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SS43



【安価】提督「ドロドロが止まらない」【修羅場注意】



2: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/24(木) 23:22:29.72 ID:reTVNhl50
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/24(木) 23:22:57.92 ID:J8w03p5lO
のわっち
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/24(木) 23:23:05.70 ID:97q+DxY4O
舞風
6: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/24(木) 23:47:47.37 ID:reTVNhl50
野分「はああ……」

舞風「あれー? のわっち元気ないぞぅ」

向かい合い、一緒に朝食を食べている野分に舞風は尋ねた。

野分「ごめんなさい舞風。朝から辛気臭くて……」

舞風「気にしなくていいよー。何か悩みがあるなら遠慮無く相談して」

野分「ありがとう。でも、その、良いのかしら……」

舞風「のわっちらしくないなぁ。良いから言ってみなって」

野分「わ、分かったわ」

野分「……司令との事なんだけど」

野分がいつも身に付けている左手の手袋を外すと、その薬指にはケッコン指輪が嵌められていた。

舞風「相変わらず眩しいよねそれ」ニシシ

野分「からかわないで。それで、司令との事なんだけど、最近その、シテなくて……」

舞風「……あー、成る程」

その一言で舞風は全てを察したようだった。

野分「私としてはその、何時でも準備は出来てるのだけど、誘うのは恥ずかしいし」

野分「かと言って司令も一緒に寝るだけで手を出してこないし……」

舞風「要するにのわっちは欲求不満なわけだね!」

野分「うっ……ま、まあそうなのだけど、ハッキリ言われると恥ずかしいわね」

舞風「そんな時は踊るに限るよ! 出撃する以外に身体を動かせばすぐに解消されるって」

舞風「それに白状すると、原因はあたしにもあるかなぁって」

野分「? どう言う事?」

舞風「提督ノリが良いからさぁ、最近夜遅くまでダンスに付き合ってもらってるんだよねえ」

舞風「だからそのぉ、のわっちとシテくれないのはそれで疲れてるからかなって」

苦笑いしながら語る舞風の様子に野分は今日二度目の溜め息を吐いた。

野分「そう言う事だったのね……心配して損したわ」

舞風「ゴメンね」

野分「程ほどにしてよね。司令はその、私の旦那様だから」

舞風「分かってるってば。近い内にのわっちにも成果を見せてあげるよ」

野分「ええ、楽しみにしてるわ」

舞風「うん。きっと驚くよ」

悩みが解決し、舞風と野分は食べるのを再開した。
舞風のトレイにはデザートのミカンが妙に多かったが、野分にとって気に留める事ではなかった。


【夜の舞踏会】
7: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/24(木) 23:48:21.54 ID:reTVNhl50
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/24(木) 23:48:32.06 ID:bKJoHacH0
ザラ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/24(木) 23:49:10.80 ID:oAVz3IQp0
アイオワ
10: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 00:11:39.01 ID:mb7d0QZx0
ザラのモットーは『粘り強さ』である。

指輪を渡した時も彼女は笑顔で言っていた。

どんな困難な任務であってもザラは決して諦めない。

どんな強敵であってもザラは諦めずに攻撃して撃沈する。

――故に目の前に広がる光景は必然的なものだった。

一夜の過ちから、ズルズルと続けられたアイオワとの関係。

恋愛に奔放な彼女は、時に気まぐれで、時に情熱的だった。

そんな彼女に提督は翻弄され、関係を断ち切れなかった。

ザラはふとした事からそれを知り、粘り強くそれを抹消しようとした。

そして――ついにそれは達成された。

ザラ「提督? 今は二人っきり、ですね? ふふ」

執務室に広がる血と硝煙の臭い。自分の傍にくっ付いていたアイオワは頭部が欠けた姿で床に転がっている。

自分の顔面にベタリと付いた血液を拭って、提督はザラに微笑んだ。


【粘り強さ】
11: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 00:12:11.15 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 00:12:14.19 ID:gxmX5k8y0
鈴谷
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 00:12:19.63 ID:yBb2DXJv0
翔鶴
14: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 00:38:32.78 ID:mb7d0QZx0
鈴谷「ねえ翔鶴さん、鈴谷も軽空母に変わるからさ、色々と教えてほしい事があるんだけど」

翔鶴「私ですか? 軽空母の事でしたら、ここでは龍驤さんの方が先輩ですし……」

鈴谷「あたしは翔鶴さんが良いの。ねえ、良いでしょ?」

翔鶴「……そこまで言われるのでしたら構いません。頑張りますね」

鈴谷「へへーん。あざーっす」

翔鶴「ふふっ。それで鈴谷さんは何が教わりたいのですか?」

鈴谷「そうだねえ……じゃあ」




鈴谷「鈴谷の提督を誑かした方法」




翔鶴「…………」

翔鶴「それは教えられる事ではありませんし、そもそも身に覚えがありません」

鈴谷「嘘だー。知ってるくせに。提督から全部聞いたんだよ」

翔鶴「鈴谷さんの聞き間違えでは?」

鈴谷「いつまでも惚けてんじゃねえよ淫乱女」

翔鶴「は?」

鈴谷「……っとと、ごめんごめん。ついイライラして本音が出ちゃったよ」

翔鶴「……構いませんよ」ニコッ

翔鶴「提督も大変ですね。被害妄想が激しい人とケッコンするなんて」

鈴谷「あ?」

翔鶴「うふふっ、ゴメンなさい。鈴谷さんの事を言った訳ではありませんから」

翔鶴「一つ言わせて頂くなら、提督には沢山の仲間や瑞鶴と会わせてくれた恩があります」

翔鶴「なので提督にはその恩を、私なりの方法で返しているだけですよ」

鈴谷「鶴の恩返しってわけ? 別にいらないんだけど」

翔鶴「私も鈴谷さんに対してやっている訳ではありませんから」

鈴谷「あんたの本性、全部提督にバラしてやるから。鶴は正体見破られたら消えるんでしょ?」

翔鶴「それは裏を返せば、正体を見破られなければずっと一緒にいられるって事ですよ」

翔鶴「例えば、正体を知ってしまった者には黙っててもらう……とかね」

瞬間、翔鶴と鈴谷の艤装から艦載機が発艦された。


【口封じ】
15: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 00:39:11.72 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 00:39:14.98 ID:TjmV40yy0
浜波
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 00:39:20.68 ID:DJuYAKUf0
神風
23: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:10:49.39 ID:mb7d0QZx0
「司令、あの、お茶いれたの。日本茶……飲む?」

書類整理を一旦区切り、提督は浜波が用意してくれたお茶を手に取った。

「一休み……なら、少しお話がしたい……」

お茶を一口飲む。提督は頷いた。

「ありがとう。えっとね……神風さんの事についてなの」

提督の顔が一瞬強張ったが、すぐ元の表情に戻った。

「私、私ね……見ちゃったんだ」

「司令のお部屋から、神風さんが出てくるの……」

「私が司令に食べてほしくて、頑張って作ったおにぎりを持って、お部屋に向かったら……」

「薄着の神風さんが司令のお部屋から出てくるの見ちゃったんだ……」

浜波のその声色からは感情が感じられなかった。

「私、別に怒ってる訳じゃないよ……」

「私自分に自信が無いし、外見も地味だから……」

「司令が神風さんのような快活な人に誑かされちゃうのも仕方がないと思う……」

「だから、だからね、私頑張る。神風さんのような艦娘になるように頑張るから……」

浜波は提督の正面に回り、提督の目を見つめた。
対する彼女の目は濁りきり、光は無かった。

「司令、ちゃんと私を見ててね……?」

「私も司令をちゃんと見てるから……ずっとずっと、見てるから……」

提督はそれ以上何も言えなかった。

「どうしたの……? お茶、飲まないの……?」

提督は震えそうになるのを堪えながら再びお茶を胃に流し込む。
つい先ほどまで温かいと感じていたお茶が冷たいように感じた。
また、浜波のポケットから神風がいつも付けていたリボンがチラリと見えたが、見えないフリをした。


【切っ掛け】
24: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:11:55.94 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:12:50.14 ID:Wja5jNg2O
龍田
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:13:21.97 ID:tTVnCL+Ro
天龍
27: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:35:32.07 ID:mb7d0QZx0
「ねえ天龍ちゃ~ん」

「……んだよ」

「昨日は何処に居たの~? せっかくの休日だから一緒にお出掛けしようと思ったのにぃ」

「別に何処だって良いだろ。事前にお前に報告する義務はねえ」

「確かにそうね~。けれど、昨日に関しては報告してほしいかな~」

「へえ。何でだよ」

「あの人と、一緒に居たんでしょ?」

「さて、お前の言うあの人ってえのは誰の事かな」

ザン、と天龍の使っていたテーブルが真っ二つに割れた。

「危ねえな。こんなとこで艤装展開したらあいつに叱られるぞ」

「大丈夫よ~。おいたをした娘を躾けたって言えばきっと許してくれるわ~」

「職権乱用だな。ケッコン艦だからって調子にノンなよ」

「調子に乗っちゃったのは何処の天龍ちゃんかしら~?」

「んじゃあ調子に乗った天龍さんは一言いわせてもらうとするか」


「あいつは貰うぜ。身体だけじゃなく、心もな」

「…………手癖の悪いお姉さんだこと」

この日、天龍型の部屋が真っ赤に染まった。


【姉妹喧嘩】
28: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:36:01.61 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:36:05.62 ID:dk7v10gCo
秋雲
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:36:21.21 ID:Q+/+2vZY0
愛宕
32: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:50:27.95 ID:mb7d0QZx0
秋雲「どう巻雲。今度の新刊の出来は」

巻雲「……はわわわわ。な、中々過激なのです……!」

秋雲「んふふふふ。滾る人にはトコトン滾るNTR系よぉ」

巻雲「で、でも珍しいですねえ。寝取られる人が男性で、寝取る人は女性ですかぁ」

秋雲「これぞギャップでしょ。鎮守府は女所帯だし、起きるならこんなシチュエーションかなって」

巻雲「起きない方が良いんですけどねえ。結末は……うわ、所謂バッドエンドですか?」

秋雲「え~、違う違う。バッドじゃなくてハッピーだよ」

巻雲「えっ? だって、寝取った女性は男性の恋人に殺されて、男性は呆然としてますけど……?」

秋雲「恋人からしたらハッピーエンドさ。泥棒猫から愛する人を取り戻せたんだから」

巻雲「は、はあ……」

いつもの秋雲らしくない妙な威圧感を受け、巻雲はそれ以上何も言わなかった。

巻雲「結末はともかくとして、良い出来だと思いますよ」

秋雲「そっかぁ。ありがとねえ」


秋雲「やっぱり実体験を元にすると捗るわぁ」

発売された秋雲の新刊の登場人物は、鎮守府のメンバーに似ていると話題になった。
主役の女性は秋雲、恋人は提督、そして恋敵の女性は愛宕だと。

そこの鎮守府では、数日前から愛宕が行方不明になっていた。


【実話】
33: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 22:50:57.67 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:51:07.99 ID:KdB52F03o
霧島
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 22:52:25.87 ID:Wja5jNg2O
龍驤
36: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 23:16:49.28 ID:mb7d0QZx0
それは偶然だった。

愛する姉妹と休日に出掛けていた時、見てしまったのだ。

龍驤と手を繋ぎ、笑顔を見せている提督を。

――ウソツキ。

傍から見れば、身長差と龍驤の外見も相まって仲の良い親子に見えるだろう。

だが自分から見れば仲睦まじい恋人同士にしか見えなかった。

――ウソツキウソツキ

身体は自然と二人の後を追いかけていた。霧島の頭の中には既に姉妹の事は無い。

姉妹と出掛ける前に霧島は提督を誘っていた。勿論二人だけの所謂デートだ。

だが提督は断った。その日は仕事があるからと。

――ウソツキウソツキウソツキ

霧島の心の中を黒く濁った物が埋め尽くしていく。

これ以上見てはいけない――そう思いながらも霧島は提督と龍驤から目が離せなかった。

龍驤「ねえねえ君」

提督「ん?」

龍驤「これどう? ウチに似合う?」

それは実際に龍驤が言ったのか、霧島の幻聴だったのかは分からない。
だが霧島の耳には確かに聞こえたのだ。

龍驤『霧島よりも可愛い?』

その一言が、霧島にとって限界だった。
飛び出した霧島は龍驤を叩き伏せ、驚く提督を組み伏せた。

そして薬指に付けた指輪を誇示するかのように提督の目の前にかざした。
その指輪は龍驤の血で赤く染まっていた。

霧島「さて、ご説明を。司令」


【奇襲】
37: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/25(金) 23:17:19.70 ID:mb7d0QZx0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 23:18:42.73 ID:aurLG5CqO

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 23:18:50.37 ID:uTBFT4wFO
秋月
44: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/26(土) 22:00:57.70 ID:OPYZ4RBB0
秋月「私も、ご一緒して良いでしょうか?」

またか、と朧は内心うんざりしていた。
本当は断りたかったが、傍にいる提督を見て諦めた。

朧「う、うん。良いよ」

秋月「わあ……ありがとうございます! 秋月がお供をさせて頂きますね!」

最近は提督と二人だけで出掛けようとすると、いつも秋月と遭遇する。
一回や二回なら偶然と片付けられる。だが四回、五回と続けばそれは最早偶然とは言えなかった。

朧(せっかく潮達にお膳立てしてもらったのに……)

提督の隣で微笑む秋月を見て、朧は微かな不安と怒りを覚えた。


それから数日後、朧は意を決して秋月に聞いた。
どうして提督と自分の出掛ける先に付いてくるのかと。

秋月「?? 何を言っているんですか?」

朧「何を言ってるって……どうして私と提督の邪魔をするのかって聞いてるの!」

秋月「私は邪魔をしているつもりはありません」

朧「どう言う事……?」

秋月「だって、秋月は司令のお供をさせて頂いているんですよ」

秋月「朧さんの邪魔をしているつもりは一切ありません。……更に言えば」




秋月「朧さん、一緒に居たのですか?」

朧「――――ッ!」

そう、秋月の目に朧の姿は眼中になかった。彼女は提督と二人で出掛けているつもりだった。
悪意無く、そして無意識に自分の居場所を奪おうとしている秋月に朧は絶句した。


【成り代わり】
45: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/26(土) 22:01:32.66 ID:OPYZ4RBB0
安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/26(土) 22:02:11.14 ID:YC9cszE3o
大淀
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/26(土) 22:02:22.96 ID:Hvcp4z2po
明石
49: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/26(土) 22:39:13.80 ID:OPYZ4RBB0
明石「あははは~、全く大淀とは相変わらずラブラブですねえ」

明石「全く。こうして惚気話を聞かされる身にもなって下さいよぉ」

明石「はいはい、ご馳走様です。私はもうお腹いっぱいです」

明石「あっ、いつものですね。寝る前に必ず飲んで下さい」


――――


明石「身体の調子はどうですか提督」

明石「そうですか。良くなってますか」

明石「提督が元気で居てくれないと私達が困りますからね」

明石「……あっ、気付いてくれました? そうですよ。私も眼鏡を掛けてみたんですよ」

明石「似合う? えへへ~♪」

明石「はい。いつもの出しておきますね。寝る前に必ず飲んで下さいよ」


――――


明石「最近彼女との惚気話を聞きませんね」

明石「誰の事? 嫌ですねえ提督。忘れちゃったんですか?」

明石「大淀、ですよ」

明石「思い出しました? まだそんなお歳じゃないんですからしっかりして下さいね」

明石「はい、いつものです。ちゃんと服用して下さいね」

明石「少し強めにしておきましたから、ちゃんと飲んでくださいね」

明石「…………これで最期かな?」


――――


明石「提督? 私の名前を言えますか?」

明石「はい正解です。大淀ですよ」


【幻覚】
50: ◆AmFoB0SlRA 2018/05/26(土) 22:40:27.49 ID:OPYZ4RBB0
ネタ切れ!! 終了しますので依頼を出してきます。

ありがとうございました。また短編~中編がありましたら宜しくお願いします。
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/26(土) 23:28:36.56 ID:YC9cszE3o
おつおつ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/27(日) 00:14:17.56 ID:YeDgmbot0
おつー

いつかまた復活すると信じてる

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2018/10/21(日) /  SS TB(0) CM(0)

SS41



【安価】提督「ドロドロ」【修羅場注意】


1 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/08 23:54:10.31 JkWWxoJF0 1/63


※提督が艦娘に寝取られる修羅話。安価の小話形式です。
※修羅場注意。仲の良い艦娘達が良いという方はバック。
※提督は基本出てきません。

同時進行中
【艦これ】提督「鎮守府・愛のエプロン」加古「その5!」【安価・コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507294434/

モチベアップ&違った物を書いてみたかったので少し書いたらHTML依頼を出します。

・例
寝取られる艦娘:叢雲
寝取る艦娘:吹雪


2 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/08 23:54:48.72 JkWWxoJF0 2/63

叢雲「ちょっと話があるんだけど」

吹雪「なあに叢雲ちゃん。今お昼ご飯食べてるから後ででも――」

バン、とテーブルが叢雲に叩かれて揺れた。

叢雲「私は今、話したいの」

吹雪「…………何かな?」

溜息を吐きながら吹雪は妹を見た。彼女の顔は一目で分かる程怒りに満ちていた。

叢雲「あいつが全部白状したわ。あんたとのことを」

吹雪「あいつって誰?」

叢雲「ッ! 司令官よ!」

吹雪「……ふ~ん。司令官、話しちゃったんだ」

悪びれる様子も無く、吹雪はニヤニヤといった表情で言った。

叢雲「一体どういうつもりなの! あいつはあたしの――」

吹雪「ケッコンカッコカリ相手、でしょ? それぐらい分かってるよ」

叢雲「分かってるなら何で……!」

吹雪「司令官はね、私に色々話してくれたんだ」

吹雪「叢雲ちゃんとケッコンはしたけど、態度はいつも通りだから本当に自分を好きなのか不安なこと」

吹雪「キスは済ませたけど、その先の事はまだ出来てないこと……本当に色々話してくれたよ」

吹雪「私は初期艦だから、司令官のことはずっと見てきたの。だから司令官が悲しそうにしてるのは耐えられない」

吹雪「だからね、妹の不始末はお姉ちゃんである私が何とかしなきゃって思ったんだ」

吹雪「叢雲ちゃんがしてあげられなかったこと、私がしてあげたら司令官凄く満足そうだったよ」

叢雲の顔が真っ赤に染まり、頭の中があらゆる感情でかき回された。

吹雪「けどゴメンね。私が最初に司令官の想いを受け止めてあげちゃって」

叢雲「ッ!」

叢雲の頭の中をごちゃごちゃにしていた感情が瞬時に激しい怒りのみへと変わった。
瞬間、叢雲は吹雪の顔を殴り飛ばしていた

【不始末】

3 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/08 23:55:37.39 JkWWxoJF0 3/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

4 : 以下、名... - 2017/12/08 23:56:12.49 Csxoaw3H0 4/63

初霜

5 : 以下、名... - 2017/12/08 23:56:46.19 et/jmvKUo 5/63

羽黒

6 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 00:10:53.17 tsdC/mb10 6/63

――どうして貴女があの人の部屋から出てくるの?

羽黒「司令官さん。私で良ければ何時でも呼んで下さいね」

――どうして貴方は彼女にそんな笑みを浮かべているの?

羽黒「離れるのは寂しいですけど……初霜ちゃんが戻ってきちゃいますから」

――ああ、これが初めてじゃないんですね。私が出撃や遠征で居ない時は……

羽黒「その、最後に出来れば……」

――駄目、それだけは駄目!! キスは私と提督だけの……!

羽黒「ん……ふふ、嬉しいです」

羽黒「私が勇気を出して告白した時以来ですよね。その時は私が勢いに任せてですけど……」

羽黒「でも今のは司令官さんからしてくれました。私、とっても嬉しいです」

――ユルサナイ。

――ゼッタイユルサナイ。


コンコン

羽黒「はい……あっ、初霜ちゃん」

初霜「ゴメンなさい羽黒さん。こんな遅くに」

羽黒「だ、大丈夫だよ。何の用かな?」

初霜「うふふ。すぐに済みます」





初霜「消えて」

その一言と共に初霜は後ろ手に隠し持っていた包丁を躊躇無く羽黒の胸元に突き刺した。

【報復】
7 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 00:11:22.08 tsdC/mb10 7/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

8 : 以下、名... - 2017/12/09 00:12:41.94 5rt5DXKJO 8/63

阿賀野

9 : 以下、名... - 2017/12/09 00:12:52.07 TZiFAhG4o 9/63

能代

10 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 00:34:15.44 tsdC/mb10 10/63

阿賀野「最近提督さんと夫婦の営みが出来てない」

酒匂「ピャ、ピャ~……阿賀野姉大胆」

矢矧「ゲホッ、ゲホッ。い、いきなり何を言い出すのよもう」

阿賀野「だって変なんだもん。つい最近までは毎日のようにしてたのに……」

阿賀野「何か急にパッタリ止まっちゃったの。もう欲求不満だよ~」ブーブー

酒匂「ま、毎日……」ピャ~

矢矧「それだけ頑張ってたら疲れもするでしょうに。その内また元気に再開するわよ」

阿賀野「そ~かな~? 能代はどう思う?」

能代「ん~? そうねえ、阿賀野姉に飽きたとか?」

阿賀野「え」

不穏な空気を感じ、阿賀野は思わず能代の方へ振り向いた。

矢矧「ちょ、能代姉ってば」

能代「あはは、冗談冗談」

阿賀野「も~、笑えないよそれは」

能代「ごめんてば。じゃあ私、秘書艦の仕事があるから行くね」

ギー、バタン

酒匂「最近秘書艦のお仕事多いよね。能代ちゃん」

矢矧「要領が良いからね能代姉は。提督が頼るのも分かるわ」

阿賀野(そう言えば営みが止まった次の日からよね。能代が秘書艦に抜擢されたのって)

阿賀野(……偶然よね?)

酒匂「あっ、能代ちゃんまたミカン食べてる。これも最近よく食べるなぁ」

【手遅れ】

11 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 00:34:41.09 tsdC/mb10 11/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

12 : 以下、名... - 2017/12/09 00:35:31.00 pNLK/U6yO 12/63

天津風

13 : 以下、名... - 2017/12/09 00:35:32.25 QlHXJIeE0 13/63

陽炎

30 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 23:43:59.83 tsdC/mb10 14/63

陽炎「天津風、司令の様子はどう?」

陽炎「司令、ちょっと話したいことが……って天津風。居たのね」

陽炎「司令から何かされたりとかしてない? ふふ」

最近の陽炎は天津風によく提督のことを聞いてきた。

可愛い妹が何か良からぬ事をされていないか気になるのだろうか。それにしても過保護すぎるぐらい聞いてきた。

天津風「陽炎姉さん」

陽炎「ん? 何?」

天津風「私のことを心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫よ」

天津風「あの人はとても信頼出来る人だから、変な心配はいらないわ」

陽炎「えっ? 何言ってるの? 天津風なんか心配してないよ」

天津風「えっ……? じゃあ誰の……」

陽炎「決まってるじゃない。司令よ」

天津風「ど、どういうこと?」

陽炎「だって私が居るのに、天津風に変に誘惑されてないか心配なんだもの」

陽炎「付き合いの長い私に言ってくれれば、色々な事をしてあげるのになぁ」

陽炎「それこそ一緒に寝たりとか、ね?」

あまりに悪びれなく言う姉の姿に天津風は堪らず左手の薬指に付けている指輪を見せた。

天津風「さっきから何言ってるのよ!! 私とあの人は!!」

陽炎「あのさぁ、あの人あの人って司令のことを呼ぶの止めなさいよ」

陽炎「正直我慢するのも限界があるんだよねえ」

笑みを浮かべた表情からうって変わって、陽炎の顔は怒りに満ちていた。

天津風「何が悪いのよ! あの人は私と――」

陽炎「それが何? ケッコンカッコカリをしたからってさぁ」

陽炎「司令を諦める理由には全然なんないよね? だってカッコカリだし」

陽炎「本物じゃないし」

天津風「ッ!!」

天津風の平手が陽炎の頬を打った。赤く腫れた箇所をさすりながら陽炎は言った。

陽炎「まっ、精々それで満足してれば」

陽炎「その時が来れば私が変わりに司令の事をあの人って呼ぶからさ」

天津風「最低……!!」

陽炎(そんな紛い物より、私はずっと良い本物を貰ったからさ)

天津風に背を向け、その場を陽炎は立ち去った。

自らの腹部を愛おしそうに撫でながら。

【心配】

31 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/09 23:44:36.00 tsdC/mb10 15/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

32 : 以下、名... - 2017/12/09 23:45:50.47 KjsHgJ+x0 16/63

山城

33 : 以下、名... - 2017/12/09 23:46:17.32 1iUljshJO 17/63

扶桑

36 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 00:14:10.41 P9aSUuo70 18/63

山城「扶桑姉さま……」

扶桑と山城の私室。そこへ山城が悲痛な表情で乗り込んできた。

扶桑「あら? どうしたの山城。顔色が凄く悪いわ」

山城「て、提督が今、私と別れようって……」

山城「代わりに扶桑姉さまとケッコンするから指輪を外せって……」

扶桑「あらあら」

山城「わ、わ、私、訳が分からなくて執務室から飛び出してきちゃって……!」

山城「わ、私どうしたら……提督と別れたくないです。どうしたら良いんですか姉さま」

扶桑「もう山城ったら。駄目じゃない」

扶桑「提督にちゃんと指輪をお返ししなくちゃ。ね?」

山城「えっ……」

敬愛する姉の言った言葉が信じられず、山城の目は驚愕に見開いた。

山城「ね、姉さま……何を仰っているんですか……?」

扶桑「聞こえなかったの? ならもう一度言うわね」

扶桑「提督にちゃんと指輪を返しなさい」

扶桑「それとも今この場で私が貰いましょうか? 元々その予定だったのだし」

扶桑が立ち上がるのを見て、山城は反射的に左手を背に隠した。

山城「い、嫌です! この指輪は私のです!」

扶桑「山城、妹なら姉の言うことを聞きなさいな」

山城「いくら姉さまでも、これだけは聞けません! これは提督と私の――」

瞬間、山城は扶桑に頬を叩かれていた。

一瞬何が起きたのか分からず、山城は呆然とした。

扶桑「いい加減にしなさい! 今まで提督を邪険に扱っていたくせに!」

山城「ね、姉さま……」

扶桑「提督の気の迷いだったの。ずっとお慕いしていた私じゃなく、山城をケッコン相手に選んだのは」

扶桑「このままだと互いに不幸になる。だから私は提督を必死に説得したのよ。山城とは別れてくださいって」

扶桑「身体をはって、ね」

姉の言葉の意味を悟った山城は、扶桑を殺さんばかりに睨み付けた。

今まで生きてきて初めてのことだった。敬愛する姉を憎しみの対象として見たのは。

扶桑「貴女でもそんな目をするのね」

扶桑「でももう遅いわ。提督は隣に私を選んだの」

扶桑「さあ、指輪を渡しなさい」

山城「い、嫌ッ! 絶対に嫌ッ!」

扶桑「渡しなさい!!」

片付けらていた二人の部屋が滅茶苦茶になった時、扶桑の手には山城の指輪が握られていた。

扶桑「全く、分からず屋の妹を持つと不幸だわ」

扶桑「さて、あの人のところに行きましょうか。改めて指輪をはめてもらいましょう」

扶桑が出ていった部屋には、山城が涙を流しながら倒れていた。その瞳に光は無い。

山城「不幸、うふふふ、不幸だわ……」

ゆっくりと立ち上がった山城は静かに艤装を展開した。

向かう先は決めている。全てを無かったことにするために。

【転落】

37 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 00:14:49.18 P9aSUuo70 19/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

38 : 以下、名... - 2017/12/10 00:14:57.39 x0phFeMs0 20/63

蒼龍

39 : 以下、名... - 2017/12/10 00:15:01.02 y8HYFIrZ0 21/63

大鯨

43 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 00:45:30.46 P9aSUuo70 22/63

蒼龍「私が貴女の部屋に来た意味、分かるよね」

大鯨「はい。何となくですが、分かります」

蒼龍「それなら話が早いわ。もう提督のことを誑かさないでくれるかな?」

大鯨「誑かす……?」

蒼龍「惚けないで。空母のみんなに協力してもらって、全部知ってるから」

蒼龍「私っていう恋人がいるのに、何で提督を奪おうとするかな?」

大鯨「私は誑かしていませんし、蒼龍さんから提督を奪おうとしていません」

蒼龍「この期に及んでまだそんなことを……!」

大鯨「本当ですよ? 提督自ら私のところに来てくれるんです」

大鯨「蒼龍さんとケッコンされる前からそうでしたから」

大鯨「私からの特別補給、忘れられないみたいです。うふふ」

蒼龍「ふ、ふざけないで! 私をそんなに怒らせたいの!」

大鯨「そんなカリカリしないで下さい。私だっていつも言ってるんです。蒼龍さんに悪いですよって」

大鯨「それでも提督が求めて来てくれるのなら、拒む理由はありませんよね」

蒼龍「いい加減に……!!」

大鯨「そんなに言うなら蒼龍さんが満足させてあげれば良いんじゃないですか?」

大鯨「私のように特別補給で」

ガタンとテーブルがひっくり返り、蒼龍が大鯨を掴んで引き倒し、馬乗りになった。

怒りに燃える彼女から何度も叩かれながらも、大鯨の目は笑っていた。

大鯨(提督ならきっと……)

騒ぎを聞いて駆けつけた彼は蒼龍を止めるだろう。そしてその後、自分を心配してくれるだろう。

大鯨は蒼龍から提督を奪う必要は無かった。ケッコンする前から心は既に貰っていたのだから。

【もぬけの殻】

44 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 00:45:59.47 P9aSUuo70 23/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

45 : 以下、名... - 2017/12/10 00:46:05.34 BW9G27OQ0 24/63

綾波

46 : 以下、名... - 2017/12/10 00:46:05.70 5bmF1foj0 25/63

大鳳

59 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 23:43:51.40 P9aSUuo70 26/63

綾波「司令官、喜んでくれるかな?」

午後11時、殆どの艦娘が眠りにつく中、提督はまだ書類と格闘している。

少しでも彼の助けになればと綾波は手作りの夜食を手に執務室へと向かっていた。

綾波(司令官が夜食を食べ終わったら、綾波もお手伝いしなくちゃね)

夜食を乗せたトレイを持つ左手の薬指にはケッコンカッコカリの指輪があった。自然と笑みがこぼれる。

そして愛しい人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、綾波は到着した執務室の戸を叩いた。

綾波「綾波です。司令官、夜食を作ってきました」

気配はあるが、返事がない。自分が居ない間に眠ってしまったのだろうか。

綾波「失礼します。司令――」

扉を開けた綾波の目に飛び込んできた光景は、到底今の彼女に受け入れられる物ではなかった。

大鳳が提督に馬乗りになり、深い口付けを交わしていたのだから。

綾波「…………えっ」

トレイが手から落ち、地面へと落ちた。食器も割れ、夜食が散乱する。

それに気付いた大鳳が口付けを終え、顔を綾波へ向けた。

大鳳「……あら。もう戻ってきたのね」

綾波「何、してるんですか……」

わざとらしい口調だった。服も所々がはだけ、妖艶な雰囲気を醸し出している。

大鳳に乗られたままの提督はただ綾波を見つめ、顔を真っ青にしていた。

大鳳「ごめんなさい。貴女が戻るまでに済ませるつもりだったんだけど……」

大鳳「提督との口付けが気持ち良くてつい夢中になっちゃったの」

大鳳「綾波、貴女もする? まあ、私が済んでからになるけどね」

綾波は扉を勢いよく閉め、力が抜けたように廊下に座り込んだ。

そして再び遮断された執務室の中からは大鳳の声が聞こえてきた。

大鳳「そんなに動揺しないで提督。綾波はもういないわ」

大鳳「心配することない。貴方は私が守るから」

大鳳「だからもう一度、して……」

その言葉の少し後、大鳳の嬌声が執務室の中から響いてきた。

綾波は両耳を抑え、全ての音を遮断した。自分の心臓の音が聞こえたが、不思議と落ち着いていた。

綾波(どうして司令官と大鳳さんが……?)

綾波(司令官の顔は真っ青だった。つまり無理矢理大鳳さんが……?)

綾波(司令官は襲われた……?)

愛しい人が襲われ、望まぬ行為を強いられている。ならば自分がするべきことは一つだった。

綾波「司令官……綾波が、守ります」

艤装を展開をした彼女に瞳に光は無い。

その夜、提督と艦娘二人が姿を消した。

【守り神】
60 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/10 23:44:21.77 P9aSUuo70 27/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

61 : 以下、名... - 2017/12/10 23:44:23.72 u7D3iNIAO 28/63

龍田

62 : 以下、名... - 2017/12/10 23:44:34.11 x0phFeMs0 29/63

秋津洲

67 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 00:02:40.70 LEvol0An0 30/63

龍田「ねえ、最近あの娘とよく会っているわよね」

龍田「何で知っているのかって? 当然じゃない」

龍田「私はいつでも貴方のことを見ているからよ」

龍田「そ・れ・で、私に内緒でおいたをしてな~い?」

龍田「それも私がとっても許せない内容のおいたを」

龍田「し て な い か し ら?」




龍田「あの人から全部聞いたわよ。随分と調子に乗っちゃったみたいね~」

秋津洲「龍田さんが隙だらけなだけかも。提督に構ってあげないからこんなことになったんだよ」

龍田「私が悪いみたいな言い方は止めてもらえるかしら?」

龍田「この泥棒猫」

秋津洲「そっちこそ提督に告白されたからって調子に乗らないでほしいかも」

秋津洲「言っておくけど、私は諦める気はないから」

龍田「はあ~……獣に説得は無理ね。時間の無駄だったわ」

ザシュ

秋津洲「何を……言って……えっ……?」

龍田「言葉が無理なら実力行使よね~」



龍田「さってと、薄汚い猫は海に捨てて~」

龍田「貴方は私と一緒よ」

龍田「身体はもう汚されちゃって、洗っても落ちそうにないから~」

龍田「せめて心だけでも、ね」

龍田「ずっと一緒よ。あ・な・た」

【駆除】

68 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 00:03:35.80 LEvol0An0 31/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

69 : 以下、名... - 2017/12/11 00:03:45.11 mJndJo11o 32/63

千歳

70 : 以下、名... - 2017/12/11 00:03:47.26 plQcyEUy0 33/63

イタリア

72 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 00:24:01.45 LEvol0An0 34/63

イタリア『Buon giorno。千歳さん、突然のことでビックリしましたか?』

イタリア『貴女だけにでも私と提督の近況をお伝えしたくて、こうしてビデオを撮っています』

イタリア『ふふっ、可愛いでしょう? 提督と私の子供達です。まだ私のお腹に二人いるんですよ』

イタリア『私を憎んでいますか千歳さん。提督を連れて姿を消したイタリアを』

イタリア『でも千歳さんが悪いんですよ』

イタリア『大好きな提督を独り占めするから……イタリアに譲ってくれないから』

イタリア『実力で、とも考えたんですけど、軽空母の千歳さんが戦艦のイタリアに敵うわけありません』

イタリア『無闇に傷付けたくなかったし、提督も悲しませたくなかったので……こんな形になりました』

イタリア『これが最初で最後のビデオレターです。提督とイタリアの幸せを壊さないで下さいね』

イタリア『Arrivederci』

千歳「…………」

テレビの画面を叩き割った千歳の左手は血に染まっていた。

同時に薬指にはめられていたケッコン指輪も彼女の心境を表すかのように真っ赤だった。

翌朝、沢山の艦載機と共に軽空母千歳が姿を消した。

【奪還】

73 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 00:24:39.78 LEvol0An0 35/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

74 : 以下、名... - 2017/12/11 00:24:42.50 2p9dI9rOO 36/63

飛鷹

75 : 以下、名... - 2017/12/11 00:24:44.65 wtKyPNN3O 37/63

まるゆ

83 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 23:45:41.47 LEvol0An0 38/63

飛鷹と提督はケッコンしている。

あの隼鷹の口からして「甘ったるい」と言わせる程の熱々ぶりである。

だが二人の傍にはいつも一人の艦娘がいた。まるゆである。

飛鷹はいつも不満げな表情を浮かべているが、提督はまるで小さな娘を可愛がるように彼女を傍に置いていた。

気になった隼鷹が折を見てまるゆに話してみると、彼女は悲しげな表情で言った。

まるゆ「お邪魔なのは分かってます。けれどまるゆ、ここに来て不安ばかりだったのを隊長に助けてもらったんです」

まるゆ「あきつ丸さんと木曾さんにも気にかけて頂いてます。でもやっぱりまるゆは隊長のお傍が良いんです」

まるゆ「飛鷹さんにも許可は頂いているので、もうこれ以上は……」

飛鷹が許可していると言うのなら、隼鷹の口からはもう何も言う事は出来ない。

あの不満げな表情も理解はしてるものの、本音はやっぱり提督と二人だけの生活を満喫したいのだろう。

まるゆが走り去っていくのを見て、隼鷹は姉の不満が爆発しないのを祈るばかりだった。

隼鷹(あの娘、あんな小さな身体してるけど、話してる最中目が笑ってなかったねえ)

隼鷹(くわばらくわばら。あたしはこれ以上関わるのをや~めた)



まるゆ(後もう少しなのに……飛鷹さん邪魔だなぁ。最近はまるゆが眠るのを待ってるみたいだし)

まるゆ(知ってますか隊長。まるゆを近代化改修に使用すると、運が上昇するそうですよ)

まるゆ(でもまるゆは他の人達の物にはなりません……)

まるゆ(隊長の物になら喜んでなります……!)

まるゆ(最初は触れ合って、次に唇。最後は二人で一つになりたいです)

まるゆ(飛鷹さんには眠っててもらわないと駄目ですね。まるゆが隊長の物になる為に)

まるゆ(まるゆは傍で隊長を守ります。うふふ)

執務室に入る直前だったまるゆの表情は幼い外見に似合わない程蠱惑的だった。

しかしそれは一瞬のことで、執務室の扉を開けた時には相応の物に戻っていた。

まるゆ「隊長、飛鷹さん。まるゆにもお手伝いさせて下さい!」

【吸収】
84 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/11 23:46:11.37 LEvol0An0 39/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

85 : 以下、名... - 2017/12/11 23:46:57.74 48BlvXTVO 40/63

鹿島

86 : 以下、名... - 2017/12/11 23:47:17.11 mJndJo11o 41/63

龍驤

89 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 00:09:19.32 YLK9B8DA0 42/63

鹿島「龍驤さん、ここ良いですか?」

龍驤「ん~? ええで。けど他にも席空いとるのにわざわざここに座らんでもええやんか」

鹿島「うふふ。龍驤さんとは少しお話したいことがありまして」

龍驤「ここ食堂やで? 周りに色んな娘がおるけど、だいじょぶなんか?」

鹿島「すぐに済みますよ。龍驤さんが私のお願いを聞いてくれたらいいんです」

龍驤「内容によるなぁ」

鹿島「簡単なことです。私の提督さんにこれ以上ちょっかいをかけないでくれますか?」

龍驤「なんや、思ったより答えを出すのは簡単な内容やったわ」

龍驤「嫌や」

鹿島「どうしてですか? 提督さんは鹿島のとっても大事な人なんですけど」

龍驤「そんなん知らんわ。ウチには関係ない」

鹿島「図々しい女……」ボソッ

龍驤「聞こえとるで。こんな嫉妬深い女に好かれとるなんて、司令官もついてないなぁ」

鹿島「どうしてそんな態度が取れるんですか? 見た目同様に人の言うことが素直に聞けない子供なんですか?」

龍驤「ウチはこれでも物分りはええ方やで。けどな、目の前にいる嫉妬深い乳デカ女の場合は別」

龍驤「あんたの束縛に疲れてる司令官をウチが癒してあげたんや。感謝してほしいぐらいやわ」

鹿島「うるさい……」

龍驤「それにあんたが馬鹿にしてるウチの体型でも司令官は愛してくれたで? 龍驤、龍驤ってな」

瞬間、鹿島はトレイに置いてあった水入りのコップを手に取り、龍驤の頭からゆっくりかけた。

周囲の空気が凍り、視線が二人に集中する。ずぶ濡れになった龍驤の視線の先には瞳から光を無くした鹿島だった。

鹿島「ホントにうるさい……」

静まり返った食堂の中に感情の感じられない鹿島の声が響いた。

【本性】

90 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 00:10:04.06 YLK9B8DA0 43/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

91 : 以下、名... - 2017/12/12 00:10:06.34 MvLS/RPD0 44/63

しおい

92 : 以下、名... - 2017/12/12 00:10:18.98 0lJwkLY20 45/63

瑞鶴

96 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 00:47:15.74 YLK9B8DA0 46/63

しおい「はあ……また私の大破が原因で撤退。足を引っ張っちゃってるなぁ」

しおい「提督は気にするなって言ってくれるけど、これを貰った身としては気にしちゃうよ」

瑞鶴「どうしたのしおいちゃん。溜め息吐いちゃって」

しおい「瑞鶴さん……」

瑞鶴「私で良ければ話してみなよ。溜め込むのは駄目だって」

しおい「……はい。実は――」

瑞鶴「成る程ねえ。提督さんに見捨てられないか心配なんだ」

しおい「うん。こうして指輪を貰ったし、提督の役に立ちたいと思ってるんですけど」

瑞鶴「話を聞く限り、指輪がちょっとしたプレッシャーになってる感じ?」

しおい「そんな事はないですけど……」

瑞鶴「ふふ~ん。それなら私が貰ってあげようか? それ」

しおい「えっ……」

瑞鶴「錬度最大だし、改二になって戦闘力も上がってる。更に空母の欠点の一つである燃費も改善」

瑞鶴「良い事づくめだと思わない?」

しおい「…………」

瑞鶴「それに憧れてたんだよねえ。ケッコン指輪を身に付けるって、どんな気分になるのかさ」

瑞鶴「ねえ、私に譲ってくれる?」

しおい「だ、駄目です! これはしおいの大事な物ですから!」

瑞鶴「……………………」

瑞鶴「な~んてね。本気にした?」

しおい「へっ?」

瑞鶴「大事な物なら弱気にならないで、必死に頑張りな。提督さんも期待してるんだから」

しおい「瑞鶴さん……」

瑞鶴「私も付いててあげるからさ、一緒に頑張ろうよ。次こそは絶対あいつ等をやっつけてやりましょう」

しおい「は、はい! しおい頑張ります!」



瑞鶴(そうよ。私が付いててあげる)

瑞鶴(しおいちゃんは私の身代わりに……被害担当艦になってもらわなくちゃ。)

瑞鶴(その時が来たら、全部私が引き継ぐからね。大好きな提督さんも指輪も、ね)

【疫病神】
97 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 00:47:54.12 YLK9B8DA0 47/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

98 : 以下、名... - 2017/12/12 00:47:58.23 n8YjJJGao 48/63

卯月

99 : 以下、名... - 2017/12/12 00:48:00.43 iVqCOwHro 49/63

武蔵

109 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 23:00:56.07 YLK9B8DA0 50/63

卯月「武蔵さ~ん!」

そう卯月が声を掛けるとドアが開き、武蔵が出てきた。

しかし不自然なことに出てきたのは彼女の頭だけだった。

武蔵「卯月じゃないか。どうしたんだ一体」

卯月「清霜から聞いたぴょん。司令官が武蔵さんとこの部屋に入るのを見たって」

武蔵「清霜の奴……」ボソッ

卯月「今日は司令官と一緒にご飯食べる約束してるんだぴょん」

卯月「最近司令官と遊べてないし、頭も撫でてもらってないぴょん。正直言って不満沢山だぴょん」

卯月「だから~、うーちゃんは今日こそは司令官と一緒に過ごすんだぴょん」

武蔵「ふふっ、それは悪いことをした。肝心の提督だが、今は寝てしまってるんだ。大事な相談中だというのに全く困ったものだ」

卯月「ぷっぷくぷ~! だらしない司令官だぴょん。うーちゃんが起こしてあげようか?」

武蔵「いや、それには及ばない。私が責任を持って起こし、卯月に送り届けよう」

武蔵「私との話の最中に寝てしまったツケをたっぷり払ってもらってからな」

卯月「およよ~、なるべく穏便にしてほしいぴょん」

武蔵「ははははっ、心配するな。さあ、お前は先に食堂に行って待っているといい」

卯月「りょ~かいで~す。司令官とご飯、司令官とご飯♪」

卯月の姿が食堂の方へ消えていくのを確認し、武蔵は静かにドアを閉めた。

武蔵「無邪気なことだ。提督はもうこの武蔵の虜だというのに」

武蔵の視線の先には全裸の提督が布団に横たわっていた。気絶しているらしく、ピクリとも動かない。

そして武蔵も衣服を纏っておらず、提督と同じように生まれたままの姿をさらしていた。

武蔵「大和ほどではないが、私も居住性には自信があるのだ。私も大和型だからな」

武蔵「迂闊に私の気を引くからだぞ提督。だからこうしてお前を虜にしてやったんだ」

武蔵「まだまだタップリと宿泊代を払ってもらわなくてはな。卯月には悪いが、約束はまた後日だな」

武蔵「ふふふ……」

数日後、提督は武蔵にケッコンカッコカリの指輪を渡した。それを知った卯月は部屋に籠もりがちになった。

大和が語ったところによると、武蔵に指輪を渡す際の提督の様子は何処か怯えたような表情だったという。

【代償】

110 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 23:01:27.17 YLK9B8DA0 51/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

111 : 以下、名... - 2017/12/12 23:01:30.31 /1Xs5NRC0 52/63

夕立

112 : 以下、名... - 2017/12/12 23:01:38.92 MvLS/RPD0 53/63

萩風

114 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 23:31:06.34 YLK9B8DA0 54/63

夕立「ちょっと……!」

萩風「…………」

廊下を歩いていた萩風の前に立ちはだかったのは夕立だった。

改二の影響で紅くなった瞳が彼女を鋭い目付きで睨み付けている。

だがそれに動じることなく萩風は夕立を無視し、通り過ぎようとした。

夕立「無視する気!」

萩風「話すことはありませんから」

夕立「夕立にはある!」

萩風「……何ですか?」ハア

夕立「何で! 何であんたが指輪を持ってるの! それは夕立が貰う筈だったのに!」

萩風「初耳ですね。司令はそんなことを一言も言ってませんでしたよ?」

夕立「あんたが提督さんを言い包めて夕立から奪ったんでしょ!」

萩風「言い掛かりは止めて下さい。これは私がちゃんと司令から貰ったものですから」

夕立「それなら今からでも提督さんに言って……!」

萩風「見苦しいですよ? 自分が選ばれなかったからって」

夕立「何ですって!」パン

萩風「――ッ! 先に手を出したのはそっちですから!」パン

夕立「痛ッ! この泥棒女!」パン

萩風「くっ……それを言うなら貴女だって司令にいつも纏わりついてる性質の悪い犬女でしょ!」パン

夕立「ならその喉笛噛み千切ってやるから!」

萩風「やれるものならやってみなさいよ!」

二人の取っ組み合いは始まってすぐ互いの姉妹艦によって取り押さえられた。

だが艤装を付けていなくても艦娘の力は凄まじい。夕立と萩風の顔には殴られた際の痣が出来ていた。

夕立「あんたなんか大っ嫌い……!」

萩風「それはこちらの台詞です……!」

その後、この鎮守府の所属艦娘の記録に夕立と萩風の記録は無かった。

二人らしき姿が最後に目撃されたのは、出撃でもないのに艤装を付けて海に飛び出していく瞬間だった。

【同士討ち】

115 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/12 23:31:55.92 YLK9B8DA0 55/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

116 : 以下、名... - 2017/12/12 23:31:59.18 WhLzSMo/o 56/63

雪風

117 : 以下、名... - 2017/12/12 23:32:02.77 tRQ02TJX0 57/63

鳳翔

132 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/15 22:10:26.39 kXRkgAPE0 58/63

○月×日 ゆきかぜにっき

きょうはおやすみのひだったので、しれーのおへやにあそびにいきました。

ちゃんとのっくをしてはいりました。なかにはしれーとほうしょうさんがいました。

なんだかあそべそうになかったので、おじぎをしてしれーのへやからでました。

そのすこしあと、ほうしょうさんにしれーのおへやでなにをしていたのかをききました。

なんでもしれーとしょうらいかぞくになるための、だいじなことをしていたそうです。

それをきいたとき、ゆきかぜのむねがチクチクといたみました。なぜだかわかりません!

ほうしょうさんは、もしていとくとかぞくになったなら、ゆきかぜをひとりむすめとしてむかえたいといっていました。

しれーとこれからもいっしょにいられるのなら、ぜひゆきかぜもかぞくになりたいです。


そしたらゆきかぜもほうしょうさんのように、はだかでしれーとおひるねするのでしょうか?

提督「…………」

【予告】

133 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/15 22:10:54.89 kXRkgAPE0 59/63

安価
寝取られる艦娘:↓1
寝取る艦娘:↓2

134 : 以下、名... - 2017/12/15 22:12:06.98 To4cBj3k0 60/63

蒼龍

135 : 以下、名... - 2017/12/15 22:13:37.35 qvPdVSnb0 61/63

熊野

137 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/15 22:29:30.02 kXRkgAPE0 62/63

蒼龍「あの、熊野」

熊野「…………」

蒼龍「私、提督と」

熊野「それ以上何も仰らないで下さい」

熊野「提督は蒼龍さん、貴女を選びました。下手な慰めは相手を惨めにします」

熊野「特に、恋に関しては」

蒼龍「…………ゴメン」

熊野「構いません。今は祝福させて頂きます」

熊野「但し、気を付けて下さいね」

蒼龍「どういう事?」

熊野「提督に好意を持っている方は多い。例え貴女を選んだとしても素直に諦める娘達ばかりではありませんわ」

熊野「皆の望んだ立ち位置を手に入れたのなら、そこを死守しなければなりませんわ」

熊野「油断すればすぐ奪われてしまうかもしれませんわ。うふふ」

蒼龍「成る程ね。熊野のように」

熊野「さあ、どうでしょうか。では私はこれで失礼致しますわ」

蒼龍「…………」


後日――


熊野「提督? 蒼龍さんが出撃でいないのでお暇なのですか?」

熊野「よければ熊野と一緒にお茶でも如何です?」

熊野「とっても美味しい茶葉が手に入りましたの。きっと提督も夢中になりますわ」

熊野「うふふふ……」

熊野(だから忠告したのに。ノロマなのね)

【龍の居ぬ間に】

138 : ◆AmFoB0SlRA - 2017/12/15 22:31:56.33 kXRkgAPE0 63/63

ネタが尽きましたので、これで終了します。またモチベアップの為に何か書くかもしれません。

ありがとうございました。HTML化依頼を出してきます。



2018/10/21(日) /  SS TB(0) CM(0)

SS42



【艦これ】ヤキモチメーター【安価とコンマ】


1:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 01:57:54.17 ID:6eYbgwot0

新しく始めます。またまた別の鎮守府です。

※キャラ崩壊注意!

※初の安価です。間違い等あるかと思いますが、ご容赦下さい。

書いた物↓
【提督「彼女達の気持ちを?」 明石「確かめましょう!」】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478299111/

【提督「何かがおかしい……」】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488937225/

【提督「アイテム屋騒動」】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496333788/





2:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 01:58:47.72 ID:6eYbgwot0

明石「完成しましたよ提督!」

提督「いきなり執務室に入ってきたと思ったら一体何なんだ?」

明石「これをどうぞ! 日頃お世話になっている提督へのプレゼントです!」

提督「あ、ありがとう……。この妙な装置は何だ?」

明石「ふふ~ん。これを使うとですね、艦娘のとある感情が分かる画期的な装置なんですよ」

提督「むむ、何だか凄そうだな。どんな感情が分かるんだ?」

明石「はい! 嫉妬です!」

提督「……嫉妬?」




3:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 02:01:08.78 ID:6eYbgwot0


明石「名付けてヤキモチメーターです! どうです凄いでしょう?」

提督「お、おう……って、そんな物知ってどうするんだ」

明石「ぶっちゃけ気になりませんか? 提督が普段みんなにどう思われてるのか」

提督「む……まあ気にならないと言えば嘘になるな」

明石「そうでしょう? もしかしたら意外な娘の気持ちが分かるかもしれませんよ」

提督「確かにそうだが……そこは素直に好感度が分かる装置で良かったんじゃないか?」

明石「それだと捻りがないじゃないですか」

提督「あっ、はい」

明石「では数値の説明をしますね」





4:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 02:01:52.62 ID:6eYbgwot0



コンマ01~20【余裕。笑うか呆れて流す事が出来る】

コンマ21~40【普通。わざとらしい咳払いで自分をアピールするぐらいの可愛いもの】

コンマ41~60【注意。話に割って入る、もしくは抱き付いたりして自分に意識を向けさせる】

コンマ61~80【危険。笑顔……だけど目が笑ってない。手に取った物を思わず壊しちゃいそう】

コンマ81~99【超危険。あの人(提督)に近づくな!! と言って艤装展開しそうになる】

コンマ00【(相手に)死の予感。チョットフタリダケデオハナシシマショウカ……】






5:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 02:05:47.59 ID:6eYbgwot0


明石「――とまあ、こんな感じですね」

提督「数値60から先がもう絶望的なんだが……」

明石「あ、あくまで目安ですから。ホントにこうなるとは限らないですよ(多分)」

提督「そ、そうだよな。我が鎮守府に所属する娘達が物騒なわけないものな」

提督「それに俺に対して好意を抱いてる娘など、少数だろう。はははは」

明石(錬度99が沢山いるこの鎮守府でその台詞は死亡フラグにしか聞こえませんよ提督……)

提督「だがしかし、そう都合よく彼女達に嫉妬心を抱かせられるのか?」

明石「そこは私が陰ながらお手伝いするんでご期待下さい!」

提督「あまり無茶な事はするなよ……」

明石「それでは早速やってみましょうか!」





6:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 02:07:26.82 ID:6eYbgwot0

今日はここまでです。安価を取って終わりにさせていただきます。
ありがとうございました。

測定する艦娘 >>8




8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/09(金) 02:08:22.45 ID:mWgNjJmu0

鈴谷




18:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:49:48.58 ID:6eYbgwot0


明石「最初は鈴谷さんで測定してみましょう」

提督「鈴谷か。相方の熊野と最近改二が実装されたな」

明石「更にお二人とも軽空母に艦種変更が出来ますね!」

提督「迷いどころだな。新しい姿を見たい気もするが、長いこと航空巡洋艦で活躍してくれたからそのままという気もある」

明石「じゃあ今回その相談という形で呼び出しましょう。そして嫉妬させるアイテムはこちら!」

提督「…………ネコ?」

明石「はいネコです!」ニャーン

提督「ネコにはあまり良い思い出はないんだが……(エラー的な意味で)」





19:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:50:55.15 ID:6eYbgwot0


明石「まあまあそう仰らずに。人懐っこいですよこの子」サシダシ

ネコ「ニャーン」

提督「おおっと、よしよし。だがこいつをどう使うんだ?」

明石「簡単ですよ。鈴谷さんと話しつつ、その子に構いまくるんです」

提督「呼び出しておいてネコに構いっきりとか最悪だろ……」

明石「まあでも王道ですよ。動物ばかり、何で私に構ってくれないの! 等は」

提督「どちらかというと子供にありそうなシチュエーションだがな」

明石「では私は隣の部屋に居ますのでテストお願いしますね! 鈴谷さんが来たら装置を向けてスイッチを押せば良いだけですので!」

提督「分かった」





20:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:52:29.11 ID:6eYbgwot0



―――――――――――


鈴谷「ちぃ~っす提督。鈴谷が来たよ」

提督「非番なのにすまんな。改二の姿、似合っているぞ」

鈴谷「似合わないお世辞言っちゃって……でもまあ嬉しいかな。んで、何の話?」

提督「うむ。実はお前の更なる改装、つまり艦種変更についての話なんだが……」

ネコ「ニャーン」

鈴谷「あれれ? 提督ってネコ飼ってたっけ?」

提督「き、昨日捨てられていたのを拾ったんだ」

鈴谷「へえ、可愛いじゃん。よ~しよし♪」





21:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:54:23.33 ID:6eYbgwot0


提督(今だ!)ピッ


嫉妬力45【注意。話に割って入る、もしくは抱き付いたりして自分に意識を向けさせる】


提督(45……初っ端から注意ランクとは。しかし……)チラッ

鈴谷「こんな可愛い子を捨てるなんて酷い話だよね全くさぁ」ナデナデ

ネコ「ニャッ」

提督(こうやって優しく撫でている姿を見ると信じられんな)

提督「コホン。話を続けて良いか?」

鈴谷「あっ、ゴメンゴメン。改装についてだよね? う~ん、私は今のままで良いけど、熊野が希望するならしたいかな」

提督「熊野がか?」ニャーン





22:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:56:18.55 ID:6eYbgwot0


鈴谷「相棒だしねえ。合わせたいっていうのは変?」

提督「いや、大事な事だと思うぞ。俺もお前達の意見を無視して無理矢理改装はしない」ゴロゴロ

鈴谷「あざっす! でもぉ、提督がどうしてもって言うなら鈴谷、お願い聞いちゃうかもねえ」

提督「……何か裏がありそうで怖いな」フニャーン

鈴谷「そりゃあ当然だよ。女の子の身体を弄ぶんだからさ」

提督「誤解を招く言い方を止めろって」スリスリ

鈴谷「……ってかさっきから提督! ネコに構いすぎ!」

提督「そ、そうか? いやな、撫でたりすると反応がいちいち返ってくるから面白くて」





23:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 21:57:20.96 ID:6eYbgwot0


鈴谷「もう! 今鈴谷と大事な話してるでしょ! こっちに集中してってば!」

提督「すまん……っとと、よしよし」ナデナデ

ネコ「ニャン」

鈴谷「」イラッ

鈴谷「~~~~~~こっち向けっての!」ガシッ

提督「ぬおっ!?」グイッ

提督(無理矢理鈴谷の方へ首を回された……)

鈴谷「あっ……その、ネコにばかり構ってないでさ、鈴谷ともっと話してほしいかなって……」





24:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:00:13.40 ID:6eYbgwot0


鈴谷「だから、その、あの……」

提督「……まさかネコに嫉妬したのか?」

鈴谷「ばっ……! ありえないし! ネコに嫉妬するとか……マジ恥ずかしいし……」

鈴谷「ううっ……」カオマッカ

提督(声が小さくなっていく毎に顔も赤くなっていってる……可愛い)

鈴谷「あ……だ、大事な用事思い出したから部屋に戻るね! 改装についての希望は言った通りだから!」

提督「あ、ちょ」

鈴谷「し、失礼します!」バタン!





25:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:02:32.34 ID:6eYbgwot0


提督「素早い撤退だ……」

明石「いやぁ、可愛かったですね鈴谷さん。ご馳走様です」

提督「覗いてたのか。全く」

明石「隠しカメラで終始」

提督「何時の間にそんな物を仕掛けたんだ。まああいつの行動には驚いたが……確かに可愛かった」

明石「でしょ? 作ってみて良かったです」ドヤァ

ネコ「ニャア」ドニャァ

明石「では次の娘を測定しましょうか!」


測定する艦娘 >>27





27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/09(金) 22:03:49.14 ID:4qoGODO7O

雲龍




31:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:41:17.13 ID:6eYbgwot0



明石「次は雲龍さんでやってみましょう!」

提督「雲龍か……彼女は嫉妬という感情とは無縁な気がする」

明石「普段落ち着いていますからね。何を考えているか分からないという気もしますが」

提督「うむ。だがそんな彼女が嫉妬にまみれたらどうなるかは気になる」

明石(穏やかな人が怒ると怖いと言うけど、雲龍さんの場合もそうなのかしら?)

提督「では呼んでみるか」





32:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:42:22.30 ID:6eYbgwot0



―――――――――――


雲龍「提督、私に何か話が?」

提督「すまん。今度の出撃の際にどうしても確認しておきたい事があってな」

雲龍「そう。……ところで提督、机の上の機械は何?」

提督「ああ、これか? 明石の発明品だ。テストの為、今日一日ここに置いておいてほしいらしい」

雲龍「ふーん。明石さんは変わった物ばかり作るのね」

提督「そう言うな。鎮守府随一の技術者だぞ」

雲龍「分かっているわ。艦載機の整備も完璧にしてくれているもの」





33:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:43:04.39 ID:6eYbgwot0


提督(よし今だ)ピッ


嫉妬力14【余裕。笑うか呆れて流す事が出来る】


提督(14か。流石は雲龍型の長女、ホッとした自分が居る)

提督(これならネコに構っても問題あるまい)

ネコ「ニャーン」

提督「コラコラ。勝手に歩いちゃダメだぞ」ダキカカエ

雲龍「……ネコ?」

提督「ああ、捨てられていたのを拾ったんだ」ナデナデ





34:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:45:09.26 ID:6eYbgwot0


雲龍「そう……」ジーッ

提督(編成と装備の相談中、雲龍の視線はずっと俺に抱き抱えられているネコに集中していた……)

提督「――では今決めた内容で問題ないか?」

雲龍「ええ、問題無いわ。あえて言うなら――」

提督「優秀な艦載機だろ? 分かってる。開発を頑張ってみるよ」

雲龍「期待しているわ。話は終わったところで提督……」

提督「何だ?」ナデナデ

雲龍「私にもその、ネコを抱かせてもらえるかしら?」

提督「ああ、良いぞ。ほれ」サシダシ





35:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 22:47:13.60 ID:6eYbgwot0


雲龍「ありがとう」

ネコ「ミャア」

雲龍「よしよし……提督ばかりズルイわ。こんな可愛い子を独占するなんて」ナデナデ

提督(ネコ相手に無邪気な笑顔の雲龍も可愛いな)


―――――――――――


明石「結局ネコに構いっぱなしでしたね。雲龍さんが」

提督「最後に名前も付けていったぞ。お前の名前は今から烈風になった」

ネコ改め烈風「ミャッ!」

明石「数値も低かったし、この結果も仕方ないですね」

提督「お前は一体どんな展開を期待しているんだ……」

明石「ドンドン行きましょう!」


測定する艦娘 >>37




37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/09(金) 22:47:39.57 ID:DuWBXLQd0

明石




39:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 23:04:22.04 ID:6eYbgwot0


明石「次は誰にしましょうかね~」

提督(そう言えば肝心の明石はどうなんだ? 態度は全く変わっていないが……)

提督(稼動テストなのだし、作った本人のデータも必要だよな)ピッ


嫉妬力57【注意。話に割って入る、もしくは抱き付いたりして自分に意識を向けさせる】


提督(57だと……! 意外に高いぞ明石の奴!)

提督(あの笑顔の裏では意外に嫉妬深かったのか……)ムムム

明石「提督? さっきから黙ったままでどうし……あー!!」

提督「」ビクッ!

明石「艦娘を選定中の間、私の事を測定してましたね!」

提督「ナンノコトカナー」

明石「バレバレの態度じゃないですか。もう! 消して、今すぐ消して下さい!!」

提督「わわっ、ちょっ、落ち着け!」


騒ぎを聞いて執務室に入ってくる艦娘 >>42




42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/09(金) 23:07:28.06 ID:LpnlsdUBO

オイゲン




44:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 23:29:52.07 ID:6eYbgwot0



プリンツ「な、何の騒ぎですか!」

提督・明石『あっ』← 傍から見れば抱き合っているように見える二人

プリンツ「あっ……えっとぉ、お邪魔でしたでしょうか?」

提督「じゃ、邪魔じゃない! 邪魔じゃないぞプリンツ!」

明石「そ、そうです! 別に提督と何かあった訳じゃありませんし……」

明石「それに元はと言えば提督のせいなんですからね!」

提督「むむっ……否定が出来ん」

プリンツ「成る程。もう駄目じゃないですかAdmiralさん。明石さんをからかっちゃ」




45:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 23:30:33.35 ID:6eYbgwot0


提督「ごめんなさい」

プリンツ「ふふ。素直に謝るAdmiralさんは可愛いですよ」ナデナデ

提督「ぬおっ、いきなり撫でるんじゃない」

プリンツ「えへへ、ゴメンなさい」テヘペロ

明石「」イラッ

烈風「ニャッ!?」





46:◆V2kTaHRVocol:2017/06/09(金) 23:33:15.00 ID:6eYbgwot0


明石「ほら提督、デレデレしてないで執務を再開しますよ! まだやる事はあるんですから!」

提督「きゅ、急に何なんだ……」

プリンツ「わわっ、それじゃあ私は退散しますね。お仕事頑張ってねAdmiralさん」バタン

明石「全くもう……全く……」

明石「…………」カアア

提督「…………プリンツに妬いたな?」

明石「言わないで下さい……」カオマッカ


測定する艦娘 >>48




48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/09(金) 23:38:24.29 ID:RWHzzj2Xo

初霜




49:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:06:21.00 ID:USgemJ0L0



明石「気を取り直しまして……次は初霜ちゃんを測定しましょう!」

提督「初霜か。恋愛に興味が無いって言っていたし、嫉妬とも無縁じゃないか?」

明石「分かりませんよ。そんな事を言う娘ほど、意外な素顔を見せるんです」

提督「……お前のような?」

明石「それはもう放っておいて下さい!」


―――――――――――


初霜「提督、初霜をお呼びですか?」

提督「待っていたぞ。お前と次の出撃について話しておきたくてな」





50:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:07:30.40 ID:USgemJ0L0


初霜「それは大切ですね。詳しく聞かせて下さい」

提督「ああ、実は「ニャア」よしよし、今大事な話をしているから待っていてくれ」ナデナデ

初霜「ネコ、ですか? 一体どうしてここに?」

提督「捨てられていたのを拾ってな。懐いてしまったんだ」ナデナデ

初霜「可愛いですね。名前はもう付けたんですか?」

提督「烈風だ」

初霜「…………こ、個性的ですね」





51:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:14:05.04 ID:USgemJ0L0


提督「無理して褒めなくても良いぞ?」

提督(さて、初霜の数値は……)ピッ


嫉妬力29【普通。わざとらしい咳払いで自分をアピールするぐらいの可愛いもの】


提督(29……普通だ。うん、今のところは平和で素晴らしい)

提督(我が鎮守府はやはりこうでなくてはな)

提督「先程の続きだが、次の出撃では初霜に……」ナデナデ

初霜「はい」





53:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:15:42.06 ID:USgemJ0L0


提督「高火力の魚雷を装備してもらい……」ゴロゴロ

初霜「……はい」

提督「夜戦で敵旗艦を沈めてもらうという大事な役目を……」スリスリ

初霜「…………」

提督「担ってもらいたい。他のメンバーは……」スリスリスリスリ

初霜「コホン。提督、その子が可愛いのは分かりますが、少しだけ自重を」





54:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:27:38.96 ID:USgemJ0L0


提督「すまんすまん。だがこうして反応が返ってくると面白いもんでな」

烈風「ミャア」

初霜「提督とネコちゃんだけの世界に入られると、ここにいる私は除け者じゃないですか」

提督「何だ寂しいのか?」ニヤニヤ

初霜「……そんな事を聞いてくる提督はとっても意地悪ですね」

初霜「動物に対して妬くだなんて……」ボソッ

提督「どうかしたか?」





55:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:28:35.94 ID:USgemJ0L0


初霜「何でもありません。ネコちゃんの事は置いておいて、話を先に進めて下さい!」

提督(頬が赤い。無縁だと思っていたが、初霜も可愛いところがあるじゃないか)


―――――――――――


明石「帰り際に烈風を羨ましそうな表情で見てましたね。初霜ちゃんも立派な女の子でした」

提督「確かに。だが連続でやったから烈風が眠そうだぞ。そろそろ次の手を考えた方が良いんじゃないか」

明石「任せて下さい。まだまだ案はありますから!」





56:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 00:30:59.31 ID:USgemJ0L0

今日はここまでです。安価ありがとうございました!
最後に次の艦娘を決めたいと思います。

>>52
つまらなく感じたら申し訳ないです。自分の描写不足ですね。


次に測定する艦娘 >>60




60:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/10(土) 00:32:05.69 ID:6lo2p8lr0

萩風




67:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 22:52:39.83 ID:USgemJ0L0




明石「次は萩風ちゃんで行きましょう」

提督「鎮守府で一番の健康マニアだな」

明石「白露ちゃんもこれに関してはいっちば~んを譲ると言うぐらいですからね」

提督「彼女の嫉妬と言うのも想像が出来ないな」

明石「まあ呼んでみれば分かりますよ。では次の作戦ですが……コレです!」ジャーン

提督「スマホ?」

明石「これで電話相手に夢中もしくはデレデレするという設定です。相手の設定は……同期の女性提督で良いでしょう」

提督「ネコから一気に危険度が上がった気がする……」

明石「そう緊張しないで下さい。電話相手は私ですし、気軽に話題を振って下さいよ」





68:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 22:53:13.98 ID:USgemJ0L0


提督「またハードルの高い事を言うなお前は。まあやってみるが」

明石(実験だけど、提督と二人だけの会話……えへへ)


―――――――――――


萩風「司令、お呼びでしょうか?」

提督「非番のところをすまない。実は次回の出撃で話が――」

pipipipi

萩風「あっ、お電話ですよ司令」

提督「おっと、すまん萩風。少し待っていてくれるか」





69:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 22:54:47.32 ID:USgemJ0L0


萩風「はい」ニコッ

提督(天使のような笑顔。これは数値も低いだろう)ピッ


嫉妬力69【危険。笑顔……だけど目が笑ってない。手に取った物を思わず壊しちゃいそう】


提督(…………)ゴシゴシ

提督(…………えっ。69……?)

提督(あの笑顔で69……?)チラッ

萩風「司令? お電話に出なくて大丈夫ですか? 鳴りっぱなしですが……」

提督「あ、ああ。すまんボーッとしてた……」





70:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 23:02:40.57 ID:USgemJ0L0


提督(いかん。動揺して完璧にスマホのコール音が耳に入ってなかった)ピッ

明石『ちょっと提督! 電話にはなるべく早く出て下さいよ!』

提督「悪かった。萩風の数値に動揺を抑えきれなかったんだ……」コソコソ

明石『いくつだったんですか?』

提督「69……」コソコソ

明石『あら高い』

提督「人事みたいに言いやがって……彼女が目の前にいる俺の身にもなってみろ」コソコソ

萩風「…………?」クビカシゲ

提督(クソッ、可愛い)





71:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 23:12:15.32 ID:USgemJ0L0


明石『提督~、作戦を忘れないで下さいよ?』

提督「わ、分かっている……!」コソコソ

明石『では始めますよ~……ねえねえ、こうして久し振りに電話したんだし、会って話したいなぁ♪』キャピ

提督「お、お前は昔っから変わらないなぁ。どうせ色々俺に奢らせようって魂胆だろう?」

明石『もう分かってるじゃない。何処で待ち合わせしましょうか?』

提督「そうだなぁ、お前の好きな……」チラッ

萩風「…………」カチャカチャ

提督(あっ、お茶を淹れようとしてくれているのか)





72:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 23:12:55.86 ID:USgemJ0L0


明石『ちょっとぉ、どうしたのよ』

提督「すまんすまん。場所は――」

ガシャーン!!

提督「ッ!」ビクッ

明石『ッ!』ビクッ

萩風「ご、ごめんなさい司令。湯飲みが割れてしまいまして……」

提督「け、怪我はないか? 破片に気をつけろよ!」

萩風「大丈夫です。何処も怪我していませんから」

萩風「そんなに力を入れたつもりなかったのに……」ボソッ





73:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 23:24:39.75 ID:USgemJ0L0


提督(あれから明石と話を続けたが、萩風は笑顔で待っていてくれた。凄い申し訳なく感じた)

提督「長々とすまなかったな萩風。退屈だっただろう」

萩風「いえ、そのお気遣いだけで満足です。でも女の子を待たせすぎたら駄目ですよ?」

提督「この鎮守府で仕事をする以上、それは大事だな」

萩風「はい。ところで先程のお電話の方とは親しいんですか?」

提督「まあな。それなりに、という感じだ」

萩風「そうですか……でも次からプライベートな会話はあまりしない方が良いですよ」

萩風「でないと私、寂しくて落ち着かないかもしれませんから」ニコッ

提督「わ、分かった……!」ゾッ

提督(有無を言わせないプレッシャーを感じた……す、数値以上じゃないのかコレは)





74:◆V2kTaHRVocol:2017/06/10(土) 23:27:26.75 ID:USgemJ0L0



―――――――――――


明石「お疲れ様でした」

提督「何だかドッと疲れた……癒しが欲しい」

明石「マッサージでもしましょうか? もしくは萩風ちゃんの健康グッズを……」

提督「やめて」

明石「さて、次に行ってみましょう!」


測定する艦娘 >>77




77:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/10(土) 23:29:03.42 ID:F8f6j1kAo

天龍




81:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:02:02.46 ID:hksOYo2/0


明石「みんな大好き、ふふ怖の天龍さんで測定しましょう!」

提督「それ本人の前で言うなよ。散々ネタにされまくってるから」

明石「駆逐艦の娘に優しいのはみんな知ってますからね。もう怖がられないんじゃないでしょうか」

提督「確かに。だがこの数値次第では怖い事になるかもしれん」

明石「それはそれで面白そうですね。彼女が怖い事を提督だけが知っているとか」

提督「そんな秘密は持ちたくない……」





82:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:02:52.79 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


天龍「よう提督、オレに何か用か?」

提督「ああ、次の遠征についてなんだが……」

天龍「ったく、ちったぁオレを戦闘に出せよな。遠征と訓練教官ばっかじゃつまらねえぜ」

提督「だがお前のやっている事が鎮守府の資材を潤し、戦闘からの生存率を上げている」

提督「戦う事も大事だが、お前はそれ以上にこの鎮守府を支えてくれている。ハッキリ言うとお前はここに欠かせないんだ」

天龍「お、おう……分かってんじゃねえか。ま、まあオレは世界水準軽く超えてるからなぁ~」テレテレ





83:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:11:06.95 ID:hksOYo2/0


提督「頼りにしてるぞ。では本題だが――」

pipipipi

提督「むっ、こんな時に」

天龍「ん? ああ、オレの事は後で良いからとっとと電話済ませちまえよ」

提督「すまん」ピッ

明石『おっ、今度はちゃんと早く出ましたね』

提督「また文句言われちゃたまらないしな」

天龍(何だか親しげだな……)





84:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:20:06.13 ID:hksOYo2/0


明石『それで天龍さんの数値は?』

提督「まあそう慌てるな」ピッ


嫉妬力42【注意。話に割って入る、もしくは抱き付いたりして自分に意識を向けさせる】


提督(42か。天龍だからだろうか、何故かそこまで脅威に感じないな)

明石『どうですか?』

提督「42だ。萩風の後だからちょっとホッとした自分が居る」コソコソ

明石『癒されると良いですね。では始めますよ』





85:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:24:25.08 ID:hksOYo2/0


提督「ああ」

明石『コホン……ねえ明日時間ある? 何処か連れてってほしいんだけど』

提督「休暇が取れて良いなお前は。そっちの艦娘に負担かけてないだろうな」

明石『大丈夫よ。みんな優秀な子達ですから』

提督「ははは、何処かで聞いた台詞だなそれは」

天龍(別の鎮守府の提督か……?)

提督「お前も女なんだからオシャレぐらいしてこい。一回俺を驚かせるぐらいにな」ハハハ

天龍(女かよ! しかも普段見ねえぐらいデレデレしやがって……!)





86:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:29:44.01 ID:hksOYo2/0


提督「おう、楽しみにしてるぞ。今日の書類を片付ければ、明日休暇が取れるかも――」

天龍(ムカついた)

天龍「おら提督! いつまでオレを放って個人的な電話してやがんだ!」ガシッ

提督「うおっ!」

提督(チョークスリーパー……だが全然痛くも苦しくもない。オマケに胸が当たってるし)

明石『な、何ッ? どうしたの?』

提督「わ、悪い。また後で掛けなおす」ピッ

提督「……はあ。天龍お前……」

天龍「…………ふん。電話中ずっと情けねえ面をしてるから悪いんだろ」ムスッ





87:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:31:38.51 ID:hksOYo2/0


提督「いや、その、そろそろこの体勢を何とか「しねえ」そうですか……」

提督(胸が柔らかい……)

天龍「それと書類、何人かの奴にチェックしてもらえよ。間違いがあったら面倒だろ」

提督「確かにそうだが、それだと今日中に終わるか「やれよ」はい……」

天龍「ったく……」

提督「なあ天龍」

天龍「んだよ」

提督「妬いたのか?」

天龍「ッ! …………バーカ」

提督(電探がピコピコ動いてらっしゃる……)





88:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:35:30.11 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


明石「お疲れ様でした。天龍さんはどうでしたか?」

提督「何というか、ギャップに驚いたし、それで癒されたな」

明石「あれからずっと提督に抱き付いたままでしたからねえ」

明石(正直乱入しそうでした)

提督「あれぐらいの焼きもちなら可愛いものだ。今後もああなってほしい」

明石「ではドンドン行きましょう!」





89:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 00:36:21.50 ID:hksOYo2/0

今日はここまで。最後に安価を取って終わりです。
ありがとうございました。

測定する艦娘 >>93




93:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/11(日) 00:38:24.10 ID:jhxo0h3Oo

早霜




104:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:47:58.50 ID:hksOYo2/0



明石「夕雲型のミステリアスな娘、早霜ちゃんでやってみましょうか」

提督「早霜か。個人的には雲龍と同じような結果になると思うんだが」

明石「感情を表に出す事があまり無いですからね」

提督「そうだなぁ。唯一見た事があるとすれば、俺をジーッと見つめていて――」


早霜『私はいつも見ていたいんです。司令官を見ているだけで楽しいですから……』


提督「って言っていたな。だから嫉妬とは無縁だと思う」

明石(それって最早ヤンデレの領域に片足を突っ込んでいるんじゃ……)





105:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:49:16.83 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


提督「……早霜、遅いな」

提督「まあ急に呼び出した俺が悪いから仕方がないんだが」

提督(……ん? 何やらドアから視線が……)

早霜「…………」ジーッ

提督「早霜」ハア

早霜「ウフフ。バレちゃいましたね司令官」

提督「来たのなら早く中に入れば良いだろう」

早霜「私が来なくて落ち着かなくなる司令官を見ていました。もう少し見ていたかったのだけど、残念」





106:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:50:03.54 ID:hksOYo2/0


提督「緊急の呼び出しだったらどうするんだ? 次からは、あー……気を付けるように」

早霜「止めろと言わないのね司令官。優しいところはとても好きよ」

提督「別に悪意がやった訳じゃないんだろう。だったら止めろとは言えんさ」

早霜「フフッ。ところで司令官、私にどんな用事なの?」

提督「ああ、実は――」

pipipipi

早霜「電話ですね」

提督「そのようだ。すまない」

早霜「私は待っていますから、大丈夫です」





107:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:50:46.37 ID:hksOYo2/0


提督「ありがとう」ピッ

明石『早霜ちゃんの様子はどうですか?』

提督「余裕たっぷりと言った感じだ。これはもう数値は決まったような物だろう」コソコソ

明石『まだ分かりませんよ。萩風ちゃんのような例がありますから』

提督「……そうだった」ピッ


嫉妬力10【余裕。笑うか呆れて流す事が出来る】


提督(……まあ、思った通りの結果だ)

明石『どうでしたか?』





108:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:51:58.22 ID:hksOYo2/0


提督「10だ。やはり俺の予想通りだな」

明石『むむむ。でもとりあえず芝居はやりましょう』

提督「分かった」

早霜「…………フフ」ジーッ

提督(明石との芝居は続けたが、早霜は電話をする俺をただ見ているだけで特別過剰な反応は無かった)

提督(時折笑っていたが、以前に言っていた通り、俺を見ているだけで彼女はとても楽しいのだろう)

提督(何が楽しいのか、俺にはサッパリ分からないが)





109:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:52:53.07 ID:hksOYo2/0


提督「つい長話になってしまった。待たせてすまなかったな早霜」

早霜「いえ。楽しそうに電話相手と話す司令官を見ていたので退屈はしませんでした」

提督「そ、そうか……」

早霜「ウフフ。司令官は早霜が寂しがるとでも思っていたんですか?」

提督「少しだけな」

早霜「私はそんなに寂しがりやじゃないですよ。だって電話が終われば司令官は早霜の方へ戻ってきますし……」

早霜「そしてこの鎮守府に居る限り、司令官と早霜は会えますから。更に言えば早霜は司令官をいつも見ていますから」

早霜「フフッ……ウフフフッ……!」

提督「」

提督(別なベクトルの余裕だったぁぁぁぁぁぁ!?)





111:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 16:54:04.50 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


明石「何というか、その、元気出して下さいね」

提督「あんな結果もあるんだな。一つ学んだよ……」

明石「私も装置の改良の余地有りと分かりましたよ」

提督「悪意は無いんだよな。うん、きっとそうなんだ。早霜はやはり寂しがりやなんだよ」

明石「そう無理矢理納得したところで次に行きましょうか……」


測定する艦娘 >>113




113:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/11(日) 16:54:39.01 ID:yOadHicw0

飛龍




124:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:04:15.58 ID:hksOYo2/0




明石「二航戦の一人、飛龍さんを測定しましょう」

提督「安心と信頼の空母、二航戦だな。飛龍は人懐っこいし、暗い感情は想像出来ないな」

明石「測定してみなければ分かりませんって。先程の早霜ちゃんを忘れたんですか?」

提督「勿論忘れてはいないが……飛龍はそんな事ないと信じたい」

明石「また裏切られないと良いんですが……」




125:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:05:02.17 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


飛龍「提督、急な呼び出しだったけど、何かあったの?」

提督「すまないな。緊急という訳ではないんだが、次の出撃について話しておきたくてな」

飛龍「何だ良かったぁ。ビックリさせないでよね」

飛龍「蒼龍と間宮へ行く途中だったんだよ。もう」

提督「そうだったのか。なら早いとこ用事を――」

pipipipi




126:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:08:01.47 ID:hksOYo2/0


提督「…………」

飛龍「…………」ジーッ

提督「…………」

飛龍「…………」ニコッ

提督「ほ、本当にすまない」

飛龍「もう、仕方ないなぁ。早く電話に出た方が良いよ提督」

提督「ありがとう」ピッ

明石『はろはろ~、明石ですよ』

提督「今回は手早く済ませるぞ。飛龍が蒼龍と用事があるらしくてな」コソコソ





127:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:09:02.74 ID:hksOYo2/0


明石『それはタイミングが悪かったですね。分かりました、ちゃっちゃとやりましょう』

提督「頼むぞ」ピッ


嫉妬力1【余裕。笑うか呆れて流す事が出来る】


提督(今までの中で最低値だ。……この場合呆れているんだろうか?)

飛龍「…………」ソワソワ

提督(待っている蒼龍の事を気にしているらしい。落ち着かない様子だ)

明石『どうですか?』





128:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:10:27.13 ID:hksOYo2/0


提督「たったの1だ。芝居する必要も無さそうだぞ」コソコソ

明石『それはまた別の意味で驚きですね……』

提督(予想通りというか、飛龍は俺よりも間宮と蒼龍の事が気になるらしい)

提督(早く話し終われ! という彼女からのプレッシャーが半端なかった。マズッたなぁ)

提督「ま、待たせてすまなかったな」

飛龍「て~い~と~く~」

提督「うっ……」

飛龍「もう! 私を呼んでおきながら電話の相手と楽しそうに話しちゃって!」

飛龍「間宮のデザートが私を待ってるのに~!!」





129:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:11:28.03 ID:hksOYo2/0


提督「わ、悪かった。次から気をつけるから……」

飛龍「全く。私だからこの程度で済んでるけど、加賀さんや大淀さん、多聞丸だったら頭に角が生えちゃうよ!」

提督「そ、それは恐ろしいな」

飛龍「ホントに気をつけなきゃ駄目だよ提督」


―――――――――――


提督「お詫びに間宮の無料券を二人分、飛龍に渡しておいた」

明石「こういう時もありますよ。テストにハプニングは付き物ですから」

提督「まあな。今日はここで一旦終わりにしないか? かなり測定出来ただろう」

明石「そうですね。では次回に向けて改良を施しておきますよ」

提督「お前の発明品だから構わんが、無茶な改造をして面倒事を起こすなよ」

明石「大丈夫ですよ!」





130:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:13:24.57 ID:hksOYo2/0

【翌日……】

明石「出来ましたよ提督! ヤキモチメーター改です!」

提督「完成するの早いな!」

明石「まあ追加機能を試験的に付けただけですので、そんな大規模な改良って訳じゃありませんから」

提督「追加機能?」

明石「はい。測定開始ボタンの隣を見て下さい」

提督「ん? 何やら漫画でよく見る自爆装置のようなボタンがあるな」

明石「爆発はしませんから安心して下さい。これは嫉妬力増幅ボタンです」

提督「ま~たロクでもない物を付けたな」

明石「昨日のテスト結果がつまら……少し拍子抜けだったので付けてみたんですよ」





131:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:15:30.36 ID:hksOYo2/0


明石「これは測定した娘の嫉妬力を特殊なエネルギーで増幅させるんです」

明石「但しあくまで試験的な機能なので使用可能なのは一回だけです。提督の判断で使用して下さい」

提督「おい本音……ったく、特殊なエネルギーとか便利な言葉を使いやがって」

明石「まあそこに突っ込むのは野暮ってもんです。では測定開始しましょうか」


※嫉妬力増幅ボタンが追加されました。

使用する事で測定中の艦娘の嫉妬力が+20されます。使用出来るのは一回のみです。

嫉妬力80以上の娘に使用した場合、00になり【(相手に)死の予感。チョットフタリダケデオハナシシマショウカ……】状態になるので注意しましょう。


測定する艦娘>>134




134:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/11(日) 22:18:01.63 ID:6ugQwvC7o

愛宕




141:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:54:30.20 ID:hksOYo2/0




明石「驚異の包容力、愛宕さんで測定しましょうか」

提督「愛宕か……あの明るい性格に何度も救われたなぁ」

明石「ぱんぱかぱーん♪は場の空気を一新するのに最適ですよね」

提督「明るい彼女も良いが、嫉妬深い彼女も見てみたい気もする」

明石「全ては測定値次第ですね。更に今回から新しい作戦で嫉妬を煽ってみましょうか」

提督「どうするんだ?」

明石「ふっふっふ、少々お待ち下さい」

提督「??」

ソウビヘンコウチュウ……





142:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 22:55:31.06 ID:hksOYo2/0


(提督服)明石「じゃーん! どうですか!」

提督「何やってんの(真顔)」

明石「反応が酷い!? ほら、前回の作戦で私がやった同期の女性提督ですよ! 内緒で遊びに来たという設定です」

提督「事前に連絡もせずに他鎮守府に来るとか非常識にも程があるけどな。それに秘書艦も連れずに……」

明石「まあ、その辺りは提督のお芝居に期待します。では愛宕さんを呼んでみましょう!」

提督「せめて帽子もかぶれ。そのままじゃ明石ってバレバレだぞおい」





143:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:00:28.60 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


愛宕「提督~、愛宕をお呼びですか?」

提督「ああ、急に呼び出してすまなかった。何か用事があったか?」

愛宕「いいえ。高雄と部屋でお話していただけですし、問題ないですよ」

提督「そうか。実は次の出撃の編成について相談したい事があってな」

愛宕「あらそうなの? それなら力になってあげるわ。私で良ければだけど」

提督「助かる。先ずは――」

コンコン

愛宕「あら? 誰かしら?」

提督(大丈夫だろうか……)

(提督服)明石「失礼しまーす! 遊びに来ちゃった」

愛宕「えっ……」

提督「あ、ああお前か。久し振りだな」





144:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:13:51.53 ID:hksOYo2/0


明石「ごめんね急に来ちゃって。でも君に急に会いたくなっちゃってさ」

提督「変わらないなお前は」

愛宕「あの~提督? お知り合いの方ですか?」

提督「俺の同期だ。今は舞鶴鎮守府で指揮を執ってる」

明石「こんにちわ」

愛宕「こ、こんにちわ。愛宕です~」

明石「ねえねえ、せっかく来たんだからさぁ、もうちょっと喜んだら?」ダキッ

提督「(うおっ……!)きゅ、急に来たもんだから驚きの方が勝ってるんだよ」





145:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:26:18.38 ID:hksOYo2/0


愛宕「…………」

明石『今です!』ピッ


嫉妬力63【危険。笑顔……だけど目が笑ってない。手に取った物を思わず壊しちゃいそう】


提督・明石「」

提督(思っていたよりも……)

明石(ずっと高い……!)

愛宕「あの~」

提督「な、何だ愛宕」

愛宕「いえ、提督ではなく……」

愛宕「女提督さん?」





146:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:32:46.41 ID:hksOYo2/0


明石「な、何かしら?」

愛宕「私これから提督と大事なお話がありまして、邪魔されるととっても困っちゃうんですよぉ」

愛宕「なので同期といってもここでは部外者なので、少し席を外してもらってもいいでしょうか?」ニコッ

愛宕「あとくっ付き過ぎだと思います。提督同士、そんなにくっ付く必要はないと思いますが」ゴゴゴゴ

明石(このプレッシャー……す、凄い……!)

提督「そ、そうだな! おい、後で呼ぶからお前は隣の部屋で待っていてくれ!」

明石「え~、でも……」

提督(何故粘る!!)

明石(好奇心です!)

愛宕「…………」イライラ

提督(その好奇心は明石を殺すぞーッ!)





147:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:40:06.38 ID:hksOYo2/0


アカシヒナンチュウ…

愛宕「…………」ギュウウ

提督「あの、愛宕……そんなにくっ付かれると話し難いんだが……」

愛宕「他の提督さんにデレデレする悪い人にはお仕置きが必要なんだから」

提督「そう拗ねるな。あいつとは何でもないから……」

愛宕「その割にはすっごい嬉しそうでしたけど」ツーン

提督「誤解だって」

愛宕「こうなったら高雄も呼んで尋問しちゃおうかしら?」

提督「勘弁してくれ……」

愛宕「ふふっ、冗談よ。でもまたデレデレしたら許さないんだから」





148:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:44:55.66 ID:hksOYo2/0



―――――――――――


明石「ふう、ビックリしましたね」

提督「お前も俺の気持ちが少し分かっただろう」

明石「はい。豹変すると怖い人は怖いですね」

提督「それにあの時の愛宕に対し、増幅ボタンを押していたらトンでもない事になっていた気がする」

明石「身震いしますね。では次に行きましょう」





149:◆V2kTaHRVocol:2017/06/11(日) 23:46:31.70 ID:hksOYo2/0

ちょっと早いですが、今日はここまで。安価を取って終わりにします。

ありがとうございました。

測定する艦娘>>153




153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/11(日) 23:46:51.39 ID:EUm9xcmjo

乙ー
夕立




174:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:22:16.13 ID:CqENaVX70




明石「ソロモンの悪夢、夕立ちゃんでやってみましょう」

提督「駆逐艦とは思えない火力、どんな海域でも頼りになる娘だ」

明石「外見や人懐っこさから、口癖と掛けて“ぽいぬ”とも呼ばれていますね」

提督「褒めて褒めてー、と言うのも犬っぽさが出ているよな」

明石「嫉妬心が出るとしたら、やっぱり甘噛みして引っ張るとか?」

提督「そこまで犬になってないから……」

明石「もしくは仕掛け人の私に思い切り噛み付く!?」

提督「だから犬にするなってーの」





175:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:22:47.84 ID:CqENaVX70



―――――――――――


夕立「ぽいっ! 提督さん、ご用事はなぁに?」

提督「元気でよろしい。お前の装備について話があるんだ」

夕立「何々? 夕立、また強くなっちゃうっぽい?」

提督「お前が使いこなせれば、更に強くなるだろうな」

夕立「やったぁ! 強くなったら、また提督さんに褒めてもらうっぽい!」

提督「期待しているぞ。それでは装備だが――」

コンコン




176:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:23:18.74 ID:CqENaVX70


夕立「ぽい?」

提督「どうぞ」

(提督服)明石「どうも~♪ 遊びに来たわよ」

提督「お前か。来るのが早かったな」

明石「貴方に会いたかったから、なんちゃって」ノリノリ

夕立「(むっ……)提督さん、この人だぁれ?」

提督「俺の同期だ。今は舞鶴鎮守府で指揮を執ってる」

明石「よろしくね夕立ちゃん」

夕立「こんにちわっぽい……」ジーッ





177:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:23:54.31 ID:CqENaVX70


明石(凄い警戒されてる……)

提督(これはどんな数値が出るか……)ピッ


嫉妬力39【普通。わざとらしい咳払いで自分をアピールするぐらいの可愛いもの】


提督・明石(可愛いもの……)

明石(速報……やっぱり夕立ちゃんはワンコでした)

提督(いやいや、まだ慌てる時間じゃない)

夕立「それで舞鶴の提督さんは、夕立の提督さんにどんなご用事っぽい?」

明石「んふふ~さっき言ったじゃない。彼に会いたかったからって」





178:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:24:31.95 ID:CqENaVX70


夕立「……冗談じゃないっぽい?」

明石「勿論冗談じゃないよ。……えいっ!」ダキッ

提督「うわっと。急にくっ付くな」

明石「えへへへ、別に良いじゃない。私と貴方の仲なんだし」

夕立「あーッ!! ズルイ! 夕立もやるっぽい!」

提督「ちょっ……!」

夕立「いくら提督さんと仲良しでも、勝手は夕立が許さないっぽい!」

明石「何処かで聞いた台詞を言ったわね! 小さい娘には負けないわ!」

提督(何を本気で張り合ってるんだよ!)





179:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:25:12.29 ID:CqENaVX70


提督(右に明石、左に夕立、互いに睨み合っていて空気は最悪……地獄だ)

夕立「余所の提督さんは早く離れるっぽい!」

明石「最初に抱き付いたのは私なんだから、後の貴女が離れなさい!」

夕立「提督さんに呼ばれて最初にここへ来たのは夕立だもん! 後から来た余所の提督さんがバイバイっぽい!」

明石「彼とは大事な話があるの!」

夕立「夕立だってあるもん!」

明石・夕立『むううううう!!』

提督(もう何コレ……)





180:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:25:55.23 ID:CqENaVX70



―――――――――――


明石「すいませんでした」ドゲザ

提督「駆逐艦相手に何を本気になっているのか(真顔)」

明石「ついお芝居に身が入りすぎました……」

提督「その割には鬼気迫る物を感じたぞ」

提督(そう言えば明石も数値57なんだよな。暴走するのもそのせいか)

明石「で、では気を取り直して次に行きましょう。今度はあの人で」

提督「誰?」

明石「提督、ケッコンカッコカリされてましたよね?」

提督「あいつも巻き込むのか……」

明石「やってみましょうよ。まだまだデータが欲しいんですから」





181:◆V2kTaHRVocol:2017/06/13(火) 22:28:19.56 ID:CqENaVX70

短くて申し訳ないですが、仕事の都合で今日はここまでです。

最後に提督のケッコン艦を安価で決めます。その時のコンマで数値も決まります。

また嫁艦補正で自動的に+20の補正が入ります。スイッチ併用不可

提督のケッコン艦 >>185




185:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/13(火) 22:30:56.62 ID:daK+pAb/o

龍田




196:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 21:50:48.89 ID:BYj7uNTL0




明石「次は龍田……さんで……」

提督「…………」ガクガクブルブル

明石「言い出しておいて何ですが、恐ろしくなってきました……」

提督「俺も何でこんな事をしてるんだろうって、今更後悔してきた……」

明石「で、ですが運命には逆らえません。もう決まってしまったんですから……」

提督「俺、生きていられるかな……」

明石「仮にもケッコン艦じゃないですか。大丈夫ですよ……多分」





197:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 21:51:18.90 ID:BYj7uNTL0


コンコン

明石「…………」ビクッ

提督「ど、どうぞ」










龍田「うふふ」

提督・明石『』




198:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 21:56:53.25 ID:BYj7uNTL0


龍田「あらどうしたの二人とも。仲良く固まっちゃって」

提督「い、いや別に。ところで龍田の方こそどうしたんだ? 何か用事でも?」

龍田「私? 私はねえ……」


>>199 龍田は二人のやっている事を……


コンマ1~50 知っている
コンマ51~99 知らない




199:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/15(木) 21:57:04.03 ID:ij7TB06ko






201:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 22:08:11.65 ID:BYj7uNTL0

龍田は二人のやっている事を知っている。+10の嫉妬力ボーナス♪



龍田「昨日今日とヤケに呼び出しが多いからぁ、呼び出された娘に色々事情を聞いてみたの」

龍田「そしたら貴方が電話相手や舞鶴鎮守府の提督とイチャイチャしてるって聞いたのよ~」

龍田「私が居ないからってぇ、調子に乗りすぎなんじゃないですか~?」

提督「いえ! 決してそのような事は」ドゲザ

龍田「それに明石ちゃんの服、舞鶴鎮守府の提督さんの服かしら~?」ゴゴゴ

明石「滅相もございません! これは単に安く売ってたコスプレ用のでして……!」ドゲザ




202:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 22:16:22.53 ID:BYj7uNTL0


龍田「下手な嘘は人をイラつかせるだけよ~?」

明石「ごめんなさい!」

龍田「明石ちゃんは後にするとしてぇ、先ずは貴方のお仕置きが先よねえ」

提督「た、龍田……」

龍田「なぁに?」

提督「……優しくして下さい」

龍田「うふふ……」





龍田「だ~め♪」




204:◆V2kTaHRVocol:2017/06/15(木) 22:24:59.67 ID:BYj7uNTL0

背中に薙刀を突きつけられながら一緒に執務室を出て行く提督と龍田を明石は見ている事しか出来なかった。

ふと、後ろでヤキモチメーターの測定音が鳴った事に気付く。スイッチをまだ入れてない筈なのに……。

恐る恐る測定値を見た明石は口をおさえ、絶句した。今まで見た中でその数値は最高値だった。


嫉妬力92【超危険。あの人(提督)に近づくな!! と言って艤装展開しそうになる】


その後、明石はヤキモチメーターを封印した。この装置は悲劇しか生まない――この鎮守府では尚更だ。

厳重に鍵を掛け終えると、背後から扉の開く音がした。後ろを振り返ると、妙にツヤツヤした顔の龍田が立っていた。

ああ、今度は私の番か……。抵抗する気の無い明石はゆっくりとした足取りで龍田の方へ向かった。

龍田end




206:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/15(木) 22:28:16.83 ID:BYj7uNTL0

申し訳ありません。明日から入院する事になりました。

暫くネットともおさらばという事で、このSSはここで終わりとさせていただきます。

最後に安価を消化出来て良かったです。龍田さんを指定した人は神ですね。良いオチになりました。

また復帰出来たら新しく書きたいと思います。ありがとうございました。




207:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/15(木) 22:28:55.55 ID:JPqhNlsHo

乙でしたー



2018/10/10(水) /  SS TB(0) CM(0)

S40



提督「アイテム屋騒動」


1:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:16:28.72 ID:f4xb3DZa0

新しく始めます。また別の鎮守府です。

※キャラ崩壊注意!

書いた物↓
【提督「彼女達の気持ちを?」 明石「確かめましょう!」】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478299111/

【提督「何かがおかしい……」】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488937225/




2:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:17:16.03 ID:f4xb3DZa0


-アイテム屋-

提督「明石、居るか?」

明石「ようこそ提督。何かお探しですか?」

提督「万年筆のインクが無くなってしまってな。交換用のを頼みたいんだが」

明石「分かりました。え~っと、確かここに…………あったあった。どうぞ」

提督「すまんな。釣りはいらんぞ」

明石「毎度あり。ところで提督、資源等は大丈夫ですか?」

提督「今のところはな。ここで仕入れる程に切迫しちゃいない」



3:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:18:58.90 ID:f4xb3DZa0


明石「そうですか……」ハア

提督「何だ。どうかしたのか?」

明石「最近お客さんがめっきり減っちゃって……。日用品とかも仕入れてるんですがねえ」

提督「まあここでしか買えない物である資源や指輪は、基本的に提督である私専用だしな」

明石「圧倒的に利用者は提督が多いんですが、それでも最近は買い物減りましたよね?」

提督「……魔法のカード使い過ぎダメ、ゼッタイ」

明石「売り上げも日に日に悪くなっていくし……何か良い案はありませんか提督。このままじゃ趣味でやってる店になっちゃいますよ」





4:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:21:19.38 ID:f4xb3DZa0


提督「とは言ってもなぁ。他の娘達が思わず立ち止まるような品揃え、もしくは引き寄せる物がないと……」

明石「品揃え、もしくは引き寄せる物…………」

明石「分かりました。その線でちょっと考えてみます」

提督「ああ。お前には世話になってるし、大抵の事なら許可するから頑張ってみてくれ」

明石「ありがとうございます提督!」


―――――――――――


明石「とは言ったものの、全然思いつかないなぁ。みんなが置いてほしい物を聞こうにも人数が人数だし……」

明石「いっその事、安売りセールでも…………あ、サウザンドリバーさんの新しい呟きだわ」


サウザンドリバー『お客さんを呼び寄せる? そんな時こそガチャですよね!』


明石「ガチャ……? お金を入れるとランダムで商品が出る機械よね?」




5:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:22:32.74 ID:f4xb3DZa0


明石「」ハッ!

明石「これだ!!」

カーンカーンカーン!

明石「完成! 画像見ながら作ったにしては良い出来だわ」

明石「後は黒塗りのカプセルに商品を入れていくだけね。けど何が良いかしら?」

明石「思いつくのは割引券に無料券、定番のハズレ商品には失敗ペンギンが良いかな。後は……」

明石(この前青葉さんから買い過ぎた提督のブロマイド辺りでも入れてみましょう)ゴソゴソ





6:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:23:57.45 ID:f4xb3DZa0


明石「よし。後は店前に設置してと…………明日が楽しみだわ!」


―――――――――――


明石(さてさて、第一号は誰かしら?)ワクワク

吹雪「こんにちわ明石さん!」

明石「いらっしゃい吹雪ちゃん。それに深雪ちゃんと白雪ちゃんも」

深雪「こんちわー」

白雪「お邪魔します明石さん」

明石「今日は何をお探しかしら?」

吹雪「お菓子と飲み物です。トランプしてて負けちゃったので、この三人で買いに来たんですよ」





7:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:26:08.68 ID:f4xb3DZa0


深雪「初雪の奴、非番で動きたくないからって強すぎだろ。あたしだってのんびりしてたいのに」

白雪(深雪ちゃんはどちらかと言えば叢雲ちゃんに負けてたような……)

明石「今あるお菓子はこれぐらいね。足りるかしら?」

吹雪「みんなで食べるので十分ですよ。ありがとうございます!」

深雪「あっ! なーなー明石さん、店の横にある奴って何だ?」

明石「おっ! 気付いてくれたわね深雪ちゃん。それは新しく設置した物でガチャポンって言うのよ」

白雪「どうやって使うんですか?」

明石「買い物に来てくれた人達みんなに配る予定なんだけどね。このメダルを入れてレバーを回すの」





8:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:30:15.36 ID:f4xb3DZa0


明石「すると黒いカプセルが出てくるから、その中に色々な商品が入ってるわ」

明石「最初に回す第一号として、三人にメダルをあげる。はいどうぞ」

吹雪「良いんですか!」

深雪「おおっ! さんきゅー!」

白雪「ありがとうございます」

明石「早速やってみて。是非とも当たりを出してね」





9:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:31:24.80 ID:f4xb3DZa0


深雪「よっしゃ! じゃあ早速深雪さまがやってやるぜ!」

ガチャガチャガチャ

深雪「黒い玉が出てきたぞ。こん中に入ってるんだな?」

白雪「何が入ってるのかしら?」

吹雪「…………」ドキドキ

深雪「じゃーん!! ……って、うえっ! これって開発で失敗した時に出てくるペンギンじゃん!」

明石「あら~、残念。それはハズレの商品ね」

深雪「ちぇ~」





10:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:33:15.49 ID:f4xb3DZa0


吹雪「残念だったね深雪ちゃん」

深雪「こうなったら吹雪に白雪、深雪さまの仇を取ってくれ!」

吹雪「そ、そんな大袈裟な……」アハハ

白雪「なら次は私がやってみるわ」

ガチャガチャガチャ

白雪「えいっ! ……あっ、お菓子の割引券でした」

明石「当たりね白雪ちゃん。おめでとう」

深雪「おおっ! やったじゃん白雪!」

吹雪「スゴイ白雪ちゃん!」

白雪「そ、そんな……」テレテレ





11:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:34:26.79 ID:f4xb3DZa0


明石「割引券に期限は無いから、好きな時に使ってね」

吹雪「よしっ! じゃあ最後は私だね!」

深雪「やったれ吹雪!」

ガチャガチャガチャ

吹雪「えーっと…………これ何だろう?」

白雪「写真?」

明石「あら、それは大当たりよ。青葉さん撮影の提督ブロマイド」

深雪「司令官の!?」

白雪「ッ!」

吹雪「ホントだ。笑顔の司令官……えへへへ」





12:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 01:35:25.25 ID:f4xb3DZa0


深雪「明石さん! もう一回やりたい!」

明石「ゴメンね。他の人達の事も考えて、一日一人一回にしてるの」

深雪「むむむ……」

白雪「吹雪ちゃん、お菓子割引券と交換「しないよ!」むう~……」

吹雪「明石さん、ありがとうございました! ほら二人とも、部屋に戻ろう」

深雪「次はぜぇぇぇったい当ててやるかんな!」

白雪「司令官のブロマイド……」

明石「毎度あり~。良ければ他のみんなにも宣伝よろしくね~!」

明石(これは……! 中々良いスタートじゃないかしら!)





23:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:03:43.81 ID:f4xb3DZa0



出だしこそ好調だったガチャポンシステムだったが、商品の内容的に駆逐艦や一部軽巡の利用だけに留まった。

また大当たりの提督ブロマイドも「青葉から直接買えば早いんじゃね?」との事でまた徐々に客数は減っていった。


明石「ハア……また新しいアイディアを考えなくちゃ駄目ね」

明石「ガチャ自体は良い物だと思うんだけどなぁ……」ムムム

明石「あ、サウザンドリバーさんがまた新しく呟いてるわ」


サウザンドリバー『利用者が少ない? そんな時こそ特別なガチャですよね!』


明石「特別なガチャ? う~ん、商品を豪華にしろって事かしら」

明石「……お菓子割引券や無料券も沢山引き寄せる程ではない。大当たり枠の提督ブロマイドも青葉さんから購入出来るし……」





24:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:04:44.42 ID:f4xb3DZa0


明石「ガチャをする事でしか手に入らない、本当の大当たり枠を設ければ……!」

明石「そうと決まれば!」


―――――――――――


提督「ガチャポンの商品?」

明石「はい! 是非とも提供にご協力下さい!」

提督「また面白い事を考え付いたな。しかし私の商品を欲しがる娘が居るのか?」

明石(そういうレベルではないと思いますけど)





25:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:06:39.03 ID:f4xb3DZa0


明石「心配要りません。提督の商品なら誰でも喜びますよ」

提督「お世辞が上手いな。まあハズレ商品にでもしておいてくれ」

明石(寧ろ大当たりなんですが……)


―――――――――――


明石「前回よりもかなり豪華なラインナップになったわ」

明石「居酒屋鳳翔一ヶ月無料券、間宮一ヶ月無料券、伊良湖最中詰め合わせ引換券、提督の商品引換券……」

明石「ハズレ枠の失敗ペンギンも入れれば完璧ね。これは絶対に繁盛するわ!」





26:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:23:15.45 ID:f4xb3DZa0


青葉「ほうほう、何だか面白そうな事をしてますねえ」

明石「ッ! 青葉さん何時の間に!」

青葉「どーも! 青葉です。明石さんの動きが最近気になるので追跡してましたが……」

青葉「これは良いネタになりそうです!」

明石「むむむ……本当は明日のお楽しみにしておきたかったんですが、バレてしまっては仕方がないですね」

明石「その代わり! 宣伝は鎮守府にいるみんなにしっかりお願いしますよ」

青葉「お任せです! ガチャポンがあるのは前から知っていましたが、これだけ豪華な賞品なら戦艦や空母、重巡やその他の人達も来るでしょう」




27:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:24:10.59 ID:f4xb3DZa0



翌日、青葉作成の鎮守府通信に大きな見出しが掲載された。

【アイテム屋のガチャポンがリニューアル! 超豪華商品が貴女を待っている!】

商品の一部も掲載された事により、明石のアイテム屋には連日こぞって艦娘達が押しかけた。


雪風「しれぇの帽子(レプリカ)が当たりました!」

Warspite「Admiralの写真。Thank you very much indeed」

初霜「提督の置時計ですか。ありがとうございます」

時雨「提督のアクセサリー……うん。悪くないかな」





29:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:30:21.31 ID:f4xb3DZa0


扶桑「失敗ペンギン……ああ、不幸だわ」

山城「落ち込まないで姉様。私もですから」

大鳳「くっ……! ここでも運に左右されるの!?」

陸奥「まあ、こんなものよね」

長門(よく見れば失敗ペンギンも可愛いな)

明石「皆さ~ん! ちゃんと商品を買って下さいね! そうすればメダルを渡しますから!」

明石「ガチャは一日一人一回です! そこの姉妹艦の娘達、変装してズルしないように!」

睦月型『バレた……』

吹雪型『鋭い……』





30:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 18:31:45.94 ID:f4xb3DZa0


加賀「間宮一ヶ月無料券……」

赤城「大当たりですね加賀さん!」キラキラ

加賀「ええ」チラッ

瑞鶴「提督さんが前に愛用してた万年筆かぁ。次の秘書艦の時に持っていこうっと!」

翔鶴「羨ましい……」ペンギン...

加賀「今日は食べましょう赤城さん」





37:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:18:17.76 ID:f4xb3DZa0


赤城「はい是非!」

金剛「Noooooo!! 祈りを込めて回したのに失敗ペンギンデース!」

榛名「お菓子割引券……榛名、ちょっと大丈夫です」

霧島「一日一人一回ですからね。余程の強運でなければ目当ての商品を当てる事は難しいですよお姉様」

比叡「ヒエ~……」

明石(キラキラとドンヨリの差が酷い事に……)





38:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:24:02.02 ID:f4xb3DZa0



前回と同じくガチャポンシステムは艦娘達に好評を博した。駆逐艦だけでなく海外艦も含め全ての艦が夢中になったのである。

だが幸運艦と不運艦の格差に不満の声が挙がり始めた他、ガチャは一日一人一回という制限にも改善要望が届けられた。

この人気の高さとみんなの声に明石も流石に無視出来なくなり、新たなアイディアを考える事にしたのである。


明石「少し前までは無かった、金庫いっぱいのお金……」ジーン

明石「懐が暖かいって良いわね! ガチャポンシステム様々よ!」





39:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:27:53.06 ID:f4xb3DZa0


明石「この調子でドンドン行きたいわね。けど今の状況を変えるとするなら何が良いか……」

明石「こんな時こそサウザンドリバーさんの呟きよね!」


サウザンドリバー『お客様の心をガッチリ掴んだ? 今こそプレミアムガチャを出す時ですよね!』


明石「プレミアムガチャ……な、何だか心惹かれる言葉だわ」

明石「今のガチャよりも更に豪華な商品を入れる? いえ、それだと代わり映えしない」

明石「プレミアム……豪華な仕様……」

明石「……これだわ! これしかない!!」





40:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:41:02.32 ID:f4xb3DZa0



―――――――――――


大和「あ、明石さん。この金色に輝くガチャポンは何ですか?」

明石「よくぞ聞いてくれました! 本日よりプレミアムガチャを導入します!」

武蔵「プレミアムガチャ?」

明石「はい。お買い物の後に配布しているメダルを十枚入れる事で回す事が出来ます」

足柄「十枚!?」

那智「ボッタクリだな……」





41:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:42:32.64 ID:f4xb3DZa0


明石「ですがその代わり、大当たりが出る確率が大幅にアップしていますよ?」

明石「更に今回のガチャ導入に伴いまして、メダル貯蓄をオッケーにします」

明石「勿論通常のガチャも残しておきますから、皆さん好きなのを回して下さいね?」

伊8「地道に回すか、大物狙いで行くか……」

伊58「悩みどころでち」

呂500「ろーちゃんは地道にやりますって」

伊19「イクは大物狙いで回すのね!」





42:◆V2kTaHRVocol:2017/06/02(金) 21:56:04.50 ID:f4xb3DZa0


ビスマルク「メダルを貯めるわ。今こそ私達ドイツ艦の底力を見せる時よ」

プリンツ「本気ですかビスマルク姉様!」

ビスマルク「回す際にはプリンツ、貴女に任せるわ」

プリンツ「ええええ!?」

レーベ(ねえマックス、あのガチャって……)

マックス(ええ、大当たりの確率が大幅にアップって言ってたけど……)

グラーフ(ハズレが出ないとは言ってないな。明石は)

U511(もう一人のゆーも地道にやるって言ってたし、ゆーも地道に回します)





61:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:17:34.49 ID:akU8xcGG0



プレミアムガチャの導入はアイテム屋の売り上げを更に伸ばし、艦娘達の意気込みも向上した。

……だがそんな良い話ばかりである筈が無く、異変が鎮守府を徐々に包み始めていた。


提督「……最近鎮守府内がピリピリしてないか?」

明石「えっ!? そ、そうでしょうか……」

提督「ああ。昨日食堂で沈みそうなぐらい落ち込んでいる衣笠を見たし……」


衣笠『あはは……せっかくのプレミアム……メダル十枚が失敗ペンギンなんて最高でしょ……』シロメ


明石(メダルを提供したらしい青葉さんと古鷹さんも陰で落ち込んでたなぁ)





62:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:18:34.99 ID:akU8xcGG0


提督「かと思えば笑顔のビスマルクを金剛が歯軋りしながら睨んでたり……」


ビスマルク『ま、まあプリンツに頼らなくてもこれが私の運命力なのよね!』

プリンツ(提督のお古の枕が当たってホクホク顔のビスマルク姉様可愛い)

金剛『私の、私の後にプレミアムを回して当てるなんて……ソーセージィ……!』ギリギリ

比叡『ヒエ~……お、お姉様落ち着いて下さい!』

榛名・霧島(気まずい……) ←ブロマイド当てた





63:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:32:16.41 ID:akU8xcGG0



提督「更には雪風、時雨、初霜……所謂幸運艦の娘達が引っ張りだこになっていたりもした」


扶桑『お願い時雨。私達姉妹に力を貸してちょうだい……』

山城『未だに失敗ペンギンとお菓子割引券しか見た事のない私達に光を見せて……!』

時雨『え、ええ……』

白露『コラーッ! 私達の時雨を横取りするなーッ!!』





64:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:34:00.37 ID:akU8xcGG0


陸奥『雪風、美味しいお菓子があるんだけど……』

雪風『貰って良いんですか!』

大鳳『ちょっと待った! 雪風、こちらのお菓子の方が美味しいですよ?』

雪風『えっ! ええっと……ちょっと迷ってしまいますね』オロオロ

陸奥(考える事は同じね……!)

大鳳(それはこちらの台詞です……!)





66:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:45:32.45 ID:akU8xcGG0


まるゆ『は、初霜さん! まるゆと一緒にガチャポンを回しに行きませんか!』

初霜『ええ、良いですよ』ニッコリ

まるゆ『あ、ありがとうございます!』キラキラ

グラーフ『Warspite、海外艦同士だ。私に少し力を貸してくれないか』

アクイラ『ちょーっと待った! Warspite、ここはドイツにではなくイタリアに力を貸してくれないかしら』

グラーフ『邪魔をしないでもらおうか』ギラリ

アクイラ『そっちにはプリンツちゃんがいるじゃない! Warspiteは私に譲りなさいよ!』ギラリ

Warspite『oh……』オロオロ





68:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 22:52:48.96 ID:akU8xcGG0



提督「少し前まではこんな風ではなかったんだがなぁ……一体どうしたんだか」

明石「あ、あはははは……」

提督「ところで新しく導入したガチャポンはどうだ? 繁盛してるか?」

明石「も、勿論ですよ! お店が賑わって怖いぐらいです!」

提督「そうか。それは何よりだ。私も商品を提供した甲斐がある」

明石「ありがとうございます」

提督「そうだな……今日仕事が終わったら、少し様子を見に行っても構わんか?」

明石「きょ、今日ですか……?」

提督「ああ。どうした? 何か都合でも悪いのか?」

明石「と、とんでもない! 是非とも来て下さい!」





71:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 23:46:18.17 ID:akU8xcGG0


明石「そ、それでは私はこれで! お店の準備がありますから!」

提督「ああ。頑張れよ」ノ

明石「商品の提供、ありがとうございましたーッ!」


―――――――――――


明石(ま、不味い。非常に不味いわ……!)

明石(お金儲けに目が行き過ぎて、鎮守府がこんなギスギスする事態になるなんて……!)

明石(オマケに昨日、レアな提督商品を仕入れてきますって言っちゃったし、絶対大勢押し掛けてくるじゃない!?)

明石(そんなところを見たら提督もきっと……!)


提督『あ~か~し~!!』

ゲンコツ!!

提督『バッカモーン!! お金に目が眩むとは言語道断!!』

提督『罰として暫くアイテム屋は商品の無料提供だ! 分かったか!』


明石「……って、なるわよね絶対ぃ……」




72:◆V2kTaHRVocol:2017/06/04(日) 23:56:26.66 ID:akU8xcGG0


明石「ど、どうしたら良いのかしら……」

(心の天使)明石『ここは正直に提督に言いましょう。鎮守府がピリピリしてる原因は自分だって』

(心の天使)明石『提督は優しい方だから、正直に言えば許してくれるわ』

(心の悪魔)明石『何を言ってるんですか。折角の大儲けを無駄にするんですか?』

(心の悪魔)明石『商品もパッパと売っちゃって、ガチャも品切れにして提督が来る寸前に店じまいにすればバレませんよ』

明石「ううっ……」





88:◆V2kTaHRVocol:2017/06/06(火) 23:26:41.62 ID:VsVurpsb0


(心の天使)明石『正直に言うべき!』

(心の悪魔)明石『大儲け!』

白露「明石さ~ん! いっちば~んに来ました!」

夕立「早くお買い物したいっぽい! それでメダル貰うっぽい!」

村雨「みんなの気持ち、預けるからね? 頼むわよ時雨」

時雨「プレッシャーをかけないでよ……」





89:◆V2kTaHRVocol:2017/06/06(火) 23:27:19.79 ID:VsVurpsb0


明石「はいは~い! 今日も沢山買っていってね!」ヤケクソ

春雨「明石さん、以前言っていた司令官のレア商品って……」

明石「むふふ。それは……こちら!」ジャーン!

明石「提督の使用していた布団一式です! オマケにパジャマ付き」

艦娘『ッ!!』

明石「新しいのに買い換えるらしいのでお古を貰ってきました! さあ皆さん、張り切って回して下さい!」

明石(もうどうにでもなれ~! こうなったら後には退けないんだから!)チョウヤケクソ





90:◆V2kTaHRVocol:2017/06/06(火) 23:44:40.59 ID:VsVurpsb0



明石の予想通り、今日もガチャの為に多くの艦娘がアイテム屋を訪れた。

潤う懐、回されるガチャ、結果に喜びと悲鳴を挙げる艦娘達。それはまさに混沌とした空間だった。

だが、お金儲けに目が眩んだ店主に最後の時が来ようとしていた。


明石(まだ大当たりは奇跡的に出ていない。提督が視察に来る前に店じまい出来るかも……)

提督「明石、来たぞ」

明石「ファッ!? て、提督ッ!?」

提督「執務が思ったより早く終わってな。朝言った通り見に来たぞ」




92:◆V2kTaHRVocol:2017/06/06(火) 23:51:04.00 ID:VsVurpsb0


明石「そ、そうですかぁ。早く終わっちゃいましたかぁ……」ダラダラ

提督「だが……何だこの有様は」

泣き崩れる艦娘達『orz』

喧嘩をしている艦娘達『オラーオラー!』

提督「誰もがカプセルを手に持って、その殆どが真っ白になっているじゃないか!」

提督「一部は喧嘩を始めているし、お前は一体どんな商売をやっているんだ!」

明石「あれは、その、自身の運命力を信じた結果というか……」





94:◆V2kTaHRVocol:2017/06/06(火) 23:58:11.90 ID:VsVurpsb0


提督「まるで意味が分からんぞ! ちゃんと説明せんか!」

雪風「明石さん! 雪風、今日も来ました!」

明石「ゆ、雪風ちゃん!?」

雪風「あっ! しれぇ! こんにちは!」

提督「ああ。すまんが雪風、今明石と大事な話をしていて――」

雪風「明石さん。今日はメダル貰えるまでお買い物出来ませんが、次は必ずしますね!」

提督「…………メダル貰えるまで?」ギロリ

明石「」ギクッ!




95:◆V2kTaHRVocol:2017/06/07(水) 00:09:46.31 ID:SSksqXKV0


提督「雪風、ガチャポンを回すのに必要なメダルを一枚貰うにはいくら買えば良いんだ?」

雪風「はい! 最初は千円だったんですけど、キラキラのガチャポンが出てからは五千円になりました!」

提督「ほう……」ギロリ

明石「」ダラダラ

提督「明石?」ニッコリ

明石「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

提督「いくら何でもやり過ぎではないか? メダル一枚に金額五千円とは」

明石「え、えっと、その、それぐらい彼女達にとっては当たる商品が価値のある物でして……」ダラダラ

明石「千円じゃあ申し訳ないというか、もっと高くても良いって言うか……」ダラダラ





99:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/07(水) 00:25:51.06 ID:SSksqXKV0


雪風「あー!」

提督・明石「ッ!」

雪風「明石さん、当たりました! しれぇとのお出掛け券です!」つ【提督との一日デート券】

提督「そんな物を提供した覚えはないのだが?」ギロリ

明石「さ、さてと……そろそろ閉店の時間ですかねえ」ソローリ

提督「待て」ガシッ

明石「ひい!?」

提督「この……バッカモーン!!」





100:◆V2kTaHRVocol:2017/06/07(水) 00:34:55.23 ID:SSksqXKV0



―――――――――――


夕張「提督、お呼びでしょうか」

提督「うむ。実は暫くの間、お前に改修工廠とアイテム屋を任せたい」

夕張「えっ!? 私がですか!?」

提督「ああ。嫌なら構わんが、出来るなら受けてほしい」

夕張「嫌ではありませんが……明石はどうしたんですか?」

提督「あいつは今、商売の大切さを知るために北方の鎮守府へ研修に行っている。暫くは戻らん」

提督「何事もほどほどが一番、と言う事だ」

夕張「はあ……」




101:◆V2kTaHRVocol:2017/06/07(水) 00:36:18.00 ID:SSksqXKV0

お付き合い頂き、ありがとうございました。これにて終わりです。

また次回作がありましたらよろしくお願いします。では。




103:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/07(水) 00:48:25.14 ID:AUN2KCuL0

乙、こち亀じゃねえか




2018/10/10(水) /  SS TB(0) CM(0)

SS39

【艦これ】提督「何かがおかしい……」

2017年06月01日 03:10SS、艦隊これくしょん14 コメント
1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:40:25.97 ID:2kCmMVAk0

新しく始めます。

書いた物↓
【提督「彼女達の気持ちを?」 明石「確かめましょう!」】


提督「うーん、良い朝だな」

提督「よし。今日は秘書艦が来る前に起きられたぞ」

提督「今日は確か叢雲だったからな。情けない姿を見せたら怒られてしまう」

提督「だが慣れない早起きをすると時間を持て余すな……テレビでもつけるか」ピッ


『最近では女性による男性への痴漢、暴行が急増しており――』
『次のニュースです。紳士暴行の疑いで30代の女性が逮捕され――』
『今時の男性なら見逃せない! セクシーな着こなし術を――』


提督「…………何だコレは」





2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:41:06.84 ID:2kCmMVAk0

提督「女性が男性に? 普通は逆じゃないのか? 紳士暴行なんて初めて聞いたぞ」

提督「慣れないことしたせいで珍しいことが起きてるのか?」

提督「……まあいいか。とにかく着替えて朝食を食べに行こう」ヌギヌギ

叢雲「司令官! 起こしに来て……あげた……わ……」

提督「おお叢雲、わざわざすまないな。だが今日は珍しく早起き出来たぞ」

叢雲「ご、ごごごごゴメンなさい!? 寝坊してるかと思ってノックも無しに開けちゃって……」カオマッカ

提督「へっ? いや、そんなの全然気にしてないんだが……」

提督(何で顔を真っ赤にして目を逸らしてるんだ?)



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:43:43.47 ID:2kCmMVAk0

叢雲「そ、外で待ってるから、着替え終わったら教えて!」

提督「お、おう……」

叢雲「もう……!」

提督「……別に変なところはないよな? しいて言えば上着を脱いでシャツ姿だけど……」

提督「何であんな慌ててたんだ?」

叢雲(私としたことが油断したわ……)

叢雲(でも司令官の下着姿……眼福だったわね)


―――――――――――


提督「待たせたな」



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:44:35.97 ID:2kCmMVAk0

叢雲「大丈夫よ。気にしないで」

叢雲(さっきの光景が脳内リピートしてたし)

提督「せっかくだ。食堂で朝食を一緒に食べないか?」

叢雲「断る理由も無いし、構わないわ」

提督「そうこなくちゃな。しかし朝から珍しい物が見れたな」

叢雲「何がよ」

提督「叢雲のあんな慌てた姿だよ。いつもは冷静沈着なのに、俺の着替え途中に来たからって――」

叢雲「も、もう! それは悪かったって言ってるじゃない! ホントは謝って済むことじゃないかもしれないけど……」



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:45:24.09 ID:2kCmMVAk0

提督「いやいや、そんな真剣に取らないでくれって。俺は気にしてないんだから」

叢雲「……本当に?」

提督「本当だよ。それに俺のシャツ姿なんて見られたって別に減るもんじゃないしな」

叢雲「ちょ……あんたそれ本気? 色々とその発言はここでは不味いわよ」

提督「何が?」

叢雲「今のは聞かなかったことにするわ。けどあまり人の多いところで言わない方が良いわよ」

提督「?? ああ、覚えておくよ」

叢雲(もう一回見せてって言いたくなるじゃない……)


――食堂――


間宮「おはようございます提督。いつものですか?」

提督「勿論。間宮さんの朝食セットは美味しいですから」



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:46:04.57 ID:2kCmMVAk0

間宮「まあ御上手ですね。叢雲ちゃんはどうする?」

叢雲「司令官と同じでいいわ」

間宮「はい。かしこまりました」

提督「流石に人が多いな。俺がいつも来る時間は静かなのに」

叢雲「あんたがいつも寝坊して来てるからでしょ。みんなは大体この時間に朝食を食べてるわ」

提督「なんと俺は自ら静かな食堂に来ていたのか。やっぱり賑やかな方が活気があって良いな」

叢雲(でも殆どの秘書艦が二人だけで食べられるのを喜んでるんだけどね)

間宮「お待たせしました。ちゃんと食べて、今日もお仕事頑張って下さいね」



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:47:04.20 ID:2kCmMVAk0

提督「ありがとうございます」

叢雲「そこが空いてるわ。近いし、早く座りましょ」

提督「ラッキーだったな。よし、頂きます」

叢雲「頂きます」

卯月「ぴょ~ん! この時間に珍しい司令官発見ぴょん」

提督「おお、卯月に弥生じゃないか」

弥生「おはようございます……」

卯月「ねえねえ司令官、卯月達もここで食べて良い?」

提督「ああ、良いぞ。なっ?」

叢雲「ええ」

卯月「ぴょ~ん! うーちゃん司令官の隣っぴょん!」

弥生「隣、座ります。叢雲」

叢雲「全く。一気に賑やかになったわね」

提督「良いじゃないか。大勢で食べた方がご飯も美味しくなるぞ」



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:48:17.49 ID:2kCmMVAk0

卯月「あっ、司令官。醤油取ってほしいぴょん」

提督「あいよ」

卯月「ありがとだっぴょ――あっ!」

ガチャン!

弥生「司令官!」

提督(おおう……上着とズボンに醤油が……)

叢雲「ちょっと卯月ッ!」

卯月「ご、ゴメンなさいぴょん!」

提督「ああ、気にするな。シャツに染み込む前に脱げば……」ヌギヌギ

弥生「ッ!」

卯月「ッ!!」

叢雲「ッ!!!」

食堂にいる他の艦娘全員「ッ!?!?」ブーッ



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 10:49:37.74 ID:2kCmMVAk0

提督(何だ? 急に大勢の視線が集まったような……あと写真撮った奴、絶対青葉だろ)

叢雲「あ、あんた! 気持ちは分かるけど、ここで急に脱がないでよ!?」カオマッカ

弥生「…………」チラチラ

卯月「こ、ここはうーちゃんが片付けるから、叢雲は司令官を部屋までお願いするぴょん!」

叢雲「頼むわね。ほら、早く行くわよ!」

提督「お、おう」

卯月「…………」

弥生「…………卯月」

卯月「何だぴょん?」

弥生「……グッジョブ」

卯月(弥生って意外にムッツリだぴょん……)



33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 00:16:07.76 ID:5DWaYn530

提督「着替えはまだあるから良かったけど……」

提督「朝食を少ししか食べてない上に叢雲が俺の服を洗いに出て行ってしまった」

提督「かかった醤油、染みにならないと良いなぁ」

提督「……仕方ない。叢雲が戻ってくるまで書類にでも目を通すとするか」

提督「確か先日大本営で提督の艦娘に対するセクハラが問題になっているって議題に……」


『艦娘による男性提督へのセクハラの問題と対策について』
『大本営には男性提督を集め、各鎮守府に女性提督を配置のこと』
『錬度最大の艦娘に授与されるプロポーズカッコカリ用の指輪コスト問題』


提督「…………」メヲゴシゴシ

提督「ん~? 誤字だらけかな?」



34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 00:24:06.69 ID:5DWaYn530

『艦娘による男性提督へのセクハラの問題と対策について』


提督「何度見ても間違いじゃない……」

提督「いやいやいやいや、おかしいだろう。男性提督による艦娘へのセクハラだろ。何だ艦娘による男性提督へのセクハラって」

提督「けど大本営がこんな手の込んだ悪戯するわきゃないし……」

提督「朝からどうも変だな。何かがおかしい」



35:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 00:30:29.59 ID:5DWaYn530

叢雲「戻ったわ。夕方には綺麗になる筈よ」

提督「おかえり。わざわざすまなかったな」

叢雲「別に良いわ。これも秘書艦の仕事だと思えばね」

叢雲(それに司令官の服……役得だったわ)

叢雲「それと、ほらコレ」

提督「おにぎり?」

叢雲「時間も時間だしね。間宮さんに頼んで作ってもらったの。さっさと食べて仕事にかかるわよ」

提督「流石は秘書艦叢雲。出来る女だな」

叢雲「褒めても何も出ないわよ」フフン



37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 00:58:52.41 ID:5DWaYn530

提督「なら俺は労いがてらお茶でも淹れよう」

叢雲「お言葉に甘えておくわ」


―――――――――――


提督「よし。そろそろ休憩にするか」

叢雲「珍しく順調に進んだわね。雨でも降るんじゃない?」

提督(それ以前におかしなことが起きてるけどな……)

提督「まあこういう時もあるだろう」

叢雲「それが日常になってくれると秘書艦の負担が減るんだけど」



38:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 01:07:47.77 ID:5DWaYn530

金剛「へーイ提督ッ! 休憩と聞いて駆けつけまシタ!」バン!

提督「おう地獄耳。つーかノックぐらいしなさい」

榛名「そうですよお姉様。もし提督が着替え中だったらどうするんですか」

金剛「ワオッ! もしそうだとしたらラッキーハプニングだネ!」

霧島「……セクハラですよお姉様」

比叡「憲兵さんに逮捕されちゃいますよ!」ヒエー

叢雲(もう既にやってしまったとは言えないわね……)



39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 01:08:51.18 ID:5DWaYn530

提督「とにかくほら、扉に固まってないで中に入りな」

金剛「Yes! みんなで楽しくティータイムネ!」

榛名「私達でスコーンも作りましたので一緒に食べませんか?」

提督「うん。良いなそれ」

叢雲「えっ……私達ってことは比叡も一緒に作ったの?」ジトーッ

比叡「ちゃ、ちゃんと出来たもん!」

霧島「味についてはご安心を。ちゃんと味見はしましたし、比叡お姉様も見張ってたので」

比叡「姉妹仲良くお菓子作りを楽しんでたと思ってたのに見張られてたんだッ!」ガビーン!

叢雲「なら安心ね」

比叡「叢雲酷いッ!」



40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 01:25:01.18 ID:5DWaYn530

ワイワイガヤガヤ

金剛「ところで提督、今日朝食堂で急に服を脱ぎ出したって本当ですカー?」

提督「情報早いなぁ。まあ本当だよ」

霧島「な、何故そんなことに……?」

提督「大した理由じゃないよ。醤油こぼしたってだけ」

榛名「それは災難でしたね」

叢雲「というか質問の内容がアレじゃない。まるでコイツが脱ぎたがりみたいじゃないの」

金剛「アハハハー、sorryネ」

提督「上着脱いだぐらいで大げさだな~。今からでも脱いでやろうか?」

比叡「えっ……?」

「「「「ッ!?」」」」



51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:33:43.20 ID:5DWaYn530


提督「ははははは……は?」

「「「「「…………」」」」」ジーッ

提督(んん? 何だか妙な空気になったような……)

叢雲「ああああああああんたねえ、あんだけ注意したのにまたそういう事を……!」カオマッカ

霧島「し、しししし司令ッ!? だ、だだだだ駄目ですよ迂闊にそんなことを言っては……!」カオマッカ



52:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:34:23.79 ID:5DWaYn530


榛名「そ、そうですよ! 勘違いする娘がいるかもしれないじゃないですか!」

提督「いや、だからシャツ姿ぐらい別に……」

叢雲「あああああああ! もうあんたちょっと黙りなさい!!」リョウテクチフサギ

提督「むがっ……」

叢雲「ったく、少しは危機感ってものを持ちなさいよ」

比叡「…………うぐっ」ハナヂ



53:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:36:56.67 ID:5DWaYn530


榛名「比叡お姉様が鼻血を!」

霧島(司令が脱ぐという妄想が限界突破したのね……)

金剛「ストーップ! 一旦みんな落ち着くネ!! 何だかカオスになってきたヨ!」

霧島「そ、そうですね。深呼吸して落ち着きましょう」

榛名「お姉様、ティッシュです」

比叡「ふぁい……」ツメツメ



55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:40:02.88 ID:5DWaYn530


提督(そろそろ開放してくれないかなぁ)

叢雲「まだ駄目よ」

金剛「OK? じゃあ最後に紅茶を一口飲んで……うん、バッチリね」

金剛「それでですネー、提督……」

提督(何だ金剛)クビカシゲ

金剛「上着脱いで良いっていうのはマジですカー?」ゲンドウポーズ



56:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:43:59.47 ID:5DWaYn530


叢雲「ちょっと!?」

霧島「お姉様ぁぁぁぁぁぁ!?」

榛名「色々と台無しです金剛お姉様……」

金剛「だってしょうがないじゃなイ! 秋雲のペラペラ本や青葉の写真じゃもう満たされないところまで来てるんだヨ! 姉妹で妄想も限界だったでショ!」

榛名「」

霧島「」

比叡「」



57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:48:11.53 ID:5DWaYn530


叢雲「酷い暴露を聞いたわ……」

叢雲(吹雪型も全員購入してるとは言えないけど……)

金剛「ですから提督ッ! 可愛い部下の頼みだと思って、そのセクシーな下着姿を――」

提督(ほい)メクリ

「「「「「ッ!?!?」」」」」

提督(あっ、勢い余ってシャツまでめくってしまった)



58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:52:48.34 ID:5DWaYn530


提督(でもまあ腹筋見せるのもまあ一緒だろ)

金剛「」ハナヂ

霧島「」ハナヂ

榛名「」ハナヂ

比叡「」ハナヂ

叢雲「」シロメ+ハナヂ

提督(全員凄い鼻血出して気絶してるーッ!?)


―――――――――――


提督「呼んだ明石への言い訳が大変だった……」

提督「大事を取ってあの5人は休ませよう。後で大淀と出撃編成を組み直さなくてはな」



59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:54:45.08 ID:5DWaYn530


提督(そしてあの後、詳しく調べてみたのだが……)

提督(どうやら俺は知らず知らずの内に異世界とやらに来てしまったらしい)

提督(見た目は元の世界と何ら変わらない。だが根本的に違うものがある)

提督(そう、ここでは男性が元の世界での女性に当たる。そして女性が男性に当たるのだ)

提督(大人向けのコーナーやサイトは専ら女性専用だし、雑誌のグラビアなんかはほぼ男性の水着だ)

提督(鎮守府で艦娘は全員女の子。報告書を見ると全員が例外無く男性に興味津々な御年頃らしい)



61:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/09(木) 22:59:04.05 ID:5DWaYn530


提督(このことを踏まえて、俺の今日の行動を振り返ってみると……うん。とんでもないな)

提督(だってなぁ、下着なんか何時でも見せてやるってなぁ、どんな淫乱だよ)

提督「どうやったら元の世界に帰れるのか分からんが、提督業を疎かに出来ないしな。ジックリ考えよう」

提督「興味津々と言ったところでウチの鎮守府に所属する艦娘は皆理性ある娘達だ。上司に襲い掛かってくるようなことは先ず無いと信じたい」

提督「少なくとも腹筋見て鼻血出す程度の耐性なら恐るるに足らずだな。あの5人は特に」

提督「それに他の面々のリアクションも気になる。ちょっとは楽しまないと損だぞコレは」

提督「そうと決まれば明日から頑張らないとな。元の世界の話でよくある、周囲を翻弄する女性のように。ははははは」



88:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 21:45:13.79 ID:/bshiMtY0


【翌日…】

提督「ヤバイ……ワクワクし過ぎてあまり眠れなかった。子供か俺は……」

提督「う~む、眠気が取れないな。シャワーでも浴びてサッパリするか」


―――――――――――


提督「流石にこんな朝早くから浴場に来る娘達はいないと思うが、念のため」

『提督使用中』

提督「これを掛けておこう」



89:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 21:46:26.22 ID:/bshiMtY0


提督「よし、さっさと入るか」

コソコソ

白露(た、大変な場面に遭遇しちゃったわ……!)

白露(朝シャワーを1番に浴びようとしたら提督が先に来てるだなんて……!)

白露(しかもこれは漫画でよくあるお風呂場で男女が偶然遭遇しちゃうパターンなんじゃ!!)



90:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 21:47:16.46 ID:/bshiMtY0



白露『お風呂、いっちばーん!』

提督『うわっ! 白露ッ!! 使用中って札を掛けておいただろ!?』

白露『あれれれ~? 提督が入ってるなんてビックリ! 札なんかありませんでしたよ(棒)?』

提督『そ、そんな筈は……』

白露『そんなことよりも提督、良い身体してますね』ジュルリ

提督『あ、あまり見るな……! 早く出て行け……!』

白露『そんな真っ赤な顔して身体隠しても……余計に燃えます!』ルパンダイブ

提督『うわあああああ!』

白露『提督の身体いっちば~ん!』


白露(こんな感じ? こんな感じになるよね? ぐへへへ……)



91:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 21:54:55.21 ID:/bshiMtY0


白露(金剛さん達と叢雲は提督の胸と腹筋を生で見たって聞いたし、ここは白露型が本気出すしかないでしょう)

白露(胸や腹筋どころじゃなく、全裸の姿を今日この眼で……)ハナヂ

時雨「白露姉さん、鼻血出てるよ。はいティッシュ」

白露「あら、ありがと時雨…………時雨ッ!?」

時雨「うん。時雨だよ」

白露「いいいいいいいい何時からそこに!?」

時雨「姉さんがよからぬ妄想を始めた時からかな?」

白露「ほぼ最初からじゃない!?」



92:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:02:47.36 ID:/bshiMtY0


時雨「そうとも言うね。さて姉さん、僕が何を言いたいか分かる?」

白露「私を止める気? けど時雨、これはまたとない機会なのよ」

時雨「…………」

白露「いつもは本やテレビでしか見れない男の人の、生の身体がそこにある!」

白露「しかもそれは提督! 私達艦娘のことを大切にしてくれるあの提督よ!」

白露「大本営からの警告もあって私達とは線を引いた仲だった。けど最近は何故か大胆かつオープンになってる!」

白露「今なら、今なら大抵のことは笑って許してくれる気がするのよ! こういうハプニングとか!」

時雨「……言いたいことはそれだけかい? 姉さん」

白露「くっ……時雨」



93:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:08:40.87 ID:/bshiMtY0


時雨「1人でズルイよ姉さん。僕も混ぜてよ」

白露「…………へっ?」

時雨「ぼ、僕だって興味あるんだ……男の人の、提督の裸……」カオマッカ

白露「ほう、ほほう」ニヤニヤ

時雨「その顔やめないとこのこと提督に言うからね」

白露「さあ、可愛い妹よ! 突入準備よ!」

時雨「了解だよ姉さん」



95:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:20:21.79 ID:/bshiMtY0


白露「着替えやお風呂道具は?」

時雨「僕も浴びようと思って来たからね。バッチリだよ」

白露「では突入! これは……邪魔!」フダヲポーイ

時雨「残念だったね」ドアガチャ

シャアアアアアアア

白露(シャワーを浴びる音が聞こえる……!)

時雨(すぐそこに裸の提督が……鼻血出そう)ハナオサエ



96:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:29:25.20 ID:/bshiMtY0


白露「興奮するにはまだ早いわ! パッと服を脱いで入るわよ(小声)」

時雨「わ、分かってるよ(小声)。…………ん?」

白露「どうしたの?」

時雨「いや、何処からか視線が……」テンジョウヲミアゲル

川内「…………」テンジョウハリツキ

時雨「」

白露「」



98:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:37:52.10 ID:/bshiMtY0


時雨「川内さん……何、してるの?」

川内「わ、私は川内とかいう軽巡じゃないよ? 私は正義の味方夜戦仮面という者で……」

白露「じゃあ夜戦仮面さん。こんなところで何してるの?」

夜戦仮面「提督の入浴を覗こうとする不届き者がいないか見張ってたところだよ」

時雨「今僕らの目の前にいる人はその不届き者に含まれないのかな?」

夜戦仮面「わ、私はノーカンだよ! 提督を守ってるんだもん!」

白露「えー、それ何かズルイ」



99:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:39:33.44 ID:/bshiMtY0


夜戦仮面「そ、それよりも君達! 興味津々なのは分かるけど、提督が憲兵に通報したら解体待った無しだよ?」

夜戦仮面「分かったなら早くここから出て行きなさい。黙っててあげるからさ」

時雨「ふふ、そんなことは分かっているさ」

夜戦仮面「何だって?」

白露「それも覚悟の内です。時にはこんな大胆な行動をしないと欲求不満がドンドン溜まっていくんですよ!」

夜戦仮面(何て信念……! 逮捕解体よりも己の欲望を取るとは……!)

夜戦仮面「それなら仕方ないね。今日まで一緒に戦ってきた戦友が死地に向かうのを黙って見てられないわ」

夜戦仮面「力ずくでもここから追い出す」カマエ

白露「くっ……!」

時雨「負けられない……!」




100:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 22:47:27.08 ID:/bshiMtY0


提督「おーい、札を掛けといたろ。何を脱衣所で騒いでるんだ?」ガラッ

夜戦仮面「あ」←即座に提督の主砲をガン見

時雨「あ」←上に同じく

白露「あ」←同じく

提督「ここで戦いだすなよ~? みんなの風呂場なんだからな。ははは」コシマキタオル

夜戦仮面「」ハナヂ

時雨「」ハナヂ

白露「」ハナヂ

提督「脱衣所が真っ赤になった!?」



117:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 00:27:03.02 ID:PpOwSh700


―――――――――――


提督「やれやれ、シャワーを浴び終わったすぐ後に血のシャワーを見ることになるとは」

提督「あいつら興味津々の割には男への耐性が低すぎるだろ。性を覚えたての中学生か」

提督「鼻血出し過ぎなのも心配だし、鉄分を補給できる物を支給するべきかなぁ……」

加賀「そうね。駆逐艦や一部の軽巡や重巡の娘達には検討しても良いかもしれないわね」

提督「おう、今日の秘書艦は加賀か。盗み聞きは関心しないぞ」

加賀「失礼ね。貴方の独り言が勝手に聞こえてきただけなのだけれど」



118:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 00:27:36.56 ID:PpOwSh700


提督「ははははは、すまん。冗談だ」

加賀「全く……それで先程のことですが、支給物は私達空母や戦艦には必要ありません」

提督「ほう。それはどうしてだ」

加賀「確かに男性には興味があります。ですが人並みの理性は持ち合わせてるつもりです」

加賀「戦場の最前線で戦う私達が私欲に支配されていては周囲の娘達に示しがつきませんから」

提督「むむ。確かに加賀や戦艦は落ち着いてるのが多いな。後者は一部を除いてだが」

加賀(金剛達のことね……)

提督「頼もしいな加賀は。流石は一航戦の誇り」



119:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 00:28:54.16 ID:PpOwSh700


加賀「当然です」フフン

提督「ほい」シャツチラ

加賀「ッ!」

加賀「…………」ガンミ

加賀「大概にしてほしいものね」ツー

提督「鼻血、鼻血出てる」

加賀「……鼻にきました」

提督「見りゃ分かるよ」

加賀「今のは卑怯だわ……」ハナティッシュ

提督「すまん」テヘペロ



121:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 00:49:02.38 ID:PpOwSh700


加賀「それで今日はどうするのかしら?」

提督「書類をある程度片付けたら演習を見に行こうと思う。最近あいつ等の頑張っている姿を見れてないからな」

加賀「分かったわ」

提督「よろしく頼む」


―――――――――――


提督「いやぁ、加賀が秘書艦だと書類整理が捗るな」

加賀「どの娘にもそう言ってるんでしょう? 調子の良い……」



122:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 00:50:26.09 ID:PpOwSh700


提督「本当のことなんだけど。お礼にもっかいシャツでも見せようか?」

加賀「え」

加賀「……って、からかうのはやめて」プイ

提督(可愛い)

加賀(本当にどうしたのかしら、最近の提督は)

加賀(いつもならこんなに下着を見せたり脱ぎたがることは絶対無い筈なのに……)

加賀(…………もしかして誘って、いるのかしら?)

提督「おっ、丁度良い具合に演習が始まる時間だな。早速行ってみよう」

加賀(あっ……)

加賀「私も付いていくわ。良いわよね?」

提督「勿論。寧ろ居てくれないと張り切ってサボりそうだ」

加賀「少しは自重することを覚えてちょうだい」



124:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 01:16:25.72 ID:PpOwSh700



――演習場――


提督「よし。着いたぞ」

鈴谷「おっ、提督に加賀さんじゃん。ちーっす」

提督「ちーっす」

加賀「ちゃんと挨拶をしなさい。貴方もノラないで」

提督「何を言うんだ加賀。スキンシップは大事だぞ」

鈴谷「そーそー。部下とのノリは大事だよねえ」



126:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 01:28:33.20 ID:PpOwSh700


加賀「そうやってすぐ結託して……全く」

鈴谷「あははは~。んで提督、加賀さんと二人でここへ何しに来たの?」

提督「お前達の様子を見に来たんだよ。暫く来れなかったからな」

鈴谷「マジで? それじゃあ私次の演習に出るからさ、ちゃんと応援してよね」

提督「お前だけじゃなく、みんなをキチンと応援するぞ」

鈴谷「ちぇ~。何か誤魔化された気分……」

加賀「2人とも、そろそろ始まるわよ」



127:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 01:38:53.11 ID:PpOwSh700


提督「おっ、よしよし。相方の熊野は先に参加してるのか」

鈴谷「そうだよ。ねえねえそれよりさ、今日の演習頑張ったらご褒美とかないの?」

提督「ご褒美?」

加賀「鈴谷……貴女、大概にしなさい」ギロリ

鈴谷「うわ、怖ッ! 良いじゃんそれぐらい。やる気アップって感じでさ」

提督「う~ん。俺は別に構わんが、何が良いんだ?」

加賀「提督ッ!」



128:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 01:39:28.52 ID:PpOwSh700


鈴谷「やっりぃ! それじゃあねえ……え~と……う~んと……」

鈴谷「…………」ジーッ

提督「???」

鈴谷「て、提督の身体を触らせてほしいなぁ……なんちゃって」

加賀「いい加減にしなさい。そんなこと、提督が許す筈が――」

提督「良いよそれぐらい」

鈴谷「ッ!?」

加賀「ッ!?!?」



130:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 01:52:08.14 ID:PpOwSh700


提督「代わりに鈴谷のも触るが、それでも良いか?」

鈴谷「私のはいくらでも触らせるけどさ、マジで良いの提督! やっぱ無しとかやめてよ!」

提督「男に二言は無い」キリッ

鈴谷「よ、よっしゃあああああ!」

提督(凄い喜びようだ。まあ俺も役得だし、良いか)

加賀(提督、なんて男らしい……)キュン

加賀(ってそうじゃないわ)

加賀「貴方、一体何を考えているの!」

提督「加賀、そんなに怒らなくても……」

加賀「私も触ってみたいわ(そんなことをしたらセクハラになります)!」

提督「お~い、本音と建前が逆になってるぞ~」

鈴谷「加賀さんもやっぱり興味あるんじゃん」



146:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 22:34:04.31 ID:PpOwSh700


青葉「その話、青葉も興味あります!」

鈴谷「ゲッ! 鎮守府のパパラッチ!」

提督「いつの間に背後に……」

青葉「面白いことがあるところ、青葉有りです! ところで司令官、鈴谷さんだけズルイですよぉ。青葉も演習頑張りますのでご褒美欲しいです」

鈴谷「ちょっとあんた! 何を勝手なことを……!」

提督「う~ん。でも何処かで区切りをつけないとキリが無くなるからなぁ」



147:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 22:34:52.13 ID:PpOwSh700


青葉「それなら私だけでも――」

「「「「ちょーっと待ったッ!!」」」」

加賀「ッ!」

瑞鶴「その話」

翔鶴「私達も」

陸奥「ふふ、混ぜてもらいましょうか」

夕立「抜け駆けはズルイっぽい!」

鈴谷「ぐうっ……次の演習組が次々と聞きつけて来た……」



148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 22:36:17.61 ID:PpOwSh700


加賀「五航戦……ッ!」ギリッ

瑞鶴「私達空母組を差し置いて提督さんの身体を堪能しようだなんて、そうはいかないわよ加賀さん」

翔鶴「いくら先輩でも譲れないものはあります。私達五航戦の誇りにかけて!」

提督(そこに誇りはかけちゃいかんと思う……)

陸奥「私での火遊びは厳禁だけど……」

陸奥「提督への火遊びは文字通り燃えるのよね。ふふ」

鈴谷「あら陸奥さん、大丈夫なんですか? あんまり燃え上がると砲塔が全部爆発しちゃいますけど?」ギロッ

陸奥「しないように気を付けるわ。警告ありがと」アラアラ



149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 22:37:42.06 ID:PpOwSh700


夕立「提督さん! 夕立も提督さんを触りたいっぽい! 姉さんや時雨だけズルイっぽい!」

提督(きっとお風呂場での出来事、自慢げに話したんだろうなぁ。白露が)



熊野(あそこで皆で集まって何をしていらっしゃるのかしら)

鹿島(提督さんだ……! 頑張らなくちゃ……!)

天龍(うおっ! 提督じゃねえか。何でここに……!)

木曾(さてな。とにかく俺達は演習に励めばいいと思うぜ)



150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 22:53:22.08 ID:PpOwSh700



―――――――――――


提督(こうして平和的に色々と話し合った結果……)

提督(各チームのMVPが俺へのお触りを堪能することとなった。制限をつけてはいるが)

提督(元の世界で考えれば女性が好きに身体を触って良いと言ってるようなものだからな。興味津々なお年頃には超ド級のご褒美だろう)

提督(俺にしてみても役得だからウィンウィンだな)

提督(だが……)チラッ

熊野「…………」← MVP+カオマッカ

木曾「ああああああ相棒! も、もうすぐ次の演習が始まるニャア!」← MVP+カオマッカ

提督(先程の試合でMVPを取って急にこの話を聞かされた2人は哀れだ……木曾なんて普段の面影がないじじゃないか)



151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 23:07:49.04 ID:PpOwSh700


提督(それに背後には……)

天龍「ちくしょー……ちくしょー……」

鹿島「やっぱり改になっても練習巡洋艦じゃ力不足なんですね……」

扶桑・山城「「不幸だわ……」」

不知火「不知火に落ち度が……」

黒潮「う~ん。司令はんの身体、触ってみたかったわぁ」ワキワキ

愛宕「私達の体型じゃあこういう時ぐらいしかチャンスが無いのにぃ~(泣)」

高雄「諦めずに頑張りましょう愛宕。日々のダイエットを……」

隼鷹「こりゃ後で提督を飲みに誘って鬱憤を晴らすしかないね~」

飛鷹「私も一緒に良いかしら?」

提督(MVPを取れなかった娘達の負のオーラが凄い)



152:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 23:20:09.21 ID:PpOwSh700


提督(MVPを取れなかった娘達の負のオーラが凄い)

龍驤「ちょっと君ぃ、何をボケッとしてんねん」

提督「ああ、龍驤。一緒に演習見るか?」

龍驤「当たり前やん。ホントならウチが参加してんのに、加賀が急に代わりなさいって言うからやなぁ……」

提督「すまんすまん。俺もこんな騒ぎになるとは予想外だったんだよ」

龍驤「ハア。君はもうちょっと女の気持ちを考えた方がええな」

提督「努力するよ」



153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 23:55:44.26 ID:PpOwSh700



鈴谷(絶対勝つしッ!)

青葉(たまには美味しい想いもしたいですからねえ)

長門(提督と互いの腹筋を触り合いたい……)

夕立(みんなには悪いけど、夕立がMVPを貰うっぽい!)

瑞鶴(他はともかく、加賀さんにだけは勝つッ!)

翔鶴(提督の身体……身体……くふふふふ)


加賀「…………」ゴゴゴゴゴゴ

衣笠「あの~加賀さん? あくまで演習ですからね?」

大鳳「これは聞いてないですね……」

陸奥(姉さんと分かれたのは痛いけど、勝ってみせるわ!)

吹雪(司令官の身体……自由に触れる……)カオマッカ

五十鈴「こんな状態で勝てるのかしら」



154:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 00:07:01.47 ID:OfqP4+SQ0


提督「みんなやる気だなぁ」

龍驤(どう考えても君のご褒美が原因なんやけどな)

提督「そうだ龍驤。お詫びも兼ねて俺の膝の上で観戦するか?」

龍驤「うえっ!?」

「「「「ッ!!」」」」

龍驤(うわっ、後ろの連中食いつき過ぎやろ!)

提督「ほれほれ、1人分空いてるぞ」トントン



155:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 00:07:45.90 ID:OfqP4+SQ0


龍驤(くっ……! これは明らかに甘い罠や。座った瞬間、ウチは猛烈な嫉妬の嵐に見舞われる……!)

龍驤(けど、けど……!)

提督「どうした?」キョトン

龍驤(あの無防備な姿と表情、反則や~!!)

龍驤「そ、そ、それならお言葉に甘えて君の膝の上、借りるで」

提督「よし来い」

「「「「…………」」」」ギリリッ



156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 00:08:36.54 ID:OfqP4+SQ0


龍驤(お、おおう……背中に胸やら何やら色々な感触が……!)

提督「どうだ座り心地は?」

龍驤(そ、それにお尻に微かに感じるこれは……もしかして……!)

提督「龍驤?」

龍驤(あかん……もう……辛抱堪らん……!)

提督「おい龍驤、返事ぐらい――」

龍驤「」ヘブンジョウタイ+ハナヂ

提督「満足した表情で気絶してる!!」



173:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 10:51:00.17 ID:OfqP4+SQ0


【小ネタ1:鎮守府の日常】

響「ただいま。伊良湖さんから最中を買って――」

雷「あ」カベドン

電「あ」カベドンサレ

響「…………」

響「ご、ごめん。愛の形は人それぞれだと私は理解してるから……」

暁「ちょ、ちょっと待ちなさい響! 大きな誤解があるわ!」


――暁、説明中――


響「成る程。司令官へのプロポーズカッコカリの練習をしてたんだね」



174:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 10:52:31.99 ID:OfqP4+SQ0


雷「そう! 最近の司令官は妙に服を脱ぎたがるのよ。やっぱり私がいないと駄目だわ」

電「駄目かどうかはともかく、司令官さんはこのままじゃ襲われてしまうかもしれないのです」

暁「将来的に私達がもらって守ってあげなくちゃね。か弱い男性を守るのはレディとして当然よ!」

響「それはあるね。それでどんなプロポーズを考えたんだい?」

電「はわわ……実は」

暁「私と電はまだ思いつかないのよね。明石さんの酒保で買った本を参考にしてるんだけど」

響「本?」



175:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 10:53:42.31 ID:OfqP4+SQ0


暁「これよ」サッ

『~光源氏、男装の麗人~男性を私色に染め上げたい』

響「これは……」

暁「凄いわよね! 好きな人に近づくためにあえて男の人に変装するだなんて」

電「相手が小さい男の子ばかりなのが気になりますけど、告白の言葉は沢山出てくるのです」

響(これは参考になるのだろうか……)

雷「駄目よ2人とも。本に頼ったって結局その時になれば忘れちゃうものよ!」

響「雷は自信満々だね」

雷「当然よ! 司令官を射止めるならやっぱり自分の言葉でなくちゃね」

雷「私のはこうよ!」



176:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 10:54:26.65 ID:OfqP4+SQ0





雷『司令官……もう逃がさないわよ』カベドン

提督『い、雷……』

雷『これ、受け取ってくれる?』ユビワ

提督『し、しかし俺は……』

雷『言い訳は聞きたくない。司令官のちゃんとした返事を聞かせて』

雷『私が居るじゃない! 黙って私についてきなさい司令官!』

提督『雷……!』キュン

提督『分かった。指輪、貰うよ』






177:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 10:55:36.61 ID:OfqP4+SQ0


雷「でへへへへ……」

響「うん。素晴らしいと思うよ」

雷「でしょ!」

響「でもね雷……」

雷「何よ」

響「壁ドンをするには身長が足りないと思うんだ。雷の」

雷「…………ハッ!」

雷「」チーン

暁「い、雷ーッ!?」

電「真っ白に燃え尽きたのですーッ!?」

【小ネタ1:鎮守府の日常 終】



192:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:19:04.99 ID:tVrzr94y0


――艦これ改風演習スキップ――


提督「どうやら決まったようだな」

鈴谷「言い出しっぺだし、当然でしょ!」← MVP

吹雪「やりました!」← MVP

加賀「チッ……」← 中破

瑞鶴「あんた今のマジの舌打ちだったわね……」← 大破

翔鶴「」← 大破



193:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:19:54.05 ID:tVrzr94y0


長門「無念だ」

陸奥「第三砲塔が……」

夕立「ぽい~……」

青葉「せめて触られて悶えてる司令官の写真でも撮りましょうか」

衣笠「それって虚しくならない?」

大鳳「提督の身体を堪能するには訓練が足りませんでした」

五十鈴「ご褒美関係無しに普通に悔しいわ」

提督「よし。じゃあMVPを取った4人!」

鈴谷・吹雪・熊野・木曾「ッ!」

提督「好きに触れ! 但し限度を考えろよ」ウェルカム!



194:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:21:28.74 ID:tVrzr94y0


他の艦娘「…………」ウラヤマシイ

熊野(ここは淑女たるもの、ちゃんと提督のことを考えて……)

吹雪「し、司令官ッ! 吹雪行きます!」

提督「よし来い!」

吹雪「で、では後ろに回って……えい!」サワサワ

提督(吹雪は背中か。胸とか触るかと思った)

吹雪「司令官の背中……大きくて立派です」ウットリ

提督(言い方に何かエ口スを感じる)




197:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:34:22.62 ID:tVrzr94y0


木曾「そそそそそそそそれじゃあ相棒、さ、触るぞ?」

提督「ああ、ドンと来い」

木曾「ぐっ……お前がそんな余裕な態度だと悔しくなるじゃないか……」

木曾(こうなったら意地でも一矢報いてやるぜ……!)

木曾「うおりゃ!」ムニッ

提督(おおう。まさかの木曾が胸に来たか)

木曾「…………」サワサワ



198:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:36:18.18 ID:tVrzr94y0


提督(勢い良く来たけど、触り方はおっかなビックリだな。痛くしないようにとかいう想いを感じる)

木曾「ふっ……柔らかいな、相棒」ツー

提督「鼻血、カッコいい表情で感想言う前に鼻血を止めようか」

鈴谷「はっ、吹雪も木曾もお子様だね。私はもっとガッツリいくよ」

提督「ほう」

吹雪(背中をジックリ触るのも勇気がいるのに……!)

木曾(胸を触るのがお子様だと……)ハナティッシュ




199:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:40:15.41 ID:tVrzr94y0


鈴谷「そんじゃ提督、覚悟してよね~♪」

提督「よし来い」

鈴谷「後ろに回って……うりゃ!」ムニッ

熊野(鈴谷、そこは……!)

吹雪(ヒャ~……)カオマッカ

木曾(尻……だと……!)

提督(木曾と同じく触り方が優しい……)

鈴谷「ど、どうよ……私のテクは」カオマッカ

提督(尻を揉んでのテクニックと言われても……)

提督「ああ、うん。気持ちいいよ」

鈴谷「…………シャッ!」ガッツポ



201:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 00:47:15.28 ID:tVrzr94y0


提督「残るは熊野だけだぞ?」

熊野「わ、分かっておりますわ!」

熊野(くっ……でも魅力的な部分はほとんど触られてしまいましたわ。鈴谷は禁断の地に足を踏み入れましたし……)

熊野(残るは……夜戦バカから聞いた噂の提督の主砲しか……)チラッ

熊野(駄目、それは流石に駄目ですわ熊野! 淑女としてがっつき過ぎるのはみっともないですわ!)

熊野(でも誰もが触ったことのない所を触り、優越感に浸りたいのもまた事実)

熊野(一か八か行くしか……お尻も許しているのですから、もしかしたら主砲も……)

熊野(と言うか鈴谷ッ! いつまで触っているつもりですの! 長すぎですわ!)



202:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 01:07:02.04 ID:tVrzr94y0


提督「熊野~? 大丈夫か~?」

熊野「お、お待たせしました。行きますわよ提督!」

提督「お、おう」

熊野「とぅおおおおおうぅ!!」

大淀「あっ、提督。こちらにいらした――」

大淀「って、一体何をしてるんですか!!」

提督「あ、大淀」



203:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 01:07:41.66 ID:tVrzr94y0


鈴谷「げっ!? ヤバ……ッ!」

熊野「えっ!? あ……!」ツマヅキ

提督「あ」

他の艦娘「あ」


―――――――――――


大淀「全くもう……! 私が大本営に出張している時にあんな羨ま――破廉恥なことをするなんて!」

他の艦娘「ごめんなさい……」セイザ



204:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 01:08:54.54 ID:tVrzr94y0


大淀「女性提督が各鎮守府に配属されていく中、ここは貴重な男性提督が指揮する鎮守府なんですよ! 貴女達はそれを潰す気ですか!」

大淀「そもそも提督が許可したからといって、ホイホイ身体を触るなんて論外で――」クドクド

提督「まあまあ大淀、もうその辺で良いじゃないか。元々は俺が許可したのが原因だし」

大淀「提督! 貴方も危機感を持って下さい! 先程のは襲われても文句は言えないんですよ!」

提督(寧ろ襲われるのは役得なんだが……)

提督「分かった、気をつけるよ。だからほら、もう彼女達を許してやってくれ。演習頑張って疲れてるんだ。お前も戻ったばかりで疲れてるだろ?」

大淀「むう……分かりました。提督がそこまで言うなら……」

鈴谷(ホッ……どうやら解体とか厄介事は免れそうね。それにしても……)チラッ

熊野「」ヘブンジョウタイ+ハナヂ

鈴谷(躓いた拍子に提督の主砲に顔を埋めるなんて羨ましすぎるし……)




215:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:28:36.07 ID:tVrzr94y0


【演習後……】

提督(いやぁ、大淀はこちらの世界でも怒ると怖いな)

提督(にしても他の鎮守府には女性の提督が配属されているのか)

提督(きっとセクハラ防止策なんだろう。各鎮守府の不満が爆発しそうだが)

秋雲「あっ! 提督、丁度良いとこに!」



216:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:29:19.87 ID:tVrzr94y0


提督「ん? 秋雲か。俺に何か用か?」

秋雲「そうなんだけど、今は何も聞かず秋雲に付いて来て!」グイグイ

提督「わわっ」


―――――――――――


提督(部屋に連れ込まれたと思ったら、座らされて絵のモデルにされている……)

秋雲「そのまま、そのまま動かないでね。描き終わったら次は立ってもらうから」



217:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:30:14.08 ID:tVrzr94y0


提督「一体この状況は何なんだ?」

秋雲「次の漫画の登場人物の参考にしようと思って。青葉さんの写真だけじゃ分からないところもあるしさ」

秋雲「やっぱりモデルがいないと駄目だね。秋雲の想像だけじゃ提督の身体付きとか限界があるよ」

提督「そう言えば漫画を描いているんだったな」

秋雲「うん。今月分はもう明石さんの酒保に置いてもらったけどね」

提督「どんな内容なんだ?」

秋雲「ありきたりだよ。提督と艦娘の恋物語さ」



218:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:30:55.29 ID:tVrzr94y0


提督「だが王道でもある。少し興味あるな」

秋雲「これだよこれ。読んでても良いけど動かないでよ」

提督「分かってるよ」

提督(どれどれ……)

提督(とある鎮守府の指揮を執る提督と、新しく配属された艦娘オータム……)

提督(オータムはハーフの艦娘。見た目が他の艦娘と違うことに悩むが、提督は優しく接してくれる)

提督(やがてオータムはそんな提督に惹かれていき、想いを抑えきれなくなった彼女は……提督を襲う)



219:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:34:46.83 ID:tVrzr94y0


提督「って、純愛物かと思ったらヒロインが襲うのかよ!」

秋雲「あっ、動かないでって言ったじゃん」

提督「いやいや、おかしいだろ。ここはほら、提督も同じ気持ちだったとか何とかで恋人になって……」

秋雲「チッチッチ、そこが秋雲の違うところさ。ヒロインの提督が襲われながらも彼女の想いを受け入れるところに需要があるんだよ」

提督(あっ、提督がヒロインなのか。……ってか、この世界じゃそうなるのか)

秋雲「今日置いた最終巻ではライバルのハーフ艦バーニングに提督が寝取られそうになったけど、オータムが奪い返して愛が深まる展開さ」

提督「純愛物ではなく結構ドロドロしていた……」

秋雲「それよりもほら、ジッとしてて。夕雲姉達にバレると色々厄介なんだ」



220:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 10:36:29.22 ID:tVrzr94y0


提督「すまん」

秋雲「全く。最近は自分を主役に提督との漫画を描けってリクエストが多くてさ、秋雲は大変だよ」

提督「それは……大変だな」

秋雲「あっ、提督立ってくれる? …………中でも夕雲姉のは夕雲姉自身にか需要がないもので描く気が起きないね」

提督「あのしっかりした夕雲が? どんな内容なんだ?」ジットシテルヨ

秋雲「……提督に思い切り甘やかされて駄目にされたい。所謂バブみ――」

ドンッ!!

提督・秋雲「ッ!?」

提督「……この話はここで止めようか」

秋雲「うん。秋雲もまだ生きていたいから」



242:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 00:57:53.03 ID:y7YpMRHl0


―――――――――――


提督(あの後色々なポーズやシチュエーションをやらされたが、何事もなく開放された)

提督(秋雲は元々サバサバした性格だからな。異世界でもあまり変わらなかったみたいだ)

提督(……まあ鼻血出しながらポーズの要求やシチュエーションの相手を頼み込んできたけどな!)

提督「明石の酒保にでも行ってみるか。この世界じゃどんな品揃えになっているのか気になるしな」

加賀「提督! やっと見つけたわ」



243:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 00:58:35.99 ID:y7YpMRHl0


提督「おお、加賀。大淀の説教からようやく開放されたか」

加賀「……あんなに怒られたのは赤城さんと一緒に鳳翔さんの料理をつまみ食いしてしまった時以来だわ」

提督「一航戦の誇りぇ……」

加賀「それよりも早く執務室に戻って仕事を再開しましょう。大淀をこれ以上怒らせたくないわ」

提督「まあまあ、ちょっと明石の酒保に行こうと思ってるんだよ。それが済んだらすぐ戻るから」

加賀「……また彼女の雷が落ちるわよ?」

提督「その時は俺が全面的に怒られてやるよ。加賀は秘書艦として付いて来ただけってな」



244:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 00:59:09.41 ID:y7YpMRHl0


提督「それにほら、提督としてたまには鎮守府を見て回ることも必要だろ? 仕事の一環だ」

加賀「……まあ、そういうことでしたら」

提督「決まりだな。よし行こう」


――明石の酒保(アイテム屋)――


明石「いらっしゃいませ~って、提督じゃないですか。加賀さんも」

加賀「こんにちわ」



245:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 00:59:44.10 ID:y7YpMRHl0


提督「見回りがてら、様子を見に来たぞ。ちゃんと商売してるか?」

明石「勿論ですよ。健全な商売をしております」

提督「ふ~ん……」キョロキョロ

加賀(秋雲の新刊、取り置いてくれているかしら?)コソコソ

明石(勿論ですよ。人気商品ですからすぐ売り切れちゃって、取り置き1つでも大変なんですからね)コソコソ

加賀(その分の御代は弾むわ)

明石(毎度あり~♪)ワルイカオ



248:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 01:20:07.27 ID:y7YpMRHl0


提督「あっちの露骨にアダルトなコーナーは何なんだ?」

明石「あそこは乙女の秘密コーナーです。男性は立ち入り厳禁ですよ」

提督「それは構わないが、駆逐艦や潜水艦の娘達は入れてないだろうな?」

明石「失礼な! 私にもそれぐらいの常識はあります」

提督「大人びてる奴も駄目だぞ? 磯風とか初月とか春風とかはっちゃんとか……」

明石「だ、大丈夫ですって!」

提督(何故言い淀んだコイツは)



249:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 01:35:05.55 ID:y7YpMRHl0


提督「この紙は何だ? ヤケに値段が高いな」

明石「それはプロポーズカッコカリの申請書類です。指輪を貰うには必要事項を記入の上、提督と大本営の印が必要ですが」

提督「大本営のも必要なのか。なかなか厳しいな」

明石「加えて大本営直属の審査官が来て記入した書類に嘘偽りが無いか厳しくチェックされるみたいです」

加賀(障害があればあるほど燃えるけど、意外に厄介なのよね……)

提督「そんなにややこしいことになってるのか。知らなかった……」

明石「昔はこんなに厳しくなかったんですよ? 艦娘による提督強○や偽装ケッコンが相次いで発生したための処置ですね」

提督「お互いにとって良い迷惑だなコレは」

明石「提督も事態の改善にご協力を。これ、大本営に送る嘆願書なんです」

提督「うわっ、ウチに所属する艦娘ほぼ全員の名前があるじゃないか」



250:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 01:40:35.57 ID:y7YpMRHl0


加賀「私も署名したわ」

提督「お前もか」

ジャラ!

提督(ん? アダルトコーナーのカーテンが開いて……)

那智「大井貴様、またそんな軟弱な物を買ったのか」

大井「いいじゃないですか。男性が色々なコスプレで御奉仕してくれるのは萌えるんです」

提督「」



251:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/16(木) 01:42:42.53 ID:y7YpMRHl0


那智「ふっ、コスプレなど邪道。やはり男はありのままの姿であるべきだ」

那智「優しさと力強さを兼ね備えた、しれ……誰とは言わないが、身近な奴とかな」

大井「私も誰とは言いませんが、女装とかしてもらえると……うふふふふ」ハナヂ

提督「…………」ジーッ

那智「あ」

大井「え」

提督「う、うん。好きな物は人それぞれだよな」

那智「」マッシロ

大井「」マッシロ

加賀「悲劇だったわね……」

明石「次回から出入り口周囲に衝立を設置しましょうか」



270:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:03:56.92 ID:rL9sBTpo0


【小ネタ2:鎮守府の日常2】

浜風「…………」ムムム

浦風「…………」ムムム

谷風「んん? 本読みながら唸って2人ともどうしたのさ」

浜風「谷風……」ジーッ

浦風「今更ながらその体型……羨ましいのぉ」

谷風「えっ? 何なの急に」



271:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:04:45.47 ID:rL9sBTpo0


浜風「これよ」つ 本

『ふくよかな体型とはさよならバイバイ。今すぐ出来るダイエット』

谷風「ダイエット……? 浜風と浦風ダイエットすんの?」

浜風「最近また胸が大きくなって……このままじゃ皆にだらしないと思われるから」

浦風「男が惹かれる体型って難しいもんじゃねえ。黄金比とか夢を見すぎじゃろ」

谷風「かーっ! 贅沢な悩みだねえ。第十七駆逐隊で谷風さん1人だけ平らなんだよ?」

谷風「逆にもっと欲しいぐらいさ。例えるなら浜風が普段食べてるお椀(大)ぐらいには」



272:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:18:12.13 ID:rL9sBTpo0


浦風「分けられるなら分けてあげたいくらいじゃ」

浜風「私もよ」

谷風「改修じゃあどうにもならないねえ」

谷風「それよりも急にダイエットなんてどういう風の吹き回しだい?」

浜風「あー……」

浦風「それはじゃのう……」

谷風「…………ああ、もしや提督絡み?」



273:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:18:50.98 ID:rL9sBTpo0


浜風・浦風「「うっ……」」

谷風「図星かい? まあ気持ちは谷風さんも分かるよ。最近の提督はよく触ってくるよね」

浦風「そうなんじゃ。この間までは肩がちょっぴり触れただけでも警戒されたのに……」

浜風「頭を撫でたり、肩を叩いたり、色々私達と触れ合ってくれるようになったわよね」

浦風「正直嬉しいんじゃが、うち等のこの体型じゃあ不意にお腹とか触られた時に、なあ?」

浜風「ええ。引かれないか不安なのよね」

谷風(谷風さんも引かれないかな?)タイラー



274:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:24:20.73 ID:rL9sBTpo0


浦風「それと最近の提督さん……その、脱ぐようになったのぉ」

浜風「ええ……よく熱いからって執務室で脱いだりしてるらしいわ」ホホソメ

浦風「あれはうち等を…………誘ってるんかなぁ?」カオマッカ

谷風「さてねえ。でもあの姿は年頃の谷風さん達の目には毒だね」

浦風「毒なのは間違いないんじゃけど、眼福と思ったうちがいる……」

谷風「ほほう、浦風意外にスケベだねえ」ニヤニヤ



275:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:25:07.60 ID:rL9sBTpo0


浦風「や、やかましいわ! だいたい年頃の艦娘なら皆同じじゃろ!」

浦風「浜風だってそうじゃろ!」

浜風「へっ!? わ、私は提督のそういうところは改善した方が良いと思ってるけど……」

浦風「いや、そう言うのはええ。正直に話してみんさい」

谷風「そーそー。今ここには谷風さん達しかいないんだから、自分に正直になりなよ」

浦風「提督さんの下着姿見て、ちょこっとでも興奮したじゃろ? なっ?」

浜風「こうふ……っ!? もう何なのよ!」カオマッカ

浦風「ほうほう、この反応はどう見るんじゃ谷風さん」ヒソヒソ

谷風「何気にこの中で浜風が一番のスケベって予感がしてきましたなぁ」ヒソヒソ



276:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:41:55.45 ID:rL9sBTpo0


浜風「貴女達……いい加減に……ッ!!」

磯風「ついに出来たぞ!」ドアガチャ

谷風「おや? 磯風じゃないか」

磯風「おお谷風、見れば丁度良く全員揃っているな」

浦風「せっかくの非番に姿が見えんと思ったら、今まで何をしとったんじゃ?」

浜風(何やら変な臭いがするような……)

磯風「よくぞ聞いてくれた。浜風と浦風がダイエットに苦戦していると聞いてな。本を参考に作ってみた」

ダークマター+紫の液体

浜風「」

浦風「」

谷風「」



277:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:42:48.42 ID:rL9sBTpo0


磯風「この磯風特製のダイエット食だ。さあ食べてみてくれ」

谷風「いや、その、これ、味見……」

磯風「味なら心配無用。ちゃんと味見をしながら作ったんだ。私とて日々成長しているのだ」

磯風「さあ遠慮せずに食べてくれ。ダイエット効果は間違い無しだぞ!」



大淀「提督、本日遠征予定だった浜風さんと浦風さんが体調不良のため出撃不可になりました」

提督「あの2人が? 珍しいな。風邪か何かか?」

大淀「いえ、磯風さんの料理です」

提督「あっ(察し)」

【小ネタ2:鎮守府の日常2 終】



279:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:56:02.70 ID:rL9sBTpo0


【執務を終えて…】

提督(酒保での悲劇もあったが、今日もあと少しで1日が終わるな)

提督(そう言えば演習の後、隼鷹に飲みに誘われていたんだっけか)

提督(断る理由も無いしな。だが悪酔いして鳳翔さんの店に迷惑をかけたくない)

提督(……よし。酒もあるし、俺の部屋に誘うか)


―――――――――――


隼鷹「邪魔するよ~提督ッ!」

提督「おう、入れ入れ」



281:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:57:05.27 ID:rL9sBTpo0


飛鷹「お邪魔します」

千歳「楽しいお酒になりそうね♪」

千代田(提督の部屋だ……!)キョロキョロ

伊勢「へえ、流石というか綺麗にしてあるね」

日向「瑞雲の模型はかざっていないのか……」

提督「すまんな。てか、この面子にお前達は珍しいな」

伊勢「私、日向ほどじゃないけど嗜む程度には飲むのよ」

日向「私は隼鷹に誘われてな。まあ断る理由も無かったんだ」



282:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 17:57:58.30 ID:rL9sBTpo0


提督「まあ、酒を飲むなら人数多いほうが楽しめるしな。歓迎する」

隼鷹「いやあ、それにしても提督は大胆だねえ」

提督「何が?」

隼鷹「男の部屋にこんなに女を連れ込んでんだよ? 警戒しない?」

提督「別にお前達なら警戒する必要無いだろ? 楽しく酒を飲むだけなんだから」

千歳(う~ん……これって信頼されてるってことなのよね)

伊勢(それとも単に鈍感?)

日向(無防備過ぎるのも困り者だな)



292:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 18:38:28.60 ID:rL9sBTpo0


隼鷹「うんまあ、提督が気にしないなら何も言わないけどさ」

提督「気にしない気にしない。飛鷹、そこの棚からウィスキー取って良いぞ」

飛鷹「これのことかしら。今日は太っ腹なのね提督」

提督「たまには良いだろ。今日は飲むぞ!」


ワイワイガヤガヤ


隼鷹「ぎゃははは。じゃあ酔いも回ってきたところでぇ」

千歳「やっちゃいますかぁ」



293:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 18:43:55.51 ID:rL9sBTpo0


提督「おお? 何だ何だ?」

隼鷹「元帥ゲーム! いっちょやるぞー!」

伊勢「おー!」

飛鷹「盛大に酔ってるわね~」

千代田「あんたもね」

日向「まあ、こうなるな」

隼鷹「いいかぁ? 全員一斉にクジを引くんだぞ? 途中で弱腰になるなよぉ」



294:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 18:44:54.28 ID:rL9sBTpo0


提督「分かってる分かってる」

千歳「では……元帥だ~れだ!」

ババッ

日向「私だな」

隼鷹「お前か! さて日向元帥、どんな命令を下すんだ?」

日向「そうだな……先ずは軽く3番が1枚脱いでもらおうか」

千歳「早速大胆なのが来たわね!」ワクワク

飛鷹「3番は誰?」



296:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 18:52:18.59 ID:rL9sBTpo0


提督「はははは、俺じゃないぞー」

千代田「私だ……」

伊勢(残念)

日向「ふむ、まあ良いだろう。元帥命令だから1枚脱いでくれ」

千代田「くぅ~……その命令だけは当たりたくなかったのにぃ」ヌギヌギ

隼鷹「おおお、相変わらずふくよかな体型してんねぇ。胸もデカイし」ニシシシ

千代田「るっさいわね! 気にしてんだから言うな!」ウガー

提督(ここは天国か……)



298:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 19:02:55.59 ID:rL9sBTpo0


千代田「ちょ、あんまりジロジロ見ないでよ……! どうせだらしない身体とか思ってるんでしょ」

提督「いんや、綺麗な身体だと思うよ。めっちゃ色っぽいしな」

全員『え゛っ……!』

提督「ん~? どうしたぁ?」

飛鷹「いや、その……」

隼鷹「え~っと、提督ってさぁ、太っ……ふっくらした女が好みなの?」

提督「別に好みって訳でもないけどなぁ。千代田の身体は綺麗だなぁって思っただけ」



299:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 19:04:08.27 ID:rL9sBTpo0


千代田「ううっ……恥ずかしいから言わないでってば」カオマッカ

千歳(それなら私も範囲内かしら……?)

伊勢(意外な発見だね)

日向(狙ってやった訳ではないが、私の手柄だな)ドヤァ

千代田「それよりもほら、さっさと次やりましょう」

隼鷹「だな。次行くぞ~」

飛鷹「みんなクジを選んで……元帥だ~れだ!」

ババッ

千歳「あら、私ね」



300:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 19:15:19.97 ID:rL9sBTpo0


千代田「お姉かぁ。あまり変なのはやめてよね」

隼鷹「さてさて、お次はどんなのだ?」

千歳「それなら私も軽く……6番が2番に壁ドンをしてちょうだい」

伊勢「うわっ、私2番だ……」

日向「6番は誰だ?」

提督「お~っ! 俺だ俺」

全員『ッ!!』

提督「よ~し伊勢、張り切ってやるぞ~」

伊勢「うえっ!? ちょ、ちょっと待って。心の準備が……」

隼鷹「戦艦が情けないこと言ってんな! ほら行け」

伊勢「きゃっ!」



307:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 21:49:29.78 ID:rL9sBTpo0


提督「おっと。危ないぞ伊勢」

伊勢「わ、ちょ、ち、近いよ提督……!」

伊勢(だ、抱き止めてくれたのは嬉しいけど……)

隼鷹「…………」グビグビ

飛鷹「…………」グビグビ

千歳「あら千代田、お皿の上のおつまみが無くなったわ」

千代田「お姉が全部食べちゃったんじゃん」

日向「ふふっ」

伊勢(こっちを見るみんなのプレッシャー怖ッ!?)



308:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 21:51:37.72 ID:rL9sBTpo0


提督「ほら伊勢、ボーッとしてないで壁ドンするぞ」

伊勢「へっ……」

壁ドンダヨッ!

伊勢「わっ……」

提督「伊勢……可愛いぞ」ササヤキ

伊勢「ッ!?」

伊勢「…………」ヘブンジョウタイ

伊勢「」ブバッ

飛鷹「伊勢が鼻血出した!」

千歳「ちょっと提督、囁いてとまでは言ってませんよ?」

提督「はははははは、サービスだサービス」

日向(かなり酔っているなコレは)



309:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 22:18:14.81 ID:rL9sBTpo0


千代田「それじゃあ次よ。伊勢は回復の為に休みとして……元帥だ~れだ!」

隼鷹「しゃああああ! 遂にあたしだぁぁぁぁ!」

飛鷹「とうとう来てしまったわ……!」

千代田「1番悪ノリしそうなのが……!」

提督「良いぞ~」

日向「あまり煽らない方が良いぞ提督」

隼鷹(ふっふっふっふ。あたしの目は全てを捉えていたよ)

隼鷹(あたしの標的はただ1人、提督のみ。この手のゲームはやはりお色気がないとね~)



310:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 22:25:55.43 ID:rL9sBTpo0


隼鷹「んじゃ命令だ! 1番の奴が色っぽい仕草をすること! 但し3人以上が納得しないと継続!」

提督「おっ、また俺かぁ。よく当たるなぁ」

千歳(ッ! 狙ったわね隼鷹)

隼鷹(提督がいる以上、こういうのは欠かせないでしょ)

飛鷹「でも提督にそんな仕草出来るのかしら」

千代田「全く想像出来ないわね」

千代田(ただでさえ物凄いオープンな感じになってるのに……)

日向「さあ提督、やってくれ」

提督「よ~し。お前等見とけ~」

伊勢以外『…………』ドキドキ



312:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 22:33:55.15 ID:rL9sBTpo0


提督「…………」プチプチ

隼鷹(なっ……!)

飛鷹(こ、これは……!)

千歳(首元のボタンを外し、鎖骨をワザと見せつけている……!)

千代田(オマケにお酒のせいで顔がほんのり赤みがかっているから……!)

隼鷹・飛鷹・千歳・千代田『色っぽい……と言うかエ口い!』ゴクリ

日向(まあ、そうなるな)ウンウン



313:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 22:37:01.92 ID:rL9sBTpo0


提督「あっ、飲み込む音が聞こえたぞ~。俺の勝ちだ……な……」コテン

飛鷹「提督ッ!」

千代田「ちょ、大丈夫!?」

提督「…………」スウスウ

日向「ふむ。どうやら酔い過ぎて寝てしまったようだぞ」

千代田「何だ、良かった~」ホッ

千歳「ビックリしたわね……」

隼鷹「今日はこれでお開きだな~。とりあえず提督をベッドに移して……」

『酔い潰れて寝てしまった提督』=何をしても暫く起きそうにない
『服がはだけて色々と見えている提督』=とてもエッチぃ
『無防備すぎる提督』=据え膳?

隼鷹・飛鷹・千歳・千代田『…………』ゴクリ

日向「おい」



314:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/17(金) 22:47:20.00 ID:rL9sBTpo0


隼鷹「うえっ!? あははは~、大丈夫だって。んなことしないから」

日向「その割には表情が迷っていたぞ」

日向「寝室へは私が運ぶ。お前達は伊勢と後片付けを頼む」

千歳「は~い」

千代田「もういい加減着ても良いわよね?」

飛鷹「終わりだし、良いんじゃない?」


――提督の寝室――


提督「…………」スウスウ

日向「全く。こちらの気も知らずによく寝ているな」

日向「今回は私が居たから良かったものの、次はどうなるか分からないんだ」

日向「君は知らないかもしれないが、ここの艦娘は最近の君の言動に振り回されてヤキモキしている」

日向「無論、私もだ。冷静なようで意外と胸が高鳴っているんだぞ」ドキドキ

日向「このまま君が無防備なようなら――」

日向「私が君を食べてしまうぞ…………なんてな」

日向「お休み。提督」ナデナデ



327:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 23:27:21.06 ID:VZOTkX1k0


―――――――――――


【数日が過ぎて…】

提督(異世界に来てから何日か経ったが、今のとこ艦隊運用も順調だ)

提督(貞操観念が逆転している以外は何ら変わらないからなぁ)

提督(最近は俺の行動に少しずつ慣れてきたらしく、鼻血を出す艦娘も少なくなってきた)

提督(でも駆逐艦の娘達は相変わらず恥ずかしがったり、鼻血を出す純情ぶりだけどな!)



328:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 23:35:50.33 ID:VZOTkX1k0


大淀「提督? ボーッとされてますが、大丈夫ですか?」

提督「ん、いや、すまん。ちょっと考え事をしてたんだ」

大淀「しっかりなさって下さいね。今日は午後から大本営で会議があるんですから」

提督「あ~……そうだったなぁ。あそこでの会議って窮屈で苦手なんだよ」

大淀「サボりは駄目ですよ。それにそろそろ支度しないと間に合いません」

提督「仕方ない。今日連れて行く秘書艦は――」


―――――――――――


北上「はあ~……何で今日に限ってあたしが秘書艦かねえ」ヤレヤレ

提督「順番だったんだ。諦めろ」



329:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 23:42:56.23 ID:VZOTkX1k0


北上「提督も面倒なんでしょ? 大本営には欠席って連絡して、このまま2人でダラダラ過ごさない?」

提督「大淀が怖いから却下」

北上「ちぇ~……大井っちが代わってくれたらなぁ。こういう役目はやっぱ大井っちが適任だよ」

提督「確かにな。あいつはしっかりしてるから」

北上「でもさぁ、最近大井っちが変なんだよねえ。『提督と合わせる顔がない……』って落ち込んでるし」

提督(原因はやっぱ、あの時だろうな……)

北上「ねえ提督、大井っちに何かした? それとも大井っちが何かした?」ジーッ



330:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 23:50:33.78 ID:VZOTkX1k0


提督「俺は何もしてないし、大井にも何もされてないよ」

提督「あえて言うなら……タイミングが悪かった、か?」

北上「何それ。まあ喧嘩とかしてないなら良いけどさ」

提督「その辺は心配するな。それと今日戻ったら大井に伝えてくれ。早く元気な顔を見せてくれってな」

北上「直接伝えれば良いと思うけどねえ。まあ分かったよ」

提督「ん、話の時間は終わりだ。迎えの車が来たぞ」

北上「はいはい。今更だけど、提督って大本営から迎えが来るぐらいには偉いんだね」

提督「これでもお前達と一緒に深海棲艦を撃退して、勲章を色々貰ってるからな」



331:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:05:53.46 ID:AovcypdV0


憲兵「提督殿ッ! 大本営よりお迎えに上がりました!」

提督「ご苦労。さあ北上、行くぞ」

北上「へ~い」

憲兵「…………」

(女)憲兵「オトコ……ホンモノノオトコ……グヘヘ」ワキワキ

提督「んん??」フリムキ

(女)憲兵「何か?」キリッ



332:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:19:06.79 ID:AovcypdV0


提督(気のせいか?)

北上「ほら提督、もっとこっちに詰めて座ってよ」

提督「いや、こんだけ車内が広いならそんなに詰める必要は……」

北上「いいからほら」グイグイ

北上(あたしの目が黒い内は、悪い虫は近づけさせないよ)

(女)憲兵「チッ……」


――大本営――


女提督「あ~あ、今日も退屈な会議。……萎えるなぁ」

伊19「その退屈な会議に連れて来られたイクはとっても不幸なのね」



335:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:30:17.10 ID:AovcypdV0


女提督「仕方ないでしょ。他の娘達は女だらけのとこに行きたがらないし、潜水艦の娘達はオリョクルであんた以外ヘバッてたんだから」

伊19「仮病でもしてイクもサボれば良かったのね……」

女提督「はあ~……早く終わったら思う存分男をナンパしたい~」

伊19「提督の性格じゃ男の人は寄り付かないと思うのね。成功したことないし」

女提督「るっさいわねえ。今時草食系女子は受けが悪いのよ」

伊19「かと言って足柄さんのように肉食系もどうかと思うのね」

女提督「バランス良くなんかクソ喰らえじゃー! ああ、いい男カモーン!」



337:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:40:13.29 ID:AovcypdV0


伊19(男日照りで壊れ気味なのね……)

伊19「…………あっ、ね、ねえ提督! あれ見て!」グイグイ

女提督「あによ……」ヤサグレ

提督「ここは相変わらず広いなぁ」

北上「大本営だからねえ」

女提督「なん……だと……!」

伊19「男、男の提督さんなのね!? 大本営に男の提督さんが収集されてもう居ないと思われてたのに……!」

女提督「噂でしか聞いたことなかったわ。男性の提督が大本営に行かず、現場で指揮を執り続けているって……」



338:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:47:12.12 ID:AovcypdV0


伊19「カッコ良さそうな人なのね。ねえ提督……っていない!?」

女提督「ど、どうも! 初めまして!」

提督「初めまして。もしかして各鎮守府に配属されてるっていう……?」

女提督「はい! 女性提督の1人です! あの、その、貴方も提督なんですよね?」

提督「ええ。正真正銘コイツ等の提督ですよ」

北上「ども~」

女提督(キター!!)

提督「どうかしたんですか? 先程から落ち着かない様子ですけど……」



339:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:47:59.70 ID:AovcypdV0


女提督「えっとぉ、私まだ配属されたばかりでして、ここにも少ししか来たことなくて……」

女提督「オマケに会議室の場所を忘れてしまったんです。もうホントに困って……」

提督「それなら俺と一緒に行きましょうか。俺も呼ばれたので」

女提督「本当にッ!? 嬉しいです~」

女提督(計画通り!)

北上(この女……)

伊19(提督……嘘ばっかりなのね……)

女提督(私の勘が囁く! 彼は逃してはならないと!)

女提督(この機会を利用して何としても親密になるわよー!)



340:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 00:52:08.27 ID:AovcypdV0


女提督「それじゃあよろしくお願いしますね♪」

提督「ええ」

提督(何というか、ぽややんとした人だなぁ)

北上「ちょっと潜水艦」

伊19「何なのね」

北上「あんたんとこの提督でしょ。うちの提督を誑かそうとしないでくれない?」

伊19「止められるならとっくに止めてるのね」

北上「ちっ……役に立たないなぁ」

伊19「イクはそっちが羨ましいのね。そっちの鎮守府にイクは居るの?」

北上「居るけど?」

伊19「……2人目のイクは如何?」

北上「お断りだね」

伊19「」ショボーン



352:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 09:26:06.48 ID:AovcypdV0


――大本営・会議室――


元帥「多忙な時に集まってくれて感謝する。それでは会議を始めよう」

女提督達『ハッ!』

提督(本当に俺以外みんな女性提督になってる……! 場違いな様子がハンパない!)

提督(それに……)チラッ

女提督「よっしゃあ、隣の席ゲットォ!(小声)」

女提督2「ほ、本当に男の人だ……!(小声)」

女提督3「どことは言わないけど、キュンキュンする(小声)」



353:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 09:26:56.12 ID:AovcypdV0


提督(凄い見られてるなぁ)

元帥「皆、いい男……もとい男の提督が珍しいからと言ってあまりジロジロ見るものじゃない」

(女)元帥「彼がとても困っているじゃないか」ニッコリ

提督「いえ、自分は別に。……それと元帥殿、1つよろしいでしょうか」

元帥「何だね?」

提督「その、元帥殿の傍に侍っている男達は一体……」

(女)元帥「ああ、彼等は私のた……大本営のために尽くしてくれる各鎮守府の元提督達だ」

提督「その割には全員表情が沈んでいるような……」

元提督達『…………』ショボーン

(女)元帥「そんなことはない。文字通り“色々”尽くしてくれてとても助かっている」



357:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 09:42:26.95 ID:AovcypdV0


提督「は、はあ……」

女提督4「羨ましい(小声)」ギリッ

女提督5「やっぱり副官として男の人を私達に付けるべきよ(小声)」

女提督6「流石は召集という名の収集行為……汚い大本営汚い(小声)」

提督(前任の元帥殿が身の危険(貞操)を感じて雲隠れし、急遽抜擢された後任の元帥殿……)

提督(能力は本物。カリスマ性もあり、他のお偉方(同姓)にも一目置かれているという女傑)

提督(だが性癖に難有り、と一緒に来た女提督さんに聞いたが……異世界の大本営大丈夫なのか!?)

(女)元帥「提督君もどうかね? 大本営勤務になればそれなりの待遇を約束するが」

提督「いえ、自分はやはり現場で指揮を執る方が向いております」

提督「それに今まで一緒に戦ってきた艦娘達と別れるのも抵抗がありますので」

(女)元帥「そうか。残念だ……チッ、ハーレムガ」

提督(誘いに乗らなくて良かった気がする……)



358:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 09:47:34.94 ID:AovcypdV0



――大本営・秘書艦控え室――


北上(秘書艦も付いて来なきゃいけないのに、重要な会議では外されるからなぁ。ぶっちゃけ暇)

北上(提督も大丈夫かなぁ。女提督達に誑かされてないかなぁ)

阿武隈「ね、ねえ北上さん! そっちの提督ってオープンでエッチって聞きましたけど本当ですか!」

足柄「提督がエッチですって!?」

蒼龍「エッチな提督がいるの!?」

北上(こっちはこっちでウザい……)



359:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 09:52:14.32 ID:AovcypdV0


北上「ま~ね~。最初は警戒心マックスだったけど……最近はよく目の前で脱ぐようになったよ」

秘書艦達『脱ぐ!?』ハナヂ

北上「あと触ってくるようにもなったなぁ」

秘書艦達『触ってくる!?』ハナヂ

北上「正直堪らないんだよね。うん」

足柄「何なの……何なのよそれ! 不公平だわ!」

飛龍「エッチな男の人なんて本でしか見たことないのに……」

山風「あたしはお姉ちゃん達と一緒にDVDでしか……」

天津風(異動って認められないかしら……)



360:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/19(日) 10:13:45.38 ID:AovcypdV0


北上「でもさぁ、ヤキモキすることが多いよ?」

あきつ丸「と、言いますと?」

北上「物凄い美味しそうな料理が手を伸ばせば届きそうなところにあるけど、スイスイかわされる」

北上「苦労してようやく手にしても、その料理が手を出し難い雰囲気を出す。んで結局食べられない」

北上「でも他の連中が手を出しそうなところを見ると、食べられないのに守ってあげたくなる」

北上「そんな感じだよ」

足柄「ぐうう……それでも、それでも私はエッチな男の人に触られたい!」

蒼龍「羨ましいぞ北上~!」

北上(ウザい……)



385:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/20(月) 00:35:42.31 ID:+azfqMct0

眠いので少しだけですが、更新します。




―――――――――――


提督「はあ、ようやく会議が終わった。いや……あれは会議と言うのか?」

提督「途中から完全に話題が俺個人に移っていったしな。何だよ好みの女性はって」

提督「北上も待ちくたびれているだろうし、さっさと迎えに行って帰るか」

提督「確か秘書艦の控え室はこの辺りだった筈だが……」

ギャーギャーワーワー

提督「……随分賑やかだ。退屈で元気が有り余っているんだろうな」

提督「お~い北上、終わったから鎮守府に戻るぞ」ドアガチャ

秘書艦達『ッ!!』

北上「や~っと来たよ提督。もうこの人達の相手疲れた~」



386:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/20(月) 00:36:19.98 ID:+azfqMct0


提督「ああ、他の鎮守府の娘達か。こんにちわ」

足柄「足柄よ。砲雷撃戦が得意なの。ふふ、よろしくね」キラキラ

あきつ丸「自分、あきつ丸であります。艦隊にお世話になります」キラキラ

天津風「いい風来てる? 次世代型駆逐艦のプロトタイプ、 あたし、天津風の出番ね」キラキラ

阿武隈「あたしの出番? そうこなくっちゃ。阿武隈、出撃です!」キラキラ

飛龍「航空母艦、飛龍です。空母戦ならおまかせ! どんな苦境でも反撃してみせます!!」キラキラ

蒼龍「航空母艦、蒼龍です。空母機動部隊を編成するなら私もぜひ入れてね!」キラキラ

山風「あたし……白露型駆逐艦……その八番艦、山風。いいよ……別に」キラキラ

提督「…………凄いぞ北上。海域攻略も建造もしていないのに艦娘が来てくれたぞ。それに改二もいる」



387:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/20(月) 00:37:02.92 ID:+azfqMct0


北上「全員解体して良いと思うよ」

足柄「まあまあ北上、私と貴女の仲じゃないの。提督を紹介してちょうだいな」

北上「この短い時間の間にあんた等と親密になった覚えはないね」

北上「ほら提督、さっさと帰ろうよ」

提督「わっ、とと。押すなよ北上。それじゃあね」

バタン

あきつ丸「行ってしまったのであります……」

足柄「ぐうう……触ってほしかった……」

飛龍「良いなぁ北上のとこは」

天津風「今からでもお近づきになれないかしら?」



388:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/20(月) 00:37:50.14 ID:+azfqMct0


蒼龍「1つだけ方法があるわ」

山風「何それ」

蒼龍「簡単よ。提督であるなら避けては通れない、あれを利用するの」

蒼龍「そうすれば合法的にあそこの鎮守府に行けるわ!」

伊19(海の中でサボってたら面白い話をしてるのね。これは提督に報せなくちゃ駄目なのね)



【数日後…】

大淀「提督、また演習の申し込みが来ています。その後、反省会もしたいと」

提督「またか。もうデイリー分はとっくに達成済みなのになぁ」

大淀(提督目当てなのは明らかなんですけどね)

提督「う~ん、断ってもいいけどなぁ。こんなことで提督同士の間に溝が出来ると……」

大淀(溝というか、相手が一方的に落ち込むだけな気がしますけどね)




397:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 07:50:33.47 ID:1YyZ9bVW0



―――――――――――


【更に時が過ぎて…】

吹雪(今日は私が秘書艦だ。よし! 頑張ろう!)

吹雪(司令官は朝弱い人なんだよね。ちゃんと起こしてあげなきゃ)

吹雪「司令官、おはようございます。吹雪です」コンコン

吹雪「…………」

吹雪「返事がない。やっぱり寝坊しちゃってるのかな?」

吹雪「すいません司令官。入ります」ドアガチャ



398:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 07:51:23.60 ID:1YyZ9bVW0


吹雪(ベッドが盛り上がってる。やっぱりまだ寝てるみたい)

吹雪「司令官? もう起きる時間ですよ。外は良い天気です」

提督「…………」

吹雪(むむむ、この一声で大抵は起きるのに。今日は手強いな)

吹雪「布団剥がして無理矢理起こしちゃいますよ~? 急に寒くなっちゃいますよ~?」

提督「…………」

吹雪(仕方ない。こうなったら実力行使で……)フトンツカミ

吹雪(…………)

吹雪(べ、別に変なことじゃないものね。司令官を起こすためなんだもん)ホホソメ



399:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:00:38.32 ID:1YyZ9bVW0


吹雪「失礼します! 司令官!」ガバッ

提督「ハアハア……」カオマッカ

吹雪「…………」

吹雪「」ブバッ

吹雪「そんな場合じゃなかった! し、司令官どうなさったんですか!? しっかりして下さい!」ハナヂ


―――――――――――


大淀「39℃ピッタリ。明石の診断によると疲労と寝不足による風邪で、インフルエンザではないようです」

提督「面目……ない……」ゴホゴホ

大淀「本当です! どうしてこんなベッドを真っ赤にするぐらい無理をしたんですか!」

吹雪「あっ、ゴメンなさい。それ私の鼻血です……」



400:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:10:45.74 ID:1YyZ9bVW0


提督「迷惑かけるな……暫く艦隊の指揮は……」

大淀「今はそんな事を気にせず、ゆっくり休んで身体を治して下さい」

吹雪「大淀さんの言う通りです。後で薬もお持ちしますから、司令官は身体を治すことに専念して下さい!」

提督「あり、がとう……」

吹雪・大淀『――ッ!!』

大淀(……不謹慎だけど、これは良いわ……)

吹雪(弱っている司令官……何だか可愛い……!)



401:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:19:17.52 ID:1YyZ9bVW0


大淀(けれども理性を保つのが大変ね……)

吹雪(今日秘書艦で良かった……! 看病出来るもん!)

大淀(秘書艦のシフトは変更します。真剣に看病出来る人と出来ない人がいると思われるので)

吹雪(直接脳内に……!)


―――――――――――


金剛「ヘーイ大淀! 愛しの提督が風邪をひいてしまったと聞きました!」

大淀「流石、情報が早いですね。今提督の看病を任せる人を選抜していたところです」



402:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:23:35.20 ID:1YyZ9bVW0


金剛「是非とも私達金剛型を選んでほしいネー! 提督へのバーニングラブで風邪なんかすぐ治しちゃうヨ!」

金剛「風邪を治すには身体を温めることがベリーグッド! よってお互いに素肌で抱き合って、裸の提督と抱き合って、裸の……」ダラー

比叡「ヒエー! お姉様の鼻から大量の鼻血が!?」

大淀「欲望に走りすぎですね。落選で」

霧島「お姉様……」

榛名「榛名達も巻き込まれてしまいました……大丈夫じゃないです……」



405:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:28:09.06 ID:1YyZ9bVW0




夕雲「提督のことなら私に任せて下さい。ふふ」

大淀「夕雲さんですか。夕雲型みんなのお姉さんである貴女なら確かに……」

夕雲「ええ。場合によっては妹達も総動員して全力で提督をサポートするわ」

大淀「頼もしい限りです。提督の看病はとても大変ですから(主に理性)」

夕雲「そんな心配要りません。病人相手に私欲に走ったり等しませんから」

夕雲(ここで提督のお世話をキッチリすれば……駄目になるぐらい甘やかしてもらえるかも)

夕雲(くふふふふ♪)



407:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:29:33.06 ID:1YyZ9bVW0




雷「看病に沢山の人数なんか必要ないわ! 私がいるじゃない!」

大淀「安心と信頼の雷ちゃんですね。本当に1人で任せられそうなのが怖いところです」

雷「実際に任せても良いのよ大淀さん。司令官にはやっぱり私が付いてないと駄目ね」

大淀(凄い自信……)

大淀「そうしたいのは山々ですが、1人に任せると暴動が起きそうなので、ここは協力して看病に当たって下さいね?」

雷「むう~仕方ないわね。司令官が心配なのはみんな同じだもの」

大淀「ありがとうございます」

雷「まっ、これぐらいの器量は妻に必要よね!」

大淀(まさかのプロポーズを狙っているッ!?)



408:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/21(火) 08:40:30.60 ID:1YyZ9bVW0




大淀「選抜は終わりました。結果は――」

『吹雪、雷、夕雲、大井、鳳翔』

大淀「吹雪ちゃんは普通に出来る娘ですからね。今日の秘書艦だったということを除いても大丈夫でしょう」

大淀「鼻血はまあ、この際目をつぶりましょう」

大淀「他の皆さんも姉、もしくは妹という立場ながらしっかりとしたサポートが期待出来ますね」

大淀「……大井さんの意気込みがヤケに凄かったですね。普段は北上さんにベッタリなのに意外です」

大淀「さて、これで上手くいけばいいのですが……皆さんを信じましょう」



436:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:15:22.42 ID:DQAXR+9P0

【看病:吹雪編】

吹雪「初日は私から! よ~し、司令官をしっかり看病するよ!」

磯波「吹雪ちゃんだけズルイです」

深雪「そーだそーだ! あたし達だって司令官を看病したいぞ!」

吹雪「しょうがないじゃない。大淀さんに指名されたのは私なんだもん」フフン

初雪「司令官と一緒に寝て……体温を温めることぐらい出来る」

吹雪「それ何の秋雲ちゃんの本を読んだの?」



437:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:16:03.40 ID:DQAXR+9P0


白雪「見て吹雪ちゃん、看病は吹雪ちゃん個人じゃなくて【吹雪型】って書いてあるよ」

吹雪「うん。明らかに油性ペンで無理矢理後に【型】って書き加えたよね白雪ちゃん」

叢雲「あーもう! さっさと行きなさいよ。ここに居たんじゃ全然看病出来ないじゃない」

吹雪「それなら私の服を離して叢雲ちゃん! 私を行かせて!」

叢雲「むっ……」

ワーワーギャーギャー

吹雪「はあ、ようやく抜け出せた。吹雪型の団結凄すぎる」

吹雪「司令官大丈夫かな……。熱上がったりしてないかな」



438:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:16:45.67 ID:DQAXR+9P0


吹雪「――と、考えてる内にもう司令官の部屋の前だ」

吹雪「司令官、吹雪です。失礼します!」ドアガチャ

提督「おう、吹雪。今日はよろしくな……」ゴホゴホ

吹雪「ああ、そのまま横になってて下さい。今お水とタオルを持ってきます」

提督「すまん……」

吹雪「水を汲んで、タオルを濡らして……」テキパキ

吹雪「司令官、タオルは何処にしまってありますか?」



439:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:17:29.27 ID:DQAXR+9P0


提督「そこにある桐箪笥の、一番下に入ってないか……?」

吹雪「ここですね。えーっと…………ッ!?」

吹雪(司令官のパンツが何枚も……!)カオマッカ

提督「どうした吹雪……入ってなかったか?」

吹雪「い、いいえ! まだ探してる最中ですから!」

吹雪(駄目よ吹雪! これは見なかったことにしないと! 司令官の看病第一!)ガサゴソ

吹雪「あ、ありました司令官!」

提督「そうか……良かった」

吹雪(私も良かったです!)キラキラ



440:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:18:08.33 ID:DQAXR+9P0


吹雪「おでこに濡れタオル乗せますね……っと。具合はどうですか」

提督「明石の薬を飲んだばかりだからな。まだ楽になった気はしない」

吹雪「そうですか……」

提督「なに、体力はある方だ。明日になれば少しは良くなってるさ……」ゴホゴホ

吹雪「私に何か出来ることは他にありますか?」

提督「そうだな……艦隊指揮は大淀に任せてあるし」

提督「落ち着くまで傍にいてもらえるか? 男としては情けない話だが……」

吹雪「何言ってるんですか! 男性なんですからそんな事は気にしなくて良いんですよ!」



441:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:18:42.86 ID:DQAXR+9P0


提督「そうか、そうだったな。この世界では……」

吹雪「??」

提督「いや、何でもない。誰かが傍にいると……本当に落ち着く……よ……」

吹雪「司令官?」

提督「…………」スウスウ

吹雪「……寝ちゃった。薬が効いてきたのかな」

吹雪「暫くしたら食べる物を作らなくちゃ。やっぱりお粥が良いかな?」


―――――――――――


提督(ん……良い匂いがする)

吹雪「あっ、目が覚めましたか司令官」



442:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:19:38.86 ID:DQAXR+9P0


提督「吹雪……あれからどれだけ経ったんだ?」

吹雪「三時間です。グッスリでしたね」

提督「そんなにか。心なしか頭痛が少し和らいだ気がする」

吹雪「お昼過ぎてますが、お粥を作りました。食べられますか?」

提督「頂くよ。せっかく作ってくれたのだし、お腹が空いてるんだ」

吹雪「はい。今用意しますね」

吹雪(うわー、うわー、何だか恋人になった感じがする! 本で読んだよこんなシチュエーション!)

提督(エプロン姿似合ってるなぁ。後ろ姿が可愛い)



443:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:20:26.16 ID:DQAXR+9P0


吹雪「ど、どうぞ司令官。頑張って作りましたが、味はあまり期待しないで下さいね……」

提督「そう言われると期待したくなる性質なんだよな」

吹雪「もう意地悪ですね。はい、口開けて下さい」

提督「凄いサービスだな」アーン

吹雪(自然にアーンへと持っていく。これも本で読んだもんね!)

提督「…………」モグモグ

吹雪「ど、どうですか……?」

提督「うん、美味しい。お世辞抜きで」



444:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 10:21:06.00 ID:DQAXR+9P0


吹雪「わあ……ありがとうございます!」

吹雪(いよっし! やっぱり料理スキルは必須だったんだ!)

提督「これだけ至れり尽くせりだと、風邪をひいたのも悪くないな」

吹雪「もう何言ってるんですか。大淀さんに怒られますよ?」

提督「ははは、そうだな」

吹雪「ふふふ」

吹雪(幸せ……)キラキラ



460:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 00:17:43.46 ID:PdJv+nLZ0



モグモグアーン

提督「ふう、ご馳走様」

吹雪「あっという間でしたね。食欲もあるみたいで良かったです」

提督「この調子なら数日で治りそうだ。安心したよ」

提督「ん……お腹も膨れて薬も飲んだらまた眠くなってきたな」

吹雪「眠っても大丈夫ですよ。ちゃんと傍に居ますから」

提督「それは忘れてくれ……」ハズカシイ

提督「と、今更だが汗もだいぶかいたみたいだ。服が気持ち悪い……」



461:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 00:18:26.56 ID:PdJv+nLZ0


吹雪(これはまさか……汗を拭いてあげるイベント!)

吹雪「よ、良ければ私が汗を拭いてあげましょうか? タオルもまだありますし」ドキドキ

提督「そうか悪いな。前は自分でやるから背中を頼むよ」

吹雪「は、はい!」

吹雪(全身は流石に無理だよね……残念)

提督「それじゃあよろしくな」ヌギヌギ

吹雪「ぐっ……!」ブッ

吹雪(ちょっと耐性が付いたと思ったのに……やっぱり司令官の身体は刺激的過ぎる)ハナヂ



462:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 00:21:01.87 ID:PdJv+nLZ0


提督「どうした吹雪?」

吹雪「だ、大丈夫です! ってわーわー!? 前を向いちゃ駄目です司令官!!」

提督「お、おう。寒いからなるべく早くな」

吹雪「りょ、了解です」ハナティッシュ

吹雪「どうですか? 痛くありませんか?」フキフキ

提督「気持ち良いぐらいだ。癒される」

吹雪(司令官の背中綺麗だなぁ。触ったことはあるけど、やっぱ生で見ると……)ウットリ

吹雪(それにしてもさっきはもう少しで司令官の胸が見えちゃうところだった。危ない危ない)カオマッカ

吹雪(…………ここからでも司令官が少し動いただけで見えそう。手もちょっと滑らせれば……)



463:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 00:21:51.32 ID:PdJv+nLZ0


吹雪「って、私はさっきから何でエッチなことばかり考えちゃってるのー!!」ウガー

提督「な、何だ何だ!?」フリムキ

吹雪「あ」ガンミ

提督(あっ……吹雪の鼻ティッシュがみるみる真っ赤に)

吹雪「」ブバッ!!

提督「血のシャワーだ!!」



白雪「大淀さんが吹雪ちゃんを連れて来たけど……」

深雪「何でコイツ、鼻血出してるのに幸せそうなんだ?」

初雪「満足そうな顔してるだろ……それ気絶してるんだぜ」

磯波「とりあえず急いで服を着替えさせないと……」

叢雲(まさかコイツ、司令官に興奮したんじゃないでしょうね)

【看病:吹雪編 終】



478:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:15:34.77 ID:5bvrQLxj0


―――――――――――


【看病:雷編】

雷「お待ちかねの私、雷の出番ね!」エプロンスガタ

提督「おー、今日は雷が看病してくれるのか」

雷「ドンと任せて司令官。私が居るじゃない!」

提督「安心と信頼の台詞をありがとう」

雷「?? 司令官何だか元気そうね。顔色も良いわ」

提督「吹雪のおかげかな? 薬飲んでグッスリ寝たらだいぶ良くなったよ」



479:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:16:23.04 ID:5bvrQLxj0


雷(むむ、吹雪さんやるわね。でも私だって負けないんだから!)

雷「油断しちゃ駄目よ司令官。風邪は1回ひいたらぶり返しが怖いの。だから暫くは安静よ」

提督「分かってるよ。そんな事になったら笑い話にもならないからな」

雷「その通り。さあ司令官は横になってゆっくりしてて。家事は全部私にお任せよ!」

提督「無理するなよ~」ヨッコラセ

雷「ふふ、雷の真の力を見せてあげるわ!」

テキパキテキパキ



480:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:17:02.65 ID:5bvrQLxj0


提督(凄い。小さな身体ながら動きに一切無駄がない。流石お任せと豪語するだけのことはある)

提督(エプロン姿も似合ってるし、幼妻ってのはこういうのを言うんだろうか。可愛い)

提督(雷と結婚したら安心して家のことを任せられるな。駄目男にならないよう注意が必要だが)


雷(――って司令官は考えているに違いないわ。背中に視線を感じるもの)

雷(ここでアピール出来れば、もう私からのプロポーズ成功待ったなしね!)

提督(チョコチョコ動いてて可愛いなぁ)← 真実

ヒトトオリオワッタワヨー

雷「どう? 司令官」エッヘン



481:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:17:52.19 ID:5bvrQLxj0


提督「おお~、この短時間で掃除も済ませてしまうとはな」

雷「簡単な作業だけだけどね。でも綺麗な部屋だと身体の調子も良くなりそうでしょ?」

提督「その通りだな。この部屋で1日過ごせば更に体調が回復しそうだ」

雷「次はお待ちかねの昼食よ。楽しみにしててね!」

提督「ああ、楽しみだ」

コンコン

提督「? 誰か来たようだぞ」

雷「誰かしら。は~い」ドアガチャ



482:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:21:50.92 ID:5bvrQLxj0


響「やあ雷」

電「みんなでお手伝いに来たのです」

暁「1人じゃ大変だと思って来てあげたのよ」ドヤァ

雷「むむ、別に雷1人でも十分よ!」

響「ふむ。この時間帯だと……雷は司令官に昼食を作ってあげようとしてたんじゃないのかい?」

雷「そうだけど?」

電「雷ちゃん、カレー以外の料理はあまり得意じゃないですから……」



483:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/24(金) 00:25:17.87 ID:5bvrQLxj0


暁「この前司令官に作ってあげるって言って私達に味見させたお粥、不毛な味がしたもの」

響「ある意味奇跡と言っても良いけどね」ウンウン

雷「ううっ……!」グサグサ

暁「司令官にあんな物を食べさせるわけにいかないもの。姉として、レディとして見過ごせないわ」

電「心配しなくても、お手伝いを終えたら退散するのです」

響「雷の邪魔はしないさ。約束するよ」

雷「くっ……仕方ないわね。お願いするわ」

暁・響・電『司令官と触れ合って良い思いはさせてもらう(けどね、わよ、のです)』コアクマガオ



582:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 00:04:21.82 ID:hoC/ycou0


提督「おー、何だか賑やかになってきたな」

電「司令官さん、急に押しかけてごめんなさいなのです」

響「雷の料理のフォローをしに来たんだ。終わったら僕等は戻るから」

暁「司令官は安心して横になっていなさい! レディに全部お任せよ!」

雷「ちょっと! あくまで司令官をお世話するのは私なんだからね!」



583:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 00:09:57.76 ID:hoC/ycou0


暁「そんなに興奮しなくても分かってるわよ」サワサワ

響「ハラショー……司令官は見かけによらず鍛えてるんだね」サワサワ

電「はわわわ……」サワサワ

提督(むっちゃ腹筋を触られてる……)

雷「言動の不一致が今まさに目の前で繰り広げられているじゃない!」



585:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 00:20:48.86 ID:hoC/ycou0


提督「ほら三人とも、そろそろ雷を手伝ってあげてくれよ」

電「はう、目的を忘れかけていたのです」

暁「むう……仕方ないわね。もっと触っていたかったわ」

響「また後で堪能させてもらうよ司令官」

提督「はいはい」

雷「後なんか無いんだからね! 司令官も安請け合いしちゃ駄目よ!」

提督(大人組は今だに俺の腹筋で鼻血を出したりするけど……この娘達は大丈夫なのか)

提督(あれかなぁ……最近の子供はませてるって言うからなぁ)



608: ◆Gl3jYdoy9. 2017/04/14(金) 23:39:48.57 ID:OKCWE9Wn0



――第六駆逐隊、調理中――


雷「出来たわ!」ドヤァ

響「ハラショー。無事に完成したね」

暁「途中、所々怪しかったけどね」

電「やっぱり雷ちゃんはカレー以外も練習した方が良いのです。掃除洗濯は完璧ですから勿体ないのです」

雷「うっ……わ、分かってるわよ」

提督「良い匂いがするな。出来たのか?」

雷「じゃーん! どう司令官?」



609: ◆Gl3jYdoy9. 2017/04/14(金) 23:40:24.70 ID:OKCWE9Wn0


提督「おお、美味しそうだな。流石は第六駆逐隊のみんな」

雷「わ、私が中心になって頑張ったんだからね!」

提督「分かってる分かってる」ナデナデ

雷「もう! 子ども扱いはしないでよね!」デレデレ

電「雷ちゃん、デレデレしてるのです」

暁(台詞を取られた気がするわ……)

響「司令官、僕等も頑張ったんだから、雷だけ撫でるのはズルいと思うな」

提督「そうだな。ありがとな、みんな」ナデナデ



610: ◆Gl3jYdoy9. 2017/04/14(金) 23:41:34.41 ID:OKCWE9Wn0


響(本来なら僕等が提督を撫でてあげる側なんだけど……)

暁(男の人に撫でられるのも良いわね!)

電(新発見なのです!)キラキラ


――暁、響、電、退出――


雷「やっと2人きりになれたわ」

提督「何だかんだで賑やかで楽しかったな。お粥も美味しかったし」

雷「ごめんなさい司令官。騒がしくしちゃって」

提督「いいんだよ。1人で寂しく寝てるより賑やかな方が良いさ」



611: ◆Gl3jYdoy9. 2017/04/14(金) 23:42:23.33 ID:OKCWE9Wn0


雷(司令官はやっぱり優しいわね。ケッコンしたい)

雷「それで司令官、他に雷にお願いしたいことはないかしら?」

提督「そうだなぁ……」

提督「それじゃあ眠くなるまでお喋りに付き合ってもらえるか? 普段のみんなの様子を聞きたい」

雷「お安い御用よ。薬が効くまで付き合ってあげるわ」

提督「ありがとう」

雷(その後、数十分程お喋りした後、司令官は眠ってしまった)

雷(どうやら薬が効いたみたい。早く指揮を執る元気な姿が見たいわ)

提督「…………」グッスリ



612: ◆Gl3jYdoy9. 2017/04/14(金) 23:43:02.23 ID:OKCWE9Wn0


雷「可愛い寝顔だわ。こういう時ってほっぺをツンツンする物って本で読んだけど……」

雷「今は駄目ね、司令官には安心して眠って欲しいもの」

雷「…………でもほっぺにチューぐらいなら大丈夫かしら? ……大丈夫よね?」オソルオソル

雷「司令官……」タコチュー

暁「アウトよ雷」

響「アウトだね」

電「アウトなのです」

雷「い、いつの間に部屋の中に!?」

響「看病の終わりに何かやらかすんじゃないかと思ってね」

暁「心配して来てみたら案の定だったわ」

電「第六駆逐隊の絆の力なのです」

雷「今はそんな力を発揮しなくて良いわよ!」

雷「ううっ……司令官とのチューが……」

【看病:雷編 終】



639: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/18(木) 22:52:21.65 ID:BfjbB8y50

【看病:夕雲編】

夕雲「やっと私の出番が来たわね。ワクワクするわ」

夕雲「……と言っても」チラ

提督「来てもらったのに何だかすまんな」

夕雲「提督はすっかり元気になりましたね。看病してあげられると思ったのに」プクー

提督「元々体力はある方だからな。食べて薬飲んでしっかり寝たらすぐに良くなったよ」

夕雲「それじゃあもう私の看病は必要ありませんか?」ウルウル

提督「いや、まあ、何というか……病気でもないのにこんな事を言うのもあれなんだが」



640: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/18(木) 22:53:06.16 ID:BfjbB8y50

提督「大淀からもこの際だからゆっくり休めと言われてな。加えて俺の看病に立候補してくれた娘達の気持ちを無下にしないでくれとも」

提督「だから看病、頼め「喜んで!」お、おう……」

夕雲(弱ってる提督をお世話したかったけど、これはこれで……くふふふふ)

提督「ところで夕雲、その背中の大荷物は何だ?」

夕雲「これですか? うふふ、私の可愛い妹達から提督へのお見舞いの品ですよ」

提督「そうだったのか。ますます悪いな」

夕雲「良いんですよ。私達が好きでやっている事なんですから」

夕雲「早速中身をご覧になりますか?」

提督「そうだな。皆が何を選んだのか正直気になるし、頼む」



643: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/18(木) 23:11:40.44 ID:BfjbB8y50


夕雲「先ずは巻雲さんからね。身体を冷やさないようにタオルケットです」

提督「おお、まるで巻雲の袖のように長いな」

夕雲「それと夕雲型特製夜戦ドリンクです」

提督「飲み物まで作ってくれるとは……ん? 夜戦ドリンク?」

提督「あれ? 普段お前達が作って飲んでるのって戦闘糧食ドリンクっていう名前じゃなかったか?」

夕雲「提督のための特製ですから。提督のお仕事は夜からが本番でしょう?」

提督「夜から……ああ、成る程」

提督(書類整理とか確かに夜遅くまでやる事が多いもんな。確かにある意味夜戦だ)

夕雲(これを私達夕雲型が秘書艦の際に飲んでくれれば……くふふふ)



644: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/18(木) 23:20:29.39 ID:BfjbB8y50



提督『はあ、はあ……』

夕雲『提督、どうかされたんですか?』

提督『夕雲……疲れを取るために貰った夜戦ドリンクを飲んだんだが……』

提督『身体が熱くて堪らないんだ……。疲れは取れたが、これでは……』

夕雲『あらあら♪ それなら私に任せて下さい。スッキリさせてあげますから』

提督『ゆ、夕雲……何をする気なんだ……』

夕雲『大丈夫です。提督は何もしないで良い……甘えてくれても、良いんですよ?』

提督『夕雲、駄目だ……こんな……』ウルウル

夕雲『ああ提督! 可愛すぎてもう我慢出来ないわ!』ガバッ




647: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/18(木) 23:55:24.65 ID:BfjbB8y50

夕雲(何て事になるわね)エヘヘ

提督「ありがとう。疲れた時に飲ませてもらうよ」

夕雲「はい。出来れば効果を確認したいので、出来れば私かもしくは妹達が秘書艦の時に飲んで下さいね?」

提督「ん? ああ、分かったよ」

夕雲「これは風雲さんね。冷え○タと夕雲型特製夜戦ドリンクです」

提督「風雲もドリンクか」

夕雲「長波さんはアロマキャンドルと特製夜戦ドリンクですね」

提督「…………」



648: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/19(金) 00:16:39.63 ID:tNr3GfDG0


・巻雲【タオルケット、特製夜戦ドリンク】

・風雲【冷え○タ、特製夜戦ドリンク】

・長波【アロマキャンドル、特製夜戦ドリンク】

・高波【伊良湖と作った最中、特製夜戦ドリンク】

・藤波【湯たんぽ、特製夜戦ドリンク】

・沖波【伊達眼鏡、特製夜戦ドリンク】

・朝霜【ダンベル、特製夜戦ドリンク】

・早霜【文庫本(アダルトホラー)、特製夜戦ドリンク】

・清霜【ぬいぐるみ、○カリスエット】

・秋雲【今度販売する漫画のサンプル(R指定)】




649: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/19(金) 00:19:20.18 ID:tNr3GfDG0

提督「ドリンク多すぎじゃないですかねえ。あと早霜は後で呼び出しだな」

夕雲(提督個人から呼び出しだなんて……早霜さん羨ましいわ)

提督「秋雲も……う~ん。前に俺を参考にした漫画を描くとは言ってたが」

夕雲「あの娘も私達夕雲型姉妹のちゃんとした一員ですから受け取ってあげて下さいね」

提督「勿論受け取るが、自分がモデルになったキャラが出ていると思うと気恥ずかしいな」

提督「それに内容が内容なだけに……」



650: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/19(金) 00:27:41.02 ID:tNr3GfDG0


夕雲「ちょっと見せてもらえますか?」

提督「ほれ」

夕雲(これは……!)

夕雲(提督のセクシー・オブ・セクシーな描写が至る所に……!! ああ、こんなところまで……)

夕雲「これは予約必須ね」キリッ

提督「えっ」

夕雲「あ……うふふ、何でもありませんよ」

提督「お、おう」



659: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/19(金) 23:47:54.94 ID:tNr3GfDG0


夕雲「それでどうですか? 気に入って頂けましたか?」

提督「夜戦ドリンクはともかく、これ等は全部ありがたく受け取るよ」

提督「だが貰いっぱなしで悪い気がするなぁ」

夕雲「もう。そんな事は気にしなくて良いんですって」

提督「だがなぁ……俺にも何か出来る事があればしてあげたいんだ」

夕雲「提督のお気持ちだけで十分ですから」

提督「う~ん…………そうだ」

夕雲「?」

提督「今日は夕雲が俺の世話と言うか看病をしてくれる日だ」

提督「そのお返しに俺も夕雲を世話してみたい。簡単に言えば甘やかしてあげたい」

夕雲「え……ッ!」



660: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/19(金) 23:49:05.89 ID:tNr3GfDG0


提督「他の娘達にもしてあげるつもりだが、先ずは長女の夕雲からだよな」

提督「台詞を盗るようで悪いが……夕雲、甘えてくれて良いんだぞ?」バッチコイ

夕雲「そんな、提督……」

夕雲(何この展開。秋雲さんに描いてもらおうとしている漫画が現実に……!)

夕雲(だ、駄目よ夕雲! 看病中は私欲に走らないと大淀さんに宣言した筈!)

夕雲(今の私は提督をお世話し、甘えさせてあげる立場であって、甘えさせてもらうのは……)チラッ

提督「どうした夕雲。遠慮するな」

夕雲(気をしっかり保つのよ。提督の魅力的な膝枕には屈しないわ!)

―――――――――――

夕雲「はあああん……提督~、もっと頭を撫でて下さい~」トロケガオ

提督「了解だ。よしよし」ナデナデ

夕雲「んん、気持ちいいです~」キラキラ



661: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/20(土) 00:19:21.82 ID:BFg7BhYF0


提督(秋雲が前に言っていた通り、俺に甘えたいって思ってみたいだ。無茶苦茶蕩けた顔してるよこの娘)

提督(長女となると甘えられる相手は限られてくるし、偶にはこうして吐き出させなくちゃいかんなぁ)

提督「他に何かしてほしい事はあるか?」

夕雲「あう……そのぉ……」

夕雲「耳かきを、してほしいなぁって……」

提督「ほう」

夕雲「あ、嫌なら無理にとは言いません。寧ろ私が提督にしてあげますから……」

提督「ドンと任せろ」



662: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/20(土) 00:34:28.18 ID:BFg7BhYF0


夕雲「あっ……」ドキドキ

夕雲(どうしよう私……今提督に膝枕をされて、耳かきまでしてもらってる……!)

夕雲(鎮守府中の娘達の憧れのシチュエーションを体験しちゃってる……!)

夕雲(これぞまさにウィナー・オブ・ウィナーね……!)

提督(気持ち良さそうにしてるなぁ)

提督「反対側もやるぞ。こちらに顔を向けてくれ」

夕雲「はい……はい!?」

提督「うおっ! ど、どうした」

夕雲(このまま顔を反対に向けたら、提督のあそこに……!)

夕雲(ま、不味いわ。いくら耐性が付いてるとは言え、まだそこまでは……)



663: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/20(土) 00:44:00.59 ID:BFg7BhYF0


提督「ほらほら、早く反対側を見せろって」

夕雲「あっ……」

夕雲(まあ、こうなるわよね。提督の方に顔を向けなくても反対側は出来るもの)

夕雲(駄目だわ私。シチュエーションに甘んじてエッチな方向に思考が偏りすぎている)

夕雲(私は夕雲型の一番艦。提督の言葉に甘えすぎてはいけないわ!)キリッ

提督「仕上げに梵天入れるぞ」

夕雲「ふわああああ~ん……」

夕雲(でもこれには抗えないわ~……!)



664:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/20(土) 00:48:18.13 ID:BFg7BhYF0


秋雲「……あの~……」

夕雲「」

提督「ん? 秋雲じゃないか。どうしたんだ?」

秋雲「いや、あのさ、提督へのお見舞いの品にキャラの設定イラストを入れ忘れてね」

秋雲「せっかくだから持って行ってあげようと思って来たんだけど……」

夕雲「」

秋雲「何やら夕雲姉とお楽しみの最中だったようだね。うん」



665: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/20(土) 00:51:58.81 ID:BFg7BhYF0


提督「人聞きの悪い事を言うなよ。耳かきをしてあげてただけだぞ」

秋雲「いやいや、夕雲姉の表情はどうみても「秋雲さん」は、はい!」

夕雲「この事を誰かに言ったら……分かってるわね?」

秋雲「い、イエスマム!!」

夕雲「漫画のネタにしようものなら……」

秋雲「致しません!!」



666: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/20(土) 00:57:46.56 ID:BFg7BhYF0


夕雲「うふふ。分かってくれて嬉しいわ」

秋雲(膝枕してもらってる状態だから凄いシュールな感じ)

秋雲「あの、夕雲姉。秋雲はこの件に関しては言いふらすつもりはないんだけどさ……」

夕雲「なあに?」

秋雲「他の人達はどうかなぁ」チラッ

夕雲「え」

夕雲型姉妹『…………』ジーッ

提督「うおっ! ドアの隙間から無数の視線が」

夕雲「」

提督「そして夕雲が真っ白に!」



673: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 22:51:37.03 ID:rr6mOscj0


巻雲「夕雲姉さんだけずるいのです!」

風雲「提督、私達にも膝枕と耳かきお願いします!」

藤波「順番はもち、姉妹順だよねえ」

朝霜「いや、公平にジャンケンだろ!」

高波「最初はパー、とかズルは無しかも……」

沖波「何回勝負にしましょうか」

清霜「清霜は司令官に肩車してほしい!」

早霜「ねえ司令官、みんなが争っている間、私の贈り物の文庫読み聞かせましょうか?」

長波「ならあたしのアロマキャンドルでムード出してやろう」

提督「何だか混沌としてきた」



674: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 23:00:41.53 ID:rr6mOscj0


秋雲「流石は提督、人気者だよねえ。捗るわ」カキカキ

提督「おいおい、夕雲に叱られるぞ」

秋雲「夕雲姉は今真っ白になってるから大丈夫さ」

夕雲「見られた……みんなに見られた……長女の威厳が……うう……」orz

提督「そ、そんな気にするなよ。人間甘えたがるのは普通だから」

夕雲「私艦娘ですもん……人間じゃないですもん……」

早霜「夕雲姉さんが拗ねてしまったわ」

長波「ったく、お前もネタ帳書くの止めろ」チョップ

秋雲「あいた!」



675: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 23:13:51.59 ID:rr6mOscj0


朝霜「いよっしゃあ! あたいが司令の膝枕一番だ!」

清霜「にばーん!」

風雲「まあ三番艦だし、良いかな」

沖波「勝負眼鏡のお陰ですね」4バーン

巻雲「ううっ……二番艦なのにぃ……」5バーン

高波「ジャンケンは苦手かも、です……」6バーン

藤波「嘘やん……」ビリ

提督「向こうも何だか順番が決まったみたいだなぁ」

朝霜「あっ、長波姉さんと早霜はあたい達の後な。じゃんけん参加しなかったし」

早霜「異議あり、です。朝霜姉さん」

長波「そーだそーだ。四番艦権限でやり直しだやり直し」

朝霜「ズリィ!」ガビーン!



676: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 23:32:19.47 ID:rr6mOscj0


藤波「やり直し賛成! 上の人の意見は絶対よね!」

清霜「ここぞとばかりに藤波姉さんが乗った!」

藤波「待ちきれないんだもん! 私だって夕雲姉さんみたいにデレデレになるまで甘やかされたいんだもん!」

夕雲「」カチン

夕雲「それなら私が一番艦権限、そして長女権限を発動するわ……!」ゴゴゴゴゴ

夕雲型姉妹『ゲッ……!』

夕雲「上の人の意見は絶対なのよね……?」



677: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 23:34:55.44 ID:rr6mOscj0


巻雲「夕雲姉さんから怒りのオーラが見えるのです……!」

高波「あわわわ……」

夕雲「私の大事な妹達である夕雲型駆逐艦の皆さん、今すぐ提督の部屋から出て行きなさい……!」

夕雲「秋雲さん……?」チラリ

秋雲「い、いや、あの、ほら、秋雲は陽炎型駆逐艦だから……」

夕雲「大丈夫よ秋雲さん。貴女も私の大事な妹、夕雲型駆逐艦だから」

秋雲(本来なら感動する台詞なのにプレッシャーのせいで台無し!)



678: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/22(月) 23:50:44.26 ID:rr6mOscj0


夕雲「さあ、私がこうして笑顔でいる内に「出て行くなら貴女もです。夕雲さん」えっ……」

提督「あ、大淀」

夕雲型姉妹『』

大淀「全く貴女達は。提督に休んでもらうどころか、大勢で押しかけて騒ぐとは何事ですか!」

大淀「いいですか? そもそも夕雲さんが膝枕をしてもらうという私欲に溺れて――」ガミガミ

夕雲「も、申し訳ありません……」

夕雲型姉妹『ごめんなさい……』

秋雲(トホホ……完全なとばっちりだよぉ)

提督「いやぁ、大淀は怒るとホント怖いなぁ」

提督(あれ? 大淀が何で夕雲を膝枕してた事を知ってるんだ? あの時は誰もいなかった筈……)

提督(…………)キョロキョロ

提督(後で部屋を調べておこう)


【看病:夕雲編】 → 【看病:夕雲型編 終】



683: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/29(月) 01:03:23.62 ID:FYzajydF0

【看病:大井編】

提督「今日は大井か」

大井「はい。よろしくお願い致します」

提督「こちらこそ、と言いたいところだが……」

提督「何だその大荷物は」

提督(夕雲と同じく球磨達からの贈り物か?)

大井「これですか? 教えても良いですが、一つ確認をしても?」

提督「構わん」

大井「……夕雲から聞きましたが、提督は彼女を甘やかしてあげたとか?」



684: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/29(月) 01:04:15.02 ID:FYzajydF0


提督「広まるのが相変わらず早い。まあ、そうだな」

大井「……それは私にもしてくれたりしますか?」

提督「ほう。ちょっと意外だが、差別はしないぞ。ドンと甘えさせてやる」

大井「で、では私のお願いも聞いてくれたりなんかしますか!」

提督「可能な範囲ならな」

大井(よっしゃあ!!)

大井「じゃあ先ずはこれを着てみて下さい!!」

提督「何? これをか?」

大井「やっぱり駄目ですか……?」ウルウル



685: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/29(月) 01:05:18.58 ID:FYzajydF0


提督「い、いやいや駄目じゃないぞ。ちょっと待っていろ」

―――――――――――

(執事)提督「どうだ? 似合っているか?」

大井「バッチリです! グッジョブです! 最高です!」ハナヂ

大井「そのまま動かないで下さい! 今写真を撮りますから」

提督「用意が良いな! しかも青葉のより高そうなカメラだな」

提督「しかしまあ、こう言ったコスプレは女性がやるものじゃないか? メイドとか」

大井「??? どうして女性がするんですか?」

提督(ああそうか。俺が言うなれば女性でメイドのコスプレをしてるようなもんなんだよな)



686: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/29(月) 01:24:52.97 ID:FYzajydF0


大井「……でも北上さんなら男装似合うかも……」

提督「大井?」

大井「な、何でもありません! では撮りますよ……」カシャカシャカシャ

提督(ものっそい連写してる……)

大井「良い、良いわ! では次をこれを着て下さい!」

提督「おう。ってか、まさかその大荷物は全て……?」

大井「はい。提督に着てもらおうと、私達球磨型が厳選した衣装でいっぱいです!」



687: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/29(月) 01:25:57.19 ID:FYzajydF0


提督(まさか男の身で着せ替え人形になる日が来るとは……)

―――――――――――

大井「提督ッ! ポーズをお願いします!」カシャカシャカシャ

(学生服)提督「こ、こうか?」


大井「提督ッ! 私達を応援するような感じで!」カシャカシャカシャ

(応援団)提督「フレーッ! フレーッ!」


大井「和の心を体言するような感じでお願いします!」カシャカシャカシャ

(和服)提督「分からん!」

―――――――――――

大井「ああ……至福」ツヤツヤ

(スーツ)提督「そ、そりゃあ良かった……」

提督(思いの外体力を使うんだなコレは)



699: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/30(火) 22:17:30.52 ID:a6NeqZRN0


大井「ありがとうございます。私達球磨型はこれで戦っていけます!」

提督「んな大袈裟な」

大井「提督のコスプレ写真……捗りますね!」

提督(何が? とはあえて聞かないでおこう……)

大井「では最後にコレを着てみて下さい!」

提督「これで最後か」

提督(まさかの神主! これは男で言う巫女さんの代わりか)



700: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/30(火) 22:18:43.92 ID:a6NeqZRN0


大井「」ワクワク

提督「じゃあ着替えてくるわ」

大井「はい!」

―――――――――――

大井(提督は今、脱衣所で着替え中……)

大井(そして私の目の前には、最初の着替えの時に持って出て来た提督の制服がある)

大井(……これはもうやるしかないわね! やっちゃいなと天が囁いているわ!)

大井「…………」キョロキョロ

大井「失礼します」

大井「」クンカクンカクンカクンカ



701: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/30(火) 22:46:47.24 ID:a6NeqZRN0


大井「は~……至福」

大淀「ほほう。それは良かったですね」ゴゴゴゴゴゴ

大井「あっ」

―――――――――――

(神主)提督「大井、着替え終わった……ってあれ? 大淀じゃないか」

大淀「はい提督。大井さんなら急な用事を思い出したとの事で部屋に戻りました。今日はもう戻らないそうです」

提督「えっ、そうなのか? せっかく着替えたのに……」

大淀「残念でしたね。でも提督、とてもお似合いですよ」

提督「そうか?」

大淀「はい」



702:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:54:54.30 ID:a6NeqZRN0


大淀(提督のコスプレ……最高ですね!)

大淀(大井さんから没収した写真も良い物です)

提督「ふむ。だが大井が居ないんじゃこの格好も意味無いな。着替えてこよう」

大淀「そうですか。では一枚だけ写真を撮りますね」

提督「お前もか……(困惑)」

その後、どうやってか提督のコスプレ写真は複製され、多くの艦娘に行き渡る事となった。
それを知った、とある重雷装巡洋艦は歯軋りする程に悔しがったという。


【看病:大井編】→【強制終了】



703: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/30(火) 23:25:49.07 ID:a6NeqZRN0


【看病:鳳翔編】

提督「さて、鳳翔で最後か」

鳳翔「宜しくお願いします」

提督「しかし騒がしくも楽しい日々だった。まあ最初は風邪で倒れてたわけだが」

鳳翔「具合が良くなって何よりです。あの、私も何か賑やかな事をした方が良いですか?」

提督「いやいや、無理にしなくても良い。鳳翔と静かな日を過ごすのも良いものだ」

鳳翔「ふふ、ありがとうございます」

提督(他の娘達とは違う、圧倒的な余裕が感じられる。流石は鎮守府のお艦)

提督(鳳翔は耐性がある方なんだな)



704: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/30(火) 23:42:58.77 ID:a6NeqZRN0


鳳翔(どうしましょう……提督が元気になったのは喜ばしい事なんだけど……)

鳳翔(こ、こんなに距離が近いと恥ずかしいわ。顔、赤くなってないかしら……?)

鳳翔(男の人との会話は秋雲ちゃんの本を読んで勉強したけど、何処となく不安だし……)

鳳翔(……いえ、何を弱気になっているの鳳翔。空母のみんなの見本となるべき私がここでうろたえる訳にはいかない)

鳳翔(既に何人もの空母が鼻血を出して倒れている今、私がしっかりしなくちゃ!)

提督「鳳翔?」

鳳翔「ひゃい!」

提督「(ひゃいって言った……)ボーッとしてるようだが、大丈夫か?」

鳳翔「は、はい! 大丈夫です!」



712: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 22:49:16.15 ID:YQv639nC0


提督「そ、そうか。では何をして過ごそうか」

鳳翔「ではその、膝枕でも如何ですか?」

提督「膝枕か」

鳳翔「はい。夕雲ちゃんにはしてあげたようですし、私は提督にしようかと」

提督(鳳翔の膝枕……素晴らしい寝心地なんだろうな)

提督「じゃあ頼めるか?」

鳳翔「ではこちらにどうぞ」

提督「うむ。邪魔するぞ」ヨッコラセ



713: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 22:50:08.44 ID:YQv639nC0


提督(おお~、思った通り寝心地が良いなぁ)

鳳翔(提督の顔がこんな近くに……本で見た光景だわ)

鳳翔「寝づらくはないですか?」

提督「全然。それよりも気持ちが良いな」ウットリ

鳳翔(カワイイ。ナデナデしてあげたいです)

鳳翔「とても嬉しいです。そのまま眠っても良いんですよ?」ナデナデ

提督「何だか勿体無い気もするんだが……それに鳳翔もつまらないだろう」

鳳翔「そんな事はないですよ? 提督の寝顔を見るのも楽しいですから」ナデナデ



714: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 22:51:01.95 ID:YQv639nC0


提督「趣味が悪いぞコイツめ」ホホナデ

鳳翔「ひゃん」

鳳翔(て、提督の手が私の頬にそ、添えられて……!)ハナヂツー

鳳翔(ッ! ……あ、危ない。空母の見本たる者、鼻血をコントロールする事ぐらいは……)フキフキ

提督「どうした鳳翔」

鳳翔「な、何でもありません。提督は気にせず、ゆっくりしていて下さい」

提督(薄ら赤い手の甲……あっ)

提督(まあ言わないでおこう。気配りも大事だ)

提督「では鳳翔、御言葉に甘えて少しだけ眠るぞ?」



715: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 22:52:30.30 ID:YQv639nC0


鳳翔「はい。ゆっくり休んで下さいね」ナデナデ

提督「ああ……襲い来る睡魔には、逆らえんな……」

提督「…………」スヤスヤ

鳳翔(可愛い寝顔です。写真撮りたいですね)

???『私達が撮りましょうか鳳翔さん』

鳳翔「あ、貴女達は!」

赤城「そう、鳳翔さんを慕う我等空母機動部隊です! 皆さん、用意は良いですか!」



716: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 23:09:00.38 ID:YQv639nC0


加賀「カメラ、準備完了よ」

飛龍「ビデオA、何時でも行けるわ!」REC

蒼龍「ビデオBもオッケーです!」REC

翔鶴「瑞鶴、連写機能ってどうやるのかしら?」

瑞鶴「えっと、ここをこうして……」

加賀「早くしなさい五航戦」

瑞鶴「分かってるわよ! 加賀さんこそ失敗しないでよね!」



717: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 23:19:15.88 ID:YQv639nC0


加賀「誰に言っているのかしら?」ギロッ

赤城「ほら、加賀さんと瑞鶴さんも喧嘩をしないで」

鳳翔(急に賑やかになったわね……)

鳳翔「あの、みんな。出来るだけ声量は……」シーッ

瑞鶴「ご、ごめんなさい……」

加賀「くっ……」

飛龍「いやぁ、それにしても提督無防備過ぎでしょ」REC

蒼龍(別の鎮守府の私も言ってたけど、食べちゃいたい)REC

翔鶴「…………」パシャパシャパシャパシャ

瑞鶴「翔鶴姉がもうスマホを使いこなしてる……」

赤城「加賀さん、なるべくそそるモノをお願いしますね」

加賀「心配要らないわ」ハナヂツー



718: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 23:35:02.09 ID:YQv639nC0


鳳翔「出来たら私にも少し……」

赤城「勿論ですとも」

瑞鶴「提督さん起きてたらなぁ、例の写真みたいにコスプレとかしてくれたかな?」

蒼龍「それだとこうして寝顔が撮れないんだけど……悩ましいわね」REC

翔鶴「私はこれで満足です」パシャパシャパシャパシャ

飛龍「容量大丈夫?」REC


-敵、接近-


赤城「――ッ! 皆さん撤退です! 見張りの彩雲が敵影を捉えました!」




719: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 23:45:47.09 ID:YQv639nC0


加賀「くっ……! こんな良い時に撤退だなんて……!」

飛龍「大淀さんにしばかれるより勘弁です!」

蒼龍「今は逃げよう! 生きてればまた来られるから!(撮影的な意味で)」

翔鶴「で、でも何処から逃げるんですか!」

瑞鶴「表が駄目なら、窓からしかないでしょ翔鶴姉!」

赤城「撤退!」

―――――――――――

提督「んあ……だいぶ寝てしまったか?」

鳳翔「いえ、三十分程ですからそんなに経っていませんよ」

提督「そうか。心地良い時間はあっと言う間に経つものだな」



720: ◆V2kTaHRVocol 2017/05/31(水) 23:54:32.72 ID:YQv639nC0


鳳翔(あの後大淀さんが鬼のような表情で乗り込んできたけど……あの娘達無事かしら)

鳳翔「どうしますか? まだお休みになられますか?」

提督「そうだな……目を覚ますがてら、外を少し歩こうと思うが」

鳳翔「出歩いて大丈夫なんですか?」

提督「心配要らない。風邪は治ってるし、大淀が皆に俺が休暇を取っていると通達は済んでいる」

鳳翔「そうですか。ではお邪魔でなければ私もお付き合いします」

提督「邪魔なもんか」

鳳翔(散歩とは言え、提督と一緒に歩くなんて……緊張するわ)



721: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 00:45:57.20 ID:ybesHPGv0


―――――――――――

提督「天津風じゃないが、良い風だな。陽気も暖かい」

鳳翔「提督は最近部屋にこもりっぱなしでしたからね」

提督「ああ、やはり風邪なんぞひくもんじゃないな。身体が鈍ってしょうがない」

鳳翔「でも無理は禁物ですよ。ぶり返しが一番怖いんですから」

提督「分かっているとも。だがこうして鳳翔と歩くなんて初めてだな」

鳳翔「そうですね。こうして提督と歩けてとても嬉しいです」

鳳翔(緊張感を悟られないようにするのも大変だけど……)

提督「嬉しい事を言ってくれる。俺も出来れば皆とこうしたいんだが……ほら、かなり大変だろう?」

鳳翔「ふふっ、そうですね」

鳳翔(私も正直言って大変なんですが……)



722: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 00:58:18.42 ID:ybesHPGv0


提督「皆ももう少し鳳翔のように耐性を持ってくれると良いんだがなぁ」

鳳翔「そんな、買いかぶり過ぎですよ」

提督「いやいや、その落ち着きを少しでも皆に分けたいぐらいだ」

鳳翔「そんな事……それに提督だって、最近ガラリと変わられましたよ」

提督「俺が?」

鳳翔「はい。以前の提督は、その、艦娘にというか、女性全てに警戒心を持っているような方でした」

提督「警戒……あ」

提督(……そうか。何で考え付かなかったんだ俺は)

提督(俺がここに居るって事は、本来俺が居るべき世界にここの世界の俺が居るかもしれないって事じゃないか)

提督(大丈夫だろうな、ここの世界の俺。元の世界ではここでの常識が非常識だからなぁ)



723: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 01:03:32.25 ID:ybesHPGv0


鳳翔「けれど今はこうして私達と打ち解けてくれています。嬉しいですが、不安でもあるんです」

鳳翔「また急に、変わったりはしませんよね? 提督」

提督(不安げな表情だ……)

提督(帰る世界がある以上、下手な安心感を持たせるのは残酷だが……)

提督「鳳翔」

鳳翔「あっ……」

鳳翔(て、提督が両手で私の肩を……!!)

提督「心配するな。俺は俺、変わらないよ。だから笑顔に戻ってくれ」



724: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 01:06:17.79 ID:ybesHPGv0


鳳翔「提督……」ウットリ

鳳翔(これはもう……駄目ね……)

提督「ああ」

鳳翔「私……我慢してきましたが、もう限界です……」ハナヂツー

提督「えっ」

鳳翔「……くはッ!」ハナヂブー

提督「」チノシャワー

提督「結局こうなるのか! 鳳翔おおおおおお!!」


【看病:鳳翔編】→【良い話からの鮮血END】



725: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 01:31:00.40 ID:ybesHPGv0






―――――――――――




提督(今日から提督としての仕事再開だ。大淀に負担をかけた分、頑張らなくては)

提督(だがそろそろ元の世界へどう戻るかの方法を模索する時かもな。ここの世界を堪能したと言えば堪能したし)

提督(鳳翔にはああ言ったが、元の世界にここの世界の俺が居る事を考えると不安しかない)

提督(しかしなぁ……異世界から戻る方法なんて皆目検討も付かん)

提督(う~ん。何かいつもと違うところとかあったかな?)

提督「ここに来た最初の日は慣れない早起きが出来て、それからテレビをつけて……」ピッ



726: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 01:31:37.22 ID:ybesHPGv0



『夏も間近! 魅惑の水着特集!』
『ここが穴場! 海水浴スポット』


提督(予想通り、男は水着でも完全ガードか)

提督(……って、うお!? 女性が胸を隠してない!? 半ヌーディストビーチ状態じゃないか!)

提督「…………」電源OFF

提督「…………」

提督「提督たるもの、深海棲艦を倒さずして元の世界に戻れるか!」

提督「もう少しここで頑張ってみよう。うん」

to be continued...?



727: ◆V2kTaHRVocol 2017/06/01(木) 01:34:46.72 ID:ybesHPGv0

これまでお付き合い頂き、ありがとうございます。

一先ず、この鎮守府での物語を終わりとします。読んで下さった方々には感謝です。

新しく書く際には、また読んでくれると嬉しいです。

続編は未定ですが、次は完全コメディでも書いてみたい。艦これ最高です。

では。

2018/10/10(水) /  SS TB(0) CM(0)

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ノワール

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最近オセロニアはまってます。
あと猫好きです。猫可愛いですよね?
課金力はデレステと
パズドラに入れてます。
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