督「ぐふぇっ」ドシャッ

大淀「そんな・・・提督・・・!」

提督「もう君に手札は無い、今すぐ投稿する方が君の為だぞ。彼女たちを解放するんだ」

大淀「私の・・・世紀の大実験が・・・!」

明石『世紀の大事故の間違いでしょうに』

青葉『明石さん、おさえてくださいってば・・・!』

秋津洲「あたし・・・助かったの・・・?」

長門「ああ、もう大丈夫だ。おいっ!この子の装備を解除してやれ」

大淀「・・・わかりました・・・拒否したらあなた方野蛮人に壊されかねませんからね・・・」ガチャガチャ...


216: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 22:03:39.90 ID:hVAPUHtV0
......
....
..
.



秋津洲「うう・・・死ぬかとおもったかも・・・」

大淀「100%成功するはずだったので、死にはしませんでしたよ」

盲信提督「おかしな連中さえ来なければな・・・」

武蔵「まだいうか・・・」

提督「大淀、お前は人命を度外視した違法実験を行い、その指揮官はこれを黙認するどころか進んで加担した」

提督「・・・なにか申し開きはあるか?」

大淀・盲信提督「・・・」


 
  大淀達はなぜ違法開発を続けた?

↓3の中で最も安価の高いものを採用


217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/01(日) 22:05:44.90 ID:/+X89WyH0
なにいってるんですか?私の実験は正しいものですよ?(真顔)


221: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/01(日) 22:44:41.21 ID:hVAPUHtV0


大淀「何言ってるんですか?私の実験は正しいものですよ?」

武蔵「・・・は?」

大淀「確実にうまくいくはずだったものを・・・あなた方が台無しにした・・・」

大淀「ヒーローみたいな立ち振る舞いですが・・・あなた方は深海棲艦を打ち破るかもしれない発明を邪魔する悪党ですよ」

明石『この人・・・よくもまぁいけしゃあしゃあと・・・』

盲信提督「その通りだ。発明とは失敗を繰り返していくもの・・・彼女の挑み続ける姿勢は実に正義そのものであったと思うが?」

盲信提督「いつか完璧なものを作ると私は信じているとも」

大淀「私の探究心が枯れない限り、私たちは無限に強くなる!」

明石『ちょっと我慢なりませんね。提督、その人はもうだめだと思います』

提督「あんたらがやったことは・・・殺人未遂に変わりはない。本人の許諾を得ずに無理やり死ぬ可能性のある実験に参加せた」

提督「武蔵、秋津洲。彼女のやったことを君たちは許すか?」


↓3 この2人を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/01(日) 22:50:55.50 ID:LtZ9QGDio
許さない
大淀で試してみる


227: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:05:18.99 ID:D+0N219l0


武蔵「・・・そんなに自信があるなら・・・あんた自身で試してみるがいいさ」

大淀「さっきも言いませんでしたか?これらはあなた方専用に作って・・・」

提督「デザイナー、あの装置を大淀とそこの提督用にいじれるか?」

大淀「えっ?」

明石『どれどれ・・・ドローンのカメラで確認しますね・・・』

明石『オーウ、なんということでしょう。夏休みの工作レベルですね、これを使っていたら今頃秋津洲さんは死んでいたでしょう。ぺっ』

青葉『明石さん・・・?』

明石『提督、今から言うとおりに動いてもらえますか?この程度の粗雑なつくりなら細かい作業はいらないはずです』

提督「了解だ。彼女たちが死なない程度に調整も加えようか」

明石『ええ、ではまず・・・』


   カチャカチャ...


大淀「私の芸術品が・・・」

長門「自信家もここまでくるとすごいな・・・」



228: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:06:57.86 ID:D+0N219l0

.......
....
..
.


数時間後 




提督「・・・こんなものか?」

明石『良いですね。これならあの二人もギリギリ死なないでしょう』

明石『さて・・・楽しい実験の時間といきましょうか?』

提督「できたぞ。お前らの監獄行きの片道列車だ」

大淀「あなたなんかが作ったガラクタに乗るとでも?」

提督「・・・」

大淀「・・・冗談ですよね?」

提督「・・・長門」

長門「さ、こっちだお二人とも」ガシッ

大淀「離してください!あんなものに乗ったら死んでしまいます!」ズルズル...

盲信提督「君らが作った物なんて信用しないぞ!!離せ!!」ズルズル...

長門「お前らは武蔵、秋津洲にこれと同じことをしたんだ。文句は言えまい」

   ガッシャンッ


大淀「一体どうやって私や提督に会うように調節を・・・!」



230: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:11:03.56 ID:D+0N219l0
明石『長門さん、小学生の工作レベルでしたと伝えておいてください』

長門「うちの優秀なデザイナー曰く、小学生の工作レベルだったそうだ。よかったな、改良してもらえて」

大淀「そんな事信じるわけ・・・」

長門「ほら武蔵、これがスイッチだ。押していいぞ」ポイッ

武蔵「うむ、なにからなにまですまないな」パシッ

武蔵「秋津洲、お前も一緒に押すか?」

秋津洲「喜んでやるかも!!」スッ...

盲信提督「マッドサイエンティストはお前らの方だ!」

大淀「こんな狂った実験が許されるとでも---」

武蔵・秋津洲「続きは向こうでやって(ほしい)くれ(かも)」ポチッ

  
 シュゴゴゴゴ...


大淀「あの、お腹が痛くなってきたので中止しま」ヒュンッ


   ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛...



長門「・・・本当に死なないように調節されているんだよな?」

明石『さぁーて、どうでしょうね?実験は最後まで何が起こるかわかりませんから♪』



231: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:11:45.96 ID:D+0N219l0
......
....
..
.


憲兵基地前


秋津洲「危ないところをどうもありがとう!」

武蔵「助かったよ・・・あやうく汚い花火になるところだった・・・」

提督「無事で何よりだ。これから君たちのもとには新しい提督が来るだろう」

武蔵「まともだといいが・・・」

提督「ああ、だからこれをやろう」スッ

武蔵「腕時計・・・?」

秋津洲「かっこいいかも!!」チャリッ

提督「救難信号発生装置だ。横のボタンを三回押すと・・・俺たちが駆けつける」

長門「使われないほうが嬉しいがな・・・」

武蔵「ほんと・・・世話になった。この恩は忘れない」

提督「これが務めだ、気にするな。ではまたな」

秋津洲「本当にありがとう!困ったことがあったらなんでも言ってほしいかも!」



232: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:12:13.17 ID:D+0N219l0
......
....
..
.



長門達の基地



明石「ほんっとうにロクでもない発明家でしたね・・・!」

青葉「まだ怒っているんですか・・・?」

明石「当たり前ですよ!!同じ発明や修復を担う者としてああいうのは絶対に許せません!」

提督「やつらも今頃獄中で反省しているだろう。放心状態だったが」

長門「廃人になっていなければいいな?」



233: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:15:06.26 ID:D+0N219l0
魔改造鎮守府編はここまでです
大淀・・・どうしてこんなことに・・・

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 00:15:25.19 ID:TIq+qNhK0
敵の大型艦と見られる個体と提督が密会している


240: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 00:28:00.63 ID:D+0N219l0
ブラック鎮守府:敵の大型艦と見られる個体と提督が密会している

被害艦:初霜 陽炎 不知火 黒潮

了解しました。今回は少し被害艦の作り方が難しいので、提督が密会をしているといるという設定をベースに何かストーリーを考えていこうと思います



249: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 23:11:50.69 ID:D+0N219l0
......
....
..
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密会提督鎮守府





不知火「司令・・・ここのところ、夜な夜な船でどこかへ向かわれてるようですが・・・」

黒潮「あ、ウチもみとったよぉ~・・・司令はん、どこいくん?」

密会提督「なに、ただの趣味さ。沖まで出て、釣りをして帰ってくるだけだよ」

密会提督「大体ボウズだけどな」ハハハ

不知火「そうですか・・・」

密会提督「何か不安か?」

不知火「いえ、なにも・・・」

密会提督「それじゃ、昼飯にしようか。今日の当番は?」

初霜「陽炎さんと初霜です!」

陽炎「今日はごちそうよ?近くの市場で良い魚が手に入ったの!」

密会提督「それは楽しみだ。昨夜は何もつれなかったからな」ハハ




250: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 23:14:13.36 ID:D+0N219l0
......
....
..
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その日の夜 とある海域



密会提督「・・・遅いな」


  ゴポゴポ...
ザバァッ...


戦艦棲姫「ハァイ・・・散歩ニハ良イ夜ネ?」

密会提督「やぁ、こんばんは。今夜はご機嫌いかがかな?」

戦艦棲姫「サァ・・・?アナタ次第ナンジャナイ?」

密会提督「・・・そうだな。それじゃ早速・・・」


251: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 23:16:06.07 ID:D+0N219l0
......
....
..
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密会提督鎮守府 夜 




密会提督「さて、そろそろ・・・」

初霜「お出かけですか?お気をつけて、提督」

密会提督「ああ、ありがとう。それじゃ言ってくる」

不知火「あの、司令。いい加減に話してもらえますか?」

初霜「い、いきなりどうしたんですか?不知火さん」

不知火「誰も不思議に思わないのですか?」

陽炎「不思議って何が?」

不知火「司令が夜出かけている事ですよ」

陽炎「え?釣りが趣味なんでしょ?」

不知火「陽炎。いくら何でも懐疑心が無さすぎでは?」

黒潮「ウチは司令はんの事信じとるけど・・・心配しとんのよ?夜の海なんて危険やし・・・」

密会提督「心配してくれるのは嬉しいけど、俺は大丈夫だ。何も問題はないよ」

密会提督「不知火もだ。俺は本当に釣りに行っている、信じてくれ」

不知火「・・・わかりました。司令を信じます、疑って申し訳ありませんでした」

密会提督「それじゃ、行ってくるよ」

     
     スタスタ....


不知火「・・・」 



252: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 23:17:37.37 ID:D+0N219l0
......
....
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密会提督鎮守府 港

         
密会提督「さて、今日も行くとするか・・・」

長門「悪いが少し待ってもらおうか。お前に話がある」

密会提督「・・・君は誰だ?不審者だってもっとまともな恰好をする」

提督「そんなことはどうでもいい。重要なのはお前がどこへ向かうかだ」

密会提督「だだの釣りだが?」

提督「こんな時間にか?」

密会提督「夜釣りは楽しくてね。趣味なんだ」

提督「・・・あんたが持っている釣り道具・・・タモ網がない。竿と釣り糸は大物用なのに、それでどうやって魚を船の上に引き上げる気だ?」

青葉『司令官、なんで知ってるんですか?』

明石『彼にだって趣味くらいありますよ』

密会提督「・・・たも網ならあらかじめ船に積んである」

長門「悪いがあらかじめ調べさせてもらった。何もなかったぞ?」

提督「・・・なにを隠している?」



253: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/02(月) 23:18:31.91 ID:D+0N219l0
密会提督はなぜ深海棲艦と密会を?
↓3で最も安価の高かったものを採用


255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:21:31.91 ID:f+MEXKF/0
過去に沈めた嫁とそっくりだったからもしやと思い


259: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:18:04.80 ID:wkTb6Ydg0
密会提督「ここまで執拗に知ろうとするってことは・・・君は憲兵か何かの回し者かな?」

密会提督「すぐに感づかれるだろうとは思っていたが・・・案外早かったな・・・」

密会提督「わかった。話すよ、でも・・・ウチの子達も交えてな」

不知火「・・・バレていましたか」

陽炎「私は止めたのよ?でも不知火が聞かなくて・・・」

黒潮「二つ返事でついてくことにしたやん・・・」

初霜「まぁまぁ・・・それは全員ですので」

提督「・・・彼女たちも聞くべき話か?場合よってはお前をこの場で捕まえることになる」

密会提督「ああ、重要な話だし・・・とらえられても仕方がないかもしれない話だ」

初霜「捕らえられる・・・?提督、一体何を言っているのですか・・・?」

密会提督「・・・昔ここには戦艦の子が一人いた・・・君たちが来る前の話だ」

不知火「・・・」

密会提督「優秀な子だった。無敵とさえ思えるほど」

密会提督「だが・・・俺の作戦にミスがあったせいで彼女は死んだ」

密会提督「最期に・・・『あなたは何も悪くない、気負わないで。愛しています』とだけ伝えて・・・沈んでいったよ」

提督「・・・」


260: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:19:20.24 ID:wkTb6Ydg0
密会提督「それからは眠れない夜が続いた。あまりの悲しみと自責の念にとらわれて頭がおかしくなりそうだった」

密会提督「毎日港まで歩いて・・・夜が明けるまで座っていた。いつか帰ってくるんじゃないかと思ってね」

密会提督「そんなある日の夜だった。声が聞こえたんだ。俺を呼ぶ声が」

密会提督「聞き間違えることはなかった・・・彼女の声だった」

密会提督「俺は後先考えずに船に乗り・・・声が向かう方角へ向かった」

密会提督「聞こえてくる声が大きくなるにつれて・・・胸の奥と左薬指にはめた指輪が熱くなるのを感じた」

密会提督「そして・・・見つけた。薄い月の明かりに照らされて・・・彼女はそこに立っていた」

密会提督「強い絆で結ばれていたんだ。すぐにそこにいる子が誰かわかった・・・いや、わかってしまった」

密会提督「彼女は・・・深海棲艦になっていた。それも強力かつ凶悪とされていた姫級に・・・」

密会提督「でも・・・不思議と殺気も、自分の恐怖も感じなかった」

密会提督「そんな彼女の第一声は・・・『散歩にはいい夜ね?』だった」

密会提督「俺と一緒に・・・夜風に当たりながら港を散歩をしたい時の彼女の誘い文句だ」

密会提督「頭で考える前に行動してた。船から飛び降りて、彼女の元まで泳いで・・・腰に縋りついて泣き叫んだ。我ながら情けないがね・・・」

密会提督「そんな俺を・・・彼女は優しく抱きしめてくれた。深海棲艦の体は死体より冷たいと聞いていたが・・・昔と変わらない、日の光のような温かさだった」

密会提督「その日から、彼女は何度でも俺を迎えてくれた・・・だから、俺も何度でも向かう」

初霜「提督・・・」


261: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:20:34.26 ID:wkTb6Ydg0
密会提督「もちろん軍事機密を喋ったりなんてしていない。だとしても、深海棲艦と親睦を深めるなんてどうかしてる」

密会提督「でも・・・これだけは分かってほしい。彼女は・・・昔と何も変わっていない」

密会提督「これで話は終わりだ。逮捕するなり好きにしていい」

密会提督「・・・だが、せめて最後に話をさせてもらえないか・・・?」

提督「・・・」

青葉『司令官・・・どうしますか?』

長門「・・・私は、あなたの指示に従う」

提督「オーバーウォッチ、憲兵に連絡しろ」

明石『そ、そんな・・・!?』
















提督「問題視されていた鎮守府の件だが、単なる釣りの趣味であったと」


262: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:23:56.01 ID:wkTb6Ydg0
青葉『・・・了解しました!』

密会提督「・・・いいのか?」

提督「時には・・・砲弾よりも思いがけないもので争いが終結することがある」

提督「もしかしたら君たちは・・・新しい道になるかもしれない」

提督「ただそれだけだ。もし深海棲艦に情報を渡すようなことがあれば・・・俺たちは戻ってくる」

明石『ち、ちょっと・・・!』

青葉『明石さん、シーッ!彼なりの照れ隠しです!ツンデレです!』

密会提督「ありがとう・・・!この恩は絶対に忘れない・・・!」

提督「・・・別れはいつ来るかわからない、目いっぱい愛し合え」

提督「行くぞN」

長門「ああ」


  バッ
 

陽炎「いっちゃった・・・」

密会提督「・・・」

不知火「あの・・・申し訳ありませんでした・・・不知火は・・・その・・・」

密会提督「いいんだ、気にしないでくれ。俺も黙って悪かった」

黒潮「ほぁ~~///お、大人の恋やぁ~・・・」

初霜「素敵な恋ですね・・・!」

黒潮「初霜は恋愛に興味ないっていうてへんかったっけ?」

初霜「そ、それは自分の話です!」

陽炎「司令、もしその恋が・・・他の深海棲艦に気づかれたりして・・・何かが起こってしまったら、私たちが助けに行くからねっ!あなたもその子も!」

密会提督「・・・ありがとう。みんな」


263: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:37:17.71 ID:wkTb6Ydg0
......
....
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.


長門達の基地


青葉「司令官ってばツンデレですねぇ~『戻ってくる』なんて脅したかと思えば『目いっぱい愛し合え』だなんて」

明石「キャー!ほんとに禁断の恋のストーリーって感じですー!」

提督「長門、女子二名がうるさいんだが・・・」

長門「いいじゃないか。あの愛は確かに本物だった、誰にも邪魔はできないだろう」

明石「おぉ~っ、長門さんもノリノリですねぇ。いい恋愛映画ありますよ!一緒に見ませんか?」

長門「あー・・・そうだな、み、見ようか・・・」ポリポリ...

提督「俺もみていいか?ここの所働いてばっかりだったしな、たまにはみんなで映画でも見たい気分だ」

青葉「あ、ズルいです!青葉もみたい!ちなみになんて映画なんですか?」

明石「シェイプオブウォーターって映画なんですが・・・」


264: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:38:56.18 ID:wkTb6Ydg0
密会提督編、これで完結です
恋愛モノは難しいですね・・・

次回のブラック鎮守府を決めようと思います

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)


270: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/03(火) 01:59:47.74 ID:wkTb6Ydg0
ブラック鎮守府:裏で艦娘を使った高級キャバクラを経営

被害艦:速吸、瑞穂、高雄型4人

了解です。今回はここまでとなります
見ていただきありがとうございました。おやすみなさい


276: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:17:12.23 ID:xzK44QOD0
......
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とある繁華街 高級キャバクラ 楽屋
 


速吸「提督さん、指定された服に着替えてきました・・・」

瑞穂「瑞穂も着替えてきました・・・どうでしょう?」

オーナー提督「速吸さん!瑞穂さん!良く似合っていますよ!」

瑞穂「ありがとうございます」

速吸「あ、ありがとう・・・でも、これが本当に仲間の為なの・・・?」

オーナー提督「はい!あなた方が頑張ることによって、ウチの鎮守府は資金難から救われるんです!信じていますよ!」

瑞穂「速吸さん、提督を信じましょう。鎮守府や仲間の力になれるなら本望ではないですか」

速吸「わ、わかりました。速吸、頑張りますね」

オーナー提督「ええ、期待していますよ!それじゃ行ってきてください!!」

瑞穂「はい、行ってきます!」

速吸「・・・行ってきますね」

 
     ガチャ


オーナー提督「本当に・・・期待してますよ・・・!」ニヤ...



277: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:17:40.45 ID:xzK44QOD0
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長門達の鎮守府


提督「よし、今日の仕事は終わりだな」

長門「始まりの間違いだろう?」

提督「言えてるな。青葉たちは?」

長門「もう呼んである」

    ガチャッ

青葉「お疲れ様です。またファイルが届いていましたよ」

明石「飽きませんね。連中は」

提督「これで揃ったな。さぁ、始めるか。青葉」

青葉「はいはーい。なにか怪しそうなのは・・・」

青葉「・・・うわ。今度は司令官だけでなく艦娘も夜な夜な不審な動きをする鎮守府があるそうです」

明石「まさか・・・また○○○○系の・・・?」

長門「具体的には?」

青葉「夕方ごろに鎮守府を外出したかと思えば、深夜や朝方に帰って来るみたいですね」

提督「確かに怪しいな。青葉、探れそうか?」

青葉「朝飯前です!」


278: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:19:18.67 ID:xzK44QOD0
......
....
..
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とある繁華街 高級キャバクラ




ボーイ1「愛宕さん、ご指名です」

愛宕「はーい、今行きまーす」スタスタ...

-----------------------------------


愛宕「こんばんはー!今日も愛宕を指名してくれてありがと♪」スタスタ...

男1「やぁ、アタゴン!君にあいにきたよー!」

愛宕「んもーそのあだ名で呼ぶのは仲のいいあなただけよ?」

男1「そういってくれると嬉しいねぇ。ははは!隣にどうぞ」

愛宕「はーい、失礼しまーす♪」

男1「今日は何飲む?君の好きな飲み物と食べ物にしようか!」

愛宕「やったぁ♪それじゃぁね・・・」

マネージャー(愛宕・・・様子、異常なし。接客態度、良し。お客の反応、良し)メモメモ...

マネージャー(彼女は優秀だな)


279: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:23:29.68 ID:xzK44QOD0
-----------------------------------


男2「そこの男は会社で男爵って呼ばれてるんだけどさ・・・」

男3「あ、先輩!その話はやめてくださいってっば!」

高雄「あら、かっこいいあだ名じゃない?」

男2「だろ?でもな、その理由が頭がじゃがいもみたいな形だからって理由でな。ははは、笑えるだろ?」

高雄「ふふふ、冗談がお上手なんですね♪」

男2「僕は結構気にしてるんですがねぇ・・・」

高雄「でも、そう冗談で呼ばれるくらい愛されているってことじゃないですか♪」

高雄「私は素敵なことだと思いますよ?由来はちょっとかわいそうですけどね。ふふっ」

男3「高雄さん・・・!」

マネージャー(高雄・・・様子、異常なし。接客態度、良し。お客の反応も良し)メモメモ...

マネージャー(反応しずらい他人のイジリネタにも悪くない反応だ・・・優秀)



280: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:24:24.29 ID:xzK44QOD0
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男4「俺、最近キャンプにハマってさー」

鳥海「男らしくて素敵な趣味ですね!でも、まだ寒いのにキャンプですか?夏とは何か違うんですか?」

男4「ああ、シーズンオフだから人がいなくてゆっくりとのびのびできるのさ」

鳥海「なるほどぉ~、プロっぽくてカッコイイですね!お気に入りの場所とかはあるんですか?」

男4「そうだねぇ~・・・今だったら・・・」

マネージャー(鳥海・・・様子に異常は無し。接客態度、良し。お客の反応も良し)メモメモ...

マネージャー(会話を途切れさせないように広げていくのが上手いな・・・問題なさそうだ)


281: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:26:06.12 ID:xzK44QOD0

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摩耶「んだよ!うっぜーなぁ!」

男5「はぁ!?それが金払ってる客に対する口の利き方か!?」

摩耶「しるか!こんなバカみてーな服着てテメーみたいなんぞに愛想振りまくなんてウンザリなんだよ!」

男5「おい!こんなイカれ女雇ったのは誰だ!」

マネージャー(またあの女か!!)ダッ!

マネージャー「おい摩耶!お前何考えてるんだ!」グイッ

摩耶「それはこっちのセリフだ!なんであたしたちがこんなことしなきゃなんねぇんだよ!クソ!引っ張んなって!」

ボーイ2「すいませんお客様!大変ご迷惑をおかけいたしました!今あたらしく別の子を・・・」サッ

ボーイ2「瑞穂さん、速吸さん!ここお願いします!」

速吸「は、はいっ!」

瑞穂「分かりました!」

男5「チッ・・・どうなってやがんだよ?」


282: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:27:11.82 ID:xzK44QOD0
......
....
..
.


高級キャバクラ 楽屋


  ドガッ!


摩耶「ッだ!?」ドシャッ

摩耶「てめぇ、なにしやが・・・」

マネージャー「こうなるのも当然だろうが!これで何度目だ!?客に無礼を働くんじゃねぇ!」

摩耶「はぁ!?なんであたしが気を使わなきゃなんねぇんだよ!嫌なもんは嫌って言って何が悪いんだ!!」

マネージャー「悪いに決まってんだろ!どういう神経してたら客にあんな口を叩けるんだ!」

摩耶「あたしのやりてぇ仕事はこんなんじゃねーんだよ!」

マネージャー「口答えばっかりしやがって・・・!」

オーナー提督「そこまでにしてください」

マネージャー「ですがオーナー・・・こいつの態度はあまりにも・・・」

オーナー提督「聞こえませんでしたか?そこまでにしておいてくださいと言ったんです」

マネージャー「わ、わかりました・・・すいません、オーナー・・・」

オーナー提督「下がっていてください」

マネージャー「はい・・・失礼しました」スタスタ...

     ガチャッ
       バタン...




283: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:28:04.38 ID:xzK44QOD0
オーナー提督「・・・大丈夫でしたか?摩耶さん」

摩耶「礼なら言わねーぞ、こんなことさせてる張本人はアンタなんだからな」

オーナー提督「怒るのも無理はありません。ですが理解してください、選択肢は無いのです」

摩耶「けっ、この仕事はあたしには合わねーよっ、クビにでもしな」

オーナー提督「そうもいきません、人手が足りないのです。口が悪くても、美貌のあるあなたが必要です」

オーナー提督「そして、これからは瑞穂と速吸にも出てもらうことになりました」

摩耶「は!?新入りにもかよ!どうなってんだよこの店は!?」

オーナー提督「人手不足なんです、本当に。文句は言わないでください、選択肢はないのです」

オーナー提督「資金難を回避するには、稼いでもらわないと。わかりますか?」

摩耶(なんだこいつ・・・?だんだん態度が・・・)

摩耶「ほ、ほかにも手はあんだろ・・・?あたしが敵をぶっ倒しまくって稼いできてやるからさ・・・」

オーナー提督「しつこいですよ?摩耶さん」

オーナー提督「あなたが出撃するのにも色々かかるのです。いい加減にしてください」

摩耶「で、でもよ・・・あたしにこんな作業は向いて・・・」

オーナー提督「私は提督です」


284: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 06:29:24.59 ID:xzK44QOD0

摩耶「・・・は?今更なにを・・・?」

オーナー提督「あなたより権限があります。その気になれば、権限を使ってあなたを鎮守府から消す事だってできます」

オーナー提督「あなたが泣こうが喚こうが、私の命令は絶対です。逆らうことはできません」

オーナー提督「理解する脳が無いあなたにもう一度言います」














オーナー提督「あ な た に 選 択 肢 は な い」

摩耶「ッ!?」ゾッ...

オーナー提督「理解できましたか・・・?」

摩耶「分かった・・・!わかったからそんな顔で見ないでくれ・・・!」

オーナー提督「ご理解いただけたようでなによりです。あと、次からは客に無礼は働かないように」

オーナー提督「これも、理解出来ますよね?」

摩耶「あ、ああ・・・嫌でも暴言は吐かない・・・」

オーナー提督「よろしい。では、次の指名が来るまで待機していてください。私は業務に戻ります」スタスタ...

オーナー提督「あ、それともう一つ」クルッ

摩耶「・・・?」

オーナー提督「今の話は他言無用でお願いします」

オーナー提督「話せば・・・わかっていますよね?」

摩耶「ああ・・・絶対に言わねぇよ・・・」

オーナー提督「それでは、そこでお茶でも飲みながら待っていてください」


        ガチャッ

          バタン... 




摩耶「クソッ・・・クソッ・・・こんなの絶対どうかしてる・・・!」



291: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:39:11.10 ID:xzK44QOD0
......
....
..
.



オーナー提督鎮守府 朝




愛宕「はぁ~・・・今日も疲れたわぁ・・・寝ましょう」

高雄「そうね、私も今すぐ寝たいわ・・・でも、その前に」

鳥海「摩耶、今日は一体どうしたの?いきなり怒鳴ったりして・・・」

摩耶「・・・あのおっさんがあたしのプライベートとかを散々聞こうとしたり体を触ろーとしてきたりしたんだよ」

速吸「確かに・・・速吸達にも・・・似たようなことを・・・」

瑞穂「はい・・・」

鳥海「あらら・・・そういうのはボーイさんとかに任せればいいのよ、怒鳴っちゃだめよ摩耶」

摩耶「だ、大体・・・!こんなことすること自体が間違ってんだよ!みんなもそうは思わねーのか!?」

愛宕「確かに・・・艦娘のすることではないと思うけど・・・仕方のない事じゃない?」

高雄「資金難を乗り越えなきゃ、ここは維持できないのよ?我慢しなきゃ」

瑞穂「瑞穂は・・・ここに来たばかりではありますが・・・こういうのも事情によっては仕方ない事なのだと思います」

速吸「慣れましょう、摩耶さん。速吸達も頑張りますから・・・!」

愛宕「二人とも新人なのに偉いわねぇ~♪こんど私が色々教えてあげるからね?」

速吸「はい!ありがとうございます!」

摩耶「・・・」

摩耶(ほんとは言うなって言われてるけど・・・でも・・・!)

摩耶「あ・・・あたし・・・実はさ・・・」


292: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:40:52.61 ID:xzK44QOD0






オーナー提督「全員いますね?」

摩耶「!」ビクッ

オーナー提督「今日の夜は、海軍上層部の人間が何人か来て貸し切りにします。私が招待しました」

オーナー提督「なので・・・今から休んで万全の体制で挑めるようにしておいてください」

オーナー提督「これはチャンスです。ここで上層部の方々に気に入られたら・・・我々の現状を脱することができるかもしれません」

オーナー提督「そして・・・今日の夜は、“例えどんな事を聞かれても、体を触られたとしても”絶対に嫌がったり、拒否をしたりしないように・・・・」

    
       「!?」


愛宕「そ、そんなの・・・い、嫌ですよ提督!」

高雄「なんで体を触られても耐えなくてはならないんですか!?」

オーナー提督「先ほども言った通り、今日は上層部が来ます。無礼は働けません」

鳥海「相手の無礼は無視しろと言うのですか・・・?」

オーナー提督「そうです」

鳥海「ま、待ってください・・・そもそもなぜ上層部の方が来るのですか?この状況を知ったらまずいのではないですか?」

オーナー提督「今日来るのは・・・すべてわかっている方々です。あなた方が働いていることも、そこを運営しているのが私であることも」

瑞穂「え・・・?それってつまり・・・」

オーナー提督「話は以上です。では、各員備えておいてください」

愛宕「で、でも体を触られても文句を言えないのは・・・」

オーナー提督「これも海軍の上層部相手なら仕方のない事なのです。我々は下手には逆らえない」

オーナー提督「この通りです。どうか今日一日だけでいいので我慢を・・・」ペコッ

高雄「さ、さすがに・・・度が過ぎたら文句を言ってもいいですよね・・・?」


293: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:43:14.69 ID:xzK44QOD0
オーナー提督「聞いてませんでしたか?文句を言って、逆らって何の得がありますか?」

高雄「っ!」ビクッ

瑞穂「提督・・・?なにかご様子が・・・」

オーナー提督「冷静になって考えてください。今日一日耐えるだけでこの資金難を脱するか、下手に逆らってすべてを棒に振るか・・・」

オーナー提督「どっちが賢い判断だと解りますか?」

オーナー提督「解りますよね?」

鳥海「い、いくら資金難を脱するためとはいえ・・・私たちに身を売れと言うんですか・・・?」

オーナー提督「その通りです。ちゃんと理解しているか不安でしたが、わかってくれていたようでよかったです」

摩耶「お、おいっ・・・いくらなんでも・・・!」

オーナー提督「同じこと何度言わせれば気が済むんですか?」

摩耶「う・・・」

オーナー提督「あきらめが悪いですよ、皆さん。私は議論をしにここまで来たんじゃないんです」

オーナー提督「決定事項を言いに来たんですよ」

オーナー提督「あなた方の事情など、この件において何の価値もない事を留意しておいてください」

オーナー提督「言うだけ、考えるだけ時間の無駄です」

愛宕「う・・・うそ・・・」

オーナー提督「それと・・・もし、何か無礼を働いた場合は・・・」


294: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:43:56.05 ID:xzK44QOD0












オーナー提督「生 き て 帰 れ る と は 思 わ な い で く だ さ い」


速吸「・・・え?」

オーナー提督「今度こそ話は終わりです。各自部屋に戻ってください」スタスタ...


ガチャッ...
バタンッ...



摩耶「あれが・・・あいつの本性だ・・・」ペタン...

愛宕「なんで・・・なんで・・・」グスッ...

鳥海「あの時の司令官さんの顔・・・人間の顔じゃなかったわ・・・」ガタガタ...

高雄「・・・やりましょう。嫌でも」

摩耶「ほ・・・本気で言っているのか!?」

高雄「やるしかないじゃない!」

高雄「さっきの提督を見たでしょう・・・?あれは本気よ・・・」

愛宕「・・・殺されるよりは・・・いいわよね・・・」

速吸「・・・」

瑞穂「こんなことって・・・」

鳥海「摩耶、やるしかないわ。今日ばかりは絶対に・・・絶対に無礼は働かないようにしてね?」

鳥海「あなたに消えてほしくはないわ」

摩耶「・・・」


295: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:45:22.90 ID:xzK44QOD0
......
....
..
.


長門達の基地



青葉「おーっと・・・青葉、見ちゃいました!」

青葉「・・・正確には聞いちゃいましたですが・・・」

提督「何がわかった?」

青葉「例の鎮守府の通信を“偶々”拾っちゃいましてね・・・♪」

青葉「どうやら連中は、艦娘を使ってキャバクラを運営しているみたいです」

明石「キャ、キャバクラ・・・?」

青葉「ええ、それも高級キャバクラ。ものすごい稼いでますよ~・・・」

長門「艦娘で金稼ぎか・・・」

青葉「それだけじゃないんですよ、なんでも今日の夜は海軍の上層部を招くそうです」

提督「キャバクラ運営を黙認どころか楽しむ上層部か・・・憲兵の言っていった腐敗の話は本当のようだな」

青葉「しかも・・・電話ではっきり言っていましたよ。体に触れても文句は言わせないって」

青葉「そこの司令官は淡々と話していましたが・・・相手の上層部の人間はやばいですね。ハァハァと鼻息を荒くして色々聞いてましたよ」

青葉「あれは間違いなく超絶スケベオヤジですね」

明石「う・・・うわぁ・・・」

長門「今回も良い外道っぷりだな。実に良い事だ、ぶっ飛ばすのにためらいが無くなる」バキボキ...

提督「だな、行こうか」

明石「やっちゃってくださーい!」


296: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:47:03.03 ID:xzK44QOD0
......
....
..
.


とある繁華街 高級キャバクラ



上司1「いや~~・・・今日は来た甲斐があったねぇ、こんな美人にお酒を注いでもらえるなんて・・・」

愛宕「嬉しい限りです♪ゆっくりしていってください!」

上司1「もちろん、ゆっくりと楽しんでいくとも・・・」ジュルッ...

愛宕「・・・ぜひ」

上司2「しっかし、ここにいる子たちは皆いい胸をお持ちですなぁ!」

上司2「胸が大きいと肩がこると聞きましたが、本当なのかな?」

高雄「え、えぇ・・・たしかにちょっと・・・」

上司3「なら、私たちが今日の間だけでも持っててあげようか!私は左側を・・・」スッ...

上司2「では、私は右側を・・・ははは」スッ...

高雄「やっ・・・」サッ

上司3「・・・え?」

高雄「な、なんでもありません・・・お願いします」

上司2「うんうん、私たちの言うことには従っておいた方がいいよ~?」モミッ...

高雄「っ・・・!」プルプル...

高雄(き、気持ち悪いっ・・・!)


297: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:48:31.32 ID:xzK44QOD0
上司4「君、中々キツそうな顔しているねぇ~・・・無理しちゃってないかい?」

摩耶「だ・・・大丈夫っ・・・なんともおもってねーぜ・・・」

上司4「いい~ねっ!その口調、気の強そうな感じが気に入ったよ!」

上司4「おじさんと遊ぼうね?」

摩耶「・・・ああ」

上司4「ほら、君たちも混じろう!なっ?」

鳥海「は、はい・・・!」

瑞穂「何をしましょうか・・・?」

上司4「そうだなぁ・・・そこの君、名前は?」

速吸「は、速吸です」

上司4「速吸君っていうのか~」

上司4「なら、ちょっとそこで踊りながら服を脱いで行ってもらえないかい?」

速吸「えっ・・・えぇっ!?」サッ

上司4「・・・」


298: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:51:29.39 ID:xzK44QOD0
速吸「や、やらせてもらいますっ・・・!」

上司4「いい子だね~」ニヤニヤ

上司4「速吸君が全部脱ぎ終わったら、次は君たちもだよ~?」

上司4「脱ぎやすいように、ボタンとかホックを外しておいた方がいいかもしれないね~?」

瑞穂「・・・」

鳥海「・・・わかりました・・・」

上司3「おぉっと高雄君、顔が赤いよ?酔って熱くなってきちゃったのかな?」

上司2「それは大変ですねぇ・・・どれ、服を脱がせてあげましょうか」

     ブチッ... 
      ブチブチッ...

高雄「ひっ・・・」

高雄(お願いだから・・・早く・・・早く終わってっ・・・)


  ナ、ナンダオマエラハッ!? 
  
      ココデトマレ!

  ギャアアアッ  
       ウワアアッ!

   ガシャアアアンッ
 


上司1「なんだ、外が騒がしいな・・・」

上司2「これからがお楽しみだというの・・・」

     パリーンッ!

上司2「・・・に?」



299: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:53:25.21 ID:xzK44QOD0
提督「パーティーはもう終わりだ」

長門「全員その場でおとなしくしてもらおうか」

上司3「き、貴様らは・・・!報告書にあった・・・」

提督「知っているのだったら話は早い。何しに来たのかもわかるだろう?」

提督「あんたらもまとめて有罪・・・」


      チャキッ
     
提督「!」

オーナー提督「そこを動かないでもらいましょうか」

オーナー提督「騒がしいと思えば・・・どうしてくれるんですか・・・せっかくの楽しい夜を」

上司3「私がもみ消してやる!さっさと撃て!撃てッ!!」

オーナー提督「焦らないようお願いします。ここはみんなが楽しむ場所、血で汚したくはありません」

上司2「ならさっさと外まで連れて行って殺してこい!」

オーナー提督「聞こえましたよね?そこの仮面をした女性も、この男が死んでほしくなければ---」


         プシュッ


オーナー提督「ッ!?・・・ぐっ・・・?」


300: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/04(水) 23:55:10.60 ID:xzK44QOD0
    

         ドシャッ


上司2「ど、どうしたんだっ!?なぜ倒れた!?」

提督「・・・遅かったじゃないか」

青葉『いやー、すいません。こういう時の悪役ってペラペラとしゃべるかと思ったんで・・・』

明石『ドローンに仕込んだ麻酔銃の効き目はよさそうですね!』

提督「007からオファーが来るな。あらたなQになれるぞ」

上司4「貴様らが何者かは知らんが・・・必ず突き止めてやるからなっ・・・!」

上司4「我々を憲兵に突き出したって無駄だ・・・いくらでももみ消せる・・・!」

提督「・・・」

青葉『うーわ、いかにもって感じですね。彼らにも眠ってもらいましょう』


     プシュッ
      プシュッ
       プシュッ 
        プシュッ


上司たち「ぐぉ・・・」ドサッ

明石『百発百中。良い腕してますね!』

青葉『ふふふ、ゲームで鍛えておいた甲斐がありました!』

青葉『でも司令官、そろそろ時間ですよ。警備システムを切ってあるとはいえ、そこは町中です』

青葉『警察とかもそろそろ来るんじゃないでしょうか』

提督「よし、引き上げるぞ。君たち、歩けるか?」

愛宕「は、はいっ・・・!」

提督「ついて来い」



301: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 00:04:44.30 ID:oOD9NTOZ0
......
....
..
.


オーナー提督鎮守府



オーナー提督「・・・?」パチッ

提督「やぁ、いい朝だな」

オーナー提督(ここは・・・私の鎮守府か・・・?縛られて動けない・・・)ギシッ...

長門「おきてすぐのところ悪いが・・・貴様には質問に答えてもらう必要がある」

長門「貴様の通信記録、架空の口座の金の流れ・・・全部調べてある。つまり・・・」

オーナー提督「私に逃げることはできないと・・・?」

長門「察しがよくて助かる」

オーナー提督「・・・」



   オーナー提督はなぜキャバクラ運営を?

 ↓3の中で最も安価の高いものを採用

 ※ 補足で申し訳ありませんが、今現在のストーリーの流れと完全に矛盾をしてしまうような安価はナシでお願いします



303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/05(木) 00:07:25.70 ID:E6nLUTA+0
私が楽しむためですよ(大嘘)


304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/05(木) 00:08:57.70 ID:1Y4wYX80o
人間も艦娘も嫌いだから


307: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 00:52:21.42 ID:oOD9NTOZ0

オーナー提督「・・・楽しむためですよ」

提督「・・・なんだと?」

オーナー提督「単純に、楽しむためです」

オーナー提督「予算も資材も十分にありました。満足に運営もできていましたよ」

オーナー提督「出撃しては戻り、訓練し、食事をして眠る・・・大した任務もない、順調でも単調な毎日で退屈しました」

オーナー提督「そんななかの楽しみは・・・金を稼ぐことだけ。稼いだ分だけ・・・私にどれだけ才能があるか、頑張ったかの指標になります」

オーナー提督「そして・・・普段の生活も素敵になる」

長門「・・・貴様は、金のために艦娘を身売りさせようとしたのか?」

オーナー提督「・・・端的に言えばそうですね」

提督「お前・・・金稼ぎは上手くても嘘は下手みたいだな?」

オーナー提督「何故そうお思いで?」

提督「行っただろう、あんたの金の流れは調べたって」

提督「それはなにもこの鎮守府のだけじゃない、あんた個人のも調べてある。だがそこにあんたが散財した痕跡はなかった」

提督「・・・本当の目的を言え」


308: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 01:20:11.65 ID:oOD9NTOZ0

オーナー提督「はぁ・・・こんな意味もないことを・・・」

オーナー提督「嫌いなんですよ。もううんざりなんです。私の周りは頭の悪い猿ばかりだ」

オーナー提督「言われたとおりにしか動かない操り人形の艦娘」

愛宕「・・・」

オーナー提督「金と出世に目を濁した肩書だけの無能な上司・・・」

提督「・・・」

オーナー提督「全て潰してやろうと思いました」

オーナー提督「上司を懐柔し、のし上がり・・・粛清し・・・」

オーナー提督「私が支配者になれば艦娘だって思いのまま」

オーナー提督「馬鹿が無駄な力を持つくらいなら国連にでも登録してやりますよ」

オーナー提督「上司の懐柔と、上に上がるのに必要な財の構築・・・たまたまキャバクラがそれに向いていただけです」

オーナー提督「これが私の描いたシナリオですよ。聞いて満足しましたか?」

愛宕「私には・・・あなたの目も支配欲に濁っているように見えます・・・!」

オーナー提督「そんな目で見ないでくださいよ・・・間抜けな上司に触られた時、首の骨でもへし折ればあなたにも見込みがあったんですがねぇ・・・」

愛宕「私たちは・・・あなたの操り人形じゃないわ・・・」

オーナー提督「ええ、それも今日で終わりですよ。喜んだらどうです?」

オーナー提督「さて・・・あとはお好きにどうぞ?」



↓3 このオーナー提督を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


313: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 01:42:21.14 ID:oOD9NTOZ0

長門「こいつをどうしてくれようか?」

青葉『○○館にでも送って楽しく暮らしてもらうってのはどうですかね?』

明石『青葉さん、えげつ無さすぎです・・・』

提督「長い間君たちを騙し、成り上がるための道具に使ってきたこの男を・・・君たちはどうしたい?」

摩耶「・・・もういい、こいつは何をやらせても反省もしなければ後悔もしないだろう・・・ムショにぶち込まれるだけで十分だ」

提督「彼女に反対の者は?」

愛宕「顔も見たくない・・・さようなら、提督・・・」

速吸「速吸も、騙されていたことには怒っています・・・ですが、復讐しようとは・・・思いません・・・」

鳥海「あなたみたいな人でなしと同じことして同類になるなんて御免です」

長門「操り人形と馬鹿にしてた彼女たちの方が・・・よっぽど人ができてたみたいだな?」

オーナー提督「そういう強みを・・・私がいる間に見せてくれれば・・・少しは考えが変わったのかも知れませんね・・・?」


314: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 01:55:37.04 ID:oOD9NTOZ0
......
....
..
.



憲兵基地前


提督「もう大丈夫か?」

愛宕「まだショックは大きいけど・・・大丈夫です、ありがとう」

高雄「ほんっとうにもう駄目かと思った・・・すいません、ありがとうございました」

提督「いずれ君たちの元に新しい提督が来るだろう。今度はまともな人が来ることを願っている」

摩耶「・・・まともじゃなかったら?」

提督「これを持っておけ、全員分ある。救難信号発生装置だ、横のボタンを三回押せば・・・助けに行く」

瑞穂「本当にありがとうございました。このご恩は忘れません・・・!」

長門「そんなに重く思わなくていさ、助けが必要になったらまたいつでも言ってくれ」

鳥海「お世話になりましたっ・・・!」ペコッ

速吸「速吸たちも、あなたたちが困っていたら全力で助けに行きます!だから・・・遠慮なく呼んでくださいね!」

提督「ありがとう。ではまたな」


315: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 02:03:24.44 ID:oOD9NTOZ0
......
....
..
.


長門達の基地


提督「あの時現場にいた上層部の連中はどうなった?」

青葉「事情聴取だけ受けておしまいですよ」

長門「ま、当然か・・・」

青葉「ですが顔は覚えましたからね!今後使えるかもしれません!」

明石「今回で懲りてくれればいいんですがね」

提督「麻酔銃で撃たれただけじゃ懲りないさ」

青葉「にしても・・・キャバクラ運営してる司令官何てどんな人間かと思いましたが・・・」

提督「想像以上の大物だったな。未然に潰せてよかった」

青葉「・・・本当に○○として働かせたらどうなっていたんでしょうね?」

提督「・・・考えたくもない」




316: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 02:05:41.13 ID:oOD9NTOZ0
オーナー提督編はここまでです。今回はだいぶ長くなってしまいましたね・・・
もう夜遅いですが、次回のブラック鎮守府を決めようと思います



↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
 ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



324: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/05(木) 02:13:51.15 ID:oOD9NTOZ0
ブラック鎮守府:鎮守府内の規則でパンツを穿くことを禁止してる

被害艦:長波、吹雪、叢雲


了解です。また気持ちの悪い提督が書けそうで楽しみです(錯乱)



328: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/06(金) 00:32:59.66 ID:3ug2t4wD0
......
....
..
.



○○○○鎮守府





○○○○提督「さて、今日はゲームでもしないかい?君たち」

吹雪「ゲーム・・・?」

長波「退屈だしなぁ、いいぞ!乗った!」

叢雲「子供じゃあるまいし・・・」

○○○○提督「なら叢雲はいいか」

叢雲「やらないとは言ってないでしょ!ほら、何のゲームか言いなさいな!」

○○○○提督「○○○○ゲームだよ」

叢雲「・・・は?」

○○○○提督「だから・・・○○○○ゲームだよ」

長波「さすがに・・・引く・・・」

吹雪「司令官・・・」

○○○○提督「まぁそう身構えないでくれよ。ゲームなんだから」

吹雪「そういう問題じゃないと思います・・・」

叢雲「暖かくなって頭の中おかしくなったんじゃない?」

叢雲「私は部屋に帰るわ」スタスタ...

長波「私も・・・提督、少し頭冷やせよ?」スタスタ...

吹雪「あっ・・・し、司令官?冗談ですよね?私、信じていますから!」スタスタ...

○○○○提督「・・・」

 
    ガチャガチャ


叢雲「・・・あれっ?ドアが・・・」ガチャガチャ...

長波「あかない・・・」

吹雪「な、なんで!?」

○○○○提督「さて・・・まずはゲームルールの説明かな・・・」スッ...




329: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/06(金) 00:36:43.26 ID:3ug2t4wD0
......
....
..
.


青葉「司令官!こんな鎮守府を見つけたのですが・・・」

提督「どれどれ・・・」

提督「『鎮守府内で長期間の生活を行ったにも関わらず、着任していた艦娘達が全員唐突に別鎮守府へ異動願いを出した。要調査』・・・」

青葉「不思議じゃないですか?」

提督「たしかに・・・何があったんだ?」

青葉「さらに不思議なことに、異動願いを出した艦娘達はひたすら黙秘を続けているとか・・・」

提督「艦娘達が唐突に異動し、なおかつその理由を喋らない・・・」

明石「不気味ですね・・・」

長門「・・・嫌な予感がするな?」

提督「青葉、調査を頼む」

青葉「任せてくださいな!」



330: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/06(金) 00:37:27.98 ID:3ug2t4wD0
......
....
..
.


○○○○鎮守府




○○○○提督「ルールは簡単。君らはパンツを脱ぐ」

吹雪「意味が解らないですよぉ!!」

○○○○提督「まだ最後まで説明してないから当然だよ。落ち着いて?」

叢雲「あんたとは長い付き合いだけど、こんな一面は初めて見たわ!それが本性なの!?」

○○○○提督「話を続けさせてもらうよ。まず、君たちはパンツを脱ぐ・・・」

長波「“脱ぐ・・・”じゃねぇよ、脱がねぇよ・・・やべぇだろこの男・・・」

○○○○提督「代わりに・・・吹雪と長波にはロングスカートを、叢雲にはとびきり厚くて濃い黒タイツを渡すよ」

○○○○提督「有難く履いてくれよ?」

○○○○提督「そして・・・ここからが本番だ。今日から一週間のうちに、君らがなにかドジやミスをするたび・・・」















○○○○提督「君らのスカートは丈が短く、タイツは薄くなっていく」


     「!?」


331: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/06(金) 00:41:10.97 ID:3ug2t4wD0
○○○○提督「以前よりスカートの丈が短くなれば君たちの負けだ」

叢雲「冗談じゃないわよ!」 

○○○○提督「まだ話は終わってないとも」

○○○○提督「一週間たった時点で以前より丈が長かったら、タイツが濃かったら・・・君たちの勝ちだ」

○○○○提督「言うことをなんでも一つ聞いてやろう」

長波「な・・・なんでも・・・?」

○○○○提督「ああ。しかし・・・負けたら君たちには・・・一か月は負けた状態のままで生活してもらうよ?」

吹雪「いやああああ!!」

長波「例えなんでも言うこと聞くとしても嫌に決まってんだろ!」

○○○○提督「チャーハンを作ろうとして鎮守府を火事にしかけたのは誰だったかな・・・?」

長波「うっ・・・!」

○○○○提督「大切な報告書をコーヒーで汚されたり、私の制服を蕎麦だらけにされたこともあったなぁ・・・?」

叢雲・吹雪「うっ・・・!」

○○○○提督「普通なら罰を与えられるはずなのに、その時優しく許してあげた男は・・・」

叢雲「わかったわよ!やるわよ!やればいいんでしょ!?」

長波「うぅ・・・やるしかねぇのか・・・?」

吹雪「えぇっ・・・?」

○○○○提督「どうしたんだい吹雪?君は・・・やらないの?二人はやることにしたのに?」

吹雪「わ、わかりましたよ!やります・・・!」

○○○○提督(ふふふ・・・こうでなくちゃな・・・!)

○○○○提督「さ、スカートとタイツは用意してある・・・どうぞ持って行って」

叢雲「なんで持ってるのよぉ・・・」

○○○○提督「扉はもう開くようになっている。さぁ、早く着替えてきなよ。さぁさぁ・・・」

○○○○提督(楽しいゲームの始まりだ!)



340: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:15:16.87 ID:Luk/tNM60
......
....
..
.


○○○○鎮守府 執務室




    コンコン...


○○○○提督(お?来た来た・・・)ニヤァ...

○○○○提督「どーぞー」


   ガチャ...


吹雪「着替えてきまし---」


パリンッ!


○○○○提督「あ」

吹雪「・・・え?」    

吹雪「な・・・なんでドアの前にティーカップが!?」

○○○○提督「きみ・・・早速やっちゃったね?☆」

○○○○提督「やっちゃったねぇ・・・」

吹雪「なんで二回もいうんですか!?」

○○○○提督「だって大事なことだから」

○○○○提督「なんたって君は・・・今からスカート短くなっちゃうんだからね?」

○○○○提督「○○○○なのに・・・」

吹雪「うぅぅ・・・///」


341: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:16:35.98 ID:Luk/tNM60

吹雪「そもそもなんでドアの前にカップがおいてあるんですか!?」

○○○○提督「さぁ・・・?たまたまじゃない?」

吹雪「司令官なんて・・・だいっきらいです・・・」

○○○○提督「今のも・・・上官に対する侮辱っていうミスじゃない?」

吹雪「!?」

○○○○提督「冗談だよ。そんな泣きそうな顔で見ないでくれよ」

○○○○提督「それじゃ、ここに10cm短くしたスカートがあるから渡しとくね?」

吹雪「わざわざ短くしたスカートまで用意してあるんですか・・・?」

○○○○提督「当然」

吹雪「きもちわるいよぉ・・・」ガタガタ...


   キャァァァッ
  ウワアアッ!


吹雪「叢雲ちゃんと長波ちゃんの悲鳴!?」

○○○○提督「おーっと、どうやら彼女たちもトラップ・・・じゃない、ドジを踏んでいってるようですねぇ」

○○○○提督「さーて、吹雪と同じくあの二人にも罰を与えないとなぁ?」


342: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:18:22.73 ID:Luk/tNM60
......
....
..
.


長門達の基地


提督「なにかわかったか?」

青葉「うーん・・・一応監視カメラをハッキングして調べてはいるのですが・・・」

青葉「仕掛けてあるカメラが旧式なので、内蔵マイクが無くて音声を拾えないんですよ・・・」

提督「PCの中身は?」

青葉「覗いてみましたが・・・特にないですね」

提督「鎮守府内でなにかおかしなところはないか?」

青葉「・・・その鎮守府の子たちのスカートが妙に長い事くらいしか・・・」

提督「妙に・・・長い?」

青葉「本来は太ももくらいの位置のはずなのですが、なぜかスネ辺りまで・・・」

提督「まったく意味が解らない・・・」


343: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:19:31.87 ID:Luk/tNM60
......
....
..
.


5日後 ○○○○鎮守府


○○○○提督「意外や意外の・・・もう前とほぼ変わらなくなってきたね?」

吹雪「すっごいスースーするよぉ・・・///」

長波「なんで私たちがこんな目に・・・///」

○○○○提督「叢雲に至っては・・・」チラ

叢雲「みないでよっ!///」

○○○○提督「Oh!damn! タイツどころかストッキングじゃないか!見えそう!」

叢雲「目ん玉突くわよ!?」

○○○○提督「そうやってすぐムキになるからドジしすぎちゃうんじゃない?」

叢雲「あんたが罠を仕掛けてきたくせにぃ・・・」ギリギリ...

吹雪「叢雲ちゃんやめて!思うツボだよ!!」

○○○○提督「このままいくと今日には吹雪と長波も負けになりそうだね?」

吹雪「絶対勝つんだから!」

長波「今にみてろよ・・・!」



344: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:22:25.94 ID:Luk/tNM60

○○○○提督「太ももを?見てるよ?」

長波「・・・ッッ!!ッ!」

吹雪「長波ちゃん!気持ちはわかるけど落ち着いて!暴れないで!ホントに見えちゃうよ!?」

○○○○提督「正直これ以上ドジられてもこっちが困るんだけどね」

叢雲「何言ってるのよ?ここまでしておいて」

○○○○提督「見えそうで見えないのがいいからに決まっているだろ?」

○○○○提督「ふとした動きで見えそうになって、顔を真っ赤にしながらスカートを、服の裾を抑えるの良いんだろぉ!?」

○○○○提督「でもちょっと隠しきれてなくて側面の太ももの付け根近くまで見えたり、○○の一部分が見えちゃうのが良いんだろォオ!?」

叢雲「本当に・・・何言っているのよ・・・?」

○○○○提督「宇宙の真理だよ」

吹雪「叢雲ちゃん、彼はもうだめなの。私たちが知っている司令官は五日前にしんだんだよ」

○○○○提督「さ、あと二日頑張れよ!俺は応援しているからね!」

吹雪・叢雲・長波「・・・」


345: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/07(土) 01:24:16.65 ID:Luk/tNM60
......
....
..
.



○○○○鎮守府 廊下


叢雲「ほんっと信じられない!○○○○よ!こんなの!」

長波「勝たなきゃ・・・勝たなきゃ・・・」ブツブツ...

吹雪「叢雲ちゃん大丈夫だよ!私たちが勝った時のお願い事は司令官にパンツを返させることにするから!」

叢雲「ありがとう吹雪・・・自分が情けないわ」

吹雪「待っかせといて!」

叢雲「頼りにしてるわ。それじゃ、へやに戻りましょう」スタスタ...

吹雪「あっそこはあぶな----」

    ガッ...

叢雲「きゃっ---」


   ズッテーン!


叢雲「い、いたた・・・なんで床が・・・」

長波「提督が新しく作りやがった罠だ・・・床の一部を踏むと丁度つま先あたりの位置の床が少しだけせり上がるんだ・・・」

叢雲「忍者屋敷か何かなの!?」

吹雪「それより叢雲ちゃん・・・あの、見えちゃってるから早く立った方が・・・」

叢雲「ッ!?///」バッ

○○○○提督「そうだッ!その反応だッ!!」

叢雲「なぁっ!?あんたいつの間に執務室から出てきたのよ!?」

○○○○提督「おおっと安心してくれ。君のタイツの下は見ていない、目をつぶったからな。でも・・・」

○○○○提督「吹雪が立ってって言った時に、君が服の裾を押さえながら立ち上がる瞬間はぁ・・・」ググッ...













○○○○提督「め っ ち ゃ く ち ゃ ガ ン 見 し た ぁ ・ ・ ・」グンニャァ...


長波「キモイ・・・キモ過ぎる・・・」ガタガタ...

叢雲「あんた・・・もう・・・心底ガッカリよ・・・」ポロポロ...

吹雪「うぅっ・・・どうしてこうなってしまったんですかぁ・・・司令かぁん・・・」ポロポロ..


358: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 00:23:09.65 ID:eymdwNBP0
......
....
..
.



同時刻 長門達の基地 



青葉「んー・・・スカートの長さが元に戻った以外で特に異変が・・・」

青葉「徐々に戻っていったことが奇妙だけど・・・それとあとここの子たちのドジがやたら多いのも目立つ・・・みんなドジっ子なのかな?」

青葉「あっ、叢雲さんがまた転ん・・・・」

青葉「!?!?!?!?!?///」ガタタッ

提督「青葉!?一体どうした!?」

青葉「司令官はこっち来ちゃだめです!!」

提督「・・・?」

明石「落ち着いてください青葉さん、一体どうしたんですか?」

青葉「叢雲さんが・・・パンツを履いていませんでした・・・」

明石「・・・はい?」

青葉「言葉の通りですよ!叢雲さんが○○○○だったんです!叢雲ちゃんが○○○○だったんです!」

青葉「おまけにそれを見たそこの司令官がイナバウアー張りにのけぞってなんか叫んでいますよ・・・」

長門「それは・・・すっごく気持ちが悪いな・・・」

提督「訳が分からないが・・・異常なのはわかった。すぐに向かおう」




359: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 00:24:46.16 ID:eymdwNBP0
.....
....
..
.


○○○○鎮守府


○○○○提督(やっぱりアドバイス通りに異動できることを彼女たちに伏せておいて正解だった・・・)

○○○○提督(前の子たちには伝えてしまったせいで逃がしちまったからなぁ・・・)ヒヒヒ...

○○○○提督(彼女たちはもう逃げられない・・・さて、今度は何して遊んでやろうか)


   バンッ


○○○○提督「執務室の扉はもっと静かに開けること。はい減点」

○○○○提督「君たちひょっとして○○○○主義に目覚めた?」

叢雲「んなわけないでしょ!」

吹雪「もう限界です」

長波「つきあいきれないぜ・・・」

叢雲「憲兵に手紙を出すことにしたわ!やめてほしければ・・・」

○○○○提督「いいよ?別に出しても」

叢雲「えっ?」

○○○○提督「だだし、どれだけ待たされるかは分からないけどね。何か月?もしかしたら1年以上かかるかも・・・?」

○○○○提督「今憲兵は忙しいみたいだからね。こういう小さな所は後回しってことで好き勝手出来るのさ・・・!」

吹雪「そん・・・な」

○○○○提督「君らはこれからはずっとゲームの遊び相手だ!!新しい遊びも考えたぞ!」

○○○○提督「ほら、ここにパンツが一つある。ルールは単純、奪い合え」

○○○○提督「一度パンツを身に着けたらそいつはその日一日の勝者。24時間パンツを履いてて良い」

○○○○提督「そして・・・24時間経ったら・・・再び奪い合え!」

長波「んなことするわけねーだろ!いい加減にしろ!」

○○○○提督「ならもう少し良心的なゲームにするか!ノーブラゲー・・・」



360: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 00:30:09.43 ID:eymdwNBP0


   
 「ゲームの時間はもう終わりだ」
 

  パリーンッ!
   ヒュッ 
    ガンッ!


○○○○提督「ぶほっ」ドシャッ

長門「まったく・・・どうしてそうも気色の悪いゲームばかり考えられるんだ・・・?」

○○○○提督「きみは・・・レギンスを履いているのか・・・?つまんな・・・」ヨロヨロ...

長門「もう一発決めてやろうか・・・」

吹雪「あ、あの・・・あなたは一体」

長門「お前たちを助けに来た。事情は知っている。その・・・この男にされた仕打ちをな」

長波「味方・・・なんだな?」

長門「ああ、安心してくれ」

提督『N、俺も突入すべきか?』

長門「いや、おそらく来ないほうがいい。この男は私一人で対処できる」

提督『了解。なら任せた』

長門「さて、そこの変態。お前はまず憲兵の元へ送られる」

長門「だがその前に・・・お前が行った罪の懺悔と清算をしろ・・・!」


  ノーブラ提督の動機は?
 
↓3の中で最もコンマの高いものを採用
  
※補足で申し訳ありませんが、今現在のストーリーと完全に矛盾してしまうような安価はナシでお願いします


366: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:06:52.72 ID:eymdwNBP0
○○○○提督「そうは言われてもな・・・?趣味をいきなりやめろって言われてもそれは難しいわけで・・・」

叢雲「趣味・・・?」

○○○○提督「そう、趣味。○○○○の女の子が魅せる素敵な反応を見るのが最高に楽しい・・・」

○○○○提督「だがなんだかんだ言って、君たちの為になったと思わないかい?」

○○○○提督「君たちは前からドジっ子だった。それがどうだ、俺が何か仕掛けなかったら完璧に色々こなせるようになったじゃないか」

○○○○提督「俺はね、嬉しいんだよ・・・君たちが成長してくれたことが・・・・」

○○○○提督「提督である前に、一人の君たちの家族として・・・この成長を心から嬉しく思っているよ・・・」

○○○○提督「君たちも・・・自分の成長を嬉しく思えてくるだろう・・・?」

○○○○提督「湧き上がるこの感情は・・・俺だけのものではないと・・・信じているよ」

吹雪「・・・」

○○○○提督「・・・思ってない?」

叢雲「・・・」

○○○○提督「ここから『勘違いしていました!やっぱ提督のおかげで生まれ変わることができました!』って流れにはならない?」

長波「・・・」

○○○○提督「ならないのか・・・そうか・・・じゃぁ・・」

○○○○提督「逃げるッ!」ダッ!

長門「逃げられると思っているのか!この間抜けが!」ガシッ

○○○○提督「うおおお!!離せ!まだやり足りないんだ!見足り無いんだ!○○○○桃源郷をこの手で作るんだ!」

長門「なんて腐った野望をしてるんだ!観念しろ!!」ブンッ

○○○○提督「くそがあああ!」ドシャァッ!

長門「さて・・・清算の時間だ。三人とも、お前らはこの腐りきった男を許せるか?」


↓3 この○○○○提督を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/08(日) 01:08:19.97 ID:BfSYORvLO
許さない
両親並びに知人のもとに下半身裸にもかかわらず満面の笑みで執務を行っている写真を送る


370: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:27:36.41 ID:eymdwNBP0
叢雲「あんたにはもう・・・何も言うことはないわ」

吹雪「さようなら、司令官。いままでありがとうございました」ペコリ

長波「当然の報いだ、さっさといなくなっちまえ」

○○○○提督「おい、冗談じゃないぞ・・・!なんでここまで怒ってるんだよ・・・?」

叢雲「なぜ起こったかはそのうちわかるわ・・・。あなたも同じ目にあうんだから・・・」

長門「T、また汚れ仕事だ。頼めるか?」

提督『ああ、わかったよ。君に引き受ける仕事じゃないんだろう?』

長門「こいつの両親や知人にめでたくムショ仲間になりましたと記念写真を送ることになった」

長門「・・・下半身裸でな」

○○○○提督「おい・・・おいおいおいおい・・・何本当にとんでもない考えだしてやがんだよ・・・?」

提督『さすがにどうなんだ?それは・・・そんなものが送られる家族や知人がかわいそうだ』

長門「大丈夫だ、派手にモザイクを入れればいいさ」

提督『なるほど・・・今そっちに行くよ』

○○○○提督「やめてくれ!!両親や友達にはめっちゃ頭がよくて将来有望な男として認知されてんだよ!!」

長門「そうか。さ、全員今の内に部屋から出たほうがいい。記念撮影の邪魔になってしまうからな」

○○○○提督「吹雪!叢雲!長波!俺が悪かった!俺が悪かったから今だけでも味方してえええ!!」




371: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:33:59.11 ID:eymdwNBP0
......
....
..
.

○○○○鎮守府 執務室


提督「ほら、そこで笑え。にっこりな」パシャパシャ

○○○○提督「・・・・」ニコッ...

提督「酷い笑顔だな。家族に見せる顔がそんなんでいいのか?」

○○○○提督「はは・・・」

提督「悲哀の混じった笑顔だが、撮っておこうか」パシャパシャ

青葉『司令官・・・その写真の加工を青葉に依頼したら縁を切りますからね・・・』

提督「もちろんそんなことはしないさ。俺がやっておくよ。はいチーズ」

○○○○提督「父さん・・・母さん・・・さようなら・・・」



372: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:39:43.39 ID:eymdwNBP0
......
....
..
.


憲兵基地前


吹雪「ほんとうにありがとうございました!」

長門「気にするな。我々も発見が遅れてすまない」

叢雲「あの・・・聞きにくいんだけど、発見した経緯ってのは・・・」

長門「・・・聞かないほうが良い」

叢雲「そ、そうね、そうよね・・・」

長波「あんたら強いんだなー。あたしびっくりしたよー!窓を破って突入してパーンチ!かっこいいね」

長門「真似はするんじゃないぞ?」

長波「た、頼まれてもやんないよ!」

長波「でもさ、応援はしてるから・・・なにか必要になったら言ってくれよ!できることならなんでも手伝うからさ!」

長門「ありがとう。ではまたな」

長門「次に会う提督が善人であることを願っているよ・・・」



373: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:56:24.89 ID:eymdwNBP0
......
....
..
.


青葉「はぁー、変態ばかりでまいっちゃいますね!」

提督「狂人相手よりはマシさ・・・」

明石「あれもだいぶ狂っていましたが・・・」

長門「ところで提督、撮った写真はどうしたんだ?」

提督「憲兵が押収していった。俺が加工した写真をさらに加工して上手く家族に送るはずだ」

青葉「き、気の毒に・・・!」

提督「大丈夫さ、大きな文字とかモザイクで隠してある。凝視しないと下半身裸であることもわからないくらいにな」

提督「家族への確認用に使われる写真になるだろう」

明石「へ、編集お疲れ様でした・・・」




374: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 01:59:13.42 ID:eymdwNBP0
○○○○鎮守府編、これで終わりです
夜遅いですが、次回のブラック鎮守府を決めていきたいと思います

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
 ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)


381: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/08(日) 02:18:39.13 ID:eymdwNBP0
ブラック鎮守府:自分をインディジョーンズの子孫だと盲信してる
被害艦:扶桑・山城 夕立

了解しました
今夜は遅くまで付き合っていただきありがとうございました。おやすみなさい

またしてもとんでもないブラック鎮守府が・・・
○○○○鎮守府になると内容がどんどん下劣になってしまいますね、すいません

インディージョーンズは大好きなのでネタがモリモリ入っていくと思います

自分は二作目の魔宮の伝説が好きです。猿の脳みそ料理は忘れられません
クリスタルスカル?さぁ・・・知らない子ですね・・・


395: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:53:30.46 ID:/+6APwdI0
ジョーンズ鎮守府




扶桑「あのー・・・提督?ずぅっと石なんて眺めてどうしたんですか?」

夕立「提督さん、それ、ボーキサイトっぽい?」

ジョーンズ提督「今の僕の事は博士とよんでくれるとうれしいな。それにこれはただのボーキサイトなんかじゃない」

ジョーンズ提督「宝への道しるべだ・・・!」

山城「また言ってるわ・・・はぁ・・・」

ジョーンズ提督「ここからは考古学の時間だ。君たち、サンカラ・ストーンは知っているか?」

夕立「何それ?インフィニティ・ストーンの一つっぽい?」

扶桑「作品が違うわよ、夕立」

山城「知っているわよ・・・映画で見たわ」

ジョーンズ提督「あれはただの映画なんかじゃない、実際に起こったことなんだ!」

山城「その話も何度も聞いたわ・・・で、一体なんですか?」

ジョーンズ提督「サンカラ・ストーンは、僕の祖父が1935年にインドで壮絶な戦いの果てに手に入れ、近くの村に返した宝物だ」

ジョーンズ提督「そしてこのボーキサイトは・・・シバ神を信仰する者がサンカラ・ストーン模して作り上げたものだ・・・!」

ジョーンズ提督「まだ作られて時間がたっていない・・・つまりこれは、インドで再びサンカラ・ストーンが何かに利用されたということだ!」

ジョーンズ提督「僕らは・・・調べる必要があるぞ!」



396: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:54:28.56 ID:/+6APwdI0
>>395 サンカラ・ストーン


僧侶だったサンカラにシバ神が邪悪と戦うために渡したと言い伝えられる5つの伝説の石
一か所に集められると中のダイヤモンドが光り、オレンジ色に輝く
モラ・ラムという男がこの石を用いて邪悪な儀式を行い、世界制覇を目指そうとした   

インディジョーンズ2 魔宮の伝説に登場



397: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:55:30.49 ID:/+6APwdI0

山城「あの、だからそれって映画の話で・・・」

ジョーンズ?提督「あれはただの映画じゃないって言っているだろ!!」バンッ!
   
扶桑・山城・夕立「!」ビクッ

ジョーンズ?提督「僕の祖父は伝説の考古学者、インディアナ・ジョーンズなんだ!僕が子供の頃に何度も昔の話をしてくれたんだ!!」

ジョーンズ?提督「君たちはそれを全部映画の世界だって、妄想の産物だって侮辱するっていうのか!?そんなことは僕が許さないぞ!!」シュルル...

   
         バシィーンッッ!
   

山城「ま、待ってください提督!山城が悪かったです!謝りますから鞭はしまってください!」

扶桑「お願いです提督・・・!山城だって悪気があったわけではないんです!どうか許してください!」

夕立「て、提督さぁん・・・こわいっぽい・・・」ガタガタ...

ジョーンズ?提督「・・・」

ジョーンズ提督「いや、取り乱して済まなかった。祖父を馬鹿にされたと思ってついカッとなってしまった。君たちを鞭で打つなんてこと、絶対にしないよ」

ジョーンズ提督「悪かったよ。話を戻そう」

山城「は、はい・・・」



398: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:55:59.47 ID:/+6APwdI0
ジョーンズ提督「このサンカラ・ストーンを模したボーキサイトの出所を探るために君たちにはインド洋に出てほしい」

扶桑「イ、インド洋・・・?」

ジョーンズ提督「そうだ。僕には君たちのような艤装は無いからね、協力が必要なんだ」

ジョーンズ提督「ボーキサイトの質、周りについている物質からどのあたりにあるかは大体目星がついている。さぁ、この地図の位置に島があるはずだ、探してきてくれ」

ジョーンズ提督「悪しき者の手に渡る前に」

夕立「提督さぁん・・・この地図、すっごく古風で分かりにくいっぽい・・・」

ジョーンズ提督「これこそ地図だよ」

扶桑「夕立、口は災いの元よ。早く行きましょう」

ジョーンズ提督「悪いね君たち。僕も行きたいところなんだけど、あいにく提督としての書類仕事に追われていてね」

ジョーンズ提督「まったく参っちゃうよ。追われるなら槍とか弓矢をもった殺人部族なんかの方がマシさ」

扶桑「は、ははは・・・」

夕立「提督さんのジョークは良くわからないっぽい」

山城「お気になさらず・・・」

山城(あんたと一緒にいたら頭がおかしくなりそうよ・・・)

扶桑「それでは提督、行ってまいりますね」

ジョーンズ提督「ああ、気を付けていってくれ」

ジョーンズ提督「書類仕事を終わらせるついでに、サンカラ・ストーンについて何かわかったら連絡するよ。考古学の研究ってのは、七割は本を読み漁ることなんでね」




399: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:57:41.64 ID:/+6APwdI0
......
....
..
.



数日後 長門達の基地


明石「提督!要望通りのモノが完成しましたよ!コスチュームの腕部に麻酔銃を仕込んでおきました!」

提督「ありがとう明石、おかげで確保が楽になりそうだ。で、これはどうやって撃つ・・・」スッ…

     パシュッ!

提督「・・・ここのボタンで発射か」

明石「なんでもかんでも触っちゃだめですよ。提督・・・まずは説明を聞かないと」

提督「・・・すまない」

長門「二人とも、何を遊んでいるんだ?青葉が新しい情報を持ってきたぞ」

提督「どんな情報だ?」

青葉「ブラックなのかどうなのかは今のところ分かりませんが・・・」

青葉「なんでも、摩訶不思議な提督がいるそうです。変人というべきか・・・」

青葉「帽子が軍帽じゃないとか、鞭をぶら下げていたとか、いきなり古代の言語でしゃべり始めたとか・・・」

明石「・・・変人ですね」

青葉「周りの人も気味悪がってしまって、小規模な鎮守府に送られたっきり行動が把握できていないとのことです」

長門「なるほどな・・・たしかに、行動が把握できていない変人となると色々と不安になって来るな」

提督「青葉」

青葉「はい!いつも通り探っておきますね!」




401: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:58:39.26 ID:/+6APwdI0
……
….
..
.

インド洋 


夕立「おかしいっぽい・・・地図の場所に来たけれど、島もなにもないっぽい」

山城「あるわけないでしょ・・・」

扶桑「夕立。彼は少し・・・いや、だいぶおかしいのよ。ただ、付き合ってあげないとなにをしでかすかわからないわ」

夕立「え、提督さんが今まで言ってた事とかも全部嘘・・・?」

山城「そうよ。いままで提督の戯言に付き合って宝が見つかったことなんて一度もないわ」

山城「自分を映画の中の人物の子孫だと盲信してるおかしな人なのよ・・・はぁ・・・不幸だわ・・・あんな提督の元で働くことになるなんて・・・」

夕立「そんなぁ・・・提督さん、かわいそうっぽい・・・」

扶桑「さぁ、帰りましょう。提督にはいつもの通りに適当な嘘でも言っておけばいいわ」

山城「そうですね。地図の×印を掘って宝がでたためしは無い、根気よく探しましょうとでも言っておけば満足するでしょう」

扶桑「はぁ・・・本当に困ったわね。燃料の無駄よ・・・」

山城「深海棲艦がこのあたりにいないだけ良しとしましょう。姉さま」

扶桑「山城、それはフラグって言・・・」


バシャッ   バシャッ   バシャッ  
   バシャッ  バシャッ   バシャッ
バシャッ    バシャッ    バシャッ
   バシャッ  バシャッ  バシャッ


  「グルルル…」 「コォォ…」
「ハァァァア…」 「オォォッ…」
  「カァァァァアアアッ…」


扶桑「・・・ほら」

山城「不幸だわ・・・」



402: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:00:36.73 ID:HU8q2Oct0
......
....
..
.



さらに数日後… 長門達の鎮守府


提督「進歩はどうだ?」

青葉「礼の鎮守府を調べてわかったことは5つです」

青葉「司令官はハーフのマッチョなイケメンなこと、なぜかフェドーラ帽子をかぶっている事、制服じゃなくてレザージャケットを着てること、執務室がアンティーク品だらけなこと。艦娘がいないこと・・・です」

明石「イ、インディジョーンズ・・・?」

青葉「見た感じはまさにそれです・・・」

提督「立ち振る舞いはともかく、艦娘がいないことが気になるな。何かわかるか?」

青葉「それが、どうやらPCを使っていないようで・・・手帳なにか色々な記録を書いているようなんですよ」

長門「ずいぶんと古風だな・・・」

提督「紙はハッキングできないからな。今度は、直接出向いて探ってみようじゃないか」

長門「賛成だ」




403: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:02:28.47 ID:HU8q2Oct0
......
....
..
.




ジョーンズ鎮守府


夕立「帰ったっぽーい!」

ジョーンズ提督「おかえり。長い旅乗りご苦労だったね、大丈夫だったかい?」

扶桑「途中で深海棲艦と遭遇。なんとか撃退しましたが・・・少し損傷を負いました」

山城「それで・・・その・・・」

ジョーンズ提督「サンカラ・ストーンは見つからなかったのか?」

山城「はい、バツ印のところを探してみたのですが・・・」

ジョーンズ提督「そうか・・・まぁ、これも調査じゃよくあることさ。だれかが流したデマだったのか・・・とにかく君らが無事で・・・」

夕立「じゃーんっ!提督さん!これを見るっぽい!」

夕立「サンカラ・ストーン、見つけてきたぽーい!」スッ…

ジョーンズ提督「なんだって!?本当かい!?」

山城「ゆ、夕立!?」

扶桑(一体どこで見つけてきたの?)ヒソヒソ…

夕立(提督さん、いつもいつも宝物見つけられなくてかわいそうっぽい。だから、帰り際にそれっぽい鋼材や資材なんかを見つけて作ってみたの!)ヒソヒソ...

夕立(提督さん、きっと喜ぶっぽい!)

扶桑(夕立・・・)

ジョーンズ提督「夕立、もっとよく見せてくれないか?」

夕立「はい、どーぞ!」



404: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:05:31.26 ID:HU8q2Oct0
ジョーンズ提督「これは・・・」

ジョーンズ提督「これ・・・は・・・」

ジョーンズ提督「・・・」

ジョーンズ提督「・・・・・・・・・・・・・・夕立」

夕立「な・・・なに・・・?」













ジョーンズ?提督「おまえは一番やってはいけないことをした」ユラ…

夕立「て・・・提督さん・・・?」ゾワッ…

ジョーンズ?提督「僕が最も嫌いなのは、僕が最も尊敬する祖父をけなされることだ」

ジョーンズ?提督「おまえがやったのは、祖父が命を懸けて手に入れた宝物への侮辱だ」

ジョーンズ?提督「僕の祖父を・・・よくも・・・よくも・・・!」スタスタ…



405: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:08:19.15 ID:HU8q2Oct0

    シュルル….


夕立「ご・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいっ・・・!」グスッ…

夕立「提督さんは、宝物が欲しいのに・・・いつも手に入れることができてなかったから・・・」

夕立「だから、夕立がたまには提督さんを喜ばせようと思って・・・」

ジョーンズ?提督「ふざけるな!!」

夕立「っ!」ビクッ!

ジョーンズ?提督「なおさら許せない!僕の機嫌を取るためだけに偽造して、誤魔化そうとしたっていうのか!!」

ジョーンズ?提督「お前はナチスの手先だ!!絶対に許さないぞ!!そうやって本物のサンカラ・ストーンをどこかへ隠しているのか!!」

山城「提督!いいかげんにしてください!!彼女は提督の為を思って・・・!!」

ジョーンズ?提督「なんでこの子をかばう・・・?そうか、君もナチスなんだな!?」

ジョーンズ?提督「お前ら全員、身を潜めていたナチスの残党で、僕の祖父に計画を何度も邪魔されたからって、僕を狙ってたんだな!?」

山城「い、一体何を・・・?」

ジョーンズ?提督「誰の差し金か言え!!でなきゃ・・・!」シュルル…


ヒュッ 
    バシィイッ!!


山城「ひっ・・・!」

ジョーンズ?提督「じゃなきゃ・・・次は床ではなくお前ら自体を打ち払ってやる!」シュルル...


431: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:14:49.68 ID:elL3IuMQ0

夕立「提督さん・・・夕立、もう二度と嘘つかないから・・・お願い・・・もう怒らないで・・・」ポロポロ…

山城「提督・・・私はナチスなどでは・・・!」

ジョーンズ?提督「ナチスの言うことなんて信用できるわけないだろ!!」

夕立「どうして・・・提督さぁん・・・」ボロボロ…

ジョーンズ?提督「どうして?どうしてだって!?そんなのは簡単だ!お前らが財宝を狙うナチスで、それを守る僕がインディ・ジョーンズの孫だからだ!」

ジョーンズ?提督「さぁ、言え!!」シュルル…

扶桑(山城と夕立を・・・二人を助けるには・・・!)

扶桑「ふふふ・・・」

ジョーンズ?提督「なにを笑っているんだ!?」



432: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:15:40.18 ID:elL3IuMQ0
扶桑「・・・よく見抜いたわね。そうよ、私は新たなナチスの諜報部員・・・」

扶桑「騙されやすいのは祖父譲りかしら?話はもっとよく聞いとくべきだったわね」

山城「姉さま・・・?」

夕立「・・・?」

扶桑「あなたの祖父が見つけた数々の財宝・・・それらの調査と奪還が私の目的・・・」

ジョーンズ?提督「・・・続けろ」

扶桑(二人とも、今の内に逃げなさい)ヒソヒソ…

山城(でも、姉さま・・・!)ヒソヒソ…

夕立(これは夕立のミスだから・・・おいて逃げるなんてできないっぽい!)ヒソヒソ…

ジョーンズ?提督「今更作戦会議か?見苦しいぞ!」

扶桑「いいえ提督、いや・・・ジョーンズ博士と呼ばせてもらうわ」

扶桑「私からあなたにお願いがあるの・・・・山城と夕立を、ここから逃がしてほしいの」



433: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:16:43.76 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ?提督「・・・何故だ?」

扶桑「この二人は・・・私が今まで利用してたの。私が動きやすいようにね」

扶桑「サンカラ・ストーンの偽造も私が頼んだものよ。だから、二人はナチスとは関係ないの」

扶桑「戦うなら、私と一対一でしましょうか?」

ジョーンズ?提督「ナチスにしては、ずいぶんと礼儀が正しいな。いいだろう、信じてやる」

ジョーンズ?提督「二人とも、部屋を出ていくんだ」

山城「ね、姉さま・・・姉さまに何かあったら山城は・・・」

扶桑「聞こえなかったの?早くここから出なさい。姉の言うことが聞けないの?」

山城「・・・わかり・・・ましたっ・・・!」ギリッ…

夕立「扶桑さん・・・」

山城「夕立、出るわよ」グイッ…

夕立「山城さん!?」スタスタ…



434: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:18:05.93 ID:elL3IuMQ0


 ガチャン…


ジョーンズ?提督「これで二人きりか・・・状況が違えば、ロマンチックだったかもしれないのにな」

扶桑「そうかしら?時代と世代を超えた戦い・・・これ以上なくロマンあふれる場面だと思うけど・・・?」ザッ…

ジョーンズ?提督「いい構えじゃないか。君を鞭で打つのに気が引けてきたところだよ」

扶桑(生身で彼に勝てるとは思えない・・・でも、二人を逃がすことができた、もう十分だわ・・・あとは・・・“役”を全うするだけ・・・)

扶桑「さぁ、かかってきなさい・・・!」

ジョーンズ?提督「・・・」シュルル…

    ヒュンッッ!!

扶桑(駄目・・・やっぱり見えな-----)ギュッ…

    バシィィイッ!!

扶桑「・・・?」

扶桑(打たれて・・・ない?)チラッ…



435: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:19:37.33 ID:elL3IuMQ0





提督「ぐっ・・・」ヨロッ…

扶桑「あ・・・あなたは・・・?」

提督「君たちを助けに来た・・・」

提督「彼がどんな人間かも、君が今置かれている状況もすべて把握している。下がっているんだ、彼の相手は俺がする」

ジョーンズ?提督「いきなり僕の鞭の前に現れるだなんて・・・その姿といい、君はナチスというよりも邪教徒みたいだな・・・?」シュルル…

青葉『司令官!大丈夫ですか!?』

提督「大丈夫だ。だが、鞭はスーツ越しでも効くものなんだな・・・」

ジョーンズ?提督「敵が二人になったところで僕には関係ないさ」シュルル…

ヒュンッ! 
    ヒュヒュンッ!!
 
扶桑「き、気を付けてください!その男の鞭の腕は本物です!」

長門『T、加勢するか?』

提督「大丈夫だ。俺一人で倒す」

ジョーンズ?提督「見たところ、強固な防具を身に着けているようだが・・・僕の鞭の中を潜り抜け切れるかな・・・?」ヒュンッ…

提督「・・・」スッ…

    チャキッ
  プシュッ!
 
ジョーンズ?提督「ぐっ・・・?なん・・・だ・・・?」フラッ…

    ドシャッ…


扶桑「え・・・?」

青葉『・・・え?』

提督「デザイナー、早速麻酔銃が役に立ったぞ」

明石『・・・あの、それは嬉しいんですけど・・・今の流れは男同士の熱い一対一の戦いでは・・・?』

提督「いや、これであってるさ」




438: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:23:32.15 ID:elL3IuMQ0
......
....
..
.



ジョーンズ鎮守府 執務室



ジョーンズ?提督「・・・ここは・・・僕の部屋か・・・?」

扶桑「目が・・・さめましたか?」

山城・夕立「・・・」

ジョーンズ?提督「ああ、ばっちり覚めたよ。なんで二人もいるんだい?」

扶桑「私が連れ戻しました。提督」

ジョーンズ?提督「・・・本当に、僕は騙されやすいみたいだな」

提督「お前が今までやってきた話を聞いたぞ。何度も艦娘を宝さがしという名目で死地へ送った話をな」

ジョーンズ?提督「冒険の旅は、常に死と隣り合わせだ。彼女たちだって死を覚悟で宝を探しに行ったに決まっている。ナチスだと分かった今、それも怪しいがね」

提督「そう思っていたのは・・・お前だけだ」


439: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:25:33.95 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ?提督「僕だって好きで送ったんじゃないんだ!艦娘が向かうような海を僕が調査するのは無理だ!」

ジョーンズ?提督「でも、悪しき人間の手に宝が渡るのが見逃せなかった!」

明石『提督・・・彼は大丈夫なんですか?ただのファンかと思いきや・・・』

青葉『なんだか本当にインディ・ジョーンズの子孫だと思えるほどの演技力です』

提督「これは映画じゃない。お前は自分の妄想に艦娘を付き合わせて死なせるところだった」

ジョーンズ?提督「なぜどいつもこいつも妄想だというんだ!!これは妄想なんかじゃない!ナチスはそうやって人を洗脳していくのか!?」

提督「俺はナチスでもなければ・・・お前はインディ・ジョーンズの子孫でもない」

提督「お前は・・・妄想家で、艦娘を殺しかけた悪党だ」

ジョーンズ?提督「違う・・・違う・・・!」

提督「扶桑、山城、夕立・・・君たちはこの男に今まで苦しめられてきた」

提督「君たちは彼を・・・許すか?許さないか?」


↓3 このジョーンズ?提督を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


445: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:50:15.45 ID:elL3IuMQ0

山城「ふふふ・・・私に面白い考えがあるわ」

扶桑「や、山城?」

夕立「山城さん、顔が怖いっぽい・・・」

山城「そんなにインディ・ジョーンズになりたいなら・・・させてあげるわよ」

提督「言っといてなんだが・・・ほどほどにな?」

ジョーンズ?提督「所詮ナチスか、70年経っても野蛮だな」

山城「ナチスの方がマシだと思わせてあげるわ・・・!」



446: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:52:03.28 ID:elL3IuMQ0
......
....
..
.



数日後


ジョーンズ鎮守府 庭


  ゴロゴロゴロ…

ジョーンズ?提督「おい、やめてくれ!本気で殺すつもりか!?」ダダダ...

明石『インディ・ジョーンズと言ったらこれですよね。転がってくる大岩!』

提督「すごい出来だな・・・」

扶桑「あ、あの・・・このセットは・・・」

山城「近くの山に色々使えるものがあったので使わせてもらいました。ふふふ・・・良い気味ね・・・」

夕立「ちょっと楽しそうっぽい」

山城「あなたも後でやってみる?」

夕立「え、遠慮するっぽい・・・」

ジョーンズ?提督「避けられるものが何もない・・・潰れるっ・・・!」

山城「あら、本当に潰れそうね」ポチッ…

大岩「」ピタッ…

提督「おい、あの技術・・・」

明石『はい、私が少し手を加えてあります!多分死ぬことは無いと思いますよ』

提督「多分・・・か」

明石『あ、あと回転刃が飛び出したり矢が飛んでくるのもあるのでそれも試してもらいましょう』

ジョーンズ?提督「ハァッ・・・ハァッ・・・」ゼーハー…

山城「さ、次は刃が飛び出す仕掛けでも楽しんでもらいましょうか?」

山城「“悔い改めた者だけが通れるであろう”よ、提督ならこれの意味・・・解りますよね?」

ジョーンズ?提督「勘弁してくれ・・・」

提督「・・・本当に死なないようにできているんだよな?」



447: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:53:32.10 ID:elL3IuMQ0
......
....
..
.


憲兵基地前


扶桑「あの時は・・・助けていただいてありがとうございました」

山城「話はお聞きしました。姉さまを助けていただいて・・・本当に感謝しています」

提督「それが役目だ。君たちが無事ならよかった」

提督「見つけるのが遅れてすまなかった」

夕立「とんでもないっぽい!どうもありがとう!」

提督「君たちの元には新しい提督が来ることだろう。どうか元気でな」

扶桑「次来る提督は・・・インディ・ジョーンズ好きでないと嬉しいわね」

山城「私、ハリソン・フォードならブレードランナーが好きなのよ」

夕立「夕立はスターウォーズっぽい」

提督「どうやら大丈夫そうだな。次に君たちの元へ来る提督が良い人たちであることを願っているよ」



448: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:55:05.88 ID:elL3IuMQ0
......
....
..
.


明石「今回の仕事は楽しかったです♪」

提督「君には恐れ入るよ・・・」

青葉「青葉、あれ見てたら映画見たくなっちゃいました!またみんなで映画見ませんか?」

明石「この流れならもちろんインディ・ジョーンズですよね?何作目を見ますか?私は一作目が良いです!あのカーチェイスが見たいです!」

提督「俺は二作目かな。トロッコで逃げるシーンの迫力とスリルは何度見ても最高だ」

長門「二作目はちょっとグロテスクすぎて私にはちょっと・・・三作目だな、コミカルでアクションも面白くてあれが一番好きだ」

青葉「ク・・・クリスタルスカル・・・」ボソッ…

    「・・・」

提督「・・・全部見ようか。ピザを頼んで来る、他の皆も呼んでおいてくれ。今日は楽しく映画鑑賞と行こうか」

明石「いいですね!最高です!プロジェクター用意しときますね!」

青葉「青葉は映画借りてきます!」

長門「なぁ、二作目を見るなら・・・私は途中で一旦席を外してもいいか・・・?」




449: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:57:04.20 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ鎮守府編はこれにてお終いです

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)


458: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/14(土) 00:06:28.44 ID:cAr9PGQx0
ブラック鎮守府:ここの提督は嫁艦の瑞鳳にはベタベタで他の娘には厳格な態度でした
この基地に嫌気をさした三人は外の世界でセカンドライフを送るための資金を得るために、悪事に手を染めました
そして金を得る喜びを知った三人
アクィラ Uー511 タシュケントの語学堪能グループがあらゆる手を使って、
娘達を密輸船のところまで連れていき人身売買してる。

被害艦:アイオワ 葛城

了解しました。今日はここまでです
実はけものフレンズ×インディ・ジョーンズのクロスSSを企画して頓挫したので、今回のブラック鎮守府は良い供養になったと思います
次回はだいぶ黒々としそうですね・・・
見ていただきありがとうございました。おやすみなさい


468: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:29:12.74 ID:zeWxbpDG0
半年前 瑞鳳嫁提督鎮守府 執務室


   ガチャッ

瑞鳳「提督―っ!ただいまーっ!」ダッ

   ガバッ
    ギュッ

瑞鳳嫁提督「瑞鳳ぉぉおっ!お帰りーっ!」ギュッ ナデナデ…

瑞鳳「あはははっ!な、撫でまわさないで!くすぐったいよ提督ぅううう!」

タシュケント(また始まった・・・)

U-511「はぁ・・・」

アクィラ「あの~提督?任務報告をしに来たんですけど~・・・?」

瑞鳳嫁提督「あ?うるさいな、今は瑞鳳との時間なんだよ。報告なら後にしてくれ」

タシュケント(今は報告の時間だろうに・・・Капуста)

瑞鳳「んもー提督、そんな言い方は無いじゃない?」

瑞鳳嫁提督「はいはい、報告は瑞鳳から聞いとくから、もう下がっていてくれ」

瑞鳳「あー、適当に流した。でもまぁ、二人の時間は大事だよねっ♪」

タシュケント「だってさ、行こうかみんな」

U-511「う、うん」

アクィラ「そうですね・・・」

 スタスタ…
  ガチャン



469: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:33:37.49 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
.



アクィラの部屋


アクィラ「提督、瑞鳳さんとケッコンなさってから随分と変わってしまいましたね~・・・」

U-511「差別・・・ひどいとおもう・・・」

タシュケント「ほんとだよ。あれはないや」

タシュケント「そこで・・・ちょっと考えがあるんだけど」

アクィラ「考え・・・?」

タシュケント「皆でここを抜け出さない?」

U-511「えぇっ!?さすがにそれは・・・まずいよ・・・」

タシュケント「あのね、このままじゃ死んじゃうかもしれないよ?あたし達」

アクィラ「え?なんでですか?」

タシュケント「考えてもみなよ、あの提督・・・彼は異常だよ」

タシュケント「きっとそのうち、『瑞鳳の命を最優先に行動しろ』とか無茶苦茶な指令を出してくるよ」

タシュケント「瑞鳳しか見えていないあの男に・・・この先ついていく気はあるかい?」

タシュケント「あのカップルの愛の為に命を投げ出す覚悟と忠誠心・・・君たちにはあるかい?」




470: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:35:53.47 ID:zeWxbpDG0

アクィラ・U-511「・・・」

タシュケント「でしょ?だから、ここを抜け出そうよ」

U-511「でも、他に行く当てもないし・・・」

タシュケント「実は、一つだけあるんだ」

タシュケント「ここに来る前、ロシアでとある仕事を頼まれてたのさ」

タシュケント「頼まれたものを、頼まれた場所へ運ぶ・・・それだけの仕事だよ」

タシュケント「艦娘は国境を自由に超えられる。深海棲艦は神出鬼没なうえに、艦娘しか倒せる手段がないからね」

タシュケント「あたしたちはすごく都合がいい存在なのさ」

アクィラ「ずいぶん楽そうですのねぇ・・・」

タシュケント「ただしルールがある。それは・・・中身を決して見ない事」

U-511「なんか・・・あやしそうでこわい・・・」

タシュケント「でも・・・わがままは言ってられない状況だよ?」

タシュケント「無理にとは言わないけど・・・どうする?」

タシュケント「ここに残るか・・・外へと飛び出すか」

アクィラ・U-511「・・・」



471: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:37:26.42 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
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ロシア とある港


ロシア人1「一体どういう風の吹き回しだ?いきなり戻ってきて、仕事が欲しいだなんてよ」

ロシア人2「深海棲艦と遊んでたらどうだ?」

タシュケント「冷たいなぁ。せっかく仕事を引き受けてあげようかと思ったのに」

タシュケント「こっちも事情ってものがあるのさ。君たちだって深海棲艦のせいで仕事しにくいんでしょ?」

タシュケント「困ったときはお互い様さ・・・金を稼ごう、同志」

ロシア人2「・・・まぁ、確かに困っているのは事実だ」

ロシア人1「だったら、今すぐ運んでほしいもんが一人・・・じゃねぇや、一つある」クイッ

袋「」モゾモゾ…

タシュケント「・・・あの後ろの倉庫でうごめいてる袋かい?」

ロシア人1「ああ、頼めるか?」

タシュケント「もちろん」

ロシア人1「そう来なくっちゃ。荷物の中身が壊れないように籠や牽引用の紐なんかはつけておいとくよ」

タシュケント「うん、助かるよ。届け先の場所を教えてくれ」

ロシア人1「了解だ」




472: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:38:32.65 ID:zeWxbpDG0

ロシア人2「運ぶのはいいんだけどよぉ、お前さんの連れ二人は大丈夫なのか?何も知らなさそうだが」

タシュケント「だからこそいいんだよ。“何も知らない”からこそ向いているんだ。この仕事は」

タシュケント「君らもそう思うだろう?好奇心は時に人を殺すからね・・・」ニヤッ

ロシア人2「・・・やっぱりお前さん、こっちの仕事の方があっていると思うぜ」

タシュケント「まぁ、そのうちあの子達にも事情は伝えるさ」

タシュケント「やがて気が付くだろうよ、賢い生き方と金の稼ぎ方にね」

ロシア人1「あんたらの将来が楽しみになってきたよ。きっと、良い悪党になるんだろうな」

タシュケント「乞うご期待を・・・ふふっ♪」

タシュケント「それじゃ、用意を頼むよ・・・向こうで待っているから」スタスタ….



473: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:39:21.30 ID:zeWxbpDG0

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   スタスタ…

アクィラ「あ、戻ってきましたね」

タシュケント「ごめん、お待たせ。もう少し待ってもらえるかな?」

U-511「うん・・・でも、何を話していたの?ユーはロシア語わからないから・・・全く聞き取れなかったけど・・・」

タシュケント「ただビジネスの話をしていただけだよ」

U-511「これから本当に大丈夫・・・?住むところとか・・・艤装まで持ってきちゃって・・・」

タシュケント「心配しなくていいさ。明日にはまとまったお金が入る。暮らす場所もね」

タシュケント「そこからは軌道に乗るよ。あたしが保証する」

タシュケント「だから心配そうな顔をしないでよ」ニコッ

U-511「う、うん・・・わかった」

   オーイ

タシュケント「どうやら準備ができたみたいだ。さ、行こうか同志諸君」

タシュケント「新たな人生の船出に」



479: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:56:40.10 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
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オホーツク海 海上


U-511「ねぇ・・・どこまで行くの?」

タシュケント「もう少しさ、あと6時間もすれば目的地だ」

アクィラ「目的地ってどこなんですか?」

タシュケント「海の上だよ。そこに船が泊まっているんだってさ。その船に乗っている人たちにこの荷物をわたすのさ」

アクィラ「そう・・・ねぇ、もう一つ聞いて良いですか?」

タシュケント「?」

アクィラ「私達は・・・“どこへ”向かうんですか・・・?」

タシュケント「・・・さっきとは全く別の意味に聞こえるな?」

アクィラ「とてもこの仕事・・・まともなものに思えないんです」

アクィラ「アクィラ達が引っ張っているこの箱の中身・・・人間ですよね?」

アクィラ「この仕事を続けたら・・・アクィラは・・・人として何か大切なものを失ってしまいそうな気がします」

アクィラ「今からでもいいですから、元居た鎮守府に戻り----」

     ピタッ…

アクィラ「・・・タシュケントさん?どうして止まるんですか・・・?」

     クルッ…
  
タシュケント「・・・・・」

アクィラ「タシュケント・・・・さん?」



480: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:57:19.59 ID:zeWxbpDG0
タシュケント「あのね、アクィラ・・・そう単純な話じゃなんだよ」

タシュケント「あたしたちは進まなきゃならないんだ。後戻りはできない道についたんだよ」

タシュケント「ここで戻ったら裏切者になる。この世界からしても、元の世界からしてもね」

タシュケント「この世界はね・・・一度引き受けたら、嫌な予感がするだとか・・・やりたくないだとか・・・そんな理由で降りていいものじゃ無いんだよ」

アクィラ「でも・・・なにも、こんな危ない道じゃなくたって・・・」

タシュケント「君は何もわかっていないよ・・・アクィラ。あまりにも甘すぎる考えだ」

タシュケント「あたしたちが鎮守府の外で生きていくのだとしたら、それはそれは大変なことなんだよ」

タシュケント「身分証明するものが何もない。普通の社会で生きる人間であることを証明するものが無い」

タシュケント「そんな中で、あたしたちの持っているものを活かせて、生きていくことができる場所は、仕事は・・・限られてくるんだよ」

タシュケント「今のあたしたちは・・・選り好みができる状況にはいないんだ」

アクィラ「・・・」

U-511「・・・」

タシュケント「止めちゃってごめん、進もうか」



482: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:58:46.16 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
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ロシア  モーテル


U-511「す・・・すごいお金・・・」

アクィラ「あんな輸送任務だけでこんなに・・・びっくり・・・」

タシュケント「だろう?前にも言ったけど、深海棲艦のせいでめっきりこの仕事をする人が減ってしまったから、需要が凄まじいんだ」

タシュケント「これなら、あたしたちの艤装を動かす為のお金も、食べていくお金も稼いで行ける。偶に遊ぶことだってできるさ」

U-511「・・・確かに、ユーたちが外の世界で生きていくのは、これが一番なのかもしれないね」

アクィラ「さっきはごめんなさい、タシュケントさん。アクィラ、もう少し考えるべきでしたね・・・」

タシュケント「いいんだよ、気にしないで。あたしたちは今日から家族だ、楽しく暮らそうよ」

U-511「ふふ・・・そうだね。自由で楽しい生活になりそうだね」ニコッ

タシュケント「今日はご馳走にしようか。美味しいロシア料理の店へ行こう」

アクィラ「賛成です~♪おなか減りましたね♪」

U-511「ユー、ロシア料理食べたことないから楽しみ・・・!」

タシュケント「じゃあ、行こうか。きっと気に入るよ♪」




483: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:00:22.06 ID:9OvvJ9HC0
......
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タシュケント達が鎮守府を抜け出してから半年後…

現在 イタリア 地中海沖



イタリア人1「~~~、~~~?~~~。~~~」

タシュケント「引き渡し先はイタリア人だったか。参ったな、イタリア語はさっぱりだ」

アクィラ「あ、それならアクィラにお任せ~」スッ…

イタリア人1「お?俺たちと同じイタリア系の顔だな、言葉・・・わかるか?」

アクィラ「もちろんですよ~。イタリア人ですから♪」

アクィラ「さ、お互い仕事は早く終わらせちゃいましょう?積み荷は傷一つありません」

箱「」ガタガタガタ…

イタリア人2「元気よさそうだな。注文通りってところか・・・それじゃ早速もらお---」

アクィラ「あ、約束のお金と資材を先に頂戴しま~す」

イタリア人2「・・・は?」



484: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:01:26.34 ID:9OvvJ9HC0

アクィラ「聞こえませんでしたか~?アクィラ達が渡す前に、そちらが先に渡すべきものを渡してくださいと言ったんです~」

アクィラ「あなたたちは初めてのお客さんで、まだ信頼関係が結べていないじゃないですか」

アクィラ「な・の・で、信頼関係をまず先に築きませんか?」

イタリア人1「なめんなメスガキ共。艦娘だか何だかしらねぇが・・・マフィアをなめると痛い目に・・・」


    バ ギ ン ッ !


イタリア人2「・・・へっ?」

アクィラ「あの~アクィラ、一度でもお願いをしましたでしょうか~・・・?」メキメキ…

イタリア人1「お、おい!何船に穴開けてんだ!沈んじまう!!」

アクィラ「アクィラは、お願いじゃなくて命令したんですよ~?」ギギギ…

アクィラ「勉強不足ですねぇ~・・・何も知らされない使い走りってところでしょうか?せいぜいチンピラが良いところですねぇ・・・何がマフィアなんだか・・・」

タシュケント「ちょっとちょっと、それ以上やると本当に沈んでしまうよ」

U-511「沈めるの?手伝う?Feuer?」

タシュケント「手伝わなくていいよ!はやく終わらせよ?アクィラ」

アクィラ「そうですね、そうします」

アクィラ「さて、アクィラの命令・・・聞けますか~・・・?」

イタリア人1「わかった・・・!持って行ってくれ!つ、積み荷もすぐにもらって帰るよ・・・!」

アクィラ「よかったぁ~」パッ



485: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:02:41.37 ID:9OvvJ9HC0

アクィラ「ボスに伝えておいてくださいね?次はもっとまともで人間程度には頭のいい交渉相手を持ってきてくださいと・・・」

イタリア人1「お、おいっ早く船を出せっ!」

イタリア人2「あ、ああ!」グォンッ

    ザザザ…

アクィラ「うーん、まだアクィラ達の事はよく知れ渡ってないみたいですねぇ」

タシュケント「減ってきたとはいえ、まだトラブルが起きるもんねぇ・・・」

U-511「ユー、仕事はラクなほうがいいなぁー・・・」

タシュケント「ま、名前が売れすぎても困るしね。海軍に本気で動かれたら敵わないよ」

タシュケント「姿を隠す方法ももっと学ばないと・・・」

      ピピピ….

タシュケント「あ、ロシアのお得意さんからだ。なんだろう?」ピッ

タシュケント「Привет、こちらタシュケント。仕事?」



486: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:04:12.66 ID:9OvvJ9HC0

ロシア人1『でっけえ仕事がはいったぜ。それもとびきりな』

ロシア人1『もしかしたら一生遊んで暮らせるかもしれねぇぜ?』

タシュケント「聞こうか」

ロシア人1『あんたら艦娘が運び屋をやっていることが、俺らの世界でだいぶ知られてきた・・・これは知っているよな?』

タシュケント「ちょうどそんな話をみんなでしてたところだよ。で?」

ロシア人1『そこでな、艦娘が欲しいってところが出てきたんだよ。あんたらが仕事を完璧にこなすもんだから、用心棒とか、専属の運び屋にしたいって連中がな』

ロシア人1『だが、艦娘は日本で管理されている・・・そこで、艦娘を拉致できる存在といったら・・・』

タシュケント「同じ艦娘である私達だけってこと?」

ロシア人1『そういうことだ』

タシュケント「つまり・・・あたしたちの手で艦娘を誘拐するだけじゃなくて、自分から商売敵を作れっていうのかい?」

タシュケント「儲け話というから聞いてみれば・・・自分たちの今いる立場を揺るがしかねない依頼を受けるとでも?あたしらがそんな間抜けに見えるとでも?」ピキッ…

タシュケント「しらふで言っているのならあんたらとはこれっきりだぞ・・・?」ピキキ…



487: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:05:40.39 ID:9OvvJ9HC0
ロシア人1『お、おい・・・変わっちまったな・・・あんた』

タシュケント「善良なのは、自分を取り巻く世界がまともなときだけさ」

タシュケント「環境が変われば人も変わるものなんだよ・・・それじゃ」

ロシア人1『こ、これは本当にいい話なんだって!!』

タシュケント「・・・喧嘩をふっかけているのかい?」

ロシア人1『ちがう、いいか?この仕事が終われば、一生遊んで暮らせるだけの金が入るって言っただろ!?』

ロシア人1『だから・・・この任務を終えたらあんたらは足を洗って遊んで暮らせばいいのさ!』

ロシア人1『元々は金の為だったんだろ!?だったらこれが最善策じゃねぇか!』

ロシア人1『新しい艦娘が運び屋になったなら、あんたらはもう働かなくていいんだ!』

ロシア人1『・・・本当に・・・良い話だと思わないか?』

タシュケント「・・・なるほどね。面白い、乗ったよ」

タシュケント「依頼は引き受ける。艦種に指定は?」



488: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:07:10.30 ID:9OvvJ9HC0
ロシア人1『空母と戦艦が欲しいそうだ。どこの連中も一番強い兵器を欲しがるものさ』

タシュケント「戦艦に空母か・・・贅沢だね。まぁいいよ、手はある」

ロシア人1『さすがだ!荒稼ぎしようぜ!!』

タシュケント「うん、そうだね。最後の大仕事と行こうか」

    ピッ

U-511「なんの話だったの?」

タシュケント「いいかいみんなよく聞いて。とても大きな依頼が入った」

タシュケント「戦艦と空母を誘拐して運ぶ・・・それが今回の依頼の内容だ」

アクィラ「なっ!?艦娘を誘拐するというんですか・・・?」

タシュケント「その通りだ。あたしたちは行きつくところまで来た。たったの半年でね」

タシュケント「海軍に目を付けられたっておかしくないんだ。ここらが潮時だと思う」

タシュケント「これが終われば一生遊んで暮らせるだけのお金が手に入る」

タシュケント「そうなったらこんな仕事をやり続ける必要もない、どこか遠い場所でバレないように暮らそう」



489: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:09:28.85 ID:9OvvJ9HC0

U-511「・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「賛成できないかい?」

U-511「いや・・・やるよ・・・!ユーはやる・・・!」

アクィラ「アクィラもやります・・・!タシュケントさんの言う通りです!このままじゃ捕まるのも時間の問題ですもんね!」

タシュケン「そう来てくれると思っていたよ。さすがはあたしの自慢の家族だ」

U-511「えへへ・・・」

アクィラ「うふふっ♪」ニコッ

タシュケント「行こうか我が家族たち、恐れるものは何もない!今まで通りうまく行く!」

タシュケント「さぁ、錨を上げろ!」



490: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:12:18.86 ID:9OvvJ9HC0
.......
....
..
.


長門達の基地 


青葉「司令官!司令官!大変です!緊急事態です!」

提督「落ち着け青葉。なにがあった?」

青葉「落ち着いてる場合じゃないですよ!今から半年前に起きた、艦娘の神隠し事件をおぼえていますか?」

提督「あぁ・・・鎮守府から忽然と姿を消して消息不明になった奴か?」

青葉「えぇ、でも見つかったんですよ!!イタリア近海を航海していたそうです!」

長門「ありえないだろう・・・そんなことをする意味が解らないし、できるはずがない」

長門「あらゆる援助が必要だぞ・・・」

青葉「援助するものがいるとしたら・・・?」

明石「えぇ?鎮守府から離れた艦娘を援助して何の意味が・・・」

青葉「神隠しがあってから半年で、急激に増えたものがあります」

青葉「それは・・・人身売買です。しかも、海を越えた先同士での・・・」

長門「まさか・・・!」

明石「じょ、冗談ですよね・・・?」

提督「・・・」

青葉「多分・・・間違いないと思います。鎮守府から抜け出して・・・人身売買を・・・」

長門「意味が解らない・・・一体なぜ・・・」

青葉「青葉が絶対に突き止めます」

提督「頼んだぞ、青葉」

明石「あの、提督・・・もし今回捕らえに行くのだとしたら・・・ひどい激戦になると思います・・・スーツがあっても、無事に帰ってこれるかどうか・・・」

提督「やるさ、大丈夫だ」

明石「・・・」



513: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:56:09.27 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


瑞鳳嫁提督鎮守府 夜 廊下


葛城「ふぁ~ぁ・・・」スタスタ…

葛城(全く。ウチの提督は口を開けば瑞鳳瑞鳳って・・・作戦にまで私情を持ち込むのはやめてほしいよ)

葛城(いつの日か瑞鳳をかばって死ねとか言われるのかなぁ・・・)
  
タシュケント「やぁ、葛城・・・元気してたかい?」

葛城「ッ!?!?」ビクッ

タシュケント「おっと、大声を出さないで欲しいな」

葛城「あんた・・・生きてたの・・・?」

タシュケント「あたしがお化けに見えるかい?見ての通りさ」

葛城「だ・・・だとしたらなんで・・・なんで今急に・・・それに、半年も一体どうやって・・・提督に言わないと・・・」

タシュケント「落ち着いて、葛城。提督にいうのは駄目だ」

タシュケント「それより・・・ついてきてほしい、話があるんだ」

葛城「・・・?ここじゃ駄目なの・・・?」

タシュケント「なるべく人に聞かれたくないんだ」

葛城「わ、わかったわ・・・」



514: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:57:30.01 ID:G2L89aji0
……
….
..
.

瑞鳳嫁提督鎮守府 港


葛城「あれ・・・アイオワ・・・?あなたもここに?」

アイオワ「Oh,カツラーギ、一体ここでなにしてるの?」

葛城「私は・・・タシュケンにここに呼ばれて」

アイオワ「Really?me too. What happening?」

タシュケント「よし、これで話ができるね?」

アイオワ「タシュケント、talkってなにかしら?」

タシュケント「ああ、そのことなんだけど・・・まず君たちには謝らなくちゃいけない」

葛城「へ・・・?何を・・・?」

タシュケント「本当に悪いと思っている・・・どうか許してほしい」

アイオワ「タシュケント・・・?What are you tal---」

   ドガッ

アイオワ「ぐっ・・・!?」ドシャッ…

葛城「え・・・?」

   ガッ!

葛城「う・・・」

  ドシャッ…

タシュケント「これも、家族の為なんだ・・・あたしの立場だったら・・・君たちもこうするだろう?」

U-511「さ、運ぶ?」

タシュケント「ああ、今頃アクィラが艤装を工廠から持ってきている頃だ。あたしとアクィラで荷物を運ぶよ」

タシュケント「お疲れユー。悪かったね、こんな役させて」

U-511「気にしてないよ、大丈夫。もうすぐ幸せに暮らせるもんね」ニコッ

タシュケント「・・・そうだね」ニコッ…



515: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:58:50.48 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


翌日 長門達の基地


青葉「司令官、またしても問題発生です・・・最悪のタイミングですよ」

提督「見つかったか?」

青葉「ですが・・・どうやら彼女たちは・・・ただの運び屋として終わるつもりは無かったようです」

明石「?」

青葉「例の神隠しがあった鎮守府からまた艦娘が消えました。今回は二名です」

長門「また脱走か?」

青葉「青葉もそう考えたんですが・・・どうやら港で血痕が見つかったようで・・・」

提督「・・・誘拐か」

青葉「だと思います・・・きっと、フリーランスの艦娘の需要が高まってきているのでしょう」

長門「これは大変な危機だぞ・・・食い止めなければ・・・艦娘が深海棲艦以外の存在に銃を向けることとなったら・・・」

提督「わかっている。青葉、取引場所は分かるか?」

青葉「鎮守府近くの港の監視カメラをすべて調べてみますが・・・海の上で密輸船を使われたら追跡はほぼ不可能ですよ?」

長門「くそっ・・・せめて向かう方角でもわかれば・・・」

青葉「海の上に監視カメラはないんですよ。難しい注文です・・・」

青葉「何か・・・高速で移動出来て・・・彼女たちを追跡出来て・・・行動を完全に把握できるもの・・・」

明石「・・・ありますよ」

明石「いや、います・・・といった方が正しいでしょうか」

提督「・・・?それは一体どういう意味・・・」
    


ガチャッ…













加賀「あの・・・ここでよろしいのでしょうか・・・?」



516: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:59:40.22 ID:G2L89aji0
提督「・・・彼女まで巻き込むわけには・・・」

加賀「・・・話は聞いています。今あなた方が何をしているのか・・・」

加賀「私が来たのは、あの時助けてもらった恩を返すためでもあり、あなた方同様・・・悪が許せない気持ちがあるからです」

加賀「もし、今追い返されたとしてもこのことは決してしゃべりません。でもどうか・・・」

加賀「私も戦わせてもらえないでしょうか・・・?」

提督「・・・本気なんだな?」

加賀「はい・・・・!」

提督「・・・わかった。歓迎するよ、君も今日からここの一員だ」

長門「本当にいいのか?あなたの判断に従うが・・・」

提督「彼女の意志の強さは本物だ。それは、俺たちが彼女を助けに行った時も感じることができただろう?」

長門「・・・ふっ、確かにそうだな」



517: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:00:08.28 ID:G2L89aji0
提督「改めてよろしく頼む、加賀。歓迎の握手だ」スッ…

加賀「期待に全力で答えます。こちらこそよろしくお願いするわ」スッ…

    ガシッ

加賀「あの・・・あなたが前に助けに来てくれた・・・白いコスチュームに身を包んだ人・・・なのよね?」

提督「あぁ・・・そうだが・・・?」

加賀「い、いえ・・・何も・・・ただ、普段の姿にいざ会うと・・・なんだかすごく不思議な気持ちです」

青葉(わかります・・・わかりますよ・・・こういう会話を聞けてよかった・・・)

加賀「まぁ、それだけです。何か私にできることはありますか?」

提督「よし、実はちょうど君の力を借りたいところだったんだ」

提督「鎮守府を抜け出して、人身売買を行っている艦娘がいる」

提督「しかも、つい先ほど艦娘を直接誘拐した可能性が高い」

提督「いつもは青葉が監視カメラを使って見つけたりするんだが・・・今回は無理だ。君の索敵機の力がいる」

提督「・・・頼めるか?」

加賀「えぇ、任せて頂戴」フフッ



518: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:00:54.68 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


日本 とある港  夜 


タシュケント「Добрый вечер・・・? Good evening?」

カルテル・メンバー1「日本語で結構だ・・・本当は英語が嬉しいが」

アイオワ「H…Hey…where am I…?」

葛城「だれか!!誰かいない!?聞こえていたら助けて!!お願い!!」

アイオワ「I can’t see anything…なんで目隠しされてるの・・・?」

カルテル・メンバー1「おい・・・あんたら素人か?なぜ荷物の口を閉じておかない?」

タシュケント「すまない・・・誘拐は初めてだったもんでね・・・テープの用意をすっかりわすれていたよ」

葛城「タ、タシュケント・・・?一体何を話しているの・・・?」

カルテル・メンバー2「まぁ、人払いは済んでいる。このままでも構わないさ」

ボス「取引といこうか?」

タシュケント「うん、時間はかけたくないんだ」

ボス「いい心掛けだ。金は・・・そこのボートに積んである。ボートごと持っていけ、サービスだ」

タシュケント「正直あたしたちにボートは不必要なんだけどね・・・まぁ、運びやすくなるからいいか。ありがとう」

ボス「それじゃ、そこの女二人をこっちに渡してもらおうか?」



519: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:02:21.96 ID:G2L89aji0
タシュケント「ああ、艤装は重いから君たちが乗ってきたその船にあたしたちが積んでおくよ。その大型船なら艤装を積んでも大丈夫だろう?」

ボス「ああ、俺たちが持っているのかで一番デカい船を持ってきた。問題ないさ」

タシュケント「アクィラ、艤装運搬の用意を頼む」

アクィラ「は~い♪」ガチャガチャ…

タシュケント「さぁ、行くよ。ユー、葛城の方を頼む」グイッ

U-511「さ、歩こう」グイッ

葛城「ひっ・・・なに!?やめて・・・お願い離して・・・!」

アイオワ「Please help! Somebody help me! Please!!」

カルテル・メンバー1「うるさいな・・・すこし黙らせる必要があるか?」チャキッ…

ボス「商品に傷を付けたらお前を殺して捨てていくぞ」

カルテル・メンバー1「は、はい!すみませんボス」

タシュケント「それじゃ・・・早く船に行こうか」

葛城「タシュケント・・・なのよね?なんで・・・なんでこんなことをするのよ・・・」

アイオワ「Why・・・?私たちをどうするつもりなの・・・?」

タシュケント「・・・さぁ、仕事だから・・・かな?」

アイオワ「仕事・・・?仕事って・・・?」

U-511「二人が知る必要は・・・ないよ」



520: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:03:03.28 ID:G2L89aji0
アイオワ「そんな・・・お願い・・・助けて・・・すごく怖いわ・・・」

U-511「アイオワ・・・ごめんね。君たちが最初で最後だから・・・」

ボス「・・・あんたら、これが終わったら足を洗うんだって?」

タシュケント「それがどうかしたかい?」

ボス「ひとつ忠告だ・・・罪からは逃げられない」

ボス「罪に苛まれ・・・きっとまた戻ってくることになるぞ・・・」

ボス「一番楽な方法は・・・罪に慣れ、罪の中に生き続けることなんだからな」

タシュケント「・・・今後もあたしたちに仕事をしてほしいって意味に聞こえるよ」

ボス「バレたか・・・あんたらが仕事をやめちまうもんだから・・・」

ボス「こいつらを運び屋兼兵器になるように色々教えていかなくちゃならなくなっちまったからな・・・つい本音が出てしまったよ」

タシュケント「もともとそのつもりだったんだろう・・・?」

ボス「だが・・・今言ったのは事実だ。あたまに留めておいてくれ」

タシュケント「・・・」

ボス「余計なお世話だったかな?さ、積み荷を積んだらお別れ-----」

      バツンッ 



521: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:04:03.60 ID:G2L89aji0

ボス「おい・・・何の音だ?」

 バツンッ  バツンッ バツンッ
バツンッ バツンッ バツンッ バツンッ
  バツンッ  バツンッ バツンッ

カルテル・メンバー1「つ、次々と街灯が消えていく!!」

ボス「まだすべては消えていない。今の内に味方の位置を確認し、同士討ちを防げ」

     バツンッ

タシュケント「・・・真っ暗だ」

アクィラ「あ、あらぁ・・・?」

ボス「各自、戦闘用意」ジャキッ

U-511「・・・!」

U-511「気を付けて、何かが高速で接近してきている」

タシュケント「・・・なにか?」



522: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:05:09.08 ID:G2L89aji0
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密輸用大型船 船上


  バキィッ!

戦闘員7「ぐぇあっ!」ドシャッ

戦闘員8「見つけたぞ!そこの角だ!こそこそと仲間をやりやがって!」

戦闘員9「撃ち殺せ!」ジャキッ

    ズガガガガッ!

提督「ぐっ・・・」サッ

提督(やはり銃火器持ち複数相手は厳しいな・・・)

  ヒュンッ!
    ドスッ
 
戦闘員8「ぎゃあああっ!いてぇ!!腕になんか刺さったぞ!!」

戦闘員9「なんだこりゃ・・・!矢だ!矢が飛んできているぞ!」

ヒュンッ! 
   ドスッ!

戦闘員9「ぐああああっ!俺の足があああ!!」ゴロゴロ

加賀『どうですか?お役に立てていますか?』

提督「・・・完璧だ」




524: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:06:32.29 ID:G2L89aji0
加賀『消灯します』ギリリ…

 ヒュンッ パリンッ!

ヒュンッ
 ヒュヒュンッ

 パリンッ! 
    パリンッ!
パリンッ

戦闘員11「船の明かりも全部消えていく!」

戦闘員10「クソ!何も見えねぇ!隠れていないで出てきやがれぇえええ!」ズガガガガ…

戦闘員11「馬鹿!適当に打つな!味方に当たるぞ!」

  タタタ…

バキィッ! 

   ドカッ!

戦闘員10・11「ぐほぉっ」


   ドシャァ…


提督「大型船、制圧完了」



525: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:07:07.92 ID:G2L89aji0


提督「俺が9人・・・君が2人・・・メンツは保てたな」

加賀『あら?その気だったら矢で全員仕留められましたよ?』

提督「・・・いい新人を迎えたもんだよ」



526: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:08:45.56 ID:G2L89aji0
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カルテル・メンバー1「船がずいぶん騒がしいな・・・侵入者は殺し----」

    ガッ…

カルテル・メンバー1「ぐっ・・・」ドシャッ

カルテル・メンバー2「お、おい・・・?一体どうし---」

    ゴンッ…

カルテル・メンバー2「ぐはっ・・・」ドサッ…

U-511「いる・・・すぐそこに何か立ってる・・・」

タシュケント「・・・」

   サアァ…

ボス(・・・雲が晴れて月明かりが・・・!)

長門「・・・」

ボス「・・・なるほど、暗視ゴーグルに素手か・・・対処できないわけだ」

ボス「だがそれも・・・姿が見えてしまえばおしまいだな?」チャキッ

    ドゥンッ
      ギィンッ!

ボス「・・・!?」ドゥンッ! ドゥンッ!

長門「無駄だ・・・」キキンッ…

ボス「・・・どうなって・・・」

タシュケント「その人は艦娘だよ。艤装も付けてる、銃は効かない」

ボス「ハッ・・・実際戦ってみると・・・とんでもない兵器だな・・・」

長門「・・・」スタスタ…

ボス「・・・欲しかったぜ」


   ドカッ…
    ドシャァ…



527: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:09:18.45 ID:G2L89aji0
アクィラ「その艤装の形からして・・・戦艦さんですか・・・?」

葛城「た、助けが来たの・・・!?だ、誰かわからないけど助けて!」

アイオワ「Please help! 殺されそうなのっ・・・!」

長門「安心しろ、今助けてやる」

    ズドンッ!

長門「ぐっ!」ヨロッ…

タシュケント「悪いけど・・・そうはいかない」

長門「駆逐艦の砲撃じゃ大したダメージはないぞ。他だって地上にいる潜水艦、艦載機を飛ばせない空母・・・」

長門「勝負は目に見えている・・・あきらめろ。まともに撃ち合えば周囲の人間やお前たちが死ぬ」

タシュケント「・・・」



528: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:10:11.70 ID:G2L89aji0
長門「鎮守府を抜け出したのに理由はあるのか・・・?」

タシュケント「・・・あたしたちが元居た場所は、ひどい差別があった」

タシュケント「そこの提督は、自分がケッコンした瑞鳳だけを可愛がり、他の艦娘はまるで道具のように扱った」

タシュケント「あのまま居座っていたら・・・瑞鳳の為に死ねと命令されてもおかしくはなかった」

長門「・・・続けろ」

タシュケント「だから・・・鎮守府を出た。そして・・・生きる道へひたすら向かったら・・・」

タシュケント「・・・ここにいた」

長門「本当に・・・他の道は無かったのか・・・?」

タシュケント「あの提督を説得できるとでも・・・?無理無理・・・無理だね」

タシュケント「あたしたちは、行きつくべき場所に行きついたんだ。後悔はしていない」

タシュケント「これでも人殺しはしなかったんだよ?ただ海を行ったり来たりしただけさ」

長門「・・・」

タシュケント「君とやりあえば家族が傷付く・・・となるともう、今度こそ選択肢は無いんだろうね・・・」



529: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:11:44.63 ID:G2L89aji0
タシュケント、U-511、アクィラを許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください


531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 22:13:28.88 ID:bCNMJS/0o
許さない
今までの自分を全て捨てて俺(提督)の所有物になってもらおうか(バスターズ手伝え)
タシュケントはけじめと周りへの説明のため顔に火傷痕入れる


536: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:12:11.58 ID:G2L89aji0

長門「いいや、選択肢はあるさ・・・来るべき場所がある。清算ができる場所が」

タシュケント「・・・いやいや・・・ないさ。でもね・・・行き場がなくなるのは・・・あたしだけでいい・・・!!」


    ガバッ!


U-511「タシュケント!?」

タシュケント「いくら戦艦でも・・・!魚雷を突き立てられたら無事ではいられないだろう!!」 ガキンッ

タシュケント「皆・・・どうか今の内に・・・」カチッ

アクィラ「タシュケントさん!」

長門「よせ!----」カッ

    ズガァ…ン…







537: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:12:49.62 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


長門達の基地 医療室


タシュケント「・・・う」パチッ…

タシュケント「ここは・・・?」

U-511「医務室だよ、タシュケント」

タシュケント「ユー・・・逃げなかったのかい?」

U-511「あなたを残して逃げるなんて・・・無理だよ・・・アクィラも・・・同じ気持ち・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「逃げられたかもしれないのに・・・」

     ガチャッ

長門・提督「・・・」



538: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:14:06.24 ID:G2L89aji0
タシュケント「決死の特攻攻撃だったってのに・・・そう無事でいられるとさすがにショックだよ」

タシュケント「さすがは連合艦隊旗艦・・・といったところかい?」

長門「・・・私だって無事ではなかったさ。うちのデザイナーが作った防具越しでも・・・長時間の入渠が必要になった」

タシュケント「それってつまり・・・あの時から相当時間がたっているのかな?」

提督「お前は致命傷を負った。入渠である程度は治したが・・・」

提督「すべては治しきれなかった。長時間の手術で・・・一命はとりとめた」スッ…

タシュケント「鏡・・・?一体何故・・・」

タシュケント「・・・!」ポロッ…

    パリンッ…

U-511「タシュ・・・ケント・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「周りにあたしが付けられたあだ名・・・覚えている?」

U-511「・・・」

タシュケント「ほら、言ってよ・・・」

アクィラ「優しい家族と、冷酷な運び屋・・・“2つの顔のタシュケント”・・・」

   クルッ…

アクィラ「・・・ッ!」サッ…

タシュケント「これで見た目も・・・その通りになったね・・・ハハハ・・・」デロッ…




539: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:14:54.21 ID:G2L89aji0
提督「お前たちは・・・何件もの人身売買に関与した史上でも類を見ないほどの極悪人だ」

U-511・アクィラ「・・・」

提督「もちろん、お前たちは牢獄送りだ。だがそれじゃ足りない。もっと大きな償いが必要だ」

タシュケント「・・・何?」

提督「お前たちは悪の道に詳しい。犯罪者の心理、行動パターンをよく理解できる」

提督「そこで、お前らには服役しつつ知識を活かして人助けをしてもらう」

提督「お前らのせいで、艦娘が悪の手に渡るとどうなるのかが広まった」

提督「今後、艦娘を狙った犯罪が増えるかもしれない」

提督「新しい道をやろう、正しい道を。今まで犯した罪の分、少しでも善に努めてもらおうか」

アクィラ「・・・わかりました・・・」

U-511「・・・」

タシュケント「死刑になるよりは・・・マシなのかな・・・?」

提督「・・・以上だ。動けるようになり次第、あんたらを刑務所に移す」

提督「戻るぞ、長門」

長門「提督、まだ一つ片づけていないことがある」




540: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:25:05.05 ID:G2L89aji0
......
....
..
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瑞鳳嫁提督鎮守府 夜 執務室



瑞鳳「てーとくっ♪お仕事終わった?」

瑞鳳嫁提督「ああ、今片付いたよ。寝る用意をして一緒に寝ようか」

瑞鳳「うん、それにしても・・・アイオワさんと葛城さん・・・戻ってくるのかな」

瑞鳳嫁提督「たしかにこのままじゃまずいな・・・君を守れなくなってしまう」

瑞鳳「もーっ、私を優先しすぎだよっ!でも・・・それだけ私の事を愛してくれているってことだもんねっ?」

瑞鳳嫁提督「もちろんさ。さぁ、歯を磨きに行こうか」

瑞鳳「うんっ!」


    ザッ...
   

瑞鳳「えへへ・・・へ?」

提督「・・・」

瑞鳳「き----」

提督「お前は寝てろ」プシュッ


   プスッ


瑞鳳「うっ・・・」ドサッ

瑞鳳嫁提督「なっ・・・!?瑞鳳!?」

瑞鳳嫁提督「貴様・・・なんのつもり----」


    ドゴッ








541: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:52:04.78 ID:G2L89aji0
瑞鳳嫁提督「ごはっ・・・」ドシャッ…

提督「・・・」スタスタ…

瑞鳳嫁提督「やめろ・・・来るな・・・」

   グイッ
    バキィッ!

瑞鳳嫁提督「うぐっ・・・」ベシャッ

瑞鳳嫁提督「一体・・・一体何が目的なんだ」ズルッ…ズルッ…

提督「お前は・・・艦娘の指揮を執るに値しない」

提督「俺と一緒に来てもらおうか。お前にはここよりふさわしい場所がある」グイッ

瑞鳳嫁提督「やめてくれぇ・・・瑞鳳・・・瑞鳳・・・」ズルズル…



542: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:53:52.04 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


翌朝 憲兵基地前

葛城「あ、あなたが・・・私たちを助けてくれた人?」

アイオワ「Oh、まるでcomic heroね・・・」

提督「正確には俺じゃないがな・・・君たちはもう大丈夫なのか?」

葛城「えぇ、中で事情聴取を受けてたところ。もう帰って寝たいわ」

提督「無事で何よりだ。だが、君たちに伝えなくてはならないことがある」

アイオワ「What・・・?」

提督「君らの元へは・・・今度新たな提督が配属されることになった」

葛城「・・・納得だわ」

アイオワ「・・・」

提督「君らにこれをやる・・・」スッ…

アイオワ「Wrist watch・・・?」

提督「押すと・・・俺達への救難信号になる。役立ててくれ」

葛城「なにからなにまで・・・ありがとう」

提督「気にするな。これが務めだ」

アイオワ「Thank you!これ気に入ったわ!!」ブンブン

提督「気に入ってくれてうれしいが・・・押されないことを祈っているよ・・・」


543: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:54:33.54 ID:G2L89aji0
......
....
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瑞鳳嫁提督鎮守府 執務室


瑞鳳「あれ・・・ここは・・・?確か私は・・・」

瑞鳳「・・・!」

瑞鳳「提督・・・!提督!!」

瑞鳳「提督・・・どこなの・・・?」

瑞鳳「提督・・・?」

瑞鳳「どこ・・・?」

瑞鳳「・・・提督・・・」


544: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:56:09.53 ID:G2L89aji0
......
....
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長門達の基地


青葉「今回ばかりは本気でやばかったですね・・・・」

明石「下手すれば世界の危機でした・・・」

提督「未然に防げて本当に良かった」

長門「・・・で、これからはどうするんだ?」

加賀「私ですか?そうですね、この先出来る限り協力していきたいです」

加賀「今いる鎮守府での生活もあるので、あまり頻繁に手を貸せるかは分かりませんが・・・」

明石「加賀さん、あなた用のスーツも・・・作っておきますね!」キラキラ

青葉「明石さん・・・良い顔してますね・・・」ハァ…

加賀「私も・・・ああいうのを着るの・・・?」

明石「不満ですか?」

加賀「い、いえ・・・そんなことは・・・」

明石「なら、決まりですね!またコスチュームを作れるなんて最高ですよ!」

明石「あ、長門さんのコスチュームも直さないといけませんね!腕が鳴ります!」

提督「・・・と、言うわけだ。これからもよろしく頼むよ、加賀」

加賀「こちらこそ・・・よろしくお願いしますね」



545: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:59:03.84 ID:G2L89aji0
運び屋艦娘編、これにておしまいです。思った以上に長くなってしまった・・・


次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
  ※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

 ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)


提督「ブラック鎮守府バスターズ?」 後編

581: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:19:37.74 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
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ハートマン鎮守府 朝



ハートマン提督「今日も貴様らにとって楽しい一日がやってきたぞ!!嬉しいか!?」

阿賀野・能代・矢矧・酒匂・初月「サー、イエス、サー!」

ハートマン提督「ふざけるな豚娘共!心まで豚になり下がったか!?もっと大声を出せ!」

5人「サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「貴様らがここにいる理由は分かっているな!?」

5人「サー!イエス、サー!」

ハートマン提督「貴様等が今の腐りきった心をまともにしたら・・・各人がようやく艦娘となれる」

ハートマン提督「その日まではウジ虫だ!!貴様らはまだ艦娘ではない!!」

ハートマン提督「深海棲艦のクソをかき集めた値打ちしかない!!」

5人「サー!イエス、サー!」

ハートマン提督「そこのロリコン四姉妹!!貴様らは駆逐艦を虐めるのが趣味のド変態共だったな!?」

阿賀野姉妹s「サー!ノー、サー!!」



582: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:20:41.80 ID:FQTpz3bR0

ハートマン提督「何がノーだ!!それが事実だからここに来たんだろうが!!」

ハートマン提督「ここには駆逐艦が一匹いる!貴様らが○○○○しないか見ておいてやるからな!!」

阿賀野型「サー、イエス、サー!!」

ハートマン提督「○○○○・○○○○○!!あの糞みたいな口癖は抜けたたのか!?」

酒匂「ぴ・・・サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「まだまだ抜け切れていないぞ!!腐った膿を脳からヒリ出しておけ!!」

矢矧「はぁ・・・今日もハートマン気取りか・・・」ボソッ…

ハートマン提督「今言ったのは誰だ!!」クワッ

矢矧「サー!私です!サー!!」

ハートマン提督「ロバのケツみてぇな頭してる割には度胸があるな!!!」

ハートマン提督「貴様はじっくり可愛がってやるぞ!まずは感情を消してやる!!」

ハートマン提督「駆逐艦を見ても○○しなくなるぞ!!良かったな!!喜べ!!!」

矢矧「サー、イエス、サー!!」

ハートマン提督「今日も貴様らにはここに来たことを後悔してもらう!!ここに来て良かったと思える日が来るまでな!!!」




583: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:21:35.96 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.


長門達の基地


長門「提督、新しい任務はあるか?」

提督「いや、まだなにもない」

青葉「あ、それなら青葉にちょっと気になる鎮守府があるんですよ!」

長門「憲兵から届くファイル以外にか?」

青葉「ええ、実は・・・何か問題を起こして元いた鎮守府にいられなくなった艦娘を更生させる為にできた鎮守府があるんですよ」

長門「初耳だ」

明石「どういったところが気になっているんですか?」

青葉「艦娘を更生させる・・・言い換えれば艦娘に罰を与えていい場所ってことです」

青葉「その権限を利用して・・・必要以上の事をやっているとしたら?」

提督「構成施設なら・・・そのへんをよく理解している人が送り込まれているんじゃないか?」

青葉「青葉もそうだと思います。ですが・・・」

青葉「ブラックか違うか・・・まずは調べてみませんか?」

提督「分かった、行ってみよう」

明石「コスチュームを着てですか?」

提督「昼間からそれは目立ちすぎる。制服さ、バッジも付けていく」

明石「それなら目立たないですね。行ってらっしゃい!」




584: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:23:10.93 ID:FQTpz3bR0
......
....
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ハートマン提督鎮守府 食堂 昼


阿賀野「はぁ・・・毎日がいやになっちゃうな・・・」モグモグ…

能代「ここはそういう所よ、阿賀野姉ぇ・・・」

酒匂「ぴ・・・いや、やめないと・・・!」

矢矧「人格を入れ変えるつもりなんだ、あの男は

初月「ここから出る頃には・・・私たちはどうなっているんだろうな・・・」

矢矧「初月・・・だったか?お前はなんでここに来た?」

初月「さぁ・・・もといた鎮守府の提督に『上官に対する口がなっていないから直してこい』と言われてここに来た」

矢矧「ずいぶんと理不尽だな」

阿賀野「上官に対する口を改善するならまず先に軽巡である阿賀野達に対して口やら態度やら改めるべきじゃなぁい?駆逐艦?」

阿賀野「ほら、そのおかずよこしなさいな」ヒョイッ



585: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:25:18.99 ID:FQTpz3bR0
初月「・・・君らがここに来た理由、よくわかったよ。本当にここの提督の言う通りなんだね」

能代「・・・はい?」

阿賀野「うるっさいなぁ。阿賀野たちはねぇ、イライラしてるの」

阿賀野「せっかく提督と仲良く楽しかったのに、邪魔されてねぇ・・・」

能代「いえてるわ」

初月「いい度胸じゃないか・・・」ガタッ

矢矧「おい、ずいぶんけんかっ早いな!」

酒匂「損するよっ?」

初月「!」ハッ…

初月「・・・僕は嫌なものは嫌っていう人間なんだ。やられて黙るタイプでもない」

初月「・・・そのせいで、ここに送り込まれたのかもしれないけどね」

阿賀野「・・・」

初月「いきなり立って悪かった、でもそれは僕のものだ。返してくれないか?」

阿賀野「食べながら考えるわ」モグモグ…

初月「・・・」


   ガンガンガン!!


    「!!」


ハートマン提督「腐った女特有の薄汚い陰口タイムは終わったか!?○○○○より汚い口で飯を味わっているところ悪いが、今日は客人が来ることになった!!!」

ハートマン提督「貴様らの醜態を目に焼き付けてやるつもりだ!!くれぐれもお嬢さまを気取るなよ!!!分かったか!!!」

5人「サー!イエス!サー!!」



586: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:26:47.26 ID:FQTpz3bR0
......
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ハートマン鎮守府 玄関


ハートマン提督「ようこそ、我が鎮守府へ。今回はどういった御用で?」

提督「ここがどういった施設かは知っています。そのうえで、どういった更生のさせ方をしているのか参考に見に来たんですよ」

ハートマン提督「そうでしたか」

提督「中に入っても?」

ハートマン提督「どうぞ、なら早速見てもらいましょうか。今からちょうど訓練を行う所だったんですよ」

提督「ええ、ぜひ・・・」



587: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:27:46.36 ID:FQTpz3bR0
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ハートマン鎮守府 グラウンド


阿賀野「ひぃ・・・ひぃ・・・」ゼーッ ゼーッ

ハートマン提督「もっと速く走れ肉布団!!そのぜい肉を筋肉に、ウジ虫根性を軍人に変えろ!!」

ハートマン提督「吐き捨てたガムの如く粘れ!!!出来損ない!!駆逐艦に威張るしか能がないのか!?」

ハートマン提督「乗り越えなけばお前はウジ虫のままだ!!!あだ名を人型イ級のクソに変えられたいか!?」

阿賀野「サー、ノー、サー・・・・」ゼーッ ハーッ…

酒匂「酒匂も・・・もうきつい・・・」

ハートマン提督「戦争が終わるまでここでのんびり休むつもりか!?口で言う分まだ余裕があるぞ!走れ!死ぬか走り切ったら休ませてやる!!!走れ!!」

酒匂「ひぃいい・・・」ダッ…



588: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:29:19.25 ID:FQTpz3bR0

ハートマン提督「まだ走れるじゃないか!!!次嘘ついて休もうとしたら目玉を抉り出して頭蓋骨にクソを流し込んでやるぞ!!!」

阿賀野「ひぃ・・・ひぃ・・・」ゼーッ ハーッ…

能代「ほら、阿賀野姉ぇ、つかまって!」

ハートマン提督「シスコンの妹を持てて幸せ者だな!人型イ級のクソ!!!その調子で○○のやりかたから教えてもらえ!!!」

ハートマン提督「俺が理不尽だって恨みたいか!?だがな、戦場はもっと理不尽だ!!!」

ハートマン提督「さぁ走れ!ここに来た理由を!!ここがある理由を忘れるな!!!」

5人「サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「自分の境遇に感謝しろ!!ここで変われることに感謝しろ!!!」

5人「サー!イエス、サー!!」

提督(これは・・・)



589: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:31:47.61 ID:FQTpz3bR0
......
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ハートマン鎮守府 応接室


ハートマン提督「いかがでしたか・・・?我が鎮守府は」

提督「・・・」

ハートマン提督「あなたの言いたいことは分かります。やりすぎだといいたいのでしょう?」

ハートマン提督「ここは人格や態度に問題ありとされた艦娘が集う所。偶に提督の憂さ晴らしのために送られてくる子もいますがね」

ハートマン提督「戦場では技術だけではなく、精神面の強弱がものを言います」

ハートマン提督「これは私が彼女たちの人格を変えるのに、精神を強くするのに最適だと思ったからやっている事。言い逃れるつもりも取り繕う気もありません」

ハートマン提督「今日はありのままの姿を見せました」

ハートマン提督「・・・あなたのご意見を聞かせてほしい。やりすぎだというのであれば・・・別のやり方も考えましょう」

提督「・・・」



590: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:35:46.01 ID:FQTpz3bR0
このハートマン提督を非難するかしないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します


592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/19(木) 22:39:16.52 ID:iKACBOCAO
肯定だ


598: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:18:02.52 ID:FQTpz3bR0
提督「いえ・・・あなたのやり方を否定するつもりはありません」

提督「むしろあなたは自分から進んで憎まれ役をする、艦娘達の事をよく考えている愛情深い教官だと思えました」

ハートマン提督「・・・」

提督「これからも・・・どうか頑張ってください」

ハートマン提督「そう言ってもらえて、光栄ですよ」

提督「お世話になりました。これにて失礼いたします」

ハートマン提督「あぁ、少し待ってください。これから卒業式があります、見ていきませんか?」

提督「卒業式・・・?」



599: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:20:59.16 ID:FQTpz3bR0
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ハートマン鎮守府 執務室

  コンコン

ハートマン提督「入れ!」

  ガチャッ

初月「初月です呼び出しを受けて参りました」

初月「どういったご用件でしょうか・・・?」

ハートマン提督「昼の食堂でのやり取りを見させてもらった」

初月「・・・」

ハートマン提督「貴様はよくやった。『上司に対して口の利き方がなっていない、常識知らず』とここに送られた貴様は、阿賀野達に嫌がらせを受けても、途中で自分がやろうとすることに気が付き大人の反応を見せた」

ハートマン提督「成長した証だ。貴様はここで変わった」

初月「提督・・・」

ハートマン提督「これより貴様はここを出る!!自分の悪しき点と向き合い、見直し、過去の自分を超えた誇り高き軍人として、艦娘としてここを出る!!!」

ハートマン提督「おめでとう、初月。そしてさようならだ」

初月「提督・・・い・・・今までお世話になりました・・・!」ペコッ…

ハートマン提督「よし、部屋に戻って荷をまとめろ!元居た鎮守府に俺が連絡をしておく」

初月「はい、失礼しました・・・!」

    ガチャッ…
     バタン…

ハートマン提督「見ましたか?あの子の目が変わる瞬間を。どこに出しても恥ずかしくない目になったでしょう?」

提督「あなたは本当に・・・愛情深い教官です・・・」



600: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:25:25.89 ID:FQTpz3bR0
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長門達の鎮守府

青葉「あ、司令官おかえりなさい。どうでした?」

提督「彼はブラックなんかではなかったよ。誰よりも優しい指揮官だった」

青葉「それは良かったです」

提督「愛情ゆえの厳しさっていうのを学べたよ。いい勉強になった」

長門「厳しさか・・・」

提督「少なくとも、阿賀野達はあそこできっと変われるだろう」

提督「・・・まだまだ時間がいりそうだが」

明石「良薬は口に苦しってやつですね?」

明石「あ、参考までにいうと・・・私はほめられて伸びるタイプです」

提督「わかったよ・・・」


601: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:27:36.07 ID:FQTpz3bR0
ハートマン提督編、これにて終わりです。もう少し怒鳴る場面を作りたかったですが、>>1の語彙力のなさ故、こんな短さに・・・


次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)




610: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:45:16.68 ID:FQTpz3bR0
ブラック鎮守府:艦娘からの逆○○○○がひどいブラック鎮守府
加害艦: 赤城 鹿島


622: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:33:24.13 ID:jj/Y9Or60
......
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逆○○○○鎮守府 執務室 昼


優提督「よし、今日の分は終わりだな」

鹿島「お疲れ様です、提督♪いつも仕事が早くて感心します♪」

優提督「いやぁ、鹿島のアシストのおかげさ」

鹿島「嬉しい事言ってくれますね。それじゃあ・・・・」

    ピトッ…

優提督「お、おい・・・」

鹿島「一緒にお昼ご飯・・・食べに行きましょうか・・・」キュッ…

優提督「くっついていく必要はないと思うんだけど・・・」

鹿島「大ありですっ!私が頑張ったご褒美・・・くれませんか?」

鹿島「くっつくだけで・・・いいんです・・・」

優提督「わ、わかった・・・」

鹿島(ふふ、ずっとこうして居たいなぁ・・・)

鹿島(ずっとずっと・・・・)



623: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:34:15.32 ID:jj/Y9Or60
......
....
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優提督の自宅 夜


優提督「・・・」カキカキ…

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2018年 〇月〇日

最近、鹿島の様子がおかしい
おかしいというよりは、距離が近い
仲良くなれるのは良い事なのだが・・・どうにもくっつきすぎな気がする
僕は提督で、彼女は艦娘
鎮守府内で提督と艦娘が恋仲になるというのはよく聞く話だ
僕には妻も娘もいる。そのことは彼女も知っているはずだ
だが、偶に彼女の目が・・・ものすごく妖艶な光を放つように見える時がある
気のせいだといいんだが・・・

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    パタンッ…


優提督「ふーっ・・・少し疲れた・・・」



624: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:35:27.58 ID:jj/Y9Or60

     ガチャッ!

優提督娘「お父さんただいま!」

優提督「おぉっ、お帰り!今日の部活はどうだった?」

優提督娘「私ね、バドミントンで学校一位になったのよ!!」

優提督娘「先生が、私の第一志望高校に推薦状書いてくれるって!」

優提督「そうかぁ!さすが自慢の娘だ!」

優提督娘「いい高校出て、私もお父さんみたいな立派な提督になりたいな♪」

優提督「なれるよ、絶対に。僕の自慢の娘なんだから」ニコッ

優提督娘「ありがとう、お父さん。大好き!」ニコッ

     ガチャッ

優提督妻「ご飯、できてるわよ。皆で食べましょう?」

優提督「あぁ、今行くよ」

優提督娘「お母さん!今日のご飯は何?」

優提督妻「大好物のクリームシチューよ。お母さん、張りきって作ったんだから」

優提督娘「やったぁ!お腹ペコペコ!お父さん!早く行こう!」ピョンピョン

優提督「はしゃぎ過ぎだよ。今行くから」

優提督娘「今日は幸せいっぱいの日ー!」ドタドタ…

    ダダダ…

優提督妻「もう、家の中を走ったら危ないのに・・・」

優提督「・・・」

優提督妻「どうしたの?あなた」

優提督「今・・・とても幸せだなと思ってさ」

優提督妻「・・・えぇ、幸せね。とっても」フフフ…

優提督(この幸せな家を・・・世界を、守り抜いていこう・・・)

優提督(うん、ここにいるだけで・・・いつまででも頑張れる)



625: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:36:45.59 ID:jj/Y9Or60
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優提督鎮守府 執務室


盗聴器『どうしたの?あなた』

盗聴器『今・・・とても幸せだなと思ってさ』

盗聴器『・・・えぇ、とても幸せね。とっても』

鹿島「提督さん・・・素敵な家庭をお持ちですね・・・」

赤城「本当に・・・幸せそうな家庭・・・」

鹿島・赤城「「ふふふふ・・・」」



626: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:37:40.44 ID:jj/Y9Or60
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翌日 優提督鎮守府 執務室



優提督「ずっと座っていると・・・体が鈍ってしまうなぁ」ノビ~…

赤城「あら、それなら・・・弓道をやってみませんか?」

優提督「弓道?」

赤城「えぇ、結構筋肉を使いますし、心が落ち着きますよ?」

優提督「それはいいな、ぜひやってみたいよ」

赤城「はい!準備してきますね」



627: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:38:30.79 ID:jj/Y9Or60
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優提督鎮守府 弓道場


優提督「やっぱり和を基調とした部屋は落ち着くな」

赤城「そうでしょう?さ、弓を構えてみてください、提督」

優提督「よし・・・こうか?」ギリリッ…

赤城「ああ、それじゃ自分の耳を弦で弾いてしまいます、提督」

赤城「ほら・・・こうするんですよ・・・」ソッ…

     ピトッ…

優提督「あ、赤城・・・?」

赤城「シー・・・心を集中させてください」

優提督(背中に柔らかい感触が・・・)

赤城「ほら・・・息を合わせて・・・」

赤城「聞こえますか?提督と私の鼓動が重なる音・・・」

   ドクン… ドクン…

優提督(ものすごくいけないことをしている気がする・・・は、早く振りほどかないと・・・)



629: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:39:42.97 ID:jj/Y9Or60

赤城「あぁ・・・駄目ですよぉ・・・?指をそんなに緩めちゃ・・・」キュッ…

優提督「す、すまない・・・」

赤城「さぁ・・・・弓の左側に的が見えるように狙ってみてください・・・」

赤城「これを、新月、満月の狙いと言います。うふふ、ロマンチックな名前ですよね・・・?」

優提督(赤城の息が後頭部に・・・)

赤城「射ますよ・・・3、2、1・・・」

  ヒュンッ
    ガスッ...

赤城「あらら・・・外れちゃいましたね」

優提督「か、簡単そうに見えて難しいんだな・・・」

赤城「集中が足りてませんよ?」

赤城「なにか・・・イケナイことでも考えていたんですかぁ・・・?」フフ…

優提督「・・・!」ゴクリ…

優提督「いや、とんでもない。君の教えは実にわかりやすかったよ」

優提督「そろそろ仕事に戻らないと。き、今日はありがとう赤城、またあとでな」

    スタスタ…

赤城「・・・」

赤城(あぁ・・・かわいい・・・かわいいわ・・・提督・・・)

赤城(欲しい・・・彼が欲しい・・・絶対欲しい・・・)





630: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:40:33.00 ID:jj/Y9Or60
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優提督の自宅 夜


優提督「・・・」カキカキ…


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2018年〇月△日 

鹿島に引き続き、赤城も様子がおかしい
やたらと体をくっつけようとしてくる
彼女たちの事はもちろん尊敬しているし、戦友として好きだ
鹿島と赤城も同じ思いであればうれしいが・・・
今日の赤城の目は・・・戦友に向ける眼差しではなかった
もっと艶めかしく・・・まるで何かを欲しているような眼だった
これ以上は家族を持つ僕として容認できない
明日からは・・・強く言わなくちゃならないかもしれない

====================


    パタンッ…


優提督「はぁ・・・」



631: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:41:34.65 ID:jj/Y9Or60


   ガチャッ

優提督娘「お父さん、お仕事お疲れ様。はいこれ」スッ

優提督娘「お母さんが、コーヒー淹れたから飲んでだって♪」

優提督「あぁ、ありがとう・・・飲むよ」

優提督娘「お父さん、疲れた顔してるね。どうかしたの?」

優提督「いや、ちょっとね・・・仕事場の子達の事で悩んでいるんだ」

優提督娘「大丈夫だよ、お父さんは優しい提督だもん。うまく行くよ!」

優提督「・・・ありがとう。明日からはお母さんと旅行だろう?早く寝なさい」

優提督娘「うん!ねぇ、お父さん、本当に明日一緒に来れないの・・・?」

優提督娘「お母さんも残念がってたよ」

優提督「これが提督の辛いところかな・・・年末には一緒に旅行に行けるさ」

優提督娘「わかった・・・あ!あのね、お母さんがね、少しでも寂しくないようにお父さんの大好物をいっぱい作っておいたって!やったね♪」

優提督「本当か!それは最高だなぁ!」

優提督娘「えへへ♪それじゃ・・・お休み、お父さん」

優男提督「あぁ、お休み」



632: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:42:19.11 ID:jj/Y9Or60
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優提督鎮守府 執務室


盗聴器『・・・ありがとう。明日からはお母さんと旅行だろう?早く寝なさい』

盗聴器『うん!ねぇ、お父さん、本当に明日一緒に来れないの・・・?』

盗聴器『お母さんも残念がって・・・』

鹿島「へぇ・・・提督さん・・・明日から家族いないんだぁ・・・」

鹿島「明日からはきっと・・・提督さんは寂しい思いをするはずですね・・・」

赤城「寂しい思い・・・させちゃまずいですよね・・・」

鹿島「ですよね・・・♪」




633: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:43:24.68 ID:jj/Y9Or60
......
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翌日 優提の督自宅 夜


優提督(今日は・・・二人とも何もしてこなかったな・・・)

優提督(やっぱり僕の勘違いだったんだ、あの子達とは今まで何も起きなかったじゃないか)

優提督(急に変わるなんてこともないさ。考えすぎだ・・・考えすぎ・・・)

  ザアアァァァ…

優提督(にしても、ひどい雨だなぁ。妻と娘に何もなければいいが・・・)グゥゥ…

優提督(・・・お腹が減った。晩御飯にしようか)

優提督(お・・・冷蔵庫にメモが)ピラッ…

冷蔵庫のメモ【あなたの大好物をたくさん作っておきました。お腹いっぱい食べてください。 おとうさん!私が作ったクッキーも食べてね! 愛するお父さんへ 妻と娘より】

優提督「ふふ・・・食べるのがもったいないなぁ・・・」

    ピンポーン

優提督(こんな大雨の日に・・・誰だろう?)スタスタ…

優提督「今開けます」


    ガチャッ…


優提督「・・・!」



赤城・鹿島「こんばんは・・・提督(さん)♪」



634: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:44:31.07 ID:jj/Y9Or60

優提督「な・・・なんでここに・・・?」

赤城「実は・・・買い物でここの近くまで来たんですけど・・・」

優提督「買い物って・・・鎮守府から何キロ離れてると・・・」

赤城「そしたら途中で大雨に襲われて・・・雨宿り、させてもらえませんか?」

鹿島「もう・・・下着までぐっしょりなんです・・・」

      ポタッ… ポタッ…

優提督「わ、わかった・・・とりあえず上がってくれ。今バスタオルを持ってくる」


635: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:45:42.02 ID:jj/Y9Or60
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優提督の自宅 リビング


鹿島「すいません、迷惑かけちゃって・・・」ゴシゴシ…

優提督「いや、良いんだ。雨に濡れて体も冷えただろう。ついでだし、温かいシャワーも浴びていってくれ」

赤城「いいんですか?」

優提督「あぁ、風呂場にある洗濯機に濡れた服を入れておいてくれ。僕が乾燥させておくから」

鹿島「お世話になります」

優提督「シャワーから上がって服を着たら・・・僕が鎮守府まで車で送るよ」

赤城「本当にありがとうございます。それじゃ、シャワーお借りしますね」スタスタ…

鹿島「鹿島も失礼します」スタスタ…

優提督「ああ、ごゆっくり」

優提督(彼女たちは・・・本当に雨宿りをしていくだけ・・・だよな・・・?)



636: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:47:11.36 ID:jj/Y9Or60
......
....
..
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数分後 脱衣所


  シャァァァァ…


優提督「二人共もう風呂場だよな?一応目をつぶって入るぞ・・・風呂場は覗かない、約束するよ・・・」カチャッ…

優提督「あぁ、大丈夫。ここは長年住んでいる自宅だから目をつぶっていても洗濯機のボタンを押すのは楽勝さ・・・」スタスタ…


    「・・・・」


優提督「鹿島・・・?赤城・・・?」パチッ…

赤城・鹿島「・・・」

優提督「!?」バッ

優提督「ふ、二人共何してるんだ!?裸でそんな・・・」

赤城「ふふふ・・・驚きました?」

優提督「ふ、服はもう洗濯機の中に入れてあるんだろう?見てないから・・・洗濯機の操作をさせてくれ・・・」

鹿島「提督さん・・・」ヒタヒタ….

優提督「なんのマネなんだ?はやく風呂場へ・・・」


赤城「提督・・・」ヒタヒタ…

鹿島「提督さぁん・・・ほら・・・」









 「「私 た ち を 見 て」」



637: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:47:57.24 ID:jj/Y9Or60

優提督「ま、まま・・・待て・・・」ゾァッ…

優提督(こ、このままじゃまずい・・・!)

鹿島「来て・・・提督さん・・・」

優提督「や、やめてくれ・・・無理だ。家庭があって幸せなんだ・・・」

赤城・鹿島「・・・」

優提督「わかってくれないか・・・?頼む・・・!」

赤城・鹿島「・・・」

赤城「・・・わかりました。今日はこれで帰ります」

鹿島「服は乾かさなくても結構です・・・そのまま着ていくので」

赤城「車もいりません、タクシーで帰ります」

優提督「ほ・・・本当か・・・?」

鹿島「えぇ、これ以上ご迷惑はおかけできません・・・」

鹿島「ですが・・・提督さん、また戻ってきますね・・・?」

鹿島「家族がいない間・・・寂しい思いをしないように・・・♪」

赤城「私達で・・・提督のお世話・・・してあげますね」ニコッ…

赤城「それじゃまた・・・ふふっ・・・」

優提督(大丈夫なんかじゃなかった・・・!この二人は・・・この二人は・・・!)ガタガタ…



638: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:49:09.75 ID:jj/Y9Or60
.......
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翌日 長門達の基地

   ガチャッ

加賀「失礼します」

明石「あ、加賀さん!ちょうどいいところに・・・」

加賀「ちょっと、青葉さんに頼みたいことがあるのだけれど・・・構わないかしら?」

青葉「はいはーい、どうかしましたか?」

加賀「あの・・・実は最近、赤城さんの様子がおかしくて・・・」

加賀「前までは携帯でのやり取りでも普通だったのに・・・ここ最近で急におかしくなり始めたんです」

青葉「・・・というと?」

加賀「返信が異様に遅かったり・・・いつもはその日あった出来事とかで盛り上がるのに・・・」

加賀「話を途中で無理やり切ったりするの・・・」

青葉「・・・加賀さん、赤城さんは・・・自分がいる鎮守府の提督について何か言っていましたか?」

加賀「そうねぇ・・・素敵な提督だと言っていたわ・・・心の底から信頼できる人だって・・・」

加賀「だからこそ心配なの。何かあったのかさっぱり予測もできなくて・・・」

青葉「加賀さん、実は今朝・・・憲兵にとある問い合わせが来たらしくて・・・」

加賀「・・・どういった内容?」



639: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:52:24.12 ID:jj/Y9Or60
青葉「その・・・赤城さんと鹿島さんが着任している鎮守府の司令官が・・・二人に裸で迫られたって・・・」

加賀「・・・え?」

青葉「そこの司令官は家庭を持っているらしくて・・・それを伝えたにもかかわらず・・・だったそうです」

加賀「そんな・・・一体どういう・・・」

提督「今から俺と長門で調査に行く所だ。もしかしたら厄介なことになっているかもしれない」

加賀「・・・私に行かせてください」

長門「・・・駄目だ。危険すぎる」

提督「まだこの仕事も始めたばかりだろう。任せきれない」

加賀「鹿島さんはともかく・・・赤城さんは私にとって家族のような存在です」

加賀「どうか・・・私に・・・」

提督「・・・」

長門「・・・提督、どうする?」

提督「・・・わかった。君に任せる」

提督「ただし、少しでも危険を感じたら逃げる事。これが絶対条件だ」

提督「俺達との無線はつなげたままにしておけ」

提督「・・・わかったな?」

加賀「はい、ありがとうございます・・・!」

明石「加賀さん、これ・・・」スッ…

明石「あなたのコスチュームです。これを着て行ってください」

加賀「・・・その、やっぱり私は・・・マスクを付ける必要はないわ。素性がばれたところで・・・」

提督「マスクは自分を守るために着けるんじゃない、周りの人を守るために着けるんだ」

提督「・・・着ていったほうがいい」

加賀「・・・わかりました。有難く頂戴します」

加賀「それでは・・・行ってきます」


640: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/20(金) 23:53:33.29 ID:jj/Y9Or60
......
....
..
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同時刻 優提督鎮守府 執務室


鹿島「あーあ、提督さん・・・憲兵に喋っちゃったぁ・・・」

赤城「提督は・・・こっちを向いてくれる気はないようですね」

鹿島「悲しいなぁ・・・こんなにも提督さんを愛しているのに・・・」

赤城「ふふ、だったら振り向かせちゃいましょう?」

赤城「いろんな手を使って・・・♪」

鹿島「やさしいやさしい提督さん・・・次やることを・・・許してくれるかな?」




652: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:48:27.60 ID:MIbhpTQF0


       ガチャッ…


優提督「赤城・・・鹿島・・・ちょっと話がある・・・」

赤城「あら、こんにちは提督。今日は遅めの出勤ですね」

鹿島「今執務室の掃除を終えたところです♪さ、今日もみんなでお仕事しましょうか」

優提督「なぁ・・・昨日の事なんだが・・・」

鹿島「・・・」

優提督「その・・・実は今朝・・・君たちの事を・・・憲兵に喋ってしまったんだ・・・」

赤城「・・・」

優提督「でも・・・やりすぎた、本当にすまない。あの時は混乱してて・・・気の迷いだった」

優提督「君たちもそうだったんだろう?気の迷いだったんだろう?」

優提督「憲兵には僕からうまく言い訳して取り消してもらうよ」

優提督「だから・・・これで手打ちにしよう・・・そうしないか?」

鹿島「提督さん・・・あなたは・・・本当に・・・」ジワ…

鹿島「ほんっとうに・・・お優しいのですね・・・!」ポロポロ…

赤城「あんな事をした私たちを・・・許してくれるのですか・・・」








赤城「なら・・・これからすることも許してくれますよね?」ポチッ



653: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:49:25.05 ID:MIbhpTQF0
優提督「・・・それはどういうことだい?」

盗聴器『・・・それはどういうことだい?』

優提督「・・・え?」

盗聴器『・・・え?』

優提督「『どうして僕の声が・・・そこのスピーカーから・・・?』」

赤城「あなたの声・・・ずっと盗聴していました・・・」

鹿島「幸せそうな家族の声も・・・ずっと聴いていました・・・」

  ユラッ…
   スタスタ…

赤城「私たちも・・・幸せになりたいです・・・」

鹿島「ハッピーエンドが欲しい・・・」

優提督「『こ・・・こっちへ来ないでくれ・・・』」

赤城「迎えましょう?私たちのハッピーエンド・・・」グァッ

    バキィッ…

優提督「『うぐっ・・・』」ドサッ…

赤城「もう・・・我慢できないんですよ・・・提督・・・///」ハァ…ハァ…!



654: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:52:02.19 ID:MIbhpTQF0
......
....
..
.


優提督の自宅 寝室




    ペロ…
  
      


優提督「ぅ・・・ん・・・?」パチッ…

赤城「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ペロ…

優提督「あか・・・ぎ・・・?」

赤城「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ペロ…

優提督「い、一体・・・何をしているんだ・・・?」

赤城「提督・・・起きたんですか・・・?」

赤城「お顔・・・傷つけてしまってごめんなさい・・・これで・・・少しでも楽になれば・・・」ペロッ…

優提督「こ・・・これをほどいてくれ・・・!」ギシッ…

赤城「あぁ・・・それは駄目です提督・・・お世話できなくなってしまいます・・・」

優提督「どうしてしまったんだ・・・赤城・・・」

優提督「僕が知っている君は・・・こんなことをする人ではなかったはずだ・・・」

赤城「ええ・・・でも・・・私は変わってしまったんです・・・」ペロッ…

優提督「うぅっ・・・」ゾクッ…

赤城「あなたに恋して・・・おかしくなってしまったんです・・・」



655: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:52:42.07 ID:MIbhpTQF0

     ガチャッ…

鹿島「あら・・・おとうさん、起きたんですね」

優提督「か、鹿島・・・その服・・・娘の制服だぞ・・・」

鹿島「似合ってますか・・・?お父さん・・・?」

優提督「何を考えているんだ・・・!」

鹿島「知っていますか?女の子は誰だって・・・」スタスタ…

鹿島「お父さんが初恋の人なんです・・・」ギシッ…

鹿島「ねっ・・・お父さん・・・」ナデ…

優提督「ッ・・・ッ・・・」ガタガタ…



656: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:53:23.08 ID:MIbhpTQF0

鹿島「枕元に家族写真・・・素敵な家庭・・・家族思いの良いお父さん・・・」ヒョイッ…

鹿島「でも、今日からは私たちが家族です」ポイッ

優提督「やめっ・・・」ググッ…

    ガシャンッ…

優提督「うぅう・・・」

鹿島「代わりにこれを置きましょう」コトッ…

鹿島「覚えていますか・・・?私たちが鎮守府に来て最初に撮った集合写真・・・」

鹿島「今日から提督さんは提督さんじゃなくて・・・」

鹿島「パパになってもらいます・・・えへへっ・・・♪」ニコッ…

優提督「助けてくれ・・・頼む・・・助けてくれぇ・・・!」



657: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:54:26.82 ID:MIbhpTQF0
......
....
..
.


優提督鎮守府 執務室


   バンッ!

加賀「誰もそこを動かないで!!」スチャッ

   「・・・」

加賀「・・・」

加賀「ここは・・・もぬけの殻だわ・・・」

提督『なに・・・?鎮守府に誰もいないのか・・・』

明石『一体どこへ・・・?』

提督『近くになにか手掛かりがないか?』

加賀「手がかり・・・」

加賀「争った形跡は無し・・・部屋には何も----」

盗聴器『ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・』

加賀「----!」



658: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:55:17.08 ID:MIbhpTQF0

提督『これは・・・』

盗聴器『提督・・・起きたんですか・・・?』

加賀「赤城さんの声だわ・・・」

盗聴器『こ・・・これをほどいてくれ・・・!』

提督『・・・どうやら、そこの提督はどこかで拘束されているようだな』

加賀「・・・」

青葉『その盗聴器の信号を逆探知して居場所を特定できるかもしれません』

加賀「いえ、ちょっと待って・・・その必要はないかもしれないわ」

盗聴器『枕元に家族写真・・・素敵・・・家族思いの良いお父さん・・・』

加賀「・・・赤城さん達は、ここの提督の自宅にいるわ」

提督『青葉、場所を特定できるか?』

青葉『今やってます・・・』

青葉『加賀さん!分かりました!場所は・・・』



659: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:56:51.37 ID:MIbhpTQF0
......
....
..
.


優提督の自宅 寝室

   ガシャンッ 
ビリビリ… グシャッ
 パリンッ…
  メキャッ…

優提督「やめてくれ・・・やめてくれ・・・」

鹿島「これも・・・前の家族の物ですね・・・」グシャッ

赤城「鹿島さん、冷蔵庫にこんなものがありましたよ」

鹿島「なんですか?メモとタッパー・・・?」

鹿島「どれどれ・・・あなたの大好物をたくさん作っておきました・・・お腹いっぱい食べてください・・・おとうさん・・・私が作ったクッキーも食べてね・・・愛するお父さんへ・・・妻と娘より・・・」

鹿島「愛する妻と娘はここですよ。これも捨てましょう」ビリビリ…

赤城「料理も私達に任せてくださいね♪」ポイッ

     グチャッ…

優提督「うぅっ・・・うう・・・どうして・・・どうして・・・」ポロポロ…



660: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:57:23.16 ID:MIbhpTQF0
赤城「愛です、提督。あなたへの愛が・・・もうどうしようもないんです・・・」

赤城「あなたが欲しくて・・・切なくて・・・苦しくて・・・」

鹿島「改めて言わせてください、提督・・・あなたが大好きです。心の底から愛しています」

鹿島「幸せは・・・待っているだけでは来ません・・・こっちから向かいにいかないと・・・」

鹿島「さぁ、昔の物はほとんど無くなりましたね・・・新しいものを築きましょう」

鹿島「私たちの・・・家庭・・・」

赤城「私たちの家族・・・」

鹿島「まずはあなたとの子供が欲しいです・・・おとーさんっ?」

赤城「提督はそのままで良いですよ・・・すぐに済みますので・・・」シュルッ…

優提督「僕が何をしたっていうんだ・・・こんなっ・・・あぁっ・・・」

優提督「あまりにもひどい・・・」

赤城「いずれ幸せになります・・・私たちがして見せます」

赤城「受け入れてください」スッ…



661: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:58:04.62 ID:MIbhpTQF0


 「そこまでよ、赤城さん」


赤城「・・・私の知り合いにロビンフッドは居ませんよ?」

加賀「・・・今すぐ彼を解放しなさい・・・!」スチャッ… ギリリ…

鹿島「邪魔をしないでもらえませんか・・・?これから幸せな家庭を築くんですから」スラッ…

加賀「ナイフなんかで私を止められると思って・・・?」ヒュンッ!

      キンッ!

鹿島「・・・っ!」

加賀「丸腰の人を射る趣味は無いわ・・・おとなしくしなさい・・・!」スチャッ ギリリッ…

赤城「・・・その弓の腕・・・加賀さん・・・?」



662: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:59:08.41 ID:MIbhpTQF0

加賀「・・・!」

提督『絶対に正体は明かすな』

加賀「・・・私はあなたたちを捕らえに来た者よ・・・それ以外の何者でもないわ・・・」

赤城「・・・」

  スッ…

赤城「わかりました・・・投降します・・・」

鹿島「そうですね・・・」

鹿島「下手に動いて・・・赤ちゃんを産むこの体を傷つけたくないです・・・」

赤城「ええ・・・幸せな家庭には代えられないわ・・・」

加賀「なにを・・・言っているの・・・?」

優提督「その子達は正気じゃないっ・・・!おとなしくしている今の内に・・・」

加賀「今助けます・・・!」



663: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/21(土) 23:59:37.23 ID:MIbhpTQF0
......
....
..
.


加賀「大丈夫ですか?」

優提督「すまない、助かった・・・」

加賀「彼女たちの事は・・・私に任せてください」

優提督「・・・」

加賀「あなたたち二人は・・・超えてはいけないラインを超えたわ・・・」

加賀「相応の罰を受けるべきよ・・・でもそれは・・・私ひとりで決めるわけにはいかない」

優提督「・・・」

赤城「提督・・・判断を誤らないでくださいね・・・?」

鹿島「あなたの事を・・・一番想っているのは・・・私達です、提督さん・・・」



669: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 00:45:30.14 ID:CYCHrW4U0

優提督「・・・君たちは・・・正気を失っている・・・!」

赤城「いいえ、正気ですよ・・・!こんなにもあなたを愛しているんですもの・・・!」

鹿島「この愛は本物です・・・!」

優提督「・・・艦娘を更生させる施設が・・・あるんだ」

優提督「君たちをそこに入れる・・・!」

赤城「そんな・・・どうして・・・!」

鹿島「私たちが嫌いになったんですか・・・」

優提督「ゆるしてくれ・・・今の君たちとは・・・一緒にいたくない・・・」

赤城「嘘・・・」

鹿島「提督さん・・・私たちを愛してよ・・・!」

優提督「愛していたとも・・・仲間として・・・!」ギリッ…



670: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 00:47:56.03 ID:CYCHrW4U0
......
....
..
.



ハートマン提督鎮守府


赤城「・・・」

鹿島「・・・」

ハートマン提督「よく来たな!!今日から貴様らにはクソ地獄を楽しんでもらうぞ!!」

ハートマン提督「そびえたつクソ二本共!ここに愛があると思うなよ!!!貴様らが感じられるのは俺への憎悪だけだ!!」

ハートマン提督「貴様らの話を聞いただけでその日食う飯が糞以下の味になった!!!」

ハートマン提督「貴様らを見ていると嫌になる!!!人間の欲の醜さをクソで塗り固めて彫刻にしたみたいだ!!!」

ハートマン提督「名前はなんだ!?○○○の豚か!?それともクソ○○○か!?」

赤城「これも・・・愛への試練・・・きっと提督は私たちを試しているんですよ・・・!」

鹿島「ふふふ・・・待っててくださいね・・・お父さん・・・」

ハートマン提督「思考回路が○○○○でショートしたか!?クソボケ!!!その気色の悪い笑みを消せ!今すぐ顔面に伝えろ!!」

ハートマン提督「貴様らに本来の名前は似合わん、ほほえみ○○○と呼ぶ!!!」

ハートマン提督「良い名前だろう!?なんなら腕に掘ってやってもいいぞ!!!」



671: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 00:50:33.98 ID:CYCHrW4U0
......
....
..
.



長門達の基地


加賀「二人があれで変われるといいのですが・・・」

提督「あの人なら大丈夫だろう・・・」

加賀「はぁ・・・赤城さん・・・どうしてあんな姿に・・・」

明石「恋は人を盲目にするっていうじゃないですか・・・」

加賀「私が知っている赤城さんは・・・もっと自制ができる・・・尊敬できる人だったはずです・・・」

提督「今は信じて待とう。それしかできない・・・」

加賀「・・・」

提督「話は変わるが・・・今回の仕事は見事だったぞ、加賀」

提督「冷静に動けていたし、状況判断も悪くなかった」

加賀「・・・ありがとう、でも今は・・・正直に喜べないわ・・・」

加賀「ごめんなさい、今日はこれで失礼します・・・」


  スタスタ…
バタンッ…


提督「・・・」

青葉「加賀さん・・・」

長門「仕方無い・・・家族を自分の手で捕らえたも同然だ・・・そっとしておいてやろう・・・」



672: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 00:52:49.43 ID:CYCHrW4U0
逆○○○○鎮守府編、これにて終わりです。この赤城さんには耳も尻尾も生えてはいませんよ・・・?



次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



682: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 01:03:29.62 ID:CYCHrW4U0
ブラック鎮守府:○○艦だけが厚遇される鎮守府
被害艦:阿武隈 綾波

了解です。ついでに厚遇されている○○艦を決めます

↓2で厚遇されている艦娘をお願いします



684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 01:04:57.23 ID:V9y4e7N0o



687: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/22(日) 01:15:16.69 ID:CYCHrW4U0
厚遇艦:潮 神威

了解です
次回の更新はおそらく明日の夜ごろになると思います
○○○○系では一番狂った作りになったかも・・・
実はこの二人には元ネタがあります。ノックノックという、あのキアヌ・リーヴスが主演している映画です
マトリックス、ジョン・ウィックで強い男を演じたキアヌ・リーヴスが悪女二人にヤラレ放題なのは中々見ものですよ

今夜も見ていただきありがとうございました。おやすみなさい



700: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:22:48.59 ID:AxEozJxN0
胸差別鎮守府 執務室


     ガチャッ


綾波「艦隊・・・帰投しました・・・」ボロッ…

阿武隈「ふえぇ・・・」ボロッ…

潮「・・・」ボロッ…

神威「・・・」

胸差別提督「・・・戦果報告」

綾波「司令官の作戦通り、綾波と阿武隈さんでひたすら注意をひいて盾になりましたが・・・」

阿武隈「・・・すいません、潮さんの被弾を・・・許してしまいました・・・」

胸差別提督「・・・」プルプル…

胸差別提督「綾波と阿武隈はここに残れ・・・潮と神威は外して良い、部屋でくつろいでいてくれ」

潮・神威「は、はい・・・」スタスタ…

潮(阿武隈さん・・・綾波さん・・・大丈夫かな・・・)


  ガチャッ…
   バタン…



701: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:24:41.03 ID:AxEozJxN0

胸差別提督「・・・」プルプル…

胸差別提督「命令したのに!守り抜けと!!」バンッ!

綾波・阿武隈「ッ!」ビクッ!

胸差別提督「俺の命令に背きやがって!なんて無様な結果なんだ!!」

胸差別提督「その貧相な胸も相まって見るに堪えんわ!!!」

綾波「ですが・・・敵の注意を惹く装備だけでは・・・いずれはこうな----」

胸差別提督「うるせぇ!!お前らはそろいもそろって臆病者だ!!」

阿武隈「ち、ちょっと・・・いくらなんでも・・・」

胸差別提督「臆病な裏切者の負け犬だ!バーカッ!!」

阿武隈「ごめんなざい゛・・・」ポロポロ…

胸差別提督「潮と神威の完璧な○○○○に傷が付いたら責任取れんのか!?百均のまな板どもめが!!!」

胸差別提督「恥さらしめ!!」

綾波「・・・グスッ・・・」



702: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:26:13.00 ID:AxEozJxN0
......
....
..
.


その日の夜 食堂


胸差別提督「さぁ、召し上がれ♪」

神威「まぁ・・・すごいご馳走・・・」

潮「あの・・・私・・・今回の作戦で色々ミスしちゃって・・・阿武隈さんと綾波さんにケガさせてしまったのに・・・こんな・・・」

胸差別提督「気にしなくていいさ、ミスは誰にでもある。君はここに来たばかりなんだから、新しいやり方になじめなくて当然さ」

胸差別提督「それに、悔しいことがあった後は普通のご飯を食べるよりも・・・」

胸差別提督「美味しいものを食べて、次回も頑張るぞって気になったほうが良いだろう?なっ?」ニコッ

潮「提督・・・えへへ、ありがとうございます・・・」

潮(新しい提督は・・・優しそうな人で良かった・・・!)

神威「ふふ・・・潮さん、ここの提督は優しいでしょう?」

潮「はいっ!」



703: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:27:52.31 ID:AxEozJxN0

神威「ところで・・・阿武隈さんと綾波さんはどこへ・・・?」

胸差別提督「だいぶ傷ついてしまったからな・・・まだ入渠していると思うよ」

神威「そうですか・・・」

胸差別提督「さぁ、彼女たちの分もちゃんと取ってあるから先に食べてしまおう」

神威「あ、はい・・・」

潮「あの、提督・・・」

胸差別提督「なにかな?」

潮「作戦報告の時・・・潮と神威さんが執務室から出た後に・・・怒鳴り声が聞こえた気がしたんですけど・・・」

潮「・・・何かあったんですか?」

胸差別提督「ただ単に、励ましていただけだよ」

胸差別提督「何も心配するようなことは起きていないさ・・・」

潮「そうでしたか!なら・・・よかったです」

胸差別提督(うんうん・・・やっぱり、大きな○○○○には笑顔が似合う・・・)ジィー…

潮「・・・ッ!?」ゾクッ…

神威「潮さん?どうされましたか?」

潮「いえ、なんでもないですよ・・・」

潮(前の鎮守府で・・・嫌というほど向けられた視線を・・・感じた気がする・・・)

潮(気のせい・・・だよね?)



704: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:30:29.42 ID:AxEozJxN0
......
....
..
.




胸差別鎮守府 物置


阿武隈「うぅ・・・今日もコップ一杯のスープとパンだけ・・・」

綾波「お腹・・・減るなぁ・・・」

阿武隈「どうしてあたしたちだけがこんな目にあわなきゃならないの・・・?」

綾波「仕方がないですよ・・・胸が小さいのがいけないんです・・・」

阿武隈「こんなのどうかしてるよぉ・・・」

阿武隈「潮ちゃんと神威さん・・・このこと知っているのかなぁ・・・」

綾波「知ってはいませんよ・・・そして、知られてはいけないんです」

阿武隈「・・・」

綾波「綾波達に厳しい司令官は、神威さんと潮さんの前では、優しい司令官でありたいんです。胸の大きな子に好かれるために」

綾波「二人は・・・司令官が優しい人であることを信じています」

綾波「その二人がこのことを知ったら・・・信じる二人の心が傷付いてしまいます。だから・・・知られては・・・いけないんです・・・」

阿武隈「だったら・・・一体どうしたら・・・」

綾波「耐えるんです・・・綾波は・・・この方法しか知りません・・・」



705: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/23(月) 00:36:17.38 ID:AxEozJxN0
......
....
..
.



翌朝 胸差別鎮守府 廊下


潮(昨日感じた視線・・・なんだったんだろう・・・)

   スタスタ…

潮「あ、阿武隈さん。おはようございます」

阿武隈「潮ちゃん・・・おはよう」

潮「その・・・昨日はごめんなさい!私のせいで・・・」

阿武隈「ううん、良いの。気にしないで!あたしよりケガは少なかったんだから」

阿武隈「これがあたしの役目だよ」

潮「で、でも・・・」

阿武隈「いいからいいから、気にしないでって♪」

阿武隈「それじゃ、また後でね」クルッ…

潮「あ、危ない!」

  ドンッ

阿武隈「あうっ!」ドシャッ

阿武隈「いたた・・・ごめんなさ・・・」

胸差別提督「チッ・・・」

潮「!?」

胸差別提督「気を付け-----」

胸差別提督「----!」ハッ…

潮「てい・・・とく?」

胸差別提督「阿武隈!大丈夫かい?」グイッ…

阿武隈「う・・・うん・・・大丈夫・・・です・・・」スクッ…

胸差別提督「よかった。気を付けるんだよ?」

阿武隈「は、はい・・・!失礼しました・・・!」タタタ…

胸差別提督「やぁ、潮。おはよう」

潮「お、おはようございます・・・」

胸差別提督「私は執務があるから失礼するよ」スタスタ..

潮「ご苦労様です・・・」

潮「・・・」

潮(今の提督の顔・・・すごく怖かった・・・)

潮(何か・・・何か変だ・・・!神威さんに相談してみよう・・・)



715: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:35:40.36 ID:r6Uy3q5T0
......
....
..
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その日の夜 神威の部屋



神威「提督が怪しい・・・?」

潮「はい、4人で出撃するとき以外で・・・阿武隈さんと綾波さんの姿を見たことがありますか?」

神威「・・・言われてみれば・・・あまり見ませんね・・・」

潮「阿武隈さんと綾波さんに、提督が優しくしているところは・・・?」

神威「話しているときは普通の口調でしたが・・・それ以外ではわからないですね」

神威「少なくとも、提督に何か貰った・・・とか・・・何かしてもらった・・・なんて話は聞いていませんね」

神威「何か・・・あったんですか?」

潮「確証は無いんですが・・・きっと何かを隠していると思うんです」

神威「あの提督に限ってそんなことが・・・」

潮「潮もそう信じたいです・・・だからこそ、色々と気になるんです」

潮「ここに来る前に居た鎮守府で・・・潮は嫌な思いをしたので・・・」

潮「神威さんも・・・確かめてみようと思いませんか・・・?」

神威「・・・」


716: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:36:58.11 ID:r6Uy3q5T0
......
....
..
.


胸差別鎮守府 庭



神威「提督が夜に外へ出ているのを・・・何度か見たことがあります」

神威「ただの気晴らしだと思うのですが・・・すいません、提督の事は私も深くは知らないんです・・・」

神威「優しくはしてくれているんですがね・・・」

潮「いえいえ、とんでもないです!こちらこそ付き合わせてしまって・・・」


   ~~~.... ~~~~~.....


潮「・・・なにか聞こえませんか?」

神威「・・・あちらの物置からですね・・・」

潮「行ってみましょう!」タタタ…



717: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:37:27.60 ID:r6Uy3q5T0
----------------------------------------------

物置


阿武隈「もう限界!!このままじゃ、胸の為に殺されちゃう!!」ガタッ

綾波「・・・綾波達には・・・何もできませんよ・・・」

綾波「憲兵さんに手紙を出そうとしましたが・・・見つかって破り捨てられちゃいました・・・」

綾波「司令官はポストにカメラを仕掛けて監視しています。助けは・・・呼べません・・・」

阿武隈「また近いうちに出撃がある・・・今度は死ぬかも・・・」

     ガラッ…

阿武隈・綾波「!」ビクッ

潮「阿武隈さんと綾波さん・・・?どうしてこんなところに・・・?」

綾波「潮さん・・・これは・・・その・・・」

    カランッ…

神威「・・・その小さなカップは・・・?」

阿武隈「・・・綾波ちゃん、もう・・・隠し通せないよ」

綾波「でも・・・!」

神威「何があったか・・・話していただけませんか・・・・?」

綾波「・・・」



718: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:38:29.92 ID:r6Uy3q5T0
......
....
..
.


神威「そんな・・・あの提督が・・・!」

潮「じゃぁ・・・ご飯の時よくいなかったのも、出撃の時は敵の攻撃を引き付けるような装備しかしなかったのも・・・」

潮「いつも・・・元気がないのも・・・そのせいなんですか・・・?」

潮「たった・・・それだけの理由なの・・・?」

綾波「そう・・・です・・・」コクン

阿武隈「・・・」

潮「・・・私、言ってきます」スッ…

綾波「そ、そんな!駄目だよ!あの男の内に秘めた凶暴性は知っています!開き直ったらどうなるか・・・!」

潮「・・・関係ありません。だからって潮は引き下がりません」

潮「前に居た鎮守府から、潮はある人に助けてもらいました。今度は・・・助ける側になりたい」

潮「あの人のように・・・」

潮(だから・・・この時計はまだ使わない・・・!)サス…

綾波「潮さん・・・」

潮「ここにいてください。すぐに戻りますから!」

    ダッ!

阿武隈「潮ちゃん!」



719: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:41:12.02 ID:r6Uy3q5T0
......
....
..
.


胸差別鎮守府 執務室



胸差別提督(うーむ・・・潮の好感度をどう上げようか・・・)

胸差別提督(確か腕にみすぼらしい腕時計をしてたな・・・よし、腕時計をプレゼントしてあげよう)

胸差別提督(綾波と阿武隈の給料から良い時計を買って・・・)

    バンッ!!

胸差別提督「!?」

潮「・・・提督、お話があります・・・!」

胸差別提督「ど、どうしたんだい・・・?」

潮「・・・阿武隈さんと・・・綾波さんにしたこと・・・ちゃんと二人に謝ってください・・・」

胸差別提督「・・・一体何を言っているんだい?」

潮「知っていますよ・・・差別している事・・・!胸の大きさなんて理由で・・・あの二人にひどい仕打ちをしていることを・・・!」

胸差別提督「・・・・・」

胸差別提督(これは・・・願ったり叶ったり・・・かもしれんな・・・)

胸差別提督「・・・嫌だって言ったら・・・??」ユラッ…

潮「・・・あ、あやまらせ・・・ます」タジッ…

胸差別提督「つまり君は、クーデターを引き起こそうとしているわけだ・・・」

胸差別提督「いけない事だ・・・いけない子だなぁ・・・」

胸差別提督「こんなことはしたくないけど仕方がない・・・」チャリッ…

潮(あれは・・・手錠・・・?なんでそんなものを・・・)

胸差別提督「これで君を拘束させてもらう。なんでって?クーデターを起こそうとしてるからだよ」

胸差別提督「そして、そんなことを企てたからには・・・お仕置きしなくちゃぁ・・・」

胸差別提督「うっかり君の胸を触ってしまったとしても・・・先に悪いことをしたのは君だ」

胸差別提督「文句はいえないよなぁああ!?」ジュルッ…



720: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/24(火) 02:45:45.85 ID:r6Uy3q5T0


潮「ひ…」

潮(こ、怖い・・・あの人と同じ・・・すごく気持ちの悪い視線・・・嫌・・・)

潮(足が・・・)ガタガタ…


......
....
..
.


-------「潮は・・・あなたみたいな・・・人の前に立って・・・守ることができる人になりたいです」

-------「なれるさ・・・必ずな」


......
....
..
.


潮(・・・言ってくれたんだ、“必ずなれる”って!)

潮(立って、守らなきゃ!)

潮(嫌な思いをするのは・・・潮が最後にしたい・・・!)


    スッ…


胸差別提督「・・・!」

潮「・・・綾波型10番艦、駆逐艦潮・・・」

潮「友達を守るために・・・あなたと戦います!!」



732: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:37:52.06 ID:3CQoTWXS0

潮「倒れてくださぁぁああい!!」ダッ…

   ブンッ!
     パシッ…

潮「!」

胸差別提督「なんだその弱々しいパンチは?」

胸差別提督「ピッチャーフライ取るみたいに簡単に受け止められた」グググ…

潮「い・・・痛い・・・!」ギリギリ…

胸差別提督「ハハハ・・・思い付きだけで行動すると馬鹿を見るぞ?」ニタァ…

胸差別提督「世の中ってのはなぁ・・・」

  グイッ!

潮「いっ・・・!?」

胸差別提督「勝てる見込みがある勝負だけするもんなんだよぉおお!」ブォンッ!

潮「きゃああっ!」

  ドガッ!

胸差別提督「あぁ・・・なんて軽くて柔らかい体なんだろうか・・・」

胸差別提督「まるで枕でも放り投げているかのような気分だよ・・・」スタスタ…

潮「うぅ・・・」ヨロッ…

胸差別提督「○○○○にケガが無いようでよかったよかった・・・」モミッ…




733: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:39:58.76 ID:3CQoTWXS0

潮「いやっ・・・」ビクッ…

胸差別提督「これは俺が考えていた○○○○を気兼ねなく○○るシチュエーションその12でな・・・」

胸差別提督「その名も“鎮守府の平和のために”・・・だ」

胸差別提督「平和のために君が起こしたクーデターを沈めなきゃならないんだ・・・」

胸差別提督「平和の為・・・平和の為・・・平和の為・・・」ブツブツ… モミモミ…

潮「や・・・さ、触らないで・・・!」

胸差別提督「おっと、まだだ・・・まだやりすぎちゃぁ駄目だ・・・」パッ…

胸差別提督「まずは君に手錠を付けてここに拘束しなきゃな」チャリッ…

    カシャンッ…

潮「・・・っ!」キッ!

胸差別提督「おぉ~~う・・・これほど手錠で繋がれた姿が似合う女はそうそういまい・・・」ククク…

胸差別提督「これでおびえて震えている面なら・・・もっと絵になるだろうに・・・」




734: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:41:19.98 ID:3CQoTWXS0

胸差別提督「つい一昨日までオドオドしていた君はどこへ行っちまったんだ?いきなり歯向かってきたり、こんな状況で睨みつけたり・・・」

   パシンッ

潮「ッ!」ヒリヒリ…

胸差別提督「ほら、怖がれよ」スッ

潮「いやっ・・・」ビクッ

胸差別提督「今の君は泣きっ面の方が似合う」ヒュッ

   パシンッ

潮「いたいっ・・・」ビリビリ…

潮(痛い・・・怖いよぉ・・・)ジワッ…

胸差別提督「うんうん、その顔だ。その顔」

胸差別提督「叩かれて赤くなった顔がより煽情的だなぁ・・・」

胸差別提督「さて・・・協力者を潰しに行ってくるよ。あの子は今何をしてるのかなぁ・・・」

潮「か、神威さんは関係な----」

胸差別提督「あ、協力者は神威だったのかぁ・・・」

潮「----ッ!」

胸差別提督「てっきり、まな板二枚のどっちかが喋ったんだと思ってたんだが・・・」

胸差別提督「ご協力ありがとう。う・し・お・ちゃん♪」ナデナデ…

潮(そんな・・・潮のせいで・・・!)

潮「あぁっ・・・」ポロポロ…



735: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:41:54.74 ID:3CQoTWXS0

胸差別提督「そそる顔だねぇっ!!うっかり手が出そうだ!」

胸差別提督「あ、もう出してたわ。ヒャヒャヒャ!!」

胸差別提督「そこでおとなしくしててくれよ。そしたら・・・」

胸差別提督「君にプレゼントをあげるよ。私は本当は優しくして笑顔にするのが好きなんだ」

胸差別提督「プレゼントは・・・君の為に腕時計を用意してあげる予定だよ」

胸差別提督「こんな似合わない腕時計じゃなくて・・・ね」ブチッ

    ポイッ

潮「あっ・・・!」

    グシャッ…

潮「そんな・・・」

胸差別提督「悲しそうな顔をするなよ。いい時計を代わりに買ってあげるんだからさ?」

胸差別提督「それじゃ、神威もここに連れて来るとするかな。ばぁーい」スタスタ…

胸差別提督「今日は○○○○がたくさん○○るなぁ・・・実に良い日だ」ガチャッ

      バタン…

潮「潮の・・・せいだ・・・」


736: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:42:37.59 ID:3CQoTWXS0
......
....
..
.


長門達の基地


青葉「・・・!」

青葉「司令官!多分緊急事態です!!」

提督「どうした?」

青葉「○○○○鎮守府にいた潮さん・・・彼女のSOS発信腕時計が破壊されたみたいで・・・」

提督「・・・なんだと?位置は分かるか?」

明石「破壊された場合は、その瞬間に位置がわかります。それ以降は分かりませんが・・・」

提督「十分だ、今すぐ行けば間に合うだろう。長門!」

長門「ああ!」



737: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:43:33.18 ID:3CQoTWXS0
......
....
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胸差別鎮守府 倉庫


阿武隈「・・・潮ちゃん・・・大丈夫かな」

綾波「あ・・・綾波達も行きましょう!」

神威「・・・賛成です!潮ちゃんだけに・・・すべてを任せるわけには・・・!」

   ガラッ!

胸差別提督「その必要はないよ?」

  「!?」

綾波「・・・し、司令官・・・!」

阿武隈「・・・潮ちゃんを・・・どうしたの?」

胸差別提督「黙ってろ、まな板ども!俺は神威に用があってきたんだ」

綾波(もう・・・本性を隠す気すらない・・・!潮さんが心配だ・・・!)

神威「わ、わたし・・・?」

胸差別提督「ああ・・・お前は・・・クーデターに協力したんだ・・・それ相応の罰を受けてもらおうと思ってな・・・」

神威「えっ・・・?」

胸差別提督「ほら、こっちに来やがれ!我慢できねぇんだよ!」グイッ!

神威「きゃぁっ!?痛い!提督!痛いです!!やめて!!」

胸差別提督「黙ってついて来いって言ってんだ!!」

  ドンッ!

胸差別提督「ぐっ!?」グラッ…



738: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:44:12.76 ID:3CQoTWXS0

阿武隈「も・・・もうこんなことはやめてよぉ!!」

綾波「・・・司令官・・・!あまりにも・・・ひどすぎます・・・!」

綾波「綾波が黙っていたのは・・・潮さんと神威さんが嫌な思いをしなくて済むと思っていたからです・・・!」

綾波「でも・・・こんな・・・ここまでやるなんて・・・」

   ドカッ!

綾波「うぐっ・・・!」ドサッ…

胸差別提督「てめぇらやりやがったな!!○○の分際で!!」グァッ!

阿武隈「や・・・やめ・・・」

   バキッ…

阿武隈「きゃぁっ・・・」ドシャッ…

胸差別提督「○○は人にあらずだ!!やせた大地めが!」ペッ…

神威「そんな・・・!綾波さん・・・!阿武隈さん・・・!」

神威「提督・・・!」キッ!

胸差別提督「お前もそういう顔をするのか・・・」

胸差別提督「これ以上俺の手を煩わせるな!!○○○○を○○のに取っておくんだよ!!」

神威「ひっ・・・」

胸差別提督「ほら、ついてきやがれ」グイッ…



739: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:45:43.36 ID:3CQoTWXS0
......
....
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胸差別鎮守府 執務室


  ガチャッ

胸差別提督「さーて、これから潮と神威の○○○○で山脈をつくってやるぞぉ~~~!」

胸差別提督「楽しい登山の時間・・・」

胸差別提督「・・・あれ?ここに手錠で繋いでおいた潮が・・・いない・・・?」


  「彼女なら・・・ここにいるとも」


胸差別提督「!?」バッ!

提督・潮「・・・」

胸差別提督「貴様らは・・・噂の・・・!」

胸差別提督(まずい・・・今はひとまず逃げなくては・・・!)

胸差別提督「くそっ・・・!」ダッ…

  ヒュッ…
   ダンッ!!

長門「どこへ行くつもりだ?」

胸差別提督「お前・・・今・・・上から現れたのか・・・?」

青葉『上から飛び降りて参上は一度はやってみたいですもんね!』

長門(そういうつもりでやった訳ではないのだがな・・・)

長門「その子を離せ・・・!」



740: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:47:01.37 ID:3CQoTWXS0

胸差別提督「ぐっ・・・!」

胸差別提督「お、お前みたいなんかのに・・・!俺の野望を潰されてたまるかぁ!!」

胸差別提督「よ・・・よく見たらお前もいい胸してるじゃねぇか・・・!」

胸差別提督「お前の胸も○○○やるよぉ!!」ダッ!

      ブンッ
       パシッ…

胸差別提督「なっ・・・?」メキメキ…

長門「良い腕時計をしてるじゃないか・・・だが、時間が見れないように叩き壊してやろう・・・」

長門「・・・貴様の顔面の方をな・・・!」グァッ!

     バキィッ!

胸差別提督「ぐほぉぁっ!?」

     ドシャァッ…

長門「・・・まだやるか?」

胸差別提督「くそっ・・・くそ・・・!」ヨロッ…

提督「潮、君の仲間をここへ・・・」

潮「は、はい!」



741: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:48:14.56 ID:3CQoTWXS0
......
....
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胸差別鎮守府 執務室


長門「たかが胸の大きさで・・・貴様はこんな蛮行を振るったのか・・・!?」

胸差別提督「たかが!?たかがだと!?お前は何もわかっちゃいない!!」

胸差別提督「大きな○○○○はな・・・この世のどんな山よりも人々に恵みを与え・・・」

胸差別提督「どんな深さの海よりも人を溺れさせる・・・そんな存在なんだ!」

胸差別提督「この世で最も安全な避難場所は・・・○○○○だ!」

潮・神威「・・・」サッ…

明石『提督・・・提督はこの男の言っていることがわかりますか?』

提督「何が言いたいかは分かったが理解はまったくできないな」

明石『この状況でこんなことが言える精神にはある意味尊敬を覚えます』

長門「貴様がいっていることはさっぱり理解できんが・・・これだけは分かる・・・」

長門「貴様はどうしようもない外道だということ・・・そして、その罪を清算する必要があるということだ・・・」

胸差別提督「俺はただ・・・○○○○の為に生きようとしただけだ・・・!」

胸差別提督「○○は富であり・・・○○は人にあらず・・・」ブツブツ…

長門「この男に虐げられてきた君達は・・・この男をどうしたい?」

阿武隈・綾波「・・・」




742: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 00:49:15.24 ID:3CQoTWXS0
この胸差別提督を許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします
許す場合はそのまま憲兵の元へと送られます
※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください



745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/25(水) 00:50:49.54 ID:q9DuysyUO
許さない シベリア送りだ


746: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 01:48:55.18 ID:3CQoTWXS0

阿武隈「提督なんて大っ嫌い・・・!」

綾波「綾波はもう・・・なにも言えません・・・!」

綾波「少し・・・頭を冷やしてきてください・・・!」

長門「・・・決まりだな・・・」

胸差別提督「お、おい・・・どうするつもりだよ・・・?」

長門「頭を冷やしてもらうのさ。心を入れ替えるにはシベリアで木の数を数えるに限る」

胸差別提督「し・・・死んでしまうだろ!!ふざけんな!!」

提督「もちろん、死なないように手配はするさ」

提督「あくまで・・・死なない程度にだがな・・・!」

胸差別提督「い・・・嫌だ・・・温かい○○○○の中にくるまれて暖をとりたい・・・」

提督「幻覚を見るにはまだ早いぞ。ほら立て」グイッ

胸差別提督「いやだああああ!!せめて最後に・・・潮!神威!どっちでもいいから○○○○を○○○てくれぇ!!」ズルズル…

胸差別提督「俺がみじめだろう!?かわいそうになってくるだろう!?ならせめて------」

      バタンッ…

神威「・・・さようなら、提督」



747: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 01:50:35.33 ID:3CQoTWXS0
......
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翌朝 憲兵基地前


潮「また助けてもらって・・・本当にありがとうございました!!」ペコペコ…

長門「潮こそよくあの男に立ち向かった。強い心を持っているな」

阿武隈「そうだよ!潮ちゃん・・・ありがとう。あの時の潮ちゃんはとてもかっこよかったよ!」

綾波「はい!とても勇気ある行動でした!尊敬します!」

神威「かっこよかったですよ!」

潮「みんなぁ・・・」ジワッ…

提督「本当によく頑張った」

潮「でも・・・潮は・・・何もできませんでした・・・あっさり捕まって・・・好き勝手させて・・・変に頑張らずに・・・早くボタンを押していれば・・・」

提督「・・・だとしても、その時立ち上がった君は間違いなくヒーローだった」

提督「誰だってヒーローになれる。特別なことをしなくても・・・おびえる子供に毛布を掛け、もう大丈夫だと励ませばいい」

提督「君はおびえる子たちの希望となったんだ。これは誇って良い事だぞ」

潮「あ、ありがとう・・・ございます」

提督「・・・さて、そろそろ戻ろうか。君たちの元へ来る提督が良い人間であることを祈っているよ」




748: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 01:51:41.22 ID:3CQoTWXS0
......
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長門達の基地


青葉「○○○○鎮守府はロクな奴がいませんね」

明石「どの方もだいぶ頭にキてますよね・・・」

長門「○○○○してる連中はどいつもそれ相応の罰を受けている。きっと反省しているだろう」

青葉「提督、明日の鎮守府新聞の記事にするために聞きたいのですが・・・」

提督「なんだ?」

青葉「ズバリ、提督は○○派ですか・・・?○○派ですか・・・?」ズイッ…

提督「・・・」

提督「・・・あの男、今頃何本目まで数えたかな・・・」

青葉「あぁー、流さないでくださいよ!」



749: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 01:52:18.40 ID:3CQoTWXS0
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ロシア とある空港


胸差別提督「・・・・・」

憲兵「お待ちしておりました。こちらにヒートテ〇クがたくさんあるのでこれをたくさん着込んでもらいます」

胸差別提督「はは・・・マジで死ぬかもな・・・」

憲兵「大丈夫です。死なないようにうまく調整しますよ」

憲兵「心を入れ替えたと判断したらちゃんと日本に返します」

憲兵「まぁ、獄中ですが」

胸差別提督「・・・」

憲兵「さ、あそこの木から数えていきましょうか?」

胸差別提督「一本・・・二本・・・」

胸差別提督(考えるのをやめよう・・・)



750: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 01:55:23.65 ID:3CQoTWXS0
胸差別鎮守府編はこれでおしまいです。果たして胸差別提督は生きて帰れるのか・・・


次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/25(水) 01:56:07.85 ID:yfGBWOWi0
南海の孤島鎮守府
提督が悪人という訳ではないが職場環境が壊滅的に悪い
(本土からの補給も滅多に来ずほぼサバイバル生活)


758: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/25(水) 02:13:32.15 ID:3CQoTWXS0
ブラック?鎮守府:サバイバル鎮守府
被害艦:最上型4人 初春

了解しました。一体なにがあったんだ・・・
何かと対峙するときに自分の名前と目的を口に出すって最高にかっこ良いですよね
胸差別提督編にはいろんな映画や漫画のセリフが入っています

安価を取る時間が毎度深夜で申し訳ないです・・・次こそはもっと早く・・・
今回はここまでです。今夜も見てくださってありがとうございました。おやすみなさい



770: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:24:04.41 ID:nZmiXHdD0

現在より289日前 とある南の島 海岸 無人島生活 0日目



?「それじゃ・・・君たちは今日からここで働いてくれたまえ」

鈴谷「ちょっと!ここ何にもないじゃん!こんなところでどうやって生きて行けっていうのさ!?」

?「はっ・・・あれだけの事をしておいて・・・命があるだけマシと思え」

サバイバル提督「・・・」

?「誇り高き軍人なら生き残って見せたまえ。ははははは!!」

熊野「ぐぐぐ・・・!」ギリッ…

?「あ、今食べているビーフジャーキーを選別に置いてってやろう、ほれ」ポイッ

    ポトッ…

?「大事に食べるんだぞ?はははは!!」

?「ではまたな。君たちの無病息災を祈っているよ!」

?「出港したまえ」

  グォンッ…
   ザザザァ…


  「・・・」



771: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:25:06.80 ID:nZmiXHdD0

鈴谷「誰がお前の口付けたジャーキーなんぞ食うかぁーっ!!」ゲシッ

最上「ちょっと、ものに当たるとかみっともないよ?」

三隈「でもどうしましょう!?ある程度の食料を持ち込んだとはいえ・・・」

初春「慌てるでない!腹も減ったし、とりあえずむこうの美しい砂浜で昼餉とゆこうではないか!!」

熊野「賛成ですわ。熊野、美味しいサンドイッチを作ってきてますの。食べましょう」

鈴谷「おぉー!良いね。そのあとは泳ごうか!」

三隈「素敵ですね!」

サバイバル提督「なぁお前ら・・・ピクニックか何かと勘違いしてるんじゃねぇだろうな?」

鈴谷「提督心配しすぎ!鈴谷たちは艦娘だよ?」

鈴谷「網を持ってきたし、艤装に括り付けて海をくるくる回るだけで食糧難に何てならないから!」

サバイバル提督「・・・燃料の事、ちゃんと考えてんのか?」

鈴谷「・・・・・」

鈴谷「あっ・・・」

サバイバル提督「んなこったろうと思ったよ・・・」

サバイバル提督「とりあえず艤装を使うのは魚を捕るほんの数分だけだ。それを他の艦娘でローテーションしていけば、それなりの間は動けるだろ」

鈴谷「・・・燃料がなくなったら・・・?」

サバイバル提督「その時までにある程度生活ができる環境を整えておくぞ。まずは飲み水が確保できる場所から探していくぞ!」

サバイバル提督「・・・こうなっちまったのは俺のせいだ。これでもサバイバルの知識は軍人としてある程度はある」

サバイバル提督「使えるもんはなんでも使って生き延びるぞ!」

5人「おー!!」



772: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:26:42.17 ID:nZmiXHdD0
......
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現在より286日前 山中 無人島生活3日目


初春「ほりゃぁぁあ!」ギギギ…

 バキバキ…
 ズズンッ…

初春「どうじゃ?これで家が作れるのではないか?」

三隈「結局使ってしまいましたね・・・艤装・・・」

サバイバル提督「家を作るためには仕方ねぇ・・・さっさと作っちまおう」

鈴谷「ふふ、テレビ番組みたいでドキドキする!」

サバイバル提督「楽観的なのはいいが危機感ってもんを持とうぜ?」

最上「いいじゃないか。確かにボクもワクワクするよ!提督はしないのかい?」

サバイバル提督「この先の事を考えるとちょっと・・・な」

最上「ま、今のところは上手くやっているんだからそれでいいじゃないか!提督!」

サバイバル提督「・・・元凶の俺が憎くねぇのか?」

最上「何言ってるのさ提督!ボク達だって提督に協力したし、頑張ったじゃないか!」

最上「後悔はしていないよ。こうなったら、一緒にどこまでも行こうよ」

サバイバル提督「・・・すまねぇな」

最上「きにしないでよ」ニコッ

鈴谷「提督ー!最上―!早く手伝ってよー!」

最上「おっと、そろそろやろうか。提督」

サバイバル提督「だな、やってやろうぜ!TOKI〇もびっくりするくらいになぁ!!」バキボキ…

最上「ふふっ、そっちの方が提督らしいよ!」



773: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:28:53.72 ID:nZmiXHdD0
......
....
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現在より150日前 山中 無人島生活139日目



カピバラ「ブモォォォーッ!」

熊野「そっちに逃げましたわ!誘導してください!」

鈴谷「おうさ!」ブンッ!

   ドカッ!

カピバラ「ブルル・・・」サッ

サバイバル提督「よし・・・動きを止めたな・・・三隈!最上!」

最上「任せて!」スチャッ…

三隈「くまりんこ突き!」ヒュッ

   ズドッ!

カピバラ「ブムォォオオッ…」ジタバタ…

最上「よし!ちょうど心臓の位置だ!」

三隈「毎度この時は嫌になりますね・・・」グリッ…

カピバラ「グゥウ…ゴフッ…」ピクピク…




774: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:30:18.28 ID:nZmiXHdD0

初春「うぅ・・・わらわはまだ慣れん・・・」

サバイバル提督「今まで多くのカピバラの皮を剥いで服にしてきた奴がよく言う・・・」

初春「生きているのを殺すのと既に死んでいるのを加工するのは訳が違うのじゃ!!」

サバイバル提督「なにはともあれ、これで全員分の服が揃いそうで良かったな。持ってきたすべての服がボロボロになる前に用意できてよかったぜ」

最上「実写版ギャートルズみたいだね」

サバイバル提督「よく知っているな・・・」

熊野「今夜も美味しい晩御飯が食べれそうですわね」

初春「・・・」

鈴谷「どったの?初春」

初春「・・・羊やカピバラ・・・果てはワニを見ても食料や服の素材としか見えなくなってきた当たり、だいぶ毒されてきたと思ってのう・・・」

熊野「ワニ革は高級品ですの!熊野、一度持ってみたかったんですわ!」

熊野「・・・こんな形で持つことになると思っていませんでしたが・・・」

初春「人間の適応力はすごいのう・・・」



775: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:31:28.68 ID:nZmiXHdD0
......
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現在より89日前 サバイバル鎮守府 無人島生活200日目



三隈「うぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

最上「提督大変だ!三隈がデカいクモに噛まれてから高熱がひどい!」

サバイバル提督「おいおい・・・ひどい熱だ・・・!とりあえずそこのベッドに寝かせろ!」

三隈「熱くて寒くて痛い・・・助けて・・・提督・・・」ガタガタ…

サバイバル提督「今助けてやる!鈴谷!川で水を汲んでこい!熊野!毒に使える薬草を取ってきてくれ!」

鈴谷「わかった!」ダッ

熊野「承知しましたわ!」ダッ

初春「わらわは解毒剤を作る準備をする!」

サバイバル提督「頼んだぞ!」

三隈「提督・・・もがみん・・・」ガタガタ…

最上「三隈・・・」ギュッ…

サバイバル提督「最上!どんなクモだった!?」

最上「て、手のひらよりデカくて・・・毛がたくさん生えてた・・・」

サバイバル提督「タランチュラ系統か・・・なら命を失うほどの毒じゃないぞ」

三隈「提督、もがみん・・・お願い、近くにいて・・・」

最上「もちろんだよ・・・三隈」ギュッ…

サバイバル提督「離れたりなんてしない、ずっとそばにいる」

三隈「うぅっ・・・」

最上「すぐに助けてあげるから・・・!」



776: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:33:49.40 ID:nZmiXHdD0
......
....
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現在 サバイバル鎮守府 無人島生活289日目



 プスンッ…
   ギギィッ…

鈴谷「あぁ・・・艤装が・・・」ガクッ…

サバイバル提督「どうした?」

鈴谷「とうとう・・・私の艤装も動かなくなっちゃった・・・」

初春「これで艤装は全て使えなくなってしまったのう・・・」

サバイバル提督「もう大掛かりな作業ができないな・・・」

鈴谷「それは痛いけど・・・まぁ、今のままで十分じゃない?雨風凌げる家もあるんだし」

熊野「本当はクーラー付きの家が欲しいところですの」

初春「そうじゃのう・・・暑いのはきらいじゃ・・・」

サバイバル提督「お前らはほんっとうにここの生活向いてねぇな」

初春「じゃが、たくましくはなって来とるじゃろう?ここに来たときに比べれば・・・」

最上「そうだね・・・ボクもあの時はさすがに死ぬと思ったよ」

サバイバル提督「お前らが持ち込んだ食料を何も考えずに二週間で食べつくしたせいだけどな」

三隈「ぎくりんこ・・・」

サバイバル提督「だがまぁ・・・マジでたくましくなったと思うぜ。本当に」

サバイバル提督「よくやってるよな、俺達」

初春「今日も一日・・・生き延びたのうっ!」

サバイバル提督「おう、忘れねぇうちに壁に彫っとけ。今日で生存何日目だ?」

最上「そーだねぇ・・・289日ってところかな」ガリガリ…



777: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:35:20.74 ID:nZmiXHdD0

鈴谷「すっごいじゃん!こんなの並大抵の事じゃ成し遂げられないっしょ!」

三隈「三隈達、こんな無人島でこんなに長い間生きてきたんですね・・・」

熊野「今日は贅沢にアサイーのデザートも食べましょうか」

鈴谷「おおっ?熊野いつの間に!」

熊野「ふふん、罠を仕掛けるついでにこっそり取っておきましたの!」フンス

最上「熊野すごいね!高いところに実る果物なのに!」

熊野「もっと褒めてもいいですのよ!と、言うわけで・・・はい、提督」

熊野「ここまで生きてこられたのも提督のおかげですわ。なので、一番大きくて甘そうのをあげますわ!」ニコッ

サバイバル提督「・・・」

最上「どうしたんだい?提督」

サバイバル提督「いや、ここに来ちまったのは俺のせいだってのに・・・悪いな」

熊野「ふふふっ・・・まだそんな事気にしてらっしゃったのですか?」

最上「そうだよ!ここに来たのは全員の責任みたいなものさ!」

三隈「この島での生活は確かに大変ですけど・・・あのことは別に後悔していません!」

鈴谷「らしくないじゃん提督!ほら、みんなで食べようよ!」

初春「いつの日か戻って、あの男の顔に一発食らわせてくれようぞ!」

サバイバル提督「ふっ・・・最高だよ、お前ら・・・んじゃ、食べるとするか」




778: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/27(金) 06:38:05.77 ID:nZmiXHdD0
......
....
..
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長門達の基地 


長門「青葉、一体何を見ているんだ?」

青葉「例のキャバクラ事件の時に居た上層部の人たちの携帯端末やPC等を覗いているんですよ。何か見つからないかなぁと・・・」

長門「さらっとすごいことをしているな・・・何か見つけたか?」

青葉「それが・・・尻尾を隠すのは上手いみたいで・・・証拠らしいものは何も・・・」

長門「見た目はあんなにも間抜けそうだというのに・・・そういう所には脳が回るみたいだな」

提督「どんな些細なことでもいい、何か手掛かりとなるような情報はあるか?」

青葉「それがですね・・・経費帳に妙な記録が・・・」

提督「なんだ?」

青葉「この男、どうやら一度南米のアマゾン近くに行っているみたいなんですよ・・・」

明石「アマゾン・・・?旅行でしょうか?」

青葉「にしてはかかった経費が安すぎるんです。旅行というよりは単に行って帰ってきた燃料費だけって感じで・・・」

明石「まるで・・・“何か”を運んだって感じですね」

提督「行った場所を特定できるか?何かわかるかもしれない」

青葉「もちろんですよ。なにか見つけた時のことも考えて、輸送機もチャーターしておきますね」

提督「頼んだ。長門、準備しておけ。長旅になるかもしれないぞ」

長門「よし、宝探しと行こうか!」パンッ



787: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/28(土) 23:39:42.09 ID:hbg+1LdW0
......
....
..
.


サバイバル鎮守府  無人島生活290日目


  ザザアァァァ…

鈴谷「今日もまた一段とすごいスコールだね~・・・」

熊野「これでは川辺に張った罠は全滅ですわね・・・」

三隈「また作り直しますわ。初春、準備いたしましょう」

初春「仕方がないのう・・・」テキパキ

最上「にしてもひどいスコールだ・・・ここまでひどいのは初めてじゃないかな?」

鈴谷「川の氾濫が心配だね・・・」

サバイバル提督「・・・なんだか嫌な予感がしてきた」

熊野「ここは川からだいぶ離れていますし・・・大丈夫ですよね・・・?」

      ドドド…

サバイバル提督「・・・何か聞こえないか?」

最上「聞こえるね・・・・」

   ズドドドドド….

三隈「大量の水が押し寄せるような・・・音・・・」

熊野「・・・熊野のせいではないですよね?」

サバイバル提督「言ってる場合か!走れ!!」

メキメキメキ…
 ズズズズズ…



788: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/28(土) 23:42:25.10 ID:hbg+1LdW0
......
....
..
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輸送機内 


パイロット「燃料補給の為、一度リオデジャネイロに止めさせてもらいます」

提督「了解した」

長門「まだつかないのか・・・」

提督「言っただろう、長旅になるかもしれないと。ところで・・・」

加賀「・・・」

提督「あんなことがあったのにすぐ呼び出して済まないな。君の偵察機の力が必要だったんだ」

加賀「いえ、私ももう落ち着きました。赤城さんの事は本当に残念でしたが・・・」

加賀「悲しんでいたところで何も変わりません。あなたの言う通りです、今は信じてただ待ちます」

加賀「それに・・・また任務がしたい気分だったのよ」フフッ



789: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/28(土) 23:44:18.19 ID:hbg+1LdW0

提督「そう言ってくれて助かるよ」

加賀「この後の動きはどうする予定なの?」

提督「青葉が調べた情報によると、どうやらアマゾン近海のとある無人島に向かった痕跡があるらしい」

提督「この輸送機は海にも着水できるようになっている。無人島近くの海に着水し、そこからは各自艤装を使って島まで向かう」

提督「島についてからは・・・チームでひたすら痕跡をたどって隠されたものを見つけ出す」

青葉「地上からは青葉の鼻と勘に明石さんの様々な探知器具。空からは加賀さんの偵察機ですか・・・」

明石「案外早く終わるかもしれませんね!」

提督「その探検隊みたいな服を着てくる必要はあったのか・・・?」

青葉「気分を上げるのには重要なことなんですよ!」

青葉「加賀さん!どっちが先に見つけ出すか勝負といきませんか?」

加賀「ふふ・・・望むところよ」



790: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/28(土) 23:45:42.10 ID:hbg+1LdW0
......
....
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翌日 サバイバル鎮守府 無人島生活291日目


サバイバル提督「・・・全部流されちまったな・・・」

鈴谷「・・・」

初春「あそこまでの大雨になるとはのう・・・・」

最上「て、提督・・・どうする?家も食料も全部流されてしまったけど・・・」

熊野「もう艤装の力も借りれません・・・また前のような環境をつくるのは難しいですわ・・・」

三隈「また0からやり直しですわね・・・」

サバイバル提督「・・・やれるさ、俺達なら」

鈴谷「ふふ、そうだね!こんなこと、昔にも散々あったしね!」

最上「確かに。三隈がクモに噛まれた時よりは焦りを感じないや!」

サバイバル提督「あれはたしかに焦ったなぁ・・・」

サバイバル提督「個人的に一番焦ったのはやっぱあれだな、ジャガーと戦った時だな」

鈴谷「鈴谷もさすがにあの時は死んだなっておもったよ」

初春「6人がかりでようやく仕留めたのう・・・。惜しむらくは記念に取った毛皮も流されてしまったことじゃな・・・」

熊野「最初に捕まえた魚の味に感動したり、軍隊アリに襲われたり・・・」

三隈「最初は皆叫んでいたムシさんも今となっては素手で捕らえて餌に使うあたり、成長を感じますわね・・・」

サバイバル提督「さ、まだまだ新しい思い出をみんなで作っていこうぜ。ここでな」

サバイバル提督「戻れる日がくるまで・・・!」











青葉「司令かあああああああん!!!発見しましたああああああ!!」



799: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/29(日) 00:46:30.83 ID:39DAOgB40



     「!?!?」


鈴谷「なっ・・・げ・・・幻覚!?」

三隈「提督!三隈・・・なにか変なキノコを食べてしまったのでしょうか・・・」

初春「開いた口がふさがらん・・・」

サバイバル提督「お・・・お前は・・・誰だ・・・?」

青葉「青葉型1番艦、重巡洋艦の青葉です!」

青葉「同じ艦娘とお見受けしますが・・・大丈夫ですか?」

熊野「え、えぇ・・・最上型4番艦・・・熊野ですの・・・」

青葉「助けに来ました。今すぐこちらに・・・」

最上「ボ・・・ボクたち・・・助かるの・・・?」

青葉「詳しい話はあとで説明します。輸送機まで案内しますのでついてきてください・・・」




800: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/29(日) 00:53:31.01 ID:39DAOgB40
......
....
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無人島 海岸


サバイバル提督「つまりあんたらは・・・あの上層部の男を追ってここまで来たってのか!?」

提督「そういうことだ。何かの証拠を隠ぺいするためにこの島に来たことまで突き止めたわけだが・・・」

提督「いざ島に来てみれば・・・人間が住んでいた痕跡を見つけ・・・君達を発見した」

提督「本当に驚いたよ」

青葉「記録は300日近く前の物でした・・・つまり、あなた方は・・・」

サバイバル提督「あぁ、俺たちは・・・この島に置き去りにされ、今日まで生きてきた」

明石「すごい・・・そんなことが・・・」

サバイバル提督「まぁ、それは良いんだ。あんたらは一体何者なんだ?何故艦娘があの男を探っていたんだ?」

青葉「それは・・・」

長門「ここまで来たらもういいだろう。我々は憲兵に依頼を受け、ブラック鎮守府を潰して回っていたんだ」

サバイバル提督「・・・!」



801: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/29(日) 00:56:26.05 ID:39DAOgB40

鈴谷「うっそぉ・・・」

最上「そ、それってまさか・・・!」

サバイバル提督「あんたら・・・ブラック鎮守府バスターズか!?」

青葉「ふぇっ!?」

加賀「!」

提督「何故・・・君たちがそのことを知っている・・・?」

サバイバル提督「知ってるも何も・・・・」















サバイバル提督「俺たちがブラック鎮守府バスターズだ」



807: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:29:27.23 ID:BlzK8Yff0


提督「なに・・・?」

サバイバル提督「正確には・・・“だった”・・・というべきだが」

提督「詳しく教えてくれ」

サバイバル提督「俺達がここに来る前は・・・あんたらと同じようにブラック鎮守府を潰して回っていた・・・」

サバイバル提督「最初は単に・・・演習相手の艦娘の様子がおかしかったから、こっそり話を聞いた」

サバイバル提督「そしたらその子は何て答えたと思う?」

サバイバル提督「笑顔で“なんでもない”・・・ただそれだけだ。普通ならそれ以上は聞かねぇ」

サバイバル提督「おせっかいしちまったかと・・・どことなく寂しげなその子の笑顔を見ていた時だった」

サバイバル提督「風でなびいた前髪の隙間から・・・見ちまったんだ」

サバイバル提督「その子の額に・・・夥しい数の火傷の跡があるのを・・・」




808: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:31:06.69 ID:BlzK8Yff0

サバイバル提督「すかさず聞き直した。どうしてそんなところに傷がある?なにがあった?大丈夫なのか?・・・ってな」

サバイバル提督「そしたら・・・消え入りそうな声でたった一言・・・」

サバイバル提督「“たすけて”“これ以上は耐えられない”って・・・あの時の顔は今も忘れられねぇ」

サバイバル提督「話を聞けば、その子が所属していたところの提督は・・・戦闘においてミスを犯した者に過剰に罰を与える奴だったみたいでな」

サバイバル提督「ただの演習にも関わらず・・・敗北の原因となったその子の頭を・・・タバコの灰皿代わりに使ってたそうだ」

青葉「ひ・・・ひどい・・・」

サバイバル提督「その話を聞いた瞬間に俺はブチ切れ・・・周りに人がいるにも関わらず演習相手の提督に殴りかかった」

サバイバル提督「ほんの二、三発殴るだけでべらべらとしゃべったよ。いままでどんなことをしてきたかをな」

サバイバル提督「その提督を憲兵に突き出し、虐待を受けていた艦娘の何人かを、俺が引き取ったんだ」

サバイバル提督「引き取った艦娘達は・・・そういったブラック鎮守府はほかにもあると言ってきた・・・」

サバイバル提督「ふざけた変態の為に何度も金で売り飛ばされたりして、あらゆる鎮守府をたらい回しにされた艦娘も中にはいた」

サバイバル提督「人を守るために戦っている艦娘達が・・・何故自分勝手な野郎の都合で嬲られなければならないんだ?」

サバイバル提督「俺は終わりにしたかった・・・そんな状態化にある艦娘がいる現状を」



809: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:32:07.10 ID:BlzK8Yff0

サバイバル提督「それからだ・・・憲兵が気が付いていないような場所や、手が出せない場所を見つけては・・・俺が襲撃して艦娘を助けていた」

サバイバル提督「気が付いたら・・・こんなにもメンバーが増えてたけどな・・・」

提督「・・・」

最上「ちなみに、ボクが提督に最初に助けてもらった艦娘だよっ♪」

サバイバル提督「お前の為にわざわざ伏せて言ってやったのに・・・」

最上「むしろここで明かす方がロマンがあるってもんじゃないかい?」

明石(気が合いそう)

長門「なるほどな・・・ならば、ここに送られた理由は・・・」

サバイバル提督「ああ・・・俺たちはあんた達みたいに憲兵に依頼されて動いたんじゃない、完全な自警団だ」

青葉「・・・」

サバイバル提督「憲兵に追われたこともあったが・・・次第に彼らの中にも協力的な人たちが増え始めた」

サバイバル提督「だが・・・限界が来た。俺達の存在を邪魔に思うやつらが・・・力を合わせて俺達を排除しようとしてきたんだ」

サバイバル提督「素顔を隠し、必死に戦ってきたが・・・見つかってしまった」



810: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:33:12.36 ID:BlzK8Yff0

サバイバル提督「やつらは俺たちを処刑しようとしたが、俺たちに協力的だった憲兵達のおかげでそれは免れた」

サバイバル提督「だが、それで奴らの腹が収まるわけなく・・・」

サバイバル提督「俺たちに新たな鎮守府への転属と称してこの島に・・・」

提督「・・・なるほど、よくわかった。本当に・・・今までよく戦ってきた」

提督「君たちを心から尊敬する。この輸送機で故郷まで送ろう」

サバイバル提督「すまねぇな・・・わざわざ」

提督「きにするな。戻ってからは・・・俺が君たちを匿う」

鈴谷「戻ったら・・・また鈴谷たちも戦うよ!!」

初春「うむ!このままでは終わらぬぞ!!」

サバイバル提督「・・・いや、駄目だ」

熊野「えぇっ!?なんで?」



811: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:34:28.43 ID:BlzK8Yff0

初春「戻ってあの男に一発食らわせると言うたじゃろう!?」

サバイバル提督「俺が好き勝手やったせいで・・・みんなまとめてこの島に送られたんだ」

サバイバル提督「俺は・・・身の回りの仲間さえ守れなかったんだ!!」

サバイバル提督「もう危険は冒せない、ここで終わりだ。俺にもう力は無い、俺たちの代わりになる人たちも今はいる」

サバイバル提督「俺はどんな目にあっても耐えられる・・・だが、お前らがまたこんな目に合うのは・・・耐えらんねぇ」

サバイバル提督「わかってくれ」

鈴谷「提督・・・」

最上「提督がそう決断したなら・・・ボクは聞くよ」

三隈「・・・」

長門「あとは私達に任せてくれ。あなた達の無念・・・必ず晴らすと約束しよう」

サバイバル提督「・・・悪いな。丸投げしちまって」

提督「丸投げなんかじゃないさ。君たちからのバトンは確かに受け取った」

提督「君の彼女たちを想うその気持ちも・・・な」

提督「さぁ、帰ろうか」




812: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:36:09.65 ID:BlzK8Yff0
......
....
..
.



長門達の基地



青葉「はぁーっ!輸送機の中は大変ですねぇ!!」

提督「帰りの道は楽しかっただろう?」

青葉「ええ、いろんな武勇伝が聞けて楽しかったです!」

加賀「すごい子たちだったわね。大きな技術力や情報力が無くてもあれだけ戦うことができて・・・」

提督「見習うべき点がたくさんあった」

明石「彼らのスーツ・・・作ってあげたかったな・・・」

長門「そのうち機会が来るかもしれないぞ?」

明石「え?」

長門「あの男の目・・・まだ戦士の目をしていたからな」



813: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/30(月) 23:38:44.97 ID:BlzK8Yff0
サバイバル鎮守府編はこれでおしまいです。ひょっとしたらまた彼らに出番が来るかも・・・?

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



822: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/01(火) 00:05:59.47 ID:f3SMH+9y0
ブラック鎮守府:魚雷崇拝カルト教団鎮守府
被害艦:初風・妙高

了解しました。被害艦のリクエストが他に無いようなのでこれで行きます。カルト教団系統が来るとは・・・!
カルト教団系のサイコパスは好きです。特にミストとかデッドライジングに出てくるようなのは・・・
>>1が作る悪役には大体モチーフなどがいたりします。皆さんの好きな悪役なども教えていただけると嬉しいです。参考にするかもしれません
嬉しいことに安価が取られる速度が速くなってきたので、もしかしたら安価を取る幅を増やすかもしれません
SSの経験自体まだ少ないので、方式などについて助言などを頂けたら幸いです

今夜も見ていただきありがとうございました。おやすみなさい



826: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:16:22.89 ID:tpOhGaag0


魚雷崇拝鎮守府 廊下 真夜中



  カンッ…
カンッ… カカンッ…


カルト鎮守府提督(こんな真夜中に・・・一体なんの音だ・・・?)スタスタ…

 カンッ カンカンッ…  カカンッ…

カルト鎮守府提督(・・・この部屋からだ・・・)ガチャッ…


  カンッ… カンカン… カカンッ…


早霜「すべては・・・九三式酸素魚雷の御心のままに・・・」カンッ...

早霜「ああ、父よ・・・上部構造から見てくださっているのを感じます」

清霜「父よ・・・あなたのご遺志は・・・私たちが必ず・・・引き継ぎます・・・」カンッ…

カルト鎮守府提督(早霜・・・?清霜・・・?一体何をしているんだ・・・?)

カルト鎮守府提督(な・・・なんだ・・・?あれは・・・何かを祀っているのか・・・?)

カルト鎮守府提督(まだ気が付いてないみたいだ・・・もう少し・・・近くで・・・)ソロ~…

    キィッ…

カルト鎮守府提督(!・・・まずい・・・ドアが・・・!!)サッ…

   バタンッ…!



827: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:17:13.73 ID:tpOhGaag0

早霜・清霜「!」バッ

カルト鎮守府提督(しまった・・・!)

早霜「司令・・・官・・・?」

カルト鎮守府提督「君たちは・・・ここで何をしているんだい・・・?」

清霜「祈りの時間です・・・」

カルト鎮守府提督「祈り・・・?」

清霜「えぇ、この世で最も美しき武器・・・それは魚雷・・・」

早霜「どんな敵も貫き、打ち崩す必殺の槍・・・」

カルト鎮守府提督「君たち二人共・・・なんかおかしいぞ・・・?」

カルト鎮守府提督「後ろに祀ってあるデカいのも・・・手に持っているその棒も・・・魚雷なのか・・・?」

早霜「“棒”・・・?神聖な魚雷を・・・“棒”呼ばわり・・・?」

清霜「あぁ・・・駄目・・・この司令官は駄目です・・・」

清霜「以前の父には・・・遠く及ばない・・・あなたは・・・足りません」ユラッ…

早霜「でも・・・信仰が足りないことを嘆く必要はありません・・・」ユラッ…



828: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:18:36.04 ID:tpOhGaag0

清霜「足りないものは・・・増やせます・・・」スタスタ…

カルト鎮守府提督「おい・・・来るな・・・!」

早霜「まずは理解を深めることから・・・」スタスタ…

     カンッ… カンカンッ…

清霜「まずは信じることから・・・」スタスタ…

     カカンッ… カンッ…

カルト鎮守府提督「こ・・・来ないでくれ・・・!」


       ジャキッ…


    「「始めましょう」」
 




829: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:19:13.80 ID:tpOhGaag0
......
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..
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長門達の基地


提督「無人島に行っていた間に新しい依頼がいくつか届いているな・・・」

青葉「どれどれ・・・」

長門「深刻そうなのは?」

青葉「あ・・・なんだか変わった者が一つ・・・」

青葉「だいぶ前に・・・とある鎮守府が深海棲艦の攻撃を受けて崩壊した話を覚えていますか?」

提督「もちろん覚えている。確か・・・深海棲艦の攻撃があまりにも過剰・・・だったとか?」


青葉「その原因なんですが・・・どうやらその鎮守府ではカルトが流行っていたみたいで・・・」

明石「カ、カルト・・・?」

青葉「魚雷を信仰し、敵深海棲艦に魚雷で特攻させたり・・・」

明石「うわ・・・」



830: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:19:49.69 ID:tpOhGaag0

青葉「その原因なんですが・・・どうやらその鎮守府ではカルトが流行っていたみたいで・・・」

明石「カ、カルト・・・?」

青葉「魚雷を信仰し、敵深海棲艦に魚雷で特攻させたり・・・」

明石「うわ・・・」

青葉「壊滅に伴い、他の鎮守府へ転属となった艦娘達の話によると・・・巨大な魚雷を祀ってあった・・・とか・・・」

青葉「結果として、深海棲艦にかなり恨まれたらしく・・・鎮守府は跡形もなく消滅、そこにいた司令官は死亡・・・」

明石「ヤバそうですが・・・もう壊滅したんですよね?」

青葉「そのはずなんですが・・・転属にならず、新しく立て直された鎮守府にそのまま着任した子達がいるんですよ」

提督「またカルトが復活していないか調べろ・・・ということか」

青葉「そういうことです」

長門「魚雷を信仰するカルト教団か・・・今回もきつそうだな・・・」

提督「青葉、調査を頼む」

青葉「オーバーウォッチにお任せあれ!」



831: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:20:30.85 ID:tpOhGaag0
......
....
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魚雷崇拝鎮守府 食堂 


妙高「あの、初風・・・ちょっと相談したいことがあるの・・・」

初風「妙高姉さん?どうしたんですか?」

妙高「私、提督の秘書艦なんだけどね・・・」

妙高「その・・・提督のご様子が今朝から変なの・・・なんだか上の空というか・・・」

妙高「ブツブツつぶやいていたり・・・遠くを見ていたり・・・魚雷がどうのとか・・・」

初風「あの真面目な提督が・・・?不思議ですね・・・一体なにがあったんだろ」

       ガチャッ…

早霜「彼は見つけたのです・・・真の道を・・・」

カルト鎮守府提督「お父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さん」

カルト鎮守府提督「送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば」

カルト鎮守府提督「行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば」

カルト鎮守府提督「向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう」



832: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:21:30.49 ID:tpOhGaag0

妙高「てい・・・とく・・・?」

初風「あんたっ・・・!どうしちゃったのよ・・・!?」

清霜「今日より司令官は新たな作戦指揮をとります。理想の作戦指揮を」

清霜「司令官、トアピ第六十一章五節は?」

カルト鎮守府提督「よりよい世界へ、まっすぐに、ただ真っすぐに」

カルト鎮守府提督「その先には聖なる火柱が赤々と天まで突き上り、我らの前に立ち塞がるものを灰に、助けを求めし者に祝福を与えん」

早霜「さすがですね・・・司令官。一日にしてそこまで覚えるなんて・・・」

初風「あ、あなた達・・・一体提督に何をしたのよ!?」

早霜「あなたたちもわかりますよ・・・提督が見たものと同じものを見たら・・・」

清霜「あなたたちも見ましょう?」

カルト鎮守府提督「一緒に見よう。素晴らしい世界を」

妙高「・・・」フラッ…

初風「妙高姉さん!?近づいちゃだめですよ!何かおかしい!」

妙高「私は・・・提督の事を・・・とても尊敬申し上げていて・・・」フラフラ…

初風「彼らとてもまともに見えないわ!!妙高姉さん!行っちゃ駄目!!」



833: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:23:23.85 ID:tpOhGaag0
妙高(提督のご決断は・・・いつも正しくて・・・優しくて・・・)

妙高(彼が素晴らしいというのであれば・・・)

妙高「・・・興味が・・・あります」

カルト鎮守府提督「行きましょう、妙高。あなたも光りを目指して向こうへ」

清霜「初風もどう?来ませんか・・・?」

初風「うぅ・・・!」タジッ…

清霜「機会はまたあります・・・いずれ・・・また・・・」ガチャッ…


   バタンッ…


初風「妙高姉さんが・・・提督が・・・」

初風「おかしい・・・なんでこんな・・・」

初風「わ・・・私が・・・私が何とかしないと・・・!」



834: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:24:15.76 ID:tpOhGaag0
......
....
..
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長門達の基地


青葉「あー・・・司令官・・・何と言ったらよろしいのでしょう」

提督「何を見た?」

青葉「見えちゃいけないものって感じです・・・」

青葉「結論から言うと、例の鎮守府ではまだカルトが残っていたみたいです」

明石「うへぇ・・・」

青葉「それで・・・そこの司令官を洗脳したのか、それとも司令官が自ら入信したのかは分かりませんが・・・」

青葉「とりあえずだいぶ危機的状況です。カルトに一切関係のない妙高さんに初風ちゃんが巻き込まれています」

提督「まずいな・・・長門!」

長門「用意する」バッ

提督「よし、俺もすぐさま向かう。青葉、その鎮守府の見取り図等を俺の端末に送っておいてくれ」

青葉「了解です!!」




835: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:25:31.66 ID:tpOhGaag0
......
....
..
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魚雷崇拝鎮守府 礼拝堂


カルト鎮守府提督「妙高・・・これが今後新たな世界への扉を開ける鍵・・・」

妙高「魚雷・・・ですか・・・?」

早霜「その通り・・・魚雷は・・・どんな敵でも打ち砕きます・・・」

清霜「魚雷は小さなものが大きなものへ立ち向かう為にある最強の兵器・・・」

清霜「救世主にして・・・破壊の女神・・・下剋上の体現者・・・」

妙高「私には・・・まだ・・・理解が・・・」

清霜「誰でも最初は理解できないのです・・・」カンッ…

早霜「すべては無知から始まります・・・」カンカンッ…

カルト鎮守府提督「私も最初は知りませんでした」カカンッ…

妙高「私も・・・最初は無知・・・」

カルト鎮守府提督「でも新しい世界は目の前にあったのです」カンッ…

妙高「目の前に・・・」

カルト鎮守府提督「そして単純で深く、まっすぐなのです」

妙高「真っすぐ・・・」

カルト鎮守府提督「あなたもすぐにわかりますよ・・・まずは信じることから・・・」



     「「「始めましょう」」」



836: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:26:33.21 ID:tpOhGaag0


      バンッ!

初風「そこまでよ!!」

初風「あんた達!妙高姉さんを離しなさい!!」

カルト鎮守府提督「初風ーーー・・・」

カルト鎮守府提督「真っすぐに・・・ひたすら・・・まっすぐに」

早霜「司令官・・・彼女は私達を勝手に危険因子だと決めつけて弾圧しようとする不信心者です・・・とらえて・・・教えを説かねばなりません・・・」

カルト鎮守府提督「はい・・・すべては・・・九三式酸素魚雷の御心のままに・・・」ガバッ!

初風「きゃぁああ!?」

カルト鎮守府提督「初風・・・君もわかります。直に解ります」ググッ…

初風「離してよ!離して!!」ジタバタ

早霜「司令官・・・彼女をこの魚雷像の中へ・・・」ガチャッ…

カルト鎮守府提督「初風・・・解ります。直に解ります」

カルト鎮守府提督「私も解りました。あの中で解りました」グイッ

初風「嫌ッ・・・やめて・・・!いやぁあああ!!!」ジタバタ

清霜「どうか暴れないで・・・」グイッ…

初風「嫌ぁああ!!助けて!!誰かぁ!!!」

妙高「提督・・・これは・・・正しい事なんですか・・・?」

カルト鎮守府提督「正しい事。その先の答え」

妙高「・・・」



837: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:28:12.81 ID:tpOhGaag0

初風「妙高姉さん!目を覚まして!!お願----」

    バタン…

  ~~~~!!~~~~!
     ドンドンッ!!


清霜「これより初風は外界と離れ、偉大なる父に会います」カンッ

早霜「そして、新たな世界を見るでしょう。知るでしょう」カンカンッ

カルト鎮守府提督「理解するでしょう」カカンッ

清霜「さぁ・・・旅立ちの為の準備を・・・」

   「今すぐその子をそこから出せ」

清霜「・・・今日は・・・不信心者がいっぱい・・・」



838: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:29:06.81 ID:tpOhGaag0

提督「全員おとなしくしろ・・・」

清霜「いつの時代でも開拓者は異端児扱いされるもの・・・我々はそれを乗り越え・・・」

早霜「砕き・・・」

カルト鎮守府提督「灰にします」

   ダッ!

提督「来るぞ!!」ジャキッ

  プシュッ…

早霜「ぐ・・・」グラッ…

ドシャッ…

提督「一人制圧!」

清霜「邪魔をしないでください」ドカッ

提督「っ!」パシッ



839: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:29:52.66 ID:tpOhGaag0

カルト鎮守府提督「光を見失わないでください」ヒュッ…

  ドガッ!

長門「ぐっ・・・!」

明石『提督!スタンガンなら傷付けずに無力化できます!』

提督「悪いが寝てもらう!」ヴァチチッ!

清霜「ぐうううっ!?」ビビビ…

  ドシャッ…

提督「二人目制圧!N!大丈夫か!」バッ

長門「ハァッ!」ブォンッ

  ドギャッ!

カルト鎮守府提督「うぐぇっ・・・」

長門「誰に言っているんだ?」



840: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:30:29.44 ID:tpOhGaag0

提督「無事で何より」

長門「むしろ私があなたを心配していた。少女二人に負けたらこの先どんな顔していいかわからないだろうしな」

青葉『軽口は戻ってきてからにしてください』

提督「悪かった。今から救助を行う」

  ~~~~!!  ~~~~!

長門「今開ける!」ガチャガチャ…

   ガチャッ!

初風「うわあああ!」バッ

長門「安心しろ!君を助けに来た!怪我はないか!?」

初風「うぅっ・・・怖かった・・・!狭くて・・・真っ暗で・・・!」ボロボロ…

長門「もう大丈夫だ・・・」



841: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:32:16.34 ID:tpOhGaag0

妙高「・・・」

提督「妙高だな?大丈夫か?君が巻き込まれたことは知っている。助けに来たぞ!」

妙高「わ、私は・・・何を・・・?」

提督「君は洗脳されかけていたんだ!もう大丈夫だ・・・」

妙高「提督が・・・」

提督「彼も・・・被害者だ・・・いずれ目が覚めるだろう・・・」

提督「それまでに・・・決めなくてはならないことがある・・・」



842: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/03(木) 23:32:59.52 ID:tpOhGaag0
早霜と清霜を許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください



845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/03(木) 23:52:29.94 ID:9yejnO8fO
許さない
ハートマン提督お願いします


848: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 00:43:45.31 ID:zMXB1qox0
......
....
..
.


カルト鎮守府提督「ここは・・・」

妙高「提督!よかった!」

カルト鎮守府提督「妙高・・・?一体何が起きたんだ?」

カルト鎮守府提督「棺桶のようなものに押し込まれ・・・そこから・・・恐ろしい思いをして・・・それから・・・」

初風「そこから先は思い出さなくて結構だわ、提督」

初風「それよりも問題は・・・」

早霜「連れて行かねば・・・連れて行かねば・・・」

清霜「理解から逃げないで」

初風「・・・こいつらよ」

カルト鎮守府提督「・・・この鎮守府に所属していた人の事は知っている・・・」

カルト鎮守府提督「だが・・・これほどまで・・・洗脳に長けていたなんて・・・」

長門「この子達はどうする?私達は・・・あなた達の意思を尊重する」

カルト鎮守府提督「・・・こういう子達の為の・・・施設がある」

カルト鎮守府提督「艦娘の更生のために作られた施設だ」

提督(彼も忙しくなりそうだな・・・なにか差し入れを持って行ってあげようか・・・)

長門「・・・わかった。そこなら大丈夫だろう」



849: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 00:45:53.03 ID:zMXB1qox0
......
....
..
.


翌日 ハートマン提督鎮守府



阿賀野「ようこそ・・・あんたも災難ねぇ・・・」

早霜「・・・あなたは魚雷に導かれますか?」

阿賀野「あぁ・・・またとんでもないのが入ってきたんだなぁ・・・」

ハートマン提督「おい肉布団・・・!他人を心配する暇が貴様にはあるのか!!?」

阿賀野「ひゃい!走ります!!」ダッ

清霜「魚雷は・・・いつしか閉ざした道を切り開きます」

赤城「私が信じる者は提督だけですよ・・・?」

ハートマン提督「クソ○○○!!誰が口からクソを出して良いといった!!?」

ハートマン提督「貴様の口に許されているのは息をすることと飯を入れること、そして血を吐くことだけだ!!走れ!!」

赤城「提督・・・提督・・・」ダッ

ハートマン提督「ヨハネ伝第五章でイエスが言ったのを知っているか!?厄介ごとを持ち込むなこの“アマ”だ!!!」

ハートマン提督「クソ虫共!ここには貴様らがラリっていられるようなものは一つもないぞ!!」

ハートマン提督「貴様がこれから祈りをささげるのは魚雷なんぞではなく俺だ!!」

早霜「は、はっ・・・?」

ハートマン提督「毎日許してくださいと祈るまでシゴいてやるからな!!」

ハートマン提督「聖母マリアが思わず○○をしたくなるくらい心を綺麗にしてもらう!!」

清霜「心に慈悲を・・・」

ハートマン提督「慈悲なんぞとうの昔に犬に食わせてクソになった!!!貴様らに与えるのは苦痛だけだ!!!」

ハートマン提督「さぁ・・・走れ!!!」



850: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 00:47:01.58 ID:zMXB1qox0
......
....
..
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魚雷崇拝鎮守府 



カルト鎮守府提督「本当にすまない!何て言ったらいいのか・・・!」

妙高「いえ!私も危ないところでしたし・・・!」

初風「妙高姉さんも提督ももう何にもないようでよかったわ・・・」ヘナヘナ…

カルト鎮守府提督「迷惑かけたな、すまない。そして・・・」

提督・長門「・・・」

カルト鎮守府提督「本当にありがとう・・・君たちがいなかったら・・・俺も、妙高と初風も・・・おかしくなっていたかもしれなかった・・・」

提督「君たちが無事でよかった。洗脳の後遺症なんかも見当たらない」

長門「我々はこれで失礼する・・・が、その前に」

長門「これを渡しておこう。役に立つ日が来るかもしれない」スッ…

初風「これは・・・腕時計?」チャリッ…

長門「横のボタンを三回押せば私達に連絡が来る・・・連絡がくれば・・・駆けつける」

提督「使われないのがベストだが・・・なにかあったら押せ」

初風「ありがとう・・・」カチャッ…

初風「中々かっこいいじゃない!ねぇ、これ----」


    「・・・・」


初風「いない・・・」ポカン

カルト鎮守府提督「もう行ったよ」

妙高「速いですね・・・」





851: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 00:47:44.13 ID:zMXB1qox0
......
....
..
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長門達の基地


青葉「カルト教団って怖いですね・・・カメラ越しでも凄まじい狂気を感じました・・・」

明石「魚雷をなんだと思っているのかしら・・・」ハァ…

長門「魚雷が嫌いになりそうだよ・・・」

提督「じかに突き立てられたこともあったしな?」

長門「はぁ・・・」

提督「それじゃ俺は・・・例の更生施設に差し入れを持っていくよ・・・」

提督「ここ最近で何人あそこにブチこまれたことやら・・・」

青葉「あぁ・・・きっと疲れている事でしょう・・・」



852: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 00:48:48.27 ID:zMXB1qox0

魚雷崇拝鎮守府編はこれにてお終いです。ハートマン提督は今日も大忙し

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



814: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/30(月) 23:38:48.47 ID:4u3Kpj8n0

海面から9780mある深い海底がある海域
小笠原海溝で、ドーム状の基地があり
内部は鉄骨に囲まれて中央にエレベーターが建造してある
そこで過酷実験と称した外道な行為を続けている

艦娘はそのエレベーターに拘束される
そして稼働スイッチを押すと
エレベーターが深海一直線に急降下、搭乗した艦娘は水圧で圧壊される (当時の潜水艦でも400~600mで圧壊する程)

拘束された艦娘の正面にはライトカメラが設置してありリアルタイムで様子を映せる
観察部屋でモニターを眺めるのが楽しみな女提督は犬のように飼いならされてる金剛、ウォースパイト、アークロイヤルと一緒に紅茶と豪勢な料理を嗜んでいる



859: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/04(金) 01:10:31.46 ID:zMXB1qox0
ブラック鎮守府:>>814
被害艦:伊勢日向・鳳翔




870: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:11:53.41 ID:jA/D+Lfo0


小笠原諸島付近 嗜虐女帝鎮守府 執務室


伊勢「伊勢型戦艦一番艦、伊勢です!」ビシッ

日向「伊勢型戦艦二番艦、日向だ」ビシッ

嗜虐女帝提督「こんな辺鄙なところにはるばると・・・ようこそ私の鎮守府へ・・・」

嗜虐女帝提督「歓迎会は気に入ってもらえたかしら?」

伊勢「えぇ、私には勿体ない位で・・・」

日向「十分に満足した。歓迎会であれだけの馳走、わざわざすまないな」

嗜虐女帝提督「お安い御用よ・・・だって・・・」

嗜虐女帝提督「最後の食事は・・・豪勢なほうが良いでしょう?」

伊勢「・・・?それは・・・どういう・・・」

    グラッ…
     ドサッ…

伊勢「日向!?」バッ

日向「なにか・・・ヘンだ・・・体が痺れて・・・眠い・・・」

嗜虐女帝提督「毒が入っているとも知らずにまるで犬のように貪っちゃうなんて・・・」

嗜虐女帝提督「見ごたえはあったわよ?卑しくご飯にがっつく様は・・・!」ニタァ…

伊勢「一体・・・何が・・・」クラッ…

伊勢「もくて・・・----」ドシャッ…

伊勢「-----・・・」スゥ… スゥ…

嗜虐女帝提督「素敵な物語を見ることよ」



871: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:12:59.41 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.


嗜虐女帝鎮守府 海底基地


日向「・・・」スゥ… スゥ…

嗜虐女帝提督「今日もやってきたわねぇ・・・こ・の・じ・か・ん・・・」

ウォースパイト「I can't wait・・・///」ハァハァ….

金剛「待ってたデース・・・!」

嗜虐女帝提督「晩餐会の準備はできているの?」

アークロイヤル「Of course,Admiral どうぞこちらに」

嗜虐女帝提督「さぁ、向こうに行く前にそこの子豚ちゃんを起こしなさい」

金剛「まっかせてヨー!」チャプッ…

    バシャァッ!

日向「!?」ビシャッ

日向「ゲホッ・・・!げほっ、ごほっ・・・!」ビチャビチャ…

日向「こ・・・ここは・・・?」

金剛「ヘーイ、good morning! Little pig」

嗜虐女帝提督「ちょっと金剛・・・私の服にまで水が飛んできたわ」

嗜虐女帝提督「床の水、あなたのスカートと上着で拭いときなさい」

金剛「Im sorryネー・・・テイトクゥー・・・」ビリッ…

   フキフキ…

日向(訳が分からない・・・どういう状況だ・・・?縛られていて身動き一つとれない・・・)ギチッ…

日向(そうだ・・・確か・・・飯を食って、執務室に呼ばれて・・・それから・・・)

日向「伊勢はどこだ・・・!」ギロッ…

嗜虐女帝提督「そんな目で見ないで欲しいわ・・・?」

嗜虐女帝提督「心配しなくてもすぐ会わせてあげるわよ。画面の中でだけれど」

日向「どういうことだ・・・?」

嗜虐女帝提督「ベラベラと説明するのは面倒なの。ウォースパイト、アークロイヤル」

ウォースパイト・アークロイヤル「Roger」グイッ

日向「ぐっ・・・どこへ運ぶ気だ・・・?」

ウォースパイト「Dinner party…晩餐会よ?今日は贅沢な一日ね?」



872: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:15:29.33 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.



嗜虐女帝鎮守府 海底基地 処刑室



嗜虐女帝提督「さ・・・日向ちゃんをそこに座らせて」

ウォースパイト・アークロイヤル「・・・」スッ…

日向「・・・」ギチッ…

嗜虐女帝提督「縄を解こうとしても無駄よ。あなたはここで私達と映画を見るの」

日向「伊勢はどこだ!」ガタタッ!

嗜虐女帝提督「せっかちさんねぇ・・・もうすぐ会えるって言っているでしょう?」

嗜虐女帝提督「さぁ全員席について。カップに紅茶を注いで頂戴」

アークロイヤル「今日は私の番だな。Admiral、今淹れる」

アークロイヤル「そして・・・もちろん今回もForkとKnifeはAdmiralの分しか用意していない」

アークロイヤル「私達には・・・まだ過ぎた代物・・・だからな」

嗜虐女帝提督「いい子ね・・・アークロイヤル・・・」ナデナデ…

アークロイヤル「Im so happy…Admiral…」



873: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:16:16.04 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「次からはあなた方の皿を犬の餌皿から普通の食器に変えていいわよ」

金剛「It's an honour…テイトク・・・」

ウォースパイト「我々には勿体なさすぎる慈悲・・・感謝いたします・・・Admiral・・・」

日向「なんだお前らは・・・?イカれているのか・・・?」

嗜虐女帝提督「ウチの子達をイカれてるなんて言わないで頂戴?この子たちは・・・誰よりも従順なだけなの」

嗜虐女帝提督「さ・・・晩餐会を始めましょうか。モニター画面にご注目・・・」

嗜虐女帝提督「さよならを言う準備をしてね・・・?」ピッ

     ヴンッ…

日向(なんだ・・・?映っているのは・・・狭い個室・・・?)

日向(縛られているあいつは・・・!)

伊勢『誰か・・・誰か・・・返事をして・・・』

日向「伊勢!!」

伊勢『その声・・・日向なの・・・?助けて日向・・・!』

日向「待ってろ・・・今行くからな・・・ッ!ッ!!」ガタタッ…ガタガタ…



874: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:16:56.31 ID:jA/D+Lfo0

日向「この縄を解け!!今すぐ解けぇ!!」

ウォースパイト「見ものね・・・」クスクス…

日向「伊勢はどこにいるんだ!!」

嗜虐女帝提督「ここの窓から見えるかしら・・・夜だし見えないわね・・・」

嗜虐女帝提督「いい?伊勢はここから少し先のエレベーターの中にいるの」

嗜虐女帝提督「そのエレベーターはね・・・このスイッチを押せば・・・」ポチッ

伊勢『なっ・・・なに・・・?』ガゴンッ…

伊勢『日向ぁ!こ、これ・・・沈んでいく!日向ぁあ!!』ズズズズ….

日向「今すぐあれを止めろォ!!止めろぉお!!」ガタガタ…

嗜虐女帝提督「このスイッチをもう一度押すと止ま・・・あぁ、説明するのも怠くなってきたわ」

嗜虐女帝提督「おしゃべり金剛、任せたわよ。私お腹が減ったわ」カチャカチャ…

金剛「OK!」



875: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:19:28.62 ID:jA/D+Lfo0

日向「聞こえないのか!?あれを今すぐ止めろと言っているんだ!!この外道共ォ!!」

嗜虐女帝提督「あ、他の皆も食べていいわよ。ただし、ナイフとフォークがないからって手は使っちゃ駄目だからね」モグモグ…

嗜虐女帝提督「ちゃんと口だけで食べなさいよ?」

ウォースパイト・アークロイヤル「Roger」ムシャムシャ…

伊勢『日向ぁあ・・・日向ぁ・・・』

日向「伊勢・・・!」

金剛「説明の続きさせてもらうネー」

金剛「この装置はvery単純ネー。このままエレベーターは下までまっすぐfall downデース」

金剛「そしてぇー・・・深海まで行くと・・・」

金剛「Squash!!水圧でエレベーターごとペシャンコになってヒューガの愛するイセーは握りつぶしたトマトみたいになりマース!!」

金剛「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」

ウォースパイト・アークロイヤル「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」




876: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:20:07.30 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「説明ありがとう金剛。あなたもご飯食べていいわよ」

金剛「Thank youネー!」

嗜虐女帝提督「ま・・・今説明した通りよ。このままだと・・・あと五分で伊勢はグチャグチャね」

伊勢『そんなの嫌だ・・・お願い・・・助けて・・・』

嗜虐女帝提督「そ・こ・で・・・」ピッ

伊勢『・・・!』ガクンッ…

伊勢『止まった・・・?』

嗜虐女帝提督「チャンスをあげるわ。伊勢ちゃん?」

伊勢『チャンス・・・?』

嗜虐女帝提督「そ・・・簡単よ」












嗜虐女帝提督「“代わりに日向を殺して”って言えば・・・あなたを助けてあげる」



877: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:20:42.15 ID:jA/D+Lfo0

伊勢・日向「『・・・・!』」

嗜虐女帝提督「簡単でしょ?」

嗜虐女帝提督「自分の方が可愛かったら・・・日向を犠牲にして生き残りなさい」

日向「そ・・・そんなの・・・」

日向「私が代わりに死ぬ・・・伊勢を助けてやってくれ・・・」

伊勢『そんなの・・・駄目だよ!私はこのままでいいか----』

嗜虐女帝提督「・・・」ポチッ

伊勢『!』ズズッ…

伊勢『エレベーターが・・・なんで!?』ベゴンッ!

伊勢『ひっ・・・何の音!?』

嗜虐女帝提督「だんだんエレベーターが水圧に耐えられずにきしみ始めた音ね・・・」

嗜虐女帝提督「金剛の説明だと一瞬で死ねるように思えただろうけど・・・実はジワジワと潰れていくのよ?」



878: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:21:47.44 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「ゆっくりとプレスされるように・・・」

嗜虐女帝提督「体中の骨が折れて・・・内臓が口から出そうなほど押し込まれて・・・」

嗜虐女帝提督「行き場のなくなった体液が全身からにじみ出るように流れ出すの・・・」

嗜虐女帝提督「狭くて暗い金属の棺桶の中で・・・あなたはゆっくり・・・ゆっくりと・・・苦しみもがいて死んでいくのよ」

伊勢『・・・!』ゾワッ…

嗜虐女帝提督「想像した?怖くなった?助かりたくなった?」

嗜虐女帝提督「ほら・・・本当は助かりたいでしょう・・・?」

伊勢『だ・・・だとしても・・・』ベゴンッ…

伊勢『うぅっ・・・うぅ・・・』ガタガタ…

嗜虐女帝提督「最初に飛び出すのは目玉かしら・・・?」

日向「伊勢!!無理をするな!!私が代わってやる!!伊勢の代わりに私が死ぬ!」

日向「私なら大丈夫だ!伊勢!!頼む!!」

日向「助かってくれ!!私の代わりに助かってくれぇ!!」

伊勢『・・・・・本当に・・・いいの・・・?』ガタガタ…

日向「いいんだ!私が代わりに死んでやる!!」

伊勢『・・・・・』



879: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:22:23.40 ID:jA/D+Lfo0

伊勢『だ・・・駄目だ・・・駄目だよ・・・日向・・・』ベゴンッ…

伊勢『日向を犠牲にしてまで生き延びたいだなんて・・・私は思わない・・・』ボゴッ…

日向「伊勢・・・!」

嗜虐女帝提督「この姉妹愛・・・なんて素敵な物語なんでしょう・・・」

嗜虐女帝提督「例え自分が苦しんで死ぬとしても・・・それでもなお妹の命の方が大事だと言うのね・・・!」

ウォースパイト「Wonderful・・・」パチパチ…

アークロイヤル「Im moved・・・」ポロポロ…

金剛「比叡・・・榛名・・・霧島・・・元気してるカナー・・・?」ポロポロ…

嗜虐女帝提督「とまぁ、三流の感動的な話はもう十分。そろそろフィナーレね」

嗜虐女帝提督「慈悲深い私はさらにチャンスを与えるわ」ポイッ…

   カラカラ…

嗜虐女帝提督「素敵な姉を死なせたくなかったら・・・あそこに投げたスイッチを押してごらんなさい?」



880: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:23:33.16 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「ほら・・・潰れるまであとちょっとしかないわよ・・・?」

伊勢『日向ぁ・・・!』ボゴッ…  ボゴゴッ…

日向「ぐっ・・・うぅっ・・・」ググッ…  ガタッ… ガタタ…

 ガタタッ… ガタッ… ガタンッ… ガタッ…

日向「待っていろ伊勢・・・今助けてやるからな・・・!」ググッ…

嗜虐女帝提督「椅子に縛られているって言うのに・・・頑張るのねぇ・・・」

伊勢『日向・・・あのね・・・私は・・・』ボゴォッ… ベゴンッ…

日向「言うな!!私が助ける!!絶対だ!!!」ズリッ… ズリッ…

日向「伊勢ぇ!伊勢ぇえ!!」ガタガタガタ…

嗜虐女帝提督「ほら・・・あと少しよ・・・ほらほら・・・」

日向「クソォッ!!!伊勢ぇ!あと少しだからな!!」ギギッ… ガタタ…

日向(あと・・・あと少し・・・!あと・・・!)

伊勢『日向・・・あのねっ・・・私・・・あなたのような・・・妹を持てて-----』

   ブツンッ…

日向「スイッチ・・・!」ダンッ!



881: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 13:26:04.32 ID:jA/D+Lfo0

日向「押した・・・押したぞ・・・!伊勢・・・!」

日向「・・・伊勢?」

   「・・・・」

嗜虐女帝提督「あーあ・・・あと数秒早かったら・・・」

日向「うそだ・・・そんな・・・そんな・・・」

嗜虐女帝提督「この装置・・・カメラがすぐ駄目になるから潰れる瞬間が見えないのよねぇ・・・なんとかならないかしら・・・」

日向「どうして・・・ああっ・・・伊勢ぇ・・・」ボロボロ…

日向「あああ・・・」ボロボロ…

嗜虐女帝提督「あなたを最初見た時、たとえどんな悲しいことがあっても泣かずに凛としているような強い人だと思っていたわ。さすがに姉が死んだら泣くのね」

嗜虐女帝提督「今夜は素晴らしいものが見れたわ。みんな、食事の続きにしましょう」

日向「うぅっ・・・こんなの・・・こんなのっ・・・!」

金剛「そう・・・This is all just bad dream…(これは全部、ただの悪い夢・・・)」

アークロイヤル「And…(そして・・・)」

ウォースパイト「You're NEVER waking up!(二度と覚めることは無いのよ!)」



  

 「「「「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」」」」




892: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:36:56.53 ID:jA/D+Lfo0

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近くの物陰


鳳翔(そんな・・・伊勢さんと日向さんをどこへ連れていくのかと思ったら・・・・!)

鳳翔(提督が・・・あんな恐ろしいことを・・・)ガタガタ…

鳳翔(人を・・・あんなむごたらしく殺すなんて・・・!)

鳳翔(け・・・憲兵・・・!)タッ…

鳳翔(通信施設から・・・憲兵の本部へ・・・!)タタタ…





893: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:38:02.46 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.

長門達の基地


青葉「・・・!」

青葉「司令官!今憲兵本部に緊急通信が!」

提督「内容は?」

青葉「通信先が酷く動揺していたみたいで、正確な情報かは分かりませんが・・・」

青葉「なんでも、日向さんの目の前で伊勢さんを深海に沈めて抹殺したとか・・・」

提督「なんだと・・・?」

青葉「海底に施設が建造してあって・・・そこで艦娘を棺のようなエレベーターに閉じ込めてから沈めて・・・圧死する様をモニター越しに見て楽しんでいた・・・と・・・」

明石「信じられない・・・」

青葉「どうやら途中で切れてしまったみたいで、これ以上詳しい話は聞けなかったようです・・・」

長門「途中で切れた・・・?まずいな・・・!」

提督「場所は?」

青葉「小笠原諸島近辺の小さな鎮守府・・・です・・・」

提督「くそっ・・・遠いぞ・・・!」

青葉「憲兵隊が特別にヘリを貸してくれるとのことです」

長門「提督!急ぐぞ!!」

提督「わかっている。だが・・・今回の任務で必要になるかもしれない子が二人・・・いる」

長門「・・・?」



894: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:39:33.95 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.


数時間後 嗜虐女帝鎮守府 海底基地 処刑場


金剛「テイトクゥー!新しいエレベーターとワイヤーの取り付け、スイッチの修理終わったヨー!」

嗜虐女帝提督「ご苦労さま・・・」ナデナデ…

金剛「あぁっ・・・癒されマース・・・」

嗜虐女帝提督「全く・・・あなたが頭突きでスイッチを押すから・・・時間がかかっちゃったじゃない。おかげでもう深夜よ」

日向「伊勢・・・伊勢・・・」ボーッ…

ウォースパイト「彼女はもう駄目よ、Admiral・・・上の空だわ・・・」

アークロイヤル「これじゃ殺してもつまらないだろうな・・・」

嗜虐女帝提督「そうねぇ・・・四肢をもいで飼おうかしら」

嗜虐女帝提督「でもその前に・・・」ピッ…

     ヴンッ…

鳳翔『誰か・・・誰か・・・』

嗜虐女帝提督「本日二度目の処刑のお時間・・・」クス…



895: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:40:38.59 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「鳳翔さぁ~ん・・・聞こえるかしら?」

鳳翔『て・・・提督・・・?お、お願いですっ・・・!ここから出してください・・・!』

嗜虐女帝提督「あなたの死を嘆きながら見てくれる子がここにはいないから正直退屈なのよ」

嗜虐女帝提督「今からあなたを殺すのは楽しむ為じゃなくて憂さ晴らしの為・・・」

嗜虐女帝提督「憲兵なんかに連絡してくれちゃって・・・いろいろと隠蔽しなくちゃいけなくなったじゃない」

嗜虐女帝提督「ここが辺鄙な人工基地で助かったわ。確認の船が来るまであと20時間ってところかしら・・・」

嗜虐女帝提督「あなたは戦闘で錯乱して訳も分からないことをのたまいながら深海棲艦の群れに単艦突撃して轟沈・・・」

嗜虐女帝提督「こんなところかしら・・・」

鳳翔『私が悪かったです・・・到着した憲兵方に私の誤報であったことを伝えます・・・』

鳳翔『なのでどうか・・・私を・・・私を殺さないで・・・!』

嗜虐女帝提督「もう決定事項よ。せいぜい良い悲鳴を上げて頂戴ね」

鳳翔『そんな・・・!こんな死に方は嫌です!!お願いですっ・・・!どうか・・・どうか・・・』

嗜虐女帝提督「時間がないのよ」スッ…



896: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:42:59.73 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「さ っ さ と 死 ね」ポチッ…

鳳翔『ていと-----』ズズンッ….

鳳翔『いやあああ!提督!お願いです!』ズズズ...

嗜虐女帝提督「あぁ・・・さっきと比べて本当に退屈ね・・・」

嗜虐女帝提督「はぁ・・・早く潰れないかしら」

鳳翔『うぅっ・・・提督・・・お願いです・・・お願いですから・・・』ギシッ...

嗜虐女帝提督「ほら、命乞いもワンパターン。実につまらないわ」

ウォースパイト「I m sleepy…」

嗜虐女帝提督「もっと重くするなりして早く死ぬように作り直すべきかしら」

鳳翔『提督・・・死にたくないです・・・助けて---』

    ブツンッ…

アークロイヤル「What・・・?潰れるにはずいぶん早いな」

  ザザッ… ザザァ―…

嗜虐女帝提督「何の音よ・・・?」



897: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:44:11.66 ID:jA/D+Lfo0




『今日のわんこ』




嗜虐女帝提督「・・・は?」

青葉『小笠原諸島の辺鄙な鎮守府・・・そこに暮らしているのが・・・』

青葉『金剛、ウォースパイト、アークロイヤルの三匹です』

青葉『この三匹は鎮守府で餌を与えられながら毎日を無下に過ごしています』

青葉『そんな三匹の楽しみは~・・・』

青葉『イカれた司令官とイカれた趣味を楽しむ事』

嗜虐女帝提督「何よ・・・このふざけた機械音声・・・どうなってんのよ・・・これ・・・」

青葉『イカれた司令官と三匹の犬は、これから先何が起こるか想像もつかず・・・ただただ茫然と立ち尽くす・・・』

青葉『そんな間抜けな、四匹たちなのでした~・・・』

金剛「What happened・・・!?」

   ヴンッ…

嗜虐女帝提督(映像が・・・戻った・・・)


898: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:45:40.37 ID:jA/D+Lfo0

鳳翔『こ、これは一体・・・どうなっているの・・・?』ギギギギ…

鳳翔『提督・・・?私を引き上げる気になったんですか・・・?』ギギギギ…

嗜虐女帝提督「引き上げる・・・?そんな馬鹿な・・・どういうこと・・・?」

伊58『でっちぃぃぃぃぃいい!!』グググ…

伊26『おりゃぁぁぁぁぁああ!!』グググ…

ウォースパイト「Whose voice!?」


     ザッ…


提督「お前たちの敗北を告げる声だ・・・」

長門「おとなしくしてもらおうか」

嗜虐女帝提督「あんたら・・・誰なのよ・・・?」

提督・長門「制裁」



899: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:47:01.09 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.



嗜虐女帝鎮守府 庭



  ドシャッ…


嗜虐女帝提督「痛いわねぇ・・・!」ゴロ...

提督「そこで仲間もろともおとなしくしていろ」

長門「日向、大丈夫か・・・?」

日向「・・・私は・・・目の前で死ぬ伊勢を・・・救えなかった・・・」

長門「・・・」

青葉『司令官!朗報です!実は・・・』

提督「なに?それは本当か?」

青葉『はい、今ゴーヤちゃんとニムちゃんが・・・』

提督「・・・了解だ」

提督「日向・・・君に話が・・・」

日向「私は・・・!そこの女を八つ裂きにしないと・・・気が済まない・・・!!」ギリッ…




900: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:48:58.76 ID:jA/D+Lfo0

長門「気持ちは分かるが・・・まずは一旦落ち着いてくれ・・・!」

嗜虐女帝提督「私に復讐してどうするってのよ!?良い?伊勢は死んだの!!私はチャンスを与えたのに・・・あなたはそれを無駄にした!」

嗜虐女帝提督「それで話はお終いよ!!復讐したところで何も変わらないわ!!」



  「まだ・・・終わっていないよ・・・!」



日向「・・・!」

伊勢「やぁ、日向・・・ひどい顔だよ・・・?」

日向「い・・・伊勢・・・?お前なのか・・・・?」

嗜虐女帝提督「なんで・・・生きているのよ・・・?確かに潰れたはず・・・!」

提督「近くの鉄骨にワイヤーが引っかかって止まっていたそうだ」

伊勢「それだけじゃないわ・・・私が本当につぶれかかったとき、エレベーターが止まったの・・・」

伊勢「日向・・・あなたがボタンを押してくれたんだよね・・・?」

日向「あぁっ・・・あれは・・・無駄じゃなかったのか・・・!」ヨロヨロ…

日向「私は・・・伊勢の命を救えたのか・・・!」ギュッ…!

伊勢「うん・・・あなたのおかげよ・・・日向・・・本当にありがとう・・・!」ギュッ…

日向「よかった・・・!よかった・・・!」ボロボロ…

伊勢「ただいまっ・・・!日向・・・!」ボロボロ…



901: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:49:49.43 ID:jA/D+Lfo0

嗜虐女帝提督「つまんない・・・・!」ギリ…

嗜虐女帝提督「こんなのつまらないわ!!こんな三流ハーピーエンド・・・!」

嗜虐女帝提督「私が好きなのは他人の最高のバッドエンドを眺めること・・・!」

嗜虐女帝提督「伊勢は潰れて死んで日向は絶望し泣きわめく・・・」

嗜虐女帝提督「これが最高の終わり方じゃない!つまらない!!つまらない!!!」

提督「バッドエンドなら見れるさ・・・」

提督「ただし・・・お前のバッドエンドだがな・・・!」




902: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 22:51:20.11 ID:jA/D+Lfo0
この嗜虐女帝提督を許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください

許す場合は、そのまま憲兵へと引き渡されます



904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/05(土) 22:55:42.08 ID:IUmXscTz0
許さない
もう1人のブラック鎮守府バスターズ提督がいた島に送り付ける


912: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 23:55:31.93 ID:jA/D+Lfo0
......
....
..
.


数日後 南米アマゾン 無人島 元サバイバル鎮守府


提督「美しい場所だろう?君たちは今日からここで暮らしてもらう」

嗜虐女帝提督「冗談じゃないわよ!こんな何もないところでどうやって生きて行けっていうのよ!!」

日向「よく探せ、木の実が落ちてたり魚が泳いでいたりするだろう」

嗜虐女帝提督「つまらない・・・こんなのつまらない・・・」ガリガリ…

日向「爪を噛むのは食べるものが本当に無くなったときだけにしたらどうだ?」

嗜虐女帝提督「そうよ・・・!憲兵に連絡してからあなたたちが来たってことは・・・あなた達は憲兵の関係者でしょ!?」

嗜虐女帝提督「勝手に人を殺しておいて・・・タダで済むと思っているの?」

提督「・・・」ポイッ…

  ヒラヒラ…
    パサッ…

嗜虐女帝提督「何よこれ・・・紙切れ?」ピラッ

【異動願い受理】

嗜虐女帝提督「こ・・・これは・・・!」



913: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 23:57:32.75 ID:jA/D+Lfo0

提督「その通り、君は今日からここの鎮守府に配属だ。席が空いてたんで丁度良かった」

嗜虐女帝提督「ねぇ・・・お願い待って・・・!ねぇ・・・!私が悪かったわよ・・・日向・・・!」ヨロヨロ…

日向「触るな」バシッ

嗜虐女帝提督「うぅっ」ドサッ…

嗜虐女帝提督「こんなところで生きていけるわけないじゃない・・・!嫌・・・!」

嗜虐女帝提督「いやよ・・・!こんなところで飢えて死んでいくのは・・・!」

嗜虐女帝提督「お願い・・・助けてよ・・・!」

日向「本当ならこの刀で細切れにしてやるところだったが・・・チャンスをやろうと思ってな」

日向「私は優しいんだ」クルッ…

日向「行こう」

嗜虐女帝提督「この人殺しぃぃぃいいい!!」

嗜虐女帝提督「私もつれてってよ!!お願いだから!!死にたくなぃぃいい!!」

嗜虐女帝提督「殺さないで・・・お願い・・・お願い・・・!」

提督「お前を殺すつもりはない。だが・・・」

提督「助けるつもりもない」

嗜虐女帝提督「嫌・・・嫌・・・あり得ない・・・嫌・・・」ガクッ…



914: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/05(土) 23:59:20.13 ID:jA/D+Lfo0
......
....
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.


元嗜虐女帝鎮守府


伊勢「本当に・・・助かりました・・・」

提督「君を助けたのは日向だ。俺達じゃない」

日向「いや・・・私からも礼を言わせてくれ。本当に・・・助かった」ペコッ…

鳳翔「私もあと少しで死ぬところでした・・・!ありがとうございました!」ペコッ…

長門「頭を下げなくいい。三人共無事で何よりだ」

提督「これから君達の元に新たな提督が来るだろう」

提督「あの忌々しい施設も取り壊しだ」

提督「君たちもこれからの新生活を楽しんでくれ」

日向「君たちも・・・か。ふっ・・・向こうも楽しんでいるといいが・・・」




915: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/06(日) 00:04:55.12 ID:JGu1OdhZ0
......
....
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長門達の基地 


長門「はぁ・・・今回も長旅だったな・・・!」

提督「ただいま・・・」

伊58「あ、おかえりでち!」

伊26「おかえりなさい!お疲れ様!」

提督「すまないな、いきなり呼びつけて。君たちの力が必要だったんだ」

伊58「かまわないでち!人助けなら喜んでやるでち!」

伊26「提督たちのようにねっ・・・♪」

提督「なぁ、二人共・・・このことは・・・」

伊58「もちろん言わないでち!お口チャック!」

伊26「これでも口はかたいほうなんだよ?大丈夫大丈夫!」

伊26「また力が必要になったら言ってね!」

提督「助かるよ。ありがとう」

明石「あそこの提督に犬扱いされてた艦娘たちはどうなったんですか?」

提督「洗脳されていないかまずは経過観察。その後どうなるか決まる」

提督「もし自分たちの意志でついて行ったのだったら・・・あの島か、例の更生施設送りだ」

明石「・・・洗脳で会ってほしいものです」

青葉「しかし、今回は過去史上最悪の敵でしたね・・・」

提督「だな・・・正直俺も生かしておきたいとは思えない存在だった」

提督「だが、これで良いんだ。奴にとっての一番のバッドエンドは・・・」

提督「奴にとって最もうれしくないハッピーエンドを迎えた日向達の事を考えながら・・・あそこで懺悔し続けることなんだからな・・・」

長門「それも、まだ生き延びていればの話だがな?」



916: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/06(日) 00:07:51.74 ID:JGu1OdhZ0
嗜虐女帝鎮守府編これにてお終いです。個人的にこの悪役は気に入ってます

次回のブラック鎮守府を決めます

↓5までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)



679: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 00:55:22.09 ID:ieW4hYFCo
この鎮守府では強面で無口だが優秀な提督がおり艦娘達から信頼も熱い
だが近くに彼を疎ましく思う鎮守府がおり彼の優秀な艦娘をすべていただき潰そうと嘘の通報した
頭がよくまわり外面がいい上に他人への印象操作がうまいため真の真っ黒な心は気づかれにくい


926: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/06(日) 00:18:31.52 ID:JGu1OdhZ0
ブラック鎮守府:>>679
被害艦:大淀、浜波、山風


了解しました。この大淀は前回の徒は別個体という形で出させてもらいます
次回が終わった後に、最初から考えてあったとある悪役を出して一旦の最終回とさせていただきます
提督の良いヒーローネームが今だ浮かばない・・・
今夜も見ていただきありがとうございました。おやすみなさい


935: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:00:07.98 ID:JX2dYTd+0

強面寡黙提督鎮守府


大淀「提督、演習お疲れ様です。今日も大勝利でしたね!お茶をお持ちしました」コトッ…

強面寡黙提督「・・・すまない」

強面寡黙提督「君たちも・・・よく頑張った・・・」スッ…

山風・浜波「ひゃぁ!」ササッ…

大淀「あらら・・・」

強面寡黙提督「・・・」

大淀「二人共、提督は頭をなでようとしただけですよ?私の後ろに隠れちゃ駄目です」

山風「ホント?」ヒョコ

浜波「撫でるだけ?」ヒョコ

強面寡黙提督「君たちに怒った事ないだろう・・・?」ニゴォ…

浜波「ひぃっ!今怒ってる!」

大淀「提督ももっと笑顔練習してください・・・ターミネーターみたいな笑顔ですよ?」

強面寡黙提督「ぐ・・・!そ、そうだ!ほら・・・がんばったね人形だ・・・」

山風・浜波「!」パアアッ…

山風「今回はなんの動物?」トコトコ…



936: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:00:51.39 ID:JX2dYTd+0

強面寡黙提督「今回はシマエナガさんとアカオクロオウムさんだ・・・!」スッ…

大淀(ずいぶんマイナーな動物を・・・)

山風「フワフワ!」

浜波「かわいい!」

強面寡黙提督「よし・・・!」

大淀「物で釣るのはどうなんですか・・・?」

強面寡黙提督「いつか・・・人形が無くてもみんなと仲良くできる日が来るといいんだがな・・・」

山風「提督・・・確かに・・・提督はいつも怒ってるような顔で怖いけど・・・」

山風「でも・・・頼りになるし、優しいのは知っているし・・・」

浜波「な、なんだかんだで・・・ありがと・・・」

強面寡黙提督「・・・どういたしまして・・・」ナデナデ…

山風「うん・・・やっぱり、優しくて暖かい・・・提督の手・・・」

浜波「・・・♪」

大淀「・・・ふふっ♪」




937: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:02:35.88 ID:JX2dYTd+0
......
....
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.



人面獣心提督鎮守府



人面獣心提督「クソっ・・・いつもいつも勝ち誇った面で楽しく暮らしやがって・・・!」

人面獣心提督「負けた相手に気を使ったとしてもよぉ~・・・ムカつくだけなんだよ・・・」ドカッ...

人面獣心提督「なにが“あなた方も強かったです、またやりましょうね”だ・・・!」

人面獣心提督「演習でボコボコにしておいてさわやかな空気だして完全勝利気取ってんじゃぁねぇよっ・・・!」

人面獣心提督「隅から隅まで気に入らねぇ・・・!どうせあいつらだって心の中じゃ雑魚で相手にもならねぇだなんて鼻で笑ってるに違いねぇんだ・・・!」

人面獣心提督「奪ってやる・・・!俺なりの・・・俺なりの勝負で何もかも奪ってやる・・・!」

人面獣心提督「演習ですべて決まると思うなよぉ・・・?てめぇらは俺の土俵にあがってもらうぜ・・・!」



938: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:07:11.41 ID:JX2dYTd+0
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長門達の基地


明石「はい、長門さんのコスチュームにも麻酔銃を組み込んでおきましたよ」

明石「代わりに自白剤は左腕部に装着しといたので、撃つときに間違わないでくださいね」

長門「助かる」

明石「珍しいですね。長門さんがコスチュームの改善を頼むなんて」

長門「この間の変な宗教が流行っていた鎮守府での件でな・・・今後ああいう洗脳された人が敵になった時、なるべく傷を付けずに戦いたいと思ったんだ」

明石「なるほど・・・あっ、加賀さんの矢にもあらゆるギミックを組み込んでおきましたよ」

加賀「ありがとう。どういうものなのかしら?」

明石「矢の羽の色で見分けるのですが・・・」

    ピピピッ…

明石「おっと・・・お楽しみは後で、ですね」

提督「通報があったのか?」

青葉「ええ、たった今・・・内容はですね・・・」

青葉「『気の弱い艦娘を恐怖で支配し、思うがままに操っている』・・・だそうです」

青葉「あ、大変です!どうやら現在進行形で艦娘に危害を加えるところを目撃したとのことです!急いでください!」

提督「準備する」

加賀「ずいぶんと小物ね・・・」

青葉「言葉じゃ小物にしか聞こえませんが、非道な人間に変わりはありません」

明石「一体どう艦娘を恐怖に陥れているやら・・・」

加賀「もちろんわかっているわ。取り掛かりましょうか」

青葉「その前に・・・今すぐ目標のブラック鎮守府のデータを出しますね」

青葉「場所は・・・そう遠くないですね・・・そこの司令官の名前と顔は・・・ヒェッ・・・」

加賀「どうし・・・っ・・・これは中々強烈ね・・・」

明石「顔だけで深海棲艦も恐れをなしそう・・・」

青葉「でも、実績は非常に優秀ですね。実戦、演習共に好成績です」

提督「それが艦娘を脅し上げて成したものじゃ無ければな・・・」

長門「早速行くとしようじゃないか」



939: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:08:33.75 ID:JX2dYTd+0
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強面寡黙提督鎮守府 執務室


大淀「そろそろお休みになられてはどうですか?提督」

強面寡黙提督「いや・・・まだ大丈夫だ・・・」

    ガチャッ…

山風「提督。浜波と一緒にお茶・・・持ってきたよ」

浜波「これ飲んで・・・書類仕事頑張って・・・」スッ…

大淀「よかったですね、提督」

強面寡黙提督「はは・・・あぁ、助かる・・・ありがとう・・・」ニコッ…

山風(やったぁ・・・普通に笑ったよ、提督・・・!)ヒソヒソ…

浜波(うんっ・・・!)ヒソヒソ…

強面寡黙提督「どうしたんだい・・・?」

山風「いや・・・なんでもないよ・・・」

浜波「司令、無理せず・・・普通に笑っ-----」


    パリーンッ!!!


    「!!!」



940: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:09:14.95 ID:JX2dYTd+0


    ザッ…


提督「ここの提督に用があってきた。他の全員は部屋から逃げろ!」

山風「な・・・なんなの・・・!」ガタガタ…

浜波「し、しれ・・・」ガタガタ…

強面寡黙提督「大淀!そこの二人を連れて今すぐここから逃げろ!」

大淀「は、はいっ!さぁ、二人共!逃げますよ!」ガシッ…

  ダッ…
   ガチャッ…

山風「て、提督・・・!」

    バタンッ…

強面寡黙提督「・・・強盗か?だとしたら・・・来る場所を間違えたな・・・!」

提督「間違いを犯したのはお前の方だ・・・!」スタスタ…

  グァッ!
   ブンッ!

強面寡黙提督「ッ!」パシッ!

    グググッ…

提督「何故艦娘を恐怖で支配する・・・!」

強面寡黙提督「なんの話だ・・・!」バッ!

提督「しらばっくれるな!」ヒュッ…

   ドカッ!

強面寡黙提督「うぐぁっ・・・!」ドサッ…

提督「お前にはひとまず眠ってもらう・・・!」ジャキッ…

提督「安心しろ・・・ただの麻酔銃だ・・・」

強面寡黙提督「ぐ・・・!」

    ガチャッ!

山風「やめて!!」ダッ…



941: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:09:56.86 ID:JX2dYTd+0

提督「!」

浜波「司令・・・大丈夫!?」

提督「おい、危ないから下がっているんだ!君たちは俺が-----」

強面寡黙提督「大丈夫だ・・・!大丈夫だから・・・下がっているんだ・・・!」

提督「・・・?」

大淀「憲兵に通報しましたよ・・・!おとなしく引き下がってください」

提督「・・・オーバーウォッチ、なにか誤解があるようだ・・・!」

青葉『・・・のようですね・・・!』

山風「て・・・提督にひどいことするなら・・・」

浜波「あ、あたしたちが・・・相手に・・・な、なるっ・・・!」プルプル…

大淀「・・・逃げたほうが良いですよ?」

提督「俺は・・・君達を助けようと思ってここまで来た・・・」

大淀「・・・どういうことです?」

提督「説明する。N、K・・・二人共来てくれないか?」



942: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/07(月) 23:13:33.70 ID:JX2dYTd+0
......
....
..
.


大淀「私たちの提督が艦娘を恐怖で支配しているですって・・・?」

強面寡黙提督「・・・」

山風「だ、誰がそんなことを・・・」

提督「そういう通報があったんだ」

大淀「憲兵関係者なんですか・・・?」

提督「悪いが・・・その辺については深くは話せない。だが・・・そうだ、関係はしている」

長門「協力関係とだけ言っておこう・・・」

浜波「確かに司令の顔は怖いけど・・・でも、怒った事なんて一度もないんだよ・・・」

加賀「その、すみません・・・完全にこちらの早とちりでした・・・」

山風「・・・」ムスッ…

提督「悪かった・・・だが、そうなると憲兵に嘘の通報をした者がいるはずだ」

提督「オーバーウォッチ。通報者は分かるか?」

青葉『それが・・・バレてひどい目にあわされるのが嫌だからと・・・匿名で、電話も公衆電話からでした』

浜波「あの人、何もない空間で誰に向かってしゃべってるの・・・?怖い・・・」

提督「・・・」

提督「・・・なにか心当たりは?恨みを買うようなこととかをした覚えは・・・?」

大淀「提督はそんなことをする人じゃありません!!」

提督「そうか・・・わかった。こちらで調べておく・・・何か解ったら・・・憲兵に連絡を頼む・・・迷惑かけたな」スッ…

山風「待って」ガシッ…

提督「・・・なんだ?」

山風「窓。弁償して・・・」

提督「・・・もちろんだ・・・」



964: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:44:33.35 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
.


長門達の基地


  ガチャッ…


提督「今戻った・・・」

青葉「モニターを殴りたいです。値段を知っているから殴りませんが」

提督「・・・俺の過失だ。先走りが過ぎた」

長門・加賀「・・・」

提督「すぐさま通報者の特定に取り掛かろう。青葉、なにか分かったことはあるか?」

青葉「通報に使われた公衆電話近くの監視カメラを探しましたが・・・何も映っていなかったです」

明石「濡れ衣を着せられた鎮守府の近くに家屋とかはあったんですか?」

提督「いや・・・少なくともあの鎮守府の中の様子がわかるような位置にはなかった」

加賀「周囲を偵察していた私としては、あそこを覗くのは難しいと思うわ」

長門「仮にも軍事施設。そう簡単に中の様子を見たり聞いたりできるつくりにはなっていなかった」

明石「憲兵への連絡は一応市民もできますが・・・可能性は限りなく低いですよね・・・」

提督「だが彼は恨みを買うような真似は一切していないそうだ」

加賀「だとしたら一体だれが何のために・・・」

青葉「ただの妬みだったとしたら・・・?」

青葉「彼の戦績は非常に優秀なものでした。演習も負け知らずです」

青葉「だからこそ・・・逆恨みされている可能性が・・・」

提督「頻繁に演習を行う鎮守府は?」

青葉「ここです。調べてみますか?」ピピッ…

提督「俺に考えがある。必要なものはただ一つ。濡れ衣を着せられた彼の協力だ」

提督「俺が連絡を取っておく。青葉、その良く演習を行う鎮守府の様子は探れるか?」

青葉「うーん・・・監視カメラが旧式で音声は拾えないですね・・・直接出向いて探る必要があります」

長門「私のドローンの出番だな」

明石「まってください。ドローンだと見つかった場合が面倒なので・・・」チラッ…

加賀「・・・?」

明石「ちょっと試したいものがあるんです」



965: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:47:44.67 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
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人面獣心提督鎮守府 付近 給水塔の上  夜


加賀「位置につきました。オーバーウォッチ、聞こえるかしら?」

青葉『はい、問題ないです。司令官、準備は?』

提督『できている』

長門『私もだ。もうすぐ時間だろう?』

青葉『ええ』

明石『加賀さん、聞こえますか?あなたの矢筒の中に矢の羽が緑色のがあると思います』

加賀「見つけたわ。矢尻に何もついていないわね」カチャカチャ…

明石『羽が緑の矢尻にはあらゆるギミックが取り付けられるようになっています』

明石『加賀さんのベルトに吸盤のついた矢尻が装備されているはずです』

加賀「これね・・・。これを緑羽の矢に装着すればいいのね。吸盤付きの矢でどうするというの?」カチッ…

明石『それを窓に張り付けると、その裏からする声や物音が無線機で拾えるようになります』

明石『あとはわかりますよね?』

加賀「なるほど・・・これをここから見える執務室の窓に打てばいいのね?」

明石『そういうことです。付いた時の音は吸盤が吸収してくれます、できそうですか?』

加賀「目をつぶってもできるわ」スチャッ ギリリッ…


バシュッ…
  ヒュルル…
   ペタンッ…

 
加賀「命中。執務室の中の提督は気が付いていないようね」

明石『お見事です。その矢は目標物にぶつかると衝撃で矢尻を残して他は地面に落ちるようになっています、注意深く見ない限りバレることは無いでしょう』

加賀「あとは・・・時間まで待つだけね」



966: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:50:58.34 ID:W3MIHTYw0
undefined


967: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:53:04.68 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
.

数分後 人面獣心提督鎮守府 執務室 


プルルル…プルルル…

人面獣心提督(こんな時間に電話?誰だよ・・・ったく・・・)

   ガチャッ…

人面獣心提督「はいもしもし!こちら××鎮守府です!」

強面寡黙提督『私だ・・・』

人面獣心提督「あぁこれはどうも!!今夜はどういったご用件で?」ニコニコ

人面獣心提督(はぁ!?またテメーかよ!今度は何の用だ!?また演習とか抜かしやがったら・・・)ピキッ…

強面寡黙提督『近いうちに・・・また君たちとの演習を・・・頼みたいんだ・・・』

人面獣心提督「・・・」プルプル…

強面寡黙提督『不都合があるだろうか・・・?』

人面獣心提督(良い訳ねーだろがこのダボが!!またテメーの戦績の肥やしになれってか!?)ピクピク…

人面獣心提督(だが相手の方が立場が上だ・・・断れねぇ・・・!死ねばいいのに)

人面獣心提督「もちろん良いですとも!」ニコニコ…

強面寡黙提督『すまない・・・助かるよ』



968: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:54:13.80 ID:W3MIHTYw0

人面獣心提督「あのー・・・お言葉ですが、私のところとは十分に戦われたのでは?」

人面獣心提督「あまり同じところと戦い続けると、妙な癖が付いてしまいますよ?」

人面獣心提督(これで相手から引いてくれれば・・・)

強面寡黙提督『それはもちろん承知している・・・だが、君の所との勝負はいつもいつも新しい発見があるとウチの艦娘達が言うんだ・・・』

人面獣心提督「さようでございますか!それはまた有難いお言葉で・・・!」ペコペコ…

人面獣心提督(圧勝してる奴が言うセリフじゃねぇだろが!!死ねばいいのに)ピキッ…

人面獣心提督「わかりました!では、私たちが演習可能な日をそちらに送らせていただきますね!」

強面寡黙提督『すまないな・・・ではまた・・・』

人面獣心提督「はい!失礼いたしました!」ペコッ...

       ガチャッ…

人面獣心提督「またかクソッタレェェェェ!!」ダンッ!

人面獣心提督「あの野郎ぉぉお・・・!まだ俺の戦績に傷付け足りないっていうのかぁ~?」ギリギリ…

人面獣心提督「クソが・・・憲兵に通報したらその鎮守府は謎の集団に襲撃を受けるって話はなんだったんだ・・・!」

人面獣心提督「デカい証拠を作る必要があるな・・・!よし、妖精をけしかけてあの野郎の服に・・・」ブツブツ…



969: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:55:01.95 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
.


人面獣心提督鎮守府 外


加賀『聞きましたか?』

提督「何か態度の一つで怪しい部分でも垣間見れれば儲けものだと思っていたが・・・」

長門「ここまでベラベラしゃべるとはな・・・」

提督「今度こそ間違いない。突入する」

青葉『やっちゃってください』



970: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 22:56:19.41 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
.


人面獣心提督鎮守府 執務室


人面獣心提督「よし!これなら奴が何と言っても言い逃れはできない!あとは薬を手に入れるルート----」


  「それからどうするつもりだ?」


人面獣心提督「・・・えっ?」

提督・長門「・・・」

人面獣心提督「ど・・・どなたでしょうか?」ガタタッ…

提督「外面よくふるまわなくてもいいぞ。ついさっきお前の本性を見たんだからな」

人面獣心提督「何のことでしょう?私、実は艦娘達と新人歓迎会で行う演劇の練習をしてまして・・・」ニコニコ…

提督「お前が俺たちをけしかけたことは分かっている。認めたほうが後で楽だぞ」

人面獣心提督「だから何のことだか・・・」

長門「・・・」ピッ…

再生機器『あの野郎ぉぉお・・・!まだ俺の戦績に傷付け足りないっていうのかぁ~?』

再生機器『クソが・・・憲兵に通報したらその鎮守府は謎の集団に襲撃を受けるって話はなんだったんだ・・・!』

長門「まだ必要か?」

人面獣心提督「・・・クソッ!」ダッ…

提督「逃がすか!!」ジャキッ

  プシュッ…

人面獣心提督「ぐぉ・・・」グラッ…

  ドシャッ…

提督「お前には向こうで真実を話してもらうぞ・・・!」




971: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 23:01:34.92 ID:W3MIHTYw0
......
....
..
.



強面寡黙提督鎮守府 執務室



人面獣心提督「んん・・・?」ムクッ…

強面寡黙提督「・・・」ジッ…

人面獣心提督「うわああああ!」ビクッ

人面獣心提督「ビビらせんなよクソフランケンシュタイン!テメーの顔は心臓に悪・・・」ハッ…

人面獣心提督「ここは・・・」

強面寡黙提督「私の鎮守府だ・・・」

山風・浜波・大淀「・・・」

提督・長門「・・・」

人面獣心提督「どうも皆様お揃いで・・・!」

長門「まだやる気か・・・」ハァ…

強面寡黙提督「話は聞いた。私をハメようとしていたことも・・・何故だ?」

人面獣心提督(クソ・・・もう駄目か・・・!どいつもこいつも死ねばいいのに・・・)

人面獣心提督「テメーのせいだよ・・・!」ペッ…

人面獣心提督「演習で何度も圧勝して・・・テメーの戦績はさぞやピカピカだろうなぁ・・・?」

人面獣心提督「だが・・・そのせいで俺のキャリアはメチャクチャだ!テメーが現れてから傷がつく一方だ!!」

人面獣心提督「何度も敗北させられて、そのたび“いい勝負でしたね”“お疲れさまでした”なんて笑顔で言われてみろ!!」

人面獣心提督「むかっ腹がたつに決まってんだろがぁ!!」

人面獣心提督「完璧な人間気取ってどうせ心の底で今もほくそ笑んでいるんだろ!?」

浜波「し・・・司令は・・・そんなことしないっ!」

山風「顔は怖くても、心は誰よりも優しいの!勝手に適当言わないで!!」

人面獣心提督「ッ・・・!」

提督「今回はこの男に騙されたとはいえ、君たちに大きな迷惑をかけた。あまり強く言える立場ではない」

強面寡黙提督「気にしていないさ・・・君がいなかったら・・・さっき言ってたこの男の計画通り・・・私は失脚し、彼女たちを奪われていた可能性が高かった・・・」

強面寡黙提督「それに・・・もとはといえばこの男のせいだからな・・・」

提督「・・・」

強面寡黙提督「今は・・・この男をどうするかだけで良い・・・」




972: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/08(火) 23:02:14.42 ID:W3MIHTYw0
この人面獣心提督を許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください

許す場合は、そのまま憲兵へと引き渡されます



973: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/08(火) 23:07:31.90 ID:LAk+qjPqo
許す
やったのはいたずら程度だし勝手に事を大きくしたのは提督だし説教ぐらいにしとく


979: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 00:08:59.18 ID:zZIM7rcQ0

強面寡黙提督「そして・・・肝心なこの男についてのなんだが・・・私の話を聞いてほしい」

提督「?」

強面寡黙提督「この男を・・・どうか許してやってくれないか」

強面寡黙提督「今回の事に関しては・・・私にも非がある・・・彼の心を理解せず、ただ互いの為になると思って演習を行い続け・・・彼の心に闇を作ってしまった」

提督「・・・」

強面寡黙提督「結果として今回のような・・・悲劇を呼んだ」

強面寡黙提督「今回は・・・全員が被害者だ・・・誰も、何も悪く言うことはできない」

人面獣心提督「なんで・・・俺は・・・あんたのすべてを奪おうとしたんだぞ・・・!」

強面寡黙提督「私は何も奪われてはいない。君は考えただけだ」

強面寡黙提督「考えただけの者を・・・罰するつもりは無い」

強面寡黙提督「もう帰っていい・・・縄も解く」シュルッ…

人面獣心提督「また・・・計画するかもしれないんだぞ・・・?」

人面獣心提督「俺は学び・・・今度は気が付きもしないうちにあんたからすべてを奪うかもしれないんだぞ・・・」

強面寡黙提督「その時は・・・君を罰する。今回の事は・・・今回の事だ」

強面寡黙提督「もう・・・君に演習は頼まない。君の心を傷つけるだけだと分かった・・・」

強面寡黙提督「次に君と戦うときは・・・共に肩を並べ・・・深海棲艦と戦おう・・・」



980: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 00:13:31.27 ID:zZIM7rcQ0

人面獣心提督「ぐ・・・!」ポロポロ…

人面獣心提督「・・・ッ!」ダッ…

   タタタ…

強面寡黙提督「終わりだ。君たちも帰るといい、罰する者たちの前で彼を逃がして・・・悪かったな」

提督「謝るべきは俺たちの方だ。情報に踊らされ・・・ロクに確かめもせずに無実の君を攻撃した」

提督「すまなかった・・・」

強面寡黙提督「さっきも言っただろう。今回は全員被害者だ・・・もう気にしなくていい」

提督「もし、何か助けが必要になったらいつでも呼んでくれ。これを君たちに渡す」

強面寡黙提督「これは・・・?」

提督「緊急用のSOS発信装置だ・・・横のボタンを三回押せば・・・憲兵に連絡をしなくとも直接俺たちが駆けつける」

強面寡黙提督「わかった・・・いざというときは使わせてもらう・・・」カチャ…

提督「では・・・これで俺たちも失礼する・・・」クルッ…

強面寡黙提督「最後に・・・一つ・・・」

提督「・・・?」

強面寡黙提督「戦争が始まる前に、誰かが先走れば・・・罪なき者が死ぬ」

強面寡黙提督「私の祖父が言っていた言葉だ・・・この言葉を・・・心にとめておいてくれ」

強面寡黙提督「何かで手遅れになる前に・・・」

強面寡黙提督「だが・・・君たちのおかげで助かったというのもある。それに関しては・・・礼を言わせてくれ」

提督「礼を言うべきは俺の方だ・・・今夜は・・・勉強になったよ」



981: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 00:15:45.74 ID:zZIM7rcQ0
......
....
..
.


翌日 長門達の基地


青葉「昨日は・・・お疲れさまでした」

提督「今回は・・・多くを学んだ」

長門・加賀「・・・」

明石「確かに我々はミスをしました・・・それも、人に危害が及ぶような・・・」

明石「ですが・・・人はミスをする生き物です。そして・・・学べる生き物です」

提督「・・・」

明石「提督、人は何故落ちると思いますか?」

明石「這い上がることを学ぶためです」

提督「すまない、明石」

明石「良いんですよ。償い方は・・・あなたが一番よくわかっているはずです」

  ピピピピ…

提督「なんだ?」

青葉「・・・大本営からの・・・メッセージです」



982: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 00:36:32.84 ID:zZIM7rcQ0
今回はこれでお終いです。私の描写・演出ミスで迷惑をお掛けしました・・・申し訳ないです
次回で最終回とします。残りレス数内に収める為、次回も一レスにおける文章量が多くなってしまいます。ご容赦ください
今夜も見ていただいてありがとうございました。おやすみなさい


>>961
リアル激化とレス数的にキリがいいと判断して一旦の最終回とするのであって、しばらくしたらパート2をやる予定です
もし投降時期が被った場合、見ていただいてる方々が混乱する可能性もあるので、できれば控えていただきたいです・・・
他人が書くとどうなるのか興味もあるのですが・・・すいません


985: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:26:02.39 ID:zZIM7rcQ0

提督「内容は?」

青葉「その・・・今すぐ大本営に・・・出頭せよ・・・と。大将直々の通達です」

提督「すぐに支度するよ」ガチャガチャ…

加賀「まさか・・・あの、大将はあなた方の事を知っているのですよね?」

提督「ああ」スタスタ…

長門「提督、タイミング的に・・・あまりいい予感がしないのだが・・・」

提督「大本営からの命令なら無視できないさ。行ってくる」ガチャッ…

      バタンッ…

明石「なにも・・・無ければいいのですが」

長門「大将は私たちの存在については肯定的だそうだ・・・大丈夫だと思いたいが・・・」



986: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:26:34.21 ID:zZIM7rcQ0
......
....
..
.


大本営 執務室 前


憲兵「こちらでお待ちです」

提督「すまないな、わざわざ案内してもらって」

憲兵「お気になさらず。あ、それとですね・・・」

提督「?」

憲兵「彼、あなたのファンみたいですよ」

提督「・・・何?」

憲兵「まぁ・・・詳しくはお部屋の中で・・・私はこれで失礼します」クルッ… スタスタ…

提督「・・・」



987: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:28:45.77 ID:zZIM7rcQ0

--------------------------------


大本営 執務室 


  コンコン…

大将「入れ」

  ガチャッ…

提督「ご無沙汰しております、大将」ビシッ

大将「そうかしこまらなくていい。君を怒るためにわざわざ呼んだんじゃないんだ」

提督「そうですか・・・」

大将「はは、内心ホッとしただろう?顔を見ればわかる」

大将「それじゃ何のために呼んだかって?」

大将「君とお話がしたくてね・・・」

提督「話・・・ですか?」

大将「君が・・・いや、君たちが今やってることについての話だよ」

大将「私の元に来る情報は全てが終わった後の結果報告でね。“こういう男がこういう理由で捕まった”って内容だけだ」

大将「まずは、君たちの活動の詳細を聞きたいんだ」

大将「あの優秀だった効率重視の人命軽視男は・・・どんな人間だった?」

大将「ぜひ聞かせてくれ。彼がどんな性格で、どんな理想をもち・・・どんな大儀の元艦娘を捨て駒扱いして殺そうとしたのか」

大将「そして・・・どんな罰をあたえ、懲らしめようとしたのか・・・」

提督「彼は・・・“これが一番海域を突破するのに必要だから”という理由で・・・艦娘達を騙し、弾避けの為に殺そうとしました」

大将「おぉっ・・・それは何とも・・・酷いな」

提督「犠牲になりそうになった艦娘達も・・・私も、彼にはそれ相応の報いが必要だと考えました」

提督「だから・・・彼にも同じ気持ちを味わってもらう為に・・・コンテナに閉じ込め、彼が突破しようとした海域まで送ろうとしました」

大将「でもしなかった・・・何故だ?」



988: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:30:10.41 ID:zZIM7rcQ0

提督「彼と同じになると思ったからです。憲兵からの依頼があるとはいえ、私たちがしたことは人に褒められたものではありません」

提督「それでも・・・手を血で染めようとは思いませんでした」

大将「その男を前に・・・君は何を思った?」

提督「彼の言うことに納得はできませんでしたが・・・同じ指揮を執るものとして、理解はできました」

提督「やり方こそは非道であれ、彼は彼なりに・・・理想に生きようとしていたのだと・・・思いました」

提督「彼を捕らえ、罰を与えたことが正しい道だとは思っていません。ですが、捨て駒にされ・・・殺さるはずだった彼女たちの命を救えた事・・・私は後悔していません」

大将「なるほどな・・・いや、私も君を責めるつもりは無い」

大将「まだまだ聞かせてくれないか?山ほどあるんだ!人身売買に協力していた艦娘の事!しょうもない○○○○をゲームと称して行った男の事・・・」

大将「艦娘をエレベーターで海底へお送り、潰れるさまを楽しむ外道な指揮官の事!艦娘の夢を奪うことが生きがいの男の事--------」

提督「大将」

大将「・・・」

提督「そんな男を捕らえた記憶はありません。今出た男はなんです?」

大将「・・・」

提督「大将。どうか質問に答えてはもらえないでしょうか?」



989: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:31:31.85 ID:zZIM7rcQ0

大将「・・・君は・・・ヒーローは好きか?」

提督「・・・?どういう意味でしょうか?」

大将「私は・・・ヒーローが大好きでね・・・恐怖におびえる人間を助ける・・・希望の光・・・」

大将「むかしからそんな存在にあこがれてきた。そんな存在になりたくてここまで来た」

大将「でも気が付いた。私が見て、憧れたようなヒーローは・・・現実にはいなかった」

大将「ヒーローに最も必要不可欠なもの・・・それはなんだと思う?」

提督「大将・・・おっしゃっている意味が・・・分かりません」

大将「強固な信念?人を守る想い?優しさ?そんなものはあとからついてくる」

大将「ヒーローに最も必要なもの・・・それは“悪役”だ」

大将「悪が恐ろしく・・・巨大で・・・見た人間全員が嫌悪するような存在であればあるほど・・・」

大将「ヒーローは輝きを増すんだ。ヒーローはかっこよくなるんだ」

提督「・・・大将?」

大将「ヒーローにはなれないと気が付いた私は・・・せめてヒーローが見たかった」

大将「映画や漫画の世界ではなく・・・この現実で」

大将「だから・・・ヒーローを現れるように・・・悪役を作った」

大将「心に歪みがあった者を指揮官として配属し・・・時には彼らのコンサルタントとなった」

大将「“どうやったらバレにくくなりますか?”“どうやったら面白おかしく苦しめられますか?”・・・すべて答えた」














元凶大将「私 だ よ」



990: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:35:33.78 ID:zZIM7rcQ0

提督「・・・!」ゾァッ…

元凶大将「すべて私がやった。ずっとこの私が・・・艦娘達の苦しみの作者だった」

元凶大将「やがて念願のヒーローが現れたが・・・潰されてしまった。島流しにされてね」

元凶大将「次はその潰されたヒーローの想いを継がんと、憲兵達の中から立ち上がった者がいた・・・」

元凶大将「そんな彼らも・・・反逆罪として捕まり処刑された・・・彼らは実にあっけなかったなぁ・・・」

元凶大将「そして・・・今の君たちがいる。君たちは今までで最も強い」

元凶大将「憲兵達への撒き餌にする為に作った、欲に忠実な私の部下達・・・キャバクラを経営していた男を捕らえた時に会っただろう?」

元凶大将「彼らはいい感じの悪役となってくれた・・・まさに壁だ。島流しにされたヒーロー達も、憲兵にも打ち破らせず・・・逆に潰した」

元凶大将「そんな彼らに正体を悟らせない頭の切れる青葉・・・」

元凶大将「君達が動きやすいような装備の開発ができる明石・・・」

元凶大将「頼れる戦力の長門と加賀・・・」

元凶大将「実に良いチームだ」

元凶大将「私は君たちに悪役を与え・・・君たちはそれを打ち砕くヒーローとなり・・・そしてそれを見て私が楽しむ・・・」

元凶大将「私が直接君たちを殺すことはない。殺すには面白すぎる」

元凶大将「君たちは私の手のひらの上でヒーロー劇を見せ続けるんだ・・・」

元凶大将「君たちは私には勝てないし、勝たせるつもりは無い。私が物語の作者として楽しむためにね」

元凶大将「さぁ、もう帰っていいぞ。君は私を攻撃できない」

提督「・・・」

元凶大将「私を捕らえるにはルールがいるもんな?そして・・・私を捕らえるということは・・・どういうことかわかるだろう?」

元凶大将「これからも君は悪と戦い続けて・・・時期が来たら・・・」

元凶大将「君をここに呼んで話をさせる。また楽しいヒーロー劇を聞かせてくれ」

提督「ッ・・・!」ギリギリ…

提督「また・・・戻ってきます・・・!」

元凶大将「ああ、何度でもな・・・」



991: ◆Ua1M3q7gGI 2018/05/09(水) 23:44:00.89 ID:zZIM7rcQ0
......
....
..
.


長門達の基地


青葉「そ・・・そんな・・・大将が・・・」

明石「提督・・・冗談ですよね・・・?彼は人類の希望である海軍のトップですよ・・・?」

加賀「理解ができません・・・どういうことなんですか・・・?」

提督「あの男は・・・理屈だとかでは片付かない存在だ・・・!」

提督「説得も交渉も不可能だ。ただただ楽しみたいだけなんだ・・・!」

明石「彼は・・・とらえられないんですか?」

青葉「無理です・・・証拠がなくて動けないだけじゃありません・・・」

青葉「彼ほどの地位にいる男が捕らえられたら・・・人類を守るために存在している海軍の信頼は地に落ちます・・・」

青葉「青葉達にも・・・どんな影響があるかわかりませんよ!?」

長門「彼を野放しにすれば艦娘達は苦しみ続け・・・彼を捕らえたら・・・人類の希望は消える・・・」

長門「クソッ・・・!どうすれば・・・!」

提督「戦い続けるしかない・・・今は」

長門「・・・」

提督「他に選択肢はない。少しでも・・・あの男が送ってきた悪が艦娘達を苦しめる前に・・・助けるんだ」

提督「自分は作者とのたまおうがなんだろうが・・・いずれ必ず好機が来る」

提督「すべてうまく収める解決策が見つかるまで・・・俺達は戦い続けるしかない」

提督「・・・やるぞ。今からだ・・・!」





続く...
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2019/03/10(日) /  SS TB(0) CM(0)

SS51

Верный「あの人が一切、私に手を出してこない」 【艦これ】
1 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 00:57:18.58

執務室

Верный(以降、響)「欲求不満だ。何かいい案はないだろうか」

暁「呼び出されて何事かと思ったら・・・」

雷「どうしたの突然?」

電「どういうことなのですか?」

隼鷹「ド直球だねぇ」


艦隊これくしょん 艦これ アクリルキーホルダー 【響】 ポストカード付き
3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 01:03:20.13

雷「ねえ響、明日も学校よ?」



暁「ふあぁ・・・もう日付変わっちゃってるのよぉ?」



電「そうなのです!このままでは授業中寝てしまうのです」



響「・・・そうだな・・・。ごめんよ。私の悩み一つで呼び出して」シュンッ



隼鷹「お子さん達は早く寝なぁ。あたしが悩みを聞いてやるよ?」



響「そうかい?」パァ



雷「・・・私も聞くわ!」



暁「私は家に戻るわねぇー。おやすみー」



電「夜ふかしは美容の大敵なのです。熊野さんが言っていたのです。それでは」

4 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 01:10:22.78

隼鷹「いいのかい?響も明日学校だろう?」



響「そうだけど、眠れないんだ。体が火照ってしまって」



雷「えぇ・・・」



隼鷹「まぁでも、提督さんも提督さんだねぇ。なんだってこんないい女ほったらかしてるのかね」



響「私に不満があるのだろうか」



雷「それは無いと思うけど?」



響「しかし、あの人と一緒になって、既に二年が経っているんだ」



隼鷹「もう二年経つのかー。歳はとりたくないもんだねぇ。時間が進むのが早く感じちまう」



響「エッチなことはおろか、私が帰って来たとき以来、キスもなしだ」



雷「わりと深刻ね」



隼鷹「別に焦る必要無いと思うけど」

5 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 01:15:33.72

響「しかし、私はまだ処女だ。それとも処女だと重いのだろうか・・・」



隼鷹(ただ単に未成年だからだと思う。まだ高校一年だし)



雷「おかしな話ね」



隼鷹「いや、そうじゃないだろ・・・」



響「年齢差がいけないのだろうか」



隼鷹「それもあるだろうけど、深く考えずに、気長に待ってみたらどうだい?」



響「それじゃあダメなんだ!もし、この間にもあの人が他の子と・・・」



隼鷹(いっぱいいっぱいだね。ちょっと可愛そう)



隼鷹「まぁ、嫌だろうね」



響「嫌ではない」



雷「どうして?」

6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 01:20:57.05

響「あの人が私一人に縛りつけて置くのはどうかと思う」



隼鷹「うーん・・・頭抱えちゃうなぁこの問題」



響「嫌なのは、私の知らない間に・・・という事だけ」



隼鷹「そりゃあ知られたくない事だってあるだろうさ」



響「そうかもしれない・・・でも」



雷「でもって・・・」コクリッコクリッ



隼鷹「まぁ、今の状況じゃあたしからは何も言えないよ。とりあえず様子見させてもらうぜ」



響「どうしたらいいだろうか・・・もし、浮気だとしたら」



隼鷹「これだけは言えるぞ。提督さんにそんな度胸も、器もないぜ。だから安心しな」



響「・・・ありがとう。心が少しだけ軽くなったよ」



隼鷹「あたしなんかがお役に立てるならなんでもいいなよ。じゃあ、おやすみー」



雷「スー・・・はっ!お、おやすみ響!」



響「ああ、おやすみ」



ガチャ



パタン

7 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 01:25:49.72

響「はぁ・・・心が軽くなるとは言ったが・・・」



響(やっぱり不安だな)ズーン









隼鷹「大丈夫かい?家まで送るぜ」



雷「うー・・・大丈夫よ・・・それにしても、響があそこまで追い込まれてるのは初めて見たわ」



隼鷹「本人は結構本気で心配してるみたいだねぇ」



雷「あの司令官だったら別に、心配いらないと思うわ」



隼鷹「あの二人を見ている限り、また同じような生活が続くだろうさ。お互いが気にし合ってな」



雷「心が通いあっても、不安になるのね」



隼鷹「まぁ、あとは時間が解決してくれると思うぜ」



隼鷹(明日も巫女の仕事か・・・めんどうだなぁ)



雷(学校の勉強追いつかなくて行きたくない)

17 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 20:09:07.30

翌日、響達の高校にて



雷「ちょっと!そこの男子!服装が乱れてるわよ!」



男子学生A「ふ、風紀委員の雷ちゃん・・・」



雷「ネクタイはきっちり!許さないんだから・・・ほら、これで大丈夫ね!」キュッ



男子学生A「あ、ありがとう・・・///」



雷「次からはちゃんとするのよ?それじゃあね」



男子学生A「わかったよ」



暁「ふぁー・・・ん・・・朝から元気ね雷」



雷「役員の仕事をしっかりしてるだけよ!」



電「あれ・・・響は一緒じゃないのですか?」



雷「私より先に出たはずだけど?」



暁「教室にいるじゃないの?」



電「行ってみればわかるのです」

19 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 20:17:56.85

暁「そう言えば、昨日は何時までやってたのよ」



雷「今の状況じゃ判断できないって事で、隼鷹と解散した」



電「でも、このままほっといてもいいのでしょうか」



雷「そうねぇ・・・今の響、ちょっと無理してる気がする」



暁「んー?いつもと変わらない気がするけど」



雷「ほっといたらあの子、一人で潰れちゃうわ」



電「そうなのです。でも、司令官の話も聞かないと何もわからないのです」



雷「今日の帰り、三人で司令官の家に突撃しましょう」



暁「響には?」



雷「内緒ね」

20 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 20:26:49.78

とある神社



隼鷹「あー、めんどうだねぇ。飛鷹に手伝ってと言われてやってるけど」



飛鷹「お正月過ぎれば、暇だからね」サッサッ



隼鷹「毎日庭の掃除ばかりじゃあ飽きちまうよ」



飛鷹「私は正月の時だけ手伝ってって言ったんだけなんだけど」



隼鷹「神主さんがあたしのこと気に入ったらしくてさー」



飛鷹「みたいね」



隼鷹「なんか面白い職場無いかね」



飛鷹「あなたならどこでもやっていけると思うわよ」



隼鷹「お褒め頂いて光栄ですぜ」



飛鷹「ん、やめちゃえば?どうせ神主の色眼鏡にかなってここ居るみたいだし」



隼鷹「そうだな。あ、そう言えば、鳳翔さんの所従業員募集してたっけか。行ってくるわ」



飛鷹「え?いきなり過ぎない?」



隼鷹「あたし、あの神主嫌いだし。後よろしく」



飛鷹「ちょっ隼鷹!待ちなさいよ!」

21 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 20:51:59.38

お昼



雷「響、一緒にお昼食べよう?」



響「ごめんよ。用事があるんだ。三人で食べて」



雷「あ・・・そうなの・・・」シュン



響「ああ、ごめんよ。それじゃ」



雷「仕方ないわね・・・暁達の教室に行ってるわよ」







暁の教室



暁「そう・・・確かに限界みたいね」



雷「今日一日、机に突っ伏して寝てたのよ・・・」



電「響の元気が無いと電達も元気が出ないのです・・・」



雷「あの時みたいね」



暁「今は別の問題よ。響は側に居るじゃない」



雷「そうだけど・・・」



女子生徒A「ねぇ・・・あれ、木曾先輩じゃない?」



女子生徒B「え!?あの木曾先輩・・・!?なんで一年の教室に・・・?」



木曾「どうした。三人とも」



雷「あら、久しぶりね木曾」



木曾「響の様子がおかしかったのでな。ちょっと様子を見に来た」

22 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 21:07:42.52

木曾「一緒に昼飯、構わないか?」



雷「ええ、一緒に食べましょう」



女子生徒C「あ、あの木曾先輩!私の机どうぞっ!」



木曾「ああ、ありがとう」ニコッ



女子生徒C「い、いえ・・・」



木曾「さて、食べるか」パカッ



雷「あら、ハートのお弁当。可愛いわね」



木曾「・・・弁当間違えた・・・」ボソッ



暁「え?木曾が作ったの?」



木曾「いや、いやいや、違うぞ」



電「恋人さんに作ったのですか!?」



木曾「ば、ち、違うぞ!これは・・・///」モジモジ



雷「そうなのね!?」



木曾「違うって言ってんだろ!」



暁雷電「うふふ」ニヤニヤ



木曾「くっそ・・・こんな時に・・・間違えるとか・・・」




23 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 21:28:52.45

木曾「そ、そんなことより、なんで響の様子がおかしいんだ?」



雷「司令官絡み」



木曾「またか・・・あいつが様子おかしい時はいつも提督絡みだな」



暁「とりあえず今日は司令官のアパートに突撃する予定よ」



木曾「そうか・・・では、俺も響のことは注視しよう。生徒会の中で見るのは俺が一番だろ」



雷「生徒会長さすがね」



木曾「好きでなったわけじゃない。生徒会に誘われてやってたらなってただけだ」



暁(あの姉四人じゃ真面目になっちゃうわよねー)



木曾「響を副会長にしたのはも、少しでも提督のことを考える暇を与えないようにと思ったんだがな」



雷「響が副会長になった裏にそんな事情が・・・!」



電「ありがとうございますなのです」



木曾「あいつには、鎮守府に居た時には無理ばかりさせたからな」



雷「そうね・・・さぁ!話してばっかり居ないで、早く食べちゃいましょ」



暁「そうね!」



木曾「早く証拠隠滅しよう」

24 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 21:41:57.07

夕方



居酒屋 鳳翔



ガラララ



鳳翔「あらお客さん。まだ準備中ですよ?」



提督「少し、頼む」



鳳翔「提督さんでしたか」



千歳「仕事帰りですか?」コトッ



提督「ああ、ありがとう」



鳳翔「お酒、いつものですか?」



提督「頼むよ」



鳳翔「おつまみは?」



提督「構わん。準備を続けてくれ」



鳳翔「では、たくあんでも切って上げますね」



提督「ありがとう。それにしても、よくこの店二人で出来るな」



鳳翔「今は二人ではないですよ。いつの間にかサラリーマンさん達の方に人気になってしまったみたいで・・・」



千歳「忙しくなったんで求人出したんですよ。今は二人ほどきましたけど」



提督「そうか」



鳳翔「あと一人欲しいところですけどね」

25 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 21:51:54.73

鳳翔「・・・何かお悩みでも?」コトッ



提督「ああ、ちょっとな・・・」カリッ



鳳翔「・・・響ちゃん絡みですか?」



提督「・・・」ポリポリ



千歳「あら、図星ですね」



提督「最近・・・響がすごく誘ってくるんだ・・・」



鳳翔「え?」



提督「その・・・エッチなことに持ち込もうとするんだ」



千歳「あらあら」



提督「俺はもう限界だ。最近はあまり響に会わないようにしてるんだ」



提督「そうじゃないと、俺、響のことを襲ってしまいそうで」



鳳翔「はぁ」



提督「助けてくれ」



鳳翔「自制心を鍛えたらどうでしょう」シレッ



提督「あれ、なんか冷たい。心なしか冷たい目」

26 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/04(金) 22:04:22.84

鳳翔「提督、響ちゃんの気持ち、考えてあげてください」



提督「だけど・・・」



鳳翔「響ちゃんの事、好きなんでしょう?」



提督「好きだぞ。しかし、相手は高校生だ」



鳳翔「それはそうかもしれませんが」



提督「響は高校生だ。この高校生活の間に、俺以外に好きな奴が出来るかもしれないだろ」



提督「そんな大事な時期に、俺の欲望に任せて響を汚すわけにはいけないだろ」



鳳翔「・・・提督には提督の考えもあるのですね」



千歳「そんな深く考えるほどですかね」



提督「当たり前だろ!お前、年頃の女の子が、エロオヤジの毒牙にかかるんだぞ!?」



鳳翔(恋人と言うより、父親になってますね・・・)



鳳翔(そう言えば、響が世間体のためにと、養子縁組したんでしたっけ・・・)



提督「だが、響が他の男と・・・俺は一体どうしたら!」



千歳「開店前なんですから、暴れないでくださいね」



ガララララ



鳳翔「今度は誰ですか?」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 02:14:37.66

鈴谷「どもどもー!鈴谷、ただいま出勤でーす」



鳳翔「あら、今日は早いわね」



鈴谷「まぁねー。お、提督じゃん。チーッス」



提督「おう。ここで働いてんの?」



鈴谷「大学行きながら稼ぐにはここが一番だからねー。仕事だけだしー」



提督「こんな頑張り屋な奴だったか?」



鈴谷「ひどいなぁ。熊野みたいなお嬢様じゃないから自分で稼いで自分で大学のお金払わなきゃね」



提督「頑張るのはいいことだが、無理はすんなよー」



鈴谷「鈴谷は褒められて伸びるタイプなんです。もっと褒めて!撫でてもいいよ!?」



提督「よしよし・・・」ナデナデ



鈴谷「えへへー」



鳳翔「鈴谷さん、提督に褒めて頂いてるのもいいですけど、準備の方手伝って貰えませんか?」



鈴谷「了解ー!」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 02:20:37.12

ガララ





摩耶「チーッス・・・」



鳳翔「今日は摩耶さんも早いわね」



摩耶「鈴谷もう来てんの?」



鈴谷「やっほー摩耶っちー」フリフリ



摩耶「うお、早いな」



提督「摩耶もここで?」



摩耶「げぇ・・・提督じゃん。何やってんの?」



提督「げぇとはなんだげぇとは」



摩耶「なんか前みたいに暗い顔してんだもん」



提督「鳳翔に悩み相談しに来てたんだよ」



摩耶「あの提督が!?」



提督「なんだその反応。失礼だぞ」



千歳「そうよ摩耶。いくら提督でも悩みの一つや二つあるわよ」



提督「千歳も十分失礼だぞ?」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/05(土) 02:27:48.18

提督「それより、鈴谷はまだしも、摩耶に接客や料理なんて出来るのか?」



摩耶「なっ!馬鹿にすんなよ!」



鳳翔「鈴谷さんも摩耶さんもサラリーマンさん達に人気ですよ」



提督「へぇ、意外」



鳳翔「摩耶さんは主に、つれない態度が自分の娘みたいで良いって言ってましたけど」



提督「はは、確かにそうかもな」



鈴谷「なんだかんだで鳳翔さんが一番人気じゃん!本当のお母さんみたいだって皆言ってるよ?」



鳳翔「も、もう!提督の前でなんてことを・・・!」



提督「確かにな。疲れた男達を癒すには鳳翔が一番かもな」



千歳「家族みたいに接せる居酒屋になってますよ」



提督「にこやかに料理をする妻に素直な娘とつれない娘か。男からしたら理想系だな」



鈴谷「それより提督。響ちゃんとはどうなってんの?」



提督「聞かないでくれ・・・」



鳳翔「鈴谷さん、実はね・・・」

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 20:47:49.84

鈴谷「吹っ切れちゃえばいいのに」



提督「一刀両断してくれたな!?」



鈴谷「提督は女の心がわかってないなぁ」



提督「しかしだな」



鈴谷「摩耶っちもそう思うっしょ?」



摩耶「あたしに振らないでくんね?恋愛とかよくわかんねぇから」



鈴谷「あれ、でもこの間、彼氏できたって言ってなかったけ?」



摩耶「はぁ!?言ってねぇよ!」



鈴谷「でもこの間電話でさぁ、照れながら好きって言ってなかったっけ?」



摩耶「バッカ!あれはちげぇよ!!」



提督「なんだ摩耶!お前まで彼氏できたのか!?」



摩耶「だからちげぇっつってんだろ!!」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/05(土) 20:56:23.75

提督「お前は男に騙され易そうだからな。情に流されたりとか」



摩耶「だーかーら!あーもうわかったよ!あの電話は酔っ払った高尾姉ちゃんだよ!」



提督「ああ、そう言えばあいつ、酒癖悪かったな」



摩耶「夜中になると電話かかってきていつもだよ・・・ったく・・・」



鈴谷(・・・鈴谷が摩耶っちの電話から聞こえた声は明らかに男の人だったけどなぁ)



鈴谷「なんだーつまんないの」



摩耶「いちいち騒ぐなよ・・・そろそろ開店だろ」



鈴谷「そだねー」



提督「む・・・そろそろか。それじゃあ俺もそろそろ・・・」スッ



鳳翔「お金はいいですよ。それより鈴谷さんと摩耶さんの仕事ぶり見なくていいんですか?」



提督「どんな感じか見たいけど・・・まぁ、この店繁盛してるみたいだから、見る必要ないな」



鳳翔「そうですか・・・ふふ、相変わらずですね。すぐ可愛い子の事信じちゃうんですから」



提督「ほっとけ。それじゃあな」



鳳翔「はい。またのご来店お待ちしております」



ガラララ

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/05(土) 21:01:00.07

隼鷹「ありゃ?提督じゃん。なにやってんの?」



提督「隼鷹こそ何しに来た?」



鳳翔「あらあら、隼鷹さん。今日もいらしたんですか?」



隼鷹「おっす鳳翔さん。今日は飲みに来たわけじゃないんだなぁ」



提督「お前・・・毎日飲みに来てんのか」



隼鷹「そうなんだけどさ」



鳳翔「お酒飲みに来たんじゃないなら今日は何をしに?」



隼鷹「ここで働かしてくんない?面接とか面倒だし、知り合いの場所だったら気楽そうだし」



提督「お前なぁ・・・いくら仲がいいからって・・・」



鳳翔「いいですよ」



隼鷹「よっしゃ!」



提督「えぇ・・・」



鳳翔「今日から入れますか?」



隼鷹「ばっちりよ」



鳳翔「なら、着替えてくださいね」



提督「まぁ・・・なんだ。俺は帰るぞ」



隼鷹「あ、そうだ提督さんよ」



提督「ん?なんだ?」

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 21:06:24.96

隼鷹「響ちゃんの事、もう少し気にかけてやんなよ。そろそろあの子、限界だよ」



提督「俺だって限界だっつーの・・・」



隼鷹「あの子の事、一番理解してやれんのは提督しか居ないわけだし」



隼鷹「それに、我慢なんて必要無いだろ?どうせ、大事にするんだから」



提督「だから。あいつだって高校で好きな奴が出来るかもしれないだろ?」



隼鷹「提督の本音は違うだろ?本当は自分の一人のものにしたいんだろ」



提督「・・・それは」



隼鷹「だったら」



提督「お前に俺の何がわかる?」



隼鷹「・・・自分の意志に従うんだね。後悔しないように」



提督「・・・はぁ、ご忠告ありがとさん」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/05(土) 21:12:47.57

鳳翔「・・・あれで、良かったんですか?」



隼鷹「いいんだよ。あれで」



千歳「あれじゃ、隼鷹一人が悪者見たいよ?」



隼鷹「それでいいよ。誰かを笑顔に出来るんならね。悪役にでも何にでもなってやるさ」



隼鷹「それに、あの二人は、追い込まれれば追い込まれるほど、愛し合うだろうしね」



摩耶「なんだ?新入りか?」



鈴谷「あれー?隼鷹さんもここで働くの?」



隼鷹「おう!ご指導の程、お願いするぜ先輩方!」



鈴谷「先輩・・・にしし!この鈴谷にお任せー!」



摩耶「し、仕方ねぇな・・・あたしは厳しいからな?」



鈴谷「顔がにやけてますよぉ?」プニプニ



摩耶「頬をつつくんじゃねぇ!!」



鳳翔「・・・少し、不安ですね。提督は、本当に辛い時にしか相談してこないから・・・」



千歳「私達にはこれ以上、力になれないのかもしれないわね」

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 21:25:05.49

提督のアパート前



雷「寒い・・・今何時?」ブルルッ



暁「六時よ・・・なんたってこんな無計画なのよあんたわ・・・」



雷「仕方ないでしょ!この時間には帰ってきてると思ったんだもん・・・」



電「ホッカイロ、買ってきたのです!」



雷「ありがとう電!」



電「どういたしましてなのです」



暁「うーさぶい・・・くしゅん!」



雷「だ、大丈夫?う、上着貸す!?」



暁「いいわよ。別に、あんたが風邪引くでしょ?」



雷「だって・・・」オロオロ



暁「別に良いって」



電「じゃあ、こうすればいいのです」ギュッ



暁「うわっ!」



雷「そうね!それなら皆が暖かいわね」ギュッ



暁「ちょっ」



電「暁の体、あったかいのです」



雷「本当ね。眠くなって来た・・・」



暁「まだ二月よ!?寝たら危ないわ!」

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/05(土) 21:32:54.66

暁「・・・」



暁(二人の胸が当たってムカつく・・・)Aカップ



提督「あれ、三人で何やってるんだ?」



雷「司令官!遅いじゃない!何やってたのよ!!」



提督「えっ!?わ、悪い!!」



提督(なんで謝ってんだろう俺)



電「と、とにかく中に入れて欲しいのですぅ・・・」ブルブル



提督(なんとなく卑猥)



提督「ああ、わかったよ・・・でもどうしてこんなとこで?」ガチャッ



暁「司令官に話があるからに決まってるじゃない!」



提督「いや、にしたって・・・俺の部屋の前で待つ必要ないだろ・・・近くにファミレスあるんだし」



暁雷電「あっ」



提督(あーもうバカトリオ)ニコニコ

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 21:44:32.75

ピッ



雷「はー・・・こたつヌクヌク・・・」ウトウト



暁「やっぱり冬はこたつよね!」



ジーーーーーー



電「人が幸せになれる発明の一つなのです・・・」ウトウト



提督「今、温かい飲み物用意するから待ってろ。それと、親御さん達には連絡してあるのか?」



暁雷電「・・・」



ボウッ



ゴォォォォ



暁雷電「・・・もしもし(なのです)」



提督「・・・はぁ」アキレ



数分後



提督「ほら」コトコトッ



暁「叱られたわ」フーッ



雷「私も」フーッ



電「ゆっくりしてきなさいと言われたのです・・・」フーッ



提督「あんまり心配させてやるなよ?」



暁「親とか居なかったからなれないのよ・・・」コクッ



雷「私も」コクッ



電「・・・ココア美味しいのです」



提督(こいつら何しにきたんだ?)

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/06(日) 21:20:26.77

雷「ねぇ、司令官」



提督「厳密に言えば俺はもうお前らの司令官ではないのだが」



暁「細かいこと気にしてたらハゲるわよ」



雷「最近、響が元気ないの」



提督「・・・」



電「その、司令官さんは、響の事が嫌いになってしまったのでしょうか・・・?」



提督「嫌いになるはずなんてないだろう」



雷「そうよね!だけど、響が最近司令官が相手をしてくれないって」



提督「相手には出来てないが」



暁「司令官って、女心わからないわよね。響の気持ち、理解してるはずなのに」



提督「・・・なんだ。そういう事か。今、俺は響とは会いたくないんだ」



雷「なっ・・・どういう意味よ!」バンッ



提督「やめろ。テーブルが壊れる」

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 21:29:09.82

暁「ちょっと無責任なんじゃないの?」



電「やっぱり司令官さんは響のこと・・・もう好きじゃないのです・・・」



提督「好きだぞ。今でも、愛している」



雷「だったらなんで!響の気持ちを受けっ取ろうとしないわけ!?両想いなのに!」



提督「・・・それでも、響の人生の枷になること許されないだろ」



雷「このわからずや!」



提督「わかってないのはどっちだ!!俺のことをわかってもいないのに好き勝手言うな!!」



暁雷電「っ!」ビクッ



提督「俺は極力、響には会うつもりはない!!」



シーン・・・



ドサッ



雷「・・・何か落ちる音聞こえなかった?」



電「玄関の方から聞こえた気がするのです・・・」



提督「・・・はぁ・・・それ、飲み終わったら、帰ってもらうぞ」



暁「・・・納得いかないわ・・・」



提督「もう遅い。飲み終わったら送ってやるから、今日はもう帰れ」



提督「俺は玄関の様子を見てくる」

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 21:34:56.47

ガチャ



提督「・・・コンビニの袋・・・?」ガサッ



提督「・・・最悪だ・・・」



雷「・・・あの、司令官・・・」



提督「なんだ?」



雷「ごめんなさい・・・」



提督「・・・いや、俺も怒鳴って悪かった。少しイライラしてたようだ」



雷「それは大丈夫・・・悪いのは嫌なこと聞いた私達だし・・・」



雷「それより、さっきの音、なんだったの?」



提督「・・・さっきの俺の言葉、一番聞かれたくない奴に聞かれたみたいだ」



雷「え・・・」



提督「このコンビニの袋の中身、いつもあいつが買って来るものばかりだ・・・」



提督「あいつの好きなアイスと、俺の好物のコンビニプリン」

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 21:38:54.51

鎮守府



執務室



響「・・・」



陸奥「・・・響?机に突っ伏して、どうしたの?」



響「いや、なんでもないさ」



陸奥「そう?でも、涙声よ」



響「気のせいだ・・・それより、いつもありがとう。私が学校へ言ってる間、提督業をしてくれて」



陸奥「別にかまわないわよ。どうせ暇だし、そこそこ楽しいもの」



陸奥「それに、響が立ててるスケジュール通りにやってるだけだから」



響「助かってるよ」



陸奥「それより、無茶ばかりしないでよ?倒れられたら困るわよ?」



響「大丈夫さ。そこまで無茶はしていない」



長門「今戻った」



響「おかえり長門」



陸奥「あらおかえり。お風呂、沸いてるわよ。出てきたらすぐにご飯にするわね」



長門「ああ、助かる」

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 21:44:23.63

陸奥「・・・響も長門も働き者よね」



響「そんなことはないさ。長門は働き者だけど」



陸奥「最近、夜中の3時ぐらいまで書類まとめたりしてる人が働き者じゃないというのかしら」



響「・・・知ってたのか」



陸奥「当たり前じゃない。長門だって知ってるわよ。何も言わないけど」



響「無茶出来るのは今のうちさ。学生やってる今のうちだけさ」



陸奥「まだ高1なのに達観し過ぎ。もっと年相応に振舞って見たら?誰も文句は言わないわよ」



響「そういうわけにもいかないよ。上に立つものとして、相応の振る舞いが必要だろう」



陸奥「いつか倒れるわよ」



響「その時はその時さ」



陸奥「体調管理も、上に立つものの義務だと思うけれど」



響「言い返せないな」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 21:58:58.58

陸奥「それじゃ、私は長門のごはん作らなきゃいけないから」



響「ああ」



パタン



響「・・・」



ゾウガメ(以降、松郎)「」モサモサ



響「ああ、ごめんよ、松郎。餌の時間だったね。だから私の髪の毛を咀嚼するのはやめてくれ」



松郎「」ハクサイバリバリ



響「君は、私以外に懐くことはないのかい?」



松郎「」ハクサイムシャムシャ



響「・・・今日から、あの人には極力接しないようにすることを決めたよ」



響「あの人が、会いたくないと言っていた。だから・・・」ウルッ



響「でも・・・寂しいよ・・・」グスッ







陸奥「・・・どう思う?」



長門「・・・人の恋愛に首を突っ込む程、私は愚かではない」



陸奥「泣きそうな顔で何言ってんのよ」



長門「・・・なんとかはしてやりたいが・・・」



陸奥「まぁ、あの子が助けを求めてきたら、そのときは協力してあげましょう」



長門「ああ、そうだな」

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 22:07:28.72

数日後



雷「・・・結局、進展無いみたいね」



暁「うーん・・・響も司令官も、お互い距離を取ってる見たいよ」



電「悲しいのです・・・」



響「皆、おはよう・・・」グッタリ



雷「おはよう響・・・って、大丈夫?顔色悪いわよ?」



響「ああ、大丈夫だ・・・少し疲れているだけだ」



雷「そんなんじゃダメよ!ほら、一旦保健室行きましょう?ね?」



響「いや、大丈夫だ。教室に行こう。そろそろ朝のHRが始まる」



電「・・・絶対無理してるのです・・・」



暁「ねぇ、無理にでも保健室に連れて行ったほうがいいんじゃない?」



雷「そ、そうよね。響ったら!」ギュッ



響「やめてくれ」パシッ



雷「え・・・」ヒリヒリ



響「・・・すまない。本当に少し疲れているだけだ。大丈夫だから・・・」ヨロッ



暁「響」



響「なんだい?」

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/06(日) 22:19:33.54

暁「私達ってそんなに頼りない?」



響「えっ」



暁「響は全部一人で抱えようとしてるわよね」



暁「司令官に頼れないなら、私達に頼って欲しいんだけど」



暁「いつまでも一人で乗り越えようとするのはやめて」



暁「前みたいに、遠くに居るわけじゃないのに」



響「・・・いや・・・」



暁「ねぇ響、この暁はあんた達三人のお姉ちゃんなの」



暁「一番頼りなくて、一番子供っぽいかもしれない、響の方がお姉ちゃんと言われてもおかしくないと思う」



暁「だから、今まで子供扱いされるのも嫌だったけど、それに甘えてた。それは認める」



暁「でも、それに甘えて、響や、雷電が元気なくすのを見てるだけは嫌なの。だから・・・たまにはお姉ちゃんに相談して欲しい」



雷「たまにはお姉ちゃんみたいなこというのね」



暁「お姉ちゃんだって!!」



響「・・・ありが・・・」フラッ



電「・・・響!」バッ



雷「暁のせいで!!」



暁「私のせい!?」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 19:21:56.86

保健室



保健医「過労と寝不足、さらに免疫が低下して風邪になってしまったみたいだね」



電「響は大丈夫なのでしょうか・・・」



保健医「命に別状は無いから大丈夫だとは思う。二、三日休んで、不安なら病院は行っておくべきだね」



雷「ありがとうございます先生」



保健医「それじゃあ、私は用事があるから出かけてくるよ」



暁「わかりました」



パタン



電「・・・」



雷「全く、暁が余計なこと言うから」タメイキ



暁「私悪いことしてないわよね?ねぇ!?」



電「あ、雷と暁は教室に戻っていて欲しいのです」



雷「いいわよ。私も付き合うわ」



暁「電一人に任せるわけにはいかないわ」



電「二人はちゃんと授業に出なきゃテスト危ないのです」



暁雷「うっ・・・」



電「保健委員の電に任せるのです!」



暁「むう・・・わかったわ。でも、何か用事があったら呼ぶのよ?」



雷「すぐに駆け付けるから」



電「了解なのです」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 19:31:38.46

電「・・・響」ナデナデ



響「・・・」スヤスヤ



電「どうしてこうなるまで無茶したのですか・・・」



電「暁の言う通り、電達を少しでも頼って欲しかったのです」



響「・・・」



電「汗がすごいのです。今濡れタオル持ってきて拭いてあげないと・・・」スクッ



グイッ



電「・・・?」



響「・・・」ギュッ



電「響・・・」



電(電が支えた時に、無意識に裾を掴んだままなのですね)



電「ずっと側に居たから、気付かなかったのです・・・」ウルッ



電(気づかなくてごめんなさいなのです響。さりげなく、電達に助けを求めていたのです・・・)グスッ

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 19:39:54.52

昼休み



雷「早くしなさいバカツキ!」



暁「バカツキとは何よバカツキとは!!」



雷「あーもう!早く保健室行くわよ!!」



暁「しょうがないでしょ!!課題忘れてたんだから!」



雷「手伝ってあげたんだから言うこと聞きなさいよ!」



暁「わかったわよ!」



ピタッ



ガラッ



雷「失礼しまーす・・・」シズシズ



暁「しまーす・・・」



響「廊下を走ったらダメじゃないか?風紀委員」



雷「目を覚ましたのね!?よかったぁ・・・」



響「すまない。心配かけた」



暁「本当よ!無茶ばっかりして・・・」



響「電が寝て居る。少し静かにしてくれ」



電「」スヤスヤ



雷「あら・・・目の周り真っ赤よ?」



響「えっ」



雷「いや、電のほう」



響「なんだ・・・」ホッ

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 19:46:49.79

ガラッ



長門「大丈夫か響!?」



響「長門?仕事は?」



長門「昼休憩の時間に親方に事情を話して抜け出してきた」



長門「そしてら今日は帰って良いって言われてな。戻るとは言ったんだが」



長門「帰らなきゃ金を出さないと言われた」



響「いい上司だね」



雷「長門、寒くないの?Tシャツ一枚で」



長門「仕事中は暑いからな・・・」



暁「日雇いで土木だっけ?」



長門「そうだが・・・それより響だ」



響「大丈夫だよ。二、三日は休んだほうが良いって言われたけど」



長門「陸奥が手を離せない状況らしくてな・・・私が迎えにきたんだ。一応、帰りに病院に行ってだな・・・」アタフタ



響「病院は良いんじゃないか?」



長門「たまには私達を頼れ!」



響「・・・わかったよ」

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 20:04:52.74

響「すまなかったな。心配かけて」



雷「放課後、お見舞いに行くわ」



電「気をつけるのですよ?」



暁「無茶はするんじゃないわよ!?」



長門「私がさせないから安心しろ」



響「私は早退する。木曾にも伝えておいてくれ。それじゃ」







帰り道



響「あの・・・長門?」



長門「なんだ?」



響「自分で歩けるんだけど・・・」



長門「無理はさせないと言ったはずだが?」



響「しかし」



長門「たまには甘えろ」



響「何も言い返せない」

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 20:16:00.69

鎮守府



長門「大事じゃなくて良かったな」



響「だから大丈夫だって・・・」



長門「陸奥、居るか?」



陸奥「長門!?帰ってきたの!!よかった!響は大丈夫!?」



響「すごい慌て様だね・・・大丈夫だよ。と言うかその顔の傷はどうしたんだい?」



陸奥「どうしたもこうしたも無いわよ!」



響「ん?」



陸奥「松郎が朝から動かないと思ったら一松と慶蔵が喧嘩して!四郎は松郎の側でずっと寄り添ってるし!」



一松(メインクーン)「マーーーーーーオ!!」



慶蔵(柴犬)「キャンキャン!!!」



四郎(ゴールデンレトリバー)「クゥーンクゥーン・・・」スリスリ



松郎「」



陸奥「心配で目も離せなかったわよ!!」



長門「どうしたんだ突然・・・昨日まであんなに仲良かったじゃないか・・・」



響「・・・松郎」

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 20:24:10.03

松郎「」ムクッ



陸奥「えっ」



松郎「」ノシノシ



響「心配、かけたね」ナデナデ



一松「ニャウ・・・ニャウ・・・」ペロペロ



慶蔵「ワフ」スリスリ



四郎「ワン!」シッポフリフリ



陸奥「響が帰って来た途端・・・」



響「朝、松郎は私の側から離れなかったんだ。様子がおかしいとでも思ったんだろう」



長門「だから、落ち込んでたと?」



響「そして松郎の異常な雰囲気に、他の子も混乱していたんだと思うよ」



陸奥「不思議なこともあるのね」



長門「家族だからな。心配するのも無理はないだろう」











※一松は暁のペット

 慶蔵は雷のペット

 四郎は電のペット

 養子に行く際に、相手の親が色々な事情で飼えない為、鎮守府で飼って居る

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/07(月) 20:30:05.72

長門「そうだ陸奥実は・・・」



事情説明



陸奥「なるほどね。じゃあ、響は学校も提督業も二、三日休みね」



響「いや、流石に提督業は・・・」



陸奥「休みね?」ニコッ



響「あう・・・休みです」



陸奥「ならよかった。最近色々なことがあったみたいだから、心も体も休めときなさい」



響「ああ、そうするよ。ありがとう」



響「今日は、お礼と謝罪ばかりしているよ」



陸奥「よかったじゃない。それだけ、響には仲間がいるのよ」



響「改めて実感したよ」ニコッ



長門「ふふ・・・では、私は一旦現場に戻る」



響「帰れと言われたのでは?」



長門「報告だけでもせんとな。それでは行ってくる」



陸奥「早く帰って来れそうなら連絡お願いね」



長門「わかった」

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/07(月) 20:38:19.13

今回はこの辺で









響の駆逐艦講座



響「私達のペットの名前は、それぞれの初代艦長の名前を使用している」



響「響の初代艦長、江口松郎」



暁「暁の初代艦長、高橋一松よ」



電「電の初代艦長、平塚四郎なのです」



雷「雷の初代艦長、佐藤慶蔵よ!」



響「ちなみに、ただ名前をどうしようか迷ったから使わせて頂いた次第だ」



雷「あと、蛇足だけど、暁の艦長は少佐、それ以外は皆、中佐よ」



暁「階級は関係ないでしょ!バカにしないでよね!!」



響「しないよ・・・」

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 19:25:20.04

夕方



プルルル



響「んあ・・・でんあか・・・」ポケー



ピッ



響「あい・・・もしもし・・・」グテー



電『あ、寝てたのですか?』



響「うん・・・でも大丈夫だよ・・・」



響「なにかな・・・」



暁『体の方は大丈夫なの』



響「あれ・・・一緒なのか。だいぶ楽になったよ」



暁『なら良かったわ』



雷『今からお見舞い行くけど、何か欲しいものない?』



響「・・・いや、別に何もいらないよ」



雷『そう?じゃあ適当に何か買ってくわね』



響「人の話を・・・」



雷『それじゃあね!』



プツッ



ツーっツーっ



響「・・・はぁ」

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 19:31:14.88

数十分後



陸奥「皆来てるわよ」



響「ああ、ありがとう」



雷「やっほー!元気そうじゃない」



電「よかったのです・・・」



暁「全く、心配したのよ?」



響「悪かったって」



雷「あの調子じゃ朝から何も食べてないでしょ?何か食べる?」ガサガサッ



響「・・・お菓子ばかりだね」



雷「あ、炭水化物欲しかった?」



響「いや、あまり食欲ないんだ」



雷「そんなんじゃダメよ!しっかり食べないと」



響「本当に世話焼きだな雷は」



暁「うすしお貰いー!」



雷「ダメよ!みんなで食べるの!」



電「消化がいいもの買ってきたのです。プリン食べますか?」



響「・・・ああ、食べさせてもらうよ」

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 19:36:45.68

響「・・・このプリン・・・」



電「中身大変なことになってるのですか?ごめんなさいなのです!走ってきたから・・・」



響「いや、違うんだ」



雷「あ・・・」



響(あの人から、電話は毎日来るけど、出てない・・・)



響「あの人の声、聞きたいな」



暁「電話してみたら?」



響「迷惑だろう」



電「してみるといいのです。案外、普通に接してくれるかもしれないのです!」



雷「私達の事は気にしなくてもいいから、電話してみなさいよ」



響「大丈夫だろうか」



雷「大丈夫よ」



響「・・・ん、してみよう」



ピッピッ



トゥルルルルル



トゥルルルルル



トゥ

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 19:49:52.29

携帯『電源が入っていないか電波が云々』



響「出ない・・・電源、入ってないって」



雷「そう・・・どうしたのかしら」



響「もしや何かトラブルに・・・」



雷「それは無いと思うわよ」



暁「そうね。考えすぎじゃない?」



響「・・・そうかな」



ガチャ



陸奥「ねぇ皆、今日は夕飯食べてく?」



雷「どうする?」



暁「陸奥さんの料理久しぶりに食べたい!」



電「賛成なのです!」



雷「じゃあお願いします!」



陸奥「ええ、わかったわ。親御さんには連絡お願いね」



パタン



響「・・・心配だなぁ・・・」

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 19:59:44.93

夕飯後



雷「ねぇ皆って、将来どうなりたい?」



電「そうですねぇ。電は、貧しい国とかを飛び回ってボランティアして回れる様になりたいのです」



雷「それいいわね!もしやることになったら私も付き合うわ!楽しそう!」



響「まずは言葉を覚えることからだね」



雷「ボディランゲージでなんとかなるわ」



響「最低限の言葉は覚えようか」



電「あはは・・・」



響「暁は?」



暁「そうね。やっぱり加賀さんの様な立派なレディになりたいわ。何言われても華麗にスルーできるような」



雷「・・・ねぇ二人とも」



電「はい?」



響「なんだい?」



雷「あのさ・・・」ヒソヒソ



暁「な、何よ」



響「やってみる?」



電「わかったのです」



暁「えっ?」

80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:07:53.26

響雷電「・・・」ジーッ



暁「ちょっと。どこ見てるわけ?」



響「まな板にしようよ」



暁「えっ!?」ムネカクシ



雷「まな板よ」



電「まな板なのです」



響「まな板だよね」



電「すごいまな板なのです」



雷「かなりまな板よコレ!」



暁「ちょっえっ・・・ウガァ!!何よデカチチ共ー!!!」ムキーッ



響「レディの道のりは長いね」



雷「当分先ね」



電「ファイトなのです」



暁「バカにしてるでしょ!?」

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:15:19.12

暁「大体、響だってそこまで大きくないじゃない!」



響「私はBカップだが」



暁「なんで暁より大きいのよ!」



響「知らないよ」



暁「大体そっち二人が大きすぎるのよ!」



電「そうでしょうか?」



雷「そう言えば前にCカップになったって言ってたわよね電」



電「少しブラがキツくなってきたので・・・おそらくまた大きくなったのです」



雷「ちなみに私はこの間ブラを新調したのよ!もしかしたらDという大台に行っているかもしれないわね」フフン



暁「なぁ!?」



電「そんなの雷じゃないのです!」



雷「えっ」



電「はっ!頭の中に声が・・・なのです」



響「何を赤城みたいなことを言ってるんだ?」



暁「巨乳は皆!肩こってしまえばいいのよ!!」



雷「さっき誇らしげに言ったけど、大きくなっても肩こるだけでいいこと無いわよ」



暁「・・・くっ」



響「暁が悔しさに打ちひしがれている」

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:31:01.44

暁「もういいわ。どうせ私だけ貧乳よ・・・」イジイジ



雷「いいじゃない暁。私が貧乳好きの人好きになっても小さくは出来ないけど」



雷「暁が巨乳好きの人好きになったら努力でなんとかなるじゃない」



暁「大きくなる望みもないのに努力してどうするわけ?」



雷「なんかごめん」



電「げ、元気出すのです暁!」ポヨンッ



暁「」イラッ



暁「電なんて嫌いよ」プイッ



電「あれっ!?」ガーン



響「こらこら、喧嘩はよさないか」



雷「なんか懐かしいわねこの感じ」



響「戦いがあった時はいつも一緒で、暁と雷が喧嘩ばかりしていたね」



暁「そうだっけ?」



雷「すごい些細なことで喧嘩してた気がするわ」



響「それを私と電で諌めて居たな」



電「そう言えばそうなのです」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:40:47.69

響「懐かしいな・・・」



雷「まだ私達16よ?まだ振り返る年でも無いと思うけど」



響「ごめんよ。最近色んな事がありすぎて、センチメンタルなんだ」



電「・・・響は、将来どんな風になりたいのですか?」



響(将来・・・か。色々考えてたけど)



響「やっぱり・・・あの人のお嫁さんになることが、一番・・・かな」



雷「・・・きっと大丈夫よ。司令官も、そう思ってるわ」



響「しかし」



電「関係が近すぎただけなのです。少しの間だけ、距離を取ればすぐに元通りになるのです」ニコッ



暁「全く司令官も司令官よね。私達レディを放っておくなんて、男としてどうかと思うわ」



電「司令官は小心者なのです」



暁「そうだったわね」



響「ああ・・・そう、信じてるよ」

84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:49:09.63

少し経って



雷「あら、もうこんな時間。そろそろ帰るわね」



暁「そうね。無理はしちゃダメよ響」



響「しつこいなぁ。わかってるよ」



電「それではなのです」



響「あ・・・」



電「どうしたのですか?」



響(一人は寂しい・・・一人で寝たくない・・・でも、これ以上は甘えられない)



響「いや、何でもないよ。おやすみ皆」



暁雷「おやすみ」



電「・・・おやすみなさいなのです」



パタン



響「・・・やだな・・・こわい夢見そう・・・」マクラギューッ

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 20:59:24.08

鎮守府出入り口



電「あ、忘れ物したのです」



雷「あら、じゃあ取りに行かないと」



電「電一人で大丈夫なのです。二人は先に帰るといいのです」



暁「でも、夜道に一人は危ないわよ?」



電「いざという時は迎えを呼ぶのです」



雷「そう?なら、先に帰っちゃうけど・・・無理なようならすぐ連絡しなさいよ?」



電「了解なのです!それでは月曜日にー!」



雷「おやすみ」



暁「おやすみなさい」



雷「・・・司令官、何してるのかしら」



暁「さぁね。でも、あいつが何かトラブルに巻き込まれるなんてありえないわ。小心者でも、そこそこ実力はあるみたいだし」



雷「それもそうね。心配するだけ損ね」



暁「明日は土曜日だし、どうする?一緒に夜通し遊ぶ?」



雷「いいわね。じゃあ、私の家に行こ」



暁「そうね」

86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 21:07:45.04

コンコン



響「」ビクッ



電「忘れ物したのです」



響「なんだ・・・電か」



電「入っていいのですか?」



響「いいよ」



ガチャ



響「何を忘れたんだい?」



電「自分のために買った牛乳を忘れてたのです・・・それでは、響、おやすみなのです」



響「・・・電」



電「はい?」



響「あの・・・その・・・今日、一緒に・・・///」カァー



電「・・・?」



響「一緒に!寝てくれないか!?」



電「いいのですよ」



響「あれ!?」

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 21:14:39.73

響「嫌だったら良いんだぞ!?私のわがままだし、それに着替えだって・・・」アタフタ



電「電、嫌なんて思ってないのです。響は自分を隠しすぎなのです」



響「だが、やっぱり迷惑だろう?突然そんなこと言われても・・・」



電「響がわがまま言ってくれたのが、電は嬉しいのです」



響「・・・でも」



電「響は気を遣いすぎなのです。暁が言ったように、電達を少しは信用して欲しいのです」



電「司令官にだって、甘えてもいいのです。少しくらいのわがままなら、誰も咎めはしないのです」



響「・・・だけど」



電「でも、だけど、だって、しかし。電達と居るときは禁止なのです」



響「だが」



電「だがも禁止。いい加減にしないと電も怒るのです。どうしてそうやって甘えることを嫌がるのですか」



響「う・・・わかったよ・・・」

88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 21:21:48.14

お互いお風呂に入ってベッドイン



電「こうやって寝るのは久しぶりなのです」



響「ああ、そうだね」



電「もう少し寄ってもいいのですよ」グイッ



響「ちょ・・・」ムニッ



電「大丈夫なのです。電の腕の中で眠るといいのです」ギューッ



響「・・・本当に大きいな」モミッ



電「それは遠慮して欲しいのです」



響「・・・安心する。人の暖かさを感じるよ」ギュッ



電「それは良かったのです・・・あ、そうだった。響に謝らなきゃいけないと思っていたことがあるのです」



響「ん?何かしたのかい?」


89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 21:23:02.85

電「響が辛い時、気付いてあげられなくてごめんなさい」



響「保健室で聞いたよ」



電「お、起きてたのですか!?」



響「目は開けられなかったけどね」



電「恥ずかしいのです・・・///」



響「・・・ありがとう電」



電「・・・どういたしましてなのです」



響「安心して・・・ねむれる・・・よ・・・」ウトウト



電「・・・」ナデナデ



響「クー・・・クー・・・」スヤスヤ



電「ふふ・・・響もまだまだ子供なのです」ニコニコ

90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/08(火) 21:32:21.81

深夜



居酒屋 鳳翔



女性客K「ニューフェイスにビッグフェイスされるのはゴリップクデース!ワタシと飲み比べするネ!」ヒック



女性客B「上等じゃない!受けて立つわよ!」ヒック



鳳翔「そろそろ閉店なので、他でお願いします」



女性客K「えぇ・・・じゃあカラオケ対決ネ!次イクヨー!!」ガシッ



女性客B「私の勝ちが見えに見えてるわね!受けて立つわ!!」ガシッ



ガラララ!



K付添「お姉様がごめんなさい・・・代金です!」



B付添「全く・・・加減もなしに・・・danke、美味しかったわ。こっちの代金よ」



鳳翔「またのご来店お待ちしております」



加賀「・・・金曜日は変な客ばかりね」



赤城「鳳翔さんのご飯美味しい」



鳳翔「ここからは常連さんだけの時間ですし、静かに飲めますよ」



提督「・・・」グテーッ



加賀「この人はなんで酔いつぶれてるのかしら?」



鈴谷「放っておいてあげてくださいよー」

96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 19:09:41.96

提督「ひびきぃ・・・」グスッ



加賀「・・・何かあったの?」



鳳翔「実は・・・」



説明中



加賀「・・・はぁ、バカみたいね」



提督「響が電話に出てくれない・・・本格的に嫌われたかなぁ・・・」



赤城「響ちゃんが簡単に提督のこと嫌いになるとは思いませんがねぇ」モグモグ



摩耶「食べながら喋んな」



隼鷹「・・・なぁ提督さんよ」



提督「んん?」



隼鷹「直接会いに言ったらどうだい?心配なんだろ?」



提督「・・・だけどさ」



鳳翔「そうですよ。一人で悩んでいるんでしたら、直接話し合うべきだと思いますよ」



提督「でもさ。あんなこと聞かれてるのに自分からノコノコ会えるとでも・・・」



鈴谷「意気地無しめ」



提督「心が折れる事言わないで」

97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 19:17:06.83

鈴谷「ねぇ隼鷹さん」



隼鷹「んあ?」



鈴谷「提督さんはなんで頑なに響ちゃんとの関係を拒むんだろうね」



隼鷹「・・・一応、親としての気持ちもあるんだろうさ」



鈴谷「でも、親の前に恋人でしょ?だったらさぁ」



隼鷹「あたしも、なんとなく提督さんの気持ちはわかるんだがなぁ」



摩耶「男らしくねぇな」



隼鷹「純真な摩耶ちゃんがそんなこと言うのかい?」



摩耶「バ、バカにすんな!」



鳳翔「でも・・・本当にこのままだと響ちゃんとの関係、切れちゃいますよ?」



提督「・・・響からの連絡もこないし・・・」



隼鷹「ん?ってことはあの事知らないのか・・・」



鈴谷「え?なんのこと?」



隼鷹「ちょっくら、うなだれてる提督の耳元で爆撃投下してくるぜ」



鈴谷「ん?」

98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 19:25:57.52

隼鷹「提督さんよ・・・ヒソヒソ」



提督「何っ!?それは本当か隼鷹!!」グイッ



隼鷹「おっ!?いきなり胸倉引っ張んなよ」



提督「響は無事なんだろうなぁ!?」ブンブン



隼鷹「おうおうおう・・・酒が回る」ガクガク



提督「くっそ・・・すぐに連絡を!」バッ



提督「電源が切れてる!?普段使わないから充電し忘れてたか・・・くそ!!」



提督「響は病院か!?家か!?」



提督「ええい!どこだっていい!俺は今から鎮守府に向かう!長門か陸奥なら知ってるはずだ」スクッ



鳳翔「ちょっと!?提督!?」



提督「あ、これ代金な。釣りはいらない!また来る!!」ダッ




99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 19:33:25.18

隼鷹「うっぷ・・・」



鈴谷「鳳翔さんこれ・・・万札じゃん!あの人三千円も使ってないよ!?」



鳳翔「あの人はいつもそうなのよ・・・はぁ・・・」



摩耶「バカかよ・・・」



鳳翔「あーあ・・・また溜まってくわね」カキカキ



千歳「提督専用鳳翔バンクまた溜まったの?」ノゾキコミ



鳳翔「もう五万も溜まってるわ」



鈴谷「あの人おかしい」



鳳翔「まぁ、後々このお金分の消費するまで無料サービスしてるんですけど・・・」



千歳「増えていく一方なのよね」



摩耶「て言うか。隼鷹はなんて言ったんだ?病院だなんだって言ってたけど」



隼鷹「うえ・・・ああ、響が倒れたって言ったんだよ」



一同「はっ?」

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/09(水) 19:41:19.73

鳳翔「えっえっ!?響ちゃんは無事なの!?えっ!?」



隼鷹「大したことねぇとは言ってたんだがな」



鈴谷「な、なんで伝えて上げなかったの!?提督走ってったよ!?」



隼鷹「無事だってわかったら面白くないだろ?」



隼鷹「それに、本人には言わないけど、ここにも何人か提督に好意抱いてるやつもいんだろ?」



加賀「ぶっ!」



赤城「加賀!?どうしたのいきなり吹き出して!」



隼鷹「あれぐらい誰かに対して無茶する方が好みだろ?少なくとも、あたしはあれぐらいが好きだがな」



鳳翔「・・・ええ、そうですね」



摩耶「・・・隼鷹も、提督のこと好きなのか?」



隼鷹「ん?冗談よせよ」



鈴谷「え?」

101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 19:50:05.95

隼鷹「今の響が倒れたって聞いた時の顔、かっこよかっただろ?」



鳳翔「そうですね。やっぱり、提督は素敵な方です」ニコッ



加賀「・・・」



赤城「加賀?それ食べないなら私にください!」



加賀「どうぞ・・・」



赤城「やった!」



摩耶「・・・久しぶりに見たな・・・」ボソッ



隼鷹「純真摩耶ちゃん」ニヤニヤ



摩耶「ぶっ殺す!」



鈴谷「さてさてー響ちゃんとどんな展開になるかねぇ」ニヨニヨ



隼鷹「あ、そうだ。鳳翔さん」



鳳翔「はい?」



隼鷹「もし提督と響がうまくいったら、仲間内で花見でもしないか?一ヶ月以上先の話になるが」



鳳翔「そうですね・・・響ちゃんと提督に相談してそうしましょう」



隼鷹「やった」

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:05:03.52

その頃鎮守府



電「・・・」ドキドキ



響「スー・・・」スヤスヤ



電(はわわ・・・まずいのです・・・響のいい匂いのせいで眠れないのです・・・)ドキドキ



響「ん・・・」ギュッ



電「ーーーーっ!!」ドキンッ



電(響が・・・電の体を抱きしめてくれているのです・・・)



電(このままじゃ一睡もできないのです・・・どうしましょう・・・)



電(あわわ・・・電のドキドキ聞こえてないのですよね?大丈夫なのですよね?)



響「・・・しれいかん・・・」スヤスヤ



電「・・・」



電(・・・電は響が好きなのです。最近、確信しました)



電(でも、響は・・・)



電(こういう形でした言えませんけど・・・)



電「響・・・大好きなのです・・・」ギュッ

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:13:12.04

執務室



陸奥「・・・疲れた・・・スケジュール決めるのってこんなに大変なの?」



長門「お疲れ陸奥」



陸奥「まだ起きてたの?」



長門「明日は仕事も無いからな」



陸奥「ねぇ長門、そろそろお金溜まってきたんでしょ?」



長門「まぁな・・・」



陸奥「そろそろ土木とかじゃなくてもっと女の子らしい職探したら?」



長門「・・・お花屋さん・・・とか?」



陸奥「くす・・・可愛いじゃない」



長門「笑うな!///」



陸奥「ごめんごめん。でもいいと思うわよ」



長門「その時は陸奥も一緒にやろう」



陸奥「・・・ええ」



長門「そう言えば、さっき出入り口の所に人がいたぞ?」



陸奥「え?こんな時間に?不審者じゃない?」



長門「いや、提督だと思うが」



陸奥「そう思うなら入れて上げてよ・・・」

105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:24:53.45

提督「はぁはぁ・・・響は無事か!?」



陸奥「え?連絡言ってなかったの?」



提督「はっ・・・?もしかして響は・・・」ウルッ



陸奥「ちょ、早とちりやめなさい!無事よ・・・過労と寝不足、風邪、ストレスだってさ」



提督「無事じゃないじゃないか・・!?く・・・俺のせいで・・・」



陸奥「いや、無事よ。今、電と一緒にぐっすり寝てるわ」



提督「ストレスと過労、寝不足で倒れたんだろ!?あの年で!!俺がちゃんと見てやっていれば・・・!!」



陸奥「まぁ、確かにあの子は頑張りすぎよね」



長門「しかし、会うのは朝にしてやってくれ」



陸奥「そうね。せっかく寝てる所を起こすのも可哀想だからね」



提督「わかった。ここで待たせてもらう・・・陸奥、このスケジュールじゃ仕事は無理だぞ」



陸奥「えっ!?嘘っ」



提督「あらゆるトラブルを想定して組まないと何か起きたら対応できなくなる」



陸奥「えー・・・響ってすごいのね・・・」

106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:32:58.47

提督「俺がスケジュールを立てておいてやる。過去のスケジュールを俺に見せてくれないか?」



陸奥「えっと・・・確かここに・・・」



提督「ああ、もう寝ていいぞ。俺がやっておく」



長門「そうか?なら私は寝るが」



陸奥「私は少し見ていくわ。提督に話もあるし」



長門「そうか。なら、おやすみ」



提督陸奥「おやすみ」



パタン



提督「・・・久しぶりだな。こうして机に向かうのも」カリカリ



陸奥「ねぇ、提督。響のストレスの原因なんだと思う?」



提督「・・・心当たりはある」



陸奥「そう・・・ならいいわ。あと、あなたからも言っておいて。無理はしないでって」



提督「ああ、もちろんだ。それに、やっぱり俺には、響が居ないとダメになる」



陸奥「顔見ればわかるわよ・・・全く、お互い素直じゃないんだから」



提督「響は素直だよ。俺が素直じゃないだけ、今回の件、全部俺が悪いんだ」



陸奥「・・・そう」

107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:48:11.13

居酒屋 鳳翔



鳳翔「でも、どうして響が倒れることになったんでしょうか」



隼鷹「響が無理したんだろ。それにストレスの原因は提督だけどな」



鈴谷「でもー響ちゃんが誘惑して、提督が耐えたんでしょ?」



隼鷹「それがいけなかったんだよ」



鈴谷「どうして?」



隼鷹「お互いのわがままを小出しにするのが一番良い関係なんだよ」



摩耶「以前に金剛が言ってたが。恋がわがままで愛がそれを受け入れるってことだろ?」



隼鷹「そうそう。わがままを受け入れ合える関係が一番長続きするんだ」



隼鷹「だけど今回はどうだい?提督が響のわがままを受け入れなかっただろ?」



鳳翔「でも、今回はわがままの度合いが・・・」



隼鷹「だけど、提督も自分の考えを押し付けるわがままだろ。だから反発し合ってるんだ」



隼鷹「恋愛ってのは磁石と一緒。恋同士、愛同士じゃ反発し合うんだ」

109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/09(水) 20:56:41.21

隼鷹「わがままを小出しにし、それを受け入れる。それをお互いに繰り返す。それが長続きの秘訣さ」



隼鷹「あの二人はその関係が出来るはずだ」



鳳翔「だったら何故それを教えて上げなかったんですか?」



隼鷹「自分で気が付けないなら、それまでの関係だろ。あの二人ならなんとかなる」



鈴谷「すごい自信だねぇ」



隼鷹「あたしの人を見る目を舐めるなよ。お前らもなんとなくわかるだろ」



隼鷹「あの二人は理想な関係だよ。あたしも欲しいねぇ」



鳳翔「隼鷹ならすぐですよ」



隼鷹「理想な関係で思い出したんだけど、羽黒が婚約したって知ってる?」



摩耶「突然だな・・・ってはぁ!?あの羽黒が!?」



鳳翔「あらあら・・・赤飯届けないと」イソイソ



加賀「足柄が発狂しそうね」コクッ



鈴谷「加賀さーん。怖いことサラッと言わないでー」

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 01:34:59.88

鎮守府



提督「ん・・・もう寝てもいいんだぞ陸奥」



陸奥「響と提督がどんなスケジュールの立て方してるのか見たいだけだから」



提督「響と俺が同じ立て方かどうか怪しいがな」



陸奥「あの子が提督と同じじゃなかったら逆におかしいんじゃないかしら」



提督「それもそうか・・・」



提督「明日辛くない程度にな」



陸奥「了解」



提督「そう言えば、お前のスケジュール。午後五時までに全部終わらせようとしてるな。夜のスケジュール表は?」



陸奥「えっ?」



提督「えっ?」

121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 01:42:19.69

陸奥「夜のスケジュール表なんてあるの?」



提督「あるはずだが」



陸奥「受け取ってないわよ?そんなの」



提督「・・・そうか・・・響にはあとで説教だな・・・」



陸奥「ってことはさ。あの子、もしかして夜のスケジュール一人で・・・」



提督「お前、今日の夜のスケジュール出来てないんじゃないか?」



陸奥「受け取ってないものは出来ないわよ!」



提督「もしかして、こんな時にも仕事してないだろうな?」



陸奥「そんなはずないわ。電達が来て一緒に居たもの」



提督「はぁ・・・事情は明日聞くことにするか・・・どれだけ心配させるんだあいつは」



陸奥「・・・あなたが言えた事では無いと思うけれど?」



提督「それもそうか」

122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 01:48:27.98

提督「見つからない様にしているならどこにあるかわからんな・・・これ以上のスケジュールは無理だ。寝ろ」



陸奥「でも!」



提督「いいから寝ろ。お肌に悪いんだろ?」



陸奥「もう!そうやってすぐ女の子扱いして逃がそうとする!」



提督「女の子だろ?」



陸奥「むー・・・わかったわよ。寝ればいいでしょ寝れば!」プイッ



提督「何怒ってんだよ」



陸奥「怒ってなんか無いわよ!じゃあね!おやすみ!」



パタン



提督「ふう・・・全く、女ってのはすぐに怒り出すからなぁ・・・」チラッ



ガッ



提督「・・・まぁ、俺がこれやるなんて思ってないからここに隠してると思ったぜ」ピラッ



提督「しょうがないやつだ・・・」カキカキ

123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 01:54:54.45

翌朝



チュンチュン



響「ん・・・」



電「おはようなのです」



響「おはよう・・・」



電「具合の方はどうなのですか?」



響「だいぶ良いよ。心配かけたね」



電「よかったのです」



電(結局一睡も出来なかったのです・・・)



響「さぁ、そろそろ仕事に戻ろう」



電「むっ!ダメなのです!」



響「陸奥には内緒にして・・・」



電「陸奥さんから止めろと言われたのです!電も賛成なので、絶対させないのです!」バッ



響「うっ・・・わかったよ・・・立ち塞がらなくてもいいよ」



響(根回しも完璧じゃないか・・・)

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:02:58.50

響「昨日は雷達にも世話になったな・・・」



響「雷達に連絡するのに執務室に・・・」



電「むう」プクーッ



響「仕事はしないから大丈夫だよ・・・」



響「電がちゃんと見張ってるところで出来るわけないだろ・・・」



電「絶対なのですよ!?」



響「わかったよ」



電「絶対!ぜーったいなのです!!」



響「しつこい子は嫌われるよ」



電「えっ!?き、嫌わないで欲しいのです・・・!」ウルッ



響「私が嫌うわけ無いだろう・・・どうしたんだ急に」



電「そ、そうなのです・・・響は優しいから・・・」



響「その言葉そっくりそのまま返すよ」

125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/11(金) 02:09:28.16

執務室



ガチャ



響「・・・っ!?」



電(はわわ!?司令官さんが机で寝てるのです!?)



提督「ん・・・」



響「ど、どうしよう・・・」オロオロ



電「逃げちゃダメなのです!これはチャンスなのです!勇気を持って・・・」



響「だ、ダメだ!今の私は司令官に合わせる顔が・・・!!」



提督「んー・・・」ムクッ



響「あ、や・・・」



提督「・・・おはよう、響」ニコッ



響「あ・・・」ウルッ



響「し、司令官・・・」ポロポロ



電「・・・」フイッ

126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:20:58.83

響「司令官!!」ダキッ



提督「おっと・・・いきなり抱き着くなよ・・・」



提督「よかった・・・心配したんだぞ?」



響「ごめんなさい・・・!ぐすっ・・・ごめんなさい・・・!!」ポロポロ



提督「・・・よしよし」ナデナデ



電「司令官さんは・・・羨ましいのです・・・」ボソッ



提督「電もありがとう。響の側にいてくれて」



電「どういたしましてなのです」



提督「すまなかった響」



響「ずっと・・・!ずっと不安だったんだ!もう司令官は私のことを好きじゃないのかと・・・ずっと・・・!」



響「会いたく無いと聞いてから・・・ずっと!」

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:30:17.65

提督「やっぱり・・・聞いてたのか」



響「司令官の望みなら仕方ないと思ってたけど・・・やっぱり、私は我慢出来ずに、夜も眠れず・・・」



響「ごめんなさい・・・司令官が好きになればなるほど・・・わがままな子になってしまって・・・ごめんなさい!!」ギューッ



提督「俺の方こそ・・・悪かった。お前を受け入れる勇気がなかった」



響「それだって私のわがままだ!司令官は悪くない!」



提督「悪いのは俺だ。お前は悪くない。お前の大切な想いを踏みにじった」



電「・・・」スッ



電(二人のところに居るのは少し辛いのです・・・見守ると決めたのに・・・)



電「・・・ごめんなさいなのです・・・二人とも」

129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:39:42.71

提督「・・・あ、そうだ。響、お前、在庫管理一人でやってるだろ」



響「」ギクッ



提督「今、莫大な資材があるんだから一人で無茶するなよ」



響「ごめんよ・・・」



提督「他にも人はいるんだからいくらでも手を借りてやれ。また倒れられたらかなわん」



響「前までは司令官と二人きりで在庫管理してたから・・・」



提督「ん・・・そっか・・・」



提督「勉強も一人でコツコツやっていたんだろ?」



響「・・・最近は忙しすぎて、学校でその・・・自分を慰めたくなるほど溜まっている・・・」



提督「その・・・まだ勇気が無いから・・・もう少ししたら・・・な」



響「・・・我慢してみるよ」



提督「ああ、そうしてくれ」



提督(俺も我慢、俺も我慢・・・今ここでヤリたいけど・・・我慢)



提督「そうだ。来週、一緒に遊園地にでも行かないか」



響「遊園地?いいよ行こう」

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:43:40.64

響「あ、行くならやっぱり、皆にもお礼がしたいから、あの三人、連れて行ってもいいかな」



提督「暁と雷と電か?」



響「ああ」



提督「ああ、いいぞ」



提督「と言う事で電・・・あれ?」



響「さっきまでそこに居たのに・・・」



提督「・・・探すか。遊園地の事はなるべく早く知らせてたい」



響「そうだね。二手に別れよう」



提督「響はそっちな。残念ながら女子トイレとかは調べられないから」



響「本当に残念そうだね?」ニコッ



提督「冗談っす。響さんマジこえっす」

131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 02:50:06.80

雷の家



雷「おはよう」



暁「おはよう」



雷「お互い快眠だったわね」



暁「そうね」



雷「ねぇ、昨日の夜に聞きたかった事で、朝からこんな話でアレなんだけどさ」



暁「何?」



雷「同性愛ってどう思う?」



暁「えっ?何、雷ってソッチ系?」



雷「まぁ、否定はしないわ」



暁「やめてよ?私そういう趣味無いから」



雷「同性愛者にも決める権利あるのよ?」



暁「何よ!!私に魅力がないってわけ!!?」



雷「めんどくさいわね」

152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/14(月) 12:04:45.60

雷「で、話の続きだけど」



暁「何よ」



雷「電のこと」



暁「電がどうしたの?」



雷「今の流れでそれを聞くのはさすがとしか言えないわね」



暁「どういう意味よ」



雷「相変わらず恋愛に対して疎いわね。疎すぎるわよ」



暁「あんたほどじゃないけど・・・」



雷「えっ?」



暁(何人の男子が好きになってるか知らないのかしら)

153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/14(月) 12:09:50.79

暁「電の話は?」



雷「そうだったわね。電も最近様子おかしいのよ」



暁「どんな風に?いつもと変わらないんじゃない?」



雷「ずっと、響の事を目で追ってる様に見えない?」



暁「んーそうかしら」



雷「周りでは二人は付き合ってるんじゃないかって噂が立ってるほどよ?」



暁「えっ知らない」



雷「暁、地獄耳とかなんとか言ってなかったっけ?」



暁「失礼ね!私の耳は天使の耳よ?」



雷「ああ、都合の良い事しか聞こえないのね」



暁「なんですって」

154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/14(月) 12:23:43.89

雷「で、暁はどう思うの?」



暁「いや、いきなり聞かれてもわからないわよ」



暁「と言うか私に意見を聞く前に、雷はどう思ってるの?」



雷「・・・実を言うと、前に相談されたのよね。電に」



暁「えっ?」



雷「・・・あんまり、人に言うのもアレなんだけど、暁には言っても大丈夫かな・・・」



暁「えっ、っていうか、なんでいつも私ばかり除け者?」



雷「そんなつもり無いわよ」



暁「胸だって!」



雷「胸は関係ないでしょ!?」

155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/14(月) 12:30:13.54

暁「ううー・・・まぁいいわ。それで?」



雷「暁がいちいち話の腰を折るんでしょ?全く・・・」



暁「あーはいはいわかったからわかったから」



雷「なっ!」イラッ



暁「悪かったわよ、ごめん・・・喉渇いた」コクッ



雷「・・・いいわよ。それで、電、響が好きだって言うのよ」



暁「んぐっ!?ゴホゴホっ!!」



雷「ちょっと・・・大丈夫?」スッ



暁「だ、大丈夫・・・!ハンカチありがと・・・」




156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/14(月) 12:41:00.16

暁「どうするの?それ」



雷「そうよね・・・でも、やっぱりこのままじゃいけないと思うわ。電も気持ちを押し込んでるのも体に悪いじゃない」



暁「確かに電が響を好きなら告白もしたほうがいいんだろうけど」



雷「そうよね!でもタイミングが・・・」



暁「ちょっと待ちなさいよ。まずは電の意見でしょ?」



雷「あの子が自分の意思で告白出来るとおもう?」



暁「う・・・」



雷「でも確かにそうよね・・・私の意見で勝手に告白させるのは、無責任すぎるわよね」



暁「善は急げ。とりあえず電に連絡してみましょ」



雷「そうね。それがいいわ」

166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:15:50.67

暁「えーっと・・・」



ガチャ



雷義姉「同性愛と聞いて」



雷「あ、義姉(名前)さ・・・」



雷義姉「ん?」



雷「お姉ちゃん・・・」



雷義姉「よろしい」



暁「お邪魔してます」ペコッ



雷義姉「あら、暁ちゃん。どうかな?私と・・・むふふ」



暁「えっ」



雷「お姉ちゃん!あとで話すから今はちょっと席外して!」



雷義姉「えー雷ちゃんつめたーい」



パタン



暁「・・・相変わらずなのね」



雷「ここの家族、いい人なんだけど、みんな変態で・・・お母さん以外」



暁「お母さんだけはまともだったわね。そう言えば」

167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:25:31.79

雷「でも、まだ義姉さんと義兄さんのお兄さんに会ったことないのよね」



暁「え?まだもう一人居るの?」



雷「居るらしいのよね」



暁「ふーん・・・」



雷「もう二、三年戻ってきてないみたいだけど」



暁「とりあえず、暁に電話しましょ」



雷「早くしなさいよ」



暁「わかったわよ」



プルルルルル



プルルルルル

168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:31:55.78

鎮守府出入り口



電「はぁ・・・逃げてしまったのです・・・」



ピピピピ!



電「はわっ!?な、なんなのですか!?け、携帯!?」



電「えっと・・・暁なのです・・・朝早くどうしたのでしょうか・・・」



ピッ



暁『あっ電、今大丈夫?』



電「大丈夫なのです」



暁『ちょっと話あるから、今から雷の家に来て』



電「え?今からですか?」



暁『まぁ休み明けでも・・・』



雷『ダメよ!』



電「どうしたのです?」



雷『いいから、来るのよ?絶対よ!?』



電「わ、わかったのです!」



雷『それじゃあね!』

169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:37:41.99

電「なんなのでしょうか・・・」



提督「電」



電「ひゃあ!?」ビクッ



提督「うお!?どうしたいきなり叫んで」



電「な、何でもないのです!!」



提督「そ、そうか?それならいいが・・・と言うかどうして居なくなったんだ?」



電「・・・電にも事情はあるのです・・・」



響「司令官、居たのかい?」



提督「ああ、いたぞ」



電「・・・っ」タジッ



提督「・・・電、俺と響は来週遊園地に行くことにしたんだが、どうだ?電も一緒に」



電「でも・・・お二人の邪魔しちゃ悪いのです」



提督「あの二人も呼ぶさ」



電「・・・ダメなのです・・・」



響「どうしてもかい?」クビカシゲ



電「・・・どうしてもというなら・・・」



提督「決まりだな・・・っと電、ちょっと話がある」

170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:46:06.03

電「今、雷の家に呼び出されて・・・」



提督「よし、響、代わりに行ってこい」



響「了解。ついでに伝えてくる」



提督「おう」



電「あ、あの!」



提督「・・・執務室に行くぞ」



電「ど、どうしてなのですか!?」



提督「・・・お前、何か悩んでるんだろ」



電「うっ・・・」



提督「・・・とりあえず、執務室で話を聞く」



電「・・・でも、司令官には!」



提督「いいから来い。なっ?」ナデナデ



電「うう・・・司令官はずるいのです・・・」



提督「そんなことねーよ」

171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/16(水) 02:48:48.21

今回はこの辺で





ここの第六駆逐隊の性知識及び羞恥心



暁=無知、話がわからない



響=割と豊富、平気で隠語を発す



雷=割と豊富、性的な話に興味津々



電=むっつりスケベ、大抵の事は知ってる。恥ずかしくて話に入れない

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/22(火) 00:44:49.52

執務室



電「あの、あの・・・これはどういう・・・」チョコン



提督「俺の膝の上は嫌か?」



電「いえ、そういうわけではなくって・・・あの」



提督「髪ほどくぞ」サワッ



電「い、いきなりはダメなのです!!」



提督「髪をとかすだけだ」



電「あ・・・そうなのですか・・・響に悪いと思ったのです・・・」



提督「手を出すわけないだろ。響にすら手を出すのビビってんのに」



電「・・・そうなのです」



提督「・・・それで、何を悩んでいるんだ?」シャッ



電「・・・司令官さんには言えないのです・・・」



提督「無理にとは言わん。隠したいお年頃だろうしな」



電「・・・ごめんなさいなのです」

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/22(火) 00:51:34.80

提督「・・・」シャッシャッ



電(男の人に髪をとかされるのは少しムズ痒いのです・・・)



電(でも・・・なんででしょう。安心するのです)



提督「響と違って、電の髪は少しクセがあるけど、ふわふわで柔らかいな」



電「響は・・・サラサラなのです」



提督「響とお前は似たもの同士なのになぁ」



電「えっ、それって・・・」



提督「お前ら二人は相当に切羽詰るまで自分の悩みを他人に話さないで解決しようとする」



電「うっ・・・」



提督「大人になるにつれて、どんどん解決する方法が身についていく」



提督「俺は、それが少し寂しい」



提督「大人になって、可愛く、そして綺麗になっていくのを見てるのは嬉しいんだがな・・・」



提督「やっぱり、懐いていた子供達が離れていく寂しさなのか」

182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/22(火) 00:57:27.51

電「そんなことないのです。今でも、司令官さんに甘えたいのです」



提督「でも、悩みは打ち明けてくれないんだろう?」



電「それとこれとは話が別なのです・・・」



提督「俺に知られちゃまずいのか?」



電「・・・」



提督「・・・響の事、だろ?」



電「ふえぇ!?」ビクッ



提督「うお、予想以上に体が跳ねたな」



電「な、なんで響が・・・!?」



提督「いや、だってお前、響のこと好きだろ?」



電「うぅ・・・///」ウルウル



提督「悪い悪い!泣くなって」



電「だ、だって!気づいてたのに意地悪ばっかり・・・!!」プクゥ



提督「なんていうか、なんとなく察せるよ。わかりやすいし」



電「わかりやすかったのですか!?ど、どの辺が・・・!」オロオロ

183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/22(火) 01:04:22.86

電「い、嫌じゃないのですか!?」



提督「ん?なんでだ?」



電「だって電が響が大好きで・・・響が司令官さんの事が大好きで・・・」



提督「人を好きになるのは自由だろ?それに、俺に魅力がないんだったら、響だって他の人に目が行くだろう」



電「電に魅力がないのですね・・・」グスッ



提督「・・・と言うより、響はお前の事、可愛い妹くらいに見てるんだと思うぞ」



提督「あいつ、自分に向けられている恋愛感情に関して疎いから」



電「恋愛と言えば・・・そろそろバレンタインデーなのです」



提督「突然だな」



電「響にチョコ作らないと・・・」



提督「それもいいが、それよりも、話の続きなんだけど」



電「聞きたくないのです」キカザル



提督「・・・わがままになったな・・・」

184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/22(火) 01:14:48.94

その頃の響



コンビニにて



望月「らっしゃっせー」



響「よっ」



望月「よっ。なんだ響じゃん。いつもの買いに来たの?」



響「まぁね。今から雷の家に行く」



望月「ああ、いつものお菓子の方か」



響「ん、あれ、今日は北上は?」



望月「非番」



響「なんだ。いつも仲がいいところを見るのも楽しみだったのに」



望月「まぁ、明日はいるよ」



響「さて、買い物して、さっさと行くことにしよう」



望月「どうせ暇だけどね」

195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/24(木) 19:03:04.60

望月「そう言えば、倒れたって聞いたけど、ダイジョブなん?」ピッ



響「ああ、電達が看病してくれたからね」



望月「そっかぁ。以前から無理するからねぇ」ピッ



響「反省はしてるよ。あまり迷惑かけたくないしね」チャリッ



望月「響を尊敬してる人とか結構居るし、頼られて嫌だって言う子はあんまり居ないと思うよ」ピッ



響「そうかな」



望月「あたしもその一人だし。尊敬って言うか、友達としてね」ピッ



望月「~円になりますねぇ」カタッ



響「ん」チャリンッ



望月「丁度おあずかりっすねぇ」



響「また来るよ」



望月「ありっしたー」

196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/24(木) 19:10:38.93

コンビニから少し歩いて雷の家



ピーンポン



雷義母「はーい。あれ、響じゃない」



響「おはようございます。雷、居る?」



雷義母「居るよ。雷ー!響来たわよ!!」



雷<えっ!?わかったすぐ行く!!



雷義母「あなたたちは本当に仲がいいね。うちの兄妹も見習って欲しいものだ」



響「仲が悪いの?」



雷義母「長男がね。下二人と一緒に居たくもないってね・・・」



雷義母「まぁ、下二人も問題はあるんだけど」



響「そっか」



雷「お待たせ!なんで響がっ!?」



響「やぁ」



雷「まぁいっか。とりあえず私の部屋に来て!」



響「お邪魔します」

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/24(木) 19:15:27.25

雷の部屋



響「お土産」カサッ



雷「あら、ありがとう。ちょっと飲み物取ってくるわね」



暁「ポッキーじゃない!」



響「みんなで食べられそうなの買ってきたからね」



暁「そう言えば、電呼んだはずなんだけど」パリパリッ



響「電は、あの人と話をしている」



暁「あれ、あのあと電泊まったの?」カサッ



響「あ、ああ・・・」



響(抱き締めてもらった事は内緒にしておこう・・・)



暁「ふーん・・・」パクッ



暁(もし電が本当に響の事が好きで、一緒の布団に寝たら)



暁(電にとって、拷問だったわよねぇ・・・)ポキッ

198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/24(木) 19:20:47.58

少し経って



雷「ねぇ響」



響「なんだい?」



雷「電って、最近好きな人出来たと思う?」



響「突然だな・・・まぁでも、最近悩んでいるようには見えたが」



雷「もし、もしもさ。その相手が・・・」



響「まさか・・・あの人のことを・・・それはまずいぞ・・・」



雷「えっ」



暁「えっ、だって司令官は響の事を・・・」



響「いや、電はこの中で一番男受けがいいだろう?少しでもその気になれば・・・」



暁「私的には電もそうだけど、雷も男受け良いと思うわよ」



雷「そ、そうかしら・・・」テレテレッ



暁「男はみんなマザコンって言うじゃない」



雷「どういう意味かしらっ!?」

202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:01:47.88

暁「いつもルマンド買ってくるじゃない!」



雷「美味しいじゃない!それに、お客さんに対しても絶対的なお茶請けになるのよ!」



暁「そういう考え方がおばさんくさいのよ」



雷「誰がおばさんよ!失礼しちゃうわ!」



暁「響もそう思うでしょ?」



響「ルマンド美味しいだろう!?」



暁「しまった。響もそっち側だった」

203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:12:41.24

雷「私の事はこれくらいで!それより!響はどう思う?」



響「電のことかい?そうだね。良いんじゃないか?」



響「好きな人が居るって言うことは、自分を成長させると思うし」



雷「それがもし、同性でも?」



響「性別なんて関係ないよ。好きになってしまったならしょうがないだろう?」



暁「・・・その好きな人に、好きな人が居たら?」



響「今日はやたら質問攻めをするね」



雷「いいから答えて」



響「・・・それは、私にもどうしたらわからないな」



響「わからないだろうけど、そうだな。やることは一つ」



響「その人のために動こうじゃないか」



暁「は?何それ?そんなの、自分が損するだけじゃない!」



響「・・・もしもだもしも。私があの人にそうしたいと思うだけだ」

204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:17:50.47

雷「あーもう!やっぱり我慢できない!」



響「どうしたんだ?今日は二人しておかしなことばかり」



響「それより二人とも来週の話なんだけど・・・」



雷「あのさ響!」



響「ん、大きな声出さなくても聞こえてるよ」



雷「電が好きな人って・・・むぐっ!?」



暁「落ち着きなさい」



雷「んぐぐ!んぐ!!」



暁「で?響、来週が何?」



響「・・・手を離してやったらどうだい?苦しそうだよ」



暁「余計なこと口走る子は黙らせないとね」



響「・・・そうだな」



雷(なんで納得してるのよ!)

205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:26:50.18

響が遊園地の説明中



鎮守府にて



提督「なぁ、いつになったら耳を傾けてくれるんだ?」



電「嫌なのです。司令官さんなんて嫌いなのです」プイッ



提督「・・・はぁ」



電「そうやってすぐ溜息吐くのです。手に入れたいもの全部手に入れて」



電「幸せを逃がそうとするのです」



電「そういうところが嫌いなのです」



提督「俺の幸せは、お前ら全員が幸せになる事だ」



電「嘘ばかりなのです。人は結局、自分が幸せになれればそれで良いと思ってるのです・・・」



提督「嘘かどうか。どう判断するんだ?」



電「・・・それは」



提督(響が居ない一年で、ひねくれ者になっちまって・・・)



提督「俺が、本当にお前たちの幸せを願って無いと思ってるのか?」



電「・・・」プイッ



提督「強がってても、嘘を付けないのはお前らしくて可愛いな」ナデナデ



電「うぅ・・・」

207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:32:54.63

提督「まぁなんだ。素直なままで居ろとか、いい子のままで居ろとか」



提督「別に、期待なんかしてない」



提督「いい子は自分のダメな部分を知っている」



提督「暁だって、雷だって、響にだって悪いところがある」



提督「いい子だから、その自分がダメな部分を隠すことが出来る」



提督「お前だってそうだろ?自分がわがままだと、自分でもわかってる」



電「・・・電は、悪い子でしょうか・・・」



提督「悪い子かどうかは分からないが、いい子だという事は確かだな」



電「何を言ってるのかわからないのです・・・」



提督「悪い子かどうか悩めるのはいい子だけだよ」



電「何を言ってるのかわからないのです・・・」



提督「同じこと二回言わなくても・・・」

208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:41:51.46

提督「なんて言えばいいかな」



電「えーっと・・・つまり・・・電はいい子なのでしょうか?」



提督「んーまぁ・・・未成年で酒飲んでるお前ら全員悪い子だけどな」キッパリ



電「やっぱり悪い子なのです!」ガーン



提督「ルールを守れない子は悪い子だろ?」



電「ごめんなさいなのです・・・」



提督「ルールを守れない子は悪い子だ。だけど、バレなきゃ悪い子だって知られないんだ」



提督「いい子は、悪い部分を隠して生きてるからいい子なんだよ」



提督「それで、罪悪感に押し潰される奴も少なくない」



電「耳が痛いのです」



提督「この世に、本当にいい子なんて居ないと思うぞ」



提督「居たとしたら、悩みの無い馬鹿だ」









天龍「ハックション!!」



龍田「天龍ちゃん風邪かしら?」



天龍「いや、誰かオレの噂でもしてんだろ」

209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:48:10.27

提督「それに、女の子は少し裏があった方が可愛いんだ」ニッ



電「・・・っ」ドキッ



電「その悪戯っ子の様な笑顔も嫌いなのです」ズバァ



提督「ひどいな」



電「・・・でも、なんとなく気が楽になったのです。気が楽になったついでに・・・」スッ



電「司令官さんに言いたい事言うのです」



提督「ん?どうした?俺の方向き直して」



電「真面目な話なのです」



提督「そうか。なら、真面目に聞こう」スッ



電「た、立ち上がられると威圧感を感じるのです」



提督「悪かったな。真面目な話なら座って聞くわけにもいかないだろ?」



電(少し怖いのです・・・でも!)



電「電は・・・いえ、私はもう逃げないのです!」

210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 02:53:58.61

電「私は!響の事が好きなのです!大好きなのです!!」



電「なので!司令官さん、いえ、あなたが響を幸せに出来ないのなら、私が幸せにするのです!」



電「響が不幸でも、それでも手放さないと言うなら!あなたから響を奪い取るのです!!」



電「それと!響に振り向いてもらえるよう努力するのです!!」



電「あなたが響を幸せにするのでしたら!私は、全力で協力するのです!!」



電「私にとって!響が一番大切なのです!!」



電「はぁ・・・はぁ・・・スゥ・・・」



電「司令官さんのバーカ!!」



提督(バカは余計だろ・・・)

211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 03:02:55.79

提督「・・・」ナデナデ



電「なっ・・・ひどいこと言ったのになんで撫でるのですか!?」



提督「いや、俺から奪い取ろうとしないのが電らしくていいなぁと思って」



提督「電、お前の本音、聞けて良かったよ」



提督「お前の気持ち、伝わったよ」



提督「そんなお前に、俺から一言」コホンッ



電「・・・っ」ビクッ



提督「お前に響は任せられない!俺が幸せにするからな!!」



提督「安心しろ。響を幸せにするのは、俺が響を一度手放す前から思っていたことだ」



提督「それに、響はお前が居ないとおそらく幸せにはなれないぞ。昨日は、ありがとうな」



提督「響を支えてくれて」



電「・・・響の髪の匂いを嗅がされて、抱きしめていた時間は拷問だったのです」



提督「・・・本当にごめん」ポンッ

212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 03:08:00.65

電「それに一言じゃない事も謝って欲しいのです」



提督「怖いぞ電」



電「司令官らしいので多めに見ますが・・・」



提督「ありがとうな」ナデナデ



電「う・・・頭を撫でるのは反則なのです・・・」



提督「知っててやってるからな!」



提督「そうだ。電が響を好きになったきっかけでも話してもらおうか!」



電「な、なんでそうなるのですか!?///」



提督「いいだろう?ここまで言っちまったんだ最後まで言っちまおうぜ」グッ



電「いい笑顔で親指立てて言わないで欲しいのです!」



提督「聞きたいなぁ!俺聞きたいなぁ!!」



電「うう・・・わかったのです。話します・・・」



提督(やった)



電「その代わり!!」



提督「ん!?」



電「司令官さんが受けた響の誘い方も教えてもらうのです!?」



提督「いいだろう聞かせてやろう!!」



電「即答なのですか!?」

213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 03:15:57.31

電のきっかけ、説明後



提督「可愛いやつめ」



電「つ、次は司令官さんなのです・・・///」



電(自分の好きになった理由を話すのは恥ずかしいのです・・・)



提督「そうだな。過激なのからソフトなのまで四種類ぐらいあるが」



電「過激からお願いするのです」キラキラッ



提督「即答かよ」



電「べ、別にそう言うことに興味があるわけではないのです」プイッ



提督「むっつりめ・・・じゃあ早速・・・下着にニーソ姿の響に布団の中で後ろから抱きしめられた」



提督「お風呂上がりにタオルを首にかけてパンツ一枚で目の前を歩く」



提督「俺がゲームやってたり漫画を読んでる時に俺の後ろから胸を優しく撫でて来た」



提督「キスをせがまれた」



提督「過激な順で行くとこんな感じか」



電「司令官さんの自制心どうなってるのですか」



提督「俺もわかんねぇわ」

214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 03:21:24.50

電「・・・司令官さんに勝てる気がしないのです・・・」



提督「で?告白すんの?」



電「来週の遊園地に、タイミングさえもらえれば」



提督「そうか。なら、俺が協力してやる。夕方、帰り際に観覧車に乗ろう」



提督「その時に俺は腹痛を装って便所に駆け込む」



提督「その隙に響を誘って観覧車に乗る」



電「誘うのは自力なのですね・・・」



提督「当たり前だ!頑張れよ」



電「司令官さんはどうしてそんなに乗り気なのですか?自分の恋人が奪われるかもしれないのに」



提督「お前らの幸せが第一。響が選んだ。それが結果だ」



電「わかりやすいのです」



提督「よし、来週の日曜、決戦な」



電「わかったのです。それでは、電は雷の家に向かうのです」



提督「了解。来週まで、頑張って響の好感度上げろよ」



電「司令官さんも引き止めるのを頑張るのです。では」



パタン

215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 03:26:28.78

ガチャ



陸奥「提督」



提督「ん?どうした陸奥」



陸奥「電ちゃんがすごく生き生きとしたいい笑顔で帰っていったけど、何かあったの?」



提督「ちょっとな」



陸奥「電ちゃんの笑顔見て、うちの長門がすごく嬉しそうにニヤニヤしてるんだけど」



提督「いつものことだろ」



陸奥「・・・本当になにしたの?」



提督「本音でぶつかりあっただけだ。大したことじゃない」



陸奥「ふーん・・・」



提督「おう、松郎。白菜食うか?」



松郎「」ノッシノッシ



松郎「」パクッバリバリ



提督「ははは、相変わらず食いっぷりが気持ちいいな」



陸奥「響の手からしか食べないと思ってたけど・・・やっぱり提督の手からは食べるのね」

216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/25(金) 03:35:58.22

今回はこの辺で



暁ちゃんだって成長してるのです。レディーな一面と子供な一面の両方を兼ね備えてる暁ちゃんなのです







ここの第六駆逐隊の酒癖



暁→弱い。泣き上戸

響→強い。口調は静かに口を開けば下ネタ

雷→普通。機嫌上戸

電→やや強い。絡み上戸

221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 10:17:51.80

雷の家



暁「遊園地楽しみね!」



雷「でもいいの?私達まで・・・」



響「ああ、助けてくれたからね・・・」



暁「いいじゃない雷!少しくらい私達に幸せを分けてくれるって言うんだから」



雷「・・・いいって言うならいいけど・・・うーん」



響「まぁそう難しく考えるな。ほら、口を開けて」



雷「む」パクッ



響「難しく考えるのは雷らしくないぞ」



雷「そうかしら」ポキッ



暁「おしゃれして行かないとね」



響「二人も早く彼氏を作らないとな」



暁「本当よね」



響「あ、雷は私達にすぐに紹介してね」



雷「どういう意味よ」

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/30(水) 10:28:32.50

響「雷は押し切られるタイプだから」



暁「男運はとことんなさそうよね」



雷「私にだって男を見る目はあるわよ!?」



響「ほう」



暁「ほほう」



雷「腹立つわね!」



雷義母「電ちゃん来たぞ」



響「話がついたみたいだね」



電「ただいま到着なのです」



響「ふふ、何かに吹っ切れた顔をしてるね。悩み事ははっきりしたのかな?」



電「ここからが本番なのです!」

223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 10:50:55.72

雷「そう言えばバレンタインどうするの?」



響「いつも通りだが」



暁「だろうね・・・」



電「電もいつも通りなのです」



暁「電のチョコは手作りで美味しいから毎年楽しみなのよねー」ワクワク



雷「なんでもらうこと前提なのよ」



響「たまには作ったらどうだい?もう高校来て一年なんだ。気になる男子もいるだろう?」



暁「・・・なんで知ってんのよ」



響「暁は分かりやすいからね」



雷「え?そうなの?」



電「知らなかったのです」



暁「えっ・・・・嘘っ・・・やだ恥ずかしい・・・///」



響「ルマンドがうまい」サクッ



暁「おいこら」

224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 11:06:36.33

そして月曜日の昼



雷「響」ポンッ



響「ああ?ああ・・・雷か・・・」グタァ



暁「疲れてるわね・・・」



電「朝から上級生やら同級生の女の子達に囲まれていたのですから仕方ないのです・・・」



雷「男顔負けのモテっぷりね」



響「・・・いや、原因は雷のせいだろ」



雷「あ、あら?そうだったかしら?」アセアセ



響「全く・・・」



暁「大して強くないのに俺は強いアピールしてる男を滅多打ちにしたんだっけ?」



雷「だって許せなかったんだもん!」



響「だからといって私を巻き込むな・・・」



雷「それは反省してるわ!でも、腹立つじゃない見栄っ張りな男!」



響「・・・あれくらいだったら雷でも勝とうと思えば勝てただろう?」



雷「・・・あそこまで弱いとは思わなかったのよ・・・」



暁「入学早々なにやってんのよと思いながら見てたわ」

225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 11:19:19.39

響「まぁ、今日の帰りはあの人と一緒だからね・・・疲れなんか吹っ飛ぶさ」



電「響、電からのチョコなのです。受け取って欲しいのです」



響「ありがとう電」



電「家に帰ってからでも、今すぐに食べてもいいのです!」



電「響のために頑張ったのです!」



暁雷「・・・」チラッ



響「ありがとう。あとで食べるよ」



女「あら、こんなにチョコをもらって、随分おモテになるのね。響さん」



雷(うわ、出たよ。何かと響を目の敵にする人)



暁(取り巻きも含めてめんどくさいのよねぇ)



響「・・・チョコならもういらないよ?」



電(響の天然がこんなところで・・・)

226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 11:31:55.24

女「・・・あなたねぇ!」イライラッ



響「ん、私は一旦生徒会室に行かないと行けないんだ。話ならあとでしよう」タッ



雷(全く気にしてないのがまたイライラさせる要因なのよね・・・)



電「抑えるのです・・・響にも悪気があるわけじゃないのです・・・」



女「あなたは黙ってて!」



電「」ビクッ



電「あ、そうなのです。女さんにもチョコ、作ってきたのでよかったらどうぞなのです」スッ



雷(おお、引かない!成長したわね電)



暁(私まだチョコもらってないわよ)



女「・・・はぁ、あなた、少し気を使いすぎなんじゃない?ありがたくもらうけど・・・」カサッ



女「いつも人の顔色伺って・・・」パクッ



女「・・・ふふ」ニコニコッ



雷「チョコ、好きなのね」



女「ち、ちがっ!?この子のチョコが美味しいだけよ!」



電「喜んでもらえて嬉しいのです」



女「ああもう!」

227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/30(水) 11:44:40.11

放課後



女「・・・お昼は電さんに誤魔化されたけど・・・なんなのあの子!?」



取巻1「女さんを小馬鹿にしたような態度、許せないですよね」



女「何かあの子見てるとイライラするのよ・・・一人で目立っちゃって・・・」



取巻2「何か弱みでも握れればいいんですが・・・」



雷「あ、響、校門のところに司令官が来てるわよ?」



響「終わったら連絡するといったはずなんだが・・・」ニコニコ



響「あ・・・でも生徒会の仕事が・・・」ズーン



雷「一言メールしといたら、私達も部活あるしね」



響「メール入れとくか・・・」



女「あの喜びよう・・・」



取巻1「女さん・・・もしかしたら・・・」



女「ええ・・・そうね。響も遅くなるみたいだし、コンタクトしてみようかしら」







生徒会室



木曾「・・・食べきれん」ズーン



響「そ、そうだね・・・」フイッ

236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:05:23.71

響「とりあえず、早く要件を言って欲しいな。私だけを呼び出したんだから」



木曾「せっかちだな」



響「あの人を待たせているんだ。早く一緒に帰りたい」



木曾「相変わらずの提督ラブだな」



響「当たり前」



木曾「しかし、今回はちょっと、響の体を張ってもらわないといけないんだ」



木曾「一歩でも間違えば、響、お前の体に傷がつく」



響「傷の一つや二つ、今更だと思うんだけど」



木曾「いや・・・貞操だ」



響「・・・事情だけ一旦聞こうか」

237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:13:17.31

校門



提督「はぁ・・・寒いな・・・」



提督(響からメールが来てもう一時間が過ぎてるなぁ)



提督「・・・早く会いたいな」



隼鷹「おや、お兄さん一人かい?」



提督「ナンパなら他当たってくれショタコン」



隼鷹「ひでーな」



提督「今から出勤か?っつーか、ショタコンは否定しないのか」



隼鷹「そうだぜ。近くのパチンコ屋からこっちの方が近道なんだ。女だって若い方が好きに決まってるだろ?」



提督「学校の前でパチンコとか言うな。あと右も左もわからん男を誘惑しようとすんな」



隼鷹「まぁ固いこと言うなって」



隼鷹「それで?響とはどうだい?飲みにこないって事は仲良くやってんだろ?」

238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:27:06.13

提督「それは・・・まぁ・・・な」ポッ



隼鷹「顔赤くして気持ちわるいな」



提督「なんだと」



隼鷹「まぁいいや。準備とか手伝わないといけないし、これであたしは行くぜ」



提督「そうか。体調管理は大事にしろよ」



隼鷹「ああそうそう。響のこと、大事にしてあげなよ」



提督「・・・はぁ、誰に向かって・・・」



隼鷹「女は男より強いが、ああいう気が強い女ほど、ほんの少しのショックで・・・」



提督「お前は俺の母親か」



隼鷹「なってやってもいいぜ?」ニッ



提督「酒飲みな母親なんていんねーよ」



隼鷹「そうかい?ならあたしはこれで」ヒラヒラ



提督「ああ」ヒラヒラ



提督(響が弱いってことはもう、知ってるっつーの・・・)

239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:34:29.52

女「すみません」



提督「ん?」



女「あの、初めまして。私、女って言います」ペコッ



提督「は、初めまして・・・」ペコッ



提督(誰だ?この子・・・)



女「えっと・・・」



提督「・・・何?」



女「先ほどお目にかけたときからかっこいいなぁと思って・・・」



提督「ああ、ありがとう」ニコッ



女「あの、それで・・・」ドキッ



女(あれ、あいつの弱みでも握ろうと思ったけどないこれ・・・)ドキドキ



提督「でもごめん。俺待ってる奴居るから」



女「響さんですか?」



提督「・・・クラスメイト?」



女「あ、はい!」

240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/04(日) 07:40:22.58

提督「あいつってクラスでどんな感じなのか聞きたいなぁ」



女「皆の人気者ですよ。慕われてます」



提督「馴染めてないわけじゃないくてよかった・・・あいつ、学校の事話さないからなぁ」



女「あの・・・あなたは響さんとどういう・・・」



提督「父親」



女「え!?」



提督「まぁ、少し事情があってな」



女「恋人じゃ・・・ないんですね・・・」



提督「」ビクッ



提督「ああ、ち、違うぞ?」



女「でしたらその・・・あなたにお近づきに・・・」



提督「お?あれって・・・」

241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:49:59.96

元気っ娘「響!これ受け取って!」ズイッ



文学系「あの、響さん・・・これ・・・」スッ



響「あ、ありがとう」



響(また増えた・・・)



響「また明日。さよなら」



元気っ娘「また明日ね!」



文学系「さようなら・・・」



提督「おう響、なんだかモテモテだな?」



響「っ!?いや違うぞ!?」



提督「いやぁ響も隅に置けないなぁ」ニヤニヤ



響「なっ・・・」



提督「楽しそうにやってるみたいで安心した」ナデナデ



響「うう・・・怒るぞ・・・」ギュッ



提督「悪い悪い。抱きつくなよー一応学校の前だぞ?」



響「親子なら問題ないだろう?」ギューッ



女「」

242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/04(日) 07:55:50.24

女「あの・・・」



響「ん?居たの?」



女「なっ・・・」



提督「ああ、響のクラスメイトだろ?」



響「まぁそうだけど」



提督「俺の相手しててくれたんだ。ありがとう」



響「そうかい?ありがとう」



響「この人に何もしてないだろうね・・・?」ボソ



女「ひ・・・」



響「行こう」



女「あ、あの・・・」



響「なんだい?」ニコッ



女「いや・・・なんでもない」



提督「そうか?じゃあ、気をつけて帰れよ」



女「はい・・・」



女(あれが殺気・・・っていうのかしら)

247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:02:25.72

響「・・・司令官」



提督「ん?」



響「これ」スッ



提督「ありがとう」ヒョイッ



提督「響のチョコはビターだが、好きだぞ。あとでじっくり頂くとしよう」



響「そう。ならよかった。司令官は甘いものが好きだからな」



響「そうだ。私、おとり捜査をすることになった」



提督「なんの?」



響「強姦犯。去年の二月終わりに、この体育館裏で事件が起きたらしいんだ」



響「生徒会長、いや、木曾が言うに、3年の人気者のイケメンが犯人らしいんだが・・・」



提督「許可はできないが」



響「理事長からは許可は得ているんだが」



提督「あのやろうあとでぶっ飛ばす」

248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:11:32.29

響「私は許せない。事件の内容も、その男も」



響「だから」



提督「そう言えばそんな事件があったな。だが、尚更許可できない」



響「何故」



提督「誰が好きな女をそんな危険なことをやらせたいと思う?」



響「今懲らしめなければ、大学、社会に出ても、男はまた同じ犯罪を繰り返す」



提督「そのためになんでお前が犠牲になる」



響「犠牲になるつもりはない。作戦は用意してくれている」



提督「だからといって・・・」



響「その作戦には、司令官、あなたの許可と協力が居る」



提督「・・・」



響「詳しくは木曾と理事長が説明すると思う。協力してくれるなら」



響「あなたの許可が無ければ、木曾自身がやると言っていた」

249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:16:39.23

提督「・・・はぁ・・・頑固でわがままな奴に惹かれちまったもんだなぁ」



響「む・・・悪かったな」ムスッ



響「あなたには言われたくない」



提督「それもそうだな。似たもの同士だからな。俺たち」



響「・・・うん」



提督「明日にでもあのバカ野郎に連絡して話し合う」



響「そうしてくれ」



響「と言うか。理事長とはどういう関係なんだ?」



提督「幼馴染の腐れ縁だ」



響「えっ」



提督「俺とあいつと一緒に遊んできたバカ野郎だよ」



響「・・・そっか。だから、私を見る目が少し、懐かしい様な目なんだね」



提督「ああ」

250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:22:10.89

理事長室



理事長「木曾ちゃんおっすおす」



木曾「一応学校だぞ。生徒と理事長と言う立場は守れ」



理事長「冷たい娘だなぁ」



木曾「ふん。それより、今日の弁当、いつも通りだったか?」



理事長「ああ、いつもの可愛らしい弁当だったよ」



木曾「じゃあ、母さんのと間違えたのか・・・」



理事長「何?あの可愛らしい弁当入れ間違えちゃったの?木曾ちゃんのファンが増えるじゃないか」



理事長「父さんは認めないぞ」



木曾「そう言う話は無いから安心してくれ」

251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:27:34.03

木曾「それより、響にあの囮は適任なのか?」



理事長「私より木曾ちゃんの方がわかると思うんだけど?」



木曾「さぁな。なるべく他の同性は巻き込みたくなかったんだが」



木曾「貴様が一押しを一人欲しいと行ってきたんだろうが」



理事長「父さん、最近忘れっぽいからなぁ」キィ



理事長「しかし、あの子は適任だろうさ」



理事長「私の初恋の子にそっくりだ。若いままの姿で現れたと思ったさ」



木曾「初恋ねぇ。似合わないぞ」



理事長「ああ、安心しろ。今は母さんと木曾ちゃんしか愛していない」キリッ



木曾「やめろ気持ち悪い」

252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/06(火) 02:35:10.02

理事長「うっ・・・涙が出ちゃう。だってお父さんだもん」



理事長「それはさておき、作戦の方はどうだ?」



木曾「事件の犯人はこの自由登校中も学校に来ているようだ。ちゃんとな」



木曾「おそらく、また同じ事をしようとしているのだろう。下級生が何度も声をかけられているのを聞いている」



木曾「俺も目撃している。と言うか話しかけられた」



理事長「塀の向こうに送り込んでやる」



木曾「落ち着け」



理事長「あとはあいつの許可か・・・まぁ、あの子に頼み込まれたら協力はしてくれるだろうさ」



木曾「好きな女をそんな危険な事させるとは思えないが」



理事長「ああ、いい顔はしないだろうね。でもなぁ木曾ちゃん」



木曾「ん?」



理事長「あいつは、そんな単純な男じゃないんだよ」



木曾「・・・」



理事長「・・・さて、腹が減った。今日は母さんを誘って外食にしよう。何が食べたい」



木曾「肉」



理事長「よし、行こう」

261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 10:00:53.84

翌日



提督「さて、俺の納得できるよう説明してもらおうか?」



理事長「そうだな」



響「」ドキドキ



木曾「・・・」



理事長「で?君はいいのか?」



響「はいっ」ピクッ



提督(ちょっと緊張してるな)



理事長「むう・・・緊張しなくてもいいんだが」シュンッ



木曾「ああ・・・一応理事長だからな」



理事長「一応って・・・」

262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 10:14:49.33

響「しかし、理事長のおかげで、校則が緩いため、みんな生き生きとした学校生活を・・・」アセアセ



理事長「うむ。この学校は生徒の自主性を重んじているからね」



理事長「髪の色や制服の着崩しも」



理事長「みんなの個性を潰すわけにはいかないからね」



提督「本音を言ってみろ」



理事長「カワイイは正義」



響「はぁ」キョトン



木曾「はぁ・・・本題に入れよ」



理事長「それもそうだね」



理事長「君の意見だね。響ちゃん?」

263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 10:32:34.61

響「えっと・・・私は、構いません。もし、失敗しても、私が傷つくだけですから」



提督「おい」



理事長「まて」



提督「」チッ



理事長「どうして君はそこまでするんだい?被害を喰らうのは君の関係ない子なんだよ?」



響「それでも、誰かのためになれるなら」



木曾「お前も相変わらずだな響」



理事長「よし、君の心意気やよし。ここからは男と男の会話だ。君達は出て行ってくれ」



響「あの、司令官」



提督「俺がこの話を許可したのは絶対に失敗しないと聞くからだ。わかってるな?」



響「うん。絶対失敗させない」



木曾「安心しろ。俺がついている」



提督「・・・絶対だぞ」



響「・・・うん」



パタン

264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/07(水) 10:44:18.15

木曾「俺が誘っていてなんだが、断っても良かったんだぞ」



響「怖いけど、守ってくれるんだろう?」



木曾「なるべく、囮捜査には体の小さく、かわいい手練が欲しかったんだ」



響「可愛いとか手練というのは褒めすぎだよ」



木曾「告白を装った集団強姦。あのクズ共にはやり返すにはそうするしかない」



響「・・・作戦はそれ一つかい?」



木曾「俺が聞かされている作戦はそれだけだが?」



響「ふむ・・・まぁいいか」

265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 10:53:18.31

理事長室



理事長「あの子は、あいつそっくりだな。性格も見た目も」



提督「そんな話をしにきたわけじゃないのだが?」



理事長「・・・そうだな」



提督「ところで、今回の作戦はなんだあれは?」



理事長「強姦した相手には強姦で返すのが道理だろう?」ニコッ



提督「笑顔で怖いことを・・・変わらないな」



理事長「君も変わらないな。昔から、奥手にも奥手で」



提督「お前、俺に隠してることあるだろ。昔の事で」



理事長「何も無いよ。それで本題だが、君には知り合いの同性愛者を誘って欲しいんだ」



理事長「やるなら多い方がいい・・・徹底的に、立ち直れないほどにな」



提督「俺もお前も、仕事柄、人脈だけは多いからな」



理事長「ああ、あの子は許さない。絶対にね」



提督「女好きも大概にしろよ」



理事長「可愛い子がひどい目にあったらムカつくだろう?興奮もするが」



提督「お前を先に塀の中に送ってやりたいな」

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 11:07:48.82

提督「いいか。俺が許可、協力するのは、お前が絶対に成功すると約束したからだ」



理事長「心得てるよ」



提督「・・・ふん。それだけなら俺はもう帰るぞ」



理事長「いつになったらあの子に手を出すんだ?ノロケ話が待ちどうしいんだけど」



提督「うるさい黙れ」



理事長「冷たいなぁ」



提督「昔から、お前の何もかもを見透かしたような目が嫌いなんだ」



理事長「褒め言葉として受け取っておくよ」



理事長「私も一言いいかな」



提督「手短にな」



理事長「あの子は君のことを不審がってるよ。まだ、目の奥で不安がっている」



提督「・・・気持ち悪い」



理事長「すまないね。教育者として、生徒や保護者の癖や行動を見るようにしているから。君もそうだろう?」



提督「・・・ふん」



ガチャパタン




267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 11:22:34.68

その後、作戦を成功させるために響は自ら犯人に話しかけた



提督の家



提督「演技といえど、気分は良くないものだな」



響「ごめんよ。それでも、他の人と居たら意味ない・・・から」



提督「じゃあ、家でだけでも」ギュッ



響「もう・・・仕方ない人だな・・・」キュッ



響(背中から感じる司令官の鼓動が、私の鼓動を急かしてくる)



響「司令官、ドキドキしてるよ」



提督「そ、そんなことないぞ」



響「顔も少し赤いようだが」



提督「その、なんだ。久しぶりにこうしたから、少し恥ずかしくてな」



響「嬉しいけど、私も恥ずかしい」



提督「そうか・・・それより、明日の事だが」



響「遊園地かい?」



提督「ああ」



響「楽しみだね」ニコッ



提督「・・・ああ」

268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 11:42:25.82

翌日



雷「遊園地いえい!」



暁「いえい!」



電「い、いえい!なのです!」ドキドキ



響「いえい」



鳳翔「・・・なんで私達まで?」



提督「響に声かけられたからだろ?」



鳳翔「・・・まぁ、それはそうですけど・・・」?!



鈴谷「いえーい!なにして遊ぶ!?」



雷「やっぱ最初はジェットコースターでしょ!行くわよ!」タッ



鈴谷「あ、待ってー」タッ



暁「あ!ちょっと待ちなさいよ!」タッ



提督「・・・はぁ、鳳翔、あいつら頼む」



鳳翔「ふふ・・・はい、わかりました」ニコッ



摩耶「あたしらはどうすんだ?」



提督「お化け屋敷に行こう!」ニカッ



摩耶「ああんっ!?」



電「えっ」

275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/13(火) 04:07:03.44

お化け屋敷



摩耶「・・・」ギュウッ



提督「なぁ摩耶。手が痛いんだけど」



摩耶「こ、こんな暗い場所ではぐれたら大変だろ!?だから握ってんだよ」



提督(そういう事じゃないんだが・・・)



電「響」ギュッ



響「一緒に行こうか?」ギュッ



電「はいなのです!」



電(さりげなく握り返してくれたのは嬉しいのです・・・)



摩耶「なぁ!本当に入んのか?」



提督「おう」



摩耶「うう・・・」



摩耶(怖いの苦手なんだよぉ・・・)

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/13(火) 04:17:13.44

提督「くっつき過ぎだぞ摩耶」



摩耶「うるさい」ガシッ



提督「腕に、胸が当たります」



摩耶「スケベ野郎!」ムニッ



提督「ひどい濡れ衣だ」



響「電、大丈夫かい?」



電「少しだけ怖いのです」ガシッ



電(本当は平気なのですけど・・・)



響「そうか。はぐれないようにね」



電「・・・」ムニュッ



響「・・・本当に大きくなったね」



電「重くなってきたのです・・・」



電(そう言う反応が欲しかったわけじゃないのです・・・)ガッカリ

277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/13(火) 04:32:50.81

ジェットコースター後



雷「スリル満点だったわね」



暁「そ、そうね・・・」



鈴谷「そうかなぁ?もう少しスリルあった方がいいなぁ。次バイキング行こうよ!」



鳳翔「お疲れ様です三人とも」



鈴谷「あれ。鳳翔さーん。提督と一緒じゃなかったの?」



鳳翔「ええ。提督さんがこちらを頼むと」



鈴谷「せっかくおめかししてたのにねぇ」ニヤニヤ



鳳翔「なっ///」ボッ



暁「鳳翔さんも乙女なのねぇ」ニヤニヤ



雷「少し小腹が空いたわね」



雷「クレープ食べたいわ」



暁「私も小腹が空いたわ」



鈴谷「おーいいねぇ」



鳳翔「クレープ・・・」キラキラ



鈴谷(食べたことないんだ)

284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 11:18:11.08

クレープ屋「いらっしゃいませ」



雷「チョコバナナ一つ」



暁「チョコアーモンド一つ」



鈴谷「ツナサラダ一つ」



鳳翔「ど、どうしましょう・・・どれも美味しそうですね」ジーッ



鈴谷「とりあえず普通のバナナでいいんじゃない?」



鳳翔「そうですね!では、バナナを一つ!」



クレープ屋「わかりました。では、少々お待ちください」



雷「鳳翔さんがクレープ初めてなんて意外よねー」



鳳翔「私、ファーストフードも行ったことないんです」



暁「嘘っ!?」



鈴谷(確かにファーストフードで食べてる鳳翔さんは想像できんわ)



鳳翔「だ、だって人目が気になるじゃないですか・・・私一人だと浮いちゃいそうですし!」



雷「まぁ、一人で行くことなんて滅多にないけどさ」



暁「そうね」



鈴谷「鈴谷は普通に行くけどなぁ」

285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 11:26:32.60

クレープ屋「お待たせしました」スッ



雷「あそこのベンチに座って食べましょう」



暁「そうね」モグモグ



鈴谷「やっぱりクレープ生地のパリパリはうまい」モグモグ



雷「ベンチまで我慢しなさいよ・・・」



鳳翔「・・・」モグモグ



雷「あら」



鳳翔「・・・!」パァ



鳳翔「・・・あむっ」パクッ



鈴谷(気に入ったようだねぇ)モグモグ



暁「乙女ね」モグモグ



雷「みんなして我慢できないのかしらね!」モグモグ



鈴谷「雷ちゃんも我慢できてないじゃん」

286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 11:33:31.14

その頃



提督「機嫌直してくれよ摩耶」



摩耶「知ったことか・・・本当に怖かったんだぞ!」



提督「ほら、なんでもうまいもん買ってやるから」



摩耶「・・・たこ焼き」



提督「買ってきてやる。響や電は何かないか?」



電「いちごクレープが食べたいのです」



響「私も一緒に・・・」



提督「いやいいよ。俺が一人で行く。響は何か食べたいものは?」



響「焼きそば」



提督(見事にバラバラだな)



提督「了解。それじゃ、おとなしくここで待ってろよ」



響「ああ」



摩耶「・・・」



摩耶(あいつ、なんか企んでんな?)

287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 11:42:15.73

電「響、次はどこのアトラクションに?」



響「そうだなぁ。ジェットコースターは外せないよね」



響「フリーフォールもいいね」



電「どれもいいのです。一通り回ることにしましょう」



響「そうだね」



摩耶(以前にもまして仲がいいな。顔ちけぇし)



摩耶(電にしてはやけに積極的だし・・・)



摩耶「あいつなら何か知ってるのか・・・」



響「ん?どうしたんだい?」



摩耶「ああ?いや、なんでもねーよ。相変わらず仲いいなぁと思ってよ」



電「」ドキッ



響「当然だろう?私と電の仲だからね」

288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 11:58:51.57

提督「待たせたな」



摩耶「お、サンキュ」



電「ありがとうございます」



響「ありがとう」



提督「やっぱ遊園地と映画館はポップコーンだな」モサッ



摩耶「おい」ボソッ



提督「ん?どうした。明太子味のほうが良かったか?」



摩耶「ああ、それもよかったな・・・じゃなくて」



摩耶「電と響、以上に仲良くないか?」ヒソ



提督「電と響だしな」



提督(電が積極的に響と話してるな。本番は午後だぞ電)



摩耶「お前、なんか企んでんだろ」



提督「」ギクッ



提督「なんのことやら」



摩耶「教えろ」ギロッ



提督(おっかねぇ)

289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 12:04:01.33

摩耶に脅されて居る提督



その同時刻、居酒屋にて



隼鷹「久しぶりだな。千歳と二人きりで飲むってのは」



千歳「ええ、そうね。仕事上ばかりだったものね」



千歳「にしても、いいわねぇ。私も遊園地行きたかったわ」



隼鷹「遊園地ねぇ。あそこは遊ばなくても楽しい場所だよ」



千歳「遊園地行って乗り物乗らないってどうなの?」



隼鷹「たまに行くぜ?土日とかにな」



隼鷹「あたしの趣味の一つさ」



千歳「変な人ね」



隼鷹「好きな人は好きなんじゃねーの?遊園地で酒飲むの」



千歳「やっぱりね」



隼鷹「おうよ」

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 12:09:40.47

隼鷹「あー昼間からのビールは最高だぜ!」



千歳「前なら、お昼からなんて千代田に怒られそうだけど、千代田は遠くに働きに行っちゃったし・・・寂しいわねぇ」



隼鷹「今度の花見に誘ってみれば?もしかしたら都合つくかも知れないぜ?」



千歳「でも、向こうで気になる人が出来たとか」



隼鷹「お!いいねぇ恋してるねぇ」



千歳「私も恋人が欲しいわ」グテッ



隼鷹「最近通ってる若いサラリーマンなんてどうだい?あの子は千歳の事好きみたいだぜ?」



千歳「うーん。少し若すぎるのよね。渋さが足りないと言うか・・・下心丸出しというか」



隼鷹「そんなデカ乳ぶら下げてたらほとんどの男が鼻の下伸びるって」



千歳「相変わらずはっきりいうのね」

291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 12:15:34.74

千歳「あなた人脈あるでしょ?いい人紹介してくれないかしら」



隼鷹「そうだねぇ。じゃあこうしよう。夕方になったらあたし行きつけのお洒落なバーに行こうぜ」



隼鷹「あそこのマスターなら、千歳も気にいると思うけど」



千歳「えっ」



千歳「隼鷹がお洒落・・・?それに・・・バー?」



隼鷹「おい。あたしが居酒屋とか立ち飲み屋とかでしか飲んでないイメージしてやがんな?」



千歳「ええ」



隼鷹「その通りだけどな!そこのバー以外は滅多に行かねぇよ。居酒屋とかの方があたしに合うし」



隼鷹「ただね。あたしもそこのマスターが好きなんだ。人間的にね」



千歳「紹介してくれるんじゃないの?」



隼鷹「男としては見てねーよ。向こうだって女として見てねーだろうし」



千歳「あらそう」



隼鷹「・・・うまくいってるかね」



千歳「誰が?」



隼鷹「提督と響の二人」



千歳「大丈夫でしょ?あの二人だし」

292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/15(木) 12:23:50.50

隼鷹「疑惑の種が植え付けられたら、本人もわからないうちに育つんだぜ」



千歳「え?」



隼鷹「自分ではわかっているつもりでも、心の奥底では、まだ信じられない気持ちがあるんだ」



隼鷹「響の心には疑惑の種が植えられた」モソモソ



隼鷹「時間という栄養を摂りながら成長した種は花を咲かせ、またいくつかの種を撒く」



隼鷹「それを繰り返す」



千歳「ちょ、なに言ってるの?」



隼鷹「マスターの言葉さ。今のままでは、疑惑は増えるばかり、全てを消し去るには、最初の種を掘り返すしかない」



隼鷹「今の響は、心にいくつもの疑惑の種が植えられている」



隼鷹「本人が気づかないうちにね」ブチッ



隼鷹「何かの拍子にすべてが花開き、何も信じることができなくなるだろうよ」モグモグ



千歳「・・・あの二人にはうまくいって欲しいわね」



隼鷹「うまくいくさ。一歩間違えればすれ違う。ただそれだけだ」



千歳「・・・あなたスルメ食べ過ぎ」



隼鷹「ゲソはみんなもらったぜ」

299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/18(日) 23:30:33.84

そして夕方



遊園地



提督「さて、最後に観覧車乗って帰るか」



電(覚悟を決めるのです!電!)ドキドキ



雷「司令官!私達と乗るでしょ?ね!」グイッ



鈴谷「そうだよー提督。たまには鈴谷達の相手してよねっ!」グイッ



提督「わかったから引っ張るんじゃねぇ!」



提督(腹が痛くなる予定だったが、これはこれで好都合だな・・・)



鈴谷「鳳翔さんも一緒だよー」グイッ



鳳翔「あっちょっと・・・」



鈴谷「提督のためにおしゃれしてきたんだからさー」ニヤニヤ



提督「そうなのか?」



鈴谷「も、もう!鈴谷さんの意地悪!///」

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/18(日) 23:46:16.03

暁「・・・」チラッ



摩耶(提督に事情は聞いたが、ここまで露骨になぁ)



暁「・・・一緒に乗るわよ」クイッ



摩耶「お、おう」



摩耶「・・・露骨すぎないか?」ボソッ



暁「な、なんのことかしら?」



摩耶「まぁいいけどよ・・・」



響「あの人と乗りたかったんだが・・・ふむ、仕方ないか」



電「一緒に乗るのです」ギュッ



響「今日はやけに積極的だね。いいよ」ニコッ



電「は、はい!」ドキッ



電(笑顔がずるいのですぅ・・・)

301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/18(日) 23:59:24.92

観覧車の中



暁「・・・」



摩耶「・・・」



暁摩耶(気まずい)



暁(摩耶とはあまり喋ったことないのよ。前から怖そうだったし)



摩耶(乗るのを了承したのはいいけど会話がない。つらい)



暁(にしてもスタイルいいわよね。何を食べたらそうなるのかしら)ジロジロ



摩耶(なんかすげー見られてる。何なんだ?)



摩耶(しかし成長してねぇなぁ。背は少し伸びてるけど)



暁(身長は高いしボンッキュッボンッだし!)ギリッ



摩耶(今度は睨まれてる!)

302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/19(月) 00:31:17.23

観覧車の中



鳳翔「あの・・・その・・・///」



鈴谷「うふふ」ニヤニヤ



雷(わざわざ提督の前に鳳翔さん座らせるのね・・・)



提督「そう言えばどことなく雰囲気が違うと思ったけど、イメチェン?」



鈴谷「ん?」ニコッ



提督「」ゾクッ



雷(響の鈍感さは、司令官に似たのかしら)



提督「でも、綺麗だと思うぞ鳳翔」



鈴谷(可愛いじゃないの・・・)



鳳翔「あ、ありがとうございます・・・///」



雷「相変わらず照れ屋よね」ニヤニヤ

303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/19(月) 00:45:01.22

観覧車の中



響「この前はありがとう」



電「・・・どうしたのですか?」



響「私が倒れたときに側に居てくれただろう?」



響「電の暖かさがすごく優しくて、安心したんだ」



電「そんなこといいのです。電に出来ることをしたまでなのです」



響「その行動が、何度も私達を助けてくれてるよ」



電「・・・響」



響「なんだい?」



電(このタイミングなのです!もう少し、もう少し勇気を!)



電「ひ、響!」



響「は、はい」ビクッ

304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/19(月) 01:07:13.90

電「えっと・・・その・・・」ドキドキ



電「うう・・・」



響「大丈夫かい?顔色が赤いけど、熱でも・・・」



電「電は・・・電は!」



電「すう・・・はぁ・・・ん」



電「私は、響、あなたが好きです」



響「ん?私も好きだよ?」



電「えーっと・・・そう言う意味ではなくて・・・」



響「え?」キョトン



電「緊張してたのに拍子抜けなのです・・・コホンッ」



電「私は、響に恋してるんです」



響「・・・えっ?」

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/19(月) 01:29:04.21

響「」



電(はわわ、響が、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしているのです・・・)



電(でもなんだろう。あんなに、悩んで)



電(苦悩して、告白するのにも言葉に詰まって)



電(響の反応見たら、つい、緊張が緩んで)



電(不思議なのです)



響「えっ?えっ?」オロオロ



電「何を戸惑っているのですか。女の子からの告白は初めてじゃないはずなのです」



響「そ、それはそうだが・・・友人と姉妹では事情がだな・・・」



響「それよりいつからだ?理由は?」



電「ん・・・ずっと前からだと思うのです」



響「ずっと前から・・・?」



電「実は、響が好きだと気付いたのは最近なのです」

316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/20(火) 00:51:53.05

電「響が倒れた時に、本当に好きだと気付いたのです」



響「どうしてそこで確信するんだ」



電「・・・響は、私達を引っ張って先頭を歩いて行ってました」



電「私は響の背中をずっと見て一緒に過ごして来た」



電「そのときは響頼りになるなぁくらいにしか思ってなかったけど」



電「日に日に強くなる響と、どことなく大きく見えてく響の背中が、格好良く見えてきて」



電「響は司令官の仕事をするようになって」



電「どんどん私達と住む世界が変わっているのに」



電「響は私達と同じ目線で居てくれた」



響「当たり前だろう・・・姉妹なんだから」

317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/20(火) 00:59:02.38

電「私は、響の弱いところを知ってるのです」



電「強がっているのも知っているのです」



電「・・・住む世界が違ってたけど、身近に感じてたのです」



響「・・・それは憧れじゃないのかな?」



電「そうなのです。でも」



電「憧れから、恋に変わった瞬間」



響「・・・」



電「それが、響が居なくなってから、帰って来たあの時だと思ってるのです」

318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/20(火) 01:10:28.10

電「かっこよかった響の、憧れだった響の」



電「女の子らしい一面を見て、初めてトキめいたのです」



響「・・・そんなに女の子な顔してたかな///」



電「」ドキッ



電「・・・そうです。返事はいらないのです」



響「えっ」



電「やっぱり、その笑顔を見ていたらまた確信したのです。司令官には勝てないのですね」



響「・・・私はやっぱり、あの人が好きだから。電も好きだけど・・・」



電「・・・じゃあ、一つだけ、お願いしてもいいですか?」



響「なんだい?」



電「・・・キス、して欲しいのです」

319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/20(火) 01:20:54.33

響「え・・・」



電「女の子同士のお遊びのキスでもいいのです」



響「いやでも・・・」



電「ダメなのですか・・・?」ウルッ



響「うぅ・・・そんな顔で見ないでおくれよ・・・」タジッ



電「・・・キスさえしてくれれば、もう、司令官との間を邪魔するつもりはないのです」



電「でも、響が好きなのは代わりないのですけど・・・」



電「響」ジッ



響「う・・・」



電「早くしてもらわないと・・・観覧車、頂辺を過ぎてしまうのです」チラッ



電「夕陽が・・・綺麗なのです・・・」



響(・・・電の横顔が、夕陽の明かりに照らされて、すごく綺麗に見える)



響「いな・・・」



電「ん、やっぱり、無理させるは良くないのです。ごめんなさいなのです。無理なお願いして」

320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/20(火) 01:27:35.09

響「電・・・」



電「はい?」



響「一回だけ・・・だぞ」



電「えっ」



響「一回だけ・・・キス、してもいいぞ」



電「・・・」パァ



響「そ、そんな明るい顔になるなよぉ・・・」タジッ



電「なら早速!目を瞑って欲しいのです!」



響「ん・・・私が受けなのか?」



電「響からだと逃げそうなので・・・」



響「わ、わかったよ・・・ん」



電「・・・」



電(綺麗な顔立ちなのです・・・顔も真っ赤で・・・可愛い・・・)ゾクッ

321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/20(火) 01:36:19.94

電「響、するのですよ・・・?」ドキドキ



響「は、早くして欲しいな・・・恥ずかしいんだ・・・///」



電「・・・」



電(はわわ・・・ここまできてまた緊張してきたのです・・・)ドキドキ



電「・・・」



響(な、なんだろう。すごく緊張する)



電(えっと・・・両手を絡めて・・・)



スルッ



ギュッ



響「・・・」ピクッ



電「・・・ん」チュッ



響「んむ・・・」ピクンッ







他の個室



暁「わかるわかる!すごく奥手よね!」



摩耶「なぁ!?わかるだろ!あいつすげー奥手だからあたしがなんとかしてやんねーとと思って!」



暁「私も雷とか電が鈍感だからさ!」



摩耶「あー!わかるわ!そうなんだよな!何であたしらの周りはあんな鈍感とか奥手な奴が多いんだろうな!」



暁「本当よね!気を遣うこっちの身にもなって欲しいものよ!」



摩耶「だな!」

322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/20(火) 01:41:12.01

今回はこの辺で



電×響が好きです



ゲーム好き傾向



暁=RPG(王道系)



響=懐古ゲーム全般(ワギャンランドなどジャンル問わず)



雷=アクションゲーム(ゴッドイーターなど)



電=恋愛ゲーム(乙女、ギャルゲ、問わず)

329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/21(水) 00:46:38.03

少し経って



鈴谷「いやーいい景色だったねぇ」ニコニコ



雷「そうね!っていうか」



暁「メアド交換しよ!」



摩耶「おう!いいぞ」



雷「すごく仲良くなってる事にびっくりしてるんだけど」



鈴谷「何があったんだろうね」



鳳翔「仲良くて悪いことはないですよ」



提督「・・・意気投合してるな」



提督「にしても、響達がなかなか来ないな」



雷「少し遅れて入ってったからね」



鈴谷「まぁ、気長に待とうよ」

330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/21(水) 00:49:22.50

そして



響「・・・」ポケーッ



電「・・・///」



提督「・・・ん?」



響「司令官・・・」ポスッ



提督「おっと・・・どうした?」



響「一夫多妻制は素晴らしい制度だと思うんだ」



響「私を嫁にするときは電も嫁に・・・」グタッ



響「私と司令官が働きにでて電が主婦を・・・」



響「ふふ、幸せな家庭が見える・・・」



提督(なにがあったんだ?)

331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/21(水) 00:53:58.00

電「・・・ふふん」フンゾリ



提督「・・・ちょっと鈴谷、響頼む」



鈴谷「ん?いいよ」



電「司令官?」



提督「何した?」ボソッ



電「チューしたのです」ボソッ



提督「ぶほ」



提督「お前・・・積極的すぎるだろ」



電「徹底的にやって良いと言ったのは、司令官なのです」



電「だけど、振られてしまったのです」



電「でも、スッキリしたのです」ニコッ



提督「・・・ちょっと揺らいでるように見えたんだが」

332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/21(水) 00:57:59.13

響(電の唇、すごく柔らかかった。司令官とは全く違う感触)ドキドキ



響(虜になってしまいそうなほど、甘かった)



響(私の心が揺らぐのがわかるほどに)



響「うーん・・・」



雷「・・・響は何を考えてるのかしら?」



暁「さぁ・・・電、何か知ってる?」



電「電は何もしらないのですー」



雷「・・・司令官」



提督「俺も知らないぞ」



響(司令官に少し、不安を感じて居たからだろうか)



響(・・・今のままでいいのだろうか)



響(司令官で不安になったり、司令官を不安にさせたりするのだったら)



響(いっそ・・・)

338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 20:26:34.72

帰り道



鈴谷「今日は楽しかったねぇー!」



暁「また今度来たいわね!」



電「ふんふーん♪」ニコニコ



雷「ご機嫌ね電。どうだったの?」



電「内緒なのですー」



鳳翔「はぁ・・・」ウットリ



摩耶「おーい、鳳翔さん帰ってこーい」



響「・・・司令官」



提督「どうした?」



響「私は寄りたいところがあるんだが、みんなで先に帰っていてもらえないか?」



提督「付き合うぞ?」



響「いや、ちょっと遅くなるかもしれないから・・・」



提督「・・・そうか。じゃあ、全員つれて帰るが、気をつけろよ」



響「うん。わかった」

339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 20:38:44.64

BAR



隼鷹「おっすマスター」



マスター「ご無沙汰ですね」



隼鷹「あんまりお金もなかったし、夜の仕事にしちまったからな」



マスター「お隣の方は?」



隼鷹「あたしの友人」



千歳「初めまして」



マスター「そうですか。では、隼鷹さんはいつものですか?」



隼鷹「ああ、頼むぜ」



千歳「私は・・・うーん・・・えっと、マスターさんのおすすめお願いします」



マスター「こちらで自由に出してよろしいのですか?」



千歳「お願いします」



マスター「かしこまりました」

340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 20:48:34.47

千歳「マスターさん、渋くてかっこいいわね」ボソッ



隼鷹「あんたは渋い人好きそうだからな」



千歳「あら、そう見える?」



隼鷹「なんなら、恋人いるか聞いてやろうか?」



千歳「いいわよ。聞きたい時は自分で聞ける」



隼鷹「強がるなよ」



千歳「つ、強がってなんかいないわよ」



千歳「にしても、お洒落なバーね」



隼鷹「大人の時間って感じだろ?」



千歳「隼鷹には似合わない」



隼鷹「なんだと」



マスター「お待たせしました。こちら、カシスソーダでございます」コトッ



千歳「ありがとうございます」



隼鷹「・・・相変わらずだねマスター」



マスター「私の店は、女性には紳士的に、それがルールですから」



隼鷹「男女平等を謳うこの世でよく言うよ」



マスター「はは、それもそうですがね。さ、隼鷹さんにはいつものを」コトッ



隼鷹「おう」

341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 20:57:40.10

千歳「んっ・・・おいしい・・・そう言えば何でカシスソーダが紳士的なの?」



隼鷹「酒言葉ぐらい聞いたことあるだろ?カクテルにはそれぞれ意味があるんだ」



千歳「へぇ、それで?」



隼鷹「カシスソーダの意味は、あなたは魅力的、と言う意味だ」



千歳「えっ」



マスター「いやはは、お恥ずかしい限り・・・知ってる人は知っているのですが、知らない人が多いもので」



マスター「魅力的な女性を見ると、どうしても伝えたくなってしまってね」



隼鷹「言葉で言えばいいだろ?」



マスター「私はシャイなんだ。言葉では言えない」



隼鷹「よく言うよ」



千歳「私が魅力的ですか?」



マスター「ええ。スクリュードライバーと迷ったのですが」



千歳「嬉しいです・・・。ありがとうございます」ポッ



隼鷹「ヒュー!」

342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:04:25.33

少し経って



カランカラン



響「マスター」



マスター「おや、響さん。どうぞ」



響「やぁ、奇遇だね千歳、隼鷹」



隼鷹「おっす」



千歳「えっ」



マスター「いつものかい?」



響「いや、今日はブラッド&サンドをお願いしたい」



マスター「かしこまりました」



千歳「ちょっと隼鷹!」ボソッ



隼鷹「ん?」



千歳「響は未成年でしょ?何でこんなところに・・・」



隼鷹「バレなきゃ怖くない」



千歳「見つかったらマスターさんが・・・」



隼鷹「女性と見なした奴には、とことん紳士だからな。まぁ、止めないのを紳士と呼んでいいか怪しいけど」



千歳「・・・変なの」



隼鷹「見つかりにくい場所に店があるのもそんなことが理由だよ」

343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:17:08.58

隼鷹「どうしたんだい響。そんなカクテル頼むなんて、随分元気がないようだけど」



響「ちょっと・・・ね」



隼鷹「いつもならソルティ・ドッグでも飲んでいるのに」



響「・・・マスター、隼鷹、ちょっと相談したいことがあるんだけど」



マスター「はい?なんでしょう」



隼鷹「どうしたんだい?」



響「実は、このままあの人と一緒に居ていいのか。不安になってしまって・・・」



マスター「あの人とは・・・いつも話に出てくる彼のことかい?」トクッ



隼鷹「何かあったのか?」



響「・・・今日、あの人との距離を感じてしまって・・・」ウルッ



マスター「」シャカシャカ



隼鷹(深刻だねぇ・・・)

344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:21:55.19

マスター「どうぞ」コトッ



響「不安に思って居るこのタイミングで、女の子に告白をされた」



響「キスもされた」



響「その子に抱き締められた時、安心した。心が揺らいだ」



響「私は、どちらを選べば、どうすればいいのか・・・」グスッ



響「ずっと切なくて・・・」



隼鷹「マスター」



マスター「・・・ふふ、かしこまりました」トクトク



千歳(まずいわ。何を話しているのか。酒言葉もわからないから話に入れない)

346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:28:48.36

響「隼鷹、前に相談したときがあっただろう?」



隼鷹「ああ」



響「あの日の前日、たまたまあの人の携帯に、女の人からのメールが入ってるのを見てしまったんだ」



響「信じているから、あまり気にしなかったのだが、メールの中身がハートばかりで」



響「寝るとき、ずっとそのことが頭から離れなくて」



響「ずっと不安で・・・」



隼鷹(だから、あたしらに相談してきたのか。相当参ってたんだな)



隼鷹(年相応の泣き顔じゃん。安心した。まだ子供なんだなぁ)ニコニコ



千歳「ちょっと隼鷹」



隼鷹「悪い悪い」



響「・・・あの人は私と一緒に居て幸せなのだろうか」



隼鷹「少し、何も考えずに待ってろ」



響「・・・うん」

347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:36:58.61

マスター「隼鷹さんから」コトッ



響「これは・・・?」



隼鷹「ラムコーク、響にはそれが足りない」



響「・・・」



隼鷹「たまには大胆に、自分の意見をぶつけて見たらどうだ?」



隼鷹「人のことを考えるな。自分がどうしたいか。確認してみろ」



千歳「ちょっ、無責任じゃない?」



マスター「隼鷹さんの言う通りです。話を聞く限り、響さんはまだ、自分の心を分かっていない」



マスター「心の奥底の自分に気付けていない」



隼鷹「上辺だけの関係じゃないだろ?あんたら」



隼鷹「それにな。言葉にしなきゃ伝わらない事だってあるんだ」



響「だけど・・・」



隼鷹「人は変わるもんだ。まだ時間はある。じっくり考えろ。そして、自分のことだ。自分で決めろ」



マスター「今日は私のおごりでいいですから、響さんが気の済むまで、お飲みください」

348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:43:30.02

響「・・・マスター、隼鷹にラモスジンフィズ」



響「考えてみるよ。とりあえず、今のゴタゴタが全部解決したら」



隼鷹「ああ、そうしろ」



千歳「えっ。解決したの?」



響「マスター、私にアキダクト」



マスター「かしこまりました」



千歳「あれ?」



隼鷹「響は強いけど弱いからな」



千歳「何言ってるのこの人」

349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:48:16.68

一時間後



響「ありがとう。美味しかった」



カランカラン



マスター「またのご来店、お待ちしております」サッ



響「ありがとう」



千歳「帰りはマスターがドアを開けてくれるのね」



隼鷹「帰ったか」



千歳「ねぇ隼鷹、酒言葉、教えて。なんの話ししてたかわからないわ」



隼鷹「知りたいのかい?」



千歳「ええ」



マスター「バイト君、そろそろ上がっていいですよ」



バイト「はい!」



隼鷹「あのバイト、どこかで見たことある気がする」



バイト「」ギクッ



隼鷹「・・・柔らかそうな緑髪だね」ニヤニヤ



バイト「実は俺の正体知ってるだろ」



隼鷹「てへっ」

350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:53:51.42

千歳「あれ、木曾じゃない」



木曾「くそ、バレたか」



マスター「私の友人の義娘でね。その友人に許可を得てからバイトさせてくれと頼まれたんです」



木曾「あんまり知られたくなかった」



マスター「この子のおかげで、お客が増えて嬉しい限りですよ」ニコニコ



木曾「同性にもてたいわけじゃないんだがな・・・」



隼鷹「いいじゃんいいじゃん。バーテン姿似合ってるよ」



木曾「さらしが少し苦しいがな」



千歳「こう見ると中性的なイケメンよね」



木曾「やめろ」



隼鷹「こりゃもてるわ」



木曾「やめろっつてんだろ!」

351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 21:58:47.28

そして時が経って



手紙により、強姦魔から呼び出しされた日



響「今日の放課後、懲らしめる」



木曾「了解。向かう前に空メールを頼んだぞ。今日は、都合が付いて、提督も親父も待機している」



響「そうか。わかった」



木曾「念の為、武器は何か持って行けよ」



響「連装砲を持っていったらどうだろうか」



木曾「生身の人間に当てたら警察の厄介になるだろうが」



響「冗談だ」



木曾「やるならやってもいいぞ」



響「えっ」



木曾「冗談だ。とりあえず、今日の放課後、頼んだぞ」



響「了解」

352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/24(土) 22:02:28.36

理事長室



理事長「君はどうしてここにいるんだい?」



提督「・・・休みを取ったからだ」



理事長「心配性だね」



提督「ほっとけ」



理事長「それより、まだあの子には手を出していないようだね」



理事長「何か後ろめたいことでもあるのかな?」



提督「ねーよ。相手が高校生だから、自重してる。それだけだ」



理事長「本当かな?昔の事で、手が出せないんじゃないかい?」



提督「あいつの事なら、響にはもう話して居る。納得もしていた」



理事長「私とは関係ない事で、気にされても困る。その人と私は別人だから」



理事長「そう。言いそうだね。あの子」



提督「そう言ってたぞ」

353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 22:09:16.87

理事長「確かに、昔の事だ。もう忘れてもいいだろう」



理事長「だが、君はまだ、手を出せない理由がある」



提督「何を根拠に」



理事長「私は、君とは友人で幼馴染だ。君の友人では一番の古株だ」



理事長「大体君の考えてる事はわかるよ。優しい君らしい理由さ」



提督「・・・気持ち悪い」



理事長「図星かい?いい加減腹をくくった方がいいよ」



理事長「愛想を尽かされる」



提督「・・・うるせぇ」



理事長「私は、君には幸せになって欲しいんだ」



提督「何なんだお前は」



理事長「友人のわがままだよ。君には、助けてもらったことが何度もあるからね」



提督「俺だってお前に何回も助けられてる。お互い様だ」



理事長「ふふ、素直じゃないね」



提督「ふん」



提督「ていうか。友人だと思ってたのか」



理事長「違うのかい?」



提督「おう」



理事長「oh!」

354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/24(土) 22:22:36.92

今回はこの辺で



今回出てきたお酒の酒言葉





ブラッド&サンド「切なさが止まらない」度数18



ラモスジンフィズ「感謝」度数12



ラムコーク「もっと貪欲にいこう」度数12~13



ソルティドッグ「寡黙」度数13



アキダクト「時の流れに身を任せて」度数34



スクリュードライバー「あなたに心を奪われた」度数20



ちなみに隼鷹が飲んでいたのは

オールド・ファッションド「我が道をゆく」度数32~40

359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 21:45:33.86

放課後



体育館裏



男「・・・来てくれてありがとう」



響「気にしないで」



響(今時体育館裏って)



男「それで、今日は君に話したい事があるんだ」



響「何かな?」



響(周りに人の気配が、三人・・・以前もこの男と他三人と言う情報があったな)



男「その・・・恥ずかしいんだけど、俺は、君の事が」



響(こういう時、実戦をしていてよかったと思う)



男「俺は、君の事が好きだ。付き合って欲しい」



響「すまない。私には好きな人が居るんだ」



男「そっか・・・なら、仕方ないね」スッ



ガシッ



響「肩なんか掴んで・・・なんのつもり?」

360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 21:52:08.79

男「お前を今から犯させてもらう」



響(なんだ。本性現すのが早いな)



響「そんなことして良いと思ってるのかい?」



男「大丈夫。どうせ、仲間も他に居る」



ガサガサっ



男仲間1「観念しなぁ」



男仲間2「今回はいつもより上玉だなぁ」



男仲間3「フヒッ」



響「・・・大勢で女の子を何度も襲っていたんだな。男としてどうなのさ」



男「いつまで涼しい顔出来るかな!」ガッ



ビリィ!



響「・・・はぁ、制服破いて、あとで弁償してもらうよ」



男「強がるんじゃねぇよ。状況がわかってるのか?」



響「ああ、わかってるさ」







提督「あいつなにやってんだ・・・!早く呼べ!」



理事長「落ち着くんだ。大丈夫、死と隣り合わせの戦闘をこれまでしてきた子だ」



理事長「あの下衆共に負けるわけがない」



提督「だが・・・!」

361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 22:00:26.50

響「わかっているが、負ける気がしない。それに」



男「あ?女の癖に何ができるんだよ」



響「」カチン



響「貴様の様な下郎の遺伝子などここで潰すことにする」



ドッ



響「女だから出来ない事があるのも当然だが」



響「女だから出来る事があるんだ。そう考えられない?」



男「あ・・・」サーッ



ドサッ



響「真っ青な顔で気絶?まぁ本気で蹴ったからね。これで子供の作れない体になることを祈ろう」



男仲間123「おふ」キーン



提督「容赦ねぇな」ブルル



理事長「あっははは!男の股間になんの加減もなしに膝蹴りとは、すごいなあの子!」



響「君達も同じ目にあいたいなら、してあげるよ?土下座するなら許してあげよう」



男仲間123「すみませんでした」ドゲザッ



響「意気地無し共が」

362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 22:04:02.62

木曾「あれ、俺たちの出番ないのか」



提督「ちょっとやりすぎじゃないか?それに服も破られちまったし、これ羽織ってろ」パサッ



響「ありがとう。」



理事長「素晴らしい膝蹴りだったよ。的確に金的を狙うとは、中々だね」



響「いえいえ」



理事長「だが、これは救急車と警察を呼ぼうか」



提督「警察沙汰にしていいのか?」



理事長「やるなら徹底的に・・・ね?」



提督「お前も容赦ねぇな」

363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/26(月) 22:11:17.90

数分後



警察「・・・泡吹いて倒れてた男の金的を蹴り上げたのは君だね」



響「は、はい・・・」ウルッ



警察「どうしてこんなことしたの?」



響「あの・・・手紙で呼び出されて告白されたんですけど・・・」



響「断ったら襲われて・・・私・・・怖くて・・・グスッ」ポロポロ



提督(誰だお前)



理事長「私が見つけた時は襲われる寸前だったよ。それに抵抗して、力加減が出来なかったようだし」



警察「うーん・・・今回は正当防衛として処理してあげるよ。少し過激だけどね」



警察「次からは気をつけてね。男の生殖器だって大事なんだよ・・・」



警察「泡吹いて倒れた男は病院に搬送させてもらったよ。それからあとの三人には少し話を聞かせてもらおうじゃないか」



男仲間123「ひ、ひぃぃ」



警察「それでは!ほら、早くパトカー入って!」



バタン



ブロロロロ



響「・・・ふう、一段落済んだね」ケロッ



提督「態度変わりすぎだろ」



響「女の武器は徹底的に使って行かないとね」



提督「恐ろしいものだな」

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 22:16:39.83

理事長「さて、祝勝会としてみんなでどこか食べに行かないか?」



提督「お前のおごりか?」



理事長「君と割り勘だ」



提督「仕方ねぇな・・・何が食いたい?」



木曾「寿司、寿司が食いたい」



響「回らないのがいいな」



提督「回らないのは勘弁してくれ」



理事長「私はいいが?」



提督「お前なぁ」



理事長「冗談だ。妻に怒られるからね」



提督「ていうか。木曾何もしてないじゃねぇか」



木曾「ずっと木陰でスタンバッてたぞ」



理事長「それじゃ、回転寿司行こうか」



提督「話の途中だぞおい」

365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/26(月) 22:23:18.84

回転寿司を呼びつけたホモ達に振舞って解散



木曾達と別れたあと



響「・・・」



提督「・・・」



提督(ちょっと気まずい)



響「ねぇ司令官」



提督「ん?どうしたんだ?」



響「少し寄りたいところがあるんだ。雷の家に寄りたいから、先に帰ってて貰えないか?」



提督「もう家の前だが、着替えて言ったらどうだ?」



響「いや、大丈夫だ。それじゃ、また夜に」タッ



提督「おう」



提督(少し、響が離れて安心してる俺が居る)



提督「・・・俺は響をどう思っているんだろうか」ガチャッ



提督「あれ・・・何で鍵が」



???「あ、やっと帰ってきた!」ダキッ



提督「うおっ!おま・・・家には来るなっつっただろうが!」

366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/26(月) 22:25:26.79

雷の家



ピーンポン



雷義母「はいはい」



響「やぁ」



雷義母「ん、雷なら部屋にいるわよ」



響「ありがとうございます」



雷義母「何か悩み事か?」



響「少し」



雷義母「そうか。雷ー」



雷『はーい!』



雷義母「早く上がんな」



響「お邪魔します」

373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 20:57:29.44

雷「突然どうしたの響?」



響「・・・相談したいことがあるんだけどさ」



雷「ん?何かあったの?その上着、司令官のよね?」



響「実は、今日は強姦魔に制裁を加えたんだけど」



雷「えっ!?大丈夫だったの!?」



響「理事長やあの人が協力してくれたから、制服を破られたくらいで済んだけど」



雷「制服やぶられたの!?じゃあその上着のしたって・・・」



響「まぁ、破かれた服のままだ」



雷「な、なんでそのまま来たのよ!」



響「・・・なんていうか。男の人は、皆乱暴にするんだろうか」



雷「どういうこと?」



響「破かれたとき、平然とした態度で居たんだけど」



響「ふと、あの人の顔が浮かんだんだ」

374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:03:34.63

響「男は皆、こんなことをするのだろうか」



雷「そんなわけないでしょ!司令官はいつだって自分の体を張って私たちを守ってくれてたじゃない!」



響「でも、今日の奴だって、普段はいい奴で女子に評判は良かったんだ」



響「それが突然、豹変するんだ」



雷「・・・でも」



響「人間には裏があるのは確かさ。それでも、あそこまで露骨に隠してると」



響「少し、男の人を信用出来そうにないんだ」



雷「むう・・・だけどさ、司令官の事は信用出来るでしょ?いつも一緒だし、考えてることも大体わかるんだから」



響「うん・・・そうだけど」



響「そうなんだけど・・・」



響「・・・ん・・・」



雷「大丈夫?元気出して!」

375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:09:36.99

雷「だってほら!ね!」



雷(ううーどうしよう!男の人との事なんて考えたことないわよぉ・・・)



雷(私だって好きになった事あるの司令官だけだし・・・)



響「・・・司令官が考えてること。最近は全くわからないんだ」



雷「え・・・」



響「・・・ごめん。突然こんなこと言って、帰るね」



雷「え、ちょっまっ」



響「突然来て悪かったね。少し、吐き出したかったんだ」



雷「ちょっと待ちなさいって!」



パタン



雷「あ・・・」



雷「どうして、いつも響の力になれないのかしら・・・」



コンコン



雷「入っていいわよ」



ガチャ



雷義兄「やぁ」



雷「義兄(名前)さ・・・」



雷義兄「ん?」



雷「お兄ちゃん・・・」



雷義兄「よろしい」

376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:14:35.33

雷義兄「話は聞いてたよ」



雷「義妹とその友達との会話聞いてたとか趣味悪いわよ・・・」



雷義兄「それで、力になれないから落ち込んでると」



雷「独り言まで聞いてたの?」



雷義兄「聞こえただけだよ。そっかーその気持ちわかるよ」



雷「なんでわかるのよ」



雷義兄「僕の兄さんも、僕達家族のせいで少し苦労してたみたいだからね」



雷「へぇ」



雷義兄「父さんはあんなんだし、僕と妹は兄さんのこと大好きでさ」



雷義兄「いつも付いて回ってた」



雷「・・・きっといい人なのねお兄ちゃんのお兄さんって」



雷義兄「そりゃそうだよ。だって僕の兄さんだし」

377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:19:18.67

雷義兄「それで、鬱陶しくなったみたいでさぁ。一人でどっか行っちゃったんだ」



雷義兄「母さんにだけ居場所や連絡先伝えてね」



雷義兄「悲しかったけど、兄さんが選んだことだから尊重してる。帰ってきては欲しいけど」



雷義兄「出て行ったのは、兄さんが今の君や響ちゃんと同じ年のくらいかな」



雷「早いのね」



雷義兄「響ちゃんも、今、自分で決める時なの。つまり・・・」



ガン



雷義兄「いてっ!」



雷義母「何を偉そうなことを語ってるんだお前は」



雷義兄「母さん」



雷義母「雷、とりあえず響ちゃんのケアはしといたよ。少し話しただけだけど」

378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:24:37.76

雷「ありがとうお母さん」



雷義母「簡単なことを一言言っただけだけど。それでさ」



雷義母「今は、とにかく響ちゃんと一緒に悩んで上げろ」



雷「お母さん・・・そんなことでいいのかな」



雷義母「姉妹なんだろ?だからこそ、一緒に悩むんだよ。姉妹だからこそ相談出来ることがあるんだ」



雷義母「世の中、需要と供給で全てが成り立ってるんだよ」



雷義母「友達だから相談できること出来ないこと。姉妹だから相談できること出来ないこと」



雷義母「他人だから相談できること出来ないこと」



雷「そっか・・・私も少し落ち込みすぎたかな」



雷義母「そうだ。雷は元気が一番だぞ。強要するわけではないが」



雷「そうよね!ありがとうお母さん」ニパァ



雷義母「それから、夕飯冷めたぞ」



雷「早く言ってよ!」

379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:29:58.54

提督家玄関前



ドタバタ



響(少し賑やか?誰か来てるのか?)



ガチャガチャ



響「・・・」



提督「んっ!?」



???「ん・・・ぷはぁ、ごちそうさま」



提督「てめぇ!なにしたかわかってんのかよ・・・!?」



???「えーいいじゃん私との仲じゃん」



提督「そういう事じゃねぇっつーの!」



響「何を・・・していた?」



提督「なっ!?響!これは違っ!?」



???「あら」



響「なんであなたがここに・・・まさか」

380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:34:59.21

提督「とにかくお前はさっさと帰れ!」



響「・・・司令官、あなたは浮気をしない人だと信じてたのに・・・」ザッ



響「してもいいとは思ってたけど、ここまで嫌悪感が湧くとは思っても見なかった」ザッ



提督「おい!お前はもう帰れ!お前が居るとごちゃごちゃになる!」



???「えーまだ一緒に居たいんけどなー」



提督「あとでな!あとで!早く出てけ!」



???「はいはい」



バタン



提督「響?これにはわけがあるんだ」



響「ほう?」



提督「これは少し事情があって、今は話せないんだが」



響「話せないが、信用しろと?」



提督「うっ・・・」

381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:43:59.32

提督「・・・ぐっ」



響「Замри」



提督「うっ」



響「何も言い残すことはないか?」



提督「えっ」



響「до свидания」



提督「ちょっとまて」



響「умри」ヒュッ



提督「うおっ!」



提督(こういう修羅場って普通ビンタとかだろ!?)



提督(的確に顎を狙ってきやがる!)

382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:48:28.50

提督「くそ!」ダキッ



響「っ!?」



響(抱き着かれてたらどうしようも・・・)



提督「俺の話を聞いてくれ」



響「・・・断る」



提督「俺を信じてくれ。愛してるのはお前だけだ」



響「今の司令官は信用できない」



響「ずっと前から、司令官の考えてる事がわからなくなってから」



響「本当に信じることが出来なくなっている」ウルッ



響「司令官を疑う自分に嫌気が・・・余計信じれられなくなって」



響「グスッ・・・どうしても・・・ダメで・・・うぐっ」



提督「・・・」ナデナデ



響「やめてくれ・・・司令官の事を嫌いになれないじゃないか・・・」

383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:54:56.67

提督「悪かった」



提督「これは女を不安にさせた男に責任がある」



提督「仕方ない。ならやることは一つだな」



響「え?」



提督「浮気の疑いを晴らすのと同時に、俺が吹っ切れる意味でも」



提督「俺の両親にお前を紹介する」



響「えぇ!?き、急過ぎない!?」



提督「響にいつまでも疑われるのは俺としても嫌だからな」



提督「着替えろ。今から連絡して実家に行けるかどうか聞く」



響「ちょっ、私の心の準備が・・・」



提督「・・・本当は、お前が大学を卒業したら紹介するつもりだったんだ」



提督「それまで、俺の家族には会わせたくなかったし」



響「・・・」



響(こんなに私のことを考えてくれてる人に・・・なんてことを言ってしまったのだろう)

384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 21:59:45.83

提督「おう。今から行けるなら」



提督「飯はいい。急だしな」



提督「了解」ピッ



提督「よし、アポは取った。母さんが呆気に取られた声を出してたが」



響「け、化粧はしたほうがいいか?もっといい服で行ったほうが・・・」



提督「なるべく早くしてくれ」



響「司令官は実の親だからあれかもしれないが、私は気を使うんだぞ!気に入られるか気に入られないかが大事なんだ!」



響「まぁ、姑問題とかも楽しそうだからやってみたい気もするけど」



提督「・・・だいぶ余裕だな」



響「はっ!そうだ!早く準備しないと」



響「菓子折りとか持ってったほうがいいだろうか。何か持っていた方がいいだろ?」



提督(本当に俺のこと疑ってるのか?)

385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/27(火) 22:01:53.35

提督実家前



響「・・・ここって」



提督「ああ、俺の実家だ」スッ



響「ま、まて!」



提督「ん?緊張してるのか?」



響「本当にここなんだな?」



提督「くどいぞ」



ピーンポン



響「あ・・・」



提督「どうしたんだ?」



響「・・・///」



提督「どうしたんだ?顔を赤くして・・・」



ガチャ



???「はいはーい」

386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/27(火) 22:03:56.19

今回はこの辺で



ロシア語講座



Замри(動くな)



умри(死ね)

395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:05:08.00

提督「・・・」



雷「・・・」



提督「・・・間違えました」



パタン



提督「あれ、俺、家間違えたかも・・・えっ、なんで雷がここの家に?」



提督「まてまて何かの勘違いだ」



ピーンポン



カチャ



雷「・・・」ソーッ



提督「・・・」



雷義母「どうした雷」



雷「うわっ!?」

396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:09:25.40

雷義母「おーよく来たな」



提督「あれ、母さんが居る」



雷義母改め、提督母「ん?ああ、お前の新しい妹だ」ポンッ



雷「ハ、ハジメマシテ!」アセアセ



提督「お、おう」



提督母「あれ、響ちゃんも一緒ではないか。なんだ、だったら夕飯残しておいたのに」



提督母「まぁいい。早く上がんな。寒い」



提督(養子として引き取ってくれた家に干渉はしないつもりだったんだが)



提督「まさかこんなことになっていようとは・・・」

397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:13:34.28

提督母「今も好きか?砂糖多めのホットミルク」コトッ



提督「ああ、好きだ。ありがとう」



提督母「で?話とはなんだ?」



提督「その前に聞きたい。どうして養子なんて取った」



提督母「あの腐れじじいが子供が欲しいと言うもんでな」



提督母「妊娠して無事に埋める年でもないんで、取った」



提督母「まぁ、高校生一人養うぐらいに貯金もしてある」



提督母「お前からの仕送りもずっと貯めっぱなしだしな」



提督「そうか・・・一言欲しかったな」



提督母「すまない。だが、知っている顔みたいだが?」



提督「知ってるも何も、こいつらの養子を探したのは俺だからな」



提督母「ほう」

398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:18:09.72

提督母「とりあえず、雷の話は置いとこう。それで、お前は?」



提督「紹介したい奴が居るんだが」



提督母「そうか。なら早く呼べ」



提督「ここに居るだろう」



響「わ、私の予定でした・・・///」



提督母「・・・拉致ってきたのか?」



提督「いや、結婚を前提に付き合っているつもりだ」



提督母「犯罪者が」



響「待ってくれ!私も好きだからこの人と一緒に居るんだ!」



提督母「それで?」



響「この人の話を聞いてあげて欲しい」



提督母「・・・しょうがない。響ちゃんの頼みだ聞いてやろう」



提督「その前にお前らどういう関係だ」



提督母「たまに近所のスーパーで会ったりして話す仲だ」



提督「予想以上に仲がいいじゃねぇか」

399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:23:25.20

提督母「さて、私を説得してみろ」



提督「本当は、こいつが大学卒業して、まだ俺を好きだと言ってくれるなら、その時に母さん達に紹介しようとしていたんだ」



提督「しかし、あいつのせいで全てが台無しになって、俺が浮気をしていると疑われはじめ、やむを得ず」



提督母「あいつとは?」



雷義姉「兄貴ー!」ダキッ



提督「おぐぅ!」



雷義姉「せっかく会えて部屋に行ったのにすぐ追い出されて私寂しかったんだよ!?」



提督「ふざけんな!お前のせいで話がややこしくなってんだよ!」



雷義姉改め、提督妹「あ、響ちゃん、さっきはごめんねー」



響「い、妹だったのか・・・だが!キスはどうかと思うぞキスは!」



提督「こいつが無理やりしてきたんだよ」



提督妹「久しぶりにあったから我慢できなかったの!」



提督母「なるほど、大体把握できた」

400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/28(水) 21:26:39.46

提督母「ふむ、そうだな。では、響ちゃんの親は何と言ってるんだ?」



提督「響も雷達と一緒で養子になった」



提督母「誰だ?」



提督「俺だ」



提督母「・・・じゃあ最終確認」



提督「おう」



提督母「響ちゃんを幸せにする自信はあるか?」



提督「努力する自信はある。幸せかどうかは響が判断することだ」



提督母「よろしい。では響ちゃん」



響「は、はい!」ピシッ

401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/28(水) 21:33:59.60

提督母「うちのせがれは私に似ている。私はこいつをすぐに婿に出せる自信はある。もらってもらえるか?」



響「・・・私・・・」



提督妹「兄貴を響ちゃんに寝取られた!」



提督「なに人聞きの悪いことを・・・」



提督妹「だって抱いたことあるんでしょ!?」



提督「いや・・・それが・・・」



響「この人に抱かれたことなどない!」



提督母「てっきりもう抱いてるのかと」



提督母「意気地無しめ」



提督「うるさい」



響「私がどれだけこの人を誘惑したかわかるかーっ!」



雷「響が切れた!」



このあと小一時間



響がどれだけ苦労していたか



提督母と提督妹に話続けた

411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:18:30.67

提督母「そうか。頑張ったな」



提督母「今日は色々あったみたいだからな。今日は泊まっていったらどうだ?」



響「いや・・・悪いよ」



提督母「今更何を言ってるんだ。泊まっていけ。雷」



雷「はいはいー」



提督母「響ちゃんにパジャマを貸してやれ」



響「しかし」



雷「響ー久しぶりに一緒に寝ようよ!」グイッ



響「ぐう・・・わかったよ・・・」シブシブ

412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:22:42.90

提督母「・・・お前も泊まって行くのだろう?」



提督「ああ・・・そうさせてもらおうかな」



提督母「と言っても、ここのソファで寝てもらうがな」



提督母「お前の部屋は今は雷の部屋だから」



提督「そうか。仕方ないな」



提督母「どうだ?晩酌、付き合ってくれるか?」



提督「いいぞ」



提督母「ふふ、いい息子を持ったもんだな」



提督「母さんには死ぬほど助けてもらっていたからな」



提督「これからはその恩返しをするだけだ」



提督母「育てただけで助けてもらったとはな」



提督「ほっとけ」

413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:31:13.24

数十分後



提督母「お前は、昔の腐れじじいにそっくりだ」



提督「どうした突然」



提督母「本当は私ではなく、腐れじじいに似ているから、私はお前とあの子の関係を許した」



提督「どういうことだ?」



提督母「これは自慢だが、私は高校の時に、男も女も関係なくモテて居てな。何人もの男を振り」



提督母「女の子に手を出していた。私は女の子にしか興味なかったからな」



提督(遺伝ってこわいなぁ)



提督母「しかし、あの腐れじじいは違った」



提督母「あいつとは中学の時から一緒で、中学に一度告白され、高校一年の時に再び告白された」



提督母「その時に、私は女にしか興味ないときっぱり言ったんだ」



提督母「そしたら奴、今度は女装して、女友達からやらないかと言ってきたんだ」

414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:38:32.49

提督母「私は爆笑した。女装は恐ろしいほど似合っていたが、私のためにそこまでした男は奴が初めてだった」



提督母「そして一緒に居るうちに好きになってしまって、今に至っている」



提督「・・・で?」



提督母「私のために、好きな奴のためにプライドを捨てられる男を私も受け入れてしまったのだ」



提督母「お前も、そう言う男になったってことを言いたいんだ」ナデナデ



提督「む・・・子供扱いするなよ・・・もう三十路近いんだぞ」



提督母「ははは。私とお前が生きている限り、お前は私の子だ」



提督母「あと響ちゃんにも幸せになって欲しい。同じ女として」



提督母「奴と結婚して、失敗じゃないと思っている私と、同じ道を歩ませてやりたい」



提督「・・・それで、肝心の親父はどこに行ったんだ?」



提督母「おっぱいパブ。お気に入りの巨乳の女の子がいるんだとさ。だったら巨乳と結婚すれば良かったのにな」



提督母「貧乳を嫁にして何を考えてるんだか」



提督(・・・女の趣味は親父と一緒なのか・・・俺)

415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:42:00.30

提督母「・・・そうだ。これは禁句だと思ってたんだが」



提督母「響ちゃんは、あの子にそっくりだな」



提督母「それが後ろめたくて手を出せないでいるのか?」



提督「そうじゃねーよ。あいつの事はあいつも知っているし、それはもう気にしてない」



提督母「・・・ああ、そうか。お前らしいな」



提督「あん?」



提督母「あの子は、死と隣り合わせの戦場にいたんだろ?雷やその他の子も」



提督「誰から聞いた」



提督母「お前の親友から」



提督「あの野郎あとでぶっ飛ばす」



提督母「理事長をやっててすごいな。あいつは」

416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:44:47.59

その頃雷の部屋



雷「大丈夫?きつくない?」



響「大丈夫だよ。胸だけは」



雷「サイズが違うもの。仕方ないわ」



響「そうか」ギュッ



雷「ちょっ、どうしたの突然抱きついて・・・ひゃあ!?」



響「・・・うむ、電より大きいな」パフパフ



雷「いくら同性だからって・・・揉むな!」



響「やはりダメか」



雷「ダメに決まってるでしょ」



響「残念だ。だが、抱きしめて寝るぞ。私は」



雷「それは別に良いわよ」

422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 12:05:01.48

響「・・・」ギュウ



雷「どうしたのよ。最近、響らしくないわよ」



響「・・・皆、なんで私から遠ざかっていくんだろうな」



雷「え?」



響「電は、大人らしくなっていって、雷も」



雷「そんなことないわよ」



響「暁だって、レディのたしなみと言うことでピアノを習っているそうじゃないか」



雷「そうね。ピアノが出来たところでレディかって言ったらわからないけど」



響「・・・」グスッ



雷「はぁ・・・ねぇ響」



響「・・・」ギュッ



雷「最初に私達三人を置いていったのは、響なのよ」

423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 12:13:00.74

雷「自覚はないかもしれないけど」



響「そんなことはない!私は・・・」



雷「響は、私達を置いてさ」



雷「艦娘としてじゃなくて、いつの間にか響は司令官と肩を並べて、同じ方向を見てた」



雷「私達には、そんな響が自慢だったの。私と電にとってはかっこいいお姉ちゃんだったし」



響「そんなことはない・・・私は、三人に比べたら弱い人間だ」



雷「弱くてもいいじゃない」



雷「最近、本当に弱音ばっかりね」ニコッ



響「すまない・・・」



雷「司令官ともきちんと仲直りしないとね。明日、面と向かって」



雷「休みだしね」



響「・・・そうするよ。ありがとう雷」



響「今日はゆっくり寝るとするよ」



雷「おやすみなさい」ナデナデ



響「ん・・・おやすみ・・・」

424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 12:20:17.13

提督母「それで?明日はあの子と話すつもりなんだろ?」



提督「・・・」



提督母「男らしくないな」



提督母「守ってあげるって決めたんだろ」



提督「そのつもりだ。金銭的にも、地位的にも、実力的にもあいつを守れるつもりだ」



提督「だけどさ・・・なんだろう。あいつを前にすると、少し弱くなる気がする」



提督母「お互いのことを知れば知るほど、弱い部分を見せて頼ろうとするのが人間だ」



提督母「恥しがる事はない」



提督「・・・よし!」



提督母「私は、何があってもどちらにも味方するつもりはないぞ」



提督「ひどいな」



提督母「そろそろ寝るか」



提督「ああ、おやすみ。ありがとな」



提督母「気にするな」

429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 09:55:07.05

翌朝



響「・・・」ムクッ



雷「ん・・・あれ・・・どうしたの・・・」ゴシゴシ



響「・・・雷、あの人に伝えておいてくれ。あの場所で待ってるって」



雷「え?」



響「あの場所と言えばあの人もわかるはずだから」



雷「ちょっと!まだ六時よ!?」



響「気持ちの整理もしておきたい」



雷「・・・わかったわ。気をつけなさいよ。まだ暗いんだから」



響「ありがとう」

430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 10:09:09.07

提督起床



提督母「ん、雷、おはよう。響ちゃんは?」



雷「朝早くに出て行ったわ」



提督「ん?何か用事でもあったか?」



提督「少し話があったんだがな」



雷「それなんだけど、響が、あの場所で待ってるって」



提督「・・・ああ、わかった」



雷「それでさ。司令官」



提督「なんだ?」



雷「響のこと、よろしく頼むわね」



提督「・・・どうした?」



雷「あの子、ああ見えて私達の中で一番の寂しがり屋だから・・・」



提督「・・・」ポンポンッ



雷「む・・・なによ・・・」



提督「俺を見くびんなよ。じゃあ母さん、出かけてくる」



提督母「・・・ああ、男を見せてこい」



雷「・・・大丈夫かしら」

431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 10:21:28.49

鎮守府



陸奥「・・・疲れた・・・」



長門「大丈夫か陸奥」



陸奥「提督業ってこんな大変なのね・・・寝る暇があんまりないわ」



陸奥「大見得切って響に提督業は当分任せなさいとか言わなきゃよかった」



長門「無茶はするなよ?辛くなった私も手伝うからな?」



陸奥「長門には長門の仕事があるでしょ・・・」



長門「それはそうだが・・・ん?」



陸奥「どうしたの?」



長門「あそこに居るのは響じゃないか?」



陸奥「防波堤から足を投げ出して、海を見つめているわね・・・」



長門「・・・誰かと話をして居るようだが?」



陸奥「そんなことないんじゃない?響しか見えないわよ?」



長門「あ・・・響の後ろから近づいて来るのって・・・」

432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 10:36:09.78

防波堤



ザッ



トプン



響「・・・やっぱりわかってくれたね」



提督「全く、俺の話も聞かずに行っちまうとはな・・・」



響「それはすまない」



提督「・・・久しぶりだな。ここで二人で話すのも」



提督「お前が、深海棲艦の奴らの元へ行った以来か」



響「うん」



提督「あの時はまだ小さかったのにな」



響「そうだな」



提督「俺は、いつからお前の事を好きになったんだろうな」



提督「まぁ、そんなことはどうでもいい」



提督「まずはお前の意見から聞かせてもらおうか」



響「・・・私は、あなたの気持ちが知りたいだけ」



響「それ以外は望まない。好きだと言ってくれるのは嬉しいが、私を自分から引き剥がそうとしている」



響「あなたが何を考えているのか。私にはもうわからない・・・」

433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 10:49:04.52

提督「俺の気持ちなんて、わかるやつなんていないだろうな」



提督「父親として、お前を幸せにしてやりたいと思ってる」



提督「だからこそ、お前の初めてを俺の気持ちだけで捨てさせるのは躊躇ってる」



響「私は、あなたで捨てたいとずっと思ってる」



響「心と体が育って言っても、その気持ちは変わっていない」



提督「父親として、お前の人生の足枷になるのは嫌だ。だが」



響「あなたは私の気持ちも理解していない!」



提督「男として!」



響「・・・っ」



提督「男として、お前みたいないい女が俺を好きになってくることなんて、この先無いと思ってる」



提督「だから、手放したくない。そんな二つの感情が俺の中で渦巻いている」



提督「だが、俺ももう吹っ切れることにした」ゴソゴソッ



響「・・・?」



パサッ

434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 10:59:05.80

響「これって・・・」



提督「懐かしいだろ。お前の帽子だ」



響「まだ、持ってたんだ」



提督「当然だろ。お前との思い出の帽子だ」



提督「俺の気持ちは変わらない。俺はずっとお前が好きだ」



響「・・・」ギュッ



提督「あと一つ、お前に渡したいものがある」



響「えっ」



提督「これはまだ早いと思ったんだが・・・」スッ



響「これって・・・」



提督「開けてみろ」



響「・・・」パカッ



響「そ、そんな・・・これ・・・」

435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 11:13:05.56

提督「結構前に作ったんだ。大学卒業あと前でに渡そうとしてたから少し大きめだが」



提督「・・・さ、左手を出して」スッ



響「あ・・・///」ドキッ



提督「・・・」



スルッ



提督「俺と結婚してくれるか?」



響「も、もちろんだ!」



響「ど、どうしよう泣きそうなんだけど」ウルッ



提督「そこまで喜んでくれて嬉しいぞ・・・」



提督「仮の婚約だな。本物になるといいな」ニコッ



響「や、やめろ!そんな顔でみ、見るな!」ヨロッ



提督「おっと、大丈夫か?」ギュッ



響「あ・・・」ドキッ



ポロッ

436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 11:17:43.70

響「ああ!?指輪がっ!!」



ポチャン



提督「あー今のサイズに作っとけば良かったか・・・」



響「ああ・・・司令官に貰った指輪が・・・」グスッ



提督「大丈夫だよ。また作ってやるから」



響「あなたから貰った初めての指輪だぞ!他のものに変えられるか!」



響「それに高かっただろ!?」



提督「そこまでじゃねーよ」



響「取ってくる!」バッ



提督「馬鹿!今の時期考えろ!もう」ガシッ



響「離せ!早くしないと下まで落ちてしまうだろ!!」



提督「指輪は変えが効くかもしれないがお前はお前だけなんだよ!」



響「だけど・・・!」

437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/04(水) 11:28:09.10

数分後



響「うう・・・ごめんよ司令官・・・」ズーンッ



響「特製で作ってもらったのに・・・高かっただろう?」



提督「そんなことねーよ。ブランド物ってわけでもないし、宝石自体もあまり付けなかったから」



提督「それに知り合いに頼んで作ってもらっただけだし」



響「いくらだったんだ?私が自腹で返す」



提督「さぁ、いくらだったかな」



響「言ってくれ。私が悪いんだ」



提督「領収書も全部捨てちまったよ。いらないしな」



響「悪いから。お願いだ」



響「提督業のお給料で貯金も結講溜まってるんだ」



提督「好きな女にかけた金なんて覚えてるわけないだろ」



響「しかし!」



提督「しつこい奴だな」



響「こういう時にしつこいのは慣れたものだろう!!」



提督「開き直りやがった」

443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/08(日) 01:09:11.11

響「・・・むう」ズーン



提督「落ち込みすぎだろ」



響「あなたからもらったものをすぐ失くしたんだ。落ち込むに決まっている」



提督「別に気にしなくていいって」ポンッ



提督(女の子らしい一面は久しぶりに見たなぁ)ナデナデ



響「はぁ・・・イクとかゴーヤにとかたのもうかな・・・」



提督「考え過ぎだって」



響「しかし・・・」



提督「はいはい。そろそろ戻るぞ。ただで寒いのに潮風に当たってたら風邪ひいちまうって」



響「わかったよぅ・・・」ムスッ







ザバァ



提督「ん?」



響「あっ」



???「・・・」ジーッ



提督「えっ?なんで?」

444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/08(日) 01:16:44.17

響「・・・どうして顔を出したのかな?」



???「響の・・・様子をみたくて・・・」



提督「なんでお前がここにいるんだ?海底で眠ってたんじゃないのか?姫」



飛行場姫「目が覚めたから・・・」



提督「武装は?」



飛行場姫「起きたら寝てた・・・普通に外れたから・・・」



提督「謎しかねーぞ」



響「でも、あんまり海面には顔を出さない方が・・・」



響「見つかったら大変だろう」



飛行場姫「・・・あ、そうだ・・・これ」スッ



キラン



響「・・・!」パァ



提督「ん?指輪、拾ってくれたのか?」



飛行場姫「・・・指輪・・・と言うのね。さっき、頭に落っこってきて・・・引っかかったから・・・」



響「ありがとう姫!なんでもいい!お礼をさせてくれ!」



飛行場姫「な、なんでも?」



響「ああ!」

457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 16:09:31.15

響「え?私達と生活したいって?」



飛行場姫「ん・・・実は、こっそりたくさんの乗り物がある所へ・・・」



飛行場姫「響達が楽しそうにしてるとこ・・・見に行ってたから」



響「しかし、一緒に住むという事か?」



飛行場姫「・・・私達もみんなと一緒に・・・普通の女の子として生活したいだけ・・・」



響「ふむ・・・どう思う?」



提督「いいんじゃないか?とりあえず、上の奴等に説明する必要と許可がいるが」



響「敵意がなくても元は深海棲艦だ。上の奴等がいい顔するとも思えないけど」



提督「上の奴等の中に、俺の知り合いが居る。あいつも重役だから」



飛行場姫「・・・どうなの?」



響「ふむ、出来るかは分からないが、上に掛け合ってみよう」



提督「まぁ、ある程度の条件は付けられるだろうがな」



飛行場姫「・・・他の子も・・・」



提督「お前以外に誰かいるのか?」



飛行場姫「人型全員」



提督「・・・俺も協力しよう。根回しはしてみる」

458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 16:20:28.53

響「とりあえず、鎮守府内の空き部屋に待機しててもらえるか?」



響「陸奥には話を通しておく」



飛行場姫「うん・・・わかった・・・」トプン



響「・・・海、冷たそうなものだが・・・」



提督「俺等とは体の作りが違うんじゃないのか?」



響「どうなのかな」



提督「しかし、あんな約束してよかったのか?」



響「ああ、もちろんだ。あの子達と一緒に暮らせれば、鎮守府など、物騒な建物も廃れるだろう」



提督「お前、就職先探さなきゃいけねーぞ?」



響「ん?私はあなたに永久就職だが?」



提督「プレッシャーだな・・・」



響「冗談だ。ちゃんと就職先は決めるつもりだ。バイトもする」



提督「・・・俺がそこまで甲斐性なしに見えるか?」



響「ああ」



提督「辛辣」

459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 16:38:57.76

響「それで・・・だな司令官」モジモジ



提督「なんだ?」



響「せっかく、婚約したんだ。だから・・・その」



提督「・・・わかった・・・とりあえず、俺は今夜までに覚悟を決めておこう」



提督(これ以上誘惑されて、勢いに任せて抱くのだけは嫌だからな・・・)



響「ついに!」パァ



提督「明るい顔すんな!」



響「どうする?ゴムは買っておこうか?」



提督「年頃の女の子がゴムとか言うな!」



響「いやしかし、初めては生の方が・・・うーん」



提督「恥じらいは大事だぞぉ」



響「今更だと思うんだが・・・」



提督(今夜が思いやられるな・・・)

460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 16:44:43.78

響「そうだな。それじゃ、私と一緒だと決心がつかないだろう。私は姫達と話でもしてくるよ」



提督「ああ、そうしてくれ」



提督「俺はアパートで待ってる」



響「アパートって事は最中は声を抑えたほうがいいか?」



提督「いいから行けって!」



響「むう、わかったよ」シブシブ



提督「はぁ・・・」



ザザァ



提督(とうとう、俺も童貞じゃなくなるのか)



提督「嬉しいけど、本当にいいのか?・・・決心をつけるために、誰かに相談するか」



提督(俺、小心者過ぎるだろ・・・)

461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 16:51:03.33

提督母「知ったことかボケナス」



提督「息子をボケナス呼ばわりとかひどすぎね」



提督母「まぁ、婚約指輪を渡してしまったんだ。腹を括れ」



提督母「大体、初めてを母親に相談するか普通」



提督「親父に話したって羨ましがられるだけだろ」



提督母「ロリコンだからな」



提督「ロリ巨乳はバランス悪いよな」



提督母「同感だ」



雷「そう言う話じゃないでしょ!」バンッ



提督母「なんだ。聞き耳とは趣味が悪いぞ」



雷「だ、だってしょうがないじゃない!司令官と響の間がどう進展したか気になって・・・」



提督母「ああ、順調みたいだぞ」



雷「そ、そうみたいね。話を聞いてて安心し・・・」



雷義兄(以後、提督弟)「兄さん!会いたかったよ!帰ってきてるなら連絡してよ母さん!」



提督母「知ったことかボケナス」



提督「おい、俺をこいつと一緒にすんな」

462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 17:00:19.60

提督母「恋人の家に泊まりに言ってたお前が悪い」



提督弟「そんな!兄さんの方が大事に決まってるじゃないか!」



提督「やめてくれよ・・・」



提督弟「ああ兄さん。安心してくれ、恋人と言っても彼女だから。男を愛してるのは兄さんだけだよ」



雷「お姉ちゃんも同じこと言ってた気がする」



提督「・・・母さんのせいだぞ」



提督母「仕方ないだろう。女装させたら思いのほかハマってしまったんだ。それに今も似合っているだろう?」



雷「それより司令官、結局のところ、響と結婚はするの?」



提督「あいつの気が変わらなければするつもりだ。あいつ以外、愛せる自信はないこともないが」



提督「あいつほどのいい女が俺を愛してくれそうもないし」



提督「それに、俺も愛してるからな」



提督弟「僕は!?」



提督「男に貸す穴は無い」



提督妹「女にはあるのね!?」



提督「ねぇよ!いつから聞いてた!?」



雷「・・・司令官がこの家出た理由がわかったわ」



提督母「だろう?」

463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 17:53:42.97

そして夜



トントントントン



提督「」ソワソワ



ジャー



提督(どうしよう。いつもよりエプロン姿の響が可愛くもエロくも見える)



提督(童貞こじらせすぎだろ・・・)



響「出来上がったぞ。さあ、一緒に食べよう」



提督「お、おう。そうだな」



響「どうしたんだい?妙に落ち着かないね」



提督「いや?そんなことないぞ?」



響「・・・!ふふ、そう言う事?」スッ



提督「ど、どうしたんだ!?横に座ったりして・・・」ドキドキッ



響「一緒に横で食べたいなぁと思って」



提督「うっ・・・それは・・・」



響「ダメか?」



提督「か、構わないぞ」ドキッ



響「やった」ニコニコ

464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 18:00:19.69

響「どうだ?美味しいか?」



提督「ああ」



提督(緊張して味がわからなくなるって聞いていたが、本当なんだな・・・)



響「そうか。それはよかった」



響「食べ終わったらお風呂に入ろう」



提督「風呂か・・・どっちが先に入る?」



響「ん?」



提督「ん?どうした?」



響「一緒に入らないのか?」キョトン



提督「まだ俺の準備出来てないの」



響「では、あなたが先に入ってしまうか?」



響「私が先に入って布団で待っててもいいが・・・」



提督「ハイストップ!ソノハナシハアトデ!」



響「しょうがないな・・・冷める前に食べてしまおうか」



提督「ウンソウシヨウ」



響「・・・」

478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 00:28:17.37

提督「ごちそうさま」



響「お粗末さま」



提督「さて・・・響、先に風呂入ってこいよ」



響「まさか本当に聞ける日が来るとは」



提督「深い意味はねぇよ!早く行ってこい!」



響「本当に一緒に入らないのか?」



提督「ごめんな。洗い物は俺がやっておくから」



響「いいよ。私がやる」



提督「俺等のルール」



響「ん・・・わかったよ。それじゃ頼むよ」



提督「ゆっくりしてこい」



響「体の隅々まで洗ってくるよ」



提督「はよ行け」

479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 00:37:56.18

カチャカチャ



提督「・・・」



提督(結局、こんな時間まで、心が決まらない)



提督(いくら考えても、どうしても響の今後を考えてしまう)



提督「・・・」



カチャ



チャ



ジャー



提督「・・・だいぶ色褪せたな・・・」



提督(俺と響が一緒に住むときに買った夫婦箸)



提督「はは、そう言えば、響が欲しいと言って買ったんだっけな・・・」



提督(色々お互いの決め事もしたっけな)

480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 00:54:50.74

同棲初日の記憶



響『今日からよろしくな司令官』



提督『ああ』



響『そうだ。これから一緒に住むんだ。何事もルールが必要だ』



提督『お互いのためにもな』



響『ということで色々と二人で決め事をしよう』



提督『例えば?』



響『そうだな。例えば、どちらかが食事の用意をしたら、もう一人が洗い物をするとか』



提督『ん、いいな。了解』



提督『よし、それなら・・・』

481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 01:01:48.35

提督「よし、終わったな」



提督(あとは俺が風呂に入って・・・)



響「おや、終わっていたのかい?」フキフキ



提督「あ、ああ」ドキッ



提督(あまり意識してなかったけど、髪がしっとりと濡れてる響。すげぇ可愛い)ドキドキ



響「どうした?ジッと見て」



提督「いや、何でもない。それより、早かったんじゃないか?」



響「そうでもないぞ?結講長く入っていたが」



提督(髪長いんだし当たり前だろ俺のバカ)



響「あなたも入ってくるといい。温まるぞ」ニコッ



提督「そうするよ」



響「ああ、布団で待ってるよ」



提督(これじゃデリヘルみたいだな)



提督(って何を冷静に考えとるんだ俺は!)



響「・・・」

482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 01:48:08.68

提督、風呂上り



提督「すー・・・はー・・・よし!」パン



提督、寝室へ



提督「いざ!」



響「長かったじゃないか」



提督「ああ、ちょっとな」スッ



提督(何気なく響の隣に座っちまったけど、どうしよう)



響「・・・」



響(お風呂上がりでも、隠しきれない司令官の男の匂い)



響(少しだけだけど、そばに居ると感じる)トンッ



提督(っ!?ひ、響が俺の腕に頭を押し付けてきた!)



響(どうしてだろう。他の人には無い。この安心できる匂い)



提督「・・・なぁ」

響「・・・ねぇ」



提督響「ん?」



提督「お前からいいぞ」



響「・・・そうかい?」

483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 01:56:59.91

響「あの、無理はしなくていいんだよ?私のわがままだし・・・」



響「あなたは私には勿体無いほどの男性だ。これから先もいい人が見つかるかもしれない」



響「だから・・・私の初めてを受け取って、それに対して責任を感じる必要はない」



響「私は、あなたに、初めてを捧げて後悔するなんてこと、ないから」



響「私が嫌いになったら、簡単に捨ててくれても構わない」



響「あなたになら、利用されて、ボロ雑巾のように捨てられても、良いと思ってる」



響「こんなこと言って、昨日はカッとなって殴りかかってしまってごめんよ」



響「それと、こうしてあなたの横に座って、改めて思い直した。そして言いたいことがある」



響「Я люблю тебя!」カァ



響「や、やっぱり恥ずかしいな。改めてこう面と向かって言うのは///」



提督「・・・響」



響「な、なんだい?」



提督「今の言葉、全部お前に返してやる」



響「えっ」

484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 02:18:58.72

響「ど、どこからどこまでだ!?」



提督「最初から最後までだ」



響「え・・・」



提督「俺も、お前になら何をされてもいい。どんな酷いことだってな」



提督「お前ほどのいい女を俺は見たことが無い。そのいい女が、俺と一緒に居てくれて、文句の言い様がない」



響「しかし!あなたは私に全然手を出してこなかった!」



提督「俺は、お前を信頼している。裏切るとも思わないし、嫌いにだってならない」



響「私だって同じ気持ちだ」



提督「お前に手を出さなかったのは、俺のわがままだ」



響「・・・」



提督「あのバカには見透かされて居たみたいだが」



提督「俺はな響。本当に俺が、お前に釣り合う人間なのか。少しだけ、考え込んでいたんだ」



響「そんな・・・私が、あなたの重さを超えることはできない」

486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 02:26:05.07

提督「俺は安全なところから指示を出し、お前は、死と隣り合わせの戦場でリーダーとして指揮をしていた」



響「・・・」



提督「そんなお前と俺は、釣り合えるのか・・・そうずっと思っていた」



提督「あのバカに」



理事長『君らしくて馬鹿馬鹿しい』



提督「と、言われたんだ。もうひとりの友人には」



マスター『君らしい悩みだ。君の優しさがにじみ出ている。だが、無意味だ』



提督「と言われた。どう思う?」



響「同感だよ」



提督「バッサリじゃねぇか」



響「本当に、あなたはバカだよ」



響「あなたは私達のために何回入院したんだい?」



提督「憶えてねーわ」



響「やっぱり」

487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 02:37:21.93

響「あなたは、私や、他の子のために、命を捨てる覚悟で、私達に接していてくれた」



響「誰かが風邪を引くと、夜通し、寝ずに看病もしていた」



響「確かに私達は命と隣り合わせの戦場で戦っていた」



響「夜も寝ずに戦っていた」



響「だが、頑張って、鎮守府に帰ってきた時のあなたの笑顔が、私は本当に好きだった」



響「私達が帰ってくるたびに、本当に嬉しい顔をして出迎えてくれた」



響「作戦失敗で落ち込んでいる時も、絶対に笑顔だった」ウルッ



響「きっと、私だけじゃない。あなたに惚れていた子は他にも居たと思う」



響「そんな、モテるあなたを、私は一人占めできるんだ。こんな嬉しいことはない」ポロ



響「だから、私は、ずっと、」ポロポロ



提督「・・・響」ギュッ



響「あなたはずるい」グスッ



提督「お前に言われたくねぇよ」



響「・・・愛している」



提督「・・・ああ、愛してるよ」

488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/14(土) 02:50:15.05

数分後



提督「落ち着いたか?」



響「ん・・・早く、したい」



提督「・・・なぁ、本当にするのか?」



響「・・・私を泣かせた罰」



提督「強情な女だなぁ・・・」



響「あなたが私をこんなにした。自業自得。それに、あなたの下半身はもう我慢出来そうにないけど」サスサス



提督「うあ・・・お、おい・・・いきなり撫でんな・・・」



提督(響の泣き顔に興奮したとは言えんな・・・)



響「・・・じゃあキス」



提督「・・・わかった。俺も男だ。もう逃げない」



提督「って、なっ・・・」ドサッ



響が、覆い被さるように提督を押し倒す



提督「・・・というか、なんで制服なんだ?」



響「・・・好きだろう?制服にニーソ」



提督「・・・好き」



響「司令官・・・ん・・・」



提督「ん・・・」



二人は、音もなく唇を重ねた

507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 20:02:29.89

響「ん・・・」



次第に、響から提督の口へと舌を入れ始めた



提督「んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・積極的すぎやしないか・・・」



響「はぁ・・・ふふ、久しぶりのキスが随分濃厚なものになってしまったね・・・」



提督「・・・」グイッ



響「うわ・・・いきなり服をまくり上げないでくれ・・・///」



響の小振りな胸がブラ一枚を隔てて露になる



響「そんなジッと見て・・・私の小さな胸を見ても面白くないだろ・・・?」



提督「胸の大きさなんて関係ないだろ・・・さ、触るぞ?」



響「ん・・・いいよ」



提督は恐る恐る、響の胸に手を伸ばす

508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 20:10:39.97

ムニっとした柔らかい感触が手を伝わる



響「あっ・・・」



提督「だ、大丈夫か?」



響「大丈夫だ・・・というか、おっかなびっくりに触られると、少し傷つく」



提督「すまん・・・初めてで勝手がわからないんだ」



響「私だって初めてだ。あなたの好きに触ってくれてもいい」



提督「そうか?それじゃあ」モミ



響「ん・・・」



提督「ブラ、ズラすぞ」



響「あなたは本当に着衣が好きなんだな」



提督「好きなものは仕方ないだろ」グッ



響「・・・」



小振りな胸に相応しい小さな突起が空気に触れた

509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 20:25:22.58

提督「少し硬くなってるな」



響「い、言わないでくれ、恥ずかしいんだ・・・///」



提督「っ!」ドキッ



提督「・・・」チュッ



響「っ!」ピクンッ



提督「はむ・・・んん・・・はぁ」



響「私のを舐めて楽しいのか?赤ん坊みたいだな・・・」



提督(響の顔が紅潮してる。気持ちいいのか?)



提督にちょっとした悪戯な心が芽生えた



提督「・・・」キュッ



響「あんっ!」ビクンッ



響の体が少し跳ねた



提督「悪い、痛かったか?」



響「い、痛くはなかったが・・・いきなり噛むなっ!///」バシッ



提督「いて、いやつい可愛くてさ・・・」



響「むう・・・仕返しする」カチャカチャ



提督「えっ?うわっ!何を・・・!」

510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 20:35:27.14

ポロン



響「うお・・・勃ってるな」ドキドキ



提督「あ、当たり前だろ・・・」



響「私の胸で興奮してくれたのか?」



提督「それもあるけど・・・正直、今日やること考えてたら勃ちっぱなしでした」



響「・・・嬉しい。次は私が気持ちよくしてあげるよ」



そう言うと、響は提督の主砲に手を出す



響(すごい・・・これがこの人の匂い・・・)ギュッ



提督(あの響が俺のを・・・)ゾクッ



響「動かせばいいのか?一人でするときはどうしてるんだ?」



提督「優しく上下に手を動かせば・・・って、なんで普通そんなこと聞くかな・・・///」



響(とりあえず、司令官秘蔵のエロ動画を参考にしてみよう)シュッ



提督「う・・・」ピクッ



柔らかな手が、提督の主砲を撫でる様に上下した

511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 20:51:12.77

響「・・・」シュッ



響(司令官がなんとも言えない顔になってる)



響(ん、先の方から透明な物が)



響(これが先走りと言うものか)



響「気持ちいいのか?」



提督「ああ・・・」



響(どうしよう)



提督「もう少し、早くしてくれないか?」



響「・・・ああ」ハムッ



提督「っ!」ビクンッ



提督「ちょっ、お前なにしてっ!?」



響が主砲を咥えた



響「んむ・・・」



提督「うあ・・・無理して口でしてくれなくても・・・あっ」



響(こんな感じかな・・・)



いやらしい音を立てながら、上目遣いで提督を見上げる

512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:13:29.78

提督「な、なんでそんなうま・・・あ!」



提督「ひ、響、そろそろイキそう・・・だから」



提督「口を・・・」



響「ん・・・」



響は構わず奥までくわえ込む



提督「な、何を・・・!」



提督「あっイ・・・」



響「んんっ」



提督の弾薬が、響の口の中へと飛び出した



出し終えるまで、響は口を離す気配すら見せなかった



響「んー・・・」チュル



提督「だ、出せ響!そんなもの・・・」



ゴクン



響「少し飲みにくかったけど、全部飲んだよ・・・」アーン



響「味は、嫌いじゃない」

513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:19:46.31

提督「このバカ・・・!」



響「一度飲んで見たかったんだ。それに、外で出されたら制服が汚れてしまう」ペロッ



提督「全く・・・というか、本当に初めてなんだよな?」



響「もちろんだ。練習はしたが」



提督「・・・何で?」ムッ



響「あなた秘蔵のエロ動画と大人のおもちゃで」



提督「お前!また俺のPCの中見たな!?パスもかけてたのに!」



響「まさかと思って私の名前入れたら開いたからね」



提督「う・・・あれならバレないと思ったのに・・・」



響「ヒントがわかりやすかったしな」



響「さて・・・そろそろ本番しようか?」



提督「雰囲気が全部ぶっ壊れたぞ」



響「誰のせいだと思ってる」



提督「ごめんなさい」

514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:23:00.54

響「・・・正常位でいいのか?」



提督「初めてはこれがいいかなーと・・・」



響「私が上になってもいいんだぞ」



提督「いや、主導権握られっぱなしで悔しいから」



響「そうか」



提督「ああ、ゴム忘れてたな・・・えっと」



響「ゴムなんていらない。初めては、あなたを存分に感じたい」



提督「もし妊娠してしまったら・・・」



響「今日は大丈夫な日だから大丈夫」



響「それに、あなたの子ならな私は大歓迎だ」



提督「学校行けなくなるだろ・・・」

515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:28:56.85

響「ん・・・片足に残すのか?」



提督「悪い。趣味が変態で」



響「別にかまわないが・・・」



提督「・・・ぬ、脱がすぞ」ドキドキ



響「あ、ああ」ドキドキ



グイッ



響の秘部からパンツに透明な糸が引いていた



提督「お、お前・・・」



響「・・・恥ずかしいから言うな」



提督「・・・綺麗だ」



響「それも言うな!恥ずかしい!」



提督「お、俺だって生で見るの初めてで恥ずかしいんだよ!」



響「目隠しするか!?初めてが目隠しプレイか!?」



提督「ちょ、落ち着け!」

516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:36:20.54

響「むう・・・」ムスッ



提督「悪かったって・・・でも、ここまで来たら俺も抑えられないからな!」



響「私だってやめるつもりなど毛頭ない」



提督「そうか・・・それじゃあ・・・」ピトッ



響「ん・・・」ピクッ



提督の先っぽが、響の秘部に接触する



提督「いくぞ・・・」グッ



響「一気に頼む・・・」ギュッ



響が両手で布団を掴む



提督「・・・ぐっ!」グイッ



提督は力いっぱい腰を押し出す



ブチッ



響「いっ・・・!!」ギリッ



提督「はっ!はっ!はい・・・った・・・!」



響「はぁはぁ!くっ・・・」



提督「だ、大丈夫かっ?」

517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:44:12.22

響「思ったより痛くはないから大丈夫だ・・・う、動いていいぞ・・・」



提督「無理すんな・・・痛みが引いてからでいい・・・」



提督(正直、動いたらイキそう)



響「うぐっ・・・それじゃあ、少しだけ待ってていてくれ・・・」



接続部分から、血が垂れる



響「ああ・・・やっと・・・あなたと繋がることが出来た」ニコッ



提督「っ!」ゾクッ



響「ずっと・・・ずっとこうなることを望んでいたんだ・・・」



響「嬉しい・・・とても・・・」



響は、痛みで流れた涙を流しながら、愛おしそうな目で提督を見つめた



響「んあ・・・そろそろ・・・動いてもいいかな・・・」



提督「響っ」グッ



響「あっ!」



それと同時に、提督が腰を動き始めた

518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 21:53:55.32

少し経って



提督「はぁ!はぁ!響、そろそろ!」



響「ん!ん!あっ!そっそのままでいい!中に・・・!」



提督「響っ!」



提督は、本能のままに、自分の腰を響に押し付ける



響「ーーーっ!」ビクンビクンッ



響の中に、提督の弾薬が流れ出す



弾薬を絞り出そうと、膣壁がうねり、提督のイチモツを刺激する



響「はっ・・・はっ・・・司令官のが・・・中に・・・」



提督「ふっ・・・ん・・・」



響「私で、気持ちよく・・・なってくれたのか?」



提督「最初は中がキツかったが・・・よかった・・・お前は?」



響「あなたのは大きくて少し痛かった」



提督「ごめん」



響「でも、気持ちよかった。もう一回・・・したい」



響「だめ・・・かな?」



提督「俺もしたい」



響「今度は私が上だぞ・・・」

519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 21:59:13.87

そして二人は、朝まで求め合った



翌朝



提督「」チーン



響「大丈夫かい?」アセアセ



提督「」チーン



提督(響の性欲が底なしで俺の玉の中身が空っぽだ)



響「本当にすまない・・・私もここまで溜まっているとは思わなかったんだ・・・」オロオロ



提督「イヤダイジョウブウンダイジョウブ」ズキズキ



響「あ、朝ごはんどうする?」



提督「ん・・・今日はいらない。というかかなり疲れた」



響「あなただってずっと求めてきたじゃないか!」



提督「別に怒ってねーよ」



提督「求めてくれたのは嬉しかったし」



響「よ、よくそんな恥ずかしいこと恥ずかしげもなく!///」バシッ



提督「いてぇ」ズキズキ



提督(腰が痛くてやばい)

520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 22:04:47.49

響「・・・お風呂入ってくる」



提督「一緒に入るか?」



響「・・・まだやるつもりかい?」



響「私は一向に構わないが」



提督「もう出ねーよ・・・腰痛いから背中流して欲しいんだ」



響「そうか。それじゃ一緒に・・・」



提督(出掛けなきゃいけないし、踏ん張りどころだな)



響「本当にすまなかった」



提督「いいって、俺も気持ちよかったし」ポンポンッ



響「そ、それなら・・・よかった・・・///」



提督(あとは妊娠してないことを祈るしかないな)



響「中に出されすぎてお腹が重いんだが」



提督「お前が離さないのが悪い」



響「あなただってずっと入れっぱなしだったではないか」



提督「お互い様か」



響「だな」

521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 22:17:00.07

恥をさらしつつ今回はこの辺で



もう恥ずかしいから無理



鬼畜どもに報いを







第六駆逐帯水着趣向



暁=可愛らしいワンピース(スク水も可)

響=シンプルな白いビキニ

雷=ピンクのキュロパン

電=オシャレなワンピース

533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 20:30:03.22

チャプン



響「久しぶりだな。あなたとこうしてお風呂に入るのは」



提督「狭い」



響「今更」



提督「はぁ・・・で、どうするつもりだ?あの件」



響「あいつらに説明するしかないだろ。話はそれからだ」



提督「まぁ、俺の知り合いが居るから悪いようにはならないだろうが」



響「知り合いの言葉を挟むような奴が信用できるとは思えない」



提督「俺のよく知ってる知り合いだから大丈夫。あいつはあいつなりの考えを持ってる」



提督「先入観の塊みたいな奴らとは違う」



響「む・・・女か?」



提督「男の知り合いだ。何度か報告しに行った時に見ただろ。一番若い奴」



響「ああ、あの人か」



提督「ん」



提督「にしても・・・本当に下腹部が少し膨れ上がってるな・・・妊娠しないか?」プニ



響「私としては大歓迎だが、念の為ピルも飲んでいる。おそらく大丈夫だろう」



提督「そっか。学校生活に支障がなければなんでもいいや」

534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 20:36:39.01

響「・・・ねぇ」



提督「ん?どうした?」



響「本当に学校生活だけのことを心配してるのか?」



提督「当然だろ。俺が養ってもいいが。もし、もしもの話だが、俺が不慮の事故で死んだら」



提督「その先、お前が生き難くなる。俺の母さんが見捨てるわけないと思うけど」



響「・・・そうか」シュン



提督「俺が居なくてもお前ならしっかりやれるさ。今までそうだったんだ」



響「あなたが本当にいなくなったら、生きていく自身がないんだが」



提督「それは俺も一緒の気持ちだ。でも、子供ができれば別だろ?」



響「ふふ、そうだな」ニコッ



響「とは言っても、やはり年齢差がある分、あなたが先に亡くなる可能性があるのは拭いきれない」



響「今のうちに覚悟は決めておくよ」



提督「お前のそう言うところ大好き」ナデナデ



響「照れる」

535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 20:43:39.61

その後



アパート前



響「あなたは今日どこへ?」



提督「あのバカに昼から飲もうって言われててな」



響「飲みすぎないでおくれよ?」



提督「わかってるよ。響は遊びに?」



響「ああ、鎮守府に寄ってから暁達と」



提督「そっか。じゃ、また夜に」



響「ああ」



提督「・・・おう」



提督の同僚A兼隣人「・・・」



同僚A「ゆうべは お楽しみでしたね」



提督「き、聞こえてたのか・・・」



同僚A「私と言うものがありながらなんでこの人と・・・!」



同僚A「こんな奴に響ちゃんを寝取られた!」



提督「なんで俺の周りは同性愛者がこんなに多いのだろうか」

536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 20:49:27.37

同僚A「まぁそれはさておき、今度ヤル時は私も混ぜて」



提督「断る」



同僚A「私と響ちゃんが絡んでるからその横であんたは自分でシコってればいいじゃない!」



提督「嫌に決まってんだろその逆だったらいいが」



同僚A「誰があんたなんかに!」



提督「そうじゃねぇよ」



響「他人に見られながらのプレイか・・・」



提督「俺はやだぞ」



響「なら私もやだ」



同僚A「ふむ、仕方ない。ヤル時は雨戸まで閉めた方がいいよ」



同僚A「響ちゃんの可愛い喘ぎ声聞こえたから」



響「う・・・私の声大きかったか・・・?押し殺したつもりだったんだが」



同僚A「それでシタのは言うまでもない」



提督「聞いてないし、響の声はそこまで大きくなかっただろ」



同僚A「壁に耳を当てたのは言うまでもない」

537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 20:54:35.30

提督「ぶん殴っていいぞ」



同僚A「響ちゃんになら大歓迎だ」



響「フン!」バチン



同僚A「あふん!ありがとうございます。これで一ヶ月はやっていける」



提督「そろそろ金をとってもいいんじゃないか」



響「もう行こう」



提督「そうだな」



同僚A「いってらっしゃーい」ブンブン



響「ねぇ」ギュッ



提督「間違ってもあんなバカ女に惚れたりしねぇよ」



響「よかった。もしそうだとしたら私もあんなにバカ女なのかと」



響「途中まで一緒に行こう」



提督(さりげなく腕に抱きつかれた。胸が当たって幸せな気分)ホワァ

538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:04:28.43

その後



別れ道で響と軽くキスをして別れた



居酒屋 鳳翔



ガララ



提督「おいっす」



理事長「遅かったじゃないか」



マスター「やぁ」



隼鷹「いやーごめんよ提督ぅー。今日は居酒屋休みになってー」



提督「なんかあったのか?」



鈴谷「鳳翔さんと千歳さんがダウンしちゃってさー。今そこのお座敷で自棄酒してんの」ピッ



提督「ん?」



鳳翔「・・・」

千歳「・・・」

加賀「・・・」

大和「・・・」

高尾「・・・」

イムヤ「・・・」



提督「すげーお通夜ムード」



ガララ!



霧島「・・・」

539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:08:47.83

鳳翔「・・・!」サッ



霧島「・・・!」サッ



ガチン!!



提督「霧島・・・一升瓶持参して・・・どうしたのこれ」



隼鷹「最近仲悪そうだし実は私達もチャンスがあるんじゃないかと思ってたけどやっぱりダメだったの会」



鈴谷「略してSCD会」



提督「・・・なんだそれ」



隼鷹「とりあえずあの調子だから今日料理が出せるのあたしと鈴谷しかいねーんだ。味は落ちるかもしれねーけど」



鈴谷「我慢してね!」



提督「ああ、構わんぞ」



鈴谷「もし我慢できなかったら鈴谷のエッチなサービスもあるよ!」



提督「それは遠慮しとくわ」

540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:15:04.02

鈴谷「えー提督となら鈴谷セフレでもいいよー」



提督「年頃の娘がそんなことを口走るな」コクッ



鈴谷「もう響とはヤったんでしょ?ならいいじゃん!鈴谷の処女も奪ってよ」



提督「ぶっ!」



提督「ゴホゴホっ!バカ野郎!そういうのは大切な人に捧げろ!」



理事長マスター「ふふ」ニヤニヤ



提督「ちょっとまて!お前らなんで知ってんだ!?」



隼鷹「えーあたしらは何も知らないなー」ニヤニヤ



鈴谷「昨日、雷ちゃんとその家族が来て言ってたよ」



鈴谷「やっとうちのバカ息子が童貞卒業出来るって」



提督「なに言いふらしてんだちくしょう!」



隼鷹「あたしはあの人が提督の母親だって知ってたし」

541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:21:21.28

理事長「もう君の周りの人は皆知ってるよ。うちの娘だって知ってる」



マスター「ははは、女泣かせだな」



提督「・・・皆そんなに響のこと好きだったのか」



隼鷹(笑いこらえるの大変なんだなからやめてくれ)



提督「で?どうして昼から飲んでるんだ?」



理事長「君の童貞卒業の祝いだ」



提督「馬鹿にしてんのか」



マスター「まぁまぁ、仲良く飲もうじゃないか」



理事長「ああ、そうだね」



隼鷹「ほら。お通しだぜ」コトッ



鈴谷「なんでも注文して!なんだかんだ鳳翔さんに教わって料理上手くなってるんだよ!」



鈴谷「なんなら女体盛りとかどう?」



提督「お前の今日のテンションおかしいだろ」



鈴谷「胸なら自信あるし!」



提督「人の話聞いちゃいねぇ」

542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:27:06.11

マスター「それにしても、とうとうあなたも身を固めるのか」



マスター「少し寂しいな」



提督「ん・・・お前もそろそろ身を固めたらどうだ?」



マスター「私は愛した人を一途に思うのが趣味なんでね」



理事長「ほう?誰か恋した人はいるのかい?」



マスター「女性はやはり美人やら可愛い子が多くて目移りしてしまうね」



提督「愛するまではいかない感じか」



マスター「いや、一人だけ居るね」



理事長「なんだ!アタックすればいいじゃないか!」



マスター「その人にはその気がないみたいでね。そうはいかないんだ」



提督「ふーん。高校以来の付き合いだが、なんだ。お前の好みはわからないな」

543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:31:29.57

マスター「安心してくれ。男で初めて愛したのはあなただけだよ」



提督「もう手術を受けてあれ生えてんだろ?」



マスター「男性ホルモンも打っているから見ての通りさ」



理事長「久しぶりに会ったらただのおっさんになってたときはびっくりだったね」



マスター「私を性別で判断せず、私として見てくれたのはあなただけだからね」



マスター「だから、私は私で居られた。身を固めるあなたに送るよ」



マスター「ありがとう」



提督「昔の話は忘れたな。思い出しても戻れるわけじゃねーし」



理事長「幼馴染の事でメソメソしてた君が何を言ってるんだい?」



提督「うっせ」



隼鷹「いかおまちー」



鈴谷「たこおまちー」

544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:35:56.59

隼鷹「そうだ提督」



提督「どうした?」



隼鷹「少し先の話になるけどさ。今度花見でもしに行かないかい?」



隼鷹「鎮守府にいた全員集めてさ」



提督「んーいいぞ。新しい問題があるから、それが解決したらな」



鈴谷「なになにー?今度なんの問題が出てきたの?」



提督「深海棲艦が鎮守府に乗り込んできた」



隼鷹「おや、眠ってたんじゃないのかい」



提督「響達の楽しそうな姿みたら、自分達も普通の女の子として生活してみたいってさ」



鈴谷「いいじゃんいいじゃん!鈴谷も出来ることあったら協力するよ」



提督「まぁ、まず上に掛け合ってみるさ。あいつが居るから大丈夫だろうけど」



マスター「あの子か?」



提督「そう、あいつ」



マスター「なら、大丈夫だな」ニコッ



提督「なんだかんだであいつが決定権持ってるみたいだしな」

545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 21:43:42.22

一方その頃、暁の家



雷「ねね!初めてってどうだった!?」パァ



響「それはだなー・・・あー」



暁「初めてって?何か新しく始めたの?」



電「・・・///」



電(司令官と響がどういうプレイしたのかすごく気になるのです・・・!)



雷「なんで渋ってるのよ!いつもそう言うこと平気で喋ってるじゃない!」



響「いざ自分のことを話すとなるとは、恥ずかしいんだよ!///」



雷「うっそ!あの響が照れてる!どんなことしたか余計気になる!」



暁「ねぇ電、初めてって」



電「い、電は何も知らないのです!///」ミミフサギ



電(聞くのが辛くはなくなっても、プレイ内容が気になるのですっ)



電(でも直接聞くのは恥ずかしいのです・・・)



暁「・・・なんなの?」クビカシゲ

551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 19:52:15.15

暁「んー」パリ



雷「どうしてもダメなの?」



響「どうしてもダメ」



電「響、響!」



響「どうした?」



電「えっと、えっと・・・」



響「・・・恥ずかしいからダメだって・・・」



電「ううー・・・」 



電(バレてるのです・・・)



暁「ん」ゴクッ



暁「うわ、なにこの敵固い」

553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 19:57:42.18

雷「仕方ないわね。それで?」



響「なんが?」



雷「プロポーズされたんでしょ?」



暁「プロポーズっ!?」ガバッ



響「されたにはされたが・・・」



暁「プロポーズ!されたの!?」



響「やけに食いつくな」



暁「そりゃレディだもの!そう言う話は気になるわ」



雷「暁には縁がなさそうだものね」



暁「どういう意味よ」



雷「電もそう思うでしょ?」



電「電は何も知らないのですー」



響(話のかわし方がうまくなってきてるな)

554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:06:27.27

暁「まぁいいわ。それでさ。プロポーズされたからにはもちろん貰ったんでしょ?」



響「貰ったよ」



雷「見せなさいよ」



響「指につけてるんだが、お前たちの目は節穴か」



暁「え、だって薬指にはそんなもの・・・」



響「大きさが合わなくてな・・・人差し指につけている」



雷「はぁ?なにそれ、サイズ間違えたわけ?」



電「おそらくですけど、大学卒業してからプロポーズしようと思ったのではないでしょうか」



電「学校生活に支障が出ることはしたくないって、口をすっぱくしてましたし」



響「電の言う通りだよ」



雷「馬鹿ねー」



暁「ねー」



響「ふふ・・・」ニコニコ



電(響が指輪を見ながら笑ってるのです)ニコッ

555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:18:16.84

居酒屋 鳳翔



霧島「んぐ・・・あーうまい!」ダンッ



鳳翔「うー・・・そう言えば霧島さん」



霧島「なに」



鳳翔「金剛さんと榛名さんは」



霧島「・・・姉さんは仕事忙しいみたいよ。榛名は・・・さぁ、何をしてるかもわからないわ」ヒクッ



鳳翔「ふーん・・・」



高尾「連絡もとってらっしゃらないんですか・・・」



霧島「んー、向こうから連絡しないだけよ。しても出ないし」



大和「・・・うちの武蔵も連絡してくれない・・・」カランッ



加賀「何か、別の愚痴話になってるわね」



イムヤ「・・・忘れたいこともあるのよ」



加賀「そうね」



千歳「千代田元気かしら・・・」

556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:31:56.78

ガラララ!



金剛「yeah!!お待たせー!ミーの登場よ!」



金剛「oh!皆、暗いネ!」



提督「ん、相変わらず元気だな・・・」



金剛「提督会いたかったヨー!!」ガバッ



提督「うお!いきなり抱きつくないつも言ってんだろ!」



提督「久しぶりだな。仕事の方はどうだ?」



金剛「スキャンダルとか気にしなきゃいけないのはともかく順調ネ」



金剛「近く通って提督がここに入るの見たからマネージャーを振り切って来ちゃったヨ!」



提督「・・・相変わらず、比叡に苦労かけてんな」



金剛「頭が上がらないネ」



提督「あと離れろ」



金剛「oh・・・さみしいこと言わないで欲しいネ」



提督「スキャンダル気にしてんだろ」



金剛「提督となら構わないネー」



理事長「愛されてるね」

557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:40:51.97

金剛「あ!そうだ提督!童貞卒業おめでとうネ!」



提督「ぶっ!なんだいきなり!」



金剛「霧島からメール来てたヨ」



霧島「・・・まぁ、この飲みに誘ったもの」



金剛「とうとう響んと結ばれたネ!幸せそうで嬉しいヨー!!」スリスリ



提督「頬を擦り付けんな!」



霧島「心配した私がバカみたいだったわ」



鳳翔「すっかり吹っ切れてますね・・・羨ましい」



ガラララ



比叡「はぁ・・・はぁ・・・やっぱりここに来てましたかお姉様!」



金剛「バレてしまいましタ!それじゃあ提督ぅー。今度ゆっくりできるときに遊びに来るヨー」フリフリ



比叡「あ、司令官、ご無沙汰してます」ペコッ



提督「ああ、お疲れ様。あと、頑張れ」



提督「あんまり比叡に苦労かけるなよ!」



金剛「はいはーい!またネー!」



比叡「それではー!」



ピシャ

558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:51:42.10

比叡「全く・・・予定がいっぱいなんですからわがまま言わないでください」



金剛「ごめんごめん!ついつい提督に会いたくなっちゃってー!」



比叡「・・・どうでしたか?」



金剛「やっぱり変わらないネー。今も魅力的な人だヨ。でもやっぱり落ち込んじゃうヨ」



金剛「頭では分かっていてもやっぱりダメネー」



比叡「・・・あー・・・」



金剛「ダメネ。今から撮影なのに涙なんか流したら・・・」



比叡「お姉様、明日は久々の休みですからどこかへお出かけしましょう」



金剛「え・・・。でも明日って」



比叡「私の手腕を見くびらないでください!お姉様の尻拭いをするのはいつも私ですから」



金剛「比叡・・・」



比叡「だから、今日だけは精一杯頑張りましょう!」



金剛「ん・・・分かったネ!それじゃあレッツゴー!!」

559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 20:59:14.71

夕方



提督「ん・・・俺もう帰るわ」



理事長「ああ、もうこんな時間か・・・」



マスター「そろそろ店の準備をしないと・・・戻らないと君の娘さんにどやされる」



理事長「すまんね」



マスター「よくやってくれてるから助かってるよ」



提督「お前たちは飲んでくのか?」



鳳翔「まだのんれます・・・」グデッ



提督「・・・無茶すんなよ」



鳳翔「ふぁい・・・」



隼鷹「あー代はいらねぇよ」



提督「ああ?そういうわけには行かねーだろ」



隼鷹「いや、もう先払いでもらってるから」



理マ「そういうこと。これから大変だろうけど頑張って」ポンッ



提督「・・・お前ら」

560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:20:36.29

翌日



偉いの「・・・そんな言い分が通ると思ってるのか?」



飛行場姫「・・・」ギュッ



響「警備の奴に銃を下ろすよう言ってくれ。彼女達に敵意はもう無い」



響「偽装だって無いだろう」



偉いの「ふざけるな!私達にどれだけの被害を加えたと思っているんだ!」



偉いの「今更出てきて許してもらおうなど都合が良すぎるだろうが!」



飛行場姫「・・・」



響「これだから年を取って硬くなった頭は・・・」ボソッ



響「確かにリスクはあるかもしれないが、うまくいけばいつ攻撃をしてくるかなんて不安は取り除かれるんだ」



偉いの「・・・知らんな!私達の貨物船などを何度も沈められてるんだ!」



響「本当にわからず屋だな!」

561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:24:14.41

飛行場姫「・・・」ヌギッ



響「ちょっとまて」



飛行場姫「え・・・」ピタッ



響「どうしたいきなり脱ぎだして」



飛行場姫「男の人?の前で・・・全裸になれば・・・許してもらえるって・・・」



響「どこからそんな知識を」



飛行場姫「えーっと・・・海底に居た時に見た本・・・?」



飛行場姫「に書いてあった・・・」



響「うーん・・・頭抱えちゃうなぁ・・・とりあえず脱ぐのやめようか」



偉いの「そ、そんなことで許されると思っているのか!」マエカガミ



飛行場姫「えー・・・」



???「ふむ、本当に敵意はないみたいだね」

562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:28:17.83

響「あの人の・・・」



若人「ああ、あいつの事ならよく知ってる。それで、君はどうしたいんだ」



飛行場姫「・・・私?」



若人「そう」



飛行場姫「普通の女の子として・・・過ごしたい・・・」



若人「そうかそうか。よし、銃を下ろしてくれ。女の子として過ごすのを許可しよう」



飛行場姫「・・・!」パァ



偉いの「どういうことだ若人君!」



若人「ただし、条件がある」



響「当然か」



若人「最初の一年間は、この世界の常識、その他もろもろを指導してもらおう」

563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:32:09.20

響「いいだろう。そちらからの指導者を出してもらえるのか?」



若人「そうだな。私がやろう」



偉いの「しかしだな・・・!」



若人「そのだらしない下半身を何とかしたら話を聞いてあげますよ」



偉いの「う・・・」



響「話のわかる人でよかった」



若人「女の子、女性に優しくするのは、あの人の教えでね」



響「あの人?」



若人「私の初恋の人の口癖でね」



若人「つい、そうしてしまうんだ」



響「どうでもいい」



飛行場姫「・・・いいの?」



響「ああ、案外すんなり言ってくれて助かった。それで、いつから」



若人「明日からでも指導しよう」

564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:37:29.84

翌日から深海棲艦達の指導が始まった



飛行場姫を筆頭に徐々に覚えることに



それから



平和な日常が訪れた



提督と響の性交渉は週に一、二回の頻度



お互い、嫌がる訳もなく順調だった



そして一ヶ月が過ぎ、隼鷹が企画した花見の日になった



夜桜を見ながらの花見へ

565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:41:26.43





飛鷹「全く、突然過ぎるのよあなたは」



隼鷹「一か月前には言っただろ?」



飛鷹「あなたのことを見初めてる神主だったから通ったわがままなんだから」



飛鷹「それを自覚しなさいよ」



隼鷹「硬いこと言うなってー」



提督「おう隼鷹」



響「やぁ」



隼鷹「おう来たか」



提督「ん、なんだ、もうこんなに来てたのか」



隼鷹「大体は集まってるぜ」



提督「それで、どこに桜があるんだ?」



響「照明が少なすぎて全く見えないよ」



隼鷹「月が出てる日にすりゃ良かったかなー」

566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/17(火) 21:51:24.89

提督「桜が見えなきゃ花見じゃないだろ」



隼鷹「まぁそう焦んなって」ピッ



物陰



霧島「ん?合図ね」



秋雲「おっと合図だね!」



神通「えっと・・・合図・・・」



古鷹「あ・・・」



秋雲「照射ぁ!」バチッ

霧島「よっと」バチッ

神通「ええ・・・このタイミング・・・!?」バチッ

古鷹「よいしょ」バチッ



ババババッ!!





四人が同時に、桜を下から明るく照らした

576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 17:21:35.19

響「・・・っ!」キラキラ



隼鷹「月明かりで見たかったんだが、こう言うのも風情があっていいだろ」



提督「まぁなんだ・・・金かけたな」



隼鷹「四つとも持ち主の自前だよ」



霧島「どう?タイミング」



隼鷹「バッチリ」



提督「おう」



秋雲「響提督お久ー!」



響「久しぶり。元気だった?」



神通「川内姉さんと那珂ちゃんはどこに・・・」



提督「向こうでもう酒飲んでるぞ。川内は」



神通「ああもう」タッ



古鷹「元気そうで何よりです提督」



提督「ああ、お前もな」

577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 17:37:04.42

隼鷹「今日は無礼講で飲もうぜ」スッ



提督「お前が無礼講じゃなかった事が無いがな。ありがとう」



隼鷹「響も。ウォッカでいいか?オシャレなコップも用意してるぜ」



響「ありがとう」カランッ



隼鷹「提供はマスターだぜ」



マスター「やぁ」



提督「来てたのか」



マスター「誘われたからね」



若人「お久しぶりです。マスター」ペコッ



マスター「久しぶりだね」



響「・・・彼らの関係ってなんだい?」ボソッ



提督「俺とあいつとマスターと若人は高校のころによく絡んだ友人だからな」



提督「若人はマスターの部活の一つ下の後輩だが」



響「ふーん・・・どこかぎこちない感じがする」



提督「まぁ、あいつらにはあいつらなりに問題があったからな」

578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 17:55:14.55

北上「花見っていいねぇ」



望月「いやーそれにしても司令官と響が仲直りできてよかったー」



北上「ああ、そういえば喧嘩してたんだっけ?」



望月「倒れたって聞いたときは慌てたけどさ」



弥生「望月・・・」



望月「ん?どうしたの弥生姉」



弥生「はぅ・・・くらくらする・・・」ギュッ



望月「お酒弱いのに飲んだの?」



弥生「お酒・・・飲んでない・・・卯月に進められたオレンジジュース飲んだだけ・・・」



北上「スクリュードライバーじゃね?」



望月「あー・・・」


579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 18:04:01.30

卯月「望月!何チビチビ飲んでるぴょん!もっと 行くぴょん!!」



望月「卯月姉!どれだけ飲んでんのさ!」



卯月「向こうで龍田ぴょんがお酒ついでくれぴょんでぴょん」パタン



北上「力尽きた」



望月「うわぁ!三日月姉!卯月姉が・・・」



三日月「」シーン



北上「三日月ちゃんも力尽きてるね」



望月「龍田さーん!何飲ませてるのさ!?」



龍田「スピリタスを一口だけよー」



望月「誰がそんなの持って来たし!」



北上「龍田さんじゃないの?」



望月「あ、そっか。ってか未成年にそんな度が強いお酒飲ますな!」



龍田「あらー残念ねー」



北上「度が強い云々より未成年が酒飲むなって話だけどね」



望月「それ突っ込んだらあたしたちの楽しみなくなっちゃうよ」



北上「それもそうだねー」









※スピリタス アルコール度数96度の世界最強のお酒

581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 18:15:09.63

羽黒「あの、あの!し、司令官さん!」



提督「ん。おう、久しぶりだな」



羽黒「あの、そのそれで」



提督「ああ、そういえばお前、婚約したんだってな。おめでとう」



羽黒「あ、ありがとうございます!それで・・・お願いが」



提督「なんだ?」



羽黒「来年、結婚式を挙げるんです。そのとき、父の席に座って頂きたくて・・・」



提督「俺でいいのか?」



羽黒「はい!ぜひ司令官さんにと・・・私の彼もいいと言っているので」



羽黒「母の席には妙高姉さんが座ってくれるので」



提督「そっか。俺でいいなら構わんぞ」



響「むっ」ムスッ

582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 18:30:21.06

響「妙高と夫婦の振りをするのか」



提督「最近嫉妬深いな。かわいいけど」ナデナデ



響「ご、ごまかされないぞ!」



羽黒「ごめんなさい!響ちゃんのご機嫌が・・・」



響「いや、別に機嫌が悪いわけでは・・・」



提督「そうだな。俺に構ってほしいだけだもんな」ニコッ



響「なっ!なぜバラす!」



提督「まぁいいや」



響「よくないぞ!」



羽黒「ふふ、感情表現が豊かになった気がします」



提督「会わない間にいろいろあったからな」



響「そうだが・・・」

583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 18:42:10.65

羽黒「それで!今日はちょうどいいと思いまして・・・私の彼を紹介したいんですけど」キョロキョロ



提督「ほう、来てるのか」



羽黒「あ、あら、先ほどまで側にいたのですけど・・・」



提督「ん?落ち着きのないやつなのか?」



羽黒「いえ、そんなことは・・・」



響「あれ」



長門「どうした?」



提督「いや、特に何もないが、そういえば隼鷹も見当たらなくなった」



羽黒「あうー・・・探してきます!」



長門「・・・あ、そういえば羽黒が婚約したって・・・」



提督「もう知ってる。だいぶ前からその話でてるぞ」



長門「なんと」

584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 19:25:01.00

隼鷹「あー・・・やっぱり美味いな」



マスター「こんなところで一人で・・・どうしたんですか?」



隼鷹「あん?あんたこそどうした?あたしみたいな女なんかより若い子がいっぱい居るのに」



マスター「いえ、私は静かな方が好きなので」



隼鷹「ふーん・・・ありゃ、酒瓶が空になっちまった」



マスター「なら、これをどうぞ」スッ



隼鷹「ああ、サンキュー」



隼鷹「んくっ・・・ん?おいおい、あたしにポートワインなんて、どういうつもりだい?」



マスター「そのままの意味です」



隼鷹「あたしなんかに勿体無いもんだよ」



マスター「そんなことは無いですよ」

585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 19:29:41.55

隼鷹「分からずに飲んだんだ。ノーカンだよな?」



マスター「ええ、そのような卑怯は手は使いませんよ。ただ、私の気持ちを伝えたかっただけです」



隼鷹「それで・・・どういうつもりなんだい?こんなもの渡すなら、選り取りみどりだろう」



マスター「あなただからこそ渡したのです」



マスター「私は、あなたを愛している」



隼鷹「突然すぎる」



マスター「突然ではありません。ずっと前から、あなたに心を奪われていました」



隼鷹「・・・悪いが、あたしは彼氏なんて洒落たものなんか作る気は無い」



マスター「理由は、聞いてもよろしいですか?」

586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 19:37:25.02

隼鷹「簡単なことさ。あたしは、誰か一人に縛られるなんてゴメンなんだ」



隼鷹「悪いな。あたしは男より、自由の方が好きなんだ」



マスター「そうですか・・・ふふ、何故か清々しい。やはり、私はあなたを愛している」



マスター「隼鷹さん。私は、あなたのその曲がらない心が好きなんだ」



隼鷹「とんだ物好きだな」



マスター「ふふ、それでは、私の伝えたかった事は伝え終わったので」



マスター「皆さんにお酒を振舞ってきます」



隼鷹「ああ、そうしてくれ」



マスター「では」スッ



隼鷹「・・・ん」



隼鷹「焼酎の後のワインはちょっとなー」

587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 19:44:34.59

その様子を物陰で見ていた人物



若人「先輩・・・」ポロッ



羽黒「こんなところに居たんですね」



若人「ああ、ごめんよ羽黒。突然居なくなって」ゴシゴシッ



羽黒「ううん。大丈夫です」



若人「ごめん・・・婚約したのに、女々しい男で」



羽黒「大好きな先輩さんだったんですよね・・・その気持ち、わかりますから」



若人「初恋の人って、忘れられないよね・・・」



羽黒「・・・はい」



若人「ごめん、戻ろうか」



羽黒「少し、落ち着いたら戻りましょう?」キュッ



そっと、羽黒が若人の手を取った



若人「・・・ありがとう・・・羽黒」キュッ

588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 20:10:47.87

花見中盤



提督「響ちゃん」ギュッ



響「ん、どうした?酔ってきたのかい?」



提督「ん」



雷「アハハハハッ!ちゃん付け!!」バシバシッ



暁「スー・・・スー・・・」スヤスヤ



電「電の注いだお酒が飲めないんですかぁ?ほらグイっとー」ガシッ



木曾「お、おいやめっんぐっ」



響(着々と酔っ払いが出来上がってるな・・・)



響「ん、そうだ。ちょっといいかい?」



提督「どこ行くの?」



響「隼鷹に用があるんだ」



提督「そっか。すぐ戻ってきて」



響「ああ、わかったよ」

589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 20:15:58.48

響「隼鷹」



隼鷹「おう。どうした?」



響「横、いいかい」



隼鷹「ああ、構わないぜ」



響「今日はありがとう」スッ



隼鷹「なーに、あたしが楽しみたいだけさ」



響「隼鷹はお酒好きだからね。そうだ、何かおつまみ持ってこようか?」



隼鷹「いやいいよ」



響「おつまみもなしでお酒を飲んでるの?」



隼鷹「酒の肴ならそこらにいっぱいあるからな」



響「どういうことだい?」

590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 20:24:47.36

隼鷹「確かに、酒に合う肴を食べながらでも酒も美味いが」



隼鷹「あたしが一番酒が美味いと思うのはな」



隼鷹「人の表情を、特に、笑顔を肴にして飲む酒が一番美味いと思ってる」



隼鷹「だから、あたしは率先してこう言う行事に参加するし企画もする」



隼鷹「人が集まらなければあたしは一人でいろんなところに酒飲みに行ってるんだ」



隼鷹「笑顔が見れる場所でね」



響「ふふ、確かに、飲み会って言うのは人のいろんな表情を見れる場かもしれないね」



響「なんとなくわかるよ」



隼鷹「それならよかった。それより、提督をおいてきて良かったのか?」



響「あ、そうだった。あまり戻らないと不貞腐れてしまう」



隼鷹「甘えん坊になるってのは面倒な酒癖だね」



響「可愛い一面も見れて私は嬉しいが。それじゃ、また」



隼鷹「痘痕も靨だな。おう、またな」

591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 20:36:17.92

そして終盤



隼鷹「おーい!動ける奴は片付け手伝ってくれ!」



霧島「はいはい。はぁ・・・結局、榛名はこなかったわね」



鳳翔「忙しかっただけですよ」



千歳「千代田も来なかったわ」



熊野「久しぶりに鈴谷に絡まれて疲れましたわ」



鳳翔「ふふふ、ずっと会いたがってたみたいでしたからね」ニコッ



熊野「ふぁー・・・まぁ、私も久しぶりに会えてよかったですけど・・・」



千歳「もう眠いなら無理しなくて良いわよ?私達だけでなんとかできるし」



熊野「ええ・・・申し訳ありませんわ。先に帰らせてもらいます」



霧島「お疲れ様」



熊野「それでは・・・鈴谷ー帰りますわよー」ユサユサ



鈴谷「でへ・・・熊野のお腹スベスベ・・・ムニャムニャ」



熊野「なんの夢を見てますの・・・」

598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 02:58:16.87

隼鷹「おやおや」



響「すっかり爆睡だよ」



鳳翔「ふふ、皆さん幸せそうですね」



雷「ムニャ・・・えへへ、レア素材・・・」



暁「スー・・・」



電「ウニャ・・・」



提督「・・・ん・・・柔らかい・・・」ムニッ



響「はは、やめてくれよ。太股を揉まれたら興奮するだろう」



隼鷹「お前も酔っ払ってんのかよ」



響「何を言っている。私は酔っ払ってないぞ」



隼鷹「酔っ払いは皆そう言う」



響「膝枕というのはいいものだ。この人の顔が大事な部分の目の前に来るからな」



隼鷹「どうしようもない変態カップルだな」



響「私の事はいい。私以外がこの人のことは変態と言うのは許さないぞ」



隼鷹「はいはいごちそうさん」

599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:07:14.70

響「それにしても、今日は楽しかったよ」ナデナデ



隼鷹「それはよかった。にしても、酔っ払って甘えん坊になるのはなんとかならないかね」



響「ふふ、私は甘えられるのは嬉しいよ。この人は、今までの人生で甘えられる人がいなかったんだろう」



響「その反動で、こうなってしまったんだろう」



隼鷹「随分、辛い人生を送ってきたんだろうな」



響「人を信頼することが出来なかった」



響「そんな人が、私を信頼してくれる。私はそれが一番嬉しい」



隼鷹「変な奴らだよお前らは」



響「ふふ、ありがとう」ニコッ



隼鷹「・・・ん?あれは?」



???「あれー・・・もう終わっちゃいました?」



隼鷹「遅かったじゃん。どうしたんだい?」



???「一人で買い物してたら遅くなっちゃって」

600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:16:46.72

響「久しぶりだね。榛名」



榛名「お久しぶりです。お二人共、お幸せそうですね」



響「おかげさまで」



霧島「は・・・」



榛名「・・・ごめんね霧島。最近忙しくて」



霧島「もう!心配したのよ!?今まで何してたのよ!」



榛名「ごめんなさいってば。私だって、色々あるのよ」



霧島「メールぐらい返しなさいよ!」



榛名「メール・・・あ、読んで返そうと思ったんだけど、寝ちゃってそのまま忘れちゃって」



榛名「姉さん達は?」



霧島「金剛姉さんと比叡姉さんは、芸能界で色々やってるのよ」



榛名「ふーん・・・あ、提督にこれ・・・」スッ



響「ありがとう。覚えてたんだ。司令官の好物」



榛名「もちろんです。提督は私の初恋ですよ?」

601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:22:32.57

榛名「・・・婚約、したんでしたっけ?」



響「ああ」



霧島(随分突っ込むわね)



隼鷹(お?修羅場か?修羅場か?)



榛名「おめでとうございます。心から祝福しています」



響「ありがとう」



霧島「えっ」



榛名「どうしたの霧島?」



霧島「金剛姉さんと同じぐらい司令のこと好きだったじゃない!どうしたの!?」



榛名「霧島、私だっていつまでも提督の事を引きずる訳じゃないわよ」



霧島「・・・」



響「霧島」



霧島「えっ?」

602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:34:23.35

響「姉妹の中で、一番弱かった子は、大人になるに連れて強くなる傾向にある」



響「うちの電も、きっと今は私達の中で一番強い子だと思う」



響「弱いからこそ、色々なことが困難になるからだと私は思ってる」



榛名「大方そんなものよ。それに、私も新しくやりたいことも出来たから」



榛名「それに一生懸命なの」



響「孤児院を作りたいって言ってたね」



榛名「ええ、だから今猛勉強とお金を貯めてるの」



榛名「保育園の先生と、他のバイトもしてるから」



霧島「え・・・そんなの私知らない」



榛名「言ってないもの」



響「なんだ。私だけか」



榛名「提督にも話してるわよ?ねっ提督?」



提督「」ギクッ

603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:39:07.02

響「起きてたのか」



提督「響の太股の感触をずっと感じてました。この枕欲しい」



響「もうあなたの物だが」



提督「よく恥ずかし気もなく」



響「今更だね。恥ずかしくないよ」



提督「そっか・・・それより、元気そうだな榛名」



榛名「お久しぶりです」



提督「順調か?」



榛名「ええ」



提督「響の許可も得てる。孤児院を建てたい時は俺と響が少しだけでも援助してやる」



榛名「そんな・・・最初は私一人で建ててみます」



提督「早く恋人作れると良いな」



榛名「初恋の人にそんなこと進められるとちょっと傷つきます」



提督「そんなもんか?」



響「そんなもんだよ」

604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:43:45.49

榛名「あーあ、私の心は傷つきました」



榛名「という事で、少し付き合ってもらいますよ」カチャンッ



提督「・・・ああ、いいよ」



響「私も付き合おう」



金剛「私もいるデース!」ダキッ



榛名「姉さん!?ちょっ・・・苦しいです!!」



比叡「お姉様!いきなり走り出さないでください!」



霧島「あら、来たんですか」



比叡「やっほう霧島。お姉様が行きたいって聞かなくて・・・」



金剛「榛名ー!会いたかったデスヨー!!」スリスリ



榛名「ほっぺを擦り付けないでください!くすぐったいですってば!」



提督「なんか、久しぶりだな。お前ら四姉妹が仲良くしてるところ見るの」



隼鷹「おーおー賑やかだねー」

605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:53:42.78

隼鷹「そろそろ片付けも終わりだから、あたしも付き合うぜ」



金剛「オウ!もう終わりそうなのに隼鷹が酔ってないデース!」



隼鷹「あたしをなんだと・・・」



龍田「また飲み直すのー?でしたらスピリタスいかがかしらー?」ツヤツヤ



提督「まだそんな酒持ってんのか」



響「心なしか顔がイキイキしてる・・・」



龍田「えへへー、天龍ちゃんに飲ませて潰れたところを・・・えへへー」



提督「いい趣味してんな」



響「私はいつでもДобро пожаловать・・・だっ!!」キリッ



提督「酔っ払い!」



榛名「相変わらずですね・・・」



金剛「まったく変わらないのデース」



比叡「比叡!一気!気合入れて行きます!」



霧島「やめときなさい」



隼鷹「ぐだぐだじゃねえかほら!」



金比榛霧提響隼「かんぱーい!」

606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:54:48.92

やっぱり無理でした



次回もありますよ







ロシア語講座



Добро пожаловать(読み:ダブロー パジャーラヴァチ)



意味:歓迎

611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/23(月) 02:57:20.96

千歳「・・・鳳翔は参加しないの?」



鳳翔「私はいいですよ。こうして片付けしてるのも好きですから」



千歳「ふーん・・・でもなんだかねぇ。榛名さんもなんか大胆になった気がするわね」



鳳翔「ええ、そうですね」



飛鷹「大丈夫?手伝いましょうか?」



鳳翔「あら、ありがとうございます。飛鷹さんはお飲みにならないんですか?」



飛鷹「仕事じゃないんだからあんたたちも飲みなさいよ。ここは居酒屋じゃないわよ」



飛鷹「時々、隼鷹から話は聞いてるわ。ここは私と神主に任せて」



鳳翔「こうして働いてたほうが落ち着くんです」



飛鷹「変わってるわね」



鳳翔「よく言われます」

612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/23(月) 03:03:46.07

飛鷹「・・・あーあ・・・時代が流れると変わる物も多いわね」



飛鷹「鳳翔も千歳も、あの人が大好きで仕方なかったのに」



飛鷹「今じゃその気持ち隠しちゃって」



鳳翔「そんなことありませんよ」



千歳「わ、私は別に・・・」



飛鷹「榛名だって変わってる。不思議よね」



提督「変わらない物が変わっていくのは、どこか寂しいもんな」クイッ



飛鷹「げっ、聞いてたの?」



鳳翔「いいんですか抜け出して」



提督「女の子同士の話についていけないだけだ」



隼鷹「右に同じく」



千歳「私達も女なんだけど・・・隼鷹も」



提督「お前らは、女の子じゃなくて、女だからな」



鳳翔「い、いきなり何を言い出すんですか・・・///」

613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/23(月) 03:10:16.12

提督「ん・・・えっとなんの話だっけ」



飛鷹「大したことじゃなかったでしょ?」



提督「そうだっけ・・・まぁいっか」



隼鷹「・・・ああ、鳳翔さん、ちょっと相談したいことがあるんだが」



鳳翔「はい?なんですか?」



隼鷹「実は・・・」コソコソ



鳳翔「・・・ええ、構いませんよ」



鳳翔「ふふ、やっぱりあなたはあなたでしたね」



隼鷹「やっぱり私の心に嘘は付けないからな」



鳳翔「はい。そうですね」ニコッ

614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/23(月) 03:13:56.23

そして一時間後



霧島「あーよいしょっと・・・」



金剛「スカー・・・スカー・・・」プラーン



比叡「ヒエー・・・ヒエー・・・」プラーン



提督「さすが霧島。二人を抱えるとか」



霧島「投げつけますよ。それでは、潰れた二人は鎮守府に送るので、榛名の事お願いします」



響「わかったよ」



提督「よ・・・っと」オンブ



榛名「ん・・・」スヤスヤ



響「今日は榛名を部屋に泊めるのかい?」



提督「心配か?」



響「榛名は魅力的だから」



提督「同居してんだからお前も一緒に来ればいいだけだろ・・・」



響「それもそうだった」

622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 01:57:32.56

帰り道



響「大丈夫かい?」



提督「ああ、大丈夫だ。それにしても、割と軽いんだな」



響「少し痩せた気がする」



提督「無理してるみたいだからな」



榛名「スー・・・」



響「あなたの背中で安心したように眠ってる」



提督「生きて、元気そうなら俺は嬉しいけどな」



響「随分、わがままな願いだね」



提督「はは、そうか?」



響「うん」



提督「なら、生きててくれればいいや」



響「そういうことじゃないと思う」



提督「難しいな」

623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:02:13.35

提督自宅



提督「よいしょ・・・っと」ソッ



響「今日はどうするんだい?」



提督「あー俺はソファで寝る。お前と二人で布団で寝てくれ」



提督「予備の布団まだ買ってないし」



響「それでは寒いだろう」



提督「流石に、婚約者の横で、別の女の子に添い寝する勇気はねぇよ」



響「Добро пожаловать」



提督「お前ちょっとズレてる」



響「そうかな。しかし、あなたの側で寝たいのが本音なんだが」



提督「む・・・じゃあ、榛名と俺に挟まれたいか?」



響「今日だけ我慢しよう」



提督「そうしとけ」



響「おやすみ」



提督「おやすみ」

624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:06:34.53

丑三つ時



榛名「・・・」ムクッ



榛名「やっちゃった・・・」ドンヨリ



榛名「・・・」チラッ



響「・・・」



榛名「ここは・・・?」



榛名「ああ・・・響ちゃんと提督の・・・」



榛名「・・・」スッ



提督「・・・」スヤスヤ



榛名「・・・提督の寝顔を見るの・・・初めて・・・」



榛名「・・・」ドキドキ



ギッ

625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:09:45.58

榛名「提督・・・榛名はまだ・・・あなたの事が・・・」



提督「・・・」



榛名「キスぐらいしても・・・大丈夫よね」



榛名「酔った勢い・・・酔った勢いだから・・・今しかできないから」



榛名「提督・・・」ソーッ



提督「ん・・・」



榛名「っ!?」ビクッ



提督「ん?」ガシッ



榛名「あう」



提督「・・・榛名?俺に覆いかぶさってなにやってんの?」ギリギリッ



榛名「提督、こめかみに指が食い込んで痛いんですけど」

626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:12:09.41

提督「どういうことか説明してもらおうか」



榛名「あの、まず、手を、アイアンクローを」



提督「響」



響「」ビクンッ



榛名「えっ?あ、痛い痛い」



響「ば、バレてたか・・・」



提督「お前らちょっとそこに正座」



榛名「えっ」



響「うぇ・・・」

627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:15:26.59

榛名「すみません。出来心です」



響「黙認してすみません」



提督「・・・いやまぁ、怒ってはいないんだ。榛名が俺を好きってのは知ってるし」



榛名「どうしてですか!?」



提督「だいぶ前に俺に告白しただろ・・・」



榛名「あっ」



提督「問題は寝込みを襲ってるってことだ」



響「私はいつも襲ってるぞ?」



榛名「えっ」



提督「えっ」



響「えっ。気付いてなかったのか」



提督「朝、最近朝立ちしないと思ったら・・・」

628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:20:05.33

提督「それは後で話すとして、榛名」



榛名「ひ、ひゃい!」ビクッ



提督「響が好きだ。それはずっと続くと思う」



提督「だから」



榛名「それ以上は言わないでください」



榛名「それは、知ってはいけないことだと思います。お互いにこれから気を使うと思います」



提督「・・・だが」



榛名「相変わらず、提督は女心がわかってないですね」ニコッ



榛名「今日はありがとうございました。それでは、私はこれで」ペコッ



榛名「とても楽しかったです」



提督「おい待て」



榛名「私はもう帰ります!」



響「待て」ガシッ



榛名「・・・離してくださいよ」

629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:24:12.48

響「やだ」



榛名「響ちゃんは・・・いいですよね。提督に愛してもらって」



響「・・・だろう?」



榛名「ずっと・・・ずっと、響ちゃんが羨ましかったんです」



榛名「頭では分かっていても、心の奥底で少しずつ、響ちゃんに対しての憎悪が育っていくのがわかりました」



榛名「そんな自分に嫌気が差して遠くへと引っ越しました」



榛名「本当は、今日であなたたちと会うのをやめようと思ったんです」



榛名「今日でお別れ・・・私が居ても、二人を不幸にするだけだから」



榛名「だから・・・離してください」



響「やだったら」



榛名「二人を不幸にはしたくないんです」



提督「離すなよ」



榛名「どうして分かってくれないんですか!」



提督「お前の希望を勝手に押し付けんじゃねぇよ」

630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:29:06.06

榛名「・・・」



提督「お前がそう言う態度なら、俺も俺の希望を押し付ける」



提督「甘えてくれ」



提督「響のように、恋人として愛してやることは出来ないが」



提督「娘として愛することは出来る」



提督「前にも言った気がするが、俺はお前ら艦娘全員、本当の娘と思ってる」



響「・・・あ、私もか。私も母だと思ってるぞ。提督の妻になるんだからな」



提督「お前ちょっと黙ってようか」



響「はい」



榛名「わ・・・私は・・・二人を不幸にしても、一緒に居てもいいんですか・・・」



提督「娘に会いたくないと言われた時が一番不幸だったが」

631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:35:01.31

提督「お前に、俺は父親であったほうがちょうどいいんだ」



提督「俺なんかよりいい男捕まえて幸せになって欲しい」



響「私がハズレを引いたみたいに言うのはやめてくれないか」



提督「ごめん」



榛名「・・・はい・・・」ポロポロ



提督「ああ、それと、あんまり金剛達に心配かけるなよ」



響「・・・ハンケチ」ソッ



榛名「ありがとうございます・・・!」グシグシッ



榛名「今日より!榛名は提督のことを父だと思って愛することにします!」



提督「ああ!どんと来い!!」



榛名「心機一転!お父様と呼ばせてもらいますね!」



提督「お、おう!!」



榛名「それではお父様、私、頑張ってきます」



提督「たまには連絡してくれよ」



榛名「はい!」





同僚A「うるさい・・・」イライラ

632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:37:57.31

響「・・・あれで、よかったのかい」



提督「言いくるめたみたいになったが、それで吹っ切れてくれればいいんだよ」



響「H・・・する?」



提督「まだ酔ってんの?」



響「あはは、したくないの?」



提督「いやしたくないわけじゃないけど、このタイミングじゃないだろ」



響「冗談だ。本当に、提督は女泣かせだな」



提督「そのつもりはないんだけどなぁ」



響「何人泣かせたら気が済むんだい?」



提督「そんなにいないだろ・・・」

633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 02:56:45.65

響「・・・まぁ、これでスッキリしたね」



提督「ああ・・・スッキリはしていないと思うが」



響「細かいことは気にするな」



響「これからも、よろしく頼む。我がмилая」ニコッ



提督「Да」



響「ふふ、Спасибо」



提督「Не за что」ニコッ







テッテレー

二人は色々な人との信頼を、お互いの信頼を手に入れた













それから十年後

634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 03:03:58.12

リーンゴーンリーンゴーン



「おめでとう」



「ありがと」



「やっと結婚だね」



「うるさいわね。あなたが早かっただけじゃない」



「ああ、そうだね」



「それにしても、私よりあんたの方が美人でやになっちゃうわ」



「おいおい。照れるだろ」



「全くよね」



「お、きたわね独身貴族」



「うざっ・・・」



「君は結婚とか考えないのか?」



「なんかねー・・・周りの男がガキにしか見えなくて」フゥ



「子供だったあの頃に戻りたいわ・・・」



「昔は大人のレディになるのが夢だったのが嘘みたいね」



「はは、そうだな」

635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 03:08:16.52

「おめでとさん」



「ありがと。来てくれたんだ」



「遠方はるばる帰ってきだぜ。いやーでかくなったもんだなぁ」



「ど、どこ見て言ってんのよ?」



「居酒屋には寄ってきたのかい?」



「ああ、もちろんだ。突然辞めて旅に出ちまったからな」



「旅って楽しいの?」



「いろんなやつと出会えて楽しいぜ」



「へー・・・」



「おや。そう言えば一人たらないね」



「あの子は貧困な国に行ってボランティアさ」



「私は結婚しちゃったからついていけなかったけどね」



「そっかそっか。じゃあ、旅すがらあったら伝えとくよ」



「助かるわ」

636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 03:10:20.59

「あいつは?」



「私の花嫁姿見てトイレでボロ泣きしてるって」



「あははははは!傑作だなぁ!!」



「恥ずかしいよまったく・・・嬉しいのはわかるが」



「мать」

「мама」



「ん?どうした我が愛娘達」



「おや、あんたの子?」



「ああ、可愛いだろ?」

637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 03:16:55.12

「私達もいつか、こんな綺麗な衣装着れるのかな?」

「私達も着たい」



「ああ、もちろん着れるさ。なんたって・・・」



「響ーどこだー?」



「ほら、呼んでるぜ。あんたの旦那」



「ああ、行ってやるか。行こうか愛娘達」



「мама!話の途中だよ!」

「мать!」



「ん?ああ、そうだったな」



「私と、あの人の子供なんだ。相手なんていくらでも見つかるさ」



「さぁ行こう。あの人が呼んでいる」







白髪の美女は、小さな双子の手を取り、歩き出した





END





響「はっ」



響「結婚など私は認めんぞ!」



提督「いきなりどうした」

638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/24(火) 03:22:49.11

今回のSSはこの辺で終わりにします







おまけもしようとしたけど終わりにします



最後までグダグダなSSに付き合って頂きСпасибо



今回最後のロシア語講座



Да. (読み:ダー)意味;はい



Не за что(読み:ニェーザシュト)意味;どういたしまして



милая(読み;ミラーヤ)意味:恋人



мама(読み:マーマ)

мать(読み:マーチ)意味;母









Спасибо(読み:スパシーバ)意味;ありがとう

2019/03/10(日) /  SS TB(0) CM(0)

SS50



いきなり艦娘伝説!?吹雪たちの無人島0円生活?【艦これ】


1:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 22:43:02.87 ID:UKjuuKJf0

正月にやってたアレ
最近は見なくなったね…




2:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 22:44:58.87 ID:UKjuuKJf0

前作の宣伝

絶対に笑ってはいけない海軍24時【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422324113/




4:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 22:46:45.31 ID:UKjuuKJf0

【それは、数日前のことだった】

【時刻は午前5時、場所は母港…】

提督「おはよう、お前たち」バン

秋月「おはようございます、提督!」

プリ「おはようございまし…」ウトウト

瑞鶴「ふわぁー…むにゃ…」

陽炎「まだ眠いわ…」ウトウト

吹雪「任務って、何のことですか…?」

【ここに、再びあの5人の艦娘が集められていた】





5:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 22:52:07.34 ID:UKjuuKJf0

提督「うむうむ。朝早くから集まって貰ってすまんな」

瑞鶴「ほんと…何の用よ」

吹雪「司令官…こんな朝早くに何事ですか…」

陽炎「しかもまたこのメンバーって…なんか嫌な予感が」

提督「まずは挨拶だ。この前の『絶対に笑ってはいけない海軍24時』はお疲れ様だったな」

提督「あれを実際に放送したところ、鎮守府内では視聴率28%を叩きだし、上層部にもなかなか好評という素晴らしい結果に終わった。ありがとうお前たち」

吹雪「いや、そこはお世辞でも視聴率100%だったって言おうよ…」

秋月「秋月、頑張りました!」

プリ「あれ大変だったもんねー」

陽炎「今思えばよくあんなのを最後までやりきったわね…私たち」

瑞鶴「あの時の自分を褒め称えてやりたいくらいだもん」

吹雪「たぶん私の中で『人生でもう二度とやりたくないことランキング』にトップ10入りしたよ、あの番組」

プリ「それ私も」

瑞鶴「同じく」

提督「ええ?実は結構楽しかったりしたんじゃないのか?」

陽炎「アンタは見てるだけだからそんなことが言えるのよ…」




6:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 22:56:02.85 ID:UKjuuKJf0

吹雪「んで?私たちに用事って言うのは?」

提督「おおそうだった。では本題に入るんだが」

提督「さっそくだがこいつを見てくれ」スッ

陽炎「?」

【何かの書類を取り出す提督】

秋月「えっと…これは…」

提督「これは企画書だな」

プリ「え?キカクショ…?」

吹雪「…」←嫌な予感してる

陽炎「なんなの?これ」

提督「タイトルを読め」

プリ「タイトル…?上に書いてあるやつ?」

瑞鶴「えーと、タイトルは…」




7:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 23:00:49.64 ID:UKjuuKJf0

【いきなり艦娘伝説!無人島0円生活・正月SP】

秋月「…?」

プリ「むじ…んとう…?」

陽炎「…まさか」

プリ「これ…また私たち…!」

吹雪「…」

吹雪「」ダッ←逃走

陽炎「あっ!」

プリ「吹雪が逃げた!」

提督「やらせんぞ!行け憲兵!」

憲兵「オラァ!」シュタッ

吹雪「ふわぁ!!」ビクッ

吹雪「ぎゃーっ!!」←縄で縛られた

秋月「吹雪さん!?」

瑞鶴「吹雪が捕まったぁ!!」




8:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 23:08:00.77 ID:UKjuuKJf0

吹雪「嫌だぁ!離せぇぇぇ!!」ギチギチ

秋月「ああ…吹雪さんが捕まった…」

瑞鶴「今回も逃げ場は無さそうね…」

プリ「ていうか提督…今回は一体なんなんですか…」

提督「解説を欲していることはわかっている。では今からこの番組について説明するぞ」

秋月「番組?…もしかして、今回もまたバラエティネタですか?」

瑞鶴「そうよ、秋月…」

陽炎「しかも、あの『絶対に笑ってはいけない』と同じくらい過酷なやつのね…」

秋月「えええ!?」




13:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 23:32:07.98 ID:UKjuuKJf0

提督「お前たちにこれからやって貰うのは、企画のタイトル通り無人島で生活してもらうことだ」

吹雪「そんなことわかってるから…」

陽炎「今度の目的は何なの?」

提督「そりゃもちろん、無人島で四苦八苦してるお前らの姿を見て笑うため」

提督「…というのは建前で、本当の目的はお前たちが轟沈したときの生存率を上げることを目的としているぞ」

吹雪「司令官、本当はその建前が本音でしょ」

瑞鶴「その建前は言う必要あったの…?」

陽炎「だいたい何ですか轟沈の生存率って…」

プリ「轟沈しちゃったら生存率も何もないでしょ…」

秋月「その時はもう死んじゃってます…」

提督「まぁまぁ、話は最後まで聞いてくれ」

提督「いいかお前たち、轟沈というものは普通なら死を意味することなんだが…」

提督「実は、沈む前に鉄の塊である艤装を外せば身体は波に流され運良く生きたまま無人島に漂着できる可能性があるから、本当は死であることを断定できる訳では無いんだ」

陽炎「えっ?」

プリ「それどういうこと?」

提督「そのままの意味だよ。艦娘が無人島に漂着し、鎮守府がそれを発見して救助したということだよ」

提督「これには漂着した艦娘は発見されるまで、とにかく生き延び続けたってことも意味しているのがわかるだろう」

提督「たとえ漂着できたとしても、そこで生き延びる術を知らなければせっかくの命拾いは無駄になってしまうことになる」

提督「だから今回の無人島生活は、そのため僅かな可能性に備えた訓練なんだ」

プリ「へぇ…そうだったの」

陽炎「…いやぁ、流石にそんな話はないわよ…轟沈して生き延びるなんて希望的すぎるわ…」

陽炎「轟沈した艦娘が生きてたなんて、過去にそんなケースあったの?」

吹雪「…陽炎。実はその話、私は聞いたことあるような…」

陽炎「え!?」

秋月「私も風の噂で、轟沈した筈の艦娘が実は生存していたって話をごく稀に聞きますよね」

プリ「HP0になってるのに、高速修復したら生き返ったって話…確かにあるよね」

瑞鶴「提督たちは奇跡だって言ってたけど、アレって…」

提督「その通りだ。あれは無人島に流れついた艦娘を奇跡的に発見し、治療して蘇らせているんだからな」

提督「今回の無人島生活はお前たちにとって非常に役に立つ経験となってくれるだろう!」

陽炎「そんなとってつけたような話を…」

吹雪「いや、もう目的とかどうでもいいよ…どっちにしても逃げられないんでしょこれ…」

提督「まぁそういうことだな」




16:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 23:40:30.44 ID:UKjuuKJf0

提督「じゃあ、さっそくだが無人島へ行くぞ」

提督「ボートに乗れ。サバイバルを開始する」

陽炎「はぁ…仕方ないわね…」

瑞鶴「まぁ何事も経験だって言うし…」

秋月「もしかしたら本当に何かの役に立つかもしれませんから!」

プリ「そだね。痛い罰ゲームも無さそうだし、アレよりかはマシかなぁ」

提督「もちろんだ。無人島にいる間は何をしても自由だからちょっとキツいアウトドアだと思って楽しんだらいい」

吹雪「あの…司令官。私このままじゃ動けないから縄をほどいてほしいんですけど…」ギチギチ

提督「それは駄目だ。お前は縄をほどいた瞬間に逃げられるかもしれないからな」

提督「縄はある程度沖に出た後にほどいてやる。ボートには陽炎にでも抱えて乗っけてもらえ」

吹雪「ちくしょー!バレてるー!!」

陽炎「ほら吹雪…行くよ」ダキッ

吹雪「うわぁー!行きたくないー!!」

瑞鶴「あんただけ逃げようたってそうはいかないわよ!」

秋月「ちゃんと皆で行きましょう!」




19:◆sgz06eY/Ks:2016/01/05(火) 23:51:28.47 ID:UKjuuKJf0

提督「それでは出発だ」

【ボート、沖へ】




ザババババ…

提督「旅~行けば~駿河の~♪」

吹雪「あぁ…なんでまたこんなことに…」←解放された

陽炎「吹雪、もう諦めなさい」

瑞鶴「プリンツの言う通り、ケツバット無いから多少は楽だからいいでしょ」

吹雪「そういう問題じゃないんだよ!?この企画、下手すれば命に関わることなんだよ!?」

吹雪「現に、このボートにいつ深海棲艦が襲ってくるかわからないし…」

提督「その心配は無いな」

レ級「私タチガツイテルヨ」バーン!

ツ級「護衛ハ任セテクダサイ!」ババーン!

秋月「わぁ!?レ級にツ級!?」

陽炎「あー、また助けに来てくれたのね…」

プリ「この2人が守ってくれると思うと、凄い安心感がある…」




22:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:00:53.90 ID:dbZbTpTo0

提督「では無人島生活のルールを説明するぞ」

提督「まず、お前たちには2つのチームに別れてもらう」

プリ「ふぇ?チーム?」

秋月「皆で一緒に頑張るんじゃないのですか?」

提督「まぁあくまで番組だから、多少のバラエティ要素をね?」

提督「そしてこの2つのチームは、『どちらが実際にサバイバルをして生き延びることができそうか』っていうお題の元に戦ってもらうぞ」

提督「審査員は鎮守府の皆であり、投票にて勝敗を決する」

提督「もちろん勝ったチームには報酬としてご馳走を用意するからな。皆、奮って生き延びてくれ」

吹雪「奮って生き延びろって、どういう状況なんですか…」

瑞鶴「生き延びるためには必死にならないといけないでしょ…」

秋月「勝者にはご馳走…?頑張ろうかな…」




23:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:05:14.55 ID:dbZbTpTo0

陽炎「で?チーム分けは?」

提督「ここにくじを用意してある」

提督「引いたくじに書かれている色が同じ人が、同じチームの仲間だ」

提督「さぁ運命のチーム決め!お前たちくじを引いてくれ!」

吹雪「はいはい…」

プリ「私と同じチームはー?」

突然ですが安価
チーム分けは>>25の案を採用





25:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/06(水) 00:07:02.14 ID:ml4eJJeso

駆逐三人と
大型二人





26:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/06(水) 00:07:56.46 ID:SkTV0sSCo

5人で2チームだと若干偏りが…
秋月チームはハンデで2人か?
もしくはサプライズ犠牲syもといゲストを1人とか




27:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:11:22.26 ID:dbZbTpTo0

なるほど…それも面白そう
>>25と>>26の案を採用します

瑞鶴&プリンツチームに入るもう一人>>30




30:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/06(水) 00:13:51.79 ID:zsrknFEPO

古鷹




34:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:20:43.57 ID:dbZbTpTo0

秋月「赤色でした」

吹雪「私も赤を引いたよ」

陽炎「私たち3人が一緒のチームみたいね」


プリ「私は青だった…瑞鶴も?」

瑞鶴「うん。でもこっちは2人…枚数不利ね…」

提督「おや瑞鶴。赤チームが3人なのに青チームか2人だということに不満のようだな」

瑞鶴「いや、そういう訳じゃ…」

提督「安心しろ。こんなこともあろうかとお前たちに援軍を用意したぞ」

プリ「!?」

瑞鶴「援軍!?」

提督「さぁ出てこい、古鷹!」

古鷹「おはようございます!私も一緒に頑張ります!」

プリ「わぁ!古鷹!?」

瑞鶴「いつからそこに!?」

古鷹「ずっと皆さんの隣にいましたよ?」

瑞鶴「えっ!?」




37:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:33:22.68 ID:dbZbTpTo0

陽炎「古鷹さんいつの間に…」

吹雪「駆逐vs大型艦か…いい感じに分かれたね」

提督「よしよし。チームも決まったし細かいルール説明に移るぞ」

提督「まずは期間について。お前たちが無人島に滞在するのは今日を入れて3日だ。2泊3日で対抗戦をやってもらう」

提督「番組と言えど、3日となれば何もしなけりゃ干からびて死んでしまうから頑張って生き延びてくれよ」

瑞鶴「縁起でもないこと言わないで…」

提督「なお、これはサバイバルとは言えある程度の体験要素も入ってるから、一部アイテムはこちらが支給する」

提督「支給するアイテムはドラム缶、モリ、糸、ウェットスーツだ。いずれもきっと役に立つだろうから有効に活用してくれ」

秋月「はーい」

吹雪「…あれ?調味料とかは?」

提督「そんなものは用意してないぞ。食材は全てそっちが採集しろ」

陽炎「ええっ!?」




39:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 00:41:58.03 ID:dbZbTpTo0

提督「…と、説明することはこんなもんか」

提督「そろそろ到着だから、心の準備でもしといてくれ」

吹雪「調味料無しって…どうすりゃいいの…」

提督「今回の舞台は南の島…臥蛇島でのサバイバルだ」

提督「かの戦争ではこの付近で大和が沈んでいるらしいからな。彼女の加護を信じながらのんびり生活してくれ」

秋月「はい!頑張ります!」

陽炎「まぁ3人もいれば3日くらいなんとかなるでしょ」

瑞鶴「せっかくだし勝利を目指すわよ!」

プリ「サバイバル、緊張するけどなんだかキャンプみたいで楽しそうだね!」

古鷹「私も皆さんを精一杯サポートします!」

【こうして艦娘3vs3による無人島生活が始まった】

【果たして彼女たちは無事に生き延びることができるのか!?】




56:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:21:50.43 ID:dbZbTpTo0

提督「そろそろ見えてきたな…」

提督「お前たちの目の前に見えるあの島が、目的の無人島だ」

陽炎「ん?」

【前方に無人島発見】

プリ「おおっ!あれが…」

秋月「私たちのサバイバル場所…!」

吹雪「意外と大きい島なんだね」

瑞鶴「これはなかなか大変そうな2泊3日になりそう」

提督「まぁそう緊張せずに、のんびりアウトドアだと思って楽しんだらいいじゃないか」

陽炎「それだったらいいんだけど…」

提督「では、という訳で…」

提督「お前たち、ボートから降りてくれ」

秋月「ふえ?」

瑞鶴「へっ?」




57:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:25:07.43 ID:dbZbTpTo0

古鷹「いえ、あの…」

秋月「ここはまだ沖なんですけど…」

提督「ああ。心配ならいらないさ」

提督「帰りもツ級レ級が護衛してくれる。だからこのボートが沈む心配は無いから安心してサバイバルに専念してほしい」

陽炎「そういうことじゃなくって!」

吹雪「ここまだ沖です司令官!ちゃんと島まで送ってくださいよ!!」

提督「いやー…あんまり近づきすぎて座礁とかしたら困るから…」

瑞鶴「なんで!?大型船じゃないのに座礁するわけないでしょ!」

プリ「ボートだから、まぁまぁ浅くても進めるはずじゃ…」

提督「いいから、さっさと行ってこい!!」ドンッ

吹雪「うわぁぁぁぁぁ!?」ボチャーン

秋月「きゃーっ!?」ボチャーン

古鷹「ひゃあーーー!?」ボチャーン




58:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:28:25.36 ID:dbZbTpTo0

陽炎「ちょっ…待っ…」バシャバシャ

瑞鶴「艤装ない…沈むっ…」バシャバシャ

提督「それじゃ、3日後に迎えにくるぞ」

提督「島までだいたい100mくらいだから、頑張って泳いでなー」ザバババ…

レ級「バイバーイ♪」

ツ級「健闘ヲオ祈リシマス」

吹雪「おいこら待てぇ!悪魔!鬼!司令官!!」

陽炎「あーあ…やっぱり最初は水中ダイブから始まるのか…」

古鷹「無人島生活はなぜかこれが恒例になってるからね…」

瑞鶴「仕方ないわ…さっさと泳いで無人島まで行くわよ…」

秋月「あ…よく見たら憲兵さんもついてきてますね…」

プリ「今回の憲兵さんはカメラマンで、さらに私たちの荷物も持ってくれてる…この人も大変だなぁ…」

憲兵「オラッ…オラァ!」バシャバシャ←カメラとドラム缶を抱えて泳いでる




59:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:31:14.96 ID:dbZbTpTo0

吹雪「はあ…ぷはっ…」バシャバシャ

秋月「クロールするのは久しぶりです!」バシャバシャ

プリ「秋月、なんか泳ぐの速いね…」バシャバシャ

陽炎「はぁはぁ…もう少しで…島に…」バシャバシャ

古鷹「皆さん!最後まで頑張ってー!」バシャバシャ

瑞鶴「よーし!あと数メートル程度!」バシャバシャ

秋月「なんとかこの島に上陸しましょう!」

プリ「もう少し…ん?」

【7人の前に、立ちはだかる断崖絶壁】

憲兵「……」

プリ「…えっ?」

吹雪「…あれ?」

陽炎「これ、上陸できなくない?」




60:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:34:24.52 ID:dbZbTpTo0

瑞鶴「憲兵さん、これ…」

憲兵「」スッ←滑り止めグローブ

秋月「…えっ?」

古鷹「これを…登れと?」

憲兵「」コクリ

吹雪「はぁ!?そんな馬鹿な!?」

陽炎「一所懸命泳いだ後に、こんな絶壁をよじ登れって言うの!?」

瑞鶴「こんなの流石に無理があr」

憲兵「オラァー!!」ガシッ ヨジヨジ

プリ「うわぁ!憲兵さん!?」

秋月「あんなたくさんの荷物持ってるのに、壁を登ってますよ!?」

吹雪「どうやってんのアレ!?」

古鷹「とにかく私たちも追いかけないと!」




61:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:39:48.86 ID:dbZbTpTo0

秋月「えいやーっ!!」ガシッ

プリ「秋月、落ちないでよね…」ヨジヨジ

吹雪「まぁ落ちても下は海だし、死ぬことはないでしょ…」ヨジヨジ

瑞鶴「冷静に考えたらこれやっぱり軍の訓練なのね…やることなすことが全てハードな内容だわ…」ヨジヨジ

陽炎「何がのんびりアウトドアよ…!やっぱりキツさ全開の鬼企画じゃない…!」ヨジヨジ

古鷹「私、やっぱりオファーを断ればよかったかな…」ヨジヨジ

吹雪「古鷹さんは人が良すぎるから…」

瑞鶴「人を疑うことを知らなさそうだよね、古鷹って」

陽炎「…っと、そうこうしてるうちにもう登り終わるね」

吹雪「お…あとちょっとか…」

プリ「もう少し!ふぁいとーいっぱーつ!」

秋月「よ…いしょ!」バッ

【艦娘、上陸成功】




62:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:41:53.52 ID:dbZbTpTo0

【12時00分】

【無人島に上陸】

吹雪「はぁ…着いた」

秋月「つ、疲れたぁ…!」

陽炎「いきなり断崖絶壁を登らせるなんて酷すぎるわよ…」

プリ「今ので相当な体力がついた気がする…」

憲兵「」グッタリ

古鷹「憲兵さんも大丈夫ですか…?」

瑞鶴「ドラム缶とか色々持ってくれてありがとね…」

憲兵「」グッ




64:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:53:42.88 ID:dbZbTpTo0

憲兵「…では休みながらでいいので聞いてください」

憲兵「これより、無人島0円生活を開始します」

憲兵「提督が何度も言っていた通り、期間は2泊3日で午後12時終了です。貴方達は各チームに分かれて、好きな場所で無人島生活を楽しんでください」

憲兵「それ以外のルールは特にありません。モリなどの道具はドラム缶と一緒に入れておいたので確認をお願いします」

吹雪「はーい」

陽炎「じゃあドラム缶を持っていくわね」

プリ「吹雪たちとはここでお別れかぁ」

秋月「そちらも頑張ってください!」

瑞鶴「ま、死なないように精々頑張りなさいよ」

古鷹「憲兵さんもしっかり休んでくださいね…」

憲兵「ありがとうございます。それでは楽しい無人島生活を!」

【無人島生活、スタート】




65:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 22:55:31.25 ID:dbZbTpTo0

【2つのチームに分かれた艦娘たち】

【各チームは、それぞれ違う場所へと行動を開始した】

【まずはチーム駆逐艦sideの様子を見てみよう】




66:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:03:55.07 ID:dbZbTpTo0

【チーム駆逐艦side】

吹雪「さーてと、まずは拠点さがしから始めよっかー」

秋月「寝床をつくっておかないと、夜は安心して眠れませんからね!」

吹雪「臥蛇島ってどんな島なのかよくわかんないし。探索も兼ねてやろう!」

陽炎「ねー、憲兵さんから貰った荷物と一緒に臥蛇島についての解説の紙も貰ったんだけどちょっと見ていい?」

吹雪「え?そうなの?」

秋月「それちょっと読んでみてください!」

陽炎「わかったわ」

陽炎「えっと…臥蛇島は元々有人の島で、かつては自給自足の生活を送っていた島民がいたんだって」

陽炎「でも時代の流れにつれて過疎化や荒廃が進み、島民は鹿児島へと移住するようになった…」

陽炎「今では荒廃のあまり、一般人の立ち入りは危険なため基本的には禁止されている…だってさ」

吹雪「き、危険なの!?」

秋月「そんな島だったんですか?ここ」

陽炎「どうなんでしょうね…他にも釣りの隠れスポットであるとか、色々書いてるからよくわかんないわ」




67:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:12:24.37 ID:dbZbTpTo0

吹雪「細かいことはいいや…とにかく拠点を探すよ!」

秋月「どこに行けばサバイバルで生き延びることができるのでしょうか…?」

陽炎「私は出来れば海の近くがいいと思うわ。海には食材の塩と魚がたくさんいるはずだから」

陽炎「魚さえ食べてりゃなんとかなるはずよ!大丈夫!」

吹雪「そうなの?秋月はどう思う?」

秋月「食材に困らないっていうのはやっぱり大きいと思いますよ!」

吹雪「だよね…」

陽炎「じゃあ浜辺らしき場所を探しましょう!」

陽炎「…あ、でもここ来るとき、この島の周りは断崖だったわ…よく考えたら、この島は迂闊に海に行けないような地形になってるんじゃ…」

秋月「え?私、この島にボートで近づいてるとき浜辺らしき場所を見ましたよ?」

吹雪「そうなの?じゃああそこを私たちの拠点にしようよ!」

陽炎「はぁ!?じゃあ私たちなんで断崖絶壁から上陸したの!?」




68:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:19:41.32 ID:dbZbTpTo0

吹雪「秋月、浜辺まで案内して」

秋月「ええっと…角度的にはこっちだったかと…」

【秋月の案内で浜辺へと向かう駆逐艦たち】

秋月「そこ降りると思います」

陽炎「急な坂…滑り落ちないよう気を付けないと」

吹雪「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ズザザザ

秋月「吹雪さぁーん!?」

【歩くこと数分間】

陽炎「あーっ!?スカートが木の枝に引っ掛かった!助けて!」

吹雪「陽炎も何やってんの!?」

【そしてついに…】

秋月「ここを抜ければ島の端っこです!」

陽炎「ここに浜辺があるの?」

吹雪「…あっ!この坂の下に!」

秋月「ありましたね!浜辺に到着です!」

【駆逐艦一行、浜辺に到達】





69:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:24:46.13 ID:dbZbTpTo0

吹雪「やった!ここが私たちの拠点だよ!」

陽炎「…意外と狭いのね、この浜辺」

秋月「ほんとですね…あんまり広くない…」

吹雪「まーいーじゃん!そんなこと!」

吹雪「はぁ疲れたー!私ちょっと寝よー!」

秋月「駄目ですよ吹雪さん!サバイバルなんだから気を抜いちゃいけません!」

陽炎「夜に向けて風を凌げる家を作ったり、食材を取りに行ったりしないと後々苦しむことになるわよ…」

吹雪「ちぇー。ちょっとくらいいいのに…」




70:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:31:34.19 ID:dbZbTpTo0

秋月「ところで役割分担はどうします?」

陽炎「アンパイは家つくり2人、食材探し1人じゃない?」

吹雪「誰がどれ行くかは、じゃんけんで決めよっか」

陽炎「そうね。行くわよ!」

陽炎「グーとパーで…」

吹雪「分かれましょっ!」グー

秋月「しょ!」パー

陽炎「しょっ!!」パー

【食材探しは吹雪、家つくりは陽炎秋月に決定】




71:◆sgz06eY/Ks:2016/01/06(水) 23:35:11.56 ID:dbZbTpTo0

陽炎「それじゃ行ってらっしゃい、吹雪」

吹雪「任せてー!ウェットスーツとモリは持ってくね」

秋月「吹雪さん、海に潜る気まんまんですね」

陽炎「こっちも吹雪に負けないよう頑張らなくちゃ」

秋月「はい!家つくり、頑張りましょう!」

陽炎「そうよ、秋月…」

陽炎「アンタが貧乏生活で鍛え上げたサバイバル術、期待してるからね!」

秋月「えっ?」




75:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 20:22:18.29 ID:phaspVNX0

【吹雪が海へ飛び込もうとしている頃…】

【一方、チーム大型艦は島の内部へと向かっていた】




76:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 20:26:35.35 ID:phaspVNX0

プリ「えっほ、えっほ…」

古鷹「この島には坂道が多いですね…」

瑞鶴「なかなかハード…この無人島…」

【山を登っている大型艦たち】

瑞鶴「ええっと、私たちは山の中に拠点を立てるんでいいのよね?」

プリ「うん。吹雪たちは海の方に向かっていくの見たし…」

古鷹「山には山菜や飲み水とか色々ある可能性があるから、生活はやりやすいと思います!」

瑞鶴「なるほど…でもこの辺りは平地が無いから寝たりするとき不便よね」

瑞鶴「とりあえずゆっくりできるような地形を探しましょう。見つけたらそこを即拠点にするわよ」

プリ「はーい」

古鷹「よろしくお願いしますね、瑞鶴さん!」




77:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 20:42:11.95 ID:phaspVNX0

【さらに島の内部へと進む瑞鶴たち】

瑞鶴「大丈夫ー?皆ついてきてるー?」

古鷹「はい!なんとか…うわっ!」ズルッ

プリ「わわ!古鷹、大丈夫!?」

古鷹「大丈夫…ちょっと落ちてた木に足をとられただけ…」

瑞鶴「あらら、私たちが普段いる場所は海の上だから山を歩くのは慣れてないから気を付けた方がいいかもね」

プリ「うんうん。陸でも建物の中とかコンクリートの上とかそういうとこしか歩かないもん」

古鷹「ふぇー、日頃から山を歩く訓練もした方がいいのかなぁ…」

プリ「今回は怪我とかしないよう、出来れば荒れてないような道を歩いた方がいいかもね」

瑞鶴「無人島にそんな道があるわけ…」

瑞鶴「…ん?」

古鷹「あれっ…?」




78:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 20:44:36.67 ID:phaspVNX0

古鷹「階段がある…!?」

プリ「ええっ…!?なんで!?」

瑞鶴「おかしい…ここ無人島だったわよね?」

【大型艦一行、階段を発見】




79:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 20:53:07.04 ID:phaspVNX0

【もちろんこの階段は、駆逐艦sideで陽炎が言っていた通り、かつて人がいた時の名残である】

【山道の移動をスムーズに行うためにつくられたものであるが…】



瑞鶴「これは…謎ね!超不思議よ!!」

プリ「無人島に謎の人工物…一体どういうことなんだろ?」

古鷹「はっ…まさか!」

瑞鶴「古鷹、知ってるの?」

古鷹「これはアレです!SFとかでよくある、無人島につくられた宇宙人の基地的なアレ!」

古鷹「きっとここに宇宙人の秘密基地があって、私たち地球の住人を監視しているとか…!」

瑞鶴「宇宙人て…いても深海棲艦でしょ」

プリ「でも可能性は否定できないよ!だって人のいない島にこんな階段があるんだもん!」



【チーム大型艦は気付かなかった】

【ちなみに解説の紙は瑞鶴が持っているのだが、読む気配は無い…】




80:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 21:06:32.33 ID:phaspVNX0

瑞鶴「階段を上ってみるわよ!」

プリ「階段もぼろぼろになってるから気を付けて上らないと」

古鷹「ほんとだ…歩こうとするとぐらぐらする…」

瑞鶴「と、なると謎の生命がいたのは昔ってことよね。ボロボロってことは月日が経ってる証拠かな」

プリ「それならここに何者かの高度な生き物がいて、だけど何かが原因で絶滅していなくなっちゃった、ってこと?」

古鷹「人知れず高い文明を築き、だけど誰にも発見されることなく滅びてしまう…そう考えるとちょっと切なくもなってきますよね」

【どんどん妄想を膨らませる大型艦side】

【カメラマンの憲兵は、いつ真相を伝えようかと悩んでいたのだった】




81:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 21:20:19.88 ID:phaspVNX0

古鷹「あ…階段に終わりが見えてきた!」

プリ「おおー!この先に何があるんだろ!」

瑞鶴「この謎の手がかりになるものがあればいいんだけど…」

プリ「階段の先には…」

【階段を上り終えると、そこには集落の跡地が】

古鷹「…わぁ!」

瑞鶴「うお!家らしいものがある!!」

プリ「すごいすごい!もしかして大発見じゃない!?これ!」

古鷹「やっぱり家もボロボロで竹に覆われちゃってるけど、ここに家を作れるほどの種族がいたってことですよね!」

瑞鶴「おおー…こういったミステリーに触れるのも無人島生活の醍醐味…」

憲兵「…」




82:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 21:31:01.25 ID:phaspVNX0

憲兵「あの」

瑞鶴「?」

【このままではこの島に残る遺産が破壊されかねないと判断し、憲兵は事実を伝えることにした】

プリ「どうしたの?憲兵」

古鷹「え?紙?解説??」

瑞鶴「それ私が持ってるって?ああ、確かに憲兵さんから紙っぽいの渡されたような…」

瑞鶴「ポケットの中にしまったはず…あったあった。これ読めって言うの?」

プリ「私にも見せてー」

古鷹「私も…」

瑞鶴「えっと…この臥蛇島は…」

プリ「…」

古鷹「…」

瑞鶴「………え」

【解説を読み、事実を知った大型艦3人】

プリ「ありゃ…そうだったの…がっくし」

古鷹「普通に考えたら当たり前ですよね…」

瑞鶴「その気になってた自分が恥ずかしい…」ガクッ




84:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 21:39:29.57 ID:phaspVNX0

【気を取り直してサバイバルに専念するチーム大型艦】

瑞鶴「ま、このことはもう忘れましょう」

プリ「目的は拠点を探すことだったもんね」

古鷹「よく見たらこの跡地、地面も平たくて拠点にするにはちょうどいい場所かも」

瑞鶴「それならここをもう拠点にしてサバイバルしよっか」

プリ「そうだね!ここに人が住んでたなら、サバイバルにもちょうどいいかもしれないし」

古鷹「この跡地を壊さないようにすることだけ気を付けて、活動しましょう!」

瑞鶴「よし!そうと決まればさっそく行動していくわよ!」




85:◆sgz06eY/Ks:2016/01/07(木) 22:04:27.17 ID:phaspVNX0

瑞鶴「最初は家つくりをするわよ」

古鷹「無人島で、しかも冬に雑魚寝をしちゃったらほぼ確実に風邪を引いちゃうから家つくりは大切ですよね!」

プリ「うん!だけど、どうやったらそんな家っめ作れるのかな」

瑞鶴「うーん…私、ア◯ノみたいなそういった知識無いから…」

古鷹「私も…生まれてから家なんて一度もつくったことなんてないよ…」

プリ「私も…難しいね、サバイバルって…」

瑞鶴「家かぁ…そもそも私たちの技術力で家なんて出来るのかな」

古鷹「だったら皆で協力して家を作りましょう!3人寄れば文殊の知恵って言うし、頑張ればきっと家はできるはずです!」

プリ「そうしよっか!私たちサバイバル初心者だから協力しあうのが一番だよ」

瑞鶴「んー、じゃあその方針で行きましょう」

瑞鶴「なら家つくりにとりかかるわよ。まずは各自材料になりそうなものを選んでここに持ってきて!」

プリ「はーいっ!」

古鷹「了解です!」




91:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:27:14.60 ID:KnUopzrF0

【チーム大型艦は山の中へ散らばり、家をつくるための材料の探索を開始した】

プリ「材料…材料…」

プリ「家って言ったらやっぱり木とか集めた方がいいよね」

プリ「余ったら焚き火とかできるかもしれないし、たくさん集めとこ」

プリ「…っと、発泡スチロール見つけた!これも人がいたときの名残かな?」

プリ「もしかしたら何かに使えるかもしれないなぁ。貰っていこー」

プリ「えっと、他には…」

プリ「ブルーシートだ。意外と色んなものが落ちてるんだね」

プリ「大きさは小さいけどこれもきっと家の材料になるかな。持っていこう」




92:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:31:39.05 ID:KnUopzrF0

~~~

瑞鶴「山の中に入ったら絶対いいものは見つかるよね!」

瑞鶴「無人島なんだし、家のための素材は沢山あるはず…」

瑞鶴「…おっ!でっかい木が落ちてるー!これ持っていこっと!」

瑞鶴「よっこらせぃっ!」ガシッ

ボキッ

瑞鶴「…折れた」

瑞鶴「朽ち木だったのかな…もっと丈夫な木を見つけないと…」

瑞鶴「本当はこの元々建ってある建物とかを解体して持っていけばいいんだけどなぁ」

瑞鶴「せっかく残った遺産を壊すわけにはいかないよね。ちゃんと真面目に木を探さなくちゃ」




93:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:37:58.44 ID:KnUopzrF0

~~~

古鷹「私も皆の足を引っ張らないように家の材料を探さないと」

古鷹「何かいいもの無いかな」キョロキョロ

古鷹「あ…細い竹がある」※リュウキュウチク

古鷹「この竹って材料になりそう…だよね」

古鷹「細いし、簡単に引き抜けそう。絨毯代わりにできるかな」

古鷹「それじゃ…ちょっと頂戴します!」

古鷹「よいしょっ!」グイッ

古鷹「…!」グイーッ

古鷹「…抜けない…」

古鷹「でもこの竹は持って帰りたいなぁ…」

古鷹「しょうがない…ならまずはこの竹を切るための石とか探さなくちゃ…」

古鷹「えーっと、石、石、石…」キョロキョロ




94:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:49:24.81 ID:KnUopzrF0

【太陽がやや沈み気味になったその頃…】

【材料あつめを終えた大型艦たちは拠点に再び集まろうとしていた】

瑞鶴「ふー…いい木が見つかってよかったわ」

瑞鶴「拠点はたしかこの辺に…」

プリ「あっ!瑞鶴!おかえりー!」

瑞鶴「プリンツ!先に帰ってたのね」

瑞鶴「何かいい材料とか見つけた?」

プリ「うん!見て、小枝を沢山に、それから…」

プリ「発泡スチロールとかブルーシートとか、使えそうなの 見つけたんだよ!私!」

瑞鶴「おー!そんなの落ちてたんだ!」

瑞鶴「これはいい材料になるわよ。お手柄ねプリンツ」

プリ「瑞鶴だってすごいよ!瑞鶴が持ってるその木、大きくて使えそう!」

プリ「家をつくる時には柱が大切だって聞いたことあるから、きっといい材料になるはずだよ!」

瑞鶴「まぁ、それを見越してこれを持って来たんだからね」フンス




95:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:54:52.08 ID:rQHsBE5kO

瑞鶴「…ところで、古鷹は?」

プリ「あれ?本当だ、古鷹はまだ帰って来てないね」

瑞鶴「そうなの…道に迷ってなければいいんだけど…」

古鷹「おーい!!すみません、遅れましたー!」

プリ「あっ!噂をすれば帰って来た!おかえり古鷹!」

瑞鶴「よかった…無駄に心配させないでよね」

古鷹「すみません。探すのに夢中になってて」

プリ「古鷹は何を持って帰ったの?」

古鷹「見てください、私のはこれ!」スッ

プリ「?」

瑞鶴「…なにこれ?」

古鷹「石ですよ?」

プリ「石?」

瑞鶴「えっ」

古鷹「えっ?」

【古鷹、鋭い石を持ち帰る】




96:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 22:59:12.12 ID:KnUopzrF0

瑞鶴「なにこれ?」

古鷹「だから石ですけど…」

プリ「…なんで家を作るのに石なの?」

古鷹「へっ?」

古鷹「…」

古鷹「なんでなのかなぁ…?」

瑞鶴「それこっちのセリフよ!?」

プリ「古鷹、さっきの時間はずっと石を探してたんだ…」

古鷹「まぁ、その…はい…」

瑞鶴「一体あんたに何があったの…」




97:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 23:06:55.28 ID:KnUopzrF0

瑞鶴「まぁいいわ。材料はそれなりに揃ってるんだし」

プリ「きっと家くらい作れるはずだよ!」

古鷹「ごめんなさい、皆…」

瑞鶴「気にしないで古鷹。大丈夫だから」

プリ「さっそく家つくりを始めよー!」

【家の製作を開始したチーム大型艦】

【では、今度はチーム駆逐艦の家つくりの様子を覗いてみよう】




99:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 23:34:28.64 ID:rQHsBE5kO

【チーム駆逐艦side】

陽炎「秋月、お願い!アンタだけが頼りなの!」

秋月「そんなこと言われましても…」

陽炎「何よいけずー!秋月は貧乏だったから家を買うお金もなくて自分で家をつくってたんでしょー?だから今回も家をつくってよ!」

秋月「お言葉ですけど、それ偏見じゃないですか!?」

【家を作る方法を考えるのが面倒な陽炎は、秋月に教えを乞いていた】

陽炎「お願いお願い。秋月お願い」

秋月「確かにそういう知識はちょっとだけありますけど…」

陽炎「やっぱりあるんじゃない!だったら早く教えなさいよ!」

秋月「いえ…ですが…あの…」

陽炎「何なの?遠慮しちゃってるの?そんなんじゃダメよ秋月!」

陽炎「いい?今はサバイバルやってるの。だから先輩後輩とか関係ないの!知識ある人がそれを共有しなくちゃならないのよ!」

陽炎「遠慮してる理由はよくわからないけど、とにかく生き延びるためにも秋月が知ってる知識を私に教えて?」

秋月「うーん…」




101:◆sgz06eY/Ks:2016/01/09(土) 23:53:56.26 ID:KnUopzrF0

秋月「…わかりました」

秋月「私、